ショッピングモールに数々の飲食店が軒を連ねる、フードコート。和食や中華、イタリアンなどが一堂に集まっており、何を食べようか目移りしてしまうでしょう。フードコートは混雑していると、席を確保するのが難しい…なんてこともありますよね。混雑したフードコートで席を探していると?車いすとベビーカーに、それぞれ座った2人の息子さんと、フードコートを訪れた、ふた(@kobutakundayo7)さん。フードコートは混雑しており、ふたさん家族3人に対して、2人がけの席を見つけるのが精一杯だったといいます。2人がけの席でも「ギリギリ座れて、なんとか食事ができる」と思っていた、ふたさん。すると…ベビーカーに乗った子供連れの女性がふたさんの元へ近寄ってきて、こんなことをいいました。「私、この子と2人なんですけど、あっちに4人がけの席が取れたの!よかったらチェンジしませんか?」※写真はイメージ見知らぬ女性が、席を代わることを提案してくれたのです!女性は、席を探すのに苦労している、ふたさんの様子を気にかけていたのでしょう。ふたさんは、女性の優しさに触れて、ありがたく席を交換してもらった、ふたさん。「とても助かりました。席を譲ろうと思っても、声をかけてくれるまではなかなかできません」と感謝の気持ちをつづっています。フードコートでの心温まるエピソードに、称賛の声が続出しました。・「早く席を確保しなければ」と、自分のことしか見えていませんでした。譲り合いの気持ちが大切ですね!・子供連れで大変なのに、周囲のことを気にかけてくれるのはすごい!見習います。・席を譲って優しさが連鎖していきますね。『幸せ』とはこういうことなのかもしれません。・こういうことが、さらってできる人はかっこいいし、素敵です!困っている人に手を差し伸べてあげるのは、勇気がいることでしょう。ふたさんに声をかけた女性のように、思いやりの気持ちが、誰かの助けにつながるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年05月08日私たちの社会は基本的に、マジョリティ(多数派)に合わせた構造をしています。いくらバリアフリー化が促進され、時代とともに少しずつ環境が変化しても、障がい者も快適に暮らせる『優しい社会』への課題は山積みといえるでしょう。そのため、たびたびネットでは障がいを持つ人からの問題提起が話題になり、さまざまな視点から意見が飛び交います。「障がい者はお礼をいう必要があるか」に、猪狩ともかが持論2024年3月17日、アイドルグループ『仮面女子』の猪狩ともかさんが、X(Twitter)を更新。猪狩さんは2018年4月、強風で倒れた看板の下敷きとなり、脊髄を損傷。両足が動かなくなり、車いすでの生活を余儀なくされてしまいました。一時は自分の足で踊れなくなることに強いショックを受けるも、再び前を向き、『車いすアイドル』として新たな道を歩み始めた経緯があります。突如、車いすでの生活を送ることになった、猪狩さん。1人の中途障がい者として、時々耳にするこんな意見に、疑問を抱くことがあるといいます。健常者にとって普通の体験をしているだけなのに、なぜ障がい者は感謝をしなくてはならないのか?例えば車いすユーザーの場合、電車に乗降するといった、健常者にとって『当たり前のこと』1つでも、他者の協力を必要とします。そういった、『健常者では当たり前のようにできること』にお礼をすることについて、「障がい者に対する感謝の強要ではないか」という意見も上がっているのです。猪狩さんは、1人の車いすユーザーとして、持論をこのように展開しました。車椅子ユーザーとして手助けをしてもらったら感謝の気持ちを持ちたいと常に発信しているのですが、時々「感謝の気持ちを強要している」とか「普通の体験をしているだけなのに感謝の気持ちが必要なのか?」など色々な意見をいただきます。感謝ってそんな理屈で考えるものなのでしょうか?「ありがとう」って言った方も言われた方も気持ち良くなれる無敵な言葉だと思うんです。言える機会があればどんどん言った方がいいと思うんです。ありがとうって漢字で書くと「有難う」ですよね。難が有るときこそありがとうなんです。自分が困難で困っている時、手助けしてもらった時こそ「ありがとう」なんです。“強制されている”や、“言わなければならないという義務感”なんて全くないんです。そこに理由や理屈なんて必要ありません。ただただ気持ちの良い言葉として発してます。ありがとうって言ったほうがお得なんです@igari_tomoka3ーより引用前述したように、社会はマジョリティに合わせた仕組みになっているため、障がいを抱えている人の生活には、さまざまな困難が生じます。きっと、他者の助けを得ることによって、「ありがとう」という言葉の中に「ごめんなさい」という謝罪の気持ちも含まれるため、何度も口に出すことに苦痛を感じる人もいるのでしょう。猪狩さんは1人の車いすユーザーとして、そういった気持ちを汲みとった上で、「自分はただただ、お互いに気持ちのいい言葉として告げている」とコメント。障がいに関する介助に限らず、「ありがとう」といわれた立場の気持ちを想像し、『幸せになれる言葉』として発しているといいます。猪狩ともかの持論に「考えさせられる」の声最後には、「世界中が『ありがとう』であふれるようになったら素敵ですよね」とつづった、猪狩さん。投稿は拡散され、さまざまな意見が寄せられています。・毎日何をするにもお礼をいうのは苦痛も感じるんだろうけど、自分はこのポジティブな考え方が好きだな。・考えさせられた。障がいの有無は関係なく、やっぱりお礼は大切だと思う。・自分も障がいがあるけれど、同意見です。こうして『1人の意見』として発信してくれたことに感謝します。もちろんこれは猪狩さんの意見であり、一人ひとり考えは異なるため、明確な『正解』はありません。しかし、猪狩さんの考え方に、多くの人が1つの意見として考えさせられたようです。障がいに限らず、誰しも立場が違えば、見える景色や考え方は大きく異なるはず。そういった議論を積み重ねることで、時には溝が深まることもあれば、相互理解が深まることもあるでしょう。多くの人が社会の『見えない壁』について考えることが、いろんな人が過ごしやすい社会の形成につながっていくのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年03月24日飛行機から追い出された2人の女性が、航空会社への怒りを1 NEWSに語った。彼女たちは「体が大きすぎる」ことが理由だったと主張している。車いすユーザーのエンジェル・ハーディングさんとその友人は、15日にニュージーランド航空のネーピア発オークランド行きの便に搭乗した。タキシング中、ハーディングさんが左腕に痛みを感じて振り返ると、客室乗務員が彼女のアームレストを押し下げながら、「あなたたちが正しい位置に座るまで離陸できないと機長が言っているんです!」と攻撃的な口調で話しかけてきたという。乗務員は「不都合な事態が発生したため、お客様は全員降機していただきます」とアナウンスし、再びハーディングさんたちのもとへやって来て、「お二人は4席予約するべきでしたよ。一人2席ずつ!」と言い放った。このとき初めて、ハーディングさんと友人は自分たちが“不都合な事態“であったことに気づいたそうだ。乗客は全員降ろされた後、再度機内へ案内された。離れた席に座っていたもう一人の車いすユーザーの友人も機内へ戻ることができたが、ハーディングさんと友人は再搭乗を許されなかった。その際、なぜ搭乗させてもらえないのか説明を受けることはなかったという。またその後の便は満席だったため、次に乗れるのは2日後。さらに、今度は一人2席予約するように言われたという。ハーディングさんたちが2席ずつ航空券を購入する経済的余裕がないことや、ネーピアに頼れる人もいないと話すと、ニュージーランド航空は二人の宿泊代と食事代、そして代替便のチケットを提供すると申し出た。しかし、その日の便に空席が出たため、ハーディングさんたちは無事オークランドへ行くことができたそうだ。「彼らが私たちを乗せなかったのは、私たちの体格に大きく関係していると思います。彼らはそうとは明言せず、“不都合だ“と言ったんです。あれは差別でした。私たちはみんな人間です。私たちが今回経験したようなトラウマを、誰にも味わってほしくありません」と、1NEWSの取材に対して語るハーディングさん。彼女と友人は、「傷つけられ、侮辱された」としてニュージーランド航空に補償を求めている。Daily Mail Australiaによると、オーストラリアとニュージーランドには、体の大きな乗客に複数の座席の予約を義務づける法律はないという。
