MIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 館長:熊倉功夫)は2023年(令和 5 年)7月15日(土)から 8月20日(日)までの期間、夏季特別展「蒔絵百花繚乱―江戸時代の名工とその系譜」を開催いたします。開催主旨日本の伝統工芸「蒔絵」。その伝統をさかのぼって行くと、こんなにも多彩で個性的な蒔絵の世界が広がっていました。そこには流行の最先端でいきいきと活動する蒔絵師の姿が見えてきます。17世紀の後期、それまで一般には名を知られない存在であった蒔絵師たちは、京都の観光案内書『京羽二重』など出版物に住所と共に紹介され、やがて自らの名を作品に記し始めました。それまで、名を残さない工人であった蒔絵師たちが歴史の表舞台に登場したのです。町衆が台頭する18世紀以降、蒔絵を受容する層が増し、それに比例して蒔絵師の数も増えてゆきました。そして流行は競争を生み、技術面でも大きく底上げされ、多くの蒔絵師が名を上げる百花繚乱の時代を迎えたのです。本展はこうした蒔絵師達の作品を、のちに各地の伝統へと繋がる彼らの系譜と共に紹介し、みなさんに伝統のバックボーンを知っていただくと共に、美しい蒔絵を求めた当時の日本人の心を、展示作品の中に感じていたければ幸いです。開催概要展覧会名:2023年夏季特別展「蒔絵百花繚乱―江戸時代の名工とその系譜」英語タイトル:Summer Special Exhibition The Maki-e Masters: Their Edo-period Flowering会 期: 2023年7月15日(土)~ 8月20日(日)会 場: MIHO MUSEUM〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300TEL.0748-82-3411 URL: 開館時間:午前10時~午後5時 【入館は午後4時まで】休館日: 月曜日、7月18日(火) ※7月17日(月)は開館入館料: 一般1300円、高・大生1000円、中学生以下 無料【20名以上の団体は各200円割引】交 通: JR琵琶湖線「石山駅」より帝産バスMIHO MUSEUM行50分、お車で新名神「信楽IC」より約15分主 催: MIHO MUSEUM、京都新聞後 援: 滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、エフエム京都、帝産湖南交通担当学芸員:桑原 康郎(MIHO MUSEUM学芸員)展示総数: 182点 うち初公開 30点(予定)※ 会期中、一部展示替えがあります。展示構成:第1章 蒔絵師の系譜 ―山本春正を例に第2章 御用蒔絵師 ―蒔絵師たちの源流第3章 蒔絵百花繚乱 ―京都・江戸における流行第4章 松平不昧公の蒔絵師第5章 明治維新 ―系譜は伝統へイベント&プログラムギャラリートーク:担当 桑原 康郎(本展担当学芸員)日程 7月22日(土)、29日(土)、8月5日(土)、12日(土)、19日(土)時間 13:30~14:30定員 20名参加費 無料(入館料要)場所 美術館棟エントランスホール集合講演会:演題 「蒔絵鑑賞と蒔絵師研究の愉しみ」講師 高尾 曜(たかお よう)独立行政法人日本芸術文化振興会 国立能楽堂事業推進課主任専門員 兼 調査資料係長日程 7月23日(日)時間 13:30~15:00定員 100名 ※当日、美術館棟受付にて整理券配布参加費 無料(入館料要)場所 美術館棟南館レクチャーホール代表作品花鳥蒔絵正月揃 原羊遊斎作 酒井抱一下絵 江戸時代 19世紀MIHO MUSEUM蔵芦鶴蒔絵硯箱 伝後水尾天皇所用 江戸時代 17世紀 泉湧寺蔵梨花精衛蒔絵印籠 飯塚桃葉作 江戸時代 18世紀 個人蔵MIHO MUSEUMについて■ 自然・建築・美術品が調和した桃源郷MIHO MUSEUMは1997年11月に琵琶湖の南、信楽の山中に誕生しました。建築設計は、パリ・ルーヴル美術館のガラスのピラミッドを設計したことで知られるI.M.ペイ。枝垂れ桜のプロムナードを通り、銀色に輝くトンネルをくぐると、吊り橋の向こうに美術館棟が現れる設計は、中国詩に描かれた桃の花に導かれ洞窟を抜けた先に現れる楽園「桃源郷」をテーマにしています。美術館棟は、建築容積の80%以上を地中に埋設し、建物の上にも自然を復元しています。フランス語版のミシュランガイドで「必ず訪れるべき場所」として三ツ星を獲得しており、2017年には世界的ブランドのファッションショーの舞台ともなりました。