パリ五輪・男子飛び込みで銀メダルを獲得した玉井陸斗が10日、自身のインスタグラムを公開した。【動画】天才少年・玉井陸斗着地練習を公開!綺麗すぎる着ピタにファン感動!「#diving #飛込 #springbord #platform」と綴り飛び込み練習動画をアップ。ジャンプしてゆっくり空中で3回転して美しく飛び込みを決める玉井。なかなか見ることができない貴重な練習動画を公開し、世界レベルの玉井の美しい飛び込みを見てファンうっとり❤️今後の玉井の活躍が待ち遠しい。 この投稿をInstagramで見る 玉井陸斗(@rikuto_rikuto_rikuto)がシェアした投稿 この投稿に多くのいいねの他、「素敵です‼️何度も見ちゃいますね✨」「めっちゃ綺麗!!」「美しくスィィィィィ〜」などのコメントが寄せられている。
2024年10月10日パリ五輪・男子飛込みで銀メダルを獲得した玉井陸斗が5日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】飛込銀メダル・天才少年玉井陸斗が五輪終え心境を語る「第1回着ピタ選手権」と綴り着地の練習動画を公開。手前が玉井。この動画では水中に飛び込むのではなく、飛び板からその弾力性を利用して、体操選手のように空中でくるっと前転や後転をしてマットの上に着地するルールのようだ。2人でどちらが綺麗に着地できるかの勝負。シンクロ飛び込みのように息ぴったり!しかし最後の着地で相手選手は少し着地でバランスを崩すこともあるが、玉井はしっかりブレない着地を披露!!計5本を披露しているが全て玉井の勝利!パリ五輪で世界を驚かせた美しい飛込み技に今後さらに磨きがかかることは間違いないだろう!玉井への期待がさらに高まる投稿だ!!! この投稿をInstagramで見る 玉井陸斗(@rikuto_rikuto_rikuto)がシェアした投稿 この投稿に多くのいいねの他、「優勝です」「体幹強すぎます!さすがかっこいいです!」「飛込み選手だってこと忘れないでくださいね」などのコメントが寄せられている。
2024年10月05日山海塾が2015年に初演した『海の賑わい陸(オカ)の静寂─めぐり』をリ・クリエーションし、上演する。山海塾の創設者として、舞踏家・振付家・演出家として数々の作品を遺した天児牛大による作品。初演の地、北九州での9年ぶりとなる凱旋公演だ。日本発のダンス表現である「舞踏」を世界に広めたアーティストのひとりである天児牛大。3月にもたらされた彼の訃報に、多くのファンは深く悲しみ、その偉業に思いを馳せた。1975年、天児牛大により創設された山海塾は、1980年より海外進出、主にフランスと日本を創作活動の拠点とし、1982年からはパリ市立劇場との共同プロデュースで創作を続けてきた。舞踏を「重力との対話」と捉える天児は、演出・振付のほか、空間や衣裳のデザインも総合的に手がけ、数々の作品を生み出した。ワールドツアーでは48もの国々を巡り、2001年5月にロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場で上演した『遥か彼方からの―ひびき』では、イギリスで最も権威のある舞台芸術賞ローレンス・オリヴィエ賞の最優秀新作ダンス作品賞を日本のカンパニーとして初めて受賞するなど、高い評価を得ている。北九州芸術劇場は、2005年度より山海塾の新作の共同プロデュースに参加、数々の作品を日本初演しているが、同劇場初の山海塾による世界初演作品として注目されたのが、2015 年に上演された本作だ。©Sankai Juku©Sankai Juku天児が『海の賑わい陸の静寂─めぐり』でモチーフとしたのは、ウミユリ。ユリといっても植物ではなく、ウニやヒトデと同じ棘皮動物の一種で、古生代の海に繁栄、いまも深海に数種が生息しているという。舞台の暗がりから浮き上がってくるのは、ウミユリの化石がかたどられた大きな壁。太古の生命のざわめきが刻まれた、不思議な魅力を放つ舞台空間に、しばし目を奪われる。そこで繰り広げられるのは、太古の豊かな海で騒々しいほどに繁栄を極め、やがて化石となって地上に現れ、長い時の果てに、暗い深海の静けさの中でひっそりと生命を繋ぐウミユリが、あるいはこの地球が、さらには私たち人類が辿った、気が遠くなるような長い長い歴史だ。全身白塗りの舞踏手たちにいざなわれ、観る者の想像力は、途方もない時間を飛び越え、掻き立てられてゆく。初演の地でのリ・クリエーションは、天児が遺してくれた壮大かつ美しい世界を、より鮮やかに再生させるだろう。公演は5月12日(日)福岡県・J:COM北九州芸術劇場中劇場、チケットは発売中。文:加藤智子<公演情報>山海塾「海の賑わい 陸(オカ)の静寂―めぐり」リ・クリエーション演出・振付・デザイン:天児牛大音楽:加古隆 / YAS-KAZ / 吉川洋一郎演出助手:蟬丸舞踏手:蟬丸 / 竹内晶 / 市原昭仁 / 松岡大 / 石井則仁 / 岩本大紀 / 髙瀨誠 / 伊藤壮太郎2024年5月12日(日)会場:福岡・J:COM北九州芸術劇場チケット情報()【プレトーク開催】「舞踏の宇宙~「Butoh」を世界に放った山海塾と天児牛大」日時:5月12日(日)10:30~12:00会場:朝日カルチャーセンター北九州教室(リバーウォーク北九州2階)講師:吉田純子(朝日新聞編集委員)プレトークの詳細・お申し込みは こちら()J:COM北九州芸術劇場公演サイト山海塾公式サイト
2024年05月03日JR立川駅北側に位置する複合施設「GREEN SPRINGS」。その敷地内にある PLAY! MUSEUMでは、2023年10月7日(土)より、『鹿児島陸まいにち』展が開催される。1967年、福岡出身の鹿児島陸(かごしま・まこと)は、美術大学卒業後、サラリーマン生活を経て、2002年に陶芸家・アーティストとして独立。福岡市内にある自身のアトリエにて、陶器やファブリック、版画などを中心に制作し、国内外での個展を通して世界中にファンが広まっている注目の作家である。そんな鹿児島初の大規模個展では、変わらないことに幸せを感じる「まいにち」がテーマ。器は使うものであり、見るものである、と考える鹿児島は、さまざまな素材や技法、色彩を取り入れながら、草花や生き物をモチーフとした楽しい絵皿を制作してきた。同展では200点もの新作の器を「あさごはん」「ひるごはん」「ばんごはん」といった1日のシーンにあわせて展示する。犬や猫、ライオンやユニコーンといったさまざまな生き物と、抽象的でのびやかな草花のデサインは、見る者や使う者の想像力を広げ、日々の暮らしを楽しくしてくれることだろう。鹿児島は、国内外のブランドとファッション、インテリア、フードなどさまざまな領域で協業しているアーティストだが、同展では刺繍作家の小林モー子が制作したコラボレーション作品を含む、約100点の作品やプロダクツも公開。映像や資料で鹿児島自身の「まいにち」を紹介するセクションも用意されている。さらに、作家の梨木香歩が鹿児島の器を見て物語を書き下ろした新作絵本『蛇の棲む水たまり』の世界とともに器を見る新しい鑑賞体験や、鹿児島が絵柄を書き下ろし、丁寧な手仕事や伝統工芸とコラボレ-ションしたオリジナルグッズの展開も楽しみだ。<開催情報>『鹿児島睦まいにち』展会期:2023年10月7日(土)~2024年1月8日(月・祝)会場:PLAY! MUSEUM時間:10:00~17:00、土日祝は18:00まで(入場は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、大学1,200円、高校1,000円、中小600円※立川割あり、お土産付き公式サイト:
2023年09月28日亀田製菓株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長 COO:髙木政紀)は、男性アイドルグループ「IDOLiSH7」の七瀬陸さんを『無限エビ』『無限のり』期間限定アンバサダーに迎えたコラボ企画を実施します。七瀬陸さんコラボグッズが当たるキャンペーンを6月19日(月)にスタート。また、6月24日(土)には七瀬陸さん出演のスペシャルTVCMを一夜限りで放送します。無限エビ・無限のり×アイドリッシュセブン 「#無限にとまらない」スペシャルコラボサイト|亀田製菓株式会社 : ■期間限定アンバサダーに「IDOLiSH7」の七瀬陸さんを起用!『無限エビ』『無限のり』は、一度食べはじめたらスナック感覚で無限にとまらない、やみつき注意なお米のお菓子です。そのやみつき感から、ファミリー層に高評価をいただいています。今回は、ファミリー層にも支持されている、無限の可能性を秘めた人気男性アイドルグループ「IDOLiSH7」の七瀬陸さんへ期間限定アンバサダーをオファーしました。『無限エビ』『無限のり』のおいしい魅力を広めていただくことを期待しています。<アンバサダー紹介>【七瀬陸(ななせりく)】小鳥遊事務所に所属するアイドルグループ「IDOLiSH7」のセンター。聴く者の心を強く動かす、圧倒的な歌唱力を誇る。7月9日生まれ。<プロジェクト紹介>【アイドリッシュセブン】2015年よりApp StoreとGoogle Playにて配信開始したスマートフォン向けアプリゲームを原作にした、株式会社バンダイナムコオンラインのメディアミックスプロジェクトです。【公式】アイドリッシュセブン - : ■『無限エビ』『無限のり』とコラボした限定衣装を披露!本コラボで七瀬陸さんは、アンバサダーの象徴として限定コラボ衣装の「エビエビパーカー」「のりのり浴衣」を着用。いつものアイドル衣装とは一味も二味も違う、スタイリングを披露しています。『無限エビ』とコラボした「エビエビパーカー」は、エビの魅力を丸ごと伝えるため、エビの触覚、尻尾がデザインされた唯一無二のパーカー。『無限のり』とコラボした「のりのり浴衣」は、やみつきなのりの味わいが一杯に広がる製品特長から連想して、のり柄の和装となっています。■2023年6月24日(土)一夜限りのTVCMが放送決定!無限ブランド初のTVCMとなる本作は、七瀬陸さんにとってもアンバサダーとして初の単独TVCMで、豪華な60秒バージョンの放送となります。『無限エビ』『無限のり』をサクサク食べながらさまざまなおいしい表情を見せてくれる七瀬陸さんを、どうぞお見逃しなく!<TVCM放送日時>2023年6月24日(土)20~21時頃フジテレビ系全国27局で放送予定※6月7日時点の情報です。※当日のTVCM放映時間は変更になる可能性があります。■2023年6月19日(月)から七瀬陸さんコラボグッズが当たるキャンペーンがスタート!『BIGアクリルスタンド』『限定QUOカード』七瀬陸さんの撮りおろしビジュアルを活用した、BIGアクリルスタンドが当たるキャンペーンを実施します。