「出演者のラインナップを見て驚いたのが、Jr.時代から切磋琢磨してきた同世代ジャニーズが多いこと!Sexy Zoneをはじめ、Snow ManやSixTONESという、今のジャニーズの中核を担う世代の活躍が、ドラマでも見られるのは本当にうれしいことです」こう語るのは、『ジャニーズは努力が9割』の著者・霜田明寛さん。今年の夏ドラマでも、ジャニーズが大活躍!そこで「今期も見逃せない作品ばかりで、ワクワクが止まりません」という霜田さんに、注目ポイントを聞きました♪■Sexy Zone 菊池風磨(28)/ Snow Man 渡辺翔太(30)『ウソ婚』(フジテレビ系・火曜23時~)「『ウソ婚』では、菊池風磨さんご本人の色気を存分に発揮した演技が期待できますし、ふだんから仲よしの渡辺翔太さんとの共演にも注目です。ラブコメということで、二枚目も三枚目も器用に演じられる菊池さんには、もってこいの作品ではないでしょうか。渡辺さんがどんな演技を見せてくれるかにも注目したいですね」■SixTONES 松村北斗(28)/ なにわ男子 西畑大吾(26)『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系・土曜23時~)「2人とも朝ドラ経験のある演技派俳優ですし、知的な雰囲気が探偵という役柄にピッタリですよね。松村さんと西畑さんは初共演ですが、雰囲気が似ているところがあるので、現場で仲よくなってくれたらうれしいですね。堤幸彦監督の独特な演出にもハマりそうです!」■なにわ男子 大西流星(21)/ Sexy Zone 松島聡(25)『紅さすライフ』(日本テレビ系・月曜深夜24時59分~)「なにわ男子からは、大西流星さんも『紅さすライフ』で主演を務めます。美容男子というご本人のキャラクターを生かせるハマり役ですし、松島聡さんと兄弟役というのも、ジャニーズ好きとしてはテンションが上がります!大西さんをはじめ、キャスティングがピッタリですよね。ストーリーも現代的ですし、メッセージ性のある作品なので、多くの方の心に響くのではないかと思います」■Snow Man 目黒蓮(26)『トリリオンゲーム』(TBS系・金曜22時~)「『トリリオンゲーム』の目黒蓮さんは、今までの誠実なイメージを覆して、新たな魅力が見られる。真面目で繊細なイメージの強い目黒さんの“オラオラ系”演技が今から楽しみです!かなり挑戦的な役柄ですが、俳優として大きく飛躍するきっかけになるかもしれません」【PROFILE】霜田明寛WEBマガジン「チェリー」編集長。過去にはジャニーズJr.オーディションを受験した経験もある。著書に『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)など
2023年07月18日現在放送中の冬ドラマには、ジャニーズ出演の話題作が盛りだくさん♪そこで、とくにテンションが上がったポイントについて、『ジャニーズは努力が9割』の著者・霜田明寛さんと本誌記者がジャニヲタ対談!注目作品の見どころを語ってもらいました。記者:今期も魅力的なドラマばかりですが、霜田さんがとくに注目している作品は何ですか?霜田:僕、『すきすきワンワン!』(日本テレビ系・月曜深夜24時59分~)の岸(優太・27)さんと浮所(飛貴・21)さんのコンビが大好きなんです。2人がたわむれている様子が、とにかくかわいすぎます!記者:『VS魂』(フジテレビ系)でも共演している2人なので、リアルな関係性とリンクして、より “萌え度”が高まりますよね。実際に、同居してみてほしい!霜田:主人公はけっこうなダメ男ですが、どこか憎めないのは岸さんが演じているからこそ。浮所さんの犬らしい仕草も愛らしいです。かわいさ満載で、ジャニヲタならハマってしまう作品。何年かごとに、違う先輩後輩コンビでリメイクしてほしい!記者:ジャニーズ共演でいうと、『大病院占拠』(日本テレビ系・土曜22時~)の櫻井(翔・41)さんと菊池(風磨・27)さんのコンビもアツいですよね。霜田:菊池さんは、ふだんから櫻井さんを慕っていますからね。満を持しての初共演だと思います。櫻井さんも菊池さんも、スマートさとやんちゃ感が共存している稀有な存在。待ちに待った初共演から目が離せません!記者:櫻井さん演じる熱血刑事が追い詰められていく一方、菊池さん演じる武装集団のリーダーは常に冷静沈着。この対比も胸アツです。霜田:いよいよクライマックスに突入するので、先輩後輩の直接対決が楽しみですね!記者:それから、『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系・火曜22時~)の永瀬(廉・24)さんが、かなりハマり役じゃないですか?