「高木潤」について知りたいことや今話題の「高木潤」についての記事をチェック! (1/4)
スピードスケーターの高木美帆が28日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元スピードスケーター 小平奈緒 原点を語る!「山を登ったあの頃の記憶。」高木は、「全日本距離別選手権(NSD)終了!三日間応援ありがとうございました!たくさん考えてトライして挑んだ3日間。有意義な時間になりました。」と綴り、複数枚の写真をアップ。来月には、八戸で行われる四大陸選手権と長野で行われるW杯第1戦が控えているので、今後の活躍にも期待したい。 この投稿をInstagramで見る miho takagi / 高木 美帆(@miho.t_ss)がシェアした投稿 この投稿にファンからは、「美帆ちゃん、おめでとうお疲れ様でしたこの先も、怪我には気をつけて下さいね。今年も、応援しています」「距離別お疲れ様でした今年も生観戦できて優勝も見れて嬉しかったですこれからも応援しています!!!」といったコメントが寄せられている。
2024年10月29日北京五輪金メダリスト女子スピードスケート・高木美帆が28日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「応援する側もこんなに…」スピードスケート高木美帆がパリ五輪終え心境語る「全日本距離別選手権(NSD)終了!三日間応援ありがとうございました!」と綴り、4枚の写真をアップ。高木は、全日本距離別選手権でのショットを公開した。「たくさん考えてトライして挑んだ3日間。有意義な時間になりました。」と綴り、大会を振り返った。続いて「世界との戦いはここからです。まずは11月15日から八戸で行われる四大陸選手権。11月22-24日長野で行われるW杯第1戦。と国内で国際大会が続きます!会場で皆さんにお会いできるの楽しみにしています」綴った。最後に「今回カメラマンにたくさん写真を撮っていただいたので、シェアしていきます」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る miho takagi / 高木 美帆(@miho.t_ss)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「どの写真もカッコよくて素敵すぎます✨テレビでの観戦だったけど、美帆ちゃんのカッコ良さとレース後の柔らかな笑顔が印象的でした✨11月からの国際大会、凄く楽しみ✨いつもYouTubeで観てる選手が長野に集まるんですね✨」「距離別お疲れ様でした今年も生観戦できて優勝も見れて嬉しかったですこれからも応援しています!!!」といったコメントが寄せられている。
2024年10月29日ザ・ドリフターズの高木ブー(91)が21日までに自身のインスタグラムを更新。アキレス腱断裂のけがから、仕事復帰したことを報告した。高木は「今日から仕事復帰しました」と書き出し、「どうしても出演したかった野村よっちゃんの還暦目前ライブ。楽しかったあ。色々と写真を撮ったので、追々載せて行きますね」と報告。ギタリスト・野村義男と笑顔を見せる2ショット写真を公開した。高木は9月21日に、自身のインスタグラムを通じて、アキレス腱の断裂でイベント出演を見合わせると明かし、その後治療のため入院していた。
2024年10月21日お笑いコンビ「ジョイマン」の高木晋哉が19日、自身のXを更新した。【画像】お笑い芸人 なかやまきんに君 自身がイメージキャラクターを務める青汁を紹介「ナナナナナナナ…」と”ナ”を数えるような言葉とともに、側溝の蓋らしきものの写真を投稿した。”十”が並んだような加工は、確かに見方によっては”ナ”にも見えるかもしれない。ナナナナナナナ… pic.twitter.com/ICNPzBLxEz — ジョイマンの高木晋哉 (@joymanjoyman) October 19, 2024 この投稿にファンたちからは「右から6番目、『ト』が混ざってるwww」「ナナナナー、ナナナナー側溝のフタ、子ブタ」などといったコメントが寄せられた。
2024年10月19日ザ・ドリフターズの高木ブー(91)が18日、自身のインスタグラムを更新。きのう17日に76歳で死去した俳優の西田敏行さんを追悼した。高木は西田さんとの2ショット写真を添えて「突然の西田敏行さんの訃報。『釣りバカ日誌10』で一緒にフラダンスを踊ったり、『任侠学園』では僕のお葬式のシーンのロケを見に行った時も温かく迎えてくれました」と共演した思い出を振り返り。続けて「西田さんはコントまで出来る万能な方だったから、志村とも沢山コントをやっていました」とつづり、「僕とは放送回が違いましたが、『となりのシムラ』にも出演して下さいました。心よりご冥福をお祈りします。合掌」と追悼した。
2024年10月18日アキレス腱断裂で入院中ザ・ドリフターズの高木ブー(91)が16日、自身のインスタグラムを更新。あす17日に退院することを報告した。高木は「いよいよ明日は退院となりました」と明かし「お世話になった医療従事者の皆さんには感謝を、入院されている患者さんにはエールを。そんな想いを込めて、病院でミニライブを行いました」と、ライブの様子を投稿。続けて「インスタでいつも応援してくれてる皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。どれだけ皆さんから沢山のパワーを頂いたことか」と伝え「まだまだ自宅に帰ってもリハビリは続きますが。22日はドリフ麻雀の生配信に加トちゃんと一緒に出演します。良かったら、観て下さいね」と結んだ。高木は9月21日に、自身のインスタグラムを通じて、アキレス腱の断裂でライブ出演を見合わせると明かしていた。
2024年10月16日元スピードスケート選手の高木菜那が13日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】高木菜那、石川佳純とUSJへ同い年の豪華2ショットにも反響✨「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」と綴り、一緒に旅をした仲間との3ショット写真を複数枚公開した。前回は惜しくも成功とはならなかったものの、今回はリーダー的な立ち位置での挑戦で無事に成功。喜びを滲ませた。 この投稿をInstagramで見る 高木菜那 Nana Takagi(@nana.takagi)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「ゴールおめでとう」、「菜那ちゃんのリーダーシップ、素敵でした」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2024年10月16日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「ニュース離れ」です。問われる報道の意味。問題のその先を見据えて。BBCの報道によると、「デジタル・ニュース・リポート」というオックスフォード大学ロイター研究所が依頼した調査で、世界的にニュース離れが進んでいることがわかりました。調査は今年1~2月に47か国の成人9万4943人を対象に行われ、回答者の39%がニュースを積極的に避けることが「時々ある」「よくある」と答えており、7年前よりも10ポイント増加しました。これはニュースの現場にいても実感します。「ニュースを見ると気持ちが塞いでしまうので避けます」という声が、コロナ禍以降すごく増えました。世界で戦争や紛争が起こり、辛すぎるニュースが多いこと、目の前の暮らしで精一杯で外のニュースに目を向ける余力がない、というのが主な理由です。また、ニュースを積極的に見なくても、見出しを目にしたり、SNSで誰かが話題にしていることから、話題のニュースを受け取る機会が増えました。ただ、フェイクニュースが横行したり、生成AIによる血の通わない、情報をただ伝えるだけのニュースばかりになる危険性もあり警戒が必要です。僕自身は、問題を伝えるだけで終わらせず、「ソリューションジャーナリズム」という、その問題を解決するにはどんな方法があるのか、知恵を集めるためのニュースに特化するよう心掛けています。悲惨さを伝えることに主眼を置いていないので、暗い話に終わりません。当事者が発信する市民メディアは非常に重要だと思っていますが、同時に、報道機関のような「第三者が関わること」も大きな意味があると考えます。これからの報道機関は、解決策を共に考え提示するようなシンクタンク機能や、市民サポート、ソーシャルセクターとしての機能をもっと重要視した方がよいのではないでしょうか。報道機関も、人や資金が不足し、組織を守るため視聴率やビュー数を稼ぐことを目的に安易なセンセーショナリズムに走ると、過激な報道ばかりになり、余計に視聴者から敬遠されます。従来のようにマスメディアが権威を持ち、一方的に伝えるのではなく、多くの人が参入できるオープンジャーナリズムが広がるといいなと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年10月2日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年09月29日高木ゆりながInstagramで、約2ヶ月ぶりの1人飲みをガストのハッピーアワーで楽しんだ様子を報告。【画像】TBS斉藤慎太郎アナウンサーが結婚報告!!仕事とトレーニングに決意「ガストでお酒が飲めるなんて知らなかった!」と驚きながら、小さなおつまみと一緒にお酒を楽しむ姿を公開。ファンからは「このシリーズ好き」「合計金額も知りたい」といった好評のコメントが多数寄せられた。また「何で太らないんですか?」とそのスリムなスタイルへの疑問や、「サイゼ派が多い中、私は断然ガスト派!」といった共感の声もあり、彼女の1人飲みのスタイルに多くの反響が寄せられている。 この投稿をInstagramで見る 高木由梨奈(@yurina_takagi)がシェアした投稿 結婚しても変わらずの飲みっぷりと投稿に、ファンは親しみを感じ、笑顔が溢れている。
