『共喰い』(2013年)の青山真治監督が、初めてWOWOWの連続ドラマWを手がけた『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』(1月24日スタート 毎週土曜22:00~※第1話無料放送)。原作は、2009年に「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した中山七里の同名小説だ。主演は、同局の連続ドラマW『震える牛』(2013年)の熱演も話題となった三上博史。2人のタッグは、青山監督作『月の砂漠』(2001年)以来、13年ぶりとなった。本作で「何かが、起こる!」と期待を胸に撮影に入ったという三上博史にインタビューした。『贖罪の奏鳴曲』は、生きる意味、贖罪の意味を問う法廷ミステリー。三上が演じるのは、過去に殺人を犯したという異色の経歴をもつ、不敗の弁護士、御子柴礼司役だ。法外な報酬を取る悪名高き弁護士の御子柴だが、ある日、絶対的に不利な立場にある、保険金殺人事件の国選弁護士を買って出る。御子柴が弁護する未亡人・東條美津子役に、『月の砂漠』でも共演したとよた真帆、その息子・幹也役に『寄生獣』(公開中)の染谷将太、御子柴と対峙する刑事・渡瀬役にリリー・フランキーが扮する。――13年ぶりに青山監督の現場に入られていかがでしょうか?『月の砂漠』でご一緒してから、ずっと何かをやろうとは言っていたんですが、まさか連続ドラマをできることになるとは。原作もありますし、また新たな挑戦ってことで、面白いと思いました。しかもWOWOWは、いかんなく青山監督の実力を発揮できる場だと思ったので、うれしかったですね。――青山監督の演出の魅力はどんな点でしょうか?青山さんは個性的です。監督って、わかりやすく言うと、画作りに走る監督と、芝居が大好きな監督に大きく分かれると思うんですが、青山さんに関して言えば、その2つが絶妙なバランスにある方です。そういう人って、いそうであまりいない。すごく細かいところまで見ているし、芝居に対してのアイディアもくれる。僕はこの歳になっても意地汚い役者なので、自分が成長できる種子、種みたいなものはいつも探しているんです。そういう意味では毎日違う種を蒔いてくれる、すごく貴重な監督です。――バックグラウンドが複雑な御子柴の役作りはどんなふうにされていきましたか?僕は役作りって言葉が大嫌いで、自分がこれまでに培ってきたメソッドとして、役というのは作るものではなく、生まれてくるものだと思っています。とにかく自分をなくす、自分の美意識、美学など、すべてを捨てるという作業ですね。できるだけ空っぽにして、何度も台本を読んで、隅々まで入っていくようにしています。――御子柴役にアプローチしていって、難しかったのはどういう点ですか?ちょっと破綻しそうな物語なのに、小説は中山先生の筆の力で、何とか際どくまとまっているんです。それを敢えて映像にするってことで、説得力をどう出すかが難しかったです。御子柴の弁護のモチベーションが何かというと、正義じゃない。では、贖罪の意識だけを考えて演じてしまうと、こんなことはないよねと思ってしまう。では、母親への憎悪なのかというと、それにも納得がいかない。憎悪の裏にある、ラブ&ヘイト、それらを多面的に取り込み、微妙なさじ加減でやっていきました。全4話あるので、どのように分配していくかってところもありましたし。途中でトイレに立ったり、お茶を飲みに行かれたら終わりだと思うくらいに僕は演じていたつもりです。――刑事・渡瀬役にリリー・フランキーさんと初共演した感想を聞かせてください。渡瀬役がリリーさんだという話を聞いた時から、すごく楽しみにしていました。リリーさんなら、刑事の典型とかにはなりえないというか、そういうアプローチはしないだろうと思っていたので。今までお会いしたことがなかったけど、ものすごく興味はありました。実際に現場ではとても興奮しましたね。