美術館棟へ続くトンネルに、枝垂れ桜のピンクが映り込み輝く様子は絶景です。新緑が反射する緑のトンネル、春分・秋分頃に夕日に染まる黄金のトンネルなど、季節ごとに多くのファンが訪れます。美術館棟エントランス新緑に染まるトンネル■ コレクション・常設展示・特別展所蔵品は、エジプト、ギリシア・ローマ、西アジア、中央アジア、南アジア、中国、朝鮮、古代アメリカなどの古代美術と、仏教美術、茶道美術をはじめ、絵画、漆工、陶磁器などの日本古美術をあわせて約3,000件からなります。北館では、季節により国内外からの出陳を加えて、開館ごとにテーマ性を持った特別展を開催しています。南館では、エジプト、西アジア、南アジア、中国・西域の4つのギャラリーで古代美術の名宝を展示しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月12日株式会社トムス・エンタテインメント(本社:東京都中野区 代表取締役社長:竹崎忠)は、ルパン三世・次元大介・石川五ェ門・峰不二子 全4種の「ルパン三世 輪島塗 本蒔絵」を2023年3月17日(金)正午よりトムスショップにて受注販売を開始いたします。輪島塗 本蒔絵(全種)【ルパン・次元・五ェ門・不二子を伝統の輪島塗で再現】ルパン一味を本蒔絵で表現しました。伝統の技法で細部まで手描きで再現し、ルパンは桜、次元は紅葉・五ェ門は朝顔、不二子は梅とキャラクターごとに四季の花をデザインとしてあしらいました。一枚一枚熟練の職人による手描きで丁寧に仕上げます。スタンド入りの特製の箱に入れてお届けします。輪島塗アップ作業輪島塗 本蒔絵 次元大介 詳細輪島塗 本蒔絵 峰不二子 制作工程輪島塗 本蒔絵 峰不二子 詳細輪島塗 本蒔絵 箱■ルパン三世 輪島塗 本蒔絵(全4種 ルパン三世・次元大介・石川五ェ門・峰不二子)特製箱入り スタンド付き価格 :¥550,000(税込)パネルサイズ:273×210×9mm【販売概要】受注開始日: 2023年3月17日(金)12:00~※ご注文月の翌月以降のお届けになります。販売サイト: トムスショップ (C)モンキー・パンチ/TMS・NTV<商品に関するお問い合わせ>トムスショップE-mail: tms-shop@tms-e.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月17日平安時代から現代まで、国宝を含め各時代を代表する蒔絵の名品を惜しみなく紹介する展覧会『大蒔絵展―漆と金の千年物語』が三井記念美術館で開催されている。静岡県熱海市のMOA美術館、愛知県名古屋市の徳川美術館の3館による共同企画だ。蒔絵とは、漆で絵を描き、金粉や銀粉などを蒔きつけて文様を表したもの。蒔絵が生まれた平安時代より現代に至るまで、1000年以上の間、人々に愛され作り続けられてきた。同展は三井記念美術館と、先に開催したMOA美術館、来年の開催を予定している徳川美術館の3館が共同で開催するもの。3つの会場で国宝が25件、重要文化財51件を含む合計188件を展示し、蒔絵の全貌に迫っていく。また、各会場ごとに展示内容が異なっているのも特徴だ。三井記念美術館では国宝7件、重文32件を含む計127件が展示される(途中、展示替えあり)。展示風景より同展は年代順に8章で構成されている。第1章「源氏物語絵巻と王朝の美」では、貴族文化が爛熟し日本独自の美の規範が生まれた平安時代の蒔絵、特に日本独自の蒔絵調度が完成を見せた平安後期の文化をひもとく。国宝《源氏物語絵巻》には蒔絵の調度類が登場しており、また重要美術品《石山切》のように、金銀を用いた美麗な料紙装飾には、蒔絵の意匠との共通点を見出すことができる。国宝《源氏物語絵巻宿木一》平安時代(12世紀)徳川美術館蔵※展示終了10月25〜30日に国宝《源氏物語絵巻柏木一》を公開重要美術品《石山切》藤原定信筆 平安時代(12世紀)MOA美術館蔵※全期間展示現在まで伝わる豪華な蒔絵の調度品には、神社の創建や、天皇即位、特別な祈願などの際に奉納されたものも少なくない。第2章「神々と仏の荘厳」では、熊野速玉大社に伝わる国宝《桐蒔絵手箱》や高野山金剛峯寺の国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》など、寺社に伝わる蒔絵の名品を紹介していく。さまざまな国宝、重要文化財が一堂に会する展示室1と2は圧巻の光景だ。そして平安時代に発展した蒔絵の技術は、鎌倉時代に蒔絵粉を作る技術の向上により、基本的な三技法「研出蒔絵」、「平蒔絵」、「高蒔絵」が完成することとなる。