また、Wチャンスとしてはずれた方の中から抽選で、限定QUOカードをプレゼント。期間中に『無限エビ』『無限のり』対象商品を2袋以上購入したレシートをご用意いただき、スペシャルコラボサイトまたはハガキからご応募ください。応募受付は6月19日(月)スタートとなります。詳細は、キャンペーン概要をご覧ください。キャンペーン対象商品『83g 無限エビ』『73g 無限のり』『31g 無限エビ』1. 商品名83g 無限エビ2. 価格(税抜)ノンプリントプライス(参考小売価格 220円前後)3. 販売地域 / 販売チャネル全国のスーパーマーケットなど1. 商品名73g 無限のり2. 価格(税抜)ノンプリントプライス(参考小売価格 220円前後)3. 販売地域 / 販売チャネル全国のスーパーマーケットなど1. 商品名31g 無限エビ2. 価格(税抜)ノンプリントプライス(参考小売価格 110円前後)3. 販売地域 / 販売チャネル関東エリアのコンビニエンスストアなど無限エビスペシャルサイト|亀田製菓株式会社 : <キャンペーン概要>●応募期間2023年6月19日(月)~2023年7月28日(金)23:59まで ※ハガキ応募は当日消印有効です。●賞品・当選人数抽選で合計1,064名様に以下のいずれかの賞品が当たります。【エビ賞】「エビエビパーカー着用七瀬陸BIGアクリルスタンド」(高さ20cm):88名様【のり賞】「のりのり浴衣着用七瀬陸BIGアクリルスタンド」(高さ20cm):88名様【Wチャンス】「限定QUOカード777円分」:888名様※Wチャンスは【エビ賞】・【のり賞】にはずれた方の中から抽選でプレゼント●応募方法期間中、対象商品を2袋以上購入したレシートをご用意いただき、WEBまたはハガキからご応募ください。STEP1期間中、『無限エビ』『無限のり』対象商品を2袋以上購入したレシートをご用意ください。STEP2WEBまたはハガキからご応募ください。WEBの場合は、スペシャルコラボサイトへアクセスし、レシートを撮影・アップロードの上、必要事項を入力してご応募ください。ハガキの場合は、店頭に置いてある専用応募ハガキ、市販のハガキもしくはスペシャルコラボサイトのダウンロードハガキをご使用いただき、レシートを貼り付けの上、必要事項を記載し郵送して、ご応募ください。※レシートの有効期間は2023年6月19日(月)~2023年7月28日(金)です。※応募レシートの注意事項についてはスペシャルコラボサイトをご確認ください。※厳正なる抽選の上、当選発表は、ハガキ応募の方は賞品の発送をもって、WEB応募の方はご登録いただいたメールへのご連絡をもってかえさせていただきます。●「無限エビ・無限のり×アイドリッシュセブン」スペシャルコラボサイトURL: ※本キャンペーンに関する詳細はスペシャルコラボサイトをご参照ください。●お問い合わせ先「無限エビ・無限のり×アイドリッシュセブン」キャンペーン事務局TEL:0120-838-603 メール: mugen-ebi-id7@mail.obo.bz 事務局開設期間:2023年8月31日(木)まで受付(10:00~17:00土・日・祝日・8月14日(月)~18日(金)を除く)※事務局開設期間終了後は、亀田製菓お客様相談室までお問い合わせください。亀田製菓株式会社お客様相談室TEL:0120-24-8880受付時間:月~金曜日9:00~17:00(祝日・お盆・年末年始を除く)本企画の画像等をご使用の際、以下のコピーライト表記をお願いいたします。©アイドリッシュセブン●「報道各位」からのお問い合わせ先亀田製菓株式会社経営企画部藤崎 / 池内TEL:025-382-8866FAX:025—382-6624Mail: koho@sk.kameda.co.jp ●「お客様」からの商品に関するお問い合わせ先亀田製菓株式会社お客様相談室TEL:0120-24-8880受付時間:月~金曜日9:00~17:00祝日・お盆・年末年始を除く 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月07日宗家 源 吉兆庵(Minamoto Kitchoan)から、マスカットをまるごとひと粒使用した和菓子「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」が夏季限定で登場。2023年5月1日(月)より順次発売される。“まるで翡翠!”マスカットがまるごと入った和菓子「陸乃宝珠」は、岡山県産のマスカット“マスカット オブ アレキサンドリア”をまるごとひと粒使用した果実菓子。しゃりっとする砂糖を纏った求肥で、生のマスカットを包み込んだ、夏にぴったりの爽やかな1品となっている。香水を思わせる上品な香りと爽やかな酸味、さっぱりとした甘さが特長の“マスカット オブ アレキサンドリア”。ひと口食べれば、果実のみずみずしい果汁があふれ出す。“まるで翡翠”のような上品な見た目の和菓子は、ちょっとした手土産にもおすすめだ。【詳細】宗家 源 吉兆庵「陸乃宝珠」発売期間:2023年5月1日(月)~9月下旬価格:1個 357円、6個入 2,376円、8個入 3,132円、12個入 4,644円、15個入 5,832円、20個入 7,560円、30個入 11,880円(木箱・風呂敷付)※5月1日より限定店舗から順次販売開始。※マスカットの収穫量により販売期間が変更になる場合があり。
2023年05月04日門脇麦主演ドラマ「ながたんと青と -いちかの料理帖-」3月31日(金)今夜放送の第2話より、関西ジャニーズJr.の吉川太郎と小柴陸が登場。これに先駆け、同じくジャニーズJr.の作間龍斗との共演シーンの現場レポートとコメントが到着した。本作は、戦後間もない京都を舞台に、門脇さん演じる料理人・桑乃木いち日が、経営難の実家の料亭「桑乃木」を立て直すため、大学生・周(作間龍斗)と政略結婚し、料亭再建に挑む中で絆を育んでいく“グルメラブストーリー”。ドラマ初出演となる吉川さんが、周の大学の友人・谷口。小柴さんが同じく周の大学の友人・赤松を演じる。いち日の前では大人びていてクールな周が、19歳の青年らしい年相応の自分を見せられる相手だ。2人が登場する第2話のロケーション撮影は、2022年7月上旬、京都の名門大学の講義室で行われていた。朝9時、作間さんが登場し、黒縁眼鏡をかけた瞬間、周になった。そこへ周の同級生・谷口役の吉川さん、赤松役の小柴さん、有川役の篠田諒が合流。撮影するのは、大学の講義室で周がいち日特製の「だし巻き卵のサンドイッチ」を食べようとしたところ、同級生3人がその愛妻弁当をうらやましがるというシーン。まずは段取りから始まり、吉川さんが食べるお弁当をのぞき込む小柴さん。ドラマや舞台の経験も豊富な小柴さんはリラックスした様子。そしてテスト。いち日の年齢を知り、同級生3人は口をそろえて驚くのだが、その驚くタイミングを何度も確認する監督。また、「僕の立ち位置、ずっとここで大丈夫ですか?」など、疑問点はすぐに確認する小柴さんと、監督の指示に素直に答える吉川さん。ドラマ現場での経験値の差はあるものの、2人とも真摯に撮影に取り組む姿勢が伝わってくる。そして、京都弁ネイティブの小柴さんが篠田さんのセリフのイントネーションをチェックするという場面も。撮影の合間には、作間さんが小柴さんに話しかけたり、またその逆もあり、2人の仲のよさも垣間見えたという。別の名門大学へ場所を移動し、午後から撮影したのは、周が幼なじみで義姉の鈴音(久間田琳加)と大学構内を歩いていたところ、谷口と赤松にばったり出会うという、第9話(5月19日放送)のシーン。作間さんは、緑のセーターに紺のスラックスという、真夏には辛い衣装だが、暑さを感じさせない涼やかな表情を見せ、小柴さんと吉川さんはノートを小脇に抱えた凜々しい学ラン姿に。周と同い年なのに義姉であることに、「え、お姉さん?」と驚く谷口と赤松。午前のシーンと同じく、その驚き方について監督から細かく指示を仰いだ。本番は、泣いてしまった赤ちゃんの手を取り優しくあやす作間さんに対し、その様子を小柴さんと吉川さんが愛おしそうに見つめる一幕も。合間には3人で軽くダンスをする様子も見られたとか。年上のキャラクターに囲まれていることが多い周だが、この日は同級生、しかも同じジャニーズJr.の仲間がキャストとあって、役としても作間さん自身としても、若者らしい笑顔やリラックスした表情が印象的だったようだ。▼吉川太郎×小柴陸インタビュー――出演オファーを聞いた時のお気持ちを教えてください。吉川:僕はドラマ初出演なので、聞いた時は「え、僕?間違えてないかな?」と思いました。小柴:僕たちは関西ジャニーズJr.内のAmBitiousという9人組のグループに所属しているのですが、どうして僕たち2人なんだろうと不思議でした。でも台本を読んでみると、谷口と赤松は大学生なので、現役大学生の僕たち2人を選んでいただいたのかなと納得しました。吉川:うん、それは大きいかもしれないですね。小柴:それに、太郎(吉川)はこの昭和の学生服、昭和の髪形がすごく似合ってると思うんですよね。吉川:え、うれしい、ありがとう。小柴:僕自身もこういう髪形(七三分け)は初めてなので、新鮮な気持ちです。――台本を読まれた感想を教えてください。吉川:初めて読んだ時は面白くて、止まらなかったです。僕は昭和の時代感が好きなんです。この物語は日常を美しく描いていて、とてもすてきだなと思いました。小柴:姉さん女房、好きですねえ(笑)。映画のような雰囲気のしっとりとしたいいお話だなと思いました。――周の同級生・谷口と赤松を演じるにあたってどのような役作りをされましたか?小柴:僕は元々、京都に住んでいるので、言葉の上で苦労することはありませんでした。昭和だからといって昔っぽさを出そうというより、現役大学生感を出すことの方が自然かなと思ったので、自然体を心がけました。吉川:僕も京都に近いところに住んでいるのですが、イントネーションには気をつけました。初めてのお芝居なので、緊張して「芝居っぽい話し方」にならないように。そして逆に標準語にならないように。小柴:そうなんや。太郎はいつも通りやったで。でも最初のシーンはめちゃくちゃ緊張してた(笑)。熱を出した周を同級生3人で見舞いに行くシーンが、僕たちが最初に撮影したシーンなんですけど、太郎、ガチガチやったな(笑)。吉川:セットの中にちゃんと昭和の家があって。部屋の中にいる僕たちの周りにたくさんのスタッフさんがいたので、めっちゃ緊張しました。小柴:というわけで、普段とは違う昔の学生服、髪形をしているので、アイドルとしての僕たちを応援している方には、そのあたりを楽しみにしていただけたらと思います。吉川:見逃さないように全話じっくり見てください!▼作間龍斗×吉川太郎×小柴陸インタビュー――作間さんはジャニーズJr.内のHiHi Jets、小柴さんと吉川さんは関西ジャニーズJr.