■前回のあらすじ小4の隆志は、昆虫を飼いたいけれど、虫嫌いな母はなかなか許可をくれず…。そんなとき父から「真剣に向き合っているなら諦めるな」と言われる。そこで自分の好きを認めてもらうために猛勉強を開始することに…。 >>1話目を見る お父さんと話したあの日から、僕は真剣に昆虫や爬虫類の勉強をするようになりました。お母さんは僕が昆虫や爬虫類のことを勉強することは応援してくれたけど、悩んでいたようです。それから少しして、僕はいつものように森の入り口の近くで虫を探していたのですが…。僕は悲しさと、わかってくれない悔しさで机の上で泣いたまま、眠ってしまいました。お母さんの苦しみも知らずに…。次回に続く(全6話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・上坂シュウ/イラスト・ ますまゆ
2021年12月11日■前回のあらすじ森で見つけた昆虫を飼いたい小学生の隆志。しかし虫嫌いな隆志の母は大反対。隆志の父が「生き物を飼うことでいろんな知識を吸収できる」と母に話し、しぶしぶOKが出たのですが…。 >>1話目を見る 虫に興味をもった僕は、次々に飼育したい昆虫、爬虫類などが見つかり、お母さんにお願いするのですが…。そう決意したこの日から、僕は本気で勉強を始めました。お母さんに僕の真剣さを知ってほしかったし、何よりも僕は虫たちについてもっといろいろなことを知りたかったからです。だけど、ある事件が起きて…!次回に続く(全6話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・上坂シュウ/イラスト・ ますまゆ
2021年12月10日■前回のあらすじ父の転勤で、郊外へ引っ越してきた小4の隆志。しかし家の中にも昆虫が入ってきて、家族は四苦八苦。そんなある日、父に連れられて、父と森の奥へと向かったのだが…。 >>1話目を見る こうしてカブトムシを飼うことを許された僕はお父さんと一緒に飼育に必要なものをすぐに買いそろえました。そしてこの日から僕は昆虫に目覚めたのですが、お母さんは僕の気持ちを全然わかってくれなくて…。次回に続く(全6話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・上坂シュウ/イラスト・ ますまゆ
2021年12月09日僕は隆志、小学4年生です。お父さん・お母さん・妹の智子の4人家族です。お父さんのお仕事のカンケイで、僕たち家族はよく引越しをします。ある日、お父さんとお母さんがまた引越しの話をしていて…。こうして僕たち家族は、東京のマンションから田舎のおうちに引越すことになったのですが…。この引越しは、僕にとって特別なものになったのです。そこで僕は運命の出会いを果たしたのですが、あわせて家族を巻き込んだトラブルが発生してしまったのです…。次回に続く(全6話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・上坂シュウ/イラスト・ ますまゆ
2021年12月08日■前回のあらすじしばらくの時が過ぎ…、今日は小学生サッカーの地区大会。駿介は別のチームの所属になっていた。 >>1話目を見る 久しぶりに再開した美加さんと私。話は自然と、ファミレスに呼び出されたときのことになり…。あのときの美加さんは、私が仕事を断ってしまう前に伝えなきゃと急いでいて、靖子さんやさおりさんにも相談する時間がなかったそうです。美加さんは、「今は子どものためにサッカーチームのママのまとめ役として忙しくしているけれど、ゆくゆく子育てが落ち着いたらフルタイムで働きたいんだ」と明かしてくれました。子どもにスポーツを習わせることで親の仕事が増えてしまう…。習い事のサポート業務は、明確なルールがある場合もあれば、親たちの“粋な計らい”がエスカレートしていった場合もあり…。時にそれが、家庭の大きな負担にもなってしまうこともあります。決して悪いことばかりではありませんが、家庭によって環境や考え方も捉え方も違うもの。今回の決断がすべての家庭に当てはまる良い方法とは思いませんが、私たちなりに納得できる答えを出せたのかなと思っています。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年11月05日■前回のあらすじ他のママたちが加奈の仕事のチャンスを後押ししようとする中、美加だけは加奈に思いがけない提案をする。 >>1話目を見る あのファミレスでの出来事から半年ほどが過ぎました。あの後私は息子と話し合い、悩んだり調べたりした結果…美加さんが教えてくれたチームに移りました。このチームは美加さんが言っていた通り親の負担が少なく、私はあの時のチャンスを諦めることなく仕事のオファーを正式に受け、毎週企画会議に参加しては、仕事に本腰を入れています。そこで久しぶりに再会した美加さんと私。私は仕事が忙しく、美加さんと会うのは駿介が今のチームに移籍して以来はじめてのことでした。半年前のファミレスでの出来事についての話題になり…。