妊娠後期、人生で初めてのぎっくり腰になりました。特に重い物を持ち上げたわけでもなく、ただソファから立ち上がっただけでしたが、強烈な痛みが走ったのです。 ぎっくり腰を勘違い!「ぎっくり腰」という言葉や、とても痛いものであることはなんとなく知っていたものの、私にとって初めての経験……。 あまりの痛みに「これは陣痛に違いない!」と勘違いしてしまい、陣痛タクシーに乗って病院に急ぎました。 ついに出産かとドキドキしていたのも束の間、助産師さんに「陣痛は何分間隔ですか?」と聞かれて「ずっと痛いです」と答える私。その時点で助産師さんの頭の上にはクエスチョンマークが浮かんでいたことと思いますが、痛みでそれを察する余裕などありません。結局、診察してくれたお医者様から「この痛みは陣痛ではなく、腰を痛めているのでは……」と告げられました。初めての出産で陣痛の痛みを知らなかったとはいえ、とても恥ずかしかったです。このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。 陣痛の痛みとは?赤ちゃんを外に押し出すために繰り返される、規則的な子宮の収縮が陣痛です。一般的に、おなかの張りや痛みが起こると言われていますが、痛みの感じ方は人それぞれ違っていて、痛みに強い、緊張しやすい、家族がそばにいる安心感があるなど、体質やそのときの環境なども影響します。 それでも多くの人が口を揃えて「想像を超える痛み」と話す陣痛。どうしたら陣痛とそれ以外の痛みが区別できるでしょうか。 まず、本格的な陣痛が来る前に「前駆陣痛」を体験するケースがあります。前駆陣痛は、おなかの張りや痛みが続く時間・間隔が不規則で、しばらくすると消えてしまいます。一方、陣痛は、多くの場合、生理痛のような痛みが徐々に強くなり、間隔も短くなってきます。 特徴的なのは、規則的な間隔で痛みがやってくること。痛みの間隔を気にかけておきましょう。 また、出産に向けて腰やおしりに痛みを感じる人もいます。これがぎっくり腰と勘違いした痛みかもしれませんが、陣痛はどこか体の一部分が痛いというよりも、骨や筋肉など体全体が赤ちゃんを産むために、連動して動いている、という感覚です。 そして、今回は恥ずかしい思いをされたことと思いますが、痛みやそれに伴うおなかの張りがある場合は、産院に連絡をして指示を仰ぐのが安心です。また、「まだ大丈夫!」とギリギリまで陣痛を我慢する必要はありません。 出産前から陣痛の痛みについて考えると不安になるかもしれません。しかし産院には医師や助産師さん、看護師さんなど、出産のプロがスタンバイしています。あまり緊張しすぎることなく、出産に臨んでくださいね。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月01日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、夏場のお出かけで離乳食を持っていく際の注意点について教えてくれました。離乳食期の赤ちゃんとの外出で、離乳食を持っていくか、親の食事を取り分けるか……などいつも迷ってしまうというママさん必見です!離乳食期の赤ちゃん用で、外出先に手作りの食事(離乳食)を持って行くこともあるかと思います。しかし、これからの暑くなる季節は、食事が傷みやすくなるので気をつけるべきこともたくさん。 今回は、持参する食事(離乳食)の中で注意してほしいことをご紹介します。 離乳食を持っての外出はいつごろから?離乳食初期から中期は、水分量を多く含んだ離乳食が多いため、手作りのものを持参するのは、暑い季節は傷みやすくリスクがあります。外出時を避けて家であげてから外出したり、帰宅後にあげるなど離乳食の時間を調整した方がよいかもしれません。 また、離乳食初期は栄養のメインは母乳や育児用ミルクなので、無理に離乳食を食べさせずに外出する日はお休みするのもよいでしょう。離乳食を外出先に持っていくのは、離乳食後期で3回食になったころ〜を目安にしましょう。 外出時はベビーフードの活用も自宅では手作りの離乳食をあげている方も、外出時は移動の際の保存などを考えると市販のベビーフードを持参した方が安全です。市販のベビーフードを利用する場合、慣れていないものだと食べないこともあります。家で試してみたり、普段使い慣れているスプーンやエプロンなどを持参するようにしましょう。 バナナや干し芋などは腹持ちも良く、ご飯代わりになり持ち歩きしやすいです。また、フリーズドライ加工などで、お湯で戻せる野菜ペーストやお粥などは外出先では便利なので、活用してみるのもオススメです。 外出先の離乳食、やってしまいがちなNGとは?作り置きを外出先に持参するのはNG!手作りの離乳食を外出先に持参する場合は、その日に作ったもののみにしましょう。作り置きした離乳食は傷みやすくなるので、お弁当として外出先に持参するのはNGです。 また、高温になる車内などに離乳食を置くのは避けて、保冷材や保冷バックに入れて持ち運ぶなど、食材が傷まないような工夫をしっかりと行いましょう。 冷凍した離乳食を「自然解凍」して外出先に持参するのはNG!冷凍した離乳食を常温で自然解凍して外出先に持参するのは、解凍のムラができて傷みやすくなるので避けましょう。電子レンジなどで一度加温してから食べさせるようにすると安心です。 現在、家族連れが多いショッピングモールのフードコートなどには、電子レンジが置かれていることがあるので活用できます。 大人の食事を取り分ける際の工夫は?大人の食事を取り分ける場合は、麺カッターなどでうどんやパスタなどは細かくしておきます。また、外食のものは離乳食期としては塩分が多かったり、茹で方が硬めのものもあり注意が必要です。味が濃い場合は、お湯で薄めたりするなどの工夫が必要です。 まとめどうしても外出がおっくうになってしまいがちな離乳食期ですが、いろいろな工夫をしながら親子共にお出かけを楽しめるといいですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2024年05月22日娘が生後7カ月になったころ、順調に進んでいると思っていた離乳食で、思わぬ事態になってしまい……。順調だと思っていた離乳食生後5カ月半から離乳食を開始した娘。食べることが大好きで、新しい食材も嫌がらずに一生懸命食べてくれるので、私も離乳食作りに気合が入りました。 娘が生後7カ月を過ぎたころ、順調に2回食へと進み、タンパク質もとれるようになってきていたので、少しずつ量を増やしてみることに。初めて食べる食材ではなかったため、軽い気持ちでその日の午後食の豆腐を3口ほど増やしました。 おいしそうに食べてくれる娘を見てほっこり。その後もご機嫌で遊んでいる娘を見て、私は「順調順調!」と思っていました。しかしその日の夕方、いつものように入浴後に授乳をした直後、娘が大量に嘔吐したのです。飲ませ過ぎたかなと思っていた私の目の前で、さらに2度目の嘔吐。娘はそれまで吐き戻しもほとんどなかったため、「これはおかしい」と思い急いで病院へ。 車で病院へ向かう間にも3度目の嘔吐をした娘。私は何もできない自分がもどかしく感じていました。 初めてのときは大丈夫だったのに…病院で診察をしてもらうと、大豆のアレルギーだろうとのこと。