藤ヶ谷太輔、痩せたなあ~! まず思ったのはそれだ。舞台『そして僕は途方に暮れる』に主演するにあたり、稽古で3キロほど痩せたそうだ。気鋭の作家・三浦大輔の演出は、緻密で、リアリティーを求めるものなので、精神的なものかと思ったが、藤ヶ谷の役は、その三浦自身を投影している。三浦はかなり痩せて、影のある風貌をしているので、そこに近づいてしまったのかもしれない。○BUSAIKU判定でもおかしくない主人公作家を投影した菅原裕一という役は、自堕落な日々を送っていて、恋人(前田敦子)、親友(中尾明慶)、バイト先の先輩(米村亮太朗)、学生時代の後輩(三村和敬)、姉(江口のりこ)……と次々と頼り、その都度、関わった人たちを怒らせ、怒られたくなくて、問題から向き合うことなく逃げてしまう。ついには故郷の母(筒井真理子)の元へと逃避するが、そこでもうまくいくわけはなく……逃げ場がなくなったとき、出会ったのは、家を出ていって何年も経つ父親(板尾創路)。この親にしてこの子ありという感じで、父こそ、あらゆることから逃げていた。つまり、逃げまくった末路の見本を目の前にして、裕一はどうするのか……というのがだいたいの流れだ。この舞台を紹介する記事で、「バラエティ番組『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)での、彼女への対応がカッコイイかブサイクか判定するコーナーで低評価をとることがあまりない藤ヶ谷が、対人関係がうまくいかない人物を演じることが興味深い。」(『週刊SPA!』2018年3月6日号)と書いたように、藤ヶ谷は人に対してきちんと接するイメージがあった。姉役の江口のりこに取材をしたとき「稽古初日から稽古場に対して心を開いているところが凄い。なかなかそんなことできないから」(『プラス アクト』2018年4月号)と言われていた藤ヶ谷が、裕一を演じると、とことん人と目を合わせず、だらだらしていて、他人の家にお邪魔したときも、ついつい実家にいるかのように全力で甘えて、まったく気が利かない。『キスマイ超BUSAIKU!?』で言ったら、「超BUSAIKU」判定を受けるに違いないその態度に笑ったり、いらっとしたり、自分にもそういうとこあるかも……とギクリとしたりしながら観た。それに、部屋でだらだら過ごす藤ヶ谷の姿の無防備な感じも、覗き見気分で楽しめるのではないかと思う。○ハードルの高い仕事に挑む藤ヶ谷『そして僕は途方に暮れる』は2幕構成。1幕目は裕一と恋人や友人知人、家族の一対一のやりとりで、2幕目は実家で向き合う人数が増えていく。裕一の関係者も、いなくなった彼を心配して連絡をとりあうなどして関わりをもっていくが、基本的に、裕一と相手による2人芝居の総当たり戦。にもかかわらず、誰に対しても"ちゃんと向き合わない"という、ある意味苦行に、藤ヶ谷はみごとに耐えて、やりきっているところが見事だ。ものすごく悪いことを言ったりやったりする人物のほうが、動きのバリエーションもつけやすいが、悪い人ではなく、ただなんとなく逃げ腰っていうほうが難しいと思う。しかも、人と向き合って会話するよりも、LINEで済ますような現代人で、LINEを打つ演技ってあまりやりようがない。そういうところがあるのが、この作品の面白さで、裕一に対する人たちは熱をもって彼に当たるが、それをスルーしたり、ネットで済ましたりする希薄なコミュニケーションのリアリティーを3時間近くも演じ続けるのは、やはり苦行と思うが、公演をやり遂げたら、俳優として飛躍できるだろう。ずいぶんとハードルの高い仕事に挑んだ、その姿勢に感動を覚える。○★ここからややネタバレありただ、じょじょに変化もあって。救いようのない人ではないのだなと思うし、逃げて、逃げて……、その結果、ある瞬間、裕一が他者に対していままでにないリアクションを見せることがあって、そのときの藤ヶ谷の見せる、明らかな違いには目を見張るものがある。とにかく、思いがけない展開が待っている。長い時間、はっきり言葉にしない登場人物の気持ちを観察し続けた結果のサプライズを、どう捉えるかは、人それぞれ……。最後に。藤ヶ谷太輔、ダッフルコート、似合うなあ!ダッフルコートは、青春の苦さの象徴だなあと思う。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年03月15日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)が展開するグラウンド ワイ(Ground Y)から、写真家・井上浩輝(いのうえひろき)とのコラボレーション「Ground Y ☓ Hiroki INOUE Collection」が登場。2018年3月9日(金)より、グラウンド ワイストアにて販売する。グラウンド ワイの2018年春夏コレクションは、「inconfort - 違和感」がテーマだ。普段と違う非日常的な事柄を意図的に設けることにより生ずる“ズレ”や“ギャップ”、そして“不完全さ”表現したシーズンである。そして、同コレクションの一部として発表される、井上浩輝とのコラボレーション。彼は、2016年に日本人で初めて「National Geographic Travel Photographer of the Year」コンテストのネイチャー部門1位を受賞した、今後の世界的な活躍が期待されている写真家の1人だ。作品に映し出される一瞬は、まるで1枚の名画の様な色彩の美しさをもち、伝えたい情報を明確かつシンプルに表現する。そんな彼の作品を、今回はカットソーというキャンバスに落とし込んだ。雄大な風景や動物たちが、鮮やかなプリントとなって表れる。なお、同コラボレーションは2018年春夏シーズンの第2弾。すでに第1弾コラボレーションは発表されており、その相手はコペンハーゲン生まれのフラワーアーティスト、ニコライ バーグマン(Nicolai Bergmann)であった。【詳細】「Ground Y ☓ Hiroki INOUE Collection」発売日:2018年3月9日(金)取り扱い:Ground Yストア展開アイテム:ビッグカットソー 動物画・風景画(6種類) 22,000円+税
2018年03月03日女子会にもピッタリなおしゃれ空間東京・富ヶ谷のCafe & SAKANA Bistro「Bojun TOMIGAYA(ボジュン トミガヤ)」。ナチュラル志向の料理を取りそろえたお店は、ガラス張りのエントランスが目印となっています。隣接するスポーツジムとも連携しており、店内はスタイリッシュながら、ワークアウト後の休憩に最適なリラックスできる雰囲気も持ち合わせています。外の景色が望めるカウンター席や、広めのソファが魅力的なテーブル席など、女子会にもぴったりな造りです。身体が喜ぶヘルシーでナチュラルな料理が堪能できる!創業340年もの歴史を持つ葉山の料亭をルーツとして、2014年に富ヶ谷にオープンしました。オーガニック野菜を使ったヘルシーな料理や、乳製品や卵不使用のマクロビスイーツなどを中心に楽しむことができます。充実したラインナップのランチや、ヘルシーにお腹いっぱい食べられるディナーメニュー、アルコール類もそろっているお店です。ヘルシーおかずがギュッと詰まったランチは必見!充実した内容の「ボジュントミガヤ コースランチ」は、ヘルシーな絶品料理の数々が一度に楽しめるぜいたくな人気メニュー。3種類の前菜やメインの魚料理、国産の有機玄米ご飯や豆乳アイスなどがセットになっています。品数も豊富でお腹をしっかり満たしてくれるのも人気の理由のひとつ。ヴィーガンにも対応してくれます。欲ばり女子におすすめの「マクロビスイーツバリエ」卵や乳製品、白砂糖を使わずに仕上げたマクロビスイーツを欲ばりに堪能できるのが「マクロビスイーツバリエ」。少しずつさまざまなメニューが楽しめるので、マクロビスイーツ初心者にもおすすめ。ヘルシーなのに濃厚な味わいがクセにあるクレームブリュレや、ほろ苦い大人の味わいが人気の生チョコレート、さっぱりとした後味の豆乳アイスなどが一緒に楽しめます。絶品ヘルシー料理でお腹も心もしっかり満たそう!オーガニック野菜やマクロビを取り入れた、体にやさしい料理が味わえるお店です。いろいろな料理が一度に楽しめるランチや、新鮮な魚介の料理やパスタなどが楽しめるディナーなど、女子会にもピッタリのラインナップ。ヘルシーなスイーツやおしゃれなアルコール類もしっかり揃っています。事前に問い合わせておけば予約もできるので、特別な日を過ごすのにもおすすめ!お店は小田急小田原線「代々木八幡駅」南口より徒歩4分、あるいは東京メトロ千代田線「代々木公園駅」1番出口から徒歩4分です。健康やダイエットを意識しながらもお腹いっぱい食べたいときにぜひ訪ねてみては。スポット情報スポット名:Bojun TOMIGAYA住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-35-20 富ヶ谷スプリングス2F電話番号:03-6804-9550