内のAmBitiousにそれぞれ所属されていますが、以前から交流はあったのですか?作間:小柴とは以前、東京で撮影した連続ドラマで共演していて、太郎とは初対面です。小柴:うわ、小柴(→)って言われた(笑)。僕、普段は陸って呼ばれてるんですけど、東京のJr.の人たちは名字で呼ぶんですよね。しかも関西ではイントネーションが小柴(↓)なんですけど、東京では小柴(→)なんですよね。作間:そうなんだ。小柴(→)じゃなくて、小柴(↓)ね。太郎とは、ジャニーズJr.が200人くらい集まった東京ドームでのコンサートに、お互い「いただろう」ってぐらいで、話をしたのは、ホントに今回が初めてだよね。小柴:太郎、東京のJr.と初めてしゃべってんな。吉川:はい、初めてです。作間くんは大人っぽいなと思いました。年齢は僕の方が1つ上なんですけど。作間:太郎って先輩顔じゃないですか(笑)。だから最初はめちゃめちゃ敬語使ってたんですけど、僕の方が先輩だったんですよ。小柴:そんなん言うたら、オレが一番先輩やんか(笑)。作間:まあ、1年だけね。小柴は東京のドラマでもこんな感じだったんで、今回もいつも通り小柴風吹かせてるな、って感じですね(笑)。小柴:作間は裏も表もずっとクールな感じ。僕がボケても全然つっこんでくれへん(笑)。さっきも「僕の持ちギャグ一緒にしよう」って誘っても「はいはい」って流されたし。関西じゃありえへんで。作間:え、そうなの?小柴:ほらあ(笑)。それにしても作間の演技は自然やなと思いました。周を演じててもまったく違和感がない。吉川:僕なんか初対面やから、周なのか作間くんなのか、見分けがつかない(笑)。作間:そうだね。周に関しては特に役作りしてる、ということはなく、自然体で演じさせてもらっています。――3人の共演シーンの見どころを教えてください。作間:大学の教室でお弁当を食べるシーンです。物語全体を通して、周と年が近いキャラクターがあまりいないので、19歳という年相応な空気感と言いますか。いつもはクールで少し上から目線な周が、谷口と赤松にはちょっとイジられたりするので。演じていて、僕自身が癒やされました。特に太郎がお弁当を食べてるところが面白すぎて(笑)。小柴:面白かったよな。普通にご飯食べてる感じが。何食べたん?吉川:トマトと揚げ物と白米。おいしかったです。小柴:お箸をキレイにもってみようとか、演技的なことは考えた?吉川:いや、特に…。小柴:じゃあ、食事シーンじゃなくて、ただの「食事」やな(笑)。作間:そうただの食事(笑)。でもね、このドラマの料理は、見た目だけじゃなくて本当においしいんですよ。だから、夢中で食べちゃうのも分かる。僕が教室で食べたサンドイッチもだし巻き卵の厚みがすごくて。小柴:ほんまにだしきいてるん?作間:うん。小柴:いいなー、食べたかった。作間:ということで、3人の同級生らしい空気感と、太郎のただの「食事」が見どころですね(笑)。連続ドラマW-30「ながたんと青と -いちかの料理帖-」は毎週金曜日23時~WOWOWにて放送、各月の初回放送終了後同月放送分を一挙配信(全10話)。(cinemacafe.net)
2023年03月31日2023年1月、午前1時30分頃にアメリカのメイン州にある『ケープ・エリザベス警察署』の緊急電話が鳴りました。電話をかけてきたのは、道路の除雪作業をしていた市の職員。「アザラシが道路をうろついている」と知らせてきたのです。警察官が現場に駆け付けると、1頭の子供のアザラシが凍った車道の上におり、雪が降る夜の静けさを楽しんでいるように見えたとのこと。真夜中に車道にいたら、車に轢かれてしまう可能性があり危険です。警察官はアザラシを保護して車に乗せ、近くの海岸沿いにある公園『フォート・ウイリアムズ・パーク』から海に帰してあげました。一件落着と思われましたが、午前7時頃、再び警察に「アザラシが道路を横断しています」という通報が。別の警察官がその場所へ行くと、夜中に保護したのと同じアザラシの子供が、海岸から歩いて10分ほど離れた道にいたのです!警察官とその場にいた親切な人たちがアザラシを捕まえて、再び『フォート・ウイリアムズ・パーク』から海に放しました。しかし、話はそこで終わりではありません。約1時間後、先ほどのアザラシがまた岸に上がってきて『フォート・ウイリアムズ・パーク』をウロウロしているのが発見されたのです!警察官と数人の市民が協力してアザラシを捕まえて、また海に帰してあげました。その後、警察は地元の海洋動物の保護施設『マリン・ママルズ・オブ・メイン』に連絡。アザラシの安全を危惧した職員が見つけて保護し、施設に連れて帰りました。診察をしたところ、このアザラシはとても体重が少なく、十分な栄養が摂れていないことが分かったのです。最近母親から離乳し、あまり食べ物を得られていなかったそうです。このアザラシについての投稿には「このかわいい顔を見て!」「かわいそうに。無事でよかったね」など、安堵の声が上がっています。アザラシが何度も陸に上がってきたのは、お腹が空いていて、食べ物を求めていたからかもしれません。しばらくは『マリン・ママルズ・オブ・メイン』で世話をして、健康になったら海に戻すということです。早く元気になって、海に帰れるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月07日「ジャパン・ブルー」と呼ばれる藍色。その風合いに魅せられて、染色の世界に飛び込んだ松崎陸さん。京都原産の「京藍」にこだわり、京都大原野の畑で藍を育て、布を染め、藍染作品を作るようになりました。京藍染師として地元・京都のブルー「京藍」の魅力を発信しています。この度、engawa KYOTOにて松崎さんの作品展示とトークイベントを開催します。松崎陸 京藍染展・京藍染師 松崎陸1990年京都に生まれる。22歳の時にNYで藍染に出逢い、帰国後に愛媛県西予市で養蚕から織り、和裁までを一貫して学ぶ。その後、江戸時代から続く染め工房 染司よしおかへ入門。染色の技術を磨き、正倉院宝物の復元に携わる。染司よしおか独立後、天然染色ブランドGROMWELLを立ち上げ“土から始まり土へと還るモノづくり”をコンセプトに商品を製作する。同時に京藍の産地 京洛外(洛東・洛西・洛南・洛北)で大正時代に滅びた京藍を歴史の栽培方法(自然の肥料のみ)に則り洛西で復活させる。現在は、アーティストとしても活動。京藍染師 松崎陸・藍染の魅力藍染は飛鳥時代から続く日本の伝統染色。その魅力は「ジャパン・ブルー」と称される美しい蒼にあります。原料となる藍は阿波(徳島県)が一大産地ですが、かつては京都でも栽培され、最高級品として取り引きされていました。京藍は、色移りがしにくく、「京浅葱」と呼ばれた上品な淡い色合いが魅力です。・THE KYOTO クラウドファンディングで多数の支援を獲得最高級のジャパン・ブルーを次世代へ。京都・大原野に誰でも「京藍」に触れられる染色工房を建てたい(2022年5月9日終了)最高級のジャパン・ブルーを次世代へ。京都・大原野に誰でも「京藍」に触れられる染色工房を建てたい京都・大原野に新たに染色工房を作り、実際に京藍に触れてもらえるコミュニティを作ることで、京藍の魅力を次世代に発信していくことを目標として掲げ、THE KYOTO クラウドファンディングで支援を募りました。目標の154%を達成し、京都市西京区の大原野のにある「OHARANO STUDIO」に工房を併設しました。プロジェクトページ: 目標金額 : 100万円達成金額 : 154万円(154%)THE KYOTO クラウドファンディング: ・「松崎陸 京藍染展」“土から始まり土へと還る”化学薬品や化学繊維は使用せず、自然の繊維と天然染色のみを使った「正藍染(しょうあいぞめ)」を実践。地球と共生する事を考え、自然のサイクルに沿った循環型のモノづくりをしています。自然のものだけで染められたその色は、深みがあり、優しい風合いの美しいブルーでもあります。【会期】2022年11月7日(月)~11月11日(金)【会場】engawaギャラリー(京都府京都市下京区二帖半敷町647 オンリー烏丸ビル)今回松崎さんの作品展示と同時に、京藍で染めた製品の展示販売も行います。・展覧会初日にトークイベントを開催【日時】2022年11月7日(月) 17時30分~18時30分【会場】engawa KYOTO(京都府京都市下京区二帖半敷町647 オンリー烏丸ビル)【出演】松崎陸氏(京藍染師)/中田俊氏(職業不定)【ファシリテート】鎌田峰明(THE KYOTO)【テーマ】「京藍が生み出すソーシャルインパクト」京藍染師 松崎陸さんによるトークイベントを開催します。大原野の染色工房のある「OHARANO STUDIO」を運営する松崎さんとごみの削減を通した実践型SDGs教育を推進する中田俊さん。京藍の魅力や循環型のモノづくりについて語ります。【参加費】無料 ※事前登録制 (11月7日午前中にて締切)【定員】20名 ※申込が定員に達し次第、受付を終了します。【申込方法】engawa KYOTOホームページの問い合わせフォーム(CONTACT)に「11/7 松崎陸トークイベント参加希望」と書いてお申込ください。▼engawa KYOTOホームページの問い合わせフォーム(CONTACT) ※イベントの様子はインスタライブによる中継を予定していますので、是非松崎さんのInstagramをフォローしてください。 【主催・企画】THE KYOTO/engawa KYOTO 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月28日宗家 源 吉兆庵は、岡山県産ぶどう“紫苑”を丸ごと包んだ和菓子「陸乃宝珠(りくのほうじゅ) 紫苑」を全国の宗家 源 吉兆庵店舗にて、2021年11月下旬まで限定発売する。岡山県産ぶどうを丸ごと包んだ和スイーツ「陸乃宝珠」新作スイーツ「陸乃宝珠 紫苑」は、岡山県産ぶどう“紫苑”を生のまままるごと、求肥で包んだ和菓子だ。砂糖をまぶして仕上げているので、口に入れると砂糖のしゃりっとした食感と、求肥のもちっとした食感が楽しめ、中からジューシーな“紫苑”が顔を出す。この“紫苑”とは、現在岡山県内でのみ収穫されている、とてもめずらしい品種のぶどうで、晩秋から冬にかけて旬を迎える。甘さが十分にありながらも、さっぱりとした味わいで、柔らかな果肉が特徴だ。【詳細】宗家 源 吉兆庵「陸乃宝珠 紫苑」1個 303円、6個入 1,944円、8個入 2,592円、12個入 3,888円、15個入 4,860円、20個入 6,480円、30個入 10,152円発売期間:2021年10月1日(金)~11月下旬取り扱い店舗:全国の宗家 源 吉兆庵店舗
