人気アニメ『妖怪ウォッチ』のアニメソングなどで知られ、紅白歌合戦にも出場した元「Dream5」のメンバー・重本ことり(24)。実は現在、高級ラウンジに勤務していたことが本誌の取材で分かった。重本は2008年より『天才てれびくんMAX』(NHK教育)にレギュラー出演、09年に「Dream5」を結成。『妖怪ウォッチ』のエンディング曲『ようかい体操第一』が大ヒットし、14年には『NHK紅白歌合戦』にも出場した。しかし18年7月に出演したバラエティ番組で“肉体関係を持った芸能人のグループ名”をハミングで答えたところ、「AAA」であると推測されてネットで大炎上。AAAファンからのバッシングを浴びることとなった。そして、昨年3月に自身のインスタグラムで突然の引退発表。「AAAファンの方々に死ねとか消えろとか言われたことも、もうなんとも思っていませんが(中略)嘘だらけの芸能界に夢とか未練はありません」という捨て台詞のような内容が波紋を呼んだが、その後はすっかりメディアから姿を消していた。ところが、重本は今年8月からYouTubeで動画配信を開始。コメント欄には「元気な様子がみれて嬉しい」「元気そうでなにより」など、久しぶりの重本の明るい姿にホッとするファンのコメントが寄せられた。そんな重本に近況を聞くため、勤め先のラウンジから帰宅するところを直撃した。ーー今はラウンジで働いていらっしゃるんですよね?「もう2年ちょっとになりますね。自分で検索して調べて、『面接したいんです』って電話して行ったんですよ。そしたらたまたま受かって、ずっと働いています。週5でフル。他にやることないんで(笑)」ーー「カラオケがうまい」と評判らしいですが「いやいやいや、でもみんなにめっちゃ『歌って』って言われるんです。私のこと知っている人も知らない人からも『カラオケしよう』って言ってくれるから、楽しくていつも店で歌っています。めっちゃ楽しんでやってる(笑)」ーー芸能界に戻るつもりは?「ないです。(小声で)大変だから……」ーー引退の発表は波紋を呼んでいましたが「あの文章、私が考えてないんです。まったく別の人が……。(エイベックス退社後の)あの3年間、自分の意思で何かやったことって本当になくて。グループをやめてからは『自分の好きなことをやる』って思っていたんですけど、実は全然そうじゃなくて……」具体的な話は避けつつも、さらに衝撃の告白が続く。重本は16年に自伝『黒い小鳥』(鉄人社)を出版しているのだが……。「自伝とかも出したんですけど、あれも正直、全然自分が考えてないし……。もうあの3年間の記憶があんまりないくらい辛くて……。近くにいた人に、なんだろうな、操られてたみたいな感じ……」ーー引退してやっと自分の意思でやっていけるようになったと「引退してから数カ月くらいはまだ引きずっていて精神的にきつかったんですけど、そこからはもう全然、今は超楽しいって感じです」ーー最近はYouTubeも始めましたね「友達が『やらない?』みたいな感じで誘ってくれて、私も特に何もやっていないんで暇つぶしでやっています」ーー現在登録者数がまだ500人ほどですが、収入につながらないのでは?「そうなんですか?あまりYouTube見ないし、よくわかっていないんですが、実は、私は『一銭もいらない』って言っているんです。だからお金ももらってないし、私はやりたいことだけ楽しんでって感じでやっています。もしお金が入ってきても、『そっちで稼いで。私は本当にいらないから』って」ーーではラウンジを本業として続けていく?「はい。すっごい楽しいので。何か他にやりたいことが見つかれば、全然そっちに行くと思いますけど。飽き性なんで(笑)。でも今は特にないので、YouTubeは本当に楽しいです。最高の暇つぶしって感じです。普段できないことができるから。そういうことを提案してもらえるので、すごく助かっています」ーーファンに伝えたいことはあります?「最近、『元気そうでよかった』ってコメントがめっちゃ来るんです。全然元気じゃないと思われてたのかなって(笑)。だから、私は本当に楽しく過ごしているので、もう安心してくださいって感じです」ーーちなみに見てないかもしれませんが、引退の発表の文面にもAAAの名前があったので再び炎上したんですが。番組で鼻歌で歌ったったのって……、ぶっちゃけ「トリプルエー」って言ったんですか?「それは秘密です(笑)。あはははは。そうですね、ありましたね。懐かしい」現在の話をするときはとにかく明るく終始笑顔で、最後は「こんな長い間待たしてしまってすみませんでした」と記者をねぎらって立ち去った。「正直すぎる」という印象だが、やっと手に入れた”嘘をつかなくていい”生活に、心から満足しているように見えた。
