都会の喧噪から離れて大好きな電車に揺られ、こよなく愛する駅弁を楽しむ。何とも贅沢な旅のご褒美を結婚10周年にもらった35歳男子、中原大介の旅路を描き、心和む内容で人気を博したコミック「駅弁ひとり旅」。今年の春にTV放送された同名ドラマで、主人公・大介を演じたのが、年同じくしてドラマ、映画、舞台と縦横無尽に活躍し続ける岡田義徳だ。大介とは対象的に「申し訳ないですけど、本当に雑食なんです(笑)」と言うが、旅を通して思わぬ変化が?俳優としての旅路と共に明かしてくれた。上野発の東北本線からスタートする大介の旅。駅弁を満喫しながら、道すがら出会ったマドンナたちと旅を共にする姿はどこか寅さんを彷彿とさせつつ、ドラマと旅番組が融合したスタイルは新鮮である。「僕もそこを一番大事にしました。“演じにくいことをしない”というのを監督と話し合ってやってました。食べたときのリアクションも『無理にとらなくていいですよ』って言ってくださって。お弁当を食べるシーンは『じゃ、食べてください』って言われて、食べているのを2つのカメラでずっと狙ってるだけだったんです。だから、何か言わなきゃというときもあれば、美味しいから何も言わなくてもいいかなというときもあって、お弁当の感想は作り込まないで食べてました。ものを口に入れてから美味しいと感じるまで何秒かかかるじゃないですか?そこは大事にしました。ドラマのような、ドキュメンタリーのような、情報番組のような、いろんな要素がごちゃっとした中でちゃんとした一つの作品になって良かったと思います」。さて、その「食」に関しては、自身は「雑食」と認める岡田さん。「お茶もコーヒーも好きですし、そんなに世の中マズいものってないじゃないですか?人がマズいって言うものでも“結構うまいけどな…”って食べますね。食べることが幸せだと思うか、美味しいものを食べることが幸せだと思うかの違いって大きいと思うんです。僕は食べられることが幸せだと思うので、ちょっと予想の味と違っても気にならない。でも好きなものについては、どんな方が作ったかとか、どんな文化で生まれたのかとか、気になるとすぐに調べたくなるんです(笑)」。本作で紹介される駅弁の数は20余りに及ぶが、岡田さんが実際に食した数はそれ以上。これだけ食べ尽くせば、立派な駅弁通を名乗れそうだが?「今回、事前に駅弁や鉄道に関する資料をいただいていたので、全部読んで撮影に臨みました。本当にたくさんあって、中でも山形(酒田駅)の『ががちゃおこわ』というおこわだけの弁当は最初、全部食べれるのか?と思ったんですけど、食べ始めたら全部食べられて、おかずはいらないなと思えるお弁当でしたね。駅弁を買うときって色とりどりのものを選びがちじゃないですか?でもこの番組を通してみて、シンプルなものも美味い弁当なんだと思いました。あの手この手を使わない自信があるんです。駅弁だけじゃなくてロケ弁に対しても見方が変わりましたよ(笑)。一年の中できっと11か月くらいロケ弁で生活してるんですけど、その中の何が美味しいかというのを探しながら食べるようになりました。この漬け物美味いねとか、このおかずチョイスいいなとか。僕らは簡単に買うけど、作っている側は本当に思い入れのあるお弁当だったりするので。パッケージもかわいいのがたくさんあるので、いろんな楽しみ方がありますよね」。それにしても、この主人公・大介は趣味も駅弁ならば仕事も駅弁屋と、趣味と仕事の間に垣根がない。これほどまでに没頭できるものがあるのは羨ましい気もするが、その悦びは岡田さんも共感できるという。「大介は人が食べるものや自分が食べることが本当に好きな人なんだなと思います。僕も一番落ち着く場所は(撮影)現場だし、どんなにザワザワしてようが、自分が芝居をする立ち位置でぼーっと過ごしている時間が大切な時間なので、共感できる部分はありますね。自分が本当にそれが好きかどうかを見極めるのは、すごく時間がかかる。本当に嫌いになる時期もあるし、やっぱり好きだと思える時期もありました。いまはそれを通り越えてそこにいるのが落ち着くという感じです。僕らみたいな仕事は作品のたびに違う人に出会えて、違う刺激がもらえる。それはものすごく贅沢なことだと思います。それに何にでもなれる仕事だから、イメージを持たれるのが嬉しいしそれを払拭していくのも仕事として楽しいですよ、やってて。