2024年09月28日2024年9月21日に、アキレス腱断裂を報告していた、『ザ・ドリフターズ』のメンバーであり、コメディアンでミュージシャンの高木ブーさん。同月22日に出演する予定だった音楽イベント『山人音楽祭 2024』の出演をキャンセルすることを、自身のInstagramで報告していました。アキレス腱断裂した、高木ブーがコメント同月現在、91歳の高木さんは、ライブのリハーサルに行くため自宅を出ると、左足にバーンとはじけるような違和感を抱いたといいます。足が痛くなった高木さんは、そのまま病院に直行。医師の診断は、アキレス腱断裂でした。キャンセルしたイベントで、高木さんは孫との初セッションを披露する予定だったといいます。そのため「こんなことになってしまい、本当に残念です」と悔しさをにじませていた、高木さん。そして、「もしも許されるならば…」とリベンジしたいことをつづっていました。同月23日に、改めてInstagramを更新した高木さんは、足にギブスを巻きながらも、笑顔でカメラを見る自身の写真を投稿。「左足はギブスで固定されていますが、右足の筋肉が落ちてしまうといけないので、明日からリハビリも始まります」と、前向きなコメントを残していました。 この投稿をInstagramで見る 高木 ブー / Boo Takagi(@bootakagi85)がシェアした投稿 ファンから届いた温かいメッセージに感謝の思いを寄せていた、高木さん。ポジティブな言葉と、笑顔な高木さんの写真にひと安心したファンが多かったようです。・来年の『山人音楽祭』で待っています!早く治りますように。・お大事に!リハビリ頑張ってください。・常にポジティブであることが、長生きの秘訣ですね!90歳の誕生日を迎える際には、「100歳まで現役」と思いをつづっていた高木さん。常に前を向き続ける高木さんなら、孫とのセッションをリベンジすることができるでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年09月24日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「アメリカ大統領選挙2024」です。NYで聞く生の声。経済政策が鍵になるかも?11月5日にアメリカ大統領選挙が行われます。僕は7月、トランプ氏が銃撃を受けた直後にニューヨークに取材に行ってました。2016年、トランプ大統領が誕生した時は、「ラストベルトを救え」と言って、製造業の衰退で取り残されてしまった白人労働者層の不満を引き受けることにより、後押しされ、当選。あれから8年経ち、ニューヨークの生活者に話を聞くと、「物価が高い」「賃金が上がらない」「燃料費が高騰している」と暮らしに対する不満が高まっていました。世界的には現在のアメリカ経済は株価も上がり、絶好調といわれています。ただ、それを実感するのはごく一部の富裕層で、多くの人は生活苦に直面。有色人種やヒスパニック系の方は今も差別を受けています。トランプタワーのみやげ物店の店主は、「トランプ政権時には大きな戦争もなく、ロシアや北朝鮮とも対等に渡り合えた。世界の分断を救うのはトランプしかいない」と語っていました。民主党が経済対策をうまく発信できなければ、生活に不満を抱える人々をトランプ氏が吸収して、再び選挙に勝つ可能性があるなと現地で感じました。その後、バイデン大統領は撤退を表明し、副大統領のカマラ・ハリス氏が民主党の候補者に。ハリス氏はカリフォルニア州の司法長官に就任していたこともあり、カリフォルニアのIT関連、シリコンバレーのベンチャーやスタートアップ企業との関係が深く、多額の献金が集まっています。バイデン氏よりも環境問題に対して前向きで、父がジャマイカ、母がインド出身というルーツもあり、多様性を重んじるという点でも、トランプ氏とは対立軸が鮮明です。ただ、民主党の選挙によって選ばれたわけではなく、バイデン氏からの指名による土壇場での交代劇、プロセスが曖昧という問題はあります。ハリス氏が経済や安全保障、外交分野でどういう政策を打ち出すのか。中国やロシア、ウクライナ、またイスラエルとの関係について、どういうスタンスをとるのか、今後の発信に注目したいですね。トランプ氏かハリス氏か、本当に拮抗しているので、結果は全く読めない状態です。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年9月25日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年09月21日2024年9月21日、『ザ・ドリフターズ』のメンバーであり、コメディアンでミュージシャンの高木ブーさんがInstagramを更新。アキレス腱断裂のため、出演予定だったイベントをキャンセルすることを報告しました。高木ブー91歳、アキレス腱断裂を報告同月現在、91歳の高木さん。ライブのリハーサルに行くため自宅を出たところ、左足に違和感を覚えたといいます。ライブのリハーサルに行く途中、家の前で左足にバーンと弾けるような違和感を感じました。そこから足が痛くなり、そのまま病院に直行したところ、お医者さんの診断はアキレス腱断裂でした。bootakagi85ーより引用足が痛み出して、病院に行ったところ、医師からアキレス腱断裂だといわれたそうです。これにより、同月22日に出演する予定だった音楽イベント『山人音楽祭 2024』の出演をキャンセル。楽しみにしていたファンに「本当にごめんなさい」と伝えています。高木さんは、同イベントで孫とのセッションを初披露する予定だったようで「本当に残念です」「ぜひ、リベンジさせてもらえたら」ともつづっていました。高木さんの報告には、多くのファンから心配の声が寄せられています。・大変でしたね。お大事になさってください。・ステージを拝見できないのは残念ですが…回復を祈っています。・健康であれば、また必ずチャンスはありますよ。リベンジ期待しております!・アキレス腱断裂なんて痛そう…。早く治りますように!なお現在は、安静にしている状態とのこと。高木さんは「1日も早く、みなさんの前でお仕事できるよう、リハビリも頑張ります」と伝えています。高木さんの元気な姿を見られるよう、多くの人が願っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年09月21日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「極右政党の躍進」です。思想ではなく、生活苦から極に振れる危険性。今年は世界的な選挙イヤー。近年、欧州で極右政党への支持が増しています。フランスでは、欧州議会議員選挙で極右政党の「国民連合」が議席数を伸ばしたことを受け、マクロン大統領は下院を解散しました。総選挙で中道に戻るという目論見でしたが、6月末に行われた第1回投票では「国民連合」がトップになり「極右連合」と合わせた得票率は33%を超えました。2位は極左政党の「不服従のフランス」を中心とする左派連合で得票率は約28%。マクロン大統領を支持する中道の「与党連合」は3位と大敗しました。ところが第2回投票では左派連合「新人民戦線」が議席を伸ばし、「与党連合」が2位、「国民連合」が3位に。極右に傾くことを恐れた有権者が多く投票したことが反映されました。欧州で右派や極右が支持を得てきた背景には移民問題があります。中東やアフリカから移民や難民が大量に入ってきたことにより、自分たちの仕事が奪われ、暮らしが脅かされるのではないかという不安が広がりました。つまり、思想的な理由ではなく、生活苦が極右を押し上げているのです。これは、自国第一主義を掲げた、’21年までのトランプ政権の反グローバリズムの流れが影響していると考えられます。コロナ・パンデミックやウクライナ戦争がその流れを加速させました。極右が台頭していますが、極左の支持も増えています。どちらにせよ極に振れることはあまり歓迎できません。違う意見を認めることができず、反発と分断が進んでしまいます。世界の平和と安定には、中道的なものを構築することが大事です。不安や不満が広がる社会では、極端な方に振れやすくなる。それを食い止めるには、国民が何に困っているのかに耳を傾けることです。また、デジタルを使い、政策により何が改善し、どれほど不満が緩和されたのか、データで検証するシステムを構築すること。そうすれば、極右極左と、世の中の空気によって流されるようなことはありません。第一次、第二次世界大戦の時のように世界が分断され、疑心暗鬼により相手を罵り合い、最終的に戦争を引き起こす悲劇が二度と起こらないよう、警戒が必要です。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年8月28日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年08月25日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「パレスチナ、イスラエル取材報告」です。