男子はベスト8、女子は金メダル。バスケットボール男女日本代表チームの『パリ 2024 オリンピック』でのターゲットが発表された。6月7日『2022年度バスケットボール男女日本代表チーム強化・活動方針-男女ワールドカップへ向けて-』発表記者会見が行われたのだ。まず日本バスケットボール協会・東野智弥技術委員長が強化方針を説明した。「『東京 2020 オリンピック』でバスケ界は一歩進んだと考えている。『バスケで日本を元気に!』という理念のもと一歩一歩進んでいきたい。『リオ五輪』から『東京五輪』がホップ、ステップ、『パリ五輪』はまさしくジャンプ。女子は780日後に『パリ五輪』が行われる。目指すは金メダル。アメリカの8連覇を阻止します。その前に106日後の『FIBA ワールドカップ』も金メダルが目標。恩塚(亨)HCは経験に則した強化だけではなく、多方面での学び、戦術家として有能で成果につながる最適解へ導いてくれている。彼の言語化能力には頭が下がる。女子チームは金メダルから逆算してチームを作っている。この後、恩塚HCの素晴らしいプレゼンを聞いていただければ。男子が目指すのはまずパリへの自力出場、そしてベスト8。443日後の『W杯』で目指すのはアジア1位、ベスト8。沖縄でアジアの最上位にいかないといけない。パリの出場権を得るにはアジア1位になるか、ベスト16になるか、世界最終予選(OQT)に勝つしかない。まだ『W杯』『五輪』で1勝もできていない。簡単なことではないが、戦術家の(トム・)ホーバスHCが本日急遽プレゼンすると用意してくれた。本当に期待している。Bリーグの流れと代表をどう生かしていくか、これは簡単な足し算ではない。ホーバスHCの新しい文化を作るという素晴らしい意気込みと情熱、女子でも見せた選手育成能力にかけたい。彼は自信を植え付けるマスター。この夏42名を2チームに分けて強化する。ひとつはWindow 3と『アジアカップ』のチーム、もう1チームは国際親善試合とWindow 4。ふたつのチームでやる選手もいる。八村塁選手には今年はコンディション調整に集中してもらい、来年にしっかりピークを合わせてもらうよう話した。渡邊雄太選手については現在ラプラーズと調整している」両指揮官は強化方針をプレゼン。まず2022年度男子日本代表・ホーバスHCから。「ここでうちのスタイルを改めて説明したい。20年前のNBAのシューティングエリアにはロングツーがあったが、2年前のシューティングの場所としてロングツーがなくなった。バスケが変わった。今はアナティックスバスケ。データのバスケットをしていきたい。ペイントアタックの確率が高いので、そこで打ちたい。できないなら3Pシュート。女子でもやってきたが、男子でも日本のスピードを生かしてそういうバスケをやっていきたい。選手たちには自分のいいところを絶対に忘れないでほしい。富永(啓生)選手のロールは3P、富樫(勇樹)選手のロールはシューティングとペイントアタック。もうひとつはチームメイトのロールも覚えること。例えば富樫がボールを持って右に富永、左に(シェーファ)アヴィ(幸樹)がいる。では誰にパスを出すか? 富永! そういうバスケ。私がHCになって4試合。ロング2は確率が低いから打ちたくない。一番はペイントエリアで次が3P。ペイントアタックするようになってからフリースローも増えた。今は3Pシューターを探している。若くていい。打って入る選手を探している。足りないのは3Pとディフェンスリバウンド。大きな選手も探している。まだまだ結果を出していないが、我々はいい道を歩んでいる。私は結構ポジティブ。塁も来年はいる。雄太は今夏からいるかもしれない。今ポジションごとに選手を探している。これまで4ゲームで西田(優大)選手、齋藤(拓実)選手、寺嶋(良)選手、佐藤(卓磨)選手、谷口(大智)選手もがんばって、少しずついいチームになってきている。みんなの力で日本のバスケを強くしましょう」続いて2022年度女子日本代表・恩塚亨HCがプレゼンした。「金メダルを取るためにすべてを発想し、強化・戦略を考えている。まず金メダルを取るための鍵は他者に絶対負けない武器を持つこと。日本人が他者に絶対負けない武器はアジリティだと考えている。アジリティとは何か、ただの速さではなく、あらゆる局面で素早く効果的なプレーを発揮し続けられる能力と位置付けている。どんなバスケットボールを目指すか。日本人の強みであるアジリティをもとに、あらゆる局面に応じてカウンターパンチを放つようなバスケ、カウンターバスケットボールを目指している。カウンターバスケットはなぜ成り立つかというと、こういう時はこうしようという原則の遂行と、どんな状況でもとにかくやってみよう、挑戦してみようというポジティブなマインドセットが鍵になると考えている。原則は何か、最適解と整理している。こういう時はこうすると最適解を持つことで後出しジャンケンのように相手の状況に対応できる。また選手たちが共通理解し、同じ絵を見ることができチームプレーもシンクロすると考えている。具体的にはオフェンスとディフェンスを5つの段階に分けて、こういう時はこうするというシンクロされた規律と即興が実現できるのでは考えている。私はトレーニングを5段階に考えている。1戦略とチーム原則の導入、2自チームの強みを生かす戦略導入、3相手チームが対応しにくい戦術導入、4アジャスト力(試合)強化:コーチの指示、5アジャスト力(試合)強化:選手自身。高いアジリティを発揮続けるために質の高いゲームをしていかないといけない。今回トルコと試合をする。ここ最近勝てていない非常にいい相手。欧州の強豪にチャレンジして、個のアジリティを高めていきたい。また男子大学生との試合も積極的に組んでいきたい。たくさんの苦労と困難を敢えて選択して、可能性を開く素晴らしい機会と位置付けて、克服して次のステップを繋げていきたい。バスケットで日本を元気にするというのは、ただメダルを取って素晴らしかったではなく、選手自身がやってみようと発して、なりたい自分に挑戦していく選手が増えることであったり、暴言なく選手を導けるコーチが増えていくバスケ界の実現であったりする。『バスケで日本を元気に!』という理念を実現できた時、私たちはメダルにふさわしいチームになっていると考えて強化していきたい」日本バスケットボール協会・三屋裕子会長は両指揮官変の期待を口にした。「私も東野も両HCには大きな期待をしている。ホーバスHCには何とか世界に通用するようなチームにしてほしい。高い目標かもしれないが、彼は快く引け受けてくれた。彼のチャレンジする気持ちに期待している。恩塚HCは史上初の銀メダルを獲得したチームの後を受ける大きなプレッシャー、金メダルを取ろうという大きなプレッシャーを正面から受け止めてくれた。今の日本のバスケ界は新しい選手がどんどん出てきて、新陳代謝を繰り返し、どんどん成長している。両コーチには新しい選手をたくさん使って、トライ&エラーを繰り返していただき、自分たちが到達する世界、日本のバスケ界を作り上げてほしい」中心選手や期待する選手を問われると、両指揮官はこのように答えた。ホーバスHC「さっきも言ったが若い西田選手、齋藤選手、寺嶋選手、佐藤選手、若くないけど谷口選手。『東京五輪』が終わって代表を引退している選手、気持ちが足りない選手が多い。ハングリーな選手を探している。富樫(勇樹)選手はすごいハングリー。比江島(慎)選手もこないだのファイナル(日本生命 B.LEAGUE FINAL 2021-22)でいいバスケを見せた。彼はたまにハングリーではない。こないだの決勝戦のバスケをこれからもずっと見たい。八村(塁)、渡邊(雄太)、馬場(雄大)も集めたチームを早く作りたい」恩塚HC「敢えて名前を挙げるならば、赤尾ひまわり選手、オコエ桃仁花選手、東藤なな子選手の3選手。なぜこの3人かと言うと高い能力を持っていて、高い志を持っている素晴らしい選手。これまでは自分を差し引いて考える面があったが、今はこういう選手になりたいという気持ちが膨らんできた。こういう思いが膨らんだ選手が今後才能をどう生かしていくか見守っていきたい」2チームに分ける意図を求められると、ホーバスHCはこう説明した。「本当は1チームがいいかもしれないが、8・9月まで活動期間があるのでふたつにした。Aチーム、Bチームではなく、強さ、高さがイーブンになるよう考えた」恩塚HCは最年少16歳・福王伶奈に学んでほしいことを聞かれた。「学んでほしいのはふたつ。ひとつは大きな夢を持つこと。彼女自身まだ高校生で世界が見えていない。自分を差し引いて考えていたので、差し引かずになりたい最高の自分を持ってほしいという思いから選出した。五輪選手になるスタンダードをこの代表チームで経験し、今後のスタンダードが変わることを期待している」ライバルを問われると両HCはこうコメントした。ホーバスHC「うちは世界ランキングがそんなに高くないので、みんなライバル、みんなに勝ちたい。こないだ負けた中国にもリベンジしたい。これからいいチームを作っていいライバルをたくさん作りたい。ただ相手どうこうよりもうちのバスケ。うちのバスケができるようフォーカスしている」恩塚HC「ライバルという特別なチームは考えていない。今回対戦したオーストラリアも戦術的に質の高いチームだと感じたし、これまで対戦したどのチームもよくトレーニングされたいいチームだと感じている。ただ特別視することなく、これからも全力で向かっていきたい」【2022年度バスケットボール男子日本代表チーム 第1次日本代表候補選手リスト】竹内公輔(PF/宇都宮ブレックス)ニック・ファジーカス(C/川崎ブレイブサンダース)ウィリアムス ニカ(C/島根スサノオマジック)古川孝敏(SF/秋田ノーザンハピネッツ)ギャビン・エドワーズ(C/千葉ジェッツ)谷口大智(PF/茨城ロボッツ)岸本隆一(PG/琉球ゴールデンキングス)比江島慎(SG/宇都宮ブレックス)アキ・チェンバース(SF/群馬クレインサンダーズ)熊谷尚也(SF/川崎ブレイブサンダース)エヴァンス ルーク(C/ファイティングイーグルス名古屋)永吉佑也(PF/京都ハンナリーズ)藤井祐眞(PG/川崎ブレイブサンダース)須田侑太郎(SG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)張本天傑(PF/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)森川正明(SF/横浜ビー・コルセアーズ)野本建吾(PF/群馬クレインサンダーズ)安藤誓哉(PG/島根スサノオマジック)橋本晃佑(PF/シーホース三河)富樫勇樹(PG/千葉ジェッツ)ベンドラメ礼生(PG/サンロッカーズ渋谷)原修太(SF/千葉ジェッツ)鵤誠司(PG/宇都宮ブレックス)※渡邊雄太(SF/トロント・ラプターズ)佐藤卓磨(SF/千葉ジェッツ)齋藤拓実(PG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)馬場雄大(SG/メルボルンユナイテッド)今村佳太(SG/琉球ゴールデンキングス)コー・フリッピン(SG/琉球ゴールデンキングス)マシュー・アキノ(C/信州ブレイブウォリアーズ)ラシード ファラーズ(C/千葉ジェッツ)※寺嶋良(PG/広島ドラゴンフライズ)シェーファ アヴィ幸樹(PF/シーホース三河)八村塁(PF/ワシントン・ウィザーズ)吉井裕鷹(SF/アルバルク東京)※岡田侑大(SG/信州ブレイブウォリアーズ)川真田紘也(C/滋賀レイクスターズ)※小酒部泰暉(SG/アルバルク東京)※テーブス海(PG/宇都宮ブレックス)渡邉飛勇(C/琉球ゴールデンキングス)西田優大(SG/シーホース三河)河村勇輝(PG/横浜ビー・コルセアーズ)※=初選出。