治療は大豆製品の食べる量をいったん減らし、そこから少量ずつ増やして体を慣らすしかないとのことでしたので、正確な検査はおこないませんでした。 まれに少しずつ量を増やしてもアレルギーの症状が出ることがあるそうですが、たいていは大きくなるにつれて克服できると医師から説明を受け、少し安心したことを覚えています。 この3日後、少量に減らしたきなこでも同じ症状が出現。そこからはさらに量を減らし、小さいスプーンの半さじ程度を2~3日おきに食べさせていました。そして、現在1歳3カ月になった娘は豆腐もきなこも克服し、元気にもりもり食べています! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ななぎ著者:下川 美悠監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月17日わが家には、のんびり屋であまり泣くこともなく育てやすいと感じている生後9カ月の息子がいます。しかしただひとつ、離乳食だけは例外でした。生後5カ月で離乳食を始め、通常であれば後期食に入り始めるころ。初期食のころは比較的よく食べてくれていたのに中期食になってからはさっぱり食べてくれなくなりました。何を作っても、ベビーフードを使っても、一切口にしてくれなかった息子でしたが、唯一食べた物があったのです。 栄養が足りない息子が心配…。離乳食作りはいつも試行錯誤成長曲線から外れてしまいそうなほど小柄な生後9カ月の息子。わが家と同じく離乳食を食べない子どもを持つママ友と情報交換をしたり、素材にこだわって作ってみたり、できる限りのことはすべてしたつもりです。それでも息子は口を開けてはくれません。お手上げ状態の私は、たまらず仕事から帰ってきた夫に相談することに。 飲んで帰ってきた夫は酔っぱらっていましたが、私の話を聞いてひと言「じゃあ俺が作るよ!」と。普段料理をしない夫が、ちゃんと離乳食を作れるのか不安でした。「料理できないでしょ……」と投げかける私に「まぁ、任せとけって!」となだめながら、酔っぱらった夫はなんと深夜から離乳食作りを開始したのです。 先に寝てしまった私は、翌朝夫が作っていたミネストローネ(カットトマト、水、刻んだにんじん、玉ねぎを入れたスープ)を発見。息子に食べさせる前に試食してみましたが、やはりおいしいとは言えません。それでもわざわざ作ってくれたのだからと、息子にあげてみることにしました。期待はしていなかったものの、息子はそのミネストローネを口にしたうえ、最後まできれいに食べきったのです。 それ以来、夫が息子の離乳食を担当することに。これをきっかけに息子の食事が進むようになったのです。この経験から、最初から無理だと決めつけずに、何でも試そうと思いました。 作画/Pappayappa著者:稲垣くみ結婚7年目で待望の第1子を出産。思っていた以上に大変な子育てに悪戦苦闘中のママ。深夜にアニメを見ながら飲むお酒がやめられない。
2024年05月11日ギャル曽根さんの大食い遺伝子を受け継ぐ!?(※画像はギャル曽根さんオフィシャルブログより)ギャル曽根さんは2011年7月にテレビディレクターの男性と結婚し、2012年11月に長男、2016年1月に長女を出産。昨年11月に次女が生まれました。産後早々に仕事復帰し、YouTubeも更新しているギャル曽根さん。赤ちゃんのお世話をしながら動画を撮影することも多いようで、最新動画でも 「(次女は)あんまギャー!って泣かないかも」と最近の様子を報告。動画スタッフは次女に泣かれてしまうことがあるそうですが、ギャル曽根さんが抱っこした瞬間泣き止むといいます。そんな次女は生後5カ月を過ぎ、最近離乳食を始めたそう。ギャル曽根さんの遺伝子を受け継いでいることもあってか、かなり食欲旺盛で「初回のおかゆすごかった」。なんでも、初めて10倍がゆを与えたところ「もっともっともっともっと」とさらに食べたがり、「自分で容器を掴もうと」するほどの勢いだったそうです。離乳食を始めたばかりの時期は赤ちゃんが食べないことで悩むケースが珍しくありませんが、そうした心配は今のところないよう。ちなみにギャル曽根家では一度の食事につき炊飯器を2台使ってお米を1.5升炊き、これを4人で食べるそうで、長男はすでに1食4~5合食べるほどだといいますから、次女も大きくなったら3台目の炊飯器が必要になるかもしれませんね。次女の離乳食については、Instagramでも「器奪われそうになりながらめちゃくちゃ食べる、、、どうしよ。初めはちょっとずつだよ?困ったな」と投稿。コメント欄には「さすが遺伝ですね。成長が楽しみですね」「すでに遺伝子が…将来家族みんなでたくさん食べれそうですね」「しっかり遺伝してるんだねすばらしい」といった声が寄せられていました。離乳食開始OKのサイン生後5~6ヶ月は、離乳食をスタートすることが多い時期。厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」でも、離乳開始時期は生後5~6ヶ月ごろが適当としています。なお、離乳食スタートがこれより早すぎると、赤ちゃんの未熟な胃腸に負担がかかる心配があり、逆に遅すぎると鉄分が不足して貧血になるなどの心配もあると言われています。ただ、赤ちゃんの発育・発達には個人差があるので、この月齢を目安とし、赤ちゃんの様子を観察しながら、離乳食開始OKのサインや赤ちゃんの食べたがっているサインに気がついたら進めるのが大切とされています。離乳食開始OKの発達の目安としては「首がしっかりすわって、寝返りができる」「5秒以上座れる」「スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる」「食べ物に興味を示している」などです。ちなみに「食べ物に興味を示している」とは、例えばパパやママが食べているものをじっと見つめている、指しゃぶりやよだれを流すことが増えるといったことです。家族の食事の輪に赤ちゃんも加えて、食べることが楽しいことだと伝えてあげられるといいですね。参照:生後5ヶ月の赤ちゃんの発育目安|離乳食や授乳などお世話のポイント【小児科医監修】
2024年05月10日個人差はあるものの、子供の反抗期って大変です。親としてはなんとか反抗期が落ち着いてほしいと思いますが、そう簡単にはいかないようで……。今回はそんな子供の反抗期が、あることをきっかけに落ち着いた話を紹介します。息子の反抗期で悩んでいた時に、妊娠が判明…「中学生の息子の反抗期がひどくて悩んでいました。いろいろな方法を試したけど一向に効果がなくて、正直息子を可愛いと思えなくなることも……。そんなある日、私の妊娠が発覚……しかも双子の女の子!ずっと不妊治療をしていたのですが、もうあきらめかけていたところでした。そして無事出産。息子はそれまでと別人のように優しくなり、妹たちのお世話を手伝ってくれました。きょうだいができたことがすごくうれしかったようです。息子にこんな一面があったなんて知りませんでしたが、大変な双子の育児も、息子のおかげで乗り切れそうです。息子、ありがとうと言いたいですね」(40代女性)▽ 妹ができたこともうれしかったでしょうし、母親が大変なときにこんな態度を取っている場合じゃない……と思ったのかもしれませんね。