2020年10月17日タレントでアーティストの重本ことりが7日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『ことりばーす』(発売中 4,104円税込 発売元:双葉社)の発売記念イベントを行った。NHK教育『天才てれびくんMAX』に出演後、同番組がきっかけで結成されたダンス&ボーカルユニット"Dream5"のメンバーとして活動。その後はソロとなってモデルや歌手、タレントにと多岐にわたって活躍している重本ことり。そんな彼女の記念すべき初めてのDVDは、今年4月に沖縄で撮影された。赤いワンピース水着で登場した重本は「すごくうれしいですね。たくさんの方々に見ていただきたいと思います。本当にびっくりです」と初めてのDVDを手にしながら満面の笑みを見せ「初めてのグラビア作品なので、新しい挑戦として今まで応援して下さった方が見たら、見たことがない"重本ことり"を見てもらえると思います」と自信も見せた。全体的なストーリーとしては「沖縄が地元という設定で、久し振りに返ったら幼なじみのお兄ちゃんが男らしくなって、私がアプローチをしていくという感じとなっています」と説明。セクシーなシーンを「着物を脱ぐシーンがセクシーだと思いますよ。着物を脱いで、なぜか帯をくわえてという(笑)。セクシーに頑張ったので、是非見て欲しいです」と胸を張った。同DVDと並行しながら初めての写真集『はじめてのことり 重本ことり写真集』(双葉社刊)も7月20日に発売を予定。「結構インパクトがある写真が表紙にもなっているので、表紙からじっくりと見ていただけたらと思います」とアピールし、「8月24日にはソロ活動として初めてのワンマンライブも決まりました!是非足を運んでくれたらうれしいです!」と音楽活動も順調な様子だった。
2018年07月09日5人組ダンス&ボーカルユニット、Dream5が、6周年ライブ“Dream5 6th Anniversary LIVE”を11月23日にEX THEATER ROPPONGIにて開催。来年2月にニューミニアルバムをリリースし、小室哲哉による新曲が初提供されることを発表した。本公演は、6周年のお祝いを兼ねて“お祭り”がテーマ。ステージには紅白幕に赤ちょうちん、センターには神社の石段をあつらえ、会場全体がお祭りムード。「盛り上がっていきましょう!」の掛け声とともに、1曲目の「シェキメキ!」から観客は総立ちに。「お祭り騒ぎしながら最後まで楽しんでください」という重本ことりのMCから、JITTERIN’JINNの「夏祭り」やいきものがかりの「じょいふる」などをカヴァーする“お祭りメドレー”も披露。5人の息の合ったダンスと歌に会場はヒートアップした。スペシャルゲストにジバニャンとコマさんを迎えると、お馴染みの「ようかい体操第一」と「ようかい体操第ニ」を披露。観客は一緒になってようかいダンスを踊って楽しんだ。ダンサーの高野洸、大原優乃、玉川桃奈によるダンストラックでライブを折り返し、ソロパートではセクシー且つアクロバティックなダンスで会場を沸かせた。ことりと日比美思は、2人だけでバラードナンバー「go my way」を歌い上げ、お祭りムードから一変、大人っぽくかっこいいパフォーマンスで会場を盛り上げた。終盤には、来年2月24日にニューミニアルバムをリリースすることがビジョンにて発表され、さらに小室哲哉がムービーメッセージで登場するとDream5に新曲を提供することを明かした。これまでDream5は小室の楽曲をカヴァーすることはあっても、新曲を歌うのはこれが初めてとなる。5人は、この新作のイトーヨーカドー盤に収録される「BOY MEETS GIRL」を初披露すると、そのままTRFメドレーに突入し「EZ DO DANCE」や「CRAZY GONNA CRAZY」などをキレのあるダンスで披露。ラストは2ndシングル「僕らのナツ!!」で6周年ライブを締めくくった。このライブには、“Dream5×イトーヨーカドー×冬ぴあ”によるコラボキャンペーンで、親子15組30名が招待された。ライブ前にはリハーサル観覧を行い、お揃いのえんじ色のジャージを着たメンバーが「ようかい体操第一」や「We are Dreamer」などを披露。さらにステージに招き入れると一緒に記念撮影を行い、ハイタッチで子どもたちを見送った。文:門 宏