次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年11月04日■前回のあらすじ悩んだ末、仕事のチャンスを諦めることにした加奈。そこに美加から緊急の呼び出しが! 行ってみると他のママたちも揃っていて…。 >>1話目を見る 駿介の本音を知り、私が仕事を続けられるよう会則に特例を設けようとしてくれるママ友たち…しかし私は申し訳ない気持ちになり、その計らいを断ることにしました。そんなとき、美加さんから想像だにしない提案が…!いままでずっと仲良くしてきた美加さんからの突然の勧めに、私は突き放されたように感じてしまいショックを受けました。この時は素直に受け止められなかったのですが、これには美加さんのある想いがあったのです…。次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年11月03日■前回のあらすじ自分の仕事と息子のサッカークラブ、どちらを優先するか悩む加奈ですが、息子の駿介が1人でサッカー練習をしている姿を見てしまい…。 >>1話目を見る 仕事を受けるか、子どもの習い事を応援するかで悩んだ私でしたが、その翌日ある決断をしました。しかし…。 そこで聞いたのは思がけない話でした。「最近、駿介が元気がない」と透くんが言っているのを聞いた美加さんが、透くんを通して駿介の悩みを聞き出したと言うのです。次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年11月02日■前回のあらすじ雨上りのグランドに集合し整備するママたち。みんながチームのためを思う中、加奈は仕事を優先させたいと思う自分がワガママに思えて…。 >>1話目を見る 新しく舞い込んだ仕事の依頼に「こんなチャンスは二度とない…」と思う一方で、「当番や引率を公平に引き受けなければならない」というクラブの会則が脳裏をよぎります。そこで…。夕暮れ時、駿介と家に帰りながら、ぼーっと何が正解なのかを考えていました。もちろん駿介にはサッカーを続けさせてあげたい、でも自分の夢だって叶えたい。そんなことを考えながら夕食の準備をしていると…。結局私は仕事を依頼してくれた編集部に「家庭の事情を調整したいので、数日だけ待って頂きたい」とだけ返信し、引き受けるかどうかの返事は出せないままでいました。次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年11月01日■前回のあらすじ加奈の仕事はタウン誌の記事ライター。ある日、大きなチャンスに繋がるオファーが入ってきた矢先、サッカーチームから連絡が来て…。 >>1話目を見る 新たな仕事のチャンスが来たことをうれしく思ったタイミングで、サッカーチームのママたちから召集がかかり、集まりに向かった私。雨上りのグラウンドはコンディションが悪くてあちこちに水たまりができているため、ママたちがあることをしないといけないのです。私も駿介の気持ちを尊重したいけれど、親の負担が多いことに困惑はしていました。もちろん、誰かがやらなければいけないことは分かっているのですが…。今回新たに依頼が来た仕事を受ければ、仕事の拘束時間が増えてサッカーチームの活動に支障が出てしまうことは目に見えていたけれど、なかなか諦められないでいました…。次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月31日■前回のあらすじ当番に試合の引率、連絡や会の運営…。不安に襲われつつも、先輩ママの美加に励まされて入会をした加奈だったが…。 >>1話目を見る 仕事を再開してから2年が経過し、仕事も頑張りたいけれど、サッカークラブの対応も疎かにできない…。私はそんなモヤモヤした気持ちを抱えたままでいました。そんなある日、仕事をしていると1通のメールが届きました。仕事の依頼が来て喜んでいたのもつかの間。私はサッカークラブのサポートに行く準備を始めました。次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月30日■前回のあらすじ1年前、サッカークラブの説明会で知ったのは、会に所属する以上親のサポート業務は必須という事実だった。 >>1話目を見る はじめは義務感だけの引率でしたが、試合で子どもたちが見せる真剣な姿に、自然と応援してあげたい気持ちが膨らんでいきました。チームのママたちと引率やお当番で行動を共にするうちに、仲間意識も芽ばえ、親しみも増していきました。子どもを通じてでなければ、話すこともできなかったママ友たちと、少しずつプライベートについても話すようになっていったのでした。子どもたちのサポートと自分の仕事になんとか折り合いがつけられるようになったと安心し始めた矢先。その状況が崩されてしまう、ある出来事が起こったのです…!次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月29日■前回のあらすじ子どもがスポーツをやるだけで、どうして親の負担がこんなに大きいのか? 