【2022年度バスケットボール女子日本代表チーム 第1次日本代表候補選手リスト】髙田真希(PF/デンソーアイリス)渡嘉敷来夢(C/ENEOSサンフラワーズ)宮澤夕貴(SF/PF/富士通レッドウェーブ)本橋菜子(PG/東京羽田ヴィッキーズ)長岡萌映子(PF/トヨタ自動車アンテロープス)安間志織(PG/アイスフォーゲルUSCフライブルク)林咲希(SG/ENEOSサンフラワーズ)小池遥(PG/シャンソン化粧品シャンソンVマジック)鷹のはし公歌 (SG/東京羽田ヴィッキーズ)※宮崎早織(PG/ENEOSサンフラワーズ)中田珠未(PF/ENEOSサンフラワーズ)吉田舞衣(SG / 175cm / シャンソン化粧品シャンソンVマジック)梅沢カディシャ樹奈(C/ENEOSサンフラワーズ)赤穂ひまわり(SG/SF/デンソーアイリス)馬瓜ステファニー(PF/トヨタ自動車アンテロープス)オコエ桃仁花(PF/富士通レッドウェーブ)藤本愛瑚(SF/PF/ENEOSサンフラワーズ)※山本麻衣(PG/トヨタ自動車アンテロープス)奥山理々嘉(SF/ENEOSサンフラワーズ)今野紀花(SG/ルイビル大学)東藤なな子(SG/SF/トヨタ紡織サンシャインラビッツ)野口さくら(PFシャンソン化粧品シャンソンVマジック)※岡本美優(SG/東京医療保健大学)※平下愛佳(SG/トヨタ自動車アンテロープス)※江村優有(PG/早稲田大学)※朝比奈あずさ(PF/C/筑波大学)※福王伶奈(C/桜花学園高校)※※=初選出。男子は7月1日(金)~3日(日)・オーストリア・メルボルンでの『FIBA ワールドカップ 2023 アジア地区予選』Window 3、7月12日(火)~24日(日)・インドネシア・ジャカルタでの『FIBA アジアカップ 2022』、8月13日(土)・14日(日)・ゼビオアリーナ仙台での『国際強化試合2022(仮称)』、8月22日(月)~30日(火)・ホーム&アウェイでの『FIBA ワールドカップ 2023 アジア地区予選』Window 4がラインナップ。女子は6月18日(土)・19日(日)・千葉ポートアリーナでの『三井不動産カップ2022(千葉大会)』トルコ代表戦、8 月11日(木)・12日(金)・ゼビオアリーナ仙台での『三井不動産カップ2022(宮城大会)』を経て、9月22日(木)にオーストラリア・シドニーで開幕する『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ 2022』に出場する。
2022年06月08日金メダルを目指す18名が決まった。6月22日、『第32回オリンピック競技大会(2020/東京)』へ臨むU-24日本代表メンバーが発表となった。メンバー発表会見に登壇した日本サッカー協会・反町康治技術委員長とU-24日本代表・森保一監督は次のように抱負を語った。反町技術委員長「ここまで来るのに長い道のりがあった。ここまでこれたのも各クラブの協力があったからこそ、感謝を申し上げたい。選ばれたメンバーが歴史を作り上げる。みなさんには応援してほしい」森保監督「この『東京五輪』を目指して延べ90人が最大限努力してくれた。関わってくれた選手たちに、『五輪』を目指してくれた多くの選手に感謝したい。できるならばすべての選手を参加させたいが、18名と限られたメンバーでチームを編成しないといけない。メンバー選考は非常に難しい作業だった。我々は金メダルを目指している。金メダルを獲得するために現時点のベストのメンバーを選ばせてもらった。選手にはこれまで戦ってきた仲間の思いを胸に刻んで戦ってほしいし、日本のために全力を出し切ってほしい。残された時間、最善を尽くしたい。『五輪』では結果をもって応援してくれたサポーターに喜んでもらいたい。我々の戦いで励ましのエールになるメッセージを届けたい」U-24日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】1大迫敬介(広島)、12谷晃生(湘南)【DF】5吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、2酒井宏樹(浦和)、4板倉滉(フローニンゲン/オランダ)、3中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、13旗手怜央(川崎F)、14冨安健洋(ボローニャ/イタリア)、15橋岡大樹(シントトロイデン/ベルギー)【MF】6遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)、16相馬勇紀(名古屋)、8三好康児(アントワープ/ベルギー)、11三笘薫(川崎F)、10堂安律(PSV/オランダ)、17田中碧(川崎F)、7久保建英(レアル・マドリード/スペイン)【FW】9前田大然(横浜FM)、18上田綺世(鹿島)※バックアップメンバーはGK・22鈴木彩艶(浦和)、DF・20町田浩樹(鹿島)、21瀬古歩(C大阪)、FW・19林大地(鳥栖)。選手の選考基準を問われると、森保監督はこう答えた。「まず個で局面を打開できる、守れる。個の強さを持った上でチームのために走れる、仲間のために戦える選手を選んだ。『東京五輪』では酷暑の中で過密日程なため、複数のポジションをできる選手を選んだ」指揮官は吉田、酒井、遠藤のオーバーエイジ(OA)の頼もしさをこのように語った。「OAがディフェスラインや中盤に入ってくれることによってゲームがより安定して戦えることになったのは映像でも確認できたし、想像していたことがスムーズにピッチ上で表現できていた。でもまだまだ『東京五輪』で結果を出すためにはお互いの良さを100%発揮できるよう準備していかないといけない」三笘、旗手、相馬の『ACL』組の合流時期と海外組の練習状況を質問されると、森保監督はこのように返答した。「『ACL』は集中開催で戦うことになるので、疲労度の高い戦いになる。何が起こるかわからないので選手たちの状況は確認し、合流後どの程度疲労があるかは読めないが、しっかりリカバーしてもらって『東京五輪』に向けて戦力になってもらえればと思っている。海外組はフィジカルコーチにコンタクトを取ってもらい、個々で自主トレーニングをしてもらっている状況。また招集した際、いい形でつないでいきたい」三笘に期待することを質問されると、森保監督はこう語った。「三笘は個で局面を突破できるスペシャルなものを持っている。個で局面を突破してもらい、攻守で貢献してもらい、勝利を届けてほしい」改めて指揮官は『東京五輪』での金メダル獲得を誓った。「残された期間、最善の準備をして、選手には持っているものを出し尽くしてもらい、目標である金メダルを取りたい」また、指揮官はメンバーから漏れた選手たちへのメッセージも忘れなかった。「『東京五輪』は人生をかけられる大きな大会だが、ここがゴールではない。今回選ばれなかった選手にはこれからも成長していってほしい」サポーターへのメッセージを求められると、このようにコメントした。「日本代表、サッカーの応援をしていただき、ありがたく思っている。感謝しても感謝し切れないほど応援してもらい感謝申し上げたい。『東京五輪』でも一戦一戦勝利をサポーター、国民に届け、金メダルを獲得しともに喜べるようにしたい」森保一監督(C)JFA『東京五輪』メンバー発表後に川崎Fが『ACL』決戦の舞台・ウズベキスタンから取材対応を行った。三笘、旗手は以下のように意気込みを語った。三笘「すごく身が引き締まる思い、昔からの夢だったのでうれしく思う。選ばれなかった選手の分までがんばらないといけないし、メダル獲得に貢献できるようがんばりたい。(対戦相手のイメージは)南アフリカは身体能力が高いイメージがある。フランス、メキシコは強豪で本当に隙を与えてくれないが、今の日本は能力高い選手が揃い、後ろも安定しているので、そういう試合ができれば。(『ACL』後に『東京五輪』があることについて)今は『ACL』にしっかり合わせていくことが大事、『五輪』と『ACL』、チームは違うし、緊張感も違うが、しっかりアジャストしていきたい。本大会ではどれだけボールを持てるかわからないが、スペースのない中ドリブルはひとつの武器になる。そこではがせばチャンスになるし、そこで取られればピンチになる。そういう勝負を左右する意識を持ってプレーしていきたい。こういう大舞台で結果を残せるか残せないか、今後を左右する。そういう緊張感の中でも結果にこだわってプレーしたい」旗手「これまでフロンターレがやってきたことが評価されてうれしく思う。やる以上は優勝を目指してがんばりたい。すごくうれしい思い半分、優勝を目指してやらないといけないという高ぶりの両面ある。サイドバック(SB)をやっていなかったら今回メンバーに選ばれていなかっただろうし、SBでやったとことで自信になった。前のポジションを戻っても生かさせた部分もあるので、(鬼木達)監督に感謝している。まず試合に出たいので、どこのポジションでも試合に出たい。すべての試合が楽しみ。前でも後でもゴールへ向かうプレーを出していきたい。SBに出た時は失点しない。サッカーの醍醐味であるゴールを奪う、失点をしないということをやっていきたい。僕自身人生を変えるきっかけになる大会になると思うので、出るだけではなく、活躍したい」6月12日・ジャマイカ戦後に久保はOA3人ついて「大会の構造的に3人までOAが入れるという理由を考えた時にやっぱり経験だと思うし、OA3人が入ることで試合も面白くなるし、大人のサッカーにもなるし、余裕が生まれる。