続く第3章「鎌倉の手箱」では、鎌倉時代に制作された手箱を紹介、続く第4章「東山文化―蒔絵と文学意匠」では、前時代の技法を発展させ、室町時代の蒔絵を紹介する。国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》平安時代(12世紀)高野山金剛峯寺蔵 ※全期間展示国宝《片輪車蒔絵螺鈿手箱》平安時代(12世紀)東京国立博物館蔵※展示期間10月1日〜23日長い戦国時代が終わり、豊臣秀吉の治世となると、全国各地で復興建築ラッシュが到来。建築装飾や調度品を装飾するため、大量の蒔絵の求められるようになる。そのため、蒔絵制作の複雑な工程を簡略化した高台寺蒔絵が流行を見せる。第5章「桃山期の蒔絵-黄金と南蛮」では、復興ニーズによって新しく生まれた蒔絵や、西洋の顧客のために作られた南蛮漆器と呼ばれる祭礼具などを展示する。重要文化財《秋草蒔絵歌書簞笥》桃山時代(16世紀)高台寺※10月1日〜23日展示重要文化財《IHS葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱》は、聖餅式に用いるパン(聖体)をおさめる箱。イエズス会の紋章であるIHSの三文字と花クルス、三本の釘を円光で囲んだイエズス会の紋章が蓋に配されており、側面はぶどうの文様が描かれている。重要文化財《IHS葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱》桃山時代(16世紀)東慶寺蔵※全期間展示江戸時代になると、蒔絵の意匠や技法はさらに集約され、多様な表現が試みられるようになった。幸阿弥家や、古満家や梶川家、《秋野蒔絵硯箱》を制作した五十嵐家などの御用蒔絵師たちが将軍家や大名家に使える一方、《八橋蒔絵螺鈿硯箱》の尾形光琳、本阿弥光悦や小川破笠などの個性的な活動をする作家も増えていった。また、人々の暮らしも豊かになり、都市で暮らす町人たちも、蒔絵が施された印籠や櫛、盃などを使用するようになっていった。第6章「江戸蒔絵の諸相」では、多様化する蒔絵を紹介していく。伝五十嵐道甫重要文化財《秋野蒔絵硯箱》江戸時代(17世紀)個人蔵※展示期間 10月1日〜10月23日尾形光琳国宝《八橋蒔絵螺鈿硯箱》 江戸時代(17〜18世紀世紀)東京国立博物館蔵※展示期間 10月1日〜10月23日原遊羊斎 酒井抱一下絵《四季草花蒔絵茶箱》江戸時代 19世紀※全期間展示蒔絵を取り巻く状況は明治維新以降大きく変化し、蒔絵師たちは時代に合わせた技法や意匠を次々に生み出していく。第7章「近代の蒔絵―伝統様式」では、帝室技芸員としても活躍した柴田是真らを、第8章「現代の蒔絵―人間国宝」では、松田権六ら、「重要無形文化財(人間国宝)」に指定された作家作品を紹介する。柴田是真《五節句蒔絵手箱》江戸〜明治時代(19世紀)サントリー美術館蔵※展示期間 10月1日〜10月23日松田権六《赤とんぼ蒔絵箱》昭和44年(1969年)京都国立近代美術館蔵12世紀の平安時代から、現代に至るまでの長い蒔絵の歴史を諦観できる、豪華絢爛な展覧会、展示替えされる作品も多いので、お目当ての作品がある場合は、Webサイトをチェックして展示スケジュールをしっかりと確認しておこう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『大蒔絵展―漆と金の千年物語』2022年10月1日(土)~11月13日(日)、三井記念美術館にて開催※会期中展示替えあり
2022年10月18日東京・日本橋にある三井記念美術館で、特別展『大蒔絵展―漆と金の千年物語』が開催中です。平安時代に完成した純日本的なデザインの蒔絵。日本人が生み出した優雅で美しい工芸には、どのような歴史があるのでしょう。学芸員さんの話もまじえて、見どころなどをレポートします!どんな展覧会?国宝《桐蒔絵手箱》南北朝時代(14世紀)和歌山・熊野速玉大社所蔵展示期間10月1日~10月30日【女子的アートナビ】vol. 263特別展『大蒔絵展―漆と金の千年物語』では、平安時代から現代の人間国宝にいたるまでの蒔絵作品を中心に、物語絵巻や屛風、書跡資料などもあわせて展示。蒔絵が日本文化に広がり、楽しまれてきた時代背景も知ることができます。本展は、MOA美術館と三井記念美術館、徳川美術館の3館による合同企画。東京会場となっている三井記念美術館では、国宝7件、重要文化財32件を含む計127件が紹介されています。そもそも蒔絵って?展示作品を見る前に、蒔絵についておさらいします。