2024年05月06日この記事では、9~11カ月ごろ(離乳食後期)から食べられる「かぶとくんプレート」の作り方をご紹介しています。カラフルな離乳食でこどもの日(端午の節句)を楽しみたいですね。5月5日は「こどもの日」。男の子の健やかな成長を願う「端午の節句」ですね。今日は9~11カ月ごろ(離乳食後期)の赤ちゃんに作ってあげたい「かぶとくんプレート」をご紹介します。カラフルな離乳食が食卓を彩ってくれますよ♪ かぶとくんプレート 作者:蒋田千奈美(管理栄養士)さん 材料(1食分)・豚ひき肉……15g・じゃがいも ……30g・れんこん ……10g・牛乳 ……少量・アスパラガス(穂先)……3~4cmを1本・にんじん……少々・ミニトマト……少々・ブロッコリー……少々・トマトケチャップ ……少々・サラダ油……少々 作り方① れんこんをすりおろし、豚ひき肉を混ぜ、かぶとの土台に形作る。フライパンに油を引き、しっかり焼く② あく抜きをしたじゃがいもはラップをして電子レンジで1分加熱し、つぶす。お湯を加えて少しやわらかくして少量を取り分け、残りで顔を作る③ 取り分けた②でかぶとの飾りを作り、①の上にのせる。トマトケチャップで飾る④ アスパラガスはゆでて、縦半分に切る。先に切り込みを入れ、かぶとの飾り風に⑤ にんじんはやわらかくゆで、ほっぺ用に切る。のりを目の形に切る⑥ 写真を参考にしながら、器にそれぞれを配置する。皮と種をとったミニトマト、ゆでたブロッコリーを小さく切り、まわりに散らす ※赤ちゃんの食欲や発育・発達には個人差があります。月齢や進め方は目安です。赤ちゃんの様子を見ながら離乳食をすすめてください。また、食物アレルギーのない赤ちゃんを対象にしているレシピのため、アレルギーのリスクが疑われる場合や診断されている場合は、医師の指導にしたがってください。 ベビーカレンダーは管理栄養士監修・離乳食レシピ数、日本最大級!月齢別の離乳食レシピを1,000以上掲載しています。レシピ内の「作った」件数を見れば、他のママがどんな離乳食をよく作っているのかわかりますよ♪ 赤ちゃんと一緒に、いろいろな離乳食にチャレンジしてみてください!
2024年05月02日子どもに離乳食をあげているときに起きた義母とのトラブルです。文句ばかりの義母にイラッ!同居の義母は、私が離乳食を作って食べさせていると、「昔は大人の味噌汁や煮物を潰してご飯と混ぜて食べさせたもんだ!わざわざ子ども用に分けて作って食べさせたら、子どもは大きくならない!甘やかすものじゃないんだ!」と言ってきました。 私が目を離すと、義母は自分の食べていた味噌汁にご飯を混ぜて食べさせようとしたり、勝手なことをしてくるので、本当に目が離せませんでした。ましてや食の細い子で全然食べようとしないので、そんな孫の様子を見るたびに「ほら!こんな美味しくないご飯なんて赤ん坊でも食べれないわ!」と文句ばかり言ってきて、嫌な思い出です。◇◇◇ 1人目のときはムカつきながらも、義母の一言一句に翻弄されていました。しかし、2人目からはいちいち気にしていられないと割りきり、まだ与えてはいけないものをあげられると困るので、与えるには早すぎるものなどでなければ目を瞑るようにしています。 作画/まげよ著者:山田まり30代、中学生の長男・小学生4年の長女・小学生1年の次男がいるママです。
2024年03月30日5人家族の冷え田やっこさん。娘と息子の育児中に体験した出来事を紹介します。子どもの成長で避けては通れない離乳食。今回は冷え田やっこさんが息子に離乳食を食べさせるときに体験した出来事です。冷え田やっこさんは、10カ月の息子に離乳食を用意しました。 離乳食を前にして息子はというと… 手作りとレトルトの離乳食を用意した冷え田やっこさん。レトルトの離乳食を口に入れると、息子はもぐもぐ食べます。 次に手作りの離乳食をあげると、口から出し、顔にぬりぬり……。挙げ句の果てには「ブブブブブブーーッ」と口から出してしまいました。 これに冷え田やっこさんは「もう離乳食作らなくてもいいかなぁ!?」と涙するのでした。 レトルトは口にするのに、手作りの離乳食は遊び食べする息子。「手作りの離乳食だけ食べてくれない」という経験をしたことのあるママも少なくないでしょう。 健康や子どものことを考えて作った離乳食を、できることならすんなり食べてほしいのが親心。しかし、子ども自身にもそのときの気分や個々の好ききらいもあるでしょう。ママはストレスを抱えないよう、離乳食作りとはうまく付き合っていきたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 冷え田やっこ
2024年03月27日義母と離乳食についての話になったとき、「市販のものは使わないで手作りしなさい」と言われました。そして、そのあとにまさかの発言が続き……?離乳食に細かく口出し…娘が生後5カ月のころ、義実家に遊びに行ったときのお話です。離乳食を食べさせ始めたことを義母に伝えると、「最近は市販の良い離乳食がたくさん出ているみたいね」と言われたので「そうですね」と返事をしました。すると義母は、「そういうのには頼らないでね。手作りが一番よ」とまさかのひと言……。普段は手作りするつもりでしたが、お出かけする日や時間が無いときは市販の離乳食を使おうと思っていたので、とてもショックでした。さらに続けて、「うちに来るときには私が作ってあげるから」と提案されたのですが、その内容はまだ娘が食べられないものばかり。まだ食べられないとやんわりと伝えても「兄弟がいるご家庭は、月齢なんて関係なく何でも食べさせてるわよ」と言われ、この先娘を義実家に預けるのは不安だと感じました。 夫から、離乳食はアレルギーがないかなどを調べながら作っていること、自分たちのやり方があるのであまり口出ししないでほしいことを伝えてもらいました。その後は、極力義実家に娘を連れていかないようにしています。 作画/さくら著者:田村 咲
2024年03月27日みなさんは、妊娠しているときに義母と関わる機会はありましたか?今回は、妊娠後期に起こった義母とのトラブルエピソードを紹介します。イラスト:たかむら2人目を妊娠中動けなくなってきた…用事を押しつけられ…ストレス…妊娠後期なのに義母にいろいろと押しつけられストレスを感じてしまった主人公。相手を思いやる気持ちと優しさを持てるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2024年03月13日生後5カ月ごろから始まる離乳食。これは、ある家庭の離乳食の様子を描いたお話です。張り切るパパとは裏腹に……?たくさん食べようねー! ※イナバウワー⇒イナバウアー もともと離乳食をあまり食べたくない子どもに対して、パパは少々強引に離乳食を与えます。 子どもの下唇にスプーンを近づけても口を開こうとしないわが子ですが、パパは無理やり口の中にスプーンを押し込んでしまうのです。 離乳食の正しいあげ方をママがパパへ再確認し、納得している様子を見せるものの、次の瞬間には再びわが子の口の中にスプーンを突っ込む……。 当然、子どもはのけぞって泣き始め、離乳食は難航するのでした。 離乳食が始まると、いろんな食材の味を知ってほしい、たくさん食べてほしいという気持ちになるのは、食を楽しんでほしいという親心でしょう。 しかし子ども一人ひとり、成長速度やペースは異なり、スムーズに食べてくれない子も多いです。 無理やり、強引に食べさせて食事の時間が嫌になってしまうと元も子もないので、その子のペースを理解して、楽しみながら進めていきたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター さぽん
