中島美嘉の初となる香港ワンマン公演『MIKA NAKASHIMA CONCERT 2024 YOU IN HONG KONG』が、2月3日(土)・4日(日) に香港AsiaWorld-Expoで開催された。長年ライブ開催を心待ちにしていたファンの気持ちに応えたいという想いを形にした本公演は、2日間で延べ1万2千人のチケットが即完売となった記念すべき単独ライブ。現地のファンからリクエストを募った楽曲を含め構成された2夜限りのスペシャルなステージとなった。開演前からすでに熱気あふれる満員の会場が暗転、大歓声と拍手が沸き起こる中、バレリーナとともに「AMAZING GRACE」で登場。厳かなオープニングで観客を惹きつけると、一変して数年ぶりのお披露目となる映画『NANA』のラブジャケットで「GLAMOROUS SKY」を披露、続くアップナンバー2曲で会場を一気に盛り上げ、早くも熱狂の渦に巻き込んだ。黒のタイトのドレスに着替えて再登場すると、アップチューンから打って変わってデビュー曲「STARS」や「桜色舞うころ」など今回リクエストの多かったバラードを熱唱、歌で幾つもの表情を魅せた。通訳を介した中盤パートのMCでは「歌詞が強烈な言葉を使っていて、誤解を招いてしまう曲かも知れません。でも私はこの歌を頂いた時に何の迷いもなく、私が生きて行くことへの背中を押された曲でした。なので皆さんも最後まで聴いて頂けたらきっと明日への勇気になる曲じゃないかなと思っています。私が皆さんの背中を押すお手伝いできる曲だと思って歌い続けてます。ぜひ最後まで目を背けずに聴いて頂けたら嬉しいです」と曲についての想いに触れ、最もリクエストの多かった「僕が死のうと思ったのは」を全身全霊で歌唱した。ライブ終盤を迎え高揚感に包まれる中、初のセルフプロデュースアルバム『I』からのアップナンバーメドレーに続き、「ALL HANDS TOGETHER」のリズミカルなクラップハンズで心地よい一体感が生まれた。ラスト2曲は白レースのドレスに身を包み、名曲「雪の華」「FIND THE WAY」をエモーショナルに歌い本編を締めくくった。手拍子のみならず足踏みで呼び込まれたアンコールでは、ハートを作った手が会場いっぱいに掲げられ、ステージ上から観客と一緒に記念撮影を行った。そしてリクエスト上位曲「ORION」を叙情的に歌い上げ、続けて「日本より早くライブで歌っちゃいます」と一言を添え、3月13日(水) リリースの新曲「MISSION」を披露。最後までファンを楽しませ、大盛況のうちに幕を閉じた。Photo:Sherwin Wong / Kenneth Tang<公演情報>中島美嘉『MIKA NAKASHIMA CONCERT 2024 YOU IN HONG KONG』2月3日(土)・4日(日) 香港AsiaWorld-ExpoセットリストM01. AMAZING GRACEM02. GLAMOROUS SKYM03. LOVE IS ECSTACYM04. I DON’T KNOWM05. Ballade medley・愛してる・STARS・初恋・一番綺麗な私を・桜色舞うころM06. 僕にはM07. A MIRACLE FOR YOUM08. Love AddictM09. RESISTANCEM10. 茨の海M11. 声M12. 不協和音M13. 僕が死のうと思ったのはM14. LIFEM15. 『I』medley・めんどくさい・CEO・Special Day・HELLOM16. ALL HANDS TOGETHERM17. 雪の華M18. FIND THE WAYEN1. ORIONEN2. MISSIONEN3. GIFT<リリース情報>中島美嘉 ニューシングル『MISSION』3月13日(水) リリース●CD+BD:2,500円(税込)中島美嘉『MISSION』ジャケット【CD収録内容】1. MISSION ※読売テレビ・日本テレビ系アニメ全国ネット『め組の大吾 救国のオレンジ』第2クールエンディング主題歌2. Deep Down3. MISSION<TV Size>4. MISSION<Instrumental>5. Deep Down<Instrumental>【Blu-ray収録内容】1. アニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』エンディング<Non Credit>2. 『MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR 2023 YOU』<ライブダイジェスト>LIFE~STARS~A MIRACLE FOR YOU~僕が死のうと思ったのは~GLAMOROUS SKY~雪の華予約リンク:先行配信リンク:関連リンクオフィシャルサイト::::
2024年02月07日香港を代表する名優アンソニー・ウォンが、香港に住む難民の少年と心を通わす姿を描くヒューマンドラマ『白日青春-生きてこそ-』が2024年1月26日(金)より公開決定。ポスタービジュアルが解禁となった。香港は難民の国際中継地であり、毎年、数千人の難民がこの街で政府の承認を待っている。ハッサンはパキスタンから香港にやって来た両親の下に生まれ、香港で育ったが、彼の唯一の夢は家族とともにカナダに移住すること。だが、突然の交通事故で父親が命を落としてしまう。父親を失ったハッサンは、難民で構成されたギャングに加わるしかなかったが、警察によるギャング対策に巻き込まれ、追われる身となってしまう。チャン・バクヤッ(陳白日)は1970年代に本土から香港に密入境し、現在はタクシー運転手として働いている。香港で警察官になった息子のチャン・ホン(陳康)とは、あまりうまくいっていない。バクヤッはハッサンの逃亡を手伝うことを決心し、2人の間には絆が芽生え始める。しかしハッサンは、バクヤッが父親の死亡した事故を引き起こした運転手であることを知る。ハッサンとバクヤッの関係、そして逃避行はどうなるのか…。『インファナル・アフェア』(2002)やハリウッド大作『ハムナプトラ3呪われた皇帝の秘宝』(2008)、近年では『淪落の人』(2018)などに出演するアンソニー・ウォンが、ワケあって息子と距離のある孤独なタクシー運転手チャン・バクヤッ(陳白日)を演じ、台湾の第59回金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞した。そして、大ベテランを相手に堂々とした芝居を見せたのが、本作が初めての映画出演となるパキスタン出身で香港在住のサハル・ザマン。難民申請をしたパキスタン人の両親の下、香港で生まれた少年ハッサン、香港名:莫青春(モク・チンチョン)役を演じ、第41回香港電影金像奨最優秀新人俳優賞を10歳で獲得している。偶然とはいえ自身の起こした事故でハッサンの父アフメドを奪ったバクヤッは、突然父を失ったハッサンを案じ、警察に追われる身となった彼の逃亡を助ける。互いの関係と共に、世代や民族の違いを背景にした、香港ならではのシーンが描かれていく。監督・脚本を手掛けたラウ・コックルイ(劉國瑞)は、この作品は「父の愛を渇望する息子と、息子を理解しようともがく父親の物語」と話す。そんなラウ監督は、マレーシア生まれで香港に移住。自身の気持ちや経験もこの作品に活かしたと語る本作が、長編1本目となる。プロデューサーは、『西遊記』シリーズのソイ・チェン(鄭保瑞)。昨今、第2の香港ニューウェイヴの到来といわれるが、本作もその新世代監督の注目の作品となる。『白日青春-生きてこそ-』は1月26日(金)よりシネマカリテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月07日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、フォトブックシリーズ『ファッション・アイ』の新刊「ウィーン by ステファニー・モシャマー」、「香港 by フランク・ホーヴァット」、「ドーヴィル by オマー・ヴィクター・ディオプ」をルイ・ヴィトン ストアほかにて発売。『ファッション・アイ』新刊“ウィーン・香港・ドーヴィル”に着目ルイ・ヴィトンが手掛ける『ファッション・アイ』は、フォトグラファーの視点で街や国の魅力を捉えたフォトブックシリーズ。今回は、オーストリア・ウィーン、香港、フランス・ドーヴィルをフォーカスした3冊が新たにラインナップする。「ウィーン by ステファニー・モシャマー」「ウィーン by ステファニー・モシャマー」では、オーストラリア人フォトグラファーのステファニー・モシャマーが、ウィーンの真の姿、あるいは別の姿を具体的に表現。ウィーンにまつわるお馴染みの表現に遊び心を添え、愛情とウィットに富んだ独特な目線で故郷の町を映し出す。「香港 by フランク・ホーヴァット」また、イタリア生まれスイス育ちのフォトグラファー、フランク・ホーヴァットによる「香港 by フランク・ホーヴァット」では、溢れかえる人や住居、物、標識など、あらゆる要素で縦方向に作り上げられた賑やかな香港を、モノクロ写真によって紹介。1962年にドイツの雑誌『Revue』の依頼により撮影した写真のうち、当時非公開となった大部分の写真を今回収録している。「ドーヴィル by オマー・ヴィクター・ディオプ」「ドーヴィル by オマー・ヴィクター・ディオプ」は、ビジュアルアーティストとしても活躍するオマー・ヴィクター・ディオプが担当。彼がノルマンディーの海辺の通りを歩きながらカメラに収めた作品や、リゾート地に建つ家や建築物をメインに写し出し強調した作品を収録している。これらの作品の中に、生まれ故郷であるセネガル・ダカールとの繋がりを見出した。【詳細】ルイ・ヴィトン フォトブックシリーズ『ファッション・アイ』新刊発売時期:2023年11月取扱店舗:ルイ・ヴィトン ストア、公式サイトタイトル:・「ウィーン by ステファニー・モシャマー」6,820円・「香港 by フランク・ホーヴァット」6,820円・「ドーヴィル by オマー・ヴィクター・ディオプ」6,820円【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2023年10月27日ルイ・ヴィトンは、2023年11月30日に、メゾン初となるメンズ・プレフォール ファッションショーを香港にて開催します。写真は、2023年6月パリで開催の2024春夏メンズ・コレクション ファッションショーのフィナーレの模様/©LOUIS VUITTON香港特別行政区は、古くからの伝統が最先端のモダニティの境界線と出逢う場所。国際的で活気溢れるこの街は何世紀にもわたり人々と交易の交差点として栄え、東洋と西洋の「るつぼ」として大都市の芸術、文化、産業に繁栄をもたらしてきました。香港特別行政区にとっては、ルイ・ヴィトンのショーが開催されること自体が初。香港とルイ・ヴィトンとの長きにわたる絆は、1979年に香港で最初の店舗が尖沙咀(チムサーチョイ[MY1] )にオープンした40年以上前に遡り、その関係は発展し続けています。