霜田:わかります!どこか陰のあるイケメンの役が本当に似合いますよね。キャラクターも永瀬さん自身をほうふつとさせる気がします。永瀬さんの魅力が存分に発揮されているので、脚本の北川悦吏子さんに、ジャニヲタを代表してお礼を言いたいです(笑)。記者:ハマっていたといえば、『大奥』(NHK・火曜22時~)の中島(裕翔・29)さんの和服姿!とても艶やかで素敵でした。原作マンガも大好きなんですが、中島さんの再現度が高くてびっくり!2次元超えのカッコよさに胸キュンでした。霜田:大奥のなかで目立ってしまうのも納得の美男子っぷりでしたね。記者:一方、『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系・土曜23時~)では、藤ヶ谷(太輔・35)さんの意外な一面が発揮されていますよね。アイドルだけでなく、俳優にMCにと多才すぎる藤ヶ谷さんですが、ラブコメの才能まであったとはさすがすぎます!霜田:クールで二枚目な役柄のイメージが強かったので、女性たちに振り回されているのが新鮮です。家事をしている姿にもキュンとします!記者:今期のドラマも、ジャニヲタ歓喜のラインナップで最高ですね!【PROFILE】霜田明寛WEBマガジン「チェリー」編集長。過去にはジャニーズJr.オーディションを受験した経験もある。著書に『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)など
2023年03月04日例年以上にジャニーズの話題に事欠かなかった2022年も残すところあと少し。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニーズファンである霜田明寛さんに、来年とくに活躍が期待できるタレントを3人挙げてもらった。■松本潤大河ドラマ『どうする家康』が控えている堂本光一さんに続き、菊田一夫演劇賞を受賞する日も遠くないかもしれません!外部の舞台で堂々と主演を張ったかと思えば、『Endless SHOCK』では、メインを引き立てるような演技もできて、本当に多才ですよね。この1年のうちに、同期入所でかつてはシンメだった目黒蓮さんと、なにかで共演する機会があれば、長年のジャニーズファンとしてはうれしい限りです!
2022年12月31日例年以上にジャニーズの話題に事欠かなかった2022年も残すところあと少し。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニーズファンである霜田明寛さんに、来年とくに活躍が期待できるグループを3つ挙げてもらった。■Sexy Zone先日、初のドームツアーを大成功させたSexy Zoneは、いよいよ機が熟してきたような感じがします。デビューから10年以上経っているのに、まだ全員が20代というのも、ほかのグループにはない強みですよね。デビュー初期の楽曲に、ジャニーズイズムを強く感じさせるものが多いのも、彼らならではの魅力だと思います。最近は、個人としてもグループとしても、CM出演の機会が増えてきていますし、ビジュアルのよさをいかした仕事が、今後も増えていくのではないでしょうか。マリウス葉さんの引退で4人体制になってしまいますが、新しい門出となる2023年は、ぜひいい1年にしてほしいと思います。■A.B.C-Z例年、舞台『ジャニーズ伝説』を観劇するたびに、A.B.C-Zは、ジャニー喜多川さんが、ジャニーズイズムを継承させるために作ったグループなのかもしれないなと感じています。コンサートや舞台で見せる、アクロバットに大掛かりな機構を使った演出など、ジャニーズのエンターテインメントの真髄を、デビューしてから10年以上も体現し続けているのがさすがですよね。今後、ジャニーズ愛にあふれるグループとして、事務所全体を牽引していくような存在になってくれたらいいなと思っています。■Aぇ! groupAぇ! groupは、関西ジャニーズらしいバラエティ能力の高さで、今後テレビを中心に、活躍の場を広げていくような気がします。コンサートで披露するコントや新喜劇の完成度も高いですし、テレビやラジオに出演したとき、ジャニーズのタレントとは知らずに、「このコ、おもしろい!」と思われるケースもあるみたいです。歌唱力バツグンでカリスマ性のある末澤誠也さんや、子役時代に劇団四季ミュージカルに出演し演技力に定評のある佐野晶哉さんなど、個性あふれる魅力的なメンバーが勢揃いしているので、グループだけでなく個人の仕事もどんどん増えていくと思います!
