気になるあの人の美容話。今回は、メインダンサー&バックボーカルグループ“超特急”のメンバーとして活躍中のタカシさん。輝くようなツヤ肌の秘訣や、美容のこだわりを聞きました。美容の基本は、やっぱり肌。整った素肌を目指して奮闘中です。「僕の肌は、眉から下は乾燥しておでこは脂っぽい混合タイプ。基本のケアは保湿重視ですが、おでこは乳液&それ以外はクリームと、場所によってアイテムを変えています。仕事柄メイクをすることもあるけれど、何を塗るにも土台が大事。素肌が整っていればベースメイクが最低限で済むし肌の負担も減らせるので、トラブルのない肌を目指してお手入れを頑張ってます」毛穴レスなその美肌は、丁寧なケアの賜物。とはいえ、自身の中では年齢による変化も感じているそう。「10代の頃は肌荒れしてもすぐに治ったのに、20歳を越えてからは荒れると治りにくくなってきて。自分が混合肌だと気づいたのもその頃。スキンケアや体のメンテナンスといった一つひとつの行動の重要性が身に染みて、より気を遣うようになりました」最近は定番ケアに加え、シートマスクや泥パックも導入。自らの肌に合うコスメを探して試行錯誤中だというタカシさんが、美容で参考にしている人は?「Snow Manの渡辺翔太さんはすごく美容に詳しいし、説得力もあってめちゃくちゃ尊敬しています。実は、うちのグループも美容好きが多いんですよ。シューくんもその一人で、メイクや香りへのこだわりや美意識が高いのでいろいろと教えてもらったりしています」Favorite ItemsA「最近、インナーケアの大切さに目覚めました。これはデトックス効果がある上に疲労回復にも繋がると聞き、寝る前に水と一緒に飲んでいます」。NICHIGA 純国産クエン酸 150g¥1,677(ニチガ TEL:027・347・3233)B「天然マイクロニードルが入っている美容液。僕の肌にはすごく合うみたいで、ゆらいだ時にも」。VT リードルショット100 50ml¥3,520(VT COSMETICS TEL:03・6709・9296)C「長年愛用している化粧水。惜しみなくパシャパシャつけています」。無印良品 敏感肌用化粧水 さっぱり 300ml¥790(無印良品 銀座 TEL:03・3538・1311)「超特急のYouTubeチャンネル内の個人企画か、僕自身が運営しているSNSで、これからは美容に関する発信もしていきたいと思っていて。スキンケアだけでなく、インナーケアや食事、体調管理の方法も少しずつ勉強しているので、皆さんにシェアしていけたら嬉しいですね。あとは、いつか大好きなカラコンを自分でプロデュースするという目標も。今は女性が使うイメージが強いので、性別や年齢を問わず楽しめるきっかけが作れたら…と思っています」My Beauty Rules1、日焼け止めは毎日しっかり塗る。「夏って誰もが日焼け止めをちゃんと塗るじゃないですか。でも冬場や曇った日も紫外線の量はかなり多いので、油断は禁物。できるだけ肌に優しいタイプの日焼け止めを選んで、手や顔など外に出ている部分はマストで塗るようにしています」2、お風呂上がりに30分筋トレする。「腹筋&ダンベルを使った筋トレが日課。以前はメニューや回数を決めていたけれど、今は30分の中で自由に鍛えるように。ボイトレの先生から胸筋と首まわりを鍛えすぎると高音が出にくくなると言われているので、そこは気をつけてます」3、ライブでは気分に合わせてカラコンを着用。「ライブでギアを上げたい時&衣装に合うと感じたらカラコンをつけます。条件が揃わないとつけないので、装着時は“マジで俺最強!”って気分になります。トパーズのラピスラズリとエヌズコレクションの玉こんにゃく&ずんだ餅を愛用」タカシ1996年9月23日生まれ、大阪府出身。超特急のバックボーカルとして活躍する一方、“松尾太陽”名義でソロアーティストとしても活動中。1st EP『Just like 超特急』が4月17日に発売。BULLET TRAIN Spring tour 2024“Rail is Beautiful”は4月20日よりスタート。シャツ¥63,800中に着た半袖シャツ¥71,500パンツ¥71,500(以上ランディ/ダフ TEL:03・6303・2591)右耳のピアス¥18,700イヤカフ¥22,000左耳のイヤリング¥28,600右手の2連リング¥39,600左手のリング¥48,400(以上ガルニ/ガルニトウキョウ TEL:03・3770・4554)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年3月27日号より。写真・Nae.Jayスタイリスト・番場直美ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)取材、文・真島絵麻里
2024年03月24日ダンス&ボーカルユニット・超特急が20日、京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2024 SPRING&SUMMER」に出演した。大歓声の中現れたカイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルの9人。「関西コレクション、一緒に盛り上がっていきましょう!」の号令で観客を一体にさせると、「Countdown」と「MORA MORA」を息があがる激しいダンスとともに熱唱した。最終曲「Burn!」では「まだまだいけるよな!? 一緒にバッテン作ろうぜ!」と手をクロスさせる振り付けを呼びかけた。ランウェイとステージをいっぱいに使ってのメンバー配置で、サビでは“バッテンポーズ”を繰り返し。汗だく全力パフォーマンスで会場を大いに沸かせた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。26回目となる今回は、「I LOVE ENTERTAINMENT」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを展開する。撮影:蔦野裕
2024年03月22日超絶ガナリヴォイスを持つ謎の歌い手・超学生が、GiGOとのコラボレーションキャンペーン『超学生×GiGO~はたらく超学生~』を3月20日(水・祝) より開催することを発表した。本キャンペーンでは、人気イラストレーター八三(読み:ハッサン)が今回のキャンペーンのために描き下ろした「はたらく超学生」をテーマにしたイラストのオリジナルグッズが、GiGOグループのアミューズメント施設、オンラインクレーンゲーム「GiGO ONLINE CRANE」にて登場する。グッズは、はたらく超学生ぬいぐるみ(全3種)、はたらく超学生アクリルキーホルダー(全3種)、はたらく超学生クッション(全2種)が3月20日から随時登場するほか、一部店舗にてノベルティ付きドリンクの販売も実施予定だ。『超学生×GiGOキャンペーン〜はたらく超学生〜』商品画像『超学生×GiGOキャンペーン〜はたらく超学生〜』ノベルティ付きドリンク画像併せて、コラボを記念したリポストキャンペーンが、GiGOグループ公式X(旧Twitter)アカウントで実施されることが決定。抽選で3名に「はたらく超学生ぬいぐるみコンプリートセット」がプレゼントされる。また、超学生は3月27日(水) の1st EP『MAR6LE』(読み:マーブル)リリースを記念して、初めてとなるリリースイベント『超学生の腕そのもの握手会』を実施することを発表。さらに、タワーレコードとアニメイトにて店頭キャンペーンも開催される。対象店舗にて『MAR6LE』発売記念パネル展が開催されるほか、各展示店舗にて対象商品を購入の方に展示パネルが抽選でプレゼントされる。<イベント情報>『超学生×GiGOキャンペーン〜はたらく超学生〜』3月20日(水・祝)~ 2024年4月21日(日)【実施店舗】全国の当社アミューズメント施設、オンラインクレーンゲーム「GiGO ONLINE CRANE」※対象店舗は特設HPをご確認ください。【実施内容】・オリジナルBGM企画期間中対象のお店では超学生からのスペシャルメッセージが収録されたオリジナルBGMが放送されます。※一部店舗では放送されません・超学生本人監修によるコラボグッズ企画超学生本人による監修及び手書きの「ちょう」の文字がプリントされたコラボグッズが続々登場します。【限定景品】2024年3月20日(水・祝) より順次登場・ぬいぐるみ(全3種)・デフォルメアクリルキーホルダー(全3種)・クッション(全2種)【ノベルティ付きドリンク】ドリンクを1点ご購入につき、コースターをランダムで1枚進呈いたします。■販売期間2024年3月20日(水・祝)~ 2024年4月21日(日)■販売店舗GiGOコラボカフェスタンド札幌ノルベサ、GiGOドリームタウン白樺、GiGO西友手稲、GiGO仙台、GiGO総本店、GiGO池袋1号館、GiGOコラボカフェスタンド池袋、GiGO池袋3号館、GiGOコラボカフェスタンド秋葉原2号館、GiGO渋谷、GiGOコラボカフェスタンドマーケットスクエアささしま、GiGO金山、GiGO難波アビオン、GiGOコラボカフェなんば千日前、GiGOコラボカフェスタンド岡山、GiGO広島本通り、GiGOコラボカフェスタンド福岡天神、GiGOヨドバシ博多、GiGOコラボカフェスタンドくまもと以上 全19店舗■価格500円(税込)※販売数には限りがございます。なくなり次第、終了となります。※コースターの絵柄はランダムに付きお選びいただけません。※画像はイメージです。実物とは異なる場合がございます。【リポストキャンペーン】Xアカウントから発信する該当のポストをリポストされたお客さまの中から抽選で3名様に「はたく超学生ぬいぐるみコンプリートセット」をプレゼントいたします。実施期間:3月20日(水・祝) までキャンペーン特設サイト:<リリース情報>1st EP『MAR6LE』3月27日(水) リリース●通常盤【CD ONLY】2,200円(税込)●豪華盤【CD+PHOTOBOOK+GOODS】7,700円(税込)【収録曲】※豪華盤・通常盤共通1. ファントムLyrics & Music:DECO*27Arrangement:Hayato Yamamoto2. ヒスLyrics, Music & Arrangement:柊キライ3. 超獣戯画Lyrics, Music & Arrangement:煮ル果実4. インキュベーターLyrics, Music & Arrangement:すりぃ5. オーバールックLyrics, Music & Arrangement:てにをは6. Abyss-OverLyrics & Music:烏屋茶房Arrangement:Powerless詳細はこちら:公式HP:
2024年03月08日超特急バックボーカルのタカシとシューヤが、アコースティック超特急『せぶいれのうた』を行った。初となるボーカルふたりによるライブだ。大宮ソニックシティでの追加公演も決定し、大きな注目集めた。今回は2月1日(木) にZepp Hanedaにて行われた第2部の公演の模様をレポートする。伝わる、歌うことの楽しさ、ふたりでいることの安定感ステージ上にはさまざまなデザインのライトが並び、いつもの超特急とはまったく違う雰囲気を作り上げている。バンドメンバーがステージに上がり、客席はもうまもなく、という期待感が高まっていく。バンド編成はドラムとベース、キーボード、とシンプルだ。ドラマの音が響きわたる。ステージ中のランプに光が灯り、タカシとシューヤがステージに現れる。オープニングを飾る曲は「Asayake」。一音目からふたりがこの日を楽しみにしていたというのが感じられる。音が弾み、笑みがこぼれる。声を重ね、遠くに向かって手を伸ばし、時折目を合わせる様子が微笑ましい。「セブイレのうたへようこそ!」というタカシの言葉のあとに始まったのは「Call My Name」。シューヤは「みんな、歌って!一緒に楽しんでいきましょう!」と客席に向けて声をかける。アコースティックライブと聞いていたので、これは意外な選曲だ。歌いながら、じっとしていられないというように、ふたりが体を動かすが、それは客席も同じだ。「みんなでいくよ!」と言うと客席からも楽しそうなコールが飛ぶ。「今日は最高の1日にしましょう」と「a kind of love」へ。腰を下ろして、シューヤの声に楽しそうに体を揺らすタカシ。「はぐれそうな僕の袖 掴んだ」という歌詞の部分ではシューヤがタカシの腕をつかみ、その様子に客席のあちこちからは声が漏れる。伸びやかなタカシの歌声が響き、最後は一緒に音を締めくくった。スポットライトが明るく当たるとタカシが「2部、開幕しました!」と言い、改めてふたりが「超特急です!」と元気よく言ったあとに自己紹介。3曲を終えて、「今日ですね、アコースティック超特急というテイで来ていますよね」とシューヤ。タカシも「そうやね、そう書いてるからな」と頷く。「だって言ってんだもん、こっちが。ただ、こちらも作りながらテンションあがっちゃって。エレクトリックじゃね?っていうところが、ところどころあるんですよ。なので、テンションあがっちゃったんだな、と思ってください。アコースティックのところもありますけど」とシューヤが言うと、客席から笑いが漏れた。タカシは「結構もりもりになっている所もあります。超特急って本当にいろんなジャンルの曲があるので『これこんな感じで来るか、へえー!』みたいな。ちょっとこの曲、後で調べよう、みたいな(笑)。正直、曲によってはあんまり聴いたことない人もおると思うんですよ。そう言ったことも踏まえて、いろんな感じの音楽で届けていくので、楽しんでいただけたらな、と思います」。ということで、ここからはアコースティックパートへ。「せっかくなんでゆったりしましょう」と客席に座るように促すと、2人もステージ上に用意されているソファに腰を下ろす。公演中のドリンクについて談笑したあと、まずは「Thinking of you」だ。薄暗い照明の中、差し込む青い光。同じ高音でも響く美しさの質が異なるせいか、ふたりの声が重なったときの厚み、声の広がりに圧倒される。響くピアノの音。そのまま、「UNKNOWN…」へ。巧みな照明の使い方で、音に重ねて、世界観を深めていく。増す、声の表現力。表情がはっきりと見えなくえも痛いほど歌に込めた想いが伝わってくるようだ。その歌声に圧倒されたかのように、客席からは一拍の間のあとに大きな拍手が響いた。「この曲をやっと今日歌えました!」「ここからは軽快な曲が続きます、立って立って!」とタカシ。届けるのは「クレッシェンド」。超特急、5人体制最後のシングルだ。サビ部分では手を振る2人に合わせて、客席のペンライトも揺れる。先ほどまでとは異なり、笑顔を弾けさせていく。タカシが元気いっぱいで微笑ましい。「みんなでペンライト回して」「みんなで一緒にこの曲を締めましょう」と言うタカシ。なんとなくこの「みんな」という言葉が一体感を高めてくれる気がする。そしてラストはみんなで大きなジャンプをして締め括った。「クレッシェンド」についてタカシは「もともとからええ曲なんですけど、サンバというかボサノバとかそういう要素が入るとこんなに新しく生まれ変わるんやな、と思って」というとシューヤは「聴いたときはびっくりしましたけどね、おぉどこの国の曲だ、これは、と。こんにちは、って(曲に)言いましたけど」と言いつつ、思い入れのある曲だと語る。「オーディションのときに、本当に聴く余裕もなかったんですが、良い曲すぎてずっと聴いてたんですよ。この曲を歌いたいという話をしていて、やっと今日歌えました。記念すべき日!」そんなシューヤに会場も温かい拍手で応えた。続いては客席と一緒に動画を鑑賞。二桁号車が加入したばかりのころの「Re-TRAIN」のレコーディング映像で、タカシとシューヤの距離感が新鮮だ。2人の副音声付きで観ていく。観終えると「うーん、初々しい」と感慨深げに言うふたり。このあとに歌うのは……もちろん、「Re-TRAIN」だ。二桁号車にとっても一桁にとっても思い入れのある曲。しかし、アコースティックにするには、原曲はハードルが高い気もするが……。赤いライティングの中で始まる「Re-TRAIN」だが、これもオリジナルとは全く違うアレンジで驚く。しかし、2人の声がよりしっかりと生かされているのは分かる。ごく近くで隣り合わせで歌い上げる。それはVTRであったような、初めて会ったときのような昔の距離を感じさせないような距離感。力強い歌声に、客席からも大きな歓声と拍手が湧き起こる。続いてはシューヤが「僕がどうしてもやりたい曲を持ってきました」「なんの曲だと思います?」と急に客席に振りつつ、それは超特急に入って間もないときに、タカシが絶対にこの曲好きだと思う、と言ってくれた曲なのだそう。その曲は「FLASHBACK」。勧められて、その曲が好きだった、という事実はシンプルに嬉しいことではないだろうか。歌い終え、「ええ曲やな」とタカシ。「勧めたのよな、俺が。だからこれで披露しましたけど、ダンスついたらどんな感じになるのか」と9人でのパフォーマンスにも期待を寄せた。そして、シューヤがやりたい曲を持ってきた、ということはもちろんタカシも。「いろんな季節を歌う曲ってあるんですけど、この曲も超特急で季節を歌ってる曲なんやろな、って。でも僕にとって思い入れのある曲なんです」少し大人っぽくアレンジしているという曲のタイトルは「Whiteout」。しっとりと落ち着いたアレンジは、ふたりのまとう空気も変化させていく。サビのメロディが心をざわつかせる。そして重なる声が、切なさを加速させる。声で物語を感じさせてくれているようだ。そんなしっとりとした空気感から一転、バンド隊が急にリズムを刻み始める。そのリズムに客席も次の楽曲が何か、徐々に気がつき始める。シューヤが「みなさん、テンション上げていけますか!」と呼びかけ、「宇宙ドライブ」のイントロが流れると、歓声が上がった。一気に空気がゴキゲンなものになる。客席も声を出し、楽しさも増していく。シューヤが「まだまだ終わらないよ」と声をかけ、さらにスピードアップして、客席はペンライトを回し、テンションを最高潮にまで上げきって締めくくった。「この人と一緒なら死ぬまで歌い続けられる」タカシとシューヤも顔を見合わせ「楽しい」と口にするが、早くもライブは終盤戦。「少し真面目な話になるんだけど」と切り出したタカシ。「去年ぐらいから、少しずつボーカル2人でライブできることがあれば良いな、音楽活動ができたらいいな、とふたりで話してたわけなんですよ。チームのみなさんだったり、たくさんの方が動いてくださり、今回、『せぶいれのうた』という1部、2部そして追加公演までできるという運びになりました」その言葉に大きな拍手が沸き起こる。そして、「こうやって超特急のボーカルとして活動できるっていうことがなかなかできなくなった時期もあって。それこそ歌は歌いたいけど、いろんな時期と重なってしまって、歌うことにだんだん自信がなくなってしまって、どうしようかな、って悩んだ時期もあったんですよね。だけどそれを超特急の楽曲や8号車のみんなの声でそういうもので本当に救われました。僕はこうやって『せぶいれのうた』が実現できたからこそ、今度は笑顔をくれた8号車のみんなに笑顔の恩返し、いろんな感情の恩返しをしたいな、と思っています。まだ始まったばかりの『せぶいれのうた』ですけど、いろんな感情を共有してくれたみんなにこれからも先、ずっとシューくんと一緒に超特急の音楽、届けていきたいな、と思います」深くお辞儀をするふたりに長く、大きな拍手が響いた。シューヤは「みなさんご存じのとおり、僕は最初にタカシくんを支えたいと言って入ってきたじゃないですか。超特急のライブで、横で歌っている時ももちろん、支えよう、この人と一緒ならって思いがあるんですが、でも今日、せぶいれの歌を通して本当に、この人と一緒なら死ぬまで歌い続けられるな。いや、歌い続けたいな、と本当に強く思いました」噛み締めるように言った。「去年の年末の番組とか、いろいろ出させてもらって、僕たちが夢を持った当初に、輝かれていたすごい人たちのライブを観させていただいて、僕の心にズシッときたんです。歌ってすげえな、って改めて思いましたし、歌い続けられて、こうやって超特急に出会えて、タカシくんに出会えて本当によかったな、と改めて、年明け早々に思わされることが多くて。今日こうして『せぶいれのうた』を開催できたことを本当に嬉しく思いますし、これから先も開催して、こんなにたくさん良い曲あるんだ、とか逆にこういう歌ってこう聴こえるんだ、今度は9人のパフォーマンスを見たいな、と思ってもらえるようにどんどん、超特急を広めて、2人の歌も広めていけたらな、と思います。ぜひ2人の応援もよろしくお願いします」これからについて強い想いを語ったふたり。「こう言うライブって、みんなと会えてるって当たり前のことじゃない」とタカシ。「みんなとこうやって、ずっとこれから先も笑顔で笑っていたいな、と思うし、この先もずっと、明るい未来に向かって、ずっとずっと進んでいけるような気持ちをこめて、次の曲をお届けします」向かい合い、アカペラで始まったのは「君と、奏で」。ピアノだけの伴奏に2人の声が、歌詞がぽつぽつと心に落ちていく。そして、2人に促されるように、客席もクラップ加わる。シューヤが「みんなで一緒に」と声をかけ、8号車の歌声が重なる。そして、この2人にもぴったりな曲と言ってもいいかもしれない「My Buddy」。歌声を弾ませ、体を弾ませ、客席に手を振り、笑顔をこぼす。バンド紹介も交えつつ、ラストスパート、ということでさらに勢いは増していく。シューヤが「みんな、まだまだいけそう?」と客席を煽り、「Burn!」へ。一緒にダンスでバッテンもして、ラストスパートにふさわしい盛り上げを見せていく。「ぶちあがっていくぞ!」というシューヤの言葉と共に、さらにテンションをあげる。2人でカメラに向かってピースをしてみたり、とかわいい表情を見せつつ、最後はジャンプで締めくくった。タカシが「駆け抜けてきたね」というとシューヤも「あっという間でしたね、本当に。燃え尽きました!」と頷く。「こうやってZeppでね、8号車のみなさんがこうやって2人の歌を聞くために来てくれること、僕たち、たぶんみんなが思っている以上に嬉しいし、幸せです」というシューヤの言葉に温かい拍手が響く。「普段、超特急では出せない感じの曲感だったり、雰囲気を今日聴いていただいて、みんながどう感じてくれるのかは分からないですけど、僕はきょう、『せぶいれのうた』を通して改めて歌の素晴らしさとタカシくんの素晴らしさ再確認というか。いつも思っていますけど、超特急の曲も良い曲で歌えて幸せだな、と改めて思いました。本当にありがとう」タカシは「照れるやん」とはにかみつつ、「こうやってシューくんと一緒に歌えているのもすごく嬉しいことやし、こんなに一緒に歌って楽しいと思える存在ってね、なかなかいないと思うんですよ」というと拍手が起こった。「ふたりだからできることなんですよね。これは自信をもって言える。せぶいれだからできたことっていうのは確実にあります」ときっぱりと言い、「そんな最中、本当に新年早々色々なことあったと思うんですよ。そんな中ね、こうやってライブに遊びに来てくれてる8号車の方々もおると思うから。これから先も俺らができることっていうのは歌で気持ちを届けることなんですよ。だから歌っていうのを通して、本当にいろんな感情にこれからもさせてあげるので、せぶいれのうた、もっといろんなところで開催しようと思っています。気持ちはね」と再会を誓った。「遠い場所にいたとしても気持ちは繋がっているし、心はひとつやし、みんなが同じ方向向いてるんやで、という気持ちを込めて」と本編を締め括ったのは「Synchronism」。思いを込めて歌い上げた。最後まで、華やかな笑顔で、目を合わせて、歌い上げた。「歌い終わったら、拍手をください」しかし、ここでは終わらない。会場からの「せぶいれ」コールに応えて再び登場した2人がまず届けたのは「gr8est journey」。疾走感そのままに、生バンドで力強く歌い上げ、客席のコールと共に一体感を高めていく。「せぶいれコールありがとう!」とアンコールへのお礼を述べたあと、ふたりが触れたのは着ているTシャツについて。実はまだタカシとシューヤの2人分しかないTシャツなのだそう。もちろん、客席からは「欲しい!」の声が上がる。「スタッフさーん」と舞台裏に向かって声をかけるシューヤ。「まじで言っとくわ、通販やってくれ」と茶目っけのある笑顔を見せた。そして最後の曲については撮影がOKとアナウンスされると客席からは驚きの大きな歓声が。ただし、「僕たちが歌い終わったらやっぱりみんなの拍手がめっちゃほしくて。切実に。曲が終わったら撮影を終えて、拍手を」とお願いをした。最後に届けたのは「Yell」。サビでは2人でも目を合わせて歌い、美しいハーモニーを響かせ、最後の最後まで会場を魅了し続けた。この日、2公演を終えて、バンドメンバーへの感謝を述べたあと、ステージに残ったふたり。楽しそうに1日を振り返り、去り際に「いいわ、Zeppって。またやりたい」とポソリ。その言葉をシューヤが聞き逃すはずがない。「いつかZeppツアーとか回れたらいいですね!」とにっこり。唯一無二のハーモニーを響かせ、充実の表情を見せたタカシとシューヤ。きっとまた、その歌声を「せぶいれのうた」でも響かせてくれるはず。今から次が、待ち遠しい。取材・文:ふくだりょうこ撮影:鈴木友莉