2017年11月18日今田耕司とモデルで女優の中条あやみがMCを務める「アナザースカイ」の11月17日(金)の放送に、俳優の鈴木浩介がゲストで出演。今回鈴木さんは“カレー”のスパイスの聖地である南インドで究極のカレーを堪能。カレー愛を熱く語ってくれる。『ALWAYS 三丁目の夕日』『それでもボクはやってない』などの作品に出演し、ドラマ、映画と展開した「LIAR GAME」シリーズで注目を集めると、その後は長寿シリーズとなった「ドクターX」や「刑事7人」「緊急取調室」などの人気シリーズから上戸彩と斎藤工が共演し大きな話題を呼んだ「昼顔」など様々なドラマに出演。この春には「緊急取調室」最新シーズンと「人は見た目が100パーセント」に同時出演し、夏シーズンには「愛してたって、秘密はある。」への出演と各所で引っ張りだこの鈴木さん。そんな鈴木さんが芝居同様にハマっているものが「カレー」だという。今回鈴木さんはカレーの味を生み出すスパイスの聖地である「インド」のケララ州を訪問。カレーの師匠が大絶賛するほど美味しいというフィッシュカレーからリゾートホテルの超高級カレー、街場のミールスまで、魅惑のスパイスに感動。現地のスパイス市場で幻のスパイスを探す。鈴木さんが大森南朋、桐谷健太と豪華トリプル主演して、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突を描く『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。幼い頃に失踪した長男・一郎。市議会議員の次男・二郎。デリヘル業雇われ店長の三男・三郎。別々の道、世界を生きてきた三兄弟。父親の死をきっかけに、失踪していた一郎が、30年ぶりに突然帰ってくる。再会した3兄弟の運命は再び交錯し、欲望、野心、プライドがぶつかり合い、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。『SR サイタマノラッパー』や「みんな!エスパーだよ!」で頭角を現し『ジョーカー・ゲーム』『22年目の告白 -私が殺人犯です-』などのヒット作を送り出した入江悠監督のオリジナル最新作となり、3人のほか篠田麻里子、嶋田久作、間宮夕貴、吉村界人、菅田俊らも共演する。「アナザースカイ」は11月17日(金)23時から日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月17日絵本、コミックス、アニメーションなどで世界中の人々から愛されているムーミンの物語。そのムーミン映画の最新作、映画シリーズ初となる“冬のムーミン谷”を舞台にした『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』が12月に日本でも公開。この度、そんな本作の予告編が公開された。今回到着した予告編では、女優・宮沢りえ演じる主人公・ムーミントロールがついに公開!先日のアフレコ取材で、「研究を重ねた」と語った宮沢さんの少年っぽさを感じられるイノセントな声の響きに注目だ。また、ムーミンパパやヘムレンなどを森川智之が、ムーミンママやリトルミイなどを朴ロ美が担当しており、複数の役を演じ分ける実力派声優2人の名演も必見。さらに、透明感あふれる声で物語を紡ぐ神田沙也加のナレーション、3オクターブを超える“天使の歌声”サラ・オレインの美しい歌声が、物語を鮮やかに彩っている。また、本作の前売り券10月28日(土)より発売開始。通常前売券には、ポストカードサイズのオリジナルクリアファイルが特典に(数量限定、無くなり次第終了)。さらに今回は、数量限定プレミアグッズ付き前売券の発売も決定。プレミアグッズの中身は、「ネックストラップ付きパスケース」。首から下げられるだけでなく、バッグにも付けられるタイプとなっている。『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』は12月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月20日大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太と豪華トリプル主演で、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突を描いた入江悠監督オリジナル最新作『ビジランテ』。この度、本作の予告映像が公開された。今回到着した予告映像では、別々の世界で生きてきた兄弟3人が父親の死をきっかけに再開する場面からスタート。大森さん演じる長男・一郎が、鈴木さん演じる次男・二郎に「誰だお前」と言い放つシーンや、二郎の妻演じる篠田麻里子の姿、一郎と桐谷さん演じる三郎が殴り合うシーンなどが収められている。閉鎖的な地方都市で、土地や家族という逃れられない悪循環の中窮地に追い込まれていき、狂気に満ちた愛憎をぶつけ合う彼ら。そして、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月10日パペットアニメーション映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』が、2017年12月2日(土)より、丸の内TOEIほか全国にて公開される。まだ見ぬ「クリスマス」を探してーー。ムーミン映画最新作『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』は、2009年『ムーミン 谷の夏まつり』、2010年『ムーミン谷の彗星』に続く、パペットアニメーションシリーズの最新作。原作者であるトーベ・ヤンソン自ら監修し、「大好きな作品」と語っていた1978年から82年にポーランドで製作された短編テレビシリーズをフィンランドにてデジタル・リマスター化、劇場版長編映画として完成させたもので、今作では、映画シリーズ初となる冬のムーミン谷が舞台となっている。物語が始まるのは、木の葉が舞い落ちる秋。知的好奇心いっぱいのムーミントロールは、友だちのスナフキンと共にムーミン谷にまもなく訪れる冬を感じようと出かけるが、そこで知ったのは、まもなくやってくるという「クリスマス」の存在。やがてムーミンは、不思議な冬の魔法、驚きの数々、そしてムーミン谷に訪れる最高の夜に出会う。木々にしんしんと降り積もる雪、陽の光に照らされた一面の銀世界。美しい冬景色の数々がムーミンの世界観の魅力を一層ひきたてる、クリスマスシーズンにぴったりの一本となりそうだ。日本語吹き替え版は主演に宮沢りえ、ナレーションに神田沙也加日本語吹き替え版では、映画『紙の月』『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した、日本を代表する実力派女優・宮沢りえが主人公のムーミントロールの声を務める。また、ナレーションは歌手であり『アナと雪の女王』のアナ役として知られる神田沙也加が務め、 映画の世界観により深い奥行きを与える。「MOOMIN パペット・アニメーション展」が松屋銀座にて開催「MOOMIN パペット・アニメーション展」が、2017年11月28日(火)から12月11日(月)まで松屋銀座にて開催される。松屋銀座では、2014年から毎年ムーミンに関する展覧会を開催してきた。映画の公開を記念した内容となった本展では、映画の撮影で実際に使用されたパペットをはじめ、セットの模型や劇中スチールなども展示。アニメ制作の裏側から最新映画を通じてムーミンの世界を楽しむことができる。作品情報映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』公開日:2017年12月2日(土)原題:『MOOMINS and the WINTER WONDERLAND』)監督:ヤコブ・ブロンスキ、イーラ・カーペラン・通常前売券発売日:2017年10月28日(土)価格:1,500円特典:ポストカードサイズ オリジナルクリアファイル ※なくなり次第終了・数量限定プレミアグッズ付き前売券発売日:2017年10月28日(土)価格:2,800円特典:ネックストラップ付きパスケース©Filmkompaniet / AnimoonMoomin Characters TM■「MOOMIN パペット・アニメーション展」期間:2017年11月28日(火)~12月11日(月)時間:10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで。最終日は17時閉場)会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3丁目6−1入場料:一般 500円、小・中学生 300円問い合わせ先:03-3567-1211(松屋銀座大代表)
2017年07月31日窪塚洋介と「Dragon Ash」のフロントマン・降谷建志が共演する映画『アリーキャット』の完成披露試写会が6月23日(金)に開催。窪塚さん、降谷さんに共演の市川由衣、品川祐、榊英雄監督が舞台挨拶に登壇した。かつては名のあるボクサーだったがいまは警備員のバイトで暮らす秀晃(窪塚さん)と彼が猫をきっかけに知り合い、意気投合した不思議な男・リリィ(降谷さん)。とある事件をきっかけに、危険な組織に追われるはめになり…。大歓声に迎えられた窪塚さんはなぜか「ジャッキー・チェンです」と挨拶。スルーされてもめげずに、もう一度「ジャッキー・チェンです!」と繰り返し、これに気圧されたのか、戸惑いつつも降谷さんは「サモ・ハン・キンポーです(笑)」、市川さんは「マイケル・ホイです(苦笑)」、そして品川さんは「ユン・ピョウです」と自己紹介し、爆笑の中で舞台挨拶はスタート!窪塚さんは、本作での降谷さんとのタッグは“運命”だったと述懐。ある共通の結婚式で初めて顔を合わせたという2人だが「たまたま同じテーブルで、『あれ?俺ら初対面だっけ?』というくらい、共通の知り合いも多いし、昔からの連れのような感じになったんです。それから2週間後くらいに『降谷くんと映画やらない?』とオファーがあり、これは天の導きだと思った」と語る。降谷さんは「最初は、周りに相談してたんですが、(窪塚さんの)家の近くに行く機会あって、2人で飲みに行って『やるべき』と言ってもらった」と背中を押されて出演を決意したと明かす。市川さん、品川さんは、出演者でありながら、この2人が同じステージに立っていることに大興奮!品川さんが「俺らの世代のカリスマ」と言えば、市川さんも「台本をいただいたとき、2人の名前を聞いてて、ワクワクしかなかった」とふり返った。舞台挨拶中、降谷さんが作品の中身に関する発言をポロリと漏らし、周囲から「新人俳優!」と突っ込まれる場面もあったが、そんな天然な(?)降谷さんのキャラクターが現場で大いに愛されていたよう。窪塚さんは「新人俳優のフルオープンハートで現場にいてくれました。そのピュアさ、情熱が僕らに火をつけて、『いい作品つくるぞ!』って思いをかき立ててくれました」と称賛。