2022年12月31日例年以上にジャニーズの話題に事欠かなかった2022年も残すところあと少し。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニーズファンである霜田明寛さんに、今年とくに活躍がめざましかったタレントを3人挙げてもらった。■オールマイティーな二宮和也にびっくり今年は二宮和也さんの才能のすごさに改めて驚かされた1年でした。ドラマ『マイファミリー』の大ヒットに始まり、主演映画も2本公開され、24時間テレビのパーソナリティを務めたり、カパーアルバムも配信されるなど、その多才さを改めて思い知らされましたね。とくに、YouTubeの「ジャにのちゃんねる」は、ジャニーズファンなら必ず見たことがあるんじゃないかというくらい、重要な存在になっています。レギュラーメンバー以外にも、先輩から後輩まで、多岐にわたるジャニーズタレントの話題が出るので、幅広いファン層から支持されているんだと思います。■Sexy Zone菊池風磨の幅広い演技力新たな魅力に気付かされたのは、Sexy Zoneの菊池風磨さんです。バラエティでの活躍はもちろん、ドラマ『ファイトソング』で見せた三枚目の演技や、映画『もっと超越した所へ。』でのクズ男の役、舞台『ドリームボーイズ』の主人公など、幅広い演技力を存分に発揮していました。また、「ジャにのちゃんねる」での愛される後輩感も、ふだんのグループ活動のときとはまた違った雰囲気で素敵ですよね。ほかの3人にツッコんだり、場を回すようなときもあって、今後どんどん活躍の幅が広がっていきそうです。■Snow Man目黒蓮はどこか親しみやすい雰囲気で大ブレイク出演ドラマ『silent』の社会現象を呼ぶ大ヒットや、朝ドラ初出演など、Snow Manの目黒蓮さんにとって、2022年はまさに大ブレイクの年だったと思います。目黒さんの人気の秘訣は、見た目のカッコよさや身長の高さで高嶺の花の感じがあるかと思いきや、どこか親しみやすい雰囲気があったり、弱さを抱えた男性の役も演じられたりするところにあるのではないでしょうか。ジャニーズタレントは、男性性を押し付けない雰囲気の人ばかりですが、なかでも目黒さんは令和の男性像にぴったりハマっている気がするので、今後も俳優としてのヒット作に恵まれていきそうな予感がします。
2022年12月31日例年以上にジャニーズの話題に事欠かなかった2022年も残すところあと少し。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニーズファンである霜田明寛さんに、2022年のジャニーズの活躍について振り返ってもらった。■激動の1年で改めてわかったタレントたちの強い思いジャニー喜多川さんが亡くなって3年が経ち、その遺志を継いでいこうという思いが、タレントそれぞれの心のなかにしっかり根付いてきたように感じます。たとえば、新年早々に上演される舞台『JOHNNYS’ World Next Stage』は、東山紀之さん、堂本光一さん、井ノ原快彦さんという、ジャニーさんからの信頼も厚く、長年直接指導を受けてきた3人が、演出として名を連ねています。また、来春の『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』は、主演のSnow Manのメンバーが、自分たちで演出を務めることも発表されました。今年は、滝沢秀明さんの退社やKing & Princeのメンバー3人の退所発表など、ジャニーズにとって激動の1年ではありましたが、だからこそ、タレント一人ひとりが、ジャニーさんの遺志を自分たちの手で守り続けようと、強い気持ちを持ってくださっているのが、改めてわかった気がします。不安になりそうなときも、堂本光一さんや生田斗真さんをはじめ、これからも事務所を支えるだろう所属歴の長いメンバーが、きちんとコメントを発表してくださったことも、ジャニーズファンとしては、とてもありがたかったです。■来年も最高のエンタメが生み出されるはず!2022年は、ジャニーズファンにとっては激動の1年でしたが、タレントたちの思いの強さを再確認できた年でもありました。2023年も、ジャニー喜多川さんの遺志を引き継いだ最高のエンターテインメントを、たくさん生み出してくれることでしょう。なかでも、新たにジャニーズアイランドの社長に就任した、井ノ原快彦さんの活躍には期待大です。穏やかで優しい人柄から、後輩たちに愛される井ノ原さん。ジャニーズJr.たちにも、それぞれの意見を尊重して、いいところを最大限伸ばせるような、サポートをしていくのではないかと思います。すでに全国ツアーが決定しているAぇ! groupや美 少年をはじめ、魅力的なグループが多数在籍しているので、なにわ男子やTravis Japanに続いてデビューを掴んでほしいですね。2023年も、1人のファンとして、ジャニーズのエンターテインメントを目一杯楽しもうと思っています!
