軍事マニアというのは意外に多いものです。不謹慎のそしりを受けるかもしれませんが、軍事関連の情報は知れば知るほど奥が深く面白いのです。昨今のミリタリー関連の面白い話をご紹介しましょう。■中国の空母の現状日本やベトナムなどを相手に海でさまざまなあつれきを生んでいる中国は、アメリカ、日本などと張り合える外洋戦力を整えるのに必死です。その1つが航空母艦(空母)の保有です。中国は今、旧ソ連の中古空母『ワリヤーグ』を購入して一生懸命改装工事をやっています。●飛行機は着艦できるのか!?しかし、ロシアの軍事技術の盗用を頻繁に行うため、空母に絶対必要なアレスティング・ワイヤー(飛行機が空母に着艦するのに使います)の引き渡しをロシアから拒否されました(付けてくれませんでした)。ほかにこの技術を持つアメリカ、イギリスも中国に技術供与をしません。非公式な情報では、アレスティング・ワイヤーはスウェーデンから購入して解決するとしていました。「飛行機が帰って来られない空母って」と軍事マニアはニヤニヤしながら見守っていましたが、2012年3月の情報ではどうもアレスティング・ワイヤーが改装中の空母に装着されたとのこと。ただ、その後の進展が聞こえてこないので、さあどうなることやら、なのです。というのは、アレスティング・ワイヤーというのはノウハウの塊なのです。時速数百キロというスピードで空母に着艦しようとする飛行機は、フックを出して、空母上に設置されたこのアレスティング・ワイヤーをひっかけて減速し、止まります。つまり、数百キロのスピードのものをやんわりと受け止めなければならないわけです。容易に想像できると思いますが、ピンと張ってるだけではフックが折れますし、ガクンとなって飛行機の搭乗員の首が折れるとか、飛行機が壊れますね。ワイヤーがググっと適度にたわみながら着艦する飛行機を止めなければなりません。いまだかつて空母を保有したことのない中国にとっては大きな技術的ハードルです。●カタパルトはどうするのか!?また、飛行機を発進させるのに必要なカタパルトという装置があります。『機動戦士ガンダム』の「アムロ行きまーす」の時に使われる、ガンダムの足にはめて、進行方向に動いてガンダムを打ち出す装置がありますね。あれがカタパルトです。空母では甲板から飛行機を空に放り出すこのカタパルトが必要なのですが、このロシア製中古空母にはこれも付いていません。中国は西側で使われている蒸気式カタパルトではなく、(いわゆるリニアモーターによって駆動する)電磁式カタパルトを独自開発するとしています。「西側の民間技術を使い」などという大変に虫のいい話ですが、さてうまくいくでしょうか。電磁式カタパルトはアメリカ、イギリスが開発中でいまだ実物は完成していません。ちなみに、2007年には中国系アメリカ人のチ・マクなる人物が当該技術を中国に不正に持ち出したとして有罪となっています。●信じられないくらいの低速では!?さらにエンジンの問題もあります。もともとは、主機は蒸気タービンエンジン4基4軸(エンジン4基でスクリュー4軸を回す)の設計で、もちろんエンジンが設置されていたのですが、中国に引き渡す段階では撤去されています。中国は蒸気タービンエンジンの独自開発に失敗しているため、低出力のディーゼルエンジンを搭載したという観測があります。その場合、この空母の速力は時速20ノットを下回るのではないかと推定されます。そんな低速な空母は聞いたことがありません。第二次世界大戦時に日本が保有していた空母『赤城』でも最大速力は32ノット。アメリカの通常動力の空母『キティホーク』(2009年に退役)は最大速力32ノット、昨年の3.11の際にトモダチ作戦に参加した原子力空母『ロナルド・レーガン』では30ノット。日本の60年以上も前の空母よりスピードが出ないことになります。2012年7月30日の段階で9回目の航行試験を終えたとのことですが、(軍事情報であるため)速度などの情報は漏れてきません。もちろんアメリカの情報機関はつかんでいるでしょうが色んな意味で気になるところです。●エレベータテストを実施2012年8月20日のニュースによると艦載機を上げ下げするエレベータのテスト写真を公開しました。『殲-15艦載機』の模型を使って行ったとのこと。空母の甲板の下は飛行機の格納庫になっています。空母で飛行機を運用するには、甲板と格納庫の間で飛行機の出し入れを行う必要があります。そのために飛行機が乗せて上下する巨大なエレベータが付いているのです。この空母は2012年に就役予定となっていましたがこの様子では難しいようです。実際の艦載機を搭載しての試験運用までまだかなりの時間を要するでしょうし、またこの空母を戦力化するまでには(うまくいったとして)10年単位の時間がかかるでしょう。■いよいよSF! 宇宙からドン!『神の杖』というアメリカの計画をご存じでしょうか。