「A Passion for Creation」展や「Time Capsule」展などのエキシビションの開催から、ユニークでローカルな視点で香港を発見できる書籍「シティ・ガイド 香港」など、常にルイ・ヴィトンにとってインスピレーション源となってきた、この島々の活気あふれる文化。このたび開催される2024メンズ・プレフォール ファッションショーでも、ルイ・ヴィトンのメンズ クリエイティブ・ディレクター ファレル・ウィリアムスのアーティスティックなビジョンを通して、それが余すところなく表現されるでしょう。なお、ショーのロケーションは近日発表予定です。ルイ・ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年10月15日sacaiは、香港のビジネスとショッピングの中心地、中環(セントラル)にあるオフィスビル「怡和大廈(ジャーディンハウス)」内でイノベーティブな食体験を提供するフードコート「Basehall 2」において、原宿で人気の讃岐うどん専門店、麺散(めんちらし)と協業した期間限定の「sacai THE noodle by Menchirashi」を展開します。sacaiが長年のフレンズやファンも多い香港で、sacaiらしいキュレーションのユニークな体験を通じて、新たな観点からブランドを感じてもらうための企画。提供するメニューの中には、麺散がNIGO®プロデュースの東京発のカレーショップ「CURRY UP®」や、香港のミシュラン1つ星のモダン和食居酒屋「Yardbird」とコラボレートしたメニューも登場します。【sacai x 麺散 メニュー】ぶっかけうどんぶっかけうどんCURRY UP® ぶっかけキーマうどんCURRY UP® ぶっかけキーマうどんカルボナーラうどんカルボナーラうどんYardbird鶏白湯うどんYardbird鶏白湯うどんsacai THE noodle by Menchirashi場所 : Basehall 02住所 : LG/F, Jardine House, 1 Connaught Place, Central Hong Kong会期 : 10月20日(金)から28日(土)営業時間 : 11:00から売切れまでまたsacai THE noodle by Menchirashiの展開期間には、高級ショッピングモールLandmark内の「BELOWGROUND」にて、sacai x 麺散 とCURRY UP® x 麺散のコラボアイテムをそれぞれ販売するポップアップも開催。sacai x 麺散のTシャツの1型、 CURRY UP® x 麺散のTシャツ1型、キャップ、プレートがポップアップストア限定にて販売されます。【展開アイテム】※価格は香港ドルsacai x 麺散 Tシャツカラー : ホワイト、ブラックプライス : HKD 1000sacai x 麺散 Tシャツ(ホワイト)sacai x 麺散 Tシャツ(ブラック)Curry Up® x 麺散 Tシャツカラー : ホワイト、ブラック、イエロープライス : HKD 410Curry Up® x 麺散 Tシャツ(ホワイト)Curry Up® x 麺散 Tシャツ(ブラック)Curry Up® x 麺散 Tシャツ(イエロー)Curry Up® x 麺散 キャップカラー : ホワイト、ブラックプライス : HKD 410Curry Up® x 麺散 キャップ(ホワイト)Curry Up® x 麺散 キャップ(ブラック)Curry Up® x 麺散 プレートプライス : HKD 475Curry Up® x 麺散 プレートsacai Instagram: @sacaiofficial#sacai #sacaiofficial
2023年10月15日昨年、香港特別行政区設立25周年を記念して開催され、連日満員御礼の大盛況となった「香港映画祭Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema香港映画の新しい力」が今年も開催。アーロン・クォックとトニー・レオンの初共演『風再起時』の日本初上映、グラディス・リー&ロレッタ・リー出演の『ブルー・ムーン』ほか、全7本のラインアップおよび上映スケジュールが決定した。本映画祭は、才能豊かな新人監督作品や、いまなお輝きを放ち続けるクラシックの名作など、選りすぐりの香港映画を上映する企画で、今年もイタリア・ウディーネ、インドネシア・バリ、デンマーク・コペンハーゲン、スウェーデン・ストックホルムなど世界各地を巡回し、日本では11月2日(木)~5日(日)、YEBISU GARDEN CINEMAにて開催する。全7作品のうち今回が日本初公開となる新作映画は、2022年度アカデミー賞国際長編映画賞部門の香港代表作品に選出された犯罪ドラマ『風再起時』(2022)、香港の人気ボーイズグループ「MIRROR」のアンソン・コンが主演を務めた、サスペンス色豊かなホラー映画『7月に帰る』(2023)、東京国際映画祭をはじめ世界各国の映画祭で絶賛された『リンボ』ソイ・チェン監督が、前作につづいてラム・カートン主演で放つ最新作『マッド・フェイト』(2023)、ルイス・クー、アーロン・クォック、ラウ・チンワンの豪華共演とド派手なアクションが異彩を放つ『ホワイト・ストーム世界の涯て』(2023)、それぞれに秘密を抱える家族の再生を描いた『ブルー・ムーン』(2023)の5作品。『ブルー・ムーン』また、今年2023年の旧正月に公開され香港映画史上初の1億香港ドルを突破し、歴代興収第1位(※2023年9月1日時点)に輝いた法廷ドラマ『毒舌弁護人~正義への戦い~』(2023)が上映されるほか、レスリー・チャン演じる売れない映画監督がポルノ映画にチャレンジする姿を通し、映画業界の内幕を描いた香港版『アメリカの夜』とも評される傑作コメディ『夢翔る人/色情男女』(1996)の2Kデジタル・レストア版が上映される。『夢翔る人/色情男女』現地・香港で公開され大ヒットした作品から、これからの香港映画界を担う期待の新人監督作品まで、充実の7作品が揃った。『風再起時』※オープニング作品/日本初上映1960~70年代、汚職が横行していた暗黒時代の香港を舞台に、実在した汚職警察官を描いたクライム・サスペンス。「四大天王」アーロン・クォックと、香港が世界に誇る俳優トニー・レオンの初共演が大きな話題となった。本作でトニー・レオンが2023年アジア・フィルム・アワード最優秀主演男優賞を受賞したほか、『Mr.BOO!』シリーズで知られるベテラン俳優マイケル・ホイが汚職捜査機関「廉政公署(ICAC)」の委員を演じ、2023年香港電影金像奨最優秀助演男優賞を受賞。『ブルー・ムーン』※世界初上映コンビニで働く娘、妻との別居を隠している息子、そして彼らの母。それぞれに秘密を抱える家族の再生を描く。2023年大阪アジアン映画祭で上映された『深夜のドッジボール』(2022)でヒロインを演じたグラディス・リーと、昨年香港で大ヒットを記録した『6人の食卓』で三男ルン役を演じたピーター・チャンが姉弟役に。2人を女手一つで育ててきた母親役に『最後勝利』(87)など80~90年代の香港映画で活躍したアイドル出身の俳優ロレッタ・リーが好演。『7月に帰る』※日本初上映香港の人気ボーイズグループ「MIRROR」のサブリーダーAKことアンソン・コンが主演を務めた、サスペンス色豊かなホラー映画。幼い頃から陰と陽の目を持ち、幽霊を見ることができるホンウィンは、ある日母親が自殺未遂をしたという知らせを受け、かつて暮らした家に戻る。慣れ親しんだ場所に帰ってきた彼に、次々と奇妙な出来事が起こる――。ホラー小説家でもあるネイト・キーが、映画製作会社「MM2」による新進監督プロジェクト賞を受賞し、本作で長編監督デビュー、脚本も手掛けている。『マッド・フェイト』※日本初上映「運命」をキーワードに描かれる、残虐で重厚なサスペンス。東京国際映画祭をはじめ世界各国で絶賛された『リンボ』(2021)のソイ・チェン監督が、『リンボ』に続いてラム・カートンを主演に迎え、ジョニー・トープロデュースで放つ最新作。今年2023年のベルリン国際映画祭でプレミア上映され、第47回香港国際映画祭のオープニングを飾った。占い師を演じるラム・カートンはもちろん、サイコパスを演じる、香港の人気ボーイズグループ「MIRROR」のリーダー、ヨン・ロッマンの演技も見どころ。『ホワイト・ストーム世界の涯て』※日本初上映アウ(ルイス・クー)は潜入捜査官チャン(アーロン・クォック)とともに麻薬王カン(ラウ・チンワン)の組織で働いており、3人は兄弟の絆で結ばれている。香港警察に追われたカンはタイに逃亡するが…。2013年『レクイエム 最後の銃弾』、2019年『ホワイト・ストーム』に続く「掃毒」シリーズ第3弾だが、続編としてストーリーの関連性はなく、麻薬捜査班と麻薬組織の激闘を描くというテーマのみを引き継いだ最新作。爆発連続のど派手なアクションが壮大なスケールで繰り広げられる。『毒舌弁護人~正義への戦い~』2023年の旧正月に公開され、香港映画史上初の1億香港ドルを突破し、歴代興収第1位(※2023年9月1日時点)に輝いた法廷ドラマ。昨年香港で大ヒットした『6人の食卓』でも主演を務めた国民的スター、ダヨ・ウォンが人々のため、香港のために法廷で戦う“毒舌弁護人”を熱演しているほか、『アニタ』のルイーズ・ウォン、『リンボ』のフィッシュ・リウら豪華キャストが顔を揃える。監督のジャック・ンは、ダンテ・ラム監督『クリミナル・アフェア 魔警』(2014)などの脚本家として知られ、本作で監督デビューをはたした。夢翔る人/色情男女[2Kデジタル・レストア版]売れない映画監督のシン(レスリー・チャン)のもとにやってきた新たな仕事は低予算のポルノ映画。しかも主演の新人女優モニクは我がままな大根役者で、映画作りは空回りする一方…。映画業界の内幕を描いた、香港版『アメリカの夜』とも呼ぶべき映画愛溢れる傑作コメディ。劇中のワンシーンをレスリー自身が監督したことも話題に。モニクを演じたスー・チーは、本作で香港電影金像奨新人賞と助演女優賞をダブル受賞し大ブレイクした。公開当時「出演作中最も好きな映画」とレスリーが公言していた愛すべき作品がスクリーンに蘇る。「香港映画祭2023Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema香港映画の新しい力」は11月2日(木)~5日(日)までYEBISU GARDEN CINEMAにて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:毒舌弁護人~正義への戦い~ 2023年10月20日よりシネマート新宿ほか全国順次公開© 2022 Edko Films Limited, Irresistible Beta Limited, the Government of the Hong Kong Special Administrative Region. All Rights Reserved.
