株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原 正昭)は、15~69歳の男女を対象とした新企画調査「美容調査2023」を実施しました。この調査は、スキンケアアイテムの使用頻度や肌悩み、美容家電の認知等の“顔”に関する《フェイスケア編》、季節別の入浴頻度や身体の部位別の悩み、ボディメイクアイテムの保有状況等の“身体”に関する《ボディケア・ボディメイク編》、ヘアケアアイテムの使用頻度や髪・頭皮悩み等の“髪”に関する《ヘアケア編》の3編で様々な角度から「美容」に関する意識・行動等を捉えます。本調査レポートは有償にて販売していますので、詳細は最下段をご参照ください。今回は調査結果の一部を抜粋してご案内いたします。『美容調査2023』 美容調査2023■調査結果のポイント紹介・外見について、男性は“異性”からの評価、女性は“同性”からの評価が気になる・男性は「口腔内・オーラルケア」、女性は「髪の毛・ヘアケア」への美容意識が最も高い・理想の肌状態の女性1位は「透明感がある」。年代差が小さく、どの年代でも支持される・髪・頭皮悩みは、男女ともに「白髪」が1位。女性は「くせ・うねり」悩みも高い・買いたい理美容家電メーカー・ブランド1位は「Panasonic(パナソニック)」■調査概要調査名 :美容調査2023※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている調査結果の一部を抜粋してご紹介いたします。調査期間:2023年11月13日(月)~2023年11月18日(土)調査対象:全国に居住する15~69歳の男女調査方法:インターネット調査回答者数:4,000名※母集団人口構成比に準拠してサンプル設計、回収を実施。【調査結果1】外見について、男性は“異性からの評価”、女性は“同性からの評価”が気になる美容意識・価値観の1つとして、「A:外見について、同性からの評価が気になる」「B:外見について、異性からの評価が気になる」のどちらの考えに近いかを確認したところ、男性は、20代ではAとBの考えが拮抗するものの、20代以外の年代ではBの“異性からの評価”が気になる割合が高い。60代が最も高く、7割強がBの考えだった。対して、女性は一貫してAの“同性からの評価”が気になる割合が高く、年代が上がるにつれてその傾向は高まり、60代では8割半が同性からの評価を気にする結果となった。Q. あなたのお考えは、次にあげるA・Bのどちらに近いですか。(単一回答)図表1【調査結果2】男性は「口腔内・オーラルケア」、女性は「髪の毛・ヘアケア」への美容意識が最も高い部位別にどの程度「美容」を意識しているか確認したところ、男性は、「とても意識している」「意識している」「少し意識している」を合わせた「意識している計」が、“口腔内・オーラルケア”で半数を超え最も高く、次いで“髪の毛・ヘアケア”、“顔・フェイスケア”、“ボディケア・ボディメイク”という順だった。女性は、“髪の毛・ヘアケア”が7割強と高く、次いでほぼ同程度で“顔・フェイスケア”、“口腔内・オーラルケア”、“ボディケア・ボディメイク”という順で、男女とも相対的に“ボディケア・ボディメイク”への意識が低かった。なお、女性は「とても意識している」の割合でみると、“顔・フェイスケア”の割合が16.1%で最も高い。Q. あなたは、以下の部位について、どの程度「美容」を意識していますか。(各単一回答)図表2【調査結果3】理想の肌状態の女性1位は「透明感がある」。年代差が小さく、どの年代でも支持される理想の肌状態について、男性は「ハリがある」「ニキビ・吹き出物がない」「脂っぽくない」「しみがない」「シワがない」がTOP5。男性1位の「ハリがある」は60代で最も高く、10-20代との年代差が顕著。一方で「ニキビ・吹き出物がない」は男性10代が5割強と高い。女性は、「透明感がある」「ハリがある」「しみがない」「毛穴が目立たない」「キメ細かい」がTOP5。女性1位の「透明感がある」は他の理想の肌状態と比べて年代差が小さく、いずれの年代でも支持されている。「ハリがある」「しみがない」という加齢により顕在化する悩みについては、年代差が大きく、特に50-60代において高い。Q. あなたにとって理想の肌とは、どのような状態の肌でしょうか。特に理想とする状態の上位3つをお答えください。(複数回答)図表3-1図表3-2【調査結果4】髪・頭皮悩みは、男女ともに「白髪」が1位。女性は「くせ・うねり」悩みも高い髪や頭皮の悩みについて、男性は「白髪」「髪が薄くなってきた」「抜け毛」「髪が細くなってきた」「フケがでる・でやすい」がTOP5。上位の「白髪」「髪が薄くなってきた」はいずれも、10-20代では1割を下回り低いものの年代が上がるにつれ高まる。「フケがでる・でやすい」は10代が顕著に高く、20-50代は同程度で推移し、60代で低下する。女性は「白髪」「くせ・うねりがある」「パサつき・乾燥」「抜け毛」「ツヤがない」がTOP5。「白髪」悩みは、20代までは1割を下回るものの30代で2割半と高まり、40代は5割強と30代の倍以上に高まり、50-60代は6割台。「くせ・うねりがある」は10代で約4割と高く、20代で一旦低下するものの30代以降でまた高まり、40-50代が4割半と高い傾向。Q. あなたの髪や頭皮の悩みとしてあてはまるものをお答えください。(複数回答)図表4-1図表4-2【調査結果5】買いたい理美容家電メーカー・ブランド1位は「Panasonic(パナソニック)」買いたいと思う「理美容家電メーカー・ブランド」は、いずれの年代でも「Panasonic(パナソニック)」が1位だった。ただし、男性50-60代は「メーカー・ブランドは気にしない」が6割弱と顕著に高い。また、男性10代と30代は「シャープ(SHARP)」が他の年代と比べて高い。女性10代は、「ダイソン(Dyson)」「シャープ(SHARP)」「リファ(ReFa)」が女性計と比べて5ポイント以上高く、「サロニア(SALINIA)」は女性計と比べて10ポイント以上高い。また、「メーカー・ブランドは気にしない」が他の年代と比べて顕著に低い。Q. あなたが、理美容家電を買うとした場合、買いたいと思う「メーカー・ブランド」をお答えください。(複数回答)図表5-1図表5-2― 本レポートについて ―今回のリリースでご紹介した「美容調査2023」は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかった美容に関する成分・脱毛状況・オーラルケア意識等、幅広いトピックを有償版では多数掲載しています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。【レポート販売のご案内】■アウトプット『美容調査2023』(1)調査報告書(PDFデータ):2024年3月完成(2)集計データ(Excelデータ):単純集計表・クロス集計表一式◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。【都度お見積りさせていただきます】※当社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。■調査購入のご案内《フェイスケア編》定価390,000円(税別)・MDBメンバー価格370,000円(税別)《ボディケア・ボディメイク編》定価350,000円(税別)・MDBメンバー価格330,000円(税別)《ヘアケア編》定価320,000円(税別)・MDBメンバー価格305,000円(税別)◆3編セット価格定価998,000円(税別)・MDBメンバー価格960,000円(税別)※MDBメンバー価格は、当社会員制情報提供サービス「マーケティング・データ・バンク」にご登録いただいている事業所に限らせていただきます。【お問い合せ先】株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22担当 : 山口・荒木TEL : 03-3578-7607FAX : 03-3432-0109Email: info_mlmc@jmar.co.jp 本件引用の際は、お手数ですが、上記宛てに掲載紙をご送付ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月21日株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原 正昭)は、1998年から毎年実施している「健康ニーズ基本調査」を今年も実施しました。この調査は、15~79歳の男女を対象として「健康」に関する様々な側面を明らかにします。2023年調査では、新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられた後の、生活者の健康意識や行動を捉えました。コロナ前後はもちろんのこと、健康意識や生活行動について10年単位の長期的変化を捉えることができます。本調査レポートは有償にて販売していますので、詳細は最下段をご参照ください。今回は自主企画調査の結果の一部を抜粋してご案内いたします。健康ニーズ基本調査2023: 健康ニーズ基本調査2023■調査結果のポイント紹介本リリースでは、10年という長期の時系列比較から得られた生活者の健康に対する意識・考え・行動を一部ご紹介させていただきます。●病気、若さ、美容など、様々な理由による「やせたい・太りたくない」意識は微増傾向が続く●10年で増加した気になる用語は「BMI」「低糖質」「アンチエイジング」「腸内フローラ」「免疫力」●健康・美容を意識した食生活の行動キーワードは、「水」「たんぱく質」「発酵食品」「肉」「糖質」●「機能性表示食品」は言葉としての認知は進むが、よく知っている人は1割と少ない●健康に関する情報源の年代差が顕著。若年層は「SNS」がテレビを大きく上回る■調査概要調査名 : 健康ニーズ基本調査2023※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている調査結果の一部を抜粋してご紹介いたします。調査期間: 2023年9月16日(土)~2023年9月28日(木)調査対象: 日本能率協会総合研究所が保有する「モニターリサーチ・システム」(一都三県に居住する15~79歳までの男女)調査方法: オフライン調査(郵送等)回答者数: 1,600名性別・年代・エリアの母集団人口構成比に準拠したサンプル回収URL : 【調査結果1】病気、若さ、美容など、様々な理由による「やせたい・太りたくない」意識は微増傾向が続く健康について、「やせたい・太りたくない」という考え・意識の微増傾向が続いている。「やせたい・太りたくない」の背景にある理由は、いずれも微増傾向で、「若さを保つため、やせたい・太りたくない」は2013年23.5%→2023年31.9%と8ポイント以上増加し、3割台。その他「美容のため、やせたい・太りたくない」「病気にならないため、やせたい・太りたくない」「身軽に動くため、やせたい・太りたくない」いずれも5ポイント以上増加している。Q. 健康についての考え方や行動について、あなたにあてはまることは?(複数回答)図表1【調査結果2】10年で増加した気になる用語は「BMI」「低糖質」「アンチエイジング」「腸内フローラ」「免疫力」70以上の健康に関する用語の中で、この10年で「気になる健康に関する用語」として10ポイント以上増加した用語は「アンチエイジング」「腸内フローラ」「BMI」「低糖質(ロカボ)」「免疫力」の5つ。特に「アンチエイジング」は2013年15.6%→2023年37.1%と、この10年で20ポイント以上増加した。「低糖質(ロカボ)」は、初めて調査した2016年の3.0%から10ポイント以上増加し、14.1%。Q. あなたご自身が気になっている健康に関する用語は?(複数回答)図表2【調査結果3】健康・美容を意識した食生活の行動キーワードは、「水」「たんぱく質」「発酵食品」「肉」「糖質」食生活で積極的に実施していることを長期でみると、上位の「朝食は必ず食べる」「野菜を多く食べる」「三食欠かさない」は微減傾向。一方で、増加している傾向は、「なるべく水を飲む」が2013年35.5%→2023年42.3%、「肉を食べる」が2013年20.9%→2023年27.4%で5ポイント以上増加。「発酵食品を食べる」は初めて調査した2017年34.0%→2023年38.3%、「大豆など植物性たんぱく質を食べる」は2013年27.6%→2023年31.8%と4ポイント以上増加。「なるべく糖質を摂らない」は10.4%と高くはないものの、初めて調査した2015年比で5ポイント以上増加している。Q. 食事や食生活で、あなたが健康や美容を意識して、積極的に実行していることは?(複数回答)図表3【調査結果4】「機能性表示食品」は言葉としての認知は進むが、よく知っている人は1割と少ない「特定保健用食品(トクホ)」「機能性表示食品」「栄養機能食品」それぞれの認知を時系列比較したところ、「機能性表示食品」の「意味をよく知っている」「聞いたことがあるが意味はよく知らない」の“認知計”は順調に増加しており、2023年は93.3%が認知していた。最も認知率が高い「特定保健用食品(トクホ)」は98.6%。ただし、いずれも「意味をよく知っている」でみると、「特定保健用食品(トクホ)」は減少が続き3割弱で、「機能性表示食品」は微増が続き16.7%と意味までしっかりと把握している人の割合は低い。Q. あなたは次のことばをご存知ですか?(単一回答)図表4【調査結果5】健康に関する情報源の年代差が顕著。若年層は「SNS」がテレビを大きく上回る健康に関して参考にしている情報源は、全体で「テレビの生活情報・バラエティ番組」が最も高く3割強だが、性年代によって傾向は大きく異なる。年代が高くなるほど、テレビや新聞記事といった昔からある媒体を参考にする傾向が高く、男性70代は「健康に関する新聞記事」が4割を超えて高い。なお、若年層の情報源がインターネット中心である傾向は予測できるものの、年代差は非常に顕著だった。特に女性10-20代は、「SNS(Instagram・X 旧Twitter)」からが最も高く5割台と、非常に高い。一方で、「テレビの生活情報・バラエティ番組」は2割台で、「健康に関する新聞記事」に至っては、0~2%台とごくわずか。なお、「SNS(Instagram・X 旧Twitter)」からの情報収集は、40代以降で低下し、60代以降は男女ともに1割を下回る。Q. あなたが健康に関して参考にしている情報源は?(複数回答)※各年代で最も高い情報源の数値をラベル化図表5-1図表5-2― 本レポートについて ―今回のリリースでご紹介した「健康ニーズ基本調査2023」は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかった栄養素・健康用語・気になる症状等、幅広いトピックを有償版では多数掲載しています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。【レポート販売のご案内】■アウトプット『健康ニーズ基本調査2023』(1)調査報告書(PDFデータ):2023年11月完成(2)集計データ:単純集計表・クロス集計表一式◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。【都度お見積りさせていただきます】※当社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。■調査購入のご案内・定価470,000円(税別)・MDBメンバー価格440,000円(税別)※MDBメンバー価格は、当社会員制情報提供サービス「マーケティング・データ・バンク」にご登録いただいている事業所に限らせていただきます。【お問い合せ先】株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22担当 : 山口・荒木TEL : 03-3578-7607FAX : 03-3432-0109Email: info_mlmc@jmar.co.jp 本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月05日浮気・不倫調査や結婚信用調査、素行調査などを行うHAL探偵事務所は、探偵事務所に浮気調査を依頼した経験のある人を対象に、「浮気調査で判明したパートナーの行動」に関する調査を実施しました。■探偵事務所に調査を依頼し、明らかになったこととは?パートナーに浮気の疑いがあったとき、どうしたら良いのでしょうか。探偵事務所に調査を依頼するという方法もありますが、「探偵に依頼するなんて…」という人もいるかもしれません。しかし、個人で浮気現場を押さえるのは難易度が高く、確証がないまま問い詰めても、浮気を認めることは少ないのではないでしょうか。かといって、そのままの関係を続けていると浮気がエスカレートしていく可能性もないとはいえないでしょう。では、実際に探偵に浮気調査を依頼した人は、パートナーのどのような言動が決め手となったのでしょうか。また、浮気調査を依頼した人の中には、とんでもないようなエピソードを経験した人もいるかもしれません。そこで実施した今回の調査。浮気調査のどんな実態が明らかになったでしょうか。■なんで浮気調査を依頼した?決め手となったパートナーの言動とははじめに、探偵事務所に浮気調査を依頼した理由を聞きました。「探偵事務所に浮気調査を依頼した理由として近いものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「素行を知りたいため(将来、浮気しそうなのかどうか)(42.6%)」と回答した人が最も多く、次いで「浮気をしているのか気になったため(42.5%)」「浮気や不倫をしている証拠を得たかったため(34.4%)」「交友関係を知りたいため(24.5%)」と続きました。次に、浮気調査を依頼することになった決め手やタイミングについて調査しました。「浮気調査を依頼する決め手となったのは、パートナーのどのような言動(またはタイミング)でしたか?」と聞いたところ、「スマホやSNSなどで連絡を取り合っていることがわかったとき(24.9%)」との回答が最多に。次いで「会話が少なくなった、帰宅時間が遅くなった、そっけない態度に変わったときなど(24.6%)」「他のパートナーと親密な関係があるという疑いが生じたとき(15.8%)」「別のパートナーと頻繁に会っている疑いがあったとき(13.9%)」「デートの機会(直接会う機会)が減ったとき(7.5%)」と続きました。パートナーが他の誰かと連絡を取り合っている様子が見られたり、自分への連絡が少なくなったと感じた時に、浮気調査に踏み切る人が多いようです。■探偵事務所選びのポイントは、「料金」「信頼性」「知名度」先程の調査で、パートナーが他の相手と連絡を取り合っていることがわかった際、調査依頼を決めたという人が多いことがわかりました。それでは、探偵事務所を選ぶ際にはどのようなポイントを重視したのでしょうか。「探偵事務所を選ぶ際、どのようなポイントを重視しましたか?(複数回答可)」と尋ねたところ、「料金(安さ、成功報酬などの料金体系)(40.9%)」との回答が最も多く、次いで「信頼性(協会加入など)(39.4%)」「知名度(事務所の大きさ)(35.0%)」と続きました。4割以上が料金を重視すると回答しています。その理由について詳しく聞きました。◇料金を重視している理由は?・空振りだったときの費用が痛いから(30代/女性/広島県)・時間が掛かれば高くなるため(40代/男性/福岡県)・料金が高すぎると依頼したくてもできない(40代/女性/佐賀県)・なるべく費用はかけたくない(50代/男性/秋田県)などの回答が寄せられました。浮気調査はしたいけれども、できるだけお金をかけたくないと考える人が多いことが浮き彫りになりました。■依頼すると、どの程度浮気を調べることができる?ここまでの調査で、探偵事務所は料金を重視して選ぶ人が多いことが明らかとなりました。では実際に探偵事務所に浮気調査を依頼した結果、どこまで浮気が判明したのでしょうか。「探偵事務所に浮気調査を依頼したことで、パートナーの浮気はどこまで判明しましたか?」との質問では、「ほぼすべてが明らかになった(28.7%)」「ある程度は明らかになった(55.6%)」と8割以上が、探偵事務所に浮気調査を依頼したことで浮気が明らかになったと回答しました。具体的にはどのようなことが判明したのでしょうか。◇浮気調査で判明したこととは?・同じ会社の人との浮気(30代/女性/東京都)・定期的に会っている証拠を得た(30代/女性/広島県)・他のパートナーとホテルに入った(40代/男性/岐阜県)・弟と浮気していることが判明した(50代/男性/富山県)浮気調査で判明したことについて、上記の回答が寄せられました。探偵事務所に依頼したことで確固たる浮気の証拠を掴んだ人が多いようです。■浮気調査で判明した、パートナーのとんでもない浮気エピソードとは?8割以上の人が、探偵事務所に浮気調査を依頼したことで浮気が判明したことがわかりましたが、浮気が発覚した際に、とんでもないエピソードはあったのでしょうか。◇パートナーのとんでもない浮気エピソードとは?・私の親友と浮気していた(30代/女性/群馬県)・結婚、出産後も元カレとつながっていて、定期的にあっていた、また子どもも元カレの子だった(40代/男性/千葉県)・ホテル代を経費で落としてた(20代/女性/福岡県)・ママ友と不倫してた(30代/女性/広島県)信じられないようなエピソードが実際にあることが明らかになりました。浮気をされた人は、大きなショックを受けたのではないでしょうか。■探偵事務所に依頼して良かった理由、最多は「浮気の実態が明らかになった」ここまでの調査で、浮気調査によって、パートナーのとんでもない浮気が明らかになった人は少なくないことが判明しました。では、浮気調査後に、パートナーとの関係はどうなったのでしょうか。「浮気調査のあと、パートナーとはどのような関係になりましたか?」と聞いたところ、「依頼前とほとんど変化なし(41.0%)」と回答した人が最も多く、次いで「関係を修復した(31.8%)」「別れた(離婚した)(27.2%)」と続きました。およそ6割が、パートナーとの関係に何らかの変化があったと回答しています。「結果的に考えた場合、探偵事務所に浮気調査を依頼して良かったと思いますか?」と質問したところ、「とても良かったと思う(35.1%)」「ある程度は良かったと思う(51.2%)」と8割以上が探偵事務所に浮気調査を依頼して良かったと回答しました。その理由はどのようなものでしょうか。「どのような点が良かったと思いますか?(複数回答可)」と聞くと、「浮気の実態が明らかになったこと(証拠を得たこと)(44.8%)」との回答が最多となりました。次いで「気持ちが整理できたこと(35.8%)」「もやもやしているままより一歩前進できたこと(32.8%)」「浮気の疑いが晴れたこと(28.6%)」「きちんとパートナーと話し合いができたこと(14.7%)」と続きました。客観的な事実が明らかになったことにより、気持ちの整理がついたり一歩前進できたりできたことを満足に感じている人が多いようです。■調査によってパートナーのとんでもエピソードが明らかに今回の調査で、8割以上の人が、探偵事務所に浮気調査を依頼したことで浮気が明らかになったことが判明しました。浮気調査によってパートナーのとんでもない浮気が明らかになった人も多いようです。また、8割以上の人が探偵事務所に浮気調査を依頼して良かったと回答。事実が明らかになったことによりパートナーとの関係性を見直し、前進できたというのがその理由として挙げられています。パートナーの行動が怪しい、気になるという人は探偵事務所に相談してみるのも良いかもしれませんね。■調査概要「浮気調査で判明したパートナーの行動」に関する調査【調査期間】2023年6月1日〜6月5日【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査【調査人数】1,017人【調査対象】調査回答時に探偵事務所に浮気調査を依頼した経験があると回答したモニター【モニター提供元】ゼネラルリサーチ【引用元】HAL探偵事務所【出典元】(エボル)