思いつつもママ友仲間には愚痴れない加奈だった。 >>1話目を見る クラブに子どもが所属する以上、親のサポート業務は必須でした。そして内容は多岐にわたるものでした。例えば…。 一抹の不安を持ちつつも、私は会則を了承し入会手続きをすませたのでした。次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月28日■前回のあらすじ友だちに誘われ息子の駿介が入った地元のサッカークラブ。思い切り身体を動かせるのは良いけれど…。 >>1話目を見る そんなある日…。私たち3年生のママたちはとても仲が良く、特に透くんを1年生からチームに入れていた美加さんはまとめ役的な存在で、みんなから信頼されています。 私がサッカークラブについて「親の負担が大きい」と感じているのには、あるきっかけがありました。次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月27日私は早宮加奈。息子の駿介は小学3年生のサッカー少年です。同級生の透くんに誘われたことがきっかけで、サッカーに興味を持ったようです 。元気な駿介が思い切り身体を動かせる場所としては悪くない、私自身もそう考えてサッカークラブに入会させたのです。私自身も良いママ友に恵まれ、また駿介は仲良の良いチームメイトもでき楽しく過ごしていました。それから1年が経ち…。一見なんてことないサッカークラブ。しかし私はしばらくして、チームを続けていくのが難しいと感じてしまうことになるのです。次回に続く(全11話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ なせもえみ イラスト・ ユキミ
2021年10月26日娘と母の親子関係は距離感が近くなりがちなだけに、なかなか複雑ですよね。様々な悩みや葛藤を抱えるママも(娘も)多いのではないでしょうか?投稿者さんの娘は、中学3年の受験生。とても成績優秀で、保護者会ではママ友達に羨ましがられることもしばしば。しかし、投稿者さんは気がつかないうちに親子関係で超えてはいけないラインを超えてしまっていたのです。それは一体…。■娘の価値を自分に重ねてしまう母小学校から生徒会活動をし、中学では2年生で副会長を務めるまでになった娘が自慢のママ。ママ自身も、娘の評価を下げないために奮闘していました。その努力の結果をママ友から認められることが、ちょっとしたステータスに。しかし、中学3年になったら生徒会長に! と思っていた娘が書記になり、生徒会長は娘の幼馴染が務めることに。さらに成績もダウンするという悩みが出てきて…。成績も娘の幼馴染に抜かされ、保護者会でも幼馴染のママの周りに人が集まるようになり、これまでの誇らしかった生活から一転。さらに、ママ友から嫌味とも受け取れるメッセージを受け…。■比較ばかりする母にイヤな感情を抱く娘一方、娘の方は自分と他人を比較ばかりしたり、ママ友に娘自慢をしまくる母に辟易していました。ある日、生徒会の討論会でまとめた資料が好評だったので、それを母にも見せようと帰宅したところ…。玄関を開けた瞬間、娘の言い分も聞かず大激怒する母。なぜ、そんなに怒るのか…。とうとう、自分の中の糸がプツンッと切れてしまった娘。今まで溜め込んできた本音をぶつけます。娘に言われた決定的な一言で、自分は間違えていたのか?と思い悩む母。しかし、その後娘とのコミュニケーションで価値観に変化が生まれます。母と娘が共に成長できるような変化とは、どんなものだったのでしょうか?そして、そもそも比較グセがついてしまった要因とは何だったのでしょうか?こちらのエピソードには「その気持ちわかる…」という共感の声や、自分自身の子育てエピソードや親との壮絶な関係など…体験談も多く届きました!■親子関係の葛藤に共感の声が目白押し!どこか他人事とは思えないエピソードに共感の声がたくさん集まりました!・親子ともに大変だな…と感じました。親の良い評価欲しさに子どもへ「優等生」を押し付けちゃう。まぁ同じ親として「うちの子頑張ってるんです」っていう気持ちは分からんでもないけど。・子どもは親の自慢の種ではないと改めて思った。自分自身をありのままでよいと受け止められない人が、子どものありのままを受け入れられないようにも思った。・本当にこういう母親が多くて嫌になります。子どもは持ち物ではないです。競争道具ではないです。結果的に不幸に追い込んでいることをわかってほしいです。子どもとはいえ、全く別の人間であり、人生も違うので、静かに成功を祈り、幸せを見守ってください。それが親です。・こんなお母さんいっぱいいるんだろうな。でも愛情いっぱいなんだろうな。でもでも子どもにとっては苦しかっただろうな。でもでもでもお母さんわかってくれてよかったよね。・ただただ、これまでしっかりと信じれる自分を作り上げてきた経験のない人が不安で右往左往してるだけのように思います。その犠牲になってるのが子ども。かわいそうで見てられない。