日々話題を集めるエンタメニュースも、経済目線で知ればもっと面白くなる。そこで『ORICON NEWS』は、エンタメをこよなく愛する経営コンサルタント・坂口孝則氏に、エンタメにまつわるニュースを経済視点で解説してもらう企画『オリコンエンタメビズ』を連載中。今回は、大ヒットを記録中の映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(4月12日公開)について、解説してもらった。■「スタッフが仲が良い」購入理由に衝撃先日、仕事で消費者の声を読んでいて驚きました。その企業の商品を購入してくれた理由として「社員同士が仲良さそうに見えたから」というのがありました。わかりますか?たとえばみなさんがクルマを買うとします。そのとき、自動車メーカー同士を比較して、もっとも仲が良さそうな会社から買う、というのです。そういえば、たとえば、お笑いコンビも舞台上だけではなく、舞台裏でも仲が良くてほしい、と願望を抱くファンが多いそうです。私は、むしろ自動車メーカーの内部でバチバチの議論をしたり、お笑いコンビでも仲が悪くネタを批判し合ったりするくらいのほうが、良いものができるのではないか、と信じます。しかし、私は古いのでしょう。仲の良さが、品質の良さにつながる――と事実は別としても、そう思う消費者がいるわけです。もはや現代では、仲の良さがビジネス上の訴求性につながり、最強のマーケティング・ツールであることに私は衝撃を受けました。そういえばお笑いの兄弟コンビ・ミキは「お兄ちゃん」と呼んでいるのが、仲むつまじい感じが伝わってきますもんね。彼らの人気がそれだけとは思いません。もちろんネタの至高性があってこその人気です。でも、兄弟コンビのしぶとい人気を見るに、受け手側の舞台裏への想像力も一因ではないかと思うのです。■「子ども×何倍もの集客を実現」世代をつなぐ仕掛けさて、先日、映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が公開されました。当原稿執筆時点では、驚くべきことに公開10日間で興収65億円を突破したようです(現在は公開18日間で観客動員644万人、興行収入92億円を突破)。前作が昨年の『名探偵コナン 黒鉄の魚影』で打ち立てた138.8億円ですから、これを超える可能性がかなり高いように思います。しかも前作は2023年で新型コロナが5類に移行する前でした。今作の伸びを期待する理由はあるように感じます。ところで、このコナンシリーズについては、4月から5月に公開することで日本人の習慣化を狙った点、そして家族単位で呼び込むことで、子ども×何倍もの集客を実現した…とビジネス観点からは解説します。それは間違いではないでしょう。実際に私は公開翌日に観たのですが、息子2人と妻、合計4人で行きました。しかも毎年のことです。つまり私自身がその手法に“堕ちている”わけです。現在、国内の映画興行収入は年間で約2200億円といわれます。そしてもちろん正確な統計はないのですが、国民年間の映画鑑賞本数が1~2本程度とされています。国民は1億2000万人ほどおり、成人の鑑賞料金が2000円とすると、まあ遠くない数字ですよね。逆に言えば、映画の作り手としては、年に一回くらいしか劇場にやってこない国民を奪い合っている構図です。私は昨年、劇場に行った回数が53回で、配信でも相当数を鑑賞しました。こういう人間は少数派ということでしょう(遠い目)。ただ、今回の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は、この通説以上のビジネス上の工夫が凝らされています。今回は原作連載30周年の記念年です。そこに決定的な作品をぶち込んできた印象です。ネタバレになるのであまり言えませんが、北海道での土方歳三をモチーフにしてミステリー・歴史好きにも訴求し(ところで同じテーマだった映画『ゴールデンカムイ』と公開時期が近いのは偶然でしょうか)、魅力的な荒唐無稽のアクションはそのままに、ラブコメや、家系の謎も散りばめています。とくに、コナン、キッド、敵キャラともに、先祖からの呪縛と葛藤を描いており、映画館に来た「子どもと親」あるいは「子どもと祖父母」を刺激するように描いています。もしかすると観に来た子どもは、劇中で出てくる服部平次と遠山和葉のラブコメについて意味不明かもしれない。そして、当原稿の読者も「服部平次」「遠山和葉」って誰だ、と思っているかもしれない。いいんです。事前知識ぬきで映画は楽しめる。しかし、探究心があれば、たとえば『名探偵コナン 迷宮の十字路』、『名探偵コナン から紅の恋歌』など過去作品を観て、さらにキュンキュンする導線が用意されています。そして、コナンの沼へ…と見事な仕掛けがあります。■現代に必要不可欠な“仲良し”マーケティングさて、ここからは、深読みです。劇場を見ると、子どもたちと母親の組み合わせが多い。これは絶対数というよりも、他の映画と比べると「子ども+父親」よりも「子ども+母親」の組み合わせの比率が多いのです。その象徴が一流女性誌『anan』(マガジンハウス)でしょう。なんと、最新号では表紙に男性2人が登場しました。映画コナンの工藤新一(≒江戸川コナン)と黒羽快斗(≒怪盗キッド)でした。その2人が、触れ合っている姿があまりに印象的です。そしてご丁寧に巨大ポスター付きです。当然ですが、マーケティングの観点からは、雑誌読者と映画観客層が合致し、シナジーがなければなりません。つまりターゲティングが類似している。そして、この美男子の工藤新一と黒羽快斗が仲良く触れ合っている、そのものが訴求性をもつと吐露しているのは示唆的です。さらに劇中では、ラブコメの2人を除き、キャラクター同士が本当に仲良くほほ笑ましい。繰り返します。ほほ笑ましい。まさに100万ドルは夜景ではなく、キャラクターが他のキャラクターに投げかける笑顔ではないか、と思うほどです。その意味で『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は工夫と緻密な脚本は当然として、きわめて現代的な仕掛けが散りばめられた作品だと思うのです。
2024年05月01日日々話題を集めるエンタメニュースも、経済目線で知ればもっと面白くなる。そこで『ORICON NEWS』は、エンタメをこよなく愛する経営コンサルタント・坂口孝則氏に、エンタメにまつわるニュースを経済視点で解説してもらう企画『オリコンエンタメビズ』を連載中。今回は、7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTのヒットの背景について、解説してもらった。■アーティストも意識する「持続可能なビジネス」先日、BE:FIRSTの総合監督であり事務所代表のSKY-HIさんが発表した声明が話題になりました。具体的には日本ユニークな、いまだにCD売上に依存しているビジネスモデルからの脱皮でした。日本の業界問題として「10年以上も前から開封されずに捨てられる大量のCD」があるとしました。勇気のある指摘です。つまり特典を“買わせる”ために無駄なCD(≒プラスチック)を浪費させてきました。それは反環境的行為にほかなりません。アイテムや必要以上にアトム=CDを購入させるのではなく、あくまで社会的な責任を果たすために持続可能なビジネスを展開するとしました。これはSDGs的といってもいいし、楽曲との一貫性を担保したといってもいいでしょう。だって、アーティストは平和や愛や環境を歌っておきながら、持続可能ではないビジネスモデルを採用していたら、それこそ矛盾ですから。戯言だけではアーティストとして生きていけません。旧来のビジネスモデルを捨てるのであれば、新たなビジネスモデルを構築せねばなりません。BE:FIRSTは24日に発売した新曲「Masterplan」において、「CDに様々な特典をつけるのではなく、直接その特典に値するグッズを販売する仕組みを試験的に導入します」としました。ここから、「Masterplan」を聴いたり、MVを観たりすると、さまざまな発見があります。■新曲「Masterplan」の示す新たな姿結論からいえば「Masterplan」は傑作です。表題曲「Masterplan」は和テイストのイントロから、先端のビートとライム。どこをぶった切っても血しぶきが出るようなハイテンション。そして、大胆不敵なリリック。説明は野暮ですが、「Masterplan」=「基本計画」という意味であり、歌詞に「成功以外一回も見てない当然の万馬券」「期待通りじゃ物足りない」「想像以上が当たり前」と、まさに成功のすべてが筋書き通りで、現在の成功さえも軌跡に過ぎないと宣言されます。そして「I know, it is our fate」。この単語使いに注目せざるを得ません。destinyではなくfate。どちらかといえば、ネガティブな、ある意味で哀しみも内包するこの単語。前述の文脈でいえば、旧来の音楽業界の常識と闘い続けねばならない覚悟すらも感じるのです。そして、曲「Masterplan」を音楽から先に聴いた人は必ずそう思うでしょうが、総合芸術として創られています。音楽だけではなく、MVと、そしてライブとセットで楽しむ仕掛けになっています。また応援している自分自身を想像しながら聴くわけです。曲「Masterplan」のMVには印象的なシーンが二つあります。一つ目はスーツを着た人々の前でメンバーが踊るシーンです。これまた説明するのは野暮ですが、スーツは既得権益者を隠喩し、さらに既存の業界関係者を意味しています。スーツの連中が静的なのにメンバーが動的なのは印象的です。変わらない業界と、変化を求めるグループを示しています。また、効果的にサングラスが使われているのも象徴的です。映画『マトリックス』の例を引くまでもありませんが、「いま表面的に見えていることは真実ではないかもしれない」と現状をアイロニックに抉ったシーンです。歌詞との整合性が面白いですね。そして二つ目。後半には枝垂れ桜をバックにメンバーが踊ります。以前、桜は始まり(入学)の象徴でしたが、現在では温暖化によって別れ(卒業)のイメージ、という二重の意味があります。つまりBE:FIRSTが新しい世界を創出する宣言のようにも、旧来の音楽ビジネスをぶっ壊す別離歌とも聴こえるはずです。