今回の3人のようにすごくレベルの高い3人が入ったことで自分たちの底上げにもなる。融合と言うより助っ人外国人みたいな感覚」と言及した。OAの3人も6月の代表活動期間に『五輪』への思いを口にした。吉田「(『ロンドン五輪』3位決定戦・韓国戦は)自分のキャリアで悔しい試合は何試合もあるが、その中でも悔しさが残る試合であるのは間違いない。あと一歩でメダルを逃したのが今回のチャレンジにつながったし、『五輪』はメダル取ってなんぼ。オリンピアとメダリストの差はある。3回出てメダルを取れないのは情けない。18名しかいないので、ローテーションも鍵になる。日本の暑さ、連戦、ホスト国かなと思うほどの相手、まずは予選(グループリーグ)を突破することを一番考えないといけない」酒井「想像してなかったが、選んでもらって光栄に思う。期待に応えられるよう覚悟を決めて臨んでいきたい。すべて、ピッチ上もそうだし、ピッチ外もそう。そこまでコミュニケーションを取って引っ張っていくタイプではないが、若い選手の得になるようにしていきたい。(『ロンドン五輪』では)僕は初戦のスペイン戦でケガをして動けなかったので、チームに迷惑をかけた印象しか残っていない。4位という結果だが、悔しさしか残っていない」遠藤「自国開催ででき、すごく光栄なこと。選んでもらったチームに応えたいし、快く送り出してくれたクラブにも感謝。選ばれた想いと責任を持ってプレーしたい。リオの時に悔しい思いをしているので、この5年で自分がどれだけ成長したかを見せなければいけないし、若い選手たちにはピッチ内外でこういうプレーをするんだというものを見せられればと思う」U-24日本代表は7月5日(月)から合宿へ入り、7月12日(月)・ヨドコウ桜スタジアムでの『キリンチャレンジカップ2021』U-24ホンジュラス戦、17日(土)・ノエビアスタジアム神戸での『キリンチャレンジ杯』U-24スペイン戦を経て、『東京五輪』を迎える。『東京五輪』では7月22日(木)・東京スタジアムでのU-24南アフリカ、25日(日)・埼玉スタジアム2002でU-24メキシコ、28日(水)・横浜国際総合競技場でU-24フランスと対戦する。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年06月23日長野オリンピックで金メダルを獲得した“日の丸飛行隊”にまつわる秘話を映画化した『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の完成披露イベントが4月5日、都内で行われ、主演の田中圭、共演する土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、飯塚健監督が出席した。1998年の長野冬季オリンピックで金メダルを獲得したスキージャンプ団体競技の実話に基づく人間ドラマ。エースの原田雅彦ら出場4選手を陰で支えた西方仁也(田中)らテストジャンパー25人の“記録にも記憶にも残らない闘い”の舞台裏を描き出す。およそ1年の公開延期を経て、ファンに映画がお披露目され、田中は「僕としては、こんなことにならず、何事もなく去年公開されれば良かったですが、1年間の楽しみをプレゼントしてもらった気持ちも。今日から皆さんと一緒に、作品が一歩走り出した」と公開の正式決定に安どの表情を浮かべていた。イベントには物語のモデルとなった元日本代表選手の西方仁也氏、長野五輪金メダリストの原田雅彦氏が駆けつけ、原田氏から田中に金メダルが“授与”される場面も。このサプライズに、田中は「グッときちゃいました」と思いが詰まった金メダルの重みに感激しきりだった。実在する人物を演じた感想について、田中は「やっぱり、ご本人が見て『嫌だな』と思うのが一番嫌なので……。西方さんはとても人間っぽい方。お会いして『思いきり、そのまま演じてください』と言ってくださった」と回想。当の西方氏は「自分のことを田中圭さんが演じると知り、最初は大変びっくりしました」と明かし、「当時の心の内を、とても細かく性格に演じてくださり、言葉と映像になって伝えてくださり、感謝しています。98年の金メダルは、今でもテストジャンパー全員の誇りになっている」としみじみ語った。また、原田氏は「いろんな奇跡が重なり、金メダルをとれた」と西方氏らテストジャンパーに感謝を示し、「あの日、あの場所、あの瞬間、お客さんも含めてみんなでとった金メダル」だと話していた。取材・文・写真=内田涼『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』5月7日(金)公開
2021年04月05日1998年の長野冬季オリンピック、スキージャンプ団体の大逆転の金メダルとその栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる秘話を映画化した『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』。この度、金メダル獲得からちょうど23周年を迎えた本日2月17日を記念して、本作の場面写真が一挙に解禁となった。解禁となった写真は、長野オリンピックでの雪辱を誓うも代表から落選してしまい、テストジャンパーとして日本代表を支えた西方仁也(田中圭)の膝をつき悔しさに満ちた表情や、日本代表を支えることを決意しテストジャンプに臨む姿を写し出す。さらに、西方の妻・幸枝(土屋太鳳)が夫のテストジャンプの成功を祈るように見守るシーンを切り取った1枚も初披露。また、西方と同じくテストジャンパーとして日本代表を支えた聴覚障がいのある高橋竜二(山田裕貴)、25人のテストジャンパーの中で唯一の女子高校生ジャンパー・小林賀子(小坂菜緒)、そして、ケガが原因でトラウマを抱えてしまった南川崇(眞栄田郷敦)といった個性豊かな登場人物の姿も。そんなテストジャンパーたち全員が悪天候下でテストジャンプを成功させなくてはいけない重圧の中、“ヒノマルソウル”を胸にチーム一丸となる場面や、原田雅彦(濱津隆之)のジャンプ成功に歓喜するテストジャンパーたちの様子を収めた場面カットも公開。1994年のリレハンメルオリンピックでは金メダルを逃し、惜しくも銀メダルに終わった日本代表。その4年後のこの日、ラージヒル団体・金メダル獲得の舞台裏では一体どのようなドラマが起きていたのか、物語の全貌が気になる内容となっている。『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』は5月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~ 2021年5月公開予定©2020映画『ヒノマルソウル』製作委員会
2021年02月17日田中圭主演『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』が、5月7日(金)に公開となる。この度、長野オリンピックの金メダル獲得から23周年を迎えたことを記念して、本作の場面写真が一挙解禁された。1998年の長野オリンピック、日本中が歓喜に沸いたスキージャンプ団体、大逆転の金メダル。この栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化したのが『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』だ。キャストには『おっさんずラブ』シリーズ、ドラマ『あなたの番です』、映画『スマホを落としただけなのに』など、人気実力共に今最も旬な俳優・田中圭や、映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で第41回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞し、以後Netflixドラマ『今際の国のアリス』など注目作に出演が続く若手実力派女優の土屋太鳳ほか、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、古田新太などが集結。MISIAと川谷絵音がコラボした『想いはらはらと』が主題歌に抜擢されたことも話題となっている。公開となった写真は長野オリンピックでの雪辱を誓うも代表から落選してしまい、テストジャンパーとして日本代表を支えた西方仁也(田中)が膝をつき悔しさに満ちた表情や、日本代表を支えることを決意しテストジャンプに臨む姿を写している。さらに西方の妻・幸枝(土屋)が夫のテストジャンプの成功を祈るように見守るシーンを切り取った一枚も初披露。また西方と同じくテストジャンパーとして日本代表を支えた聴覚障がいのある高橋竜二(山田)、25人のテストジャンパーの中で唯一の女子高校生ジャンパー小林賀子(小坂)、そして、ケガが原因でトラウマを抱えてしまった南川崇(眞栄田)といった個性豊かな登場人物も魅力だ。そんなテストジャンパーたち全員が悪天候下でテストジャンプを成功させなくてはいけない重圧の中、“ヒノマルソウル”を胸にチーム一丸となる場面や、原田雅彦(濱津)のジャンプ成功に歓喜するテストジャンパーたちの様子を収めた場面カットも公開されている。ラージヒル団体・金メダル獲得の舞台裏では一体どのようなドラマが起きていたのか、物語の全貌が気になる内容となっている。『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』5月7日(金)公開