2024年02月29日9人組メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」が12月24日、大阪城ホールにて『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2023 T.I.M.E -Truth Identity Making Era-』ファイナルを迎えた。充実の1年を経て、さらにパワーアップした超特急。本記事では12月10日にぴあアリーナMMで行われたライブの模様をレポートする。「超特急」それぞれの個性を存分に発揮リョウガの開演アナウンスが流れ、いよいよだ始まるという期待感が高まるぴあアリーナMM。満員の客席ではBGMに合わせて9色のペンライトが揺れる。大きなスクリーンで刻まれる時。そして次々とメンバーの表情が映しだされ、その時を迎える。左右に開いたスクリーンの向こう側に、超特急。湧き上がる歓声。9分割のスクリーンに今の表情が映し出されたのち、ステージ上部で激しいダンスからはじまるのは新曲の「Countdown」だ。ゆっくりとタカシとシューヤが階段を下り、力強い歌声を響かせる。燃え上がる炎の中、白の衣装が際立つ。そのまま、花道を進み、センターステージへ。真っ赤なライティングに染まりなから見せるパフォーマンスが待ちわびたライブの始まりを告げる。メインステージに戻って「Secret Express」。先ほどまでの射貫くような視線が和らぎ、チャーミングな表情が覗く。「Tic Tac Tic Tac」と、8号車も声の限り叫び、サビではメンバーと共に体を動かす。超特急と8号車の熱が上がっていくのがわかる。ステージ上にはユーキだけが残る。ダンサーを従えてのダンスパートで魅せる。カメラに向けられる力ある視線に思わずハッと息を呑む。そしてゆっくりとセンターステージに歩みを進める。ユーキをセンターに9人が一列に並び「Time Wave」へ。センターステージを囲む客席三方に向けて緩急あるパフォーマンスを繰り広げる。そして今度はマサヒロがメインステージでダンスを見せる。静と動が際立つクールなダンスでグッと観客の心を引き込んでいく。そしてここからは最新アルバム『B9』から。まずは「KNOCK U DOWN」を。美しいシューヤの高音、力強いタカシの歌声が空気を震わす。そこに繊細さと力強さを感じさせるダンサー陣のパフォーマンスが重なる。さらに「MORA MORA」で畳み掛ける。スクリーンに移した戯れるメンバーのシルエットの演出がスタイリッシュだ。サビでは8号車たちも息の合った動きを見せる。その光景に見惚れたのちにステージに視線を戻すとユーキの鋭い眼光に射抜かれる。濃厚な5曲を終えたところで、MCへ。まずは改めてそれぞれが自己紹介。この日はU-NEXTで配信をされているということもあって、みんなでギュッと集まってカメラの向こうの8号車にもご挨拶。そして、まずは今回のライブの演出について。担当したのはユーキだ。サブタイトルなども含めて、リョウガがユーキに問いかけると「『T.I.M.E』ということで僕たち超特急12周年から13周年に差し掛かるということで、この時間を時計と見立てて、サブタイトルにもあるんですけど超特急のそれぞれの個性の輝き、確立、そういった今までにない超特急のまた新しい魅力の時間というものに触れてもらえたらな、と思いこういうタイトルにしました」と語った。ここで、奇数号車はお着換えということで偶数号車でトーク。カイにここまでの感想を聞かれたハルは「最高じゃないですか」とニヤリ。最初から飛ばしすぎて意識飛びそう。みんなの声援はタンパク質よりミネラルがあるから!」と言い、若干ザワつかせた。ステージの端から端へと歩き、8号車に挨拶をしつつ、「今回の衣装はタクヤさんと一緒にやらせてもらったんですけど」とカイ。「セットリストをユーキさんが考えて、その流れと一緒に、セットリストにも衣装にもメッセージを込めて制作したのでよかったら僕たちからのメッセージを受け取ってもらえたらと思います」と途中、噛んで拗ねたような表情を見せつつも、衣装への想いを語った。カイがコール&レスポンスでさらに盛り上げ、暗転のち、ステージに姿を見せたのはアロハ。陽気にダンスパフォーマンスでみせ、豊かな表情でさらに会場に「みんな、一緒にクラップしよ!」と促し、ボルテージを上げていく。ラフな衣装に着替えたメンバーが揃い、ご機嫌に「DJ Dominator」を披露。ステージ中央では、ミラーボールが周り、ド派手な空間を演出していく。全体でそろってみせるパフォーマンスも良いのだが、3人ずつであったり、ペアだったり、と、9人だとパフォーマンスの可能性が広がるんだ、ということが改めてわかる。曲スタートとともに歓声が上がったのは「We Can Do It!」。花道でパフォーマンスを見せていく。ちょっとセクシーさも感じるダンスで8号車を煽っていく。さまざまな組み合わせで絡んでいくのだが、筆と目が追い付かないことにもどかしさを感じるほどだ。僕達9人とここにいる皆さんで超特急なんだグッと大人を見せたあと、スクリーンにはネオンで光るビル群。センターステーシではカイが魅惑的なダンスを見せ、メインステージでソファに座ったタカシが歌う「Chill out@JP」を。タカシの軽やかな歌声に合わせてステップを踏み、上着をはだけさせると思わず歓声が上がる。そしてセクシーなカイのラップが低く響く。それに小さく拍手し微笑むタカシ。ふたりの息がぴったりな大人っぽいステージを見せた。そして響き渡るギターの音色。登場したシューヤがひとりで歌い上げる「refrain」。しっとりと響いたかと思えば、透明感ある歌声が空間を震わせる。タカシとシューヤのハーモニーは唯一無二で互いの歌声を膨らませる。だからこそ、ソロで歌ったときのシューヤの自在にその場の空気を惹きつけるような歌声に聴き入らずにいられない。その歌声に思わず大きな拍手が沸き起こった。続いてタカシが「小さな光」をこちらもソロで。淡い光に包まれるようにしながら歌い上げていく。その歌唱力、声量は言わずもがなだが、声の表現力に心を震わされる。歌詞とメロディだけではなく、人の心を揺さぶる力が歌声にあるのだと実感させてくれる。ボーカル2人が圧倒的な歌唱力で魅了したところで、全員が揃ってステージに登場。一列に並び、ユーキは隣に立つタクヤの肩に手をかける。披露するのは「Starlight」。タカシとシューヤの歌の表現力にダンスの表現が加わり、また世界を押し広げていく。歌詞の世界観にぐっと引き込まれていってしまう。優しい空間を作り上げたところで響き渡る時計の針の音、その針が指すのは「8」時。そこに重なる鼓動音。「Billion Beats」だ。スクリーンにはその歌詞とメンバーの表情が映し出される。「永遠」という言葉を共に噛み締めるようだ。8号車も一緒にペンライトを揺らし、声を合わせ、一体感を高めていく。「この時間をみなさんと共有したいです。この曲をみんなで一緒に歌いましょう」とタカシが呼びかけ、会場が一体になって大合唱。それから、8号車の声だけ響き、その歌声にメンバーは表情を綻ばせ、タクヤは涙を溢れさせ、「ありがとう」と笑顔で思いを伝えた。MCでは8号車の歌声について「一個だけいいですか。歌うま!ユーキの何倍うまいんだ?」とリョウガ、それに「ユーキには何倍したってゼロだから」とカイが付け加え、ユーキが「おいおーい!」としっかりツッコミを入れ、息ぴったりのやりとりを見せる。そしてタクヤは「これだけたくさんの8号車がいて一切ズレないじゃん。僕たち9人だけじゃなくてここにいる皆さん、配信を見てくださっているみなさんを含めて超特急なんだな、というのが再確認できました」と改めてお礼を伝えた。等間隔に立っていたメンバーだが、リョウガの「いつもの1.25間隔になろうぜ」という呼びかけに応え、ギュギュッとなりじゃれあったあと(タクヤは体をぎゅぅっと掴まれたようである)、「『Billion Beats』、やっぱりいいよね。歌ってて、2人も気持ち良さそう」とリョウガ。タカシもその言葉にうなずき、「大事な年に愛を確かめ合う曲だなっていう印象があるので。歌っててもいい意味でちゃんと重みがある。よりメッセージを届けようと思いますよね」。「今年から声出し解禁になったじゃないですか。その年の締めのツアーにみんなの歌声を聴いてっていうライブができることがすごく嬉しいな、と思っています」とカイも感慨深げに言った。感謝をしっかりと伝えたところで、続いては奇数号車がMCを担当。ユーキは改めて8号車への歌声に拍手を送りつつ、「8号車も含めて僕たち超特急。今回、メンバー1人1人の見せ場がある中で、僕たちからしたら8号車のみなさんもメンバーなので。メンバーのみんなからパフォーマンスじゃないですけど見せ場がほしいなと今回思ってやらせていただいたんですけど、いつ聴いても綺麗だね、歌声がね」とニコニコ。そして「このツアー始まってますけど、どうですか」とアロハに話を振ると「ソロコーナーぶちかましました!」とにっこり。「1人で大きなステージに立つことが夢だったんだ。ありがとうございます!」と笑顔を弾けさせた。リハのときから気合いが入っていたそうで、踊るとかぶっている帽子が飛び、それをタカシが拾って帽子を渡してあげる……という場面があったそうな。その様子を実演するのを見て「いやあ、絶好調だなあ、お前ら。これ以上盛り上がらせてどうすんだよ」とリョウガも笑顔を見せた。笑いもたっぷりのMC、ユーキが噛む場面も挟みつつ、後半戦はタクヤのソロパフォーマンスからスタート。表情とシルエット。たったひとりステージ上で美しいダンスを見せていく。ただ歩いている姿も絵になるその姿はまさに今のタクヤの魅力を全面に出したものとなっているのかもしれない。どこか不敵な笑みを浮かべ、締めくくると、黒のシックな衣装に身を包み、披露したのは「Lesson II」。タクヤのステージから引き続き、大人なパフォーマンスで魅了した。伝えたい想いがあってここにいるスタンド席への粋なプレゼントしかし、ここから一転。衣装を変え、ひとりでステージに登場したのはにこにこハルだ。「かわいい顔してほしいって聞こえた気がするから、してあげよっか?」とコール&レスポンスで会場を盛り上げ、ソーキュート!な表情で魅了していく。カラフルな衣装に着替えて全員集合すると「ギャップを見せてあげようか!」といい、ハルの雄叫びから「バッタマン」がスタート。でんぐり返しをし、変顔し、叫び……見るたびに「バッタマン」でのハルがパワーアップしている。ひとりでセンターステージに行き、元気をぶちかます。そして勢いそのままに「My Buddy」。アロハが「ぴあアリ、来たぞー!」と叫び、笑顔のパフォーマンスを披露していく。リョウガの変顔もあれば、タクヤのかわいい顔やチュー顔など盛りだくさんで飛び跳ね、ダンサーたちの紹介も交えつつ、表情豊かに届けた。はっちゃけたステージのあとは、先ほどまで変顔をガッツリ見せていたがリョウガがクールにパフォーマンスを……と思いきや、まさかの照明がリョウガに合わない。音楽を止め、「『えっ、リョウガくんが!バッキバキに踊るの!?えーっ!』ってなっているのに!こんなにも今!他推しでさえ!」と物申し、再チャレンジするが次はカメラがピンボケ。そこへのクレームにもしっかりと盛り上がる会場。「パフォーマンスもそうだけどさ、伝えたい想いがあってここに立ってるわけ。言葉で説明しますわ、俺8号車のことがね……」と語り出そうとするが、話がピヨピヨ音で隠されてしまう。キレキレのツッコミを繰り出し、会場にも笑いが起こる。しまいにはマイクの音が通らず、「電力不足」!?の事態に。そこで、用意された自転車「リョウガ号」を漕いで電力を稼ぐ。「ふぅ。充電完了!」で始まったのは「Believe×Believe」。結局かっこいいリョウガのソロパフォーマンスはなかったが、ここでは変顔もかっこよさも全開で届けた。そんなリョウガが「お楽しみはこれからだ!」といい「超えてアバンチユール」でもうひとつ、ギアあげていく。8号車のペンライトもキレが増していく。メンバーが思いっきり頭を振り、ペンライトもそれに合わせて揺れる。会場にいた全員が全力を出し切ったところでスクリーンには今年一年を振り返るようにメンバーのオフショットが月毎に映し出されていく。そしてスクリーンの「Last Song」という文字と共に、「SURVIVOR」へ。メンバーカラーのライダース衣装でクールに、そして力強いパフォーマンスで締めくくった。が、すぐに会場からは大きな超特急コールがかかる。アンコールの声に応えるようにして、ステージ上ではなく客席に登場したメンバー。客席の通路を歩きながら、8号車のすぐ近くで「Call My Name」を披露した。メインステージに戻ってのMCでは、「スタンド席にも来てほしかったと思われているんじゃないかと。行けなかったのは残念な気持ちがあります」とリョウガが気遣う。すると、「実はあるんですよ。この日のために」とユーキ。スタンド2、3、4階は100名限定でメッセージカードが当たるとのこと。座席の下のほうに超特急ステッカーが貼ってあり、その方々にはメッセージカードと交換できるというプレゼントが用意されていた。時計の針のごとく、これからも走っていくさらにアンコールでは「なんの曲持ってきたって?新曲もって来ちゃった」とリョウガ。Blue-ray『ARENA TOUR 2023 新世界-NEW WORLD-』を夢8会員ルートで手に入れた限定で聴くことができる特典、さらにコール振付動画も配信していた「Rail to Dream」を披露した。コール振付動画が公開されていたこともあって8号車のコールと振りも完璧である。メッセージもぎゅっと詰まった楽曲で、会場全体でハイテンションに時間を共有した。そしてこの日最後のMCへ。改めて最後にメンバー1人1人から8号車へメッセージが送られた。まずはカイ。「2023年も終わりに差し掛かっていますけれど楽しかったですね。8号車のみなさまと一緒にライブをしている時間が好きで、8号車の方が大好きで、という思いを常に持って。その想いを届けられたらいいな、と思って、ボーカルの歌にのせてこうしてパフォーマンスをしているわけですけれども。僕たちがしているダンスは声を持たない言語だと思っております。ダンスで僕たちから、見てくださっているあなたに悲しみ、喜び、いろんな感情を共有できたらいいなと思っておりますので、これからもダンスを通して気持ちを届けていきたいなと思っています」続くタクヤは「久しぶりに頭が真っ白なパターンですね」。「楽しすぎると頭が真っ白になってしまう。何をしゃべろうか、基本あんまり考えていないんですけど、何も出てこなく、カイが素晴らしいMCをしている中でどうしようかな、と思っていたんですけど、一回叫んでもいいですか?」と聞き、「楽しかったー!」と絶叫。「ありがとうございました」と笑顔で締めくくった。「今回『T.I.M.E』というタイトルになっているんですけど、時間と人生って直結しているな、って思っていまして」とユーキ。「いまいる、ここにいる8号車の皆さん、そしてみてくださっている8号車のみなさんと一緒に未来を築き上げていきたいなと思えるようなライブになったら嬉しいな、と思っています」。タカシは「このぴあアリーナで関東のライブ全てやりきったつもりなので、一言だけ言います。改めてですけど、やっぱり超特急のライブって最高やと思いました!」とシンプルな言葉に、想いを詰め込んだ。「『T.I.M.E』2日間終えたわけですけど、時間をかけてユーキちゃんがこうしてライブ構成を作ってくれて、ひとりひとり個性が輝くものを、パフォーマンス時間を与えてくれたんですよ。出せてますかね?」とシューヤが尋ねると、「思いっきり出せてたと思います」と力強く頷くユーキ。8号車も大きな拍手で応える。そして、「過去の楽曲を今回歌わせてもらったり、ハルも『バッタマン』という超特急の代表曲となる曲をパフォーマンスしたり、アロハ、マサヒロは新しい僕たちが加入してからの曲をパフォーマンスさせていただいたり。時間に携わるものをパフォーマンス、見せられたのかな、と思っていますし。過去の曲ももちろん、大好きですし、届けたい気持ちもたくさんあります。でも今回、僕たちが9人そろってからの楽曲も同じように愛していただきたいですし、これからも伝えていきたいな、という気持ちを持っていますのでぜひ過去の曲も、今の曲も愛していただければと思います」と熱い気持ちを語った。マサヒロは「僕たちがこうやってパフォーマンスを楽しくできているのは、僕たちメンバーだけじゃなくて、8号車、そしてU-NEXTさんだったり……を含めたみなさん揃ってのライブだと思っています。いつもありがとうございます!」と感謝を伝えた。アロハは「あっという間でしたね!」とにっこり。「とにかくセトリが神すぎて全てにおいて全力尽くさせていただきました!考えてくれたスタッフのみなさんだったり、ユーキくんに感謝したいです。これからもいろんなアロハを見せていきたいな、と思います!」。「本当にこの景色がこの世で一番好きって言えるぐらいすごく輝いてて、墓場にもって帰りたいぐらい」というハルに、年長組の「最年少毎回言うな!」とリョウガ、「俺らのことバカにしてんのか!」とカイがツッコミを入れ、会場を沸かす。そして、会場に視線を向け、「これを見ると吹っ飛ぶんですよ。疲れだったり、いろんなことが。みんな本当にそれぐらいの力があるので。みんなには人を癒せたり、楽しんだり、8号車自身のそれがあるからこそ、僕たちも輝くことができるのかな、と思うので、ぜひみなさん自信を持って、これからも応援していただけたら。頑張りたいと思います!」最後は「みんな、自信を持ってがんばろうな!」とニコニコで言い、歓声を浴びた。ラストはリョウガ。「本日のライブを見てくださった方々にはきっと伝わっていると思いますが、超特急12周年を迎えさせていただきますが、この先、今までもですが、さまざまな形に化けながら、様々な景色を見せながら僕たち走っていきます。動き続けます。動き続ける……そう時計の針のごとくね。ありがとうございました」と、カイ曰く「落語家さんみたいで素敵です」というようなメッセージで締めくくった。そしてラストの曲へ。タカシが「この幸せな時間がこれから先もずっと紡いでいけますように」と言い、コールされたタイトルは「Synchronism」。花道を駆け、センターステージへ。笑顔でパフォーマンスを届けていく。ダンスが重なり、歌声が重なり、思いが重なり、笑顔を重ねた。最後はできるだけ8号車の近くまで行ってご挨拶。12年の時を刻んできた超特急。またこの日、新たな時間を刻んだ。これからも手を取り合い、想いを重ねあいながら、時を刻んでいく。取材・文=ふくだりょうこ撮影=米山三郎・小坂茂雄
2023年12月25日グローバルファンダムライフプラットフォーム「Weverse(ウィバース)」で、EBiDANに所属する超特急とSUPER★DRAGONが11日に、ONE N’ ONLYとLienelが14日に公式コミュニティを開設することが決まった。Weverseは、100組以上の世界のアーティストやオーディションプログラムの公式コミュニティを運営しており、「Weverse LIVE」をはじめとしたサービスや機能を通じて、アーティストとファンの間の活発なコミュニケーションを実現。今年6月には累計アプリダウンロード数が1億(※ファンダムプラットフォーム「Weverse」と、コマースプラットフォーム「Weverse Shop」合算)を、7月にはMAU(月間アクティブユーザー数)が1,000万を突破した。今回、EBiDANの4グループがWeverseでコミュニティ開設する背景には、「世界に向けた発信」という共通の課題があった。それぞれのグループには日本はもちろん、世界にいるファンともっと気軽にリアルタイムでコミュニケーションを取りたいという思いがあり、これまで多言語で情報発信するために日本語の原文を翻訳して投稿するなどしてきたが、それを常に行うのは容易ではなかった。そこで、15言語の自動翻訳機能が備わったWeverseを利用することで、ブラジルで根強い人気を誇るONE N’ ONLYが既に海外のファンとコミュニケーションを取っているように、他のグループも世界中の人々とより積極的にコミュニケーションしていけることを期待しているという。Weverseは、各グループのコミュニティオープンを記念したハッシュタグ投稿イベントを開催する予定。詳細は各Weverseコミュニティで発表される。WEVERSE JAPANのGMであるムン・ジス氏は「日本をはじめ世界にいるファン、そしてファンとのコミュニケーションを大切に考えていらっしゃるEBiDANの4グループの皆さんをWeverseに迎え入れられることをうれしく思います。続々と増えている日本のアーティストの皆さんの声にも耳を傾けながら、Weverseがアーティストとファンの両方にとってより便利で楽しいプラットフォームになれるよう努めていきます」とコメントしている。Weverseには、9月に13組のSM ENTERTAINMENTアーティストが参加したが、今回は多くの人気ボーイズグループを擁するEBiDANから4グループ30人が新たにコミュニティオープンをするという大型加入に。他にも、日本のアーティストが続々と参加しており、今年は4月のAKB48を皮切りに、5月にMOONCHILDとimase、8月にはちゃんみなのWeverseコミュニティがオープンしている。
2023年12月01日ファミリア(familiar)と近鉄電車のコラボレーションアイテムが、2023年12月1日(金)より近鉄観光特急の車内などにて発売される。ファミリアと近鉄電車がコラボレーション今回のコラボレーションでは、大阪・奈良・京都・名古屋・伊勢志摩にまたがる近鉄沿線をモチーフに採用。バッグやアクセサリーなど幅広いアイテムを展開する。観光特急「しまかぜ」などに乗る「ファミちゃん」をモチーフに注目は、ファミリアを象徴するマチ付きのレッスンバッグ。片面に、近鉄観光特急「しまかぜ」「青の交響曲(シンフォニー)」「あをによし」を、もう片面にそれらの運行路線図をプリント。制服を着たファミリアのオリジナルキャラクター「ファミちゃん」と、そのなかまたちと共にあしらっている。車掌になった「ファミちゃん」が運転する列車のワッペンもラインナップ。レッスンバッグの路線図に張り付けて、カスタマイズするのもおすすめだ。その他にも、観光特急車両に乗る「ファミちゃん」を刺繍したICカードケースやB6サイズのバンド付ノート、タオルハンカチなどもラインナップする。【詳細】ファミリア×近鉄電車発売日:2023年12月1日(金)販売店舗:・観光特急「しまかぜ」「あをによし」「青の交響曲(シンフォニー)」・GOTO-CHI(難波店、奈良店、京都店)、irodori kintetsu 阿倍野橋店・オンラインショップ「いろどりモール」※10:00~価格:・レッスンバッグ 4,500円・ワッペン 各950円・タオルハンカチ 1,400円・リングノート 1,100円・ダブルポケットファイル 700円・チケットホルダー 600円・ポシェット 9,900円・ティッシュポーチ 各5,500円・ICカードケース 各5,500円
2023年11月19日気になるあの人の美容話。今回は、超特急の草川拓弥さんです。荒れてしまった時期もあるけれど、今では肌に自信が持てるように。メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」のメンバーとしての活動に加え、俳優としても活躍している草川拓弥さん。多忙な中でも輝く美肌をキープしている彼の、美容に対するこだわりは?「中学生の頃からドラッグストアが好きだったんです。ただ、当時興味があったのはシャンプーやトリートメント。買ってはすぐ飽きて…を繰り返して、母親によく怒られていました(笑)。スキンケアを意識したのは、グループの活動を始めた高校生の時から。メイクをした状態で汗をかいたりもするので、肌がビックリして荒れてしまって…。メイクさんに教えてもらいながらいろいろなスキンケアを試す中で、少しずつ肌の状態が落ち着いてきました」努力の結果、“グループ内で美肌なのは?”の問いに「僕かな(笑)」と答えるほど自慢のパーツに。「もちろんみんな綺麗だけど、僕も負けてない気が(笑)。ファンの方に『スキンケアは何を使ってる?』と聞かれることもあるんですよ。今は朝と夜で使うものを若干変えていて、夜はイプサの導入液化粧水美容液化粧液クリームでしっかりと。朝は時間がないので化粧水化粧液クリームですませることが多いですが、最近シミが気になり始めたので日焼け止めも必ず塗るようにしています」現在28歳の草川さん。今後強化したい美容は?「メイクさんが持っているブラシ型の美顔器がすごく気持ちが良くて。毎日使ったらどのぐらい効果があるんだろう…と気になっています」Favorite ItemsA 右・「バシャバシャ使えるのに、保湿&肌荒れ対策ができて優秀」。イプサ ザ・タイムR アクア[医薬部外品]200ml¥4,400左・「肌状態に合わせて1~8まで揃う化粧液」。イプサ ME 4[医薬部外品]175ml¥7,150(共にイプサ TEL:0120・523・543)B「サラッとした使用感がお気に入り」。ニベアUV ディープ プロテクト&ケア ジェル SPF50+・PA++++ 80g¥1,078*編集部調べ(ニベア花王 TEL:0120・165・699)C「サッパリ感があるので、夏場は特に大活躍」。クナイプ バスソルト ローズマリー&タイムの香り 850g¥2,640(クナイプ TEL:0120・428・030)Takuya’s Beauty Rules1、週1ペースでスクラブを使ったボディ磨きを実践。「週に1回、イソップのスクラブで体の古い角質を取り除いています。肌がすごくツルツルになるし、清涼感がある香りで気持ち的にもスッキリ!ボディがリセットされる感覚になります。お風呂上がりに塗るボディクリームもイソップを愛用」2、歯は一生モノ!だから歯磨きは毎回10分以上。「歯の重要性に気づいて以来、毎回10分以上かけて歯磨きをするのがルール。朝はその時間を逆算して起きます。毎日のマウスウォッシュや歯間ブラシはもちろん、歯の着色を避けるために大好きなコーヒーもストローで飲んでいます」3、ディフューザーや香水など香りものにはこだわりあり。「ヒノキ系の落ち着く香りが好きなんです。香水はイソップのヒュイル、ホームフレグランスだと無印良品のウッディもよく使います。普段メンバーと美容の話はあまりしないけれど、香水に関しては“何使ってる?”とお互いに聞き合うことも」くさかわ・たくや1994年11月24日生まれ、東京都出身。2008年に俳優デビューし、多数の作品に出演。メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」のメンバーとしても活動中。12月には神奈川・大阪にてアリーナツアーを予定している。ハーフスリーブシャツ¥38,500中に着たロングスリーブトップス¥33,000(共にランディ/ダフ TEL:03・6303・2591)パンツ¥24,200(カイコーcontact@kaiko-official.com)イヤカフ¥14,300(プリュイ/プリュイ トウキョウ TEL:03・6450・5777)イヤリング 各¥11,000(ライオンハート/シアン PR TEL:03・6662・5525)※『anan』2023年10月25日号より。写真・Nae.Jayスタイリスト・番場直美ヘア&メイク・向井大輔取材、文・真島絵麻里