2024年03月18日車いすを利用している、さしみちゃん(@misa_misaxxx)さん。ある日、X(Twitter)に投稿した『心温まるエピソード』が反響を呼んでいます。『スタバ』の行き方が分からず困っていたら?「今日びっくりする素敵なことがあってさ!」こうつづり、自身の体験を報告した、投稿者さん。ある日、待ち合わせまで少し時間があったため、人気のコーヒーチェーンの『スターバックスコーヒー(以下、スタバ)』を利用しようと思ったそうです。地図によると、商業施設の2階に位置していたという『スタバ』。ビルの構造が複雑なのかエレベーターを乗り降りしてもなかなかたどり着けなかったといいます。諦めようと思いながらも、エレベーターで居合わせた男女に「『スタバ』の行き方って分かります…?」と投稿者さんが聞くと、「一緒に行きましょう」といってついてきてくれました。男性の対応に「本当に素敵」結局、『スタバ』は階段でしか行くことができない場所にあったため、諦めようとした投稿者さん。すると…投稿者さんの代わりに男性がサッとコーヒーを買いに行ってくれたのです!そして、コーヒーを渡しながらこういいました。「お代はいらないよ!メリークリスマス!」投稿者さんにコーヒーをプレゼントしてくれた男性。しかも、『スタバ』で利用することができるギフトカードまで渡してくれたのです。また、男性がコーヒーを買いに行っている間話していた、連れの女性も素敵な人柄だったという、投稿者さん。当時の出来事について、「人生で遭遇したことがないレベルで素敵な体験」と振り返り、「SNSを通じてどうかお2人にお礼を伝えたい」とつづっています。心温まるエピソードは拡散され、多くの人から感動の声が寄せられました。・本当に素敵な方々ですね。お兄さんとお姉さん、2人ぶんの『ベンティサイズ』の温かな心遣いに、私も温まりました。・この寒い日になんと心温まるエピソード。日本人は見てみぬふりをする人が多いけど、もともとは優しい気質だと思うから、あと少しの勇気を出して助け合えたらいいな。・優しい世界。こういう出来事であふれる世の中になってほしいな。お礼が伝わるといいですね!・そんな仏様みたいな方が存在するとは!人生何周目なのかしら?また、「バリアフリーに力を入れている『スタバ』。この投稿を見つけて対策する予感がします…!」といった声も。2023年現在、さまざまな施設のバリアフリー化が進められているものの、車いすを利用する人にとってまだまだ不便な場所があることも事実。そんな時に、親切な声がけやちょっとした気遣いで、投稿者さんのように救われる人はたくさんいるでしょう。こうした『心のバリアフリー』が広まることで、誰もが気持ちよく過ごせる世の中へとつながっていくはずです。[文・構成/grape編集部]
2023年11月12日車いすテニス世界ランキング1位の小田凱人選手が25日、都内で行われた「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2023」受賞セレモニーに出席した。「30 UNDER 30」は、『Forbes』US版にて2011年にスタート。「世界を変革する未来のイノベーターの発掘」を目的に毎年選出し、第6回目となる今回は、特別版として受賞者を30人から120人に拡大。ENTERTAINMENT&SPORTS部門、ART&STYLE&SOCIAL部門、BUSINESS&FINANCE&IMPACT部門、SCIENCE&TECHNOLOGY&LOCAL部門の4部門から30人ずつ選出した。ENTERTAINMENT&SPORTS部門で受賞した小田は、「“世界を変える”という自分的にもビビッと来るようなワードが入った賞を受賞できてすごく嬉しいです」と喜びを表現。「プロ車いすテニスプレイヤーとして最年少記録を更新したり、そもそも車いすでこのような場に来るのも当たり前ではありませんでした」と胸の内を明かし、「これからもチャレンジすることで少しずつ世界が変わっていくような選手を目指して頑張っていきたいです」と決意を新たにした。さらに、自分を支えているのは「3年後の自分」だといい、「テニスは自分に勝たないと相手にも勝利をおさめることのできないメンタルスポーツ。大切なのは将来のビジョン。3年後こうなりたいという目標が今もある。それがモチベーション」と告白。「次にある全米オープン、そして来年には全豪オープンがあり、その2つを取れば生涯グランドスラムが達成できる。それが今一番意識している目標。それに向けて頑張りたいです」と意気込みを語った。セレモニーでは質疑応答の時間も設けられ、これから世界を目指すであろう子どもたちに向けてのアドバイスも。小田は「9歳の頃に病気をして抗がん剤治療をして髪の毛も全部抜けてというところから、スポーツで世界のトップに上り詰めることが出来ました」と病気を乗り越えた過去に触れ、「その経験をしてからは、大体のことは何とかなると思えた。子どもたちにも“何とかなる!”と伝えたいです」と子どもたちに向けてメッセージを送っていた。この日は、ENTERTAINMENT&SPORTS部門から小田のほか、8人組コントユニット・ダウ90000主宰の蓮見翔、ミュージシャンのKroi、ART&STYLE&SOCIAL部門からはモデルで文筆家のシャララジマ、BUSINESS&FINANCE&IMPACT部門からはPoliPoliのCEO伊藤和真氏、SCIENCE&TECHNOLOGY&LOCAL部門からはウェアラブルエージェントクリエイターでメカエンジニアのきゅんくんが登壇した。
2023年08月27日7月30日(日)「あいち電動車いすサッカーアカデミー2023」を開催!愛知県電動車椅子サッカー協会が主催する「電動車いすサッカー(PCF:パワーチェアフットボール)」の体験会を名古屋経営短期大学で初開催しました。当日はオープンキャンパスもあり、介護福祉学科(現健康福祉学科)の体験授業として参加した方もたくさんいました。初めて電動車いすを操作する人も多く、介護福祉学科でパラスポーツ指導員資格を持つ先輩たちの優しい声かけや、協会指導者の巧みな指導でだんだん上手に操作できるようになりました。「初めてだったけれど楽しかった!またやりたい!」との声がたくさん聞かれました。愛知県電動車椅子サッカー協会と連携協定締結この協定は、パラスポーツ競技団体のひとつである、一般社団法人愛知県電動車椅子サッカー協会と名古屋経営短期大学介護福祉学科(現健康福祉学科)が、持続的・発展的に地域連携を深めることを目的としています。電動車いすサッカーは、フットガードを付けた電動車いすを操縦し、スピード感あふれるボールパスでゴールを狙う4人制の屋内競技です。電動車いすを操作できれば、障がいの有無、老若男女を問わず、互いの違いを尊重し、一緒に楽しめるスポーツです。電動車いすに搭乗することで、運動能力、身体機能の違いを減らすことができ、障がい者と健常者だけでなく、自分とは違う障がいとの交流の機会を増やし、パラスポーツの楽しさを共創することで、さまざまな人が当たり前のように混ざり合う社会を目指す協会と、介護福祉士に加えパラスポーツ指導員資格・レクリエーション指導者資格の学びを深め、福祉現場の生きがい・健康支援が出来る人材育成を目指す当学科が連携し、障がいがあったり、車いすを利用していることでスポーツ施設の利用が制限されたりすることのない「社会モデル」に挑戦し、地域福祉への貢献をしていきます。今回は、本学でサッカーアカデミー(体験会)を実施し電動車いすサッカーに触れてパラスポーツや福祉支援職に関心を持つきっかけとなりました。今後も第2回・第3回…と啓発を重ね、市内の障がい者のスポーツレクリエーション体験会や県内の障がい者サッカー団体の交流に向けた取り組みなど協力して取り組んでいく予定です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月10日皆さんは、友人の行動に感心したことはありますか? 今回は車いすの男性に対する友人のカッコイイ対応のエピソードを紹介します。イラスト:緋龍高弘コンビニに車いすの男性主人公が友人と一緒にコンビニで買い物をしていたときのことです。レジに並んでいると、車いすの男性が自動ドアが開かずに困っていることに気づきました。主人公は手伝ってあげたい気持ちと手を出して怒られたら嫌だという気持ちで葛藤します。そして見て見ぬふりをしようと決めてしまった主人公。すると友人は迷うことなく車いすの男性の元へ行き、コンビニへ入るのを手伝ってあげたのです。見習いたい…!出典:lamireすぐに行動した友人「なんで行けたの?」と尋ねた主人公。すると友人は「人が困っていていいことないじゃん」と言ったのです。主人公はそんな友人を見習いたいと思ったのでした。友人のスマートな行動自動ドアが開かず困っていた車いすの男性を、迷うことなく助けに行った友人。そんな友人のスマートな行動に、感服した主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月04日「やっぱりコミュニケーションが、知らないもの同士の壁を壊してくれるんだなぁ」そう実感した出来事をTwitterに投稿したのは、車いすユーザーの中嶋涼子(@NakashimaMinion)さん。東京都千代田区にある東京駅で、新幹線から在来線に乗り換えるため、駅員にホームまで案内してもらった際のエピソードを明かしました。もやっとした思い素直に駅員に伝えてみたら?駅構内を移動中、「車いすの方、通りまぁ〜す!」と叫びつつ、手を叩いていた駅員。あまりにも目立ち、恥ずかしくなった中嶋さんは、少し笑いながら「そんな大きな声でいわないでください。恥ずかしいです」と正直に伝えました。すると、ハッとした駅員は中嶋さんに謝罪して、自分の行動の背景についてこう述べたのです。昔ツアーガイドをやっていたから、クセになっちゃって。恥ずかしいよね、ごめんね〜。いつもはもっと混んでいるから、これくらいいわないとぶつかっちゃう人もいるんだけど、今日はそんなに混んでいないもんね。ごめんごめん。※写真はイメージ人が押し合うほど混雑することも珍しくない東京駅。そんな場所を車いすで横切るのは大変で、イヤホンを装着していたり、スマホ画面を注視していたりする人たちにも気付いてもらう必要があります。駅構内に人が少なかったこの日も、一生懸命であったからこそ、駅員はつい前職で鍛えた声量で周囲に呼びかけてしまったのでしょう。背景を理解した中嶋さんは、気さくに返答してくれた駅員のことを一瞬で好きになったといいます。このエピソードを振り返り、中嶋さんは次のようにコメントをしました。あのまま恥ずかしい思いを我慢していたら、嫌な気分のまま終わっていたけど、勇気を出して自分の気持ちを正直に伝えたら、その人に対する嫌悪感もストレスも一瞬にして吹き飛んだ!胸のもやもやにフタをすると、相手の言動の本意が分からないまま「自分に悪意があるのでは」など、ネガティブな思考に陥ってしまうことも。