■自分自身の子育てや親との壮絶な関係など…読者からリアルな声も!読者から赤裸々な経験談も集まっています!・一人っ子の娘は、乳児時代マイペースで、まわりの同い年の赤ちゃんと比べがちになっていてやりきれない毎日でした。 おしゃべりもゆっくりで大丈夫かなと検診の日は憂鬱で仕方なかった。歩き出すのもマイペース。自分を責めてしまいがちでした。このままではいけないと思って、娘と二人でアクティビティに幼児教室や音楽教室、スイミングスクールに通うことに。 先生たちの言葉がけを参考にしながら娘と接するように。動物園、水族館にも出かけて刺激も少し与えてみたり。そしたら1才8カ月頃突然立ち上がって笑顔見せてスタスタ歩き出しました。今までのは何だったのか。幼稚園に通うようになると言葉も出だして、思わず娘を抱っこしてました。・娘は、素直で優しくて、私の事も大好きだと言ってくれていました。 ところが、ある日、娘のスマホを見たら、『私は母が嫌いです。勉強勉強うるさくて死にたいです。勝手に塾の日も増やしてるし、私と入れ替わって私の苦しみを味わえばいい』と、書いてありました。 娘は中学受験を望んでいたので確かに科目を増やしました。勉強についても宿題以外は私からは特に言いません。まさか、そんな風に思われていたのかと思うとショックと悲しみで娘との会話が出来なくなってます。普通に振る舞おうとしても気持ちが落ちてどうにもできません。娘が好きなようにさせるのが一番良いのかと思ってます。・実母も異常に嫉妬深くて、比べ癖がひどく、子どもは自分の自慢の材料くらいにしか思っていませんでした。高校は当時は県内トップの女子校に入りましたが、県外出身の母は偏差値がよくわかっていなかったみたいで、「えー〇〇ちゃん(親戚の子)と同じとこなんて。そんなとこ入っても、お母さん全然嬉しくなーい」って言われました。当時は子供だったので、母を喜ばせる事で私も幸せを感じていましたが、今考えたら、逆だと思います。私が喜ぶことで、母が幸せを感じるモノなんじゃないのかなって思います。・超学歴主義の母。高校受験の時、行きたかった高校の願書を勝手に母の行かせたかった高校へ変更されたり、頑張って採った80点は勉強が足りないと何時間も説教され、頑張らずに採った100点は、このぐらい出来て当然よね、とあしらわれていた。 大学受験では母の納得する大学に合格出来ず、負け犬だ!と言われた。一応誰でも知っている関西の有名私大に進学したけれど。結婚する時には、夫側の学歴が気に入らず、自分の周囲は高学歴ばかりだという内容の手紙を送りつけられたりした。親子の数だけ、様々な思いや価値観が存在します。投稿者さんは、どのような意識改革で悪化した親子関係を乗り越えたのでしょうか? 気になる連載はウーマンエキサイトに掲載されています!▼親子関係ってどうあるべき?/娘と私の境界線
2021年10月03日■前回のあらすじ自転車のトラウマを克服する! そう決めたママは、一緒に娘と自転車の練習をすることに。娘が転んで泣くとつい心配してしまうママに対して、夫が喝を入れて…。 >>1話目を見る 私は、これまでもできないことがあるとすぐにあきらめたり、逃げたりしてきました。でも、そんな姿がもしかしたら娘に影響しているのかもと思ったことがきっかけで自転車のトラウマを克服することに…。ふたりとも「怖い」「もうダメ」という思いを克服しながら、無事自転車に乗れるように。そしてこの機会に家族で自転車に乗るときのルールもしっかり確認しあいました。私自身、子どもを乗せてぐらついてしまう理由に、自転車に乗る技術的な問題と重さのバランスがあるのはわかっていたので、荷物とのバランスや平らな場所で停車するなど心がけるように。そして幼稚園の送迎は…。ご褒美には、家から河川敷で行ける距離にある地元の遊園地に遊びに行きました。娘には何でもチャレンジしてほしいと思っているのに、その目の前で不安ばかり口にして、何も行動していなかった私。そんな私の姿を見た娘にも、「怖い」という気持ちが伝染してしまったのかもしれません。今回の自転車チャレンジはふたりとも成功しました。でもこれからは失敗することもあると思います。それでも前を向いて娘とチャレンジしていこうと思います。※この漫画は実話を元に編集しています>イラスト・ ユキミ
2021年09月28日■前回のあらすじある日、娘が熱を出し…。自転車で病院に連れていこうとしたものの、「ママの自転車は怖い」と娘は頑なにママの自転車を拒否してばかり…。今後また同じようなことが起こったら…!? そう思ったママは…。 >>1話目を見る 夫の自転車には乗れても、私の自転車には乗れない娘。私の不安な気持ちが娘にも伝わってしまっていると感じた私は、自転車のトラウマを克服することにしました。そして娘にも自分で自転車に乗る楽しみを味わってもらおうとある提案をすることに。久しぶりに自転車に乗った私は、感覚がうまく取り戻せず、また娘を自転車に乗せたまま倒してしまったトラウマから「また転ぶのでは?」と思うと、なかなかスピードにも乗れずよたよたしてばかり。それに比べて娘は、補助輪付きの自転車は、意外にもすぐに乗れるように。しかし補助輪を外すと、どうしても怖いようで…。娘が泣いていると、どうしてもすぐに助けて、そして目の前の嫌なことを取り除いてあげたくなる私。でも、それこそが娘が始める前から恐れてしまったり、ダメだと思ったときに止めてしまおうと思ったりすることにつながるのかも…。そう思った私は、「自転車に乗れる」…他の人からみたらとてもささいなことかもしれないけれど、まずはそこから「逃げない」ことにしたのです。次回に続く!(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ユキミ