2023年10月22日10月14日、有楽町朝日ホールにて超特急のカイ(小笠原海)とリョウガ(船津稜雅)によるトークライブ「稜海しました!」が行われた。9月17日に行われた大阪での公演合わせて4回だけの貴重なトークライブ。本記事では東京第2部の模様をレポートする。ジャージ姿の稜海がシンプルにトークをお届け定刻になると、オープニング映像が流れ始める。ビシッとキマったフォーマルなスタイル、革手袋もカッコいい……が、会場からはクスクスと笑い声が。登場したカイとリョウガはジャージにサングラス姿。しばらく会場を見回したあと「映像で笑うな」とカイがボソリ。リョウガの「逆になんでジャージなの?」と尋ねるとカイは「予算不足です」とキリリ。「できるだけスーツに寄せたい」と言ったらジャージになり、革の手袋に寄せたいと言ったら黒の軍手に。サングラスも一番安いものを通販で買ったものだそう。「逆にサングラスを通販で買うことないよ」と言いつつ早々にサングラスと軍手は外してスタッフに渡し、オープニングトークへ。最近、「なかなかちゃんと確認していないスマホのキャリアメールに羽生くんからメールが来る」とカイ。苦笑いのリョウガに向かって「プロに転向していろいろ悩みがあるのでもしよかったら相談のってもらえませんか、って」と続ける。ほかにも著名人から相談メールがきてるそうで「がんばって仕事してるし、いまの俺ならメールも来るのかな、って。返すのを迷っている」と相談(?)するとカイに、リョウガは頷きつつ、「少なくとも俺がみなさんに言えるのは真似しないでください、返信しないでください。カイのところに来ているものだけが本物だから」と客席に注意を促した。客席とのコミュニケーションも軽快だ。遠くから来た自信がある人は?と問いかけると、なんと中国やタイから観客もおり、驚きの表情を見せた。ふたりだからこそ思い付く回答を連発「稜海の勝手にBest3」20分が経ったところで「始めていきましょうか」というカイの呼びかけでようやく本編がスタート。トークイベントはふたつのコーナーで構成。最初のコーナーは「稜海の勝手にBest3」。さまざまなベスト3を決めていこうというコーナー。とは言え、テーマも一般的なものではない。最初のテーマだった「コンサート中に体の一部が動物になってしまいます。どの動物のどこの部分がいい?」からして普通ではない。「テーマがアホ!」と言いつつ、真剣に考える2人。「『a kind of love』のサビで『ラ』のときにキリンの首みたいに伸びる」(リョウガ)、「フラミンゴのピンク色が唇にほしい。メイク入らず!」「感動的なMCのときに海亀の瞳」(カイ)など常人では思いつかなさそうな回答を繰り出していく。「火星人が地球に来ました。お・も・て・な・しBest3」では火星人はタコ型なイメージがあるカイが「大阪には連れていけない」とキッパリ(たこ焼きが名物ゆえに)。そこから急に2人でミニコントを始めたかと思えば、「せっかくだからいいとこ連れて行ってあげたいよね」とカイが言い、リョウガは「俺たちと価値観も違うかもしれないからね」と真面目に考える表情も。「歩いていて転びそうになったときの誤魔化し方Best3」では実演付きで盛り上がり、「個人的に無人島に持っていくものBest3」ではBest3をBeat3とスクリーンに表示されている誤字をいじりつつ、客席にもアイディアを求めながら、トークが白熱。リョウガが虫から身を守るために「ハチ用の防護服」を挙げれば、カイは「シャンプー持っていきたい。ベタつくやん。あとボディソープも」と無人島への持ちものとしては少々似つかわしくないものも。また、無人島に連れて行きたい人も多く挙げられ、その中でSUPER★DRAGONの志村玲於の名前が。「(志村が)料理とかいろいろやってくれそう」(カイ)、「で、その横でシャンプーしてるんでしょ。なんかしろよ!」(リョウガ)。結果、3位はキャンプセット、2位はシャンプーリンスとボディソープ(スクラブもつけてほしい、とカイ)などのお風呂セット、そして1位は志村玲於という結果に。無人島に持っていくものに挙げられがちな火やナイフなども出ていたが、ベスト3がここに落ち着くのがおもしろい。ファンとの交流も!和気あいあいとした質問コーナーそして、会場に来ているお客さんからの質問に答える「稜海! 質問コーナー」。質問箱から質問を引いていき、サクサクとふたりが答えるというオーソドックスなもの。「今現在の気持ちを教えてください」というある意味1問目にぴったりな質問からスタートし「ほんのちょっとだけ、暑いなぁ~」(リョウガ)「冷静になったらこういうくだらない会話を親が見てるのやだな」(カイ)とテンポよく回答していく。質問コーナーではカイとリョウガの息が合ったトークがより冴える。「超特急のみんなでカラオケ。最初と最後は何を歌う?一発目は誰が歌う?」という質問に、一発目に歌うメンバーを「ユーキだ!」とふたり声をそろえて回答。ちなみに最後も「ユーキがなんか歌ってくれるよ」とのこと。「今日の夕ご飯は何を食べますか」という質問には直前にニックネームが「海鮮丼」だったお客さんがいたこともあり、「海鮮丼」(カイ)、「ネギトロ丼」(リョウガ)と回答。さらにリョウガが「ネギトロのネギはあの葱じゃなくて『身をねぎ取る』の意味」という豆知識を披露した。「今月から神奈川県民になりました。みんなが知らない神奈川のおすすめスポットを教えてください」や「一番好きな秋のものはなんですか」など多種多様な質問に答え、ラストは「家でカルピスソーダを飲むのですが好きです。ソーダストリームを買うか、500ml×24本を買うかで悩んでいます」というカイ曰く「シリアスな質問」がラストとなった。これにカイは「ソーダストリームを持ってる側からするとめっちゃいいよ。コスパいいからおすすめ」と言い、リョウガは「俺は500ml。(ソーダストリームは)なんだかんだめんどくさくなると思うよ」とアドバイス。リョウガは「カルピスソーダが好きならそのものを買えばいいんじゃ?」と聞くと「炭酸が強いのがいい」とお客さん。結果、「カルピスソーダをソータストリームすればいいんじゃない?」で落ち着いた。たっぷりとトークを繰り広げ、約100分のライブも締めくくりへ。客席に向かってカイは改めてお礼を言ったあと、「みなさん、すごい倍率を勝ち抜いて会場にいらっしゃったはずなので。倍率だけで言うとTWICEさんと一緒です」。そんなカイにツッコミも入れつつ、リョウガは「稜海しました!が万能じゃないですか。LINEスタンプとかにもできますから。そのためにも第二回もやっていきたいですし、いろんなところを回っていきたいですね」。さらに「続くかどうかわかりませんが、こんなゆるゆるタイムを過ごすことに対して事務所が目をつぶってくれるかわかりませんが、続けていきたいな、と思っていますので」と今後に期待が高まる言葉も。最後は、会場から拍手を受けながら、2人で質問ボックスの乗った机を運びつつ退場。終了後に「緊急告知!」という文字がスクリーンに踊り、客席をざわめかせたが、「打ち上げいってきます」の言葉と共に稜海がジャージ姿でドアから飛び出そうとしている写真が映し出され、最後まで会場を沸かせた。ゆるりとしたふたりならではの空気感を届けた「稜海しました!」。質問コーナーでの「次回開催はいつですか」という質問にカイが「来年あるでしょ」と答えていたが、早くも第2回開催の告知が待たれる。取材・文/ふくだりょうこ
2023年10月15日8月8日、超特急が『BULLET TRAIN Spring Tour 2023 「B9 Unlimited」8号車の日』を東京ガーデンシアターにて行った。8月8日は8号車の日(8号車は超特急ファンの総称)だ。そして、現在の9人体制となって丸1年でもある。そんな特別な日に行われた公演の模様をレポートする。新体制スタートから1年、これが今の超特急だ開演5分前、お馴染みのリョウガの開演前アナウンスが流れ、それだけで会場のテンションが上がったのがわかる。大きくなっていくBGM。暗転すると、無数のペンライトの光が瞬く。ステージ上段に9人のシルエットが浮かび上がり、1人ずつカメラで抜かれていく。ダンスと共にその表情が映し出されるたびに8号車の歓声が起こる。ゆっくりとステージの階段を降りてくる姿だけで控えめに言ってぶち上がる。そんな上がったテンションを1曲目の「MORA MORA」でさらに引き上げていく。黒の衣装がわずかな紫を基調とした照明の中で引き立ち、存在感が増す。センターに立つユーキの鮮やかな青の髪色が目立つこと!それさえもひとつの演出のように見えてくる。メンバーの手拍子に合わせて、8号車たちも大きくクラップをし、オープニングとは思えない熱が会場に帯びていく。幕越しのステージは照明で赤く照らされ、始まったのは「KNOCK U DOWN」。メンバーはそれぞれステージ上段と下段に分かれ、ダイナミックに見せていく。ステージと客席にあるわずかな隔たり。なんとなくもどかしさを掻き立てられていくようでそれもまたたまらない。そして間髪入れずに「Beasty Spider」へ。火花が上がり、スクリーンにはトランプが映し出される。そのカードがくるくると裏返り、時折、メンバーの動きとシンクロ。ダンサー陣はそれぞれ短いがソロダンスで魅せていき、同時に豊かな表情に悲鳴にも似た歓声が上がる。イントロだけで歓声が上がったのは「Kiss Me Baby」。パフォーマンスとペンライトの動きが重なって行き、一体感が高まるのがわかる。シックで情熱的な楽曲で会場の心を掴んだところで、MCへ。自己紹介と共に、カイは「たくさんの愛を伝えたいと思います」と伝え、タクヤは「8号車の日ということでおめでとうございます。最高の1日にしましょう」と祝い、ハルは「みんな元気ですか!」と呼びかけ、「レッツエンジョイ!!」と雄叫びを上げるなど、9人それぞれがご挨拶。今日は生中継も行われているということで中継カメラに手を振り、画面の向こう側にいる8号車にも挨拶をしたあと、リョウガは「B9のアルバムを引っ提げてのツアーということですけど、8号車のみなさんと共により素晴らしいアルバムに、1曲1曲にしていきたいということですね、皆さんとね、本当にもう、今日しか味わえないこの貴重な時間を……過ごせる~?」と個性的なコール&レスポンスで次の楽曲へ行こうとするが、乗りきれず、「俺はダメだ、コール&レスポンスは向いていないようです。引きヲタニートには無理です」とアロハにバトンタッチ。アロハは「陽キャにやれ、と。そういうことだな!?」とニヤリ。しっかりと8号車とコール&レスポンス。盛り上げたところで「このまま走っていきましょう!」とアロハをセンターに、アロハのダンスから始まる「Winning Run」。先ほどまでとは打って変わって、陽気に盛り上げていく。センターに立つ場面が多いせいもあるかもしれないが、アロハの豊かな表情が際立つ。冒頭から8号車のペンライトが華麗に舞うのは「No.1」。No.1!という歌詞に合わせてメンバーと一緒に腕を振り上げていく。8号車のコールがかかり、さらに、ダンサー陣のソロダンスで圧倒したあと、息ぴったりな全員でのダンスとペンライトが揃い、高揚感が高まっていく。衣装でも魅せる超特急の世界観「8号車たち、マジで好き!」暗転すると、うっすらと、ステージ上のスクリーンには夜の町並みが浮かび上がる。メロウなBGMと共にしっとりとした空気が流れる中、まるで夜から朝へとかわっていく空の色を表したようなカラーのフォーマルな衣装でメンバーが現れ、「Thinking of you」へ。「みんなが笑う刹那」という歌詞と共にタクヤの表情が映し出され、優しい笑みが向けられたように、歌詞とメンバーのダンスと表情がよりマッチしており、思わず五感全てで受け取ろうとしてしまう。大きな月が一瞬浮かび上がり、消え、次はシャンデリアの下で「シャンディ」を。タカシとシューヤは腰を下ろして歌い上げ、ダンサー陣のダンスはキレを増していき、「Before Down」へ。ステージの背景が変わっていくとともに、このブロックだけで一つの物語を見ているかのようだ。ダンスがその世界観をより膨らませているのはもちろんのこと、タイプの違う声色を持つタカシとシューヤの力も大きいように感じる。大人な世界観をしっかり見せたあと、MCでリョウガがツアーで忘れられないこと、印象的なことがあったかとメンバーに尋ねると、「忘れられないなあ」と切り出したのはシューヤ。大阪のとき、会場から2組に分かれて車で新大阪まで移動したそうだが、マネージャーから「タクヤがいないんだけど、そっちに乗ってるか」という電話が。なんと、タクヤを会場においてきてしまったのだという。なんならいつもなら最初に車に乗り込んでいるというタクヤ、「一番先に乗ろうとしてたんですけど、真っ暗だったんですよね。置いていかれました」と、暗かったせいで気づかれなかったという。まさかの出来事にすぐに動画を回していたそうで、もしかすると、どこかでその様子が見られるかもしれない。そして、衣装についても。今回はカイとタカシが担当している。前半の衣装を担当していたカイはユーキを中心として組まれたセットリストが、夜から朝にかけて時間が経過していくのを感じさせられたことから考案。冒頭の黒の衣装から、「その次にまとうんだったら何色がいいんだろう、と話したときにやっぱり最初に着る衣装は8号車のピンクがいいんじゃないかなということで、この衣装にさせていただきました」と語った。タカシはこのあとに登場する衣装のため、多くは語れないとしつつも、「僕が愛している一つのアイテムがありまして、そのアイテムのイメージが今まで長くいろんな方に愛されているようなアイテムをベースにした衣装、そしてフォーマルな衣装っぽいものとは逆のよりパフォーマンスに映えるであろう服装、それぞれのメンバーに合ったものをセットリストを見させてもらいながら考えさせていただいて」と途中、顔に何かついていると指摘され、ハルとアロハに取ってもらうというくだりもありつつ解説をした。そしてタカシが担当したという爽やかさが感じられる衣装に着替え、まずはダンサー7人によるダンスパートで魅了。クールな曲で躍動したあと、「Typhoon」へ。力強い歌声とダンスで会場を揺らしていく。そしてこの楽曲の見どころはダンサー陣のラップパートがあるところ。超特急としてのさらなる奥行きの深さを見せてくれる楽曲だ。壮大なイントロから始まる「NEW WORLD」でダイナミックにステージを使ってパフォーマンスをし、そこから一気に「Summer love」で爽やかな風を吹かせる。青空の映像をバックにポップなダンスが映えるし、くるくると変わるそれぞれの表情を見ているだけでも頬が緩む。夏の太陽のように激しい照明で会場を照らしたあとは、キュートに「ラキラキ」。ウキウキするような振り付けに、超特急のエンタメ性がぎゅっと詰まっているような楽曲だ。8号車もよりご機嫌にコールをし、ペンライトを振り上げる。しかし、曲のラスト、センターでくるくると回るハルにリョウガが「長ーい!」と言ったところから空気がグッと変わる。目をギラギラとさせたリョウガがセンターに立つ。次の言葉を待っていると時折焦らしつつも「これだけはお前に言っていいか、正直に言う。8号車たち……マジで好き。好きで好きでたまらんよ!」と言い、8号車を痺れさせる。リョウガの言葉に8号車の心がひとつになったところで、「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ〜るど」へ。そして、メンバーは客席へと降り、さらに会場を盛り上げていく。8号車に向けて優しい笑顔を見せているのはもちろんのこと、メンバー同士、すれ違う様子も仲の良さが伺える。すれ違い様にガシッと抱きあうカイとリョウガが印象的だった。ガッツリとテンションが上がり、そのままの勢いで「超えてアバンチュール」でライブの激しさが増し、8号車のペンライト捌きにもキレが増していく。「一年が経ちました。最高の仲間です」とリョウガの言葉と共に「a kind of love」。Eのポーズを取る8号車が後ろから見ていても楽しそうなのが分かるし、そしてもちろんステージ上の9人はとびきり楽しそうで、これがこの1年間で超特急が築き上げてきたものなのだろうということがわかる。さらに「もっともっと熱くなれますか!ここにいる全8号車、俺たちに声を聞かせてくれ」とタカシが呼びかけると8号車が応え、「fanfare」のフレーズを響かせる。シューヤが「ツアーファイナル行くぞ」と叫び、銀テープが舞い、ラストスパートがかかる。花火がスクリーンに打ち上がり、火花が上がり、高らかにファンファーレを奏でる。ユーキは「8号車おめでとう!」と絶叫し、タカシのロングトーンが響き渡り、幸せの音と声が会場を満たす。「本当に今日は楽しかった。8号車の皆さんと一緒に迎えられて幸せです。これからも一緒に歩いていきましょう」とユーキが挨拶し、本編最後の曲は「Together As One」へ。階段に輪になるようにして腰をおろし、その中心にカイが座る。それからステージ上段でダンサーがダンスソロを見せ、タカシとシューヤがステージ下段で2人並んで歌声を届ける。そして9人の振りに合わせてペンライトが動く。会場がひとつになっていることが感じられるような瞬間で、とても美しい。目を潤ませるメンバーもいたが、それぞれ笑顔を見せ、嬉しそうに肩を組んでいるメンバーの様子にも和む。超特急が9人になった1年前。それぞれが伝える今の思い優しい空気の中、本編を終えたが、すぐに手拍子と共に、「超特急」という大きなコールがかかる。次第に大きくなっていくコールの中、「ここからもっと夏を楽しんじゃおうぜ」というユーキの言葉と共にアンコール1曲目「浮つきWAVES」を客席からスタート。熱狂する客席で、メンバーはタオルを回し、8号車はペンライトを回し、コールをし、「浮ついていく」。そして、最後はアロハのリードで会場全体で波を作っていく。「浮ついたねー」と口々に言いつつ、メンバーから一言ずつ今の気持ちが伝えられた。新体制になって丸一年ということで、まずは二桁号車から。トップバッターはシューヤ。「去年の1年前」と切り出し、メンバーから「それは2年前になっちゃう」「おととしになっちゃうから」とツッコミを受けたあと、「一昨年の次の年、今から行ったら去年ですね」とはにかみながら言い直し、ステージ後方を見て「そこら辺からですか。金髪野郎が出てきまして。リョウガくんに名前を呼ばれて、そこに立ちました。皆さん覚えてますか?僕は今でも鮮明に覚えてるんですけど、裏で緊張しながら、4人で手を繋ぎながら待っていたあの時間だったり、名前を呼ばれた瞬間だったりとか、この景色は本当に多分ずっと忘れることはないなと思う景色でした。そして、こうやって1年。超特急として活動してきて、本当にたくさんのことを経験させてもらって、今までの自分だったら立てないようなステージにいきなり立って、こんなたくさんの8号車の前でパフォーマンスするようになって、本当に1ボーカリストとして本当に嬉しい楽しい1年でした」と振り返ったあと、ほんの少し言葉を詰まらせる。「僕は一度……音楽の道を歌って踊ることをやめようと……決めていたんですけど、それだけ人生をかけてやっていたし、大切な仲間もいたので、もうやらないなと思ってたんですけど、番組でタカシくんの言葉を聞いて、このグループに入って歌いたいなと。あのとき言った言葉は嘘ではないし、今でも変わってません。あのときは、あんなに好きなメンバーは他にできないだろうな、あんなに楽しいライブはできないなと思ってたんですけど。B9を通して、何か超えられるんじゃないかなって思うようになって、今は本当に幸せな日々を送らせていただいてます。この幸せを、ファンのみんなと、そしてメンバーとずっとずっとこの先も一緒に感じていたいと思っていますので僕たちの夢である……あっちの方ですかね」と遠く指さすシューヤ。東京ドームだろう。リョウガにツッコミを受けながらも、「場所までわかんないけど、ついてきてください!」と笑顔で締めくくった。マサヒロは上京してきたころからを回顧。「6年前ですね、山口から東京に上京するって決めて、周りには正直ダンスをするとは言えずに、東京に行くよ、と言ってたんですけど、それでも結構周りからはいろんなことを言われました。普通に大学行きなさいとか、いい就職先につきなさいとか。でも僕は自分自身が目標を達成できる自信があったし、ダンスが好きな気持ちは、本当に強かったので、自分の気持ちだけを信じて、上京してきたんですけども、こうやって6年後、このステージに今立って、これだけのお客さんの前で、大好きなダンスを踊って、笑顔を届けられて、僕は本当に今幸せです。今日、両親が来てますけども……本当に、ありがとうと伝えたいです」と涙をにじませながら言うと、客席からは大きな拍手が起こった。そして強い視線で続ける。「これから超特急はさらに大きいステージに立ちたいと思ってます。正直このままでは、無理だと思います。今後大きく変化して、進化して、成長するべきだと思ってます。僕自身、大好きなダンスをもっと極めて、さらにこの9人をパワーアップさせられるように、ダンスの面で引っ張っていきたいと思います」アロハは、自身が持っていたある目標について。「去年はいろんなものをまず吸収するっていうものを目標に活動していました。けど、もう一つ、実は裏の目標としてあったのが自分のダンススタイルを捨てるということ。まず新しい自分を発見するということ。お気づきの方もいると思うんですけど、僕のダンスはすごくクセが強くて、悪目立ちすることが多いんですよ。超特急ってすごく揃ってるし、基盤というものを作らなきゃいけないということで、超特急募のオーディションでも言われたことがありました。ずっとダンスばっかりしていたからこそ悔しかったし、その途中でいろいろ怪我をして、体の癖もついちゃったり、いろいろあったんですけど、この間、毎回ダメだしみたいのがあるんですけど、ユーキくんに『アロハ、あんま注意されなくなったね』って言われたのがめちゃくちゃ嬉しくて。裏の目標は自分なりに達成しつつあるのかなって思います。ただ、まだ本気出せないです。正直。全然まだ残してるし、俺の本性をまだ正直見せられてないというか」会場からはわずかに笑いが起こったが、一桁号車が大丈夫、伝わってる、と声をかける。そして「本当の僕を出せてないですよ。2年目は、自分と超特急をうまく中和できるように頑張りたいと思います」と決意を新たにした。ハルは「いや1年って早いっすね。だって365日っすよ。感慨深いですよね。みんなどう思う? 3人の感想を聞いて、考えてたこと全部飛んじゃって。みんないいこと言いすぎじゃないですか。俺言うことなくなっちゃったんで」と言うが、かぶっても大丈夫と声をかけられ、言葉を続けた。「ちょうど1年前に見た景色は5色だったのが、今は9色として、8号車のピンクも入れて10色なんですけど、すごく綺麗だなって毎回ライブするたびに思いますし、みんなの笑顔がすごく素敵なんですよね。このツアーを重ねていくごとに、メンバーの仲も深まりますし、楽しいツアーになったなと思うんですけど、みんなの一つ一つの笑顔が全国で見られて本当によかったなって、思って……」そして声を詰まらせ、「最近、すっごく体力面と精神面ですごいきつかったんですけど、メンバーのみんなが支えてくれて。この88のリハも本当に参加できなくて、申し訳なさと大丈夫かなっていう不安があったんですけど。もうほんとに直前も逃げ出したいぐらい、不安だったんですけど、みんな優しくて、いつも通り接してくれるから……すごくリラックスしてこのステージに立てたというか。この8人がいなかったら本当にここまで来れてないですし、この年でこんないい経験をさせてもらうことなんて滅多にないと思うので本当にこの8人感謝してますし、ここにいる8号車の皆さん、そして配信を見てくださった8号車のみなさん全員に感謝しています」と思いの丈を伝えた。二桁号車に優しいツッコミとフォローを入れていた一桁号車はカイから。9人体制になって1年であることにも触れつつ、この3年について振り返った。