そして、そんな日本的な景色をバックにメンバーが地ならしをします。もちろん和のつながりでゴジラの地響き的な演出といえなくはありません。ただ、これは地面で足を叩き誓約を立てる古代儀式の暗喩でしょう。もちろん、それはこれから世界を獲っていく、という宣言にほかなりません。また、聖書的にいえば、苦悩の中で神に嘆願を示す祈りと捉えられます。さらに、それすらもディスプレイで監視している「Masterplan」。同グループの思想は一貫しています。そして、思想の一貫性によって新たなビジネススタイルを打ち立てようとする姿は革命ですらあります。■少年ジャンプ的な汗が、MARVEL的なプロフェッショナリズムに昇華した軌跡奇跡的なアーティストと、どのように出会うのでしょうか。もちろん、奇跡的に、です。2021年。私が出演していた『スッキリ』(日本テレビ系)でスタッフルームにいたときのこと。次からはじまろうとするボーイズグループオーディションのフリップが目に留まりました。その名は「THE FIRST」。女性ディレクターの方は「現場がとても熱くなっていて、凄いことになっている」と興奮しながら教えてくれたことを思い出します。そこから私はこの企画が回数を重ねるごとに、オーディションで映る彼らに傾倒していきました。そして誕生したのがBE:FIRST。その後、2021年11月のデビューから1年でNHK紅白歌合戦に出場し、そこから大ブレイク。ついには先日、全国で40万人を動員した全国アリーナツアー・ドーム公演を成功させた――というジャパニーズドリームは、もはや説明不要かもしれません。BE:FIRSTをビジネス観点から読み解きましたが、もし普通のビジネス原稿の書き手ならばBE:FIRSTを「プロセスエコノミーの成功例」などと手際よくまとめるでしょう。これは商品の誕生から完成までのプロセスを公開し、訴求性を高めるものです。また完成度の高い楽曲を、プロダクトエコノミーの側面などからかっこよく説明することもできます。しかし、私が番組の現場で見ていた光景はそんなもんじゃなかった。私が前述でスタッフルームでのエピソードを取り上げたのは理由があります。番組スタッフ側も、事務所側も、そして候補者も熱狂していたんです。マーケティングがなんたらとか、つまらない議論をはるかに超越して、そこには熱情と本気だけがあったんです。それを抜きに語るのは、むなしいと私は感じます。オーディション番組があってマーケティングがあれば成功するほど簡単な世の中ではありません。いまや全世界中の楽曲はフラットです。スマホがあれば、ただちに新作も旧作も聴けます。さらに、プロンプトでAIがボーカル付きの楽曲を創作できるようになっている。それなのに、なぜ偽物のお手軽な音楽を聴きたくなるでしょうか。ホンモノでガチすぎる、ばかやろうたちこそを見たいのです。私がダンス&ボーカルのアーティストとしてBE:FIRSTを奇跡と呼んだのは、少年ジャンプ的な汗が、MARVEL的なプロフェッショナリズムに昇華した、まさに奇跡としかいえない軌跡だったためです。ちなみにBE:FIRSTには「Shining One」「Brave Generation」といった名作があります。私もXでカバーを披露したほどです。それら曲では、まさに新しいものを生み出そうとしたギリギリでの闘争の果ての生だけがあります。その強度は誰をも圧倒します。そして、それはビジネス論やマーケティングをも超えています。つまり今回はBE:FIRSTのビジネス論の形態をとった反ビジネス論にほかなりませんでした。もちろん、それ以上、何が言えるというのでしょうか。対象が奇跡のグループなのだとしたら。
2024年04月25日モデル・タレントの“ゆうちゃみ”こと古川優奈(22)とお笑い芸人の陣内智則(50)が24日、都内で行われた「くら寿司『グローバル旗艦店 銀座 記者発表会・新店舗報道公開』に出席した。オープニングでは、ユニクロとくら寿司がコラボした「ユニくら」のTシャツを着て登場した2人だったが、25日にオープンする『くら寿司 グローバル旗艦店 銀座』のテーマが浮世絵ということもあり、途中“タイムスリップ”して着物姿で再登場。“姫と殿”になった2人が、くら寿司の10万円分の食事券をかけて、「5・7・5“江戸風”食レポ」で対決した。対決では、銀座店でしか食べられないメニュー『ユニくら寿司』((熟成マグロで巻いたいくら軍艦)をゆうちゃみが、『ユニくらミニ丼』(ウニいくらミニ丼)を陣内が試食。ゆうちゃみが「ユニくらよ たっぷりいくらで マジキャパい」と“ギャル語”を使ってうまくまとめ、意外な才能を発揮。一方、陣内は「ぼく痛風 それでもペロリ ウニいくら」と自虐的にまとめ、会場から大きな拍手が巻き起こった。陣内は「痛風でもいっちゃいたくなる。マジでおいしい」と絶賛。判定を務めた同社スタッフも「痛風なのに食べていただいてありがたいです」と恐縮しきりだった。この対決は2回戦も行われ、トータルの判定でゆうちゃみが勝利。食事券10万円分を手にし、「マジでうれしいです。家族と食べまくります。30回くらい行こうかなと思います」と喜んだ。
2024年04月24日外出をする際に持ち歩く、財布。貴重品の中でも財布は、現金やクレジットカード、身分証などが入っているので、紛失してしまうとヒヤッとしますよね。しかし、気を付けていても落としたり、どこかに置き去りにしたりと、うっかりと失くすケースは少なくないようです。陣内智則、プレゼントされた『HERMES』の財布が…2024年4月19日、お笑いタレントの陣内智則さんがX(Twitter)を更新。ある日、陣内さんは、バラエティ番組『ニノさん』(日本テレビ系)の関係者と、収録後に食事に行ったそうです。その際、番組に出演するアイドルグループ『嵐』の二宮和也さんと、同じくアイドルグループ『timelesz』の菊池風磨さん、そして番組プロデューサーから、高級ブランド『HERMES』の名前が書かれた箱をもらったといいます。少し前に財布を失くしていたという陣内さんは、3人がそのことを知って『HERMES』の財布をプレゼントしてくれたのだと思ったとか。しかし、箱を空けてみると…。先日収録終わりにニノさんメンバーとご飯に行った。僕が財布を失くしたのを知ってかHERMESの財布をニノ、風磨、ニノさんPでプレゼントしてくれた!…ケロケロケロッピやないか!大切に使わせてもらいます pic.twitter.com/oOmMOtXKay — 陣内智則 (@jinnai_tomonori) April 19, 2024 なんと『HERMES』の箱には、カエルがモチーフのキャラクターである、けろけろけろっぴの財布が入っていたのです…!思わぬサプライズプレゼントに驚いた陣内さんは、「けろけろけろっぴやないか!」とツッコミつつ、「大切に使わせてもらいます」とつづっていました。3人は、財布を失くしショックを受けているであろう陣内さんを元気付けるために、けろけろけろっぴの財布をプレゼントしたのかもしれませんね。陣内さんは、『笑い』により財布を失くした悲しい気持ちが晴れたことでしょう!かわいらしいプレゼントに、ネットではこんな声が上がっています。・3人のセンスが最高!優しさの塊ですね。・財布より箱代のほうが高そう。・陣内さんは、みんなに愛されてるね。・うちの子の財布と一緒!二宮さん、菊池さん、番組プロデューサーから素敵な財布をプレゼントされた陣内さん。財布を失くしたショックが吹き飛ぶほど、3人の気持ちが何よりも嬉しかったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年04月20日ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの冠番組第4弾『FUN!FUN!FANTASTICS SEASON4』が、日本テレビで7月2日(毎週火曜深0:59~1:29全9回)から放送されることが決定した。あわせて、番組連動の舞台『BACK TO THE MEMORIES PART4』(9月27日~10月29日)が全国6都市で開催されることも決まった。『FUN!FUN!FANTASTICS』は、とある喫茶店に集まったメンバーが、ちょっと懐かしいカルチャーを学ぶため、各界のレジェンドから直接指導を受けるシチュエーションコメディ。今シリーズも、石井竜也、下野紘、ふじいあきら&Dr.ZUMA、松井大輔ら各界のレジェンドたちがゲストとして登場する。そして、番組連動のライブステージを今年も開催することが決定。FANTASTIC 6(澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、八木勇征、中島颯太)が、リーダーの世界&佐藤大樹に頼らずに懐かしい名曲の数々を披露するライブステージがさらにパワーアップ、9月27日からシリーズ最多となる全国6都市(東京、愛知、大阪、福岡、福島、長野)で開催されることが決定した。今回は、俳優の陣内孝則と初共演する。ボーカルの中島颯太は「みなさんが見てくださり一緒に盛り上げてくださるおかけで、SEASON4の放送が決定しました!いつもありがとうございます!!」と視聴者に感謝しつつ「いろんな世代のレジェンドの方々に出演していただき、なかなか聞けないレアなエピソードや少しバラエティな企画もあって、家族や友人、誰とでも楽しんでいただける番組になっています」と番組を紹介。「番組と連動した舞台『BACK TO THE MEMORIES PART4』の開催も決定しました!誰もが知っている名曲をカバーしながら、ストーリー仕立てで笑いあり、涙あり、大喜利ありな舞台です!笑ぜひ足を運んでいただけるとうれしいです!」と呼びかけている。■『FUN!FUN!FANTASTICS SEASON4』出演:FANTASTICS(世界/佐藤大樹/澤本夏輝/瀬口黎弥/堀夏喜/木村慧人/八木勇征/中島颯太)ナビゲーター:マイケル富岡レジェンドゲスト(予定):石井竜也、下野紘、陣内孝則、ふじいあきら&Dr.ZUMA、松井大輔(50音順)※他のレジェンドゲストは後日発表■ライブステージ『BACK TO THE MEMORIES PART4』出演:FANTASTIC 6(澤本夏輝/瀬口黎弥/堀夏喜/木村慧人/八木勇征/中島颯太)、陣内孝則ほか期間:9月27日(金)~10月29日(火)愛知・東京・大阪・福岡・福島・長野