そもそも蒔絵とは、漆工芸のなかの技法のひとつ。漆で絵や文様などを描き、それが乾かないうちに金や銀などの金属粉を蒔(ま)きつけて固めていく手法です。三井記念美術館の学芸員で本展を担当した小林祐子さんは、蒔絵の歴史について、次のように教えてくれました。小林さん漆の木からとれる樹液を利用する工芸品は、漆が自生する日本や中国、朝鮮半島、東南アジアなどでつくられていますが、蒔絵は日本だけで発展した技術。日本に現存する最古の蒔絵は、正倉院宝物「金銀鈿荘唐大刀(きんぎんでんかざりのからたち)」の鞘(さや)にある動物の模様です。もともと蒔絵の技術は、奈良時代に中国大陸から伝わったと考えられていますが、中国で蒔絵の伝世品は見つかっていません。中国では失われた技術ですが、日本では発達していきました。少なくとも、日本で1200年以上も受け継がれている技術です。国宝・重要文化財がいっぱい!《石山切》藤原定信筆平安時代(12世紀)静岡・MOA美術館所蔵本展は8章で構成。そのなかから、特に国宝や重要文化財が多く集まる1~3章を中心にピックアップしていきます。まず注目したいのが、大変美しい書の作品《石山切》(藤原定信筆)。平安時代につくられたものです。平安時代には宮廷を中心とした貴族文化が発達し、日本ならではの美の規範が生まれました。また、かな文字が生まれたのもこの時代。書をしたためる和紙である「料紙(りょうし)」にも、金銀を用いた華麗な装飾が施されていきます。でも、巻物や冊子は読むものなのに、なぜこれほど豪華な装飾がつけられたのでしょう。小林さんは次のように解説しています。小林さんこれらの書は「調度手本」と呼ばれています。貴族の邸宅の棚などに飾られるもので、生活を彩るための調度品なのです。《石山切》では、銀泥で松や鳥などの下絵が施されています。このような料紙装飾は、蒔絵の模様にも通じるものです。素材を超えた和様の美をご覧になってみてください。6日間だけ見られます!国宝《源氏物語絵巻宿木一》平安時代(12世紀)愛知・徳川美術館所蔵展示期間10月1日~10月9日また、本展では貴重な国宝《源氏物語絵巻》も展示されています。平安時代に成立した『源氏物語』や『伊勢物語』は、のちに長く蒔絵のデザインとして使われていきます。例えば、本展の後半で見ることができる尾形光琳の国宝《八橋蒔絵螺鈿硯箱》に描かれているデザインも『伊勢物語』由来。物語絵巻は、江戸時代まで受け継がれている日本文化のベースになっています。今回展示されている《源氏物語絵巻》は現存最古の物語絵巻で、所蔵館以外で展示されるのは極めて珍しいそうです。前期の展示期間はすでに終了し、後期は10月25日から30日までの限定展示となっています。必見! 国宝の蒔絵たち国宝《片輪車蒔絵螺鈿手箱》平安時代(12世紀)東京国立博物館所蔵展示期間10月1日~10月23日ここからは、本展メインの蒔絵作品をご紹介。まずは、国宝《片輪車蒔絵螺鈿手箱》(かたわぐるままきえらでんてばこ)。東京国立博物館が所蔵する名品です。牛車(ぎっしゃ)の車輪が描かれている手箱で、波の部分には「研出(とぎだし)蒔絵」という技法が使われています。この技法は、漆で模様を描いて金粉を蒔きつけたあと、さらに全面を漆で塗りこめてから木炭で研ぎ、模様をもう一度出すという手順。正倉院宝物にも使われた最初期の技法です。ちなみに、手箱というのは、本来化粧道具などを入れておくための箱を指しますが、本作品は仏教の経典を収めるための箱と考えられています。国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》平安時代(12世紀)和歌山・金剛峯寺所蔵また、高野山に伝わる名宝で国宝の《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》(さわちどりらでんまきえこからびつ)も見どころのひとつ。こちらも、もとは経典や仏具を収めるための箱としてつくられたもので、水辺の情景が描かれています。カキツバタやオモダカなどが咲く水辺で、たくさんの千鳥が自由に舞っている様子が表され、とても幻想的な雰囲気です。さらに、和歌山の熊野速玉大社に伝わる国宝《桐蒔絵手箱》(きりまきえてばこ)も必見作。本記事一枚目の画像です。こちらは南北朝時代の作品で、金粉が一面に蒔きつけられています。鎌倉時代になると、蒔絵の粉をつくる技術が向上し、小さな粉も使われるようになりました。本作品には金が浴びせかけられ、かなりゴージャスな雰囲気。この手箱の中に収められていたおしろいやお歯黒などの化粧道具も展示されています。