大きな主語でなく各々で起きていることに注視しよう。パレスチナ自治区ガザの痛ましいニュースが連日報道されています。ただ、同様のことはガザ以外でも起きています。先日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のジェニンに取材に行ってきました。ここは2000年代初めにジェニンの虐殺が行われ、昨年10月のハマスによるイスラエル攻撃ののちは、500名以上のパレスチナ市民が亡くなり、7000名以上が拘束されています。ジェニンの難民キャンプ周辺は砂埃が舞い、病院に続く道路はアスファルトを剥がされていました。救急車両の行く手も阻まれますし、雨になるとぬかるんで車輪がはまってしまいます。街中にはレストランも市場もあり、普通に機能しているように見えますが、たびたびドローン攻撃を受け、不自然に破壊された建物がありました。ビルの上層階からスナイパーで無差別に市民が狙われ殺されています。街を案内してくれた元自治体職員のヨセフさんは、ジェニンの実情を伝える報道機関がないので、市民ジャーナリストを育成したいと話していました。その後、イスラエルの西エルサレムにも行きました。そこではイスラエルの市民が「戦争をやめるべきだ」「ハマスによって誘拐された人質を解放してほしい」と、数千人規模のデモを行っていました。多くの若者が参加しており、「選挙をしろ、投票させろ」と書かれたステッカーを壁や電信柱に貼っていました。政府が間違いを犯しているのであれば、自分たちの手で政府を変えなければいけないと訴えていたのです。この動きはイスラエルの中ではまだ少数派ですが、首都のテルアビブでも、毎週末ネタニヤフ政権反対デモが行われています。イスラエル=ネタニヤフ政権ではありませんし、パレスチナ=ガザ地区だけでもありません。こうした実情を世界に広く伝えることは、攻撃の手を抑える圧力になります。誰も見ていなければ、もっとひどい手法で次々に人々が殺されていたかもしれません。監視の目を広げるというのは大きな意味があります。世界中あちこちで無秩序なことが起きています。日本は平和に見えますが、息苦しさが広がっています。目を背けてはいけないと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年8月14日‐21日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年08月15日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「東京都知事選挙」です。最多の立候補者数。候補者の政策は、見たい未来の表れ。7月7日に東京都知事選挙が行われ、現職の小池百合子さんが291万8015票で3回目の当選となりました。2位は広島県安芸高田市の元市長で無所属の石丸伸二さんで165万8363票、3位は128万3262票の蓮舫さんという結果に。今回は56人が立候補しました。これは、過去最多の人数になります。それぞれの政策の中身を見てみると、「子どもがいる世帯に1人あたり1000万円支給」など、既存の政党や政治家が言わないような、でも実現したらいいかもしれないと思わせるユニークなものがたくさんありました。NHKから国民を守る党が、党に一定額の寄付をした人に自由に掲示板枠を貸し、そこに選挙とは無関係のポスターが無数に貼られるという想定外の事態も起きました。ただ、それによって普段、政治に関心のない人が選挙に目を向けるように注目を集めたというのは、悪いことばかりではなかったかもしれません。ただ、海外メディアには、呆れ気味に報道されました。これほど多くの立候補者が出たというのは、既存の政治への不満の表れです。それが極右でも極左でもなく、エンターテインメントのように政治を笑う方向に向かったというのは、ある種日本らしい抵抗だと思います。政治は“まつりごと”ともいいますし、お祭り騒ぎのようでも、選挙に注目が集まったことは有益だったといえるでしょう。今回の投票率は60.62%、4年前の前回よりも5.62ポイント上回りました。期日前投票は23%増えました。ただ、候補者があまりにも多すぎるゆえに、選びきれずに結局は現職や有名候補者に票が流れやすい状況を作ってしまったところはあると思います。ぜひ、これを過渡期とし、今回のような過激な選挙活動をしなくても、新しい政治家が生まれるような投票行動を自分たちの手で作れたらいいなと思います。全国的に新しい候補者を立てて、新しい政治を求める声が高まっています。いまは自民党の裏金問題が燻っているので、ひょっとしたら、次の衆院選は過去最大規模の立候補者数になるかもしれません。新陳代謝は大事なことだと思います。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年8月7日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年08月03日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「戦争の記憶」です。戦争は終わった過去ではない。現在に目を向けて。6月23日は沖縄慰霊の日です。太平洋戦争の末期、沖縄では日本国内で唯一、地上戦が繰り広げられ、日米で約20万人が命を落としました。そのうちの9万4000人は子供たちを含む一般市民でした。二度と悲劇を繰り返さないために、沖縄県では沖縄戦の実質的な終結日に当たる6月23日を、平和を祈る日として「慰霊の日」に制定しました。毎年この日には戦没者の追悼式が行われ、戦争の記憶をなくさないために、当時を知る人のコメントが多く報道されます。しかし、報道の現場で実感するのは、過去の戦争を伝えることに集中するあまり、肝心の平和実現に向けた対話や歩みを止めてしまっているのではないか、ということです。沖縄には米軍基地があります。そして、現在世界では、ウクライナやガザをはじめ各地で戦争が起きています。普段、なかなか報道されることはありませんが、沖縄の米軍基地からは、多くの戦闘機や艦艇が出航し、戦地に武器が投入されています。国際連合は第二次世界大戦の戦勝国によって作られました。しかし、各国の綱引きにより現在は機能不全に陥っています。今起きている対立は、大もとを辿れば、第一次世界大戦や第二次世界大戦時に欧米諸国によってとられた植民地政策により、領土を奪われたことが大きく関係しています。沖縄はもとより、世界全体を俯瞰すると、戦争は終わっているように見えて、形を変えて続いているのです。日本の安全保障政策はこの2年間で激変しました。一昨年、岸田内閣と国家安全保障会議は、敵基地攻撃能力や反撃能力を保有する新たな安保関連3文書を改定し、自民党と公明党は、殺傷兵器の輸出の解禁に合意しました。また、ODA(政府開発援助)とは別に「政府安全保障能力強化支援(OSA)」として、各国からの安全保障上の要望に応え、資機材の供与や、インフラの整備ができるようになりました。「日本は戦争とは無縁の平和な国」とは言い切れません。今起きている戦争について知り、根底にある問題に目を向け、平和のために模索することが、戦争の犠牲になった方々の本当の慰霊になるのではないでしょうか。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年6月26日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年06月20日女優の永野芽郁が、19日に都内で行われた映画『からかい上手の高木さん』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶に高橋文哉とともに登場した。同作は月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載された山本崇一朗氏によるコミックの実写化作。原作の中学時代から10年後を舞台に、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野芽郁)と、母校で体育教師となった西片(高橋文哉)の新たなからかいの物語を描いている。○■永野芽郁、『からかい上手の高木さん』大ヒット御礼舞台挨拶に登場イベントでは、原作者の山本氏から永野と高橋へ手紙が届き、MCを務めるTBS 杉山真也アナウンサーが代読することに。山本氏は「中井と真野の結婚式の帰り道、海沿いの道を歩く2人を観たときに『そこに高木さんと西片がいる』とすごく感じました。2人が再会した夜、土淵海峡で高木さんが西片の目を瞑らせるシーンで、高木さんの嬉しい感情があふれていることを感じました。西片が大関と音楽室で話すシーンでは、西片の誠実さが非常によく伝わってきました。原作マンガでは描いていない年齢の2人を演じていただくのは、難しさもあったのではないかと思います。高木さんと西片というキャラクターを理解して下さり、大切に演じてくださったことに深く感謝いたします。真夏の灼熱と言ってもいい、島の暑さのなかの撮影でご苦労もたくさんあったことと思います。ふるさとの島に来てくださってありがとうございました。お2人の今後の益々のご活躍を楽しみに拝見させていただきます」と手紙でメッセージを送った。これに永野は「嬉しい……! 高木さんと西片という2人、空気感、全てを生み出している先生にお褒めの言葉をいただけるというのは光栄ですし、我々が一生懸命紡いでいた時間は無駄じゃなかったんだなと思えた」と感慨深げに話した。高橋も「西片と高木さんというこの作品をゼロから作り出した方に、僕らのことを認めていただけるような、お褒めの言葉をいただけるのは本当にありがたいなと思いました。また山本さんの作品でお仕事させていただける日がきたら褒めてもらいたい」と再タッグに期待を寄せていた。また、山本氏が映画のポスタービジュアルと同じ構図で描いたイラストも公開。イラストを見た永野は「わぁ~すごい……欲しい……」とつぶやきながら、「本当にすごい! この(ビジュアルを)撮影していたときの記憶もよみがえってきた。西片が本当にあぐらをかいていた文哉くん!」と感動した様子で話した。