2024年02月18日息子が7カ月のときのこと。離乳食をあげていたら、義母が驚くような行動をしてきて……。信じられない義母の行動義母がわが家に来たときの話です。 当時7カ月の息子に、納豆ごはんを食べさせていた私。しかし、義母がいるという、いつもと環境が違うからなのか、息子はなかなか納豆ごはんを食べてくれませんでした。 すると見ていた義母が突然、「味がないからだよー」と、息子の納豆ごはんにしょう油をドボドボドボ…!! 私はびっくりして何も言えませんでした。 聞くと、義母は離乳食を薄味で進めていくということを知らなかったようで、息子が3才になった今では、「最近は味付けしないんだってねー」と話しています。義母は、あのときの納豆ごはんのことは忘れているようですが、私にとっては忘れられない衝撃的な出来事です。 作画/きりぷち著者:佐藤 恵
2024年02月16日おうち料理研究家のみきママが11日に自身のアメブロを更新。自身の後期試験の結果を明かした。この日、みきママは「休日の節約ラザニア&シカゴピザです!!」というタイトルでブログを更新。「ミートソースとホワイトソースをたっぷり作って、餃子の皮を茹でてから交互に重ねて、チーズをたっぷりのせて焼いて食べました」とラザニアの作り方を写真とともに説明し「めちゃ簡単で激うま」とつづった。続けて「食パン1斤を半分に切って、押し込んで、残ったミートソースと、チーズをたっぷりのせてシカゴピザに」と調理中の様子や完成した料理の写真を公開。「チーズは幸せホルモンの材料になんですけど、食べた瞬間、本当に幸せになりますよね」(原文ママ)といい「毎日食べたいです」とコメントした。また、自身について「後期の試験の成績発表」があったことを報告。「1教科難しすぎて落としたーと思ってね、再試のために勉強してた」と述べるも「全教科合格もらえました」と安堵した様子で明かし、ブログを締めくくった。
2024年02月12日生後8カ月の娘を連れて義実家へ行ったときのこと。離乳食をあげていたときに、義母からあることを言われ……。 子どもの離乳食を持って義実家へ当時8カ月で離乳食が始まっていた子どもを連れ、義実家へ行きました。その際、義母に子どものごはんをお願いするか作って持っていくか悩んだ末、市販の乳児用のレトルトパウチやベビーフードの瓶を持参することに。 すると義母から、「今の母親はラクでいいわね。私たちのときにはそんなのなかったわ。でも、手作りの方がいいわよ〜。ラクをするのは良くない」と言われ、気まずい雰囲気になりました。今は便利な世の中で子育てしやすい=今の母親はラクだとも言われましたが、揉めたくないのでうなずくだけにしておきました。 それからは離乳食を手作りして持っていくことに。世代によって意見が違うのもわかるので、言い合いにならないように過ごすことも大事かなと思っています。 ◇ ◇ ◇ 世代間でも夫婦間でも価値観が違うことってありますよね。お互いが自分の意見を押し付けすぎず、時代の変化も受け入れながら、みんなで子育てを楽しめるといいですね。 作画/シュー子著者:山下ひかる
2024年01月30日皆さんは、妊娠中の夫の言動にイラっとした経験はありますか?今回は、妊娠を機に離婚を決意したエピソードを紹介します。イラスト:きさしん妊娠後期まで働いた夫は家事はノータッチ疲れ果てている主人公に…離婚しました妊娠後期に家事もこなし、疲れ果てたときに夫からの衝撃の発言。主人公はとてもショックを受けたことでしょう…。生れてきた子が健やかに成長してくれるといいですね。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年11月25日生活しているなかで、周りからの気遣いに心が温まった経験はありませんか?今回は、妊娠後期の女性が抱える「大変さ」と、周囲の人々が示す「気遣い」にスポットを当てた体験談をご紹介します。この記事を通して、私たち自身の日々の行動を改めて考えるきっかけになればと幸いです。48歳Aさん、電車で立っていると……妊娠後期、一人で電車に乗っていたときのことです。車内に空いている席がなく、出入口付近の手すりに体をもたせかけて立っていました。すると、少し離れた席の中学生の男の子がカバンを席に置いて、わたしの方に小走りで来ました。「あそこ、使ってください」とカバンを置いた席を指し、席まで案内してくれました。男の子の気遣いに……親切に涙が出そうになりました。中学生の男の子がこのような気遣いをできるなんてすごいと思いました。共有できる世の中に……妊婦は病人ではないけれど、大変だということを皆が共有できる世の中になってほしいです。(48歳/主婦)感動……少し離れた席に座っていた男子中学生が、席を譲ってくれたことに感動したAさん。妊娠中は立っているだけでも大変なことも。少しでも多くの思いやりが生まれますように……。皆さんはこのエピソード、どう感じましたか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年11月14日皆さんは、パートナーの行動にイラッとしたことはありますか?今回は「妊娠後期の妻を強制連行する夫」を紹介します!イラスト:とこなつきのみゲーム機の抽選会に並ぶ主人公が妊娠後期だったときの話です。近くの店で、ほしかったゲーム機の抽選会があると知った夫は「当日一緒に並んでくれるよな!?」と主人公にお願いしました。少し動くだけでもお腹が張ってしまう主人公は、お願いを断ったのですが…。夫が不機嫌になってしまい、面倒だったので仕方なく一緒に抽選会に並ぶことにしました。抽選会当日、店についた主人公は「抽選会ってこんなに並ぶものなの!?まだ夜明け前なのに!」と驚愕。店が見えないほどの大行列だったのです。不機嫌になる夫出典:Grapps長時間並んだにもかかわらず、夫婦揃って抽選に外れてしまいました。帰り道、主人公がフォローしても、不機嫌になり無言を貫く夫。そんな夫の態度に怒った主人公。数日後に再び抽選会があり、夫からまた一緒に並ぶようお願いされましたが、今度はキッパリ断ったのでした。不機嫌になる夫妊娠後期の主人公を長時間も並ばせたうえに、不機嫌になる夫。夫の機嫌に振り回されずに自由にのんびり過ごすことにした主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年10月26日自身は「肉しか食べない」けれど……(※画像は丸山桂里奈さんオフィシャルブログより)丸山桂里奈さんは今年2月に第一子となる女の子を出産。生後8ヶ月となった長女は離乳食をモリモリ食べてくれるといい、仕事の合間を縫って様々な食材で離乳食を作っているようです。仕事を終えて帰宅すると「座るまもなく離乳食のストック作り」をするという丸山さん。