直径30cm、長さ6.1m、重さ100kgの劣化ウラン製(タングステン製あるいはチタン製も想定されている)の金属棒に小型のロケットを取り付け、地球を周回する軌道上のプラットフォームから地上ターゲットに向けて発射し、破壊するというのです。この金属棒の落下スピードは時速1万1587kmにもなり、防ぐことは不可能。もうこうなるとSFの世界です。■中国の対アメリカ空母艦隊兵器の構想米軍が持つ、空母を中心とする機動部隊は世界最強の打撃力を持っています。これを寄せつけないために中国が新しい兵器のコンセプトを提唱しています。対艦弾道ミサイル(Anti-Ship Ballistic Missile/ASBM)と呼ばれるもので、空母機動部隊を弾道ミサイルで撃破しようというのです。そもそも米空母艦隊がどこにいるのかを特定する能力はあるのか(有事の際には居場所を秘匿して行動するため)、またきちんとそこに当てる能力はあるのかといったツッコミがあちこちからされています。■日本のミサイル迎撃能力周りの国が大変に物騒なので日本は備えなければなりません。先日の北朝鮮のロケット発射騒動(2012年4月13日)の際には、パトリオットPAC3の移動配備、イージス艦の出動が行われました。日本はアメリカと共同で(弾道)ミサイルの迎撃能力を磨いてきました。2010年10月29日には日本のイージス艦きりしまがハワイ沖での中距離弾道ミサイルの迎撃実験に成功。2011年4月15日には米イージス艦オ・カーンが中距離弾道ミサイルの迎撃実験に成功しています。米軍ではさらに迎撃ミサイルの改良を続けており、『SM-3ブロック2』では大陸間弾道弾(ICBM)を迎撃可能と言われています。■いまだに正体不明の米軍ステルスヘリコプター(?)2001年の9.11以降、世界中で探されたオサマ・ビン・ラディンが、アメリカ軍の急襲によって殺害されたのは2011年5月2日。そのニュースはスグに世界に伝えられましたが、その陰で世界中の軍事マニアがビックリしたことがありました。この急襲作戦でアメリカ軍のヘリコプターが墜落したのですが、そのヘリコプターの尻尾部分、テイルローターと呼ばれる部分が今まで誰も見たことがない形をしていたのです。ヘリコプターは、尻尾部分に付いている小さなプロペラ=テイルローターで機体を安定させています。これがないとヘリコプターは水平方向にクルクル回ってしまいます。墜落した機体の残骸のテイルローターはその羽(ブレイド)が独特で、その上にカバーが付いた形状でした。このようなスタイルのテイルローターを持つヘリコプターを米軍が有していることなど、公表もされていなければ、誰も知らなかったのです。カバーに関しては「静音効果」があるものと目され、軍事関連ウォッチャーからは「これは米軍がひそかに開発していたステルスヘリコプターではないか」という意見が出ました。米軍はいまだにこの件に関しては沈黙を守っています。そのためこのヘリコプターは謎です。面白いのは、まったく正体不明なのに想像でこのヘリコプターのプラモデルが発売されたことです。ちなみに、いち早く商品を出したのはドラゴン模型という香港のメーカー(笑)。中国の人は素早いですな。(高橋モータース@dcp)
2012年10月12日日本記録更新中の大人気マンガはやっぱり面白い!!2011年も残すところあとわずか。今年も続々と発売されたマンガですが、「売れているマンガはホントに面白いの?」と思うことも。そこで20代の男性に2011年売れ筋マンガの中で「読みたいor読んで面白かったマンガ」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.2011年売れ筋マンガで20代が読みたいor読んで面白かったマンガは?(複数回答)1位『ONE PIECE』45.8%2位『名探偵コナン』12.8%3位『NARUTO―ナルト―』12.5%4位『鋼の錬金術師』11.0%5位『銀魂』8.4%■『ONE PIECE』は読みたいor読んで面白かった!!・「年を取ってもグッとくるメッセージ性があり、とても面白いと感じる」(29歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「2年がたち、パワーアップした麦わらの一味の話や、一つひとつのエピソードが感動するため」(25歳/医療・福祉/専門職)・「バトルマンガですが、それにとどまらない問題提起や人情話などが魅力です」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「何度読んでも夢中になれるマンガだから」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「全巻、大人買いしてしまった」(26歳/警備・メンテナンス/営業職)■『名探偵コナン』は読みたいor読んで面白かった!!