2023年06月26日2023年1月から「出産・子育て応援交付金」事業が各自治体によってスタートしました。そこでベビーカレンダーは、出産・子育て応援ギフトの支給対象者(2022年4月1日以降に妊娠・出産した人)722人にアンケート調査を実施。「出産・子育て応援交付金」事業の経済的支援にあたる「出産・子育て応援ギフト」が、妊婦さんや子育て家庭のニーズに合った支援になっているか、少子化対策として一層役立たせるためにできることはないか、独自に分析・考察を行いました。厚生労働省は4月26日、国立社会保障・人口問題研究所が5年ごとに調査している「日本の将来推計人口」を公表しました。それによると、50年後の人口は現在の7割の8700万人に減少する見通しであり、2022年に80万人を下回った出生数は、2043年に70万人を下回ることなども見えてきました。より実効性のある少子化対策はもちろん、安心して結婚や子育てを望める社会の実現に向け、迅速な対策・対応が求められます。 そんな中、安心して出産・子育てができる環境を整えるため、2023年1月から「出産・子育て応援交付金」事業が各自治体によってスタートしました。「出産・子育て応援交付金」は、経済的支援と伴走型相談支援を一体化させたことがポイントで、妊婦さんやママ・パパのニーズに合った支援をすることを目的に掲げています。とはいえ、新たな試み故に不明瞭な点も多く、ニーズに合った支援になっているか判断しづらいところがありました。 そこでベビーカレンダーでは、実際に申請・受給した人たちの声を中心に、「出産・子育て応援交付金」事業の経済的支援にあたる「出産・子育て応援ギフト」の内容や10万円分の使い道、満足度など、独自のアンケート調査を実施。また、妊婦さんや子育て家庭のニーズに合った支援となり、少子化対策として一層役立たせるためには、今後どうしていくとより良い事業になり得るのか、独自に分析・考察を行いました。 「出産・子育て応援ギフト」は順調にスタートしている模様!ギフト形態は約8割が現金給付で、満足度も74%と高評価!「出産・子育て応援ギフト」は、2022年4月1日以降に妊娠・出産した人を対象に、伴走型相談支援である「面談」を受けることで支給されます。「出産応援ギフト」は、妊娠届出時に面談を受けると、妊婦さん1人当たり5万円相当のギフトが支給されます。「子育て応援ギフト」は、出生した子どもを養育する人を対象に、産後に面談を実施すると、新生児1人当たり5万円相当のギフトが支給されます。 新制度は、対象者への案内が周知徹底されていないと「知らなかった」「申請し損ねた」となってしまってしまうことが懸念されます。 そこでまずは「出産・子育て応援ギフト」に関して、対象者にどのような案内が行われているかを聞いてみました。 ちなみに、2022年12月にベビーカレンダー会員のママ881名に「出産・子育て応援交付金」を知っているかどうかを尋ねたところ、「はい」63%、「いいえ」37%という結果になり、6割以上のママが「出産・子育て応援交付金」を認知していることはわかっています。 ▼出産・子育てギフトの案内について 結果、8割以上が自治体から案内書または申請書が届いているという結果でした。当事者への案内はスムーズに進んでいると言えるのではないでしょうか。とはいえ、「出産・子育て応援ギフト」自体を知らないという人も、割合は2.9%と少ないですがまだいるという点は留意すべきだと考えます。「出産・子育て応援ギフト」の案内を自治体発信だけに留めず、妊婦さんやママ・パパと触れる機会の多い産院や保健所などでも、引き続き周知活動を続けていくことも大切でしょう。 申請手続きは郵送のみにせず、早めにオンライン申請にも着手すべき!制度対象世帯は仕事や子育てに忙しいため、申請や手続きがスムーズに行われているかも気になるところ。また、経済的支援はなるべく早く支給されるのが理想です。 ▼申請や手続きはスムーズだった? そこで、「出産・子育て応援ギフト」の手続きはスムーズだったかを質問すると、84.9%が申請や手続きがスムーズだったと回答! 「申請書が送られてきて、それを返信用封筒で返すだけだった」「簡単な書類での申請で、確認もそこまで時間をとられなかった」などの好意的な意見が多く集まりました。 しかし中には、「プリンターがないので、娘を抱いてコンビニまで必要書類をコピーしに行かなければならなかった」「紙ベースでの申請はナンセンス」という声も。実は、申請手続きがスムーズだと回答した人の多くは、「オンラインで申請できた」「スマホで簡単に申請できた」といった理由を挙げており、オンライン申請のニーズが高まっていることは明らかです。申請手続きを郵送のみに限定している自治体は、なるべく早くオンライン手続きに着手すべきでしょう。 ▼申請してどれくらいで支給された? 申請後、ギフトが支給されるまでの期間については、「申請から1〜2カ月未満」が30.7%と多く、次に「申請から2週間〜1カ月未満」で22.4%。約5割が申請してから2カ月未満に支給されているという結果でした。 しかし、「もっと早く支給してほしい」「支給までが遅い」「時間がかかるのを解消してほしい」といった意見も多く寄せられているため、支給まで1カ月以上かけている自治体は、早急に短縮するような対策が望まれます。 満足度が78%と高い現金給付を、クーポン等(現金以外)に統一する必要性はある?次に、「出産・子育て応援ギフト」を受け取った、または受け取る予定の人を対象に、ギフト内容について尋ねました。「出産・子育て応援ギフト」は、ギフト内容を各自治体に委ねられていますが、原則として以下のいずれかの方法で実施されることになっています。 ・出産・育児関連商品の商品券(クーポン)・妊婦健診交通費、ベビー用品などの費用助成・産後ケアや一時預かり、家事支援サービスなどの利用料助成・利用料の減免 しかし、今回のアンケートよると上記3つのいずれかではなく、現金給付が約8割と圧倒的に多いという結果に! さらに、経済的支援としての満足度を質問したところ、74%ととても高い満足度を得ました。 ▼出産・子育てギフトの支給形態は? 満足度の理由としては、「現金はミルク代金に充てられてとても助かった」「現金のほうが使い勝手が良くて、本当に必要な物を買える」「現金だったので、子どもの消耗品や光熱費等に充てることができ助かった」など、現金給付だからこそ、子育てに生かしやすかったという声が多く集まりました。ただ、厚労省の資料「出産・子育て応援交付金の概要について」によると、現金給付は「オプションとして排除されないが」いずれは、「将来的にクーポン、広域連携など効率的な給付方法について検討いただきたい」とされています。ママたちの満足度も高く、現状多くの自治体が採用している現金給付の形態を、将来的にクーポン等に統一する理由はあるのでしょうか。 この疑問に関しては、「出産・子育て応援交付金自治体職員向けQ&A(第4版)」にその回答が掲載されています。要約すると「現金給付の場合、必ずしも子育て目的の消費に充てられない恐れがあり、また、貯蓄につながる可能性もあるから」との理由であり、これについては当制度の管轄・こども家庭庁の担当者からも見込み通りであるとの回答がありました。 しかし、今回のアンケート結果の満足度からすると、「出産・育児応援ギフト」の現金給付は、ママたちのニーズに合った支援になっていると考えられます。その点についても、前述の担当者に尋ねたところ「現金による支給とクーポン等による支給、それぞれメリットがあると考えていますが、今後の方向性については、さまざまなご意見を伺いながら検討していく予定です」との回答でした。 現金給付を続けもらうための策の一つとして、「対象者の声を国側で集めることは困難なため、その声を届けていただくことは重要なことだと考えています」との回答も得ました。 「出産・子育て応援ギフト」の気になる使い道は?実際に申請したママたちの声から見えてきた、現金給付のメリットやクーポン支給の盲点「出産・子育て応援ギフト」を受け取ったママたちは、実際にどのような使い道をしたのでしょうか。まずは、「出産・子育て応援ギフト」を現金で給付されたママたちの声をご紹介します。 ■物価高騰が続く中、現金給付なら「子どもを育てる」ために必要なあらゆるお金に充てられる!?▼現金給付だったママたちの主な使い道<生後6カ月の女の子ママコメント・2022年4月~12月に出産>完全ミルク育児なので、ミルクの買いだめや娘の服の購入です。あとは大人たちの生活費を補填しました。<生後1カ月の男の子のママコメント・2023年1月〜4月に出産>妊娠中にいただいた5万円は主に産婦人科の費用や赤ちゃんの服など、退院してすぐに必要となるものを購入し、残りは出産費用に充てました。産後の5万円は、おむつやミルクを購入。子育てを始めてみて、肌着等が思ったよりも必要になったため、不足分の買い足しにも使用しました。<生後2カ月の女の子のママコメント・2023年1月〜4月に出産>出産内祝いなどに充て、残りをミルクやオムツ、子ども服等の費用に充てました。 現金給付だったママたちからは上記のコメント以外にも、「育児用ミルク」「おむつ」「肌着」など、産後すぐに必要な消耗品類に充てたという声が多く集まりました。加えて、「現金だったので日々の生活費に使えてよかった」「育休中の食費にまわした」「現金だったので、生活全般に使えるので助かる」などの意見も。 物価高騰が続き、ガス代や電気代もさらに値上がりすることが見込まれている今、安心して出産・子育てができる環境を整えるためには、「出産・子育て応援ギフト」を生活費全般に充てることは不可避であると思われます。現金給付であれば、「子どもを育てるために必要なお金」を、各家庭の事情に合わせてすぐに使えます。これは、子育て世帯にとって大きなメリットとなる経済的支援と言えるでしょう。 続いて、クーポンで支給されたママたちの声をご紹介します。 ■クーポン支給の場合は、「すぐに使う、買う」が難しいという盲点も!産後の忙しい時期に“余裕をもった支援”は適切か▼クーポン券だったママたちの主な使い道<生後6カ月の男の子のママコメント・2022年4月~12月に出産>この先必要だなと思っている、ベビーサークル、ベビーゲートに使いました。<生後8カ月の男の子のママコメント・2022年4月~12月に出産>実はまだ妊娠中・産後のクーポン券は利用しておらず、自治体のカタログサイトを眺めている状況です。 「出産・子育て応援ギフト」をクーポン券で受け取ったママたちからは、「育児中にサイトを見て選んで……というのはとても手間がかかる」「カタログから選ぶのは時間がかかる」「使える店舗がほんの一部なので不満」など、産後の忙しい時期に、カタログから選ぶ手間や時間、使える店舗が限られる点などへの不満の声が多く集まりました。 また、クーポン券は子育てに必要なものを「すぐに使う、買う」といったことには、やや不向きであることも見えてきました。 ▼カタログから選ぶ手間や時間について<生後6カ月の男の子のママコメント・2022年4月~12月に出産>新生児期に商品の引き換えをしようとするのは負担が大きい気がしますが、有効期限は少し先まであったし、そんなに急がなければあまり負担はないように思います。<生後8カ月の男の子のママコメント・2022年4月~12月に出産>有効期間を長めに設定してもらえば、各々が落ち着いたタイミングで使うことができるので負担はそこまで多くないと思います クーポン券支給の場合は、カタログから選ぶという特性上、少し余裕を持った使い方をしている印象を受けました。とはいえ、「『カタログから選ぶ!』と決めたら迷う時間も減ったし、夫とあれこれ相談しながら選べたのでよかった」「カタログから選ぶことで、数多ある種類の中から口コミ等を調べて選ぶ時間が減る」など、クーポン券ならではのメリットもあるよう。 ただ、使い方に計画性が必要だとも感じます。もちろんそれ自体は悪いことではありませんが、育児が始まって忙しい産後に「すぐに使う、買う」ことがしづらい点はデメリットであり、盲点と言えるのではないでしょうか。経済的支援に余裕や計画性が必要という点にも、矛盾も感じます。 調査結果の総括「出産・子育て応援ギフト」は対象者の満足度も高く、子育て世帯の助けになっている。一方で、これが「少子化対策」の一助になるかと言うとまだ力不足か。その他のフォローも必要。今回の調査結果から、「出産・子育て応援ギフト」事業は順調にスタートしていることが見えてきました。ギフトの支給形態としては現金給付だった人が約8割で、その満足度は74%と高く評価されていることが明らかに。しかし、ギフト形態として現金給付が今後も続いていくかは定かではありません。「出産・子育て応援ギフト」が現金給付か、クーポン券かによって、メリット・デメリットの違いはありますが、それでも、受け取ったママ・パパたちの満足度は高く、子育て世帯の助けになっていることは評価に値するのではないでしょうか。 とはいえ、「税金が多い中で、この対策で『子どもが欲しい』と思う人は多くはないと思う」「根本的な原因を改善して欲しい」「10万円はありがたいが、もう1人産もう!とはならない」「継続的に手厚い支援がないと、お金の余裕がある層しか子どもは産めない」など、少子化対策としては厳しい意見が集まりました。子どもを産み育てたいと望む人々を後押しするための「少子化対策」としては、まだ力不足の面があると考えるべきでしょう。 しかしながら、「出産・子育て応援ギフト」は始まったばかりの制度。そのため、まだまだ改善の余地はあるはずです。そのためにも、対象者の声などを真摯に受け止め、今後もブラッシュアップしていく必要があるでしょう。 前述したように、こども家庭庁の担当者も「対象者の声を届けていただくことは重要なことだと考えています」と言及しています。このことからも、私たちメディアや対象者が声をあげることはとても大切であり、その声をもとに、国や自治体がより有益な少子化対策に進展させていくことは急務な課題です。少子化には多くの要因があるからこそ、多くの視点や立場で考えること、声をあげ続けることは今後一層大切になっていくでしょう。 ベビーカレンダーは今後も少子化対策に関する調査・分析等を続け、多くのママ・パパたちの声や評価等を国や自治体に届けつつ、妊娠・出産・育児の情報メディアとして、有効な少子化対策とは何か、ママ・パパたちが望む子育て支援のあり方、結婚や子育てに希望を持てる社会の姿などを探り、情報発信を続けていきます。 <調査概要>調査タイトル:『出産・子育て応援ギフト』に関するアンケート調査方法:インターネットリサーチ調査期間:2023年4月15日(土)~4月18日(火)調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用した方(722人)調査条件:出産・子育て応援ギフトの支給対象者(2022年4月1日以降に妊娠・出産した方【出典について】本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年05月31日ベビーカレンダーは、経産婦さん1162名を対象に『2人目(以降)の壁』についてアンケート調査を行いました(調査期間:2023年3月10日〜3月13日)。調査の結果から、少子化対策にはお金だけでなく幅広いフォローが必要であることが明らかに。さらに、約2割の夫婦が、人に相談しづらい「セックスレス妊活」に悩んでいることがわかりました。2023年2月に厚生労働省が公表した「人口動態統計速報」によると、2022年の出生数は79万9728人。2020年の出生数は約84万人、2021年は約81万人、そして2022年は初の80万人割れとなり、過去最小の数字を更新しています。 婚姻数の減少や、母親となる女性の人口が減少する「少母化」が人口減少の根源的な理由であり、出生数の減少は以前から予測されていたこととはいえ、少子化に歯止めをかけるべく、政府はさまざまな対策を講じています。 “異次元”の少子化対策として、手厚い経済的支援は引き続きお願いしたいところですが、経済面をフォローするだけの少子化対策では、本質的な問題解決にはならないのではないでしょうか。 ベビーカレンダーは、少子化の背景にはお金だけでは解消しづらい、妊娠・出産への「壁」があるのではないかと、独自の調査及び分析・考察を行いました。 お金だけでは解決しない!? 9割以上が経済的な負担以外にも「2人目の壁」を感じている!現在妊娠中(第2子以降)または育児中のベビーカレンダー会員のママ1162名に、「現在のお子さまの人数は、もともと希望していた人数ですか?」と質問したところ、59.2%が「いいえ」と回答しました。回答者の現在の子どもの数は、「1人」(52.9%)「2人」(32.8%)という結果で、アンケートの回答者の8割以上が「子どもは2人以下」とわかっています。「子どもは2人以下」の6割近くが、希望の人数を出産していないというのが現状だといえるでしょう。 ▼お子さまの人数 そこで、子どもの数が希望した人数ではないと回答したママ(688名)を対象に「経済的な負担以外にも『2人目(以降)の壁』はあると思いますか?」と尋ねたところ、結果は92.5%が「はい」と回答しました。その理由については、多い順から「仕事と家事の両立」(67.3%)「年齢や体力的な理由」(65.3%)「夫の会社の体制(育休を取れそうにない)」(35.7%)「2人目以降の保活問題」(30.5%)「セックスレス妊活」(25.0%)という結果でした。 ▼経済的負担以外にも2人目(以降)の壁はある? ▼経済面以外で2人目(以降)の壁だと感じること 2割以上の夫婦が「セックスレス妊活」に悩んでいる!「セックスレス妊活」とは、妊娠を希望していても何らかの理由で性交ができない状態のことをいいますが、前述したように、今回のアンケートでは2割以上が「セックスレス妊活」に悩んでいることがわかりました。 また、「セックスレス妊活」に悩むママたちの約8割が、出産後にセックスに対する心理的・身体的変化を感じていたことや、産後1度もセックスを再開できていない夫婦が約4割いるという回答も。 セックスを再開できないという人の中には「セックスを再開することに対し身体的な不安を感じる」「会陰切開の傷跡が痛すぎてできない」という声もあり、産後のセックスに対するケアや、夫婦間での知識の共有など、今後も今まで以上に正しい情報発信の必要性を感じます。 ▼出産後のセックスに対する変化 ▼夫とのセックス頻度 また、ベビーカレンダーはこれらの2人目(以降)の壁の中で、「セックスレス妊活」を解消するための対策を、専門家の意見を交えて考えていくべき課題だと感じました。なぜなら、この悩みは人に打ち明けにくく当事者が孤独感を抱きやすいことや、経済的支援だけでは解消しづらい面があるのではないかと考えるからです。 ▼「セックスレス妊活」が解決しにくい理由<アンケート回答コメントより>・誰にも悩みを話せず孤独を感じてつらく、夫も向き合ってくれない。 ・誰にも相談できず、夫に相談しても理解してもらえてない感じがあり、不安と孤独感が強かった。 ・お互いにフルタイムで働いており周囲のサポートもない環境なので、実際にしようと思っても時間が割けない。 ・話し合いだけでは解決できない心や体の問題があると思う。 ・悩みを抱えていたとしても、相談しづらい内容。話せない→解決方法が分からない、の悪循環だと思う。 ・妊活に協力してくれるよう夫を諭す人がいない。女性側の気持ちを代弁してくれる人がいると良い。 ・話せる場所があれば少し気持ちがラクになると思うが、なかなか話せない。 ・今さら夫に話すのもどうしたら良いか分からない。もはやタブー化している。 人に悩みを打ち明けにくい「セックスレス妊活」にはどんな対策ができるのか。独自取材で見えてきたものとは?セックスする・しないは個々の考えや気持ちが尊重されるべきものです。ただ、子どもを望んでいる場合のセックスレス問題には、適切な対策や周囲のサポートも必要ではないでしょうか。不妊に悩む人々を孤立しないために、さまざまな活動を通して不妊体験者をサポートするNPO法人Fine()理事長の野曽原氏に、「セックスレス妊活」へのアプローチやどんな対策ができるか等、見解を伺いました。 ―今回の調査では、子どもを望むママのうち2割以上が「セックスレス妊活」に悩んでいることが明らかに。この割合は野曽原氏によると「増えているというイメージはありませんが、以前より一定数の相談があり、減ってもいないと思います」とのこと。なぜ「セックスレス妊活」の悩みは解消されにくいのでしょうか。 <野曽原氏コメント>男性も女性も仕事が忙しく、精神的なストレスや身体的な疲労からくるストレスに加え、時間的にも精神的にも余裕がない状況が影響しているのではないでしょうか。30代、40代の妊活世代は、企業の中でもリーダー的存在となっているケースも多く、企業の主要な戦力的立場であり、家庭生活や妊活への影響も少なくないと感じています。また、2人目以降となると、そこに育児がプラスされます。ますます日々の余白がなくなり、心身ともに疲弊してしまう傾向にあると思います。 ―「セックスレス妊活」に悩む夫婦が子どもを授かるには、夫婦としてまずどのようなことに取り組むと良いのでしょうか。 <野曽原氏コメント>まずはカップルで、未来を具体的にイメージする話し合いをしてほしいと思います。子どもが本当に欲しいのか、欲しいなら何人で、いつごろなのか。そのときのキャリアはどうするのか。授からなければ不妊治療を受けるのか、受けないのか。治療を受けるならいつまで、治療費はいくらまで、どんな治療を受けるのか。授かったあとの育児はどう分担するのか、そのとき仕事はどうするのか……というように、具体的な計画を2人で作ってみることが大切です。 漠然と子どもが欲しいと思うだけではなく、より具体的なイメージをつかむことで、次の行動に繋げていけるのではないでしょうか。その際の行動の選択肢として、カウンセリングや、不妊治療を受けるということも一つだと思います。 ―「セックスレス妊活」に関して、経済的支援以外にどういった支援があると良いのでしょうか。そのために、周囲の人間や社会、企業などができることはありますか? <野曽原氏コメント>周囲に話しにくく、またカップル同士ではどうしても素直に話せないケースも多いです。今は生殖心理カウンセラーやFine認定の不妊ピア・カウンセラーもいますし、相談窓口を設置している企業や行政も増えてきました。セックスレスについて直接的にサポートするよりは、子どもを持つことについて、第三者と話せる機会や安心な場を提供することも、2人目妊活に対するサポートと考えられます。 また、社会的には働き方改革が大きな意義を持ってくると思います。企業は組織のための人ではなく、人のための組織という意識を持ってほしいです。企業がセックスレスにできることは直接的にはないように思いますが、心身ともに健康であることが健康経営の一つの大きな要素でもあり、結果的にはセックスレスの解消につながるケースもあるのではと思います。 企業が従業員の心身の健康に配慮することは、「生産性向上」「業績向上」「従業員の活力向上」「組織の活性化」「企業価値向上」「人材の確保」など、経営の面から見てもプラスの作用があると言われているので、企業として取り組む意義が大きいと思います。広い視点、長期的な視点を持って、従業員の心身の健康に寄り添う企業が、社会にも貢献できる企業になるでしょうし、そのような社会になってほしいと願います。 少子化対策には企業や社会のより一層の理解が求められる。夫婦のコミュニケーションも重要野曽原氏が言及するように、社員の健康に寄り添う企業のあり方も今後一層求められていくでしょう。例えば、カウンセリングを受けるにしても、その時間を作ることが難しいという働き方では、一歩先に進むことさえ難しいはずです。社会全体で、子どもを産み育てやすい環境を作っていくことは急務な課題と言えます。少し話は飛躍しますが、「セックスレス妊活」に悩んでいるママ(158名)に、セックスをせずに赤ちゃんを授かりたいと思うことはあるかという質問もしています。結果は、思う(思ったことがある)との回答が5割を超えました。 ▼セックスせずに赤ちゃんを授かりたい? 理由は人それぞれあるとは思いますが、子どもは欲しいけれど、セックスはつらい、したくない、できない……となってしまう要因には、前述した「セックスレス妊活が解決しにくい理由」の回答にもあるように、夫婦間においてもセックスに関して話題にしづらいという背景もあると推察されます。 性に関しては、間違った先入観を持たれたり、タブー視されたりすることも多く、夫婦のコミュニケーションのあり方も含めて、正しくブラッシュアップしていくための情報発信の必要性を強く感じます。 また、「セックスレス妊活」の対策として、安易に不妊治療の選択を示すのも、子どもを望む夫婦やカップルにとって正しい選択とは限りません。ベビーカレンダーでは、いつでも無料で専門家から直接アドバイスを受けられる「専門家相談」コーナー等のサービスの強みを生かし、有識者とともに「セックスレス妊活」に対して正しい情報提供、必要な対策・解消法の提案などを今後も続けていきます。 最後に、ママたちが少子化対策に望むリアルな声をお届けします。当事者だからこそ、多くの問題点が見えているのだと実感するものばかりが集まりました。このことからも、少子化対策には経済的支援以外の幅広いフォローが重要であることは明白であり、国や自治体にも強く訴える働きかけを強化すべきと考えます。 ▼経済的な支援のほかに、どんな支援やサービスがあると少子化は解消されていくと思う?<アンケート回答コメントより>・会社で働けない、働きづらいママ個人事業主の支援。リモートワークが活発になった今、個人で活躍できる機会を増やして、働くママを増やす支援。 ・親がリフレッシュしたいときや、ちょっと用事があるときに気軽に預けられる場所の提供。親が元気じゃなくては子どもを育てられない。 ・所得関係なしに、食料援助と保育・教育サービスの無償化を徹底してもらえると、今よりは解消されると思う。 ・仕事を辞めても再就職しやすいといい。中間層にももう少し支援が欲しい(低所得者向けばかりで、税金を納める人が損をしている)。 ・ベビーシッター、家事代行サービスの充実と利用のしやすい価格帯または補助。 ・短期間でもいいから海外のように、子ども1人につきナニーさん1人を雇うようなサービスがあったらいいと思う。 ・子どもを連れて遊びに行きやすい公園や施設を増やして充実させる。 ・そもそも未婚率が増えているので、未婚率を下げることに繋がる政策でないと少子化対策にはならないのではと感じている。 ・保育士の数をもっと増やして、希望する家庭は誰でも子どもを保育園に預けられるようにする。 ・20代で子どもを持っても無理せずキャリアを築いていけるような社会、会社の仕組みになることが大事だと思う。 ・子育て世代だけが恩恵を受けているように感じる政策ではなく、誰でも早めに退社できたり、休みを取ったりすることができるような職場が増えるのが理想。 今回のアンケートで見えてきた、経済的な負担以外にも立ち塞がる2人目(以降)をちゅうちょする「壁」。アンケートでは、それぞれの問題に対し、その壁が少しでも解消されたら2人目(以降)の妊娠を希望するかも尋ねています。どの問題にも多くのママが「はい」と答えていて、その平均は8割弱。少子化対策には、経済的支援だけに頼らず幅広いフォローの必要性を強く感じました。 ベビーカレンダーは、今後も少子化に関する調査・分析等を続け、人々のリアルな声から根源的な理由を探り、その結果から明らかになった少子化問題の抜本的な解決に向けて、国や自治体に働きかけていきます。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方(1162人)調査期間:2023年3月10日(金)~3月13日(月)調査件数:1162人※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年03月30日ベビーカレンダーはベビーカレンダー会員を対象に、2022年を振り返り、今年1年を表現するのに相応しい「漢字一文字」と、漢字の選定理由やエピソードをジャンル別に募集いたしました。今回は403人のママ・パパからご応募いただき、その結果をランキング形式で発表いたします。2022年の「今年を表す漢字一文字」TOP5は「幸」「新」「変」「動」「命」 第1位「幸」初めて子育てを経験したママ・パパや、2022年にお子さんを出産された方からの票が多く集まりました。初めての妊娠・出産・育児を経験し、今までにない「幸せ」を感じる瞬間が多かったとの声が多数。また、「今年も無事に新型コロナウイルス感染症にかかることなく、家族みんなが元気でいられたことが『幸せ』です」といったコメントも。 第2位「新」新型コロナの影響で自粛を余儀なくされていたイベント等も続々と復活し、新しい生活がスタートしたと感じた方が多かったようです。また、妊娠や出産、引っ越し、転職、入園や入学といったイベントが集中し、新しい出来事が目白押しな1年だったという方も多数。「日々新しいことができるようになるわが子の成長を感じた」という声も集まりました。 第3位「変」コロナ禍も3年目を迎え、新しい生活様式も定着した2022年。2位の「新」と同様に、さまざまなイベントの復活や、脱マスクに向けた動きなど、コロナ禍の暮らしに変化があったと感じた方が多かったようです。さらに、国際情勢の変化、ロシア・ウクライナ戦争、物価上昇など、世界的にも大きく状況が変化し、「自身の考え方も変わった」という声が挙がりました。 第4位「動」3位の「変」と同様に、Withコロナ時代を迎えて、「少しずつ日常を取り戻す動きが活発になった」「人々が工夫をしながら動き始めた年だったと思う」という声が寄せられました。感染対策をしながら外出を増やしたり、久々に家族旅行を楽しんだりしたという方も多かったようです。また、「国際情勢や政治にもさまざまな動きがあったため」という声も。 第5位「命」子どもを出産したことで、「命の尊さを改めて感じた1年だった」という声が多数。その一方で、ロシア・ウクライナ戦争や、韓国のハロウィン圧死事故など、たくさんの命が失われる1年でもあったという印象を持った方も。ほかにも、身近な人の病気や死を経験して、命と向き合うことが多かったというコメントも寄せられました。 ジャンル別にTOP3を発表!「2022年の○○を表す漢字一文字」2022年の『子育て』を表す漢字一文字選ばれた漢字TOP3は、1位「愛」、2位「笑」、3位「命」。多くのママ・パパがお子さんと共に愛と笑顔に溢れる時間を過ごしたことがうかがえます。また、お子さんの誕生を経験し、生命の神秘や、命の尊さを実感したという声も。上位にはポジティブな意味を持つ漢字が多く並びましたが、なかには日々慌ただしく育児に追われる1年だったということで、「忙」の漢字を選択した方もいました。 第1位「愛」初めて子育てを経験したママ・パパからの票が多く集まりました。慣れない育児に加え、家事や仕事などにも追われ、めまぐるしく過ぎていく日々の中、余裕がなくつらいと感じたり、イライラしてしまったり……。それでも、わが子の存在が愛しくて、かわいくて仕方がない!そんな愛いっぱいのコメントが多数寄せられました。 <応募者コメント:「愛」を選定した理由・エピソード>・30代女性/1児の母・第2子妊娠中「初めての育児で試行錯誤、模索しながらの日々。今日は良くても明日はダメ、こちらの余裕がないときに限って子どもがぐずる、なんてしょっちゅうで、毎日必死になんとか家事・育児をこなし、あっという間に時間は過ぎてしまう……。今日は無理させちゃったな、いっぱい我慢していただろうな、あんなことで怒らなければよかったのに……、1日の終わりは反省ばかり。でも、わが子のとびきりの笑顔やすやすやの寝顔、ママ〜と甘えた泣き顔を見るたびに、やっぱりかわいい!大好き!愛しい!と、わが子をたくさん抱きしめています。息子からも、何でもママ、ママ〜と、これ以上ない『愛』をもらっているなと日々感じ、心があたたかいです。」 ・30代女性/1児の母「こんなに愛おしく、守っていきたいと思う存在ができたことがうれしいです。自分よりも大切な存在です。」 ・30代女性/1児の母・第2子妊娠中「初めての育児、不安でいっぱい。心配すぎてたくさん泣いたし、大変すぎて心が折れそうになった日もあったけど、どんな状況でも、ねぇ、かーちゃん!と笑顔で近づいてくれる息子。自分のことは二の次三の次になっても、こんなに愛しい存在がこの世にいるなんて……と思う毎日でした。」 ・30代女性/1児の母・第2子妊娠中「変わらない長女の愛しさと新たに芽生えた命の愛しさ、おなかの赤ちゃんへの長女の愛情も感じて、『愛』を選びました。」 2022年の『夫婦関係』を表す漢字一文字選ばれた漢字TOP3は、1位「協」、2位「支」、3位「助」「信」。互いに協力し、支え合い、助け合い、信じ合う、そんな夫婦の絆を感じさせる漢字がTOP3を占める結果に。大切な子どもを一緒に守り育てる良きパートナーとして、妻や夫がかけがえのない存在であると、多くの方が実感した1年だったようです。一方で、「助けてほしいときに助けてくれなかったため、あえて『助』という漢字を選んだ」といった不満の声もありました。 第1位「協」子育てや家事など、夫婦で互いに協力して過ごすことができたという声や、パートナーへの感謝の声が多数。特に、「第2子が生まれたことをきっかけに、夫が以前よりも育児に協力的になった」というコメントが目立ちました。また、「今後も協力し合いたいから、この漢字を選んだ」との声も。 <応募者コメント:「協」を選定した理由・エピソード>・20代女性/2児の母「2人目が生まれたことで、夫が以前よりも育児に積極的に参加してくれるようになりました。忙しくても毎日夫婦の時間をとり、情報を共有して家事や育児を協力しておこなっています。」 ・30代女性/2児の母「子どもが増えて、子ども1人のときより協力し合うようになりました。変化としては、夫は起きる時間が早くなり、私の負担が減るように出勤前に洗濯物を回して干してから出勤してくれるようになりました。帰宅後もお風呂や寝かしつけ等ができるだけ同じ時間になるようにするなど、子どもが増えた分やらなければいけないことが多くなりましたが、より協力し合うようになりました。」・30代女性/第1子・第2子(双子)妊娠中「妊娠、新型コロナ感染を経験して、自分ひとりでは頑張れないことや、できないことが多くあり、夫に助けてもらう機会が増えました。体力的にキツいときもありますが、自ら協力してくれるようになった夫のおかげで、無理なくマタニティ生活を送れています。」 ・30代女性/1児の母「2人目不妊のため、夫婦で協力して治療に向き合いました。治療のことでめちゃくちゃケンカもしましたが、わが家に2人目ちゃんが来てくれることを願い、夫婦そろって頑張ろうと思います。」 ▼▼なかにはこんな声も…▼▼パートナーへのプチ不満はあるけれど、夫婦として協力することの重要性を感じている!? ・40代女性/2児の母「家族、夫婦で協力して生活しないとうまくいかない。ズレてくるとすぐにケンカになってしまうので、当たり前な生活の協力だけでなく、妥協も必要だと感じました。」 ・40代女性/2児の母「私が爆発してから、夫はやっと少しずつ協力してくれるようになった。」 ・30代女性/1児の母・第2子妊娠中「腹が立つこともあるけど、子育てにおいては基本的には通じ合う場面も増え、日々夫には助けられ感謝しているので。」 2022年の『両親との関係』を表す漢字一文字選ばれた漢字TOP3は、1位「謝」、2位「頼」、3位「助」。子どもが生まれ、いつも手厚くサポートしてくれる両親への感謝の気持ちが増したという声が多数集まる結果に。両親は、とても頼りになる子育ての先輩。育児に行き詰まり悩んだときにも、「大丈夫!」と励まされ、さまざまなアドバイスに助けられたというコメントが寄せられました。 第1位「謝」自身が妊娠・出産、そして子育てを経験して、改めて両親に感謝の気持ちを抱いたという方が多く投票。妊娠中から産後、子育て中もたくさん支えてもらい、「感謝しかない」との声が集まりました。また、妊娠・出産という奇跡を経験したからこそ、「自分を産んでくれて、育ててくれてありがとう」という言葉も多く添えられていました。 <応募者コメント:「謝」を選定した理由・エピソード>・30代女性/1児の母「今まで甘えてきて、親孝行もできていませんでした。結婚、出産したことで、やっと親孝行できた気がします。子育ての大変さを今になって知り、謝りたいです。そして今まで育ててくれたことに感謝しかありません。」 ・30代女性/1児の母「産後1カ月、心身共に崩壊していた私をフルサポートしてくれました。高齢にもかかわらず、家事・育児・私のケアまでしてくれたことを本当に感謝しています。今も、手を借りたいときは快く手伝ってくれ、ありがたいです。」・20代女性/1児の母「頻回授乳に慣れるまで身体的にも精神的にもすごくつらい時期がありました。実母に「赤ちゃん見ているから、少し寝な」と言ってもらったときは聖母かと思いました(笑)! 感謝してもしきれません。」 ・30代女性/2児の母「出産前から出産後まで、どんなときも支えてくれて、本当に感謝しているので。たくさんケンカもしたけど、毎回あとで謝りたくなって、親のありがたみを新たに実感した年でした。」 2022年の『家計』を表す漢字一文字選ばれた漢字TOP3は、1位「苦」、2位「貯」、3位「節」。子どもの誕生など、家族が増えたことで支出は増す一方なのに、収入が上がらないため家計が苦しく、貯金や節約に励む1年だったと振り返る方が多数。物価が高騰し、「何もかもが高い!」という現状から、「高」の漢字を選んだ方も。 第1位「苦」記録的な円安が進み、相次ぐ値上げで家計への負担が大きくなっている現在。2022年は家計が「苦しかった」というコメントが大多数を占めました。また、コロナ禍の影響による収入減といった事情もあり、「一向に余裕が生まれない」「貯金ができない」など、多くの家庭が悲鳴を上げています。 <応募者コメント:「苦」を選定した理由・エピソード>・20代女性/2児の母・第3子妊娠中「物価が上がり、食費など、家計が厳しくなったのでこの漢字にしました。」 ・30代女性/4児の母「物価高でいろいろな物の価格が急騰し、家計を圧迫しているからです。趣味にかけるお金を削るなど、工夫して乗り越えていく努力が必要となってきています。」 ・30代女性/1児の母「保険適用前から始めていた不妊治療で授かったわが子。生まれてからの状態が良くなく、個人産院からNICUのある総合病院へ転院。いろいろな制度で子どもの医療費はなんとかなりましたが、転院した私の入院費が……。その後も貧血で母だけ再入院しました。さらに、物価高や光熱費の高騰は家計を直撃しています。」 ・40代女性/1児の母「何でも値上げ値上げで、それなのに給料は変わらず……。子どもの成長で出費も多く、毎月苦しい生活を送っています。」 ・40代男性/3児の父「食べ盛りの子どもが3人もいる家庭です。食品の値上がりは苦しいです。商品がどんどん小さくなっていくのも、とても切ないです。お前もかぁ〜、という感じです。」 2022年の『生活』を表す漢字一文字選ばれた漢字TOP3は、1位「家」、2位「楽」、3位「耐」「旅」。2022年の暮らしを振り返り、家にいる時間が多かったという方、外出を自粛し、耐える生活を続けているという方も多くいらっしゃいました。一方で、徐々に外出や旅行の制限が緩和され、少しずつおでかけを楽しむことができたという前向きな声も多数! まさにアフターコロナへの過渡期と言える1年だったようです。 第1位「家」昨年の「今年を表す漢字一文字」でも1位に選ばれた「家」。コロナ禍も3年目となり、徐々に落ち着きを取り戻しているものの、引き続き家で過ごす時間が長い1年だったようです。おうち時間を充実させるために、さまざまな工夫を凝らしていることがうかがえるコメントが多く寄せられました。 <応募者コメント:「家」を選定した理由・エピソード>・20代女性/1児の母「コロナ禍は落ち着きつつあるとはいえ、やはりまだ心配もあり、家で過ごすことが多かった。しかし、家に友人を呼んだり、親戚を呼んだりする機会が増えて、家にいるけどいつもと違う、楽しい日を過ごせることも。そんな日々も、いつでも家族は一緒にいて、それが一番幸せでうれしいことだなと感じているため、『家』という字を選んだ。」 ・30代女性/2児の母・第3子妊娠中「外出を控える休日でも、家の中で楽しめるようにいろいろと充実させたため、日々の生活をすごく楽しめています。サブスクでディズニープラスを契約したことで、子どもたちも朝早く起きられるようになり、家の中の充実度を上げると、いろいろ良いことがあるなと思っています!」 ・30代女性/1児の母「旅行に行ったり出かけたりする頻度は以前より増えましたが、それでもやっぱり家にいることが多いです。家にいるので整理整頓に勤しみ、子どもの生活導線を考えたりしています。」 ・30代女性/1児の母「保育園デビューした息子があらゆる病気をもらって寝込んだり、保育園が新型コロナの影響で休園になったり、私自身が第2子妊娠でつわりに苦しんだり、家で過ごす時間が多い1年でした。」 2022年を振り返ると、子育てや、家族関係において、愛と感謝にあふれる幸せな時間を過ごした方が多いようです。その一方で、社会・経済情勢の変化の波が訪れ、未だにコロナ禍の影響も大きく、子育て世帯の生活もさまざまな打撃を受けていることを改めて強く感じる結果に。しかしながら、このような厳しい環境下であっても、「今年を表す漢字一文字」の1位に選ばれたのは『幸』の文字。苦しい状況でも、子どもたちの笑顔に救われ、家族で支え合い、日々幸せを実感しているという前向きな声が多く寄せられました。 イラスト/うちここ<調査概要>調査タイトル:ママ・パパが選ぶ「今年を表す漢字一文字」2022調査方法:インターネットリサーチ調査期間:2022年11月2日(水)~11月17日(木)調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方(403人)調査条件:お子様がいる男女(妊娠中も含む)※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2022年12月08日育児・介護休業法の改正が国会で成立し、2022年4月1日から新しい制度が始まります。ベビーカレンダーは、859人のご夫婦(20代~60代)を対象に、「育児・介護休業法」改正に関する意識調査をおこないました。その分析結果についてお知らせします。 4月1日から順次施行される、改正育児・介護休業法。大きな変更点としては2022年4月から施行開始される「制度周知・意向確認」と、2022年10月から始まる「出生時育児休業(産後パパ育休)」の2つが挙げられます。 今回の調査では、日本において男性の育児休業(以下、育休)取得率が上がらない理由として7割以上の人が「社内の理解を得ることが難しいから」と答えました。そこで、会社から「制度周知・意向確認」があった場合、育休を取得するかアンケートを取ったところ、全体の6割以上が「取得する」と回答し、「制度周知・意向確認」がなかった場合と比較して32%も増加しました。 さらに、育休中の就業を可能にする「出生時育時休業」制度については、約9割のパパが賛成していることが明らかになりました。この結果から、今回の法改正により「社内理解」と「現場の業務負担」が改善されるかどうかが、今後の男性における育休取得の促進の大きな鍵を握っていることが改めて分かりました。 男性の育休取得が進まない理由として、約8割のパパが「社内の理解を得ることが難しいから」と回答!当事者であるパパの8割以上が「育児・介護休業法」の改正について内容を把握しておらず、育休に関する理解、関心の薄さが、取得時の最大のネックに…パパを対象に、2022年4月から実施される育児・介護休業法の改正について、「4月から段階的に施行されることはご存じですか?」と質問したところ、「知らない(33.9%)」「知っているが内容は把握していない(47.7%)」という結果となり、全体の81.6%が育児・介護休業法の改正について詳細を把握していないことが明らかになりました。 また、「日本では男性の育休取得が進まないと言われていますが、その理由はなんだと考えますか?」と質問したところ、1位「社内の理解を得ることが難しいから(76.1%)」、2位「周りに取得した前例がないから(61.0%)」という回答となりました。この結果から、男性が育休を取得することに対して周囲の理解のみならず、当事者の理解、関心が薄く、その結果、男性の育休取得率の低下に繋がっているということが分かりました。 「制度周知・意向確認」に賛成なパパは全体の9割以上!しかし、会社内のポジションが上がるにつれて、「どちらともいえない」の回答率が増加傾向にパパを対象に、「『制度周知・意向確認』について賛成ですか、反対ですか?」と質問したところ、「賛成(63.8%)」「どちらかといえば賛成(27.2%)」という回答になり、全体の91%が賛成という結果になりました。 しかし、会社内の役職別に回答を見ると、一般社員クラスが「賛成(67.5%)」であるのに対し、課長クラスでは「賛成(53.3%)」となり、経営層・役員クラスになるにつれて「どちらともいえない」の回答率が増加傾向にあることが分かります。 「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答された理由1位制度を知っていても自ら申し出づらいから(83.4%) 2位取得を迷っている人に対しても会社が後押ししてくれると感じるから(62.0%) 3位まだ制度を知らない人が多いと思うから(61.9%) 「どちらかといえば反対」「反対」と回答された理由1位積極的に育休を取得されると業務に支障をきたすから(35.7%) 2位意向確認といいながら、「取得しないよね?」と圧力をかけられそうだから(21.4%) 3位育休を取得しなくてはいけないようなプレッシャーを感じるから(14.3%)男性が育休を取得することに対してポジティブに考えていないから(14.3%) 「どちらかといえば反対」「反対」の理由として「その他」と回答された方からは、「周知されても結局会社の理解がないから」、「義務にしない限り取れないと思う」「制度を伝えたところで積極的に取れるようになると思えない」といったあきらめに近いコメントが多く寄せられました。 「制度周知・意向確認」があるだけで、育休を取得したいと思うパパが3割以上も増加し6割超へ!世の中のパパは会社からの後押しや、詳細説明を求めていることが判明パパを対象に、会社からの「『制度周知・意向確認』があった場合、あなたが当事者だとしたら育休を取得しますか?」と質問したところ、「取得する(61.0%)」となり、6割以上の男性が育休取得に対して前向きに考えていることが分かりました。 一方で、「『制度周知・意向確認』がなかった場合、育休を取得しますか?」という質問したところ、「取得する(28.9%)」となり、32%の差が認められました。 会社からの「制度周知・意向確認」がない場合「取得しない」と回答した方の理由として、1位「会社から説明や意向確認がなければ自ら申し出づらいから(72.5%)」、2位「もともと男性の育休取得に対してあまり好意的ではない社風だから(43.4%)」などの、上司や同僚の目を気にする理由が多く見られました。また、3位は「会社から説明がなければ、育休制度についてよくわからないままだと思うから(39.9%)」と制度理解に対して受け身な姿勢も見られました。 また、今回アンケートに協力いただいたパパの2022年3月現在の育休取得率は20.6%で、この数値は、「『制度周知・意向確認』がなくても育休を取得する。」と回答した方の割合(28.9%)と変化が少ないことから、いかに法改正や制度を整えても、制度周知・意向確認による、育休取得の後押しが必要である事が分かります。 パパに育休を取ってほしいと思っているママは7割以上。育休取得を前向きに考えているパパは6割以上いるのに対し、実際に取得してくれそうだと回答したママは4割程度と、「現実的には育休を取得するのは難しいだろう」と考えられているママを対象に「法改正を受けて、育休取得可能な当事者となった場合、パパに育休を取得してほしいと思いますか?」という質問をしたところ、「はい(73.9%)」と多くのママが育休を取得してほしいと思っていることが分かりました。 しかし、前述のとおり「制度周知・意向確認」の実施によって、育休取得を考えているパパが61%と全体の半数以上もいるのにもかかわらず、ママに「法改正を受けて、育休取得可能な当事者となった場合、パパは積極的に育休を取得してくれると思いますか?」という質問をしたところ、「取得してくれると思う(42.0%)」という結果となりました。この結果から、パパに育休を取得してほしいとは思いつつも、実際に取得するのは難しいだろうと考えられている実態が分かります。 会社からの周知・確認があっても育休取得しない理由として、すべての人が「収入が減少するから」と回答。そのうち「育児休業給付金」を正しく理解している人は1人もいないという実態が明らかにパパを対象に、「会社から『制度周知・意向確認』があった場合、育休を取得しますか?」という質問を行い、「取得しない(14.8%)」と回答した方に対して、取得しない理由を聞いたところ、すべての方が「収入が減少するから(100%)」を選択しました。 同じ対象者に「育児休業給付金(賃金月額の67%相当額)を受け取る期間は社会保険料が免除されるため、実質、通常の賃金の8割ほどがカバーされることをご存じですか?」と質問しました。その結果、全ての方が「知らなかった(100%)」と回答しました。 以上の結果から、「育児休業給付金」について正しく理解されていないことが、男性の育休取得の妨げになっていることが明らかになりました。理解不足により取得に後ろ向きになるケースを減らすためにも正しい制度内容の周知が必要だということが改めて分かりました。 一般社員から経営者層まで、約9割のパパが育休中の就業を可能にする「出生時育休」制度に賛成!反対する人の理由1位は「育児に専念できない」と、一部から懸念の声もあがる結果となった2022年10月からは「産後パパ育休」と呼ばれる、産後8週間を対象とする「出生時育児休業」(以下、出生時育休)の創設が予定されています。現在でも産後8週間の育休の取得は可能ですが、今回新しくなるポイントは、休業期間中に一定の範囲内で就業が可能となる点と、産後8週間の中で4週間の育休を分割して取得できるようになる点です。 この「出生時育休」について賛成か反対かという質問をしたところ、「賛成(53.3%)」「どちらかといえば賛成(33.0%)」と86.3%以上のパパが、この制度についてポジティブに捉えていることが分かりました。 さらに、役職別回答を見ても、「制度周知・意向確認」制度に比べ、一般社員から経営層まで幅広い階級で肯定的に考えられていることも明らかになりました。 「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答された理由1位育休中に就業が可能になることで、他の社員に負担をかけずに業務を調整できるから(71.1%) 2位以前より柔軟性が高まり、男性の育休取得のハードルが下がると思うから(66.9%) 3位育休の分割取得によって、夫婦で育休を交代しやすくなるから(53.2%) 「どちらかといえば反対」「反対」と回答された理由1位育休中の就業が可能になることで、つい仕事をしてしまって育児に専念できない気がするから(79.5%) 2位以前よりも面倒な手続きが増えそうだから(33.3%) 3位男性が育休を取得することに対してポジティブに考えていないから(18.0%) 一部懸念の声も寄せられていますが、男性の育休取得が難航する大きな理由として「業務の調整が難しい」という点が挙げられており、「出生時育休」制度はそれを解消するものとして、今回の調査結果からも、「出生時育休」が男性育休のハードルを下げる制度であることが分かります。 また、共働きをしているママに対して「育休は夫婦で交代して取得したいですか?それとも夫婦で同じタイミングに取得したいですか?」と質問したところ、「同じタイミングで取得したい(53.5%)」という回答が多いものの、「交代で取得したい(27.6%)」という回答も一定数ありました。ここから、パパと育児を分担することで早く社会復帰したいという、女性の積極的な社会進出の傾向も伺えます。 法改正を受けて企業に望む対応1位は「育休取得についての相談制度の設備」。しかし、法改正を受けて実際に「会社に変化があると思う」と回答したのはわずか2割程度と期待値は非常に低い結果にパパを対象に、「法改正を受けて、企業にどのような対応を望みますか?」と質問したところ、「育休取得に関する相談体制の整備(73.3%)」という回答が最も多く寄せられました。次いで「改正後の育休に関する詳しい説明や研修の実施(63.2%)」という回答となりました。 一方で、「法改正を受けて、今ご自身が努めている会社に変化があると思いますか?」という質問をしたところ、「ないと思う(41.1%)」「わからない(35.2%)」と76.3%の方が会社側の変化に期待を寄せていないことが分かりました。 この結果から、各企業の男性育休に対する理解や関心の薄さは根強いものだと考えられていることがわかります。企業として、男性の育休取得率をあげるために、個々に対する育休取得の後押しや、男性育休についての認識を徹底することが重要になると考えられます。 パパが育休を取得してくれたママの感想「良かった点」1位は「子どもの成長を一緒に間近で見守ることができた」!育休を取得したときに手伝ってほしい育児1位は「夜泣き対応」!実際に今までにパパが育休を取得したことがあるママに対して、「パパが育休を取得して『良かった点』を教えてください」と質問しました。回答の1位は「子どもの成長を一緒に間近で見守ることができた(78.7%)」、2位が「育児・家事の負担が減った(75.6%)」、3位が「家族の時間が増えた(69.5%)」という結果になりました。 一方で、「パパが育休を取得して『悪かった点』を教えて下さい」という質問には、1位が「収入が減った(54.3%)」2位が「思ったより育児・家事の負担が減らなかった(25.6%)」、3位「育児・家事について説明する必要があり面倒だった(20.9%)」という結果となり、育休を取得する前からしっかりと家事育児の分担を話し合い、日常から家事育児にしっかりと参加しておくことが重要だと考えられます。 子どもの成長を一緒に感じられ、今まで以上に家族の時間を共有できる育休ですが、せっかく育休を取得しても一部では逆に不満を覚えてしまうケースがあることがわかりました。 そこで、「今後、パパが育休を取得した場合、特に携わってほしい育児・家事はなんですか?」と質問したところ、「夜泣き対応」「寝かしつけ」が上位を占めました。母乳で育てている場合は、夜間授乳はどうしてもママの役割となってしまうため、それ以外の夜間の対応を率先して引き受けてあげることが育休成功のポイントとなるかもしれません。 育休を取得する際には、まずは自分が携わりやすい部分から携わるのではなく、しっかりママと話し合い、お互いが納得する家事・育児の分担を行うと良いのではないでしょうか。 2022年4月から法改正が始まり、より男性が育休を取得しやすい環境になります。企業の対応に任せるだけでなく、個人でも制度について知っておくことで、いざ当事者になったときにより良い育休の時間を過ごすことができると考えられます。 また、当事者だけでなくすべての人がこの制度を理解することにより、子育てをする人もしない人も、お互いを尊重し、助け合える職場環境を整えていく事が重要です。今回の法改正をきっかけに、改めて職場や家庭で男女の育休について話し合ってみてはいかがでしょうか。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用されたご夫婦調査期間:2022年3月16日(水)~3月18日(金)調査件数:859件※集計結果は100%にならない場合がございます。
2022年04月01日ベビーカレンダーはベビーカレンダー会員を対象に、2021年を振り返り、今年1年を表現するのに相応しい「漢字一文字」と、漢字の選定理由を募集いたしました。募集の結果、20代~60代の845人のママ・パパから応募いただき、その結果を分析し、ランキングとともに発表します。 「今年を表す漢字一文字」トップ3は「家」「耐」「幸」 第1位「家」(65票)調査実施期間は新型コロナウイルスの感染状況が比較的落ち着いている期間でしたが、コロナ禍の生活様式が習慣化、引き続き不要不急の外出を避け、家で過ごす時間が中心となっている様子が見て取れました。長く続くコロナ禍においても「家族のきずなが深まった」、「家族の大切さに気が付いた」などポジティブなコメントが数多く寄せられました。また、家族が楽しく家で過ごすための工夫やアイデアを練ったり、いつも以上に長く子どもと過ごすなか、普段見られない子どもの姿に喜びを感じたりと、ママ・パパならではのコメントと共に「家」が第1位に選ばれました。 <応募者コメント:「家」を選定した理由>30代女性/2児の母「お家時間が続き、室内遊具やおもちゃが増えた一年だったので家を選定しました。」 30代男性/2児の父「家族の時間が多く取れ家族で遊ぶことが多くなり、家に居たいと強く思うようになりました。」 30代女性/3児の母「親子行事がないなかでもお家時間を親子で楽しく過ごしました。普段、公園等では見られなかった子どもの姿も見ることができました。どんな状況でも子どもたちは自分たちで楽しむ方法を考えだし、のびのびと過ごしていました。子どもの新たな一面を発見できたお家時間でした。」 30代女性/2児の母「お家時間が増え、家で何か楽しい事をと考え、おうち縁日やおうちキャンプ、いろんなイベントを家の中で開催しました。」 30代女性/1児の母「6年ぶりの妊娠。コロナ禍の不安を抱えつつ、つわりや体調不良に悩まされ家で過ごすことが多かったですが、お菓子を作ったり、長女と工作をしたり、家ならではの楽しみ方ができた年だったと思いました。お家最高!!」 第2位「耐」(32票)「耐える」を表す「耐」の漢字が2位となりました。「旅行や外出を我慢した」といったコメントが多かった一方、「立ち会い無しの出産をひとりで耐えた」、「孤独のなかでの育児に耐えた」など、コロナ禍でパパ・ママが向き合う問題を表す言葉として、「耐」を応募される人が多数いらっしゃいました。一見ネガティブなワードが選ばれたようですが、「耐えた後にはかわいいわが子の笑顔に救われる」など、ママ・パパらしい耐え忍び方に関するコメントも目立ちました。 <応募者コメント:「耐」を選定した理由>30代女性/1児の母「感染状況の再拡大を受けておでかけしたい欲に耐える、1歳双子の暴走に日々耐える、わめき散らしたい葛藤と毎日戦って耐える…(耐え切れない日も多々あり)でも耐えた後にはかわいいわが子の笑顔に救われる…そんな一年でした。」 60代男性/2児の父「コロナ禍で、催事もほとんど中止、緊急事態宣言解除後の地域の祭りやおもちゃの病院に、ドッと集まる子どもたちを見て、子どもたちも耐えていたのだと感じました。」 30代女性/2児の母「初めてひとりで出産。立ち会いもできず、孤独にも耐え、産後は年子育児で必死でした。ストレスがいっぱいの1年だったし、子どもを預けるにもコロナの壁があり、家にこもって耐えて我慢した一年でした。」 第3位「幸」(28票)第3位の「幸」の漢字を選んだ方の理由を見てみると、約9割の方が新しい家族の誕生にまつわるという理由で「幸」を選んでいることがわかりました。コロナ禍に新しい家族を迎えたママ・パパは、不安な状況での妊娠・出産、孤独な育児など、さまざまな問題を抱えながらも「生まれてきてくれたことに幸せを感じる」とコメントしています。 <応募者コメント:「幸」を選定した理由>20代女性/1児の母「なかなか授かれなかった子どもが今年ようやく授かり、夫婦で幸せを噛み締めながら生活してきた1年でした。周りの方にも恵まれ、身近なところにいろいろな幸せがあると感じました。」 30代男性/3児の父「子どもができたことと、コロナのおかげで普段より家族一緒に過ごせているからです。」 40代女性/1児の母「長い妊活の末、来てくれたわが子。どんなにしんどい眠いと思っても、妊活当時のことを思い出すと後から幸せを感じずにはいられません。」 続いて、トップ10を発表! <ベビーカレンダー編集長コメント>2021年も引き続き自粛生活が中心の1年でしたが、コロナ禍で人の価値観やお金をかけるポイントなどが大きく変わったかと思います。 育児中のママやパパにとって、今年はどんな1年であり、そしてどんな想いで過ごされていたのでしょうか。それを育児の当事者だけでなく多くの方に共有し、少しでも子育てがしやすい世の中にできたら…。