しかし、実際に対話をしてみると、むしろ善意からの行動であることが分かる場合もあるのです。コミュニケーションの大切さが感じられる出来事に、多くの人が考えさせられた様子。投稿には、共感する声が寄せられています。・同感。溜め込まないで対話するのは、やっぱり大切だなぁ!・Twitterに愚痴を書き込む人が多いけど、本人に直接思いを伝えていたら、解決したことも多いだろう。・駅員さんの普段の気遣いも、気さくな返答も素敵!いつも仕事に全力な人なんだろうな~!・家族がツアーガイドをしていました。確かに声がめっちゃ大きいので、光景が目に浮かぶようです。互いに誤解したままでいるのは不幸なこと。疑問に思ったことなど、何かあったら勇気を出して直接尋ねてみると、思ったよりすんなりと問題が解決するかもしれません。悩んだ時の参考にしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月20日子供の頃の出会いは、人生に大きな影響を与えます。大学院生の長男と協力して日常漫画を描いている、忍者ママ(mother_ninja_)さんは、小学生時代の出会いについてInstagramで紹介しました。『車椅子のお姉さんに「漫画」を教えてもらった話』家庭の経済状況から、好きな漫画を自由に購入できなかった忍者ママさん。ある日、人生のターニングポイントとなる出来事が起こります。スマホがまだない時代のこと。同じアパートに住む、車いすのお姉さんと意気投合した忍者ママさんは、お使いを頼まれます。『お姉さんの代わりに漫画を買いに行く』という役目を、子供ながらに最初は「めんどくせぇ」と思ったとか。しかし、お姉さんが読み終わった漫画をもらえると知り、快諾したのでした。長く続いた関係の終わり中学生になっても、お使いを続けていた忍者ママさん。お姉さんからの連絡が途絶えた際、姉とともに家を訪問したのですが、病院に行き不在であることを知らされました。その後、お姉さんと再会できぬまま月日は流れ、現在忍者ママさんは漫画家への道を歩んでいます。人生のターニングポイントとなったエピソードは、人々の心を揺さぶりました。【ネットの声】・マジで朝から泣く。・お姉さんが元気でこの漫画を楽しんでいますように…!・貴重な出会い。人との縁に感謝ですね。・すごくドラマを感じました。お姉さんのお母様も、子供たちが自宅まで来てくれて嬉しかったと思います。大切な思い出は、優しく背中を押してくれるもの。漫画を描き続ける忍者ママさんのことを、お姉さんも応援してくれていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年07月03日自動車メーカー『マツダ』のカーディーラーである『株式会社広島マツダ』の従業員が、TikTokに障がい者の真似をした動画を投稿。その内容に非難の声が上がっています。2023年4月下旬に投稿されたという動画には、『MAZDA』のロゴが入った作業服姿の従業員が、舌を出し頭を傾けて電動車椅子を操作する様子が映し出され、周囲の笑い声や「もう1回」とリクエストする音声なども入っていました。『障がい者揶揄動画』について、広島マツダが謝罪動画に対しネット上では「障がい者を揶揄している」「障がい者を侮辱する差別行為に当たるのでは」という批判が続出。これを受け、同月30日に同社はウェブサイト上に謝罪文を掲載しました。この度、株式会社広島マツダの従業員が撮影、2023 年 4 月下旬に SNS に投稿した動画について、ご覧になられた皆様に大変不快な思いをさせてしまったこと、またお客様ならびに関係各位には、ご心配ご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。本動画を撮影し SNS に投稿した従業員、動画に映っている従業員、および撮影時に周囲にいた従業員に対して事実確認を行ったところ、決して障害者を揶揄するつもりはなかったと申しておりますが、会社としては軽率な行動に対して厳重注意を行い、当該従業員も深く反省しております。弊社は、本件を真摯に受け止め、広島マツダおよび関係グループ会社も含め、本件の内容を周知するとともに、再発防止に向けた取り組みを行ってまいります。広島マツダーより引用同社は従業員に事実確認の上、軽率な行動に対し厳重注意を行ったとつづりました。謝罪文では、従業員が動画作成の動機や経緯などは記されておらず、ネット上ではさらなる批判が噴出しています。・息子が車いすユーザーです。あんな風に見ているのかと思うと、ただただ悲しかった。・「揶揄するつもりはなかった」というけれど、どんな意図だったのかを説明してほしい。・明らかに茶化してるのに、それを認めない一文に違和感がある。すべての人がマツダ車に乗る機会があるのにね。この社会には心身の機能に障がいがあり、日常生活や社会生活において、制限を受けざるを得ない人たちが、多く暮らしています。実際に障がいを抱えている人や、障がいのある家族がいる人たちなどが、今回の動画を見た時に「揶揄ではない」と思えるのか、疑問に感じた人は多いようです。障がいは、個人の心身機能によるものだけではなく、社会の理解や配慮の欠如が生み出す障壁によって、創り出されているものでもあります。障がいを抱える人々への社会全体の理解がすすむことで、軽率な行動で誰かを深く傷つけるようなケースが減っていくのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年05月04日皆さんは、買い物中にトラブルに遭遇した経験はありますか? 今回は、買い物中に遭遇したトラブルを解決した「友人の神対応」を紹介します!(イラスト/緋龍高弘)友人とコンビニで買い物をしていたとき友人とコンビニで買い物をしていた主人公。レジに並んでいると、入口の自動ドアが反応せず困っている車いすのおじさんが見えました。主人公は、車いすのおじさんを助けてあげたいと思いましたが、手伝って逆に怒られたら嫌だと思い、見て見ぬ振りをします。すると、一緒にいた友人が…。友人がすぐに行動!出典:lamire気づいた友人がすぐに車いすのおじさんに駆け寄り、助けたのです。友人の「カッコイイ対応」に思わず感服し、見習いたいと思った主人公でした。助けたいと思ったけれど…助けたいと思ったけれど、すぐに行動できなかった主人公。迷わず困っている人を助けた素敵な友人のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年04月25日大型の商業施設や駅などに設置されている、『優先エレベーター』。車いすや妊婦、ベビーカーの利用者、身体の不自由な人などのイラストが分かりやすく掲示されており、優先的に利用しやすくなっています。しかし、こうした優先エレベーターにおいても、必要な人がなかなか乗れずに困ってしまうケースが相次いでいるのです。車いす利用者エレベーターを「譲って」と声をかけるが?難病があり、車いすを利用している、aya(@ponpon04ponpon)さんは、ある悲しい出来事をTwitterに投稿。その内容が反響を呼んでいます。外出先で、優先エレベーターを利用するために並んでいた、ayaさん。しかし、この日は混雑していてなかなか乗れず、5回も見送ることになったそうです。人々は目の前にいる車いすの利用者を気にもかけずに、エレベーターに乗り込んでいったといいます。そこで、ayaさんが勇気を出して「歩ける方はエスカレーターを利用して譲ってもらえませんか?」と声をかけると…一部の人から舌打ちされ、信じられない言葉が返ってきたのです。「優先ってなんやねん」「みんな待っとるんじゃ」なんと、ayaさんの言葉に逆ギレ!一部の人が酷い態度や文句を投げかけてきました。身体が不自由な人やベビーカーの利用者など、移動に困難がある人たちにとって、エレベーターは唯一の移動手段です。健康に歩ける人が、車いす利用者に向かって「みんな待っている」というのは、あまりに理不尽で恥ずかしい主張でしょう。投稿にはたくさんのコメントが寄せられています。・マジで最低な発言。黙ってたら分からないといわれて、いったらこんな扱い、酷すぎる。・優先エレベーターの意味が分からないのかな。譲る気がないなら、乗る資格はないです。・想像力のなさが悲しくなる。自分だっていつか車いすを使うかもしれないのに。・ギスギスとして心の余裕がない、今の社会の現状を表している気がします。本来は『優先』という言葉が明記されていなくても、車いす利用者がいたら、エレベーターを譲るのは当然のこと。残念な想いをしたayaさんですが、「意識を変えるためにこれからも声を出していっていこうと思う」とつづっていました。誰もが生きやすく、思いやりにあふれた社会にしていくためにも、一人ひとりがモラルのある行動を心がけていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月24日車いすユーザーたちには、日常生活のさまざまな場面で困ることがあります。外出先にエレベーターがないことや、スロープでの転倒などです。トヨタ自動車株式会社がTwitterアカウントを通じ、多くの人に伝えたのは、自動車を運転する車いすユーザーの困りごと。同社によると、自動車を運転するおよそ9割の車いすユーザーが、外出時に困った経験があるといいます。どういった時に困るのかを、分かりやすく伝えた動画をご覧ください。クルマを運転する車いすユーザーの約9割が「お出かけ時に困った経験がある」とのこと。中には、良かれと思った行動が…【まだまだ知られていないマナー】を知ることで、誰もがもっとお出かけを楽しめるように動画を作りました。車いすに関する「 #まだまだマナー 」を教えてください! pic.twitter.com/RgzzekqjFl — トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) March 28, 2023 駐車した自動車の横に、白い斜め線の『ゼブラゾーン』からはみ出した1台があると、ドアを全開にできず、車いすユーザーが乗れなくなってしまいます。