2021年10月09日宗家 源 吉兆庵は、ピオーネを丸ごと包んだ和スイーツ「陸乃宝珠ピオーネ」を2021年7月21日(水)から7月下旬まで全国の宗家 源 吉兆庵50店舗限定で発売する。「陸乃宝珠」は、宗家 源 吉兆庵人気の季節限定菓子。これまで岡山県産のマスカット・オブ・アレキサンドリアをまるごと1粒使用した「陸乃宝珠」などを限定発売してきたが、今回は巨峰よりもフルーティーで、爽やかな酸味が楽しめる岡山県産ピオーネを使った新作「陸乃宝珠ピオーネ」を展開する。上品な甘みとフルーティーな酸味をもつピオーネを砂糖をまぶしたお餅でくるんと包み込んだ。やわらかなお餅と果汁あふれるジューシーなピオーネの相性は抜群。季節限定発売なので気になる人は早めにチェックするのがおすすめだ。【詳細】宗家 源 吉兆庵「陸乃宝珠ピオーネ」1個 303円、4個入 1,296円、6個入 1,944円、8個入 2,592円、12個入 3,888円、15個入 4,860円、20個入 6,480円、30個入 10,152円発売期間:2021年7月21日(水)~7月下旬※予定取り扱い店舗:全国の宗家 源 吉兆庵50店舗限定
2021年07月22日宗家 源 吉兆庵は、マスカット・オブ・アレキサンドリアをまるごとひとつ使用した和菓子「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」を2021年5月1日(土)より、銀座本店をはじめとする一部店舗にて先行発売、その後全国の店舗ほかにて順次販売する。「陸乃宝珠」は、4月末ごろに成熟を迎える、マスカットの旬に合わせて登場する季節限定の菓子。岡山県産のマスカット・オブ・アレキサンドリアをまるごと1粒使用した贅沢なスイーツで、生のマスカットならではのみずみずしい果汁や爽やかな風味が楽しめる。しゃりっとする砂糖をまとった餅に包まれた、マスカット・オブ・アレキサンドリアは、口に入れると豊潤な果汁が弾け、口いっぱいにフルーティーな味わいが広がる。販売は9月下旬までの限定発売。立派に実ったマスカットの房の中から、大きさや糖度など、陸乃宝珠に適した実を厳選したこだわりの和スイーツだ。【詳細】宗家 源 吉兆庵「陸乃宝珠」1個 303円、6個入 1,944円、8個入 2,592円、12個入 3,888円、15個入 4,860円、20個入 6,480円、30個入 10,152円※価格はすべて税込み。発売期間:2021年5月1日(土)~9月下旬※公式オンラインショップ及び宗家 源 吉兆庵の限定店舗にて購入予約受付。取扱店舗:全国の宗家 源 吉兆庵※銀座本店をはじめとする一部店舗にて先行発売。
2021年05月03日アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが9日、都内で行われた「令和2年度・3年度 吉川英治賞贈呈式」に出席。選考委員の恩田陸氏から「すごい力のある人だと思いました」と称賛された。加藤は、著書『オルタネート』(新潮社)で「第42回吉川英治文学新人賞」を受賞。同作は、高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代が舞台で、SNSの存在に翻弄されていく若者たちの姿を、繊細かつエモーショナルな筆致で表現した。恩田氏は『オルタネート』について、「マッチングアプリを使う人、使わない人、使えない人についての群像劇ですが、そこのところがすごく端正に描かれている。登場人物は恵まれていて才能があって、いい環境の子供たちなんですけど、恵まれているからって満たされているわけではないし、幸福だとは限らない。みんなまだ何者でもないけれど、何者かになりたいと思って一生懸命考えている。そのヒリヒリした感じがとても端正に描かれていて、すごい力のある人だと思いました」と称賛した。加藤とともに武田綾乃氏も『愛されなくても別に』(講談社)で同賞を受賞したが、恩田氏は「加藤さんも武田さんもご自分の表現を持っていらして、自分のやりたいことはこれなんだ、こういう覚悟でやっていくんだと強く感じました」と作品から感じた印象を述べ、「去年の先輩2人を見習って、これからもガシガシいい作品を書いていただきたいと思います」とメッセージを送った。
2021年04月09日恩田陸の代表作を原作に、2016年に初演された音楽劇『夜のピクニック』が本日10月1日(木)に開幕する。物語の軸となるのは、高校生活最後に行われる「歩行祭」なる学校行事だ。高校3年生全員が、24時間たっぷりかけて、各自のペースで70kmを歩ききるという伝統の催し。恩田自身が青春を過ごした茨城県立水戸第一高校で、実在の行事である。誰とどこをどのように歩き、どんな思い出を獲得して帰るか。大人にとってはささやかでも、彼らにとっては切実なあれこれが、細やかに描かれて読者を魅了した。音楽劇『夜のピクニック』舞台稽古より(撮影:刑部アツシ)水戸で芽生えたこの物語の、舞台化に取り組んだのが水戸芸術館ACM劇場だ。初演当時、同劇場の演劇部門芸術監督を務めた高橋知伽江が脚本を手掛け、映画にとどまらず舞台作品も多く手掛ける深作健太が演出を担当。ミュージシャンとしても華やかな活躍を見せる扇谷研人の音楽で、みずみずしくも力強い音楽劇に仕上がった。音楽劇『夜のピクニック』舞台稽古より(撮影:刑部アツシ)とある目論見を胸に秘めながら、「歩く会」に参加しようとしている甲田貴子。その視界の端には常に、クラスメイトの西脇融がいた。ふたりの仲を勘ぐる級友たちだったが、貴子が抱えていたのはもっと切実なこと。一方、1年前の「歩く会」に現れた幽霊の噂でにわかに盛り上がる歩行行列。やがて、1年前にアメリカへ発った、貴子の親友・杏奈が仕掛けた「おまじない」が動き出す——。音楽劇『夜のピクニック』舞台稽古より(撮影:刑部アツシ)キャスティングも実に個性豊かだ。10年前の「歩く会」を振り返る杏奈を吉川友が、貴子の母親である聡子を剣幸が演じるほか、加藤良輔、安達勇人、北川理恵ら、ミュージカルの舞台で百戦錬磨の若手俳優陣が数多く登板。ピアノとパーカッションの演奏にのせて、若者たちの繊細な心情が絡み合い、高まって夜空に溶ける。公演は10月4日(日)まで、水戸芸術劇場ACM劇場にて。音楽劇『夜のピクニック』原作:恩田陸脚本:高橋知伽江演出:深作健太作曲・音楽監督:扇谷研人10月4日(日)まで会場:水戸芸術館ACM劇場文・小川志津子写真提供:水戸芸術館
2020年10月01日創作和菓子の宗家 源 吉兆庵は、岡山県産のぶどう「オーロラブラック」をまるごとひとつ使用した和菓子「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」を2020年9月下旬まで、全国の店舗で発売する。宗家 源 吉兆庵の「陸乃宝珠」は、果実の姿・形・味わいをそのまま活かしたフルーツ和菓子。特に、毎年5月から9月にかけて発売する岡山県産マスカット オブ アレキサンドリアをまるごと一つ包んだ「陸乃宝珠」は、宗家 源 吉兆庵の中でも人気の高い和スイーツだ。そんな「陸乃宝珠」から期間限定で、岡山県産のぶどう「オーロラブラック」を使用したフレーバーが登場。オーロラブラックは、特有の甘みと豊かな香りを持つ大粒の黒ぶどうの1つで、肉厚な果肉からはじける豊潤な果汁は、一度味わうとやみつきに。口に入れると、砂糖でしゃりっと仕上げた求肥の中から、オーロラブラックの果汁があふれだし、ジューシーな味わいを楽しむことができる。マスカット オブ アレキサンドリアとはひと味違ったフレーバーをぜひ体感してみて。【詳細】陸乃宝珠 1個 303円(税込)~発売時期:2020年8月末~9月下旬販売店舗:全国の宗家 源 吉兆庵 店舗やオンラインショップにて順次販売
2020年09月07日直木賞・本屋大賞を史上初めてW受賞した小説家・恩田陸の『蜜蜂と遠雷』が若手実力派キャストにより実写映画化され、10月4日より公開された。国際ピアノコンクールを舞台に、亜夜(松岡茉優)、明石(松坂桃李)、マサル(森崎ウィン)、塵(鈴鹿央士)という世界を目指す若き4人の天才ピアニストたちの挑戦、才能、運命、成長を描いた同作は、「小説なのに音楽が聴こえるようだ」と話題を呼び、映画でも一流ピアニストの音×吹き替えなしで演奏演技に挑む役者陣という驚くべき手法で数々のシーンが浮かび上がっている。今回は、原作者・恩田陸と、妻子を持ち楽器店に勤めながら、年齢制限最後のコンクールに挑む高島明石を演じた松坂桃李にインタビュー。原作者と俳優、それぞれの視点から見た同作の魅力や、表現者として向き合う"賞"について話を聞いた。○■「かっこよすぎる」キャストも演技に納得――先ほどお話を伺ったんですが、お二人は今日が初対面なんですね。恩田先生が撮影現場にいらしたときは、松坂さんの撮影がなかったとか。松坂:この瞬間が初です。恩田:お目にかかれて光栄でございます。松坂:こちらこそ! よろしくお願いいたします。――それでは、ぜひ松坂さんから見た原作の魅力と、恩田先生から見た映画の魅力をそれぞれ教えていただければ。松坂:オファーをいただいて『蜜蜂と遠雷』を読んだんですが、今までは小説を読んでめくるたびに音が聴こえる感じを経験したがことがなかったので、すごい本だと思いました。これを映画化するなんて、可能なのか? と、衝撃でした(笑)。小説が本当に面白いからこそ、我々にとってはハードルが高いと思っちゃうんです。仮に上手に置き換えられたとしても「小説の内容のまま表現されてるじゃん!」と思われてしまうので、今回は「実写化するからこそできること」はなんなのか、ものすごく意義を迫られた感覚がありました。恩田:よく映像化したなと思いました(笑)。私も「小説でなければできないことをやろう」と思って書いていたので、逆に皆さんが映画でしかできないことをやってくださったなと思って。映画として完成されていたので、嬉しかったです。松坂:そういう言葉を聞くと、ほっとします。恩田:松坂さんが、明石を演じると聞いて、「それはかっこよすぎるだろう」とは思っていたんですけど、映画を見たら本当に明石そのものでした。松坂:いやいや、とんでもないです!――原作で思い描いていた明石はどういうイメージだったんですか?恩田:もうちょっと、普通の人です(笑)。でも、2次予選の後に松坂さんが1人でカメラに向かってしゃべっているシーンはすごくリアルで、驚きました。松坂:実は、あのシーンが初日だったんですよ……。恩田:初日だったんですか! みなさん、意外なシーンが初日なんですよね。いきなりあのシーンだとは……すごいですね。松坂:とにかく、体の中にいろんな実感を入れるようにイメージして。すごく緊張しました。――ちなみに、明石じゃない松坂さんを目の前にされた感想はいかがでしたか?恩田:「やっぱりかっこいいわ!!」と思いました(笑)。――松坂さんは、そういうかっこよさをどうやって封印されてたんでしょうか?松坂:明石は他の3人に比べて、家族と過ごしたりと、生活を描写しているシーンが多かったので、そこはすごく大事にしたいなと思いました。