2024年06月19日中学校で隣の席になった女の子・高木さんと、彼女に何かとからかわれる男の子・西片。そんな2人の爽やかな青春の日々を描いて、シリーズ累計1,200万部を突破している大人気コミックの10年後の物語を、永野芽郁×高橋文哉のコンビにより実写映画化した『からかい上手の高木さん』が公開中だ。先んじて放送された、中学時代を描くドラマ版が好評を集め、映画版の口コミも上々だ。監督を務めたのは、『愛がなんだ』(2019年)のロングランヒットで一躍、新時代の恋愛映画の旗手となった今泉力哉。永野、高橋の印象や、撮影エピソードにはじまり、公開スタート後だからこそ話せるクライマックスシーンのこだわりなどを聞いた。○『からかい上手の高木さん』10年後を描く、永野芽郁と高橋文哉で「よかった」――10年後の高木さんと西片を、永野芽郁さんと高橋文哉さんが演じました。高校生の役を20代の人がやるといったものではなく、中学生だった2人の年齢をきちんと大人に上げながら、それでもある種のピュアさを保てなければならない。「誰ができるのだろう?」というところから始まって、プロデューサーから永野さんと高橋さんの名前が出ました。作品でしかお二人を知らなかったので、最初にお会いするまでは正直、確信を持てない部分もありましたが、永野さんに会った瞬間「これは大丈夫だ」という安心感を得ました。――それはどこから。彼女の持っている明るさと空気ですかね。会った瞬間、カメラマンとも互いに言葉を介さずにして「大丈夫っすね」という空気になりました。高橋さんも、かっこいいんですけど、西片をやれそうだなと思いました。――高橋さん本人は「普段はからかわれる立場になることはない」とコメントしてます。そう。「永野さんの前でだけ、からかわれる側になっちゃう」と言ってましたよね。僕としてみれば意外です。この作品での2人しか知らないので。違う雰囲気の高橋さんを想像できないんですよ。確かに前田旺志郎さんや鈴木仁さんは「普段はこんな感じじゃない」と言っていて、どちらかというと引っ張っていくタイプらしいんです。永野さんがウワテすぎるんですかね(笑)。ただ原作の西片も、高木さんにはやられっぱなしですが、ほかの友達といる時にかわれているかと言うと、そうではないんですよね。そこも含め、永野さんと高橋さんで良かったと思います。○「顔が見えるワンカットを」“横並び”に感じる思い――印象的なシーンがいくつもありました。プールでのやりとりや、そのあとの海沿いの道のシーンも。プールでは、永野さんが泣くシーンではないのに泣いちゃって。技術や表面的な芝居ではなく、本当に心で演じないとそうはならない。結局、全体の流れとして「ここで涙は早いかも」ということもあって撮り直しましたけど、感動しましたし、とても嬉しかった。本編には残っていないですが、そういう瞬間に立ち会えるために映画を作っている部分もあるので。そのあとの、着替えてきた2人の「マネしないでよ」と言ったやりとりや、道を歩いているあたりから、一気に作品の空気が締まった気がします。緊張感が出てきたというか。恋愛の温度含め。本当は歩きながら「高木さん……いい人いるのかな。聞くんだ、俺! 彼氏がいるか聞くだけじゃないか!」とかいう結構コミカルな西片のナレーションを入れるつもりだったんです。――そうなんですか!?僕としては、この段階では少しコミカルにいった方がいいかなと思っていました。でも編集部や音の仕上げチームから「ナレーションは外した方がいい」と言われまして。それで外してみたら、沈黙を含め、高木さん側も西片を気にしている感じが見えて、探り合いの様子が深まって、「そうか」と僕も納得しました。終盤の長回しに向けてこのあたりはまだ軽めにしようと思っていたんですが、僕が考えていた以上にこの時点で空気が出来上がっていたんです。――いまお話に出た終盤、まさに高木さんと西片が教室で並んで話す場面が素晴らしかったです。監督として「横並び」にはどんな思いがありますか?教室の2人もそうですが、歩いている時も横並びですよね。今回特にいいと思ったのは、相手を見ずにしゃべれること。向かい合わないからこそ、ちょっとした視線のやりとりが効くし、本音を言うのが難しい時も、横並びだと言える。もっとちゃんと伝えたい時は、体ごと相手に向く。そういった差も描けて、やっぱり横並びはいいなと思いました。あとは物理的に、2人とも正面を向いているので、ワンカットで両方の顔が見える絵を撮ることができる。そういう意味でも僕の監督作では昔から大事な場面は横並びが多いのかもしれません。カット割りしたくないんですよ。カット割り自体に作意を感じてしまって。そもそも映画ってフィクションだし、本来カットの積み重ねで構成されているものですけど、本当に大事な場面はできるだけ2人きりにしたい。撮れた素材をああだこうだといじりたくない。触れたくない(笑)。そういう静かな固定カメラ長回しの場面って、僕はピン送り1つでもカメラの存在を感じてしまうんです。でも、もちろん隠しカメラではああはならなくて。細かい演出は各部署がしてくれていまして、今回の終盤の教室の場面で言うと、校庭での野球部の音を少しずつ静かに、バレないように消していってます。なるべく2人きり、2人とお客さんだけにしたかったのです。○クライマックスの衣装は「白で」と――教室での2人を物語のクライマックスに持っていくことは、最初から決めていたのですか?そうですね。やっぱりあの席がいいなと。衣装を決める時にも、最初は長い場面になるし、山場だから、もうちょっと色味のある衣装のほうがいいんじゃないかという意見もありました。着まわしている中でも少しだけ特別な格好にするとか。でも自分としては、ここは上半身は2人とも白じゃないとダメだと思いました。学生の時に戻ったような格好にしたかったんです。高木さんのスカートも学生服に見えるチェック柄。衣装からも、中学生時代に戻った感じにしたかったし、2人が初めて本音で向き合う場所は、ここだと思いました。――出来上がった作品を観て、監督も泣いたそうですね。恥ずかしながら少しうるっとしました。高木さんと観客の全員が、「高木さんが西片を好きだ」と分かっている中、西片だけが気づいていない瞬間がありますよね。「私は好きな人いるよ」と言われて、西片が「俺?」となるまでのあの空気に、すごくグッときて、ピーク感にぞわぞわしました。あと、編集して仕上げをする中で「俳優さんって本当にすごいな」と思いましたね。このシーンの芝居は本当に繊細。――現場ではなく、繋がったものを観て、改めて俳優さんのすごさを感じたのでしょうか。そこまでの時間が蓄積されているから、あのシーンでのすごさがよりわかる。それこそドラマでの2人の関係も知ってますしね。僕は現場では冷静であろうとしているので、あまりその場で「すごい」とはなりません。感動したりする場面に直面しても、そりゃ目の前で、生で起こっていることですからね。そこから「スクリーンを通してもこれは感動できるのか?」「面白いのか?」ということをめちゃくちゃ考えています。――撮影中の今泉監督は、最後の最後まで常に悩んでいると聞いていますが、現場で悩み続けているのは、冷静に見ているからこそなんですね。監督がOKしたら終わりという意識があります。本当にOKなのか、もっと面白くできないか、ということをずっと考えてます。だから現場ではとても冷静なのですが、繋がったあの場面を観て、西片以外の全員が両思いと「知ってる」という空気にたまらなくグッときました。なんというか、「幸せな共犯関係」じゃないけど。ただ、思ったより一歩手間でグッときすぎて、そのあともうひと山押すことに迷いました。「あれ、もうここピークなんじゃない?」って(笑)――もうひと山にもグッときました。すごく西片らしい感じがして。よかったです。もう1個行きたいと思ったんですよね。お客さんが想像できるところの、その先というか。――映画が公開中です。観た人がSNSにもたくさん感想をあげていますね。嬉しいですね。めっちゃチェックしてます。昔と比べて大きな規模の作品も手掛けるようになりましたが、本当に幸運なことに、僕はやりたいことだけを選んでやっているんです。今も昔も、興味の持てないものは断っています。規模がどうのじゃなく、人間関係を見つめるものとして、興味が湧いた作品でないとできない。そうじゃないと面白くできないので、そこは絶対条件です。自分でもできた作品を楽しみたいですしね。この映画も多くの人に観てもらって、もっともっと広がってくれたらいいなと思います。■今泉力哉監督1981年2月1日生まれ、福島県出身。2010年『たまの映画』で長編映画監督デビュー。13年『サッドティー』が第26回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品される。19年『愛がなんだ』がロングランヒットとなり一躍人気監督に。新時代の恋愛映画の名手として支持される。近年の主な監督作に『あの頃。』『街の上で』(21年)、『窓辺にて』(22年)、『ちひろさん』『アンダーカレント』(23年)など。