――幹也役の染谷将太さんとの共演はいかがでしたか?染谷さんが幹也役に決まった時も、かなり期待値が上がりました。僕はずっと現場で彼にインタビューをしています。作品は何から始めたの? とか、何歳の時の記憶はあるの? とか。やっぱり彼のメソッドを盗みたいからです。今はまだ撮影中で探り合いの毎日というか、すごく刺激的な日々を送っています。特にこれから最後の山場が残っているので、気を緩められない状況ですね。みなさん、本当に素敵だからこそ日々、バトルなんです。――"バトル"というのは現場で常に感じている思いですか?基本的に、いつもそうだと思います。今年はこの前にドラマ『明日、ママがいない』に出ていましたが、どうやったら芦田愛菜ちゃんに持っていかれないようにできるんだろうと、しっかり考えていました。さらに鈴木梨央ちゃんという伏兵がいたりしたし。一瞬、気を抜いたら、僕が持っていかれるというよりも、僕の役が霞んでしまう。僕の役は、台本のなかでちゃんと役割があるので、引き潮に流木が持っていかれるような状態になってしまうと、作品自体が成立しなくなるから、そこはふんばるしかなかったです。『贖罪の奏鳴曲』では、いろんな方が日替わりでやってくるので、どっしりと対峙していかないといけない。――長いキャリアの中で、作品への向き合い方は変わったりしましたか?僕は15歳で俳優を始めて、もう40年近くやらせてもらっていますが、最初の頃は自意識で演じていた部分が多かったと思います。今日この役をやったら明日は違う役をやりたいとか、良い人をやったら今度は悪い人をやりたいという感じでね。でも、30歳を過ぎたくらいから、お客さんの目線の方がすごく重要になってきて、どうやって作品を楽しんでもらえるかってことを考えるようになりました。そのためには、自分を消すしかなくて。もちろん、自分に求められているのはこういうものだから、どんな役をやってもそういうものを提供するというタイプの役者も立派だとは思います。でも、僕は作品重視。「あれ? 三上博史ってどこに出ていた?」というくらいに変えないと、作品が面白くならないと思っています。体の外見は変えられないけど、髪型、歩き方、声音、しゃべるテンポなど、1つひとつを変えていけば、作品が立ってくるのかなと思っています。――これまでに、俳優業をやってきた中での葛藤は有りましたか?さんざんいじめられた時期がありました。僕は、俳優が自分の私生活をあからさまに売りにするという時代のちょうど過渡期の人間な気がします。作品に一生懸命向き合い、寡黙になればなるほど、想像力が掻き立てられるんでしょうね。ネットも始り、誹謗中傷など、ありとあらゆる悪が出てきた時代で「じゃあ、勝手に言ってろ」と思った時期もありました。今は苦しいけど、いつか認めてくれる人がいるんじゃないかということで。ただ、ちょっと失敗したかなと思ったのは、30代後半で自分のブランドを作ってこずに、役のブランドばかりを作ってきたことかなと。でも、血を流しながら積み上げてきたものを、今さら放り投げることは絶対にできないし。たぶん普通じゃ生きられない。僕は本当に幸運で、こうやって役をいただけるだけで、すごく幸せなんです。それをまだ売りにはできていないけど、そうできるように、みなさんに応援してほしいです。
2015年01月23日弓弦イズルのライトノベルが原作で2011年にTVアニメ化された『IS<インフィニット・ストラトス<』に登場する「凰鈴音(ファン・リンイン)」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。 2015年5月発売予定で、価格は4,000円(税別)。本作のヒロインの1人であり、中国の代表候補生で織斑一夏から"セカンド幼なじみ"と言われている凰鈴音が「ねんどろいど」で立体化。同シリーズとしては、『ねんどろいど 篠ノ之箒』『ねんどろいど セシリア・オルコット』に続く「ねんどろいど」化となる。原型制作は、めーんが担当。