たぶん、すごく不器用でめんどくさいやつだなと思ったんです。自分のことを天才とは思っていないけど、他人には言われたくない、という。恩田:その通りです。松坂:たとえば奥さんと少し口論になったシーンでも、明石のめんどくさい感じが出ている。すごく人間くさいけど、良いところでもあると思います。恩田:そういう役を演じるのは、珍しいんじゃないですか?松坂:そうなんです。これだけの不器用さと人間臭さを表す役はあまりやったことがなかったので、嬉しかったです。恩田:本当に松坂さんはキラキラしたイメージだったので、地に足をついた感じが出ていて、びっくりしました。松坂:嬉しいです。○■流れをつかむことが大切――今回はピアノコンクールが舞台となっていますが、作品自体も直木賞と本屋大賞を史上初めてW受賞されていて、松坂さんも昨年たくさんの賞に輝いていて。賞にかける思いについて、お二人はどう感じているのかなということも気になりました。恩田:結果としての賞なので、書いてる時にはもちろん考えていないです。でも、「流れが来てる」みたいな時って、あるじゃないですか。そういう意味では幸運な本だったと思います。こんなにハードルが高そうな作品がスムーズに映画化できたというのも、やっぱりいい流れがあったのかな、と。松坂:確かに、流れってありますよね。僕のマネージャーさんも「今年は流れ、来てますから」とよく言ってたんですよ。「じゃあ、信じます」と言ったら、ありがたいことに本当に賞をいただけたりしたので、実感しています。――松岡茉優さんも、同じように昨年いろいろな賞に輝かれて、全部の流れが『蜜蜂と遠雷』に集中しているようですね。松坂:授賞式で、松岡さんとは会うことが多かったです! 会うたびに『蜜蜂と遠雷』盛り上げましょう、という話をしていました。恩田:幸運な流れが来ていますね。実際にコンクールを見ていても、最初は目立てなかった方が2週間の間でどんどん良くなっていったりして、成長する人は本当に成長するし、順番の違いひとつでもまったく印象が違ってきてしまうんです。どんどん人が減っていくから、何番を掴むかという運もあって。本当に、流れを掴むことが大事なんだと思いました。――松坂さんは今回、ステージの上で演奏するシーンも多かったですが、音楽家を演じて、役者との共通点などは感じられたんですか?松坂:舞台上で、お客さんの前でお芝居をするときの緊張感や、稽古で失敗を繰り返しながら初日を迎える緊張感は共通すると思いました。演奏シーンは最後の方だったので、スタッフ・キャスト全員が「あと1週間だぞ!」「あと5日だぞ!」みたいに、プレッシャーがすごくて(笑)。だんだん音楽チームも顔がピリついてくるんです。だからこそ生々しくて、良い緊張感でした。エキストラの方もたくさん来てくださったので、入場シーンも本当のコンクールのような緊張感でした。怖いんですよ! でも演奏はお芝居と違って、お客さんの反応を見て動きを変えられるところは、羨ましくも思いました。恩田:私も演奏をしていた経験がありますが、自分があがっているかって、全然わからないですよね。絶好調と思ってもボロボロだったりとか。逆に「ダメだ」と思った時が良かったりする。松坂:それはあります! 自分がダメだと思っていても、周りから「良かったね!」と言われたりとか。恩田:意外とありますよね。それって、なぜなんだろう? 不思議ですね。小説でも、書いてる時には乗っていたけど、後で読むと「なんなんだろう」と思う時もありますし(笑)。○■小説家と役者、原動力は――せっかくなので、何か松坂さんから恩田先生に聞きたいことなどはありますか?松坂:これだけの作品を生み出す原動力がなんなのか、伺いたかったんです。続けるためのモチベーションを保つのは難しくはないんですか?恩田:きっと、なんでもそうですよね。役者さんも、毎回毎回違う役を演じると思うので、どういう原動力なのか、逆にお聞きしたいです。松坂:作品に入ってる時は辛いことの方が多いし、考えなきゃいけないことや不安要素がたくさんあるばかりなんですが、終わった瞬間が本当に楽しくて。スタッフやキャストの方と、「じゃあ、一杯いきますか!」という瞬間(笑)。その一瞬が、辛かったメーターを上回るんです。それが持続的にやってくるので、乗り越えられるというか、支えになっている感覚はあります。恩田:どこも同じですね(笑)。私も原稿を書いているときは全く楽しくなくて。――でも、これだけずっとコンスタントに作品を出されてる作家さんも、なかなかいらっしゃらないのではないかと思いました。恩田:続けていないと不安になってしまうんです。常に書いてないと「小説家」と名乗れないような気がして。縮小再生産になってしまうのが怖いし、「休んじゃうと戻れないんじゃないか」と思うので、そこが原動力なのかもしれません。松坂:「休みたい」と思ったことはないんですか?恩田:いつも、思ってはいるんですけどね(笑)――それでは、最後に作品を楽しみにしている方へのメッセージをいただけたら。恩田:原作ファンでも、原作を読んでない方でも楽しめると思います。音もすごく贅沢な作りになっているので、ぜひ、映画館でご覧ください。松坂:僕自身、クラシックからは縁遠い男だったので、この作品で初めて「クラシックって静かなだけじゃないんだ!」と思いました。まるで縦ノリのように心が踊る、前のめりになる感じが味わえたのはこの作品が初めてだったんです。僕のような、クラシック初心者ですという人でも、味わえる体験が待っていますので、ぜひ音響のいい劇場でご覧いただけたら嬉しいです。■恩田陸1964年生まれ、宮城県出身。1992年、『六番目の小夜子』でデビュー。『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞を受賞。『中庭の出来事』で山本周五郎賞を受賞。『蜜蜂と遠雷』で直木三十五賞と二度目の本屋大賞を受賞(直木賞と本屋大賞のダブル受賞も、二度の本屋大賞も史上唯一)。著書多数。■松坂桃李1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。近年の主な出演作は、映画『不能犯』(18/白石晃士監督)、『居眠り磐音』(19年)、『新聞記者』(19年)。2019年には『孤狼の血』(18年)で第42回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。現在、声の出演をしている映画『HELLO WORLD』が公開中。
2019年10月06日創作和菓子の宗家 源 吉兆庵より、岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリアをまるごとひとつ使用した和菓子「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」が登場。2019年5月上旬より、銀座本店をはじめとする一部店舗にて先行発売、その後全国の店舗やオンラインショップにて順次販売される。フルーツの形や味わいをそのまま生かした宗家 源 吉兆庵の代表菓子「自然シリーズ」。新登場となる「陸乃宝珠」は、マスカットの高級ブランド品種であるマスカット・オブ・アレキサンドリアをまるごと使用した和スイーツだ。クレオパトラも好んで食べたと言われるマスカット・オブ・アレキサンドリアは、さっぱりとした甘みと適度な酸味が特徴。一口食べると、上品で芳醇な香りが広がる。その果実のおいしさを最大限に生かすため、求肥の分量を粒の大きさに合わせて調整し、一粒ずつ丁寧に仕上げた。砂糖をまとった柔らかな求肥から、マスカット・オブ・アレキサンドリアの爽やかな果汁が溢れ出すこだわりの1粒を是非堪能してみて。【詳細】陸乃宝珠販売期間:2019年5月上旬~9月中旬販売店舗:全国の店舗やオンラインショップにて順次販売先行販売店舗:銀座本店をはじめとする一部店舗価格:1個 303円(税込)※マスカットの収穫量により販売期間などは変更になる可能性あり
2019年04月11日東京・恵比寿にあるCAGE GALLERYで、1月22日から飯岡陸がキュレーションを行うグループ展「凍りつく窓:生活と芸術」が開催中。澤田華《57 のプレビューおよび目下のシーン》2019Hana Sawada, 57 previews and the current scene, 2019道路に面した窓枠がギャラリースペースとなっているCAGE GALLERY。3月31日までの会期中は、ギャラリーとその周辺の“窓”を使用しながら、澤田華、鹿野震一郎、武田雄介の3人の作家が、入れ替わりで作品を発表をしていく。1992年生まれの飯岡陸は、これまで「新しいルーブ・ゴールドバーグ・マシーン」(KAYOKOYUKI/東京・駒込倉庫)や「太陽光と…」(テラス計画/札幌)などを企画してきたキュレーター。CAGE GALLERYそのもの、そしてギャラリー周辺を題材にした本展では、展示と鑑賞の再発明を目論む。飯岡は、CAGE GALLERYによって生まれた周辺環境の磁場をすくい取り、キュレーションに組み入れた。澤田華からはじまる1期、続いて鹿野の2期、武田の3期と窓から窓へと乗り移るよう、街とイメージの関係の新しい解釈として提示される。【イベント情報】「凍りつく窓:生活と芸術」(キュレーション:飯岡陸)会期:1月22日〜3月31日会場:CAGE GALLERY住所:東京都渋谷区恵比寿2-16-8点灯時間:11:00 – 20:00 ※1期のみ展示は12:00-20:00となります*ギャラリー向かいのHender Scheme「スキマ」内に解説のハンドアウトを設置1期:澤田華 1月22日〜2月17日2期:鹿野震一郎 2月19日〜3月10日3期:武田雄介 3月12日〜3月31日