2023年10月03日『私のプリンス・エドワード』『縁路はるばる』『星くずの片隅で』など、日本で連続公開されている新世代香港映画の到達点ともいわれ、香港映画の歴代興行収入記録を更新(※1)した映画『毒舌弁護人~正義への戦い~』が、10月20日(金)より日本公開決定。本ポスターが解禁された。50代の治安判事ラム・リョンソイは、新しい上司の気分を害したことで、職を失ってしまう。友人の勧めもあり、法廷弁護士として復活したラムがはじめて手掛けた事件は、児童虐待事件。だが、事件は予想外の展開を見せ、ラム・リョンソイとパートナーの女性法廷弁護士のフォン・カークワンは、大きな権力闘争に巻き込まれていく――。2023年の旧正月に合わせて公開された本作は、香港映画史上初の1億香港ドル(約17億円※2)を突破し、最終的に1.21億香港ドル(約22億円※3)を記録する大ヒットに。中国本土の映画市場の急成長によって、迷走し続けてきた香港映画界。この数年間、大きな変化が起こり、激動の社会変化を経験した香港市民は“香港”という街に対する帰属意識が強くなっているといわれている。その勢いを体現し、香港映画の“新記録”を生み出すかたちとなった本作。香港のヒーロー弁護士の活躍を通じたエンタメ大作が誕生した。監督・脚本を務めるのは、香港のアカデミー賞と呼ばれる香港電影金像奨に過去4度ノミネートされているジャック・ン。ジャック・ンは、香港映画のヒットメーカーであるダンテ・ラム監督作品の脚本を何作も担当し、2021年にはリョン・ロクマン監督の話題作『アニタ』でも脚本家として参加。監督としては本作がデビュー作となる。また、主演を務めたのは香港の国民的スター、ダヨ・ウォン。近年主演した映画『棟篤特工』(原題、2018年)、『6人の食卓』(原題:飯戲攻心、2022年)などヒット作に連続で出演している。『毒舌弁護人~正義への戦い~』は10月20日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。※1)2023年9月1日時点※2)2023年2月21日時点※3)2023年6月16日時点(シネマカフェ編集部)
2023年09月14日2022年に香港特別行政区設立25周年を記念して開催された「香港映画祭2023 Making Waves」が、今年も11月2日(木)~5日(日)に開催されることが決定した。本映画祭は、才能豊かな新人監督作品や、いまなお輝きを放ち続けるクラシックの名作など、選りすぐりの香港映画を上映する企画で、今年もイタリア・ウディーネ、インドネシア・バリ、デンマーク・コペンハーゲン、スウェーデン・ストックホルムなど世界各地を巡回した。また今年のプログラムの1本として、アーロン・クォック(郭富城)とトニー・レオン(梁朝偉)が初共演した話題作『風再起時』(英題:Where The Wind Blows/監督:フィリップ・ユン)のジャパンプレミアが決定。2022年度アカデミー賞国際長編映画賞部門の香港代表作品に選出された犯罪ドラマがいち早く鑑賞できる貴重な機会となっている。さらに、これからの香港映画界を担う期待の新人監督作品など多彩な上映ラインアップを予定。来日ゲストなど、詳細は後日発表される。続報に注目したい。「香港映画祭2023 Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」は11月2日(木)~5日(日)YEBISU GARDEN CINEMAにて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年09月04日香港発の創作レストラン「センス トーキョー(CENSU TOKYO)」が、東京・神宮前にオープン。香港発の人気創作レストラン「センス」が東京に新感覚のレストランとして2021年6⽉に香港にオープンした「センス(CENSU)」は、フランス料理をベースに、和洋中の食材や技法を取り入れた創作料理を提供する人気レストランだ。日本初出店となる東京・渋谷の「センス トーキョー」では、星付きレストランを経験した2人のシェフが、日本ならではの四季を感じさせる食材や産地、生産者にこだわった食材を使用したメニューを用意する。目でも舌でも楽しめる創作料理「センス トーキョー」では味はもちろん、見た目や食感も楽しめる個性豊かな料理がラインナップ。2種類のおまかせコースに加え、濃厚なウニをたっぷりと乗せて風味豊かな鮑のソースを絡ませた「焼きおにぎり」や、貝の出汁で3日間寝かせ、外はカリカリ、中はふっくらとした食感に焼き上げたチキンを使用したパエリアなどの豊富なアラカルトメニューが揃う。また、ナチュラルワインも充実の品ぞろえ。ソムリエによって厳選された世界中のナチュラルワインと料理のマリアージュを楽しんで。香港×日本を感じさせる内装デザイン2フロアの店内は、すべて1枚板を使用したという、大人数で利用できるテーブル席やキッチンの臨場感を体感できるカウンター席で構成。千鳥格子のクッションや唐草模様をあしらった吊り天井など、ファッションカルチャーを⼊れた遊び心のあるデザインが随所に取り入れられているのが特徴だ。また⾹港店でも使用されている外観のネオン管や特徴的な羽板など、香港と日本の空気感を感じさせる空間デザインにも注目してみて。詳細レストラン「センス トーキョー」オープンオープン日:2023年7月24日(月)住所:東京都渋谷区神宮前2丁目12-9営業時間:18:00~23:00定休日:日曜日座席数:40席価格例:・海南チキンパエリア 3,980円・手羽先餃子 1本/880円・海老トースト 1,180円・花ズッキーニの天麩羅 1,980円・シェフおまかせ 梅 6,600円/竹 8,800円【問い合わせ先】センス トーキョーTEL:03-6434-5883
2023年07月29日赤ちゃんが近くにいる時、親に気付かれないようにあやす、優しい人たちがいます。笑いかけたり変顔をしたりと、さまざまなテクニックで赤ちゃんをご機嫌にしてくれる人たちは、親からするとありがたい存在といえるでしょう。『赤ちゃんの笑顔は最強』以前、香港に在住していたムチコ(muchibaby1501)さんは、娘さんが生後7か月の頃に電車内で起こった出来事をInstagramで紹介しました。香港の電車には、基本的に車いすやベビーカーの専用スペースがあるとのこと。そのため、ムチコさんも娘さんをベビーカーに乗せたまま乗車していました。すると、娘さんが笑顔で隣の人を見上げるではありませんか。誰かが、あやしてくれているのかと思ったのですが…。隣に立っていたのは、屈強そうな男性。相手の格好から、怖い人の可能性も考え、ムチコさんは冷や汗を流しました…。そんな母親の様子をつゆ知らず、娘さんは無垢な瞳で男性を見つめ続けます。「どうなってしまうのか…」とハラハラする状況でしたが、男性は赤ちゃんのかわいさに心を動かされたのか、デレデレに!男性の笑顔に「こんな感じで笑うんだ…」と衝撃を受けたムチコさんは、「赤ちゃんの笑顔は最強」と改めて感じたのでした。無垢だからこそ、相手の外見に先入観を持たない赤ちゃん。難しそうに見える人の心も、一瞬で解きほぐしてしまう存在は、まさに無敵といえそうです![文・構成/grape編集部]
2023年05月10日4月16日に開催された、第41回香港映画賞のレッドカーペットに登場した、ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)。マリア・グラツィア・キウリによる2023年春夏 コレクションより、刺繍があしらわれたイエローのシルクドレスにベルトを合わせた装いを披露しました。ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)/Courtesy of DIOR@Dior @MariaGraziaChiuri#Diorお問い合わせ:クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年04月19日香港でモデルやインフルエンサーとして活動していた蔡天鳳(さい・てんほう)さん(28)の頭部が鍋の中から見つかったと地元警察が発表した。The Telegraphなどによると、蔡さんは21日に行方が分からなくなり、22日に家族から捜索願が出された。警察が郊外のタイポーにある賃貸住宅を捜索したところ、冷蔵庫から蔡さんのものと見られる脚が見つかり、部屋を契約していた男が逮捕された。この男は蔡さんの別れた元夫の父親だという。また、450万香港ドル(約7800万円)と高級時計を持って逃げようとしていた元夫とその兄、母親、さらに父親の愛人も芋づる式に逮捕された。地元メディアは1億香港ドル(約17億円)に上る蔡さんの財産を狙って、元夫とその親族が犯行を計画した可能性が高いと報じている。THE STARITS TIMESによると、遺体が見つかった家からは大きな鍋が2つ押収されたが、その中には野菜とひき肉と骨を煮込んだスープがなみなみと入っていたという。ニンジンやダイコンと一緒に煮込まれたものは蔡さんの遺体の一部と見られており、現在専門家が中身を分析している。
2023年02月28日株式会社エムズ・コンサルティング (本社:東京都港区、代表:佐久間 将司)のグループ会社RASTERIZE Co.,Ltd.(本社:香港、代表:岩間 慧)は、香港湾仔区内の高層オフィス街と高級住宅街が立ち並ぶ、地元の生活スペースが接近する実に香港らしい場所において、現地の焼肉店では新業態となる日本人によるOMAKASE(おまかせ)スタイルの焼肉店「Niku G (肉 玉)」を2023年2月1日にオープンいたします。外観は白壁で、日本を彷彿とさせるシンプルな構えロケーションは、香港湾仔の代表的な観光スポットである「藍屋(ブルーハウス)」から徒歩1分。地下鉄(MTR)湾仔駅からは徒歩3分、また数多くの日系企業や大手会計事務所が入居する「ホープウェルセンター( )」から徒歩5分と、現地でも注目の隠れ家エリアに構えています。湾仔エリアは世界各国の飲食店が多数立ち並ぶ激戦区として知られ、和牛焼肉店は同エリアでは数少ないですが、美食・食通の香港人や、感度の高い香港在住の外国人に目新しさを感じてもらえるよう、Wabi-sabiを彷彿とさせる現代的な異空間でお出迎えいたします。世界でも有数の住み心地が良いコミュニティが形成される藍屋 (ブルーハウス)エリア新業態の和牛焼肉レストランという名のもと、和牛だけでなくロースター(焼肉台)にもこだわり、外国人が好む和食の一つである「鉄板焼き」を気軽に楽しめるようにオリジナルのカウンターを設計。和牛本来の旨味と香りを逃がさず、肉に集中できるコンセプトで新たな日本の焼肉の可能性を追求いたします。和牛の香りをほどよく感じられるよう設計されたオリジナルのカウンター。■本物志向。こだわりの黒毛和牛一頭買い「Niku G (肉 玉)」は、厳選した国産のA5黒毛和牛を最高の状態で空輸にて香港へ運び、間接的なコストと時間を極限まで取り除き、お客様へベストコンディションでの提供を心がけます。また、厳選された和牛は全て最高ランクのA5(肉質等級BMS10~12)、雌のみを仕入れ。牛肉本来の旨みと美味しさを最大限引き出し存分に味わっていただけるようメニューは2コースのみに絞っています。「香港の皆様に、品質も味も最高の和牛を味わっていただき、心も体も元気になってほしい(佐久間)」そんな想いから、海外ではなかなか口にできない様々な希少部位をまるごと、安定して供給できるよう「一頭買い」にとことんこだわっております。仕入れた肉は外部保管せず、その日その日でベストな肉を提供する。■日本食レストラン激戦区の香港。他店舗との差別化香港の3大外食エリアとして、中環(セントラル)、尖沙咀(チムサーチョイ)、そして、湾仔(ワンチャイ)が挙げられます。外食を主とする香港人にとってレストラン選びは大変重要なファクターですが、ここ数年のコロナ禍で外食産業も大きく変化をしています。レストランはよりプライベートな空間を求められるようになり、特に日本食レストランは、香港レストラン約20,000件のうち、中華レストランに継ぐ2番目(約2,500~3,000件)という位置付けで、鮨、ラーメンをはじめとする高級店が乱立しています。