昔は自分のことを器用だと思ってたんですけど、最近、全然器用じゃないなと思って。30を超えてからかな?20代までは勢いで突っ走れましたけど、30代は完全に実力が問われる。できて当たり前のことができなかったら失敗になるし、それをどう乗り越えるかだけを考えていかなきゃいけないですからね」。愛するものに没頭できることと、それを続けられること。岡田さんにとって俳優という仕事ともう一つ、10代から続けてきた音楽も大事なライフワークだ。「音楽をやってるときと演じているときは気持ちは違うんですけど、共有できるものはすごくあって。演じているときは常に何かしらの音楽が頭の中で流れているんですよ。『駅弁』のときは…駅弁のことしか考えてなかったですね(笑)。一日最低5食、しかも自分のタイミングでは食べられないので、いつも頭の中で『自分は腹が減っている』と言い聞かせてましたから。今後、もしグルメレポートをやるなら?もっと言葉を勉強しないといけないですね。実際、グルメレポーターのように『○○のようだ』って言葉がすぐ出てこないですもん。だから今後に向けて(本作の)シリーズ化はどうでしょう…、『シリーズ化しないのか?』って書いておいてくださいね!」。まだまだ続く岡田さん、そして大介の旅。ぜひその旅の続きを期待して待ちたい!「駅弁ひとり旅 ~東北編~」【ディレクターズカット版】価格:9,450円(税込)発売日:11月2日(金)発売元:株式会社ショウゲート/アミューズソフトエンタテインメント株式会社© 2012「駅弁ひとり旅」製作委員会
2012年11月02日全国駅弁大会は百貨店催事場の大人気テッパン企画。その土地土地の食材を生かしたお弁当は、まさに「味の宝石箱やー」というわけです。マイナビニュース会員に「あなたの好きな駅弁」を聞いてみました。調査期間:2012/5/28~2012/5/31アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)好きな駅弁のベスト5はこうなりました。どれも全国的に有名な逸品ばかりです。■第1位いかめし54人モチモチ食感のお米とイカの相性が最高。(東京都/女性/27歳)■第2位峠の釜めし52人釜めしのほっこり感と、駅弁らしい塩気の強い味、アンズの甘味が絶妙です。(千葉県/女性/38歳)■第3位ますのすし46人駅弁らしからぬ本格的な味だと思うから。(千葉県/女性/28歳)■第4位シウマイ弁当28人シュウマイがおいしくて、新幹線で食べるとなぜか余計においしく思います。(京都府/男性/33歳)■第5位牛たん弁当25人お米に牛タンの汁がいい感じにしみこんでいておいしい。(東京都/女性/24歳)他にも、とても美味しそうなお弁当を挙がりましたので紹介しましょう。■崎陽軒の生姜焼き弁当マジうまいのと、シューマイ弁当が流行りだけど、意外とこの生姜焼き弁当美味い。あと数が少ないので、手に入れるチャンスは少ないよ。(神奈川県/男性/31歳)意外と知らない人が多いですが、季節ごとの新作お弁当があるなど、崎陽軒はシウマイ弁当以外のラインナップも豊富です。■ひっぱりたこ飯明石駅だったと思う。容器がタコつぼのようになっていて味も美味しかったから。(福岡県/男性/28歳)容器のかわいさでファンの多い駅弁です。もちろんタコ飯の味も抜群です!■チキン弁当チキンライスが本当においしいから。(東京都/男性/27歳)知る人ぞ知る人気弁当。唐揚げとチキンライスというコンビネーションで、昭和39年(1964年)の発売開始からロングセラーとなっています。■牛肉どまん中牛肉がおいしい。(神奈川県/女性/23歳)山形新幹線の開業に合わせて発売された駅弁です。「どまんなか」というのは山形産米の名前です。この米の上に牛肉煮をたっぷり載せています。■あなご三兄弟絶品の小骨の素揚げが添えられていて、ビールともよく合います。(東京都/男性/40歳)のどが鳴るようないい紹介です(笑)。広島と言えば「牡蠣」が有名ですが、あなごもいいですよ!■長万部のかにめしあまりかにめしや海鮮の弁当が好きじゃないのに、長万部のかにめしだけは好きなので絶対においしいはず。(千葉県/男性/28歳)『かなやのかにめし』です。発売開始はなんと昭和25年(1950年)。