2024年04月19日タレントの北斗晶が15日に自身のアメブロを更新。元バドミントン選手でスポーツジャーナリストの陣内貴美子からのプレゼントに申し訳なくなった日の出来事をつづった。この日、北斗は陣内が楽屋に遊びに来てくれた際にプレゼントをくれたことを報告し「誕生日でもないのに…なんだか申し訳ない」とコメント。「素敵なBOXの中は…フレンチブルドックのジュエリー」(原文ママ)と写真とともに中身を説明し「凄いーー」と興奮気味につづった。続けて、ブルドッグがデザインされたアクセサリーを身につけた自身の写真も公開し「可愛くてステキ」と嬉しそうにコメント。「ブルドックグッズに目がない」(原文ママ)といい「ドンピシャのプレゼントに驚きと嬉しさと…」と感激した様子でつづった。最後に「早速、つけさせてもらいこのまま今日のロケに出発させてもらいます!!」と報告。「大好きだよ いつも有難うね~」と感謝を述べ、陣内との2ショットとともにブログを締めくくった。この投稿に読者からは「凄いですね」「嬉しいプレゼントですね」「可愛い」「大事にしないとね」などのコメントが寄せられている。
2024年04月16日日々話題を集めるエンタメニュースも、経済目線で知ればもっと面白くなる。そこで『ORICON NEWS』は、エンタメをこよなく愛する経営コンサルタント・坂口孝則氏に、エンタメにまつわるニュースを経済視点で解説してもらう企画『オリコンエンタメビズ』を連載中。今回は、4週連続で興収1位(8日時点)を記録しているホラー映画『変な家』のプロモーション手法について解説してもらった。一部ネタバレあり。■映画『変な家』とは『家の変』である。鑑賞後に、こんな言葉遊びを述べたくなりました。「変」とは「おかしい」という意味だけではなく、「本能寺の変」のように異常な事件も指します。つまり“変な”家の間取りという舞台を使った面白い設定だけで、大ヒットを飛ばしてしまった“事件”のようにも感じるのです。映画『変な家』は作家・雨穴(うけつ)さんのYouTube動画をもとにしたホラー映画です。映画では、オカルト関連の動画クリエイターが主人公で、たまたま中古住宅物件の間取りを目にしたシーンから物語がはじまります。建築士の仲間とともに、その奇妙で変な間取りの真実を探すうちに、ある地方にある名家と過去の哀しい事件や習俗に巻き込まれていく…というストーリーです。原稿の執筆時点では興行収入が34億5900万円と大ヒットを記録しています。ここから、映画『変な家』を題材に現在のプロモーションを考えていきます。(1)若年層の事前周知コンテンツの作品化同作品は公開が決まったときから、私の小学生の息子(小学6年生と2年生)が連れて行ってほしいと懇願していました。さらに長男は友達とも観に行きましたからね。何より長男はYouTubeで何度も見ており、さらに書籍も全作を読破していました。また、このところのコンテンツはYouTubeやTikTokを通じて若年層に膾炙(かいしゃ)しているケースが多々あります。これは見方を変えれば、確率論の母数を増やす試みといえます。これまでマンガ誌で無数のマンガが発表されては、そのたった数パーセントのみがヒットしていきました。正直、どれがヒットするかは出してみないとわからない。ただ多数の作品のなかで一定の確率でヒットする。かつてはそれがアニメ化や映画化されていました。その母数がSNSに広がってきたと見ることができます。つまり、これからSNSで物語やストーリーを公開し、無数の人に広がったら、それが映画等の元ネタになる選択肢が広がっているのです。数年で、Google「Vids」、OpenAI「Sora」など動画生成AIが一般化すると、この流れは加速していくでしょう。(2)ファミリーマーケティング映画『変な家』では主人公が原作の、雨穴さんとはやや違ったフォルムのマスクを着しています。米映画『スクリーム』的マスクです。このマスクを見た時点で、映画『変な家』ではこの後に殺人事件が起きるのだな、と示唆されています。また、スクリームはムンクの叫びに影響を受けていることは知られており、あの絵は恐怖に耐えられずに耳をふさいでいるのも有名です。映画『変な家』では音を使った演出が恐怖を煽ります(なお、このわかりやすさも若年層にウケている理由でしょう)が、耳をふさぐ前フリだったわけです。さらにわかりやすいのは、角川映画の『犬神家の一族』『八つ墓村』のオマージュが満載です。さすがに石坂浩二さんが登場したときは笑いました。またネタバレになるのですが、映画『変な家』では左手の切断が重要な意味をもちます。ブルーハーツの名曲「僕の右手」は、右手首を欠損した伝説のアーティストMASAMIさんをモチーフにしたのは有名で、右手とは「創造性」「創作」を暗喩します。それに対して、左手とは習俗的には凶事の意味さえあります。そこで左手をスプラッタ映画のように切断するとは…。などともっと語れるでしょうが、私はそれらを説明したいのではありません。述べたいのは、親世代(もしくは春休みなので祖父母世代)が子どもを連れて映画館に行った際に、浅いウンチクを語れるギミックにあふれている点です。タイミング的に、小中高生が友達同士でも行けるし、もしくは家族連れで行くこともできます。友達同士ならばYouTubeや小説との差異を語れるかもしれません。家族連れの場合は、世代によって想起した元ネタを語ることができます。なお正直に申しておけば、私はこの映画『変な家』を評価しているかというと微妙です。しかしヒットしている現実はあります。プロモーションとすれば、SNS等での事前周知、そしてファミリー層、若年層への訴求がうまくいく仕掛けに溢れている点は大いに示唆的です。まあ、私のように評価が微妙、という人にも語らせているんですから、SNSで批判している方々も、もはや『変な家』の『家の変』に巻き込まれているのでしょう。
2024年04月16日ピン芸人の陣内智則が、13日放送のTBS系バラエティー『この歌詞が刺さった!グッとフレーズ春…出会いと別れに刺さる歌詞SP』(後7:00)に出演。“あの件”以来、約17年間会っていなかったというコブクロの小渕健太郎との共演を果たし、率直な思いを打ち明けた。陣内とコブクロといえば、前妻である藤原紀香との結婚式(2007年)で、ピアノ弾き語りで「永遠にともに」を熱唱。ところが、歌詞のようにはいかず、離婚をしてしまったことから、度々結婚式でのピアノ弾き語りがネタのようにイジられていた。こうした経緯があったことから、陣内は「ちょっと、すごい日なんですよ。小渕さん、いろいろすみませんでした!」と謝罪。小渕が「とんでもないです(笑)」と寛大に応じる中、MCの加藤浩次が「『永遠にともに』っていうのは、ずっと一緒にいましょうっていう歌で、結婚式に歌って、ずっと添い遂げて、そして人生を2人でやっていきましょうって歌なのに、お前2年で(離婚して)…」と盛大にイジった。陣内が「もう黙っとけよ(笑)ようしゃべるな、ベラベラと。だから、申し訳ないって言っているの」とツッコミを入れるも、加藤は「あの名曲をお前は2年で潰した!」とニヤリ。陣内が「だから、雪解けの日。ありがとうございます!」とかみしめるように語った。当の小渕は「(結婚式で)歌っていただけるっていうのを聞いたとき、本当にビックリして。しかもピアノも演奏される。うれしくて。歌っていただいた後、ものすごくたくさんの方に買っていただいたんですよ。その後、僕らも歌いづらくなって、忘れていたら10年くらい歌ってなかったんですよ。たまたま。なんですけど、今歌うと一番沸くんですよ。いろんな方に知っていただいたきっかけを2つ作ってくださった。本当は、1つでよかったんですけど」と笑いを交えて振り返っていた。
2024年04月13日日々話題を集めるエンタメニュースも、経済目線で知ればもっと面白くなる。そこで『ORICON NEWS』は、エンタメをこよなく愛する経営コンサルタント・坂口孝則氏に、エンタメにまつわるニュースを経済視点で解説してもらう企画『オリコンエンタメビズ』を連載中。今回は、イベント化が進む入社式における企業の狙いについて解説してもらった。ソニーグループでは今年度の入社式で4人組バンド緑黄色社会が演奏し話題になりました。またテレビ朝日の入社式でも石原さとみさんが登場しました。その他、LIXILでは内田篤人さんが登場し話題になりました。各社ともに、入社式を、対面式でイベントちっくな催しに戻しているようです。2023年は5月からやっと新型コロナが5類に分類されたので、入社式には間に合いませんでした。その反動ともいえます。2025年には、このまま日本経済が復活し、実質賃金上昇などで明るい雰囲気が漂えば、「イベント」「芸能人」といった派手な入社式がもっとさかんになるでしょう。ところで、私は23年ほど前に、企業の宣伝担当者と交わした会話が忘れられません。当時はITバブル崩壊直後。私は一介の会社員でした。企業の宣伝広告にはダイレクト広告とイメージ広告があります。前者は商品を示して、文字通りそのままダイレクトに注文を請けるもの。そして後者は、美しいイメージや、何を言っているかよくわからないキャッチフレーズを掲げ、雰囲気を醸し出すものです(たとえば工事現場で使用するショベルカーのCMで「深く、もっと深く、ビジネスとあなたの奥へ」というフレーズを流すケースを考えてみましょう。CMを見て、そのままショベルカーを注文する人はいないでしょう)。すると、某社の宣伝担当者は「イメージ広告には相当な意味があるよ。だって、ウチに就職した新入社員の親御さんが、『CMを流しているような会社に就職して良かったね』と安心してくれるじゃん」と豪語しました。勘違いしてほしくないのですが、この宣伝担当者は、もちろんですが冗談としていっていました。私も「代理店に、そのような費用を出せる余裕のある企業はいいですね」と笑って返しました。そして、そこから22年が経った2023年。同じ話を、違う企業の宣伝広告に話して見ました。「イメージ広告って、内定を出した学生を逃さないために重要ですよね」と。すると、その担当者は「そうなんです。イメージ広告で親御さんの力を借りてでも内定を断らせない必要があります」と答えてくれました。マジなのです。人手不足の時代には、イメージ広告はマーケティングの意味を超えて、人材獲得競争の意味をもっていたのです。個人的な話です。2024年の3月から4月にかけて、いつものようにさまざまな企業をまわりました。本業のコンサルティングのためです。そのとき、多くの企業人が「そろそろ内定式だ。内定を出して、そして入社が決定した対象者ですら、ちゃんと入社式に来てくれるかが心配事項」と共通して教えてくれました。これは人手不足が申告な証左です。さらに、内定や入社が決定してなお、企業が人材をつなぎとめる必要がある傾向を示します。そこで、冒頭のトレンドに戻ります。このところ親御さんが入社式に来る例も多いようです。入社式がイベントちっくになったり、芸能人が登場するのは、きわめて経営/経済的・ビジネス的だったりするとわかります。つまり、番宣のために来ている芸能人もいるでしょうが、これは話題になり、親御さんにそれ自体を周知する点に意義があるのです。現在では親子関係が友達関係に近くなっているといわれます。入社式の数年後、会社を辞めようとする若者が親御さんに友達感覚で相談する可能性が高い。いや、多くの場合は相談する。そのときに「あれだけ素晴らしい入社式の会社じゃない」と言ってくれるかどうか。それは退職率の減少にもつながり、人材確保にもつながる。つまり、入社式は従業員の繋ぎ止め策も意味する――まさに「入社式2.0」へ変容しようとしています。