2022年12月31日例年以上にジャニーズの話題に事欠かなかった2022年も残すところあと少し。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニーズファンである霜田明寛さんに、今年とくに活躍がめざましかったグループを3つ挙げてもらった。■KinKi Kidsは頼もしい限りCDデビュー25周年イヤーということで、例年以上にKinKi Kidsの存在感が大きかったですね。多くの歌番組で、あの美しいユニゾンやハーモニーを聴けたのが幸せでした。新曲のリリースやYouTubeチャンネルの更新、アニバーサリー企画など、ユニットとしての活動がいつもより活発だったにもかかわらず、剛さんはシンガーソングライターとしての20周年を記念した活動、光一さんは『Endless SHOCK』や後輩の舞台の演出と、ソロ活動の手をまったくゆるめなかったのもすごいですよね。ジャニーズタレントの1つの目指すべき姿を体現してくれている気がして、とても頼もしい限りです。■やっぱり外せないSnow ManCDセールスがダントツだったSnow Manはやっぱりハズせないですね。デビュー前から、先輩やファンのなかでは定評があったパフォーマンス力が、世間でもしっかり評価されるようになったのが、人気の秘訣の1つなのかなと思っています。また、ラウールさんのパリコレデビュー、目黒蓮さんの出演ドラマの大ヒット、佐久間大介さんの声優挑戦などをはじめ、メンバーそれぞれのソロ活動が多岐にわたっていて、話題に事欠かなかったことも、知名度を上げる一因になっているのではないでしょうか。来年は、自分たちで主演と演出を務める舞台『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』も上演予定ですし、勢いはどんどん増していくんじゃないかと思います。■デビュー1年目のなにわ男子も大健闘!なにわ男子は、今年デビュー1年目でしたが、すでにメンバー間の知名度や人気にかたよりがないのがすごいですよね。メンバーそれぞれが、自分の武器や役割をわかっている気がして、個人としてもグループとしても、今後どんどん人気を伸ばしていくのではないでしょうか。なにわ男子の活躍ぶりを見ていると、このメンバーを選抜した、ジャニー喜多川さんのセンスは、やっぱり天才的だったんだなと改めて感じます!
2022年12月31日あまりにも衝撃的な出来事だった。先日、来年の5月をもって、平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)の3名が脱退することを発表したKing&Prince。彼らのこれまでの軌跡を追い続けてきた、『ジャニーズは努力が9割』の著者・霜田明寛さんも、動揺を隠せないようだ。「彼らは、故・ジャニー喜多川さんの思いを体現できる貴重な存在だったので、メンバーの半数以上が退所を選択した事実に大きなショックを受けました。デビュー前のJr.時代から、ジャニーズの王道を走り続けてきた人たちなので、いまだに『まさか』という気持ちが強いです。ただ、事務所を去る3人のなかにも“ジャニーズイズム”は確実に受け継がれていると思うので、どんな形でもステージには立ち続けてほしいです」霜田さんいわく、King&Princeの魅力は、王道アイドルらしいキラキラ感と、パフォーマンスの実力の高さを両立していたところにあるという。「コンサートでは、派手で印象的な演出や、会場中を走り回ってのファンサービスなど、アイドルらしい見せ方をしたかと思うと、激しい楽曲ですごみのあるダンススキルを披露したりして、彼らにしかない“二面性”がとても魅力的でした」霜田さんの言うとおり、ここまで高いレベルで人気と実力を併せ持つグループはなかなかいない。■結成以降のコンサートを振り返り!【2015年4月24日】『ジャニーズ銀座2015』6人で座長を務めた初の公演。千秋楽から4日後に、Mr.King vs Mr.Princeというグループ名が発表された。【2015年7月20日】「ガムシャラ!SUMMER STATION」Mr.King vs Mr.Princeとしてステージに立った初のイベント。人気Jr.が出演する「サマステ」のなかで、彼らだけ特別公演を開催。【2018年12月6日】『ジャニーズ King&Prince アイランド』JOHNNYS’ Worldシリーズの記念すべき10作目に主演。タイトルにグループ名が入るのは初のこと。メンバーはフライングにも挑戦。【2019年7月21日】「CONCERT TOUR 2019」「王子様の二面性」をテーマに、キラキラ感とセクシーさを併せ持つ彼らの魅力が存分に発揮された公演だった。【2022年4月16日】「First DOME TOUR 2022 ~Mr.