・「推理して犯人を捜していくプロセスがたまらなく楽しいからです」(25歳/情報・IT/技術職)・「論理的な思考力を身に付けたいので読んでみたい」(22歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「昔から継続的に読んでいるが最近読めていないからまた読みたい」(29歳/金融・証券/営業職)・「推理を推理するのが面白い」(24歳/警備・メンテナンス/技術職)■『NARUTO―ナルト―』は読みたいor読んで面白かった!!・「『週刊少年ジャンプ』を購読していたときは、必ず読んでいたので。連載が長期になると初期のころを思い出したくて、ついコミックを大人買いしてしまいます」(27歳/アパレル・繊維/営業職)・「興味のある世界観でストーリーがしっかりしていてイラストも見やすい」(29歳/医療・福祉/専門職)・「バトル・友情・必殺技ありでハラハラして面白いから」(27歳/運輸・倉庫/技術職)■『鋼の錬金術師』は読みたいor読んで面白かった!!・「ストーリーもすごいが、セリフも人として大事なことを言っているところがある」(28歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「メインキャラだけでなく、サブキャラも立っていると思うから」(25歳/情報・IT/技術職)・「男女問わず楽しめるから」(22歳/学校・教育関連/その他)■『銀魂』は読みたいor読んで面白かった!!・「あの思い切った下ネタが大好き」(26歳/その他/販売職・サービス系)・「絶対読んで後悔したことがないから」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「ギャグ満載で好き」(29歳/金融・証券/専門職)■番外編:このマンガは読みたいor読んで面白かった!!・『君に届け』:「50代の上司が読んで感動した作品で、いろいろな人に薦めていました(笑)」(26歳/マスコミ・広告/技術職)・『進撃の巨人』:「あらすじだけで非常に興味が持てるので」(29歳/機械・精密機器/営業職)・『テルマエ・ロマエ』:「古代ローマと現代のミスマッチが絶妙。ジョークのセンスも高いし、大人向けの娯楽マンガだと思う」(29歳/情報・IT/事務系専門職)・『バクマン。』:「目標に向かって努力している姿を見ていると、こちらも刺激され、モチベーションが上がるから」(24歳/食品・飲料/事務系専門職)・『JIN ―仁―』:「医学や歴史がとても勉強になる」(25歳/機械・精密機器/技術職)総評半数近い人から支持された『ONE PIECE』が1位を獲得。最新刊64巻(2011年11月4日現在)の初版発行部数は400万部を突破し、日本記録更新中の大人気マンガだけあり、その面白さを説明するのに言葉はいりません!! 少しだけ読んで面白さを知り、全巻一気に大人買いしてしまったという人も。第2部が始まり、さらにパワーアップした麦わらの一味がどんな敵を相手にするのか、今後の展開がますます楽しみです。同じ『週刊少年ジャンプ』の『NARUTO―ナルト―』は3位。落ちこぼれ忍者だったナルトが里の英雄となり戦う姿を見ていると、連載10年以上もの成長を見守ってきた親のような気持ちになります。仲間の大切さや夢にかける情熱を描くストーリーは大人が読んでも楽しめる作品。5位『銀魂』もジャンプマンガですが、こちらはシュールな笑いと真剣な侍の生きざまを描くストーリーで、「読んで後悔したことがない」という人がいるほどオススメのマンガです。バトルマンガが多い中、唯一の推理マンガの『名探偵コナン』は2位。1994年から連載されているので子どものころから読んでいる人も多いようです。数々の事件の推理だけでなくコナンが元の体に戻れるのか、謎の組織の正体とは、とまだまだ謎が多いマンガです。最終回を迎えた『鋼の錬金術師』は4位。エドとアルの兄弟の旅は27巻で完結なので、大人買いにぴったりのボリュームです。今回のランキングでは『週刊少年ジャンプ』作品の人気が高く、3作もランクインしました。中でも『ONE PIECE』はマンガ嫌いの人にも一度でいいから読んでほしい作品。ランキングを参考にまだ読んだことのない作品がある人は冬のボーナスで大人買いしてみて!! (文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年10月17日~10月27日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性273名(その他と回答した27人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】名作と思える少年漫画【ランキング男性編】本当に泣ける少年・青年マンガ【ランキング男性編】マンガの主人公が使っている武器や必殺技の中で使ってみたいもの完全版(画像などあり)を見る