ほぼすべての日本食が楽しめる香港のレッドオーシャンを勝ち抜くため「Niku G (肉 玉)」は、和牛だけでなく、海鮮(伊勢海老・牡蠣、など)日本の自然の恵みを受けた食材をそのままに、素材本来の味を活かしたストレスフリーの料理を提供することをモットーにしています。さらに、プライベートな空間をより心地よく提供するため席数は8席のみ。貸し切り・プライベートパーティーも予約できるような空間造りを心がけています。通常営業も予約のみ、カップル・パートナー、ご友人・ご家族、様々なニーズとイベントシーンで皆さまが幸せな時間を過ごせるような提供を心がけてまいります。様々なシーンに合わせた、シックな空間を演出■日本をはじめ、世界の新進気鋭アーティストの作品を展示食べながら、視覚で触れることの出来る演出で、新しい食の可能性を追及「Niku G (肉 玉)」は、食欲を満たすだけの空間だけでなく、新たな食の可能性を芸術を通じて体感できます。その中でも、佐賀県から世界へ新たな書道アートの可能性を探求し、従来の書道の枠にとらわれず挑戦を続けている書道家・アーティストの山口芳水氏の作品を展示。ユニクロ、BMWなどの世界的なブランドとのコラボレーションをはじめ、フランス、中国、アメリカなどで個展を行うなど世界的に注目を浴びている山口氏に今回、中国語での店名となる「玉」をテーマに創作を依頼。国境を超えた日本と香港の良好な関係や交流が継続されるようにと願いを込めて筆を動かした山口氏の作品を、食べながら店内でご鑑賞いただけます。山口芳水氏による独創的な「G」「肉」を、暖簾、店舗看板、ウェブサイトなど、多面的に展開しています。佐賀県出身の新進気鋭の書道家・アーティストの山口芳水氏。「玉」を題材とした作品。■和牛と酒の新たなペアリングを。日本酒のみならず、世界各国のレアなお酒とNikuを楽しむ!和牛・牛肉、には赤ワイン。そのようなペアリングだけでなく、その日に提供されるお肉と、お客様のコンディションに併せた、日本酒をはじめとする世界各国のお酒を楽しむことができます。「赤身・脂身だけでなく、和牛個体や部位、更にはお客様のその日のコンディションによって、ペアリングは常に変わります。(岩間)」カウンター越しに、お客様にとってその日にベストなお酒をお勧めし、新たな体験をいただけるよう心掛けていきます。また、Sakeholic事業( )で培った、海外で戦える日本酒のセレクションを京都・三重をはじめに取り揃え、日本の良さをより身近に感じられるメニュー作りをしています。さらに、フランス産をはじめとするワインの地酒ともいえるレアなシャンパンやワインはもちろん、独自のルートで取り寄せたウィスキー、クラフトジン、シェリーなど、身体に負担の少ない世界各国の洗練・熟成されたお酒と、最高の肉のペアリングを気軽に楽しめるようなメニューでお出迎えいたします。その中でも、和牛との新しいペアリングとして自信を持ってお勧めしたいのが、シェリー(各種)とクラフトテキーラ。特に「クラセ・アスール(Clase Azul)」はテキーラとは思えない芳醇で複雑な味わいや香りを楽しめ、テキーラを知らない初心者から、ハードリカー好きな玄人まで幅広く楽しんでいただけます。焼き上げた和牛らしい上品な旨味と香味に、様々なお酒が寄り添って幸福感をより一層のものに昇華できるよう邁進してまいります。テキーラ クラセ・アスール(Clase Azul)■Niku G (肉 玉)所在地 : G/F, No.2 Kat On Street, Wan Chai, Hong KongTEL : (852)3165-1702営業時間 : 18:00-23:00定休日 : 土日祝日オープン日 : 2023年2月1日URL : Instagram : Facebook : 予約Website: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月01日香港点心専門店「ティム・ホー・ワン(Tim Ho Wan)」の国内3号店が2023年5月、東京・後楽園の商業施設「ラクーア(LaQua)」にオープンする。香港点心専門店「ティム・ホー・ワン」「ティム・ホー・ワン」は、4年連続でミシュラン3ッ星を獲得したフォーシーズンズホテル香港の広東料理店「龍景軒」の点心師を務めたシェフが、2009年に創業した点心専門店。一流ホテルで培った本格的な香港点心を、日常的な価格で提供している人気店だ。国内3号店が「ラクーア」に日本国内3号店となるラクーア店は、開業20周年に実施される「ラクーア」の大型リニューアルに合わせて出店。他の店舗同様に、香港と同じコンセプトを踏襲。オリジナルレシピによって店舗の厨房で手作りされる本物の点心を、リーズナブルな価格で楽しめる。たとえば「ベイクド チャーシューバオ」は、サクサクとした食感の生地で甘めに仕上げたチャーシュー餡を包み込んだ、「ティム・ホー・ワン」の看板メニューだ。店舗情報香港点心専門店「ティム・ホー・ワン」ラクーア店オープン時期:2023年5月場所:東京ドームシティ ラクーア
2023年01月27日2022年も激動の1年となりましたが、国内だけでなく、世界で起きている出来事にもしっかりと目を向けるのも大事なこと。そこで今回ご紹介するのは、香港の民主化デモに参加する若者のリアルと自殺志願者を救うために奔走する民間捜索隊の姿に迫った話題作です。『少年たちの時代革命』【映画、ときどき私】 vol. 5392019年、デモに参加する若者であふれている香港の街にいたのは、少女YYと親友のジーユー。2人はゲームセンターで遊び、ときにはデモにも参加する普通の17歳だった。ところがある日、デモに参加した際に逮捕されてしまうと、「香港は変わらない」と感じたジーユーはYYに香港を去ることを告げる。父親とも母親とも離れて暮らすYYは、孤独と絶望を抱え、18歳の誕生日にSNSにメッセージを残して香港の街に1人で消えてしまう。そんな彼女のメッセージを見つけた少年ナムとその仲間たちは自殺を防ぐための捜索隊を結成し、YYを探して香港の街を駆け巡る。しかし、誰もYYを見つけられないまま時間だけが過ぎていくのだった……。香港では上映禁止となったにもかかわらず、台湾のアカデミー賞を席巻したのをはじめ、そのほかの海外でも大きな反響を呼んだ本作。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。ラム・サム監督本作を手掛けたのは、デビュー作にして世界的な注目を集め、「香港映画界に彗星のごとく現れた」とも言われているレックス・レン監督とラム・サム監督の2人。今回は、ラム・サム監督に自身の体験や撮影時に危険を感じた出来事、そして若者が政治に興味を持つべき理由などについて語っていただきました。―近年、香港のデモを題材にした作品はいくつも制作されていますが、そのなかでも本作は自殺志願者を救うために結成された民間捜索隊にフォーカスしています。どのようなきっかけから取り組もうと思ったのですか?監督当時は、自殺を選ぶ若者が徐々に増えてきていたので、デモが始まった早い段階から「自殺」をテーマにした映画にしようと考えるようになりました。実際、レックスと僕の友人のなかにも「自殺したい」という話をする友人が出てきたので、その人のために救助隊を結成した経験を僕たちもしています。香港のデモを取り上げている最近の映画では、運動のなかの大きな場面を映し出していることが多いですが、背後にある小さな事件はなかなか注目されていないので、そういう部分を取り上げたく、民間捜索隊を中心に描くことを決めました。―では、本作では監督の実体験も反映されているところがあったということでしょうか。監督劇中にも出てくるチャットアプリは実際にあり、そのなかで自殺者が出そうだという情報が上がったらいろんなグループの人たちが捜索を始めるので、僕自身も見知らぬ人を探したこともありました。そのときに感じた無力感や戸惑いといった感情は、実際に自分の体験に基づいて描いています。実際の感情をリアルに表現することができた―起用した多くの俳優は、演技経験のない新人ということですが、演出面で意識したことは、苦労したことは?監督今回、ソーシャルワーカー役を演じてくれたアイビー・パンさんは、舞台俳優で香港インディペンデント映画には欠かせない存在の俳優さんですが、それ以外はほとんど素人か俳優やアーティストを目指している新人、あとはデモ現場でスカウトした人たちでした。なので、シーンに合わせた気持ちに入るのに時間がかかってしまうこともあり、そのあたりは難しかったところです。ただ、そのいっぽうで“素人の味”みたいなものはあったかなと。特に、彼らは実際にデモに参加した経験があったので、そのときに味わったリアルな感情が表現できたのはよかったなと思います。―デモを取り上げたほかの作品では、匿名や覆面で出演するような人もいるので、こういった作品に出ることは、出演者にとっても勇気のいることだったのではないかなと。出演に対して、みなさんはどのような思いだったのでしょうか。監督この映画は、わりと運動が始まった初期の段階でスタートしていたこともあって、当時と現在とでは状況もかなり異なり、まだ希望があったのでそこまで拒否反応はなかった印象です。不安があればプロジェクトから離れてもらっても大丈夫ということは伝えていましたが、彼らも香港のために何かしたいという思いの強い人たちだったので、「問題ありません」と言ってくれました。ただ、いまのような香港の状況下では、もしかしたらこの映画に出演したことによって、ほかの映画への出演が難しくなってしまった俳優はいるのかもしれないという不安は感じています。本物の機動隊に囲まれてしまうこともあった―実際にデモの映像なども使われていますが、監督自身が撮影時に危険にさらされるようなことはありませんでしたか?監督こういった性質の映画ということもあって、正式な撮影申請というのは出しづらかったため、ゲリラ撮影をしては移動する、ということの繰り返しでした。そんななかで、印象深かったシーンとしては、キャストが裏道で警察に追いかけられるシーンを撮っていたときのこと。撮影時の衣装がデモの参加者と同じ服装や装備だったので、本物の警察が驚いてしまい、機動隊が20~30人ほどやってきてしまったのです。一時は、どうなるかと思いましたが、運よく撮影チームのなかに映画を教えている学校の教師がいたので、その方が「いま映画撮影の指導をしているところなんですよ」と言ってくださったおかげで、その場を切り抜けました。あとで、そのシーンをもう一度撮り直しましたが、実際に起きた出来事を思い出しながら撮影したので、リアルな感情が撮れたのはよかったなと思っています。―本作は極秘裏に制作されたということですが、完成が危ぶまれるようなこともありましたか?監督それよりも、香港の状況がますます悪くなっていったことによって、香港での上映が難しくなってしまったということはありました。事前に編集したものを配給会社の方々に見せたときには、「香港の映画審査さえ通れば手伝うよ」と言ってくださる方もいたのですが……。状況が厳しくなったことで、香港での上映は断念せざるを得ませんでした。―そんなふうに、香港の映画人はかなりいろんな制限を強いられていると思いますが、改善の兆しは見えているのか、それともますます厳しくなっているのか、香港映画界の現状をお聞かせください。監督映画制作に関してはっきりとした禁止事項は言及されていませんが、逆にどこまでがオッケーなのかわからない状況なので、香港国家安全維持法が施行されて以降、自粛が起きているところはあります。ただ、そのいっぽうで香港映画のなかにこういった香港自身の物語を描く作品が増えているのは、希望の兆しではないかなと。「香港で上映できなければ海外ですればいい」とか「海外ならサポートしてくれる人が見つかるかもしれない」と考える人も多くなっているので、そういう意味で新たな作品を楽しめる可能性は高くなっていると感じています。一人一人が、もっと社会に起きていることに注目すべき―また、劇中で興味深いのは、若者と親世代の考えに大きなギャップがあることでした。こういった世代間の違いというのは、香港ではよく見られることですか?