2021年02月17日小型家電(パソコン)の処分方法を探していたら、なんとも夢のある話につながりました!「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」。ニュースで見かけた事ありませんか?2020年に開催される東京オリンピックに、間接的に貢献できる計画です。処分するはずの「ゴミ」から繋がった、夢のようなプロジェクト。さっそく回収BOXへ行き、パソコンを処分した時の様子をレビューします。■ 「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」って?sunny / PIXTA(ピクスタ)2020年に開催される東京オリンピックのメダルを、普段、私たちが持っている使用済みの携帯電話や小型家電から作っちゃおう!というプロジェクトです。「ゴミ」として処分されるはずのものが「金メダル」に?天と地ほどの差がある、夢のようなお話です。この話題、知っていたような知らなかったような……。実際に自分がパソコンを処分する段階になって初めて「あぁ、あのことね!」って思い出しました。携帯電話やパソコン以外にも、メダルの原材料が含まれた小型家電が多くあります。タブレット 、プリンター 、電話機、オーディオプレーヤー、レコーダー、スピーカー、カーナビ、炊飯器、ジューサー・ミキサー、コーヒーメーカー、ホットプレート 、加湿器、除湿機、空気清浄機、電動歯ブラシ、電気カミソリ、家庭用ミシン、各種ケーブル類、リモコン、時計、電子書籍端末など……。どうです?お家の中に、将来の金メダル候補は眠っていませんか?わが家の金メダル候補はこちら!パソコンの処分って、とても面倒な作業なんだと思っていました。「有料だろうし」って、家の中で眠らせていたんです。各種ケーブルも回収してくれるそうで、この機会に思い切って処分することを決めました!さっそく回収場所を調べたところ、すぐ近くのスーパーに回収BOXがあるじゃありませんか!ネット検索で「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」&○○市で検索してみてください。きっと「えっ?こんな近くで回収してくれるの?」ってなると思います。■ サイズに注意!BOX回収のみがメダルに生まれ変われる!いつもここへ牛乳パックや食品トレーなどのリサイクル品を持ち込んでいたのですが、そのすぐ隣にあったなんて全然知りませんでした!もちろん無料で回収してくれます。ちゃんと書いてありましたよ。「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」。回収BOXでは、縦30cm×横30cmの投入口に入る小さい家電を無料で回収しています。平成29年8月1日から、回収ボックスに投入されたパソコン本体、スマートフォン、タブレット、携帯電話のみ東京2020オリンピック・パラリンピックのメダルに活用していましたが、平成30年4月1日からは、回収BOXに投入された全ての小型家電がメダルに活用されることになったんです。ただし、もう少し大き目な小型家電を回収してくれる「回収拠点」に入れたものは、メダルに生まれ変わることができませんのでご注意ください。あくまでも「回収BOX」に入れたもののみです。「がんばってメダルに生まれ変わるんだよ!」なぜかパソコンに親心が芽生えてしまいました。これで2020年のオリンピックが、より待ち遠しくなった気がします。テレビに映し出されるメダルを見るたびに、「あれはあの時のうちのパソコンだよ!」って、自慢げに子どもに何度も言ってしまいそうです。【参考】※「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」に参画
2018年09月16日「よかったときも悪かったときも、認めてくれたことを感謝したいと思っています」 2月19日、金メダル獲得後の会見で小平奈緒(31)は家族へ伝えたいことを問われこう答えた。今大会、500mで金メダル、1,000mで銀メダルに輝いた小平の母・光子さん(62)はこう語る。 「平昌に一緒に応援にきてくださった方々は、本当に喜んで頂いて、とてもありがたかったです。ただ、私にとっては、五輪でもどんな大会でも一緒。奈緒が楽しそうにスケートをしている姿をみているだけでいいんです。それは小さいときから同じです」 平昌の観客席から日の丸を身にまとう娘を観ても、光子さんが思い出すのは、ヨチヨチ歩きでスケート靴を履いて滑っていたあの日の姿だ。長野県茅野市に生まれた小平がスケートと出逢ったのは3歳のときだった。 「5歳と4歳年上のふたりの姉が小学校のスケートクラブに入ったんです。幼い奈緒を家に置いておくわけにもいかず、一緒にスケート場に連れて行ったら、ひとりで勝手に遊んでいました」 中学校では、学校でのスケート部の練習のあとに、車で1時間ほど離れた「宮田スケートクラブ」でも滑っていたという。そんな娘を光子さんは支え続けた。 「スケートクラブまでの片道50キロほどを毎日送迎していました。練習を終えて家に帰るのはいつも夜11時ごろ。それでも奈緒は、一度も弱音を吐いたことがありません。私も氷の上にいるのが楽しくて仕方がない奈緒を見ているのが楽しかった」 純粋なまでにスケートを愛する小平は高校卒業後、国立の信州大学教育学部に進学。 「大学卒業するとき、山梨県にあるスケートの強豪チームから誘いがあって、ずいぶん悩んでいましたが、長野県にとどまることを選びました。就職先がなくて、ようやく今も所属する『相澤病院』に決まるまでは、ニートになる覚悟も……」(光子さん) バンクーバー、ソチと2度の五輪出場を果たしたが、個人でのメダルには届かなかった。スポーツ紙記者が語る。 「小平が一気に世界のトップになれたのは、14年からのスケート大国のオランダでの“武者修行”が大きい。大好きな長野を離れ、食事や文化が全く異なるオランダの独り暮らしで、精神的な強さを身につけたのです」 母に支えられて追い続けたメダルを31歳でつかんだ小平。次なる夢は何なのか。光子さんはこう語る。 「(過去に教員になるという夢も語っていたが)教員免許はもっていますが、その時々で夢は変わっていっているのでしょう。将来的にはこうなりたいとか、今の時点ではそういう話はしていませんね。(結婚についても)前から“恋人はスケート”と言っていましたが、今もぶれていないようです。五輪のメダルは通過点とも話していますから、もう少し、氷の上で楽しむ姿を私に見せてくれるのかも」 ぶかぶかのスケート靴を履いていた時と同じ気持ちでーー。母は愛娘の活躍を見守り続ける。
2018年02月21日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が原作・脚本・監督・主演を務める映画『金メダル男』(22日公開)が、公開から2日間で動員8万3,682名、興行収入1億579万800円のスタートを切ったことが24日、わかった。同作は2011年に内村が行った1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、あらゆるジャンルで一等賞になることを目指す男・秋田泉一の波乱万丈な人生を描く。内村が主人公・泉一を、またアイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が若き日の泉一を演じる。内村の前作『ボクたちの交換日記』の興行収入との初日対比231%を記録。客層としては男女比が3:7と、10代後半~20代女子から圧倒的支持を受けた。ほか、小中学生の男女を中心に、家族や中高年の夫婦など幅広い層の観客を動員している。Twitter、映画サイトのレビューでは「小ネタがたくさん詰まってて笑った!」「ウッチャンの優しさに溢れている」「じんわり泣けました。とても温かい涙でした」と、笑いと感動についての感想が寄せられており、「ぴあ 初日満足度調査ランキング」では、90.2%となった。
2016年10月24日10月22日(土)より公開となる、内村光良と「Hey!Sey!JUMP」の知念侑李が二人一役でW主演する映画『金メダル男』。この度、本作の公開を記念して、映画と情報番組「ZIP!」の夢のコラボが実現することが分かった。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、泉一にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す「金メダル男」への始まりに過ぎなかった――。内村さんが初の原作・脚本・監督・主演を務める映画『金メダル男』。本作は金メダルにとりつかれた“金メダル男”・秋田泉一の、何度失敗しても立ち上がり、とことん「一等賞」に挑み続ける、どこか切なくもおかしい人生を華やかに彩る抱腹絶倒<全力>エンタテインメント。W主演する内村さんと知念さんを始め、木村多江がヒロインとして登場するほか、ムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶らといった豪華キャストが話題を集めている。そして今回、本作の公開を記念して日本テレビ系にて放送中の朝の人気情報番組「ZIP!」との夢のコラボが決定!コラボ内容は、公開週となる10月17日(月)の週に、内村さんと知念さんが出演する撮りおろし特別コント映像を放送するというもの。そのコント映像は、放送作家・内村宏幸が脚本を、内村さんと知念さんがレギュラー出演する「スクール革命」の黒川高ディレクターが演出を担当。「スポーツテスト編1・2」「お祭り編」「予告を一人再現」「主演俳優VS監督」というタイトルで、授業でのスポーツテストで“反復横跳び”や“踏み台昇降”など、どんなに小さなことでも全力で一等賞を目指す泉一の“全力すぎる努力姿”が描かれる一方で、そんな学生時代に培った努力が、大人になった泉一に思わぬ場面で発揮されるシーンがコミカルに描かれる。「たとえ結果が出なくとも、努力はきっと、その先の人生で何らかの形で報われるもの」という大切なメッセージが込められているというコントは、映画撮影中の内村監督と主演の知念さんが演技論でぶつかり合う(?)ここでしか見られない貴重なコントも登場。朝から爆笑間違いなしの、“内村ワールド”全開なコラボ映像をぜひお楽しみに。『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月14日内村光良が知念侑李(Hey! Say! JUMP)とともにW主演を務める映画『金メダル男』。このほど本作から、過酷な沖縄ロケを物語るエピソードとともに、ロケ中に撮影された貴重なメイキング写真がシネマカフェに到着した。本作は、<一等賞>=金メダルにとりつかれた“金メダル男”・秋田泉一の、何度失敗しても立ち上がり、挑み続ける、切なくもおかしい人生を描く抱腹絶倒“全力”エンタテインメント。知念さんと内村さん2人で主人公の秋田泉一を演じ、さらにヒロイン・木村多江、ムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶ら、豪華金メダル級のキャストも起用され、話題を呼んでいる。内村監督にとっては、『ピーナッツ』(’06)、『ボクたちの交換日記』(’13)に続く3本目の監督作で、2011年に上演された1人舞台「東京オリンピック生まれの男」が原案。本作では、監督のみならず、原作・脚本・主演の4役を務め、バラエティ収録の合間を縫ってはロケハンや撮影後の編集、さらに劇中歌や劇伴の作詞・作曲を手掛けるなど、全力で純度100%の“内村ワールド”を作り出した。