2011年12月15日ポイントは「イケメンキャスト」女性が面白いと思った、マンガ原作のドラマとは「マンガをドラマ化したって、面白くなるはずがない」なんて思っていませんか?実際そう思っていても、いざ見始めると思いのほかハマってしまった……。そんな作品が、実はいくつも存在しています。女性たちがハマってしまったマンガ原作のドラマと、そのハマりポイントは一体どんなところだったのか。20代女性に聞いてみました!>>男性編も見るQ. 原作(マンガ)よりも面白かったドラマはどれですか?(複数回答)1位『花より男子』22.1%2位『のだめカンタービレ』21.4%3位『ごくせん』15.5%4位『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』10.0%5位『ホタルノヒカリ』8.6%■「キャスト、配役が良かった」派のコメントは……・「『カバチタレ!』(2001年放映)は、キャスティングが良かったし、話の展開も早くて面白かった」(25歳/金融/金融系専門職)・「『ごくせん』の原作は男子校のがさつなイメージがあったが、ドラマではイケメンが多く、さわやかに感じられた」(29歳/官公庁/事務)・「『のだめカンタービレ』での、俳優さんたちの役のハマりっぷりに感動!再放送されていると必ず見てしまうくらい好き」(23歳/アパレル/販売)・「『ホタルノヒカリ』での、綾瀬はるかさんの干物女っぷりがリアルでよかった」(29歳/化学/秘書・アシスタント)・「『花ざかりの君たちへ』は、あそこまでイケメンを揃えたことに感激した」(25歳/商社/秘書・アシスタント)■「原作の世界が表現されていて楽しめた」派のコメントは……・「『Dr.コトー診療所』、『花より男子』、『のだめカンタービレ』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が面白かった。どれも原作にとらわれすぎず、原作の雰囲気を壊していないところが秀逸」(26歳/商社/財務)・「『ごくせん』、『ROOKIES(ルーキーズ)』は、ドラマになっても違和感がなかった」(26歳/金融/金融系専門職)・「『花より男子』は、マンガならではの設定だと思っていたが、イメージどおりの俳優たちを出演させ、見入ってしまうほどだった」(27歳/医療/サービス)・「『花より男子』のキャストが、揃いも揃ってハマり役!!原作の良さはそのままに、スケールの大きさをドラマで見ることができて最高だった」(27歳/官公庁/秘書・アシスタント)・「『のだめカンタービレ』は、原作の世界観を壊すことなく、マンガの主人公が動く姿を見ることができ、さらに映像ならではの効果も楽しむことができて面白かった」(24歳/金融/営業)■「原作以上の面白さを感じた」派のコメントは……・「『働きマン』は、マンガのページ数では描ききれなかった人間関係をドラマで深く掘り下げていてよかった」(28歳/教育関連/その他)・「『JIN-仁-』は、マンガより仁先生の人間性が深く描かれていて、ストーリーに深みが出ていた」(29歳/金属/企画開発)・「『のだめカンタービレ』のドラマは、実際に音楽も聴けて、マンガ以上に楽しめた」(25歳/IT/サービス)・「『喰いタン』はドラマの方が、食べ物がおいしそうで良かった」(26歳/通信/総務)・「『南くんの恋人』の原作は意外と怖かったが、ドラマではかわいい感じになっていて面白かったと思う」(27歳/官公庁/総務)総評ランキング上位だった『花より男子』、『のだめカンタービレ』、『ごくせん』には、配役の良さやマンガの世界観をうまく演出で表現できたことに対するコメントが多く寄せられていました。特に、原作のイメージにピッタリあったイケメンをキャスティングできたことは大きかったようです。マンガのドラマ化が成功するかどうかは、最適なキャストが選べるかどうかにかかっているのかもしれません。好きなマンガを実写化したらどんなキャスティングにしたいか、想像しながら読むのも楽しそうですね。 (文・山本奈緒絵)調査時期:2010年4月21日~4月28日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性548名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクコブス横丁大人になっても“We Love 漫画!”COBS世代のバイブルコミックとは?トレンドサプリ人気が集まる恋愛マンガ。