品川さんは悪役を演じたが、このピュアさに影響され(?)、なぜか自分の出番と関係なく、現場に差し入れの手作り豚汁の鍋を抱えて駆け付けたとか!「それでも(世間の)好感度は下がったままですが…」と自嘲気味につぶやく品川さんに、降谷さんが「なかなか伝わらないもんですね(笑)」とあっけらかんと語り、会場は笑いに包まれていた。窪塚さんは最後に改めて「『俺はこんなもんじゃねぇ』ってみんな思うものだし、思うまでは自由。でも、そこから一歩踏み出して行動する、その行動が全てです。そんな思いを抱えている人が、この映画で新しいステージに踏み出してもらえたら嬉しいです」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『アリーキャット』は7月15日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日直木賞作家・荻原浩の小説「神様からひと言」が、「神様からひと言 ~なにわ お客様相談室物語~」として6月10日(土)よりNHK総合にてドラマ化されることが決定。また主演には小出恵介を迎えることも分かった。主人公・佐倉凉平(33)は、曲がったことが嫌いな熱血漢だが、ときどき正義感が溢れすぎて上司と衝突してしまうことも。それが原因で大手広告会社からここ「珠山食品」に転職してきたばかりだが、着任早々の大きな会議の席、また上司とケンカをしてしまう。失敗続きの彼が新たに配属されたのは、「お客様相談室」。昨今話題のモンスタークレーマーたちに対応する社内では最前線の部署だ。はじめはふてくされていた涼平だったが、「相談室」には癖はあるけれど面白おかしい面々が。遅刻魔でだらしない先輩が、実はクレーム処理の達人だったとか…。「自分は会社組織には合わないのではないか」と感じていた凉平は、やがて、「相談室」で個性豊かな面々に囲まれ「クレーム処理」のスキルや精神を身につけ、人間的にも成長していくのであった…。原作は、「海の見える理髪店」で第155回直木賞を受賞した荻原氏の「神様からひと言」。本作は、食品メーカーの「お客様相談室」に望まず配属された会社員が、個性あふれる仲間たちとクレーム処理に奮闘する中で、自分の人生を見直していく姿を描いていく。今回は、ネット炎上対応など現代的要素を織り交ぜ、連続テレビ小説「マッサン」の羽原大介が脚本化。2006年には伊藤淳史や陣内孝則出演でWOWOWにてドラマ化もされたが、今回、7月配信開始のNetflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」で、明石家さんま役を演じることでも話題の小出さん主演でドラマ化となった。小出さんのほかにも、岸井ゆきの、三宅弘城、吉沢悠、小泉孝太郎、市毛良枝、草笛光子、段田安則らが出演する。土曜ドラマ「神様からひと言 ~なにわ お客様相談室物語~」は6月10日(土)より毎週土曜日20時15分~NHK総合にて放送(全6回)。※翌週土曜0時55分~再放送(cinemacafe.net)
2017年04月25日子役の谷花音、お笑い芸人のじゅんいちダビッドソンが22日、都内で行われた「ウエディングパーク「2017年最新ウエディングトレンド&新Brand Movie」発表会に出席した。日本最大級の結婚式場口コミサイトを運営するウエディングパーク主催の同発表会では、2017年最新ウエディングトレントを発表するとともに、トレンドを反映させた新Brand Movieをお披露目。その発表会に、人気子役の谷花音が初めてのウエディングドレス姿で登場し、2015年に結婚式を挙げたじゅんいちダビッドソンとトークショーを行った。本格的なウエディングドレスを着るのは初めてだという谷は「こんなに早くウエディングドレスを着れるとは思わなかったので、今はうれしい気持ちでいっぱいです。メイクも大人っぽくしてもらいました」と満足げで「前からウエディングドレスを着てみたかったので、今回着てみて結婚式を挙げたいという憧れが強まりました」と笑顔。フォトセッションでは、人生初のファーストバイトをじゅんいちダビッドソンと行い、「結婚式で花嫁さんがやっているところを見てやりたいと思ったので、今日実際にできてすごく楽しかったです」と感想を語った。また、自身の結婚観について谷は「自分のやりたいことをやってから結婚をしたいです。25歳から30歳の間に。でも運命の人と出会わなかったら無理やりするのではなく、じっくりじっくり探していきたいです。芸人さんはアリですね。一緒にお話をしていて面白そうですから」と回答する谷に、じゅんいちダビッドソンは「ごめんな。俺結婚しているから」と笑わせて「まずはしっかりとご飯を食べていい大人になり、その後にいい人を見つけたらと思いますよ」とアドバイスした。じゅんいちダビッドソンがモノマネをしている本田圭佑選手は、3月23日から再開されるワールドカップ・アジア予選の日本代表に選出されて議論を呼んだが、「そ批判を打ち消すぐらい、僕がもっとモノマネをしないと」と自分に原因があると言わんばかり。続けて「代表戦はもちろん勝って欲しいんですが、今夏には恐らく移籍すると思うので、ぜひウチに移籍して一緒にM-1に出たいと思います」とエールを送っていた。
2017年03月22日有川浩の小説を実写化した映画『旅猫リポート』が2018年10月26日(金)に全国公開。有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」実写映画化「図書館戦争」や「植物図鑑」など、著作が続々と映画化されている人気作家・有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」。主人公の青年・悟(サトル)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫のナナと一緒に、新しい飼い主を探して日本各地を訪ねる旅を描いた心温まる感動ストーリーだ。悟はこれまでに出会ってきた様々な人を訪ねる中で、本当の絆や、伝えられなかった気持ちを見つめなおし、自らの人生を振り返ることになる。有川浩が過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と話すほど思い入れの深い作品であり、映画化に当たっては自ら脚本開発にも参加した。主演・福士蒼汰、相棒ナナの声は高畑充希主人公の悟役を務めるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』や『ちょっと今から仕事やめてくる』、『曇天に笑う』など主演作品が続く俳優の福士蒼汰。ほぼ全編が猫との共演という、動物相手の難しい役どころに初挑戦する。特報映像では、心優しき青年とツンデレ猫の凸凹コンビの掛け合いが公開されている。また、相棒の猫・ナナの声は高畑充希。近年では『ひるね姫』での声優出演も記憶に新しい。今回は、猫としての作品参加とのこともあり、高畑自身も戸惑いがあったようだ。とはいうものの、高畑は本作のアフレコを終えて「俳優猫ちゃんの可愛げのない可愛らしさに夢中になっているうちに、気づいたら終わっていました。声を担当させていただいてはいるのですが、見所はズバリ、喋らない時の猫ちゃんの顔!大きな目に映る様々なものに、想像力を掻き立てられてしまいました。」と語っている。高畑の声はもちろん、彼女のハートも射止めた猫の演技、そして何より福士との掛け合いは1番の見どころとなりそうだ。その他に、悟の高校時代の同級生に広瀬アリス、大野拓朗、悟の幼少期からの旧友には山本涼介、悟の叔母に竹内結子と、実力派の俳優陣が集結。加えて、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、中村靖日、戸田菜穂らも出演する。物語の中心であり高度な演技が求められる猫は、撮影の最大の関門とされている。本作では、動物プロダクションとの入念な準備によって、猫のリアルな仕草や表情をたっぷりと撮影。“猫映画の決定版”を目指すという。監督は、有川浩が原作の映画『植物図鑑』も手掛けた三木康一郎監督。本作で再びのタッグが実現する。ストーリー元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい猫好きの青年・悟に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探す旅に出る。「さあ行こう。これは僕らの最後の旅だ。」悟とナナは、悟の小学校時代の親友、高校時代の初恋の人など悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを、順に訪ねていく。それは図らずも悟の人生をふりかえる旅となる。強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしく、切なく、あたたかい物語。旅の終わりに明かされる、悟の「秘密」とは――。作品詳細『旅猫リポート』公開日: 2018年10月26日(金)全国公開原作:有川浩 『旅猫リポート』(講談社文庫)出演:福士蒼汰、高畑充希(声の出演)、ナナ、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、前野朋哉、田口翔大、二宮慶多、中村靖日/戸田菜穂、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、竹内結子監督:三木康一郎 脚本:有川浩、平松恵美子音楽:コトリンゴ企画・配給:松竹
