最終回を迎えたTVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』の完結記念イベント「ガンダム Gのレコンギスタ完結記念ナイト!~富野総監督と一緒に最終回を観よう~」が27日、東京・新宿ピカデリーで開催された。同イベントは、MBSほか「アニメイズム」枠にて放送された『ガンダム Gのレコンギスタ』の最終回、第26話「大地に立つ」が放送される当日に開催され、劇場に集まったファンと総監督、スタッフ、キャストが一緒に最終話を見て、前後にはクリエイターズトークとキャストトークが行われるという贅沢な内容。劇場の大スクリーンで24話~26話の上映が終わると、会場は総立ちのスタンディングオベーションとなり、後方の座席からステージに戻る富野由悠季総監督には多くの観客が笑顔で握手を求めていた。富野総監督は上映前には「今日は皆さんから石を投げられるのを覚悟してきました。面白くなかったら監督の責任です、時間ばかりかけてすみませんでした」、上映後は「ドタバタドタバタしてわかりにくくてすいません」と"富野節"であいさつ。しかし「完成できたのは、ここに来れなかったアニメーター、背景、彩色の人がつい3日前まで作業してくれたおかげです。まだ未完成で手を入れたいところはあるのですが、300人ぐらいの人がこれに関わってくれたことを言っておきたいと思います」と現場スタッフへの感謝を伝えていた。キャストトークにはベルリ・ゼナム役の石井マーク、ルイン・リー/マスク役の佐藤拓也、クリム・ニック役の逢坂良太、ミック・ジャック役の鶏冠井美智子、そして富野総監督が登場。石井は26話を振り返り、「僕にとってすべてが初めての経験でした。実はみんなでご飯を食べに行った時に監督とお話をさせていただいて、その時急に涙がこみ上げて泣いてしまったんです。いろいろなことがあって自分でもがんばったと思うし、いろんな人に助けられました」と感謝を伝えつつ、「作品が終わってすごく寂しかったです。終わりたくなくて何度もリテイクを出してしまったりしました。初めての作品で皆さんを不安にさせたりしましたが、自分なりにはがんばりました! 何年後かに監督に成長したねと言われるようにがんばっていきたいです」と感慨深げに語った。そんな石井について富野総監督は「声優として役者としては一番めんどくさいですね。天然だから、まだ演技してる意識がないんです。あと2、3年先を見ないとわからないのでがんばってください」と言葉は厳しくも、優しい口調でエールを送った。ベルリのライバル的な存在であるルインを演じた佐藤は「(差別される)クンタラからスタートしたルインですが、最後は(ベルリに)一矢は報いたのかなとは思います」と語り、ルインについて「マニーという一番大事な人が戦場に出てきてしまって、差別と戦うことよりも、大切な人が側にいて添い遂げたい、死んではいけない、シンプルに生きていくということに終着したのかなと思います。これから彼が選択して、マニーと一緒に生きていく可能性が残ったことが良かったと思います」と述懐。若者たちの多くが生き残ったことについて富野総監督は「この歳になると流石に皆殺しの富野はやめたいなと」と苦笑いしていた。クリム役の逢坂は「クリムは、最初は自分だけ良ければ良かったのが、ミックと死線を潜り抜けることで変わったのかなと思います。クリムがあんなに大活躍するとは思わなかったので幸せでした」と語り、ミック役の鶏冠井美智子も「最後でやっとクリムが振り向いてくれました」と満足気な表情。トークでは、富野総監督の声優チャレンジについても語られたが、富野総監督が演じたキャラクターとその妻の顔が富野夫妻そっくりになっていたのは、作画チーフの吉田健一氏のいたずらであったことが明かされ、富野総監督は「直したかったが、そこで直せと言ったら(スケジュール的に)今上映できていない!」と語り、会場を爆笑させていた。○上映前にはクリエイタートークもクリエイタートークにはキャラクターデザインで作画チーフの吉田健一氏、メカニカルデザインの安田朗氏、メカニカルデザインの形部一平氏、デザインワークスのコヤマシゲト氏らが登壇、MCはサンライズの小形尚弘プロデューサーが担当した。冒頭のあいさつで吉田氏は「今週の火曜日まで描いていたのでまだなんとも言えない気分です」と語り、ギリギリまでクオリティにこだわっていたことが伺えた。終盤は、キャラクターの衣装デザインが大変だったというコヤマ氏からは、「(衣装は)シンプルな線じゃないといけないし、おっぱいを出すと監督に怒られるんです。