そんな想いから今回、ママとパパにとってのこの1年を漢字一文字で表してもらう企画を実施することにいたしました。 トップ10は上記の結果となりました。コロナ禍で大変な思いをしたり孤独を感じることが多いなかで、今だからこそ感じられる幸せ、そして今目の前にある幸せを見つけて前向きに育児をしている様子を知ることができ、胸が熱くなる思いがしました。来年はどんな1年になるのでしょうか。ベビーカレンダーは多くのママ・パパ、赤ちゃんがより一層笑顔になれるよう、引き続き世の中の動きに着目しつつ、ママたちにとって役立つ情報を発信して参ります。 <調査概要>調査タイトル:ママ・パパが選ぶ「今年を表す漢字一文字」調査方法:インターネットリサーチ調査期間:2021年10月15日(金)~11月17日(水)調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方(845人)調査条件:お子様がいる男女※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2021年12月13日新型コロナウイルスの感染拡大から1年超。ベビーカレンダーは、日本全国の産院76院を対象に『産院における新型コロナウイルス感染拡大の影響』についてアンケートを実施し、産院の現状と今後の見通しについて調査しました。(調査期間:2021年6⽉10⽇〜6⽉20⽇) 2020年と比べた初診人数について、約半数が「減った」と回答コロナ禍における産院の状況を調査するため、日本全国の産院76院を対象に「お産の初診人数について前年(2020年)に比べて変化はありましたか」と質問したところ、最も多い回答が「まあ減った」(39.8%)、次いで「変わらない」(31.5%)という結果となりました。「かなり減った」「まあ減った」を合計すると49.4%を占め、約半数の産院で2021年の初診人数が2020年より減っていることがわかりました。 2021年6月4日に厚生労働省より発表された、2020年の人口動態(※1)によると、2020年の出生数は前年より約2.8%減少の84万832人で、1899年の調査開始以来過去最少を記録。とはいえ、内閣府が公表している平成27(2015)年版高齢社会白書の「出生数及び死亡数の将来推計」では、2020年の出生数の予測は83万6,000人とされており、それと比較すると上回っている状況です。また、2018年から2019年の減少率が5.8%だったことと比較しても、大幅な減少とは言えず、2020年時点では新型コロナウイルスが出生数に影響したとは言い切れない状況でした。 しかし今回の調査の結果から、現場の肌感覚としても出生数の減少傾向が浮き彫りとなり、2021年においては新型コロナによる少子化への影響が懸念されます。 (※1)令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況<結果の概要> 「立ち会い」や「面会」はコロナ禍で依然として約9割が制限中産院の現状をさらに具体的に調査するため、「診療の付き添い」「里帰り出産」「立ち会い出産」「面会」「母親学級・両親学級」のそれぞれの受け入れ状況についても質問をおこないました。その結果、「里帰り出産」以外の4つの項目で9割以上の割合でコロナ禍前と比べて制限があることが明らかに。 具体的には「立ち会い出産」について「受け入れていない」44.7%、「制限付きで受け入れている」51.4%、「面会」は「受け入れていない」59.2%、「制限付きで受け入れている」39.5%と、「立ち会い出産」と「面会」は9割以上の割合で制限があることが明らかとなりました。 ▼立ち会い出産 ▼面会 また、同様に「母親学級・両親学級」についても「開催していない」39.5%、「制限付きで開催している」51.3%と9割以上が制限中という結果となりました(有効回答数:76)。 さらに診療への「付き添い」に関しては、「受け入れていない」が58.7%、「制限付きで受け入れている」が41.3%と、回答を得られた75院すべての産院で制限があるとの結果に。(ただし妊婦さんが外国人など通訳が必要な場合や、夫婦双方に説明が必要な場合などは受け入れる、と回答する産院が多数) 一方で、「里帰り出産」については「受け入れる」が63.2%と、半数以上の産院が受け入れていることがわかりました(有効回答数:76)。「制限付きで受け入れている」(33.3%)も含めると97.3%となり、制限はありつつも、ほぼすべての産院が里帰り出産を受け入れているという結果に。制限の内容としては、「帰省後2週間の自宅待機」という回答が多数でした。 上記の結果から、コロナ禍においては感染予防の観点から「妊婦さん以外の人が院内に入ること」を制限する産院が多いことがうかがえます。立ち会い出産や面会が制限されることで、出産を控えている妊婦さんが不安や孤独感を抱いたり、これから子どもを授かりたいと考えている女性やそのご家族が、妊娠・出産をちゅうちょし、先送りにしたりする可能性も考えられます。 しかしながら、コロナ禍における産院の対応は制限することばかりではありません。 安心して出産に臨めるように、約8割の産院が「コロナ対策サービス」を開始コロナ禍で妊娠・出産にまつわる制限が依然としてあるからこそ、産院では妊婦さんの孤独感や不安を軽減するための新たな取り組みも生まれています。新型コロナ感染拡大の影響を受けて「新たなシステムやサービスを導入した」と回答した産院は75.0%と、約8割の産院が2020〜21年にかけて新しい取り組みを開始していることが明らかとなりました。具体的な取り組みやサービスの内容として、回答が多かったものは下記のとおりです。 1位:母親学級・両親学級の代わりとなる資料等の制作・・・35.5%2位:リモート母親学級・両親学級・・・30.3%3位:リモート立ち会い出産(ビデオ撮影や、テレビ電話をつなぐなど)・・・28.9%4位:リモート面会(テレビ電話をつなぐなど)・・・17.1%4位:出産直後の写真・ビデオ撮影・・・17.1%6位:エコー写真・動画をスマートフォンやパソコンで閲覧できるサービス・・・14.5%※複数回答可 その他にも、「オンライン予約」(10.5%)、「オンライン診療/妊婦健診」(7.9%)などが挙げられ、ITを活用した取り組みが多く開始しています。コロナ禍以降、「DX」(デジタルトランスフォーメーション※2)という言葉がよく聞かれるようになりましたが、産院においてもDXが取り入れられつつあるようです。(※2)「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念のこと また、こうした新たな取り組みに関して、産院からは下記のようなコメントが寄せられました。 ・「エコー写真や動画をスマホで閲覧できるシステムが、健診に付き添えないご家族に喜ばれた」・「オンライン予約システムを導入したところ、患者さんの人数の予測ができるようになり、受付の残業が減り、患者さんの待ち時間の短縮にもなって、とても便利になった」・「外来予約システムで院内の混雑を回避し、患者さんから喜ばれた。リモート立ち会い出産がご家族から好評だった。いつでもリモートでビデオ通話ができるため(Free Wi-Fi設置)、入院患者さんから喜ばれた」・「オンラインでの立ち会い出産、学級などは新型コロナが収束しても続けていこうと思う」 日本で初めて緊急事態宣言が発出された2020年4月から1年以上経過し、コロナ禍という非常事態においても体制が整いつつある状況下で、妊婦さんの不安や孤独を軽減するため各産院がITを駆使した工夫を凝らしている現状がうかがえます。 上記のようなITを用いたサービスは、妊婦さんが安心して出産に臨める環境づくりとしてだけでなく、ご家族の安心にも繋がります。実際に、ベビーカレンダーに寄せられたコロナ禍の出産体験談のなかには、立ち会い人数は通常1名までとされていたところ、リモート立ち会い出産になったことで家族全員とテレビ電話をつなぐことができ、にぎやかな出産で良い思い出になったという声もありました。 コロナ禍の出産の現場において、産院の新しい取り組みが家族の絆をより深めていると言えるのではないでしょうか。 制限解除のカギは、ワクチン接種率や警戒レベルの引き下げかこのように産院でデジタルを活用した新たな取り組みが生まれつつも、望まれるのは現状制限されている立ち会い出産や面会などが再開すること。そうした日常が戻るのはいつ頃になるのでしょうか。「現在受け入れや開催を休止・制限しているものについて、今後どのような状況になれば再開を検討しますか」と質問したところ、最も多い回答は「再開の目処は立っていない、まだわからない」(51.5%)でした。残念ながら半数を超える産院で、まだ再開の目処は立っていないようです。 しかし、次いで多い回答が同率で「全国民のワクチン接種が完了したら再開予定」(15.7%)、「県内の感染状況の警戒レベルがステージ1に引き下げられたら再開予定」(15.7%)となっており、「ワクチン接種率」や「各自治体の感染状況の警戒レベル」が立ち会い出産や面会の再開の一つのターニングポイントと考えられていることがわかります。 菅義偉首相は2021年6月9日の党首討論において、新型コロナウイルスのワクチンに関し、「希望するすべての人への接種を10~11月に終える」と表明しており、ベビーカレンダーが厚生労働省に確認をおこなったところ、同省からも同様の回答を得ました(2021年7月26日時点)。 これらの状況を踏まえると、2021年秋の終わりごろには徐々に産院での現在の制限が緩和され始める可能性があるのかもしれません。 <調査概要>調査対象:日本全国の産院76院調査期間:2021年6月10日(木)~2021年6月20日(日)調査件数:76件※本リリース内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2021年08月12日ベビーカレンダーは、経産婦さん703名を対象に『コロナ禍における第2子以降の妊娠』についてアンケート調査をおこないました。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。 新型コロナ流行前に第2子以降を希望していたママのうち約32%が妊娠を延期または諦めることに2016年5月23日〜2019年5月23日に出産し、現在妊娠中ではない経産婦さん703名に、新型コロナウイルス感染症が流行する前、2人目以降のお子さんの妊娠を希望していたか質問したところ、「とても希望していた」24.4%、「まあ希望していた」23.3%という結果に。新型コロナ流行前は、全体の約5割(334名)の経産婦さんが第2子以降の妊娠を希望していたことがわかりました。 続いて、第2子以降の妊娠を希望していた経産婦さん334名に、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、妊活の状況や、今後の妊娠への考えに変化があったかを尋ねたところ、「とても変化があった」15.4%、「まあ変化があった」22.0%と、あわせて約37.4%(124名)が変化があったと回答しました。 さらに、変化があったと回答した124名に、妊活の状況や今後の妊娠への考えの変化について具体的に聞いたところ、「妊活や不妊治療を一旦休止した」57.2%(71名)、「妊娠を諦めることにした」22.6%(28名)、「妊活や不妊治療の開始を延期した」6.5%(8名)、「その他」13.7%(17名)という結果に。 この結果から、新型コロナウイルス感染拡大の影響により妊活や不妊治療を休止・延期した方および妊娠を諦めた方は、第2子以降希望者の約32%(調査対象者703名のうち約15%)にのぼることが明らかになりました。 新型コロナの影響により第2子以降の妊娠を延期または諦めた方に具体的な理由を尋ねたところ、下記のようなコメントが寄せられました。 ●妊婦になると薬が飲めないし、胎児への影響が怖いから。 ●新型コロナウイルスの特効薬やワクチンがないなかで妊娠•出産することは、母体にも生まれてくる赤ちゃんにもリスクが大きいと思ったため。 ●妊娠中に何かあったら怖いので、新型コロナウイルスが収束するか、きちんとした治療方法が判明するまでは妊娠したくないと思ったから。 ●妊婦や新生児が新型コロナウイルス感染症にかかった場合の治療法や症例がわからず、命に関わるリスクが大きい。今は妊娠・出産の医療体制が不安定で不安が大きいため。 ●立ち会い出産や、産後入院中に家族の面会ができないのはネックだと考えた。また、病院がコロナ対応で忙しく、産科にリソースが足りないのではないかと不安なため。 ●妊婦が新型コロナウイルスに感染するリスクと、妊娠した場合に子連れで健診に行くことへの不安、出産時の立ち会いや面会ができないことへの不安があるため。 ●経済的な不安が増えたため。 ●住んでいる地域で感染が広がりつつあったため、3月初旬から地方の実家に私と息子だけで帰省。4月から2人目の妊活を始めるつもりだったが、そもそも別居になってしまったので妊活を延期せざるを得なかった。 ●新型コロナの影響で保育園が休園になり、自宅で子どもを見ながら在宅ワークをしなければいけなくなった。そのストレスが大きく、もう1人子どもがいたらもっと大変なのだろうと絶望的な気持ちになったため。 新型コロナウイルス感染症の治療薬やワクチンが完成していない現段階では、「妊娠中に感染するリスクや胎児への影響について不安があるため、新型コロナが収束するまでは妊娠を避けたい」という声が多く見られました。 そのほか、新型コロナの影響によって収入が減少したことで経済的な不安を感じた方や、パートナーと一時的に別居することになり、妊活を休止せざるを得ない状況という方も。なかには在宅ワーク×自宅保育により大きなストレスを感じ、子育て自体にマイナスな感情を持ってしまったという方もいました。 このままコロナ禍が続けば、2021年(令和3年)は出生数が70万人を割る可能性も!?厚生労働省から発表された2020年3月の出生数の速報によると、オリンピックイヤーであったことも影響したのか、大幅な減少などはなく昨年とほぼ横ばいという数字でした(※1)。 一方で来年はどうなるでしょうか。ベビーカレンダーでは今回の調査結果から、2021年の出生数を 705,024人(※2)ほどになる可能性があると推測しました。コロナ禍によって直近の妊娠を控える方が増える状況が今後も続くようであれば、70万人を割る可能性もあるかもしれません。ほかにも、2020年3月以降、新型コロナの影響で結婚式を延期したことにより、妊娠計画を変更する方の増加も懸念されます。 ※2)2021年の出生数予測近年の出生数は毎年平均約4%減少 → 2020年の出生数の推計は829,440人となる●平成30年(2018年)の出生数では、第1子の割合が46%、第2子以降の割合が54%だったので、2020年の出生数推計に当てはめると、第2子以降=447,898人。第2子以降の妊娠を控える人が15%だと仮定すると、2021年の第2子以降の出生数は上記から67,185人ほどマイナスとなる可能性がある。●今回のアンケート調査は、第2子以降の妊娠について調査しているが、第1子の妊娠においてもコロナ禍により同じ心理状況が働くと仮定する。第1子の割合46%に2020年の出生数推計に当てはめると、第1子=381,542人。第1子の妊娠を控える人が15%だと仮定すると、2021年の第1子の出生数は上記か57,231人ほどマイナスとなる可能性がある。●第1子、第2子以降をあわせると、合計124,416人ほどマイナスとなる可能性があり、2021年の出生数は705,024人ほどになる可能性が考えられる。 産院さんへ独自取材!2020年5月の初診妊婦数は前年比6%減!?心細さを訴える妊婦さん多数ベビーカレンダーは、3軒の産院(※)に独自取材をおこない、現場の声を伺いました。(※)協力産院:医療法人愛和会 愛和病院(埼玉県)、医療法人成育会 なりもとレディースホスピタル(大阪府)、白子ウィメンズホスピタル(三重県) 新型コロナウイルスが本格的に流行し始めた2月下旬ころから、妊娠を控える方や妊活を延期した方がいた場合、産院の初診妊婦数が減る可能性が考えられます。医療法人愛和会 愛和病院(埼玉県)では、2019年5月の初診妊婦数が267人だったのに対し、2020年5月は250人と、約6%減少したといいます。また、初診で訪れた妊婦さんからは、健診への付き添いができないことへの不安、心細さに関する訴えが多く聞かれたとのことです。 医療法人成育会 なりもとレディースホスピタル(大阪府)、白子ウィメンズホスピタル(三重県)では、5月に初診に訪れた妊婦さんから「新型コロナウイルス感染による胎児への影響」について不安の声が多かったようです。 今回の新型コロナウイルス感染拡大によって、来年の出生数への影響が予測されるどうかを尋ねたところ、下記のコメントが寄せられました。 ●まだ先行指標にも傾向は現れておらず具体的に予測できるほどではありませんが、2011年の東日本大震災の際も、その翌年は分娩件数が減少しました。しかしその翌年は逆に2011年を上回る分娩件数だったことから、今回のような社会不安が妊娠・出産に直接与える影響は大きいとは感じています。(医療法人愛和会 愛和病院 上里忠司院長) ●妊活を控える方が増えている傾向にあるので、来年の出産数に影響を及ぼすと思われます。(医療法人成育会 なりもとレディースホスピタル 安田進太郎院長) 各産院からも、今回の新型コロナウイルス感染拡大が今後の妊娠・出産に少なからず影響をもたらす可能性があるとの声がありました。とはいえ、妊娠を控える人が今後も増加していくとは限らず、事態が収束に向かうにつれて妊娠・出産に前向きに臨む方が増えていく可能性も考えられます。 延期せず2020年内に妊娠を希望している人も。「高齢出産になるため少しでも早く授かりたい…」2016年5月23日〜2019年5月23日に出産し、現在妊娠中ではない経産婦さん703名に、新型コロナウイルス感染症が流行中の現在、2人目以降のお子さんの妊娠を希望しているか質問したところ、「とても希望している」14.7%、「まあ希望している」24.4%という結果に。新型コロナ流行前は約5割の経産婦さんが妊娠を希望していましたが、流行中の現在は約4割にとどまりました。 新型コロナ流行中の現在、妊娠を希望していると回答した271名のなかには、「妊娠希望時期を延期せず、2020年内に妊娠を希望している」という方が77名いました。年内に妊娠を希望する理由を聞いたところ、下記のようなコメントが寄せられました。 ●高齢出産や不妊治療を受けている関係で、授かれるならいつでも、という思いがあるから。 ●新型コロナウイルスは収束傾向にあるし、妊娠しにくい体質のため、時期をどうこう言うのではなく、妊娠に向けて常に前向きな気持ちでいるから。 ●コロナ関係なく、上の子と2歳差でできるだけ早く授かりたいから。年齢が高齢出産へ近づいており心配だから。 ●育児休業中に妊娠したいため。高齢出産になるので早く授かりたいため。 ●現在育休中で来春に職場復帰の予定だが、復職をせず続けて2人目の産休に入りたいと思っているから。 「自身の年齢や体のことを考えるとなるべく早く妊娠・出産したい」という声が最も多く、次いで「上の子どもとの年齢差や仕事復帰などのタイミングを考えているため延期したくない」といった声が多く見られました。 年齢が上昇するにつれて妊娠・出産に伴うリスクも上昇するとされているなか、妊活中の方、特に不妊治療中の方は少しでも早く授かりたいという思いが強く、未だ見通しが立たないコロナ禍の収束を待つことが難しいという方もいるようです。 「ウィズ・コロナ」時代の妊娠・出産・育児をサポートするために今回の調査結果から、新型コロナウイルス感染拡大が今後の妊娠・出産にも大きく影響することがわかりました。新型コロナウイルスが収束し、安心して妊娠・出産できるようになるまでは延期する考えの方もいらっしゃるようです。 この状況が長く続けば、来年の出生数にも大きく影響する可能性も考えられます。しかし一方で、コロナ禍のなか不安や葛藤を抱えつつも、妊娠・出産に前向きに臨む方も少なくありません。 各産院においても、少しでも妊婦さんの不安を解消するため、さまざまな対策が講じられています。たとえば受付に防護シートを設置、待合室の椅子の間隔を広げる、換気を徹底、オンライン診療を実施するなど、最大限の感染対策をおこなっています。 また、このような状況で不安を抱えている妊婦さんのお役に立てればと、ベビーカレンダーでは、お家で受講できる「動画で見る両親学級」を制作いたしました。そのほか、新型コロナウイルスに関する情報をまとめて確認できるコーナーや、無料で助産師や管理栄養士に相談できる「専門家に相談」のコーナーもございます。ぜひ、あわせてご活用ください。 今後も、新型コロナウイルス感染拡大の第2派、第3波の可能性に常に備えていく必要があります。ベビーカレンダーは、コロナと共生することを前提とした「ウィズ・コロナ」時代において、妊娠・出産・育児中のママたちへ信頼できる情報をお届けし、サポートしていきたいと考えています。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーのサービスに会員登録している経産婦の方(2016年5月23日〜2019年5月23日に出産)のうち、現在妊娠中ではない女性調査期間:2020年5月23日(土)~2020年5月24日(日)調査件数:703件
2020年06月08日ベビーカレンダーは、妊娠中の女性528名を対象に『新型コロナウイルス感染拡大による影響』について緊急アンケート調査をおこないました。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。 就労妊婦の約26%は現在も「通常どおり出勤」。一方で約3%は感染リスク避けるため「自発的に退職」妊娠が判明した時点で仕事をしており、なおかつその後も仕事を続けたという妊婦さん283名に、新型コロナウイルス感染拡大後の現在の仕事の状況について尋ねたところ、約4人に1人の妊婦さんが通常どおり出勤していることが明らかになりました。政府から妊婦の出勤停止要請などが出されていない現状では、何らかの理由により通常時と変わらず出勤せざるを得ない妊婦さんも少なくないようです。 一方で、会社の指示で在宅勤務している人は約15%、会社の指示で自宅待機(休業)している人は約12%という結果に。なかには、会社の指示ではなく自身の判断で感染リスクを避けるために休業や退職をしたという人も。有給休暇や特別休暇を利用して自発的に休業している人は約8%、自発的に退職をした人は約3%でした。 現在も「通常どおり出勤している」と回答した人に当てはまる理由を選択してもらったところ、「在宅勤務や時差出勤をしたいが、会社で認められていないため(在宅勤務が困難な職種も含む)」が41.1%と最も多く、次いで「休業または退職したが、金銭面が不安なため」「休業または退職は考えておらず、産休まで仕事を続けたいため」が同率34.3%という結果になりました。 感染リスクを避けるために本当は在宅勤務や時差出勤、休業、退職を選択したいけれど、それが困難な職種である、会社で認められていない、金銭面が不安といった理由から、通常どおり出勤せざるを得ない状況である人も多いようです。 一方の感染リスクを避けるため自発的に「休業」している、または「退職」したと回答した人に、詳しい理由を聞いたところ、下記のようなコメントが寄せられました。 ・平日に出社すると、通勤電車やオフィスが3密になるため、危険だと感じた。 ・医療従事者なので感染リスクがとても高いため。 ・保育士のため在宅勤務不可で、職場の感染対策が不十分だと感じた。3密の室内で毎日多くの子どもを預かりながら、接触や排泄物処理などもあり不安だったため。 ・職場で新型コロナウイルス感染症の陽性者が出たため。 ・接客業のため他の人と触れる機会があり不安に感じた。 通勤時の満員電車や、職場の環境は感染リスクが高いと感じたために、会社からの指示に関係なく自ら危険だと判断し、休業や退職を選択したという声がほとんどでした。ほかにも、「このような状況でも『人手が足りない』と出勤を命じられることが精神的に苦痛だった」という声もありました。 現在の生活状況は?緊急事態宣言後も約7割が買い物や妊婦健診のために「外出することがある」新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年4月7日、7都府県に緊急事態宣言が発令されました。それからわずか1週間余りで、対象地域は全国に拡大。妊婦さん528名に緊急事態宣言が発令されている現在、外出することがあるか質問したところ、「よくある」17.6%、「ときどきある」55.9%という回答結果に。 約7割の妊婦さんが「外出することがある」という状況が明らかになりました。緊急事態宣言が全国に拡大されて間もないこともあってか、完全に外出を避けている妊婦さんは少ないようです。(※調査期間4月18日〜20日) 続いて、外出することがあると回答した妊婦さんに、現在の外出の頻度を質問したところ、「ほぼ毎日」と回答した人が31.6%と最も多く、次いで「2日に1回程度」25.3%、「3〜4日に1回程度」23.2%という結果になりました。 前問では、外出について「ときどきある」と回答した人が5割以上と多数派でしたが、実際にはほぼ毎日、何らかの理由により外出をしている人が多いことがわかります。 さらに、外出の目的についても聞いてみると、1位「必要な日用品や食材の買い物」83.4%、2位「妊婦健診など通院」76.9%、3位「上の子の散歩や送迎」51.5%という回答結果でした。 やはり最も多い理由は、日常的に必要となるものを買いに行くため。そして、妊娠中ということもあり妊婦健診のための通院や、上のお子さんに外の空気を吸わせるための散歩、保育園・幼稚園への送迎などにより外に出ることが多いようです。 ただし、これらの外出において、「混み合う時間を避けて買い物をしている」「健診の際、待合室では人と距離をとっている」「近所での散歩にとどめている」という感染対策を意識する声がありました。 妊婦の感染対策!人との接触を避け、免疫力を高める生活。一時的に別居している夫婦も!?続いて、新型コロナウイルス感染対策のために、外出自粛(3密を避ける)や衛生管理(手洗いうがい・除菌など)以外に実践していることを聞いたところ、多くのコメントが寄せられ、妊婦さんが日々さまざまな対策を講じていることがわかりました。 <人との接触を避ける>・自宅に訪問客が来ても出ないようにしている。 ・配達物は玄関先に置いてもらい、直接受け取らないようにしている。 ・近所に住む家族と、以前は頻繁に会っていたが、今は会わないようにしている。 ・夫が電車で通勤しているので、寝室を分け、あまり私や子どもたちと密に接することがないようにしている。 ・可能な限り家の中でも家族と2m離れている。食事は向かい合って食べない。別室で過ごす。 <一時的に家族と別居>・熱が出た家族とは別居している。 ・営業職の夫とは別居し、在宅勤務の実父・実母と生活している。 ・里帰り中だが、夫が会いに来ないようにしている。実家住まいの弟が一時的に別居してくれている。 ・夫の職場で感染の疑いがある人が出た際、ホテルに待機してもらい、一時的に別居した。 ・夫はスーパーに勤務しているので別居している。 <免疫力を高める生活>・免疫力を下げないように、バランスの良い食事とたっぷり睡眠をとる。人の少ない時間帯や場所を狙って有酸素運動をする。 ・散歩やヨガ・ストレッチなどで体を動かすことと、栄養のある食事を摂ること、睡眠不足にならないように適宜昼寝などで補うことで、免疫力が低下しないように気をつけている。 ・規則正しい生活をして、免疫力が下がらないようにしている。 やはり同居する家族以外とは接触しないようにするという声が多いものの、なかには家庭内であっても感染のリスクを避けるために密な接触をしない、別室で過ごしているという人も。仕事などの都合により外出を避けられない家族がいる場合、一時的に別居することを選択した人も少なくないようです。 加えて、万が一感染した場合に重症化しないよう、自分自身の免疫力を高めることを意識して生活しているという人が多く見受けられました。 里帰り出産を予定していた妊婦の約1割は里帰り自粛、または自粛を検討中次に、里帰り出産を予定している(していた)妊婦さん161名に、現在の状況について尋ねました。里帰り出産を予定しており、転院先に受け入れを承諾されている人が64.6%、すでに里帰り中の人が1.9%と、現状では7割近く妊婦さんが予定どおりに里帰り出産をおこなえる状況にあるようです。 その一方で、里帰り出産を予定しているが、転院先が受け入れてくれるかわからない人が8.1%、転院先に受け入れを拒否された人が0.6%という結果に。 また、感染拡大に伴い里帰り出産を自粛した人は6.8%、自粛を検討中の人は4.3%と、あわせて約1割が里帰り出産を自粛した、または自粛を検討中ということがわかりました。 さらに、里帰り出産を自粛した人や、里帰り出産を予定していたが転院先に受け入れを拒否された人のなかには、まだ出産する産院が決まっておらず、受け入れ先を探している状況という人もいました。 約7割は「産前学級」が、約6割は「立ち会い出産」が中止になったと回答。面会の制限も…通院している産院や出産予定の産院で、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、中止または制限されたことを質問したところ、5割を超える回答数となったのは「産前・産後の入院中の面会」74.6%、「母親学級・両親学級」74.4%、「妊婦健診への付き添い」63.4%、「立ち会い出産」59.9%でした。 「その他」のなかには、産院の見学会・説明会が中止になった、病院が妊婦以外の立ち入りを禁止している、妊婦健診の回数が減った、病院が人員不足になった場合には無痛分娩が中止されるといった回答も。 この結果からも、多くの産院が感染拡大を防止するための措置を講じていることがわかります。 「ベビー用品を準備できない」「収入が激減」「ひとりで出産に耐えられるのか…」妊婦から不安の声最後に、妊婦さんたちが現在困っていること、そして今後の生活について心配なことを尋ねたところ、下記のような多くの不安の声が寄せられました。 <生活について>・そろそろ必要な赤ちゃん用品などを検討したいが、外出自粛のため見に行けない。 ・ベビーガーゼやおしり拭きなどが品薄状態で、今後入手できるのか心配。 ・出産後にいつ外出できるのか、子どもが感染しないようにどのような対策をすれば良いのかわからない。 ・妊娠中なこともあって、急な病気や体調不良で病院へ行きたくても気軽に行けない不安がある。 <仕事について>・このような状況で、出産後に仕事復帰できるのか不安。 ・夫の仕事がなくなり収入が激減。経済的な不安が大きい。 ・子どもが生まれたら保活をする予定だったが、この状況では子どもを預けることも不安。 ・出産後に仕事復帰のための就職活動を考えていたが、この状況で就職できるのか心配。 <出産について>・出産後、免疫力が低い状態で育児をおこなうことを考えると、子どもへの感染が心配。 ・無事に生まれるのか不安。出産後にもし感染したらと思うと、どうしたらよいのかわからない。 ・面会も立ち会い出産も中止になり、ひとりで出産に耐えられるか不安。 ・人との関わりを避けなければならない状況なので、出産・子育ての悩みを相談できる機会が減っている。 ・初産なのに両親学級に行けておらず、私だけでなく夫も不安に思っている。 今回の調査結果から、新型コロナウイルス感染拡大は、妊娠中の女性やその家族にも深刻な影響を及ぼしていることが改めて明らかになりました。 このような状況で不安を抱えている妊婦さんのお役に立てればと、ベビーカレンダーでは、お家で受講できる「動画で見る両親学級」を制作いたしました。そのほか、新型コロナウイルスに関する情報をまとめて確認できるコーナーや、無料で助産師や管理栄養士に相談できる「専門家に相談」のコーナーもございます。ぜひ、あわせてご活用ください。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方のうち、現在妊娠中の女性調査期間:2020年4月18日(土)~2020年4月20日(月)調査件数:528件