2015年11月26日TVアニメ、ゲーム、玩具などクロスメディアで展開し、現在小学生を中心に爆発的な人気を誇っている『妖怪ウォッチ』の最新作となるニンテンドー3DS向けゲームソフト『妖怪ウォッチ3』が、2016年夏に発売されることが明らかになった。『妖怪ウォッチ』は、『イナズマイレブン』や『レイトン教授』、『ダンボール戦機』を手がけたレベルファイブによるゲームソフト。妖怪たちと友だちになれる腕時計「妖怪ウォッチ」を手に入れた主人公・天野ケータが、日常に潜む妖怪たちとともにさまざまな問題を解決していく。その最新作となる本作では、7月10日放送分からTVアニメ『妖怪ウォッチ』(テレビ東京系 毎週金曜18:30~)に登場する新主人公・未空イナホ(CV:悠木碧)や、新たな妖怪・USAピョン(CV:重本ことり)の活躍はもちろん、ケータ編ではジバニャンやウィスパーといったおなじみの妖怪たちが日本を飛び出し、海外の「USA」にある町「セントピーナッツバーグ」を舞台に妖怪不祥事案件を解決していく物語になっているという。4月に開催された「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINING-」では、レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏から、本作は発売後にも数回にわたって無料の大型アップデートが行われる更新型ゲームであること、そして大人気のアイテム・妖怪ウォッチにも新たなウォッチ「妖怪ウォッチU プロトタイプ」と新たなメダル「メリケンメダル」が登場することが明らかにされていた。さらに制作サイドは、「発売をお待ちいただいているユーザーの皆さまに楽しんでいただける作品になるよう、さまざまな仕掛けを準備しております」とコメントを寄せている。12月19日からは、劇場版アニメ第2弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』の公開を控える本シリーズ。前作『映画妖怪ウォッチ誕生の秘密だニャン! 』(2014年)では、劇場前売り券が東宝史上最高の114万枚、観客動員数696万8,000人、興行収入77億3,000万円(2015年5月末)を記録しただけに、今回もさらなる大ヒットが期待されている。(C)LEVEL-5 Inc.
2015年07月09日2014年のコンテンツ業界は、まさに『妖怪ウォッチ』一色だったと言っていいだろう。アニメからブームに火がつき、玩具、音楽、書籍などあらゆる関連商品が大ヒット。ゲームそのものも600万本を出荷するなど、日本全国を妖怪が席巻した。そんな妖怪ウォッチが、新たな展開を見せる。4月7日に開催された発表会「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINING-」では、レベルファイブの日野晃博社長が自らが登壇し、今後の妖怪ウォッチの展開に関するプレゼンテーションを行った。『妖怪ウォッチ』はどこへ向かうのか。発表会をレポートしながら、2015年以降の妖怪ウォッチを占っていこう。今回、発表となった『妖怪ウォッチ』の新展開は、3つのパターンに分けることができる。「ゲーム」を中心とした展開と、2014年に仕掛けてきた「クロスメディア」展開のさらなる発展形、そして他メーカーや他業種との「コラボレーション」である。まずはゲームソフトの正当な続編となる『妖怪ウォッチ3』から見ていこう。これまで、『妖怪ウォッチ』『妖怪ウォッチ2』はさくらニュータウンという架空の町で起きる出来事を描いた物語だったが、『妖怪ウォッチ3』では舞台を一新。お父さんの転勤により、海外の「USA」にある町「セントピーナッツバーグ」に舞台を移して新たな物語が紡がれていく。日野社長は、自身が『ドラゴンクエスト3』をプレイしたときの衝撃を例に挙げ、「見知らぬ場所を冒険すること」の面白さについてコメント。「『妖怪ウォッチ』は変化することを選びました」と、発表会中に何度か"変化"という言葉を強調した。これは単純に『妖怪ウォッチ3』で舞台が変わることを意味するだけでないだろう。日野社長の言葉を借りるなら、『妖怪ウォッチ』というコンテンツが今後10年20年と続くために、「変わらない良さ」よりも「変わっていく面白さ」を選ぶことにした、という決意表明でもある。「変化」は、ゲームにも新たな試みとして取り入れられている。『妖怪ウォッチ3』は通常通り、買い切りとなるニンテンドー3DSのパッケージソフトだが、発売後にはいくつかの大型バージョンアップが予定されていて、まるでオンラインゲームやスマホゲームかのように内容が変化していく。一本のソフトを長く遊んでもらうと同時に、話題性を持続させる戦略といえる。そんな『妖怪ウォッチ3』のもう一つの"変化"はキャラクターだ。新たに女主人公として未空イナホ(CV:悠木碧)と、ジバニャンに続く主役級の妖怪としてUSAピョン(CV:重本ことり)が追加される。新たな舞台となる「USA」では、他にもUSAの妖怪たちが多数登場するという。そういった意味でもUSAピョンは、これまでのジバニャンやコマさんとは異なる、海外展開を見据えたデザインにも見える。新主人公となる未空イナホとUSAピョンは、7月に放送されるTVアニメ「妖怪ウォッチ」セカンドシーズンにも登場する。いわゆる普通の男の子であった主人公・ケータとは違い、未空イナホはちょっと変わった女の子であり、オタク的な属性を持った少女。