「今回のツアーから声出しが解禁になりまして、8号車のみんなの声が聞けたことがすごく嬉しかったですし、この声も聞けなかった3年間が、あんまりこういう言葉は口にしたくないですけど……すごくしんどかったしつらかったし。配信でのライブっていうのは、どれだけ大きなところで、それこそもう、アリーナ規模のところでやっても客席は真っ暗だし、みんなのペンライトがあることが支えになっているな、と感じる」と静かに語った。そして「こないだとある人とお話をさせていただいたんですけど、その人は超特急が声出しできなくなってから出会って、イブを見ていて。それでもすごいねって言ってくれたんだけど、この間、声出しのライブを見て、もっとすごいねって言ってくれたのがすごく誇らしくて。8号車のみなさんは僕にとっての誇りですし、逆に誇りと思ってもらえるような活動をこれからも続けなければいけないなと思っています。もう3年前のような思いもしたくないので……。うーん、あまりうまい言葉が浮かんできませんけれども、3年前の自分に生きてるぞと伝えたいです」カイの言葉に、小さく悲鳴にも似た声が上がると、「大丈夫だよ、ありがとう」と優しい笑顔を見せ「これからも、超特急を、僕を信じててほしいなと思います」と伝えた。タクヤは「ちょうどね、1年前の今日この会場でライブをして、4人が加入してくれて。今日8号車の日で、加入して1周年記念日ということで。去年と今年同じ楽屋だったんですけど、去年は5人と4人に席がわかれてたんですよね。でも今年、楽屋に入ったらメンバーがみんなぐちゃぐちゃになって座っていて、わちゃわちゃしてる光景を見て、幸せだなってすごく思いました。そういう些細な幸せにメンバーといると気付かされるというか、とても嬉しいな、という気持ちになりました。この1年、発表してからいろんなことがあったし、きっと多分、ね、下車というか、……言葉が難しいですけど、っていう方もいらっしゃると思うんですけども。今日会場に来てくれくれた8号車の皆さんもそうですし、配信をご覧の皆さんも、信じてついてきてくれてありがとうございます」ユーキはすごく濃厚な1年だったと振り返り、「時間は限りあるので、そういった中でやっぱり、僕、超特急というものが夢なので」と語り、「次の1年、またさらに濃い1年になるとは思うんですけど、来年、8号車の皆さんがシンプルに超特急に覚悟しとけというぐらい、めちゃくちゃ多分もう分厚い、分厚い辞書ぐらいの1年にしたいと思っているので。その1ページに、なるべくここにいるみなさん、配信を見てくださってるみなさんが、一緒に刻まれるような、本当に濃い1年過ごせたらいいなとすごく思っています。もうやることは明確に見えてるので、その未来に向かって、今ここにいる8号車のみなさんと、お仕事してる、勉強している、配信を見ているいろんな8号車のみなさんがいると思うんですけど、その皆さんと一緒に最高の夢をつかみ取りに行きたいなと思ってるので、これからもぜひとも応援よろしくお願いします」と熱い思いをぶつけた。タカシは「本当にこの1年は短く感じるかな、と思ったけど、いろいろ経験することもあったし、新しい挑戦や過酷な試練がある中で、本当に濃い1年だったな、と思います」と回顧。「僕自身も、1人のボーカリストとして、もちろん今でも思ってますけど、現状維持はダメだなって思う時期がいっぱいあったし、ずっと右肩上がりしていくのが超特急だなって僕は思ってるんで。だからやっぱこの流れは絶対変えちゃいけないな、と思うこともあったし。でもその中で、もうこんなにも、最強なそして最高なメンバーに出会えることができたのが、本当に僕はもう奇跡やな、と」そして、メンバーの可能性にも言及しつつ、「もっと自分は、野心を持って、もっと笑顔だったり、いろんな感情を共有できるような人になりたいとこのツアーを通して、この1年間を通して、思いました」。さらに9人という今の超特急について、「1人で抱えることって、ときにはすごくつらいこともあるだろうし、しんどくなって、もう嫌やなって思うこともあるとは思うけど、そういう気持ちに負けずにただただ自分の思っていること、そしてこうやって応援してくださってる8号車のみんなの笑顔を思って走り続けていくとこんなにも素敵な出会いがあるんやなって思ったし、1人で抱えていたものを、9等分するとすごく気持ちが軽くなるな、と思った1年。でも、この先ももっと大きな、大きな未来。そしてまだ出会えてない、これから出会う8号車のみんなにも超特急ってこんなにすごいんやぞ、こんなにもたくさんの音楽できるやつでこんな曲もできるんやぞっていうのを伝えていけるような、メンバーでいれたらいいな、と思いました」。ラストはリョウガ。「今回もね最後に話させていただくんですけども、今までもねずっとリーダーだからという理由だと思うんですけども。最後にね、オチという形でですね、非常に面白いこと言って、爆笑をかっさらってきたんですけれど、今日はね88っていうこともございますしね。そして新体制になってね、ちょうど1年っていう特別な日でもございます。そしていつも、両親にもですね、長いグダグダ、簡潔にというふうにですね。今回は何か、深いような、かっこいい一言バーン言うて終わりたいと思います」と言い、8号車が「おーっ!」と声を上げ期待をあおる。リョウガの言葉は本当にシンプルだった。「僕たちを僕たちでいさせてくれて、ありがとう」そのあと、前方角に向けて同じ言葉を伝えようとし、カイに止められる場面も。しかし、その言葉はしっかりと8号車の心に刺さったに違いない。まだまだ続くWアンコールしっかりと9人からの想いが伝えられたところで、シューヤが可愛く「思い出作りたくない?」と提案。さらに「超特急の夏の曲と言えば?」と問いかけ、たくさんある!とツッコまれつつも、「サマラブをみんなで歌いませんか!」ということで再び「Summer love」で弾け、さらに客席をバックにそのパフォーマンスの様子を撮影していく(この様子はSNSで配信)。そしてラストはタクヤ「ここからもっとあげていく準備はいいですか。大好きだぜ!」と最新曲「Call My Name」で締めくくった。が、今日はこれで終わらない。1回目よりも大きな超特急コールに応えてWアンコールが。「みなさんとこの先一緒に、まだまだ最高の夢を、この最高のメンバーと一緒に走っていきたいと思います!みんなこの曲やらなきゃダメだよ!」とユーキがいい、カイが「gr8est journey」とタイトルをコール。今の超特急の始まりの曲を全力でやりきり、ラスト、タクヤが中心で8人を呼び、ぎゅっと中心に集まる様子が心温まる。本当に最後の曲を前に口を開いたのはタカシ。「僕たちは、ちょうど1年前に5人から9人になりました。当時はいろんな感情が入り乱れたライブステージになっていたと思うんですが、今披露させていただいた『gr8est journey』のように、去年の今頃の僕たちと、そして今の僕たちは、圧倒的に違う大きな差があって。本当にこのライブ、そしてツアーを通して、曇り一つもない素晴らしいライブパフォーマンスができたなと自分たちは強く思っています。この先の人生、何が起きるかわからないことって、山ほどあると思うんですよ。いろんな感情にもなるし、不安だったり、葛藤だったり、あると思うんですけど、でもそういった感情でさえも共有して笑顔に変える場所が、ここにあるんやなと思うと改めて僕たちって、最高に幸せ者やなっていうふうに思います。この先、何が起こるかわからへんって言ったけど、一つだけ断言できることがあります。それは、僕たち超特急は必ず、絶対に、ドーム以上の規模でさえも圧巻させるようなアーティストになれるなと。8号車と、これからも強い夢を持って走り続けていける、そんな最強のグループになれるなって強く今でも思ってます。そんな僕たちのいろんな感情にさせてしまうような、そんな超特急の音楽をこれからもみんなと一緒に奏でていけたらいいなっていうふうに思ってます」そうして8号車に届けられたのは「君と奏で」スクリーンにはメンバーの写真とそれぞれの文字で書かれた歌詞が映し出される。ツアーファイナルまでをたどるかのような映像が、今、パフォーマンスをする9人と重なり、満ちていく多幸感。涙も滲ませつつも、それぞれが笑顔で8号車に感謝と再会を誓い、終えた8号車の日。終演直後には、年末にアリーナ公演が行われることが発表され、最後の最後まで8号車を喜ばせた超特急。5人が、4人と5人になって、9人になった。9人がまたどんな光景を見せてくれたのか。でも、その道のりさえもきっと「happy days」に違いない。取材・文:ふくだりょうこ撮影:米山三郎
2023年08月09日東武鉄道は、特急スペーシアの新型車両 N100系「スペーシア X(SPACIA X)」を2023年7月15日(土)より運行する。特急スペーシアの新型車両(N100系)「スペーシア X」運行“東武特急と言えばスペーシア”というほど、日光・鬼怒川エリアへの代名詞として長年愛されてきた「特急スペーシア」。新型車両「スペーシア X」はその伝統を継承した、より上質なフラグシップ特急として、“進化したスペーシア”として、人々の心に刻まれる新たな旅を提供する。なお、導入路線は、東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線、浅草~東武日光・鬼怒川温泉駅間。6両固定編成で、212席を用意している。江戸文化の組子や竹編み細工を現代的に取り入れて車両デザインは、現行スペーシアのフォルムを現代に進化させており、カラーリングは日光東照宮陽明門・唐門・御本社に塗られた「胡粉(ごふん)」の白を彷彿とさせる高貴な白をイメージしている。また、窓枠は鹿沼に伝わる組子や、竹編み細工といった江戸の手仕事を思わせる工芸品のような佇まいだ。シートは6つのバリエーションを用意車両内には6種類のシートを完備。スタンダードシートと言ってもその座り心地は、これまでの特急とは一線を画すもの。各座席の背面には、ノートパソコンを広げることができる大型の跳ね上げ式テーブルとコンセント、ドリンクホルダーも装備している。1号車に設置されたコックピットスイートは、プライベートジェットをイメージした高級感ある設えの“走るスイートルーム”。日光方面から浅草方面に行く際は、先頭でしか味わえない風景をダイナミックに眺めることができる。1人あたりプラス200円という料金で、カフェラウンジのようにドリンクやスイーツを楽しめるコックピットラウンジもおすすめ。現存する日本最古のリゾートホテル「日光金谷ホテル」や大使館別荘などをモチーフとする、気品高く落ち着きのある空間で、流れゆく車窓を見ながら旅への期待感を高められる。その他、ラグジュアリーな移動を実現するプレミアムシートや、カジュアルにプライベート空間を確保できるボックスシート、伝統的なスペーシアの個室をアップデートしたコンパートメントも展開される。カフェカウンターも設置カフェカウンターも設置されており、“ここでしか出会えない”五感で楽しむ商品を導入していく。日光・鬼怒川エリア旅行のお土産としてもおすすめだ。池袋東武で「スペーシア X」の運行記念イベント池袋東武では、「スペーシア X」の運行を記念して様々なイベントを開催。例えば、「スペーシア X運行記念 東武沿線と地域の食と工芸展」では、「スペーシア X」が運行する浅草から東武日光まで、人気観光地からおすすめする食や工芸品を紹介する。また、かけ紙つきのお弁当を約20店舗からラインナップ。群馬県産の麦豚、上州牛を使用した「上州牛 牛とん弁当」や、ウニをぎっしりと敷き詰めた「うに弁」など、約20店舗「スペーシア X」運行記念かけ紙をつけて販売する。そのほか、プレミアムシートの座席着席体験や、「スペーシア X」関連商品の先行販売も実施する。【詳細】「スペーシア X(SPACIA X)」運行開始日:2023年7月15日(土)運行区間:東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線、浅草~東武日光・鬼怒川温泉駅間運行ダイヤ:毎日2~4往復(予定)※4往復の運行日は週末を中心に設定予定。※より詳細な運行計画は公式HPを確認。■料金・スタンダードシートスペーシア X 1,940円プレミアムシート 2,520円・コックピットラウンジ(1人・2人・4人用)スペーシア X 200円/1人用、400円/2人用、800円/4人用・ボックスシート(2人定員) 400円/室・コンパートメント(4人定員) 6,040円/室・コックピットスイート(7人定員) 12,180円■東武池袋での記念イベント「スペーシア X運行記念 東武沿線と地域の食と工芸展」期間:2023年7月12日(水)~7月18日(火)場所:東武百貨店 池袋本店 8階催事場営業時間:10:00~19:00※イートインは閉場30分前がラストオーダー店舗数:約50店舗(初出店12店/実演14店)・プレミアムシート座席着席体験開催日:7月15日(土) 10::00~16:00
2023年07月14日曲ごとにセンターが変わる高いエンタテイメント性、驚きに満ちた自在なダンスフォーメーションで話題沸騰中のメインダンサー&バックボーカルグループ、超特急。結成10年を迎えた2022年に新メンバー4名が加入し、新体制の9名に!更なる進化を遂げた彼らが、新体制後初となるフルアルバム『B9』を引っ提げ、5/27より全国ツアーをスタート。MUSIC ON! TV(エムオン!)では、8号車(超特急のファンネーム)にとって特別な日である8月8日「8号車の日」に東京・東京ガーデンシアターで開催されるツアーファイナル「BULLET TRAIN Spring Tour 2023『B9 Unlimited』8号車の日」の模様を独占生中継!彼らと8号車との一体感溢れるライブパフォーマンスは必見!■■番組情報■■<番組名>独占生中継! M-ON! LIVE 超特急 「BULLET TRAIN Spring Tour 2023『B9 Unlimited』8号車の日」<放送日時>8/8(火)18:30~21:30\プレゼントキャンペーン実施決定!/この放送を記念して、期間中にスカパー!サービスでエムオン!単チャンネルを新規ご契約いただき、キャンペーンにご応募いただいたお客様全員に、今回のライブ写真を使用した「超特急×MUSIC ON! TV(エムオン!)オリジナルクリアポスター」をプレゼント。抽選で5 名様には、メンバー全員の直筆サイン入りが当たるチャンスも!▼本キャンペーンに関する詳細は、こちらをご覧ください 以上MUSIC ON! TV(エムオン!)は、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりTVなどでご覧いただける音楽チャンネルです。詳しくは、MUSIC ON! TV(エムオン!)公式サイト( )まで。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月10日「女神の教室~リーガル青春白書~」も記憶に新しい前田拳太郎と、ダンスボーカルユニット「超特急」の柏木悠が共演、人気コミック「君には届かない。」がTBS深夜ドラマ枠・ドラマストリームでドラマ化されることが決まった。深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で9月から放送する「君には届かない。」を放送。累計発行部数40万部を突破した、みかによる同名コミック原作の“ぴゅあキュンボーイズラブストーリー”。幼なじみの相反する2人が惹かれ合うも伝えられないもどかしさと葛藤を繊細なタッチで描いていく。スタイル抜群で成績優秀、女子の憧れの的である高校生・ヤマト役を前田拳太郎が、成績はイマイチの明るい平凡な高校生・カケル役を「超特急」の柏木悠がW主演で演じる。前田さんは「仮面ライダーリバイス」で連続ドラマ初主演、その後『劇場版 美しい彼~eternal~』に出演し、月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」にレギュラー出演するなど、いま最も勢いのある若手俳優のひとり。また、柏木さんは2022年8月に「超特急」に加入したばかりで、グループ最年少の期待の新人。2人ともTBSドラマ初出演にして初主演となる。■あらすじ幼馴染みのヤマト(前田拳太郎)とカケル(柏木悠)。ヤマトは容姿端麗、成績抜群でよく女の子に呼び出されては告白されていた。一方のカケルは、成績はイマイチだけど明るく平凡。クラスの友達からはどうして一緒にいるのか不思議だと言われるけれど、2人は小さなころから一緒で、ヤマトはカケルを心配して補習にもいつも律儀に付き合っている。確かにヤマトは無愛想で人見知りで口下手で話しにくいかもしれないけど、ヤマトの良さをみんなに知ってほしいとカケルは日々思っていた。そんなある日、告白を断ってばかりのヤマトに、もしかして好きな人でもいるのかとカケルが聞くと、ヤマトは「…カケル」とだけつぶやき…!?カケルはまさか自分のことではないだろうと返事をするが、ヤマトにしてみたらそれは精一杯の告白だった。そんな、カケルには届かないヤマトの気持ちが向かう先は――。ドラマストリーム「君には届かない。」は9月放送、配信スタート予定。(text:cinemacafe.net)
2023年04月24日超特急が、Music Video「Call My Name -ホスト相続しちゃいました 主題歌ver.」を公開した。「Call My Name」は、カンテレ・フジテレビ系4月クールの新ドラマ枠・火ドラ★イレブン『ホスト相続しちゃいました』の主題歌。桜井ユキ演じる久美子がホストクラブのオーナーをしていく中で、本来の自分自身を取り戻し、夢や希望に向かって走り出していく、そんなドラマストーリーに寄り添った楽曲で、ドラマの舞台がホストクラブということもあり、シャンパンコールの要素も盛り込まれている。公開されたMVは、ドラマ内で使用されているホストクラブにて撮影。「もしも超特急メンバーがキャストとして働くホストクラブがあったら」をテーマに制作された映像で、パワパフボーイズが振り付けを担当したキャッチーなダンスが見どころとなっている。超特急「Call My Name -ホスト相続しちゃいました 主題歌ver.」MV<番組情報>火ドラ★イレブン『ホスト相続しちゃいました』毎週火曜よる11:00~11:30 カンテレ・フジテレビ系全国ネットで放送中【出演】桜井ユキ三浦翔平八木勇征(FANTASTICS)志田彩良宮世琉弥鈴木ゆうか笠原秀幸坂口涼太郎/兼近大樹(EXIT)/杉本哲太ドラマ公式サイト:超特急 公式サイト:
2023年04月19日超特急やM!LK、SUPER★DRAGONなど、数多くの人気ボーイズグループを輩出している若手アーティスト集団・EBiDANが、ライブイベント『EBiDAN THE LIVE UNIVERS 2023』を8月11日(金・祝)・12日(土) に国立代々木競技場 第一体育館で開催することが決定した。2013年にスタートした『EBiDAN THE LIVE』(通称『エビライ』)は、所属アーティストが一堂に会する毎年恒例のイベント。年を経るごとに規模を拡大し、2019年には幕張メッセで2デイズにわたり行われながらも、2020年と2021年はコロナ禍のため公演見送りに。3年ぶりの開催となった昨年の『エビライ』は、2011年の結成以来EBiDANを牽引してきたDISH//の卒業公演ともなり、世代交代とEBiDANの新たな未来を印象づけた。史上最大規模となる3公演が行われる今年は、初日公演に「Love & Communication」、2日目の1部公演に「Love & Cool」、2部公演に「Love & Sweet」と、それぞれに異なるテーマが設定。当然3公演で異なる構成、セットリストとなることが見込まれるうえ、すべての公演テーマに“Love”が含まれているのが見逃せないポイントとなっている。<公演情報>『EBiDAN THE LIVE UNIVERS 2023』会場:国立代々木競技場 第一体育館8月11日(金・祝) 「Day 1 Love & Communication」開場17:00 / 開演 18:008月12日(土) 「Day 2-1部 Love & Cool」開場11:30 / 開演12:308月12日(土) 「Day 2-2部 Love & Sweet」開場17:00 / 開演 18:00【出演】超特急 / M!LK / SUPER★DRAGON / さくらしめじ / ONE Nʼ ONLY / 原因は自分にある。 / BUDDiiS / and more……【チケット料金】指定席/ファミリー席:11,000円(税込)【注意事項】※3歳以上はチケットが必要となります。※3歳未満のお子様は大人1名につき1名まで膝上に限り無料。ただし、お席が必要な場合はチケットが必要です。【ファミリー席注意事項】※ファミリー席では大人の方もお子様も着席で鑑賞していただきます。※立ってのご鑑賞は禁止とさせていただきます。※中学生以下のお子様1名以上が必ず同席して頂く事が条件のお席となります。※会場の構造上通路を挟んだ席等になる場合がございます。※ファミリー席エリアでは、係員からお客様のご年齢をお聞きする場合がございます。※ご来場の際はご来場者全員でご一緒にご入場ください。公演特設サイト:
2023年04月06日3月22日にアルバム『B9』をリリースするメインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」。9人の新体制となり、新しい超特急の魅力が爆発したアルバムのボーカル、タカシさんとシューヤさんに超特急のバックボーカルとしての今の思いを伺いました。阿吽の呼吸になりつつあるバックボーカル――アルバム『B9』について、ボーカル面において、タカシさんとシューヤさんにじっくりとお話をお伺いできればな、と思います。『宇宙ドライブ』以降、Re-ver.を経て、今回のアルバムだと思うんですけど、レコーディングを重ねていく中でお2人の変化についてはいかがですか。タカシそれこそ『宇宙ドライブ』のときと比べると、やっぱり自分たちの中である程度、レコーディングに向けての流れは決まってきました。それまではちょっと板についてない感じとか、どうやるのが自分たちにとってやりやすいのか探りながらやっていたのを、アルバムでは綺麗な流れで仕上げまでできるようになってきたというか。まずそこは一つの変化ではあるのかな、と思います。シューヤ本当に数も数で慣れてきたというところがお互いあって。お互いのやり方じゃないですけど、どういうふうに合わせてやっていけば、合わせやすいな、だったりとか。最初の頃と比べれば、阿吽の呼吸じゃないですけど、そんな感じで今はできてるな、というのはあります。――レコ―ディングを重ねていく中でどんどんすり合わされていく感じなんですね。タカシやっぱりユニゾンでやるには本当にすり合わせ命だと思っているので。僕もそうですけど、シューくんから教えてもらうことも本当にたくさんありますし。それこそ、レコーディング当日にいろいろ曲に対して、せめてサビだけはこういうふうに歌おうとか、ここで切ろうとか。っていうのは統一するようにはしてますね。――さっき、合わせていく、というワードが出ましたが、具体的にどういうふうにすり合わせはされているんでしょうか。シューヤ2人の歌い方をどっちがいいのか、2人で話し合って決めることが多くて。だから僕はこう歌おう、と思っていたけど、タカシくんのを聴いて「やっぱりこっちだね」ってなったりとか。逆もしかりですけど、そういう感じで、本当に自分たちの中で歌い方、切り方、ここでブレス取るとか、譜割りもそうですし、ちょっと食ったりとか、そういうところまでユニゾンって合わせなきゃダメだと思ってるので。そういうところはもちろんちゃんと合わせるんですけど、各々自分で歌ってるところは自分の色を出すために、そんなに合わせないという形で歌っていますね。濃密なレコ―ディング期間――今回のアルバムについてなんですけど、一番苦戦した曲というところをまずお聞きしたいです。タカシもちろんそれぞれの曲、本当に苦戦したところいっぱいあります。意外に、というところで言うと、アルバムの通常盤に入ってる『君と、奏で』。この曲の2Aメロの「それも人生だって 笑ってたい」という箇所があるんですけど、その「笑っていたい」のリズム。あんまり具体的には言えないですけど、思ってたよりも難しいというか。そのテンポがちょっと食い気味なのかな?シューヤうん。タカシテンポでそこがいきなりぐんと何かイレギュラーなものが入ってくる感じがすごくて。レコーディングのときに想定してたよりも苦戦して、時間がかかっちゃいましたね。――一番時間がかかったのが『君と、奏で』ですか?タカシいやそれは本当にピンポイントだったので。一番時間かかったとなると、『KNOCK U DOWN』とか。コーラスも含めて、録る数も多かったんで『KNOCK U DOWN』は群を抜いて時間がかかりましたね。あとは日数になってくると、『MORA MORA』に関しては1回レコーディングしたんですけど、少し納得いかない部分もあってもう1回録り直したいなって、チームの皆さんとも話し合って、録り直しました。結果、全部時間かかってますね。――全体でどれぐらいの期間だったんですか?タカシどれくらいだったかな。でもタイに行くまでに(JAPAN EXPO THAILAND 2023.)全部録り切ったから……丸々約1ヶ月ぐらいはかかったかな。毎日のようにレコーディングはしていたので、結構凝縮はしてましたけど。――超特急さん自体がその期間お忙しいですもんね。