「ひとつひとつ作りながらも、やっぱり大変でなかなか根気が必要」な作業である離乳食作り、時短や効率も大切ですよね。丸山さんは「たまには買ってきたのでもいい」とし、「今回は生のさつまいもではなく焼き芋を綺麗に皮をとり中だけ使用」「トマトも下茹でしてるのを購入」と、いろいろ工夫しながら取り組んでいるそう。現在は1日2回食で、Instagramに公開したある日のメニューは「バナナヨーグルト(便秘気味なので)、かぼちゃミルク、左下トマトホーレンそう、にんじんとさけのおかゆ、豆腐かつお」。丸山さん自身はお魚が苦手で「肉しか食べない大人」ですが、だからこそ長女には積極的に魚を多く食べさせているのだそうです。長女はなんでもパクパクよく食べ、こぼさずに食べるのも上手になっているといいます。「なるだけたくさんの種類と思いながらもなかなか難しい部分もあるので、無理しない程度にやってます。あんまりこれもあれもとなると離乳食作りが億劫になりますから。それは嫌だなて、ぷくぷくの口に入る物だから、気持ちよく作りたいし、作れなかったらパウチでもいいやと気楽にしてます」(丸山桂里奈さんInstagramより/原文ママ)離乳食はいつから1日3回?生後8ヶ月ごろの離乳食は、1日2回(午前と午後に1回ずつ)が一般的で、食事の固さは舌でつぶせる程度。もちろん授乳はまだ必要で、回数は育児用ミルクなら1日5回(うち2回は離乳食後に必要に応じて)が目安。母乳の場合は赤ちゃんが欲しがるままに与えますが、母乳でも離乳食の前ではなく後に授乳しましょう。2回食になっても、赤ちゃんは栄養の多くを母乳・ミルクから得ています。離乳の完了は、形のある食べ物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分を食べ物(母乳・ミルク以外)から接種できるようになった状態を指します。個人差はあるものの、その時期はおおむね生後12ヶ月~18ヶ月頃です。生後9ヶ月ごろになると母乳だけではエネルギーなどが足りなくなってきます。生活リズムが整ってくれば、離乳食を3回食に増やしていい時期です。何回食べるかということよりも、1日に必要な全体量を考えて、様子をみて増やしてあげましょう。3回食になると食べる食材や量がぐっと増えて、用意するのがさらに大変になっていきます。大人の食事と一緒に下準備まで行って取り置きしたり、下ごしらえがなるべく少ないメニューを選んだり、ベビーフードを利用したり、様々な方法で時間や手間を省きながら、余裕を保てるといいですね。参照:生後8ヶ月|赤ちゃんの発育と子育てのポイント!買っておきたい安全対策グッズ5選離乳食の3回食はいつから?始め方や進め方など【管理栄養士監修】
2023年10月23日皆さんは、義家族の行動で困ったことはありますか?今回は義母が離乳食を作ったエピソードを紹介します。イラスト:海村佳世初めての離乳食主人公の子どもが離乳食を始めたときのことです。初めての離乳食はマニュアル通りにしたかった主人公は、勉強しながら作りました。しかし試行錯誤しても子どもはなかなか食べてくれず、離乳食はまったく進みません。そんなある日…。ある日義母が…義母が「私のときはこんなやり方してないわよ!」と口出ししてきます。そして「私が作っておいたから!」と言って、いろんな種類のお粥を作ってくれました。しかしそのお粥を見ると、醤油や肉が入った大人が食べるようなお粥だったのです。子どもに食べさせるにはまだ早いのではないかと戸惑う主人公。しかし「早く食べさせなさい!」と義母に言われたため、仕方なく食べさせてみると…。嫌がって食べない子ども。その様子を見た主人公の気持ちは、戸惑いとは違う別の気持ちに変化するのでした。自分のやり方で…離乳食をなかなか食べてくれない子どもを見て、大人が食べるような離乳食を作った義母。義母の離乳食を嫌がり食べなかった子どもに、安心した主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年10月20日皆さんは、義両親の発言に困ったことはありますか?今回は、離乳食に文句を言う義母のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:日之藤離乳食が進まないタイプ勝手なことばかり言ってきて…文句を言うと…私の気持ちも知らないで子どもが離乳食を食べないのは、離乳食が美味しくないからだと言ってくる義母。成長の仕方は子どもによって違うのに、そのように言われて主人公はストレスを感じてしまったでしょう。相手を思いやる気持ちを忘れずに良好な関係を築いていきたいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年10月17日子どもが離乳食を食べる時期になると、食べてくれないことに悩むママは多いようです。今回はそんな離乳食に関する義母とのエピソードを紹介します!離乳食をまったく食べない息子義母の離乳食は濃い味付けおおざっぱすぎる考えに唖然翌日、義母が離乳食を!しかし息子は食べず義母の作った離乳食もまったく食べなかった息子。これには主人公の女性も内心、ホッとしたのではないでしょうか。離乳食は子どものペースに合わせてのんびり進めていけるといいですね。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年09月26日手づかみ食べはなぜ必要?手づかみ食べはいつから始まる?子どもの発達について解説離乳食は、生後5〜6ヶ月から始めることが推奨されています。最初は、10倍がゆをなめらかに裏ごししたものをゴックンと飲み込むことからスタートしますが、生後7〜8ヶ月ごろになると、水分を減らしたメニューも舌と上顎ですりつぶして食べられるようになります。そして生後9~12ヶ月頃になると、離乳食は1日3回になり、栄養の大半を離乳食からとるように。かむ力もだんだんとついてきて、やわらかくゆでた野菜などを前歯でかじりとり、歯ぐきですりつぶしながら食べるようになります。この頃になると、手指も発達し、手のひらでものを握ったり、親指と人差し指でつまんだりといった細かい動作が徐々にできるようになってきます。食事の時、子どもがお皿のなかに手をのばしてさわろうとする仕草も増えてくるかもしれません。こうした仕草が見られるようになったら、ぜひ離乳食にも手づかみで食べられるメニューを取り入れ、十分に手づかみ食べをさせてあげましょう。手づかみ食べは、食べ物を見て確かめ、手でつかみ、口へ運んで食べるという「目と手と口の協調運動」です。この3つの協調運動は、スプーンやフォーク、箸などの食具を使うためにも重要です。手づかみ食べをたっぷり経験することで、食具を使いこなす土台も育まれていきます。また、この時期は「自分でやりたい!」という意欲が芽生えてくる頃です。食べ物をつかんで投げたり、ベタベタの手で顔や頭、テーブルなどをさわったり、お皿をひっくり返したりと、保護者にとっては困った行動に見えることも増えますが、ここはぐっとこらえてできる限り子どもの自由にさせてあげましょう。子どもは手指をセンサーにして、食べ物の形状や温度を感じ取りながら、「落としたらどうなる?」「手でにぎるとどうなる?」