また、車いすマークのある駐車スペースで目にする、誰もが停めないように置かれている三角コーン。よかれと思って設置したはずの三角コーンがかえってあだとなり、車いすユーザーが自動車からいったん降りて動かす必要があるのです。「まだまだ知られてないマナー」と題し紹介された事例。ネット上では動画に対し、さまざまな意見が上がりました。・三角コーンは本当に『ありがた迷惑』なんだよねぇ…。・車いすユーザー側の視点って気付きにくいことがあるから、ハッとした。・トヨタ自動車が発信してくれるのはありがたい!社会は一人ひとりの配慮と助け合いとで成り立っています。車いすユーザーの視点に想像力を働かせ、どんな状況だと困るかを考えて行動することが大切ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月30日2022年3月3日、元プロ車いすテニス選手である国枝慎吾さんが、国民栄誉賞を受賞することが分かりました。表彰式は、同年3日17日に首相官邸で行われます。国枝さんは、パラリンピックで金メダル4個を含む6個のメダルを獲得し、テニスの四大大会では通算50勝。四大大会とパラリンピックで優勝をする『生涯ゴールデンスラム』を達成しました。国民栄誉賞を贈り、表彰することを報告した松野博一内閣官房長官は、授与についてこのようにコメントしています。松野氏は授与理由について「前人未到の快挙を成し遂げ、パラスポーツの社会的認知度の拡大とスポーツ発展に極めて顕著な貢献をした」と説明。「広く国民に夢と感動を、社会に明るい希望や勇気を与えた」とたたえた。サンケイスポーツーより引用ネットでは、国枝さんの受賞を祝福する声が多く上がっています。・これまでの実績を考えたら当然の受賞ですね!・国枝さんに、ふさわしい賞だと思います。・障がい者スポーツという垣根を超えて、全世界の人を魅了した選手。おめでとう!数多くの功績を成し遂げ、多くの人に勇気や感動を届けてきた、国枝さん。本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年03月03日2006年12月に施行された『高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(通称:バリアフリー新法)』から、15年以上が経ちました。しかし、当事者たちの移動が以前に比べて文字通り『円滑化』されているかというと、まだ進んでいないのが現状です。そこには、法律云々の前に、私たち一人ひとりの意識の改革という壁があるように感じてなりません。車いすを利用している、さしみちゃん(@misa_misaxxx)さんは、駅での出来事を撮影した動画をTwitterに投稿し、憤りをあらわにしました。エレベーターを待っていた車いす利用者「毎日、何度もこれ」それは、投稿者さんが駅でエレベーターを待っていた時のことでした。到着したエレベーターはすでに複数人が乗っていたものの、少し詰めれば車いすの投稿者さんも入れるような混雑具合だったといいます。そこで、エレベーターに乗ろうと投稿者さんが車いすを前に進めるも、誰1人として動こうとしません。過去に、声をかけるも無視され、怒鳴られ、さらには後をつけられて嫌がらせを受けるなどの経験がある投稿者さんは、そのままエレベーターに乗ることを諦めるしかありませんでした。しかし、その場にいたほかの利用者が、自分を抜かすようにしてエレベーター内に入っていく姿に、投稿者さんは憤りを感じずにはいられなかったといいます。今日も今日とて抜かされた。エレベーター本当、嫌い。毎日毎日、何度もこれなの。車いすであろうと、エレベーターの順番待ちをしていたのは、その場にいた全員が同じです。「車いすだから」という理由は、順番を勝手に抜かしていい理由になるのか、疑問が残ります。【ネットの声】・みんながそうだとは思いませんが、自分中心で行動する人が多すぎますね。・自分なら待つか優先かするけど、それは少数なのだろうか。エレベーターはどこでも不自由な人が優先だと思っているんだけど…。・自分が順番待ちの前方にいる時は、ベビーカーとか車いすを利用している人を呼んで、先に入ってもらう。それが当たり前だと思っていたから、この動画はショックが大きい。投稿者さん同様、憤りの声をあげる人も多い中、「なぜ声をかけないのか」「あなたが乗るのか、周囲の人は分からなかったのでは」といった声も。そうした声に対し、投稿者さんは「例えるならば、トイレの前でズボンを下ろしながら待っているけど、入るか分からないから声を上げろ…みたいなレベルの話」と反論しています。トイレの順番を待っていても、割り込みをする人は少数で、もしも空いている個室に入らない人がいれば、自ら声をかけて確認する場合がほとんどでしょう。状況こそ違えど、その意識はどの場所でも同じはず。大切なのは、お互いの気遣いです。バリアフリーは、施設や設備を整えるだけではありません。私たちの心のバリアもまたフリーにしなければ、本当の意味での『バリアフリー』は実現しないのだと、思わされます。[文・構成/grape編集部]
2023年03月02日作家の岸田奈美(@namikishida)さんがTwitterに投稿した、マンションのオーナーとのやり取りが、話題を呼んでいます。岸田さんは、マンションへの入居の際に、不動産の仲介業者から、このようなことをいわれた過去があるそうです。「車いすって、部屋に傷が付きますよね…。オーナーさんに、なんていわれるか…」実は、岸田さんには、車いすユーザーの母親がいます。岸田さんは、契約の際などに家族について話すと、業者から「ご家族であっても、車いすのお客さまは立ち入りをご遠慮ください」と告げられるとのこと。実家に住む母親が、岸田さんのマンションに遊びに来ることについて、やんわりと拒否されてしまうそうです。※写真はイメージオーナーの優しさで…2023年2月現在、岸田さんが住んでいるマンションで、サプライズが起こりました。ある日、岸田さんは、マンションの入り口に『スロープ』が設置されていることに気が付きます。突然現れたスロープに驚く岸田さんに、オーナーは「お母さまがいらっしゃった時、車いすだと出入りが大変だろうと思って…」と発言。なんと、わざわざ岸田さんの母親のために、スロープを設置したそうです。岸田さんは、優しいオーナーの存在に感激し、泣いてしまいました。賃貸に住んでると「すみませんがご家族であっても車いすのお客さまは立ち入りをご遠慮ください」って言われたりすんだけど、いま住んでるマンション、いつのまにか入り口にスロープできててオーナーさんが「お母さまがいらっしゃったとき、車いすだと大変だろうと思って…」って言ってくれて泣いちゃう— 岸田奈美|Nami Kishida (@namikishida) February 14, 2023 スロープができたおかげで、岸田さんの母親は、大変な思いをせずに、マンションに入れるようになったとのこと。Twitterには、オーナーの優しさに、感動する人が続出しています。・いい話すぎて震える!・こういう世界で生きていきたい。・読んでいるだけで、幸せな気持ちになって、泣いちゃうなぁ~。オーナーが取り付けたスロープによって、助かったのは、岸田さんの母親だけではありません。スロープができたことで、ヤマト運輸の配達員も大喜び!台車を押して、マンションに入ることができるので、以前より楽に配達ができるようになったそうです。岸田さんは、自身のマンションについて、「もはや『ハッピーマンション』である」と、語っています。マンションに関わる人全員が、幸せな気分になれることから、名付けたのでしょう。岸田さんのエピソードが、Twitterで拡散されたことで、より多くの人の元に幸せが届きましたね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月20日森ノ宮医療大学(大阪市住之江区)は、サントリーホールディングス株式会社のチャレンジド・スポーツプロジェクトの一環として「車いす操作スキル講習会」を実施します。本講習会は、アクティブな車いすの操作スキル及び車いすに関する専門的な知識を習得することを目的に実施します。日常的に車いすを使用する車いすユーザーが車いす操作スキルを学ぶことができる機会は現状、大きく限定されています。またリハビリテーションの期間の短縮に伴い、限られた期間で効率的に操作スキルを指導する必要があります。本講習会では、ドイツで開発された車いす操作スキルの指導メソッドをベースに開発したスモールステップの指導法を通して、車いす操作スキルを習得するとともに、その指導法についても学びます。本講習会について■内容基礎的な車いす操作スキルの指導法/車いすの理解/車いすで行う遊び・ゲームとその活用法■講師紹介一般社団法人コ・イノベーション代表理事 橋本 大佑筑波大学で障害児教育を専攻。卒業後、ドイツに渡り、車いすスポーツを通した障害児・者への導入指導方法について学び、ドイツ障害者スポーツ連盟公認リハビリテーションスポーツ指導者(車いすスポーツ)資格を取得する。2009年に日本に帰国後、スポーツを通じた障害児・者の社会参加促進に取り組むとともに、国内外で障害者の運動導入指導に関する研修会の企画・運営・講師等の活動を行う。■開催概要日程:令和5年3月4日(土)10時~16時/3月5日(日)10時~16時会場:森ノ宮医療大学大阪市住之江区南港北1-26-16アクセス:大阪メトロ中央線「コスモスクエア」駅徒歩1分【取材依頼】実施要項.pdf : サントリーチャレンジド・スポーツプロジェクトについて東北の被災地に、元気と希望をお届けしたい。