表情パーツは、オープニングのキメポーズ「ウインク」顔と「ニヤリ」顔、「上目遣い」顔を用意し、オプションパーツの「酢豚弁当」と座り下半身、曲げ腕を組み合わせてランチタイムが再現可能。また、特徴的な黄色のリボンやちらりと覗く八重歯なども細かく再現され、ツインテールの根元はねんどろいどジョイントが埋め込まれているため、ポージングによって角度を変えることができるという。商品価格は4,000円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は12月10日21:00。商品の発売および発送は、2015年5月を予定している。(C)2011 Izuru Yumizuru, PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION MEDIA FACTORY/Project IS
2014年11月16日綾瀬はるか主演のNHK大河ドラマ「八重の桜」(’13)で主人公・新島八重の幼少期を演じ注目を集めた弱冠9歳の実力派女優・鈴木梨央が、ジャニーズJr.の岸優太と初共演にしてW主演を務めるドラマ「お兄ちゃん、ガチャ」(日本テレビ)で2015年1月より深夜枠でスタートすることが発表された。「ひとつ屋根の下」シリーズや「理想の息子」「明日、ママがいない」などで知られる野島伸司が脚本を担当。誰もが一度は願ったことがあるであろう、“理想のお兄ちゃん”をガチャで選ぶという斬新なファンタジー設定のもと、家族愛や兄妹愛、男女の友情を少女の目線で描き出す。本作の主人公となるのは、母・姉・弟・妹から家事全般を任され、冴えない毎日をおくる小学生の少女・ミコ(鈴木梨央)。ハードな現実から逃げ出したいミコはある日、“お兄ちゃん”を召喚できるガチャを手にする。その日からミコの世界は一変。ドSなお兄ちゃん、いつも笑顔なお兄ちゃん、イケメンなお兄ちゃん、ちょっぴり見た目は怖いけどいつも私を守ってくれるお兄ちゃん…そんな夢のような“お兄ちゃん”が次々と目の前に現れる――というもの。鈴木さんとW主演を務める岸さんは、ミコがガチャで引いたSランクの“お兄ちゃん”という役どころ。そのほかの“お兄ちゃん”たちにも松倉海斗を始め、深澤辰哉、阿部顕嵐、森田美勇人、京本大我、松田元太、岩本照、玉元風海人らジャニーズJr.のイケメンたちがずらり。女子垂涎のドラマとなること必至だ。鈴木さんも「みんな個性的でカッコいいです」といいつつ、やはり「その中でもし私が選ぶなら、トイ(岸さん)がいいです。すごくカッコよくて、面白くて、優しくて、本当のお兄ちゃんになってほしいです。私にはお姉ちゃんがいるんですけど、お兄ちゃんもほしいです!守ってくれたり、しょんぼりしたとき励ましてくれたりしたら嬉しいなと思います!」と主人公・ミコさながらのコメントを寄せている。一方の岸さんは、「(鈴木さんと)初めて会ったとき、自分よりきちんと挨拶ができていて驚きました。今でもあの時の自分の挨拶に悔いが残っています(笑)。一緒に演技をして圧倒されることもありますね。普段は子供っぽいところもあるのに、スイッチが入ると女優になってすごいなと思います。僕にもとてもいい刺激になります。負けていられないです」と良きライバルの出現に気合い十分といった様子だ。ドラマ「お兄ちゃん、ガチャ」は2015年1月スタート/毎週土曜深夜~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月12日藤原竜也と岡田将生が再び競演を果たす、人気ドラマの劇場版『ST 赤と白の捜査ファイル』。このほど、安達祐実、ユースケ・サンタマリア、天才子役の鈴木梨央の新キャスト3名の出演が発表され、その役柄が明らかとなった。対人恐怖症の天才分析官・赤城左門(藤原竜也)とお人好しのキャリア警部・百合根友久(岡田将生)が所属する、サイエンティフィック・タスクフォースこと、通称“ST”チームが難解な事件に挑む姿を描いた本シリーズ。