でも肌は出したい」との裏話も。形部氏がメカデザインで一番印象的に残っているのは「G-アルケイン」で、「ガンダムをデザインできるのは特別です。フルドレスも頼まれてもいないのにやりました」と振り返った。『ガンダム Gのレコンギスタ』は8年前に制作がスタートしたとのことで、コヤマ氏は「ずっと正解が見えなくて、本当に作れるのかと思っていた。一度はやめると言いましたからね」と今だからこそ言えるエピソードを笑って振り返る。形部氏によれば、安田氏が加わってから制作がぐっと進んだといい、安田氏は「形部さんがすでにデザインしていたモビルスーツから、富野監督の趣味はこうだろうと考えながらリストラをして、(MSが所属する)勢力分けをしました。そこからかなり監督によるシャッフルが入りました」と語っていた。第一話で吉田氏はキャラもメカも両方担当していたそうで、キャラクターではバララがお気に入り。コヤマ氏は「バララは最初はプリキュアみたいなデザインで、監督に持って行ったら当然駄目(ボツ)だったので、なんとか耳のデザインだけは残しました」とデザインの裏話を披露。メインキャラについては、吉田氏はアイーダはだんだん描きやすくなったが、ベルリはなかなか特徴を出すのが難しかったらしい。劇中における「G-アルケイン」の扱いが微妙に不遇? という話題では、安田氏が「『G-セルフ』が強すぎるので、バランスを取るとそうなるんだと思います。『マジンガーZ』と『アフロダイA』の関係だと思います」と明快に語り会場を笑わせていた。クリエイタートークの最後に吉田氏は最終話について「監督の演出と構成のスピード感を楽しんでほしいです」と見どころを語っていた。イベントのラストには、『ガンダム Gのレコンギスタ』のエンディングテーマ「Gの閃光」を担当するアーティストのハセガワダイスケがサプライズ登場して、「Gの閃光」をライブ披露。ハセガワは「ベルリ助けて!」と石井にボーカルを任せたり、壇上の出演者たちに肩を組むように促し、制作スタッフとキャスト陣、そして富野総監督が一緒に肩を組んで足を上げ、エンディングテーマの映像を再現する大団円を演出していた。最後のあいさつとして富野総監督は、「このような場所を手に入れて、皆さんに会えたのは、本当に皆さんと、ここにはいないスタッフたちがいてくれたおかげです。自分はとても幸せだと思います。ただ、思ったとおりには作れなかったかもしれない無念な部分も少しはありますが、こうして皆さんに会えたことは生涯の喜びです。そして、まだやってもいいという神からの声があれば(なんらかの新作を)やりたいと思います。でも年寄りを変に褒めると図に乗るので、そこは気をつけたいと思います。もし機会がありましたらご支援いただければと思います。今日は本当にありがとうございました」と語り、現役続行とさらなる新作に意欲を見せていた。(c)創通・サンライズ・MBS
2015年03月28日公開初日を迎えたアニメーション映画『劇場版 シドニアの騎士』の初日舞台あいさつが6日、東京・新宿のバルト9で行われた。『劇場版 シドニアの騎士』は、元々スクリーンサイズのクオリティで制作されたTVアニメ全12話(2014年4月~6月放送)を、静野孔文監督が劇場公開用に再構成した作品。未公開アングルカットの多数追加&音響効果の再制作など、さらなるクオリティアップが施され、主人公の谷風長道と星白閑の2人を中心に描いた物語で構成されている。この日の舞台あいさつには、原作者の弐瓶勉氏、瀬下寛之副監督、谷風長道役の逢坂良太、星白閑/エナ星白役の洲崎綾、緑川纈役の金元寿子が登壇した。初日を迎えた瀬下は「スクリーンに耐えうるいい画を作りたいという思いで、スタッフ一同制作してきたので、本当に劇場作品になって感無量です」と喜びをあらわにし、原作者の弐瓶氏は「まだ劇場でを観れていませんが、すごくよかったです!」と確かな手応えを感じている様子。逢阪も劇場では観れておらず、思わず「家のテレビの大きさ臨場感を味わいきれないので、劇場で見たいです」と本音がポロリ。そして洲崎は「再編集されて本当にド迫力で、素晴らしい映画になっていて感無量です」と胸の内を明かした。本作は、長道と星白の二人を中心に描いている点も注目だが、洲崎は「長道の心情がより伝わってきます」、逢坂は「二人の関係性がよりわかりやすくなっていると思います」とそれぞれに述懐。