人気コミックを実写化した『からかい上手の高木さん』では、原作と同じ中学生時代の物語を監督したドラマ版が放送され、続けて主演・永野芽郁、共演・高橋文哉により10年後の物語が展開する映画版が公開中。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら(C)2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2024年06月13日シリーズ累計1,200万部を突破している大人気コミックの、10年後の物語を実写映画化した『からかい上手の高木さん』(公開中)。高木さん(永野芽郁)はパリへ転校した後、東京の大学で美術を学び教育実習生に、彼女に何かとからかわれる男の子・西片(高橋文哉)は地元で体育の先生に。映画では、20代になった2人の恋の行方を描いている。映画の撮影は、原作の完結(2023年10月)より前に始まっていたという。恋愛映画の旗手として名高い今泉力哉監督は「一種のパラレルな世界」と頭に起きつつ、「キャラクターはズレないように」と気をつけていたと語る。○実写映画の2人は、まだ恋愛の一番手前にいる――原作から10年後を舞台にした物語が描かれます。高木さんと西片、2人の現在をどう考えていきましたか?原作にはない時間ですが、原作のスピンオフにあたる『からかい上手の(元)高木さん』という、2人が結婚して子どもがいるコミックがあります。その辺のことも頭に置きつつ、映画では、原作やアニメ版とはまた少し異なる一種のパラレルな世界を考えていきました。というのも、映画の撮影は原作の完結(2023年10月)より前に始まっていたんです。原作では最後、中学生時代に「好き」と伝えますが、映画を作っているときには、そういった展開は知りませんでした。ただキャラクターはズレないようにと、そのことはきちんと気を付けて作っていきました。――原作にも登場する「花火大会」のモチーフが、映画に組み込まれました。花火大会は大切なモチーフになると思っていました。プロデューサーや脚本家チームもそこにはこだわっていましたね。でも実写版では映画の物語がはじまる時点で、2人は「好き」と伝え合っていない。同級生たちは付き合っては別れたり、結婚したりしていて、原作にはない映画版のキャラクターである教え子の中学生も、自分の気持ちを伝えている。そういったみんなが、高木さんと西片より先輩として存在している。高木さんと西片は恋愛の状態が1番手前にあって、みんなの恋愛関係に影響を受けるという構成にしました。ただ、受け身ではありつつも「西片が花火に誘う」という能動的な行動は原作でも大切な場面だと思って、取り入れました。――監督はもともと恋人同士も「片思いが7割だ」とお話されてきました。初期に言ってましたね。お恥ずかしい。――高木さんと西片は恋人にもなっていませんし、西片にいたっては「好き」の感情そのものがまだ分かっていない状態のまま10年経っています。監督にとっても新鮮で面白いと感じる関係でしたか?中学生からの10年後を描くとなったときに、通常だとその間に他の誰かと恋愛しているなど、物語に新たな第三者を置きがちです。でもこの作品では3人目を置くのはやめようという話になりました。原作者(山本崇一朗氏)や出版社サイドも唯一「それはやめてほしい」と言っていましたし、自分でもこの原作で第三者を置くということに興味はなかった。原作ファンも「この2人のどちらかが、他の人を好きになる可能性ってある?」と考えると思ったし。その条件下で、どう2人の気持ちが変わっていくのかを考えていきました。“第三者を置かない”という、ベタな作劇にならないこの設定を、僕自身が楽しんでできたところはありますね。あと「好きな気持ちや恋愛が分からない」といった人物像については今まで何度も扱ってきたテーマですし、他の人を好きにならずに10年間一途でいるという関係も、この原作と島の空気ならそれほどファンタジーにならない気がして。現実世界にも全然いますからね、そういう純粋で一途な人は。■今泉力哉監督1981年2月1日生まれ、福島県出身。2010年『たまの映画』で長編映画監督デビュー。13年『サッドティー』が第26回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品される。19年『愛がなんだ』がロングランヒットとなり一躍人気監督に。新時代の恋愛映画の名手として支持される。近年の主な監督作に『あの頃。』『街の上で』(21年)、『窓辺にて』(22年)、『ちひろさん』『アンダーカレント』(23年)など。人気コミックを実写化した『からかい上手の高木さん』では、原作と同じ中学生時代の物語を監督したドラマ版が放送され、続けて主演・永野芽郁、共演・高橋文哉により10年後の物語が展開する映画版が公開中。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら(C)2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2024年06月11日女優の永野芽郁が、31日に都内で行われた映画『からかい上手の高木さん』(公開中)の初日舞台挨拶に高橋文哉、江口洋介、白鳥玉季、齋藤潤、今泉力哉監督とともに登場した。同作は月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載された山本崇一朗氏によるコミックの実写化作。原作の中学時代から10年後を舞台に、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野芽郁)と、母校で体育教師となった西片(高橋文哉)の新たなからかいの物語を描いている。○■永野芽郁、齋藤潤の絵のレベルに驚き「びっくり仰天ですよ!」永野は鮮やかなピンクのトップスで登場し、スラリとした二の腕と美しい背中を披露。会場を魅了していた。今作で母校に教育実習生として帰ってきた高木さんを演じた永野は、生徒と向き合う役どころについて「教育実習生なので、どちらかというと西片にくっついて、(生徒の)みんなよりはお姉さんだけど先生らしくはないという状況でした」と振り返る。特に齋藤とのシーンが多かったそうで「私に対してお芝居のことを聞いてくれたりして、私をお姉さんとしていつも接してくださって、すごくありがたかったです」と印象を話した。また、永野は齋藤から絵をプレゼントしてもらったそうで、「おうちに飾っていたのを今日持ってきちゃった!」と齋藤が描いた絵を壇上で披露した。高橋は齋藤が絵を描いているところも見ていたそうで、「『毎日撮影のあとに何時間か残っているな。潤くん、何をしているんだろう?』と思っていたら絵を描いていて。現場で残りながら描いていてすごいなと思いました」と絶賛していた。また、実はこの絵は撮影前に永野が「絵を描く役だから、私の似顔絵を描いてくれる~?」と冗談で言ったことがきっかけだったといい、永野は「本当にこんなに素晴らしい絵がきちゃったもんだからびっくり仰天ですよ! 素晴らしすぎてありがとうございます。時間と愛情を感じました」と感謝を伝えていた。
2024年05月31日俳優の高橋文哉と齋藤潤が、31日に都内で行われた映画『からかい上手の高木さん』(公開中)の初日舞台挨拶に永野芽郁、江口洋介、白鳥玉季、今泉力哉監督とともに登場した。同作は月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載された山本崇一朗氏によるコミックの実写化作。原作の中学時代から10年後を舞台に、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野芽郁)と、母校で体育教師となった西片(高橋文哉)の新たなからかいの物語を描いている。○■齋藤潤、10年後の目標は高橋文哉「デビュー作から……」イベントでは作品の内容にちなみ「10年後どうなっていたい?」をテーマにキャスト陣がトークを展開。現役高校生16歳の齋藤は「僕は文哉さんみたいになりたいです!」と回答する。この答えに永野から「フゥ~~!」とからかわれた高橋は、「たまたまでしょ? たまたま目線に入っちゃったんでしょ?」と照れたように返し、まんざらでもない表情を見せた。MCが齋藤に理由を聞くと、高橋は「たくさん聞きましょう! 理由なんていくらあってもいいですから!」とノリノリ。齋藤も「文哉さんのデビュー作から観させていただいて、一緒にお芝居がしたいと思ったときに今回のお話をいただいた。お芝居を一緒にするシーンは多くなかったんですけど、誘ってもらって一緒にお風呂に入ったときに、お芝居の話やモチベーションについての話を聞いて、もっと好きになりました」と愛を伝えた。高橋も「齋藤潤くんは芸能界で唯一、僕のことを崇拝してくれているんです! 作品が公開されたり、事あるごとに連絡をくれて。ずっと自分がいちばん(年が)下であまりこういうことがなかったんです。先輩方に自分もそういう風に言っていたので、少し前の自分を見ているようで、すごく重なる部分がある。僕も大好きなんです」と返事をした。真剣に高橋の話を聞いていた齋藤だったが、高橋からのまさかの告白に本気で照れてしまい、顔を腕で隠しながら「はい……」と話し、笑いを誘っていた。