監督そうですね。その背景には、彼らが育った環境がまったく違っているという理由が挙げられます。年長者たちは、香港の経済がすごくよかった時期で、がんばればいい生活ができる時代に育ちました。それに比べていまの若者たちは、給料は安いのに地価は高く、ずっと仕事をし続ける以外できることがないので、自分たちで生活を変えられない負のループに陥っています。しかも、彼らは政治的な圧迫や自由の制限というのも直接肌で感じている世代。そういった違いによって、ギャップが生まれてしまっているのだと思います。―政治に対して積極的に参加する香港の若者が多いなか、日本では若者の政治に対する関心の低さが問題となっています。政治に参加することの大切さについて教えてください。監督日本の状況に詳しいわけではないので、あくまでも香港において言えることになってしまいますが、私たちの生活自体が政治の一環だと考えています。政治というのは、給料や物価、教育など、さまざまなところに影響を与えるものです。なので、一人一人が社会で起きていることに対して、もっと注目すべきだと思います。ニュースの裏側にある人々の感情を知ってほしい―確かに、その通りです。ちなみに、日本に対してはどのような印象をお持ちですか?監督日本には旅行で訪れたことがあり、そのときは大都市よりも地方都市のほうに行きましたが、日本のみなさんは礼儀正しい方が多かったです。そもそも香港人は日本の文化や映画、そして何よりも日本のご飯が好きで、ポジティブなイメージを持っています。観光として行くのはとても楽しい場所ですよね。―劇中でも日本のキャラクターが数多く映っていたので、それくらい香港でも日本の文化は浸透しているのだなとは感じました。監督今回は香港の若者という設定だったこともあって、彼らの年代が好きそうなものを揃えています。特に、若い子たちのなかには日本のアニメやドラマが好きな子が多いので、それに合わせて小物やぬいぐるみを準備しました。香港人というのは、それくらい日本の文化から大きな影響を受けているのです。―本作は、海外でもさまざまな反響があったと思いますが、日本の観客にもどういったところを感じてほしいのか、メッセージをお願いします。監督おそらく日本のみなさんはニュースなどを通じて香港で起きている出来事を知ることが多いので、客観的な状況しかご存じないかもしれません。特に、メディアだけではその裏にある人々の感情にまでフォーカスしきれないところがありますから。だからこそ、この映画を通して若者たちが抱いている、人としての感情を見ていただきたいです。僕たちは、そのためにこの映画を作ったので、ぜひそういった部分に注目もらえたらと思っています。最後まで諦めずに、駆け抜ける!社会情勢や文化が異なっていたとしても、お互いを思い合い、そして自らの人生をかけて闘い続ける香港の若者たちの姿に刺激を受けずにはいられないはず。政治や他人に対して無関心になりがちな環境に生きているからこそ、視野を広げるためにもいまこそ観るべき1本です。取材、文・志村昌美引き込まれる予告編はこちら!作品情報『少年たちの時代革命』12月10日(土)よりポレポレ東中野ほか、全国ロードショー配給:Cinema Drifters・大福️© Animal Farm Production
2022年12月09日韓国の音楽番組『ミュージックバンク』主催で2019年に開催されたワールドツアー「ミュージックバンク in 香港」が、dTVで配信を開始した。今年、3年ぶりに海外公演が開催され、話題を呼んだ音楽番組『ミュージックバンク』発祥の同ツアー。2度目の開催となった香港での同公演は、俳優のパク・ボゴムとTWICEのダヒョンがメインMCを務め、SEVENTEEN、TWICE、MONSTA X、FTISLAND、NU’EST W、Aileeらが出演した。オープニングでは、MONSTA XのヒョンウォンがDJ H.ONEとしてステージに登場。香港にちなんでブルース・リー主演映画『燃えよドラゴン』のテーマソング「Enter The Dragon」をサンプリングした楽曲をプレイし、会場を盛り上げた。第1部の後半には、MONSTA Xとしても「Shoot Out」を披露し、エネルギッシュな存在感を見せた。また、第2部には、唯一バンドとして出演したFTISLANDのほか、TWICEが大ヒット曲「TT」をパフォーマンス。そして、トリにはSEVENTEENが登場し、軽やかなダンスチューン「Oh My!」やハードなナンバー「Getting Closer」など、多彩な楽曲で集まったファンを魅了した。さらに、BTSからのコメントムービーも放送され、2014年からのミュージックバンク出演映像を振り返りながら、香港のファンへ熱いメッセージを送った。
2022年12月08日株式会社アウトナンバー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:小野田 博彦)は、香港の上環地区に11月20日、バスケットボールファッションブランド「ballaholic」の直営店が進出することをお知らせします。渋谷にある「ballaholic TOKYO」に次ぐ2号店で、ballaholic初の海外店舗となります。香港のストリートボールカルチャーの基盤となるよう、バスケットコートの目の前に「ballaholic Hong Kong」を構えます。店舗外観店舗内観コロナ禍前にストリートバスケイベントSOMECITYを中国本土で数回実施した結果、ファッション感度の高い香港ボーラーからブランド浸透が進んだこと、コロナ禍を経てバスケコートが目の前にある理想的な立地を確保できたことなどから今回の出店につながりました。かねてからballaholic製品は中国、台湾および香港をはじめとするアジアからの需要が高いため、物流環境に優れた香港に拠点を置くことの意味は大きいと考えています。出店と同時に、現在日本から発送している越境ECサイトも香港へ機能を移転し、物流の効率化を図ります。香港をハブにすることによって今後のアジアおよび欧米各国へのグローバル展開に弾みをつけていきます。なお、「ballaholic Hong Kong」は株式会社アウトナンバーの完全子会社である「Outnumber Hong Kong co.,Ltd」が運営します。オープン当日の11月20日は毎回即日完売となっているasicsとballaholicのコラボシューズ第4弾EX89を発売します。その他日本で扱うものと同様の商品や、香港オリジナルのTシャツ等も販売されます。また、日本からストリートボーラーも来訪し、一緒に1on1やピックアップゲーム等を行うイベントも企画されています。香港もコロナ禍の混乱からの回復はこれからですが、ローカルに根付いてストリートボールカルチャーとともに成長していければと思います。■店舗概要名称 :ballaholic Hong Kong所在地 :G/F, No. 50 Po Hing Fong, Sheung Wan, HONG KONG営業時間:日曜日から木曜日:12時~19時金曜日・土曜日 :12時~20時交通 :上環駅より徒歩10分「ballaholic Hong Kong」の最新情報は、公式Instagramアカウントにて発信します。詳しい情報はそちらをご覧ください。・公式Instagramアカウントアカウント名: ballaholichongkong_shop ■ballaholicについてballaholicは、バスケットボールが好きでたまらない人の為のブランドです。ストリートファッションとバスケットボールを融合させ、ライフスタイルでもプレー中でもバスケを強く感じることができるプロダクトを作り、国内に限らず世界のボーラーに広がりつつあります。いつでもどこでもバスケを楽しむこと、バスケでどこまでも遊ぶこと、バスケが大好きな仲間を見つけてその世界を広げること。それが我々にとってのballaholicであり、それこそがアウトナンバーの思想でもあります。バスケが真ん中にある生活が、当たり前になるように。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月15日昨年、全国5都市で初開催され、日本ではなかなか観る機会のない貴重な日本初上映作品をラインアップし、大盛況となった「香港映画祭2021」。今回、香港映画ファン待望の「香港映画祭2022」が日本初上映19作品(短編を含む)で開催されることになった。2022年は、映画『男たち挽歌4Kリマスター版』、ウォン・カーウァイ監督のリマスター作品『WKW4Kウォン・カーワイ4K』、カンヌ国際映画祭でサプライズ上映された『時代革命』、香港が誇る七人の監督による『七人樂隊』、デビュー作で台湾アカデミー賞を席捲した『少年たちの時代革命』、山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞を受賞した『理大囲城』、「Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema香港映画の新しい力」開催など、新旧多くの香港映画が公開され話題を呼んでいる。香港映画に沸いた2022年の総決算、インディペンデント映画から海外映画祭を席捲した大ヒット映画までラインアップ『風景第一部:始まりの終わり』昨年は日本未公開の香港映画7作品を、全国5大都市のミニシアターにて巡回上映。「香港映画祭2022」は、新人監督の作品から、トップスターが出演する作品まで幅広いラインアップ。香港トップスター故アニタ・ムイの伝記映画『アニタ』で香港アカデミー賞(香港電影金像奨)最優秀女優助演賞を受賞したフィッシュ・リュウが出演する『風景』、ジャッキー・チェン映画でもお馴染みの名バイプレーヤーのタイポー(太保)が優秀男優賞受賞した『ソク・ソク』(原題:叔・叔)。『ソク・ソク』90年代を代表するロレッタ・リー(李麗珍)の久しぶりのカムバック作であり、香港映画を代表するフランシス・ン(呉鎮宇)が主演する、実際の事件をベースにした『香港の流れ者たち』(原題:濁水漂流)。香港の流れ者たちまた、デビュー作の映画『少年たちの時代革命』(12月よりポレポレ東中野にて公開)で台湾アカデミー賞を席捲したレックス・レン監督とラム・サム監督の短編集、注目新人女性監督特集も上映される。「今の日本はおそらく世界中で一番香港映画を観ることができる国」映画監督で本映画祭のキュレーターであるリム・カーワイは、「そもそも香港映画祭がはじめたのは、香港の社会と政治の変化を反映した香港映画が多く制作されているのにも関わらず、日本の映画祭や配給興行の傾向と合わず、日本に紹介されない作品が多くあったことが、大きな理由であった」と明かしつつ、「そうした香港映画の多様性と魅力をもっと沢山の日本の映画ファンに届けたいという思いから、本映画祭ははじまった。今年も同じ趣旨で開催するつもりだったが、1年経たないうちに日本における香港映画の受容状況に変化があることに気付いた」と語る。『風景第二部:終わりの始まり』「エンタテイメント映画、インディペンデント映画、香港では上映禁止となった映画、黄金期の香港映画など、多くの香港映画が日本では次々と劇場公開されており、リバイバル上映、特集上映なども大変賑わっている。映画祭や特集上映や配信を含め、今の日本はおそらく世界中で一番香港映画を観ることができる国となっている。この映画鑑賞状況は、実に健全で素晴らしいことだ。それでも日本で紹介されていない素晴らしい香港映画がまだ数多くあるはずだと思い、作品選考、配給会社や監督たちとの交渉を重ねた結果、短篇映画を含め、昨年よりも多くの未公開作品(なんと19本!)を本年の映画祭で上映することが決まった」。『四月の変奏』さらに、「今回上映される映画の主人公たちは、今まで日本で紹介されたインディペンデント映画や商業映画でも、あまり主役になったことがないキャラクターと彼らの物語になっている。例えば移民、年寄りのゲイ、差別を受けた女性、ホームレス、アンダーグラウンドの芸術家たち、社会運動に参加する人、デモで逮捕された人など…。こうした社会的マイノリティな人々に視線を向けた映画監督の多くは、若手の新人監督たちだ。『香港映画祭2022』を通じて、未知の才能を発見すると共に、香港映画の裾野の広さを知ることになるだろう。またこれらの作品から、香港国家安全維持法やコロナ禍などがもたらした変化が、むしろ香港映画の可能性と豊かさをより広げたのではないかと感じて頂けたら幸いです」とコメントを寄せている。『クイーンのワンペア』「香港映画祭2022」は11月26日(土)より全国5都市にて順次開催。(text:cinemacafe.net)