タカシそうなんですよね、ありがたいことにいろいろイベントも呼んでいただいたり、ということもあるので、そのリハーサルだったり、振り付けの合間を縫って、やらせていただいたりということもしばしばありましたね。――シューヤさんは一番苦戦した曲についてはいかがですか。シューヤ『Typhoon』ですかね。曲がめちゃめちゃ速いんですよ。超特急の曲って、僕が入ってから今までラップというラップがそんなになかったんですけど、今回のアルバム全体を通して、ラップ調といいますか、そういう楽曲が多いんです。その中でも一番高速なのが『Typhoon』で。そこを粒立てるのが自分なりになかなか苦戦はしましたね。タイトなスケジュールではあるので、本当に毎日レコーディングだったんですよね。3日間やって1日他のお仕事をさせていただいて、また3日間とかレコ―ディング、とか。楽曲も本当にギリギリまでより良いものを作ってくださっていたので、僕たちにおりてくるのが1日前とかなんですよ。――えーっ!シューヤそれが結構続いてたので、練習するとなっても前日の夜に聴いてレコーディングという形になるんです。2人で前もって練習はあんまりできないんですけど、レコーディング前に早めに集まって、2人で歌うのが毎回の流れになっていましたね。その中でも『Typhoon』は速いので慣れるまでに時間がかかりました。――タカシさんは『Typhoon』についてはいかがですか?タカシ今回のテーマはCool & Stylishなんですけど、他の楽曲と比べたらワイルドな要素もあったりするので、これは自分の何か今持ってる引き出しの中でも、このアルバムでは出してないものを出す必要性があるな、って思いました。他の曲とかぶらないように、違った味つけにしようという感じで挑んではいましたね。でもラップ、基本的に早口言葉は僕もすごく苦手ではあるんですけど、1回そう思っちゃうと僕もなかなか抜け出せなくなっちゃうので。毎回、毎回レコーディングは『Typhoon』だけに限らないですけど、自信満々で行くようにはしてますね(笑)。――ライブで歌うのが楽しみな曲はあります?タカシどの曲もすごい甲乙つけがたいんですけど『Typhoon』はそれこそライブ曲になるんじゃないかなと思いますね。それこそダンサーのみんなもわりとがっつりラップに参加してくれてますし、見せ方がなんかおもろい感じになりそうやな、っていう。シューヤそうですね、『Typhoon』もそうですけど、一つだけなのであれば『君と、奏で』が何か見えるな、というのはありますね。激しい曲ではなくて、8号車に向けて、メッセージ性のある曲でもありますし、みんなで手を振ってる絵が見えるので。どうなるかわからないですけど、そういうビジョンが一番見える曲ではあるなとは思いますし、歌で見せられる曲というか、伝えられる曲だな、というのはあります。アリーナツアー前は「ナイーブになった」(シューヤ)――シューヤさんは加入されて半年強になります。ここまで感じた壁や、それをどうやって乗り越えたか、というところはお聞きしたいな、と思うんですけど、アリーナツアーあたりはやっぱり大変だったのかな、という印象はありますが。シューヤ大変でしたね!――すごい、カラッとされてる(笑)。シューヤ全曲知っているわけではないので、歌詞も23曲ぐらい?覚えなくちゃいけないし。歌詞、曲を覚えて、振りを覚えて、構成を覚えてってなるとさすがにちょっと……僕も今まで経験はあったんですけど、それを超える凄まじさがありました。でも1回ちょっと立ちくらみする時期があって。その時もタカシくんに相談したら、優しい言葉で励ましてくれて乗り越えたっていうのはありますね。――体力とかメンタル面といったところなんでしょうか?シューヤそういうのは別にないんですけど、ただ単に覚えるのがすごかったな、って。僕はメンタルと体力は強い方なので。――それでもちょっとしんどいなってなるぐらい。シューヤナイーブになりましたね。やっぱ覚えられない。歌詞も20何曲も一気にだと、さすがに入らないし。やばい、どうしようっていうのがすごくあったので、それが一番大変でしたね。――そこを乗り越えてちょっと楽になったというのはありますか。シューヤあります。――今は気持ち的にはどうですか。シューヤハイです!――素晴らしい!(笑)シューヤ(笑)。これからツアーがありますし、新曲はどの曲をやるかまだわからないんですけど……ほぼパフォーマンスすると思うので、これからがまた同じような感じになるんじゃないかなとは思ってます(笑)でもすごく楽しみというか。また全く違うライブができるんじゃないかな、と。――タカシさんは、今回のシューヤさんのような状態のときの寄り添い方はご自身の経験を踏まえて、というところがあるんですか?タカシそうですね。それこそ自分も同じような状況になったことももちろんあるし、あとは予期せぬことが起きたりとかしたときに、どうやったら自分は耐えられるのか、乗り越えるのか、みたいな場面って、あんまりいうのもあれですけど、結構あったので。そういうときは少しでも心が軽くなると、かなり救われる感覚には僕もなったことがあるので。それぐらいですけど。このメンバーの中でだと、今でこそ、あんまり分け隔てなく喋れたりしますけど、加入してすぐにスッと言えるのは僕だったと思うので。という面では何かできたらいいな、という感じでしたね。――タカシさんは、シューヤさんが加入されてからの自分の歌声で新たに発見した部分ってありますか?タカシ変わったな、と思うことはいっぱいあって。まず特徴的なところで言うと、僕って結構前から、自分の声ってどっちつかずだな、って思っていた時期があって。――ええっ!?タカシ「特段と高いわけでも、特段と低いわけでもないし」って、勝手に自己解釈していたときがあって、普通だなって思った時期があったんです。前にですよ?結構前。なんですけど、やっぱりユニゾンで歌っていくことによって、それぞれ特徴って違うじゃないですか。例えば、同じキーが高い曲を歌ったとしても、「自分って意外とここぐらいまでは出せるんだな」って、今回『B9』の収録してる曲で、自分の中で発見できたり、あとは逆にここまで低い声も出せるんだなって気づけたり。まず声のレンジが広がっている気がします。広がっているのか、元々備わっていたものなのかそれはちゃんと正確に計測したことないのでわかんないんですけど。……ということが気付けたり。あとは、何か一つ一つの音だったり、歌だったりをより細かいところまで聴くようになりましたね。例えば今までだったら全部自己解釈でやってきたけど、2人で共有して、2人で合致させて進めていきたい部分もあったりするから、2人のうち1人が理解できてないと、前に進めないこともいっぱいあるんです。だからより曲に対しては繊細に、この音をとって歌ってるんだなとか、主軸となるリズムだったり、メロだったりがあるから、それにのっとった上で、歌っていきながらも、どこで遊びを入れようかな、とか。そういう、より歌に対する遊び心は、入れていきたいな、というのはある種変化かもしれないです。――2人になったからこそ分かった楽しさというか。タカシそうですね。もちろん、今までも楽しかったけど、あんまりそれを頭の中でこれをそうしよう、という感じではなかったというか。――何か可能性が広がった感じがすごくしますねタカシそれは大いにあると思います。僕たちは僕たちだっていうものを、これからも表現できたら(タカシ)――最後に、今だから感じるお互いの歌の好きな部分についてお聞きしたいです。タカシ好きな部分で言うと、例えばかっこいい曲が得意な人ってコミカルな曲にあんまり免疫がないかもしれないんですけど。もちろんね、シューくんも最初はそういうのはあったと思うんですけど、20何曲を一気に凝縮して頭の中のSDカードにぶち込んでもらって、やっぱ超特急というのはこういう感じのグループなんだ、っていうのがちゃんとわかっているから、どんな曲でもスッともう入り込めるようになってきて。そこの馴染みの早さは僕以上に早いと思うので、そういうところはやっぱり尊敬できます。歌で言うと、「今こういうふうに思っているんだろうな」とか、「こういう表情で歌ってるんだろうな」とか「優しい気持ちで歌ってるんだろうな」とか、あとは「悲しいんだろうな」とかいろんな感情を、耳で聴いているだけですぐ読み取れるんですよ。でもそれって、ボーカリストにとってすごく重要なこと。「この人、歌うまく歌ってるけど、どういう感情で歌ってるかわからない」のが、一番もったいない。伝えなきゃいけないのに伝えられてないっていうのが、一番あってはならないことなんですけど、そういうのが全くないんですよね。あと、めっちゃ細かいところで言うと、基本的に母音の「う」がつくフレーズはすごい好きで、個人的に。シューヤ(笑)。タカシ僕、今具体的に出てこないので、このインタビューを読んだあとに母音の「う」があるフレーズを探して欲しいんですけど(笑)。シューヤははは!――皆さんに(笑)。タカシその歌い方の表現という発声の仕方も含めてだと思うんですけど、言ってしまえば、特別な個性じゃないですか。だからそういうのも、含めて表現としてめちゃくちゃいいなって思う部分ですね。シューヤ(無言でペコリ)――シューヤさんからはいかがでしょうか。シューヤタカシくんがレコーディングするときは、僕たいがい聴いてて。こういう感じで行くから次こうやって歌おうとか、その流れを見ていたり、歌い方を聴いてるんですけど、だんだんニヤけてくるっていう。――ニヤけてくる?シューヤなんだろうな、特に明るい曲だったり、爽やかな曲だと、本当にそれこそ絵が見えるっていうか。ずっと見てるからそうかもしれないんですけど、だんだんこっちもなんかニヤニヤしながら聴いてるっていう。8号車の方から見れば贅沢なんですけど(笑)。画面見てたら本当にタカシくんは笑ってるし、そうするとまた僕も笑っちゃうし、みたいな。――和やか!シューヤ本当にそういう雰囲気でやってるし、かっこいい曲こそ、『Typhoon』とかそうなんですけど、僕は今までかっこいい曲しか歌ってこなかったんですけど、ここまで激しい曲は超特急史上も多分あんまりないないと思うんですけど、タカシないですね。シューヤ何て言うんだろうな。全然上からとかではなく、飲み込みというか、やってこなかったはずなのにこんな歌い方できるんだっていうのがあって。いいところを僕も奪おうっていうのが毎回、絶対にレコーディングのときにあるんですよ。『Typhoon』のサビの「巻き起こせ」のところの「ま」のところがめちゃめちゃ好きで。聴いてください。何ていうのかな、言葉じゃやっぱ言えなくて。うわ、こっちもいいなってなるし、僕にはないものを補ってくれてるというか、もう全て、2人で網羅してるっていう感じではあるんですけど。本当に聴いていて、かっこいい曲もそうですし、聴かせる曲もそうですし、毎回何か勉強させてもらっているな、と思います。――リスペクトし合ってる感じがすごくします。タカシでも間違いなくそうですね。やっぱりお互いリスペクトし合えるような存在ってすごく大事だと思うんですよね。そうじゃないと多分長くやってたとしても、なあなあになってきちゃうと思うし、なあなあになった歌はどうしても長くは続かないと思うので。他のボーカルにはない色を出したいし、他のボーカルと同じだと、それもそれでやっぱり僕たちは違うなと思うから。僕たちは僕たちだっていうものを、これからも表現できたらいいな、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:奥田耕平
2023年03月29日3月22日にアルバム『B9』をリリースしたメインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」。9人の新体制となり、改めて超特急が伝えたい想い、届けたい楽曲とは?Cool & Stylishをテーマとしたアルバムの魅力をたっぷりとお聞きしました。「超特急ってかっこいいんだな」と思ってもらえることの意味――まずは、今回のアルバムはどのような話し合いを経て制作されたのでしょうか。タカシ去年、超特急が9人体制になったという前提の上でのアルバムなんですけど、とはいえ、超特急自体はもういろんな活動を経てきています。いい楽曲だよね、って言ってくださる方も多いですけど、パブリックイメージとなると、どうしてもコミカルなパフォーマンスをする、他のグループとは違うようなアプローチをするイメージがどうしても先行していて。僕たち超特急にとっても、今後「超特急ってかっこいいんだな」って思ってもらえるのは、すごく大事だな、と気づかされた年でもあったな、と思っています。だから今回はかっこいいに全振りしたアルバムをあえて作ってみようか、となりましたったのがきっかけというか。そうすると今までにない超特急のアプローチができるし、普段から応援してくださってる8号車の皆さんもそうだし、初めて見てくださる、聴いてくださる方にとっても、超特急ってかっこいいグループなんだ、って、気づいてくれたりとか。あとは入り口もかっこいいから始まった方が「実はこういう一面も持ってますよ」ってギャップ萌えみたいな感じのことができればいいなと思っています。今回のアルバムはこういう形になりました。クール&スタイリッシュCool & Stylishというか。――そこにはわりと早めに着地したんですか?タカシ去年末の時点ではこういう方向性でいきましょう、という感じにはなっていましたね。――アルバムのビジュアルもすごくスタイリッシュなものになっています。公開になったときの、8号車のみなさんからの反応はいかがでしたか。マサヒロシンプルにかっこいいという声が多かったですね。『宇宙ドライブ』とは全然衣装が違うので、クールなイメージが多分強かったと思います。まず黒ですし、メンバーのカラーも入ってないですし。――具体的にアルバムの内容をお伺いしていきたいんですが、アルバム「B9」ということで、アルバムの注目ポイントを9つ教えてください!ユーキ僕はライブで注目してほしい曲を言っていきますね。『Typhoon』って曲があるんですけど。カイライブでやるってこと?(小声)リョウガライブでって言っちゃったもんね。タカシまあやるかわからんけど、今後ね。ユーキ『Typhoon』は9人態勢で初めて全員の声もガッツリ入った曲です。曲調的にも僕らがTyphoon巻き起こす、力強い楽曲になってるので、めちゃくちゃ盛り上がると思います。かっこよさもそうですし、「The超特急」の定番といいますか。8号車がワクワクしちゃうような楽曲に今後成長していくんじゃないかな、と期待しています。マサヒロユーキくんが言った『Typhoon』もすごく強い楽曲ですけど、逆に『シャンディ』はおしゃれな楽曲ですね。パフォーマンスのギャップも見せ場なのかなって思ってるので、いろんな表情をメインダンサーとして見せていきたいなと、思っています。アロハ僕はアルバムというものをポイントにして。今回、本当にかっこいいに全振りしているところもあるんですけど、やっぱアルバムの中にかっこいいもありますし、かわいいもあるし、いろんなジャンルが含まれてるので、全てしっかり聴いてもらいたい、ですね。一つ一つの楽曲に意味があると思うので、そういうところにも注目してもらえたらなと思います。タカシボーカル的にはもちろんいろいろあるんですけど、『Together As One』は、楽曲においてもPOP寄りというか、聴きやすい感じになっています。世界観もどちらかというと、ミュージカルっぽいのもあるんですけど、あえて、そこまでミュージカルっぽくせずに、どちらかというと人間藤味というものを表しています。そういったところまで、細かく聴いてもらえると、少しぬくもりのある感覚に触れられるんじゃないかな、と思います。タクヤ僕はビジュアルですかね。やっぱり今までの超特急にない、超特急らしくない、すごくピリッとしたビジュアルでみんな、個々に魅力が存分に出てるかなと思ってます。――普段とは気分が違ったりするものですか?タクヤそうですね。初めましてのヘアメイクさんたちだったので、外側から見た超特急っていうものを表現してくださいました。シューヤ『Winning Run』なんですけど、『Typhoon』だけではなくて、この曲にも要所要所にメンバーの声が入っていたりして、最初とラスト最後にはリーダーがイケボで声を入れてくれています。そういう遊び心があるのも面白いと思いますし、デモで聞いたときに、タカシくんと「これなんか懐かしい曲だね」という話をしていて。24から30代あたりのきっと僕らと同年代の方には、特に聴き馴染みのあるというか、こういうメロディーとか懐かしいなとか、多分入ってきやすいメロディー調にもなってます。し、僕もその世代だからこそのこの歌い方ができたのかなと、思っています。それが20歳以下の8号車の方にどう刺さるのかも、気になるところではあります。ハル『MORA MORA』はMVも撮っていますし、今のところアルバムの中で唯一振りが入ってる曲です。MVを撮ったときにすごい完成度だと思いましたし、自分の中でもめちゃめちゃかっこいいMVができたなと思っています。やっぱりライブでも注目してほしいですし、ライブ以外でのMVだったり、曲調がすごくかっこいいのでぜひたくさん聴いてもらえたら嬉しいです。カイ――MV撮影のときに印象的なことなどはありましたか。ハル後ろのセットがめちゃめちゃかっこよくて。あと、何か錯覚みたいなので……僕は壁だと思ってたんですけど、近づいてみたら、壁じゃなくて奥行きがめちゃめちゃあったんですよね。どれだけ走ってもたどり着かないような感じがして……怖かったです!シューヤ20mぐらいあったもんな。ハル結構ありました。タカシ白ホリのスタジオに赤い照明を照らして、ってそういう空間があったんですよ、背景が。ハル錯覚ですごく奥行がないようにもあるようにも見えて、ちょっとびっくりしました。――続いてリョウガさん、お願いします。リョウガ前作の『宇宙ドライブ』がすごくサウンドはかっこいいんだけれども、歌詞は意味不明っていう。ある意味、超特急らしい楽曲がこのアルバムに入っていることによって、より他の新曲たちのかっこよさが引き立っているように感じるところが、僕的にはすごく面白いなと思いました。以上です。カイすごくいいアルバムだと思います。リョウガ声ちっちゃ!タカシ内容うす!リョウガひとり目ぐらいのコメント!カイでも、純粋に9人で今やれる球数が限られてるんで、それが増えるのは嬉しいなと思います。ライブでの幅も広がるアルバムなんじゃないかなと思うので、これを聴いて春ツアーの「B9 Unlimited」の方に期待を膨らませてもらえたらなと思います。――カイさんはビジュアル面を担当されたということですが、ポイントをお伺いしてもいいですか?カイタクヤがさっき言ってくれたように、初めましてのヘアメイクさんもそうですし、スタイリトスさんも初めての方にお願いをしました。知ってくださってる方だと、いい意味ですごく主観が入るというか。例えばユーキはこういうスタイルが好きだから、と好みに寄せてくれたりするんですけど、初めての方だと、本当に客観視してこの人の骨格や体型にはこういうのが合うといったこともやってくださるので、また違った形で超特急の魅力を引き出してくださる方がいらっしゃったらなあ、という思いでしたね。アロハ8号車が不安をかき消してくれた――ぴあが取材させていただくのが『クレッシェンド』以来ということで、( ※10周年、感謝の気持ちを込めて。超特急が語る今の自分とグループ「8号車の日々を頑張る糧になれていたら」() )『クレッシェンド』から『宇宙ドライブ』、Re-ver. 、今回のアルバム、と振り返ってみて、気持ちの変遷というところをうかがわせてください。リョウガ『クレッシェンド』は『クレッシェンド』でね、当時の5人だからこそできた楽曲なんじゃないかなとも思いますし、でもやっぱガラッと変わったよね、5人から9人になって。当然ですけれども。ユーキ10周年は「ありがとう!」「これからも走っていこうね!」なクレッシェンドだったんですけど、今は「俺らついてこいよ!」。一同(笑)。タカシ大規模なイメチェンが(笑)。ユーキMORA MORAしています。リョウガ間違いない。ユーキ初心に帰った感じですね。カイねえ、タクヤ。タクヤそうですね!リョウガクールぶってますけど、『宇宙ドライブ』のミュージックビデオでは一番はっちゃけて、「あーヨイショ!」みたいなことやってますからね。タクヤスイッチ入れるときは入れるんで。リョウガ――タクヤさんとしてはいかがですか?タクヤ考えたんですけど、僕、過去はあんまり見ないんで。リョウガおーっと、出た!タクヤ今が充実してるので、もうあんまり覚えてないです。ねえ、タカシ!タカシ『クレッシェンド』に関しては、楽曲も明るくて爽やかで、夏が始まるぐらいの季節だったので季節にも合ってるな、って思ったり。あとはその時の私服風の衣装が好きすぎて。カイがフォーマルのものと私服のものと2パターンやってくれたんですけど、シンプルに今でも着たいっていう(笑)。カイ変遷というか、超特急として届けたいメッセージは11年ずっと変わっていないので、そういう意味では気持ちの変遷も特にないかもしれないですね。そのとき、そのときで会場に来てくださる8号車だったり、会場には来られないけど気持ちを届けてくれる皆さんにライブで伝えるっていうことに関しては変わってない部分です。――それがパワーアップしたというか。カイそうですね。純粋に4人が増えたことで厚みが増したかな、というところではあります。ユーキ4人はどうだった?『宇宙ドライブ』から始まったけど気持ちの変化や不安とか。シューヤ『クレッシェンド』、『宇宙ドライブ』、『MORA MORA』のMVを見たら別アーティスト?っていうぐらい。『MORA MORA』、僕たちも完成版をまだ観ていないんですけど、通し映像を見たときに、純粋に8号車の反応が気になるな、っていう。同時試写をしたいぐらい。なんか本当に一発目に出る言葉が何なのか。僕「マジ?」っていうのを「マ?」って言ってるんですけど、本当にファンも「マ?」言うんじゃないかな。「え?」なのか、「かっこいい」なのか、わかんないですけど、そのくらい前回とは真逆をついてるので、気になりますね。ハルアロハ僕もシューヤと一緒なんですけど。『MORA MORA』のMVが出たときに、きっと超特急って言わなきゃ分からないと思うんですよ。完全に新しいものではなくて、8号車の皆さんには「こういうことやってたの忘れてませんか」というのを思い出してもらいながら観てもらえたらな、と思ってます。マサヒロ心境の変化としてはですね、『宇宙ドライブ』は5人に付いて行ってる感がまだあったんです。何をしようか探り探りで、5人がいて4人、みたいな感じだったんですけど、多分今は9人1列になってひとつの目標に向かって頑張っている感じはありますね。ハル加入した当初は、超特急の色を全面的に出すように、超特急の色に染まるように頑張っていました。でも、今回はその超特急の色自体を、「昔はこうだった」っていう思いを出して、かつ、加入した4人は自分たちの個性を全面的に出したアルバムにすることができたと思います。そこはすごく自分自身でも楽しかったですし、8号車の皆さんにも観ていただけたら嬉しいなと思います。――超特急のみなさんは要所要所で8号車のみなさんと丁寧にコミュニケーションをとっていらっしゃるイメージはあるんですけど、アリーナツアーで8号車の皆さんに感じたことってありますか。ハル温かったですね。僕たちはめちゃめちゃ緊張してて。それこそ何十曲っていう曲を覚えて披露してたので、まず間違えちゃいけないっていうプレッシャーと同時に、認めてもらうぞ、なんなら俺らが引っ張るぞっていう気持ちで出てたんですけど、やっぱりいざステージに立つと、緊張して足がすくむぐらい。でも幕が開けて8号車を見て。みんな新メンのペンライトを振っていたり。本当にペンライトの色が綺麗すぎてすごく落ち着きました。アロハ代々木とか大阪城ホールとか大きいステージに立ったことがなかったので。それこそオープニングアクトとか前座で出させてもらってたことがあったんですけど、メインとして立ったときに、ハルが言っていたとおり、8号車さんの反応がすごく良くて、温かくて。やっぱり今の人生は8号車さんでできてるなって思いましたね。ユーキ熱いね。ユーキシューヤアリーナクラスのライブ自体は僕も初めてだったんですけど。意外に8号車さんの顔が見えるんですよ。今回、ユーキくんが制作も携わってくれてるんですけど、ファンの方となるべく距離を近くしたいということで、トロッコで1階、2階に行かせていただいて。アリーナとかあんまりお客さんの顔が見えないんじゃないかなと思ってたんですけど、すごく8号車を近くに感じられることも本当に多かったです。センターステージもあったので、後ろの方にも僕たちをちゃんと見ていただけたなっていうのもあって、その生を感じられた分だけ燃えるというか。届けよう、という思いも生まれるので、すごく楽しかったですね。リョウガ5人のオリメンとしては何度も立たせていただいた場所ですし、8号車ともね、たくさんライブをやってきたんで。景色としてはもちろん、そのときによって人が違うとはいえど、同じではあるんですけれども。やっぱり8号車という名前の通り、同じメンバーとして、超特急の基盤となる部分から一緒に探りながら、ああでもないこうでもない、この道にしようか、というのを、支えてもらいながら走ってきたので、改めて新しいスタートを共に切って、これからここの9人と、皆さんで一緒に歩んで、走っていこう、という団結は改めて強く感じたところではありました。やっぱり若干、新体制の新しいスタートというところで期待や楽しみが8割、9割だったのを、残りの「どうなるのかな」みたいな少しの不安を本当にかき消してくれる勢いをすごく感じたのを覚えてますね。