また、緑川纈役の金元は、本作で大胆な温泉シーンが追加されたことに驚いたといい、瀬下副監督は「欠かすことのできないシーンです。静野監督が、男はいらんといって、二瓶先生に相談したことで実現したんですよ」と温泉シーンへこだわりを語った。そして新アングルシーンでは、スタッフの『シドニア』にかける意気込みや、作品への愛情を信頼し、静野監督、瀬下副監督がほとんどノーチェックで進めていたことも明らかに。瀬下副監督は「僕たちが思いもよらなかったかっこいいアングルがいっぱいあります。スタジオ全員で楽しく作らせてもらっていることが伝わると思います」と太鼓判を押していた。ラストの戦闘シーンを見どころとしてあげた逢阪は、温泉の入浴シーンに「小林艦長もいてほしかった」とこぼすと、洲崎からは「いつになったら星白のことに触れてくれるのかワクワクして待っていたけど」とツッコミ。そんな二人の様子をみた金元は「谷風と星白の二人の関係がいいなと感じました。流されてしまった時のシーンをあげて、その後の展開の衝撃をうけて心を動かされます」と話した。終盤には、同日に発表された声優アワードで、逢坂と洲崎の二人が新人賞を受賞したことを受け、弐瓶氏から衛人操縦士服姿の逢阪の似顔絵色紙(洲崎にはラジオ出演の際にプレゼント済み)や瀬下副監督からシャンパンが送られた。また、2月16日に誕生日を迎えた弐瓶氏へも、スタッフやキャストによる寄せ書きがプレゼントされていた。最後に瀬下副監督は「4月から始まる第2期を見ていただく方に内容を理解してもらうために1期12話分の総集編として制作をはじめたのですが、もともと1話の情報量が多かったこともあり、ダイジェスト版にしかなりませんでした。そこで、静野監督から、もう映画として楽しめるように長道と星白の出会いと成長の物語にしましょうということになり、1期を作った僕らですら、こうした視点や見方があるのかと再発見が多かった作品です」と改めて制作の経緯を伝え、「スタッフの皆さんが本当にがんばってくださっています。単体の劇場作品として楽しんでいただける作品に仕上がっているので、ぜひ楽しんで観ていただければと思います」と本作をアピールしていた。
2015年03月09日現在MBSほか「アニメイズム」枠にて放送中で、富野由悠季監督の最新作となるTVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』の第15話を先行上映するイベントが28日、東京・新宿ピカデリーにて開催された。トークショーには富野由悠季総監督をはじめ、ベルリ・ゼナム役の石井マーク、アイーダ・スルガン役の嶋村侑、マスク役の佐藤拓也、クリム・ニック役の逢坂良太が登壇。サンライズの小形尚弘プロデューサーが司会を務め、1クールを終えた感想や今後の展開などが語られた。トーク後は、物語のキーになるエピソードのセレクト上映と、年明け最初の放送となる第15話「飛べ!トワサンガへ」の特別先行上映が行われた。富野総監督は冒頭のあいさつから「僕のような年齢になりますと、押し付けがましくなっていますが全部スルーして結構ですので、『Gレコ』を30年、50年ご愛顧よろしくお願いします」と早速の富野節がさく裂。しかし、現在はラスト前のコンテを書いている最中らしく「正直言って仕事が終わってねぇんだよ! こんなところに来ている暇ねぇんだから勘弁してくれよ、という心境ですが」と吐露しつつ、「4人の声を直に聞かせてもらうことで物語の展開が変わってくるので、ここに立たせてもらって良かったなと思っています」との発言が飛び出す。キャストの発言次第では死亡フラグが立つのですか? と聞かれた富野総監督は、「声の印象やものの言い方によっては最終回で……つぶしちゃえと思って」とさらり。騒然となるキャスト陣&観客に「うるせぇな! それができるのが私の立場なの!」と言い返した。各キャラに関しても意味深な発言の連続。まずはマスクについて「25話でマスクがらみのシーンを作りまして、とても気に入っております」と含み笑いを浮かべる。今のうちにアピールしたかった佐藤だが、「もうマスクに関しては終わったから。あとはクリムをどうしようかなと」と取り付く島もなし。クリムをどうするかはまだ決まっておらず、最終話のコンテは年明けになりそうな状況なので「今日の発言如何によっては(変わるかもしれない)。だって気分次第なんだもん」とぶっちゃけていた。アイーダがどうなるかも全く予定が立っていないようで「いい思いをさせてくれたらケロッと変わるかもしれない」と笑う。