劇場版では、囚人の脱獄を仕組んだ天才ハッカー・鏑木が焼死体で発見されたことから物語は幕を開ける。殺人の容疑者として逮捕されたのはSTリーダー・赤城左門。それと同時にSTは解散に追い込まれてしまう。真相がつかめないまま時が過ぎようとしていたが、突如、赤城が拘置所から脱走。警察は追跡にSTメンバーを招集し、「赤城 vs STメンバー」の逃走劇が始まる。一方、赤城の無実を信じる百合根は、独自の捜査で感染したコンピューターから情報を抜き取るサイバー暴露ウィルス“フギン”が事件の鍵を握っていることに気づくのだが…。そんな緊迫感が漂う本作で今回、明らかとなったキャスト陣が演じるのはまさにキーパーソンといえる、物語を語る上で重要なキャラクターたち。ユースケ・サンタマリアが演じるのは、囚人の脱獄を仕組んだ天才ハッカーにして、やがて国家を揺るがす大事件の黒幕である鏑木徹。さらに、芸能生活30年を超えた実力派・安達祐実が扮するは、鏑木と元同僚でサイバー暴露ウィルス“フギン”について知る謎の女・堂島菜緒美。その娘・堂島椿を演じるのは、天才子役として注目されている鈴木梨央だ。果たして、この新キャラクター3人が藤原さんと岡田さんとどのような演技を魅せてくれるのか注目だ。劇場版『ST 赤と白の捜査ファイル』は2015年1月10日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月27日女優の満島ひかりと石原さとみが10月23日(木)に開催された「東京ドラマアウォード2014」において、それぞれ「主演女優賞」「助演女優賞」に輝いた。昨年7月から今年6月の1年に放送されたTVドラマを対象に、優れた作品、個人を表彰するもので、満島さんは夫を亡くし、2人の子どもを抱えたシングルマザーとして生きる女性を力強く演じたドラマ「Woman」、石原さんは魔性のヒロインを演じた月9ドラマ「失恋ショコラティエ」における演技が評価されての受賞となった。満島さんと共に、娘役を演じた鈴木梨央、息子役を演じた高橋來も登場し「おめでとうございます」と満島さんを祝福。満島さんは満面の笑みを浮かべ、子どもたちと手をつなぎ「1年ちょっとぶりに会ったけど、すぐに(母子の関係に)戻れました」と語った。初の母親役に関しても「2人の母親になれるのか?最初は不安でしたが監督が『あの2人が“お母さん”と呼んだり、甘えてきたりすることで母親にさせてもらえるから大丈夫』とおっしゃって下さって、本当に2人のおかげで母親になれたと思います」とふり返る。また、母親役を経験したことでの変化を問われると「誰かのために生きるってすごくいいことだなと改めて実感しました。2人が現場にいてくれてすごく楽しかったです」と愛情たっぷりの表情で語っていた。石原さんは「失恋ショコラティエ」で人妻でありながら松本潤演じる主人公を魅了し、惑わすヒロインを演じ、大きな話題を呼んだ。「オンエアのとき、オンタイムで見てくれる友達が多くてリアクションも大きかったです」と当時から手応えや反響を感じていたよう。小悪魔的な役柄に関しては「そういう役をやったことがなくて新鮮でした。事前に勉強で女性誌を読んだり、活躍しているかわいらしい女性タレントの方はアナウンサーの方のメイクや仕種、ファッションを観察しました」と明かす。撮影に入って「最初は難しくて『もっとブリッコで!』『もっとキャピキャピと!』『もっと声を高く』と言われ続けていました」とふり返るが、演じながら「楽しめるようになりました」と充実した表情を見せていた。(text:cinemacafe.net)