なお、展示作品の説明部分に、QRコードがついているものもあります。スマホで読み取ると、蒔絵作品の箱の中や蓋の裏など、展示では見えない部分の画像が見られるので、ぜひ利用してみてください。本展は、展示替えを行う作品も多く、また展覧会の会期もあまり長くありません。ぜひお早めに、お出かけください。Information会期: ~11/13(日)※会期中、展示替えを行います。会場: 三井記念美術館開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)休館日:10月24日(月)観覧料:一般¥1,300、高校・大学生¥800、中学生以下無料※最新情報などの詳細は展覧会公式HPをご覧ください
2022年10月16日金粉や銀粉を蒔きつけて文様を表わす工芸の技法「蒔絵」。この蒔絵の名品を紹介する『大蒔絵展』が、10月1日(土)より、三井記念美術館で開催される。出品数は、国宝7件、重文32件を含む計127件。3代将軍徳川家光の長女・千代姫の婚礼道具としてしつらえられた国宝《初音の調度》(徳川美術館蔵)をはじめ、平安時代の和様意匠の完成を示す国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》(高野山金剛峯寺蔵)ほか、豪華絢爛な蒔絵の世界が繰り広げられる。蒔絵の源流は、奈良時代にまで遡ることができると言われるが、純日本的な蒔絵調度として完成を見せたのは平安時代のことである。イントロダクションとなる第一章「源氏物語絵巻と王朝の美」では、まず今回特別公開される国宝《源氏物語絵巻》などで、蒔絵が生まれた貴族たちの生活空間や、雅な王朝文化の雰囲気を紹介。第2章「神々と仏の荘厳」では、公家や武家の人々が特別な神事や祈願のために神社に奉納し、貴重な経典や仏具を収めるために作らせた、贅を尽くした蒔絵の名品を展示する。その後も、和歌や漢詩などの文学意匠を表現した鎌倉~室町時代、大胆なデザインの「高台寺蒔絵」や西洋人好みの「南蛮漆器」が生まれた桃山時代、将軍家から町人まであらゆる人々の生活を蒔絵が彩った江戸時代、そして新たな伝統の創出と継承を目指して蒔絵師たちが切磋琢磨してきた近現代と、サブタイトル通りに、漆と金の千年の物語が繰り広げられる。各時代に生まれた蒔絵の技法や名人たちの名前を追いつつ、その超絶技巧を見ていくこともまた、新鮮な体験となるに違いない。なお特別公開の《源氏物語絵巻》の展示期間は、「宿木一」が10月1日(土)~9日(日)、《柏木一》が10月25日(火)~30日(日)。その他の作品も前・後期で展示替えが行われるので、目当ての作品がある方は、美術館ホームページで出品目録を確認してから訪れたい。国宝《源氏物語絵巻》宿木一(絵) 平安時代・12世紀 徳川美術館展示期間:10月1日~9日国宝《初音蒔絵硯箱》幸阿弥長重作江戸時代・寛永16年 (1639) 徳川美術館展示期間:前期(10月1日~23日)国宝《初音蒔絵文台》幸阿弥長重作江戸時代・寛永16年 (1639) 徳川美術館展示期間:前期(10月1日~23日)重要文化財《蔓梅擬目白蒔絵軸盆》原羊遊斎作/酒井抱一下絵江戸時代・文政4年(1821)東京都江戸東京博物館(10月25日~11月13日展示)《五節句蒔絵手箱》柴田是真作江戸~明治時代・19世紀サントリー美術館(10月1日~23日展示)【開催概要】『大蒔絵展―漆と金の千年物語』会期:10月1日(土)〜11月13日(日)※会期中展示替えあり会場:三井記念美術館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)休館日:10月24日(月)料金:一般1,300円、大高800円公式サイト:
2022年09月28日日本と東洋の古美術の充実したコレクションを誇る東京・南青山の根津美術館で、9月10日(金)から10月16日まで、「蒔絵(まきえ)」に焦点をあてた企画展が開催される。漆で描いた文様に、金や銀の金属粉を蒔(ま)きつけて装飾した華麗な蒔絵作品が約70件並ぶ、豪華な展覧会だ。1941年に開館した根津美術館の礎を築いた実業家・根津嘉一郎がコレクターとして一躍脚光を浴びるきっかけになったのは、1906年、室町幕府8代将軍・足利義政が愛用したと伝わる蒔絵の名品《花白河蒔絵硯箱(はなのしらかわまきえ すずりばこ)》の売立に際し、破格の高値で落札して世間を驚かせたこと。その後も蒐集を続け、特に晩年には、同館の蒔絵コレクションを代表する優品の数々を手中におさめた。