解禁されたメイキング画像は、2015年10月7日のクランクインから順調に撮影が進む中、“内村組”が満を持して挑んだ“沖縄ロケ”決行時に撮影されたもの。劇中、大人になっても変わらず一等賞を目指し続ける泉一が、ある偉業を達成しようと挑戦する最中で遭難し、無人島に流れ着くシーンが撮影されたが、日中のシーンがほとんど。そのため、内村監督とスタッフは、3日間で太陽が沈む前にすべて撮り終える、というタイトなスケジュールが課せられた。さらに、泉一が無人島に遭難する原因となる嵐の撮影時には、宣伝プロデューサーや内村監督のマネージャーまでもが海に入ってボートを揺らし、巨大送風機を回して嵐を演出するなど、チーム一丸となって順調に撮影を進めていた“内村組”。だが、そんな“内村組”を2つの事件が襲うことに!事件ファイル(1)ホオジロザメ空輸事件嵐に遭遇し、無人島に遭難した主人公・泉一が、俳句を詠みながら自分以外の生物の存在を確認し、孤独を紛らわすというシーンの撮影中。内村監督は当初、その生物としてホオジロザメを構想。しかし、本物のホオジロザメを泳がせるわけにもいかず、採用された手段が“ホオジロザメの背びれを背負った”スタッフが海を泳ぐという方法だった…。なんとか内村監督のアイデアを実現させるため、背びれをアメリカから輸入し、現地で受け取ったスタッフ。しかし、その受け取った現物は、背びれ型をした浮き輪だった!その場は爆笑となったが、撮影には使えないため現場は再び騒然。結果、苦肉の策としてホオジロザメではなく、別の生き物が代打で登場することになったという。事件ファイル(2)スチールカメラマン、頑張り過ぎた事件さまざまな兼ね合いもあり、少数精鋭でハードな撮影に挑んだ内村組。少人数だったため、プロデューサー、宣伝担当だけでなく、マネジャーなど現場にいる全員がウエットスーツに着替えて、灼熱の沖縄の太陽のもと、本当にチームが一丸となって撮影に挑んでいた。宣伝スチールを撮影するカメラマンも例外でなかった。写真を撮る!撮影を手伝う!写真を撮る!本当に縦横無尽のフットワーク。どんどん集中して手伝う、撮影するを繰り返す。ポケットに入れられるものはポケットに入れて、一時も無駄にせず動いていた。だが、熱心になりすぎてしまった。気づいたら、その日に撮影したデータをポケットに入れたまま、海に入っていた…。現場で活躍したが、本業はカメラマン!そんな彼にスタッフがひと言、「たまに水没したスマートフォンを乾かしたら復活するから、なんとかなるんじゃ?」…。運命は沖縄の太陽に託された。先ほどまで撮影スタッフにとって難敵だった太陽は、もはや頼りの綱。数時間後、無事にデータを取り出すことに成功したのだった――。『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月04日10月22日(土)から全国公開される『金メダル男』で内村光良と共にW主演を果たす「Hey! Say! JUMP」の知念侑李が、9月26日(月)今夜放送される「有吉ゼミ秋の超豪華SP」にゲストとして登場する。「有吉ゼミ」は有吉弘行が司会を務める新・知的エンターテインメント。毎回出されるテーマについて芸能人たちが「現代社会を学ぶ」ためにロケを敢行。リアルな実体験から日本社会を分かりやすく学んでいくという番組だ。今回は知念さんをゲストに迎え「秋の超豪華企画連発2時間SP」を放送。「ヒロミの八王子リホーム」をはじめ氷川きよしがパティシエ修行で自ら考案のチョコレートケーキを作るほか、藤田ニコル、田中美奈子の2人が台湾激安ツアーを体験。田中美佐子はあばれる君と高級深海ザメの一本釣りに挑む。芸能人たちが挑む様々な“社会体験”をお見逃しなく。今回ゲストで登場する知念さんは2007年に「Hey! Say! 7」としてCDデビュー。その後同グループが現在の「Hey! Say! JUMP」へと発展し知念さんはメンバーとしてアーティスト活動をしながら、ドラマ「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」や「スプラウト」「必殺仕事人」シリーズ、映画『超高速!参勤交代』シリーズなどに出演。俳優としても活躍している。そんな知念さんが内村さんとW主演する『金メダル男』は、2011年7月に上演された内村さんの一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を内村さん自ら脚本、監督、主演で映画化。主人公・秋田泉一の若き日の姿を知念さんが、大人になってからを内村さんがそれぞれ演じる。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、泉一にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す、“金メダル男”への始まりに過ぎなかった――という物語。内村さん、知念さんのほかヒロインを木村多江が演じムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶、大泉洋、上白石萌歌、清野菜名、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、柄本時生、山崎紘菜、森川葵、ユースケ・サンタマリアら豪華キャストの共演も見ものだ。「有吉ゼミ秋の超豪華SP」は9月26日(月)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年09月26日お笑い芸人・ウッチャンナンチャンの内村光良と、アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李がW主演する映画『金メダル男』(10月22日公開)と、セガプライズのコラボ景品が登場する。同作は、内村が原作・脚本・監督を手掛けたオリジナル作品。2011年に内村が行った1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、あらゆるジャンルで一等賞になることを目指す男・秋田泉一の波乱万丈な人生を描く。内村は主人公・泉一を、知念は若き日の泉一を演じる。セガプライズとは、セガインタラクティブによる、UFOキャッチャーの専用景品。今回登場するのは、ポスターで内村・知念が着用している衣装をあしらったキュートなくまの「スペシャルぬいぐるみ」(2種)と「マスコット」(2種)、そしてロゴモチーフの直径40cm「メガジャンボクッション」の3点で、クッションの裏面には「すべての一等賞をとる。それがボクの夢なのですっ!!」というキャッチコピーがあしらわれている。景品は、9月下旬より全国のアミューズメント施設で展開される。
2016年09月15日お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良が13日、都内で行われた映画『金メダル男』(10月22日より全国公開)の完成披露試写会に、アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李、女優の土屋太鳳らとともに登壇した。同作は、何度失敗しても決してめげずに立ち上がり、さまざまな一等賞に全力で向かって、思いがけずチャンスをつかんでいく秋田泉一の一途な生き方を、高度経済成長からバブル崩壊を経て平成の今日まで、時代背景と重ね合わせながらユーモラスに描く。イベントでは、タイトルにちなみ、キャストの面々がレッドカーペットならぬゴールデンカーペットを闊歩してステージに登壇。同作で初の原作、脚本、監督、主演を務めた内村は、同作については「5年前に1人舞台でやったものが、こうやって映像として実現できたことに感無量です」と感慨深げで、「こうやって豪華キャストで映像化できて、あのときから映画化したいなと思っていたものが実現できて、今、この壇上に立てて幸せです」とうれしそうに語った。また、W主演を務めた知念は、内村監督の演出について聞かれると「いろんな顔や面白い動きをやっているんですけど、監督が直接動きを見せてくださって、それをマネしながら頑張りました」と明かし、大変だったことを聞かれると「やっぱり"変顔"ですかね。とても整った顔をしているので、これが崩れるというのが難しかったです(笑)」と自画自賛すると会場から黄色い大歓声が飛び、「少し調子に乗りました」という知念に、内村は「自分で言うな」と突っ込みを入れて会場を沸かせる一幕も。さらに、同作で華麗なダンスを披露している土屋について知念は「太鳳ちゃんが上手いんですよ。僕もプロですからすごく燃えまして、やっぱりジャニーズ1だと思っているので、負けられないなと思いました。…少し調子に乗りました」とコメントすると、再び内村から「さっきから調子に乗りすぎだ」と突っ込まれた。そんな知念が「初主演映画でプレッシャーや不安もありましたが、素敵な作品ができました。映画界で金メダルをとりたいなと思います」と意気込むと、内村も「この映画で金メダルをとりたいと思います」と被せて笑いを誘い、「何が金メダルかは分かりませんが、"今年この映画で一番笑ったで賞"みたいなものがあったらほしいですね。笑ってもらえたら一番幸せです」と笑顔を見せた。このほか、同舞台挨拶には木村多江、平泉成、宮崎美子も登壇した。