そんな彼女がUSAピョンや他の妖怪たちとどんなドタバタ劇を繰り広げるのか、期待して待ちたい。なお、TVアニメの主題歌も7月のセカンドシーズンからはキング・クリームソーダの「人生ドラマティック」に、エンディング曲がコトリ with ステッチバードの歌う「宇宙ダンス!」に変更。同様に5月からはエンディング曲が「ようかい体操第二」となる。アニメと並んで、妖怪ウォッチにとって重要なクロスメディア展開の一つとなる玩具にも、新たな製品が登場する。SDカードを用いることで、ゲームのバージョンアップに応じた更新が行える新型ウォッチ『妖怪ウォッチU プロトタイプ』である。従来のものとは色味が変わったほか、新しく『メリケンメダル』が登場。妖怪を呼び出したときのボイスも変更されている。ゲーム的な展開として注目したいのは、スマホへの進出だ。例えば手軽に遊べるパズルゲーム『妖怪ウォッチぷにぷに』や、ミニゲームを通して辞典を完成させていく『妖怪大辞典』、さらにシリーズ初のリズムゲームとなる『妖怪ウォッチ ゲラポリズム』などが続々と登場する。これまでゲームとしてはあくまでニンテンドー3DSが中心だった『妖怪ウォッチ』だが、2015年は本格的にプラットフォームとゲームジャンルの幅を広げる年になりそうだ。ゲームジャンルの幅を広げるという意味では、もうひとつ見逃せないコラボがある。コーエーテクモゲームスと組んで開発する『妖怪三国志』である。プラットフォームはニンテンドー3DS。言うまでもなく、コーエーテクモゲームスが誇る歴史シミュレーションの名作『三国志』シリーズとのコラボだ。発表会には本作のプロデューサーを務め、三国志シリーズのプロデューサーとしても知られるシブサワ・コウ氏が登壇し、あいさつを行った。内容に関する詳細な発表はなかったが、『妖怪ウォッチ』と三国志のカオスな組み合わせを、名プロデューサー、シブサワ・コウ氏がどうまとめあげるのか、楽しみにしたい。同じくニンテンドー3DSでは、新作タイトルとして『妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊』の発売が7月11日に予定されている。こちらは『妖怪ウォッチ2』の中で遊べるアクションゲーム『妖怪ウォッチバスターズ』がパワーアップして一本のゲームになった、スピンオフ作品。妖怪視点で戦うアクションゲームで、インターネット通信を利用したマルチプレイにも対応する。スマートフォンへの進出とは別に、きっちりと『妖怪ウォッチ3』までの間を埋めるタイトルをニンテンドー3DSで用意しているところはさすがだ。これは例えば『ポケモン不思議のダンジョン』や『ポケモン+ノブナガの野望』のような関連ゲームを多方面に展開した『ポケットモンスター』シリーズにも共通している。こうした国内展開とは別に、『妖怪ウォッチ』はいよいよ海外にも進出する。タッグを組むパートナーとなるのは、『トランスフォーマー』や『マイリトルポニー』で知られるハズブロ社。同社の全面的な協力を得て、2016年中をめどに世界へと展開していくという。かつてポケモンが世界を席巻したように、妖怪ウォッチならぬ『YO-KAI WATCH』も世界中に知られるコンテンツとなれるだろうか。最後に紹介するのは、この夏、ユニバーサルスタジオジャパンで開催される「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」だ。妖怪ウォッチの世界をアトラクションとして再現し、ジバニャンをはじめとした"ホンモノの妖怪に出会える"感動を体感できるという。二次元での展開が中心だった妖怪ウォッチにとって、"バーチャルからリアルへの進出"とも言える大きなコラボになりそうだ。以上が発表会で明らかになった「妖怪ウォッチ」の新展開の全容だ。ゲームにアニメ、玩具、音楽、スマホ、海外、テーマパーク――まさに「満を持して」という言葉がふさわしい全方位展開となった。これまでと大きく変わるのは、ターゲット層の拡大ではないだろうか。2014年の妖怪ウォッチは、ゲームやアニメ、玩具をメインとした展開で、どちらかといえば子供と、せいぜいその親にまで届くことを目標としている印象が強かった。そこからスマホやテーマパークへも展開することで、さらに幅広い層にアプローチすることが可能になるというわけだ。一年をかけて十分浸透しきった今、『妖怪ウォッチ』が次に目指すのは、世の中のさまざまな場所に根を下ろし、『ポケットモンスター』や『ドラえもん』のように長く愛されるコンテンツになることなのだろう。そのためには、これまでよりもさらに多くの人の日常にちょっとずつ入り込み、気づけばその辺にいるという存在になっていかなくてはならない。それはまるで、本物の妖怪のようでもある。