~」念願の初ドームツアーには、直径10メートルの観覧車形ステージを導入。Jr.時代の楽曲から最新曲まで彼らの軌跡を振り返る公演だった。【2022年9月19日】「ARENA TOUR 2022 ~Made in~」コンセプトは「和×洋」。オープニング映像をカットし、いきなり楽曲から始まる演出など画期的なアイデアがちりばめられていた。 3人の脱退まであと半年あまり。彼らの放つ輝きを目に焼き付けておきたいーー。【PROFILE】霜田明寛Webマガジン「チェリー」編集長。過去にはジャニーズJr.オーディションを受験した経験も!著書に『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)などがある
2022年11月23日現在放送中の秋ドラマには、ジャニーズ出演作が盛りだくさん!『ジャニーズは努力が9割』の著者・霜田明寛さんによると「今期はハマり役を演じている人ばかり」なのだとか。「役柄に、ご自身の印象が反映されている方が多いんです。『silent』の目黒蓮さんは、障害を抱えながらも周囲を思いやる優しさや誠実な人柄が、ご本人と重なりますし、『ボーイフレンド降臨!』の髙橋海人さんも、かわいらしいけれど、どこかミステリアスな雰囲気が、記憶喪失という設定にぴったりですよね。『束の間の一花』で京本大我さんが演じる余命の短い哲学講師役も、見た目の繊細な美しさで、リアリティが増しているように感じます。ご本人の資質に、役作りの努力がかけ合わさって、何倍も魅力的なキャラクターになっているんでしょうね」■目黒蓮(25)『silent』フジテレビ系・木曜22時~「目黒さんの目元や表情の演技に思わず引き込まれてしまうんですよね。猛練習したという手話からも感情が伝わってきて、俳優としてさらに飛躍する予感がします」(霜田さん・以下同)■髙橋海人(23)『ボーイフレンド降臨!』テレビ朝日系・土曜23時~「髙橋さんが醸し出す独特の雰囲気は、年上女性が恋に落ちてしまうのも納得です。記憶を取り戻したとき、演じ方にどんな変化が起きるのか、今から楽しみです」■京本大我(27)『束の間の一花』日本テレビ系・月曜深夜24時59分~「京本さんは、ビジュアルに説得力を持たせるため、人生初の食事制限をしたそうで、美しさに磨きがかかっています。哲学講師という設定も、雰囲気にぴったりです」また、どちらもマンガが原作の『親愛なる僕へ殺意をこめて』と『クロサギ』では、主演の2人が演技の実力をあますところなく発揮しているという。「山田涼介さんは、マンガ原作の世界観のなかでも、見た目に説得力がありますよね。今回は、バイオレンスなシーンの表現力も際立っています。平野紫耀さんは、コミカルなシーンとシリアスな演技の振り幅の広さがさすがです。カッコいいダークヒーローとして、男性人気もより高まる気がします」■山田涼介(29)『親愛なる僕へ殺意をこめて』フジテレビ系・水曜22時~「2つの人格をどちらも魅力的に演じ分けられるのは、山田さんの演技力があるからこそ。真実が明かされるまでの展開にも期待大!」■平野紫耀(25)『クロサギ』TBS系・金曜22時~「劇中で、平野さんがいろいろな変装をするのも見どころのひとつ。着替えシーンで、筋肉美が見られるのもうれしいポイントです」最後に、霜田さんはこう語る。「どの作品もクオリティが高いのはもちろん、ご本人たちの魅力が最大限に引き出されていて、ジャニーズファンとしては、テンションが上がりまくりです!」【PROFILE】霜田明寛Webマガジン「チェリー」編集長。過去にはジャニーズJr.オーディションを受験した経験も!著書に『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)などがある
2022年11月14日放送まであと1カ月あまりとなった10月期ドラマ。なかでもとくに20代の若手ジャニーズの活躍が期待できそう!そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者で、自身もジャニーズファンである霜田明寛さんに、各作品の見どころを大予想してもらいました!10月期とくに注目したいのは、地上波連ドラ単独初主演となる、King&Prince 髙橋海人(23)とSixTONES ジェシー(26)の2人。霜田さんが期待するポイントは?「髙橋さんは、さまざまな話題作に出演してきているので、『ボーイフレンド降臨!』は、満を持しての単独主演作です。天真らんまんな青年役ということで、ご本人のピュアな魅力が存分に発揮されると思います。ジェシーさん主演の『最初はパー』は、『私立バカレア高校』でも原作を担当した、秋元康さんの企画・脚本なのがエモいですね。