2024年05月31日女優の永野芽郁が主演を務める、映画『からかい上手の高木さん』(5月31日公開)の主題歌 Aimer「遥か」スペシャルMVが、公開された。○■映画『からかい上手の高木さん』主題歌 Aimer「遥か」今回公開されたのは、新たに編集された本編映像とドラマ版の映像をふんだんに使用した今作の主題歌 Aimer「遥か」スペシャルMV。高木さん(永野)が西片(高橋)との思い出がつまった母校の廊下で振り返るカットから始まり、「久しぶりだね、元気にしてた? 嬉しいなっと思って」「なにが?」「変わってないのが」と10年ぶりに再会した高木さんと西片のなにげない会話と、Aimerのエモーショナルな歌詞、映像がリンクする形で構成され、高木さんと西片のかけがえのない、愛しい日々が映し出されている。【編集部MEMO】映画『からかい上手の高木さん』は、月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載されたの山本崇一朗氏によるコミックの実写化作。原作の中学時代から10年後を舞台に、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野芽郁)と、母校で体育教師となった西片(高橋文哉)の新たなからかいの物語を描いている。(C)2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2024年05月31日永野芽郁、高橋文哉共演の今泉力哉監督作『からかい上手の高木さん』より主題歌スペシャルMVが解禁された。これまでにTVアニメ化、劇場版アニメ化されている山本崇一朗による同名人気コミックを映画化した本作。この度解禁されたのは、本作の主題歌Aimerの「遥か」に乗せ、映画の本編映像を新たに編集し、さらにはドラマ映像もふんだんに使用した主題歌スペシャルMV。永野さん演じる高木さんが、高橋さん演じる西片との思い出がつまった母校の廊下で振り返るカットから始まり、「久しぶりだね、元気にしてた?嬉しいなっと思って」「なにが?」「変わってないのが」と、10年ぶりに再会する高木さんと西片のなにげない会話、そして、Aimerのエモーショナルな歌詞と映像がリンクする形で構成されている。高木さんと西片のかけがえのない、愛しい日々が映し出され、最後には見ているこちらまで思わず「いつまでもこうして 笑っててほしい」と願いたくなる。「高木さんの聖地」小豆島でのオールロケによる美しい映像が癒しの空気を醸し出し、中学生時代の高木さんと西片を描いたドラマと、その10年後を描いた映画の映像がクロスする本作の魅力が詰まったスペシャル映像となっている。『からかい上手の高木さん』は5月31日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:からかい上手の高木さん 2022年6月10日より全国にて公開©2022 山本崇一朗・小学館/劇場版からかい上手の高木さん製作委員会
2024年05月30日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。 今回のテーマは「政治倫理審査会」です。政治家の責任追及をする新たな仕組みが必要。「政治倫理審査会(政倫審)」とは、政治倫理確立のため、議員が行為規範や法令に著しく違反し、政治的道義的に責任があるかどうか審査し、勧告を行う機関です。’76年に世界的な汚職事件「ロッキード事件」が明るみになり、’83年、田中角栄元首相に有罪判決が下りました。これを機に政治家の倫理が問われ、疑惑に対して自らが語り、説明責任を果たす場として、’85年、衆参両院に政倫審が設置されたのです。政倫審委員の3分の1以上が申し立てて過半数の賛成を得るか、議員本人が自ら申し出れば開催できます。ところが、’96年まで一度も開かれたことはありませんでした。最初に開かれたのは加藤紘一議員の共和汚職事件です。総合商社「丸紅」と鉄骨加工メーカー「共和」の架空取引が摘発され、元北海道開発長官の阿部文男議員が逮捕されました。関係を指摘された加藤議員が、嫌疑を晴らしたいと手を挙げ開かれました。その後は’98年の山崎拓議員の泉井事件、’01年の額賀福志郎元防衛庁長官のKSD事件などで開催。国会の証人喚問で嘘をつけば偽証罪に問われますが、政倫審に罰則はなく、偽証罪も適用されません。出席も拒否することができ、原則非公開です。’02年、公設秘書給与流用疑惑の田中眞紀子議員は「テレビ中継しても構わない」と言い、政倫審がメディアで大変注目されました。今回、自民党の政治資金パーティを巡る裏金事件では、80名以上の自民党議員が関わっていましたが、政倫審への出席を拒否した人もいました。出席してもシラを切るばかりで、なんの追及にもならなかった印象です。ロッキード事件以降、幾度も議論をしてきたはずですが、日本には政治家が事件について説明責任を果たしたり、国民が望むような形で捜査が進むような仕組みがないことがよくわかりました。今こそ、「政党法」のような形で、政党がやるべきことは何か、政党に所属している議員はどう金を扱うべきかを明記する必要があるのではないでしょうか。政治団体に寄せられたお金は、税金ではありませんが、ほぼ全て公金と捉えていいと思います。だからこそ使う側の責任はとても重いのです。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年5月8日‐15日合併号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年05月07日国内外から絶大な支持を集める漫画家・伊藤潤二の初の大規模な個展『伊藤潤二展 誘惑』が4月27日(土)~9月1日(日)、世田谷文学館で開催される。1963年生まれの伊藤潤二は、歯科技工士として働きながら、雑誌『ハロウィン』の新人漫画賞「楳図かずお賞」に、後にデビュー作となる『富江』を初投稿し佳作を受賞。以降もホラー漫画を基軸として『首吊り気球』『死びとの恋わずらい』『うずまき』などを発表する。特に、ある小さな町で人間が“うずまき化する”異変を描いた『うずまき』では、奇想天外のアイデアやストーリー、美しい作画などでホラー漫画の枠を超えて広く話題を呼んだ。《うずまき》2010年©伊藤潤二/小学館SF小説や楳図かずおらの漫画に影響を受けながら、時にシュルレアリスティックな独自の作風は、海外でも人気が高い。2019年には『フランケンシュタイン』でアイズナー賞(正式名称:ウィル・アイズナー漫画業界賞)の「最優秀コミカライズ作品賞」を受賞。2021年には『地獄星レミナ』で「最優秀アジア作品賞」、『伊藤潤二短編集 BEST OF BEST』が「Best Writer / Artist部門」を同時受賞。その翌年には『死びとの恋わずらい』で通算4度目の受賞を果たしている。また、2023年にはアングレーム国際漫画祭で「特別栄誉賞」を受賞した。今回の展覧会では、デビュー作の『富江』をはじめ、『うずまき』『死びとの恋わずらい』『双一』などのシリーズ漫画ほか、かつて見た夢からアイデアを展開した『首吊り気球』の自筆原画に、本展のために描き下ろした新作も公開する。フィギュア原型師・藤本圭紀が手掛けた『富江』の新作フィギュアも登場する。《死びとの恋わずらい》1997年©ジェイアイ/朝日新聞出版人間の本能的な恐怖心はどこから来るのか。また、恐怖を表現しながらもその過剰さからユーモアに転じるなど、その世界観に魅了される。漫画の展覧会でも定評のある世田谷文学館にぜひ駆けつけたい。<開催概要>『伊藤潤二展誘惑』会期:2024年4月27日(土)〜2024年9月1日(日)会場:世田谷文学館 2階展示室時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)、7月16日(火)、8月13日(火)料金:一般1,000円、65歳以上・大高・65歳以上600円、中小300円※5月10日(金)は65歳以上無料、5月15日(水)は「国際博物館の日(5月18日)」を記念して無料公式サイト:
2024年04月19日Aimer(エメ)の新曲「遥か」が、2024年4月2日(火)に配信リリースされる。永野芽郁が主演を務める映画『からかい上手の高木さん』の主題歌となる。Aimerの新曲「遥か」Aimerの「遥か」は、5月31日(金)に公開される映画『からかい上手の高木さん』の主題歌として書き下ろされた新曲。あいみょんのプロデュースを担当する田中ユウスケが、Aimerの楽曲としては初めて作詞・作曲に参加、さらにagehasprings(アゲハスプリングス)の玉井健二がプロデュースを務めた、Aimerの新境地的な楽曲となる。映画『からかい上手の高木さん』主題歌に映画『からかい上手の高木さん』は、山本崇一朗による同名の人気漫画を実写化した作品。隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる中学生の男の子・西片。それがいつしかかけがえのない日常となった2人の、愛おしい時間が描かれる。作品情報Aimer 新曲「遥か」※映画『からかい上手の高木さん』主題歌リリース日:2024年4月2日(火)