2014年、東北3県(岩手・宮城・福島)で、チャレンジド・スポーツの支援を始めました。たくさんの方々に参加していただき、その取り組みはさらに広がっています。目標に向かって挑戦するアスリートやチームの応援をはじめ、被災地の学校や試合会場での競技体験、アスリートへのインタビューなど「PASSION FOR CHALLENGE」を合い言葉に、人と人のリアルな交流を大切にし、チャレンジド・スポーツの魅力を伝えていくプロジェクトです。森ノ宮医療大学は、多岐にわたる医療系専門職養成学科を擁する関西最大級の医療系総合大学です。各学部・各学科・専攻科・大学院はそれぞれ高度な医学教育・研究を展開しており、また専門領域の垣根を超えた横断的医療教育プログラムにより魅力的な多職種連携チーム医療教育を実践していきます。■看護学部:看護学科■総合リハビリテーション学部:理学療法学科、作業療法学科■医療技術学部:臨床検査学科、臨床工学科、診療放射線学科、鍼灸学科■大学院保健医療学研究科■助産学専攻科■大阪ベイクリニック(森ノ宮医療大学附属クリニック)\New!/■はり・きゅうコスモス治療院(森ノ宮医療大学附属鍼灸施術所)【関連リンク】・森ノ宮医療大学ホームページ ・森ノ宮医療大学公式YouTubeチャンネル お問い合わせ先担当:森ノ宮医療大学事務局企画課電話番号:06-6616-6911E-mail: kikaku@morinomiya-u.ac.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月02日2023年1月22日、車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾さんが、現役を引退することをTwitterで表明しました。国枝さんは、引退を考え始めてからの日々を長文でつづっています。2023年1月22日付で引退することになりました。夢が叶った東京パラリンピック後から引退についてはずっと考えており、昨年念願のウィンブルドンタイトルを獲得してからは、ツアーで戦うエネルギーが残り僅かである事を感じる日々でした。昨年10回目の年間王者になった事で、もう十分やりきったという感情が高まり、決意した次第です。2006年に初めて世界一位になってから17年。最後まで世界一位のままでの引退は、カッコつけすぎと言われるかもしれませんが、許してください(笑)ツアーを周りはじめてから20年が経ちました。この20年間の間に車いすテニスもグランドスラムで採用されるようになり、賞金も飛躍的に上がり、環境が変わっていく様を身をもって体感できました。国際テニス連盟が車いすテニスも管轄していることで、どのパラリンピック競技よりも、健常者と障がい者の垣根が低いスポーツだったと思います。まだまだ今後も更に発展していく事を願っています。@shingokuniedaーより引用本日1月22日、引退することをご報告致します。皆様今まで本当に有難うございました! @UQAmbassadors @yonex_jp @HondaJP @ANA_travel_info @in_jelly_ @reitakuuniv @BNYMellon @NEC_jp_pr @irctire_bike #oxengineering pic.twitter.com/LVaNzlYJ5i — 国枝慎吾/Shingo Kunieda (@shingokunieda) January 22, 2023 世界ランキングトップとして、長年君臨してきた国枝さん。2022年に行われた国際大会での優勝から、やり切ったという気持ちが高まり、引退を決断したといいます。現役生活の中では、車いすテニスの発展を感じていたとも。国枝さんは、「最高の車いすテニス人生でした。今後も車いすテニスへのご声援をよろしくお願いします」と、競技のさらなる発展を願っています。国枝さんの引退表明に、国内だけでなく海外からも、多くの労いの言葉が寄せられました。・ケガをしてもあきらめずに取り組む姿に、何度勇気をもらったことか…。選手生活、本当にお疲れさまでした!・たくさんの感動をありがとうございました!これからも応援しています!・「世界1位のままでの引退はかっこつけすぎかもしれないけど」と謙遜する姿が、本当にナイスガイ!オリンピックをはじめとする国際大会で、国枝さんのプレーに、勇気や希望をもらった人は少なくない様子。国枝さんは今後選手としてではなく、違う立場から競技を発展させ、再び多くの人を元気づけることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月22日買い物中にトラブルや思わぬ出来事に巻き込まれ、モヤモヤしたり困ったりしたことはありませんか?今回は実際に募集した買い物中に起きた実録エピソードをご紹介します!スマートに人助けする友人これは友人とコンビニエンスストアで買い物をしていたときの話です。私と友人が商品を選び終えてレジに並んでいると、車いすのおじいさんが店内に入ることが出来ずに困っていました。私は「自分が行って逆に手伝ってもらうことに怒られたらいやだから見て見ないふりをしよう」と、考えてなにも行動に移しませんでした。しかし、店員さんもレジが混んでいることから手が離せず、誰も助けに行かないのでおじいさんは扉の前で身動きができません。すると、友人が急に「これ持ってて」と、買い物かごを私に渡して、コンビニの手動ドアを開け「どうぞ」と店内におじいさんを入れてあげました。おじいさんも「ありがとう。助かったよ」と感謝をしている様子。後に友人に「なんで行けたの?」と聞いてみると「人が困っていていいことないじゃん」と…!出典:lamire見習いたいと思った出来事でした。(男性/学生)読者の感想とってもいい友人さん。困ってる人を見て見ぬふり人多いですよね。見習いたいですね。(匿名)心温まる話でした。最近、私も車椅子の人が放置されているのを見て、声をかけたら驚かれてしまいました。近くにいる人が誰もサポートしようとしていなくて、冷たいなと思いました。(主婦/女性)同じような心の葛藤を持った事が誰しもあるのではないでしょうか。助けを断られたら自分が嫌な思いをする、恥ずかしいなど、そんな考えが頭をよぎり行動を止めてしまいますが、そんなこと考えるのは無意味なことだと改めて自分自身の行動を見つめ直すきっかけになりました。(匿名)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?何かとストレスを抱えがちな現代ですが、周りに迷惑をかけるような人とは距離を取り、助け合いながらトラブルのない日常を送りたいものですね。以上、買い物中に起きた実録エピソードでした。次回の「買い物中に起きた実録エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年10月04日パラクライミングの世界選手権銀メダリストであり、車いすバスケットボールチームの運営やセミナー、講演会などを行う一般社団法人フォースタートの理事長でもあるパラアスリートの大内 秀之が、2022年9月27日にパリで開催される、一般社団法人日本障がい者ファッション協会主催のWFR(Wheelchair Fashion Row Paris Fashion Row Spring-Summer 2023 Project)に車いすアスリートモデルとして出演します。【WFRとは】WFRは一般社団法人日本障がい者ファッション協会が主催する「障害の有無や性別に関わらず誰もがオシャレになれるファッション」を「パリコレ」から世界中に流行させる挑戦をテーマにしたファッションショー。「障害のある人のデザイン」ではなく、従来の「ユニバーサルデザイン(UD)」に「楽しさや喜びを感じるかどうか(Enjoyability)」を加えたデザインとして「Next UD」を提唱し、「Next UD」ファッションを日本だけでなく世界中に広める挑戦のひとつとして開催されます。2022年に行われたクラウドファンディングでは目標金額であった300万円を大幅に超えた800万円以上を集め、注目の高さを窺わせました。クラウドファンディングCAMPFIREでは、829名の支援者、800万円を超える応援金を集めた。そしてこの度、ついにパリのエッフェル塔そばのパリ日本文化会館にてファッションショーを開催することが決定しました。世界の流行の最先端であるパリからNext UDファッションを発表し、世界中からの注目を集めることで、障害や性別を超えて誰もが手に取ることができるファッションとしてNext UDファッションが広まることを期待します。 車いすアスリートモデルとしてパリコレに出演するパラクライマー大内秀之日本代表として世界大会に挑戦を続けるパラクライマー大内秀之講演活動も積極的に行っているパラクライマー大内秀之【大内 秀之】パラクライミング日本選手権7連覇、パラクライミング日本代表ワールドカップ銅メダリスト。生後すぐ悪性腫瘍があることが判明し、脊髄と左腎の腫瘍を摘出する手術を受け、両下肢に重い障害が残りました。障害を持たない友人らと過ごした学生生活を通じて福祉への関心を高め、大学卒業後、社会福祉士の資格を取得。高齢者施設、民間企業勤務を経て、社会福祉法人堺市社会福祉事業団へ就職し、現在は、堺市立健康福祉プラザ市民交流センターにて、障害者のアート活動支援を行っています。また、2018年には一般社団法人フォースタートを自ら設立。パラスポーツの体験会や、車いすバスケットボールチームの運営をはじめ、セミナー、講演会の活動を積極的に行っています。そんな大内が、この度これまで経験してきたスポーツ界から飛び出し、ファッションモデルとしてWFRに出演します!【大内 秀之からのメッセージ】「出演に関して、大内は「車いすとは?