完全に富野総監督のペースで進み「基本、『Gレコ』は楽しい番組で終わらせたいと思っています。みんなハッピーになるように」と言われても、実際に最終話を見るまではわからないという空気に。結局、アイーダについても「25話がすごいよ。2秒ぐらい」との言葉だけを残していた。主役のベルリおよびG-セルフに関しては、「メカデザインを担当した安田くんという天才がいてね、我々のスケジュールを全く無視したアイデアを出してくるわけ。そのアイデアを全部取り入れるとG-セルフは絶対的に誰も倒せないんだよね」と富野総監督。メインアニメーターと相談してようやく解決したとのことで「最終回を楽しみにしてください」と語った。しかし、シナリオやコンテは全部書き直すことになったらしく、「だからこんなところで話しをしている暇はないんだって。いい加減わかれ!」と声を荒らげながら笑っていた。そんな富野節に若いキャスト陣はタジタジ。「誰も褒めてくれない」と寂しがる監督を嶋村がおそるおそる褒めてみるも、「(メインアニメーターの)吉田くんと話をして本線はもう決めましたので、G-セルフは負けるかもしれない」とあっさり。さらに「その後に愛とロマンと感動が待っている。勝ったままヒーローだとしたらバカでしょ?」と思わせぶりな発言が飛び出した。完全に飲まれていたキャスト陣ではあったが、やはりガンダム作品のメインキャストに選ばれたことは自身や家族にとってうれしい出来事だったという。石井の父親は役が決まった時の反応は薄かったが、ある日実家に帰ったらG-セルフのガンプラが飾ってあったというエピソードも。しかもその後に本格的な塗装も始めたようで「そういう行動で自分の仕事を認めてもらえたと感じた」と石井は話す。嶋村は兄がガンダム好きとのことで、「がんばれ。でもお前のセリフにグッとこなければうれしくない」と言われたという。自身がもともとガンダム好きな佐藤や逢坂は、「ガンダムが好きで声優を志した身としては、非常に幸福で刺激的な年になりましたし、忘れられない一年だったなと思います」(佐藤)、「同じ業界を目指している知り合いから『アニメを見ていくたびにむかついてきた』と嫉妬を言われて、『さっさと追いかけてこいよ!』と一言残して帰ってきました」(逢坂)と話していた。最後も富野総監督らしい言葉でトークショーは締めくくられた。富野総監督:おそらく人生でこんなに展開の早い1クールを作ったことはありません。そういう意味ではお子さんたちを振り落とすような気分になるかもしれませんが、アニメや映画はこんなこともできるんだぞ! というサンプルを見せているつもりで驚異的な展開をさせてもらいます。実は最近わかってきたことなのですが、小学生が一番理解しているようです。大人の皆さん方、がんばってついてきてください。来年もよろしくお願いします。■ガンダム GのレコンギスタBlu-ray&DVD:12月25日より第1巻好評発売中TV放送:MBS・TBS・CBC・BS-TBS アニメイズム枠にて放送中※1月4日(日)夜7:30よりBS-11でも放送開始配信:dアニメストア、ガンダムチャンネル、バンダイチャンネルにて配信中(C)創通・サンライズ・MBS
2014年12月31日現在MBSほか「アニメイズム」枠にて放送中で、富野由悠季監督の最新作となるTVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』の第15話を先行上映する「スペシャル上映イベント」が、12月28日に東京・新宿ピカデリーにて開催される。「スペシャル上映イベント」では、前半クールのおさらいとして、これまでに放送された中から物語のキーとなるエピソードのセレクト上映(第1話、第6話、第10話、第14話)と、年明け最初の放送となる第15話「飛べ!トワサンガへ」を先行上映。トークショーでは、富野由悠季総監督をはじめ、ベルリ・ゼナム役の石井マーク、アイーダ・レイハントン役の嶋村侑、マスク役の佐藤拓也、クリム・ニック役の逢坂良太の主要キャストが登壇し、後半シリーズの見どころなどを語っていくという。本イベントは、新宿ピカデリーのシアター3で19:20から(上映後にトークショー)、シアター1で20:20から(上映前にトークショー)の2回開催。入場者には、劇中でも登場する「マスクのマスク」と「カット袋付き複製原画(2枚セット)」がプレゼントされる。チケットは、新宿ピカデリーの公式サイトで12月17日24:00からオンライン販売がスタート。また、劇場窓口でも12月18日の窓口オープン時より販売を開始する(残席ありの場合のみ)。価格は2,300円。『ガンダム Gのレコンギスタ』は、これまで富野監督が描いてきた宇宙世紀(ユニバーサル・センチュリー)の後の時代である「リギルド・センチュリー」が舞台。軌道エレベータ「キャピタル・タワー」を守る「キャピタル・ガード」候補生のベルリ・ゼナムと、アイーダ・レイハントンという宇宙海賊の少女が搭乗する謎のモビルスーツ「G-セルフ」の出会いから、壮大な物語が描かれていく。(C)創通・サンライズ・MBS