2017年03月11日福士蒼汰が、『図書館戦争』シリーズの有川浩によるベストセラー小説「旅猫リポート」の実写映画化で主演を務めることが決定した。元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい青年・悟(サトル)に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。しかし、とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探すため、ナナと一緒に日本各地を巡る旅に出る。幼いころの親友や初恋の相手など、悟がこれまでの人生で出会ってきたさまざまな人たちを訪ね歩く中で、伝えられなかった気持ちや本当の絆、そして悟の知られざる過去や秘密が明らかとなり…。「図書館戦争」「植物図鑑」「阪急電車」など、著作が次々と映像化され、いずれも大ヒット、“最強のストーリーテラー”との呼び声が高い有川氏のシリーズ累計40万部突破のベストセラー小説を映画化する本作。心優しい青年・悟と愛猫・ナナ、強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしくも切なく、あたたかい物語は、2012年の発売以来「号泣必至!」と大反響を呼び、瞬く間に大人気に。数々の文学賞候補に選ばれ、有川ファンや小説ファンの間でも高く評価されている。また、有川氏自身も、過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れは強く、今回の映画化に当たり、自ら脚本開発に参加している。主人公の悟役を務めるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』をはじめ、『ちょっと今から仕事やめてくる』『曇天に笑う』『BLEACH』と主演作品が相次ぎ、木村拓哉主演『無限の住人』では初の悪役に挑戦するなど、いまや若手俳優を代表する人気と実力を併せ持つ存在となった福士さん。2013年、2015年に映画化された『図書館戦争』シリーズに続いての有川作品への出演となり、ある秘密を抱えながら猫と旅する青年という難しい役どころに挑む。また、小説の高い評価を受け、これまで絵本化、舞台化、ラジオドラマ化、朗読劇化などさまざまなメディアミックス展開が行われ、映像化へのオファーも殺到していた本作は、全編にわたって猫の高度な演技が求められることから、映像化は不可能とも言われてきた。 今回、満を持してその実写映画化を手掛けるのは、『植物図鑑運命の恋、ひろいました』を興行収入23億円を超える大ヒットに導いた三木康一郎監督。撮影にあたり、最大の難関ポイントとされてきた猫のお芝居については、動物プロダクションとの入念な準備のもと、猫のリアルでかわいい表情やしぐさを収め、いままで誰も見たことがない「猫映画の決定版」を目指すという。福士さんも、猫とがっちり“共演”するのは初めて。人間と猫の絆をどう演じてくれるのかには要注目。2月末にクランクインし、目下、主人公・悟と猫・ナナが旅をする日本各地でロケーションを敢行中という。以下、有川氏をはじめ、福士さん、監督らからコメントが届いた。■原作/脚本有川浩これは、一人と一匹の最後の旅の物語です。でも、きっと悲しさではなく幸せを感じていただけると思います。今回は、これまでにご縁があり、その力を心から信頼できる方々に映画化していただけることになりました。こちらからお願いしたのは、とにかく猫さまの都合を第一に!ということ。猫のしたくないことはいっさいさせない。必要であれば脚本はいくらでも書き換えます、と。けっして言うことをきいてくれない猫さまを一緒に愛してくださるみなさま、サトルとナナのふたりの旅を見守ってあげてください。■主演福士蒼汰原作を読み、やわらかいものに丸く包まれているようなやさしい物語だと思いました。けれど、その中に隠された秘密や過去にドキッとする瞬間が何度かありました。そのドキッとしたときの気持ちと作品全体を包むやわらかい空気の両方を大事にして、悟を演じたいと思います。大切な人たちや猫への思いを、自然体で届けられたらいいなと思います。お芝居で猫と共演するのは初めてなので、最初は猫との距離感に少しドキドキ、猫見知り(?)しました。でも、相棒のナナは、クルクルとした毛がチャーミングな、ちょっとやんちゃでかわいい猫なので、日々楽しく撮影しています。■監督三木康一郎脚本を読み、涙しました。自分には何ができるのか?考えさせられましたし、愛することの尊さを感じました。映画を見てくださる方々にも、愛することの尊さが少しでも伝わるような作品にしたいと思います。有川先生の作品は2作目ですが、いつも登場するキャラクターの聡明さに心打たれます。今回も全ての登場人物が生き生きして、やさしい。どう表現するか、とても楽しみです。福士蒼汰さんは悟のイメージにぴったりで、やさしくておおらかで、強く、福士さんが悟なんじゃないかと思うほどです。彼の雰囲気を壊さないように、さらに、いまの彼の魅力を十分引き出したいと思っています。皆さんの心の奥のやわらかい部分をギュッと掴むようなものにしたいと思っています。『旅猫リポート』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月08日●番組を楽しむ多くの視聴者をスルーテレビ制作者にインタビューするマイナビニュースの連載「テレビ屋の声」が10回を数えたことで、編集部から"テレビの規制"についてコラムを書いてほしいというお題が届いた。書きはじめようとした、まさにそのとき、BPO(放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会が、10月9日放送の『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』(TBS系、以下『お笑い謝肉祭』)が審議対象となったことを発表。内容は、視聴者から「男性が男性の股間を無理やり触る行為など内容が下品」「『裸になれば笑いがとれる』という低俗な発想が許しがたい」「子どもに説明できないような番組はやめてほしい」というものだった。同番組が放送される前、奇しくも司会のとんねるず・石橋貴明がインタビューで、「『こうやったらまずいな』って考えちゃうような、閉塞感が全てにおいてテレビをつまんなくしちゃっている気がします」(日刊スポーツ、10月3日付)と語っていた。まるでBPOの審議対象になることを確信していたかのような発言に驚かされたが、実際、テレビ業界の規制は厳しくなっているのだろうか?○名立たるテレビマンたちの本音は?まずは「テレビ屋の声」に掲載された名立たるテレビマンたちの"テレビの規制"に対するコメントを拾っていこう。『ゴッドタン』(テレビ東京系)を手がける佐久間宣行氏は、「あります、あります。どんどん難しくなっているんだろうなと思います」。『電波少年』(日本テレビ系)を手がけた〆谷浩斗氏は、「『電波』をやってたときも一応規制はありましたけど、そこからさらに厳しくなってるなというのは感じますね」と、いずれも規制の存在をあっさり認めた。私自身、さまざまな番組の取材をしていると、スタッフとキャストの双方から同じような声を聞く。彼らは決まって苦笑いを浮かべ、半ばあきらめに近いムードを醸し出しているのだ。言わば、「BPOの審議入りしたら、ちょっとヤバイ」どころか、「審議対象になっただけでも、かなりヤバイ」という心理状態なのだが、無理もない。スタッフもキャストも報酬をもらって仕事をしているだけに、番組が打ち切られたら困ってしまう。彼らはテレビ局内だけでなく、スポンサーやBPOの意向にも沿わなければいけない、つらい立場だ。ここで注目すべきは、「意向に沿わなければいけない」人の中に"視聴者"が含まれていないこと。たとえば、BPOが大規模なアンケートや多数決を採用していない以上、寄せられる視聴者の声はあくまで一部であり、番組を楽しんでいる多くの人々はスルーされ続けている。『お笑い謝肉祭』も苦情を寄せた人より、はるかに多い人々が楽しんだとみるのが自然だ。実際、SNSなどのクチコミを見ても、「ひさびさに笑わせてもらった」「あれくらいで苦情なんて暇」「クレーマーとBPOがテレビをつまらなくしている」という擁護の声が大半を占めている。前述したインタビューで、石橋貴明は「僕らの子ども時代は、たとえばドリフターズさんがいて、食べ物を粗末にしてるんだけど、それで『子供に見せたくない番組ワーストワン』とかになるんだけど、そんなことはみんながちゃんと(いけないことだって)分かっていてやっていたし。でも、今は、その前の時点でロックかけられちゃう」と語っていた。石橋がこの勇気あるコメントができるのは、単に大物だからではなく、「視聴者は分かってくれる」という信頼の証ではないか。一方、BPOの委員たちも、何度か「自分たちの言動で制作現場が委縮してほしくない」というコメントを発表しているように、規制ありきではないのだろう。しかし結局は、「苦情に振り回されて、規制に加担している」という感が否めないのも、また現実だ。○"クレーマー有利"のいびつな状態思えば70年代の『8時だョ!全員集合』(TBS系)、80年代の『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)は、「下品」「くだらない」テレビ番組の象徴だった。何度となく各地のPTAや教育団体などで問題にされたが、それでおしまい。番組への影響はほとんどなかった。理由として考えられるのは、当時の視聴者が「自分の選択権をはっきり認識して、それを行使していた」から。元来、視聴者は「テレビを見る、見ない」という2つの選択権に加えて、「どのチャンネルを選ぶか」という数多くの選択権も持っている。現在の40~50代には、親から「テレビは下品でくだらないものだから見てはいけない」と言われて育てられた人も多いが、当時は大人が確固たる意志を持って、自分と子どもをコントロールできていたのだ。ひるがえって2016年の現在は、自らに選択権があることを忘れ、他人の選択権を奪おうとする人に有利な世の中になってしまった。制作現場の実情は、「BPOに申し立てをされただけで大ダメージを受け、『問題なし』でもその後の制作にブレーキがかかる」「審議入りしたら、どんな結果が出ても打ち切りに向かって動き出す」という状態が続いている。