2014年10月23日こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。みなさんの周りには、「なぜだか幅広い世代の人にモテる」という女性はいませんか。特に自分よりも美人というわけではないし、分かりやすい魅力があるわけではないのに・・・・・・。そんな女性の中でも、例年より寒いこの冬、最も愛されているのが“人なつっこい”キャラ。有名人でたとえるなら、『あまちゃん』出演の能年玲奈さんや有村架純さん。モデルの本田翼さんや水原希子さん。あるいは、子役の芦田愛菜ちゃんや鈴木梨央ちゃんが、男性たちの支持を集めています。見た目だけなら、他にもかわいい人はたくさんいるのに、人なつっこい彼女たちが人気を集めるのはなぜでしょうか。今回はその理由を探っていきます。■話しかけやすいから横に座る昨年の『あまちゃん』ブームあたりから、人なつっこいタイプの女性がモテはじめていましたが、この冬になってその傾向が加速。飲み会などでも、“気が利く”女性より“話しかけやすい”女性の株が上がっています。ここ数年、草食系や会話力に自信のない男性が増えていたこともあって、どちらからともなく声をかけ合える女性は、それだけで魅力的に映るもの。横に座りたくなるし、会話が弾む分、共通点も見つかりやすく、少し女性らしいところやマジメなところを見せただけで、勝手に「いい子だな」と思ってもらえるのです。■笑顔とクルクル変わる表情男性が集まって女性の話をすると、必ず話題になるのは、「やっぱり笑顔の多い女の子はいいよね」という言葉。さらに、「ホント笑わない子が増えたから癒される」という話になります。女性同士だとなかなか気づかないものですが、男性たちは「無表情、不愛想な女性が増えた」と思っているのです。その点、笑顔が多い女性は、それだけで人なつっこい印象に。さらに、ほんの一瞬、真剣な顔、驚いた顔、怒った顔、悲しげな顔を見せただけで、良い意味でのギャップを感じてもらえるのです。ほとんどの男性は、表情豊かな女性が大好き。だからアイドルや女子アナは、大して面白くないようなことでも大きなリアクションを取っているのです。■見たままで、ウラの顔がなさそう男性の思考回路は、総じて単純。人なつっこいタイプの女性を見ると、「見たままの子だな」「隠しごとがなさそうな子だな」と思い、安心してアプローチできるのです。口説く側に回ることの多い男性は、日ごろ「傷つきたくない」と思っていますし、とりわけ女性を口説くことに慣れていない20代の男性たちは、そう感じているもの。また、もし人なつっこい女性にウラの顔があったとしても、「まあ天然だから仕方ないか」「小悪魔だったか~」とみなしてやりすごせます。■自然体だから恋愛の話がしやすい今回のテーマとは逆の「この冬、最もモテない女性」は、ズバリ“恋愛体質”の人。執着や依存を感じさせる重いタイプの女性は、とにかく警戒されます。その点、人なつっこいタイプの女性は、重さとは無縁の存在。構えずに会話できるし、恋愛に関する話も気楽に話せるものです。また、「恋人がいない」「恋人が欲しい」と自然体で言えるのも、人なつっこい女性の強み。だから飲み会やイベントの案内メールがもらえるし、友だち感覚で軽めのデートにも誘ってもらえるのです。■「気軽さ」と「親しみやすさ」でモテるこれ以外の理由では、「気軽に名前を呼んでくれる」「軽いツッコミを入れる」「人を選ばずに話している」「見た目で背伸びしない」などの理由があります。今回挙げたことに共通しているのは、“気軽さ”と“親しみやすさ”。寒さが身に染みる冬は、それらを感じるだけで癒され、「素直でかわいい女性」「良い関係が築けそう」と思ってしまうのです。ただ、口先だけで人なつっこい女性を演じても、男性たちは反応しません。表情や体全体からそんな雰囲気が出ているかどうか、周りの男友だちに聞いてみてください。(木村隆志/ハウコレ)