2022年11月09日香港特別行政区設立25周年記念映画祭「Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema香港映画の新しい力」の上映作品ラインアップと上映スケジュールが発表された。今年2022年、香港特別行政区は設立25周年を迎えた。同映画祭では、エキサイティングで活気あふれる国際都市・香港が迎えた大きな節目を記念し、日本未公開作品を含めた選りすぐりの香港映画8本を上映。イタリア、インドネシア、イギリス、タイ、オーストラリア、デンマークなど、世界各地を巡回し、この秋、東京にて待望の日本開催を迎える。8作品のうち、3兄弟と3人の女性が織りなすお料理コメディ『6人の食卓』(’22)、4人の新人監督が共同監督を務めた香港返還25周年記念作『同じ空の下』(’22)、1秒先を予知できる能力を活かしてボクサーとなった男が人生の再起をはかる『ワン セカンド チャンピオン』(’21)、視覚障がい者の両親のもとに生まれたジュディ・チュウ監督が自身の経験をもとに親子の絆を描く『サンシャイン・オブ・マイ・ライフ』(’22)の4作品が、日本初上映。『サンシャイン・オブ・マイ・ライフ』映画祭のオープニングを飾るのは、『黄昏をぶっ殺せ』(’21)。今年の大阪アジアン映画祭で上映され好評を博し、香港電影金像奨最優秀主演男優賞(パトリック・ツェー)を受賞した本作が、東京で初上映される。『黄昏をぶっ殺せ』また、レスリー・チャン主演で人間と幽霊の切ない恋を描いたファンタジー『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』(’87)の2Kデジタル・リマスター版が日本初スクリーン上映。昨年の東京国際映画祭で上映された『リンボ』(’21)、今年の東京国際映画祭「ガラ・セレクション部門」での上映が発表されたばかりの『神探大戦』(’22)もラインアップされた。『リンボ』なおチケットは、オンラインと劇場窓口で販売される(※オンライン:鑑賞日の3日前0時から各回の上映1時間前まで/劇場窓口:鑑賞日の3日前から)。「Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema香港映画の新しい力」は11月9日(水)~13日(日)Bunkamuraル・シネマにて開催。(cinemacafe.net)
2022年10月08日香港カフェ「ジョイラックティーハウス(JOY LUCK TEA HOUSE)」が日本初上陸。2022年9月上旬、原宿・表参道エリアに1号店をオープンする。香港カフェ「ジョイラックティーハウス」原宿に日本初上陸ブルース・リーをはじめとする多くの香港スターのプロデューサーとして知られるロバート・チュアがオープンした「ジョイラックティーハウス」は、グローバルに展開する人気香港カフェ。日本1号店では、エッグタルトをはじめとする本国の定番メニューに加えて、日本オリジナルメニューや季節限定メニューも展開予定だ。本場のエッグタルトやミルクティーを気軽にバターの芳醇な香りが漂うクッキー生地の中に柔らかな卵プリンが入った「エッグタルト」、香港スタイルでバターやスパムハムをトッピングしていただく「パイナップルパン」、厳選された茶葉で濃厚かつ甘さ控えめに仕上げた「香港ミルクティー」など、本場香港の味を手軽に味わえる。店舗情報「ジョイラックティーハウス(JOY LUCK TEA HOUSE)」オープン日:2022年9月上旬所在地:東京都渋谷区神宮前6-6-6営業時間:11:00〜20:00アクセス:東京メトロ 明治神宮前駅 徒歩2分、JR原宿駅 6分、表参道駅 徒歩7分
2022年07月08日日本×香港×新作ミュージカル プロジェクト始動から約二年ついに本公演が決定香港スケッチ実行委員会主催、ミュージカル『香港スケッチ』が2022年7月6日(水)~7月10日(日)に座・高円寺1(東京都杉並区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて4月30日(土)10:00より発売開始です。カンフェティにて4月30日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ Twitter(@HKSketches) 香港×日本×新作ミュージカル今を「なぜ」生きるのか、「どう」生きるのか。3人の香港の若者の姿を通じて描かれる完全オリジナル作品。香港と日本在住の舞台人がコロナ禍に言葉や文化の違いを乗り越えながら協創。この作品を待っているであろう人に届けたい、という願いから始まった自主公演作品です。今しか観られない『香港スケッチ』にどうぞご期待ください。【あらすじ】2022年、香港 ―――。香港で生まれ育った三人の若者。貧しい若者、叉焼仔(チャーシューザイ)は毎日をひたすら生きている。幼なじみの女性に恋心を抱きつつも、素直になれず、合えば口喧嘩ばかり。そんな折、イギリスからオーウェンが香港に戻って来る。オーウェンは二人にとって幼なじみだが、香港で有名なホ一家の跡取りでもある。彼が戻って来た理由は―――。世界的に自分たちのコントロールが及ばない状況の中、若者たちは今を「なぜ」生きるのか、「どう」生きるのか。手を伸ばしもがきつづける。あの日の夕焼けを探して……。曲:「遠くで雨が煙る町」「8はラッキーナンバー」「Trees」「わたしの好きなまち」等コメント演出:坂口阿紀(さかぐちあき)あなたのまちの夕焼けは何色ですか?日本人に夕焼けの色を聞くと大抵の人が同じ答えでしょう。「オレンジ」「橙」なんせ「夕焼け色」なんて言い方もするくらい、同じ色を想像しています。けれど、香港では、ぜんぜん色が違う。もっと黄色の夕焼けもあれば、紫、ブルー、ピンクの日もある。この物語は香港だけの話ではなく、私たちの話でもあると思っています。たくさんの人に観ていただき、この作品が化物のように成長することを願っています。【略歴】北陸学院短期大学保育科卒業後、いずみたく記念イズミ・ミュージカルアカデミーを経て、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズに所属。2011年に退団まで、劇団内の多くのミュージカル作品に出演。退団後、株式会社オールスタッフ所属。作・音楽:緒方桃子外国人としてともすれば傍観者になってしまいがちですが、香港を第二の「home」と呼ぶものとして、香港で暮らす人々が、何を見て、何を感じ、今、どう暮らすのかを、演劇というフィクションを通じて記録したいと思いました。『スケッチ』の名のとおり、人々と話し、ふれあい、音楽を作り、舞台の空間に色をのせて、役を生きて、そうして編み上げる私的ともいえる営みを、香港×日本在住の精鋭の舞台人たちが力を合わせてリモートで行ってきました。それぞれが持ち寄った世界は演劇を超えていき、現在もまだ作品が進化しています。本作品を必要としている方に届けたいと願っており、メディアの皆さまのお力を頂戴できれば幸いです。【略歴】香港在住。早稲田大学法学部卒。日本劇作家協会会員。香港スケッチが自身初のミュージカル作品となる。美術:トクマスヒロミこの作品と関わってから知り得た情報で驚いたことが二つあって一つはガジュマル。香港では街のあちこちに生えてるそうです。育つための気候がぴったり合うそうだが、例えば銀座とか表参道とかみたいな街並みとガジュマルが共存してるわけでしょ?風景としてなんか凄いなぁ〜と思った。二つ目は建築現場の足場が全部“竹“で組まれてるってこと。高層ビルとかも?単管パイプではなくあの竹?どういうこと?と検索してみてあまりの異形さに驚いた。まるで生き物みたい。コストが安いからってことらしいが、頑丈さとしなやかさ両方を併せ持つ素材を今も使用してるところに香港たるなにかがある気がした。香港在住10年の脚本家、緒方さんが描く『香港スケッチ』。今まさに激動な中、自我に目覚める者、外的、内的要因からの転機などなど、ドラスティックな部分を主軸に普遍的なテーマも織り交ぜながらどう生きていくべきかを決断していく若者達の今を、その事象を肌で感じに来ませんか?風の時代、変化の時。私達も今までとは同じではいられないから、きっと。【略歴】舞台美術家。1995年の美術家デビュー以来、演劇、ミュージカル、オペラなど多岐にわたり舞台美術、衣装を手掛ける。代表作:DRASTIC DANCE “O”地下鉄(前田清実)、見上げてごらん夜の星を(北澤秀人)、真夏の夜の夢(河田園子) 新作Opera桜の記憶(伊香修吾)、ソレイユ(藤倉梓)、等岑君宜(ファニー・サム)日本の舞台人とお仕事をするのが初めてで、とてもエキサイティングですが、緊張もしています。言葉の壁やコミュニケーションがきちんとできるのか。上質な作品をお客様に届けられるだろうか?リモートでリーディングをしたときに、演技へのアプローチが香港と日本の舞台俳優とでは大きく違うことに驚き、それがとても新鮮です。香港スケッチの世界を生きて、日本の<同僚たち>とその一瞬一瞬を輝かせ、ものにしていきたいと思っています。よろしくお願いします。【略歴】香港在住の女優。香港演芸学院(HKAPA)芸術学士表現専攻。香港話劇団、劇場工作室、同流等、香港有数の劇団の作品に出演。釈人(おくと)2019年12月から世界は大きく変わりました。映画やテレビドラマで観ていただけの世界が現実のものとなり、沢山の人、物、時間、経験が犠牲となりました。我々、俳優人も多大な影響を受け、苦渋の決断を強いられました。コロナは沢山のことを変化させました。医師としても働いている私は、東京の医療の現場でよりコロナを近くに感じ、悔しい経験もしました。逆に、この時だからこそ出来た貴重な経験や、感じた思いももちろんあります。幸せとは何か普通とはなにか、、、日本に生まれ育ち、日本しか知らない私ですら様々な変化に戸惑い、順応する努力をしました。これが外国だったら?旅行や観光で訪れた香港は、全てが暖かく穏やかな思い出でいっぱいです。歴史的な変化の時代を迎えた香港、日本、いや世界を“演劇”という形で表現し、次の時代の人々に残していくお手伝いができたら、嬉しいです。【略歴】兵庫医科大学卒業。医師として働きながら、俳優としてミュージカルを中心に数々の舞台に出演。「にんじん」「舞妓はレディ」「デスノート」等。仁木祥太郎「香港スケッチ」を始めて読んだ時、「変わるもの」と「変わらないもの」という言葉が浮かびました。周りの環境が目まぐるしく変わるとき、その人のアイデンティティや、主義主張はどう変わるのか、変わらないものが有るとすれば、それは何か。何故か。この物語の主人公3人はそれぞれが異なった出自ですが、幼い頃の絆で結ばれている。世の中が猛スピードで変化する中、3人はどのような答えを導き出すのか。日本と香港、同じ志を持つスタッフ、キャスト、そして素晴らしい音楽にのせて、ぜひ劇場でお客さまに体感して欲しいです。【略歴】テアトル・エコー放送映画部所属。「テンペスト~はじめて海を泳ぐには~」(あうるすぽっと)、音楽劇「ミルクマンの朝は早い」(オールスタッフ/日本劇団協議会主催)等に出演。新国立劇場演劇研修所(14期生)。