2021年09月27日■前回のあらすじある日、夫が代わりに娘のお迎えに行くと、自転車で帰れたことが嬉しかった様子の娘。だけど、ママの自転車に乗るのはイヤだと言って…。 >>1話目を見る 幼稚園への送迎は、私のときは歩き、夫がリモート出社のときは自転車で行うことに。夫の自転車には喜んで乗る娘。しかしじつは問題が何も解決していないことに気づいたのです。それはある日のこと…。これまで娘が熱を出したときは、夫がいれば車で送迎、夫がいないときはタクシーを利用していました。しかしこの日に限って、どちらも頼れない状況に。娘を自転車に乗せて、病院に連れて行こうとしたのですが…。娘が私の自転車を拒否するのは当たり前のこと。何より私自身が怖がっているのだから。結局、娘をおんぶして病院まで連れていくことにしました。この日は、ただの風邪でしたが、今後また同じようなことが起こったら…!? 私は勇気を振り絞ることにしたのです。次回に続く!(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ユキミ
2021年09月26日■前回のあらすじ以前娘を乗せたまま自転車を倒して以来、自転車に乗ることを封印した真由美。しかし5歳になる娘が自転車で幼稚園から帰宅する友だちをうらやましがっているのを知り、何とかしてあげたい気持ちはあるものの…。 >>1話目を見る 自転車での幼稚園送迎に憧れる娘。過去の事故から勇気が出せない私は、思い切って夫に相談してみると…。「歩きで恥ずかしかった」という娘の本音を聞いて、さすがにショックを受けました。でも一番の問題は…!?自転車を倒してから何度か娘には「ママ、自転車乗らないの?」「自転車でお迎えに来てくれないの?」と聞かれていました。でもそのたびに、「ママの自転車だと危ないから」「ママ、自転車乗るのが怖くなっちゃったの」と答えてきました。そうして娘は、私に自転車について聞いてくることはなくなったのですが…。知らず知らずのうちに私は、娘に「自転車は怖い」を植え込んでしまったのかもしれません…。次回に続く!(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ユキミ
2021年09月25日■前回までのあらすじ好きなことをやれる我が子に嫉妬する、心の中にいる幼い頃のハム子。「でも過去の私が強ければこんなことにならなかった」と思う自分も。しかしこれこそが自分で自分を傷つけている原因だと気付き…。■私のツラい人生は過去の自分のせい?この時、ようやく過去の自分を許すことができました。よく本などで「ありのままの自分を受け入れよう」とか、「等身大の自分を愛そう」という言葉を目にしてはいましたが、今まではそれがいまひとつピンと来ることがありませんでした。でも、この時「ああ、こういうことか…」と、ストンと腑に落ちたのです。→次回に続く※この物語は私の経験を基に、一部編集しています。
2021年09月24日私は真由美。パート勤務をしています。じつは私…自転車が苦手です。ひとりで乗る分には大丈夫だけれど、子どもを乗せるとバランスが難しくてよたよたしてしまうのです。このときは幸い娘はかすり傷程度でしたが、私のなかでは大きなトラウマとなりました。幼稚園からの帰宅は、自転車を使う人が多く、いつも友だちをうらやましそうに見つめるみちる。歩きのために、娘が好きな参加型テレビの時間には間に合わず、いつもがっかりさせてばかり。また買い物も歩きのため、最近では「みちる、買い物行きたくない」と言われるようになってしまい…。でも私のせいで娘を危険にさらすのでは? という思いから私はどうしても前に進むことができませんでした。次回に続く!(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ユキミ
2021年09月24日■前回までのあらすじ子どもが産まれてから自分の幼かった頃の記憶とリンクするようになるハム子。そこで思うのは、母は子どもが望む愛には無関心だったこと…。そのため子どもを尊重してあげられる親になりたいと思うハム子だったが…。■自分の子どもは好きなことができるのに、なぜ自分は…? 私は今までずっと、過去の自分を責めていました。「過去の自分が、もっと自分の意志を貫き通せばよかったのに」と、過去の自分を許せませんでした。でもそれこそが、自分で自分を傷つけている原因であることに気付いたのです――。→次回に続く※この物語は私の経験を基に、一部編集しています。