『蔵出し蒔絵コレクション』と題する同展は、嘉一郎が蒐集した蒔絵作品の粋をまとめて紹介する初めての機会。重要文化財4件を含む約70件には、蒔絵史において重要な作品も数多く含まれ、また今回が初公開の作品もある。同展の魅力のひとつは、文房具や仏具、香道具、飲食器、装身具など、バラエティに富む作品が堪能できること。また、足利義政遺愛の品である重要文化財《春日山蒔絵硯箱(かすがやままきえ すずりばこ)》や、徳島藩主・蜂須賀家伝来の《百草蒔絵薬箪笥(ひゃくそうまきえ くすりたんす)》をはじめ、由緒ある旧蔵者の存在も興味深い。表されたモチーフの様々な意味を読み解くのも楽しいが、複雑な工程を要する多彩な蒔絵技術にふれられるのも大きな見どころだ。丁寧な解説により、技法の豆知識も豊富に提供されている。そして何より見逃せないのは、繊細かつ精緻な表現を生み出す超絶技巧だ。お持ちであれば、単眼鏡を持参されると、その数々の技巧をよりつぶさに堪能できることだろう。また、「陶片から学ぶ-日本陶磁編-」と、季節の茶道具を取り合わせた「清秋の一服」のテーマ展が同時開催されている。秋が訪れた涼やかな庭園の散策と合わせて、様々な日本の美に親しみたい。飯塚桃葉(初代)作《百草蒔絵薬箪笥》日本・江戸時代明和8年(1771)根津美術館蔵《雪華蒔絵箱》日本・江戸時代19世紀根津美術館蔵原羊遊斎作・酒井抱一下絵《雪月花三社蒔絵朱盃》日本・江戸時代19世紀根津美術館蔵銘 梶川作《御簾葵蒔絵印籠》日本・江戸時代19世紀根津美術館蔵【開催概要】『蔵出し蒔絵コレクション』会場:根津美術館会期:2022年9月10日(土)~10月16日(日)休館日:月曜(9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般1300円、大学1000円※オンライン日時指定予約公式サイト:
2022年08月31日加賀山中塗の製造卸、有限会社大辻漆器(所在地:石川県加賀市、代表取締役:大辻 むつみ)は、手書きしたくなる蒔絵のノートカバー「絆世TSUNAGUYO」を、2021年11月18日に発売しました。同商品はMakuakeのプロジェクトにて565%を達成いたしました。Makuakeストア上、当社ECサイト上で販売しております。ECサイト : Makuakeストア: 絆世TSUNAGUYO■開発背景蒔絵は日本の伝統工芸の技法のひとつです。茶道界では知られていますが、日常生活ではあまり聞き慣れません。原因は制作に時間がかかり、量産できないために高価になるからです。そこで蒔絵を知っていただくために、職人による手作業で、純国産品の高品質でありながらお手頃価格が実現するシルクスクリーン蒔絵を用い、モダンな柄で身近なノートカバーに蒔絵を施しました。■商品の特徴*表紙に蒔絵が施してあります京都の型絵染「伊砂文様」と「加賀山中塗」の蒔絵師がコラボレーションをして作成しました。日本の伝統を次世代に絆ぎたい想いで、伝統工芸の粋を集めて作りました。見る角度で色が変化し盛り上がった表情も持つ蒔絵の美しさがわかります。*表紙の文様には意味があります古くから伝わる和柄をモダンにアレンジした「伊砂文様」。先人たちはすべてのことに意味を持たせて行動し、その時々に合わせた「文様」に願いや想いを込めたと言われています。成就や厄除けの願いをこめて文様を選び心の安らぎが得られます。*モダンでおしゃれな空間でも違和感のないデザイン性の高さ男性でも女性でも使え、また飾ればおしゃれなインテリアとしても使用できます。*替えノート仕様表紙は長く使えるように替えノート仕様に工夫しました。付属ノートが終わった後は、弊社ECサイトでの購入または市販のツバメノートB6で交換可能です。菊KIKU■商品概要商品名 : 手書きしたくなる蒔絵のノートカバー「絆世TSUNAGUYO」発売日 : 2021年11月18日(木)種類 : 結YUI(縁)、菊KIKU(無病息災)、新芽SHINME(門出)、瑞雲ZUIUN(幸先良し)、桜SAKURA(幸運)価格 : 4,400円(税込)内容 : 1個(ノートカバー1、ノート1)(化粧箱入、説明書入)サイズ : 約 縦181mm×横130mm×厚15m素材 : ABS樹脂、ウレタン塗装、紙販売場所: 当社ECサイト Makuakeストア ※店頭での販売は調整中■会社概要商号 : 有限会社大辻漆器代表者 : 代表取締役 大辻 むつみ所在地 : 〒922-0274 石川県加賀市別所町漆器団地13-5設立 : 1976年1月事業内容: 漆芸創作漆器製造販売資本金 : 300万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】有限会社大辻漆器TEL : 0761-76-0612お問い合せフォーム: otuji612@circus.ocn.ne.