2015年04月09日レベルファイブは7日、新作や新展開に関する発表会「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINING-」を東京ドームシティホールで開催し、『妖怪ウォッチ』シリーズのセカンドシーズン構想と新展開について発表した。プレゼンテーションを行ったレベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏自身も「社会現象とも言えるコンテンツになった」と語り、大ヒットを記録した『妖怪ウォッチ』だが、今回の発表会で変化への大きな舵を切る。その軸となるのはハズブロ社と提携した『YO-KAI WATCH』の世界進出と、アニメやゲームに女の子主人公の新キャラクター「未空イナホ」を加えた、現在の主人公・ケータとのダブル主人公体制への移行だ。海外展開には『トランスフォーマー』や『マイリトルポニー』のハズブロ社が全面協力。任天堂ブランドでのゲームを含めたクロスメディア展開を展開し、2016年春を目処に北米で玩具展開をしていくという。ハズブロ・ブランズのジョン・フラスコッティ社長はビデオメッセージの中で、「『妖怪ウォッチ』の海外展開にあたり、自社ブランドの育成同様、周到な準備を行うつもりです。それは自社のブランドである『トランスフォーマー』『マイリトルポニー』『リトレストペットショップ』他数多くの自社ブランドを世界中で成功させたように『妖怪ウォッチ』も万全の体制で成功を目指して行きたいと思います」と語っていた。その他ハズブロ社側の関係者コメントが紹介されたが、日本独自のテイストが強い『妖怪ウォッチ』をハズブロ社サイドでも入念に研究し、レベルファイブ側との協力体制を取っていることが感じられた。また、2015年夏にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンでタイアップアトラクション「妖怪ウォッチ THE REAL」を実施。「妖怪ウォッチ THE REAL」は精巧な作りの「妖怪ウォッチ」と「妖怪パッド」と呼ばれるタブレット状のアイテムを使い、本物の妖怪に出会える体験ができるアトラクションになるという。○2015年7月からのTVアニメ、そしてゲーム『妖怪ウォッチ3』には女主人公イナホが登場そしてもうひとつの大きな「変化」が、2015年7月からのアニメ『妖怪ウォッチ』セカンドシーズンや、ゲーム『妖怪ウォッチ3』に登場する女主人公・未空イナホの投入。日野氏は「妖怪ウォッチは元々アニメやゲーム、漫画といったクロスメディア展開向けに作られた設定で、玩具展開やメディア展開がしやすいギミックが最初から含まれていました」とプロジェクトの成り立ちを紹介。さらに現在、女児層にも広く受け入れられている『妖怪ウォッチ』のデータを紹介した上で、「これからの妖怪ウォッチは変化することを選択しました」と明言した。セカンドシーズンに登場する未空イナホは宇宙人などにも興味津々なちょいオタ少女で、興奮すると超早口になったりとかなり個性的なキャラクター。未空イナホは悠木碧、パートナー的妖怪のUSAピョンはDream5のリーダーで声優初挑戦となる重本ことりが担当する。現在の主人公であるケータはそのままに、ケータとジバニャン、イナホとUSAピョンを中心にしたふたつの物語の軸ができるようだ。発表会中には「イナUSA不思議探偵社」というキーワードも聞こえた。発表会にはキャストの悠木碧と重本ことりがジバニャン、USAピョンと共に登場。悠木は「私のオタク知識を活かしてくれと言われ、私の早口とかも採用されたり、すごくいろんなパターンでアドリブを入れたりしました。この子(イナホ)の普通じゃない個性はどこなんだろうと探しながら、キャラクター作りの段階から関わらせていただいたのは貴重な体験でした」と語り、「たくさんの子供たちが楽しみにしている作品なので、イナホちゃんとUSAピョンとがんばっていきたいです」と意気込みを語っていた。USAピョン役の重本は「声優の仕事は始めてなのですが、精いっぱいがんばりますのでよろしくお願いします」とあいさつしていた。TVアニメ以外にも、2015年12月の劇場映画第2弾公開決定、新規楽曲の投入(TVアニメ5月ED・Dream5の「ようかい体操第二」、7月OP・キング・クリームソーダの「人生ドラマティック」、7月ED・コトリwithステッチバードの「宇宙ダンス!」)、新型ウォッチ『妖怪ウォッチU プロトタイプ』の商品化など、この夏をピークに数多くの施策が発表された。発表を終えた日野氏は「『妖怪ウォッチ』は10年20年と続けられるように、エンターテイメントとして変化していきます。もちろん新しく『妖怪ウォッチ』を好きになってくれる子供もいますから、変わらない良さと、変わっていくことを両方大事にしたいです」と方針を語っていた。(C)LEVEL-5 Inc.