公演概要ミュージカル『香港スケッチ Hong Kong Sketches the Musical』公演期間:2022年7月6日(水)~7月10日(日)会場:座・高円寺1(東京都杉並区高円寺北2-1-2)■出演者岑君宜ファニーサム釈人藤森裕美(イッツフォーリーズ)明羽美姫(イッツフォーリーズ)仁木祥太郎(テアトル・エコー放送映画部)三枝宏次渡邉春菜あかまつひでのぶ梅沢鮎実柳内佑介半澤昇(イッツフォーリーズ)近藤萌音(イッツフォーリーズ)岡山玲奈(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)羅文賢ラブンケン■スタッフ作・音楽・プロデューサー:緒方桃子演出:坂口阿紀(株式会社オールスタッフ)音楽監督:羅健邦ポン・ロー美術:トクマスヒロミ振付:三枝宏次、今宮多力香衣裳:藤村陽子照明:根橋生江(有限会社ライティングユニオン)音響:マツダトモコ(株式会社キャンビット)舞台監督:岩戸堅一(株式会社アートシーン)演出助手:本藤起久子英語作詞:P.Kingsley題字:劉銘鏗スチール写真:阮漢威インターネット広報:IndiChan(文学座)、星初音(ミッシングピース)、日沼りゆ(ミッシングピース)、飯嶋佳保(文学座)制作・票券:片桐愛、有賀美幸、ほか協力:株式会社オールスタッフ/ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ、コルト株式会社、劇団スーパー・エキセントリック・シアター、テアトル・エコー放送映画部、トーン音楽教室、陳志樺提携:NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺、香港藝術發展局主催:香港スケッチ実行委員会■公演スケジュール7月6日 (水) 19:007月7日 (木) 19:007月8日 (金) 14:00★〇7月8日 (金) 19:007月9日 (土) 14:00★〇7月9日 (土) 19:007月10日(日)14:00★=アフタートークあり〇=託児あり※受付・開場ともに開演の30分前■チケット料金一般(全席指定 前売/予約/当日共):5,000円U35:3,500円 (当日要年齢確認)(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月02日“アジアのマドンナ”とも言われ、いまなお愛され続ける香港のトップスター、アニタ・ムイの波乱に満ちた人生を映像化した「アニタ:ディレクターズカット」が、「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて4月6日(水)16時より独占配信。日本版ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、昨年末に香港をはじめアジアを中心に劇場公開され、大反響を巻き起こした伝記映画『アニタ』のディレクターズカット特別版。劇場公開された映画に1時間以上もの本編映像が追加され、1話45分の全5話で構成されるシリーズ作品となっている。2003年12月に子宮頸がんのため40歳の若さで他界した香港の大スター、アニタ・ムイ。本作では、彼女の幼少期の歌手活動から始まり、歌手としての成功やマフィアとのトラブル、家族や恋人への愛情、そして社会貢献活動など、短くも情熱と波乱に満ちた生涯が数々のヒット曲とともに描かれていく。今回配信となる5話のシリーズでは、追加映像が加えられたことで4歳から始まったというアニタの歌手としてのキャリア、そして音楽とともに歩んだ人生が、より一層丁寧に描かれる。また、香港のスーパースター、レスリー・チャンとの友情、恋模様など、あまり知られていない彼女の私生活にも迫っていく。監督は『コールド・ウォー』シリーズなどで知られるリョン・ロクマン(梁楽民)が務め、アニタ役を香港出身のモデル、ルイーズ・ウォンが演じている。俳優レスリー・チャン役にはテレンス・ラウ、ラストコンサートで舞台衣装を手掛けた有名デザイナー、エディー・ラウをルイス・クーが、そして日本人青年の後藤夕輝役に中島歩、レコード会社・華星唱片の元社長ソー・ハウリョンをラム・カートンといった豪華キャストが出演している。1980年代から90年代のバブル期の日本との交流も活発化し、文化的、商業的にも大きく発展していく香港とともにスターダムに上り詰めながらも病に倒れたアニタの波乱に満ちた人生。当時日本でヒットしていた歌謡曲も織り交ぜながらアニタ・ムイという1人の女性の生き様を描く。「アニタ:ディレクターズカット」はディズニープラススターにて4月6日(水)16時より日本最速独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年04月05日『香港スケッチ・ワールドプレミア音楽ライブ』が2022年3月5日(土)にAPIA40(東京都目黒区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて会場チケット・配信チケットともに発売中です。カンフェティにてチケット発売中【会場公演】 【配信公演】 公式ホームページ 公式Twitter(@HKSketches) 香港スケッチ・ワールドプレミア音楽ライブ香港×日本×新作ミュージカル本公演オリジナルキャストによる、ワールドプレミア・トライアウト公演!香港と日本在住の舞台人がコロナ渦中にリモートで協創したオリジナルミュージカル『香港スケッチ』の本公演東京キャストが、7月本公演前に有観客・配信音楽ライブを行います。文化の違いや言葉の壁を乗り越えて今もなお成長中のミュージカルの創作過程や、リモートでの国際交流、またコロナ禍における演劇活動の一つの方法として、今の『香港スケッチ』の姿を音楽を通して皆さまにお届けします。たった一度の特別な公演です。ぜひお見逃しなく!『音楽劇・香港スケッチ』プロジェクトについて香港スケッチは演劇作品です。香港と日本在住の舞台人がコロナ渦で行動に制限がある中リモートで協創してきました。広い視野を持ちながら芸術活動を行うため、また新作の世界観を広げるために、様々なバックグラウンドをもつ舞台人を香港と日本から募り創作を行ってきました。演劇にとって非常に大事な「お客様に観ていただく」場を作ることがコロナ禍で厳しい状況が続いておりますが、ダンスインプロ公演(2021年12月)、ミュージックビデオの作成、「Afternoon tea」配信ライブ(2021年12月)等、できることを行いながら作品の成長に努めています。【あらすじ】2022年、香港 ―――。香港で生まれ育った三人の若者。貧しい若者、叉焼仔(チャーシューザイ)は毎日をひたすら生きている。幼なじみの移民の女性に恋心を抱きつつも、素直になれず、合えば口喧嘩ばかり。そんな折、父親の事業を継承したイギリスからオーウェンが香港に戻って来る。オーウェンは二人にとって幼なじみだが、香港で有名なホ一家の跡取りでもある。彼が戻って来た理由は―――。世界的に自分たちのコントロールが及ばない状況の中、若者たちは「今」をなぜ、生きるのか、どう、生きるのか。手を伸ばしもがきつづける。あの日の夕焼けを探して……。本作品は杉並区とパートナーシップ協定を結ぶ日本劇作家協会が、会員応募作品より座・高円寺に推薦する「日本劇作家協会プログラム」に選出されました。《本公演概要》『音楽劇・香港スケッチ』公演期間:2022年7月6日(水)~7月10日(土)会場:座・高円寺(東京都杉並区高円寺北2-1-2)チケット発売は4月予定主催香港スケッチ実行委員会詳細は、作品だけでなく香港の文化や広東語まで学べるホームページから⇒ 上左:藤森裕美、右:釈人、中左:岡山玲奈、右:明羽美姫、下左:仁木祥太郎、右:梅沢鮎実コメント演出 坂口阿紀(さかぐちあき)あなたのまちの夕焼けは何色ですか?日本人に夕焼けの色を聞くと大抵の人が同じ答えでしょう。「オレンジ」「橙」なんせ「夕焼け色」なんて言い方もするくらい、同じ色を想像しています。けれど、香港では、ぜんぜん色が違う。もっと黄色の夕焼けもあれば、紫、ブルー、ピンクの日もある。この物語は香港だけの話ではなく、私たちの話でもあると思っています。たくさんの人に観ていただき、この作品が化物のように成長することを願っています。【略歴】北陸学院短期大学保育科卒業後、いずみたく記念イズミ・ミュージカルアカデミーを経て、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズに所属。2011年に退団まで、劇団内の多くのミュージカル作品に出演。退団後、株式会社オールスタッフ所属。音楽監督羅健邦(ポン・ロー)香港と日本の舞台人でリモートでミュージカルを作るという試みは、テクノロジーのおかげで驚くほどきちんとできています。演出家の阿紀ともリモートで創作や楽曲についての議論を重ねているのに、まだ実際に一度も会ったことがない、というのが信じられません。コロナが終わり、早く日本のスタッフとキャストに会えるよう願っています。【略歴】香港在住の作曲・編曲家/キーボード奏者。幅広い音楽のジャンルに精通しており、数多くのオーケストラやミュージカル作品に曲やアレンジを提供してきた。近年の作品:『ロビーとおばあちゃんのターミナルNo.5』(編曲 / 演戲家族劇団)。人気歌手の陳柏宇や林奕匡の共作者でもある。香港演芸学院(HKAPA)修士号。藤森裕美藤森裕美(ふじもりゆうび)作品を創造する時、たくさんの能力が集まった方が、より深いものになる…。何度も、何年も、試行錯誤とワークショップを繰り返し、トライアウトし、本番に向かう。そんな贅沢な創造現場は、日本ではなかなかありません…。今回は香港在住のプロデューサー。台本を本役キャストでリーディングしてから、書き直し、またリーディングして、台本も音楽を推敲を重ねてきている。香港と日本、リモートで!世の中は変わりました。これからは創造者のブレーンが集結した作品が多くなることを期待しています。香港スケッチは、ブレーンの集結!どうぞご期待ください。【略歴】イッツフォーリーズ所属。抜群の歌唱力を生かし「青空の休暇」「BRAVE HEART」「死神」「てだのふあ」等、数多くのミュージカル作品に出演。東京芸術劇場ミュージカル月間にて「小田島雄志賞」受賞。明羽美姫明羽美姫(あきはみき)香港にはどんなイメージがあるでしょうか。私にとっては、子どもの頃大好きだったアクション映画、それくらい。声をかけてくださった緒方さんの「香港と日本の俳優で作品を創りたい」という熱意に、「すごい!面白そう!やりたい!」と即答しました。同時に、私は香港のことを知らなさすぎるのではないかと不安を感じたことも事実です。持っている背景が違う私たちのコミュニケーションそのものが大切な時間だ、というリーディングでの緒方さんの言葉に、自然体でいて良いんだと感じ、スーッと力が抜けていきました。私たち俳優が、本音でぶつかる、熱くエネルギッシュな空間を楽しみにしていてください。【略歴】イッツフォーリーズ所属。数多くのミュージカル作品に出演。劇団では「小さい“つ”が消えた日」「ゲゲゲの鬼太郎」で主演をつとめる。また、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」の振付を担当するなど、マルチな才能を発揮している。公演概要『香港スケッチ・ワールドプレミア音楽ライブ』公演期間:2022年3月5日(土)13:30 開場/14:00 開演会場:APIA40(東京都目黒区碑文谷5丁目6-9 サンワホームズ碑文谷ビル)■出演者釈人藤森裕美(イッツフォーリーズ)明羽美姫(イッツフォーリーズ)梅沢鮎実岡山玲奈(劇団SET)仁木祥太郎(テアトル・エコー放送映画部)司会:坂口阿紀ピアノ演奏:小澤時史■スタッフ構成・演出: 坂口阿紀演出助手: 本藤起久子編曲: 羅健邦、小澤時史音響: マツダトモコ(キャンビット)インターネット広報: インディー・チャン(文学座)プロデューサー・音楽: 緒方桃子主催: 香港スケッチ実行委員会■チケット料金全席自由:5,000円(税込)※ワンドリンク付 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月01日Disney+(ディズニープラス)が、チェ・ミンシク主演の韓国の新ドラマ「キング・オブ・サヴィー」(原題)や香港ポップスの女王、アニタ・ムイのスーパースターへの軌跡を描いた「アニタ(ディレクターズ・カット)」 (原題)など、28作の新しいアジアコンテンツを配信開始することを発表した。2022年に配信開始となるアジアから発信されるコンテンツの一部として、「アニタ(ディレクターズ・カット)」(原題)、「キング・オブ・サヴィー」(原題)、「タイワン・クライム・ストーリーズ」(原題)および「ライフロング・ジャーニー」(原題)の詳細を公開した。