2021年09月23日「まだ市村さんの長男であることは正式には発表されていませんが、ミュージカルファンたちの間では“初の親子共演では!?”と話題になっています」(舞台関係者)7月1日、10月7日から本公演が開幕するミュージカル『オリバー!』の子役キャストが発表された。総勢54人の子役が並ぶ中、そこには思わぬ名前が――。市村正親(72)の長男(13)が出演するというのだ。「市村さんはフェイギンというギャング団の頭領役として出演し、息子さんはその一味を演じます。彼が舞台に出演するのは初めてだといいます」(前出・舞台関係者)父親との初共演には長男も胸を躍らせていることだろう。しかし、いっぽうで両親はその約3週間後に苦渋の決断をくだす。7月24日、市村と篠原涼子(47)は15年半の結婚生活に終止符を打った。「市村さんは、昨年からコロナ禍での家庭内感染を防ぐために別居生活を始めたことで“新しい家族のカタチ”を考え、決断したことをコメントの中で明かしていました」(スポーツ紙記者)本誌も、市村と2人の息子が住む自宅からほど近くにある高級賃貸マンションに帰宅する篠原の姿をたびたび目撃している。そのつど、篠原の所属事務所は市村との不仲を否定し、期間限定の別居であると本誌に強調していたが、そのまま離別することとなった。離婚に際し、慰謝料も財産分与もないということだが、市村にはどうしても“譲れないもの”があった。息子2人の親権だ。市村がコメントで《人生の先輩である私の強い希望で、親権は私が持つことを受け入れてくれました》と綴っていることからもその強い意志がうかがえる。それもそのはず、市村は老体に鞭打ちながら息子たちに全身全霊で愛を注ぎ続けてきた。■2人の息子は「パパみたいな役者になりたい」「市村さんは、長男が生まれる時期に合わせて3カ月の産休を取り、篠原さんの母親学級にも一緒に付き添ったといいます。料理をはじめ、休日には息子さんが自宅で座る椅子も自分で作ったそうです。還暦目前で初めての子宝に恵まれたことが本当にうれしかったのでしょう」(市村の知人)市村はかつてインタビューでこう喜びを爆発させていた。《生まれたばかりの息子を抱いたとき、僕は『ああ俺の子だ、俺の次世代の人間だ』って強く思った。そして、『おまえのこと、59年間待ってたんだよ』ってささやいていましたね》(『AERA with Baby』’10年10月号)そして、’12年2月には次男が誕生。成長した息子たちは、徐々に市村の仕事にも興味を持ち始める。「市村さんが舞台に出演すると、2人はよく見に行ったそうです。 特に長男はミュージカルにハマり、市村さんの出演が決まると大喜びしたといいます」(前出・知人)そして、2人ともいつしか父親の背中を追うように。市村はこう語っている。《将来は、2人ともパパみたいな役者になりたいそうで。上の子ははっきりと「自分はこの世界で生きたい」と言っていますし、下の子は「僕はパパがやった役を全部やりたい」って》(『婦人公論』’20年4月14日号)市村もそんな息子たちの思いに全力で応えていたという。「2人とも自分と同じ道に進みたいと思ってくれたことが市村さんはうれしかったようで、自宅ではよく2人の発声練習を指導しているそうです。また長男はクラシックバレエやタップダンスも習っているといいます」(前出・知人)■「子供たちの前じゃ手は抜けないだろ、市村!」出産後は女優業をセーブし、母親として全力で家庭を支えてきたのは元妻の篠原も同じ。しかし、息子たちの成長とともに彼女の“自我”が顔を出し始める。「篠原さんは子育てがある程度落ち着くと、毎年のように主演作を抱えるように。市村さんは『母親はできれば子供のそばにいてほしい』と思いながらも、女優業に生きがいを感じる妻の生き方を尊重していました。しかし、次第に篠原さんは打ち上げなどで遅くまで家に帰らないことが増え、市村さんともしばしば言い争うようになりました。市村さんと別居すると、自宅にはたまに帰るのみで、代わりに家政婦さんがほぼ住み込みで、息子たちの面倒を見るようになったそうです」(篠原の知人)別居中の昨年7月下旬、息子たちが通う私立小学校の保護者同伴の説明会に出席する市村の姿を本誌は目撃。ほとんどの子供は両親と参加していたが、そこに篠原の姿はなかった――。そして、溝を埋めることができないまま離婚を選んだ市村と篠原。72歳という年齢でありながら、市村が親権を死守した陰には、息子たちへの“継承”が影響していると、前出の知人は言う。「市村さんの年齢でやんちゃ盛りの男の子2人を育てるのは体力的にもかなりしんどいはず。しかし、市村さんにはミュージカル俳優の大先輩として“自分が息子たちを後継者として育てないといけない”という使命感があるといいます。もちろん篠原さんも息子たちの夢は応援していると思います。しかし、彼女のライフスタイルを考えた市村さんとしては“涼子には任せておけない”という思いもあるそうで、親権を獲得することで公私とも責任を持つ“最後の意地”を見せたのではないでしょうか」市村は『オリバー!』出演に際し、こう意気込んでいる。《72年生きてきて、芸歴50年になろうとする僕の、「それでもまだこの男はもがいているぜ」「輝いているぜ」って姿を子供たちに見せるために、神様が采配してくれているんじゃないかなと思います。そして僕に対しても、「子供たちの前じゃ手は抜けないだろ、市村!」と言っている気がしますね》(『ステージぴあ』’21年7+8月号)ミュージカルを舞台に、市村の“子育て第2章”が今、幕を開けようとしている――。