2015年04月08日レベルファイブは7日、『妖怪ウォッチ3』などの新作や新展開に関する発表会「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINING-」を東京ドームシティホールにて開催した。冒頭のあいさつでは、レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏が「皆さんが知りたがっている妖怪ウォッチの新作発表を予定しています」とあいさつし、今回の発表会でビジネス来場者とファンの両方に対して、一緒に新しいものを楽しんでもらうために最大の会場を用意したことを明かした。さまざまな注目タイトルが多数紹介された発表会だが、やはり会場注目度が最も高かったのは『妖怪ウォッチ3』。発表会の冒頭にはDream5とキング・クリームソーダによる「ようかい体操第一」「ゲラゲラポーのうた」のメドレーライブも披露され、力の入れようが伺えた。日野氏は自身の原体験として『ドラゴンクエスト』シリーズでアレフガルドに立った時の興奮をあげ、「見知らぬ場所、新しい場所での冒険が『妖怪ウォッチ3』のテーマです」と述懐。『妖怪ウォッチ3』では、お父さんの転勤に伴い舞台が海外の「USA」にある町「セントピーナッツバーグ」が舞台になるという。日野氏は作品の魅力を「今度の冒険は日本を飛び出しUSAで繰り広げられます。日本では見られない町並みや人々を細部まで作りこんでいます。見知らぬ土地で見知らぬ妖怪を探すことが楽しめます」と説明した。『妖怪ウォッチ3』には、7月から放送されるTVアニメ『妖怪ウォッチ』セカンドシーズンにも登場する女主人公未空イナホ(CV:悠木碧)と妖怪USAピョン(CV:重本ことり)、またUSAの妖怪たちも登場。大人気のアイテム・妖怪ウォッチにも新たなウォッチ「妖怪ウォッチU プロトタイプ」と新たなメダル「メリケンメダル」の存在も明らかに。日野氏によれば、「妖怪ウォッチU プロトタイプにはまだ明かせないさまざまな秘密があります」という。さらに『妖怪ウォッチ3』は発売後にも数回にわたって無料の大型アップデートが行われる更新型ゲームであることが明かされていた。発表会前半には、妖怪の視点で描くニンテンドー3DS『妖怪ウォッチバスターズ赤猫団/白犬隊』、コーエーテクモゲームスとのコラボタイトル・ニンテンドー3DS『妖怪三国志』、シリーズ初のリズムゲームであるiOS/Android『妖怪ウォッチ ゲラポリズム』、パズルゲームのiOS/Android『妖怪ウォッチぷにぷに』といった新作タイトルも続々と紹介。中でも日野氏が「我々の世代には憧れの存在」と呼ぶコーエーテクモゲームスのシブサワ・コウ氏が登場してプレゼンテーションを行った『妖怪三国志』については、三國志武将風のジバニャンたちのビジュアルともあいまって大きなどよめきが起こっていた。シブサワ氏は「全ての三國志ファン、全てのゲームファンが是非とも『妖怪三國志』を遊びたいと思ってもらえる作品にしたい」と作品に自信を見せていた。(C)LEVEL-5 Inc.