2019年01月26日史上初の快挙となる直木賞と本屋大賞のW受賞を果たした小説「蜜蜂と遠雷」。若きピアニスト4人の姿を描いた話題作が、2019年秋に映画化されます。松岡茉優さんや松坂桃李さんといった豪華キャスト陣と、新鋭・石川慶監督が映像化に挑みます。2019年秋「蜜蜂と遠雷」公開予定「ここの優勝者は、世界最高峰のコンクールでも優勝できる」というジンクスがある芳ヶ江国際ピアノコンクールを舞台とした、若きピアニスト4人の挑戦・苦悩・努力・成長などを描く物語。話題作を多く生み出した原作者 恩田陸さん1992年に『六番目の小夜子』でデビューした恩田陸さん。SFやホラーから青春小説まで、さまざまなジャンルで執筆し、読みやすさと安定した面白さから幅広い年齢層の支持を得ています。2000年代から吉川英治文学新人賞や山本周五郎賞などをはじめとする、多くの賞を受賞してきました。そして2017年、「蜜蜂と遠雷」では直木賞と本屋大賞のW受賞という史上初の快挙を達成。話題作を豪華キャストが彩る松岡茉優さん松岡茉優さん2008年にデビューし、今や多くのCMやドラマなどに出演している松岡茉優さん。2016年~2018年に3部作で公開された映画「ちはやふる」に出演し、主人公のライバル役として圧倒的な存在感を放ちました。「蜜蜂と遠雷」では、かつて国内外のジュニアコンクールを制覇し天才少女と呼ばれたものの、母の死によりピアノが弾けなくなってしまった女性「栄伝亜夜」を演じます。松坂桃李さん松坂桃李さん2008年にモデルとしてデビューし、2009年「侍戦隊シンケンジャー」の志葉丈瑠 /シンケンレッド役で俳優としての活動がスタートしました。以降、話題の舞台の主演なども務め注目を集めています。本作では、音楽大学を卒業しながらも今はサラリーマンとなり今回を"最後の挑戦"としてエントリーした「高島明石」役を担当します。森崎ウィンさんPrizmaX左上:森崎ウィンさん2008年にダンスボーカルユニット「PrizmaX」に加入し、同年に俳優としてもデビュー。2016年にスティーヴン・スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、話題となった若手俳優です。演技力だけでなく、甘い声と高い歌唱力にも注目です。本作では、優勝候補と言われており在学中の名門ジュリアード音楽院では"ジュリアードの王子"とも呼ばれる「マサル・C・レヴィ=アナトール」役に選ばれました。映画「蜜蜂と遠雷」作品詳細公開時期2019年秋原作恩田陸「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎刊)監督・脚本石川慶キャスト松岡茉優松坂桃李森崎ウィン鈴鹿央士ほか映画「蜜蜂と遠雷」が待ち遠しい原作でも話題となった「蜜蜂と遠雷」に、石川慶監督による演出・豪華キャストが加わることでどのような作品となるのか、期待が高まります。公開は2019年秋です。注目の作品をお見逃しなく。
2018年10月22日市内ロケには6万人が集結2018年3月22日(木曜日)に豊橋鉄道市内線でラッピング路面電車「陸王号」の運行がスタートしました。「陸王号」は、2017年10月から12月にかけて放映された連続ドラマ「陸王」のDVDとブルーレイの発売を記念して運行されるラッピング電車。「陸王」は豊橋市内でロケが行われており、中でも主要なシーンのひとつである「豊橋国際マラソン選手権大会」は駅前大通や広小路通、市役所前など市内線沿線で撮影を敢行。エキストラや見物客を含めのべ6万人以上がロケ地周辺に集まり、迫力のマラソンシーンが撮影されました。関連イベントも開催日は小児運賃が無料2018年4月8日(日曜日)には「ええじゃないか豊橋 市電の日イベント」が開催されます。豊橋駅南口駅前広場をスタートしドラマのロケ地をめぐる「『陸王』豊橋ロケ地めぐりウォーキング」が実施され、ゴールとなる赤岩口車庫ではミニほっトラム乗車やロケの撮影風景写真の展示が行われます。イベント当日は市内線(路面電車)全線で小児(小学生)運賃が無料。ヤマサちくわ、豊橋カレーうどんなどのグルメ屋台も並びます。「陸王号」は2018年5月6日(木曜日)まで運行。「陸王」のDVDとブルーレイは2018年3月30日(金曜日)に発売されます。(画像はプレスリリースより)【参考】※豊橋市のプレスリリース/PR TIMES※豊橋市
2018年03月30日アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの新作映画『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』が公開される。5人の主要キャラクター、霜月×宜野座、須郷×征陸、狡噛にそれぞれ焦点を当てた『Case.1 罪と罰』『Case.2 First Guardian』『恩讐の彼方に__』の3作品が、2019年1月25日(金)より順次公開される。『PSYCHO-PASS サイコパス』とは『PSYCHO-PASS サイコパス』は、「踊る大捜査線」シリーズで知られる本広克行が総監督を務めたことにはじまり、監督・塩谷直義、ストーリー原案・虚淵玄(ニトロプラス)、アニメーション制作・Production I.Gなどトップクリエイター陣が集結したことで話題を呼んだオリジナルアニメーション。人間の心理状態を数値化し管理する近未来社会を舞台に、正義を問われる警察機構を描いたSF作品として、幅広い層の心をつかんだ。2012年10月にTVシリーズ第1期が放送され、2014年7月には1期に新規カットを追加して再編集した「新編集版」が放映された。続いて、10月からは本屋大賞受賞作『天地明察』などで知られる作家の冲方丁をシリーズ構成に迎えたシリーズ第2期「PSYCHO-PASS サイコパス 2」を制作・放送。さらに、2015年1月には映画として『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』が公開され大ヒットを記録した。それから3年の月日を経て、始動するのが『「PSYCHO-PASS サイコパス」Next Project』だ。霜月×宜野座、須郷×征陸、狡噛にフォーカスした新劇場版3作品劇場版3作品の連続公開となる本作には、これまでのシリーズと劇場版に参加したスタッフが再集結。3作品全てで塩谷直義が原案・監督を、Production I.Gがアニメーション制作を担当するほか、Case.1の脚本を『PSYCHO-PASS サイコパス』ノベライズ「PSYCHO-PASS ASYLUM/GENESIS」を執筆した吉上亮が、Case.2およびCase.3の脚本を、TVアニメ第一期、劇場版の脚本を手掛けた深見真が務める。TVアニメ第1期、第2期のエンディングテーマが蘇るTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の第1期、第2期のエンディングテーマが、Case.1とCase.2のエンディングテーマとして起用される。また、今回のエンディングテーマは、ロックユニット・ブンブンサテライツ(BOOM BOOM SATELLITES)、中野雅之によるリミックスバージョンとなっている。ストーリー■『Case.1 罪と罰』2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。その運転手は青森にある潜在犯隔離施設〈サンクチュアリ〉の心理カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。■『Case.2 First Guardian』常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。三ヶ月後、無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。事件調査のため、国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに事件の真相に迫る。■『Case.3 恩讐の彼方に__』2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、この世界の様相とは…。来場者特典として設定集を限定配布公開初日より、3作品ごとに各作品のキャラクターやメカデザインの設定画、美術ボードなどを収録した設定集を数量限定配布。表紙は、キャラクターデザインを手掛ける恩田尚之による3作品のキービジュアル描き下ろし原画が使用されている。劇場購入特典付きムビチケ2018年11月9日(金)より、対象劇場にて3作品綴り前売り券(ムビチケ)が発売。劇場購入特典として、オリジナルクリアポストカードが付属する。作品情報劇場アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』3作品SSストーリー原案・監督:塩谷直義シリーズ原案:虚淵玄キャラクター原案:天野明アニメーション制作:Production I.G■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』公開日:2019年1月25日(金)キャスト:宜野座伸元/野島健児、霜月美佳/佐倉綾音脚本:吉上亮総作画監督:中村悟■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian』公開日:2019年2月15日(金)キャスト:須郷徹平/東地宏樹、征陸智己/有本欽隆SSストーリー原案・監督:塩谷直義脚本:深見真総作画監督:阿部恒■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』公開日:2019年3月8日(金)キャスト:狡噛慎也/関智一SSストーリー原案・監督:塩谷直義脚本:深見真総作画監督:恩田尚之、阿部恒、中村悟<劇場購入特典付きムビチケ>発売日:2018年11月9日(金)価格:3,900円(ムビチケのみ)※販売劇場は公式サイトで告知。※本券1枚につき各Caseを各1回鑑賞可。劇場購入特典:オリジナルクリアポストカード※前売券(ムビチケ)1枚の購入につき特典1枚。※特典は数量限定の為、無くなり次第配布終了。
2018年03月11日12月24日の放送で最終回を迎えたドラマ「陸王」(TBS系)。最終回の平均視聴率も20.5%と大評判の今作だが、いっぽうで出演していた竹内涼真(24)には「痩せすぎでは?」と心配の声が寄せられているという。 キッカケは第1話の放送終了後に「陸王」のオフィシャルツイッターでアップされた竹内の写真。さらに回を重ねるごとに、ファンから《心配になる》との声が多数あがるようになっていたのだ。 今年10月にはスポーツ紙のインタビューで「マラソンの選手は毎日練習してその体になっている。近づくためには必要だった」と答えていた竹内。だが熱演の陰では、役柄にあわせて8キロ減量していたことも明かしている。 オーディションで勝ち取ったこともあり、並々ならぬ情熱で臨んでいたのだろう。そんな彼に、ファンから気遣いの声が寄せられていた。 《芸能人も役作りの為に痩せたり太ったり大変》《お仕事も大事だけど、体のことも考えたほうが》《痛々しいからせめて顔だけでも肉をつけ直してもらいたい》 前クールでも「過保護のカホコ」(日本テレビ系)で好演。7月に発売した2nd写真集「1mm」は期間内で6.2万部を売り上げ、「第10回オリコン年間“本”ランキング2017」の男性写真集部門で第1位に。またoricon newsの「2017 ブレイク俳優ランキング」でも第1位に輝いており、本年も大活躍の1年だった。 「陸王」では最終回が近づくにつれ、連日深夜まで撮影が続くようになっていたという。2018年の活躍のためにも、くれぐれも体調には気をつけてほしい!