2020年04月28日まもなく迎える2020年3月11日。東日本大震災から9年、そして、日本初の「乳児用液体ミルク」(以下、「液体ミルク」といいます)が発売されてから1年が経とうとしています。ベビーカレンダーは、 2,484名のママを対象に「乳児用液体ミルク」に関するアンケート調査をおこないました。調査・分析の主なポイントは下記のとおりです。 日本初の液体ミルク発売から1年。使ったことがあるママは約4割!使用率は前回調査より10倍増!今回、2,484名のママに液体ミルクについて知っているかを質問したところ、「よく知っている」31.8%、「まあ知っている」58.4%という回答結果に。約9割ものママが液体ミルクを知っており、認知率の高さが明らかになりました。 続いて、液体ミルクを使用した(子どもに飲ませた)ことがあるかを質問したところ、37.2%のママが「はい」と回答。約4割のママが、液体ミルクを使用した経験があることがわかりました。2018年12月、699名のママに同様の質問をした際には、「はい」と回答したママは全体のわずか4%程度であったことから、1年余りで液体ミルクの使用率は約10倍に上昇したことがわかります。 液体ミルクを使用したことがあるママ991名に、どのメーカーの液体ミルクを使用したかを質問したところ、江崎グリコ「アイクレオ 赤ちゃんミルク」46.5%、明治「明治ほほえみ らくらくミルク」32.9%、両方とも使用したことがあるママは19.9%、その他は0.7%でした。その他のなかには、外国産の液体ミルクを使用したという回答もありました。 現在販売されている国産の液体ミルクは2種類のみですが、内容量で選んだというママが多数派でした。「アイクレオ 赤ちゃんミルク」は1本125ml、「明治ほほえみ らくらくミルク」は1本240mlです。両方使用したというママのなかにも、哺乳量が少ないうちは「アイクレオ 赤ちゃんミルク」、哺乳量が増えてから「明治ほほえみ らくらくミルク」に移行したというママや、何時間外出するかによってその都度使い分けているというママもいました。 初めて使う際に、赤ちゃんが飲んでくれるかわからないため、まずは量が少なめの「アイクレオ 赤ちゃんミルク」から試したという意見も多く、7割近くのママが「アイクレオ 赤ちゃんミルク」を使っている理由の一つは内容量にあるといえそうです。 液体ミルク、赤ちゃんは飲んでくれる?約9割の家庭で常温のままor温めると「飲んでくれた」!続いて、液体ミルクを使用したことがあるママ991名に、お子さんが液体ミルクを飲んでくれたかどうか質問したところ、75.0%が「常温で飲んでくれた」、15.8%が「常温では飲まないが、温めると飲んでくれた」、9.2%が「飲んでくれなかった」と回答しました。なんと約9割の家庭の赤ちゃんが、常温または温めることで液体ミルクを飲んでくれたということが明らかに。 液体ミルクは、普段赤ちゃんが飲んでいる母乳または育児用ミルク(粉ミルク)と味や温度が違うため、飲んでくれないのではと不安に感じるママも多いかもしれませんが、今回の結果から、多くの赤ちゃんが液体ミルクを飲んでくれることがわかりました。 次に、初めて液体ミルクを使用したのはお子さんが生後何カ月のときかを質問したところ、最も多かったのは「生後1カ月」、次に「生後3カ月」「生後2カ月」と続きました。離乳食が始まる前の、母乳や育児用ミルク(粉ミルク)のみで栄養を摂取する時期に液体ミルクを試してみたというママが多いようです。 さらに、どんなシーンで液体ミルクを使用したのかを聞いたところ、TOP3は1位「外出・旅行時」69.2%、2位「急いでいるとき・時間がないとき」24.0%、3位「家族・委託した保護者に赤ちゃんを預けるとき」23.9%という結果に。4位には「常時(通常の育児用ミルクの代わりとして日常的に)」13.4%という回答が続いていることからも、特別なときに限らず、育児用ミルク(粉ミルク)のように液体ミルクを日常使いしているママが多いことがわかります。 その他の回答には、行事やイベントなど、母乳での授乳や、調乳が難しい状況で使用したという声や、災害など、もしものときの練習のために飲ませてみたという声が多くありました。 約8割のママが液体ミルクを使ってみて「よかった」と回答。メリット・デメリットは?液体ミルクを使用したことがあるママ911名に、実際に液体ミルクを使ってみてどうだったかを尋ねたところ、47.6%が「とてもよかった」、33.8%が「まあよかった」と回答。約8割のママが液体ミルクを使ってみて「よかった」と感じており、満足度の高さがうかがえます。 液体ミルクを使ったうえで感じたメリット・デメリットについて質問したところ、メリットTOP3は、1位「常温でそのまま飲ませることができる」87.0%、2位「外出先での授乳に便利」76.1%、3位「調乳の手間が省ける/時短になる」74.8%という結果に。「すぐに飲ませることができてラク」「授乳の準備や調乳が不要で外出時に便利」という声が多くのママから挙がりました。 一方で、デメリットだと感じる点TOP3は1位「価格が高い」74.7%、「飲み残しを捨てなくてはいけない」68.5%、「量が中途半端」50.1%という結果でした。国産の液体ミルクの価格は、「アイクレオ 赤ちゃんミルク」は1本125mlで200円(税抜)、「明治ほほえみ らくらくミルク」は1本240mlで215円(税抜)です。一般的な育児用ミルク(粉ミルク)は1缶800gで2,500円ほど。1回分を200mlとした場合、1缶で約30回分のミルクを作ることができ、1回あたりの価格は約83円です。 このように比較すると、液体ミルクは割高だと感じるママが多いことも納得できます。液体ミルクの量についても、赤ちゃんの月齢によっては125mlでは少ないし、240mlでは多いということもあり、さらに飲み残しを使い回すことができないため、あまりコストパフォーマンスが高いとはいえないのかもしれません。 SNSでも賛否両論!?出産祝いに液体ミルクをもらったら…?約6割のママは「うれしい」2019年3月、日本初の液体ミルクが発売された際に、「液体ミルクを出産祝いとして贈ろう」といった内容の投稿がSNS上で話題となりました。「良いアイデア!」と賛同する声が集まった一方で、「赤ちゃんのミルクは、人によってはデリケートな問題。ママにプレッシャーを与える可能性も…」と警鐘を鳴らす声もありました。完全母乳育児を望みながらも、思うようにいかず悩んでいるママにとっては、液体ミルクを贈られることでさらに追い詰められてしまう可能性があるのではと考える人も少なくないようです。 今回、2,484名のママに、液体ミルクを出産祝いでもらえたらうれしいかを質問したところ、20.6%が「とてもうれしい」、36.6%が「まあうれしい」と回答。6割近くのママは出産祝いに液体ミルクをもらえたらうれしいようです。反対に、「あまりうれしくない」「まったくうれしくない」と回答したママは約16%でした。 それぞれの回答理由として、下記のような声がありました。 <とてもうれしい/まあうれしい>・もしものために持っておきたいが、完母だとわざわざ買う気がしないので、もらえたらうれしい。 ・使わなかったとしても離乳食に使えるし、いざ災害が起こったときには役立つから。 <どちらともいえない>・ミルクを使用する場合は重宝するが、完母の場合、使用機会がないまま終わることにもなりかねない。賞味期限内に使用できるかの不安。ただ、予期せぬ災害時用として備えあれば憂いなしの思いもある。 ・まだ液体ミルクを使ったことがなく、子どもが飲んでくれるかわからないので。 ・欲しいタイミングではないから。 <あまりうれしくない/まったくうれしくない>・しばらくは完全母乳で育てたいとなると、置き場所をとる。賞味期限が気になる。哺乳瓶の準備ができていない。 ・必要なときに必要な分だけ欲しいから。 ・おむつ等と同じで消耗品として自分で用意するため、特別感がない。 うれしい派では、「もしものときの備えとして液体ミルクを用意したいので、もらえたらうれしい」というシンプルな理由が多く、「もし使う機会がないまま賞味期限が近づいてしまった場合には離乳食に利用すればよい」というコメントもありました。 一方で、どちらともいえない派・うれしくない派の意見としては、「赤ちゃんが飲んでくれるかわからない」といった声が多く、「必要なときに必要な数を自分で用意したい」や「出産祝いとしては実用的すぎてさみしい気がする」といった意見もありました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2020年2月22日(土)~2020年2月25日(火)調査件数:2,484件
2020年03月09日2011年3月11日、東日本大震災から9年。ベビーカレンダーは、ママ・パパ798名を対象に、「災害・防災」に関する意識調査を行いました。子育て世代がどのくらい災害を意識して生活しているのか、どういった対策をしているのか、以下の調査結果から明らかになりました。 普段から自然災害の発生を意識しているママ・パパは約7割日々の生活の中で、自然災害が起こることを意識しているか質問したところ、61.6%は「ある程度は意識している」、10.7%は「とても意識している」と回答。約7割の方が、日頃から自然災害の発生を意識して生活していることがわかりました。 また、普段から自然災害を意識していると回答した577名に、“災害に対する意識が高まったきっかけ”について質問したところ、1位は平成23年に発生した「東日本大震災」69.2%でした。甚大な被害をもたらした「東日本大震災」を受けて、自然災害が他人事ではないという意識が強まったママ・パパが多いようです。続く2位は、「妊娠や出産」51.5%。守るべき家族が増えることも、災害に対する意識が高まる大きなきっかけとなることがわかります。 さらに、「大阪府北部地震」や「熊本地震」といった震災よりも多くの方が回答しているのが、3位の「西日本豪雨」41.8%。平成30年7月に発生し記憶に新しいこともありますが、未曾有の豪雨による河川の氾濫、浸水害、土砂災害など、相次ぐ甚大な被害により、震災だけでなく「豪雨災害」への意識も高まったようです。 約6割の家庭が災害への備えや対策をしている!家庭で災害への備えや対策をしているか質問したところ、「備えている」と回答した方は約6割。反対に「備えていない」と回答した方は約4割という結果になりました。「備えていない」と回答した方からは、「意識はしているものの、先延ばしにしてしまっている」「何を備えたらいいかわからない」「あまり危機感がなく、なんとかなると思ってしまう」「育児・家事・仕事が忙しくて手が回らない」「予算がない」「備蓄品を置く場所がない」といった声が多くあがりました。発災を意識して生活をしているものの、さまざまな理由により、備えや対策ができていないというママ・パパも多いことがわかりました。 災害への備えについて、「とても自信がある」ママ・パパは0人! 「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した470名に、災害への備えが充分である自信があるか質問したところ、「とても自信がある」と回答したママ・パパは、なんと0人でした。一方で約7割もの方が「自信がない」と回答。何が起こるかわからない災害に対して、家庭での備えや対策に自信を持てない方が多いようです。また、「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した方に、「ご自身の災害への備えを100点満点で採点すると何点ですか?」と質問したところ、平均点は45点という結果になりました。この点数からも、備えや対策にやや自信がないことがうかがえます。 「非常用食品・飲料水」2〜3日分を備蓄している家庭が多数!「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した470名に、実践している備えや対策について質問したところ、下記のような結果になりました。1〜3位には、非常用持ち出し品の準備や備蓄をしているという回答が集中しました。二次災害の対策としてたびたび注意喚起される「家具・家電などを固定し、転落・落下を防止」については、意外にも優先度が低くなってしまうのか、27.7%にとどまりました。さらに、「家族で防災会議(災害に備える家族同士の話し合い)、または防災・避難訓練をおこなっている」という方は4.5%と少数でしたが、具体的な実践内容として「家族がバラバラの場所にいた場合を想定した避難場所や、合流場所を話し合った」「実際に非常用持ち出しバッグを持って歩き、避難所まで行ってみた」「災害用伝言ダイヤル(171)を実際に体験してみた」などがあがりました。 そして、1位の「非常用食品・飲料水を備蓄している」と回答した385名に、何日分の食品・飲料水を備蓄しているか質問したところ、「2〜3日分」を備蓄している方が最も多く、62%でした。保管場所を確保する必要があるため、物量的に2〜3日分が限度ということもあるようです。 451人中301人が、赤ちゃん用の災害時持ち出し品を準備 「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した方のうち、家族に赤ちゃんがいる451名に「赤ちゃんのために、災害時の持ち出し用として特別に準備しているものがあれば教えてください」と質問したところ、「紙おむつ/パンツ」と「おしりふき」がそれぞれ5割以上の回答数でした。次いで回答数が多かったのは「特に用意していない」33.3%。おむつやおしりふき、粉ミルク、着替えなどは普段から持ち歩くアイテムであるため、とりわけ災害用に準備をしていない方も多いようです。この結果から、災害対策をしていて、なおかつ赤ちゃんがいる家庭(451名)の66.7%(301名)が、赤ちゃんのための備えを特別におこなっていることがわかりました。 妊娠・育児中に被災したママ・パパが、あって良かったものって?今回のアンケート対象者のうち、妊娠中または育児中に被災した経験があるママ・パパは全体の7.5%でした。妊娠・育児中に被災した経験があるママ・パパに「災害時にあって良かったもの、あったら良かったもの」を聞いたところ、基本的な食料や飲料の備蓄のほかに、「カセットコンロ」「自家発電機」「赤ちゃん用の水」「液体ミルク」などがあがりました。過去に発生した「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」においても、ガスの復旧は電気・水道よりも遅いという事象があったためか、火を使って調理できる「カセットコンロ」が役に立った方が多いようです。 母子(妊産婦)専用の避難所、認知度は約7%と低め!「災害時、母子(妊産婦)専用の避難所や避難スペースが設置される場合があることを知っていますか?」と質問したところ、93.1%のママ・パパが「知らない」と回答しました。災害時には、市町村が提携した大学や看護学校などに、妊産婦と生後間もない赤ちゃん専用の避難所または避難スペースが設置される場合がありますが、まだまだ認知度は低いことが露呈しました。 今回の調査により、未曾有の自然災害の発生や、妊娠・出産をきっかけに、ママ・パパの防災意識が高まっていることがわかりました。しかし、実際に備えや対策をしている方は470名と全体の約6割にのぼるものの、その中でも家庭での備えに自信がある方は少数で、470人中317人(67.5%)ものママ・パパが「備えに自信がない」という結果に。 また、全体の約4割は災害対策をしていないと回答していることから、災害の危険性や防災の重要性について、子育て世代にも周知拡大の余地があることが明らかになりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用された方調査期間:2018年12月18日(火)~2018年12月24日(月)調査件数:798件
2020年03月09日小泉進次郎環境大臣が通算2週間の育児休暇を取得する考えを表明したことで改めて話題となった、「男性の育休」。ベビーカレンダーは、 3,239名のママ・プレママを対象に『パパの育休』に関するアンケート調査をおこないました。調査・分析の主なポイントは下記のとおりです。 男性の育休、約8割が賛成!パパに育休を取得してほしいママは約6割。収入減が不安という声も…3,239名のママ・プレママに男性の育休取得についてどう思うか質問したところ、約46.7%のママが「とても賛成」、約33.4%のママが「まあ賛成」と回答しました。約8割のママが男性の育休に賛成の意を示しています。 続いて、実際にパパに育休を取得してほしいと思うか(思っていたか)を質問したところ、約37.1%のママが「とてもそう思う(思った)」、約27.4%のママが「まあそう思う(思った)」と回答。約6割のママがパパに育休を取得してほしいと思っている(思っていた)ことがわかりました。 男性の育休取得に賛成派のママは8割にのぼる一方で、実際にパパに育休を取得してほしいと思っている(思っていた)ママは6割ほどと、結果に差が出ました。男性の育休取得には「とても/まあ賛成」と回答したものの、実際にパパに育休を取得してほしいとは「あまり/まったくそう思わない(思わなかった)」ママは301名おり、下記のような意見がありました。 ・収入が減ることが心配だったから ・(パパの会社が)育休を取得できるような会社ではなかったから ・自営業のため代わりがおらず休めなかったから ・里帰りしていたことと、自宅に戻ってからも義実家のサポートが十分にあったため必要性を感じなかったから ・父親が自分で何をすべきか考えて自主的に行動できる人でないと、母親の負担が増えるだけだから ・仕事から帰宅後や休日に手伝ってくれるだけで十分だと感じたから それぞれの家庭事情によって、必要性を感じなかったという意見もある中で、最も多く挙がったのは「収入が減ることが不安」という声でした。 育休中は、育児休業給付金などの育休手当が支給されますが、支給率は給与の67%(6カ月以降50%)と、育休を取得せずに働いた場合に比べて収入が減少してしまうことがほとんど。子どもが生まれたことでますますお金が必要になっていく中で、育休を取得してもらうよりも、仕事を続けて稼いでもらうほうが安心と感じるママも多いようです。また、自発的にママをサポートしてくれなければ、ママの負担が増えるだけという「とるだけ育休」を懸念する声も見られました。 金銭的な余裕があれば、パパの育休は不要?→多くのママの答えは「NO」!次に、金銭的な余裕があれば家事・育児を外部に依頼し、パパが育休を取得する必要はないと思うか質問したところ、約6割のママが「あまり/まったくそう思わない」と回答しました。「お金の問題ではなく、パパが子育てに参加することが大切なので育休は必要」「外部に依頼することで父親としての自覚を持ちにくくなってしまいそう」という意見が多く、「金銭面が余裕ならば、むしろ育休を長く取得してもらいたい」といった声もありました。 一方で、約2割のママが「とても/まあそう思う」と回答。理由としては、「プロに任せたほうが安心だから」という声が一番多く集まりました。なかには、「育児は外部に任せたくないが、家事は外部に依頼して育児に専念したい」「パパ以外に話し相手がいるだけで気分が変わると思う」という意見も見られました。 この結果から、パパの育休に対して、物理的な家事・育児のサポートだけでなく、父親としての自覚を持つためや、新生児期の子どもと触れ合うために必要な時間だと考えているママが多いことがうかがえます。 約2割の家庭でパパが育休を取得または取得予定!パパの育休に「満足」だったママは約8割実際にパパが育休を取得したか、またはこれから取得する予定かどうかを質問したところ、「取得した(取得する予定)」と回答したママは約20%でした。実際に取得した家庭のみに絞ると、全体の約16%という結果に。厚生労働省が平成30年度に発表した男性の育児休業取得率は6.16%であったことから、今回の調査では比較的多くの家庭で、パパが育休を取得したことがわかりました。 実際にパパが育休を取得したと回答したママ(505名)に、パパの育休取得についての満足度を尋ねたところ、44.5%が「とても満足」、36.0%が「まあ満足」と回答。約8割のママがパパの育休取得に満足したということが明らかになりました。 半数以上のパパが「育児休業制度」を利用!育休の取得期間は「1日〜1週間程度」が多数実際にパパが育休を取得したと回答したママに、パパは育休を取得するにあたり、育児・介護休業法で定められた「育児休業制度」を利用したかどうか質問したところ、60.8%が「育児休業制度を利用した」と回答しました。「制度は利用せずに、有給休暇や会社が独自に設けている特別休暇を利用した」という家庭は33.7%でした。「その他」の回答の中には、「育児休業制度と有給休暇や会社独自の特別休暇を組み合わせて取得した」という家庭もありました。 続いて、パパの育休取得期間を尋ねたところ、最も多かった回答は「1日〜1週間程度」(45.1%)、次に多かった回答は「2週間〜1カ月間程度」(30.6%)という結果に。パパが半年間以上の育休を取得した家庭は11%にとどまりました。育児休業制度では、原則として子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで育休を取得することができますが、制度の利用者は多い一方で、1年間の育休を取得したパパは少ないことが明らかになりました。 小泉進次郎氏が表明した2週間の育休取得について、約5割のママは「短いと思う」男性の育休取得が改めて注目されたきっかけとして、小泉進次郎氏が、第1子誕生後に通算2週間の育休を取得する考えを示したことが挙げられます。環境省広報室によれば、男性閣僚としては史上初であるとのこと。 3,239名のママ・プレママに、小泉進次郎氏の育児休暇について、2週間という期間は短いと思うか、長いと思うかを質問したところ、17.4%が「とても短いと思う」、32.0%が「やや短いと思う」と回答しました。約5割のママ・プレママが2週間の育休は短いと感じたようです。「2週間では育児の本当の大変さがわからないと思う」「育児に慣れる前に育休が終わってしまう気がする」「国を改革する立場として、長期で育休を取得し、その必要性を発信してもらいたかった」などの意見が見られました。 一方で、45.1%は「適度な長さだと思う」と回答しており、理由としては「大臣という代わりのいない職務とのバランスを考えると適切な長さだと思うから」「現職の大臣として賛否両論あるなかでは適当な長さだと思う」といった声が多数でした。 「育児“休”業(暇)」の名称についてどう思う?もし名称を変えるなら…小泉進次郎氏は実際に育児休暇を取得した感想として、「『休む』という言葉が入っていますが、全然休みなんかじゃないですね。子どもを育てる大仕事をやっているということの理解をさらに広げていきたい。きついこともあるが、喜び、感動、かけがえのないものがある」と述べました。この感想に対し、多くのママ・プレママから「その通りだと思う」と共感のコメント集まり、具体的には下記のような声も。 ・育休は休むというわけではないことを、世間とお父さんたちにもっと伝えてほしい ・立場のある人の発言はとても影響力があると思う。すべての人が育休を取得しやすくなればいいなと思う ・実際に産休に入る前に「休みの間せっかくだからいろいろ勉強してきて」と言われて、そんな時間があると思われていることに残念な気持ちになった ・休暇という文字が入っているが故に、職場の人から「休暇は楽しんでいるか」と聞かれたことがあり、とても腹立たしい思いをした 育児休業・育児休暇に「休」という時が入っていることについては、世間でもさまざまな意見がありますが、今回のアンケートでは、「実際に仕事を休んでいるので、現在の名称に違和感はない」「名称そのものは問題ではなく、実際には休みなく育児に専念していることを社会全体が理解していくことが大切」という声が多く挙がりました。 また、もし育休の名称を変えるならどういったものがよいかを尋ねたところ、「子育て期間」「育児専念期間」「育児週集中期間」「育児参加期間」などのアイデアが集まりました。 今回の調査から、パパの育休取得率は約16%、これから取得予定の家庭も含むと約20%と、比較的多くのパパが育休を取得していることが判明しました。しかし、厚生労働省が平成30年度に発表した男性の育児休業取得率は6.16%です。政府は「2020年までに男性の育児休業取得率13%」を目標として掲げていましたが、現状はまだまだ低迷が続いており、男性が育休を取得しやすい環境づくりの推進が求められています。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2020年2月1日(土)~2020年2月3日(月)調査件数:3,239件