2014年03月04日8月10日(土)公開の、ブラッド・ピット主演作『ワールド・ウォーZ』で、主人公ジェリー・レインの愛娘レイチェルとコニーの日本語吹替版声優に、注目の子役、鈴木梨央と佐藤芽が抜擢された。その他の画像本作は、人間を凶暴化させる“謎のウイルス”の発生により人類滅亡の危機にさらされた世界で、元国連捜査官のジェリーが、世界を救うべき使命と、愛する家族を守りたいという思いの間で葛藤する姿が描かれる。長女・レイチェルを演じる鈴木は、大河ドラマ『八重の桜』で八重の少女時代や、放映中のドラマ『Woman』で満島ひかり演じる青柳小春の娘・望海を熱演するなど、演技派子役として注目を集めている。次女・コニーを演じる佐藤は、2011年にクレラップのCM“お姉ちゃんと勝負篇”に出演しその愛らしさが話題になった。2人は「セリフを合わせるのが難しかった」と話すも、ジェリーのようなお父さんを「カッコイイ!」と大絶賛。また、「(レイチェルも)私も少しこわがりなので、そこは似ている」(鈴木)、「(コニーと似ているところは)おねえちゃんとなかよしのところ!」(佐藤)と語るなど、それぞれの役に自分を重ね合わせた部分もあったようだ。ブラッド・ピットの日本語版声優としてお馴染みで、本作でもジェリーの声を務める堀内賢雄は、「この作品のテーマは家族。レイチェルやコニーの演技も含め、レイン一家の演技の絆はバッチリ」とアピール。先日、ジェリーの妻で娘たちの母カリン役の声優に、女優・篠原涼子が抜擢されたことも話題となったが、吹替版で見られる“家族”の絆にも注目だ。『ワールド・ウォーZ』8月10日(土)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2013年07月26日小田原鈴廣は12日、鈴廣かまぼこ玉川髙島屋S・C店を、「板かまぼこ専門店」としてリニューアルした。同店は、お祝いや季節の贈答品、ちょっとした手土産やプチギフトに”かまぼこ”を選べるよう、天然素材のみで作られた板かまぼこを多数そろえる。また、新店の特徴として、店舗で購入した板かまぼこに、手書きのメッセージやイラストをプリントする「プリかま」の機械を設置し、注文から30分~1時間ほどで持ち帰ることができる。なお、「プリかま」を注文後、その場で持ち帰れる店舗としては都内初とのこと。プリントするメッセージやイラストは、店舗にて手書きすることも、データとして持ち込むこともできる。「絵を描くのはちょっと苦手……」という利用者に向け、豊富なデザインも用意しているという。今回、リニューアル記念として4月12日~16日、3,000円以上の購入者に「ミニかまぼこ」をプレゼントする。各日先着30名限定となる。所在地は、東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川髙島屋S ・C 地下1F。営業時間は10時~21時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月13日20世紀に実在したドイツの伝説的女優マレーネ・ディートリッヒの半生を、和央ようか主演で描く舞台『ディートリッヒ』が10月29日、東京・青山劇場にて開幕した。和央が主演した2010年の初演から2年ぶりの再演。演出や脚本、共演者、楽曲は一新され、新しい作品として生まれ変わっている。20世紀初頭、サイレント映画からトーキーへと、映画そのものが大きく変わっていった時代。『嘆きの天使』のヒロインに抜擢されたディートリッヒは、母と娘をベルリンに残して、ハリウッドへと進出。その挑発的な態度と妖しい魅力で、一躍映画界のスターへと上り詰める。アメリカで次々と成功を収めていく彼女だが、祖国のナチス・ドイツは彼女の影響力を利用しようと圧力をかけるようになる。表現の自由を奪うナチスに反発したディートリッヒは、愛する母を残してきたことに心を痛めながらも、祖国のためにあえて反ナチスを掲げることを決意。第二次世界大戦中はアメリカ国民として、自ら慰問団に志願して前線に赴き、そのとき兵士たちに歌った「リリー・マルレーン」は、多くの人々の心を揺り動かすことになる。激動の中にあっても、自分の選んだ道をひたむきに信じて真っ直ぐ生きていくディートリッヒを、宝塚で男役を極めた和央が強くしなやかに演じる姿が印象的な舞台だ。