とさまざまなことを学んでいる最中です。食事用のビニール製やシリコン製のスタイを使用したり、食事いすの下にレジャーシートや新聞紙を敷いたりすることで、食べこぼしの片づけは少しラクになるでしょう。子どもが手づかみ食べしない4つの原因、手づかみ食べしないことでの影響とは?手づかみ食べは、9ヶ月頃から多くの子どもに見られますが、なかには自分から食べ物に手を伸ばそうとしない子どももいます。子どもが手づかみ食べに興味を示さない理由としては、以下の4つが考えられます。1.手が汚れる感覚がイヤ離乳食後期から完了期のメニューは、歯ぐきでつぶせるくらいのかたさが目安です。手づかみ食べメニューも、手でぎゅっと握るとつぶれてくっついてしまうことから、手にベタベタとくっつく感触をいやがって、手づかみをしようとしない可能性が考えられます。ただ、しばらくは慣れない感触をいやがる子どもも、ママやパパがやってみせたり、何度か繰り返して安全であることを学習することで、次第に抵抗感がなくなっていくケースも少なくありません。子どもとママやパパに負担のない範囲で、チャレンジを継続していくとよいでしょう。また、保護者が汚れるのをいやがって、こまめに子どもの手を拭いたり、「それは手づかみしないで!」など、手づかみ食べ用のメニュー以外をさわらせないようにしていると、子どもの「さわってみよう」「自分で食べてみよう」という意欲がしぼんでしまうこともあります。手づかみ食べの時期は、ある程度汚れるのも仕方ないと割り切りましょう。2.食への興味があまりない大人でも食べることが大好きな人もいれば、食べることよりも趣味や仕事の優先順位が高い人もいます。赤ちゃんのタイプも、大人同様にさまざまです。食事の際は、子どもの気があちこちに散らないように、集中できる環境を整えましょう。テレビは消し、おもちゃは目に入らないところに片づけます。保護者がいっしょに食卓を囲み、大人が食べている姿を見せることも、食への関心を引き出すのに効果的です。3.手先がまだ器用ではない手づかみで食べるには、手指のこまかい動作が必要です。子どもの発達には個人差が大きく、手指の発達スピードにも幅があります。9ヶ月ではまだ上手に手づかみできなかった子どもも、10ヶ月、11ヶ月と月齢が大きくなるにつれ、次第にこまかな動作ができるようになり、上手に口に運べるようになっていくことも多いものです。あせらず、その子なりのペースを大事に見守りましょう。4.自分でやりたいという意欲が育っていない子どもが離乳食に手を伸ばしたり、さわろうとしたときに、汚れるのを嫌がってさわらせないでいると、子どもが「食事は大人に食べさせてもらうもの」と学習してしまうことがあります。すると、月齢が進んでも、大人がスプーンを運んでくれるのを口を開けて待つばかりで、自分から食べようという意欲が見られなくなってしまうケースも。子どもが手づかみしやすいメニューを持たせてあげて、自分で食べる経験を少しずつ重ねていくことで、徐々に意欲が育っていきます。手づかみ食べの機会が少ないと、食具を使って自分で食べる発達もゆっくりになるなどの影響が考えられます。ただ、手づかみ食べは個人差が大きく、あまり手づかみ食べをせずに、はやくからスプーンなどを使って食べることに興味を示す子どももいます。大切なのは、子どもが「食べるって楽しい!」と感じて、おいしく味わって食べられること。手づかみ食べのメニューも用意しながら、おおらかな気持ちで子どもの自発的な食行動を見守っていきましょう。手づかみ食べのポイントと促し方は?9ヶ月頃になったら、手づかみで食べられるメニューを献立に加えることを意識しましょう。たとえば、ごはんを小さめのおにぎりにしたり、ゆでた野菜やいも類をスティック状に切ったりするだけでも十分です。バナナやふかしたさつまいもなどは、やわらかくて甘みも強く、手づかみ食べにぴったりです。手づかみ食べメニューは、少し大きめにカットすると、子どもが前歯を使ってひと口量をかみとる練習にもつながります。子ども用のお皿に盛りつけ、子どもが自由に手をのばせるようにしましょう。最初は口いっぱいにつめこんで、「おえっ」とえづいてしまうこともあるかもしれません。それも子どもにとっては、適切なひと口量を覚えるための学習です。食事中は必ずそばにいて、のどにつまらせないように見守りましょう。食事は食べさせてもらうものではなく、自分で食べるもの。子どもの「食べたい」という意欲を引き出していくためには、おなかがすいて食事をする、というリズムをつくることも大切です。3食は毎日できるだけ決まった時間に設定し、体を動かしてたっぷり遊び、空腹を感じてから食事をできるようにしましょう。食事の時間だけでなく、起床時間、昼寝、就寝などの生活リズムを整えていくことも大事です。手づかみ食べをしないときの対処法は?手づかみできるメニューも出して、食べこぼし対策も万全!それでも子どもが手づかみ食べをしようとしない……。そんなときは、次のような工夫を試してみましょう。1.調理法&味つけをチェンジ離乳食も後期になると、ゆでる、蒸すだけでなく、焼いたり、素揚げしたりしたものも食べられるようになります。また1歳以降であれば、天ぷらやフライにも挑戦できます。同じスティックにんじんでも、ゆでたものと表面をカリッと香ばしく焼いたものでは、手触りや食感が異なりますね。いろいろな調理法を取り入れて、子どもの好奇心を刺激してみましょう。ゆでた野菜をかわいい型で抜いたりして、見た目を楽しく演出するのもおすすめです。また、離乳食後期になると、少量のしょうゆやみそ、塩、砂糖などを使って調味したものも食べられます。薄味を基本に、さまざまな味を試し、子どもが「おいしい!」と喜んで食べられる食卓をめざしましょう。2.みんなで一緒に食べる子どもの食べる意欲を引き出すには、食べるのはの楽しい、という雰囲気を演出することも大切です。ママやパパといっしょに食卓を囲んで食べる様子を見せるのも効果的。また、祖父母や友人を招いたり、お弁当をつくって公園でピクニックをしたりと、環境を変えてみるのもおすすめです。3.手指を使う遊びを取り入れる食事のとき以外に、つまんだり、ひっぱったり、手指を使う遊びを楽しむのもよいでしょう。子どもが楽しく夢中になれることで、手指の発達を促していくことが、手づかみ食べにもつながっていきます。ただ、「手づかみ食べの練習のために!」とノルマのように取り組む必要はありません。子どもが興味を持ちそうなおもちゃがあれば、いっしょに楽しみながら遊んでみましょう。手づかみ食べで食の世界を広げて手づかみ食べは、子どもの成長にとって大切な発達段階の一つです。汚れたり、いつもより食事の時間が長くかかったり、大人にとっては大変なこともありますが、それも一時期のことです。子どもの食への意欲を育くみ、自分で食べる基礎を築いていくためにも、たっぷり手づかみ食べの経験をさせてあげましょう。手づかみ食べは9ヶ月頃からが目安ですが、個人差も大きいものです。あせらずおおらかな気持ちで見守りましょう。なかなか手づかみ食べをしなくて心配なときは、小児科医や保健師など、専門家に相談してアドバイスをもらいましょう。