2020年02月17日厚生労働省より公表された「人口動態統計の年間推計」を踏まえ、ベビーカレンダーでは、2018年12月〜2019年11月にお子さんが生まれた2,433名のママ・パパを対象に『お子さんの誕生月』に関するアンケート調査を行いました(調査期間:2019年12月8日〜12月12日)。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。 2019年、出生数は過去最小の86万4千人!推計より2年早く、初めての90万人割れ12月24日(火)、厚生労働省より「人口動態統計の年間推計」が公表されました。2019年の出生数は86万4千人となる見込みで、過去最小を更新。同省の研究機関「国立社会保障・人口問題研究所」が2017年にまとめた推計では、90万人割れを2021年と見込んでいたため、予想よりも2年早い結果となります。 ※「人口動態統計速報」の月間出生数をもとに、各月1日あたりの平均出産数をグラフにしています。※令和元年11月・12月の数字は、「人口動態統計の年間推計」をもとに日本における外国人等を含み割り出した弊社における推定値です。 月毎に1日あたりの平均出生数を見てみると、2019年の下げ幅が大きくなっていることがわかります。2018年は前年同期比の平均が約97.2%だったのに対し、2019年は前年同期比の平均が約94.2%と、なんと前年より6%近く減少しました。 当初は、平成から令和への改元効果で出生数が増えるとも期待されていましたが、実際には出生数に大きく影響することはありませんでした。新元号「令和」がスタートした5月に少し出生数が上昇したものの前年同期には及ばず、6月にはまた大きく落ち込んでいます。その後も常に前年同期を下回る数字で推移し、改元によるベビーブーム到来はならず、という結果に終わりました。 出産適齢期(25〜39歳)にあたる女性の人口が年々減っているため、前年より出生数が減少することは必然的とも言えますが、加えて婚姻件数の減少も大きく影響していると考えられます。今後、合計特殊出生率が上昇したとしても、出生数はさらに減少していくことが見込まれている状況です。 “令和ベビー”を狙った産み控え、実際にあった?ママ・パパ2,433名にアンケート調査!今回ベビーカレンダーでは、2018年12月〜2019年11月までの1年間にお子さんをご出産された2,433名のママ・パパにアンケート調査を実施しました。この結果から、赤ちゃんの誕生月について何か意識したことはあるか、また、改元に合わせて出産のタイミングを考えたかどうかなど、さまざまな事情が見えてきました。 改元後の2019年5〜11月にお子さんが生まれたママ・パパ1,702名に「お子さんを出産した月や時期について、ご計画や考えがありましたら教えてください」と質問したところ、約8%(135名)が「新元号『令和』に変わってから出産したかった」と回答しました。この結果から、改元に合わせた産み控えはあったものの少数派であり、5月以降の出生数への影響はほとんどなかったことがうかがえます。 実際に厚労省が公表した出生数の推移を見ても、改元前の1〜4月は前年と比べ平均6.7%減だったのに対し、改元後の5〜12月は平均5.3%減となっており、改元前と改元後で減少幅に大きな変化はなく、期待されていたように出生数が大きく伸びることもありませんでした。 「夏生まれが多い」「早生まれを避ける人が多い」誕生月にまつわる噂はホント?ウソ?厚労省の「人口動態統計」及びベビーカレンダーのアンケート結果をもとに、耳にすることが多い誕生月にまつわる噂について、実際のところどうなのか検証してみました。 噂①「夏生まれの子が多い」説「周りに夏生まれの子が多い」「産院は夏が混むらしい」「保育園や幼稚園のお誕生日会、夏生まれの子が大勢…!」などなど、夏(7〜9月)に生まれる子どもが多いということを感じたり、聞いたりしたことはありませんか? 人口動態統計を見ると、実際に近年は7〜9月の出生数が比較的多くなっています。 厚労省の調べでは、第2次世界大戦前は、出生月によって出生率の差が大きかったそう。1〜3月に出生率が高くなり、6月には低い傾向のまま推移していたといいます。戦後から昭和39年にかけても同様に、1〜3月の出生率が高く、6月の出生率が低かったものの、出生月による差は戦前に比べて少なくなっていったようです。そして昭和45年以降は、出生月による出生率の差は、ほとんど見られなくなりました。平成元年以降も出生率の差はほとんどないものの、比較的7〜9月に高く、3月が低い傾向へと変化。現在も、その傾向のまま推移していることがわかります。<参考>厚生労働省HP-人口動態統計特殊報告-出生に関する統計-平成17年度「出生に関する統計」の概況-1 出生の年次推移-(2)月別にみた出生 以上のことから、「夏生まれの子が多い」説は、平成元年以降において統計的に「ホント」であると言えそうです。 また、2019年7〜9月にお子さんが生まれたママ・パパ697名に、出産の時期について何か計画や考えがあったかどうか質問したところ、下記のようなコメントがありました。 上の子の幼稚園が夏休みの間だけ里帰りしたかったので、7月に出産したいと考えた 実家のサポートを受けやすい時期だった 産後1カ月はお風呂に浸かれずシャワーのみなので、寒い冬は苦手なため夏に出産できるように計画した 長期連休があるため、出産に立ち会ってもらえると思った。産後もサポートしてもらうことができた 仕事の繁忙期後で産休に入りやすいタイミングを考えた 夏季休暇があるため、家族が出産に立ち会いやすく、産後のサポートを受けやすい時期だったという理由から、夏の出産を考えたという人が多いようでした。 噂②「早生まれを避ける人が多い」説 1月1日から4月1日に生まれた子は「早生まれ」とされ、同じ年に生まれた子よりも1つ上の学年となります。そのため、特に小さいうちは、同じ学年の遅生まれの子と比べるとどうしても成長や発達に差が出てしまうので、不安を感じるという人もいるかもしれません。早生まれを避けて出産する人が多いという噂、実際はどうなのでしょうか? 人口動態統計を見ると、早生まれとされる1〜3月の出生数は低く推移しています。 早生まれ(1〜3月)と、遅生まれ(4〜12月)の平均出生数を見てみると、各年約2〜3%、早生まれのほうが少ない結果に。それほど大きな差ではありませんが、僅かながら遅生まれの平均出生数が多い結果となりました。 また、2018年12月〜2019年11月までの1年間にお子さんをご出産された2,433名のママ・パパに、出産の時期について何か計画や考えがあったかどうか質問したところ、約9.3%(226名)が「早生まれを避けたかった」と回答。全体の1割近くの人が、早生まれを避けたいと考えていたようです。 これらの結果から、早生まれを避ける人が多いという噂についても「ホント」であると考えられます。 実際に早生まれを避けたいと考えた人の中には、下記のような意見がありました。 予定日は4月だったが、切迫気味で3月になる可能性もあった。小さいうちは早生まれだと同学年でも成長の差が大きく、保育園入園時点で1歳になり入りづらいと聞いたので、できれば4月に生まれてほしいと思った 上の子が1月生まれで、早生まれは周りと比べて成長が遅かったり、新生児の授乳時期がとても寒かったり、あまり良いことが無かった印象なので、2人目は遅生まれの春生まれがいいと思った 自分自身が早生まれで小学校の時は身長や能力の差を感じていたので避けたかった もし3歳くらいで発達障害などが見つかった場合、小学校就学までの準備期間が1年短くなるため、できれば遅生まれにしたいと思った 以上の誕生月にまつわる2つの噂は、統計的な見方や実際のママ・パパの声から、事実であることが明らかになりました。 今回、予想より2年早く出生数が90万人を下回り、世間では驚きの声が挙がっています。しかし、前述にもあるように、出産適齢期にあたる女性の人口が年々減っているため、前年より出生数が減少することは予測ができた事態でもあります。そして出生数減少という悲観的な結果ばかりではなく、近年の合計特殊出生率は1.4人前半を維持しており、2019年も合計特殊出生率が大きく低下しているわけではないという事実もあります。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、2018年12月〜2019年11月にお子さんが生まれた方調査期間:2019年12月8日(日)~2019年12月12日(木)調査件数:2,433件
2019年12月25日ベビーカレンダーは、2019年9月生まれのお子さん12,211名を対象に、『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。9月生まれの女の子6,083名、男の子6,128名の名前ランキングを発表します! 名前ランキングTOP10「月」のつく“ルナネーム”が急上昇!9月生まれの女の子の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「結月(主なよみ:ゆづき)」、3位「莉央(主なよみ:りお)」でした。1位の「陽葵」は7月、8月も1位を獲得しており、3カ月連続で1位をキープしている大人気の名前です。 また、4位「莉子(主なよみ:りこ)」や7位「紬(主なよみ:つむぎ)」など、古風で日本的な印象のある“レトロネーム”がランクインしています。 9月は中秋の名月とも呼ばれる十五夜があり“月“にゆかりがあります。そんな「月」を使った名前である「結月」は8月5位から2位へ、「美月(主なよみ:みづき)」は8月11位から6位へ大きくランクアップしており、近年人気の高い「月」のつく“ルナネーム”は、特に9月生まれの女の子の名づけで人気のようです。 男の子は“一文字ネーム”がTOP6を独占し大人気!9月生まれの男の子の名前1位は「蓮(主なよみ:れん)」、2位「樹(主なよみ:いつき)」「湊(主なよみ:みなと)」でした。注目すべきは9月生まれの男の子の名前TOP6がすべて漢字一字の“一文字ネーム”であるというところ。4位「新(主なよみ:あらた)」、5位「蒼(主なよみ:あおい、あお)」、6位「律(主なよみ:りつ)」は2018年の年間ランキングでTOP10外でしたが、今年大変人気が高まっています。 よみランキングTOP10女の子は“二音ネーム”9月生まれの女の子の名前のよみ1位は「ゆい」、2位「ひまり」、3位「あおい」でした。TOP10中6つの名前が「ゆい」「めい」など2音から成る“二音ネーム”。響きがかわいらしく、呼びやすい特長があり人気が高まっています。 男の子は“と止めネーム”が人気男の子に人気のよみ1位は「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」でした。人気のよみTOP10(※10位は同率)中、6つの名前が「〇〇と」とよむ“と止めネーム”。2018年のよみ年間ランキングTOP100のうち、21の名前が「と」止めです。1位の「はると」はなんと2019年1月から9月まで、9カ月間連続で月間人気ランキング1位をキープしており、2018年の年間ランキングも1位を獲得しています。今年も年間ランキング1位の大本命と言えそうです。 漢字ランキングTOP10 女の子は「愛」女の子に人気の漢字1位は「愛」、2位「莉」、3位「花」でした。「愛」を使った名前では、「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆな)」「彩愛(主なよみ:さら)」「愛莉(主なよみ:あいり)」の順に多く名づけられていました。8月漢字ランキング16位だった「月」は、9月に11位へランクアップしていました。 男の子は「太」が1位男の子に人気の漢字1位は「太」、2位「大」、3位「翔」という結果でした。このTOP3は2018年の年間ランキングTOP3と同じで、止め字としてもよく使われ人気の高い漢字です。「太」という漢字は、「颯太(主なよみ:そうた)」「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」「蒼太(主なよみ:そうた)」の順に使われていました。 あの人気ママ・パパアスリートと同じ名前の赤ちゃんは…?!10月14日(月・祝)「体育の日」にちなんで、ベビーカレンダーでは「ママ・パパアスリート人気ランキング」を調査しました(※別調査プレスリリース参照)。 ママアスリート人気ランキング1位だった北斗晶さん(プロレス)と同じ名前の「晶」は9月生まれの女の子に2名、2位福原愛さん(卓球)・5位杉山愛さん(テニス)と同じ名前の「愛」は6名でした。パパアスリート人気ランキング1位長友佑都さん(サッカー)と同じ名前の「佑都」は9月生まれの男の子に1名、6位森渉さん(アスリート俳優)と同じ「渉」が3名、8位内村航平さん(体操)と同じ「航平」3名、9位瀬戸大也さん(水泳)と同じ「大也」が3名という結果でした。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2019年9月1日(日)~2019年9月23日(月) 調査件数:12,211件(女の子:6,083件/男の子:6,128件
2019年10月10日ベビーカレンダーは、2,047名のママを対象に、「子育てママのスマートフォン利用状況」に関する調査を行いました(調査期間:2019年9月21日〜9月24日)。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。 99.4%のママがスマホを保有!そのうち約67%はiPhoneユーザー、約22%は格安SIMを契約2,047名のママに、スマートフォンを持っているか質問したところ、2,035名が「持っている」と回答。今回の調査では、実に99.4%のママがスマートフォンを保有していることがわかりました。 また、スマートフォンを持っているママのうち、66.9%がiPhoneユーザー、32.0%がAndroidユーザーでした。iPhoneユーザーママの使用率がもっとも高い機種は「iPhone 8/iPhone 8 Plus」29.8%という結果に。「iPhone X」以降の新しい機種はそれぞれTOP3には入らなかったものの、「iPhone X」「iPhone XR」「iPhone Xs/iPhone Xs Max」を合わせると24.3%を占めます。さらに、本調査開始の前日(9月20日)に発売された「iPhone 11」「iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max」ユーザーも合計11名と、最新機種や比較的新しい機種を保有するママも少なくはないことがわかります。 さらに、使っているスマートフォンのキャリア(通信会社)について質問したところ、1位「docomo」29.4%、2位「au」26.7%、3位「3大キャリア以外の格安SIM」21.7%という結果に。格安SIMが3大キャリアの「SoftBank」をわずかに上回りました。格安SIMを使用することで、毎月の通信費を安く抑えることができるため、節約への意識が高い子育て中のママならではの結果と言えるかもしれません。 「3大キャリア以外の格安SIM」と回答したママのうち、もっとも使用率が高かったのは「Y!mobile」。続いて「楽天モバイル」「UQ mobile」「mineo」という順に人気でした。そして、スマートフォンを持っているママのうち、「データ定額プラン」に契約している方は95.6%にのぼりました。契約している月間データ通信量は3GBまでというママが多数でした。 スマホの使用時間は1日2〜3時間未満が多数派!よく使う時間帯は夜=ママのひとり時間!?スマートフォンを持っているママに、1日のスマートフォンの使用時間を質問したところ、もっとも多い回答は「2〜3時間未満」23.1%でした。続いて多かったのが「3〜4時間未満」20.2%、その次に「1〜2時間未満」18.5%という結果になりました。1日の使用時間は1時間以上4時間未満というママが大半のようです。 また、スマートフォンをよく使用する時間帯についても質問したところ、「夜(19:00〜23:00台)」69.9%がもっとも多い回答率に。子どもの寝かしつけや家事を済ませたあとの、“ママのひとり時間”にスマホを使うことが多いようです。その次に回答率が高かったのは、「昼(12:00〜15:00台)」43.6%。こちらは、子どものお昼寝タイムが含まれる時間帯。この結果から、ママがスマホを使用するのは、子どもが寝ているときや、つかの間のひとり時間・休憩時間が多いことがわかりました。 妊娠・出産を機にスマホの使用頻度が増えた用途は、子育て情報さがしの次にネットショッピング!妊娠・出産を機にスマートフォンの使用頻度が増えた用途は何かを質問したところ、やはり1位は「子育てに関する調べものをする(お世話/体調・病気/離乳食・レシピ/悩み・解決策など)」でした。続く2位は「ネットショッピングをする」57.0%です。妊娠中や子育て中のママは、思い立ったときにすぐに買い物へ出かけられないことも多いので、ネットショッピングを活用する頻度が高くなるようです。片手で手軽に買い物ができるスマホでのネットショッピングは、家事や育児に忙しいママにとって特に便利な用途なのかもしれません。僅差で3位となったのは「妊娠中の様子や子どもの成長を記録する」54.9%でした。スマートフォンを持っているママに、子どもの写真をスマートフォンで撮影する頻度をたずねたところ、約6割のママが「ほぼ毎日」と回答したことからも納得の結果です。 ママたちはスマホで何を調べている?知りたいのは、子育て情報のほかに“リアルタイムな情報”普段、スマートフォンを使って調べることが多い情報について聞いたところ、1位「子育てに関する情報」86.0%、2位「レシピ・献立」72.1%と、ママ・主婦ならではの項目が上位に。続く3位には「気象情報」70.6%、4位には「ニュース」43.2%と、今日の天気や、今起こっている出来事など、リアルタイムな情報収集をしていることがわかります。そのほか「運行・遅延情報」や「おでかけ先の混雑状況」、「渋滞情報」なども“リアルタイムな情報”です。知りたいと思ったその瞬間の最新情報を調べることができるのも、スマートフォンの強みであると言えます。ママたちは、忙しい毎日の中で効率よく情報収集をするために、スマートフォンを活用しているようです。 3人に1人はInstagramで情報収集!検索エンジン以外に「SNS」で調べものをするママが多数!最後に、スマートフォンで情報を調べる際によく使っているツールについて質問をしたところ、もっとも回答率が高かったのは、「Google」67.9%。続く2位は同じく検索エンジンの「Yahoo!」43.3%でした。2位に迫る勢いの回答率だったのは、SNSの「Instagram」36.3%でした。この結果から3人に1人のママが、Instagramを使って情報収集をしていることが明らかになりました。 さらに、20〜29歳のママに絞った調査結果では、「Instagram」の回答率は53.2%となり、「Yahoo!」を抜いて2位に浮上。なんと、20代ママの2人1人がInstagramで情報収集をしていることになります。 以前は、何かを調べる=検索エンジンが主流でしたが、昨今はSNSで情報収集をするのが当たり前となってきました。ママたちの間でも、SNSの利用率は非常に高く、投稿したり、交流したりするだけでなく、子育ての情報収集にも活用していることがわかっています。(ベビーカレンダー「子育てにおけるSNS利用」に関する意識調査)特にSNSは、前述にある“リアルタイムな情報”を見つけやすいことも、利用率が高い要因かもしれません。 今や1人1台保有することが当たり前となっているスマートフォン。今回の調査から、多くのママが、子育て情報や、リアルタイムな情報の収集にスマートフォンを活用していることがわかりました。また、ママのひとり時間を比較的確保しやすい夜や昼の時間帯にスマートフォンを使用している方が多く、1日の使用時間は2〜3時間未満が多数派であることも明らかに。少ない時間の中でスマートフォンをうまく利用することで、効率的に情報収集をおこなったり、買い物を済ませたりしているようです。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年9月21日(土)~2019年9月24日(火)調査件数:2,047件
2019年10月01日ベビーカレンダーは、2019年8月生まれのお子さん12,323名を対象に、『8月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。8月生まれの女の子6,032人、男の子6,291人の名前ランキングを発表します! 名前ランキングTOP10女の子は「陽葵」が連続1位!8月生まれの女の子の名前は1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「紬(主なよみ:つむぎ)」、3位「凛(主なよみ:りん)」でした。7月の名前ランキングは1位「陽葵」、2位「紬」「凛」がランクインしており、7、8月の夏生まれの女の子に人気の名前TOP3はほぼ変動なしという結果でした。 1位の「陽葵」という名前は、「陽」が太陽や光を、「葵」が太陽を向く草花の葵を指すことから漢字の相性も良く、ここ数年人気の高い名前です。夏が旬の「杏(主なよみ:あん)」も7月に続き、8月もTOP10にランク入り。2018年8月生まれの女の子の名づけ調査では、2位「夏帆(主なよみ:かほ)、4位「葉月(主なよみ:はづき)」と夏らしい名前がTOP10にランクインしましたが、今年はどちらもランク外でした。 男の子は1位に「蓮」が返り咲き!8月生まれの男の子に人気の名前1位は「蓮(主なよみ:れん)」でした。「蓮」は4月、5月、6月に1位を獲得し、2018年の年間ランキングでも1位の人気ネームです。7月は「律(主なよみ:りつ)」が1位でしたが、8月で再度1位の座に返り咲きました。「律」は2018年4月~9月に放送された連続テレビ小説『半分、青い。』で俳優の佐藤健さんが演じた主人公の役名であり、同年10月ごろから人気が急上昇しています。 また、太陽を意味する「陽」のついた名前が2位「朝陽(主なよみ:あさひ)」、7位「陽翔(主なよみ:はると)」、9位「陽太(主なよみ:ようた/はるた)」と3つランクインしました。 よみランキングTOP10 「つむぎ」「はな」など“レトロネーム”が大人気!8月生まれの女の子のよみは1位「ひまり」、2位「つむぎ」、3位「ゆい」でした。数年前に流行した「キラキラネーム」と言われる難読ネーム旋風が一段落し、最近はどこか古風&和風な印象のある“レトロネーム”が好まれています。8月生まれの女の子のよみでは「つむぎ」「はな」「ほのか」などの“レトロネーム”がランクインしました。 また、3位「ゆい」、4位「えま」、5位「めい」、9位「みお」といった“2音ネーム”もトレンド。呼びやすい2音の響きとかわいらしい印象で、女の子の名前によく使われているようです。 男の子は“「と」止めネーム”が6つランクイン!8月生まれの男の子のよみは1位「はると」、2位「そうた」、3位「みなと」でした。男の子の名前は「〇〇と」とよむ“「と」止めネーム”が大人気で、よみランキングTOP10中、なんと6つが“「と」止めネーム”でした。過去の年間名づけ調査結果を見てみると、2016年「はると」、2017年「みなと」、2018年「はると」と3年連続で“「と」止めネーム”が1位を獲得しています。 漢字ランキングTOP108月は「夏」のつく名前が増加!7月生まれの女の子の人気漢字9位だった「夏」は、8月に4位へランクアップ! 2018年の年間ランキングでは21位となっており、8月生まれの女の子は「夏」という漢字を取り入れた名づけが多いという結果に。ランク外でしたが、「夏帆(主なよみ:かほ)」「彩夏(主なよみ:あやか)」「千夏(主なよみ:ちなつ・ちか)」「帆夏(主なよみ:ほのか)」といった名前で使われているようでした。 「と」とよむ漢字がランクイン8月生まれの男の⼦の漢字ランキングは、1位「翔」、2位「大」、3位「太」という結果に。男の子の名づけで人気の“「と」止めネーム”の影響か、1位「翔」、4位「斗」、7位「人」といった「と」とよむ漢字が上位にランクイン。ランク外ですが夏らしい漢字を使った名前も増えており、「夏」がつく名前は「夏輝(なつき)」「夏向(かなた)」「夏生(なつき)など58名、「海」のつく名前は「海斗(かいと)」「海翔(かいと)」「拓海(たくみ)」など103名に名づけられていました。 「令」のつく名前の『令和ベビー』、4月比約3倍に急増!2019年5月に新元号「令和」が始まってから、男⼥ともに「令」を含む名前が急増! 4月は女の子1名、男の子9名の計10名でしたが、8⽉は⼥の⼦16名、男の⼦13名、計29名と「令」がつく“令和ネーム”の赤ちゃんは約3倍に増えています。 女の子の名前では「令奈(れな)」「葵美令(あみり)」「淑令(すみれ)」「菫令(すみれ)」など8種類、男の子の名前では「令真(はるま/りょうま)」「令旺(れお)」「令師(れいじ)」など10種類の名前のバリエーションがあり、「れい」というよみ以外にもさまざまなよみで使われるようになってきています。 8月生まれ「八」のつく名前って…?また、生まれ月の「八」がつく名前を調査したところ、女の子は「八重(やえ)」「八千琉(やちる)」の2名、男の子は「八雲(やくも)」「八束(やつか)」の2名に使用されていました。 7月生まれのお子さんの名づけ調査では、14,316人中73人の名づけで「七」という漢字が使用されていましたが、8月は12,323人中4名と大幅に減少しました。2018年も同様の傾向が見られ、生まれ月の漢字の使用は月によって使用度に大きく差があることが明らかになりました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年8月1日(木)~2019年8月22日(木)調査件数:12,323件(女の子:6,032件/男の子:6,291件)