つまり、「他人の選択権を奪おうとするクレーマーに有利で、人々の選択権を作ろうとする制作サイドに不利」という、いびつな形になっているのだ。以前よりも不寛容な人が増えているのは間違いないが、制作サイドもスポンサーもBPOも、現在のいびつな状態を踏まえた上で、賢明な判断をしていくべきだろう。●子供向け特撮番組で胸や脚の露出はいいのか?○悪影響を及ぼしかねない番組の魅力実際、これを読んでいるあなたは、「テレビがつまらなくなった」という声も、「ある番組がBPOの審議入りした」というニュースも、ネットでふれることが多いのではないか?学生だけでなく社会人も、テレビよりもネットのほうが接触時間は圧倒的に長い。要はそれだけ「テレビの発信力が下がっている」という事実は認めざるを得ないだろう。しかし、同じ無料のメディアでも、ネットはくだらないものやエロが許されている一方、テレビはそのほとんどがNG。さらに、テレビはわざわざ録画しない限り、その情報はフローされていくが、ネットはストックされ、いつどこでも見られるという危うさを抱えている。どちらが社会や子どもに悪影響を及ぼすかは、接触時間、内容の幅、フローとストックの差で分かるはずだ。そして、悪影響を及ぼすか紙一重のものほど、人々は興味をそそられ、笑いや感動につながりやすいという側面があり、その意味でテレビは極めて不利な状況下に置かれている。不利な状況下にあるのは、ネットとの比較だけではない。テレビ番組が無難なものばかりになっていく一方、報道・情報番組で流れるニュースは年々ヒートアップ。現在のドラマでは見られない残酷な事件や、バラエティでは考えられない爆笑モノの出来事が次々に起こり、現実が虚構を超えてしまうのだから、「テレビがつまらなくなった」と感じる人がいるのも仕方がないのかもしれない。今年の夏に、ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(関西テレビ・フジ系)の「描写がグロテスクすぎる」「子どもへの影響が怖い」という視聴者の批判を受けたBPOが、名指しはしなかったものの、制作サイドに配慮をうながすコメントを発表して話題を集めた。しかし、朝から夜まで報道・情報番組で連日放送されている殺人事件の方が、「よほど身近で寒気がする」という人も多いだろう。○『あさイチ』に見る規制への突破口さらに、子どもへの影響を考えるなら、「午後に再放送されている殺人事件を扱った刑事ドラマはアリなのか?」などの線引きもあいまいだ。話を『お笑い謝肉祭』に戻すと、「男性の裸が低俗」というが、それなら「子ども向けの特撮番組に胸や脚を露出した女優が登場するのはいいのか?」などの矛盾がつきまとう。現実の出来事よりも狭い幅で番組を作らなければいけない上に、許される表現の線引きもあいまいであり、その両面で制作サイドの苦労がしのばれる。「批判を避けるために無難な番組を作る」か、「批判覚悟でギリギリのところを攻める」かの2択ならば、前者を選ぶスタッフが多くても責める気になれない。「テレビ屋の声」では、斬新な企画を連発する『あさイチ』(NHK)の河瀬大作氏が、「規制はあんまり感じないです。本当は、昔から変わらないんじゃないですかね」と語っていた。前述した民放各局の制作者たちと比べれば一目瞭然。「スポンサーの影響を受けない」ということが、どれだけ制作サイドにとって大きいか、ということが分かる。ただ、「視聴者やBPOの影響を受けている」という点では民放と同じであり、そこからの批判はあまり受けていないのだろう。これは裏を返せば、「視聴者が本当に見たいものに、できるだけ制限を加えず放送している」ということなのかもしれない。NHKも『あさイチ』以外は、それほど「批判覚悟でギリギリのところを攻めている」番組はないが、とかく制限の多さが叫ばれ、ネットとの不利な戦いに挑むテレビ業界にとって、ヒントの1つとなり、小さな突破口になることを願っている。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などに出演。取材歴2,000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2016年11月03日俳優の東山紀之が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『刑事7人』(毎週水曜21:00~21:54)は、3日に放送される第4話で、鈴木浩介演じる刑事・永沢圭太が殉職するという衝撃の展開を迎える。機動捜査隊に異動した東山演じる天樹悠らが、"別動捜査隊"として凶悪犯罪に挑んでいく同作。第4話は、勤務を終えた永沢が「デートがある」と言って職場を後にするが、その数時間後、団地の敷地内で遺体となって発見される。天樹や沙村康介(高嶋政宏)ら永沢の仲間は、激しく動揺しながら捜査を進めるが、永沢は団地に住む女性を襲おうとした男を追い、誤って屋上から転落したことが判明する。昨年7~9月の第1シリーズから永沢を演じてきた鈴木だが、この殉職でクランクアップ。この展開は「全く予想もしていませんでした!」といい、共演者から花を贈られると「こんなにたくさんお花をもらうシステムは初めてなので、今ちょっと頭がパニック状態です(笑)」と冗談めかした。ただ、本音は「正直なところ、本当に寂しい気持ちがあります」と、次の日も撮影現場に来てしまいそうだという感覚を告白。東山に対し、「"物語をとことん追求していく姿勢"は本当に勉強になりました。こういう現場を拝見できたことは、僕にとって間違いなく、これからの財産になると思います」と感謝し、「現場でたくさんいじっていただいたことも感謝しております(笑)」とメッセージを送っていた。
2016年08月01日アテネ五輪柔道銀メダリストの泉浩と女優の末永遥夫婦による青森市への移住生活が、テレビ朝日系バラエティ番組『イチから住』(毎週日曜18:30~18:57)で密着される。物件探しに臨んだ2人は、温泉付きで家賃5万円の3LDKと、眺望が良く大家さんが明るい家賃2万円の4LDKから住居を選択。その後は、先輩移住者にアドバイスを受けたり、地元のおススメスポットを探訪したり、郷土料理を学んだり、地元ならではの仕事を探したりと、本格移住に向けて準備を行うが、その中で「青森ねぶた祭り」のねぶた制作に参加する。泉は、同じ青森の大間出身だが、「青森市では、食文化が違うことに衝撃を受けました!」と感想。妻の末永とはテレビ初共演で、「彼女にリードを任せながら、いろいろ体験していきたい」と抱負を語った。一方の末永は「今回が夫婦初共演で、地方に"住む"のも初めて! 一日も早く地域の生活になじんで、津軽弁をしゃべれるようになって帰りたい!」と目標を明かしている。
2016年07月10日モデル出身で女優としても活躍中の飯豊まりえが、藤ヶ谷太輔、窪田正孝がW主演を務める『MARS~ただ、君を愛してる~』にて、ヒロインの麻生キラに扮している。惣領冬実の人気コミックスを実写化したテレビドラマ版に続き、その半年後を描く映画版だ。衝撃の恋模様を体当たりで演じた飯豊が、現場で垣間見た藤ヶ谷と窪田の素顔などを明かした。その他の情報&画像光と影の二面性を持つ樫野零をKis-My-Ft2の藤ヶ谷が、零の亡き弟の親友で零に強い憧れと執着を抱く桐島牧生を窪田が演じ、零と恋に落ちたキラとの間でそれぞれの想いを交錯させていく。「映画の樫野くんは太陽みたいです。一途にキラちゃんのことを思ってくれて。本当にカッコいいです。やっぱりキラちゃんには樫野くんしかいないんだなって思いました。女の子だったら絶対に憧れてキュンキュンしちゃうところがいくつもありますよ」と目を輝かせる飯豊。ドラマ版では牧生をステキだと思っていたというが、キラの味方に見えた牧生は、一転して零への執着を露わにし、キラに憎悪をたぎらせる。牧生の豹変に、飯豊も「こんな人だったの!って感じですよね」と漏らすが、一方で「でも私が普通に映画を見ていたら、牧生くんの思いも応援したくなっちゃうかも。最後のシーンとか特に切なくって」と純粋さゆえに無軌道に走る牧生への理解を示した。また本作で飯豊は初のラブシーンに挑戦。キラの抱えるトラウマも描かれる。プレッシャーの連続となったが、藤ヶ谷の言葉に背中を押された。「“ドラマでもキラをずっとやってきたんだから。零とキラの関係性はまりえちゃんが一生懸命やってくれるから、俺もできるんだよ”って言ってくださって。気持ちが楽になりました」。そんな藤ヶ谷の素顔は?「いつも完璧なんです。共演者の方たちへの気遣いもすごいんです。でも1度、役に対して、すっごく悩んでいたところを見ちゃったんですよね。こんな一面もあるんだって嬉しかったのを覚えています」。窪田にはこんな一面が。「窪田さんはとにかくなんでも早い(笑)。メイクも洋服もなんでもいい、みたいな。あっけらかんとしてるんですけど、撮影がスタートするとスイッチが入ってめちゃくちゃ怖いんですよね。あと、私と一緒にその日の撮影が終了しても、よし終わったと思ったら、もう窪田さんは現場にいないんです。帰るのも早かったです(笑)」。常に笑顔で作品を振り返った飯豊が最後にメッセージ。「ハラハラドキドキする内容も多いですけど、メリハリがあって、全体的にキラキラした作品になっていると思います」『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』公開中取材・文:望月ふみ撮影:源賀津己
2016年07月02日CA Technologiesの日本法人である日本CAは1月6日、2016年4月1日付けで反町浩一郎氏が同社代表取締役社長に就任することを発表した。現社長のポール・フォルケンシュタイン氏は会長に就任する。なお、反町氏は2016年1月1日付けで、COO(チーフ・オペレーティング・オフィサー)に就任する。反町氏の前職は、SAPジャパンのゼネラルビジネス事業部門のバイスプレジデント(VP)で、それ以前も日本マイクロソフトの大手・中堅企業部門の業務執行役員や公共事業部門、経営企画部門における要職を歴任した経歴を有している。なお、新会長に就任するポール・フォルケンシュタイン氏は、反町氏の社長就任に対し、「強力なリーダーシップを備えた同氏の新社長就任は、当社の日本市場に対する強いコミットメントの表れだ」とコメントしている。
