KDDIは、下り最大1Gbpsの光回線サービス「auひかり ホーム」の新料金プランとして「ずっとギガ得プラン」を3月1日より提供する。3年間の継続利用を条件に、通算契約期間に応じて段階的に月額利用料が割り引かれる仕組み。同プランはauスマートフォンと固定通信のセットで割引きが適用される「auスマートバリュー」の対象となる。「ずっとギガ得プラン」は、プロバイダとして「au one net」を利用した場合に、ネットの月額利用料が1年目は5,100円、2年目は5,000円、3年目以降は4,900円と段階的に安くなる料金プラン。既存のauひかり利用者も、同プランに変更することで、契約期間に応じた割引きが受けられる。すでに3年以上、auひかりを継続利用している場合は、同プランに変更することで、変更月から月額4,900円で利用できる。この結果、3年目以降は、従来の「ギガ得プラン」よりも、月額300円安く利用可能となる。また、新規で「auひかり ホーム」を契約し、同プランへの加入者を対象に、開通月から最大12カ月間、月額400円を割り引く「ずっとギガ得プラン」デビュー割も実施する。これにより、新規利用者の場合、1年間、月額4,700円で「auひかり ホーム」が利用できる。なお、「ずっとギガ得プラン」を利用の場合、3年単位での自動更新となる。途中解約の場合は契約解除料として、15,000円かかる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月12日3組に1組の夫婦が離婚し、生涯未婚率は上昇の一途をたどる昨今--このほど比嘉愛未と満島真之介を迎え、そんな現代の夫婦の“結婚”と“離婚”を考える大人のドラマ「恋愛時代」が、今春より読売テレビ・日本テレビ系にて放送されることが決定した。「青い鳥」(’97)や「眠れる森」(’98)などで知られる脚本家で小説家の野沢尚の同名小説を映像化する本作。比嘉さんと満島さんは初共演となるが、そんな2人が演じるのは、離婚した相手のために結婚相手を紹介することになった、ちょっとおかしな元夫婦の衛藤はると早勢理一郎。運命的な出会いを経て結婚したものの、ある悲しい出来事をきっかけに、離婚という道を選ぶ…結婚期間は1年半、離婚して2年だ。別れてからも結婚記念日は2人でディナーやカラオケを楽しみ、「別れても好きな人」をデュエットするこのちょっと変わった元夫婦はささいな口論がきっかけで、「お前の結婚相手を見つけてやる!」「とっとと幸せになれ!」と宣言し合うことに。御曹司にシングルマザー、妻と別居中の大学准教授、再会した初恋の相手…「この人ならアイツを幸せにしてくれるはず!」とお互いの恋を横目に見ながら、それぞれ再婚へと突き進むのだが…。比嘉さんが演じるのは、スポーツジムに勤務しヨガと水泳を教える体育会系女子・はる。一方、満島さん扮するは本屋勤務で文学を愛する男・理一郎。どんな生き物も自分に足りない部分を持った相手を愛するが、男と女、体育会系と文化系…性質の違うモノ同士が一つ屋根の下で暮らし続ければ、齟齬が生まれるのは必然とも言える。恋愛のように甘酸っぱく、切な楽しいだけでは終われない“結婚”という関係。本作への出演について2人からはコメントが寄せられている。■比嘉愛未「今は幸せな気持ちでいっぱいです。今までにチャレンジした事がない恋愛物ということもあり、楽しみで仕方ありません。この作品に全身全霊でぶつかっていきますので、私の奮闘を是非たくさんの方に見守って頂けたら嬉しいです」■満島真之介「野沢尚さん原作、まさか私が『恋愛時代』。だからこそ、張り切って男を磨こうと決めました。スタッフ、キャスト力を合わせて直球勝負、挑みます」ドラマ「恋愛時代」は4月2日(木)スタート/毎週木曜日23:59~読売テレビ・日本テレビ系全国ネットにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月04日NTTぷららは1月28日より、4K画質のビデオオンデマンド(VOD)サービス「ひかりTV 4K」に対応したチューナーの提供を開始した。これにより、ひかりTV 4Kに対応していない4Kテレビでも、ひかりTV 4KのVODサービスを利用できるようになる。チューナーの機種名は「ST-400」。提供方法はレンタルのみで、初期費用は1,080円、レンタル料金が1,944円/月(以下すべて税込)となっている。ひかりTV 4Kを視聴するには、NTT東日本・NTT西日本の光回線「フレッツ 光ネクスト」「Bフレッツ」、またはNTT西日本の「フレッツ・光プレミアム」に加入が必要だ。ひかりTVの契約は、「お値打ちプラン(3,780円/月)」「テレビおすすめプラン(2,700円/月)」「ビデオざんまいプラン(2,700円/月)」「基本放送プラン(1,080円/月)」の4種類が用意されている。ST-400は、ひかりTV 4KのVODサービスに加えて、HD画質の「ひかりTV」にも対応。視聴用のチューナー1基と、USB HDDへの録画用チューナー2基を搭載している。なお、録画が可能なのは、ひかりTVの「テレビサービス」で提供される番組のみで、ひかりTV 4Kを含んだ「ビデオサービス(VOD)」の番組を録画することはできない。