オシャレとは?」と問いかけます。車いすというのは、何か?それは移動手段です。手段とは誰もが使っていい方法のことです。足の調子がよかろうと悪かろうと、移動に使っていい手段が、車いすです。オシャレというのは、何か?自分を表現する手段です。そこに障害のあるないというボーダーはありません。誰もが自分を表現する手段を持っています。正解不正解もありません。ただ、カッコいいか。ただ、クールか。ただ、可愛いか。ただ、好きか。「誰もが使っていい車いす×誰もが表現していいファッション」今回、この立位より低い目線でしか出せない表現方法でパリコレに挑戦させていただきます。自分の障害が、自分の経験が、存分に活かせる舞台になっています。使命感をしっかり持ち、日本人の代表として、正々堂々とランウェイを進んでいきます。誰かがよりファッショナブルに誰もがよりファッショナブルに一筋の希望という光になるようにパリの街を存分に楽しんできます。ご協賛いただきました、株式会社オーエックスエンジニアリングさんのクールな車いすとともに、大内 秀之ガンバってきます!!」大内 秀之一般社団法人フォースタート 海外では2015年ごろから有名ファッションブランドが障害のあるモデルを起用し、話題を集めています。WFRは、日本でも車いすのモデルが当たり前にファッションショーに登場する第一歩と考えています。【ショーのコンセプト】もしも、車椅子ユーザーが世界の大半を占める世界だったなら、どんなファッションが流行していただろう?それはきっと、「座った状態」が最高にCoolなデザイン。そして、「立った状態」が当たり前の世界の常識からは生まれないデザインのはず。障害がある方の視点からデザインを開発し、オシャレさを追求することで、これまで誰もみた事のない斬新で魅力的なデザインが生まれる。障害のある方の視点から世の中に流行を生み出す。こんなにワクワクすることはない。(WFR website より)撮影:丘滉平 出典:一般社団法人日本障がい者ファッション協会撮影:丘滉平 出典:一般社団法人日本障がい者ファッション協会【Next UDとは】心躍る、究極のユニバーサルデザイン「Next UD」Next UDは「Next Universal Design」の略で、「次世代のユニバーサルデザインは,誰もが手に取りたくなる魅力的でオシャレなものであって欲しい。」という願いを込めて名付けられました。ユニバーサルデザインは、性別や障害の有無などに関わらず、誰もが「利用可能かどうか(Accessibility)」と「使いやすいかどうか(Usability)」の観点で設計されたデザイン。ユニバーサルデザインは多様なユーザーにとって使いやすいデザインです。でも、何かが物足りない。多様なユーザーを単に満足させるのではなく、心を躍らせる何かが欲しいと考え、ユニバーサルデザイン(UD)に「楽しさや喜びを感じるかどうか(Enjoyability)」を加えたデザインを「Next UD(Next Universal Design)」と名付けました。WFRは、Next UDを世界に広げる挑戦でもあります。【なぜパリなのか?】パリコレこと、パリ・コレクション(仏:semaine de la mode a Paris)は、フランスのパリで年2回開かれるファッションブランドの新作発表会(ファッション・ウィーク)であり、世界最先端のファッションがパリの地に集結します。逆にいうと、流行はパリコレが開催されるパリから発信されると言っても過言ではありません。世界最先端のパリコレでNext UDファッションを発表すれば、世界中から注目されます。注目が集まれば集まるほど、流行が生まれる可能性は高まっていきます。流行が生まれれば、アパレルメーカーがNextUDファッションの開発を積極的に進めていく可能性は高いでしょう。そうすれば、近くのショップで誰もが当たり前にNextUDファッションを手に入れることができるようになると考えました。(WFR campfire website より)【一般社団法人日本障がい者ファッション協会】2019年に障害のあるなしに関わらず、オシャレやファッションを楽しむことができるデザインで溢れる世の中にしたいという想いで設立されました。障害という名のカーテンを開けることで差し込む眩い光。その先に広がる魅力的なデザインを世の中に溢れさせるのが一般社団法人日本障がい者ファッション協会(JP∞FA)のミッションです。一般社団法人日本障がい者ファッション協会 【WFR(Wheelchair Fashion Row Paris Fashion Row Spring-Summer 2023 Project)】■開催日時2022年9月27日(火)■会場Maison de la culture du Japon a Paris(パリ日本文化会館)地下3階大ホール■主催一般社団法人日本障がい者ファッション協会■後援京都市、大阪府、茨木市、国立大学法人兵庫教育大学、一般社団法人日本介護協会、川村義肢株式会社■協力パリ日本文化会館、追手門学院大学■Co.Creator一般社団法人Dream Investment JAPAN■アンバサダー野田 聖子衆議院議員、東 ちづる(俳優・一般社団法人Get in touch 代表)、平野 裕加里(世界ALSデーin Nagoya~みんなでゴロンしよう!主催)■テクノロジー顧問吉藤オリィ詳細はこちらから 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月27日エレベーターの中には、大きな鏡が設置されていることがあります。普段、何気なく身だしなみや髪型を整えることに利用している人もいるでしょう。しかし、鏡が設置されている本来の意味は別にあることをご存じでしょうか。エレベーターの鏡本来の目的は…Twitterで本来の意味を教えてくれたのは、兵庫教育大学の准教授を務める、小川修史(@ogatti21)さん。エレベーターに車いすの人が乗った際、中で旋回して向きを変えることが難しいケースがあります。エレベーター内の鏡は、車いすの人がそのままバックで出るためのバックミラーなのです。ある日の講義で、学生にこの内容を伝えたところ、一部からは「知らなかった」という反応があったといいます。「エレベーターの鏡は髪型やメイクを直すためのものではなく、車椅子ユーザがバックで出るためのバックミラーなんです。」と伝えると、一部の学生から「知らなかった!」という反応。「鏡は車椅子ユーザのために設置されたものですが、多くの人の役に立つ。この感覚を知ってほしいです。」と伝えた。— 小川修史(おがっち)インクルーシブについて斜め135度から考える研究者 (@ogatti21) May 29, 2022 Twitterの反応を見ると、学生と同じく「知らなかった」「驚いた」という声も多く上がっていました。その後、小川さんは次のように続けています。鏡は車いすユーザのために設置されたものですが、多くの人の役に立つ。この感覚を知ってほしいです。元々は車いすの人のバックミラーとして設置された、エレベーターの鏡ですが、決して「それ以外の人が使ってはいけない」という意味ではありません。大きな荷物を持つ人や、ベビーカーを押す人にも役立つでしょうし、冒頭で述べたように、髪型や身だしなみを整える目的で使用をしても問題はないのです。ほかにも「痴漢やスリなどの犯罪対策と思っていた」や「中が広く見えるので、閉所恐怖症でも乗りやすい」など、さまざまな使い道や意見が寄せられた小川さんの投稿。エレベーターの鏡は、身体の不自由な人だけでなく、すべての人にとって便利な設計である『ユニバーサルデザイン』の好例といえそうですね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月07日全国15営業所で福祉用具貸与事業所を展開する株式会社スペースケア(本社:千葉県船橋市栄町1-21-28、代表取締役社長:岡川 秀毅)は、この度手動車いす3機種の販売・介護保険レンタルと車いすセンサーの販売を開始いたしました。商品イメージ【1-1. コンパクト軽量車いす『アクティブONE』】これまで、歩行の悩みから外出や旅行を諦めていた方々に、お気軽に使い始めていただけるコンパクト設計の軽量車いす『アクティブONE』。ワンタッチでベビーカーのように折りたためる、バギータイプのオリジナル車いすです。4種類のシート柄から選べるデザイン性に加え、JIS認証機関での走行耐久性試験など、複数の強度試験も実施し安全性能を向上させました。お出かけが楽しくなる車いすです。ノンパンクタイヤを採用しているため、パンクの心配や空気入れの手間もありません。アクティブONEアクティブONE折畳名称 : アクティブONE販売価格 : 36,000円(非課税)*キャンペーン価格カラー : 黄緑×アイボリー/赤×赤/青×赤/黄色×緑重量 : 11.4kg耐荷重 : 75kgサイズ : アルミ製タイヤ : ノンパンク仕様(後輪)商品紹介URL : 【1-2. ゆったり安心車いす『ファームリー』】通常の車いすより座幅が広くゆったりと座れる自走式オリジナル車いす『ファームリー』は、体格の大きい方でもリラックスしてお使いいただけます。カラーはスタイリッシュな黒×青と、元気な気持ちになれる黒×オレンジの2パターンをご用意しました。こちらもノンパンクタイヤを採用しているため、パンクの心配や空気入れの手間がありません。ファームリー名称 : ファームリー販売価格 : 29,000円(非課税)*キャンペーン価格カラー : 黒×青/黒×オレンジ重量 : 13.7kg耐荷重 : 100kgサイズ : 全幅68cm、座幅44cmフレーム素材: アルミ製タイヤ : ノンパンク仕様(後輪)商品紹介URL : 【1-3. シンプルで使いやすい車いす『モア』】折りたたみ式フレーム、3段階調節フットサポート、安心・安定の制動用ブレーキ付きです。