その理由と秘密を『僕の初恋をキミに捧ぐ』の青木琴美先生に直撃【女性編】ハマった「月9」ドラマランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年05月16日スリルやアクションより大事な基準……女性が選ぶ「2」の方が面白い映画「1」を観て面白かったら、どうしても「2」には期待してしまうもの。そうした期待に応えられず、厳しい評価を受けてしまった映画もありますよね。しかし、二作目といえども、期待を裏切らずに面白いと評価された作品もあるはず。そこで、20代を中心とした女性546名に「2」の方が面白いと思った映画を尋ねてみました。>>男性編も見るQ. シリーズものの洋画で「2」の方が面白いと思った映画は?(単数回答)1位『天使にラブ・ソングを』シリーズ13.6%2位『ホーム・アローン』シリーズ12.3%3位『ターミネーター』シリーズ9.7%4位『スパイダーマン』シリーズ8.6%5位『シュレック』シリーズ6.0%■役者さんの演技に満足した人は……・『ホーム・アローン』シリーズ:「主演のカルキンくんとおばさんの関係がほのぼのしていて印象深い」(27歳/鉄鋼/財務)・『ホーム・アローン』シリーズ:「好きなシーンが多かった。あと、マコーレー・カルキンくんの成長に感激」(26歳/卸/財務)・『ターミネーター』シリーズ:「面白かったのは、なんと言っても戦闘シーン。シュワちゃんの演技は、本当に迫力があった」(24歳/金属/秘書・アシスタント)・『天使にラブ・ソングを』シリーズ:「主演のウーピー・ゴールドバーグの演技が、前作にも増して迫力があった」(27歳/ホテル/営業)■前作を超える面白さに満足した人は……・『天使にラブ・ソングを』シリーズ:「『1』を観て面白かったので、期待をして観たが、その期待にちゃんと応えてくれた」(25歳/医薬品/研究開発)・『天使にラブ・ソングを』シリーズ:「最初の作品が面白いと続編にとても期待して観てしまうが、その期待を裏切られず作品に引き込まれた」(29歳/飲食/サービス)・『ホーム・アローン』シリーズ:「前作が面白かっただけに、続編も期待していた。その期待通り、スピード感があり、吸い込まれた」(27歳/IT/サービス)・『ゴッドファーザー』シリーズ:「続きを楽しみにしていたが、期待していた以上に面白かった」(23歳/精密機器/研究開発)・『スパイダーマン』シリーズ:「新しいキャラクターに加え、新たな展開で、期待以上のものでした」(27歳/精密機器/秘書・アシスタント)・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ:「話の展開が見事で面白かった」(26歳/不動産/秘書・アシスタント)・『メン・イン・ブラック』シリーズ:「セットがオシャレでカッコよくなっていた」(27歳/通信/営業)■この映画で続編を見直したという人は…・『スパイダーマン』シリーズ:「続編は期待はずれが多い中で、スパイダーマン『2』と『3』は期待を裏切らず、面白かった」(27歳/アパレル/営業)・『天使にラブ・ソングを』シリーズ:「シリーズものには期待していなかったが、『天使にラブ・ソングを』は内容が良く、続編のほうが面白かった」(24歳/旅行/販売)・『ミッション:インポッシブル』シリーズ:「なんとなく『2』や続編はつまらないイメージがあったが、『ミッション:インポッシブル』シリーズは面白かった」(23歳/卸/秘書・アシスタント)総評1位、2位を飾った『天使にラブ・ソングを』シリーズ、『ホーム・アローン』シリーズはどちらもユーモアのある映画。制作費のかかったCGや派手なアクションより、笑いあり涙ありのドラマを好む女性の姿が伺えました。出演者の演技に対するコメントも多く、ストーリー展開はもちろん役者の雰囲気や役どころを重視するのも女性ならではの視点かもしれません。(文・高木亮介)調査時期:2010年2月5日~2月10日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性546名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】コミック原作の実写映画ランキング【女性編】最も感動した90年代のアカデミー作品賞受賞映画ランキング「試写会が当たる!映画情報満載の『コブタメ』をチェック」完全版(画像などあり)を見る