メンバーのかわいいところ、頼りになるところ――今回、新メンバーのみなさんが初登場ということで、改めてパーソナルな部分や、関係性というところをお聞きしたいな、と思いまして。メインダンサーの皆さんは、お兄さんたち4人からは年下3人の頼もしいな、と思うところで、年下のみなさんは新しく知ったお兄さんたちのかわいい一面を教えてください。ハルかわいい?マサヒロわかりました!――バックボーカルは、タカシさんはシューヤさんの魅力的なところ、シューヤさんはタカシさんのLoveなところを教えてくださいシューヤLoveなところ!?――では、頼もしいところからお願いします!ユーキじゃあマサヒロからいきますね。やっぱマーくんが入ってから超特急のダンススキルがかなり向上したな、というイメージがあって。マーくんは元々プロのダンサーとしてやっていたので、そういったところで超特急のダンスパフォーマンス力の強み、厚みに繋がるところもあると思います。『Re-TRAIN』も一緒に考えたりとか。一緒に作品を作ってくれる仲間、同士が増えたのが、頼もしかったし、嬉しかったし、これからが楽しみになりました。カイアロハは趣味や見た目から、派手に見られがちですけど、すごく真面目で真摯に仕事と向き合ってる部分は頼れるというか、尊敬してる部分ですね。僕たち5人も見習わなければいけないところですし。あとはライブでも声出していいんだよ、ということを伝えたら、結構やってくれるので、今まで僕がライブ2時間通して担っていた部分をこれから2分していけるのかなと思うと、すごく頼れるな、と思います。……以上ですかね、じゃあボーカル行きますか。一同……。ハル(きょとん)カイいや、「僕は、僕は!?」って。ハルあっ!俺わい!一同(爆笑)。リョウガおいてめえ、俺は!って。シューヤ俺の言えよ!って。ハル俺の言えよ!アロハセリフなの?(笑)タクヤリョウガじゃあハルくんのね、頼もしいところを俺とタクヤから。俺としては逆にちょっと心配ですよね。11歳差ということで僕たちがね、それこそ超特急を結成した当時がハルの今の姿っていうのを考えると、もっと子どもだったというか。多分めちゃくちゃ遊んでたし、リハも全然集中してなかったと思うんですよ。もちろん、与えられた1曲とか2曲を必死に毎日、毎日練習はしてたんですけど、その中でちょっと遊びながら、という記憶があるんですけど。もちろん、彼は新メンバーの1人、そして最年少として頑張らなきゃいけないっていうプレッシャーがあるのは分かってるんですけど、年齢にしてはちょっと大人っぽいというか。――確かに落ち着いていらっしゃいますよね。リョウガ落ち着きがありすぎているので、いつかため込んだ反動が数年後にバーンと来て、すごいことになっちゃうんじゃないかと。その可能性が若干あるよね、って思うんだよ、タクヤ。タクヤでも単純に若いのが入ってきたんで。一同(笑)。リョウガ店長かなにかなの?タクヤ十数年たって、俺ら5人の体がみたいなときに、代わりにやってくれそうですよね(笑)。リョウガ老舗の店舗のあとをついでくれるような。僕たちの腰も痛くなってくるからね。タクヤまだ20歳を迎えてないという状況で、そのわりに僕たちにも果敢にくらいついてきたり、何か……物怖じしない、堂々としているところはすごく頼もしいし、素敵だなと思うし。ただハルの中身を知らない人に対して同じことをやっちゃうと、それは違うので、ちゃんと人の選別を今後していったらいいんじゃないかなと、思いますけど。ちょっとミスって、変なことにならないようには、ちゃんとした方がいいなとは思います。リョウガちゃんとしたアドバイス(笑)。あとひとつ、一番若いっていうのもあるんですけど、いろんなことに対して新鮮な反応があるイメージがあるんですよ。それこそケータリングに「お弁当だ~!」とか「美味しい~!」とか。「リハスタジオ広い!」とか「お客さんがいっぱいだ!」とか、僕たちが若干薄れてきてるような、そういう感情を思い出させてくれるのは頼もしいですね。タクヤそうだね。ユーキステージ用語とかもひとつひとつ、他のメンバーに聞いたりするのをかわいいなと思いながら見ています。マサヒロ――ちなみに、11歳差だと、ジェネレーションギャップを感じたりするものなんですか?ユーキそれがないんですよね。ちょっと逆に年を取ってるんすよね。食べものとかも、すごいつまみみたいなのばっかり食べてるし。リョウガ(笑)。シューヤさきイカとかね(笑)。――じゃあ、お兄さんたちのかわいい一面をお願いします!マサヒロユーキくんは、ライブのときに構成や曲順だったり、演出を1人で考えてくださってる時間があって、そういうときは、なんていうかもう真っすぐ、真剣に考えてるときがあるんですけど。それが終わった瞬間のドジっ子さんがやっぱりギャップですよね。抜けた感じがなんかかわいいな、って。年下が言うのも変ですけど、そういった一面がかわいいなと思います。アロハカイくんはやっぱり最年長であり、EBiDANという組織の中のリーダーだと僕は思ってて。普段もクールだし。けどライブのリハのときにカメラ割りみたいのがあるんですけど、一番カメラここです、2番カメラここです、っていうときに、毎回カイくんは全力で手を振ってる。めっちゃ笑顔で。それがめっちゃかわいい。カイそれカメラには振ってない、カメラマンさんに振ってる。アロハそれがめっちゃ可愛くて好きです!――ではハルさん、リョウガさんとタクヤさんのかわいいところを!ハルそうですね、リョウガくんは結構甘いものが大好きなんですよ。カイアイドルじゃねぇか。リョウガいちごパフェとか、メロンパンとかぁ。ハルこの前、お菓子の差し入れをいただいたんですけど、最初はどういうものが入っているわからなかったんですよ。食べたらめちゃくちゃ甘くて、めちゃめちゃ美味しくて、一番最初にカシャッて写真を撮って「これうまいな」って、プライベートでも食べよう、みたいなことをコソッと言ったのがかわいかったです。タクヤくんは基本的にお腹がすいてると、ちょっと落ち着きがなくなるんですけど。リョウガ機嫌悪くなるよな。ハルでも例えばもうお弁当が本当に好みのお弁当だったりすると、一番はしゃぐんですよ。――かわいい!タカシ今はちゃんと補充してあるから大丈夫!(タクヤさんの前にだけパンがある)ハルだからなんだろうな、俺よりも……ちょっとごめんなさいね、気分を悪くしたら。精神年齢が低いときがある。一同(笑)。ハルそういうところを見るとかわいいなとは思います!「タカシくんは一緒にいると人としての勉強になる」(シューヤ)――では、バックボーカルのお二人、お願いします。タカシ魅力的なところですよね。結構振り返りますけど、超特急募でメンバーを入れたい、ってなったのって、やっぱりボーカリストをもう1人欲しいな、というのがもともとの目指していたものだったので、募集期間も延長して、今にも至る話なんですけど。何の曲に対しても、どんな曲が来ても、その飲み込みの早さがすごい。急遽「ここが変わりました」とか、「あとここちょっと歌い方変えてくれる?」ってオーダーされたときの順応性の速さも、僕以上に早いところもあるので、そういったところはやっぱ僕にとっての魅力だし、尊敬してる部分もあるし。あと僕は持ってない、自分を持ってる部分もいっぱいあるし、自分の歌はこういうものだよっていう、その届けるPR力の強さも素晴らしいな、と思いますね。それは8号車だったりとか、初めて聴いてくださった方にもすぐに伝わるというか。「この人の歌声を聴いていたいな」と素直に何か思えるような歌声を持ってるのは、僕もうらやましいです。何より、高音ボイスを持ってるから、そこも他のアーティストにはないもので、みんなが持ちたくても持てないような、強い個性を持ってるっていうのも魅力の一つだな、と思いますね。タカシシューヤ――じゃあ、シューヤさん、ラブなところを……。シューヤ全てですね。リョウガ駄目です、駄目ですね。シューヤ本当に全てなんですけど。何だろうな、これ何回か言ってるんですけど、出会ったことないんですよね、こんな方に。全てにおいて、単純に人としてすごいなっていう。年齢的には年下にはなるんですけど。一緒にいると人としての勉強になるし、俺このままじゃダメだと思わされるし。いい意味で、意味でですよ。だし、それこそ人への気配りだったりとか。こないだ、タカシくんがバレンタインでメンバーや、スタッフさんとか振付師の方、その奥さんの分まで作ってきてくれて。まず心を許してるメンバーでさえ渡すときに、「もし嫌いじゃなければ」とか「人の作ったものが嫌じゃなかったら」っていう言葉が出てくる。言わないじゃないですか。普通。僕だったら、作ったから食べてよ、食えよ、なのに。リョウガ大違いだな!シューヤもう本当に逆すぎて。なんかもう……ラブですね。本当にみんなが思ってると思います。「8号車が、超特急として生きる意味です」――最後に、『KNOCK U DOWN』にちなんで、8号車をノックダウンさせるようなキメの一言を1人ずつお願いします。ユーキ来た、大喜利選手権!カイ来た、罰ゲーム!――すみません(笑)。挙手でいきますか。リョウガ思いついた人から行こう。ユーキ最初が有利。マサヒロはい!「俺のダンスだけ見とけ」リョウガおーっ、ノックダウン!カンカンカンカン!KO!シューヤはいはい!「耳を澄ませて」。……歌詞が入ってますから。リョウガカンカンカンカン!KO!シューヤまあタカシくんパートなんですけどね。タクヤ「俺と一緒にMORA MORAしなぁい?」一同(笑)。リョウガナンパ?ナンパ術なの?……俺も考えなきゃ、こんなこと言ってないで。ハルはいはいはい!「俺はThinking Of Youだよ」ユーキというのは?ハルというのは!?誰も掘り下げてないじゃないですか!リョウガThinking Of Youってなに?ハル俺は君のことを考えてるよ。ユーキそこまで入れて、KO!カイ「8号車が、超特急として生きる意味です」――おお、かっこいい!タカシはい!僕はライブのことデートっていうふうに言ってますけど。「たまには大人デートしましょ」。――わー!すてき!アロハえっと……「俺の表情が生きる活量になればいいな」リョウガかつりょう?アロハ活力!シューヤ活量で書いてください!アロハ活力でお願いします!……惜しかったな。ユーキじゃあリョウガラストにしましょうか。……。……考えてるんですけど、なんかちょっと惜しいんだよな。惜しいんですよ。タクヤいくら考えてもずっと惜しいから大丈夫だよ。ユーキおい!(笑)リョウガ俺先に行くか。逆に決めに行ってるよね?多分ね。俺いったん挟むわ。一回ちょっと挟みますね。「巻き起こSet! Typhoon」シューヤ歌ってるだけやん!リョウガ「Typhoon準備 Do it, Do it」でもいいですよ。シューヤどっち、どっち?リョウガどっちでもいいです、空気感でまかせます。――じゃあユーキさんキメていただいて。リョウガ時間あったよ、今。ユーキうーん、ノックダウンですもんね。あー……(遠いところを見つめる)超特急……の……ライブ……で……俺らが、一生……、いややめます。限界まで果てさせる、みたいなことを言いたかったんですけど、ちょっと薄いな、と。リョウガ逆に濃すぎる。タカシもうちょっと薄くして。ユーキ薄くして……。カイでも、まあありがとうございました。そろそろ時間なんで(笑)。ユーキ右ストレート鍛えときます!カイユーキがノックダウンしたんで。リョウガ「ユーキ ……(タオルを投げ込まれる)」でいいです!そう書いておいてください!一同お~!――そうしましょう!(笑)ありがとうございました後日、タカシさん&シューヤさんのスペシャルインタビューも公開します! おふたりのアルバムに懸ける想いや関係性に迫ります。お楽しみに!!取材・文:ふくだりょうこ撮影:奥田耕平ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントメンバーのサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2023年03月24日『映画 きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ』に登場する超特急カナが、映画冒頭で披露する劇中歌「はやいってすごい」の映像が解禁された。本作は、世界中の子どもたちから愛されつづける『きかんしゃトーマス』シリーズの劇場版最新作で、ソドー島で開かれる列車レースが描かれる。ゲスト声優としてYOU、藤井隆が出演する。今回解禁された劇中歌映像「はやいってすごい」は、新シリーズから新たに加わった日本からきた超特急カナが、映画冒頭で披露するカナのイメージソングともいえる一曲。ゴードンを抜き、ソドー島で一番速い列車となったカナが、風の速さで走り抜ける喜びと楽しみを謳いあげるカッ飛びソング。「空だってとべちゃう」「みんな止まってるみたい」と、おてんばなカナらしい元気いっぱいの歌詞になっている。なお、この劇中歌「はやいってすごい」をキャラクターとして歌っているのは、今回のフルリニューアルに合わせて一新された若手声優陣の大久保瑠美(カナ)、田中美海(トーマス)、越乃奏(パーシー)、古賀英里奈(ニア)。ただ歌うのではなく、キャラクターになり切って歌う難しさを、トーマス役の田中美海は「歌中も表情豊かなので、絵と原音と楽譜と歌詞を見て聞いて……毎回にらめっこしています(笑)」と語っている。『映画 きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ』超特急カナの劇中歌「はやいってすごい」『映画 きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ』()3月10日(金)全国ロードショー(C)2023 Gullane(Thomas)Limited.
2023年02月11日超特急が、3月22日(水) にリリースする新体制で初となるニューアルバム『B9』のジャケット写真と新ビジュアルを公開した。『B9』はクール&スタイリッシュな楽曲を詰め込んだ、超特急の新しい一面を切り取った作品となっており、アルバムタイトルは“運命的に出会った最高の9人”というメンバーの気持ちが込められた“Best Nine”からつけられた。新ビジュアルは、アルバムのコンセプトを体現したオールブラックコーディネートでメンバーそれぞれの個性と色気を表現。新メンバーの担当カラーは決定しているが、2号車カイとスタッフが熟慮を重ねた結果からあえてビジュアルにカラーを入れないスタイリッシュなデザインとなっており、超特急の新しい一面が写し出されている。<リリース情報>NEW ALBUM『B9』2023年3月22日(水) リリース『B9』初回限定盤ジャケット●初回限定盤【CD+2Blu-ray】【CD収録】1. MORA MORA ※NEW SONG2. シャンディ ※NEW SONG3. NEW WORLD4. 宇宙ドライブほか新曲7曲 ※曲順不同【Blu-ray収録】■Disc1『BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022「Progress」8 号車の日』at 東京ガーデンシアター01. a kind of love02. 激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ~るど03. Secret Express04. SAY NO05. Beasty Spider06. Four Seasons07. Drive on week08. Summer love09. Kiss Me Baby10. キズナアルゴリズム11. 浮つき WAVES12. CARNAVAL13. ウサギミック14. Guilty15. Добрый день16. Full moon17. Chill out @JP18. 超えてアバンチュール19. BREAK OFF20. バッタマン21. Don’t Stop 恋22. クレッシェンド■アンコール23. Burn!24. 走れ!!!!超特急25. gr8est journey※オリジナルメンバー5人での最後のLIVEと新メンバー加入の瞬間と9名での初めてのパフォーマンスを完全収録。■Disc2「超特急 2022 THE MOVIE -君との笑顔が終着駅-」第一章 2022 年の幕開け第二章 超特急募の始まり -Progress-第三章 挑んだ4人と選んだ5人休憩中第四章 新体制レコーディング&リハーサル最終章 新世界 -NEW WORLD-※超特急の大きな転換点であり、“激動の1年”となった2022年をメンバー自ら総決算する、メンバーしか知り得ないオーディションやライブの裏側も激白! 各々の言葉で『超特急に起きた出来事』を振り返る、これから先を9人で、8号車と走り抜けるためのムービー。『B9』通常盤ジャケット●通常盤【CD Only】【CD収録】1. MORA MORA※NEW SONG2. シャンディ ※NEW SONG3. NEW WORLD4. 宇宙ドライブほか新曲8曲 ※曲順不同<ツアー情報>『BULLET TRAIN Spring Tour 2023「B9 Unlimited」』2023年5月27日(土) 神奈川・カルッツかわさき開場 16:00 / 開演 17:002023年5月28日(日) 神奈川・カルッツかわさき開場 15:00 / 開演 16:002023年6月4日(日) 福岡・福岡市民会館 大ホール開場 17:00 / 開演 18:002023年6月10日(土) 宮城・東京エレクトロンホール宮城開場 17:00 / 開演 18:002023年6月17日(土) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru開場 17:00 / 開演 18:002023年7月8日(土) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール開場 17:00 / 開演 18:002023年7月9日(日) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール開場 16:00 / 開演 17:002023年7月14日(金) 大阪・オリックス劇場開場 18:00 / 開演 19:002023年7月15日(土) 大阪・オリックス劇場開場 16:00 / 開演 17:002023年7月17日(月・祝) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール開場 17:00 / 開演 18:00特設サイト: HomePage:
2023年01月23日超特急が、昨年末に開催した『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2022「新世界 -NEW WORLD-」』にて新たにツインボーカルで披露した既存曲14曲を、Re-ver.として配信リリースした。併せて、同ライブのプレイリストも各ストリーミングサイトで公開中。ライブに参加した人も出来なかった人も新たに進化した超特急を体感できる内容となっている。超特急は、3月22日(水) に新体制初のアルバム『B9』をリリース予定で、アルバムを引っ提げたツアーも決定している。<メンバーコメント>■タカシシューヤと、チームの方々とも話し合いながら何日もかけてレコーディングをしていきました。僕達はこれからスタートしていきます。まだまだ長い道のりですが、少しずつ超特急の楽曲が「Re-ver.」として生まれ変わる瞬間を待っていてくださると嬉しいです!■シューヤre take , re spect , re nkentsu「Re-ver.」の進化した超特急楽曲是非聴いてください!!!<配信情報>「Re-ver.」ジャケット・Fantasy Love Train〜君の元までつながる Rail〜(Re-ver.)・My Buddy(Re-ver.)・Star Gear(Re-ver.)・Cead Mile Failte(Re-ver.)・Feel the light(Re-ver.)・超ネバギバ DANCE(Re-ver.)・Snow break(Re-ver.)・No More Cry(Re-ver.)・Sweet Bell(Re-ver.)・SAY NO(Re-ver.)・超えてアバンチュール(Re-ver.)・バッタマン(Re-ver.)・Billion Beats(Re-ver.)・Dance Dance Dancing!(Re-ver.)超特急の楽曲はこちら:<リリース情報>NEW ALBUM『B9』2023年3月22日(水) リリース●初回限定盤【CD+2Blu-ray】【CD収録】Coming soon...【Blu-ray収録】■Disc1『BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022「Progress」8 号車の日』at 東京ガーデンシアター■Disc2「超特急 2022 THE MOVIE -君との笑顔が終着駅-」超特急は5人から9人の新体制へ。間違いなく超特急の大きな転換点であり、“激動の1年”となった2022年をメンバー自ら総決算する。メンバーしか知り得ないオーディションやライブの裏側も激白! 各々の言葉で『超特急に起きた出来事』を振り返る。これから先を9人で、8号車と走り抜けるためのムービー。●通常盤【CD Only】【CD収録】Coming soon...<ツアー情報>『BULLET TRAIN Spring Tour 2023「B9 Unlimited」』2023年5月27日(土) 神奈川・カルッツかわさき開場 16:00 / 開演 17:002023年5月28日(日) 神奈川・カルッツかわさき開場 15:00 / 開演 16:002023年6月4日(日) 福岡・福岡市民会館 大ホール開場 17:00 / 開演 18:002023年6月10日(土) 宮城・東京エレクトロンホール宮城開場 17:00 / 開演 18:002023年6月17日(土) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru開場 17:00 / 開演 18:002023年7月8日(土) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール開場 17:00 / 開演 18:002023年7月9日(日) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール開場 16:00 / 開演 17:002023年7月14日(金) 大阪・オリックス劇場開場 18:00 / 開演 19:002023年7月15日(土) 大阪・オリックス劇場開場 16:00 / 開演 17:002023年7月17日(月・祝) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール開場 17:00 / 開演 18:00特設サイト: HomePage:
2023年01月08日今年の8月8日に新メンバーが加わり、新体制となったメインダンサー&バックボーカルグループ超特急が12月24日に代々木第一体育館、25日に大阪城ホールでBULLET TRAIN ARENA TOUR 2022「新世界-NEW WORLD-」を行った。まさに、新たな超特急のスタート、NEW WORLDを見せつけた公演。本記事では24日に行われた東京公演の模様をレポートする。これぞ、超特急! 会場を魅了し続けた約3時間満席の代々木第一体育館。リョウガの開演前アナウンスが流れると、それだけで8号車(超特急ファンの総称)からは大きな拍手が沸き起こり、ライブスタートへの期待が高まる。会場が暗転し、色とりどりのペンライトが煌めく。スクリーンには広大な大地を映すモノクロの映像。9本のラインがやがてレールとなる。黒のローブに身を包んだメンバーの姿が次々と映し出され、その映像の中の衣装そのままの9人がステージに現れる。黒の衣装を脱ぎ捨て、それぞれのメンバーカラーの衣装となり、ステージ上が一瞬にして賑やかになる。1曲目は『Re-TRAIN』。バックボーカル2人の声がのびやかに広く会場に響き渡る。鋭い視線でカメラを射抜くユーキをセンターに展開されるダンサーの動きはキレが鋭い。2曲目の『Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~』のイントロが流れると、思わず8号車から歓声が漏れた。カメラに抜かれ、キュートな笑顔を見せるハル、大人の空気を醸し出すリョウガ。ステージに設置された大きなスクリーンではしっかりとダンサー7人の動きを捉え、改めてメインダンサー&バックボーカルグループとはなんなのか、という意味を再認識させてくれる。曲間ではメンバーそれぞれが会場に集まった8号車、そしてWOWOWで生配信を観ている8号車に向かってご挨拶。「どこのイルミネーションよりも綺麗」と会場を見渡し、噛みしめるように言うタクヤ、「もうクリスマスプレゼントをもらっちゃったよ」というユーキ。ハルも「みなさんに会えて本当に嬉しいです。人生で一番ハッピーです」と笑顔を見せた。『My Buddy』では、リョウガ、ユーキ、タクヤ、カイ、タカシの5人は2階席のトロッコ、シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルは1階のトロッコで8号車の近くへ。誰ひとり置いていかないぞ!という気概が感じられる。メリークリスマスの文字がスクリーンには踊り、ハルからは投げキッスのクリスマスプレゼントが。さらにトロッコに乗ったまま、『Burn!』でテンションを上げていく。ハル、アロハが会場に向かって大きく声をかけ、笑顔を弾けさせる。一緒のトロッコに乗っているユーキとリョウガは楽しそうに笑い合い、はしゃぎ、そしてメンバーと8号車と共に全力でバッテンを作り、一体感が高まる。アロハハルリョウガステージに戻ったメンバーは最新曲『NEW WORLD』を初披露。大きく設置されたスクリーン、その前でダイナミックに踊る姿が、大きな会場にも関わらず、その場にいる全員をそのまま違う世界に引き込んでくれるようなパワーがある。今の超特急のダンスには、数に恃まず作られたフォーメーション、それでいて揃ったときには圧倒するような迫力がある。息をするのも忘れて見入ってしまいそうだ。MCでは改めて自己紹介。「早くも感無量でございますが」とタクヤが言ったように、メンバーそれぞれ代々木の会場を見回し、10色のペンライトがきらめく光景に嬉しそうに目を細める。アロハは「今日言いたいことがひとつ」と前置きしたあと、「代々木来たぞー!」と絶叫。カイが「今日の衣装はタクヤさんが」と言うとタクヤは「新メンバーの色が決まって、9色纏って立ちたいな、と思ってやりました。このあともいろいろあるので楽しみにしていてください」と予告した。マサヒロ可能性が広がるツインボーカルのアカペラ歌唱、ストリングスにのせたダンスユーキが会場、生配信を見ている人たちとコール&レスポンスをしたあと、ダンサーによるDANCE TRCKがアロハからスタート。それぞれの個性を見せつつ、新メンバー3人でもパフォーマンスを披露し、ユーキへバトンタッチ。ジャケットを脱ぎ、セクシーな衣装で大人の空気を醸し出す。そのあとに登場したタクヤはしっとりと見せ、タクヤ&ユーキで艶めくダンスを見せた。そしてカイとリョウガへ。カイのソロダンス、リョウガのソロダンス、ラストはダンサー揃って。個性を表現しつつも、メインダンサーとしてのパワーを示すことも忘れない。ここから息つく間もなく、9人体制になって初のシングル『宇宙ドライブ』へ。ダンスといい、歌詞といい、改めて、超特急らしさが詰まっている楽曲で、ライブ中にも関わらず、ワクワクが増してくる。ステージの熱は次に披露された楽曲『超ネバギバDANCE』で更に上げていく。9人なってさらに迫力が増し、リョウガの変顔も冴える。8号車のペンライを振る手にも力が入る。設置された花道から中央のステージへ移動し、パフォーマンスを見せた。「ご乗車ください!」という力強いユーキのウィンク付きで発せられ、そんなの、乗車するに決まってる。カイ続く『Star Gear』。正面だけではなく、サイドにも体を向けてパフォーマンスを披露。全ての8号車を楽しませようという気持ちが伝わってくる。ステージ上で上がる炎をバックに『Cead Mile Failte』では落ち着いた照明の中でクールな演出を見せる。ボーカル2人が背中合わせで始まる『Feel the light』。打って変わって、シンプルな演出の中で、ダンサー陣のパフォーマンスが世界観の輪郭を濃くしていく。タカシの透明感、シューヤの甘い声、ボーカル2人の歌声の相性の良さが分かる楽曲でもある。さらに、『Snow break』。真っ白な衣装に身を包んだタカシとシューヤがまずはアカペラで。圧巻の2人の歌声にシン、と聴き入る会場。積もった雪に音が溶けていく感覚と少し似ている。そこにストリングス隊の生音が加わり、2人の歌声に深みが増す。白い衣装のダンサー陣が加わるとまた世界観が広がっていき、超特急の可能性しか感じられない。続く『No More Cry』で一気にポップに。どの曲もそうなのだが、7人のフォーメーションの変化を見ているのがとても楽しい。何度でも観たくなるような中毒性がある。「クリスマスイブという大切な日を一緒に過ごしてくれてありがとうございます。メリークリスマス」というユーキの言葉と共に始まったのは『Sweet Bell』。スクリーンには大きなクリスマスツリーが映し出され、クリスマスムードがグッと盛り上がる。カメラに抜かれるとそれぞれキュートな笑顔を見せ、ハルがラスト、笑顔を見せると、8号車からはこらえ切れない声が漏れた。さらに『颯爽とハローマイラブ』では8号車も一緒に体を動かし、次第に終盤に向けてのボルテージが徐々に上がっていく。タカシタクヤMCではカイが「ここまで怒涛に踊ってきましたね」と言うと会場からも拍手が。観ているだけでも、メンバーにとっては恐ろしい運動量であろうということが分かる。ここからは、着替えのメンバーとMCのメンバーとに分かれて。「こういうことができるのも人数が増えたからこそ」と口々に言う。その中で、カイは「会場は言って、どう緊張してる?ってマサヒロに聞いたら、『ちょっと緊張してきましたね』って言ってたんですけど。会場にみなさんが入っていく様子というのが控室のモニターで見ることができるんですけど、それを見て、マサヒロがモニターの前で緊張しながら『すごいっすね……』って」とマサヒロのかわいいエピソードを。そして、この日はクリスマスイブということで、ユーキがハルに「サンタさんになにを頼んだの?」と聞くと、「ゲームのカセットを電話で頼みました!熊本にいるサンタさんに」とハルがニコニコ。ユーキ一方、ユーキは「もうね、初めてかも、こんな体がガッチガチ。今やっと、リラックスしてきた」と言って笑わせつつ、「それぐらい代々木っていう場所は本当に特別な場所だし、この景色を見るといろいろ感情もあがってきますね。オープニングアクトだったり、いろんなイベントで立たせていただいて、いつかここで立ちたい、なんて言いいながら、積み重ねてきて、今ここに立てていたわけですから」と言うと、カイも頷き、「オープニングアクトのときは開場時間中にやっていたわけだから、まだお客さんが全員入っていない状態でも、『わっ、すごいね』って言ってた。いつかここを自分たちの力で埋めたいね、って言っていたから、本当にありがとうございます」と思いを伝えた。カラフルな衣装に着替えて全員が勢ぞろいすると、タカシの衣装を観たリョウガが「あれ?なんか……気のせいだけど、ひと声いいですか?あ、アンディ(トイストーリー)が来た!」と言うと、タカシが倒れ込み、会場に笑いを起こす場面も。シューヤそして、ここからライブも終盤戦。「みなさんラストスパート盛り上がっていけますか!」と声をかけ、『SAY NO』へ。「お前らのクリスマスは俺らのもんだぜ!」とタクヤが言い、ハイテンションにセンターステージへ。カイの「手上げろ!」で8号車も思い切り振り上げる。「盛り上がってますか!」というマサヒロの音頭で手拍子が響き渡る。アロハが「初披露の曲です」と言い、『宇宙ドライブ』に収録されている『BakaBakka』を。ラストに向けて更に勢いが増す。『越えてアバンチュール』では、トロッコに乗り、再び8号車の近くへ。トロッコの上でも全力で体を動かし、会場全体で思いっきり頭を振る。ハルは「8号車、まだまだいけるよなー!」と大絶叫。『バッタマン』ではハルが振り切ったぶっとびぶりを見せた。終盤とは思えない弾け方である。タカシはユーキを歌いながらおんぶし、走った。が、そこから一転、次の楽曲はストリングをしょって。「情緒がむちゃくちゃなんですけど」とタクヤ。「この曲を聴くと、1日1日を大切にしようと思います。人間、いつ死ぬか分かりません。そんな重いことじゃないんだけど、(新メンバーの)4人と出会えたのも、みんなと出会えたのも奇跡ですし、生きててよかった心の底から思います。みなさんとのかけがえのない未来に大きな希望を。全力で精一杯届けます」と涙をにじませながら言い、『Billion Bests』。「これからの未来、輝かしい未来に向かって、8号車のみなさんと一緒に走っていきます!」というタクヤの言葉と共に本編を締めくくった。思いが溢れて止まらないそれぞれのMCピンク色の照明に会場が染まる中、大きな手拍子に迎えられるようにして、アンコールは『Dance Dance Dancing!』でスタート。力いっぱいステージ上でまだまだ躍動する。この日最後となるMCではカイはメンバーひとりずつに感想を求めた。シューヤは「超特急に加入させていただいて4カ月。4カ月で代々木に立つことができるというのは、音楽をやり続けている人の中でありえないことなんですね。この場所を作ってくださっているオリメンの5人と、作ってきてくれたスタッフの方々、そして8号車のみなさんに本当に感謝しています。8月8日あの場に立ったときに『タカシくんを支えたい』という気持ちで超特急に入らせていただいて、その気持ちは今でも変わっていませんし、まだまだ力不足かもしれません。でも、僕はダンスボーカル界のツインボーカルと言ったら『超特急の2人』と言われるまで、その先も歌っていきますので、ぜひ変わらず応援よろしくお願いします」と決意を新たにした。マサヒロは「今日この代々木の会場で新体制を無事に見せられることができて、少しホッとしています。今日も残りわずかですけども、最後まで全力で体力がつきるまでパフォーマンスをしますので、引き続き温かい応援よろしくお願いします。絶対に東京ドームに行きましょう!」と力強く言った。アロハは「始まる前、舞台裏でドキドキしていたんですけど、ステージ立ったときに8号車のみなさんがキレイな景色を見させてくれて、心の底からパワーがみなぎってきました」と言い、「いつも8号車のみなさんには本当に助けてもらっています。だから僕なりに徐々に恩返ししていきたいと思っています」と涙声で語った。ハルは涙をぬぐい、言葉を詰まらせると、会場からは励ますような拍手が。「僕は超特急の最年少で、勉強とともにすることがたくさんあって、本当に大変だったんですけど、いまこうやってたくさんの8号車の方に応援してもらって、こんな最高の景色を最高の仲間9人と見ることができて本当に嬉しいです。この新メンバー3人がいなかったら、僕はここまでがんばってこれなかったし、家族や、スタッフさんだったり、周りの方がいなかったらここまで来られていなかったので、これから先いろんな壁があると思うんですけど、初心を忘れずに周りの方に感謝をして、東京ドームにこの9人に立つために努力しますので、この9人、僕を応援してもらえるように、よろしくお願いします!」カイはこの日のために時間を作り、準備をして、会場に来てくれた8号車に感謝を伝え、「準備に何日もかけて、ここにきてくれていることを嬉しく思っています。その想いを裏切らないように、これから毎日毎日努力して、みなさんをもっといいところ連れていきたいな、といつも思っているんですけど、いつも連れて行ってもらっているんですよね、みなさんに。なのでこれからも一緒にいい景色が観られるように進んでいきたいな、と思っています」。リョウガは「この4カ月、本当に大変で。親不知抜いたり、やりたくないネイルやらされて、髪も染めたりして……」と会場を笑わせつつ、「でもみなさんの笑顔をみることができて、本当に頑張ってきてよかったな、と思います。来年はもっともっと素敵なプレゼント交換ができたらいいな、と思っております」。タクヤは「私はすごく反省しております」と本編ラストで涙ぐんだことを回顧。「4人が感極まるのはわかるのよ。こんな素晴らしいところに4カ月ぐらいで立って、そうなるのはわかる。こんな10年もやって……(笑)背中を見せてあげるべきじゃん」と言うと、メンバーからは「お前の背中はでかいから大丈夫だって!」と声が飛び、みんなから笑顔がこぼれる。改めてタクヤは「こうやって一緒にライブができていることが大事なことなんだよ、って伝えたいです。この4人が入ってなかったら出会わなかった人もいると思う。そんな素敵な1年にできたこと、それが何よりもすごく幸せでみなさんと一緒にライブをしていて、笑顔でペンライトを振ってくれている姿が心に来ました」と伝えた。ユーキは「この2022年、コロナだったりいろいろ大変な辛い中、こうして新しい仲間を迎えまして、突っ走れてるって本当に奇跡だと思いますし。シューヤもハルもマサヒロもアロハも頑張ってくれたからここまで来れてると思うから。それがすごく嬉しかったし、こいつらとだったら夢叶えられるんじゃないか、って今でもずっと思ってます。今まで、どの超特急もかけがえのない時間だったし、ずっと大切にしてきた宝物なんですけど、一回ちょっと僕の中で、下を向きかけたときに希望の光が出てきて、逆にいま新メンバーの4人に背中を押されるぐらいに勢いにね、初期のころの勢いを感じて、忘れちゃいけないものってあるな、って思ったし、俺もまだまだ20代ですから。この瞬間、燃え尽きないで、人生終わるのってもったいないな、悔しいな、と思ったので、今楽しいし、ワクワクしてます。それはやっぱり、いま超特急を支えてくれるメンバーだったり、スタッフ、何よりも新メンバーの熱いエナジー溢れるパワーあってこそだと思うので、2023年、とんでもない年にしましょう!」最後を締めくくるのはタカシ。「この2022年、改めて振り返ってみると、いろんな変化を起こして進化に繋がっていく1年だったな、と思います。僕自身もずっとボーカルひとりでやってきて、もう俺は無理かもしれへんと何回も思うこともあったんですけど、そんな気持ちが押しつぶされそうになった時に希望の光をくれたのが新メンバーの4人です。もっともっと、この4人と、そしてこれまで走ってきた5人、9人合わせたらもっとやばいグループになれるな、と確実に感じてるし、確実な夢を見てるし、同じ景色を見れるってこんなに嬉しいことなんやなと思ったし。いろんなことを振り返ったら、超特急募、本当にいろんな考えがあったし、人の人生を変えることはこんなに苦しいことなんや、と思うこともあったし。だけどこの辛さとある悩み、その先にある笑顔、楽しみ、みんなで分かち合う。そういったことを抱え込まずに、9等分にできるっていうことがこんな気持ちが軽くなるんや、笑顔になれることなんや、と気づかせてもらった2022年でした。来年はもっとやばいグループになると思います。絶対にならないといけないな、と思います」メンバーそれぞれの言葉が8号車の心にしみわたったはず。ただ、長くなってしまったMCに「だから打ち合わせでひとり30秒って言ったよね!?」とカイが言い、タカシは「すみません、30秒が合計30分みたいになってしまいました」とニッコリ。こういうところが超特急らしい。タカシが「もっともっと、来年、素敵な冒険ができると思っています。その冒険についてきてくれますか?」と問いかけると、8号車からは大きな拍手が。そして最後は『gr8est journey』、生ストリングス隊と共に『走れ!!!!!超特急』をセンターステージで披露。全力でパフォーマンスをやり切り、感謝の気持ちを伝えるように、会場のすみずみまでに手を振って、ライブを終えた超特急。いつだって、8号車の情緒がぐちゃぐちゃになるほどに好きにさせてくれるのが超特急だ。超特急がクリスマスに見せた「NEW WORLD」。ここから超特急は、新たな冒険に向けて走り出す。8号車と一緒に。取材・文:ふくだりょうこ
2022年12月26日いよいよ今週末はクリスマス。ツリーを飾って、クリスマスプレゼントを用意して…「はっ!ケーキの手配がまだだった!!」そんな方におすすめなのが、クリスマス前日の24日まで予約OKの通販サイトCake.jpのサービス「超特急サンタ便」。まだ間に合います!まだ間に合う!24日まで予約OKの「超特急サンタ便」ケーキ・スイーツの専門通販サイト『Cake.jp』は、クリスマスイヴである12月24日まで人気のクリスマスケーキの注文を受け付け、12月25日にお届けが可能な「超特急サンタ便」を提供しています。一部品切れのものもありますが、まだたくさんの商品の中から選ぶことができます。編集部が気になったいくつかのケーキをご紹介します。※2022年12月23日時点の情報です。詳細はサイトでご確認ください。4号【12cm】クリスマスイチゴ生デコレーションケーキ価格:3,980円(税込)クリスマスケーキは王道の苺ケーキで決まり!ふわふわの北海道産生クリームとジュ―シーな苺がのったクリスマスケーキ。スポンジの間にも苺のスライスを贅沢に挟んでいます。サイズは3号(9cm)、4号(12cm)、5号(15cm)、6号(18cm)の4種類があり、二人用でも家族用でもOK。 Cake.jpで購入する 【CACAO SAMPAKA】クリスマス限定 スモールサンタベア エマ チョコレートケーキ価格:8,500円(税込)ちょこんと乗ったクマ、実は、ひとつひとつ丁寧にショコラティエが手作りする、精巧なぬいぐるみ感を演出したベア型チョコレートなんです!ケーキ部分は、さくさくとした食感のビスキュイ生地と香ばしいアーモンドプラリネの上に、カカオ70%クーベルチュールを使用したダークチョコレートムースとミルクチョコレートムースを重ねました。カカオの濃厚な香りに包まれる大人の味わいをお楽しみください。 Cake.jpで購入する お菓子が飛び出す!ギミッククリスマスケーキ 5号価格:6,900円(税込)ケーキの上ではサンタやトナカイたちが楽しそうに集い、クリスマスの食卓が一気に華やぎます。カットすると中から飛び出すお菓子たちに子どもも大人もびっくりのギミックケーキです。 Cake.jpで購入する いちごのアントルメ・グラッセ 《アイスケーキ》パティシエ 渋谷たくと監修価格:5,500円(税込)こちらは「アイス」を使用したアイスケーキ。ひやっと冷たくて、きゅんと甘い苺が特徴。しつこくない上品な甘さが口の中にふわっと広がります。ケーキの中身はスポンジと生クリームがたっぷり入ったイチゴミルクアイスクリーム。上には表面をほんのりと焦がした、イタリアンメレンゲ。冷凍で届きますが、すぐにお召し上がりいただける新感覚ケーキです。 Cake.jpで購入する ヴィーガンオレンジ&チョコレートケーキ 4号 12cm価格:3,820円(税込)卵・乳製品・小麦・不使用。動物性食品であるゼラチンも使用せず、カシューナッツで作った植物性ミルクとカカオバターで作った濃厚で滑らかなムースのようなケーキです。オレンジ味の生地とチョコレート味の生地が二層に重なっています。甘みはミネラルたっぷりのメープルシロップを使用。土台のくるみとデーツで出来たヘルシーブラウニー生地がアクセントです。 Cake.jpで購入する クリスマスに欠かせないクリスマスケーキ、当日買いに行くことが難しい、という方はぜひ探してみてくださいね!※12/20 12:00現在、大雪の影響で、指定日配達ができない可能性のある地域があるようです。Cake.jpのサイトでお確かめください。
2022年12月23日超特急が、年末のアリーナ単独公演『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2022「新世界 -NEW WORLD-」』のテーマソング「NEW WORLD」を本日12月18日に配信リリースし、併せてLyric Videoを公開した。「NEW WORLD」は、新たにメインダンサー3名とバックボーカル1名を迎え、9名の新体制となった超特急が目指す進化の先の新世界へのモチベーションを歌ったナンバー。メンバー1人1人の決意が感じられるLyric Videoは、超特急にとっての東京都内ゆかりの地をメンバーがそれぞれランニングする姿が印象的な映像となっている。「NEW WORLD」Lyric Video<配信情報>「NEW WORLD」配信中配信リンク:プレゼントキャンペーン情報:<ツアー情報>超特急『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2022「新世界 -NEW WORLD-」』12月24日(土) 東京・国立代々木競技場 第一体育館開場 17:00 / 開演 18:0012月25日(日) 大阪・大阪城ホール開場 17:00 / 開演 18:00詳細はこちら:超特急 オフィシャルサイト:
2022年12月18日今回、ご紹介するのは、TOKYO MX新月曜ドラマ『デブとラブと過ちと!』。超ポジティブな記憶喪失のヒロイン・幸田夢子と若手副社長・結城圭介が繰り広げるラブコメディです。夢子が恋する若手副社長・結城を演じた、草川拓弥(超特急)さんに、お話をうかがいました。ananweb独占のオフショットを交えて、インタビューの様子をお伝えいたします。「かなでさんの心遣いにキュンとしました」原作を手にした草川さん。クールな表情がかっこいい!【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 127『デブとラブと過ちと!』の原作は、コミックシーモアで累計6,000万DLを突破している、ままかり氏による同名タイトルの大人気コミックです。物語は、自身の容姿に悩み、ふさぎこんでいたヒロイン・幸田夢子がある日、ビルの屋上から落下してしまうところから始まります。なんとか一命を取り留めた夢子ですが、目が覚めた彼女は「これが……私……!? 超かわいい!」と、以前とは180度違う超ポジティブな性格に。大変身した夢子によって、周囲の環境は大きく変わっていきます。夢子を演じるのは、念願のドラマ初主演となる、かなで(3時のヒロイン)さん。バラエティ番組で活躍するだけでなく、近年では映画『地獄の花園』『KAPPEI カッペイ』などで個性あふれる強烈なキャラクターを熱演。『デブとラブと過ちと!』では、爆笑や涙を誘うキュートかつパワフルな演技を披露しています。夢子が恋する若手副社長・結城圭介役として、かなでさんとダブル主演を務めるのは、草川拓弥さん(超特急)。メインダンサー&バックボーカルグループ『超特急』のタクヤとしても活動する草川さんは、Paraviドラマ『みなと商事コインランドリー』に続き、2クール連続で主演を務める快挙。生まれ変わった夢子との出会いをきっかけに、自身の過ちと向き合い、徐々に変わっていく結城を好演しています。さらに、夢子と結城が働くお菓子メーカー・サイバラの企画部メンバーとして、崎山つばささん、高橋健介さん、元NMB48の太田夢莉さんが出演。週の初めをパッと明るく照らすようなドラマが、『デブとラブと過ちと!』、略して“デブラブ”です。夢子と結城が働くお菓子メーカー・サイバラのセットにてーーかなでさんとW主演するドラマのオファーをいただいたとき、どう思いましたか?草川さんドラマの主演オファーを続けていただいたことが嬉しかったですし、ワクワクしました。かなでさんとは『コント×超特急』で共演したことがあったのですが、そのときはあまりお話ができなかったので、今回は違った形でしっかりとご一緒できることを楽しみに思いました。ーー女優としてのかなでさんにどのような印象を抱きましたか?草川さん僕は以前から超特急としてバラエティ番組に出演させていただいたこともあって、芸人さんたちをすごく尊敬しているんです。芸人さんたちは頭の回転が速いというイメージを抱いているんですが、かなでさんもドラマ初主演とは思えないほど、周りのスタッフの方々や現場の雰囲気を温かくしてくれました。いろんなことを考えていらっしゃる方だなと思いました。W主演の形ではありますが、僕はかなでさんが座長だと思っていて、何かあったときに彼女のサポートができたらいいなと思っていました。アンニュイな雰囲気を醸し出す結城ーー結城に共感したところ、似ているところは?草川さん僕もよく『超特急』のメンバーや周りからツンデレと言われるんです。普段、ツンツンしているだけに、デレると結構ギャップがあるみたいです。「はぁ」と、ため息をつきがちで、ネガティブなところも似ているかもしれません。とはいえ、僕に自覚はないので、ファンの方々のほうがよくご存じかもしれません(笑)。ーー撮影現場の雰囲気を教えてください。草川さんタイトなスケジュールでしたが、かなでさんがいると場がすごく明るくなって。かなでさんのワンアクションで、みんなが笑って場がなごんでいました。キャスト同士も仲良くて、素敵な現場でした。若社長と言えば、腕組み!?ーー夢子の才能にベタ惚れな後輩・松陰寺尊を演じた高橋健介さんが、ドラマ『デブとラブと過ちと!』の公式サイトでユニークなコメントを出していました。草川さん彼も現場のムードメーカーでした。かなでさんと一番仲が良いんじゃないかというほど、たくさんおしゃべりしていましたね。ーー結城としては、嫉妬してしまいますね。草川さんそうですね。役の設定とぴったりハマっていたと思います。僕は人見知りなので、カメラがまわっていないところでも楽しくしゃべっている姿を見て、うらやましく思いました。撮影の合間は、リラックスした雰囲気でーー撮影現場で印象に残ったエピソードがあれば教えてください。草川さんクランクアップの日、僕の撮影の間に空きがあって、いったん現場から出て戻ってきたときに、テーブルの上に飲み物が置いてあったんです。僕がよく飲んでいるものだったので嬉しかったのですが、誰からも「〇〇さんからの差し入れだよ」などと言われないまま時間が過ぎていって。のちに、かなでさんがコンビニに行ったとき、ふたつだけあったものを差し入れしてくださったことが分かったんです。その心遣いにキュンとしました。ーー何も言わずにそっとテーブルに置くところが奥ゆかしいですね。草川さんびっくりしました。ずるいほど、素敵ですよね(笑)。かなでさんがお疲れさまの気持ちを込めてくださったんだと思います。僕がコンビニで見つけたら、ラッキー!と思って2本とも買い、自宅に持って帰っちゃいます(笑)。ーー最後に、見どころをお願いいたします。草川さん原作は現在も続いているので、違った結末を持つオリジナルの物語となっています。視聴者の方は、夢子にたくさん背中を押してもらったり、励ましをもらえたりすると思います。結城も、副社長の立場上、もやもやした悩みやストレスなどいろんなものを抱えています。明日からまた頑張ろうと元気づけられるような作品となっています。ぜひ楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話ツンデレと評判の草川さん。最近、デレるほどハマっているのは、意外な食べ物。「岩下の新生姜です。コンビニにも置いているので、大好きすぎて、毎日食べています。今日、家を出る前にも食べました!」(草川さん)。Informationドラマ『デブとラブと過ちと!』11月7日より、TOKYO MX1にて毎週月曜22:00~22:30放送開始11月12日より、BSフジにて毎週土曜24:30~25:00放送開始民放公式テレビポータル『TVer』にて2週間見逃し配信!スマホアプリ/Webサイト『エムキャス』にて、全国無料でリアルタイム配信&1週間見逃し配信!そのほか、各配信プラットフォームにて配信予定出演:かなで(3時のヒロイン)、草川拓弥(超特急)、太田夢莉、中西悠綺、西村ヒロチョ、志保、高橋健介、崎山つばさほかオープニング主題歌:-真天地開闢集団-ジグザグ「スマイルかわいいねん」(CRIMZON)エンディング主題歌:フウセンカヅラ「シンデレラ」(T-RECKLESS creative forest)監督・脚本:本田隆一・綿種アヤ制作協力:The icon©ままかり/ソルマーレ編集部 ©TOKYO MX文・田嶋真理文・田嶋真理