2014年12月14日練馬アニメカーニバル推進連絡会はこのほど、10月18日・19日に練馬駅北口周辺で開催する「練馬アニメカーニバル2014」のコンテンツを発表した。東京都・練馬区は日本のアニメ製作が本格的に始まった「ジャパンアニメーション発祥の地」であり、日本初の劇場用長編アニメ「白蛇伝」や日本初の連続TVアニメ「鉄腕アトム」が製作された街でもある。現在でも区内には90社を超えるアニメ関連会社が存在し、様々なアニメーションを製作し続けている。同イベントの今回のテーマは「《レジェンド》と《フロンティア》を遊びつくせ!」。ジャパンアニメの約50年の歴史と共に歩んできた同区ならではの内容で展開する。○サイボーグ009の声優がトークショーに登場同区で活躍した"萬画家(漫画家)"石ノ森章太郎先生の代表作「サイボーグ009」の誕生50年を記念して行うイベントでは、1966年から2012年までの劇場版予告編、3つのTVシリーズよりそれぞれ1本を上映する。トークコーナーでは、声優の森功至さん(1968年版009役)、鈴木弘子さん(1968年版003役)、野田圭一さん(1968年版008役、1979年版002役)、杉山佳寿子さん(1979年版003役)がゲストとして登場する。「サイボーグ009誕生50年祭」は、10月18日の16:30~19:30に開催。会場は練馬文化センター大ホール。チケットは、ローソンチケットで、一般1,400円、小学生700円で販売している。当日券は一般1,500円、小学生800円。チケット料金はすべて税込。○話題作や最新作の声優たちがトークセッション「『楽園追放-Expelled from Paradise-』公開目前ステージ」では、同区内にスタジオを持つアニメ製作会社「東映アニメーション」作の同作品を11月15日の劇場公開前に先駆けて特別予告上映する。同作に出演する声優・古谷徹さんと水島精二監督のガチンコ・トークセッションも実施する。開催日は10月18日(14:30~16:00)。会場は練馬文化センター小ホール。入場無料。当日朝9:00より、つつじ公園「運営本部・インフォメーション」テントにて整理券を配布する。10月から放映開始した「四月は君の嘘」は、練馬区内が主な舞台のTVアニメーション。放送開始を記念して行うイベントでは、主要キャストの花江夏樹さん、種田梨沙さん、佐倉綾音さん、逢坂良太さんが登場し、トークセッションを行う。日時は10月19日の17:30~20:30。場所は練馬文化センター小ホール。○プリキュアのステージも!10月19日には、練馬文化センター小ホールで「プリパラ~ Prizmmy☆スペシャルライブ ~」を開催。アニメ「プリパラ」エンディングテーマを歌うガールズ ダンス&ヴォーカルユニット、Prizmmy☆のライブを行う。時間は12:00~12:30。同会場ではさらに11:00~、13:00~の2回にわたり、「ハピネスチャージプリキュア!ショー」も開催する。いずれも入場無料。○アニメーション・クリエイターを招いて関連作品も上映Coconeriホールでは、アニメーション・クリエイターを招いての関連作品の上映とトークを行う。11:30からは、NHKキャラクター「どーもくん」や、「こまねこ」を手がけた合田経郎監督が登場。16:00からは、日大藝術学部を卒業して現在同大学で講師を務めているアニメーション監督・片渕須直氏を招き、名探偵ホームズの第10話「ドーバー海峡の大空中戦!」を上映する。入場無料。その他、ユニット「ALL THAT JAZZ」によるアニメソングジャズライブ(10月18日)、カードゲーム「フューチャーカードバディファイト」の遊び方教室(10月18日・19日)も開催。Coconeri研修室では、「声優へのルート講座」「パラパラアニメ体験教室」などのアニメ体験プログラムも用意する。詳細は練馬アニメカーニバル公式サイトで案内している。
2014年10月14日