2016年01月07日コスプレショップ・ACOS(アコス)より、TVアニメ『ハイキュー!! セカンドシーズン』から待望の梟谷学園高校のアイテムとして、イメージパーカー&ジャージが登場。コスプレはもちろん、普段着としてもオススメのラインナップとなっている。■梟谷学園高校バレーボール部イメージパーカーユニフォームをイメージしたモノトーンにゴールドラインが映えるパーカー。胸元はちょこんと留まったフクロウ&後ろにはロゴプリント入りで、さらっとした生地のとても着心地のよい1枚となっている。発売は2016年2月11日(木)ごろの予定で、価格は7,500円(税別)。■梟谷学園高校バレーボール部ジャージついに梟谷学園高校バレーボール部ジャージの上下セットがリリース。モノトーンにゴールドが映えるカラーリングとなっており、さらっとした生地なので、動きやすさ&着心地も抜群だ。発売は2016年4月ごろの予定で、価格は8,800円(税別)。各アイテムの詳細は、ACOSの特設ページをチェックしてほしい。(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!セカンドシーズン」製作委員会・MBS
2015年10月26日スリー(THREE)が10月3日、ヘアメイクアーティストの山本浩未によるトークショーを東京・青山のTHREE AOYAMAにて開催する。THREE AOYAMAの2周年を記念して開催される同イベント。当日は、山本浩未が参加者に向けてメイクや美容についてのアドバイスを交えたトークを行う。イベントは3回にわけて開催され、各回45分、先着20名となっている。また、同日より、限定アニバーサリーキット(5,400円)も発売される予定だ。【イベント情報】山本浩未のトークショー会場:THREE AOYAMA住所:東京都港区北青山3-12 1階、2階会期:10月3日時間:第1回 11:00~、第2回 14:00~、第3回 15:30~料金:無料
2015年10月02日9月5日・6日の両日、女性誌やテレビなどでひっぱりだこの人気ヘアメイクアップーティスト・山本浩未が、「大人のための美容セミナー」に講師として登場した。会場となったのはフィットネスクラブ「B・B・V ola(ビービーヴィ オラ)」(5日=渋谷店、6日=新宿店)。同スタジオにてボディクリエイターを務める宮城裕子とともに、年齢を重ねても輝きを増し続ける女性であるための、「内からも外からもキレイを目指す方法」を披露した。セミナー2日目は、まず2人のトークからスタート。同い年であるという山本と宮城は、見た目に醸し出される“理想のスタイル”こそ異なるものの、「いくつになっても今の自分が好きでいられるよう、美しく健康であるための努力は怠らない」という姿勢においてはまったく同じ。言葉や目線を交わす様からも、お互いを尊敬しあっていることが第三者にもしっかりと伝わる。「もともとは加圧に興味がなかったけど、宮城さんのしなやかな身体はすてきだなと思ったし、彼女になら教わってみたいと思った」と山本が打ち明けると、宮城は美ボディを作るためのコツとしてたんぱく質の摂取を推奨する。さらに、「どんなにトレーニングに励んでも、美しい肌や髪を作る栄養素が足りていなければ身体は変わらない。効率よくきれいな身体を作るためにプロテインを利用するのも手」とアドバイス。また、体内の活性酸素を除去する水素や、人体の組織と組織をつなげる役割を果たすケイ素も積極的に摂取していると明かした。これに対して山本は、「私は継続的にサプリメントを摂取するのはすごく苦手。だから“つじつまが合えばOK”って考えるようにしてる。つまり、肌の調子や体調に合わせて摂取したりしなかったり。そのためにも、自分をよく知っておくことが大事だなって」と独自の考え方を披露した。そしてその考え方は、山本のメイクテクニックにもしっかりと繁栄されている。山本によると、大人にとってメイクする上で最も大切なことは「自分の立ち位置を決めること」。どういうことかというと、一人ひとりの持ち味は骨格やパーツの大きさ・配置によって異なるため、自分の顔立ちがどんなタイプであるかを理解することで、そのよさを十二分に引き出すことができるというのだ。では、どんなタイプがあるかというと、まずは大まかに2つに分けられる。この2つを山本は「大人になったら顔がゴツゴツ骨ばってくる人と、もったりしてくる人に分かれる」と表現し、前者を「ヅカ系」(=宝塚系)、後者を「姫系」と命名。さらにそれぞれを、顔の造りが派手であるかそうでないかによって2つに分け、「シンプルヅカ系」「デコラヅカ系」(=デコラティブ・ヅカ系)「シンプル姫系」「デコラ姫系」の4つに分類。すべての女性が、この中の1つないしは2つ以上に当てはまるとし、「自分とは異なるタイプの要素を取り入れることで魅力をアップさせる方法」または「自分の持ち味をいかす方法」などを解説した。例えば、『シンプル姫系』のタレント・YOUが、ヅカ系のファッションによって新たな魅力をまとっていることを挙げるなど非常に分かりやすい説明で、参加者一同もみるみるテーマに飲み込まれていき、頭の中では自らの変身後の姿を思い描いている様子。さらに、山本が一人ひとりの席を歩いて回り、「(自分では)何系だと思う?」と尋ねると誰もが即答。自分の持ち味について考え、より美しくみえる方法について考えを巡らせることへの興味も倍増しているようだった。4つのタイプとその特徴については、山本の著書『同窓会で二番目にキレイになるには… ちょこっとウィッグ付き』(小学館)でも詳しく説明されているが、自分のタイプに合ったメイク法を心得るだけでも、毎日のおしゃれがもっと楽しくなりそうだ。
2015年09月12日中田浩二、柳沢敦、新井場徹の合同引退試合『ENCORE』に錚々たるメンバーが集う。カズに名波浩、中村俊輔や小野伸二、稲本潤一と大物たちが名を連ねたのだ。『明治安田生命J2リーグ』は前日の7月4日(土)に第21節を行う。第22節は7月8日(水)である。それでも、カズ、小野、稲本、田代有三、武田博行、酒本憲幸はカシマサッカースタジアムへやって来るのだ。これも、中田、柳沢、新井場の人徳だろう。ENCORE-中田浩二 柳沢敦 新井場徹 合同引退試合-出場メンバーは以下の通り。ANTLERS LEGENDS【監督】トニーニョ・セレーゾ/鈴木満【GK】古川昌明/曽ケ端準/佐藤洋平【DF】奥野僚右/秋田豊/大岩剛/名良橋晃/池内友彦/中村祥朗/室井市衛【MF】石井正忠/本田泰人/増田忠俊/阿部敏之/小笠原満男/本山雅志/山口武士/鬼木達/本田拓也【FW】長谷川祥之/平瀬智行/興梠慎三/田代有三/マルキーニョス/鈴木隆行KAY FRIENDS【監督】山本昌邦【GK】都築龍太/武田博行/楢崎正剛【DF】木場昌雄/波戸康広/鈴木秀人/田中誠/山田暢久/坪井慶介/中澤佑二【MF】森島寛晃/福西崇史/戸田和幸/三浦淳寛 /名波浩/服部年宏/稲本潤一/小野伸二/酒本憲幸/中村俊輔【FW】中山雅史/久保竜彦/城彰二/船越優蔵/三浦知良カズ&ゴンの2トップに名波、三浦淳、俊輔、小野のフリーキックの競演、鈴木、マルキーニョス、興梠、田代、本田拓も鹿島の一員としてプレーするなど、見どころは満載だ。1998年に鹿島入りし、マルセイユ、バーゼルで3シーズン半を過ごし、鹿島で現役を全うした中田。1996年に鹿島でデビューし、サンプドリア、メッシーナを経て、2006年に鹿島に舞い戻り、京都サンガ、ベガルタ仙台を渡り歩いた柳沢。ガンバ大阪でプロデビューし、2004年から9年間鹿島で戦い、セレッソ大阪でキャリアを終えた新井場。中田はリーグ戦5回、『ナビスコ杯』4回、『天皇杯』2回、柳沢はリーグ戦5回、『ナビスコ杯』3回、『天皇杯』3回、新井場はリーグ戦3回、『ナビスコ杯』2回、『天皇杯』2回とタイトルを獲得してきた。まさに鹿島のレジェンドと言っていい活躍を見せてきたのだ。また、当日は12時より中田・柳沢・平瀬・池内と、秋田・名良橋・大岩、12時30分より中田・小笠原・本山・曽ヶ端・山口・中村祥と、西大伍・柴崎岳・赤崎秀平のトークショーを開催。引退試合前に思い出話に花を咲かすことだろう。『ENCORE-中田浩二 柳沢敦 新井場徹 合同引退試合-』は7月5日(日)・茨城県立カシマサッカースタジアムにてキックオフ。チケット発売中。
2015年07月03日Dragon AshのKjこと降谷建志が、初のソロアルバム『Everything Becomes The Music』をリリース。12の収録曲は全て彼の作詞作曲であり、さらに楽器演奏も彼一人だけという完璧な“ソロ作品”だ。「去年、Dragon Ashとして『THE FACES』という、バンドにとって最高のアルバムを作り、ツアーを含めた活動で味わったことのない達成感を得たので、それがソロの後押しになったと思う。まぁ中毒といえるほど曲を作り続けているから、バンドには属さない曲も溜まっていくので、それをソロとしてまとめてもいいんじゃないかと。やっとそういう気持ちになれた」ソロワークに彼が掲げたスローガンが、アルバム名の“すべては音楽になる”。Dragon Ashでは聴けない彼の日常生活を想像させる曲や、自分を正直に見つめた“降谷建志”自身の物語を読ませる曲もあり、驚きつつドキドキしてしまう。「ブログと同じかな。ブログって身の回りの些細な出来事を、自分の中で終わらせたくない、みんなに聞いてほしいという心情で書くよね。表現方法は違うけど、全く同じだと思う。何を歌っているかは聴く人には他愛のないことだろうけど、オレにとっては大事なこと。普段歌わないことを歌うとか、楽器を全部自分で弾いているとか、それをこのアルバムでできたことが良かったと思う」とはいえ、一人で音を探しながら楽器を持ち替え、トラックを完成させるのは並大抵の苦労ではないはず。「自分の腕ではここまでしかできない、という失望の部分もある。でもいいところばっかり見せようとはしてないんだよね。楽器を弾けなくても音楽を作れたり、絵が描けなくてもデザイナーになれたり、どんどんインスタントなものが増えているこんな時代に、あえて面倒くさいことを、プライドを持ってやっている。これがミュージシャンなんだ、っていう気概だね」◇ふるや・けんじDragon Ashのフロントマンとしてロックシーンの最前線で活躍。7/20「Dances With Wolves」などライブイベントや夏フェスにオリジナルバンドと共に出演予定。◇『Everything Becomes The Music』【初回限定盤CD+DVD】¥3,400DVDには先行シングル「Swallow Dive」と「Stairway」のミュージックビデオ(監督・神山健治)を収録。【通常盤CD】¥2,800(Victor Entertainment)※『anan』2015年7月1日号より。写真・佐山順丸文・北條尚子