2015年04月07日現在小学生を中心にゲーム、玩具、漫画などクロスメディアで展開され、爆発的な人気を誇るTVアニメ『妖怪ウォッチ』の主題歌を歌うキング・クリームソーダとDream5が29日、東京・渋谷のNHKホールで『第65回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。当日は、アイドルグループの嵐、人気キャラクターのジバニャンやウィスパーと共にアニメのオープニングテーマ「ゲラゲラポーのうた」(キング・クリームソーダ)、エンディングテーマ「ようかい体操第一」(Dream5)の歌とダンスを披露する二組。キング・クリームソーダのマイコは「全国のお茶の間の皆さんと歌って踊っていただければと思っています。嵐の皆さんと妖怪たちと一緒に楽しいステージにしたいです」、Dream5の重本ことりは「同じくです。歌って踊っていただけるように、精いっぱいがんばりたい。(家族も)みんな喜んでいて、『絶対に見るからね』って言ってました」と紅白出場初出場の喜びを噛み締めていた。また、2014年は大旋風を巻き起こした『妖怪ウォッチ』だが、マイコは「今年1年は妖怪たちと一緒に歩いてきました」、ゲラッパーは「夢を見ているみたいでしたね」、ZZROCKは「妖怪にだまされてるんじゃないかと思っています(笑)」と振り返り、重本も同じく「私たちも本当に夢のようです。うれしいなと思っております」と感慨深げ。社会現象にもなった『妖怪メダル』をはじめとするグッズについてマイコは「メダルは4枚くらいしか持ってない。なかなか貰えないんです」、重本は「ウォッチを持ってないので、キング・クリームソーダさんが着けてるのを見て、いつも良いなぁって思ってます」と、止まらぬ"妖怪ブーム"を実感。また、来年に向けてマイコは「妖怪たちと一緒にもっともっと楽しんでやっていきたい」とさらなる飛躍を誓っていた。なお、当日には『妖怪ウォッチ』のキャラクターたちが、嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」を妖怪バージョンで歌うスペシャル企画。今年の紅白のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」で、紅白合わせて51組が出場。紅組の司会は吉高由里子、白組の司会は嵐で、総合司会は有働由美子アナウンサーが務める。昨年は、白組が優勝し、通算の対戦成績は紅組29勝、白組35勝。
2014年12月29日12月20日より全国公開されるアニメーション映画『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』完成披露試写会が14日、東京・よみうりホール」で行われ、主題歌「ゲラゲラポーのうた」を歌うキング・クリームソーダ、エンディングテーマを歌うDream5が出席した。試写会には、まず主人公の天野ケータが登場し、「妖怪ウォッチ」からジバニャンを召喚。登場するやいなや「ニャーKB」のライブビデオを見ていたらしく不満をもらすジバニャンだったが、会場の子どもたちを前にテンションを上げ、必殺技の「百烈肉球」を繰り出し会場を沸かせた。その後はDream5による「ようかい体操第一」、キング・クリームソーダによる「ゲラゲラポーのうた」が披露され、子供たちは大興奮。今回MCを務めた元モーニング娘。の紺野あさ美(テレビ東京アナウンサー)や、会場に集まった1,100人の親子も元気なダンスを見せていた。ライブ後のトークショーでは、キング・クリームソーダのマイコが「みんながこんなに口ずさんでくれることを想像していなかったのでビックリしています。ジバニャンと一緒に歩んできた一年でした」と2014年を振り返り、「2015年もまだまだ『妖怪ウォッチ』は盛り上がっていくと思います。妖怪たちと一緒に2015年も大旋風を起こしたいです」と宣言。また、マイコは映画のエンディング曲「ゲラゲラポー走曲」にも言及し、「ゲームやアニメで使われた曲を詰め込んだ曲で、座りながら踊れるのでみんなで楽しみましょう」とアピールした。一方、Dream5メンバーは、妖怪について猛勉強中であることを告白し、重本ことりは「妖怪メダルを交換したりして、もっともっとちびっ子のみんなと『妖怪ウォッチ』のお話ができるようになりたい」と意気込みを語った。そのほか、両ユニットの出場が決定している12月31日の「第65回 NHK紅白歌合戦」についてマイコは「2014年も最後なので、みんなで『妖怪ウォッチ』を盛り上げていきたいと思います」と1年で締めくくりを約束した。『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』は、現在、小学生を中心にゲーム、アニメ、玩具、漫画などクロスメディアで展開され、爆発的な人気を誇る『妖怪ウォッチ』初のアニメーション映画。突然消えてしまった「妖怪ウォッチ」を求めて、ケータとウィスパー、ジバニャンと謎多きフユニャンがタイムスリップし、60年前の過去で「妖怪ウォッチ」誕生の物語がはじめて描かれる。劇場前売券は東宝映画史上最高数72万枚を記録し、すでに2015年に劇場版第2弾の公開決定するなど、2015年のモンスターコンテンツらしく、さまざまな話題を振りまいている。『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』は、12月20日より全国公開。