夜間の外出も安心な反射板や持ち運びに便利な持ち手があり、また背面には収納に便利な大型ポケットも付いています。こちらもノンパンクタイヤを採用しています。モア名称 : モア販売価格 : 39,000円(非課税)*キャンペーン価格カラー : チェックネイビー重量 : 13.5kg耐荷重 : 100kgサイズ : 全幅65cm、座幅41cmフレーム素材: アルミ製タイヤ : ノンパンク仕様(後輪)商品紹介URL : なお、上記車いす3タイプは、*送料2,420円(税込)を別途ご負担いただきます。*購入後も安心保証期間1年。1年以内であれば下取り(リユース)も可能です(価格等はお問い合せ下さい)。当社は千葉県の「ちばSDGsパートナー」登録企業です。【2. 車いす見守りセンサー『メルコル』】この車いす用見守りセンサーは、探知シートを車いすの座面に敷くだけで、誰でもすぐに設置が可能です。要介護者の車いすからの立ち上がりやずれ落ち、転落等を検知して無線やメロディで介護従事者にお知らせいたします。探知シートは非常に薄く柔らかいため、使用される方に違和感を与えません。メルコル1メルコル2名称 : 車いす見守りセンサー『メルコル(MelCal)』販売価格 : 49,000円(税込)*キャンペーン価格サイズ : 探知シート 幅20×長さ40×厚み0.4コントローラー 幅6.9×高さ2.8×奥行11.5電源 : 単三アルカリ電池2本商品紹介URL: 【会社概要】商号 : 株式会社スペースケア代表者 : 代表取締役社長 岡川 秀毅所在地 : 〒273-0018 千葉県船橋市栄町1-21-28営業拠点: 全国15営業所 設立 : 1995年12月事業内容: 福祉用具のレンタル・販売(介護保険指定事業者)介護リフォーム・ケアプラン作成(介護保険指定事業者)URL : *株式会社スペースケアは株式会社テクノフレックス(スタンダード)のグループです。*NHKサービスセンター、NHK厚生文化事業団主催の新介護百人一首2022に協賛しています。【本件に関するお問い合わせ先】企業名 : 株式会社スペースケア担当者名: 今井 康光TEL : 0120-43-1120Email : info@spacecare.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月11日自宅にいながら、食べ物の配達を依頼できる、宅配サービス『Uber Eats(ウーバーイーツ)』。いつでも注文ができて、便利なため、たびたび利用している人もいるでしょう。2022年2月16日にTwitterに投稿された、Uber Eatsにまつわるエピソードをご紹介します。Uber Eatsの配達員として働いている、投稿者(@the_musyoku)さん。ある日、玄関での受け渡しを希望する客のもとに、注文の品を届けました。玄関で待っていると、登場したのは、車いすを利用する客でした。客は、投稿者さんに対して、こう声をかけたのです。「病気で歩けなくなって、すごく助かる。配達員さんは、寒い中、本当にありがとう」客がお礼を告げた後、部屋の奥からは子供が出てきて、投稿者さんに飲み物とチョコレート菓子を手渡してくれました。投稿者さんは、客である親子の優しい振る舞いに、嬉しい気持ちがこみ上げたといいます。※ 写真はイメージウーバーの届け先が玄関での受け渡しだったので行ったら、車椅子の方が出てこられて病気で歩けなくなって凄く助かる。配達員さんは寒い中本当にありがとう。とお礼を言われて奥からお子さんが飲み物とチョコ菓子を持ってきてくれて手渡されてこの世の悪よ滅びろ善意よ世界に満ちろモードになってる— 明るい無職(農業研修中) (@the_musyoku) February 16, 2022 車いすユーザーの客にとって、Uber Eatsの存在はとてもありがたく、感謝の気持ちを直接伝えたかったのかもしれません。投稿者さんは、貴重な体験に感動しつつ「配達員としては、注文をしてもらえるだけで嬉しいです」と、想いをつづっています。補足配達員は注文をして貰えるだけで嬉しいです今回は状況もかなりレア中のレアなため嬉しさが限界突破してツイートしましたが、基本的には置き配という便利なシステムがあるのでそちらがオススメです!注文が無いのが1番辛いです(笑)— 明るい無職(農業研修中) (@the_musyoku) February 17, 2022 一連の出来事はネット上で拡散され、10万件を超える『いいね』を集めました。・なんて優しい世界…。読んでいて心が温かくなりました。・同じような経験があるので共感しました。お客さんからの優しい言葉は、励みになりますよね。・配達員さん、ありがとうございます。自分もよくUber Eatsを利用していて、とても助かっています。心をこめて伝えた感謝の言葉は、相手を幸せな気持ちにさせるもの。こういった優しさの輪を広げていけたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2022年02月20日Instagramなどに実録漫画を投稿しているirakoirさん。投稿者さんが高校生だった頃に、父親が病気の後遺症で車いすを利用するようになったといいます。当時、外出のために駅を利用した投稿者さん家族は、車いすユーザーならではの不便さを感じていました。移動に時間がかかり、駅内をさまよっていると…。困っていた投稿者さん家族に声をかけてくれたのは、通りすがりの見知らぬ男性たちでした。親切な男性たちは、投稿者さんの父親を乗せた車いすを持ち上げて、移動を手伝ってくれたのです。投稿者さんは、大人になった今でも、親切にされて嬉しかった思い出を、家族とともに振り返ることがあるといいます。【ネットの声】・すごく分かります。助けてもらったことは、忘れないものですよね。・泣けてきました。心温まるお話を書いてくださり、ありがとうございます。・足をケガした時に、見知らぬ男性が電車で席を譲ってくれました。私も周りの人に優しくしたいと思えました。ささいな出来事であれ、親切な振る舞いを受けた側は、嬉しかった気持ちごと覚えているものです。心にポッと灯りをともしてくれるような、優しさの輪を広げていけたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月11日親切のリスクについて考えてしまった話。そうコメントをつけて、ワンコロもちべヱ(@WANKOnin)さんがTwitterに投稿した1本の漫画をご紹介します。車いすに乗る老人と、介助者を手助けしたら…車いすにのった高齢の男性と、大量の荷物を持った介助者を見かけた投稿者さん。親切心から2人を手助けしたところ、その後、高齢の男性からありえない『ひと言』をいわれたといいます。親切のリスクについて考えてしまった話本当は考えたくない pic.twitter.com/Hqq1x4rIun — ワンコロもちべヱ (@WANKOnin) November 19, 2021 誰かに親切にすることによって生まれる『リスク』など「本当は考えたくない」とも語る、投稿者さん。しかし、投稿者さんが漫画に描いたのは、実際の出来事です。また、投稿者さんの漫画には、状況は違えど似たような被害にあったというコメントも寄せられました。・恩を仇で返すとはこのことでしょうか。自分も似たような経験があるので複雑な気持ちが分かります。・善意につけ込んだセクハラは、案外あるみたいですね。ひどいです。・こういうことは、介護の現場にいたらたくさんある…。親切心を無下にする高齢男性のひと言を受け、今後、見知らぬ相手を気遣う気持ちが減ってしまったという投稿者さん。困っている人を見かけた時、すぐに手を差し伸べられる親切心と行動力は素晴らしいものです。その親切心を誰もが今後も持ち続けられるよう、なぜこんなことが起きるのか、社会全体が関心を持ち、考えていかなくてはなりません。また、ワンコロもちべヱさんはブログ『ともだちに忍者が多い人のブログ』で、日常でのさまざまな出来事を掲載しています。そちらも、ぜひご覧ください。ともだちに忍者が多い人のブログ[文・構成/grape編集部]
2021年11月21日「トンカツを食べに行きたい」父親が生前につぶやいた、そのひと言がキッカケで、とあるトンカツ店を訪れたという、かぷちぃの(@CapchieNo)さん。トンカツ店を訪れたのは、父親が亡くなる半年ほど前だったといいます。生前の父親は車いすを利用しており、その店に入るには階段を使わなくてはなりません。かぷちぃのさんは、階段の上り下りは家族でやろうと考え、車いすを動かせるだけのスペースが店内にあるかを確かめるために、「車いすですけど大丈夫でしょうか?」と店に問い合わせたそうです。店員から「大丈夫ですよ」といわれ、かぷちぃのさん親子は店を訪れます。すると、来店するなり、入り口から2人の店員が出てきました。店員たちは、父親を車いすに乗せたままの状態で、階段の上にある店まで運んでくれたのです。※ 写真はイメージ父親が他界してから数年後。かぷちぃのさんが久しぶりに店を訪れると、そこにはスロープができていました。父が亡くなる半年ほど前に「トンカツを食べに行きたい」と言ったので「車椅子ですけど大丈夫でしょうか」ときいてみたら「大丈夫ですよ」と言ってくれて行ってみたら入り口の階段を店員さん二人出てきて車椅子ごと父を運んでくれたトンカツ屋さん、数年ぶりに行ったらスロープできててちょっと泣けた。— かぷちぃの (@CapchieNo) April 10, 2021 店側の丁寧な対応に感激して、「今でもあの出来事が忘れられない」という、かぷちぃのさん。新しく作られたスロープを見て、泣けてきたといいます。一連の出来事に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。・仕事終わりに読んで、うるっとした。・素敵。これぞ気持ちのバリアフリーだね。・当たり前のように、客に寄り添う店側の姿勢にグッときた。店員の優しい気遣いを受けて、親子で食べたトンカツは、特別においしかったことでしょう。優しい店員と客の触れ合いは、多くの人の心にポッと灯りをともしました。[文・構成/grape編集部]