2010年02月24日「続編はつまらない」の定説を打ち破ったのは、この作品「1」が面白かったから「2」を観に行ってみたものの、期待はずれでがっかりした経験がある人もいるのでは?観る方の期待が高くなっているだけに、作品への評価も厳しくなってしまいがちですが、それでも「面白い」と評価されたシリーズものの第二作目には、どんなものがあるのでしょうか。男性247名に「2」の方が面白い映画を尋ねてみました。>>女性編も見るQ. シリーズものの洋画で「2」の方が面白いと思った映画は?(単数回答)1位『ターミネーター』シリーズ20.6%2位『ホーム・アローン』シリーズ9.3%3位『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ6.1%4位『ダイ・ハード』シリーズ5.7%5位『エイリアン』シリーズ4.9%5位『スター・ウォーズ』シリーズ4.9%5位『TAXi』シリーズ4.9%■前作を超える面白さに満足した人は……・『ターミネーター』シリーズ:「前作を超える映像の迫力に満足。CG技術が進化していることを感じた」(27歳/証券/金融系専門職)・『ターミネーター』シリーズ:「前作よりも『2』の方が映像と内容の両方にインパクトがあり、面白かった」(25歳/学生)・『ホーム・アローン』シリーズ:「イタズラが過激になっていたところが面白かった」(29歳/情報/企画開発)・『バイオハザード』シリーズ:「続きが気になっていて、『2』も期待通りだった」(27歳/IT/プログラマー)・『ダイ・ハード』シリーズ:「期待した通り、前作のアクション以上にレベルアップしていた」(25歳/マスコミ/営業)・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ:「ただの無理な続きではなくスケールもストーリーも面白くなっていた」(29歳/小売/販売)・『スパイダーマン』シリーズ:「前作よりも登場人物のキャラクター性が引き出されるような作りになっていた」(24歳/食品/研究開発)・『TAXi』シリーズ:「ダニエルとエミリアンがより親友という感じで、コンビとしてのやりとりが面白かった」(22歳/ソフトウェア/プログラマー)・『メン・イン・ブラック』シリーズ:「セットがオシャレでカッコよくなっていた」(29歳/繊維/財務)■前作との絡みを楽しんだ人は……・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ:「前編とうまくつながっていた」(22歳/情報/プログラマー)・『ターミネーター』シリーズ:「謎が明かされたところが面白い」(22歳/情報/プログラマー)・『スター・ウォーズ』シリーズ:「前作をベースとして、新キャラ、新ストーリーを組み込んである。そのため、飽きが来ないし、続きが観たくなる展開になっていた」(28歳/サービス/研究開発)・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ:「『1』との絡みなどが見られるのが良い」(26歳/自動車関連/研究開発)・『X-メン』シリーズ:「『2』は前作の良いところを引き継ぎつつ、新たなストーリーが展開されていて面白かった」(24歳/建築/営業)総評1991年にアメリカで公開され、日本でも大ヒットを記録した『ターミネーター2』が、役者の演技・ストーリー・映像など総合的に高い評価を受け、圧倒的な支持を集める結果となりました。「1」と「2」のストーリーがうまくつながっていると、観ている方としても嬉しいもの。実際に、「前作との絡みを楽しんだ」という声も多く、そうしたシリーズものならではの魅力を感じている人も多いようでした。(文・高木亮介)調査時期:2010年2月5日~2月10日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性247名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】コミック原作の実写映画ランキング【男性編】最も感動した90年代のアカデミー作品賞受賞映画ランキング>>「試写会も当たる!映画情報満載の『コブタメ』をチェック」完全版(画像などあり)を見る
2010年02月24日今年も様々な映画が公開され、多くの作品がヒットを記録しましたが、必ずしも興業収入額が面白さに比例するとは限らないですよね。それこそ世代別に見ると、「面白い!」と感じる作品は自然と異なってくるでしょう。そこで、20代男性の心にヒットした作品を調査。数えきれない公開作品の中から最も支持されたのは……。 >>女性編も見るQ:2009年公開で面白かった映画をすべて選んでください1位『20世紀少年 <第2章> 最後の希望』 10.0%1位『レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-』10.0%3位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』8.9%4位『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』 8.2%5位『ROOKIES-卒業-』 7.5%■内容が好き!