2016年09月14日内村光良と知念侑李(Hey! Say! JUMP)が9月13日、都内で行われたダブル主演作『金メダル男』の完成披露試写会に出席。「初主演でプレッシャーや不安もありましたが、すてきな作品ができたので、映画界の金メダルをとりたいと思います」(知念)、「はい、この映画で金メダルをとりたいと思います(笑)」(内村)と宣言した。『金メダル男』/その他の画像内村にとって、『ピーナッツ』『ボクたちの交換日記』に続く監督3作目となる本作。2011年に上演された内村のひとり舞台「東京オリンピック生まれの男」を下敷きに、内村自身が監督、原作、脚本、主演の1人4役をこなし、世の中のありとあらゆる“一等賞”に挑み続ける不屈の主人公・秋田泉一の奮闘をおかしくも切なく描く。知念は泉一の青年時代を演じる。以前から映画化を熱望していた内村は「今日は壇上に立ち、感無量です」と胸を高鳴らせ、黄色い声援を浴びる“2人1役”の相棒・知念に対しては、「人気の高さに驚いております。こんなに成長して、今では立派な主演になりました」と目を細めた。劇中でアクションやダンス、さらには“変顔”も披露する知念は、「内村監督が直接、『こうやるんだよ』と面白い顔や動きを見せてくださった」と舞台裏を告白。これに対し、内村監督は「最初は抵抗感もあったみたいですが、いつしか自ら変顔をするようになった。こんな知念は見たことがない」と太鼓判を押し、「とても整った顔をしているので、崩すのが大変だった」(知念)、「自分で言うな!」(内村)と丁々発止のやりとりも披露していた。完成披露試写会には内村と知念に加えて、木村多江、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子が出席した。『金メダル男』10月22日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年09月13日内村光良が原作・脚本・監督を務め、Hey!Say!JUMPの知念侑李とW主演する映画『金メダル男』の原作小説の挿画の原画が、30日(金)から名古屋で開催される展示会『五月女ケイ子の逆襲~ケイ子の裏博覧会~』で一般公開されることが発表になった。その他の画像映画は、主人公の秋田泉一が、世の中のあらゆる“一等賞”を目指して奮闘するコメディ映画で、内村と知念が二人一役で主人公を演じる。原作小説の挿画を手がけた五月女ケイ子は、人気イラストレーターだけでなく、コラムニストなどの顔ももつ才人。今年4月には渋谷のパルコで大規模な展示会が開催されたが、今月30日(金)からは名古屋パルコで『五月女ケイ子の逆襲~ケイ子の裏博覧会~』が開催。会場には内村監督が執筆した小説『金メダル男』の挿画の原画が特別に展示される。『五月女ケイ子の逆襲~ケイ子の裏博覧会~』9月30日(金)~10月16日(日)※会期中無休10:00~21:00(最終日は18:00閉場/入場は会場の30分前まで)名古屋パルコ南館8F・特設会場(愛知県名古屋市中区栄3-29-1)『金メダル男』10月22日(土)全国ロードショー
2016年09月08日内村光良が初の原作・脚本・監督・主演を務め、知念侑李(Hey! Say! JUMP)とW主演を務めることで話題を呼んでいる『金メダル男』。このほど、内村さん演じる主人公・秋田泉一を惑わせる、5人の最旬女優たちが演じる“女神(ミューズ) ”たちが解禁。それぞれからコメントが到着した。オリンピックに沸く2016年、何事にも1等賞を目指す男を描く、抱腹絶倒“全力”エンタテインメントとなる本作。内村さん、知念さんをはじめ、ヒロインには木村多江、さらにムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶に、大泉洋、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、ユースケ・サンタマリア、マキタスポーツら、まさかの豪華“金メダル”級のキャストが起用され、注目を集めている。そしてこのたび、本作に出演する上白石萌歌、大友花恋、清野菜名、山崎紘菜、森川葵(登場順)という若手女優陣の役どころとともに、物語の主人公・秋田泉一にかかわる魅惑の場面写真が一挙に解禁となった。上白石さんと大友さんの2人は、それぞれ水泳部の先輩役、剣道大会の対戦相手として、中学生となった泉一が初めて異性を意識してしまう存在として登場。清野さんは泉一が憧れるアイドル・北条頼子役、山崎さんは上京後も失敗続きの泉一の前に突如現れる、謎の美女役。そして森川さんは、高校卒業後に上京した泉一が出会った村田俊太郎(ムロツヨシ)率いる「劇団 和洋折衷」の先輩団員役を演じるという。いずれも、泉一の人生のターニングポイントに現れ、良くも悪くも泉一の人生に転機をもたらす重要な役どころ。“煩悩まみれ”で“誘惑に弱い”泉一の姿を浮き彫りにさせる存在となっている。中でも、森川さんと大友さんは、内村さんがMCを務めるバラエティ番組「痛快TVスカッとジャパン」(フジテレビ系)内の人気コーナー「胸キュンスカッと」での演技力に魅了されたことから、内村“監督”自ら抜擢。また、写真を見た瞬間、「この子!」と即決したという山崎さんに加え、明るい素直な性格で歌録り・ダンス練習と監督はじめスタッフの人気者だった清野さん、撮影前に水泳の練習に励みターンをマスターして撮影に挑んだ上白石さんと、いま最も輝く若手注目女優が内村監督のために集結。そんな監督のアツい想いに答えた彼女たちから、現場での内村さんの印象を語るコメントが到着。併せて、内村監督から彼女たちに向けてのコメントも到着している。■上白石萌歌/水泳部の先輩黒木よう子役スクール水着を着てプールに入って泳ぐっていうのが初体験だったので、凄く緊張しました。(内村監督の印象は)テレビで見たままで、本当にお優しい、凄く笑顔が素敵な方です。バラエティで見る「ワーッ」っていうような感じじゃなくて、落ち着いた、おしとやかな方なんだなって思いました(笑)。(内村監督 談)泳ぎの練習をしてきてくれてとても助かりました。照明のあて方にもこだわり、“煩悩”を表現してみました(笑) 。■大友花恋/剣道の対戦相手間宮凛子役初めて剣道に挑戦するので、ちゃんと格好良く見えるか心配でした。(内村監督から)役の説明とか剣道のやり方を教えて頂いて、「ああこうやれば良いんだな」っていうが見えたので凄くありがたかったです。(内村監督 談)実体験を元にした場面。つばぜりあいで女剣士にトキメキを覚えたことのある全国の剣道少年を代表して撮影しました。実に凛々しく演じてくれました。■清野菜名/泉一の憧れのアイドル北条頼子役いつもテレビで司会をしている人(笑)という印象でしたが、お会いするととにかくやさしい方で、どんな言葉でもその場で笑いにしてくれるので神様みたいだなと思いました(笑)。 ダンスレッスン、レコーディングと何度か内村さんにお会いする機会があったんですが、毎回、場を盛り上げてくださって、自分を乗せてくれたのですごく楽しかったです。(内村監督 談)振付、レコーディング、撮影とどれも楽しかったです。汗だくになりながらも嫌な顔一つせず何度も踊ってくれて有難かったです。■山崎紘菜/謎の美女橋本めぐみ役台本を読ませていただいた時に、本当に素敵なストーリーだと思ったんです。こんな豪華なキャストの皆さんの中に入れるっていうのは、凄く幸せだなって思いました。(現場は)すっごい楽しかったですね(笑)。内村監督の実体験を元にされた場面だと聞いて驚きました。(内村監督 談)実体験を元にした場面。写真を見た瞬間に「この子!」と叫んでしまいました(笑)。実際にもショートカットの非常に美しい女性でした(笑)■森川葵/「劇団和洋折衷」の先輩篠宮亜紀役ずっと「スカッとジャパン」で内村さんの番組に出させていただいていて、いつかお会いしたいなと思っていたので、今回会えて凄い嬉しかったです。(内村監督の印象は)凄く優しい方だなぁって思いました。葵ちゃんが出る場面が一番シュールだと現場でおっしゃられていたのが印象的でした。もっとコメディのお芝居について教えて貰いたいです。(内村監督 談)笑いの場面だったので全編の中で一番テイク数を重ねてしまいましたが、アドリブ対応力が非常に高い女優さんで素晴らしかったです。『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月26日photo:PIXTAリオデジャネイロ五輪がついに開幕した。三宅宏実選手が銅メダルを手にした重量挙げ女子48キロ級では、タイのソピタ・タナサン選手が金メダル、インドネシアのスリワーユニ・アグスティアニ選手が銀メダルを獲得。大会序盤から、日本と東南アジアが表彰台を独占する光景が見られた。 オリンピックといえば日本では常に高い関心が寄せられる国民的行事だが、東南アジアの国々では日本ほど注目度が高くない。理由はシンプルで、東南アジアからはそれほど多くの選手が出場しておらず、メダルが狙えるような競技となるとかなり限られるからだ。そのため、オリンピックは大国のための大会という感覚が強く、それに代わって「東南アジアのオリンピック」とも呼ばれる東南アジア競技大会(SEA Games)が2年に一度開催されて盛り上がりを見せている。 だが、2000年代に入った頃から、東南アジア勢のオリンピックでの存在感は確実に高まっている。20世紀のオリンピックでは東南アジア勢がメダルを獲得するのはかなり稀なことだったが、ここ数大会は多くの国で明らかなメダル数の増加が見られる。東南アジアのスポーツ界を引っ張る存在であるタイなどは、回を追うごとにメダルを狙える種目が増えている状況だ。国の発展とともにスポーツの実力も一歩ずつ世界に近づいていることがわかる。 ヘンドラ・セティアワン選手とムハマド・アフサン選手前回のロンドン五輪までで最も多くのメダルを獲得してきた東南アジアの国はインドネシアで、計27個。金メダルも6個獲得している。27個のうち18個はバドミントンで、金メダルは全て同競技からだ。インドネシアは世界的にも中国に次ぐバドミントン大国として知られ、1992年に正式種目となって以降、オリンピックでも存在感を示してきた。昨年の世界選手権を制した男子ダブルスのヘンドラ・セティアワン選手とムハマド・アフサン選手ら、今回も複数のメダル獲得が期待される。 メダル獲得数ではバドミントンで荒稼ぎしてきたインドネシアには一歩及ばないが、複数の競技でメダルが期待できるのはタイ。これまでの実績でもインドネシアに次ぐメダル25個、うち金メダルはインドネシアを上回って最多の7個を獲得している。タイが初のメダルを獲得したのは1976年のモントリオール五輪で、種目は「お家芸」のボクシング。以降、ボクシングのみのメダル獲得が続いたが、2000年のシドニー五輪で重量挙げ、2004年のアテネ五輪でテコンドーが加わりメダル獲得種目は3つまで増えた。重量挙げでは金メダルも3つ獲得している。 著者撮影 ラチャノック・インタノン選手そして、今回はタイのメダル獲得種目がさらに増える可能性が高い。今年、女子バドミントンで世界ランク1位も経験した金メダル候補のラチャノック・インタノン選手、世界の女子ゴルフ界に現れた20歳の新星で今年の全英女子オープンを制したアリヤ・ジュタヌガーン選手ら、種目別で初のメダル獲得が大いに期待される選手が複数いるからだ。タイはサッカーや女子バレーボールなどの成長も著しく、特に女子バレーボールは2大会連続して世界最終予選で日本に敗れ、惜しくも悲願のオリンピック初出場を逃した。今後、タイはさまざまな種目で世界の舞台に登場してくることだろう。 著者撮影その他の国でメダル獲得が期待されるのは、まずは男子バドミントンで世界ランク1位に君臨するマレーシアのリー・チョンウェイ選手。マレーシアもインドネシアに次ぐバドミントンの盛んな国として知られ、同選手は国民的な英雄だ。2008年の北京五輪、2012年のロンドン五輪と連続で銀メダルの「無冠の帝王」が、三度目の正直で金メダルに挑む。金メダル獲得となれば、マレーシアにとっても全競技を通じて初の快挙だ。これまでオリンピックでのメダルは一つもないカンボジアにも注目選手がいる。カンボジアといえば日本では男子マラソンの猫ひろし選手が話題だが、メダルの期待がかかるのは女子テコンドーの67キロ超級に出場するソーン・シウマイ選手。2014年のアジア大会では19歳の若さでカンボジア初の金メダルを獲得。リオ五輪では初の五輪メダルをカンボジアにもたらすことができるか。全体的な傾向としては、東南アジアにはバドミントン、重量挙げ、テコンドーなどの種目を得意とする国が多い。これらの競技では日本と東南アジアの国々がメダルをかけた戦いも見られることだろう。日本人選手の応援とともに、ひそかに始まっている東南アジア諸国の躍進にもぜひ注目してみてほしい。 (text & photo : 本多 辰成 ) スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」>その他の記事はこちら