2021年08月02日■前回までのあらすじ妊娠し、母親学級に行くと「里帰り出産」が参加者の話題に。「親との関係が良くないから帰らない」と伝えると、「なんだそんなこと」と言われて…。■「自分の考えが正しい」と信じる母みたいな人に出会ったときこの頃になると、随分と考え方が強くなっていました。今までのような「他人や世間一般の考えが正しい答え」とするのではなく、「自分の中で出した答え」を大切にできるように。いま思えば、子どもの頃は家でも学校でもどこでも、「皆と同じようにすることが正しい」「一般的な考え方が正しい」と学ぶ機会が多かったなぁと思います。だから、「一般的ではない考え方=ダメなこと」だと思ってしまっていました。でも、そんなことはない。たとえ一般的な考えではなくても、自分にとってベストの考えなら、それでいい。それに気付いたら、生きるのがとてもラクに、楽しくなっていきました。→次回に続く※この物語は私の経験を基に、一部編集しています。
2021年07月23日■前回のあらすじ歩くこと、話すことなど、すべてにおいて娘より成長が早い亜美ちゃん。「まだできないの?」と亜実ちゃんママに聞かれる度に、嫉妬心が持ち上がってしまい…。 >>1話目を見る 翌朝、可乃はいつもよりも早起きして、朝からキッチンに立ってくれました。昨夜、遅く帰り、可乃の食事作りを見損ねた夫は、その姿を見てとても嬉しそうでした。そして、夫のある一言で、私の中のモヤモヤが晴れることになるのです。私が比較するのは、いつも亜美ちゃんばかり。可乃自身の成長を、見ようとしていなかったのです。周りと比べたって意味がない。それに気づいた私は、肩の荷が下りたような気持ちでした。その後、別のママ友から「最近の亜美ちゃんママ、嫌味な発言が多くない?」「可乃ちゃんママへのマウントすごいよね」とメッセージが届きました。それを見て、私はどうしてこんな狭い画面の中で得意がったり、落ち込んだりしていたんだろうと、むなしくなりました。 可乃はきちんと自分の意思で歩いているのに、恥ずかしい…。でも、そんな時に思い出したのは、「料理は絶賛するレベル」という可乃の声でした。「私の誇れること」を突き詰めるため、料理の勉強を始めようか、それともお弁当屋さんで働いてみようか……これからゆっくりと、“自分のための時間”をどう過ごすか考えてみたいと思っています。私は自分と娘の間の境界を混同して考えていました。娘の自慢は私の自慢、娘ができないことは私ができないこと。娘の成長を気にするうちに、私は自分の境界を越えて娘の中にまで入り込んでいたのです。「親子だから」といって超えてはいけない境界がある。娘が言葉にしてくれるまで気づかなかった自分自身に呆れつつも、それでもまだきちんと理解できていない部分が出てくるかもしれません。そのときは「その言葉は誰のため?」「自分のイライラは自分のもの」と境界を見定めていきたいと思います。※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ タキノユキ
2021年07月10日■前回のあらすじ怪我の手当てをしてくれた上に、私のことをフォローしてくれる可乃。でも「私は、お母さんの価値を上げるための道具じゃない」と言った娘の言葉の意味を考えてしまい…。 >>1話目を見る 「可乃はもうなんでも一人でできるんだ…」。夕食後、私は食器を洗ってくれる可乃を見ながら、小さく生まれて発達も遅かった、赤ちゃんの頃の可乃を思い出していました。先生からは「可乃ちゃんのペースで成長しているから、心配ない」と言われていたけれど、ほかの子を見て落ち込むこともたくさんありました。そして、そんな時に出会ったのが、亜美ちゃんママでした。亜美ちゃんママに悪気はなかったのはわかります。でも、娘の発達の遅れを気にしていた私にとって、歩くことができる子どもを見ること、さらにはそれを当たり前のこととして話す亜実ちゃんママの言葉に強烈な嫉妬心を持ってしまいました。その後も同じマンションに住む亜美ちゃんママとはちょこちょこ顔を合わせる機会があって…。1歳半健診では、言葉の遅れを指摘され、わかっていたこととはいえショックだった私。「ベビーカーまだ乗ってるの?」、「可乃ちゃんはまだ?」…そんなことを会うたびに亜美ちゃんママから言われていた私。いつしか子どもの成長度合いを測るときには、いつも亜美ちゃんを見るようになってしまいました。可乃が自転車に乗れるようになった時には、“可乃が自転車に乗れたこと”より、“亜美ちゃんより先に乗れたこと”が嬉しくて、嬉しくて…。そんなことを考えるうちに、私は「可乃の成長に対する“不安”から、可乃と亜美ちゃんを比較していたのかもしれない」と気づきました。でも、この不安は私のもので、可乃には関係ありません。私と可乃は別の人格で、境界がある。「比べることを止めるにはどうしたらいいの…」。私は自問自答を繰り返していました。次回に続く(全7話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ タキノユキ