2024年04月09日SNSの魅力は、遠方に住む人や、直接顔を合わせたことのない人とでも、気軽に『つながる』ことができるという点。相手の投稿にコメントを寄せることができるほか、アカウントをフォローすることで、相手の投稿をチェックできるのも楽しいですよね。各SNSでは、タレント同士がアカウントを『相互フォロー』し、メッセージでやり取りをしながら交友を深めている姿も目にします。『どうしても二宮和也にフォローしてもらいたい陣内智則』が話題に2023年3月26日、お笑いタレントの陣内智則さんは、どうしてもフォローをしてほしい人に『アピール』をしました。その相手は…アイドルグループ『嵐』のメンバーであり、『ニノ』の愛称で知られる二宮和也さん!どうやら二宮さんは、陣内さんらタレントにフォローされていることに気付いたものの、なぜか陣内さんにだけフォローを返さなかった模様。陣内さんは「俺だけフォローされていない!」と気付き、二宮さんに猛アピールを開始したのです。そんなお気遣いフォローはやめて(普通するけどな…まぁニノらしいからええか) — 陣内智則 (@jinnai_tomonori) March 26, 2023 あの〜ニノちゃん。ニノのフォローみたら俺だけフォローしてなくね? — 陣内智則 (@jinnai_tomonori) March 26, 2023 フォローを返さない理由を問われた二宮さんは「フォローのやり方が分からない」と弁明するも、すでに20個以上のアカウントをフォローしている以上、そのいいわけは通りません。陣内さんは「絶対に、ニノにフォローをさせてやる」という固い意志を抱き、二宮さんに直接『フォローの方法』を教える手段に出ます。なんでわからへんねん!!26人は奇跡的に出来たんか!!今度会った時に教えるわ!! — 陣内智則 (@jinnai_tomonori) March 26, 2023 そして数日後…Twitter上で、ちょっとしたいい争い…のようなじゃれ合いが起こってから、数日が経過した同月30日。仕事で直接顔を合わせた機会に、陣内さんは宣言通りフォローのやり方を指導することに。これで、めでたく2人は『相互フォロー』の関係になったようです。すでに20人以上もフォローしている二宮さんですが、うっかりフォローのやり方をど忘れしてしまったのかもしれませんね!フォローのやり方教えてあげました。何で27人目から急に忘れたんや!無事フォローできました!ニノちゃんよろしく pic.twitter.com/Ry7CxdLCpc — 陣内智則 (@jinnai_tomonori) March 30, 2023 二回押すからフォロー外れとるやない! pic.twitter.com/8lGtYpHWNx — 陣内智則 (@jinnai_tomonori) March 30, 2023 謎のど忘れによって、二宮さんになかなかフォローを返してもらえず、しびれを切らして直接教えるも、うっかりフォローボタンを二度押されることで、またもやフォローを解除されかけた陣内さん。「あちゃ~」という、わざとらしいセリフが聞こえてきそうな二宮さんの表情を見ていると、じわじわと笑いがこみ上げてきますね。この『いじり』は、陣内さんへの愛あってのものなのでしょう。2人のやり取りは拡散され、続々と反響が上がっています。・見事なボケとツッコミの攻防戦!これはコンビ結成かな?・2人とも、ものすごく仲がいいんだろうな。ニノも楽しそう。・陣内さん、無事に相互フォローになれてよかったですね!…からの、オチまでが完璧。二宮さんの見事なボケと、陣内さんの鋭いツッコミは、売れっ子のお笑いコンビのように、多くの人へ笑顔を届けてくれました![文・構成/grape編集部]
2023年03月30日2023年3月4日に生放送された、日本一面白い『ピン芸』を決めるコンクール『R-1グランプリ2023』(カンテレ・フジテレビ系)の決勝戦。同番組の放送中に、得点の誤表示があったことから、一部の視聴者から「『やらせ』ではないか」という疑惑が浮上しました。『R-1グランプリ』は番組のTwitterアカウントで「全出場者の得点は審査員の厳正な審査によるものです」とし、誤表示があったことを謝罪しています。『R-1グランプリ』が謝罪ツイートを投稿「よかった」「信じています」『R-1』やらせ疑惑に、陣内智則が反論決勝戦で審査員を務めた、お笑いタレントの陣内智則さんは、2023年3月6日にTwitterを更新。『R-1グランプリ』での『やらせ』疑惑について、強く否定しました。R-1グランプリの審査にヤラセ疑惑あんな身を削りながら審査したのにそんなわけねーじゃんでも話題になるのはええことやね。— 陣内智則 (@jinnai_tomonori) March 6, 2023 真剣に点数を考え、身を削る思いでネタの審査をした陣内さん。「そんなわけねーじゃん」と疑惑を一蹴し、「でも話題になるのはいいこと」とポジティブなコメントをつづっていました。陣内さんの投稿には「そうですよね」「伝わってます」という声が寄せられています。・「話題になるのはいいこと」ってプラスな考え方が最高です。・審査員のみなさんが『やらせ』に加担するわけないと信じています。・出場者も審査員も真剣なのに、疑惑で話題になるのは悲しい。今後誤表示がないことを祈ります。6年連続で『R-1グランプリ』の審査員を務めている陣内さんですから、番組に対して強い思い入れがあるはず。陣内さんの「そんなわけねーじゃん」という言葉に、説得力を感じた人は多かったのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月06日新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』から、本作の音楽について監督と野田洋次郎、陣内一真が語り尽くす鼎談の模様が公開された。本作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。公開から11日間(11月21日まで)で観客動員数300万人、興行収入43億円を突破している。圧倒的な映像美と、豪華キャスト陣の熱演、アクションシーンなど見どころあふれる本作だが、作品を彩るもうひとつの大きな要素が音楽といっても過言ではない。本作では、新海作品3作連続でタッグを組むRADWIMPSが、世界で活躍する映画音楽作曲家・陣内一真と共作で音楽を担当するという、新たな座組で数々の楽曲が生み出された。今回はそんな音楽について、3人が語り尽くす鼎談が実現。彼らの紡ぐ音楽を新海監督は「どの映画もそうかもしれませんけど、この映画に音楽がなかったとしたら観客は何を受け取ったのか、何を受け取っていい映画なのか整理がつかなかったかもしれないなと思いました。ポジティブにも取れるし、逆にすごく重いものとしても受け取ってしまうような内容も含んでいるから、僕たちが思っていること――出来れば世界をこういう風に感じてほしい、ということを音楽が伝えてくれているとは思います」と語っており、全幅の信頼を寄せていた様子。更に、今作で主題歌「すずめ」を歌ったのはオーディションで見出された十明(とあか)。彼女の魅力的な声について野田は“インタビューで「なんで十明さんの声だったんですか?”って聞かれて思ったんですけど、(オーディションの時に)うまい人はいっぱいいたじゃないですか。こう歌ってと言われたら歌える器用な人もいっぱいいて。でも、十明はどっちかって言うとまったく器用ではなかった。それでも“なんで彼女だったんだろう”って思ったときに、たぶん探してた声って、時代性がない声というか、時代を超える声だったというか。100年前もこの人はたぶん歌ってたんじゃないかな、100年後もこの声がどっかで歌われてるんじゃないかと感じるような声だったんだと思います」と、新時代の歌姫についてコメントした。そして、楽曲制作から本編のダビング作業を経て、陣内は「監督がよく耳に届く音っておっしゃっていたのが印象的で、耳に届くものっていうのは面白い一音だったり、メロディーだったり、そこはコード進行ではなくて、主張のしっかりあるキャラクターになれるものということなんですよね。今までそこまで求められることが自分はなかったので、そういった意味で自分にとってはちょっと今までにない制作っていう感じでした」と語り、今作ならではの制作を振り返った。なお、鼎談の全文は映画公式サイト、映像は映画公式YouTube・東宝MOVIEチャンネルにて公開中。『すずめの戸締まり』公開中映画公式サイト()映画公式YouTube・東宝MOVIEチャンネル()