2016年08月09日内村光良が原作・脚本・監督を務め、Hey!Say!JUMPの知念侑李とW主演する映画『金メダル男』の主題歌が、桑田佳祐の新曲『君への手紙』に決定した。かねてから内村監督と親交のあった桑田は「最後は不覚にも泣けました。その根底には、御家族や共演者を見守る、とても温かく誠実なウッチャンの目線が感じられ、御自身の自己戯画的な描き方は、まさに久しぶりの『社長漫遊記』や『無責任』シリーズと居並ぶ、喜劇の傑作だと思いました」とエールを送った。その他の写真本作は、2011年に上演された内村のひとり舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一が、「すべての一等賞をとる。それがボクの夢なのですっ!」と、絵画コンクール、火起こし大会と数々の大会で金メダルを獲得し、世の中のあらゆる“一等賞”を目指して奮闘するコメディ映画。内村と知念は二人一役で主人公の秋田泉一を演じる。桑田と公私に渡って長年親交を深めてきたという内村監督は「映画の主人公・秋田泉一の生き様を歌い上げてもらうには桑田さんしかいない、そう勝手に思いこんでダメもとでお願いしました。映画の元になった舞台のDVDや未完成の映画のDVDと共に手紙を添えてお願いしました」と制作中に直筆の手紙を送ったという。そして1週間後、桑田から届いた返事は描き下ろし楽曲『君への手紙』だった。「それが『君への手紙』というタイトルで贈られてきた時、男泣きしました。自分にとって一生の曲となりました。多くの方にこの曲を聴いて頂きたい心の底からそう願っています」と明かした。桑田がソロ名義で映画に主題歌を提供するのは『闇の子供たち』(2008年公開)の『現代東京奇譚』以来8年ぶり。主題歌はバラードで、内村と知念が演じる主人公と同じく全力で夢を追う者を応援する人生賛歌になっているという。『金メダル男』10月22日(土)全国ロードショー
2016年07月27日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良がメガホンを取り、Hey! Say! JUMP・知念侑李と2人1役で主演も務める映画『金メダル男』の公開日が10月22日に決定し23日、第1弾となるキービジュアルが公開された。本作は、2011年7月に東京・サンシャイン劇場で上演されて好評を得た、内村の1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、内村が原作、監督、脚本、主演を一手に引き受けるエンターテイメント映画。何度失敗しても立ち上がり、"一等賞"に挑み続ける懲りない主人公・秋田泉一(内村と知念)の切なくもおかしい人生を描く。キービジュアルでは、金メダルに向かって力強いジャンプを披露している泉一の姿が大写しに。躍動感あふれる仕上がりになっている。撮影は2015年末のおよそ2カ月で終了しており、現在は編集中。内村は、「『映画を撮りたい』という思いでこの作品の原型を考えて5年。もう少しで映画が完成します」と意気揚々に報告している。また、本作のビジュアルを見た時に「俺、知念と2人、(アメリカ映画の)『ベスト・キッド』みたい」と思ったという。さらに25日より全国の上映劇場窓口にて、特典付きムビチケの発売も決定。金色のつなぎに身を包み、表彰台に上る泉一に扮した内村と知念の2人が映されたクリアファイルが特典としてプレゼントされる。(C)「金メダル男」製作委員会
2016年03月23日内村光良が知念侑李(Hey! Say! JUMP)とW主演を果たし、初の原作・脚本・監督・主演に挑む映画『金メダル男』の公開日が、ついに10月22日(土)に決定。併せて、本作の第1弾キービジュアルが解禁となった。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、泉一にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す、“金メダル男”への始まりに過ぎなかった――。2011年7月にサンシャイン劇場で上演され、大好評を得た内村さんの一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を基に自身で映画化。世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指し続ける懲りない主人公・秋田泉一を、知念さんと内村さんがW主演で演じ、ヒロインを木村多江が務めるほか、ムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶らといった豪華キャストを起用。さらに、彼の人生に関わっていく人物として、大泉洋、上白石萌歌、清野菜名、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、柄本時生、山崎紘菜、森川葵、ユースケ・サンタマリアら総勢19名の金メダル級のキャストも発表されており、話題騒然となっている。撮影は、昨年10月~12月までおよそ2か月行われ、現在は絶賛編集中。“内村ワールド”の完成に期待の声が高まる中、監督は「『映画を撮りたい』という思いでこの作品の原型を考えて5年。もう少しで映画が完成します。たくさんの人にこの作品を共有してもらうために、そして映画館で一人でも多くの人に笑ってもらうために、日夜努力しております」とコメント。さらに、「ビジュアル見たとき、思いました。俺、知念と2人、『ベスト・キッド』みたいだなって。でも師弟ではなく2人で一役に扮してます!」と知念さんとのタッグに言及。その第1弾キービジュアルでは「すべての一等賞をとる。それがボクの夢なのですっ!!」と、力強いジャンプで金メダルに手をかけようとする泉一の姿が、キラッキラの躍動感たっぷりに映し出されている。なお、 3月25日(金)からは上映劇場窓口にて特典付きムビチケの発売が決定。“金メダル男”の名にちなみ、金色のつなぎに身を包み、表彰台に上る秋田泉一に扮した内村さんと知念さんの2人が映し出されたクリアファイルが特典となるという。リオ・オリンピックを控える2016年、『金メダル男』もまた日本中に爆笑と感動を巻き起こすのか!?楽しみに待っていて。『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日内村光良が「Hey! Say! JUMP」の知念侑李とまさかの二人一役でW主演を果たす、初の原作・脚本・監督作『金メダル男』。先日、コメディ初挑戦となる木村多江ほか、ムロツヨシ、土屋太鳳らの参戦が明らかになったが、今回さらに主人公・秋山泉一の人生を彩るキャストとして、総勢19名に及ぶ “金メダル級”の出演陣が明らかとなった。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋山泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、彼にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す“金メダル男”への始まりに過ぎなかった――。水泳から剣道、陸上、絵画、俳句などなど、世の中のすべての一等賞を獲るために、手当たり次第、挑み続ける秋田泉一。その人生に関わっていく人物として、今回出演が明かされたのは、大西利空、大泉洋、上白石萌歌、大友花恋、ささの友間、音尾琢真、清野菜名、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、加藤諒、柄本時生、山崎紘菜、森川葵、ユースケ・サンタマリア、マキタスポーツ、手塚とおる、高嶋政宏、温水洋一の総勢19名。かつてないほど超豪華なキャスト陣が集結した撮影は昨年秋に終了しており、現在は「映画館で一人でも多くの人に笑ってもらいたいと夢想しながら、朝から晩までスタッフと編集作業に勤しんでいます」と内村監督。「今回の映画は、これまでの監督作の中で一番“笑い”の要素が多い作品です。結果、自分の色が非常に濃く出ています」と語っている。そのため、キャスティングには特段こだわりを持っていたそうで、「私の執念が実り、これだけのキャストに集まってもらい感謝感謝です。女優陣が美人だらけだと指摘されたのですが、これも私のこだわりゆえでしょう(笑)。“笑い”という意味では、出演してくださった皆さんは、私の演出意図を汲んで、それぞれに“これぞプロフェッショナル!”という仕事を、撮影現場でみせてくれました」とコメント。「各人から繰り出される匠の技に、思わずモニターの前で吹き出してしまったこともありました。『本当にこの人にこんなことをさせていいのか?』『気付けば10回以上やらせているけど大丈夫か?』など内心ドキドキしながらの撮影でしたが、そこは監督なので、しつこく満足がいくまでやらせていただきました。自分の色に染まった奇跡のキャスト陣の名演をぜひご期待ください」と語り、自信をのぞかせている。これまで、数々の名物キャラクターを生み出してきた内村監督だけに、誰がどんな役柄で登場するのか、見逃せなくなりそうだ。『金メダル男』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月01日内村光良が初の原作・脚本・監督・主演を務め、「Hey! Say! JUMP」の知念侑李とふたり一役でW主演を果たす「金メダル男」。