2023年08月29日相手には申し訳ないけれど、ありがた迷惑な時ってありますよね。今回は「義母が子どもに離乳食を作ってくれたけど…」エピソードを紹介します。イラスト:海村佳世はじめての離乳食ある日義母が…早く食べさせなさい!このときばかりは義母が作ってくれた離乳食は、全部大人が食べるような濃い味付け。次回は赤ちゃんが食べられるような、安全な離乳食を作って欲しいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年08月26日赤ちゃんがパパさんの手をカミカミしている動画。赤ちゃんは歯がかゆくて仕方ないようですが、パパは少し痛そうです(笑)。※動画が再生できない場合はこちらのページでごらんください。「いいから噛ませてよ!」と言いたげな赤ちゃんでしたが、パパさんは困りつつも嬉しそうですね(笑)。この動画にはさまざまなコメントが寄せられています。「一生懸命で癒されます♡」「痛い痛い言ってるけど、パパ嬉しそうだからしゃーないw」「ほっぺと口がたまらなく可愛い♡」動画の詳細を投稿者さんに伺いました。ーーパパさんの指をカミカミするのは日頃からよくしますか?みおログさんこの日はたまたま指でしたが、普段から私や夫の太ももや腕、ヒジをカミカミします!本人は「やめてーー」と言うとニヤニヤしています(笑)。ーー可愛いですね(笑)。赤ちゃんの普段の様子を教えてください。みおログさんとにかく活発で元気いっぱいです!寝っ転がって落ち着く時間が無いくらい、常に周りのものに興味津々で動き回っています(笑)。今のところ人見知りもなく、電車で隣に座った方に笑顔を見せたり手を振ったりもします!私は人見知りの方なので、我が子ながら感心して見ています……(笑)。ーー赤ちゃんの社交性に驚かされますね。この動画の他に赤ちゃんの面白いエピソードなどありましたら教えてください。みおログさん同じ月齢の赤ちゃんとママさん数人で集まってキッズスペースで遊ばせた時、他の子達は泣きながらママに抱っこを求めていましたが、うちの子はそんなお友達に近づいていって顔や頭を触ろうとしていました(笑)。また別の日、うちの子より半年ほどお兄ちゃんな男の子と遊んでいると、お兄ちゃんにグイグイ近づいていって服を握り泣かせていました……(笑)。人が大好きで、とにかく一緒に遊びたいんだろうな〜と思うのですが、さすがに距離が近すぎて、いつかお友達を傷つけてしまわないかと思い、目が離せません(笑)。ーー色々なことに興味津々なんですね!これからの成長が楽しみですね♡みおログさんのアカウントでは、他にも赤ちゃんの普段の様子やご家族とのやり取りが見られます。ぜひ、覗いてみてくださいね。====================投稿主みおログさんTiktokみおログさん(取材・文=ゆりー)✅日本一おいしそうに食べる1歳児の、100点満点なリアクションがこちらです!✅「帰ったらパパがいる」娘が大歓喜!⇒そして3年後……反応はどうなる?✅パパが仕事中にスマホでベビーカメラを覗いたら…赤ちゃんとママのやり取りに驚かされる!
2023年08月13日皆さんは、夫の言動に振り回されたことはありますか?今回は、夫の言動にモヤモヤした妻のエピソードを紹介します。イラスト:とこなつきのみ妊娠後期に入ったある日ゲーム機の抽選に付き合うことに…大行列に並んだ結果は…再び抽選会があったが…妊娠後期の妻を、長時間行列に並ばせるなんて…。夫には、もう少し妻の体を気遣ってほしいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月12日野菜のことをよ~く知っている野菜ソムリエのママが考案した旬野菜の離乳食レシピを紹介します。今回の旬野菜はとうもろこしです。離乳食初期~離乳食完了期までのレシピをお届けします!旬の野菜はおいしくて栄養がたっぷりな上に、値段もお手ごろ♪ ぜひ、毎日の離乳食に取り入れたい食材です。そこで野菜のおいしさ、使い方を知り尽くした野菜ソムリエのママに旬の野菜を使った簡単にできるおいしい離乳食レシピを教えていただきました。8月の旬野菜はとうもろこしです。とうもろこしの選び方や栄養、離乳食への使い方もご紹介します! 【8月の旬野菜】とうもろこしのポイント夏を象徴する野菜のとうもろこし。甘みが強いので赤ちゃんも食べやすい野菜ですが、粒皮は固くて消化が悪いので離乳食初期、中期は裏ごしする必要があります。 おなかの調子を整える食物繊維も豊富です。とうもろこしは鮮度が落ちやすいので、買ってきたらすぐにゆでておきましょう。茶色い色のひげが濃く、量が多いものほど甘みが強いのが特徴です。購入するときの目安にしてくださいね。 【離乳食初期】ベビーコーンスープ 材料(1人分)・とうもろこし(ベビーフードのコーンクリーム代用可) ……20g・育児用ミルク(調乳済みのもの) ……大さじ1・水溶き片栗粉 …少々 作り方① とうもろこしはやわらかくゆでてすりつぶし、裏ごしする。② 小鍋に①、育児用ミルクを入れて温めて、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。 【離乳食中期】とうもろこしときゅうりの2色がゆ 材料(1人分)・とうもろこし(ベビーフードのコーンクリーム代用可) ……20g・きゅうり ……5g・7倍がゆ ……50g 作り方① とうもろこしはやわらかくゆでてすりつぶし、裏ごしする。② きゅうりは皮をむき、やわらかくゆでてすりつぶす。③ 器に7倍がゆを盛り、①、②をのせる。 【離乳食後期】コーン豆腐ハンバーグ 材料(1人分)・とうもろこし ……15g・パプリカ(赤) ……3g・豆腐(絹ごし) ……50g・片栗粉 ……小さじ2・サラダ油 …少々 作り方① とうもろこしはやわらかくゆでて、みじん切りにする。② パプリカは皮をむいてやわらかくゆでて、2~3mm四方に切る。※パプリカの皮はやわらかければむかなくてもOK。③ 豆腐はゆでて、水気を切る。④ ボウルに①、②、③、片栗粉を入れて混ぜ合わせてから、食べやすい大きさに形を整える。⑤ フライパンにサラダ油をひき、弱火で④を中に火が通るまで両面を焼く。【離乳食完了期】とうもろこしとオクラの夏炒飯 材料(1人分)・とうもろこし ……15g・オクラ ……5g・豚ひき肉 ……15g・軟飯 ……60g・醤油 ……少々・ごま油 ……少々 作り方① とうもろこしはやわらかくゆでて、みじん切りにする。② オクラもやわらかくゆでて、みじん切りにする。③ フライパンにごま油を熱し、豚ひき肉を炒める。④ ③の豚肉が中まで火が通ったら、①、②、軟飯を加えて、全体を炒めたら醤油で味を整える。※赤ちゃんの食欲や発育・発達には個人差があります。月齢や進め方は目安です。赤ちゃんのようすをみながら離乳食をすすめてください。※食物アレルギーのない赤ちゃんを対象にしています。アレルギーのリスクが疑われる場合や診断されている場合は、医師の指導にしたがってください。※アレルギー表示は目安です。実際の食材および加工食品とは異なる場合がございます。パッケージ裏などに記載の原材料やアレルギー表示、成分表等をご確認ください。 ベビーカレンダーは管理栄養士監修・離乳食レシピ数、日本最大級!月齢別の離乳食レシピを1,000以上掲載しています。レシピ内の「作った」件数を見れば、他のママがどんな離乳食をよく作っているのかわかりますよ♪ 赤ちゃんと一緒に、いろいろな離乳食にチャレンジしてみてください! ベビーカレンダーには、管理栄養士監修の離乳食レシピがほかにもたくさんあります。赤ちゃんと一緒に、いろいろなレシピにチャレンジしてみてください!監修者:野菜ソムリエ 野菜ソムリエ 日高直子