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月07日滋賀県にあるMIHO MUSEUM(ミホ・ミュージアム)にて、2021年7月17日(土)から8月22日(日)まで、夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」が開催される。MIHO MUSEUM、精巧な金粉装飾"蒔絵"を歴史と共に展示蒔絵とは、金粉を用いて漆器を装飾する伝統的な装飾技法。平安時代頃から上流階級で愛玩され、安土桃山時代から近世にかけてより広い範囲で親しまれた。蒔絵が近世に隆盛を極めた背景には、戦国武将の存在があった。特に、豊臣秀吉に縁の深い高台寺蒔絵が一世を風靡し、伝統的な蒔絵師だけでなく、新興の蒔絵屋も活躍するようになった。夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」では、蒔絵が大きく展開した近世初頭から江戸時代前半の作品を中心に、伝統的蒔絵師と蒔絵屋の流れに繋がる名工を紹介。"蒔絵の時代"を、現代にいながら感じることができる。高台寺蒔絵から茶器、二大流派の重要文化財まで見どころは、銘文のある高台寺蒔絵の「沢瀉水葵蒔絵食籠」や、茶道をたしなむ町衆が使用したと思われる嵯峨棗「柳枝垂桜蒔絵面中次」など。また、二大流派である幸阿弥派・五十嵐派は大名にも重宝された名工で、「秋野蒔絵硯箱」「綾杉地獅子牡丹三葉葵紋婚礼調度」などの展示品は、重要文化財に指定されている。近世新興の蒔絵屋にはじめて注目近世初頭にのみ現れた蒔絵屋に注目した展覧会は、夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」が初めて。蒔絵屋に名工が誕生し、蒔絵師の家系となり受け継がれる、蒔絵の表現の多様な魅力も感じることができる。【詳細】夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」開催期間:2021年7月17日(土)~8月22日(日)会場:MIHO MUSEUM住所:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷 300入館料:一般1,300円、高・大生1,000円、中学生以下 無料※オンラインによる事前予約が必要。※各種提携割引の不可。※無料入館の場合も、事前予約による日時指定券が必要。※予約受付は、来館日の前週の火曜日午前10:00から開館時間:10:00~16:00※入館は15:00まで休館日:月曜日、8月10日(火)※8月9日(月)は開館【問い合わせ先】MIHO MUSEUMTEL:0748-82-3411
2021年05月13日ホテル雅叙園東京は、「百段雛まつり 青森・秋田・山形ひな紀行」を2019年1月18日(金)から3月10日(日)まで開催する。「百段雛まつり 青森・秋田・山形ひな紀行」は、過去9回にわたって開催され、延べ55万人を超える来場者数を記録する都内最大級の雛人形展。会期中は、ホテル雅叙園東京館内にある東京都指定有形文化財「百段階段」に、日本各地の歴史ある雛人形が集結する。第10回目となる今回は、青森・秋田・山形をテーマに、3県8地域より約1,000点の名品を揃える。旧家に伝わる優麗な古今雛から、高さ2メートルを越える圧巻の段飾り、手のひらにおさまる極小の雛道具まで、珠玉の雛人形が一堂に会する。関東初公開となる、旧弘前藩主津軽家の「蝋色笹唐草御紋付雛道具」は、普段は青森・弘前市立博物館に所蔵されている雛道具。全てを並べると全長16メートルにも及び、大名家の姫君の華やかな生活を彷彿とさせるような、婚礼調度の数々が揃う。その他、日本三大つるし飾りの一つに数えられる、山形・酒田の「傘福」を雛人形とともに飾った賑やかな演出や、秋田・由利本荘から出展される、黒漆に牡丹唐草の金蒔絵を施した、450個もの極小雛道具などを展示。展示会場である絢爛豪華な文化財と、貴重な雛人形がコラボレーションした、優雅な世界観を堪能できる。【詳細】百段雛まつり 青森・秋田・山形ひな紀行開催期間:2019年1月18日(金)~3月10日(日) ※会期中無休開催時間:10:00~17:00(最終入館16:30)会場:ホテル雅叙園東京住所:東京都目黒区下目黒1-8-1入場料:当日 1,500円、前売 1,200円(館内前売は1,000円、1月17日(木)まで販売)、学生 800円 ※要学生証呈示、小学生以下無料※セブンチケット(セブンコード069865)限定で中川政七商店の東北限定商品「東北ふきん」と入場券がセットになった、グッズ付チケット 1,500円を販売(なくなり次第終了)。※展示品保護のため撮影不可、「漁樵の間」のみ撮影可能【問い合わせ先】イベント企画TEL:03-5434-3140(10:00~18:00)