開演前に行われた記者会見で和央は「ディートリッヒはひとことでいうとカッコいい女性。その生き方とともに、裏にある彼女自身の葛藤や哀しみなども描き出したい。私もこの役を演じながら強くなれたと思う。観終わったあとに、勇気や希望そして温かいものを感じていただける作品」とコメント。ディートリッヒの女優としての輝きや信念の強さといった言葉では表しきれない部分を、生身の女優・和央ようかを通して体感できるのは本作の醍醐味だ。ディートリッヒの母、ヨゼフィーネを演じる今陽子が「テーマは“愛”。マレーネ役のたかちゃん(和央の愛称)とは本当の親子のように仲良しなのでステキな母娘を演じたい」と語ったように、娘のマリア役の新垣里沙を含めた親子3世代のドラマも見どころ。そのほか奔放なエディット・ピアフとの友情や、俳優ジャン・ギャバンとの恋など、さまざまな角度から見えるディートリッヒ像。その生き様からは、誰しも信念をもって強く生きていくことへの勇気をもらえることだろう。11月4日(日)まで青山劇場で上演した後、11月16日(金)から18日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて公演を行う。取材・文:大林計隆
2012年10月30日安田成美・木梨憲武のおしどり夫婦に何があったのか?おしどり夫婦として知られている女優、安田成美(45)とタレント、木梨憲武(50)夫妻の不仲が取り沙汰されている。木梨の長期のホテル住まいの様子を女性セブン・6月28日号が掲載している。女性セブンによると3月初旬のある夜に都内の高級ホテルで一人中華料理を食べ、4月初旬の朝早く同じホテルでフランス料理を食べて、ゴルフに出発。5月、6月にも同じホテルから出かけていったり、友人の佐藤浩市と食事を共にしているという。春頃から木梨が滞在しているホテルは、家族で暮らしていた高級住宅街にある豪邸から、車で5分ほどの距離だという。木梨の周辺には妻も子供も見かけない木梨と安田は1994年に映画で共演し結婚、二人の息子と娘をもうけ、おしどり夫婦で有名だった。しかし、最近の木梨の周辺には家族を見かけることは無いという。メディアへの露出が多くなった安田成美最近の安田は4月28日に公開された映画「HOME 愛しの座敷わらし」で水谷豊と夫婦役で出演、またフジTVで鈴木福主演の「一休さん」に伊予の局役で出演するなど精力的に仕事をこなしているようだ。木梨がホテルを引き払い、夫妻と3人の子供達の家族団らんが早くかえってくる事を願いたい。元の記事を読む
2012年06月15日誕生以来、妖艶な悪の色香で世界中の人々を魅了し続ける“ドラキュラ”。その憂いを帯びた男性キャラクターを女優の和央ようかが演じることで話題のミュージカル『ドラキュラ』が8月20日夜、東京国際フォーラムで開幕した。『ジキル&ハイド』などで日本でも著名なフランク・ワイルドホーン作曲による本作は、2001年に初演。その後2004年にブロードウェイ、2007年にオーストリアで特別上演され、今回はオーストリア・グラーツ版での上演となる。和央の宝塚退団公演を手掛けたワイルドホーンたっての希望で、世界初の女性が演じるドラキュラが誕生。加えて、ドラキュラの運命の女性・ミーナを演じるのは、和央との黄金コンビで知られる元宝塚娘役トップスターの花總まり。圧倒的完成度を誇る伝説のコンビが、血生臭くも美しい愛の物語を演じる。出演は他に鈴木綜馬、安倍なつみ、小西遼生ら。演出は吉川徹が手掛ける。チケット情報青年弁護士ジョナサンをトランシルヴァニア城に出迎えたドラキュラ伯爵は、彼の婚約者ミーナの写真に心を奪われる。ジョナサンの生血を吸い若々しい姿に生まれ変わった伯爵は、ミーナの親友ルーシーへの誘惑を手始めに、徐々にミーナに接近。その行く手に、ヴァン・ヘルシング教授とその仲間たちが立ちふさがる……。ゴシックでロマンチックな世界観にどっぷり酔える3時間だった。