ジェシーさんらしい、ダイナミックで自由な演技に期待しています!」(霜田さん・以下同)■『ボーイフレンド降臨!』テレビ朝日系・毎週土曜23時~髙橋が翻弄する年上女性を演じるのは田中みな実と桜井ユキ。2人の恋のバトルも楽しみ。■『最初はパー』テレビ朝日系・毎週金曜23時15分~芸人を目指す青年という役柄がジェシーにぴったり!相方役の市川猿之助との掛け合いも見どころ。また、22時台のプライムタイムには、King&Prince 平野紫耀(25)主演の『クロサギ』や、Snow Man 目黒蓮(25)出演の『silent』がラインナップされている。「天然なイメージの強い平野さんですが、ステージ上での表現力の幅広さを見ていると、詐欺師という影のあるキャラクターも、うまく演じてくれそうです。目黒さんは大人のラブストーリーには初挑戦ですが、このドラマがきっかけで、恋に落ちる女性が急増する予感がします!」■『クロサギ』TBS系・毎週金曜22時~平野の連ドラ主演は約2年半ぶり。天然キャラや王子様なイメージを払拭する作品になりそう。■『silent』フジテレビ系・毎週木曜22時~俳優として確実にステップアップしている目黒。川口春奈とのラブシーンにも期待したい♪そしてもちろん、注目すべきは若手の活躍だけではない!「山田涼介さんが二重人格の青年を演じる『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系・毎週水曜22時~)や、玉森裕太さんが医師役に初挑戦する『祈りのカルテ』(日本テレビ系・毎週土曜)もハマり役になりそうで楽しみですね。来期もジャニーズドラマが豊作でうれしい限りです!」【PROFILE】霜田明寛WEBマガジン「チェリー」編集長。過去にはジャニーズJr.オーディションを受験した経験もあり、著書に『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)などがある
2022年09月09日今年の夏ドラマはジャニーズが大活躍!そこで、ジャニーズ夏ドラマの注目ポイントを『ジャニーズは努力が9割』の著者・霜田明寛さんに聞きました♪「なんと言っても、なにわ男子の活躍がすごいですよね。メンバー7人中5人が今期のドラマに出演。しかも、『消し好き』では大橋さんが三枚目の主人公を、『パパムス』では長尾さんが主人公の憧れの先輩という二枚目の役を演じていて、グループとしての振り幅の広さにも感心させられます。『彼女、お借りします』の大西さんも注目。過去に童貞役を演じた、櫻井翔さんや二宮和也さんのあとに続くような俳優になってほしいですね」■大橋和也(25)『消しゴムをくれた女子を好きになった。』日本テレビ系・月曜深夜0時59分~「中学生を演じられるのがすごい。歌うシーンで歌唱力を封印していたのも印象的でした」(霜田さん・以下同)■長尾謙杜(20)『パパとムスメの7日間』TBS系・火曜深夜0時58分~「サッカー部のエースで学校イチの人気者という王道の役どころを爽やかに演じています」■大西流星(21)『彼女、お借りします』テレビ朝日系・関西は日曜23時55分~、関東は土曜深夜2時30分~「ピュアな男子大学生がハマリ役。女のコの前であたふたしている様子もかわいいんです!」Jr.たちも健闘!■HiHi Jets&美 少年『トモダチゲームR4』テレビ朝日系・土曜23時~「両グループから選抜メンバーが出演しています。実際のキャラと違う役も演じられるのはさすがですね」なにわ男子がジャニーズ王道の役を演じているのに対して、先輩たちは新境地に挑戦している、と霜田さん言う。「僕の今期イチオシは『純愛ディソナンス』。中島さん演じる心に闇を抱えた主人公から目が離せません。重岡さんの『雪女と蟹を食う』も、映画で見たいくらいの作品ですし、佐藤さんの怯えた表情や永瀬さんのド派手な衣装など、今後も楽しみです!」■中島裕翔(29)『純愛ディソナンス』フジテレビ系・木曜22時~「禁断の恋という話題性だけでなく、心の機微を丁寧に演じる姿を見てほしい!」■重岡大毅(29)『雪女と蟹を食う』テレビ東京・金曜深夜0時12分~「挑戦的なシーンも多いですが、演技派の重岡さんだからこそできる役柄だと思います」■永瀬廉(23)『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』日本テレビ系・日曜22時30分~「同級生役の俳優陣との絡みに注目。同期入所の西畑大吾さんとの共演も感慨深いです」■佐藤勝利(25)『赤いナースコール』テレビ東京系・月曜23時6分~「ホラーは顔がアップになりやすいので顔立ちのきれいな佐藤さんにぴったりな題材です」【PROFILE】霜田明寛Webマガジン「チェリー」編集長。ジャニーズJr.オーディション受験経験も!