2023年08月10日橋本環奈が2024年後期連続テレビ小説「おむすび」で主人公を演じることが分かった。本作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく平成青春グラフィティ。『キングダム』『銀魂』「今日から俺は!!」といった人気シリーズなどに出演し、最近では、山田涼介(Hey! Say! JUMP)と夫婦役で初共演したドラマ「王様に捧ぐ薬指」や、再演も決定している舞台「千と千尋の神隠し」が話題となった橋本さん。今回、NHKドラマ初出演の橋本さんが演じるのは、平成に元号が変わった最初の日に生まれた米田結。福岡県・糸島で育ち、どんなものでもおいしそうに食べるキャラクター。農業を営む結の家族も明るくて能天気だが、何かと複雑な事情があるようで…。高校卒業後は、あることがきっかけで神戸、そして大阪へと移り住み、栄養士の道を歩み始める。どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を持ち続け、激動の平成から令和であっても、思いっきり楽しみ、時に悩みながら生きていく物語。本作の脚本を務める根本ノンジは、「一人でも多くの方に見ていただけるような作品を、最高のキャスト、頼もしいスタッフの力をお借りして、真摯に、愚直に精一杯描きたいと思います」と意気込みのコメントを寄せている。連続テレビ小説「おむすび」は2024年後期放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月09日息子は離乳食を始めたころは、特に好き嫌いなく何でも食べてくれる子でした。しかし、生後11カ月ごろから離乳食をあまり食べなくなってしまい、大好きだったはずのバナナさえひと口も食べないことも。悩んでいたとき元保育士の姉のおかげで、息子はごはんを自らモリモリ食べてくれるようになったのです。 突然の離乳食拒否息子は生後10カ月のころまでは、よく食べる子でした。特に好き嫌いはなく、大きな口を開けて食べ物が運ばれてくるのを待つほど食べることが大好き。ごはんをモグモグしながら、なんともうれしそうに笑ってくれる息子の姿を見ることが、私にとってとても幸せな時間でした。 しかし、生後11カ月のころから息子は急にごはんを食べることを嫌がるようになりました。はじめは眠いのかな、具合が悪いのかなと思いましたが、離乳食の時間だけを息子は嫌がり、他の時間は普段通り。そのうち息子はごはん中にニコニコと笑うことがなくなったどころか、少し食べたあとのけ反って号泣するようになってしまいました。 試行錯誤するも…離乳食を食べなくなってしまったとき、息子に軟飯を食べさせていました。大人と同じ物が食べたいのかもしれないと思い、私たちが食べているご飯を息子に食べさせましたが数口で号泣。ふりかけをご飯にかけたり、おにぎりにするなど工夫しましたが、あまり食べてくれませんでした。 大好きだったバナナさえも口には入れますが、すぐにべっと出してしまう始末。野菜はとても小さく細かく切って卵焼きやホットケーキミックスに混ぜたり、シチューにしたりと工夫しました。どれも少しは食べてくれますが、すぐ食べることを拒否してしまい、私はお手上げ状態でした。 食べた! 元保育士の姉がしたこと息子が1歳になりたてのころ、家の事情で遠方に住む姉と私が実家へ帰省することに。姉は5歳と2歳の子どもを育てながら子ども向けの遊びイベントなどを主催・運営する仕事をしており、結婚する前は保育士をしていました。私は息子がごはんを食べてくれないことを姉に相談して、息子のごはんを食べる様子を見てもらうことに。 すると姉は「自分で食べたいのかも」と言って台所へ行き、私が作ったひと口サイズのおにぎりよりも、もっと小さいミニサイズのおにぎりと軟らかく煮たひと口サイズの大根、にんじんを息子へ出してくれました。息子ははじめにおにぎりを食べると、なんとニコッと笑いながら次々とおにぎりや野菜を口に運び、あっという間に完食! 隣に座っていた甥っ子のごはんまで横取りしようとするほどの食欲でした。 息子は自分で食べたかったのに私がスプーンであげてしまったり、用意したおにぎりや卵焼きが息子にとっては大きすぎて食べづらかったためごはんを拒否していたようでした。これを機に、息子の挑戦したい気持ちと挑戦しやすい環境作りに気を付けるようになりました。 ※本記事の内容は必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。離乳食後期(9〜11カ月)は5倍がゆから軟飯に移行する時期です。普通のご飯でのおにぎりは離乳食完了期(1歳〜1歳6カ月)からと言われています。ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/ライコミ監修/助産師 松田玲子著者:米久 熊代
2023年07月26日2番目の子どもである息子が1歳になったころ、離乳食と母乳をあげるタイミングがあまり合わず、離乳食を食べさせるタイミングがうまくつかめないことが多くありました。夫にそろそろ断乳をしたらどうかと提案されましたが、まだ授乳を続けたいと考えていた私の葛藤のお話です。離乳食の進みがゆっくりな息子息子が1歳になったばかりのころ、離乳食を少し食べたあとに必ず、母乳が欲しいとのけ反って泣いてしまうように。ここで授乳してしまうと、その後は離乳食を食べなくなってしまうのですが、私はひとまず泣き止ませるために授乳をしていました。 その光景を見た夫から、「母乳飲んでいるから離乳食を食べなくなるんじゃない? もうこの際、思い切って授乳やめたら?」という発言が。 夫婦で話し合って決めたこと息子はまだ1歳になったばかりで、さらには離乳食をあまり食べてくれないということもあり、断乳する時期ではないと思っていた私は夫に反論。夫は離乳食を進めるべき、私は息子のペースに合わせて進めるべき、と話はあまり噛み合いませんでしたが、どちらも子どものことを考えていることは同じです。 なんとか良い方向に向かえばと思い、夫婦で話し合うことに。そこで決めたことは、息子の顔をしっかりと見て離乳食を食べさせること! 簡単なことですが、息子本人の気持ちが乗らなければ食べてくれないと思ったのです。 他にも、授乳を離乳食の時間とずらしたり、離乳食の時間を早めたり、試行錯誤を重ねていき、息子のためにはどのようにしたら良いのかを考えました。 その後、息子は徐々に離乳食を食べるようになり、自然と授乳の回数も減っていきました。私と夫、どちらの意見が正しかったのかはわかりませんが、息子のために行動することができてよかったと思っています。相手の意見を聞き、冷静に話し合うことが大切だと感じた出来事でした。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ミロチ著者:高山ななみ
2023年07月15日