2019年09月05日ベビーカレンダーは2019年7月生まれのお子さん14,316人を対象に、『7月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。7月生まれの女の子7,057人、男の子7,259人の名づけランキングを発表します! 名前ランキングTOP10 女の子は“レトロネーム”が上位に集中&「杏」が再浮上♪7月生まれの女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「紬(主なよみ:つむぎ)」「凛(主なよみ:りん)」でした。4位には4月以降TOP10圏外が続いていた「杏(主なよみ:あん)」がランクイン。「杏」は7月が旬ということもあり、人気が上昇したと考えられます。同じ「杏」を含む名前「杏奈(主なよみ:あんな)」は7位と、今年初のTOP10入りを果たしました。また、名前の響きや用いる漢字によって古風&和風なイメージを持つ“レトロネーム”が引き続き人気で、「陽葵」「紬」「葵」「杏」「杏奈」「ひまり」と上位に集中しています。TOP10圏外にも、同率11位に「一花(主なよみ:いちか)」「琴葉(主なよみ:ことは)」「さくら」と“レトロネーム”が続いていました。 男の子は「律」が人気定着!初の単独1位に男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「律(主なよみ:りつ)」、2位「蓮(主なよみ:れん)、3位「樹(主なよみ:いつき)」でした。「律」は、昨年4〜9月に放送された連続テレビ小説『半分、青い。』で俳優・佐藤 健さんが演じた「萩尾 律」の影響なのか、昨年10月ごろからTOP10入りするようになり、今年はTOP3入りすることが多くなった名前です。今回初めて単独首位を獲得し、ますます人気が高まっていることがうかがえます。 よみランキングTOP10女の子は母音が「イ」で終わる名前のよみが6割!女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「ひまり」、2位「えま」、3位「あおい」でした。名前ランキングと同様に名前のよみも「ひまり」が1位と圧倒的な人気でした。7月は、母音が「イ」で終わる名前のよみが多数TOP10入りし、「ひまり」「あおい」「あかり」「ゆい」「つむぎ」「めい」の6種類がありました。名前を呼ぶたびに自然と口が横に開き、笑顔になれるといった理由で、止め字の母音が「イ」になる名前を選んだという方もいるのだとか! 男の子は安定の“「と」止めネーム”に加え“「き」止め”も人気男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「そうた」、3位「みなと」でした。名前のよみが「と」で終わる“「と」止めネーム”の人気が継続しており、「はると」「みなと」「ゆうと」「ゆいと」「あおと」とTOP10の5割を占めました。さらに7月は、“「き」止めネーム”も人気で、「はるき」「いつき」「こうき」の3種類がTOP10入りしました。 漢字ランキングTOP10女の子は季節を表す漢字「夏」がTOP10入り!女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「奈」、3位「愛」「菜」でした。注目は9位の「夏」。前月は26位でしたが、7月に入り本格的な夏が到来したことで、順位が急上昇しました。「夏」を用いた名前は「夏帆(主なよみ:かほ)」「夏芽(主なよみ:なつめ)」「夏希(主なよみ:なつき)」「帆夏(主なよみ:ほのか)」「楓夏(主なよみ:ふうか)」の順に人気で、合計130種類ものバリエーションがありました。 7月に増加する「七」を含む名前のバリエーションは?男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「太」、2位「大」、3位「翔」という結果に。やはり“スケールの大きさ”をイメージさせる漢字が人気で、TOP3のほかに、星や宇宙を連想させる「斗」や、太陽を表す「陽」、どこまでも続くさまを意味する「悠」などが挙げられます。また、TOP10圏外ではありますが、男の子も「夏」を用いた名前が増加。「夏輝(主なよみ:なつき)」「夏向(主なよみ:かなた)」「夏希(主なよみ:なつき)」「夏樹(主なよみ:なつき)」「夏暉(主なよみ:なつき)」など、バリエーションは24種類あり、よみは「なつき」が多数派でした。 そして、7月生まれということで、男女ともに「七」を含む名前が増加。女の子は、「七海(主なよみ:ななみ)」「七菜(主なよみ:なな)」「彩七(主なよみ:あやな、さな)」「七彩(主なよみ:ななせ)」「七瀬(主なよみ:ななせ)」などが人気で、バリエーションは合計40種類。男の子は、「七斗(主なよみ:ななと)」「七音(主なよみ:なお、ななと)」「星七(主なよみ:せな)」「七央(主なよみ:なお)」「七輝(主なよみ:なつき)」など合計8種類のバリエーションがありました。 7月生まれベビーの名づけ調査では、女の子は古風&和風な“レトロネーム”や母音が「イ」で終わる名前が人気だったほか、男女ともに「夏」や「七」を用いた名前が増え、季節感が結果にも反映されました。男の子の名前は、連続テレビ小説『半分、青い。』で俳優・佐藤 健さんが演じた役名でもある「律」が初の単独首位に輝くなど、有名人の名前や演じた役名が名づけにも大きく影響するようです。今後気になるトピックといえば、8月4日にゴルフ全英女子オープンで、渋野日向子さんがメジャー初出場初優勝という快挙を成し遂げました。日本人選手が海外メジャー大会で優勝したのは42年ぶり2人目ということで、大きな話題となっています。「日向子(ひなこ)」という名前は、7月は1名しかいませんでしたが、8月は増加する可能性があるので、今後の動向に注目していきます。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年7月1日(月)~2019年7月24日(水)調査件数:14,316件(女の子:7,057件/男の子:7,259件)
2019年08月08日ベビーカレンダーは2019年上半期(1〜6月)生まれのお子さん98,400人(女の子:48,198名、男の子:50,202名)を対象に、『2019年上半期生まれベビーの名づけトレンド(地域別)』に関する調査を行いました。地域別に人気の名前ランキングを発表します! 【北海道・東北地方】名前ランキングTOP10 港湾数の多さや「旭川」に馴染み深いことが影響!?男の子は「みなと」「あさひ」が人気!北海道・東北地方で生まれた女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「結愛」、2位「結菜」、3位「芽依」でした。「結」を含む名前がTOP2に並び、9位「結月」も合わせるとTOP10内に3種類ランクインしています。主な名前のよみは、「結愛(ゆあ)」「結菜(ゆな)」「結月(ゆづき)」でした。 男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「陽翔」、3位「湊」でした。3位「湊」、6位「湊斗」はどちらも主なよみが「みなと」、そして4位「朝陽」、10位「旭」はどちらも主なよみが「あさひ」と、「みなと」と「あさひ」が2種類ずつランクインしています。「みなと」が人気なのは、港湾が多い北海道・東北地方ならではということも考えられます。また、「あさひ」はとくに北海道生まれの男の子に多く、旭川市や旭町などの地名をはじめ、旭山動物園や旭温泉など、「旭」の字や「あさひ」という響きに馴染み深いことも影響しているのかもしれません。 【関東地方】名前ランキングTOP10 スタイリッシュな印象の“一文字ネーム”が上位に集中!女の子は「凛」「凜」が仲良くTOP10入り♪関東地方で生まれた女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「凛」、2位「葵」、3位「結菜」という結果に。TOP10には比較的、読み方がわかりやすいシンプルな名前が並びました。1位「凛」と6位「凜」はともに「りん」と読み、人気の高い名前ですが、どちらの漢字もTOP10入りしているのは関東地方だけでした。 男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「湊」、3位「律」という結果で、“一文字ネーム”が独占。漢字一文字で表す“一文字ネーム”には、すっきりと洗練されたイメージがあり、近年人気が高まっています。とくに関東地方では男女ともに一文字の名前が上位に集中する結果となりました。 【中部地方】名前ランキングTOP10 日本の地理的中心部は名前ランキングも平均的!女の子は草花にまつわる漢字を含む名前が7割も中部地方で生まれた女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「莉子」、2位「紬」、3位「咲良」でした。主な名前のよみはそれぞれ「りこ」「つむぎ」「さくら」で、いずれも日本の伝統や美しさを感じる“和風ネーム”といえます。また、「莉子」「咲良」をはじめ、4位「結菜」、5位「陽葵」、6位「芽依」、7位「陽菜」、10位「葵」と、TOP10の7割が草花を表す、または草花に関係する漢字を含む名前でした。 男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「律」、3位「湊」という結果でした。TOP3に加え、4位「蒼」、7位「新」、8位「樹」と、“一文字ネーム”がTOP10の6割を占めました。また、「翔」を止め字とした名前も人気で、4位「大翔」、6位「陽翔」、9位「結翔」の3種類がランクインしました。 日本の地理的中心部にあたる中部地方では、全国的に人気の高い名前がまんべんなくランクインし、平均的な結果といえそうです。 【近畿地方】名前ランキングTOP10 関西人の陽気な人柄が名づけにも影響している?男女ともに「陽」を含む名前が首位を獲得!近畿地方で生まれた女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「凛」、3位「葵」でした。注目は、他地域ではTOP10圏外だった7位の「琴葉(主なよみ:ことは)」。日本の伝統的な弦楽器である「琴」の字を用いた“和風ネーム”であり、古風な印象の“レトロネーム”でもあります。ほかにも、3位「葵」、4位「紬」、5位「莉子」、6位「杏」といった“和風&レトロネーム”が多くランクインしました。近畿地方には命名で有名な神社やお寺が数多く存在し、現在も神社・お寺で命名してもらう風習が続いている地域もあるようです。そういった経緯から、“和風ネーム”や“レトロネーム”が上位に集中しているとも考えられます。 男の子に人気の名前字ランキングTOP3は、1位「朝陽」「蓮」、3位「樹」「律」という結果に。5〜9位には、「陽翔」「湊」「大翔」「結翔」「大和」と、近ごろ全国的にも人気の“「と」止めネーム”がズラリと並びました。 また、近畿地方は男女ともに「陽」を含む名前が1位でした。“関西人”とも表現される近畿地方の人々の、陽気で快活な人柄が反映された結果かもしれません。 【中国・四国地方】名前ランキングTOP10 大自然に囲まれた地域ならでは!?“自然派ネーム”はもちろん、季節感を表した名前も多数中国・四国地方で生まれた女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「結愛」、2位「莉子」、3位「結月」でした。上半期は主な季節が春であるためか、4位「咲良(主なよみ:さくら)」や、6位「美桜(主なよみ:みお)」をはじめ、8位「陽菜(主なよみ:はるな)」「芽依(主なよみ:めい)」といった、春にぴったりな“スプリングネーム”が多数ランクインしました。 男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「新」、3位「陽翔」でした。1位「蓮」や5位「樹」といった植物を表す名前に加え、太陽や空を思わせる3位「陽翔」、4位「陽向」、8位「朝陽」、風が吹く様子をイメージできる8位「颯真」、海を連想させる8位「湊斗」のような“自然派ネーム”が7種類TOP10入りしました。 海・山・川と豊かな自然が織りなす絶景スポットが充実している中国・四国地方では、名前にも美しい自然や季節の情景が反映されているようです。 【九州・沖縄地方】名前ランキングTOP10 おおらかなイメージを持つ名前が多数♪九州&沖縄男児には“「と」止めネーム”が流行中!?九州・沖縄地方で生まれた女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「莉子」、3位「紬」でした。太陽をイメージさせる1位「陽葵」や4位「陽菜」、そして夏に咲く“茉莉花”を連想させる2位「莉子」など、春や夏のあたたかさを感じる名前が上位に。九州・沖縄は温暖な気候というイメージがあるゆえに、6位「葵」も夏を彩る南国の花、アオイ科の“ハイビスカス”を表しているとも考えられます。 男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「湊」、2位「悠真」、3位「大翔」という結果に。2位「悠真」、10位「悠人」と、ゆったりと落ち着いているさまを表す「悠」を含む名前が2種類ランクイン。ほかに、海を連想させる1位「湊」、6位「湊斗」や、大空へ向かって飛び立つようなイメージの3位「大翔」、4位「陽翔」、10位「陽向」など、全体的にスケールが大きく、おおらかな印象を与える名前が好まれたようです。また、「湊」「大翔」「陽翔」「湊斗」「大和」「悠人」と、名前のよみが「と」で終わる“「と」止めネーム“が6種類もTOP10入りし、人気の高さがうかがえます。 2019年上半期に生まれた赤ちゃんの名前は、地域ごとに人気の傾向が少しずつ異なりました。全地域のランキングでTOP10入りを果たした名前は、女の子「紬(主なよみ:つむぎ)」、男の子「蓮(主なよみ:れん)」と、どちらも“一文字ネーム”でした。とくに「紬」は、2019年上半期に人気が急上昇した“レトロネーム”で、今回の調査から、一部の地域ではなく全国的に人気が高まっていることが明らかになりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年1月1日(火)~2019年6月30日(日)調査件数:98,400件(女の子:48,198件/男の子:50,202件)
2019年07月31日ベビーカレンダーは2019年6月生まれのお子さん13,510人を対象に、『6月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。6月生まれの女の子6,609人、男の子6,901人の名づけランキングを発表します! 名前ランキングTOP10 女の子は「紬」「莉子」など“レトロネーム”の人気が上昇!6月生まれの女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「紬」、2位「結菜」「莉子」でした。「紬(主なよみ:つむぎ)」は、4月は4位、5月は14位でしたが、再び人気が急上昇して6月は首位を獲得しました。「紬」とは紬糸で織られた絹織物のこと。江戸時代には普段着として愛用されたほど、非常に丈夫な絹織物であるため、“芯の強い子に育つように”や、“丈夫な縁や絆が結ばれるように”といった意味を持つ、和の雰囲気がある“レトロネーム”です。6月は衣替えの季節ということもあり、絹織物を表す「紬」のイメージと相性◎。 ほかにも、2位「莉子」、5位「葵」、10位「さくら」など、和風な名前が多くランクインしました。令和の時代が始まってから、特に女の子の名づけでは、和を意識した名前が増加しています。 男の子1位は6月が見頃の睡蓮を思わせる「蓮」男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「朝陽」、3位「樹」「律」でした。6月が見頃の睡蓮の花を連想させる「蓮(主なよみ:れん)」、朝日を意味する「朝陽(主なよみ:あさひ)」、樹木を表す「樹(主なよみ:いつき)」など、6月は植物や自然の景色をイメージさせる“自然派ネーム”の人気が高まりました。 また、5位「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」、7位「結翔(主なよみ:ゆいと)」、8位「大翔(主なよみ:ひろと)」と、止め字に「翔」を用いた名前が3種類ランクイン。6位「湊(主なよみ:みなと)」、8位「大和(主なよみ:やまと)」も含めると、「と」を止め字とした名前が5種類もTOP10入りし、人気の高さがうかがえます。 よみランキングTOP10 女の子は和風&古風な響きの3文字のよみに人気集中!女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「めい」、2位「こはる」、3位「あかり」でした。6月は和風&古風な響きの名前のよみが増加。3月に1位を獲得した「こはる」が再び急上昇し、ほかに「あかり」「つむぎ」「あおい」「いちか」など、日本的な響きかつ3文字の名前のよみが2〜6位に並びました。 人気のよみ「めい」は、前月も1位でしたが6月も首位を維持。人気が継続している理由は、連続テレビ小説『半分、青い。』や、日曜ドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』など、数々の話題作でヒロイン役を演じた女優・永野芽郁さんの影響かもしれません。 男の子は“「と」止めネーム”が多数ランクイン男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「そうた」、3位「ゆうと」でした。4位「みなと」、5位「あおと」と続き、TOP5に4種類の“「と」止めネーム”がランクイン。TOP10圏外にも、「ゆいと」「かいと」「ひろと」「あやと」「あきと」などがあり、「と」で終わる名前のバリエーションは合計141種類でした。 漢字ランキングTOP10 6月の誕生花・茉莉花に含まれる漢字「莉」が人気♪女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「莉」、3位「菜」でした。4位「奈」も含め、TOP4には“自然派ネーム”に使用される、草花や果樹を意味する漢字がランクインしました。 2位の「莉」は、年間ランキングでも5位と通年人気の漢字ですが、6月の誕生花「茉莉花」に含まれることから、この時期はさらに人気が高まったようです。 男の子はスケールの大きさを思わせる漢字が上位に男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「太」、2位「翔」、3位「斗」という結果に。TOP3に加え、4位「大」、8位「悠」など、前月と同様に“スケールの大きさ”をイメージさせる漢字が人気でした。また、男の子では、止め字によく用いられる漢字が安定して上位をキープ。「翔」「斗」「人」は、人気の“「と」止めネーム”に多く使われることから、常にTOP10入りを果たしています。 男女ともに『令和』の「令」を含む名前のバリエーション増!令和時代が始まってから、男女ともに「令」を含む名前が増加中! 6月は「令」を含む名前の女の子が12名、男の子は16名いました。女の子の名前のバリエーションは、「純令(すみれ)」「令椛(れいか)」「令菜(れいな)」「令彩(れあ)」「令華(りょうか、れいか)」「一令(ちはる)」「令奈(れな)」「令菜(れな)」「令樹(れいじゅ)」の9種類。男の子の名前のバリエーションは、「令(りょう、れい)」「令眞(はるま、れま)」「令次(れいじ)」「令翔(はると)」「令軒(はると)」「令葵(はるき)」「令音(れお)」「令弥(れいや)」「令月(よしつき)」「知令(ちはる)」「令真(はるま)」「令音(れお)」「令琉(はる)」の13種類でした。 6月生まれベビーの名づけ調査では、日本的な美しさを連想させる和風&古風な女の子の“レトロネーム”が再び人気を盛り返しました。男の子の名前は、「翔」「斗」などを止め字に用いた“「と」止めネーム”が圧倒的に人気で、その影響は、名前のよみ、名前に使われる漢字のランキングにも及びました。また、令和時代に生まれた令和ベビーということもあり、男女ともに「令」を含む名前のバリエーションが増加。今後も、令和時代の名づけに注目していきます。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年6月1日(土)~2019年6月23日(日)調査件数:13,510件(女の子:6,609件/男の子:6,901件)
2019年07月09日ベビーカレンダーは2019年5月生まれのお子さん11,711人を対象に、『5月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。今回は、5月生まれの男の子5,951人の名づけランキングを発表します! 名前ランキングTOP10 “新時代の始まり”にちなんで「朔」が急増!?5月生まれの男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「湊」、3位「律」でした。1位・2位は前月と変わらず、初夏をイメージできる名前「蓮(主なよみ:れん)」「湊(主なよみ:みなと)」がランクイン。また、同率4位には「陽向(主なよみ:ひなた)」「陽翔(主なよみ:はると)」、8位には「朝陽(主なよみ:あさひ)」と、「陽」を含んだ名前3種類がTOP10入りしました。 そして注目は6位の「朔」。年間ランキングでは2017年48位、2018年39位でしたが、ここへきて急浮上! 「朔」は、月の第一日を表し、転じて“物事の始まり”を意味する漢字。『令和』という新しい時代の始まりにちなんで名づけた方が増加したと考えられます。主なよみは「さく」ですが、ほかに「はじめ」もありました。よみランキングTOP10 人気は「はる」を含む名前のよみ!男女ともに「あおい」がTOP10入り男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「はるき」、3位「そうた」でした。1位・2位に加え8位「はる」と、「はる」を含んだ名前のよみがTOP10内に3種類ランクイン。「はる」と読ませる漢字は「陽」がダントツ人気で、続いて「晴」「悠」「遥」の順に多く使われていました。 今回、男女ともにTOP10入りを果たしたのが「あおい」。夏の季語でもある「葵」と同じ響きで、ユニセックスな名前のよみです。名前の字は、男の子では「蒼」が最も多く、次いで「葵」「碧」が同数でした。 漢字ランキングTOP10 “スケールの大きさ”や“5月の空”を連想させる漢字が人気♪男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「大」、3位「斗」という結果でした。「空高く飛ぶ」という意味を持つ「翔」、「大きい・広い」を表す「大」、「星・広大な宇宙」を連想させる「斗」と、TOP3はすべて“スケールの大きさ”を感じさせる漢字でした。さらに5月は、端午の節句で空を泳ぐ鯉のぼりや、“五月晴れ”という言葉のイメージからか、「翔」「陽」「晴」といった空を連想させる漢字が多めにランクインしました。 5月生まれの赤ちゃんは、令和元年に生まれた“令和ベビー”です。新しい時代を担う子どもたちの名前には、新時代の始まりを表す名前や、新元号に含まれる漢字を用いた名前が増加。そして4月に比べ、初夏を思わせる名前の人気が高まりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年5月1日(水・祝)~2019年5月22日(水)調査件数:11,711件(女の子:5,760件/男の子:5,951件)
2019年06月11日ベビーカレンダーは2019年5月生まれのお子さん11,711人を対象に、『5月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。今回は、5月生まれの女の子5,760人の名づけランキングを発表します! 名前ランキングTOP10 夏の季語「葵」を含む名前がTOP2を独占!5月生まれの女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「葵」、3位「咲良」でした。前月に人気だった「咲良」と「さくら」を抑え、TOP2には「陽葵(主なよみ:ひまり)」「葵(主なよみ:あおい)」と、どちらも「葵」の字を用いた名前がランクインしました。初夏を迎え、夏の季語でもある「葵」の人気が高まったようです。 3位の「咲良」は、3月は2位、4月は1位と、3カ月連続TOP3入り。桜の季節を過ぎても人気が継続しているのは、アイドルグループ「HKT48」(活動休止中)、および日韓合同グローバル・ガールズグループ「IZ*ONE」のメンバーである宮脇咲良さんの活躍が影響しているのかもしれません。よみランキングTOP10 5月(May)らしい女の子の名前のよみ「めい」が1位♪女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「めい」、2位「さくら」、3位「あおい」でした。1位の「めい」は、英語の「May」と同じ響きであることから、5月に人気が高まる名前のよみです。名前の字は、「芽依」「芽生」「めい」の順に人気で、合計28種類のバリエーションがありました。 今回、男女ともにTOP10入りを果たしたのが「あおい」。夏の季語でもある「葵」と同じ響きで、ユニセックスな名前のよみです。名前の字は、女の子では「葵」が最も多く、次いで「葵衣」「あおい」の順に人気でした。 漢字ランキングTOP10 新元号『令和』の漢字「令」を含む名前が増加!女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「菜」、3位「愛」でした。前月に引き続き、草花や果樹を表す「花」「菜」「莉」「奈」や、開花を連想させる「咲」といった、“自然派ネーム”に用いられる漢字が人気で、TOP10の5割を占めました。 また、新元号『令和』時代に突入したことも影響したのか、前月は1名のみだった「令」を含む名前が、5月は7名に増加。名前のバリエーションは、「令(れい)」「恵令奈(えれな)」「純令(すみれ)」など6種類でした。 5月生まれの赤ちゃんは、令和元年に生まれた“令和ベビー”です。新しい時代を担う子どもたちの名前には、新時代の始まりを表す名前や、新元号に含まれる漢字を用いた名前が増加。そして4月に比べ、初夏を思わせる名前の人気が高まりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年5月1日(水・祝)~2019年5月22日(水)調査件数:11,711件(女の子:5,760件/男の子:5,951件)