2017年12月25日役所広司主演で老舗企業の再生物語を描いた日曜劇場「陸王」が12月24日の放送で最終回を迎え、本作に出演した山崎賢人と竹内涼真の2人の演技に賞賛の声が集まっている。重厚かつ多彩な共演者たちとの撮影は2人にどんな影響を与え、そこから彼らはどんな成長を遂げたのか?本作で役所さん演じる宮沢紘一の息子・大地を演じた山崎さん。山崎さんは『L・DK』や『ヒロイン失格』をはじめ『オオカミ少女と黒王子』や『四月は君の嘘』『一週間フレンズ。』などの少女コミック原作から『ジョジョの奇妙な冒険』『斉木楠雄のΨ難』など少年ジャンプ連載作までコミック原作の映画化作品で主演やメインキャラクターを演じることが多いのが特徴。“2.5次元俳優”のトップランカーとも呼べるようなキャリアを重ねながらも連続テレビ小説「まれ」や月9「好きな人がいること」などにも出演。『orange』等の演技で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど実力も高く評価されている。一方、陸王と出会うことでケガを乗り越え成長していくマラソン選手・茂木裕人を演じた竹内さんは、幼少期からサッカーをはじめ高校時代には東京ヴェルディユースに所属するなど、その高い身体能力とスタイルが魅力。若手俳優の登竜門といえる仮面ライダーシリーズ「仮面ライダードライブ」で主演、本作と同じ池井戸潤原作の日曜劇場「下町ロケット」や「時をかける少女」を経て『青空エール』『帝一の國』など出演映画もヒット。今年連続テレビ小説「ひよっこ」へも出演を果たし、最も“旬”な俳優として大きな注目を集めている。今一番熱い2人が共演することでも本作は注目された。主演の役所さんをはじめ志賀廣太郎、檀ふみ、光石研、寺尾聰といった重厚な俳優陣との共演はそれだけで若い俳優には刺激になったであろうことは言うまでもないが、さらに本作には歌舞伎界から市川右團次、落語界から桂雀々、ミュージシャンとしても人気のピエール瀧、元テニス選手でスポーツキャスターとしても活躍する松岡修造、作家の阿川佐和子など各方面から多彩な人々が出演。いずれも独特の個性を放ちながら物語のなかにしっかり息づいたキャラクターを演じていた。本作では毎回泣き所満載の展開が続き、アップの場面で感情を露わにする芝居も多く、感情の起伏の表現はもちろん涙を流すタイミングなどこれまでの作品以上に“演技”について学んだ部分も多かったのではないだろうか。特に山崎さんは分が何者かを模索しながら回を追うごとに自信を得ていく大地の姿を、その目線で語る演技で見事に演じ切り、竹内さんもケガで選手として自信を失うも、「こはぜ屋」との出会いから“走ること”の意味を見つめ直し、再び自信を取り戻していく茂木の姿を感情を抑えた芝居と爆発させる芝居を見事に使い分けることで表現していた。本作の撮影期間の間にも俳優として成長を遂げたと感じられる場面も多く、最終回終了後にはSNSに2人の演技を絶賛する声も続々投稿されていた。本作を経験したことで俳優として大きく成長した2人。2018年の山崎賢人と竹内涼真の活躍に期待が高まるところだ。(笠緒)
2017年12月25日人気作家・池井戸潤の同名小説を役所広司主演でドラマ化した「陸王」の最終回が12月24日に放送され、数えきれないほどの感動の声をはじめ、豪華キャスト陣の演技に絶賛の声が寄せられるなど、様々な反応がSNS上に投稿され続けている。創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所さんが演じたほか、山崎賢人、竹内涼真、風間俊介、上白石萌音、ピエール瀧、寺尾聰ら豪華キャストの出演で、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語を描き出した。※以下ネタバレを含みますのでご注意ください。最終回は宮沢らが松岡修造演じるフェリックスの御園社長からの融資を受け入れ、茂木はアトランティスのサポート選手となるも豊橋国際マラソンの出走直前に「陸王」を履くことを決意。佐野岳演じる毛塚と激戦の末優勝。それによって「こはぜ屋」は見事に再生を果たす。山崎さん演じる大地はメトロ電業に内定、新たな道を歩みだすという展開だった。放送中からタイムラインには「陸王涙不可避やん」「あーこれヤッバイ、涙止まらない」「陸王見て号泣してる」「ずーっと泣いてる」などの“号泣”ツイートが大量に溢れかえり、「最高のドラマ」「スタッフさんもキャストさんもみんな最高」と作品の素晴らしさを讃える声も多数。また山崎さんと竹内さんという、いま最も人気がある若手俳優の2人の共演にも注目が集まったが「山崎賢人の演技が光る」「毎週可愛すぎる山崎賢人くん」「茂木裕人が竹内涼真でよかった」「茂木ちゃん、いい表情してるなあ」と両者の演技や表情を評価する投稿も。本作は俳優界以外からも様々な人が出演したことでも話題になったが、最終回の感想ツイートで目立ったのが「松岡修造はなんであんなに芝居うまいんだろ?」「なんだかんだで修造演技上手い」といった松岡さんに関するツイート。その演技を評価する声とともに「修造が大人しくスポーツ観戦してるなんて…」「辛いだろうなぁ…スポーツを黙って観ていなきゃいけない役どころの修造(笑)」など、スポーツ番組やバラエティで“激アツ”なテンションをみせている松岡さんが、大企業の社長という役柄ゆえに抑えた芝居をしている姿を見て、その内心を心配するような声まで上がっていた。(笠緒)
2017年12月24日現在発売中の「JUNON」2月号は、巻頭に俳優・窪田正孝が登場!また、竹内涼真、佐野岳がライバルを演じる「陸王」について対談。今回もイケメン大集合の内容となっている。今回巻頭に登場するのは、1月放送スタートの石原さとみ主演ドラマ「アンナチュラル」にて、“メガネ理系男子”久部六郎役で出演が決定している窪田正孝。自分にとって不自然なことが起きたらどう対処する?という質問には、「ケースバイケースですが、僕は割と流すことが得意かもしれないです」と言い、「『不自然だな』と思っても、『きっといろんな事情があるんだろうな』と思って我慢しちゃいますね」と自身について語った。また、10月期放送のドラマ「陸王」に出演する竹内涼真と佐野岳の対談も掲載。“陸王”にかけて、自分は“何王”か?という話題では、佐野さんは“岳王”と回答。「岳という大きな国があって、そこを支配しているのが岳王、俺なの。住人は自分であり、王も自分」と独特な発言。また竹内さんは“やさ王”だと言う佐野さん。「基本的に、人のことを思って行動してるんだよね」と説明すると、竹内さんは「嬉しいけどちょっとダサい…(笑)でも気に入りました」と照れ笑いを見せ、2人の仲の良さが垣間見える対談になっていたようだ。そして、2018年は戌年ということで、「美男子×ワンちゃん特集」も掲載。羽子板デートでは「仮面ライダービルド」の犬飼貴丈、ドラマ「弱虫ペダル」で主演を務め注目を集めた小越勇輝は、こたつデートで登場。そのほか、Shuta Sueyoshi、與真司郎、「GENERATIONS」、「超特急」などが出演している。「JUNON」2月号は発売中。(cinemacafe.net)
2017年12月22日12月17日放送の第9話で平均視聴率15.7%を記録したドラマ『陸王』(TBS系)。『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』に続く池井戸潤氏の原作ドラマとあって、スタート前から注目を集めていた同作。第8話でも最高視聴率17.5%を記録しており、最終回を前に「視聴率20%超え」の期待がかかっている。 そんなドラマの好調の理由とは、いったい何なのか。元芸人の山下しげのり記者(49)が分析する。 今回、僕が注目したいのは視聴率ではなく陸王の個性的なキャスト。通常のドラマより芸人さんが多く出演していることが目につきます。 レギュラー陣では小藪千豊さん(44)、桂雀々さん(57)、「春やすこ・けいこ」の春やすこさん(56)、「かしまし娘」の正司照枝さん(84)、「げんき~ず」の宇野けんたろうさん(35)など。ゲストでも木村祐一さん(54)、ヨネスケさん(69)、鳥居みゆきさん(36)、「シティーボーイズ」の斉木しげるさん(68)、内場勝則さん(57)などです。 なぜこんなにも芸人のキャスティング率が高いのでしょうか。伊與田英徳プロデューサーのインタビューをみると、ドラマにおける演技やストーリーについて新鮮な演技やあざとさがないことを重視されているようです。つまりプロデューサーが求めているのは“自然さ”と“新鮮さ”ということになります。 新鮮さという点では、普段からあまりドラマに出ていない芸人のほうが新鮮な演技になるのも頷けます。また自然さという点でも、芸人は普段からコントで極力自然な演技を心がけています。なぜならフリの演技に少しでも違和感が生じると、その違和感にお客さんが気を取られてしまう。そうするとオチの部分がブレてしまい、笑いが半減するからです。 しかし芸人がいくら新鮮で自然な演技をしていても、輝けるのはやはり俳優陣の熟練された本物の芝居があってこそ。そうした太い屋台骨があって初めて、イレギュラーな芸人陣の演技が際立つのではないでしょうか。