派・『20世紀少年 <第2章> 最後の希望』:「原作に負けない面白さだった」(25歳/商社/クリエイティブ)・『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』:「結末が原作と違っていて驚かされた」(23歳/IT/総務)・『BALLAD 名もなき恋のうた』:「クライマックは自分が想像していた以上に深い演出意図が隠されていて感動した」(27歳/小売/総務)・『余命1ヶ月の花嫁』:「余命がわずかとわかっていても明るく前向きに生きる姿に感動した」(24歳/学校/その他[非常勤講師])・『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』:「ウルヴァリンの肉体美と、記憶をなくす前と後の表情の違いが印象的」(22歳/ソフトウェア/プログラマー)・『ごくせん THE MOVIE』:「生徒を思う先生の熱い気持ちに感動した」(25歳/食品/研究開発)・『ターミネーター4』:「シリーズ全作を観ているが、ストーリに一貫性がある。アクションも魅力的」(29歳/精密機器/研究開発)・『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』:「最後までエンターテイナー。誰にも真似できない稀有の人材であったことがわかった」(28歳/精密機器/営業)・『レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-』:「三国志ファンなので観た。赤壁の戦いを豪華に表現していて面白かった」(23歳/官公庁/総務)・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』:「旧作とはまったく異なる力強さに感動した」(27歳/コンサルティング/マーケティング)・『私の中のあなた』:「泣き過ぎて頭が痛くなった」(23歳/IT/営業)・『天使と悪魔』:「小説を忠実に映像化していた。ヘリコプターのシーンが良かった」(26歳/繊維/研究開発)・『マンマ・ミーア!』:「ミュージカル調のセリフの言い回しが軽快かつ爽快で、気持ち良かった」(25歳/紙パルプ/営業)・『ウォッチメン』:「初めは話の流れが読めなかったが、話が進むにつれてバラバラのピースが徐々に合わさっていくのが面白かった」(23歳/精密機器/設計)■ジャンルや俳優の演技が好き!派・『カイジ ~人生逆転ゲーム~』:「藤原竜也の演技に迫力があって良かった」(23歳/その他/その他)・『ジェネラル・ルージュの凱旋』:「堺雅人の演技力に脱帽。裁判のシーンでは、救急医療について考えさせられた」(23歳/建築/その他[営業事務])・『007/慰めの報酬』:「主役が好き。あと展開が読めずドキドキしっぱなしだった」(27歳/自動車関連/企画開発)・『HACHI 約束の犬 』:「動物モノに弱いから」(31歳以上/化学/経営・コンサルタント)・『ROOKIES-卒業-』:「青春ストーリーが好き」(22歳/電気/営業)・『ワイルド・スピードMAX』:「車が好きで、シリーズ全作観ている。今回もエキサイティングで惹かれた」(29歳/通信/その他[管理部])総評ともに続編であるにも関わらず、日中の超大作が同率で1位に。特に『20世紀少年 <第2章> 最後の希望』の場合、その続きの<最終章>も4位に入っていることからシリーズ自体の人気が高いことがわかります。もちろん、「原作に負けない面白さだった(25歳/商社/クリエイティブ)」と原作ファンをうならせた完成度も勝因の一つでしょう。一方、『レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-』に関しては「赤壁の戦いを豪華に表現していて面白かった(23歳/官公庁/総務)」と、スケール感や迫力のある映像を支持する声が目立ちました。そんな中、かつては“スケール感”、“迫力”の専売特許であったハリウッド大作が、トップ5に一つも入っていないのが興味深いところ。近年は邦画人気の高まりがささやかれていますが、まさにそれを裏付けるような結果ですよね。逆に“泣ける”、“感動”のイメージは邦画の方が強かったのですが、「泣き過ぎて頭が痛くなった(23歳/IT/営業)」とまで言わせた『私の中のあなた』のようなハリウッド映画もありました。もはや、ジャンルによって洋画や邦画を分けて観る時代ではないのかもしれませんね。(文・大城健太郎)>>女性編も見る>>映画情報満載の『コブタメ』をチェックCOBS ONLINE会員アンケート(期間:2009年11月24日~11月29日、集計人数:男性281名、調査方法:インターネットログイン式アンケート)完全版(画像などあり)を見る
2009年12月18日