2015年06月30日サッポロライオンは4月24日、「浩養園(こうようえん)」(愛知県名古屋市)にて「浩養園ビヤガーデン」をオープンする。「浩養園」は、昭和6年に開店した総合ビアレストラン。今回オープンするビアガーデンの敷地内には滝が流れ、木立が並び、涼しげな雰囲気を味わえるとのこと。同ビアガーデンでは、「ミックスBBQコース(120分・4,800円)」がおすすめとのこと。同メニューでは「手もみジンギスカン・牛肉・豚肉・鶏肉・ウィンナー・野菜」の食べ放題に加え、「枝豆・キムチ・タイ風春雨サラダ」のおつまみセットのほか、生ビールをはじめ各種ドリンクの飲み放題もセットとなっている。なお、4月24日から6月中旬までは、同様の内容のメニューを「初夏のミックスBBQコース(4,200円)」としてディスカウント販売する。なお、同店の営業期間は9月末までを予定しており、営業時間は17:00~22:00(土・日曜日および祝日は14:00~)。ラストオーダーは21:30となる。期間中無休。※価格は全て税込
2015年04月22日「Kis-My-Ft」玉森裕太が西内まりやと初共演を果たし、映画初主演で「阪急電車」「図書館戦争」の作家・有川浩による同名恋愛小説の映画化に挑む『レインツリーの国』。本作の劇場公開が11月21日(土)に決定。さらに、大阪出身の歌舞伎役者・片岡愛之助が特別出演することになり、玉森さんに“ネイティブ”の関西弁を伝授していたことが明らかとなった。主人公の向坂伸行(玉森裕太)は、高校時代に大好きだった「フェアリーゲーム」という本について何気なくネットを検索していたところ、“レインツリーの国”というブログを見つける。そのブログにある感想に共鳴した伸行は、管理人のひとみ(西内まりや)にメールを送る。数日後、ひとみから返信が届き、パソコンを通じて2人は繋がることに。伸行はひとみに「直接会いたい」というが、彼女は「どうしても会えない」と言う。頑なに会うことを拒む彼女には、伸行に言い出せない秘密があった…。原作は、映画化もされた有川浩の「図書館戦争」シリーズの第2弾「図書館内乱」に登場する架空の小説を、著者が実際に作品化した累計75万部を超えるロングセラー小説。本作で大阪出身の伸行を演じる玉森さんは、初の関西弁での演技に挑戦しており、映画初出演となる西内さんとのフレッシュなコンビに、ドラマ「半沢直樹」でのブレイク以降も数々の映画やドラマ、CMなどで活躍する片岡さんが伸行の父(大杉漣)の主治医役として参戦する。撮影の合間、片岡さんが玉森さんの台本を覗き込むと、関西弁のイントネーションや意味合い、音の強弱などについて、台本がまっくろになるほど多くの書き込みがされていたそうで、大阪出身の片岡さんは“ネイティブの立場”から、玉森さんに関西弁のアドバイスを送ったという。「玉森さんは本当に好青年で、しかも勉強熱心」と片岡さんが言うように、その甲斐あってか玉森さんは、「徐々に関西弁も板についてきて、関西人の仲間に加わってほしいくらいです(笑)」とメキメキ上達を見せた様子。さらに、片岡さんは本作について「冬の季節に心温まるラブストーリーですので、必ずお楽しみいただけると思います」とアピールした。また、最近、歌手としても活躍する西内さんが、役作りのため人生初のショートヘアとなったことでも話題を呼んでいる本作。そんな西内さんのいまや貴重となったロングヘア姿のビジュアルも初お披露目されている。『レインツリーの国』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月20日鈴木おさむが作・演出を手がける舞台『美幸 -アンコンディショナルラブ-』に、大島優子、鈴木浩介の出演が決定。2016年5月、東京・本多劇場、大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。本作は鈴木が、妻の森三中・大島の学生時代にあったいじめ経験に着想を得て書下ろしたふたり芝居で、2012年と2013年に山崎樹範、鳥居みゆきの出演で上演されている。書道コンテスト優勝をきっかけに学校で執拗ないじめにあい悲惨な学生生活を送った過去を持つ女・美幸が主人公。彼女は会社で出会った元役者の雄星に、自分の過去と同じ境遇を感じ“無償の愛”を捧げることを誓うが、その愛は次第にエスカレートして、雄星を悩ませるすべての人々に復讐を企てていく。今回タイトルロールの美幸を演じるのは、先ごろ映画『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した大島優子。美幸の憧れの存在である雄星をはじめ、男性登場人物5役をひとりで演じ分けるのは舞台、ドラマで活躍する人気の個性派俳優・鈴木浩介。ふたりは出演決定にあたり以下のコメントを寄せている。■鈴木浩介おさむさんの奥様は大島さんですよね。今回ご一緒させていただくのも大島さん。ダブル鈴木、ダブル大島、不思議なご縁を感じております。まさか、僕の名字が鈴木だからキャスティングされたわけではないですよね?おさむさん、優子さん、ご一緒させていただくのを楽しみにしております。全力で頑張ります。■大島優子以前から、作品によって様々な表情を持つ鈴木浩介さんの演技に憧れていました。今回ご一緒できて大変光栄です。舞台上の二人芝居でどういう世界を作れるか今から楽しみで、興奮しています。いかに衝撃的に、そしてリアルに美幸を演じられるか、おさむさんに身を委ねて最後まで喰らいついていきたいです。
2015年03月17日デザイナー・尾花はインスタグラムやLINEを最近始めたという。インスタグラムにはブランドの宣伝というよりも彼の日常がつづられている。裏面には服をデザインするだけでなくブランドを運営するマネジメント力の高さが垣間見られる。話は尾花の意外な一面へと進展した。T:尾花さんって保守的なイメージがあったんで意外でした。ひょっとしたらまだiPhoneじゃないんじゃないかって思ってたくらい(笑)。O:それがその通りでさ。実際、今年の頭までブラックベリーをSIMフリーなんてわざわざ買ってまで使ってたのよ。でもいよいよマーケット的に日本語対応しなくなったわけよ。でも(携帯を変えた)一番大きなきっかけは、ニューヨークで電話掛けてたら数日で電話代が10数万円になったことなんだよね。やばいかなって思って、「ねえ、LINEってどうなの?」って周囲に訊いたら全員「ぜひLINE導入してください」と。で、実際導入したらすごいスピード感で知り合いがつながっていって、そうこうしてるうちに今度はインスタグラム。いつかやればいいんでしょ?って感じだったんだけど、「やった方がいいかな?」って言ったらまたもや全員が、「はい。お願いします」それで、じゃあやるけど、いわゆる商売じみた投稿はやらないよ、って答えて、できる範囲のことから始めたのね。それで、ネットサーフィンとかに近いことをして、“この人はこういうの好きなんだ”と思ったらフォローするってことをやってるうちに、世の中の種明かしまで分かっちゃって。あれにはびっくりしたね。あまりの情報の速さで。T:今後ウェブで仕掛けたいこととかあるんですか?O:新しいことを仕掛けたいというよりは、やっぱり第1に考えるのは、デジタルを駆使してる人とそうでない人との差を埋めることだよね。ウェブに関することを決める会議では、俺はいつも、最もウェブに精通していない消費者としての立場から意見を言うようにしてる。インスタとか使ってない人もいるんだから、そういうツールを全く利用していない人の視線で会話して盲点を探すことがすごく大事。「便利なのは使えるあなた達にとって便利なだけで、使えない人からしたらこれ全然便利じゃないよ」ってね。そういう考えがある中で通販を解禁したのは、お取り引き様に対して、解禁することによって自由にできることの幅を広げてもらいたかったんだよね。T:すごくシステマチックに考えてますね。うちは意外と人海戦術を使ってるところがあるんで参考になります。O:システマチックにやっていくと、各部署の責任持ってる人は成長していくけど、システムに乗っかってない人は成長しなくなっていくから、ある程度の人海戦術は必要だよね。例えば、やったことない人に100% 丸投げでやらせると、完成度はどうあれ、やる気のある人なら一定の結果は出してくれるしね。T:やって失敗したとしても、それが成長につながりますからね。成長しないやつってなかなか失敗もしないんで、失敗ができる環境って必要だなって思うんですよ。会社7年やっていろんな人見てきて思うことなんですけど、大きな仕事を成し遂げている人は、年齢関係なく、今より若い時に無茶ぶりされてきた人達であることが多いですね。O:うん。だから、無茶ぶりに応えてくれた後も、更に無茶ぶりし続けたほうがいいよね(笑)。システマチックに関して言うと、うちは最初の頃は、“個人の個性をいかしましょう”っことで、各自が持ってるアイテムを、俺が発表してるコレクションアイテムに組み合わせて着てもらってたの。そうすると、ショーのとは全然違うかっこいい着方するやつが出てきたりなんかして。