2017年12月19日第5、第6話が視聴率16%超とますます追い風で快走中のドラマ『陸王』(TBS系・日曜21時~)。経営危機に陥っていた老舗足袋業者「こはぜ屋」が足を痛めないランニングシューズの開発に挑戦するという企業再生物語だが、ここで鍵となるのが『シューフィッター』の存在。いわば“靴合わせのプロ”で、百貨店や専門店などで靴を選ぶ際に足や靴の相談にのってくれる人たちだ。 現在、認定シューフィッターは全国で3,800人以上。なかでも、今回のドラマで演技指導を依頼されたのが「一般社団法人足と靴と健康協議会」の事務局長・上級シューフィッターの木村克敏さん。撮影現場では、カリスマシューフィッター・村野尊彦役の市川右團次に、靴の持ち方、履かせ方といった所作、靴のチェックの仕方などをアドバイスしている。 「靴の持ち方なんて、普通の人は意識しません。ましてや“他人の靴”のひもを結ぶなんて、慣れていなければ難しい。でもそこは、さすが俳優さんですね。市川さんは、すぐに所作をマスターされて、私から見ても、もう立派なシューフィッターです」(木村さん・以下同) 第5話での茂木裕人選手(竹内涼真)の「こんなにも気持ちのいいシューズ(陸王)は初めて」というセリフに感動した人も多いと思うが、私たちも、あんな“快感シューズ”に出会えるのだろうか? 「もちろんです。ただそのためにはまず自分の足をよく知る必要があります。実際には、正確な足のサイズを知らない方がほとんどなんです」 足のサイズには長さのほか、幅、つま先など、いくつかチェック項目があるという。 「私たちは外出中、ほとんど靴の上で生活しています。足に合わない靴を履き続けているということは、長時間足や体に余計な負担をかけていることになるのです」 体を支えているのは足の母指球(足裏の親指の付け根)、小指の付け根、かかとの3点。靴が大きいと靴の中で足が動いてしまい、その3点がずれて重心が不安定になるのだ。 「通常、体重は2本の足で支えるわけですが、50キロの人で片足25キロずつ。さらに歩けば1.2~1.5倍、走れば2倍以上の重さがかかります。ところが靴が合っていないと重心が不安定になる。それで無理にバランスを取ろうとすれば足首、膝、腰、肩などに“ひずみ”がおよぶことも」 これが腰痛や膝痛などの原因となり、さらには目のかすみや片頭痛など、体のさまざまな不調へつながっていく可能性があるという。 足の計測はシューフィッターにお願いするのがベストだが、それが無理でも誰かにお願いしたほうがよい。計測時に両足に均等に体重をかけなければならず、自分ではなかなか正確に測れないからだ。また足のサイズは変わりやすいので、年に1度は計測しておくほうがよいそう。 「基本的に足の長さはそれほど変わりませんが足囲や足幅は変わります。年齢とともに筋肉が落ちてくれば足囲も細くなってきます。また高齢になれば、足裏のアーチも下がりぎみになりますので、足長だけでなく、足囲と足幅も定期的に測ってください」
2017年12月10日12月3日に放送されたドラマ『陸王』(TBS系)で本格俳優デビューを果たした元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造(50)。連ドラレギュラーは初めてにもかかわらず、堂々とした演技を見せていた。 「『陸王』は役所広司さん(61)演じる老舗足袋業者『こはぜ屋』社長が、裸足感覚のランニングシューズ開発に乗り出す“企業再生物語”。松岡さんが演じるのは大手アパレルメーカー社長。礼儀正しく真っ直ぐな熱い男ながら冷静なビジネス分析もできる、松岡さんの人物像そのままな役柄です。プロデューサーも『この役は松岡さんにしかできない』と熱く説得したそうです」(テレビ局関係者) 松岡が演じるのは『こはぜ屋』再生の鍵を握る重要な人物だという。ドラマの今後を左右する役どころだけに、プレッシャーを感じていたようだ。彼はこうコメントしている。 《いきなり初心者がテニスでいうグランドスラムに出場するようなものです。心から自分のしたいことへの挑戦。そして、50歳という節目を迎えた自分。このチャンスにチャレンジせずに今後の僕はないと決断しました》 その熱い気持ちを表すように、彼は今まで誰も聞いたことがないような役作りをしていた。 「松岡さんは撮影の2週間前から役作りをしていたそうですが、まずやったことが“家中の壁という壁に役所さんの顔をプリントアウトして貼りつける”というもの。理由として、彼は『日本のトップ俳優である役所さんの前で演技すると、緊張してしまうはず。だからまずは見慣れた顔にしておくことを重視しました』と真剣な顔で話していました。お風呂以外のすべての壁に貼るほどの徹底ぶりだったそうです」(ドラマスタッフ) 奇想天外にも思える役作り。だがこれが功を奏し、現場でも大評判だったという。 「初回の撮影でも、松岡さんはいっさいNGを出しませんでした。カメラが回っていないところでも熱血漢の松岡さんがいるおかげでいつも明るいので、現場の士気もあがっています。そんな撮影を見たほかのドラマ班も興味津々。すでに来年のドラマキャスティングリストに松岡さんの名前を加えたそうですよ」(前出・テレビ局関係者) “まいにち、役所”計画でピンチを乗り越えた松岡。50歳の熱血新人は、芸能界でも頂点を目指せるのか!?
2017年12月06日高視聴率をキープする、池井戸潤原作、役所広司主演のドラマ『陸王』(TBS系)。舞台は埼玉県行田市。老舗足袋店社長が、衰退する足袋産業に新風を吹き込むために、ランニング足袋「陸王」を開発するという物語だ。 「たしかに江戸時代から行田は足袋の町として栄え、昭和13(’38)年から30(’55)年にかけてのピーク時には全国シェアの80%となる、年間8,500万足もの足袋を作っていました。職人だけでなく、生地や糸、ミシンを扱う関連企業が約200ありましたが、現在は12社、年間生産数も200万~300万足と激減しています」 こう危機感を募らせているのは、昭和4(’29)年に創業した「きねや足袋」の3代目社長・中澤貴之さん(40)だ。中澤さんはドラマ同様のランニング足袋「KINEYA MUTEKI」を開発した。 「ドラマのモデルといわれますが、たまたまランニング用の足袋を開発したという共通点があるだけです。でも、ここにたどり着くまでは、苦労の連続でした」(中澤さん・以下同) 足袋の町・行田の復活に挑戦する“リアル陸王”の世界を追った。 中澤さんは「きねや足袋」に26歳で入社。ろくに足袋をはいたことすらなかった。 「靴は歩くときのサポートをして足を守りますが、足袋は素足に近く、本来の足の機能を十分に使うように作られています。足指が地面をつかむようにしっかりアーチができて、土踏まずを形作る。はき始めはふくらはぎが張ったりしますが、しだいに姿勢はよくなり、私自身は腰痛がなくなりました」 足袋の機能性に驚くとともに、もの作りの楽しさにも目覚めた。 「ミシンの使い方から覚えました。足袋作りは、一つ一つが細かい作業です。昔ながらの職人さんから『目で覚えろ。いちいち聞くんじゃねえ』と怒られることもありました」 職人経験によって自社製品への愛情と自信が育まれ、営業の場で生かされた。 「ただし、現状は厳しい。どんなに売れる商品を作っても、せいぜい年間何百足の世界だし、値段も2000~3000円が限界。やってもやっても収益は上がらない。これまでの足袋の発想に縛られず、新しい商品を開発しなければ、5年後、10年後に会社はつぶれてしまうと思い、焦っていました」 そんなときに偶然出会ったのが、はだしでフルマラソンを完走することで有名な鍼灸師・高岡尚司さん。 「はだし感覚で走れる足袋の発想を持っていて、私も“これだ”とすぐに開発することに決めたんです」 しかしランニング足袋となると、長年の職人から見れば邪道。「社長の倅が好き勝手にやっている」という反発もあるかもしれない。そのため当初は、父親にも内緒で、ごく限られたスタッフのみで開発に取り組んだ。 「通常のシューズはスポンジ系のソール(靴底)と、アッパー(足の甲を覆う靴の上部)を接着剤で接合します。しかしMUTEKIでは、ソールを軟らかい天然ゴムにして、アッパーには手で縫いつける。こうしたこだわりで、しなりがよく、足との一体感が生まれる商品となりました」 ’13年に新製品が完成。その数日前、これまで内緒にしていた2代目に新商品の完成を伝えると、いつも厳しい父親が「やりたいようにやりなさい」と認めてくれた。 「最初の2年は苦戦しましたが、徐々に知名度も上がって、今では年内の販売は予約すらお断りしている状況です。どんなにニーズがあっても、ものづくり、職人としてのこだわりがあるので、手間は惜しめません。大量生産は無理なんです」 MUTEKIを武器に、中沢さんは老舗の復活に邁進している。
2017年12月03日高視聴率をキープする、池井戸潤原作、役所広司主演のドラマ『陸王』(TBS系)。舞台は埼玉県行田市。老舗足袋店社長が、衰退する足袋産業に新風を吹き込むために、ランニング足袋「陸王」を開発するという物語だ。 「『陸王』の1話目に、エキストラとして出演したんです」 スマホ画面でそのシーンの画像を見せてくれたのは、武蔵野ユニフォーム社長の小松和弘さん(45)。龍柄や麒麟柄、紅白のダルマ柄など、“いかにも外国人が喜びそうな日本”の絵柄のカラフルな「SAMURAI TABI」を開発し、行田市では“足袋ブームの仕掛け人”としても有名だ。 「でも、自分は職人でもなければ、行田出身でもないんです。もともと仲間数人でIT企業を起こして、ソフトやアプリの開発、ホームページの作成をしていました」(小松さん・以下同) 足袋の町・行田の復活に挑戦する“リアル陸王”の世界を追った。 同社は小松さんの妻の父親が経営していたのだが、’12年に義父が他界して、小松さんが継いだのだった。 「ちょうどそのころ、カラフルで派手な着物が好きな知人から、この着物に合う足袋を作ってほしいと問い合わせがあったんです」 だが、同社が扱っていたのは白衣や作業着など。足袋のノウハウは持ち合わせていなかった。 「試作品の1号として、黄色地に黒い水玉模様が入った布を持って、近所の職人さんのところに行ったんです。さすがに最初は『こんなの誰が買うの?』『なんでこんな変なものを作らなきゃいけないんだ』と言われたものです」 それでも職人を説得して、SAMURAI TABIを完成させると、将来性を感じずにはいられなかった。 「靴下が普及し、洋服文化が広まったことで足袋は廃れましたが、SAMURAI TABIは洋服にもジーパンにも合う。靴よりむしろ“新しい”と思ったんです」 地域活性化の一助となればとの思いで開発したが、肝心の行田出身者は“いまさら足袋なんて”とマイナス思考だったという。しかし小松さんは、視野を広く持ち、海外にも目を向けていた。 「’15年にはパリのジャパンエキスポに出店しました。日本文化が好きなパリ人は『オー、サムライ』と興味を持って商品を手に取ってくれたんです」 受け入れられたのはポップなデザインだけではなく、何より足袋の持つ機能性があってこそのはず。行田出身者ではない小松さんの“足袋愛”を見て、職人や行田の人たちが応援するようになった。 ’15年からは毎年、行田市のお祭りに合わせて、足袋の着こなしを競う「足袋コレ」を企画している。 「現在はネット販売のほかに、ドイツで1店舗、フランスで3店舗に商品を置いてもらっています。さらにアジア各国にも販路を広げて、足袋の魅力を世界に伝えたいです」 再び足袋の聖地としてのにぎわいを取り戻したい。行田ではドラマ顔負けの熱い男が、奮闘していたのだった。
2017年12月03日