2022年08月16日舞台『観劇者』が6月30日、池袋・シアターグリーンBIG TREE THEATERで初日を迎えた。本作は脚本・演出を開沼豊が手掛け、堀田竜成、外岡えりか、林明寛、大滝樹、岩佐祐樹、わたなべかすみ、吉田翔吾、斉藤レイ、長戸勝彦という個性豊かな俳優たちが、客席の開場から終演後までの“観劇者”を演じるというもの。物語は同期が主演を務める舞台を見にきた元俳優、偶然劇場の前を通りかかった映像制作会社社員、“推し活”に勤しむ女性とそんな彼女に連れられて初めて舞台を見る男性、観劇が生きがいのフリーター、将来演劇の仕事に関わりたい女子高生、何かを我慢している不思議な男性、娘の出演作へと足を運んだ夫婦という男女9人が、どのような経緯でこの舞台を観劇したのかを描く。同じ空間で演目を見ている“観劇者”たちが抱える事情をさまざまな角度から描き、時に音声を交えながら軽快なやり取りで進んでいく会話劇だ。公演前に行われたフォトセッションでのキャストのコメントは以下の通り。公演は、7月4日(日)まで上演中。当日券の販売などは、オフィシャルサイトで確認してほしい。M列9番(高木蓮) / 堀田竜成・コメントこの公演は、(登場人物)それぞれのストーリーがあり、(お越しいただく)みなさんにもきっとストーリーがあると思います。自分に置き換えられるものとか、感じられるものがたくさんある舞台になっています。次の何かの一歩に繋がる作品になると思いますので、一生懸命頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。M列12番(松下彩夏) / 外岡えりか・コメントキャスト、スタッフ誰一人欠けることなく今日無事に幕が開くことがいまとても嬉しいです。私たち一人一人が背負っている物語だったり思いだったりを、来て下さるお客さんも一人一人背負って劇場に来てくれていると思うので、お届けするのがいまから楽しみです。最後まで駆け抜けられるように頑張ります。M列5番(大澤亮太) / 林明寛・コメントこの脚本は、長い間演出や役者をされている開沼さんだからこそ書けたものだと思っていまして、一回舞台を見たことがある人であれば、引っかかるポイントが絶対にあると思うので、楽しんで頂けると思います。個人的には開沼さんの頭の中を見られた感じがして楽しく本読みをやらせていただきました。楽しんで頂ければなと思います。M列6番(田淵舞) / 大滝樹・コメント私はとにかく推し活をしている女性の代表だと思って、いまこの場にいると思っています。見に来て下さる方は誰か推しの方が必ずいると思うので、その人に失礼のないように精一杯演じさせていただきたいと思います。M列13番(野間洋平) / 岩佐祐樹・コメントお客さんが劇場に来た段階で何か共感ができる作品だと思っています。よくある言葉ですが、一人一人が主役の舞台だと思いますので、誰か、もしくは複数人に共感して楽しんで頂けたら嬉しいですし、これからもっともっと観劇が好きになってもらえたら嬉しいです。M列7番(林田未来) / わたなべかすみ・コメント2か月間いろいろ悩んだり考えたりしながら稽古をしてきました。その頑張った結果を見せられればいいなと思っています。私自身も観劇は好きですし、一観劇者としてこの観劇者の思いを伝えられればいいなと思います。M列8番(佐々木真) / 吉田翔吾・コメント僕の役は仕掛けが一つしかないから、みんなと比べて言ってしまえば単純なことなんですけど、僕の中ではお客さんから一番共感を呼ぶようなことをやっているし、(開沼)豊さんからは、「お前はそうだ、そういう単純なことだけど、お前は一番劇的であれよ、一番ドラマティックであれよ」と言われているので、照明さんも音響さんも僕をめちゃくちゃドラマティックにしていただいて。だから僕はドラマティックに初日を迎えたいと思います。M列11番(一条かなえ) / 斉藤レイ・コメントコロナ禍のなかでのキャスティングだったと思うので、少ない人数で舞台上でもひとりずつ立っているような感じで、その空間を埋めるのがマンパワーだよって演出の開沼さんが言われていました。莫大なセリフの量なので、不安になることもあったんですけど、こうやって初日までこぎつけて、仕上がりを見ていただけたら笑いもあったし、みんながいい顔をして終われていたような気がして、もちろんもっともっと成長していくつもりですけれども、第一歩を踏み出せたかなと思っています。