2022年11月07日株式会社近鉄リテーリングが運営するクラフトビール醸造所「大和醸造(Yamato Brewery)」は、近畿日本鉄道株式会社が運行する観光特急「しまかぜ」「青の交響曲(シンフォニー)」「あをによし」の車内において、各特急のオリジナルラベルのクラフトビール「はじまりの音Pale ale」と「はじまりの音Saison」を、2022年11月1日(火)から販売します。ラベルデザインは、各特急のイメージカラーを背景に、車両正面のイラストとプレート状の車両形式番号や運行開始時期を記載した特急ごとのオリジナルデザインです。観光特急が提供するくつろぎの時間のお供に、旅の思い出として、美味しいクラフトビールを是非お愉しみください。詳細は、別紙のとおりです。商品イメージ別 紙1.販売商品について(1)商品名:はじまりの音(Pale ale・Saison)しまかぜ限定ラベル (しまかぜ限定販売)はじまりの音(Pale ale・Saison)青の交響曲限定ラベル(青の交響曲限定販売)はじまりの音(Pale ale・Saison)あをによし限定ラベル(あをによし限定販売)(2)商品の種類:ビール(3)内容量:330ml(4)販売店舗:各特急車内限定販売(5)販売価格:各750円(消費税込み)(6)発売開始日:2022年11月1日(火)(7)商品の特徴●Pale ale(ペールエール)柑橘系のアロマがやさしく香る、キレのある後味伝統的な英国スタイルの麦の豊かな味が楽しめるペールエール。バランスのとれた味わいとキレのある後味は飲み易く、2杯、3杯と飲みたくなるビールです。●Saison(セゾン)International Beer Cup 2022Keg(樽)Classic Saison部門:金賞受賞すっきりとした飲み口の後に広がる芳醇な香り小麦のやわらかな香りに包まれるクラシックセゾン。しっかりと麦が感じられながらも軽やかな飲み心地のビールです。2.「大和醸造(Yamato Brewery)」について『大和醸造』は2020年1月6日にビール製造免許を取得し、近鉄奈良駅前に開業したビール醸造所です。「クラフトビールで人と人との和を紡ぐ」をコンセプトとしてオリジナルクラフトビールを提供しています。(1) 醸造所名:大和醸造(Yamato Brewery)(2) 住所:奈良市東向中町6番地奈良県経済倶楽部ビル1階(3) 面積:75.7平方メートル(4) 主な醸造設備:仕込みタンク1基発酵タンク 1キロリットル2基 500リットル3基熟成タンク 1キロリットル1基 500リットル2基 他(5) 大和醸造写真:(6) ホームページURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月27日超特急が、10月12日に宇宙空間を模した会場でYouTube生配信を行った。配信では、同日に発売された新体制初となるシングル『宇宙ドライブ』のリリース記念パーティーと兼ねて、新メンバーの担当カラーを発表。11号車シューヤがチャコール、12号車マサヒロがブラウン、13号車アロハがターコイズブルー、14号車ハルがオレンジに決定した。また、配信終了後には「宇宙ドライブ」の新作ミュージックビデオが公開された。「-ZERO G ver.」-と名付けられた映像は、新メンバーが超特急の洗礼を受け、宇宙初となる無重力空間での“すし組体操”に挑戦。無重力空間でのアクティブな動きは慣れている人でも難しいといわれているなか、マグロやいくらを模した組体操を披露。空港の滑走路を貸し切って撮影された迫力のあるダンスシーンとのギャップが超特急らしい映像に仕上がっている。■シューヤ コメント自分の好きな色でもあり、オシャレな色が自分のカラーになって嬉しいです!これからの衣装、グッズ等がその色で埋め尽くされると思うと楽しみです。そして、僕達新メンバーの意見を第一に考えてくれたオリジナルメンバーに感謝しています! 8/8の新メンバーお披露目の際にも言いましたが、これから先もこれまでの超特急に敬意を持ち、これからもっともっと飛躍する為に僕の強みをいかしていきます。■マサヒロ コメント無事に担当カラーが決まりました。これからブラウンの衣装をかっこよくセクシーに着こなしステージを華やかに彩ります!そして8号車の皆様には、9色のペンライトで会場を華やかに輝かせて頂ければなと思っています。■アロハ コメントこの度メンバーカラー、ターコイズとして活動させて頂くことになりました!僕自身、『生まれ変わる』『新しい自分』と言う意味も込めまして、今回ターコイズを選ばせて頂きました。ターコイズが世界一似合う男になります!これからターコイズアロハ宜しくお願い致します!■ハル コメント素直にメンバーカラーが自分にあるって事だけですごく嬉しいのですが、オレンジは僕たちが加入して初めての楽曲「宇宙ドライブ」の衣装の色でもあるので更に嬉しいです!元々メンバーカラーに憧れがあったので、これから背負っていくオレンジ色と仲良くして沢山の人がオレンジ色を好きになってもらえるよう努力します!!超特急「宇宙ドライブ」-ZERO G ver.- MV<リリース情報>超特急 New Single『宇宙ドライブ』Now On Sale●通常盤A【CD Only】1,650円(税込)超特急『宇宙ドライブ』通常盤Aジャケット【収録曲】1. 宇宙ドライブ2. BakaBakka3. 颯爽とハローマイラヴ4. Re-TRAIN●通常盤B【CD Only】1,650円(税込)超特急『宇宙ドライブ』通常盤Bジャケット【収録曲】1. 宇宙ドライブ2. BakaBakka3. きみとシンギュラリティ4. Re-TRAIN●夢8盤【CD+GOODS】3,850円(税込)超特急『宇宙ドライブ』夢8盤ジャケット【収録曲】1. 宇宙ドライブ2. 颯爽とハローマイラヴ3. きみとシンギュラリティ4. Re-TRAIN【GOODS】超特急ビジュアルフォトスタンド超特急「宇宙ドライブ」-SUSHI ver.- MV詳細はこちら:購入リンク:<ツアー情報>超特急『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2022「新世界 -NEW WORLD-」』12月24日(土) 東京・国立代々木競技場 第一体育館開場 17:00 / 開演 18:0012月25日(日) 大阪・大阪城ホール開場 17:00 / 開演 18:00詳細はこちら:超特急 オフィシャルサイト:
2022年10月13日メインダンサー&バックボーカルグループ超特急が9月26日にZepp DiverCityにてNewシングル『宇宙ドライブ』のリリースイベントを行った。東名阪と回ったイベントツアーもこの日が最終日。新メンバーを加えての初となったリリースイベントの模様をレポートする。笑いがたっぷりの企画&ミニライブで8号車を魅了!リョウガの開演前アナウンス(途中からカイも参加し、小学校の運動会風アナウンスを展開)のあと、メンバー9人が「こんばんは~」と登場、まずは自己紹介から。元気いっぱいにシューヤが「ブチ上げていきます、楽しんでいきましょう!」とあいさつし、「楽しむぞーよいしょー!」とカイ、シンプルにリョウガ、マサヒロが。タクヤは「1部と2部の間に食べたお弁当は魚のよく分かんないやつでした」と言うと、ここからほかのメンバーがのっかっていく。「バナナスムージーと31のアイスいただきました!ごちそうさまでした」(ユーキ)、「お弁当食べるの忘れました」(アロハ)、「ダッシュしてました」(ハル)、「目の下のキラキラ増やしてもらいました。タカシやで!」(タカシ)と最初から個性全開だ。そして、イベントは、タカシがMCでゲームコーナー「9人の絆を見せろ超特急アーカイブ伝言ゲーム」から。新曲のタイトルにちなみ、「宇宙」チームと「ドライブ」チームに分かれて、超特急の歴史の中であった思い出のフレーズやグループ史に残る出来事を題材にした伝言ゲームだ。オリジナルメンバーはもちろん、新メンバーも勉強してきているはず……とタカシ。ちなみに負けたチームには罰ゲームもある。チーム分けはくじで決定。宇宙チームはリョウガ、ユーキ、ハル、シューヤ、ドライブチームはカイ、タクヤ、アロハ、マサヒロという組み合わせに。が、リョウガの表情が冴えない。意気込みを聞かれると、リョウガは「ちょっとねー……言い方考えると地雷がいるぅ……心配だなあ、と」。濁しつつ、ユーキのだと言うと、「伝えるべきお題を彼は覚えられない」とリョウガ。これまでのイベントでも、「お題を忘れてとっちらかってしまった」のだそう。しかし、「終わりよければ、全てよし!」ということで気合いが入っている様子を見せた。ドライブチームの意気込みは「がんばりまあす!」とシンプルにタクヤ。ゲームは宇宙チームが先行でスタートした。シューヤ、リョウガ、ハル、ユウキの順で伝言していく。ヘッドフォンをした状態で、口の動きだけで、伝言を伝えるというシステムだ。トップバッターのシューヤ以外はヘッドフォンをしているが、アイマスクもつけ、ヘッドフォンから流れる音楽に合わせて音頭を踊る3人がかわいい。伝言する言葉は「ツンデレ代表タクヤ」。シューヤからリョウガに伝えた時点では「ツンデレタクヤ」に縮まり、ハルはキリッと「シュンペイ」とユーキに伝え、最後のユーキが出した答えは……「すっぱい顔のリョウガ」。これには思わずリョウガが「どんな歴史上のできごとよ」と突っ込む。後攻のドライブチームはアロハ、タクヤ、マサヒロ、カイの順で伝えていく。伝言する言葉は「タカシケーキ美味い」が、こちらもどんどん変わっていく。タクヤでは「タカシカイおいしい」、マサヒロは「タカシカイ甲子園」とカイに伝えると、通じ合ったと確信したのかしっかりとハグする2人。そしてカイが出した答えは「タカシカイ温泉」。実際にタカシとカイが温泉で語り合った過去があるのだという。とは言え、不正解は不正解。しかし、超特急の歴史、エピソードとしては本当にあったことなので正解では?と4人がタカシに迫る場面も。2回戦はまさかの…愛の叫びにも注目!1回戦は2チームとも不正解だったが、2回戦は一味違う。順番を変えて、宇宙チームはユーキの「おさななが付き合い一番長いから」という言葉がきっかけでこのリョウガ、ユーキ、シュウヤ、ハルの順番に。伝言する言葉は「髪型変えないリョウガ」だったが見事、伝言を成功させる。「ファイナルでやる男たちなんだよ、俺らが!」とユーキ。ただ、成功しつつ、リョウガはちょっと納得いかない様子だ。ドライブチームも順番を変え、カイ、タクヤ、マサヒロ、アロハで、伝言するのは「タカシもみあげ長すぎ」。これにはタカシが「やかましいわ」と突っ込む。宇宙チームが勝負を決めたかと思われていたが、ドライブチームも見事伝言を達成!が、宇宙チームから、「制限時間を越えていたのにMCが止めなかった」と物言いが入る。結果、勝負は引き分けだったことから、罰ゲームはレフリーなのに止めなかったタカシと、髪型を変えない人・リョウガが受けることに。やはり腑に落ちない様子を見せるリョウガは「みんなリョウガの髪型が変わったのを見たいんだよ」という言葉にリョウガは「変わってっし。襟足がちょっと長めとか、前髪短めとか変わってるし!」と反論するが、カイは「もし、次僕が衣装やらしてもらうってなったら髪型も指定するわ」と言うと会場からは拍手が。次回、一体どうなることやら……そして罰ゲームは「東京タワーのイルミネーションを見ながら愛を叫ぶ」「みなさんペンライト持ってますから、最高のイルミネーションありますから」とシューヤ。会場が暗くなり、まずはタカシにピンスポが当たる。シューヤの言うように、確かにその光景は美しいものだ。そんな中、タカシからの愛の叫びは……。「東京タワーから見る景色、めっちゃ綺麗やな。あんな感じで見えてねんや。なんか今なら言えそうな気がする。おーい!俺はハチコのことが大好きやー!」「やっぱりまずはこれが聞きたいよね」とカイが拍手を送る。そして、リョウガ。「はー、きれー……すご……。なんか明るいね、あそこ。なにやってんだろ、パーティー中かな。なにやってるんだろうね、明るくね、あそこ。ペテルギウスかよ、つってね。」そのまま愛の叫びが始まるかと思いきや…。「実は……もっときれいなものを見せるためにとあるサプライズを用意したんだ。……俺の髪の毛、光ファイバー!……なんだけどさ。もう1個、用意したんだよね。俺の!足の指、白熱電球!」……と、まさかの強制終了がかかった上で、「もう一回どうぞ」とスタッフからの指示が。2回目も強制終了がかかり、「なんでもう1回させた?」とリョウガも嘆き節だ。ハルからは「俺、好きでしたよ」と声が上がるが、「10歳下にフォローされた」とリョウガの虚無の表情でゲームコーナーを終えた(ちなみに、イベント終了間際にもリベンジすることになる)。9人体制での新曲『宇宙ドライブ』から『gr8est journey』までそしてここからライブコーナーへ。1曲目はもちろん『宇宙ドライブ』。センターに立つハルがキラキラでキュートな笑顔を見せる。7人に増えたメインダンサー。その人数を活かしてのフォーメーションは迫力がある。そして、たった1曲の中に、いろんなエンターテイメントがギュッと詰まっていて、早くも新生・超特急への期待が高まる。そして、2曲目はオリジナルメンバー5人で『Kiss Me Baby』。キレッキレなクールなパフォーマンスにくらくらしてしまう。会場もクラップで盛り上がり、先ほどまでのコーナーとは空気もガラッと変わったのがわかる。続いて、今度はカイ、リョウガ、タクヤ、ユーキで『ドーブリジェン』へ。特徴あるビートに自然と体が揺れる。終盤は、タカシと新メンバー4人も加わり、9人で魅せた。MCでは『宇宙ドライブ』の振り付けについて。今回はユーキが担当している。「かなり超特急らしさが出ていると思う」とし、「『宇宙ドライブ』っていうタイトルなのに、歌詞が寿司のイメージがすごく強くて、和風じゃないですけど日本の文化も取り入れながらも、キメるところはキメる」とユーキ。また、マサヒロが一部加わっている部分があり、「マーくんの個性を振りに活かしたりもしました」。そして、「今回はセンターを意識して作ってるんですけど、新旧じゃないんですけど、超特急の顔、タクヤ、そして新しく入ってきた、最年少ですけど今後もいい感じにギラギラと、背負ってくれる。僕のいろいろ思いも託してハルをセンターにもってきているんですけど、プラス、他のアロハとマーくんもヤバイんだぞ、っていうところを見せたくて」とそれぞれにスポットが当たるように意識したとユーキが明かした。タクヤユーキシューヤしかし、そこでカイが「ちょっと、“旧”っていうのやめてもらっていい?」。「その古臭い、みたいなのやめてもらっていいかな!せめてオリジナルでいいじゃないかな!」と猛抗議。ユーキが「オリメン」と言い直したが、発音が似ていたからか、そこから好きなオリジン弁当の話題に行くのがイイ。そして、イベントも終盤戦。タカシが「今回、リリースイベントなので、時間が限られている中ではあったんですけど、少しずつ今来てくださっている方々は新体制になった超特急、新メンバーのことを少しでも分かってくれるようなライブツアーになったんじゃないかな、と思います。ここから先、ニューワールドに間違いなくつなげていけるようなZeppツアーになっていくと思いますので、ぜひぜひ、よろしくお願いいたします」とあいさつしたあと、『颯爽とハローマイラブ』を届けた。タカシアロハそしてラストはカイの「これからも超特急と共に歩んでいきましょう!」という言葉と共に『gr8est journey』で締めくくった。このあとには、サプライズでカイの誕生日祝いが一足早く行われた。意気込みを聞かれたカイは「超特急とともに20代も後半にさしかかるわけですけど、27歳もですけど、いろんなことをやらせていただいて、新しく4人が入ってきてくれたり、超特急としてももう一段階いけるかな、という思いの中で個人としてもいろいろできたらいいな、と思っていますし、いろんなことに挑戦していく超特急、そして僕自身を8号車のみなさんと一緒に歩んでいければいいのかな、と思っています」。カイリョウガハルマサヒロリリースイベントを終え、「さみしい」と口々に言うメンバー。しかし、すでに視線はその先に向いている。年末にはアリーナツアーが控えている。ユーキは「リリースツアーやらせていただいて、ライブ中、5人だけのときもあったけど、僕は完璧になった状態を年末に見せたい。9人の姿を思い切りぶつけたいと思っていますので、期待して待ってくださっていたら嬉しいな、と思います」。イベント中には、9人体制となって初の書籍『超特急ライブ図鑑~Episode 0~』が11月25日に発売することが発表された。新しい力が加わり、さらなる成長を続ける超特急。この瞬間の彼らは、今しか見られない。見逃せない瞬間が、これからも続くはずだ。取材・文:ふくだりょうこ撮影:寺本篤史
2022年09月27日このたび当社では、「日本一距離の長い路線バス」である八木新宮特急バスの一部便の走行ルートと停車停留所を短縮し、十津川温泉に最速で行ける観光特急「やまかぜ」を下記のとおり運行いたします。「やまかぜ」のご利用により、十津川温泉までの所要時間が35分短くなり、その分、十津川村での滞在時間も確保できますので、よりゆっくりと観光をお楽しみいただくことができます。ぜひ、観光に便利な「やまかぜ」をご利用ください。記1.新系統「やまかぜ」の運行概要 ※運賃および車両タイプは、現行と同様です。(1)運行日令和4年10月1日(土)~土・日祝日のみ(2)運行便大和八木駅発2便目(11:38発)および新宮駅発3便目(10:18発)(3)走行ルート別紙ご参照(速達化する部分のみ)(4)停留所数89停留所(現行は166停留所)※五条駅からホテル昴間の77箇所の停留所に停車せず、五条駅、星のくに、上野地(谷瀬の吊り橋)、十津川村役場、十津川温泉、ホテル昴のみに停車いたします。(5)所要時間大和八木駅から上野地(谷瀬の吊り橋)まで約2時間40分(現行は約3時間かかり、約20分短縮)大和八木駅から十津川温泉まで約3時間50分(現行は約4時間25分かかり、約35分短縮)2.お問合せ奈良交通 お客様サービスセンター0742(20)3100 (8:30~19:00 年中無休)以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月15日超特急が、新曲「宇宙ドライブ」のSUSHIバージョンのMusic Videoを公開した。デビュー10周年を迎え、新メンバーオーディション「超特急募」を行い、9人体制となった超特急。新体制初の新曲となる「宇宙ドライブ」は、メンバーが主演を務めるドラマ『超特急、地球を救え。』の主題歌で、新体制第1弾シングルとして10月12日に発売される。公開されたMVは、“3分で消化不良を全開放!”をテーマに、「徐々に戻ってきた日常に対して、まだ物足りなさを感じている=消化不良気味の気持ちを大いに笑って、大いに楽しんでもらい、モヤモヤを一気に解消してもらいたい!」という想いが込められた映像となっている。超特急「宇宙ドライブ」-SUSHI ver.- MV<リリース情報>超特急 New Single『宇宙ドライブ』10月12日(水) リリース●通常盤A【CD Only】1,650円(税込)超特急『宇宙ドライブ』通常盤Aジャケット【収録曲】1. 宇宙ドライブ2. BakaBakka3. 颯爽とハローマイラヴ4. Re-TRAIN●通常盤B【CD Only】1,650円(税込)超特急『宇宙ドライブ』通常盤Bジャケット【収録曲】1. 宇宙ドライブ2. BakaBakka3. きみとシンギュラリティ4. Re-TRAIN●夢8盤【CD+GOODS】3,850円(税込)超特急『宇宙ドライブ』夢8盤ジャケット【収録曲】1. 宇宙ドライブ2. 颯爽とハローマイラヴ3. きみとシンギュラリティ4. Re-TRAIN【GOODS】超特急ビジュアルフォトスタンド詳細はこちら:予約リンク:<イベント情報>『New Single「宇宙ドライブ」リリースイベント in Zepp』9月22日(木) 愛知・Zepp Nagoya【1部】開場 13:00 / 開演 13:45【2部】開場 17:30 / 開演 18:159月23日(金・祝) 大阪・Zepp Osaka Bayside【1部】開場 12:00 / 開演 13:00【2部】開場 17:00 / 開演 18:009月25日(日) 東京・Zepp DiverCity (TOKYO)【1部】開場 12:00 / 開演 13:00【2部】開場 17:00 / 開演 18:009月26日(月) 東京・Zepp DiverCity (TOKYO)【1部】開場 12:00 / 開演 13:00【2部】開場 17:00 / 開演 18:00詳細はこちら:<ツアー情報>超特急『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2022「新世界 -NEW WORLD-」』12月24日(土) 東京・国立代々木競技場 第一体育館開場 17:00 / 開演 18:0012月25日(日) 大阪・大阪城ホール開場 17:00 / 開演 18:00詳細はこちら:超特急 オフィシャルサイト:
2022年09月13日10月12日(水) にリリースされる超特急のニューシングル『宇宙ドライブ』の新ビジュアルとジャケット写真が公開された。今作は、新メンバーオーディション“超特急募”を開催してメンバーが9人となった超特急の新体制後第1弾シングル。今回の衣装は2号車のカイがプロデュースを手掛け、レーシングジャケットをベースに光沢感のある生地で未来を、インナーのヴィンテージTシャツで過去を表現。超特急が築いてきた10年の軌跡に、新たに連結した新メンバー4名が加わり進化した姿、そして楽曲のイメージを体現した衣装となっている。<リリース情報>New Single『宇宙ドライブ』2022年10月12日(水) リリース●通常盤A【CD Only】1,650円(税込)『宇宙ドライブ』通常盤Aジャケット【収録曲】1. 宇宙ドライブ2. BakaBakka3. 颯爽とハローマイラヴ4. Re-TRAIN●通常盤B【CD Only】1,650円(税込)『宇宙ドライブ』通常盤Bジャケット【収録曲】1. 宇宙ドライブ2. BakaBakka3. きみとシンギュラリティ4. Re-TRAIN●夢8盤【CD+GOODS】3,850円(税込)『宇宙ドライブ』夢8盤ジャケット【収録曲】1. 宇宙ドライブ2. 颯爽とハローマイラヴ3. きみとシンギュラリティ4. Re-TRAIN【GOODS】超特急ビジュアルフォトスタンド※夢8盤の予約受付は8月25日(木) 開始予定です。詳細は後日発表いたします。CD / リリースイベント詳細はこちら:予約リンク:<イベント情報>『New Single「宇宙ドライブ」リリースイベント in Zepp』■2022年9月22日(木)【愛知】Zepp Nagoya【1部】開場 13:00 / 開演 13:45【2部】開場 17:30 / 開演 18:15■2022年9月23日(金・祝)【大阪】Zepp Osaka Bayside【1部】開場 12:00 / 開演 13:00【2部】開場 17:00 / 開演 18:00■2022年9月25日(日)【東京】Zepp DiverCity (TOKYO)【1部】開場 12:00 / 開演 13:00【2部】開場 17:00 / 開演 18:00■2022年9月26日(月)【東京】Zepp DiverCity (TOKYO)【1部】開場 12:00 / 開演 13:00【2部】開場 17:00 / 開演 18:00詳細はこちら:『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2022「新世界 -NEW WORLD-」』■2022年12月24日(土)【東京】国立代々木競技場 第一体育館開場 17:00 / 開演 18:00■2022年12月25日(日)【大阪】大阪城ホール開場 17:00 / 開演 18:00詳細はこちら:超特急 オフィシャルサイト:
2022年08月23日