もう60年以上も愛され続けている味なのです。■津軽極弁当かに・いくら・うにの三色弁当です。うに好きなのでたまりません。(青森県/女性/35歳)仕切りでかっちり3分割されたご飯、ぞれぞれの上に、かに、いくら、うにが載せられています。ファンの多い駅弁です。■甲州カツサンド中央本線小淵沢駅、限定販売です。チキンのゆずこしょう味も絶品で、電話予約して駅に出来立てを届けてくれるのが良い。(東京都/女性/37歳)調べてみました! 山梨県北杜市にある株式会社丸政が作っています。本当にできたてアツアツを届けてくれるみたいですよ。■鶏めし味ご飯と味付け鶏肉の相性が絶妙で、値段も手ごろだから。(秋田県/男性/22歳)秋田県大館の名物駅弁です。なんと昭和22年から販売されています。長年愛好しているお客さんが多いのでしょう。駅弁の名前を見ているだけでおなかがすきますね(笑)。旅に出て駅弁を食べたくなりましたか?(谷門太@dcp)
2012年09月23日岡田准一主演の映画『天地明察』の公開を記念して、“星の郷”と呼ばれる岡山県・美星町とコラボした駅弁“美星-びせい-弁当”の販売が決定した。その他の写真本作は、冲方丁(うぶかた・とう)の同名小説が原作。江戸時代前期を舞台に、それまで800年にわたり使用されてきた暦の誤りを見抜き、日本独自の暦“大和暦”を作り上げた安井算哲(後の渋川春海)を描いた青春物語だ。このほど販売が決定した“美星弁当”は、日本有数の天文台がある岡山県の美星町で育った牛と豚を中心に使用した駅弁で、牛肉は美星町のマスカットベリーで作った赤ワインで煮込み、豚肉は甘辛のタレに漬けこんで、蒲焼風に仕上がっている。また、美星町に伝わる“流れ星伝説”にちなみ、見た目も“流れ星”をイメージしているそうで、『天地明察』を感じられる一品となっているようだ。駅弁は、今月1日よりJR岡山駅構内の各売店と、今月10日よりJR山陽新幹線車内(新大阪~博多間)にて10月末まで1000円(税込)で販売される。お品書きには映画の特別優待券もついているといううれしい特典付きだ。『天地明察』9月15日(土)全国ロードショー
2012年09月03日食の宝庫・東北だけに、駅弁もまた東北を代表する名物だ。東北新幹線が青森まで伸びてから、各駅で沿線のおいしい素材を生かした駅弁開発にシノギを削っている。停車駅のひとつである仙台駅の構内では、仙台名物の牛たんが盛り沢山な「炭火焼風牛たん弁当」が、不動の人気ナンバーワンを誇っているという。その人気の秘密を調査した。SLが走っていた昔から、駅弁にはその土地ならではの伝統食材や特産品が使われている。プラットホームから「弁当~、弁当」という弁当売りのオジさんの声が聞こえると、食欲のみならず旅情さへもかきたてられたものだ。今日では駅弁だけでなく、空港で売られる「空弁」も人気を呼んでいる。JR東日本グループの総合外食会社、日本レストランエンタプライズ(NRE)仙台支社の石山さんに、最近の弁当事情について話をうかがった。「駅弁でも空弁でも、機内や列車の車中で食べるのが当たり前のように思うでしょうが、今は違うんです。お客さまの中には自宅で待つ家族へのお土産として、また、自宅で炊飯するのは面倒だからと買って帰るという方もおります」そのためか、駅弁は駅だけでなく食品スーパーなどでも販売されている。また、「全国駅弁大会」などのイベントが設けられることもあり、購入できる機会が格段に増えてきた。去る6月15日~17日には、東北新幹線開業三十周年を記念して、仙台駅構内にて「駅弁まつり」が開催された。仙台駅初登場の13種類の弁当を含め、全国から57種類の駅弁が登場。乗客だけでなく、駅ビルでショッピングを楽しんでいたお客さんまで足を止め、イベントは大盛況したという。その中で、地元仙台から出品された「網焼き牛たん弁当」の人気は高く、群馬県高崎市の「峠の釜めし」に次いで、販売数量では堂々の第2位に(NRE仙台支社調べ)。この弁当の人気の秘密は、仙台名物牛たんのうまさをどこまで駅弁で表現できるか、とことん探求した結果にあった模様。「網焼き牛たん弁当」の魅力は、焼きたての風味を維持していること。牛たんのうまさは焼きたて、それも炭火で網焼きすることによって生まれる風味がポイントだ。