もちもち食感の求肥。クリームやあんを包んでもおいしいし、アイスクリームを包めば「雪見だいふく」になる。いくら食べても食べ飽きない求肥を今回は自作し、雪見だいふく風に仕上げてみた。材料白玉粉 60g / 砂糖 20g / 水 130cc / とり粉(片栗粉など) 適量 / アイスクリーム 適量つくり方ボウルに白玉粉と砂糖、水を入れ、ヘラでしっかりと混ぜ合わせる。ボウルにラップをかけ、電子レンジで加熱する。800wの場合で、50秒加熱して、ヘラでしっかりと混ぜ、再度20秒加熱。ヘラで混ぜ合わせた後、最後に10秒加熱する。まな板などのうえにとり粉を敷いて2を置き、求肥の表面にもとり粉をかける。手で押さえて薄く伸ばしていき、適当な大きさに切る。1枚ずつラップで包み、冷蔵庫で冷やしておく。3の求肥が冷えたら、アイスクリームをスプーンでつくってのせ、手早く包む。アイスクリームはバニラはもちろん、抹茶やチョコレートもオススメ。もちもちの求肥とひんやりアイスクリームでいくつでも食べられるおいしさ。アイスクリームを包む作業はとにかく手早く! ゆっくりしていると、手の体温でアイスクリームが溶け出すので要注意。一口サイズのほうが作りやすいので、初めは小さなサイズから試していこう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月06日ある日、山梨出張から帰ってきた同僚にお土産の「桔梗信玄餅」をもらった。信玄餅といえば、全国でも名の知れた山梨県を代表するお菓子。ビニールで風呂敷のように包まれた小さな容器に、きな粉をまぶしたお餅が3切れ入っている。付属の黒蜜をかけて、楊枝で刺していただく和菓子だ。大好きな信玄餅。会社で食べたいけれど……「食べるとき毎回、きな粉がどうしてもこぼれてしまうんだよな」。きな粉がキーボードにふりかかってしまっては大惨事だ。そこで、上手な食べ方はないものか、とネットで検索。世の中やはり同じことを考える人はいるもので、イガラシイッセイさんのブログエントリCHOP-ME-NOT DIARY : 信玄餅のきな粉をこぼさず食べようがヒットした。これを見ながら、信玄餅を食べてみた。包みを広げて、いざ実践。フタを開けて、まずは固まったきな粉を楊枝で丁寧にほぐす。ある程度ほぐれたら、餅と容器のあいだに隙間をつくる。この隙間をぐるっと一周つくって、餅の上のきな粉を落としていく。きな粉をきれいに落とすと、3つの餅が姿を現す。ここでいよいよ黒蜜の出番。餅と容器の隙間、餅と餅の間にゆっくりと流し込んでいく。黒蜜を出し終えたら、あとは混ぜるだけ。黒蜜がよくなじんで、きな粉をまき散らすことなく持ち上げられるほどに。ほら!きな粉をこぼすことなく、上手に食べることに成功した。ただこの食べ方、予想以上に細かい作業で食べ終わるころには30分が経過していたのだった……。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月11日「『包』という字は、人のお腹の中に胎児がいる姿を表した文字。(「勹」は横から見た人の形。「巳」は胎児(たいじ)の形を表す)その『包』という漢字を使い、かつて“包み”と表現されていたのが“風呂敷”。つまり風呂敷は“大切なものを包む”ための道具なんです……」こんな話をしてくれたのは、先日、都内で“風呂敷ワークショップ”を開催した、石毛教子さんだ。石毛さんは、風呂敷伝道師として、各地で風呂敷の魅力を伝える活動をしている。この日も、ワインボトルやボールなど複雑な形のモノを、鮮やかな絵柄の風呂敷で美しく包んでいった。たとえば、石毛さんがワインボトルを包むと・・・こんな感じに。贈り物をするときには是非挑戦したい、心も伝わる“包む技術”だ。この日参加していたのは、小学生からご年配者まで様々。石毛さんの軽快なトークとその技に、笑顔の耐えないワークショップとなった。このワークショップが開かれたのは、満州からの引揚げ、シベリア強制抑留など、戦後の労苦についての資料が展示されている 「平和祈念展示資料館」 (東京都・西新宿)。しかし、いったい何故、このような資料館で、風呂敷ワークショップ・・・?実はこれ、風呂敷の魅力を伝えるためだけでなく、風呂敷が生活の様々な場面で利用されていた、戦中戦後の歴史について知ってもらうきっかけにしようと、平和祈念展示資料館が企画したもの。確かに、平和祈念展示資料館に展示されている当時の写真や文献などを見てみると、当時、多くの場面で人々が風呂敷を利用していたことが分かる。例えば、満州からの引揚者たちは、長期にわたる引揚げ生活に必要な食べ物や、食事道具、季節の洋服などを、風呂敷に包んで持ち歩くことも多かったようだ。風呂敷は、当時、人々の命をつなぐ、大切な“包み”だったのだ。満州からの引揚げ船の船内の様子。辛うじて持ち帰った荷物が、風呂敷に包まれていたことが分かる。(平和祈念展示資料館に展示)今回、このワークショップに横浜から親子で参加した原田さんは、「風呂敷包みに興味があって参加しましたが、戦争の歴史について子どもと学べるいい機会になりました。」と話していた。今回のワークショップは会期を終了しているが、平和祈念展示資料館には、食事道具などの荷物を風呂敷で包む体験ができる体験コーナーも常設。当時を生きた人々の知恵と、そこにあった労苦を知ることができる。是非一度、訪れてみては。平和祈念展示資料館(東京都新宿区西新宿2−6−1新宿住友ビル48階)開館時間:午前9時30分〜午後5時30分入館料:無料 取材/おうちスタイル編集部 ☆MOTTAINAI プロジェクトクリエイティブディレクター箭内道彦デザイン結ぶとイチゴの形になる風呂敷が当たる!おうちスタイルオープン記念プレゼントキャンペーンはこちら≫
2011年08月30日