2021年07月09日■前回のあらすじ成績が下がった娘を叱ったところ、「人が羨ましいなら自分で自分をどうにかして!私はお母さんの価値を上げるための道具じゃない!」と言われる。ショックを受けた私は、包丁で手を切ってしまい…。 >>1話目を見る 【母sideSTORY】娘に言われた言葉にショックを受けたまま料理をしてしまい指を切ってしまった私。気づくと娘が私の手を消毒して手当をしていました。その後、可乃が傷口を消毒して、絆創膏を貼ってくれました。小さな頃は、「大丈夫、大丈夫」と、私が可乃の頭をなでながら看病していたのに、いつの間にか逆転しているなんて。幸い、傷はそれほど深くなく、すぐに血は止まりました。これまで、お手伝いをしてもらうことはあったけど、食事を全部一人で作ってもらうことはなかったので、私の知らないところで娘が成長していたことに驚きました。気まずそうな顔をしながらも、一生懸命私のことをフォローしてくれる可乃。人を労わる気持ちを持って育ってくれたことをうれしく思いながらも、ずっと自分が娘にしてしまった行為を考え続けていました。口論の際に娘が言った「私は、お母さんの価値を上げるための道具じゃない」という言葉。それはわかっているつもり。でも私はどうすれば良かったのか、まだわからなくて…。次回に続く(全7話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ タキノユキ
2021年07月08日■前回のあらすじ小さい頃から私と友人の亜美を比べる母は、中学の生徒会活動でも比較してきて…。生徒会活動の頑張りが先生たちにも高評価だったので、母も喜んでくれると思っていたら…。 >>1話目を見る 【娘sideSTORY】私の思いを汲み取ろうとせず、成績や生徒会でのポジションばかり気にする母に、イライラは募るばかり。そして、帰宅早々、「亜美ちゃんに負けるなんてありえない!!」と怒鳴られたことで、自分の中の糸がプツンッと切れてしまいました。今まで溜め込んできた本音をぶつけると、母は驚いていました。その後、慰めのつもりか「勉強が大変なのはわかる」と言っていたけど、結局は「私が受験生の頃はもっと勉強したし、親に歯向かうこともしなかった」とお説教に。生徒会の件も、「たとえ書記でも応援してきた」と言われ、「役職ではなく、ただ人の役に立ちたい」と思って生徒会をやっている私の気持ちを、お母さんはまったくわかっていないんだとガッカリしました。そして…。謝るのも癪だなとは思ったけど、夜になっても家が静まり返っていることが気になり、私はリビングに向かいました。するとキッチンに、手を血だらけにして一人で応急処置をしようとしているが母がいたのです。次回に続く(全7話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ タキノユキ
2021年07月07日■前回のあらすじこれまでずっと学年トップだった娘。しかし期末テストでトップに立ったのは、新しく生徒会長になった亜美ちゃん。それを知ったママ友から連絡が来て…。 >>1話目を見る 【娘sideSTORY】私は、中学3年生の可乃。いつの頃からか母は、同じマンションに住む同い年の友人・亜美と私を比べるような発言をするようになりました。私は小さい頃からそれがずっと嫌でした。中学になると、亜美とはクラスが離れ、ほかに仲の良い友だちができました。お母さんからも亜美の話題が出なくなって、ホッとしていたのですが…。今度は、私のことをママ友に自慢げに話す姿を見る機会が増えていったのです。そして、生徒会選挙が行われ、亜美が生徒会長、私はサポート役に回れる書記に就きました。お母さんは納得してくれなかったけど、私は心の底から書記の仕事を楽しんでいました。そして1学期が終わる頃、生徒会で私の提案による“討論会”が行われることになったのです。討論会をまとめた資料はとても好評で、家でも学校でも頑張った甲斐があったと思いました。「このところ不機嫌な母も、これなら褒めてくれるかも」。そう思って資料を持ち帰ったのに、玄関を開けた瞬間に母は大激怒。討論会の準備で、1学期の期末テスト勉強が疎かになってしまったことは反省しているけど、2学期からはまた勉強も頑張るつもりでいました。それなのに、また亜美と比較して、私の言い分も聞かずに声を上げる母に対して、黒い感情が押し寄せました。次回に続く(全7話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ タキノユキ
2021年07月06日