2024年03月10日舞台『東京輪舞』のプレスコールが9日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われ、高木雄也(Hey! Say! JUMP)、清水くるみが出演、会見には山本卓卓氏(作)、杉原邦生氏(演出・美術)が登壇。山本氏と杉原氏が、高木と清水の魅力を語った。○■高木雄也×清水くるみの2人芝居『東京輪舞』オーストリアの劇作家アルトゥル・シュニッツラーが1900年に発行し、当時のウィーン社会にセンセーションを巻き起こした問題作『輪舞』(La Ronde)を、山本卓卓氏(作)×杉原邦生氏(演出・美術)が現在の東京版として上演。現代を生きる人間をユーモアを交えた時代感覚で切り取る注目の作家・山本氏と、ポップかつダイナミックな趣向と繊細さを兼ね備えた演出を得意とする杉原氏がタッグを組み、高木と清水という多彩な表現力を持つ2人の俳優と共に創り上げる同作は、トウキョウのリアルとエロスを交差させ、現在に迫る舞台となる。○■高木雄也、清水くるみは「なんでも言ってくれる」2人の印象を聞かれた杉原氏は「2人とも飾っていなくて」と共通点を挙げたあと、「高木くんは、本当にこのまんまなんです。シームレスに役と普段を行き来できる稀有な存在。清水さんは、思ったことを素直に伝えてくれる方。2人と作業をしていて、やりにくいところはなかった。この2人で良かったと素直に思えました。いい稽古を重ねてこれた」と、稽古期間を振り返った。今回、高木は1人で8役、清水は1人で6役に挑戦する。高木は「最初は5役だったんですよ。そんな経験がなかったので、どう変えれば言いのか分からず、声を変えたらいいのかなとか考えてたんですけど、杉原さんに『役に入り込んでいけば声も変わっていくから』と言われたので、心配せず挑みました」と話し、自身演じる1役が清水が演じる2人の役と接することもあるため「8役だけどその倍の感覚」と解説。タッグを組む清水について「くるみちゃんはなんでも言ってくれる。『そこ、いやー!』とか」と明かすと、清水は「そういうことは言わなくていいんですよ!(笑)」と思わずツッコミ。清水は1人で複数人を演じたことはあるものの、1役1役をしっかり演じ分けて見せる経験はなかったといい、「切り替えが難しい。役をやってるときに、一瞬違うキャラが出てきたり、自分が出てきちゃったり」と難しさを感じている点を語った。続けて高木の印象について「すごくフレンドリーで人見知りしないので、逆に人見知りしちゃいました(笑)。人懐っこい方なので、ずっとしゃべってらっしゃって。現場の空気感を作ってくださったので感謝しています」と述べた。○■杉原邦生氏、Hey! Say! JUMPコンサートの感想もそして山本氏と杉原氏に「2人の魅力は」と質問が飛ぶと、高木は「それ、別でやってもらっていいですか? 僕たちのいないところで」と照れ笑い。山本氏は「高木くんは、やればやるほど、自分で発見していく人。楽しみながら役作りの作業をしてらっしゃるなと、感動しました。見れば見るほど見たくなる俳優さんで、本当に魅力的だなと。清水さんは、きっと『ここにいきたい』というポイントがしっかりあって、そこに向かっていく。掘り下げていくパターンと高みに行くパターン、2人のコントラストが素敵でした」とそれぞれの役作りの姿勢の違いを語る。杉原氏は清水について「演出家にも作家にも素直にぶつかってくれる人で、そんなところがすごく信頼できる」と語ったあと、高木の印象を「こんな俳優と出会ったことないです」と述べ、高木は「なんで!?」とビックリ。杉原氏が「地元も近いから、稽古場で話していると……」と話し始めると、高木は「地元の友だちだと思ってます(笑)」と、2人の日頃の距離感を匂わせるようなコメントを続けた。杉原氏は「合間に話してるそのまんまのテンションで芝居に入っていくから、すごいなと思います。年末にHey! Say! JUMPのライブを見に行ったんです。皆かっこよくて、高木くんもかっこよく歌って踊ってるんですけど、ふとした瞬間に、ふらーっとその辺を歩いている高木くんがいて。東京ドームでこんな感じでいられるなら、PARCO劇場というサイズの箱でも絶対自然体でいてくれる」と話したあと、再び「こんな俳優はいない」と繰り返した。高木は「ありがとうございます。……ありがとうなのかな?(笑)」と首を傾げつつ、「うれしいです。自然体にさせてくれたのは2人なので」と山本氏と杉原氏に感謝を述べた。東京公演は、3月10日~28日に渋谷・PARCO劇場で、福岡公演は、4月5日~6日に久留米シティプラザ ザ・グランドホールで、大阪公演は4月12日~15日に森ノ宮ピロティホールで、広島公演は、4月19日に広島上野学園ホールで行われる。
2024年03月10日舞台『東京輪舞』のプレスコールが9日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われ、高木雄也(Hey! Say! JUMP)、清水くるみが3つのシーンを演じた。会見には山本卓卓氏(作)、杉原邦生氏(演出・美術)も登壇し、初日への思いを語った。(本記事には、一部本編の写真・内容が含まれます)○■高木雄也×清水くるみの2人芝居『東京輪舞』オーストリアの劇作家アルトゥル・シュニッツラーが1900年に発行し、当時のウィーン社会にセンセーションを巻き起こした問題作『輪舞』(La Ronde)を、山本卓卓氏(作)×杉原邦生氏(演出・美術)が現在の東京版として上演。現代を生きる人間をユーモアを交えた時代感覚で切り取る注目の作家・山本氏と、ポップかつダイナミックな趣向と繊細さを兼ね備えた演出を得意とする杉原氏がタッグを組み、高木と清水という多彩な表現力を持つ2人の俳優と共に“10の情事”創り上げる同作は、トウキョウのリアルとエロスを交差させ、現在に迫る舞台となる。○■フォトコールでは3つのシーンを上演高木が1人で8役、清水が1人で6役に挑む今作。フォトコールでは「十代と配達員」、「配達員と家事代行」、「家事代行と息子」という3つのストーリーが演じられ、高木は“配達員”と“息子”、清水は“十代”と“家事代行”のそれぞれ2役を演じた。情事の前後が描かれるなかで、相手を口説くシーンや、キスシーン、下着姿でベッドで会話するシーンなど、刺激的な場面も登場。3つ目のシーンは、情事の後に“息子”が何やら慌てる様子を見せる中で幕が閉じ、高木は「ありがとうございました。すごいところで終わりました(笑)」と記者陣に感謝を述べつつ、笑いを誘った。○■高木雄也「早く皆さんに見ていただきたい」初日を迎えるにあたって高木は「キャスト、スタッフ一丸となってここまで作り上げてきたので、ようやくお披露目できるという気持ちと、早かったなというドキドキとワクワク、50:50なのですが、自分ができることは100%やってきたので、早く皆さんに見ていただきたい」と目を輝かせる。清水は「1カ月強、稽古をしてきたんですけど、本当にあっという間で、もう初日なんだっていう気持ちです。ワクワクするセットですごく見応えがあるんじゃないかなって思いますし、2人で8役(高木)、6役(清水)をやらせていただいて、きっと面白いものになっていると思うので、精一杯やらせていただきます」と意気込んだ。台本を手掛けた山本氏が「皆の力が合わさって、演劇史に残る“問題作”になってるんじゃないかなって。サイコー!」とテンション高く叫ぶと、高木は「こんな姿見たことないから新鮮です」とニッコリ。杉原氏は「2人の魅力を十二分に堪能していただける作品。挑戦的な作品なので、どう受け止めてもらえるのかも含めて、開幕が楽しみです」とコメントした。○■清水くるみ、セットの魅力語る「“東京の孤独”が表現されている」いろいろなタイプの「東京」の文字が並ぶ個性的なセットを杉原氏は「“東京ルーム”というか、“東京シアター”というか」と名付け、「ここは東京だと言いまくるということで、舞台上を東京にしようと。社会にあふれる文字の情報を表現できたらいいなと思って、タイポグラフィを使いました。大道具が輪舞のように動き踊りながら、構成していく劇空間になっていれば」と解説。清水は「お金がかかってますよね」とセットを眺めたあと「この作品は、お芝居が終わって暗転すると、孤独を感じて寂しくなるんです。それがまさに東京だなって。人もたくさんいて、たくさんの関わりを持つけど、良くも悪くも孤独。それを感じられる本当に素敵なセットだなって」と自身の解釈も織り交ぜて感想を。すると高木は真面目な顔で「信じてもらえないと思うんですけど、全く同じです」と告げ、清水に「『先に言って』って言ったのそういうこと!?(笑)」とツッコまれる羽目に。○■高木雄也「今の自分の気持ちを大切に見て」高木は「文字がバーッと並んでる様子が、東京に人がたくさんいるという表現になっていると感じました。セットが別のものになったり、シーンが変わったり、でも同じトーンでキレイにまとまってる……」と言ったあと、「上から目線になってないですか?」と不安げに杉原氏のリアクションを確認。記者に「演じやすいセットですか?」と聞かれると、「もちろんです!(笑)」とニッコリ。「僕の役も変わっていくので、セットが動くことで違う人物として出ていきやすいです」と話した。また、杉原氏はセット転換について「通常は動作的になってしまうのですが、今回は敢えて8人のステージパフォーマーに動かしていただいています」と見どころをアピールした。会見の最後に高木は「年齢や過ごしてきた環境、今の気持ちによって、見え方が変わってくるかもしれない作品。今、等身大の自分が見たときにどう感じるのかを大切に見てほしいなと思います。地方も遊びに来てください」とメッセージ。山本氏は「僕も今、全く同じことを言おうとしました」と高木のボケを真似して笑いを誘った。隣の登壇者と笑い合ったり、捌ける際には高木が目の前の清水の両肩に手を置き、汽車のようなポーズで帰ろうとしたりと、一同の仲の良さが伝わってきた会見。高木は記者陣に「たくさん書いてください!」と笑顔でアピールし、ステージを後にした。東京公演は、3月10日~28日に渋谷・PARCO劇場で、福岡公演は、4月5日~6日に久留米シティプラザ ザ・グランドホールで、大阪公演は4月12日~15日に森ノ宮ピロティホールで、広島公演は、4月19日に広島上野学園ホールで行われる。