「ライフロング・ジャーニー」(C)Disney春節(※1)にあわせて配信される「アニタ(ディレクターズ・カット)」(原題)は、香港ポップス界のスター、アニタ・ムイがスーパースターへと上り詰めた伝説を記録した映画の特別版であり、1話45分の全5話で構成されたシリーズ。「アジアのマドンナ」と称されたアニタ・ムイは、アジア地域を代表する偉大な香港女性アーティストの1人であり、歌手として、俳優として数々の賞に輝き、香港ポップス界に新しい風を吹かせ、アジア全域のファンを魅了した。この特別版ディレクターズ・カットでは、数多くの代表曲と共に今は亡き香港のスーパースター、レスリー・チャンとの友情、恋模様など、あまり知られていない彼女の私生活にも迫る。監督はリョン・ロクマン、プロデューサーは受賞歴を誇るウィリアム・コンが務め、 ルイス・クーおよびルイーズ・ウォンなど、香港を代表するキャストが出演する。「アニタ(ディレクターズ・カット)」(C)Disney韓国からは、新コンテンツブランド「スター」が提供するオリジナル作品として、カジノ王を描いた、 犯罪とアクションが満載の魅力的なドラマシリーズ「キング・オブ・サヴィー」(原題)の新たな制作が決定。受賞歴のあるネオ・ノワールアクションスリラー映画『オールド・ボーイ』の主役を演じるなど、高い評価を得る映画俳優チェ・ミンシクと、韓国のアクションスリラー映画 『犯罪都市』の監督を務めたカン・ユンソンが共に手がける。リスクを冒しながら、ゲームに復活するサバイバルストーリーとなっている。中華圏(グレーター・チャイナ)からは、「ライフロング・ジャーニー」(原題)の配信が決定。中国文学最高峰の文学賞の一つである茅盾文学賞を2019年に受賞した同名の小説をドラマ化した中国語のドラマシリーズで、中国人のブルーカラー労働者とその家族が、世代を超えて遭遇する社会の変化について描かる。 主演はライ・チァインとソン・ジアが務める。さらに昨年11月から撮影が開始された「タイワン・クライム・ストーリーズ」(原題)は、中国語で提 供するオリジナルクライム・サスペンスシリーズ。実際に起きた4件の犯罪事件からヒントを得た作品 で、恐怖に包まれた一家大量殺人事件、レイプ事件、殺人事件、詐欺事件、不正事件を題材に掘り下げていく。全12話からなるシリーズで、台湾のカルフィルム社、香港のシックスティー・パーセント・プロダクションズ社、受賞歴を持つハリウッドの映画監督ロン・ハワードとプロデューサーのブライアン・グレイザーが設立した「イマジン・エンターテインメント社」など、世界の制作会社が共同で手がける。本シリーズ作品には、リディアン・ヴォーン、パトリック・シー、サイモン・シュシエ、アリソン・リン、フレデリック・リー、ワン・ポーチエなど、豪華なキャストが勢揃いする。「タイワン・クライム・ストーリーズ」(C)Disney「アジアでつくられた最高品質のコンテンツやオリジナルストーリーには文化的な奥深さがあり、世界中の観客が待ち望んでいます。これからも最高峰のコンテンツ制作に投資を続け、アジアで最も評価の高いコンテンツ・クリエイターやストーリーテラーたちと協力して、彼らが世界を舞台に輝くことを目指します」と、ディズニーのAPACコンテンツ&デベロップメント責任者のジェシカ・カム-エングルは語る。新しいAPACコンテンツは、各地域の状況に応じて、今年から来年にかけて配信開始。これらのプロジェクトでは、ローカルの言語のコンテンツと、2023年までに50作を超えるAPACオリジナル作品を制作。すでに日本をはじめAPAC(アジア太平洋地域)の一部のマーケットでは『BLACKPINK THE MOVIE』「スノードロップ」「ランニングマン・プラス」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」などのが昨年より配信開始。また、インドネシアでは、Disney+ Hotstarにて配信開始となった「スサー・シンヤル(バッド・シグナル)」(原題)がシリーズ作品として第1位を獲得するなど、各国で制作された作品が人気を博している。※1:日本での配信日は決定次第発表(text:cinemacafe.net)
2022年01月09日大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第9話です。清廉潔白な日本人アピールをしてその場を逃れようとする3人でしたが…?【#9】<香港バーで警察に包囲された話>出典:instagramそして便乗…。出典:instagram必死に訴えますが…?出典:instagramマッハで退散。出典:instagram十数分後…。出典:instagram必死に清廉潔白な日本人アピールをして逃れようとしますが、ダメだった3人。異国の地で、異国の警官にそこまで出来るメンタルはすごいですね…。毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@abarechichi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年12月30日大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第6話です。前回、トイレを借りるため次なるお店を探しはじめた一行でしたが…?大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第6話です。【#6】<香港バーで警察に包囲された話>出典:instagramここでは珍しく扉の前にSPが。出典:instagramなんか開けてくれた!?出典:instagram中を覗くと…?
2021年12月27日ぶつかり合う肉体、飛び交う銃弾、手に汗握るカーチェイス。香港映画といえば、やっぱりアクション。中でも、仲間との絆や裏切り、警察内部の腹の探り合いにハラハラするポリスアクションは人気のジャンルだ。そんなファンが見たい要素てんこ盛りの『レイジング・ファイア』は、香港アクション映画界の巨匠ベニー・チャン監督が放つ快作。主演は、今や世界的アクションスターのドニー・イェン。対するは、その端正なマスクでファンの多いニコラス・ツェー。正義感の強い警官と、復讐心に燃える元警官。陽と陰のエネルギーが激突する。チョン警部(ドニー)は、長年追い続けていた凶悪犯ウォンの薬物取引の現場に踏み込もうというその日に、上層部から嫌がらせを受けて作戦を外される。しかし、現場に向かった同僚の警官たちとウォンは、警察側の動きを知り尽くした何者かによって惨殺され、薬物も奪われてしまう。薬物の流れを追ううちに、容疑者としてンゴウ(ニコラス)の名が浮かび上がる。ンゴウはチョンを慕っていた元エリート警官。4年前のある事件のせいで部下たちと服役していた。チョンへの復讐心を燃やすンゴウと対峙するチョン。2人の戦いの行方は……。魅力的な悪役と、キャラを際立たせるアクション分かりやすい善悪の対立構造だが、両者ともにキャラクターを決定づけるドラマがある。警官側と犯人側、それぞれの仲間たちが濃い絆で結ばれているのもお約束。香港の民主化デモなどを経て、すっかり印象が悪くなってしまった香港警察。本作でも上層部の不正が描かれるが、大ベテランのサイモン・ヤム演じる上官の粋な差配にニヤリとする人は多いはず。何と言っても復讐の鬼と化したンゴウの造形にしびれる。19歳でベニー・チャン監督の『ジェネックス・コップ』(99)に出演し、アクション開眼したニコラス。未来の香港映画の担い手として注目された彼が、約20年の月日を経て、同監督の作品に成熟した魅力を焼き付けた。エリート警官から、ジョーカーを思わせる悪への変貌ぶりに、収監されていた日々の苦痛がにじむ。バタフライナイフを使ったミニマムな動きの戦い方が彼の閉ざされた監獄での日々を思わせ、暗い狂気を表現する。主演のドニーがアクション監督も兼任。谷垣健治氏がスタント・コーディネーターを務めているクライマックスのドニーとニコラスの一騎打ちは見逃し厳禁だ。アクション俳優ではないニコラスが世界のドニーの好敵手に見えるよう、見せ方や編集に工夫を凝らしたそうだが、この映画は全編を通してアクションも演技だと改めて認識させてくれる。今の香港映画の精一杯を攻めたベニー・チャン映画の製作本数が減っているうえ、中国との合作が増え、かつての「らしい」アクション映画の根が絶えたように見えた香港。中国市場に活路を見いだし、軸足を移した監督も多い中、香港映画らしさを失わないアクションを撮り続けたのがベニー・チャンだ。久しぶりに登場した「らしい」香港映画『レイジング・ファイア』に中国の観客も歓喜。興行収入約13.3億元(約240億円)をたたき出す大ヒットを記録した。「らしい」と敢えて書いたのは、そこにはやはり、中国と合作することで生じる制約と、潤沢な資金やCG技術によってもたらされた変様を感じるから。市街地での激しい銃撃戦は特別に作ったセットで撮影された。セットゆえに可能だった苛烈な銃撃戦と爆破の威力はインパクト十分で、ビジュアルは最高。ドニーとニコラスの熱い闘いに高揚して映画館を出れば、冬の帰り道もホックホクなのは保証する。だけど、そこで描かれた混沌は計算され尽くしたものであり、リアルな人の“匂い”が足りないと感じてしまう。それは近年の中国映画が物足りないのと同じ理由であり、ここが中国を無視できない今の香港アクション映画の精一杯なのかもしれない。とはいえ、『レイジング・ファイア』が久々の快作であるのは間違いない。ベニー・チャン監督は、本作を完成させたあと、2020年8月に死去。後進を鼓舞するかのように、香港アクション映画の意地を見せつけて世を去った。(text:Rie Nitta)■関連作品:レイジング・ファイア 2021年12月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月24日大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第3話です。旅程にちょうどハロウィンが重なり、香港の蘭桂坊へ行く事に。そこでは日本のハロウィンと違って…?【#3】<香港バーで警察に包囲された話>出典:instagramいざ!蘭桂坊へ!出典:instagram渋谷とはまるで違う様子…。出典:instagram旅程にちょうどハロウィンが重なり、香港の蘭桂坊へ…。渋谷のハロウィンと違って独特な雰囲気がある中、とりあえず飲んでパーティーすることに!毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@abarechichi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年12月24日大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第2話です。無事香港に到着し、ノープランで楽しむあばれちちさん達。ちょうど日程にハロウィンが重なり…?【#2】<香港バーで警察に包囲された話>出典:instagramノープランで楽しむことに。出典:instagram「今日はハロウィンです。」
2021年12月23日大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第1話です。今回も格安航空のキャンペーンで友達2人を引き連れ香港に行くことになったあばれちちさんですが…こと【#1】<香港バーで警察に包囲された話>出典:instagram香港に片道10円で行ける!?出典:instagram友人・馬さんは…?出典:instagram友人・チェンさんは興奮気味だったけど…出典:instagram前回同様格安航空のキャンペーンで10円で今度は香港に!今回チェンさんは不参加ですが2人の友達と共にいざ香港へ!毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@abarechichi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年12月22日