2022年11月22日バーを舞台にしたドラマなどに登場するセリフの『あちらのお客様からです』。主に、男性客が女性客と仲よくなるための口実として、お酒などを1杯おごる行動です。しかし、現実でそうした声かけをしている人は、多くはありません。断られた後の気まずさがあったり、成功する確率が低かったりするためです。飲食店でファンからおごってもらった陣内智則お笑いタレントの陣内智則さんは以前、お酒を提供する飲食店を友人と利用していたところ、「あちらのお客様からです」とハイボールを差し出されました。陣内さんにお酒をおごったのは、若い男女の客。陣内さんのファンであるため、偶然同じ店を利用していたことが嬉しくなり、お酒をおごったようです。感謝を告げた陣内さんは、こっそりと2人の会計を済ませたと明かしました。先日友達と居酒屋で飲んでたら「あちらのお客様からです」とハイボール二つをドラマの様に!若い男女から「陣内さんのファンなんで!」とありがとう!と告げてこっそり彼等のお会計をした。この話を彼等がいっぱい話してくれますように— 陣内智則 (@jinnai_tomonori) October 23, 2022 陣内さんは、「彼らがこの話をいっぱい話してくれるように」との気持ちを込めて、一連の出来事をTwitterに投稿。数多くの『いいね』やコメントが寄せられるなど、読んだ人の心を温かくしています。・さすが陣内さん!こういうファン想いなところが大好きです。・いい話ですね!陣内さんらしいエピソードだと思いました!・なんて優しい世界…!このおごり方はかっこよすぎます。飲食店で、自分の好きな芸能人に遭遇できる確率は、高くはないでしょう。しかし芸能人がプライベートで訪れている場合、ファンが声をかけるのはどことなくはばかられること。お酒をツールとしたコミュニケーションにより、ファンも陣内さんも気持ちよい時間を過ごせたといえますね![文・構成/grape編集部]
2022年10月25日2022年6月15日、お笑いタレントの陣内智則さんがTwitterにある写真を投稿し、反響を呼んでいます。撮影されたのは、出演中のバラエティ番組『ネタパレ』(フジテレビ系)の収録現場に置かれた『差し入れ』。誰が贈ったものなのかが分かるように、差し入れの上に貼り紙が掲示されていたのですが、それを見た陣内さんは思わずツッコミを入れてしまいます。どんな差し入れ。。 pic.twitter.com/CyoKxSzYor — 陣内智則 (@jinnai_tomonori) June 15, 2022 「ラランド ニシダの絶縁した父から頂きました」後輩である、お笑いグループ『ラランド』のニシダさんも同番組に出演していたのでしょう。『絶縁した父親からの差し入れ』という複雑な状況に、一瞬混乱してしまいそうです!投稿には15万件もの『いいね』が付き、「どういうことなの?吹き出してしまった」「ふ、複雑…。お父さんは律儀な人なのでしょうね」などのコメントが寄せられていました。差し入れのお菓子は、平和の象徴であるハトがモチーフの『鳩サブレ』。「なんだかんだあっても、親子の絆は切れていない」…ということかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2022年06月17日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:神奈川県厚木市、以下 本学)工学部工学科建築学系の陣内浩教授が、日本建築学会において、2022年日本建築学会賞(論文)を受賞しました。この賞は、近年中に完成し発表された研究論文であって、学術の進歩に寄与する優れた論文に与えられるものです。今回の受賞論文は「高強度・高性能コンクリートの性能評価と品質管理方法に関する一連の研究」と題したもので、陣内教授が約30年の間に公表した28編の高強度・高性能コンクリートに関する論文を、総合論文として再構成したものとなっています。この研究によって明らかになった様々な知見は、高強度・高性能コンクリートの発展に貢献するとともに、タワーマンションなどの超高層建築の実現に寄与しております。陣内教授は、日本大学で修士課程まで建築を学び、1992年に大成建設に入社し主に技術研究所でコンクリートの研究に従事した後、2017年に本学に入職しました。本学工学部では、「高強度」「色」「副産物利用」を主なテーマとし、環境にやさしく、付加価値の高いコンクリートの研究をしています。今回の受賞について、陣内教授は「日本建築学会賞(論文)のような歴史のある賞を賜り、誠に光栄に存じます。この一連の研究が受賞につながるためには、現在所属する東京工芸大学の先生方、一緒に研究している学生のみなさん、学協会等でご一緒させて頂いている先生方や企業の研究者のみなさまの貴重なご意見もとても重要でした。みなさまに感謝申し上げます。」と話しています。東京工芸大学 工学部 工学科 陣内教授■日本建築学会賞建築に関する学術・技術・芸術の進歩発達をはかるとともに、わが国の建築文化を高める目的で、建築に関する特に優秀な業績を表彰する。受賞者には賞状・賞牌、さらに作品に対しては銘板を贈る。【日本建築学会ホームページ】2022年各賞受賞者: 講評文 : 業績紹介 : ■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初から「アートとテクノロジーを融合した無限大の可能性」を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎える。【URL】 東京工芸大学 創立100周年ロゴ■東京工芸大学 工学部・工学科総合工学系:機械コース、電気電子コース、情報コース、化学・材料コース建築学系 :建築コース・所在地 :〒243-0297 神奈川県厚木市飯山1583 厚木キャンパス【URL】 東京工芸大学 厚木キャンパス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月21日大迫力の映像でドリフトレースを描く、野村周平主演、吉川愛、陣内孝則、青柳翔ら共演の『ALIVEHOON アライブフーン』より、新メイキングと新場面写真が解禁された。超絶ドライビングテクニックで剛・速・美を競うアクロバティック&ダイナミックな競技、ドリフトレース。本作は、監督・下山天が企画構想に3年を費やし、世界トップレーサーたちの実走出演で大迫力のリアルドリフトを描ききったドリフトエンターテインメント。『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』でテクニカル・アドバイザーを務めたドリフトキング・土屋圭市が監修した迫力の走行シーンが満載だ。この度解禁となったのは、撮影時に大活躍した「Go Pro」がとらえた数々の奇跡の走行シーンを映し出したメイキング映像。映像は、映画の挿入歌でもある「NOISEMAKER」の「APEX」の重低音サウンドにのって、2台のドリフト車がミリ単位でスレスレに通過していく場面から始まる。コースの壁にぶつかった衝撃で破片が空中を舞う瞬間や、衝撃緩和のタイヤの山にクラッシュするS1シルビア、回転しながら車体を映し出す映像、クラッシュするGの衝撃で振動する車内の様子など、迫力のシーンが続く。また峠の走行シーンでは、前方の撮影車まで数十センチにまで迫り、猛スピードで溝スレスレを走り抜ける車体と風圧で落ち葉や砂利が舞う細部までも捉えている。峠の縁石数十センチの距離を車輪をスライドさせながら山道を駆け抜け、マフラーから火を噴き爆走するチェイサーの姿は猛々しい。CGを一切使わずに撮影されたリアルな映像は高揚感たっぷり。走行中のドライバーの足さばきと忙しないステアリング、シフトレバーを操作する映像も臨場感満載。コーナーをドリフトでパワースライドしていく際に舞い上がる膨大な白煙とタイヤの塵、ドリフト車の腹の部分を捉えた映像など、普段は見ることのできない映像の数々も圧巻だ。そしてところどころに差し込まれるキャスト陣の緊迫の表情にも魅せられる。最後の夜間の走行シーンでは、コンクリート壁に設置された機材に車が突っ込んでいく様子が車内カメラに収められており、苦笑しながら車の周辺に集まってくるスタッフたちの姿からは、常に危険と隣り合わせの緊張しっぱなしの撮影現場でありながら、和気あいあいとした撮影風景の裏側も垣間見える。最強のトップレーサーの実走による芸術的なドリフトの世界と、迫力の本編映像を体感できるメイキング映像だ。『ALIVEHOON アライブフーン』は6月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ALIVEHOON アライブフーン 2022年6月10日より全国にて公開©2022アライブフーン製作委員会
2022年04月06日野村周平、吉川愛、陣内孝則、青柳翔、福山翔大らが共演する究極体感ドリフトエンターテインメント『ALIVEHOON アライブフーン』より、キャラクターの表情に注目な新場面写真が公開された。本作は、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』でテクニカル・アドバイザーを務めたドリフトキング・土屋圭市が監修する、eスポーツ日本一のレーサーが、リアルドリフトの頂点を目指す物語。撮影では、運転するシーンをはじめ、その時々状況に応じて、演じるキャラクターの心情を表現しないといけないため、監督と密に話し合いを重ね進められていったという。今回到着した場面写真では、野村さん、陣内さん、青柳さん、福山さんの表情や視線、しぐさから、それぞれのキャラクターの感情がリアルに伝わってくる。さらに、内向的で人付き合いや運動が苦手だが、ゲームにだけは驚異的な才能を放つ大羽紘一(野村さん)が、解散の危機に瀕するドリフトチームの一員・夏美(吉川さん)に誘われ、初めて人に必要とされ感謝されることを実感したことを話すシーンや、夏美の父・亮介(陣内さん)に「ゲーム野郎に本物のドリフトができるわけないだろう」と詰められるシーン。ドリフェスで連覇を達成しているチャンピオン小林総一郎(青柳さん)との出会い、ライバル・柴崎快(福山さん)とそのチームオーナー(土屋アンナ)が談笑する場面。Team ALiVEのメカニックチームのチューンナップシーンなど、本編のストーリーが見えてくる。ほかにも、ドリ車たちの走行シーンの新写真も公開。映像ではなく静止画だからこそ分かる、スレスレの車体距離や爆白煙をあげながらドリフトをきめて走行するシーンの迫力を、じっくりと見ることができる。土屋さんの「CGを一切使いたくない」というリアルドリフトへのこだわりを、監督と撮影スタッフが徹底した撮影プランで見事に描ききった本作。本編には、ドリフト仕様にチューンナップされたS15シルビア、GRスープラ、GRヤリスといったドリフトカーが登場し、激しいバトルを展開。さらに、世界最高峰のドライビングシミュレーションゲーム“グランツーリスモ SPORT”のバーチャル空間も重要な舞台となっており、eモータースポーツの頂点に君臨する山中智瑛が、eスポーツ指導として参加している。『ALIVEHOON アライブフーン』は6月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ALIVEHOON アライブフーン 2022年6月10日より全国にて公開©2022アライブフーン製作委員会