2024年03月10日永野芽郁と高橋文哉の初共演で、シリーズ累計発行部数1,200万部を超えるベストセラー漫画を実写映画化する『からかい上手の高木さん』。この度、本作とTBSドラマストリームで放送されるドラマ版の主題歌がAimerが書き下ろした「遥か」に決定。同楽曲に乗せた最新予告映像、ポスタービジュアルとともに、「いちばん好きな花」の白鳥玉季と、『カラオケ行こ!』の齋藤潤の出演が発表された。『愛がなんだ』『街の上で』『ちひろさん』『アンダーカレント』など数々の作品を手掛け、新世代の恋愛映画の名手とされる今泉力哉監督が、10年ぶりに再会し再び動き出す高木さん(永野さん)と西片(高橋さん)の愛おしい時間を、圧倒的な映像美で紡ぎ出す。本作の主題歌を手掛けたのは、2011年にシングル「六等星の夜」でメジャーデビュー後、2016年には各種配信チャートで1位を獲得、2022年にはテレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編オープニングテーマ・エンディングテーマ「残響散歌/朝が来る」をリリースし、Billboard JAPAN“JAPAN HOT 100”にてBillboard JAPAN史上最高記録となる7週連続の1位を記録、同年末には「第64回輝く!日本レコード大賞」にて特別賞を受賞し、「第73回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たすなど、数々のヒットソングを生み出し続けるAimer。Aimer今回のオファーを受け「『からかい上手の高木さん』という素敵な作品の映像化に際し、主題歌として関われること、心から光栄に思っています」とコメント。「『高木さん』と『西片』二人のその尊い関係の象徴になるような楽曲を目指して『遥か』という曲を制作しました。わたしにとっても新しい空気感を纏った曲です。作品を愛するみなさんに、そして今回の映像化で初めてこの作品に触れるみなさんにも、少しでも気に入っていただけたらとても幸せです」と楽曲に込めた想いを明かした。また、楽曲を聞いた永野さんは「今作のために書き下ろしてくださったと聞き、拝聴できる日をとても心待ちにしていました。『遥か』が流れ出した瞬間に高木さんと西片の物語が、流れてきた時間が、ふわっと包まれ、優しくもどこか力強く背中を押してくれるような感覚になりました。そして私自身が小豆島で撮影をしていたことを鮮明に思い出しました。景色や空気を感じられるこの曲と共に、映画館で皆様に観ていただける日が楽しみです」と期待を込めてコメント。高橋さんは「高木さんと西片の世界に引き込まれ、気づいたら映画が終わっているような素敵な力を持つ楽曲だなと思いました。メロディーも現場での2人にしか出せない空気感を体現してくださっている気がして、歌詞も西片を演じている時に聴きたかった!と思うほど、言葉に表していなかった2人の感情がたくさん隠れていると思います。こんな素敵な楽曲と共に皆さまに作品をお届けできることがとても幸せです。ぜひ映画館でこの素敵な空気感にたくさん引き込まれていただければと思います!」と、感激のコメントを寄せた。主題歌「遥か」なお、本楽曲「遥か」は、今春よりTBSドラマストリームで放送(Netflixで世界配信)される実写ドラマ「からかい上手の高木さん」の主題歌としても起用。ドラマ&映画「からかい上手の高木さん」の世界観を繋ぐ、書き下ろし楽曲となっている。そして主題歌「遥か」を使用した、切ないくらい純粋なふたりの想いが溢れ出す最新予告映像と、ポスタービジュアルが解禁。離れ離れになってしまっていた高木さんと西片が、慣れ親しんだ学校の教室で10年ぶりに再会を果たすシーンから始まる本映像。小豆島の美しいロケーションを背景に、Aimerの楽曲がさらに切なく、純粋な2人の物語を抒情的に描き出す。ラストカットの高木さんと西片、2人の笑顔にも要注目。また、本ポスタービジュアルでは、小豆島の海を背景に10年の経過を感じさせない親密な距離感でこちらを見つめる笑顔の2人をとらえている。高橋文哉演じる西片の生徒役に白鳥玉季&齋藤潤の出演が決定さらに、映画『流浪の月』や『極主夫道 ザ・シネマ』『mellow』など、重厚感のある難しい役柄からコメディ作品まで幅広い作品で圧倒的な存在感を放ち、Netflixシリーズ「御手洗家、炎上する」では本作の主演を務める永野さんの若年期を演じた白鳥玉季と、2023年下半期、ドラマ「猫カレ-少年を飼う」や「仮想儀礼」、そして話題の作品『カラオケ行こ!』ではオーディションを経て大役を掴むなど、話題作への出演が相次ぐ新鋭・齋藤潤が、高橋さん演じる西片が担任を務めるクラスの生徒役として出演。2人からのコメントも到着している。白鳥玉季/大関みき役コメントまず、今泉監督と再びご一緒できることが嬉しかったです。小豆島の綺麗な景色や自然の空気を感じながら、大関さんが町田くんに抱いた感情を考えて撮影に挑みました。クラスメイトと過ごした時間もすごく思い出深いです。初めて脚本を読んだ時に感じた「ドキドキ」を、皆さんにも感じて欲しいと思います。楽しみにしていてください!齋藤潤/町田涼役コメント永野芽郁さんや高橋文哉さんとの共演を願っていたので、出演が決まった時は飛び跳ねてしまうく らい嬉しかったです。町田は本作のオリジナルキャラクターなので、不安もありましたが、台本を読み込んで役作りに取り組みました。高木さんと西片先生の関係性はもちろん、その中で生きる大関、町田も見守っていただければ幸いです!『からかい上手の高木さん』は5月31日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:からかい上手の高木さん 2022年6月10日より全国にて公開©2022 山本崇一朗・小学館/劇場版からかい上手の高木さん製作委員会
2024年03月07日Aimerの新曲「遥か」が、5月31日(金) に公開される映画『からかい上手の高木さん』の主題歌に決定した。本作は、隣の席になった女の子・高木さんと、彼女に何かとからかわれる男の子・西片の日常を描いた山本崇一朗による同名コミックを原作とした実写映画。物語は中学時代の10年後が舞台で、母校の教育実習生として島へ帰ってきた高木さんを永野芽郁、母校で体育教師として奮闘する西片を高橋文哉が演じる。主題歌「遥か」は本作のために書き下ろされた楽曲。今回のオファーを受け、Aimerは「『からかい上手の高木さん』という素敵な作品の映像化に際し、主題歌として関われること、心から光栄に思っています」とコメントし、「“高木さん”と“西片”ふたりのその尊い関係の象徴になるような楽曲を目指して『遥か』という曲を制作しました。わたしにとっても新しい空気感を纏った曲です。作品を愛するみなさんに、そして今回の映像化で初めてこの作品に触れるみなさんにも、少しでも気に入っていただけたらとても幸せです」と楽曲に込めた想いを語った。また、楽曲を聞いた永野は「今作のために書き下ろしてくださったと聞き、拝聴できる日をとても心待ちにしていました。『遥か』が流れ出した瞬間に高木さんと西片の物語が、流れてきた時間が。ふわっと包まれ、優しくもどこか力強く背中を押してくれるような感覚になりました。そして私自身が小豆島で撮影をしていたことを鮮明に思い出しました。景色や空気を感じられるこの曲と共に、映画館で皆様に観ていただける日が楽しみです」とコメント。高橋は「主題歌を初めて試写で聴いた時、高木さんと西片の世界に引き込まれ、気づいたら映画が終わっているような素敵な力を持つ楽曲だなと思いました。メロディーも現場でのふたりにしか出せない空気感を体現してくださっている気がして、歌詞も西片を演じている時に聴きたかった!と思うほど、言葉に表していなかったふたりの感情がたくさん隠れていると思います。こんな素敵な楽曲とともに皆さまに作品をお届けできることがとても幸せです。ぜひ映画館でこの素敵な空気感にたくさん引き込まれていただければと思います!」と語った。なお「遥か」は、今春よりTBSドラマストリームで放送開始となる実写ドラマ版の主題歌としても起用される。さらに、主題歌を使用した最新予告映像が公開された。離れ離れになってしまっていた高木さんと西片が、慣れ親しんだ学校の教室で10年ぶりに再会を果たすシーンから始まり、撮影地・小豆島の美しいロケーションを背景に、Aimerの楽曲がさらに切なく、純粋なふたりの初恋(からかい)の物語を抒情的に描き出している。また西片が担任を務めるクラスの生徒役として、クラスメイトの町田に片思いをしている大関みき役で白鳥玉季、とあることから学校を休んでいるが、教育実習生の高木さんと出会い変わっていく町田涼役で齋藤潤の出演が決定した。■白鳥玉季 コメントまず、今泉監督と再びご一緒できることが嬉しかったです。小豆島の綺麗な景色や自然の空気を感じながら、大関さんが町田くんに抱いた感情を考えて撮影に挑みました。クラスメイトと過ごした時間もすごく思い出深いです。初めて脚本を読んだ時に感じた「ドキドキ」を、皆さんにも感じて欲しいと思います。楽しみにしていてください!■齋藤潤 コメント永野芽郁さんや高橋文哉さんとの共演を願っていたので、出演が決まった時は飛び跳ねてしまうくらい嬉しかったです。町田は本作のオリジナルキャラクターなので、不安もありましたが、台本を読み込んで役作りに取り組みました。高木さんと西片先生の関係性はもちろん、その中で生きる大関、町田も見守っていただければ幸いです!『からかい上手の高木さん』最新予告映像<作品情報>映画『からかい上手の高木さん』5月31日(金) 公開公式サイト:映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館
2024年03月07日