2019年06月11日2019年1月に政府が、育児と仕事の両立を支援するため、子どもを連れて職場で働く『子連れ出勤』を後押しするとの考えを表明し話題に。ベビーカレンダーでは、これから子育てをしていくプレママ・プレパパと、現在子育てをしているママ・パパ2,172名を対象に『子連れ出勤』に関する意識調査を行いました(調査期間:2019年5月18日〜5月20日)。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。 過半数が『子連れ出勤』に賛成!「育児と仕事を両立しやすくなる」「子どもと過ごす時間が増える」 政府が育児と仕事の両立を支援するために表明した『子連れ出勤』推奨の考えについて、賛成か反対かを質問したところ、20.2%が「とても賛成」、36.6%が「まあ賛成」と回答。過半数のママ・パパが『子連れ出勤』賛成派であることがわかりました。 一方で「やや反対」22.8%、「とても反対」7.7%と、全体の約3割のママ・パパは『子連れ出勤』反対派でした。 賛成派のママ・パパ1,232名に、特に当てはまる賛成の理由をたずねたところ、TOP3は、1位「子育てと仕事を両立しやすくなる」69.4%、2位「子どもと過ごす時間が増える」61.8%、3位「働き方の選択肢が増える」60.5%でした。政府が支援したいと考えている「育児と仕事の両立」について、特に賛成意見が多いことがわかります。 また、子連れ出勤をすることで単純に「子どもと過ごす時間が増える」という点も、働くママ・パパにとって大きなメリットのようです。 続いて、反対派のママ・パパ661名に、特に当てはまる反対の理由をたずねたところ、1位は「業務に集中できず、仕事が滞る」64.5%でした。実際に子連れで勤務先へ行くことを想像すると、子どもの様子が気になってしまったり、子どもの機嫌次第で業務を中断することになったりと、仕事が滞ってしまうと考える人が多いようです。 2位は「保育環境の整備や保育園の拡充など、ほかに優先すべきことがある」49.5%。「企業側に任せるのではなく、まずは子どもの預け先を増やしてほしい」「子連れ出勤をするにしても、企業内の保育環境を整えてほしい」という意見が多く挙がりました。 3位は「子どもの遊びや行動が制限され、子どもにとってもストレスになる」48.3%。保育環境が整っていない勤務先では子どもを自由に遊ばせることもできず、危険も多いので、長時間過ごすことに不安を感じるという人が多数でした。 「勤務先の保育環境が整っている場合は、子連れ出勤をしたい」と思うママ・パパ多数!もし、勤務先で『子連れ出勤』が認められた場合、子連れ出勤をしたいと思うかどうか、2通りの状況を想定して質問しました。 まずは、“勤務先に企業内保育所・託児所はなく、簡易的なキッズスペース等がある程度”と想定した場合、30.1%が「あまり思わない」、23.7%が「まったく思わない」と回答。過半数のママ・パパが「子連れ出勤をしたいと思わない」という結果に。その理由として、下記のような意見がありました。 <理由>子どもは慣れない環境で一人遊びをすることができず、常にママにベッタリのため仕事が捗らない。 勤務先には子どもにとって危険なものが多いので、簡易キッズスペースでは安全を確保できない。 おんぶや抱っこしたままできるような仕事内容、職場環境ではない。 業務に支障をきたす可能性があり、周囲に迷惑がかかる。子どもにも職場の人にも気を使うのは大変。 子どもにはきちんとした保育環境でのびのびと過ごしてほしい。 勤務先の保育環境が整っていないなら、在宅ワークをしたほうが効率的。 育児と仕事の切り替えができなくなる。メリハリをつけたい。 次に、“企業内保育所・託児所などの保育環境が整っている”と想定した場合は、50.0%が「とても思う」、30.2%が「まあ思う」と回答。前掲の結果とは形勢逆転し、「子連れ出勤をしたいと思う」と回答した人が約8割にのぼりました。その理由として、下記のような意見がありました。 <理由>きちんとした環境で保育士さんが見ていてくれるなら、安心して子どもを預けられるし、仕事にも集中できる。 設備が整っていて、お友達と遊べる環境であれば、子どもも安心して過ごせると思う。 保育園への送迎の手間が省け、子どもの急な体調不良などにも柔軟に対応できる。病児保育もあるとうれしい。 授乳中の場合には、休憩時間に母乳を与えることができる。 社内の人に迷惑をかけずに済むし、子どもも我慢せずに遊ぶことができる。 ママと同じ時間に同じ場所へ一緒に行くことで、子どもにとって「仕事」へのイメージがポジティブなものになりそう。 この結果から、『子連れ出勤』の推奨に賛成・反対関係なく、「勤務先の保育環境が整っているなら、実際に子連れ出勤をしたい」と考えるママ・パパが多いことが判明しました。 しかし、どちらの状況においても、“子連れでの通勤”に懸念を抱く意見が多数。たとえ勤務先の保育環境が整っていたとしても、「車通勤なら良いが、電車通勤の場合、ラッシュ時の満員電車に子どもと一緒に乗ることは難しい」といった理由から、子連れ出勤を諦めることになるケースも考えられます。 ママ・パパいずれかの勤務先で『子連れ出勤』が認められている家庭はわずか7.7% 自分の勤務先、または配偶者の勤務先で『子連れ出勤』が認められているかを質問したところ、「認められている」と回答した人は、わずか7.7%。「認められていない」と回答した人は78.1%でした。 また、「子連れ出勤が認められている」と回答した165名のママ・パパの勤務先のうち、56.4%に企業内保育所・託児所があり、15.2%にキッズスペースなど子どもが過ごす場所があることがわかりました。現状では、“社内に子どもが過ごす環境が整っている=子連れ出勤を認めている企業”となる場合が多いようです。 実際に『子連れ出勤』をしたことがあるママ・パパが感じたメリット・デメリットは? 実際に、自分または配偶者が『子連れ出勤』をしたことはあるかをたずねたところ、約9割のママ・パパが「子連れ出勤をしたことはない」と回答。子連れ出勤を経験したことがある人は、「複数回ある」4.8%、「毎回子連れ出勤をしている(していた)」2.8%、「1回だけある」1.2%と、全体の8.8%にとどまりました。 次に、子連れ出勤を経験したことがある191名のママ・パパに、子連れ出勤をして良かった点(メリット)、大変だった点(デメリット)を聞きました。 <メリット>保育園が休みの日でも出勤できた。仕事に穴をあけずに済んだ。 子どもと過ごす時間が増えた。目の届くところに子どもがいるので安心できた。 職場の人に子どもをかわいがってもらえた。子どもにとっても良い刺激となった。 (保育料など)出費が減った。 保育園に入れなくても仕事を続けることができた。 職場の人の子育てに対する理解が深まった。子どもの体調不良によるお休みや早退時の気まずさが軽減された。 <デメリット>周囲の人にも子どもにも気を使い、疲れてしまった。 子どもが泣き出すことも多く、仕事に集中できなかった。 子どもの食事も準備しなくてはならず大変だった。荷物が増えるので移動も苦労した。 企業内保育所ですぐに迎えにいける分、退勤時間を過ぎたあとの急な仕事を断りづらかった。 子連れでラッシュ時の満員電車に乗るのがつらかった。 自分の子どもだけでなく、職場の人の子どもの世話もすることになり大変だった。 良かった点としては、何よりも「働くことができたこと」、そして「子どもと過ごす時間が増えたこと」という回答が多く見られました。一方で大変だった点は「仕事に集中できない」「電車通勤が大変」という回答のほか、「周囲に迷惑をかけないか気を使うことが多かった」といった回答が多数でした。 今後、日本で『子連れ出勤』は「あまり浸透しないと思う」。一方で「選択肢が増えるのはありがたい」 最後に、日本で『子連れ出勤』は浸透していくと思うか質問したところ、52.8%が「あまり浸透しないと思う」、9.4%が「まったく浸透しないと思う」と回答しました。子連れ出勤ができない職種も多く、必ずしもすべてのママ・パパにとって育児と仕事の両立に繋がるわけではないことも、理由の一つと考えられます。 その一方で、『子連れ出勤』が働き方の新しい選択肢となることにポジティブな意見も多数。「子連れ出勤を推奨するだけでなく、まずは安心して子連れ出勤ができる環境づくりを推進してほしい」という期待の声が多く寄せられました。 『子連れ出勤』は、あくまでも働き方の選択肢の一つ。政府や企業が強制するものではない、とされています。今回の意識調査により、勤務先の保育環境が整っていなかったり、子連れでの電車通勤が難しいと感じたりと、「現実的な問題を考えると、子連れ出勤をしたくてもできない」といった実情が明らかになりました。待機児童問題が深刻な現状において、育児と仕事を両立させるための新しい働き方として期待できる一方で、より多くのママ・パパが『子連れ出勤』を実行するためには、保育環境の整備や通勤手段の問題解決など、多くの課題を抱えているのも事実です。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年5月18日(土)~2019年5月20日(月)調査件数:2,172件
2019年05月30日ベビーカレンダーは2019年4月生まれのお子さん16,375人を対象に、『4月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。今回は、4月生まれの女の子7,977人の名づけランキングを発表します! 名前ランキングTOP10 「咲良」「さくら」「美桜」など春ネームがずらり!4月生まれの女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「咲良」、2位「陽菜」、3位「さくら」でした。春の代名詞「桜」を連想させる「咲良」「さくら」に加え、あたたかな陽射しと芽吹きの季節を思わせる「陽菜」と、まさに“スプリングネーム”にふさわしい名前がTOP3を独占。「陽菜」のよみは「ひな」が最も多く、ほかに「はるな」「あきな」「ひなた」「ゆな」などがありました。 また、5位には「桜」の漢字を含む「美桜」がランクイン。テレビドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』をはじめ、『SUITS/スーツ』や『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』などの話題作に出演し、オーディション&エンタメ情報サイト「デビュー」が発表した『2019年 ネクストブレイクランキング』の女優部門で1位に輝いた、今田美桜さんの影響により人気が急上昇したのかもしれません。よみランキングTOP10 トップは春ネーム!新元号の影響か、「れい」を含む名前が増加女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「さくら」、2位「みお」、3位「あかり」でした。本格的な春が到来し、前月1位だった「こはる」は9位にランクダウン、2位だった「さくら」が首位に浮上しました。 名前のよみも新元号『令和』の影響を受けたのか、男女ともに「れい」を含む名前のよみが増加。前月と比べると、「れい」を含む名前のよみが女の子では23人増加し、「れい」「れいか」「れいな」の順に人気でした。 漢字ランキングTOP10 新時代の『令和』を意識!?漢字は「和」の人気が高まった!女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「菜」、2位「愛」、3位「花」でした。草花や果樹を表す「菜」「花」「莉」「奈」「桜」や、開花を連想させる「咲」など、“自然派ネーム”に用いられる漢字が前月よりも多くTOP10入りしました。 また、4月は“元号に含まれる漢字”のうち「和」の人気が高まり、女の子では前月より25人増加しました。 新元号『令和』が発表された4月。そして最後の平成生まれとなる赤ちゃんの名づけには、元号を意識した方も多いようです。一方で、やはり季節にちなんだ名前が圧倒的な人気を維持していました。いよいよ翌月は、令和元年に生まれた“令和ベビー”の名づけ事情が明らかになります! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年4月1日(月)~2019年4月25日(木)調査件数:16,375件(女の子:7,977件/男の子:8,398件)
2019年05月13日ベビーカレンダーは2019年4月生まれのお子さん16,375人を対象に、『4月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。今回は、4月生まれの男の子8,398人の名づけランキングを発表します! 名前ランキングTOP10 『平成』と『令和』のハイブリッドネーム!4月生まれの男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「湊」、3位「樹」でした。夏に開花を迎える「蓮」や、水辺を連想させるさわやかな印象の「湊」など、一足早く初夏をイメージできる名前の人気が高まりました。注目は9位の「暖」。年間ランキングでは2017年51位、2018年69位ですが、4月はTOP10入りを果たしました。主なよみは「だん」で、ほかに「はる」があり、漢字の意味、名前のよみともに、春にぴったりの名前です。 4月1日には新元号『令和』の発表があり、4月生まれの赤ちゃんは、“最後の平成生まれ”となります。男の子の名前の中には、『平成』を思わせる「成平(なりひら)」のほか、「令平(りょうへい)」や「令成(りょうせい)」といった、『平成』と『令和』のハイブリッドネームもありました。よみランキングTOP10 春らしいよみが人気♪新元号の影響か、「れい」を含む名前が増加!男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「りく」、3位「みなと」という結果に。1位「はると」、5位「はるき」、7位「ひなた」など、春らしさを感じる名前のよみが人気で、いずれも「陽」の漢字を含む名前が最も多く見られました。 また、名前のよみも新元号『令和』の影響を受けたのか、男女ともに「れい」を含む名前のよみが増加。前月と比べると、「れい」を含む名前のよみが男の子では32人増加し、ダントツ人気の「れい」のほか、「れいと」「れいじ」「れいや」などがありました。 漢字ランキングTOP10 最後の『平成』生まれ、または新時代の『令和』を意識!?男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「大」、2位「太」、3位「翔」という結果でした。4月のTOP10も、年間ランキングや前月のランキング結果と比べて大きな変化はありませんでしたが、男の子の名前ではとくに、“元号に含まれる漢字”の人気が上昇。前月と比較し、「平」は31人、「成」は10人、「令」は8人、「和」は23人増加しました。 新元号『令和』が発表された4月。そして最後の平成生まれとなる赤ちゃんの名づけには、元号を意識した方も多いようです。一方で、やはり季節にちなんだ名前が圧倒的な人気を維持していました。いよいよ翌月は、令和元年に生まれた“令和ベビー”の名づけ事情が明らかになります! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年4月1日(月)~2019年4月25日(木)調査件数:16,375件(女の子:7,977件/男の子:8,398件)
2019年05月13日公益社団法人 日本通信販売協会(略称:JADMA・ジャドマ)では、「ジャドマ通販研究所」から、通信販売に関する調査レポートを定期的に発表している。今回は、全国47都道府県の20~50代女性10,000人を対象に、1年のはじめの「体型」に対する目標設定、そして「美ボディ」に関する意識・実態調査を行った。女性約半数が美ボディ目標を設定するものの、達成できない人が多数…1年のはじめに目標体重や目標体型を設定=美ボディ目標を設定した経験があるかきくと、49.1%と約半数の女性が「ある」と回答。一方で、目標設定を行っている人のみに「目標を達成することはできたか」ときくと、「達成できないことが多い」(56.1%)という回答が6割近くも見られた。また、「達成できたことはない」(16.3%)という人も少なからずおり、「達成できない」と回答した人は合わせて7割超にものぼった。多くの女性にとって「美ボディ」目標の達成は難しいことであることがわかる。「鍛えたい、引きしめたい」と思う部位1位は「腹筋」続いて、腹筋が割れている「腹筋女子」や、日常動作を中心に高い運動強度でトレーニングを行う「クロスフィット」の人気に代表されるトレンド、「ボディメイク」(適度に筋肉をつけ、ボディラインのメリハリを作ること)に挑戦したいか質問した。すると、8割近くの女性が「そう思う」(76.0%)と回答(「そう思う」「まあそう思う」の合計)。「ボディメイク」は多くの女性の関心事であることがうかがえる。また、ボディメイクに挑戦したいと回答した人に「鍛えたい、引きしめたい」と思う部位についてきくと、1位は「腹筋」(85.8%)となり、美しい“シックスパック”を手に入れたい人が多いことがわかった。2位は「お尻」(73.6%)、3位は「足」(63.1%)と続いた。ボディメイク投資県1位は「沖縄県」そんな女性たちのボディメイクを応援するのが、トレーニング用品やサプリメントなどのボディメイクアイテムだ。こうしたボディメイクアイテムの【通販での】購入経験についてきくと、サプリ・補助食品1位が「沖縄県」(44.0%)、教本・DVD1位が「山口県」(38.5%)、ダンベル1位が「大分県」(33.5%)、EMSマシン(電気刺激によって筋肉を鍛える機器)1位が「福岡県」(25.0%)、トレーニングウェア1位が「大分県」(22.5%)と、違いが見られる結果となった。また、ボディメイクアイテムを通販で購入した人のみに、その合計金額=ボディメイク投資金額を尋ね、都道府県別で比較を行った。その結果、「10,000円以上」投資している人の割合が最も多かったのは「沖縄県」(45.5%)。一方、最も少なかったのは「青森県」(24.3%)となった。沖縄県は「ボディメイク投資県」といえそうだ。今回の調査で、年始に誓うものの挫折者が多いことがわかった美ボディづくり。「今年こそは美ボディ」と決意した方は、通販でボディメイクアイテムを購入・活用してみてはいかがだろうか。【参考】※ジャドマ通販研究所
2019年02月25日公益社団法人 日本通信販売協会(略称:JADMA・ジャドマ)では、「ジャドマ通販研究所」から、通信販売に関する調査レポートを定期的に発表している。今回は、全国47都道府県の20~50代女性10,000人を対象に、1年のはじめの「体型」に対する目標設定、そして「美ボディ」に関する意識・実態調査を行った。女性約半数が美ボディ目標を設定するものの、達成できない人が多数…1年のはじめに目標体重や目標体型を設定=美ボディ目標を設定した経験があるかきくと、49.1%と約半数の女性が「ある」と回答。一方で、目標設定を行っている人のみに「目標を達成することはできたか」ときくと、「達成できないことが多い」(56.1%)という回答が6割近くも見られた。また、「達成できたことはない」(16.3%)という人も少なからずおり、「達成できない」と回答した人は合わせて7割超にものぼった。多くの女性にとって「美ボディ」目標の達成は難しいことであることがわかる。「鍛えたい、引きしめたい」と思う部位1位は「腹筋」続いて、腹筋が割れている「腹筋女子」や、日常動作を中心に高い運動強度でトレーニングを行う「クロスフィット」の人気に代表されるトレンド、「ボディメイク」(適度に筋肉をつけ、ボディラインのメリハリを作ること)に挑戦したいか質問した。すると、8割近くの女性が「そう思う」(76.0%)と回答(「そう思う」「まあそう思う」の合計)。「ボディメイク」は多くの女性の関心事であることがうかがえる。また、ボディメイクに挑戦したいと回答した人に「鍛えたい、引きしめたい」と思う部位についてきくと、1位は「腹筋」(85.8%)となり、美しい“シックスパック”を手に入れたい人が多いことがわかった。2位は「お尻」(73.6%)、3位は「足」(63.1%)と続いた。ボディメイク投資県1位は「沖縄県」そんな女性たちのボディメイクを応援するのが、トレーニング用品やサプリメントなどのボディメイクアイテムだ。こうしたボディメイクアイテムの【通販での】購入経験についてきくと、サプリ・補助食品1位が「沖縄県」(44.0%)、教本・DVD1位が「山口県」(38.5%)、ダンベル1位が「大分県」(33.5%)、EMSマシン(電気刺激によって筋肉を鍛える機器)1位が「福岡県」(25.0%)、トレーニングウェア1位が「大分県」(22.5%)と、違いが見られる結果となった。また、ボディメイクアイテムを通販で購入した人のみに、その合計金額=ボディメイク投資金額を尋ね、都道府県別で比較を行った。その結果、「10,000円以上」投資している人の割合が最も多かったのは「沖縄県」(45.5%)。一方、最も少なかったのは「青森県」(24.3%)となった。沖縄県は「ボディメイク投資県」といえそうだ。今回の調査で、年始に誓うものの挫折者が多いことがわかった美ボディづくり。「今年こそは美ボディ」と決意した方は、通販でボディメイクアイテムを購入・活用してみてはいかがだろうか。【参考】※ジャドマ通販研究所
2019年02月06日ベビーカレンダーは、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を踏まえ、ママ・パパ798人を対象に、「災害・防災」に関する意識調査を行いました。子育て世代がどのくらい災害を意識して生活しているのか、どういった対策をしているのか、以下の調査結果から明らかになりました。 普段から自然災害の発生を意識しているママ・パパは約7割日々の生活の中で、自然災害が起こることを意識しているか質問したところ、61.6%は「ある程度は意識している」、10.7%は「とても意識している」と回答。約7割の方が、日頃から自然災害の発生を意識して生活していることがわかりました。 また、普段から自然災害を意識していると回答した577人に、“災害に対する意識が高まったきっかけ”について質問したところ、1位は平成23年(2011年)に発生した「東日本大震災」69.2%でした。甚大な被害をもたらした「東日本大震災」を受けて、自然災害が他人事ではないという意識が強まったママ・パパが多いようです。続く2位は、「妊娠や出産」51.5%。守るべき家族が増えることも、災害に対する意識が高まる大きなきっかけとなることがわかります。 さらに、「大阪府北部地震」や「熊本地震」といった震災よりも多くの方が回答しているのが、3位の「西日本豪雨」41.8%。平成30年(2018年)7月に発生し記憶に新しいこともありますが、未曾有の豪雨による河川の氾濫、浸水害、土砂災害など、相次ぐ甚大な被害により、震災だけでなく「豪雨災害」への意識も高まったようです。 約6割の家庭が災害への備えや対策をしている!家庭で災害への備えや対策をしているか質問したところ、「備えている」と回答した方は約6割。反対に「備えていない」と回答した方は約4割という結果になりました。「備えていない」と回答した方からは、「意識はしているものの、先延ばしにしてしまっている」「何を備えたらいいかわからない」「あまり危機感がなく、なんとかなると思ってしまう」「育児・家事・仕事が忙しくて手が回らない」「予算がない」「備蓄品を置く場所がない」といった声が多くあがりました。発災を意識して生活をしているものの、さまざまな理由により、備えや対策ができていないというママ・パパも多いことがわかりました。 災害への備えについて、「とても自信がある」ママ・パパは0人! 「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した470人に、災害への備えが充分である自信があるか質問したところ、「とても自信がある」と回答したママ・パパは、なんと0人でした。一方で約7割もの方が「自信がない」と回答。何が起こるかわからない災害に対して、家庭での備えや対策に自信を持てない方が多いようです。また、「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した方に、「ご自身の災害への備えを100点満点で採点すると何点ですか?」と質問したところ、平均点は45点という結果になりました。この点数からも、備えや対策にやや自信がないことがうかがえます。 「非常用食品・飲料水」2〜3日分を備蓄している家庭が多数!「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した470人に、実践している備えや対策について質問したところ、下記のような結果になりました。1〜3位には、非常用持ち出し品の準備や備蓄をしているという回答が集中しました。二次災害の対策としてたびたび注意喚起される「家具・家電などを固定し、転落・落下を防止」については、意外にも優先度が低くなってしまうのか、27.7%にとどまりました。さらに、「家族で防災会議(災害に備える家族同士の話し合い)、または防災・避難訓練をおこなっている」という方は4.5%と少数でしたが、具体的な実践内容として「家族がバラバラの場所にいた場合を想定した避難場所や、合流場所を話し合った」「実際に非常用持ち出しバッグを持って歩き、避難所まで行ってみた」「災害用伝言ダイヤル(171)を実際に体験してみた」などがあがりました。 そして、1位の「非常用食品・飲料水を備蓄している」と回答した385人に、何日分の食品・飲料水を備蓄しているか質問したところ、「2〜3日分」を備蓄している方が最も多く、62%でした。保管場所を確保する必要があるため、物量的に2〜3日分が限度ということもあるようです。 451人中301人が、赤ちゃん用の災害時持ち出し品を準備 「家庭で災害への備えや対策をしている」と回答した方のうち、家族に赤ちゃんがいる451人に「赤ちゃんのために、災害時の持ち出し用として特別に準備しているものがあれば教えてください」と質問したところ、「紙おむつ/パンツ」と「おしりふき」がそれぞれ5割以上の回答数でした。次いで回答数が多かったのは「特に用意していない」33.3%。おむつやおしりふき、粉ミルク、着替えなどは普段から持ち歩くアイテムであるため、とりわけ災害用に準備をしていない方も多いようです。この結果から、災害対策をしていて、なおかつ赤ちゃんがいる家庭(451人)の66.7%(301人)が、赤ちゃんのための備えを特別におこなっていることがわかりました。 妊娠・育児中に被災したママ・パパが、あって良かったものって?今回のアンケート対象者のうち、妊娠中または育児中に被災した経験があるママ・パパは全体の7.5%でした。妊娠・育児中に被災した経験があるママ・パパに「災害時にあって良かったもの、あったら良かったもの」を聞いたところ、基本的な食料や飲料の備蓄のほかに、「カセットコンロ」「自家発電機」「赤ちゃん用の水」「液体ミルク」などがあがりました。過去に発生した「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」においても、ガスの復旧は電気・水道よりも遅いという事象があったためか、火を使って調理できる「カセットコンロ」が役に立った方が多いようです。 母子(妊産婦)専用の避難所、認知度は約7%と低め!「災害時、母子(妊産婦)専用の避難所や避難スペースが設置される場合があることを知っていますか?」と質問したところ、93.1%のママ・パパが「知らない」と回答しました。災害時には、市町村が提携した大学や看護学校などに、妊産婦と生後間もない赤ちゃん専用の避難所または避難スペースが設置される場合がありますが、まだまだ認知度は低いことが露呈しました。 今回の調査により、未曾有の自然災害の発生や、妊娠・出産をきっかけに、ママ・パパの防災意識が高まっていることがわかりました。しかし、実際に備えや対策をしている方は470人と全体の約6割にのぼるものの、その中でも家庭での備えに自信がある方は少数で、470人中317人(67.5%)ものママ・パパが「備えに自信がない」という結果に。また、全体の約4割は災害対策をしていないと回答していることから、災害の危険性や防災の重要性について、子育て世代にも周知拡大の余地があることが明らかになりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用された方調査期間:2018年12月18日(火)~2018年12月24日(月)調査件数:798件
2019年01月11日公益社団法人 日本通信販売協会(略称:JADMA・ジャドマ)は、「ジャドマ通販研究所」から、通信販売に関する調査レポートを定期的に発表。今回は、全国47都道府県の20~50代女性10,000人を対象に「クリスマスに一人ぼっちで過ごす人=クリぼっち」に関する意識・実態調査を行った。平成最後のクリスマス、約7割が「クリぼっち」を受け入れ調査対象者に「クリぼっちは少しかわいそう」だと思うかきくと、69.3%が「そう思わない」(「そう思わない」「あまりそう思わない」の合計)と回答。7割近くもの女性が「クリぼっち」を受け入れていることが分かる。続いて、今年2018年のクリスマスに自分が「クリぼっち」で過ごしていると思うかきくと、21.3%が「そう思う」(「そう思う」「まあそう思う」の合計)と回答。女性の約5人に1人が「クリぼっち」で過ごす予定であることが分かった。自分へのクリスマスプレゼント、大分県の女性は5人に1人以上が「毎年購入」続いて「自分へのクリスマスプレゼント」について質問。すると、「毎年購入している」という人は15.3%(「当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」の合計)にとどまる一方で、「(実際に購入しているかいないかは問わず)購入してもよいと思う」という人は7割超(72.6%)(「当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」の合計)もいるという結果に。また「自分へのクリスマスプレゼント」を毎年購入している人が47都道府県中最も多かったのは「大分県」(22.5%)、最も少なかったのは「群馬県」(11.0%)となった。約半数が自分用のプレゼントに「通販」を利用「自分用のプレゼント」を購入するならどこで購入するかきくと、「百貨店・デパート」(57.7%)に次いで、「通販」(45.8%)という結果に。「通販」を選んだ人にその理由をきくと、「家にいて購入できるのが魅力。12月は仕事が忙しく、バタバタしているので」(31歳)、「田舎なので近所に百貨店やちょっと高級な店がない」(47歳)などの意見がきかれ、忙しい人にも郊外にお住まいの人にとっても、ファッション小物もスイーツも手軽に購入できる通販は、「自分用プレゼント」に利用することも多いことが分かった。今回の調査では、「クリぼっち」や「自分へのクリスマスプレゼント」が受け入れられつつあることが分かった。今年は「クリぼっち」だという方も通販を利用して気軽に自分用プレゼントを用意し、クリスマス気分を盛り上げてみてはいかがだろうか。【参考】※ジャドマ通販研究所
2018年12月20日