最初の頃のほうがアクの強いやつが集まってくるしね。でもそのうち、ただ着たいの着てるだけのやつが出てきて、「うちのブランドはこういうふうに着ましょう」って説明しないといけないようになって。で、最終的にはショップでコーディネート決めまですることになったんだよね。そういうのまでもシステマチックにやらないといけないのかって思ったけど、スタッフが考えてやってくれたことだからうれしかったってのもあったね。雑誌に掲載されて反響が出ることが事前に分かってるがゆえに、「このタイミングでこう見せていきましょう」ってことだからね。T:うちは最近、新しく入ってきた子達が、口では日本ブランドがどうたらって言いながらインポートの洋服着て出社したんで、「店に立つときは、うちで売ってるものじゃなくてもいいから日本のものを着てくださいね」ってルール設けました。プライベートで着る分にはもちろん構わないんですけどね。来年には海外に進出しようと思ってるんですけど、その過程で海外のいいものを取り入れるようなことはあったとしても、「日本のブランドを世界に発信していく」っていうコンセプトだけは変わらず大事にしたいですね。1/2「エヌハリ尾花大輔×STUDIOUS谷正人が語るファッションデジタルマネジメント」に戻る。【尾花大輔プロフィール】1974年1月28日生まれ。神奈川県出身。古着ショップ「ゴーゲッター」立ち上げにかかわり、2000年「N.ハリウッド」設立。2002年東京コレクションデビュー、現在はニューヨークに発表の舞台を移している。直営店は東京都渋谷区神宮前4-13-16。コレクションラインとは別にスーツなどの「コンパイル」、アンダーウエアの「アンダーサミットウェア」を展開。【谷正人プロフィール】1983年10月12日生まれ。 静岡県出身。中央大学商学部卒業後、2006年4月デイトナインターナショナル入社。セレクトショップ・ステュディオス事業を立ち上げ、09年2月にMBOにより独立。同年3月株式会社ステュディオスを設立する。「日本発を世界へ」をコンセプトにドメスティックブランドを扱う。原宿の路面店の他、横浜、名古屋、大阪など大都市圏のルミネやパルコなどファッションビルに出店。15年11月には発九州進出となる福岡店がオープンする。16年には海外進出、新業態ローンチを予定。
2014年10月31日創業50周年を迎える国内馬具メーカー「ソメスサドル(SOMES SADDLE)」とシューズデザイナー・坪内浩の協業によるバッグコレクション「ソメスサドル × HTレーベル(SOMES SADDLE × HT LABEL)」が一堂にそろうスペシャルプロモーションが、伊勢丹メンズ館地下1階紳士鞄コーナーにて10月29日から11月11日まで実施される。スペシャルプロモーションには、馬具に用いられるベルトパーツからなるトート「ケージ」(11万円)と、1枚革を立体的に生成する「しぼり」の技術によりシンプルさを追求した「ベントー(BENTO)」(10万円)のデビューコレクション2型が登場。2シーズン目となる14-15AWコレクションより「メニードキュメンツ(MANY DOCUMENTS)」(11万円)や「コンテナー(CONTAINER)」(11万円)、「ファイル(FILE)」(3万4,000円)の3型がそろい、2ウエイ仕様のショルダーストラップ付きブリーフケース「イノベーション(INNOVAITION)」のネイビー(5万円)を先行発売。購入者先着20名にシューホーンもプレゼントする。ソメスサドル × HTレーベルコレクションは、坪内が初めてバッグデザインを手掛けたコレクションとして3月ローンチ。両ブランドが重んじるメイドインジャパンのモノづくりの精神が共鳴し、コラボレーションが実現した。
2014年10月14日作家・演出家・翻訳家の谷賢一が立ち上げたユニット「テアトル・ド・アナール」は、これまで、第1回公演で“脳科学”を、第2回公演で“哲学”を素材にしてきた。第3回公演の『トーキョー・スラム・エンジェルス』で、谷が俎上にするのは、“資本主義経済”。南果歩を主演に迎え、そのテーマはどんな演劇に立ち上がっていくのだろうか。テアトル・ド・アナール チケット情報第3回公演で“資本主義経済”を選び、南果歩を迎えることになった経緯を、谷賢一はまずこう語る。「世界のほとんどの国が資本主義をベストな形態だと思って動いてきたけれども、ここ5年ぐらい、そのひずみが見えてきた。日本でもたとえば格差が広がってますよね。じゃあ、自分は何のために働き、その経済活動はどういう意味を持っているんだろうと、経済に興味が湧いてきて。そのときに、“女の金儲け”という言葉が浮かんできたんですが(笑)、女性から見たお金という価値観が入ると、お話が膨らむなと思ったんです」。それに対し、証券会社で成功を手に入れた女性を演じることになる南もこう応える。「女性には男性よりも、家庭のこととか、仕事以外に自分を引っ張るものがある。だから、証券会社で“女の金儲け”をしてたとしても(笑)、男性とは違うお金との関係が描かれるんじゃないかなと、楽しみにしているんです」。物語の舞台となるのは、2020年の東京オリンピック景気も過ぎ去った、少し未来の日本。スラム化が始まりつつある東京の一角に住む低所得者層と、南演じる高所得者層の異なる世界が描かれる。「オリンピックが決まってから、みんな2020年を目標に生きているところがあるなか、その先を見ようとしている谷さんはやっぱりおかしい(笑)」と笑う南だが、その谷の視点と、「演者に1対1で対峙して情熱を注ぐ濃い稽古」に信頼を置いているそうだ。谷にとっても南は、「自分から何でもやろうとし、役作りも自分で研究して、きちんと演劇をやろうとしている頼りになる人」である。この取材でも、谷の話をしきりにメモしていた南の姿があった。その誠実さは、経済というテーマを実像に落とし込む困難な作業にあたっても、力となるだろう。「経済というと堅苦しく思えますが、青山円形劇場という客席とステージが近い場所で演じることで、それが人間の営みであり、人の喜怒哀楽や愛情や失望に結びついているということが、息遣いで伝わるんじゃないかなと思ってるんです」と谷。その目論みの成就が早くも浮かぶ。公演は11月14日(金)から24日(月・祝)まで東京・青山円形劇場にて。チケットの一般発売は10月4日(土)午前10時より。なおチケットぴあではインターネット先行抽選を実施中、10月2日(木)午前11時まで受付。取材・文:大内弓子
2014年09月29日藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が映画初主演を飾った『劇場版仮面ティーチャー』の完成披露プレミア上映会が22日に東京・新宿バルト9で行われ、藤ヶ谷をはじめ、共演する斎藤工と遠藤憲一が登壇。ヒットを祈願し、鏡割りならぬ“仮面割り”が行われ、本作完成の喜びをファンと分かち合った。その他の画像昨年7月から放送された同名ドラマの劇場版。荒廃した近未来の教育現場を舞台に、生徒を更正するためなら体罰も許された特別教師・仮面ティーチャーこと主人公の荒木剛太(藤ヶ谷)が、生徒たちと“心”でぶつかり合う姿を描いた学園アクションだ。藤ヶ谷にとって、ファンを前にした映画の舞台あいさつは「初めての経験」だといい、「それが『仮面ティーチャー』で良かった。熱い作品がみなさんに届き、全力で受け取ってもらえるとうれしい」と思い入れたっぷり。さらにファンに「みなさん“宣伝部”として、しっかり仕事をこなしてください」と呼びかけると、場内は割れんばかりの歓声に包まれた。そんな歓声を目の当たりにし、「やっぱりすごいっすね、ジャニーズさんは」(斎藤)、「この声援はヤバイな。これだけ熱いのは初めて」(遠藤)と共演陣はすっかり圧倒された様子。斎藤が演じるエリート官僚は、ドラマ版で剛太と敵対していたが、今回の劇場版ではある共通の敵を相手に、タッグを組んでおり「藤ヶ谷君と一緒だと頼もしい」と手応え十分。自身にも「仮面願望がある」と明かし、「俳優は役という仮面をつけて、強くなれる面がある」と持論を展開した。一方、遠藤は剛太と敵対する高校時代の恩師を演じ「ファンのみなさんには憎まれそうだね」と苦笑い。「積極的に話しかけてくれて、先輩の僕が暖かく包まれた」と藤ヶ谷の人柄を語っていた。『劇場版仮面ティーチャー』2月22日(土) 全国ロードショー
2014年01月23日(画像は企業ホームページより引用)ワコール ボディブックで山本浩未さんが睡眠について語る健康的に美しくなりたい女性のための情報サイト、WACOAL BODYBOOK(ワコールボディブック)において、人気美容家の山本浩未さんが、睡眠と美容の関係についてコラムを連載しています。有名人やモデルを多く手掛ける人気ヘア&メークアップアーティストとして活躍中の山本さん。彼女の美容についてのプロフェッショナルな知識と豊富な実践をもとに、今回、睡眠についてのお得な情報を盛り込んだエッセイを公開!睡眠を大切にすることで見えてくる、山本さん直伝の美容テクニックは、一読の価値アリ!特に健康志向の人には、嬉しい情報ばかりです。嬉しいことばかりの情報サイトに本サイトは、ワコールだからこそできる、美を追求した充実度の高いサイトに仕上がっています。美しくなるためのエッセンスを、食事、運動、睡眠、リラックスといった様々な観点から専門家が取り上げ、読みやすいエッセイとともに美容テクニックを紹介しています。嬉しい情報満載のサイトを活用して、あなたも内側から美しさのレベルアップをはかりましょう!【参考】▼ワコールぐっすり眠るための導入となる入浴法やスキンケア術、運動とは?肌荒れ、倦怠感、貧血・・・原因不明の「ちっちゃい体トラブル」は、まとめてポイ! 再び注目されている成分とは?たったの1週間でスリムボディを叶えてくれる驚異的なダイエット方法とは?パンパンの足がシュっと劇的変化! 1日3粒でムチッとBODYとはサヨナラ!1日3粒、運動も食事制限も無し!! 酵素サプリでダイエット
2013年11月14日