2014年12月15日『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』の完成披露試写会が12月14日(日)に開催。ケータにジバニャン、「ゲラゲラポーのうた」でおなじみの「キング・クリームソーダ」、「ようかい体操第一」の「Dream5」らこの1年、「妖怪ウォッチ」を盛り上げた面々が顔を揃えた。消えた妖怪ウォッチを取り戻すため、ケータ、ジバニャンらは60年前の世界にタイムスリップ!そこで妖怪ウォッチ誕生の秘密が明かされることに…。会場に詰めかけた子どもたちの呼びかけに応えてステージにジバニャンとケータが登場すると、拍手と歓声が沸き起こる。映画のお披露目を前にジバニャンは「おれっちの主演映画を観に来てくれてありがとう!“ひゃくれつ肉球”が炸裂するニャン!」とノリノリで映画をアピールし喝采を浴びた。そして、ゲストとしてまずは「Dream5」が登場し、会場の子どもたちと一緒に「ようかい体操第一」を披露。続いて、「キング・クリームソーダ」が登場し「ゲラゲラポーのうた」をこちらも会場と一体になって歌い踊り、上映前から会場は熱気に包まれた。「キング・クリームソーダ」のマイコさんは改めてこの1年の「妖怪ウォッチ」フィーバーをふり返り、「アニメが始まった頃は、みんながこんなに口ずさむなんて想像もしてなかった」と述懐。このほど「妖怪ウォッチ」として年末のNHK紅白歌合戦にも出演することが決まったが「2014年の最後なので、全国のみんなで『妖怪ウォッチ』を盛り上げたい」と意気込みを語る。「Dream5」の重本ことりさんも「精一杯、楽しんでいただけるように頑張りたいです!」と笑顔を見せた。ちなみに、映画のエンディング曲は「ゲラゲラポー走曲」。「キング・クリームソーダ」と「Dream5」のコラボレーションによる特別ユニット「ようかいキング・ドリームソーダ」として、ラッキィ池田の振り付けで、これまでのTVアニメの曲を詰め込んだ楽曲に仕上がっている。マイコさんは「座りながら踊れるのがポイント!」と映画館でみんなが楽しめる曲になっていると強調。「みんなで覚えて映画館で踊ってほしい!」と呼びかけた『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン! 2014年12月20日より全国東宝系にて公開(C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト2014
2014年12月14日※画像は、重本ことりオフィシャルブログ「ことりの巣」より若くても、肌の調子は気になるもの。タレントでモデルの重本ことりさんが、オフィシャルブログで新しく替えたスキンケアアイテムを紹介している。おでこの肌荒れが気になっているようで、メイクさんなどから薦められたオーガニックコスメに替えたようだ。重本ことりさんは、NHK教育「天才てれびくんMAX」のてれび戦士として2008年度から2009年度に出演し、その後、ドラマに出演したり、モデルデビューをしたりと活躍をしている。ゆるぎない信念を持ったオーガニックコスメ今回、重本ことりさんが紹介をしているのは、メルヴィータのコスメ。リップやスキンケアに良いと薦められ、化粧水や乳液を替えたようだ。メルヴィータは、オーガニックコスメとして知られ、1983年の創業以来自然オーガニック化粧品トレンドとして、愛されている。オーガニック製法によるビューティーおよびハイジーン(衛生)ケアに、エコサートおよびコスメビオのロゴが押されている。これは、「最終製品の95%以上が、天然または天然に由来する成分(水を含む)」などの綿密な指定基準を、認定団体による検査に則って認められた証しだ。フランスの手つかずの自然の中で生まれ、自然破壊や動物実験などの不条理な製法に抗議をしながら、自然が持つ美しさを護り、環境バランスを考えながらの商品開発を行っている。ゆるぎない信念を持ったオーガニックブランドの自然の恵みを味わってみたい。【参考リンク】▼メルヴィータ▼重本ことりオフィシャルブログ「ことりの巣」
2013年12月17日