最後まで、怪我無き、事故なき、病気なきで頑張りますので、よろしくお願いいたします。M列10番(一条勉) / 長戸勝彦・コメント私の妻(斉藤)が長かったので手短に(笑)。若者と交じって最年長ですけれども、楽日まで怪我のないように、笑顔で楽日を迎えられるように今日から頑張って参りますので、最後までみなさん応援よろしくお願いします。■公演情報『観劇者』6月30日(水)~7月4日(日)全9公演会場:池袋・シアターグリーンBIG TREE THEATERチケット料金:7,000 円(全席指定 / 税込)<チケット情報>【前売】イープラス: チケットぴあ: (Pコード:506-326)ローソンチケット: (Lコード:34898)【当日引換券】チケットぴあ: (Pコード:506-326)イープラス: 【当日券】当日券がご用意できる公演は、開演45分前から会場にて販売致します。詳細は公式ホームページ「FAQ」内にてご確認ください。
2021年07月01日「ありのーままのー」2014年も終わりが近づき、既に、多くの忘年会のカラオケ現場で、このような間違った選曲がされているのが漏れ聞こえてきています。それもそのはず、今年は10年に1度の「忘年会ミスり選曲頻発危険年」です。しかし、同時に、選曲対象大幅アップの最大のチャンス年でもあるのです。ということで、みなさん、カンパイ!霜田明寛です。本記事では、本来のコミュ障をひた隠しにしながら、会社員として、弟子として多くの飲み会に出続ける僕が、2014年度忘年会のベスト選曲のコツや、盛り上げテクニックを伝授させて頂きたいと思います。女性が男性曲も・・・“カバー”の概念で選曲対象が大幅に拡大昨今は空前のカバーブーム。「ベイビーアイ・ラブ・ユー」と連呼する男性の歌があったかと思ったら気づいたら、女性が歌っててしかも英語!(TEEシェネル問題・2011)に代表されるように、男女や国籍を越えて、他人の曲を歌うことが当たり前になってきています。特に今年はアナ雪の主題歌『Letit GO』に、May J.、松たか子、イディナ・メンゼルと複数パターンが存在したことで、その認識はさらに一般化。そう、一昔前までは、男性が女性の曲を歌うと「オカマ」でした。しかし、今は「おカバー」なのです。つまり、それは選曲の対象が大幅に拡大しているということ。そんな現代において、女性でも男性の曲を歌うのは“大アリ”。 むしろ、なんだかカフェで流れてそうでオシャレなのです。2014年のヒット曲を歌えばいいわけではない忘年会のカラオケで間違いがちなのは、決してその年のヒット曲やヒットアーティストの曲を歌えばいいというワケではないところです。例えば、今年の注目度急上昇アーティストといえば、SEKAINOOWARI。「世界の」といえば「ナベアツ」か「山ちゃん」だった時代はどこへやら、いつのまにか「OWARI」です。しかし、彼らの曲を歌えば盛り上がるかといえば大間違い。例えば最新曲『DragonNight』は、ピエロのDJが活躍する時間の長い、カラオケには不向きな曲。また『炎と森のカーニバル』も彼らのライブでは盛り上がりますが、『月のカクテル』『ミイラ男』『魔法使い』と独特の世界観に、企業社会で生きるオッサンたちに歌ってもパニックに、いや、コスモパニックにさせるだけになってしまいます。では2014年のトップチャートに入っている曲を歌えばいいかというと、そうでもありません。今年のトップチャートは、AKB48グループ及びジャニーズ勢で上位を独占。AKB48の『ラブラドール・レトリバー』や嵐の『GUTS!』が最上位に来ているのですが、残念ながら、これらも誰もが口ずさめるほど広く認知されているかと言えば、答えはNO。忘年会で必要とされているのは「前しか向かねえ」姿勢ではなく、むしろ後ろを振り返ること。幅広い世代に知られていない曲は、たとえ最新ヒット曲でも盛り上がりません。そう、忘年会とは、新入社員からお偉いさんまで多くの世代・人種の集まる場であり、彼らを満遍なくもりあげられる“共通解”を探さなくてはいけないのです。ですから、AKBだったら2013年のヒット曲『恋するフォーチュンクッキー』や2010年の『ヘビーローテーション』、嵐だったら1999年の『A・RA・SHI』あたりまで遡るのが懸命です。そんなに昔の曲を歌って、オバサン扱いされないかしら?そんな不安を抱いたあなたに、その不安を一掃させるテクニックを後編でお伝えします!
2014年12月28日