2022年03月23日野村周平主演、吉川愛、陣内孝則、青柳翔らが共演するドリフトエンターテインメント映画『ALIVEHOON アライブフーン』より、オンライン初となる撮影メイキング映像とティザービジュアルが到着した。解散の危機に瀕するドリフトチームがスカウトしたのは、内向的な性格から人付き合いが苦手だが、ゲームにだけは驚異的な才能を放つゲーマー・大羽紘一。実車でもその力を発揮する紘一だったが、生死をかけてレースに挑む者たちが彼の前に立ちはだかる――。本作は、下山天監督が徹底取材を重ね、企画構想に3年をかけ脚本を書き上げた、eスポーツ日本一のレーサーがリアルドリフトの頂点を目指すというオリジナルストーリー。これまで、『ワイルド・スピード』シリーズを筆頭に、『007は二度死ぬ』、『アベンジャーズ』、『ベイビー・ドライバー』など数多くの映画で日本車が使用されてきた。本作では、ドリフト仕様にチューンナップされたS15シルビア、GRスープラ、GRヤリスと、車好きにはたまらないドリフトカーが目白押し。そして本作では、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』でもテクニカル・アドバイザーとして参加した、ドリフトキング・土屋圭市が監修で参加。「CGを一切使いたくない」というリアルドリフトへのこだわりを、監督と撮影スタッフが徹底した撮影プランで見事に描き撮っている。このほど公開されたメイキング映像では、追走というギリギリを攻めながらドリフトを競うシーンを、最大カメラ20台を駆使し、ミリ単位で調整したカメラアングルで撮影する様子や、臨場感を追い求めて限界ギリギリを攻め何度も何度もアタックする場面、ドリフト競技・D1グランプリのチャンピオンたちの実走出演でトップレベルのリアルレーサーからのアドバイスで撮影されていく様子が見られる。世界トップのドリフトチームと下山組の見事な連携によって作り出される、最高峰のドリフトエンターテインメント。本編では観ることができない、撮影現場のリアルな臨場感と迫力が、本メイキングで楽しむことができる。またティザービジュアルは、注目のドリフトする2台の追走バトルに加え、ヘルメットをかぶった姿とゲームのヘッドセットをした姿、リアルとバーチャルな世界観の対比が印象的な写真が配されている。『ALIVEHOON アライブフーン』は6月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ALIVEHOON アライブフーン 2022年6月10日より全国にて公開©2022アライブフーン製作委員会
2022年02月17日俳優の奥野壮が1日、都内で行われた映画『灰色の壁 -大宮ノトーリアス-』(2月25日公開)の完成披露報告会に、共演の陣内孝則、新羅慎二、メガホンをとった安藤光造監督とともに登壇した。本作は、平成初期の埼玉を舞台に、暴走族の抗争から暴力団まで巻き込み、最後には少年刑務所へと収監された、ある男の実話を基にした暴力と義理人情、贖罪(しょくざい)と挑戦を描いた物語。ささいな一言から暴力団の策略にはまり、少年刑務所に入る暴走族の総長・吉田正樹を演じた奥野は、映画初主演作となる本作が完成した感想を聞かれると「公開が1年ほど延期してようやくの公開となるんですけど、コロナ禍の中ですが公開できることに嬉しく思っております」とにっこり。リーゼントの特攻服から髪を切り坊主にして刑務所での撮影に挑むなど、振り幅の大きい役を演じたが「正直めちゃくちゃ大変でしたね」と回顧し、「僕としては怖くて強い風に演じていたつもりだったんですけど、監督からしたら全然物足りなかったみたいで『もっと怖く! もっと怖く!』ってずっと言われていました」と苦笑した。続けて、奥野は「撮影を通してずっと"怖いってなんだろう"、"強いってなんだろう"って自分の中で疑問と戦いながら演じていました」と打ち明け、正樹を面白く思わない青葉会の組長・門間役を演じた新羅から「答えは出たんですか?」と聞かれると「出なかったです。でも僕なりの怖さみたいなものは出そうと必死こいて撮影していました」としみじみと振り返った。また。安藤監督は突如「初日に遅刻してきたでしょ」と暴露する一幕もあり、奥野は「あまり言わないでください(笑)」と困惑した。さらに、過去にやってしまったやんちゃエピソードを尋ねられると、奥野は「小学生の頃に取っ組み合いのケンカをしたりしましたけど、そんなのかわいい話なので、僕なんかより新羅さんや陣内さんのほうがえげつないエピソードを持ってるんじゃないですか(笑)」といい、話を振られた形となった新羅は、目が合ったらケンカをするという世界で頑張っていたことを明かし「性格がちょっと乙女なところがありまして、通学のときはガンを飛ばしながら歩いていて、目が合うと緊迫するくらいの感じなんですけど、読んでいる漫画が『キャンディキャンディ』だったんです」と告白して笑わせ、ある日、バスで不良に「『キャンディキャンディ』なんか読んでるな」と絡まれたそうで、「『キャンディキャンディ』を舐められたことが自分の中で許せなくて、『バス降りろ』って言って、『キャンディキャンディ』でボッコボコにしてやりました」と胸を張っていた。
2022年02月01日2021年8月11日付にて、YouTubeチャンネル『陣内智則のネタジン』では、陣内さんの報告動画を配信中です。今回の内容は、新型コロナウイルス感染症について。いまだに猛威を奮っている新型コロナウイルス感染症と診断されたことを受け、陣内さんが感染するまでの経緯や療養中の出来事について報告しています。まずは、動画をご覧ください。仕事で名古屋に移動する際、PCR検査を受けて陰性だったところから事態は急変。翌日に微熱が出て、再びPCR検査を受けたところ、その日の夕方に陽性が判明したそうです。いまや一児の父でもある陣内さんは、マネージャーから陽性であることを告げられ、長女との接触を振り返って「冷や汗をかいた」とコメントしていました。この日から始まった、YouTubeを撮影するために借りた事務所での隔離生活。陣内さんにとってありがたかったのは、知り合いのあらゆる芸能人からの連絡や、いろいろと必要なものを届けてくれたマネージャーと知り合いとのことでした。万が一、感染した場合に、そばに頼れる人がいるかどうかは大きなポイントになりそうです。主な症状は、世間でいわれているように『熱、咳、味覚・嗅覚の消失』の3つ。既に感染した芸人仲間からは、『4、5日の我慢』といわれていたそうですが、陣内さんは7日目にようやく熱が下がり、一時は中等症の特徴もみられたといいます。やはり、新型コロナウイルス感染症の症状は、人によって差があるようですね。それにしても、YouTubeの配信を休止している間に登録者が増えたというのは、陣内さんの『人徳』ゆえなのでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年09月23日新型コロナウイルスに感染し自宅療養を終えたお笑い芸人・陣内智則が11日、YouTubeチャンネル『陣内智則のネタジン』に出演。動画「【復帰のご報告】療養中のこと全てお話しいたします」内で、自身のコロナ症状について明かした。7月26日に番組収録に参加するため、PCR検査を受けたところ、2日後の28日に陰性だったという陣内。しかし、その翌日の朝方に熱っぽさを感じ、体温を計ったところ37.3度ほどの発熱が。番組収録の予定だったが、様子を見て欠席する。そしてマネージャーからPCR検査キットを自宅に届けてもらい検査をしたところ、その日の夕方に陽性と診断された。そのあと、YouTube撮影用の事務所で一人、自宅療養を開始。すると、月亭八光やアインシュタインの河井ゆずる、かまいたちの濱家隆一ら、陣内より前にコロナ感染を経験した芸人仲間から連絡をもらったと言い、「(経験者)みんな口をそろえて言うのはね、“4、5日です”って言ってくれたのよ。“4、5日で絶対治りますから”ていうのを信じてたんですけど、結果ね、4、5日経っても、僕は全然熱下がらずに、39.2度、39.3度っていうのがずっとあって。これ話しますけど、ちょっとヤバかったんですよね」と明かす。続けて、「中等症者の症状を見てたら、めっちゃ当てはまるんですよね」と陣内。咳が止まらない事に加え、トイレなど少し移動するとパルスオキシメーターの数値が92、93ほどになり、「俺はみんなが言ってるほど安心じゃないなと思いました」と振り返った。撮影スタッフから症状を改めて尋ねられると、陣内は熱、咳、味覚・嗅覚異常を挙げる。また、快方に向かい始めたと感じたのは「7日目くらい」だと言い、「熱が下がっていく。上がっても37度ちょいくらいの感じ」と伝えた。そして最後に「言えるのは、まず寝る事やと思います。まず十分休養する事」「いくら味覚なくなろうが栄養をとる事」「頼れる人がいるという心の置き所でしょうね」とコロナを経験した身として視聴者にメッセージを送り、「応援してくれるファンの皆様、関係者の皆様には本当にいろいろとご迷惑、ご心配をお掛けしました。もう、僕は大丈夫なのでこれからまたよろしくお願いいたします!」と締めくくった。