2021年04月11日腕時計は時刻を確認するためだけでなく、ファッションアイテムとしても人気です。いくつもの腕時計を集めているという人もいるでしょう。マレーシアに暮らすムファ・ボブさんもそのひとり。腕時計が大好きなムファさんはある日、町でダニエルくんという少年に出会います。ダニエルくんは車いすに乗った叔父と一緒にいて、魚のすり身で作るチップスを路上で販売していました。その時ムファさんはあるものに目を留めます。それはダニエルくんの腕時計。Mfa Bobさんの投稿 2021年1月5日火曜日Mfa Bobさんの投稿 2021年1月5日火曜日気になったムファさんがダニエルくんに話しかけると、彼は「時計が大好きだけど買うお金がないから自分で作ったんだ」と答えたのだとか。それを聞いたムファさんは胸が締め付けられるような気持ちになり、近くの時計店にダニエルくんを連れて行きます。そして彼に「どれでも好きな時計を選んで。僕が買ってあげるよ」といったのです。Posted by Mfa Bob on Tuesday, January 5, 2021Posted by Mfa Bob on Tuesday, January 5, 2021ダニエルくんは信じられない様子で「本当にいいの?」と聞き返します。ムファさんが「いいよ。僕からのプレゼントだ」というと、ダニエルくんは感激して泣き始めたのだそう。そしてダニエルくんが選んだ腕時計をつけると、それを見ていた叔父さんも涙を流していたといいます。Posted by Mfa Bob on Tuesday, January 5, 2021Posted by Mfa Bob on Tuesday, January 5, 2021ダニエルくんは黒いフェイスに赤いベルトの時計を選びました。ムファさんのFacebookには、その腕時計をはめて嬉しそうなダニエルくんの写真がシェアされています。Posted by Mfa Bob on Tuesday, January 5, 2021Posted by Mfa Bob on Tuesday, January 5, 2021海外メディア『Malay Mail』によると、ダニエルくんたちと一緒に笑顔で写真に写っているムファさんですが、この出来事の後、突然涙が込み上げてしまったのだとか。彼は「こんなに悲しい気持ちになったのは長いことなかった」と語っています。ムファさんは投稿で「ダニエルくんたちの暮らしが豊かになることを祈っている」とつづっています。またこの投稿が拡散したことで、数年前にダニエルくんと叔父さんにソーシャルメディアで支援の声が上がっていたことが判明。しかしその時にダニエルくんは見知らぬ人たちからの寄付を断り、「チップスを売って自力でお金を稼ぎたい」と語っていたのだそう。ダニエルくんは自立的な頑張り屋の少年なのでしょう。初めて本物の腕時計を身に着けたダニエルくんがこれを励みにして、いつか自分のお金で2個目の腕時計を買える日がやって来るといいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月30日記憶力や思考能力などの低下が症状として表れるアルツハイマー病。アルツハイマー病が進行し重症化した人の中には、自身の生い立ちについても、完全に思い出せなくなることがあるのだそうです。元バレエダンサーの女性…『白鳥の湖』を聞くと?アルツハイマー病を患っている、元バレエダンサーの女性の動画が話題となっています。その女性は、マルタ・C・ゴンザレスさん。スペインの非営利団体である『Música para Despertar』によると、彼女は1960年代にニューヨーク・シティ・バレエでプリマとして活躍していたのだとか。プリマとは、バレエ団における女性バレエダンサーの最高位を指します。彼女にヘッドホンでチャイコフスキーの『白鳥の湖』を聞かせると…。『白鳥の湖』を聴き始めると、目に輝きが戻り、周囲を圧倒させる踊りを見せたのです!まるで舞台の上で踊っているような、迫真の演技に「涙がでた」「感動した」といった声がたくさん上がっています。・号泣してしまいました。ほんのひと握りの人しかなれない、『道を極めし者』というのは、こういう人のことなのだろうと思います。・表情、演技がすごい。舞台の上で踊っている彼女の姿が見えました。怖いくらい美しい。・引退しても、病を患っても、この人は最期までバレエダンサーなんだろうな。記憶を失っても、人生をかけて挑んだものは心に宿り続けるのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年11月10日フォロワーから寄せられた体験談を漫画で描き、ブログやInstagramに投稿しているあん子さん。あるエピソードがネット上で「怖すぎ…」「背筋が凍った」と話題になっています。『善意につけ込む不審者の話』親子が公園を通りかかった時のこと。近くにいた車いすの男性が、親子に向かって手を振っていました。親子が男性に近付くと、話しかけられて…。公園の中にいた男性に「段差が高く降りられないため、車いすを押してほしい」と頼まれた親子。お願いを快く引き受けた母親が車いすを押すと、男性に名前や年齢を聞かれます。答えずにいたら、男性の口から衝撃的な言葉が…!「この人、何かおかしい」なんとか段差のある場所を越えて公園の先に到着したため、母親はそそくさと男性の元から立ち去ろうとしました。すると、男性から「裸の状態で体重を測っている写真を明日ここに持ってきて」といわれます。その出来事から数十年後、当時幼稚園児だった女性は母親に当時のことを聞いてみることに。すると、母親はこんな話を始めます。車いすの男性の正体とは…?母親は、帰宅後に怪しい車いすの男性の話を父親にします。すると、それを聞いた父親は『あること』に気がついたのです。そもそも男性はどうやって公園の中に入ったんだ?公園には四方に段差があり、それを登らなければ中に入れないのです。もしも公園の先に行きたかったのなら、誰かに車いすを押すのを手伝ってもらっていたはず。しかし、親子に話しかけた男性はすでに段差を登った公園の中にいたのです。おそらく男性は、「車いすを押してほしい」という口実で女性に近付く不審者だったのでしょう。【ネットの声】・お母さんもさぞかし怖かったことでしょう。2人が無事でなによりです。・女性の善意につけこむなんて…。許せないですね。・本当に車いすを必要とされている人に失礼。こういった悪質な行為が減ってくれることを願います。もしも両親の推測が正しいとしたら、車いすを利用している人になりすまし人の善意に付け込む、とても悪質な不審者です。助けを求めてきた人が、個人情報を聞き出そうとするなど怪しい言動をする場合は、速やかにその場を離れるようにしましょう。[文・構成/grape編集部]
2020年11月04日2020年10月16日から東京都豊島区で開催されている、俳優の山本美月さんの展覧会『魔法少女 山本美月』。山本さんはアニメや漫画が好きで、幼い頃から魔法少女にあこがれていたといいます。この展覧会は、その想いを表現した『山本美月ワールド』全開の展示なのだとか。東京での展示は11月3日で終了しますが、同月13日からは会場を移動し、福岡県福岡市でも展示が行われます。山本美月の『車いすユーザーへの配慮』に称賛の声同月30日、山本さんがInstagramを更新。「額縁の中に入って、次の部屋へ行きましょう。少し暗いので足元に気をつけて」というロマンティックな文章とともに写真を投稿し、『魔法少女 山本美月』についてアナウンスをしました。そして、投稿の最後にはこのような呼びかけも添えられていたのです。※車椅子の方も通れる様に、お願いしています。安心してお越しください。mizuki_yamamoto_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る MIZUKI YAMAMOTO(@mizuki_yamamoto_official)がシェアした投稿 - 2020年10月月30日午前1時07分PDT展示会にあるこの額縁の中には、『山本美月ワールド』が広がっているとのこと。額縁の中に入れるだなんて、まさに魔法のようなシチュエーションです!写真でも分かるように額縁には少し段差がありますが、車いすを使っている人も楽しむことができるよう、山本さんはスタッフにお願いしているとのこと。山本さんは2019年に放送されたテレビドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)で、車いすユーザーの男性と恋をする主人公を演じていました。同番組で車いすユーザーと触れ合う役を演じるにあたって、いろいろな学びがあったのかもしれません。山本さんの優しさが伝わる配慮に、称賛の声が寄せられています。・『パーフェクトワールド』を思い出して嬉しくなりました!素晴らしい!・気付きって大事だよね。こういう優しい人が増えてほしいな。・こうして「車いすの人も楽しめます」って告知してもらえると、すごく安心できます。バリアフリー化が進んでいる現代ですが、障がい者はいろいろな場面で不便な思いをすることがあります。車いすユーザーの山本さんのファンも、めくるめく魔法の世界を楽しむことができたのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年10月31日