この度、本作のヒロイン・元アイドル敏腕マネージャーの亀谷頼子役として木村多江が出演することが明らかとなった。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、彼にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す“金メダル男”への始まりに過ぎなかった。本作は、2011年、サンシャイン劇場で上映され、大好評を得た内村さんの一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を元に、自身が原作・脚本・監督そして主演を務めている。そして今回、大人となった主人公・秋田泉一とマネージャーとして出会い、やがて二人三脚で世の中のあらゆる一等賞を獲る事を目指すことになるヒロイン・亀谷頼子役を「大奥第一章」や『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞やブルーリボン賞など数々の賞を受賞した経験を持つ木村さんが好演する。そんな不思議な魅力を持つ色香感じる演技派女優の木村さんは「やったことのないことばかりで、できるか不安になりましたが、コメディーをずっとやりたかったので、新たに挑戦してみたいと思いました」と意気込みを語った。また、「私が演じる亀谷頼子は元アイドルだが売れず、いまは過去を隠し、殻をかぶって、自分を出さずに生きています。でも、泉一と一緒にチャレンジしていくことで、自分自身を守ることをやめ、殻をうちやぶって成長していきます。一生懸命だがちょっと変わっている女性です」と自身の役どころをコメント。さらに、「現場での内村監督は面白さを追求し、いろいろなパターンで発想し撮影していくところがすごいんです。意外と緊張感ある現場でした」と監督としての内村さんの姿を語っている。一方の内村さんも「頼子は誰がいいかとなったとき浮かんだのが多江さんでした。何度か共演しましたが、ものすごく芝居が跳ねかえってくる人だなという印象がありました。彼女ならこの頼子という役を面白がって演じてくれるんじゃないかな」と木村さんの起用についてコメントを寄せた。オリンピックイヤーとなる来年、日本中に笑いを届ける全力爆笑エンターテイメント作品。内村さんが「頼子面白い、頼子で笑ったと言ってほしい」とも語る“内村ワールド”全開の本作の公開が待ち遠しい。『金メダル男』は2016年秋、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月13日『ピーナッツ』『ボクたちの交換日記』に続く、内村光良監督最新作『金メダル男』の公開が決定。内村監督が初の原作・脚本・監督・主演を務め、W主演としてバラエティ番組でも共演する「Hey! Say! JUMP」の知念侑李が起用されたことが分かった。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた主人公・秋田泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、泉一にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す「金メダル男」へのはじまりに過ぎなかった…。原作は、2011年7月にサンシャイン劇場で上演され、大好評を得た内村さんのひとり舞台「東京オリンピック生まれの男」。これまで、マモー、ミル姉さん、小須田部長、そして小暮井総理など数々の名物キャラクターを作り上げてきた内村さんが、本作では世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指し続ける男・秋田泉一を生み出し、原作から脚本、監督、主演まで兼任し“内村ワールド”の真骨頂と呼べる作品を作り出した。そして、主人公・秋田泉一の若き日を演じるのは、本作が映画初主演作となる「Hey! Say! JUMP」の知念さん。バラエティ番組で共演経験がある2人だが、撮影現場で「親子に見える」と言われることもあるそうで、今回の起用が決定。水泳、剣道、陸上、絵画、俳句など様々な一等賞に挑んでいく“金メダル”秋田泉一を内村さんと知念さんが2人1役で演じることとなった。知念さんは、「いつもご一緒している内村さんの作品に出演できて、それがまさかはじめての主演作になるなんて、びっくりしたのと同時に、すごくプレッシャーも感じています。だけど、責任を持って最後まで、内村監督の表現したいことを表現できるように頑張りたいなと思います」と意気込みを語った。内村監督は「今回の映画は、舞台(2011年に公演された一人舞台『東京オリンピック生まれの男』)が元になっているんですが、それ自体、実は映画の脚本として考えていたものだったんです。だから最初から映画にしたいという思いがすごく強かったので、やっと映画化できるということで、いまは、もう興奮を押さえられないです(笑)」と喜びのコメント。知念さんとの2人1役についても「とにかく、前半は、知念くんが、後半は、僕がバトン受け取って、泉一を魅力的なキャラクターにしたいと思っています」。2016年はリオデジャネイロにてオリンピックが開催されるオリンピックイヤー。何度失敗しても立ち上がり、とことん全力で向かっていく“金メダル男”をどのように知念さんが演じるのか注目が集まる。『金メダル男』は2016年公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月15日ソチ五輪のフィギュアスケート男子シングルで日本人初の金メダルを獲得し、一躍「時の人」となった羽生結弦選手。この歴史的快挙は日本国内で大々的に報じられたが、海外ではどう報じられていたのかを検証すべく、まずはニューヨーク・タイムズ(NYT)の記事を紹介する。26日から始まる世界フィギュアスケート選手権大会までの間に、もう一度羽生選手がくれた感動の軌跡を振り返っておこう。NYTは2月14日付けの紙面で「Yuzuru Hanyu of Japan Wins Men’s Figure Skating Gold」とのタイトルで、羽生選手に関する記事を掲載。記事内では、羽生選手が東日本大震災で被災してから、ソチ五輪で金メダルに輝くまでの過程や心の揺れ動きが丁寧に紹介されている。○価値観を変えた震災、荒川静香さんの精神的サポート序盤は、東日本大震災と羽生選手の関係に触れている。震災の瞬間、羽生選手が地元・仙台のスケートリンクで練習していたことや体育館の緊急避難所で両親らと3日間過ごしたことなどを紹介。さらに羽生選手が自著「蒼い炎」において、震災が自身の価値観を完全に変えてしまったことを伝えている。記事はさらに、震災が羽生選手に与えた影響について掘り下げている。震災後に練習拠点を横浜へと移し、学校へ登校するのは難しいと感じていたこと、被災者に恩恵を与えられるようにスケートを滑っていたが、真剣にスケートをやめようと悩んでいたこと……。スケートをやめようという考えは、仙台市民や羽生選手の精神的サポートをしてきたトリノ五輪の金メダリスト・荒川静香さんによって改められたと記されている。○「オリンピックで勝ちたい」一時はスケートをやめようと悩んだ羽生選手が、五輪の頂点を目指すと明言したのは、ソチ五輪から遡ること約1年2か月の2012年12月。NYTによれば、グランプリ(GP)ファイナルでソチに来ていた羽生選手は、黒海付近を散歩している最中にブライアン・オーサーコーチにこう話したそうだ。「オリンピックで勝ちたい」。その強い信念が、ソチ五輪の男子シングルショートプログラムで101.45という世界最高スコアをたたきださせたのだろうか。記事によれば、1984年のサラエボ五輪で同種目の金メダルに輝いたスコット・ハミルトン氏も「羽生選手はとても爆発的だった。彼は最も難しいことを、とてもシンプルなようにやってのけた。これは本当に賞賛すべきことだ」と話したという。○悲劇が羽生選手の成長を押し上げたまた、オーサーコーチとともに羽生選手を指導するトレイシー・ウィルソンコーチは、震災が羽生選手を強くしたと指摘。ウィルソンコーチは「あの悲劇を経験したことによって、彼(羽生選手)はあの若さで成熟期に達した」と話しているという。実際、数字も羽生選手の成長を物語っている。2012年に初参加の世界フィギュアスケート選手権で251.06で3位になって以降、同年12月のGPファイナルで2位(264.29)、2013年12月のGPファイナルで1位(293.25)と、主要大会で表彰台にのぼりながら、スコアを着実に伸ばしてきているのがわかる。○五輪の金メダルは「出発点」特に2013-2014シーズンは、ソチ五輪前に参加した5つの大会(フィンランディア杯、GPシリーズスケートカナダ、同エリックボンバール杯、GPファイナル、全日本フィギュアスケート選手権)すべてで3位以内(1位3回、2位2回)と、圧倒的な強さをほこっていた。そして2月15日、五輪の金メダルという新たな勲章が羽生選手に加わった。記事はこの金メダルこそが羽生選手が前に向かっていくための「出発点」になると締めくくっている。逆境を乗り越えて金メダルを獲得した羽生選手が、次なる目標を目指して前を向き進もうとしている姿は、ニューヨーカーをはじめとする多くのアメリカ人の心にもきっと響いたに違いない。
2014年03月11日「夢・化学-21」委員会は、アメリカ(ワシントンD.C.)で開催された「第44回国際化学オリンピック」に参加した生徒の全員が、金メダル等を獲得したと発表した。「国際化学オリンピック」は、高校生を対象に、化学の知識や問題を解く能力を競う国際大会。1968年に東欧3ヵ国(ハンガリー、旧チェコスロバキア、ポーランド)にて第1回大会を開催。今回のアメリカ大会は第44回目にあたり、7月21日から30日まで開かれた。今大会には72の国や地域から283名の生徒が参加。日本代表生徒は金メダル2、銀メダル2を獲得した。受賞者は以下の通り。・金メダル/副島智大(そえじま ともひろ)さん 立教池袋高等学校3年 ・金メダル/山角拓也(やまかど たくや)さん 灘高等学校3年 ・銀メダル/加藤雄大(かとう たけひろ)さん 筑波大学附属駒場高等学校3年 ・銀メダル/澁谷亮太(しぶや りょうた)さん 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎3年 ※副島さんは2011年に引き続き2年連続の金メダル、山角さんは実験問題試験で1位の成績。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日