2021年08月12日お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が7日、YouTubeチャンネル『陣内智則のネタジン』に出演。動画「チュートリアル徳井義実と本音でトーク続編! 結婚! 仕事! コンビ! 陣内がリアルアドバイス」内で、コンビの展望について語った。動画中盤、陣内から「今後どうするの? チュートリアルの展望を聞いときたい」「漫才はやっぱりやるんでしょ?」と問われ、徳井は「(ネタは)どうですか?」と逆質問。それに対し、陣内は「(『ネタジン』の視聴者は)ネタはめちゃくちゃ観てくれるねんけど、ネタ以外は本当に観いひん」と話し、自身は『エンタの神様』などのお笑いネタ番組をきっかけに世に出たとしながら、「俺のネタを観たいと思ってくれてるんだ、じゃあやろうと。需要があるなら、お客さんがいるならやろう」と、ネタの“引き際”に関しての考えを伝えた。陣内の考えを聞き、徳井は「『ずっと漫才し続けてください』とか、お笑い好きな人はよく言ってくれる」と言い、「お笑いを高齢になってもずっと続けるっていう美学もめちゃくちゃあると思うんですけど、そうじゃないタイプの人もいると思うんですよ。どこか途中でネタを卒業した人は『ネタを大事にしてない人』って言われたりするけど、ネタが好きで大事やからこそ辞めるっていうのもあると思うんです」と持論を展開。そして「1日でも長く続けたいんだって人がいても全然いいと思う。ただ、僕はどこかでスパンとやめるんちゃうかなと思って」と続ける。さらに、今、劇場に足を運ぶ観客の多くは、かまいたち、銀シャリ、霜降り明星といった次世代の芸人が目当てで、自分は「メインで観にきてもらってる人間じゃないって感覚がある」と同世代の芸人仲間とも共感し合うという徳井。陣内がそれに同意しつつ「ねじ伏せる力もあるわけやん」「(次世代の芸人目当てで来たけど)チュートリアル面白い! って言わす力もあるわけやん」と聞くと、「どうなんですかね。その辺でまだやれてんなとか、新ネタ作れてるなとか、やれてるうちはやろうかなって思いますけど、もしかしたらどこかで福田に『辞めよう』っていうかもしれないです。まだちょっとわからないですけど」と、現段階での自身の思いを明かした。
2021年07月12日お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が7日、YouTubeチャンネル『陣内智則のネタジン』に出演。動画「チュートリアル徳井義実と本音でトーク続編! 結婚! 仕事! コンビ! 陣内がリアルアドバイス」内で、芸能活動再開後の苦悩を明かした。動画中盤、無申告未納付問題で芸能活動を自粛していた徳井に、陣内は「こんなこと経験できる人、数少ないからね。そこに徳井は選ばれたわけやから。俺も選ばれてん、神様に」と不祥事によって仕事が激減した過去にも触れながら持論を展開。そして「リアルアドバイスしていい? やっぱりテレビで徳井見てても、どっかで引っかかってるんやろなと思う。今までの義実の感じとはちょっとやっぱり(違う)。『俺みたいなのがこれ言ってもな』、『俺は税金のことあるからここ言われへんな』みたいな。見てて思うねん」と続けた。陣内の抱いた印象に対し、徳井は「ありますね。何を喋ってても、どこかに『お前が言うな』がずっとあるんです」と同意。陣内が「取っ払っていいと思う」と助言すると、「取っ払ってるつもりなんですけど、残ってるんですよね」と、頭ではわかっているものの元のようにはできないと言い「『お前が言うな』っていう看板とかずっと背負っときたい。それはわかってるんです、もちろんそれはありきで喋らしてもろてますっていう“お前が言うな看板”はずっと持っときたいです」と冗談めかしながらも、活動再開後の苦悩を明かした。陣内は徳井の考えに理解を示しつつ、「これに関しては言うてくる人はいるよな。それは仕方がない。(次長課長の)河本かってそうやもん。それを引きずってても仕方ない。今はもうちゃんとしてるわけやしさ」と河本準一の名前を挙げながら改めて助言。それを受け、徳井は「急には無理やと思うんで、徐々に自分の気持ち的にも仕事の実績的にも、1個1個消せるように」と前向きに語った。
2021年07月09日お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が7日、YouTubeチャンネル『陣内智則のネタジン』に出演。動画「チュートリアル徳井義実と本音でトーク続編! 結婚! 仕事! コンビ! 陣内がリアルアドバイス」内で、自身の結婚について語った。動画冒頭、陣内から「結婚やって! なんなん? かたくなに(結婚しようとしない)」と聞かれ、「かたくなにってわけではないんですけどね」と濁す徳井。陣内は「出来過ぎんねん。料理さっき作ってくれたし、キャンプ一人でやるやろ。バイクも乗るし……ほんで趣味多いねん!」と、徳井が多趣味であることが結婚の障害になっているのではないかと指摘する。今回の動画撮影の直前、徳井は「結婚っていいですか?」と陣内に聞いていたらしく、「どうなのかなあって。なんとなく、情報を集めてるんです」とその理由を説明。陣内が「徳井は怒るタイプでもないしさ」と促すと、「僕は4年くらい同棲もしたことあるし、人と住むのは大丈夫なんです。ケンカするわけでもないし」と、人との共同生活が苦になるというような事が結婚しない理由ではないとした。今回の対談動画の前編でも触れられていたが、アーティストと交際中だと一部週刊誌に報じられている徳井。「あの税金の件がなかったら、もしかしたら今頃結婚してたかもしれないです」と、自身が芸能生活を自粛する事になった問題が結婚に少なからず影響しているという。それを聞いた陣内が「今、タイミング違うかってなったんや」「でも今はもういいんちゃうん? 徳井も仕事復活してるしさ。ちゃんとお金の事は任せますっていう事も言えるやん」と問うと、徳井は「前と同じようには仕事できひんし、YouTube一人でやったりとか、自分のペースで仕事せなあかん事が結構多くて、今わざわざせんでもいいか……っていうのがちょっとあるんですよね」と現在の心境を明かす。すると「もう50歳なるで。今田(耕司)さんになるで!」と独身男性芸人の親睦会“アローン会”会長・今田の名前を挙げる陣内。徳井が「今田さんに先に行ってもらわないと」と返すと、陣内はさらに「今田さん先行く事ないって!」と笑いを誘った。
2021年07月08日SNSの普及によって、著名人に対する誹謗中傷が深刻な問題になっています。これまでも誹謗中傷はあったと思いますが、一般人が気軽にメッセージを送れるようになった点や、著名人がネットで発信することによって明るみに出やすくなったのでしょう。陣内智則が、酷い罵倒が書かれた貼り紙に対し…2021年6月4日、お笑いタレントの陣内智則さんがTwitterに1枚の写真を投稿しました。そこに写っていたのは、手書きの貼り紙。なんと、口汚い言葉で陣内さんを中傷するメッセージが書かれています。投稿によると、どうやら陣内さんは「こんな貼り紙がありましたよ」と誰かから教えてもらったようです。「ビチクソ・ブサイク芸人」や「給料ドロボウ」「人間としての価値もない」など、酷い言葉の数々を見て、陣内さんがとった行動は…。こんな張り紙ありましたよ。と教えてくれた。…これ書いたヤツだいぶ俺の事が好きやなぁ^_^君の人生に俺が入りすぎてるね。俺ももっと頑張るからお前はもっと楽しく生きろ pic.twitter.com/27Jm4rOyQH — 陣内智則 (@jinnai_tomonori) June 4, 2021 陣内さんは貼り紙を書いた相手に怒るわけでも、中傷を受けて悲しむわけでもなく、優しくこのように語りかけました。「俺のことを考えすぎ。もっと楽しく生きろ」と。「好きの反対は無関心」という言葉があるように、貼り紙を書いた人は、負の感情であっても陣内さんのことに興味があるはず。しかし、嫌いな相手を思ってばかりいては、ストレスが溜まるもの。だからこそ陣内さんは「自分のために時間を使って、楽しく生きたほうがいい」とメッセージを送ったのではないでしょうか。誹謗中傷に対する陣内さんの反応に、多くの人から称賛する声が上がっています。・陣内さんの考え方に感銘を受けました。嫉妬されるのは活躍している証拠ですよ。・それにしても書き間違いの多い貼り紙だな。書いた人間の常識のなさが伝わってくる。・そういうふうに考えられる、懐の大きさを見習いたい。かっこいいです。とはいえ、陣内さんも1人の人間です。きっと心ない言葉を投げかけられて傷付いたはず。他人を傷付けるために時間と労力を使うのではなく、自分が前に進むためにいろいろなものを費やした方が、多くの人が幸せになれるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2021年06月05日お笑い芸人の陣内智則が先月24日、公式YouTubeチャンネル『陣内智則のネタジン』で、動画「陣内智則×狩野英孝【前世は兄弟!? アノ騒動を語り合ったら共通点が多すぎた!】」を公開。ダウンタウン・松本人志の言葉に救われたエピソードを明かした。陣内は不倫問題が原因となり、離婚後の2009年頃に仕事が激減。そんなとき、先輩の木村祐一に誘われて松本と飲みに行くことになり、「仕事がないんです。お笑いでやっていきたいけど、何をやってもウケない。どうしたらいいですか?」と相談したそう。すると、松本から、「お笑いのアドバイスは分からん。ただ1つ言えるのは、かわいげのあるヤツは絶対に成功するし、絶対に残る。お前は、かわいげがある」と励まされ、「俺はめっちゃうれしかったの。お前はかわいげがあるから大丈夫やって。この『大丈夫や』が、俺の中では何よりの言葉で」と、感激したことを振り返った。松本の言葉に感銘を受け、「かわいげって、そう言われたらめちゃめちゃ大事」だと思ったという陣内。例として、出川哲朗やアンジャッシュ・児嶋一哉、三四郎・小宮浩信もかわいげがあると言い、狩野に対しても「かわいげがすごいやん」と大絶賛。そんな狩野は、不祥事の謝罪会見で、珍回答を連発して報道陣を失笑させていたが、「見ててかわいいなって。サバンナでロケしてたから、“野生の勘が”って(笑)。こんなんかわいげの塊やん。一大イベントの記者会見で、あれを言えるって」「本気だったやろ? ウケにいってない。だから、英孝ちゃんなんてまさにかわいげの」と、熱心に語っていた。