2018年12月16日プラチナ万年筆は18日、近代蒔絵で装飾した軸に、静電容量式対応タッチペンとボールペン、シャープペンを内蔵した4機能筆記具「近代蒔絵ダブルアクション+タッチペン」を発表した。発売日は21日で、価格はオープン。店頭予想価格は税別4,500円前後。近代蒔絵とは、シルク下地絵柄に金粉を手作業で蒔く技法のこと。同社によると、和柄を施した筆記具は外国人旅行客に人気があり、高価格帯でも売れ行きが良好という。外国人旅行客にとってスマートフォンやタブレットは必需品と判断し、今後のタッチペン需要を見込み、同社タッチペンシリーズに近代蒔絵モデルをラインナップする。ペン先は、黒/赤の0.7mm油性ボールペンに加え、0.5mmシャープペンを内蔵。後部には静電容量対応のタッチペン用パーツを備え、2個入り1,000円(税別)の交換用パーツも別売する。デザインは、チョウ、ウサギ、タンポポ、キクの4種類。本体サイズは、長さが135.5mmで最大径が9.6mm。重量は19.5g。
2015年02月19日「牙狼<GARO>」シリーズ最新作「絶狼〈ZERO〉-BLACK BLOOD-」が特典満載でBD&DVDで発売が決定したことを受け、涼邑零=銀牙騎士ゼロを演じる藤田玲のコメントが到着した。同作は「牙狼<GARO>」シリーズで絶大な人気を誇るキャラクター、涼邑零=銀牙騎士ゼロを主人公にした初の新シリーズ。シリーズ生みの親である特撮界のカリスマ、雨宮慶太が総監督を務め、物語や世界観の構築、新キャラクターのデザインを担当。「進撃の巨人」の小林靖子や演出担当の金田龍とともに、同シリーズの新たな地平を切り開いた意欲作だ。藤田は、「本当にスタッフ一同、キャスト一同、心をこめて、細部にわたって一つも気を抜かずに作った大切な作品です。是非Blu-ray&DVDで、何度でも観てもらえると嬉しいです」と万感の想いを吐露。「特典映像も小西遼生君との対談や、愉快な新しい仲間たちの素の姿とか、他にも色々盛りだくさんになっています」とのことで、ファンは要チェックだ。映像特典として、劇場で上映した小西遼生×藤田対談の長尺完全版などを収録するほか、封入特典としてSPブックレットがつくほか、豪華フォトカードセット、シルヴァ豪華版うつし金蒔絵(蒔絵ステッカー)、応募抽選券(初回出荷分のみ封入。締め切り後無効)などを初回限定で封入予定。雨宮慶太描き下ろしデザインのアウターケース仕様も見逃せない。「絶狼〈ZERO〉-BLACK BLOOD-」2014年8月29日(金)Blu-ray&DVDディレクターズ・カット版BOXリリース!【セル】Blu-ray BOX<全1BOX>価格:10,800円(本体)+税【セル】DVD BOX<全1BOX>価格:9,800円(本体)+税発売元・販売元:ポニーキャニオン<レンタル壱>2014年8月5日<レンタル弐>2014年9月2日(C) 2013「絶狼」雨宮慶太/東北新社(text:cinemacafe.net)
2014年06月20日セーラー万年筆は、優美蒔絵(ゆうびまきえ)と不二家ペコちゃんとのコラボレーション商品「ペコちゃん優美蒔絵複合ペン(2色ボールペン・シャープペンシル)」を、11月12日に発売した。価格は3,465円。優美蒔絵は、日本の伝統工芸である蒔絵の美しい模様を現代技術で表現したもので、独特の色彩とあでやかさが魅力となっている。このほど発売した同商品は、ふた部分と胴部分に振り袖を着たペコちゃんを優美蒔絵で表現した複合ペン。愛らしいペコちゃんと日本の伝統技術が調和した、新しい美が楽しめる。ペンはブラック・レッドの2色ボールペンと、回転ノック式のシャープペンシルの複合タイプ。本体カラーはブラックとレッドの2色。箔(はく)をあしらった特製オリジナルケース付き。不二家ネットショップ「ファミリータウン」で販売している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月13日