冷めてしまっては牛たんのうまさは半減してしまう。そこで考えられたのが、「加熱機能付容器ナルホット」の使用だ。この容器についているヒモを引くだけで、いつでもどこでもホッカホカ、焼きたて風味の牛タン弁当が食べられる。容器に付属の説明書通り、平らなところに置いてぎゅっとヒモを引くと、1分もしない内に弁当箱からもくもくと蒸気がのぼり始める。そして、さらに待つこと5分。フタを開けると中の紙にはうっすら蒸気が。ホカホカの牛たん弁当の登場だ。味付けに関しては、一口目からよく下味がつけられている牛たんであることが分かる。そして、牛たんといえばご飯はむぎめし。米粒のもちもち感が、やわらかい牛たんとうまくマッチしている。さらに、宮城県塩釜市で作られた藻塩が付いているのもうれしい。このほか仙台駅では、復活駅弁「南三陸海宝弁当」(1,000円)も好評だとか。これは東日本大震災以降販売を中止していたが、「駅弁まつり」に合わせて復活。南三陸のカキ、イクラ、タコなどの宮城自慢の海鮮素材をちりばめられ、はらこめし、かきめし、たこめし、ほっきめしが一度に味わえるぜいたくな海鮮丼に仕立てられている。また、期間限定で販売された、東北新幹線開業30周年記念駅弁の「あおば30品目入り弁当」(1,100円)も外せない。三陸産イクラと茎わかめ、サンマの竜田揚げ、牛タン焼き、ずんだ白玉団子など、宮城・仙台の食材を使った献立がてんこ盛りだ。東北の伝統や魅力がぎゅっと凝縮された駅弁。お土産にするのも良し、家での食事用に買って帰るも良し。でもできれば、駅弁を持って東北の鉄道旅に出掛けていただきたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日列車の旅の醍醐味ともいえる駅弁。車窓の綺麗な景色を見ながら食べる駅弁は最高で、それだけでテンションが上がるという人も多いのではないだろうか。今回は東日本に地域を限定して、食べてみたい駅弁をマイナビニュース会員1,000名に質問。皆さんが知っている駅弁はいくつあるだろうか。Q. 食べてみたい駅弁(東日本)はどれですか?(複数回答)1位 「うにいくら弁当」(北海道) 29.5%2位 「前沢牛ローストビーフ弁当」(岩手) 25.8%3位 「大間のマグロづけ炙り丼」(青森) 25.2%4位 「石狩鮭めし」(北海道) 24.6%5位 「かにめし」(北海道) 22.3%・「豪華だから」(30歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)「うにいくら弁当」(北海道)・「新鮮な魚貝類を使用してるから」(24歳女性/医療・福祉/専門職)・「北海道でうにといくらといったら間違いない」(29歳女性/学生)「前沢牛ローストビーフ弁当」(岩手)・「ローストビーフの弁当は珍しいのでぜひ食べてみたいから」(29歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「間違いなさそう。おいしそう。牛肉のうまみが味わえてしあわせになれそう」(50歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「前沢牛を食べたことがなく、その味わいを手軽に弁当で楽しめるのが面白いので」(26歳女性/自動車関連/事務系専門職)「大間のマグロづけ炙り丼」(青森)・「大間というブランドが良いから」(27歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「日本でも超有名な食材を使っているので、是非食べてみたい。あと震災の復興につながればとも思う」(29歳男性/学校・教育関連/その他)・「大間のマグロを食べた事が無いから。有名で高級品だから、一度は食べてみたいです」(29歳女性/その他/その他)「石狩鮭めし」(北海道)・「地元だけど食べたことがなく、鮭が美味しいときいたことがあるので」(26歳男性/電機/事務系専門職)・「サケが好きだから、本場の味を食べてみたい」(25歳女性/金融・証券/専門職)・「美味しそうだから。