2021年05月02日お笑い芸人の陣内智則が1月30日、自身の公式YouTubeチャンネル「陣内智則のネタジン」で、『M-1グランプリ2020』決勝前からマヂカルラブリー優勝を予感していたことを告白した。「【マヂカルラブリーとM-1ここだけの話】実は陣内だけは優勝を知っていた!」と題して公開された動画には、マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上もゲスト出演。野田と村上に対して、陣内は「後出しみたいになっちゃうねんけど、俺の中で(マヂカルラブリーが)『優勝するわ』と思ったときがあったのよ」と明かした。『M-1』敗者復活戦のMCを担当している陣内は「今まで過去、トイレでバッタリ会う芸人が優勝している」と述べ、「一昨年でいったら内海(崇)に会ったの。『仕上がってるらしいな。頑張ってな』って言って優勝してるのよ。振り返れば、その前もトレンディエンジェルの斎藤(司)に敗者復活のときにトイレで会ってるの。その前も鰻(和弘)に会ってん。振り返ったら、会ってる人が優勝してる」と述懐した。そして「覚えてる? 野田。(トイレで)会ってんねん」と陣内。「そのときに言おうと思ってた。『優勝するで』って。ほんまに振り返ったら、会って何かしゃべってる人は優勝してる説があんのよ」と語ると、野田は「来年ヤバくないですか? めっちゃ(芸人が)来ますよ。『陣内さん!陣内さん!』って(笑)」と笑っていた。
2021年02月01日お笑い芸人の陣内智則がお笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉の公式YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」で25日に公開された動画に出演。児嶋の相方・渡部建にアドバイスを送った。「陣内さんが復帰の仕方について考えてくれたぞ。」と題して公開された動画の冒頭で、児嶋と陣内の関係性の話題に。児嶋は「我々はぴったり同期なんだよ」としたうえで、「ややこしいのは、アンジャッシュは1年半後に組んでるから、渡部は(陣内の)後輩なの。芸歴も先輩だし、スキャンダルも先輩」といじった。その後陣内は、過去に自身が起こした不倫騒動についても話し、「芸能界の人生の底ってわかったで。レギュラーがすごく終わっていったのよ。当時引く手あまただった仕事がホンマになくなって、ニコニコ動画だけになった」などと振り返った。謝罪会見もしたという陣内は、「俺が言えるのは、会見せなアカンと思う。真剣アドバイス。もうボロボロに叩かれるしかないと思うね」と自身の経験からアドバイスした。そして陣内が「いじられたりして、“負け芸”をできるようになったから。渡部くんは“負け芸”ができるかどうか」と言うと、児嶋も「そこはほんとにそうで。俺も『陣さんみたいにコテンパンに1回やられなきゃ。返せなきゃダメだよ』という話はした」と告白。陣内が「それでどう言ってたの?」と聞くと、児嶋は「すぐに電話した時点では『俺は陣さんみたいにできないしな』とは言ってたの。でも2か月後ぐらいにまた会ったときは、だいぶ考え方は変わってたと思う。あいつから見たら、まさにサンプルだと思うのよ。どうやって這い上がっていくのかって」と話した。さらに陣内は「俺からアドバイスすると、まずは会見。もうボロカス叩かれて。で、やっぱりライブじゃない? コジが渡部くんを連れ出して、アンジャッシュライブ」と助言していた。
2020年11月26日お笑いタレントの陣内智則が27日、都内で行われた「YOSHIMOTO presents DAIBAKUSHOW 2020」開催決定記者会見に出席。今月10日に一般女性と結婚したナインティナインの岡村隆史について語った。岡村の結婚の話題になり、陣内は「岡村さんに『おめでとうございます。次は赤ちゃんという幸せな報告をください』とメールさせていただいて。忙しいと思って返信なんていらなかったんですけど、すぐに『ありがとう。頑張ります』と」と岡村とのやりとりを告白。「うれしかったですね、すぐに反応してくださって」と話した。結婚の先輩としてアドバイスを求められると、「いい奥さんだと思うので。岡村さんも優しい人なので、円満だと思います」と返答。また、「岡村さん、たぶん性格が変わると思う。今までは女性の発言の一つが気になるとか、細かいところを見ていたけど、そういうのがたぶんなくなると思う」と変化も予想し、「岡村さんも優しい人やから大丈夫だと思う」と太鼓判を押した。吉本興業は、12月30日に最大収容人数約8,000人ものキャパを持つ東京・有明の東京ガーデンシアター有明にて2020年最大級のお笑いイベント「YOSHIMOTO presents DAIBAKUSHOW 2020」を開催する。開催決定記者会見には、中川家、タカアンドトシ、野性爆弾、陣内智則、さらに、海原やすよ ともこ、テンダラー、ミルクボーイが大阪からリモート出演し、それぞれ意気込みを語った。
2020年10月27日まだ太陽も昇りきらない、8月下旬の午前中。東京都内の自宅付近でウオーキングに励んでいたのは俳優・陣内孝則(62)だった。「ご長男が関わっているという傷害事件のことでお話を伺いに来ました」記者がそう声をかけると、少しうなずき、歩みを止めた――。《フジテレビに勤務し、情報番組の制作に携わっている陣内孝則の長男・A氏(32)が、傷害容疑で告訴された》そんな情報を本誌がキャッチしたのは、陣内直撃の数日前のこと。取材を進めると、事件が’17年8月の社会人アイスホッケーの試合中に発生したことが判明。さらにけがを負った男性・H氏に接触することができた。H氏は、事件についてこう語る。「実は私と陣内さんの長男は、中学時代に入っていたアイスホッケーチームではいっしょにプレーしていました。でも私のほうが2学年上で、学校も別々でしたから、中学卒業以降は顔を合わせることもありませんでした。ですから’17年8月の試合で久しぶりに再会したことになります。彼のプレーは荒いということは以前から聞いていたのですが、事件が起きたのは、試合終了5分前のことでした」今年6月にH氏が東大和警察署に提出した告訴状には、このように記載されている。《(A氏は)プレーの関係ないところで、両腕で告訴人(※H氏)の左足を無理やり引っ張り上げ捻り倒した事により、左膝前十字靱帯損傷の怪我を負わせ(傷害罪)、その後倒れていた告訴人の顔面に注意義務を怠りスケートの刃を告訴人の顔面に接触させる行為を行い、鼻を10針縫う大怪我を負わせた》多量の出血のため、試合が一時中断するほどだったという。「鼻の傷ばかりではありません。左膝の靱帯を損傷したために、いまも歩行には違和感があり、スポーツもできない状態が続いています。医師には“左膝には一生、障害が残る”と、言われているのです」しかし試合終了後も、H氏のもとへ、陣内の長男・A氏からの連絡はなかったという。「2カ月待ちましたが、しびれを切らして、私のほうから面会を求めました。でも彼は、あくまでもプレー中の出来事で、自分は悪くないという態度でした。私が『それはおかしいじゃないか』と言うと、初めて『すみません』と……。そこで私は、それまでにかかっていた治療費、約11万円は払ってほしい、と伝えたのです。不満はあったのでしょうが、彼はその場では、治療費を負担することを約束しました。しかし、その後に弁護士を立てて、支払いを拒否するようになったのです」試合からは3年が経過している。なぜH氏は今年になって告訴状を提出したのだろうか?「やはり泣き寝入りはよくないと思ったのです。警察に相談に行き、約2年間かけて準備を進めて、刑事告訴に踏み切り、(告訴状は)今年6月2日に正式に受理されました」さらに担当の刑事から、8月5日に書類送検した旨を知らされたのだという。弁護士法人「天音総合法律事務所」代表弁護士の正木絢生さんは、こう語る。「“書類送検”とは、捜査の結果などを書類にまとめて検察に送ることです。加害者の身柄は拘束されませんが、しっかりと事件として処理するという前提で、警察が動いたということになります。書類送検になった理由としては2つの要因が考えられます。1つは、スポーツ中の事故というだけでなく、暴行事件としても警察が捉えていると考えられること。もう1つは加害者が、被害弁償を一切していないということですね」H氏も、けがは暴行を受けた結果という自分の主張が警察に認められたことに満足しているという。「しかしA氏に対しては怒っているというより、あきれています。お金の問題ではありません。先方がどれだけ事件のことを反省してくれるかという問題だと思っています」実は陣内は、長男がアイスホッケーをしていたことから、ホッケー選手が主人公の小説『スマイル聖夜の奇跡』を執筆し、その後、自ら監督を務め、映画化したこともある。そんな彼は、息子の直面しているトラブルについて、どう考えているのだろうか?本誌の直撃取材に、彼は次のように答えた。「試合のことは息子から聞いています。息子とお相手のHさんを含め、3人の選手がもつれて倒れたことがあったそうですが、ファウル(反則行為)にもならなかったそうです。その後、Hさんから連絡があり、息子はけがをさせたという記憶もなかったそうで、驚いたそうです。当初、菓子折りを持ってお見舞いに行ったそうですが、『防具が壊れたから9万円弁償してほしい。それに今後の治療費も請求するから』と、言われたようです。息子としては全く身に覚えがないことですし、息子には『自分の言い分はちゃんと相手に言いなさい』と、伝えました。先方が告訴状を出して、警察や検察が捜査しているようですが、(捜査には)いつでも応じています。息子の主張は間違っていないと、父親の私は信じていますから」そこで次に、長男・A氏に電話で取材を申し込んだのだが、「すみません、取材に関しては局のほうを通してください」、そう語るだけだった。あらためてフジテレビに質問状を送ったところ、次のような回答が。《当該社員から報告は受けております。プライベートに関することでございますが、検察や司法の判断を待って、適切に対処してまいりたいと考えております》本誌に語った陣内の言葉についてH氏は、次のように語った。「お父さんに何と説明しているかはわかりませんが、彼がお見舞いに来たこともありませんし、私が壊れた防具代を請求したこともありません。そもそも防具は壊れていませんし。私が言いがかりをつけているだけ、と考えているのはとても心外です」完全に食い違うかつてのチームメート同士の主張。司法はどのような判断を下すのか。「女性自身」2020年9月15日号 掲載
2020年09月01日