その一番の要因はやはり和央演じる中性的なドラキュラにあるだろう。最初は老いた姿のドラキュラが若さを手に入れ颯爽とした姿で現れたとき、現実離れしたものの存在感に目を見張った。自分本来の人間らしさ、女性らしさを排除し、ここまで非リアルな存在を体現できるのは、やはり6年もの長きにわたり宝塚男役トップスターに君臨した和央ならではであるだろう。その非リアル性に大きく貢献したのは言わずもがな、盟友・花總まりの存在。気高く賢い、いわゆる理想的な女性でありながら、ドラキュラの倒錯した魅力に本能的に惹かれてゆくミーナの愛と苦悩を演じきる。ドラキュラとのキスは、まるでラブシーンのお手本のような美しさだった。またワイルドホーンといえば、聴く者の心を激しく揺さぶるドラマチックな楽曲で知られるが、本作でも印象的なナンバーが次から次へと押し寄せる。歌、ダンス、ビジュアルなど大事な歯車がすべてピタッと噛み合うことにより、極上の陶酔感が味わえた。東京公演は9月11日(日)まで。その後、9月15日(木)から9月18日(日)まで梅田芸術劇場 メインホール(大阪)にて上演される。チケットは発売中。取材・文:武田吏都
2011年08月22日和央ようか主演のミュージカル『ドラキュラ』の製作発表が7月21日、都内で行われ、和央をはじめ花總まり、安倍なつみ、鈴木綜馬、小西遼生らが登壇した。和央がドラキュラ伯爵役を女性として世界で初めて演じ、また宝塚退団後初の男役に挑むとあって、注目を集めた。ミュージカル『ドラキュラ』他の写真本作はブラム・ストーカーによる怪奇小説を原作に、『ジキル&ハイド』で知られるフランク・ワイルドホーンが作曲を、ドン・ブラックとクリストファー・ハンプソンが作詞・脚本を手がけたミュージカル。2001年での米国カリフォルニア州で地方プレミアを皮切りに、2004年にはブロードウェイに進出、その後2007年に行われたオーストリアのグラーツで1か月上演されたものを、今回日本版として本邦初演する。ワイルドホーンが和央の宝塚退団演目『NEVER SAY GOODBYE』の作曲を手がけている縁もあり、和央版ドラキュラのために新曲「I HAVE ACHOICE(選ぶべきもの)」を新たに書き下ろしている。製作発表では和央が新曲「I HAVE A CHOICE(選ぶべきもの)」を、花總は「IF I HAD WINGS (翼があれば)」を歌唱披露した。いずれも切なくドラマチックなメロディラインで綴られており、和央は役作りに関して「今回はドラキュラのシンプルなストーリーですが、素敵なフランクさんの曲が乗っているので、その曲に自分の感情を上手く合わせていけばいい」とし、「『ドラキュラ』という作品は世界中にさまざまなバージョンがあるが、あまり何かの作品のドラキュラを真似しようとは思っていない」と語った。また今回、和央はミーナ役の花總、ルーシー役の安倍、ジョナサン役の小西の血を吸い、ヴァン・ヘルシング役の鈴木と対峙するが、そんな和央に花總は「稽古場でルーシーを襲っていく姿が第三者として見ていてドキドキする」とコメント。一方、和央は「毎日いろんな方の血を吸わせていただいて、とても楽しくクセになりそう」とおどけて見せた。「人の血を吸って生きることは、愛する人を食べちゃいたいくらい愛おしく思ったり、もしかすると愛を与えたりすることかもしれない。世界初、女性が演じるドラキュラだからこそ、その内面に迫ってみたい」と語るのは演出の吉川徹。中性的でミステリアスな和央版ドラキュラは、8月20日(土)から9月11日(日)まで東京国際フォーラム ホールCにて。その後、9月15日(木)から18日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演する。チケットはいずれも発売中。なお東京公演は7月30日(土)まで、特製クリアファイル付チケットの発売キャンペーン(S席)を実施中。
2011年07月25日