石狩の鮭はどんな味がするのかわくわくする」(28歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)「かにめし」(北海道)・「写真で見ておいしそうだったから」(25歳男性/建設・土木/技術職)・「テレビで見たとき美味しそうだったから」(27歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「長万部で食べたかにめしが忘れられない」(39歳男性/建設・土木/事務系専門職)総評1位は「うにいくら弁当」は、うにといくらの豪華な組み合わせで、北海道の新鮮な食材を食べたいという意見が目立った。2位のは「前沢牛ローストビーフ弁当」は、名前のインパクトで高級感や豪華さを連想して選んだ人が多かったようだ。3位は「大間のマグロづけ炙り丼」。有名な大間のマグロを一度食べてみたい、マグロが好き、というコメントが目立ち、国民食のマグロということで高い人気を獲得している。4位は「石狩鮭めし」で、本場の石狩鮭を堪能したいという意見が多かった。秋に開催される「石狩さけまつり」も有名で、一度は食べてみたい駅弁だ。そして5位は「かにめし」。写真やテレビで見ておいしそうだったから、という意見が多く、見た目の華やかさも人気の要素のようだ。このようにトップ5の全てが東北で、そのうち3つが北海道の駅弁という結果になった。さすが食の宝庫、北海道。圧倒的な人気を誇っている。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年6月19日~2012年6月21日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性420名 女性580名 合計1,000名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日JR東日本のグループ企業として駅弁の販売などを行う日本レストランエンタプライズ(NRE)は今月より、東北新幹線開業30周年記念駅弁を販売している。東北新幹線は1982年(昭和57)年6月23日に大宮~盛岡間が暫定開業し、今年で30周年を迎える。30周年記念駅弁は「あおば・30品目入り弁当」「あおば・各駅めぐり弁当」「新幹線やまびこ弁当」の3種類。「あおば・30品目入り弁当」(1,100円)は、三陸産イクラと茎わかめ、サンマの竜田揚げ、牛タン焼き、ずんだ白玉団子など宮城・仙台の食材と献立を豊富に盛り込んだ弁当。「あおば・各駅めぐり弁当」(1,000円)は、東京から岩手に至るまでの東北新幹線沿線地域の美味を集めた弁当。いずれも7月31日まで、仙台駅と大宮駅の駅弁屋「旨囲門」にて販売する。「新幹線やまびこ弁当」(1,000円)は、北東北の海の幸を中心に素材の味や色合いを生かした素朴な弁当。東北新幹線開業当時に走行していた200系「やまびこ号」の画像が掛紙になっている。来年5月頃までの約1年間、盛岡駅、一ノ関駅、八戸駅、新青森駅、大宮駅の駅弁屋「旨囲門」にて販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月28日7月16日の駅弁記念日にちなみ、東京駅のエキナカ施設にて、夏の新作駅弁などを販売する「GRANSTA東京駅弁まつり」が行われる。場所は東京駅地下1階「GRANSTA(グランスタ)」と、東京駅改札内1階ノースコートにある「GRANSTA DINING(グランスタ ダイニング)」の2施設。塩麹や夏野菜を使用したヘルシー系のものから、ボリューム満点でビジネスマンにうれしい”肉系”のものまで、多彩な駅弁がそろう。開催期間は7月6~22日の予定。一例として、国産米100%炊きたておこわを用いる「おこわ米八」では、鶏肉の塩麹漬け焼きにポテトとなすの黒酢和え、オリジナルの色彩鮮やかな寿しおこわと自慢の赤飯によるミニいなりを詰め合わせた「丸の内レディ美食弁当」を販売。和の食材にこだわる和惣菜ショップ「いとはん」では、自慢の割下で旨味を引き出した黒毛和牛の特製すき焼き重に、人気の惣菜を彩り豊かに詰め合わせた「いとはんのスペシャル御膳 九庭」を販売する。その他、各店ともそれぞれの店舗の特色を活かした新作駅弁を登場させる予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日