2015年01月29日○高速大容量のキャッシュサーバーとしてOSSベースのNginxを活用株式会社NTTぷららが提供する「ひかりTV」は、2014年内にも300万会員を突破する勢いの成長著しいサービスだ。テレビ放送、ビデオ(VOD)、ゲーム、ミュージック、ショッピング、ブック、カラオケ、アプリなどを包括したエンターテインメントのマルチサービスに発展。また、2014年10月より商用サービスとしては世界初となる、秒間60フレーム(60p)の高品質4K映像のVODサービスを開始した。進化を続けているこのサービスを支えているのが、商用版NGINX Plusである。OSS(オープンソース・ソフトウェア)ベースのWebサーバー、キャッシュサーバーとして運用してきたNginxの経験と実績も活かしつつ、ロードバランサーとしての活用によるサービス基盤の高度化を目指す。○高速大容量のキャッシュサーバーとしてOSSベースのNginxを活用インターネット黎明期の1996年より、個人向け・法人向けのISPサービス「plala(ぷらら)」を提供してきたNTTぷらら。現在、そのビジネスはIP電話の「ぷららフォン for フレッツ」や映像配信サービスの「ひかりTV」へと多角化している。中でもひかりTVは著しい成長を遂げており、テレビ放送(全98チャンネル)やビデオ(約3万本)の配信のみならず、ゲームやミュージック、ショッピング、ブック、カラオケ、アプリなどを包括した、エンターテインメントのマルチサービスに発展。会員数は約293万人(2014年11月末現在)へと拡大している。このNTTぷららの事業をITインフラの側面から支えてきたのが、OSSベースのWebサーバー「Nginx」である。同社 技術本部 ネットワーク管理部 プラットフォーム担当のチーフエンジニアである嶋寺克彰氏は、次のように語る。「2008年にひかりTVのサービスを開始した当初、100万人程度の会員を収容できることを想定し、インフラを設計していました。ところが2010年度に早くも100万会員を超え、2012年度には200万会員を突破。もはやサーバーのスケールアウト増設による対応は限界に近づいていました。この課題解決のため、フラッシュストレージとの組み合わせで高速大容量のキャッシュサーバーとしても活用できるNginxを採用しました」○高価なロードバランサー専用装置をNGINX Plusで代替できるNginxは期待どおりの性能を発揮した。同社 技術本部 ネットワーク管理部 プラットフォーム担当のチーフエンジニアである大橋峰延氏は、このように評価する。「ひかりTVのバックエンドでは、HTTPベースで会員向けサービスを提供しているのですが、この処理が非常に複雑なのです。たとえば、会員ごとのメニュー画面を表示するためには、それぞれの契約内容やセットトップボックスの種別に応じて、コンテンツストレージから番組情報や画像を取得する必要があり、多岐にわたるパラメーターを付加した検索処理を実行しなければなりません。そこでPOSTリクエストをNginxでキャッシュしているわけですが、会員数が300万人に迫りつつある現在も、ストレスを感じさせない快適なレスポンスを確保できています」こうした実績を重ねる中でNTTぷららが新たに直面したのが、システムライフサイクルにおけるロードバランサーの更新に関する問題である。「当社はこれまで専用アプライアンス型のロードバランサーを利用してきたのですが、この装置のリプレースには数百万円規模の投資が必要とされました」と嶋寺氏は語る。まさにその時、サイオスが国内販売を開始したのが、商用版Nginxの「NGINX Plus」だった。以前からNGINX Plusの動向を注目していたという大橋氏は、すぐにサイオスとコンタクトを取り、その評価版を入手。アプリケーションのヘルスチェック機能やオンザフライのコンフィグレーション機能などの検証を実施した。「その結果として、近年における汎用サーバーの飛躍的な性能向上も踏まえ、アプリケーションに求められる機能的な要件が合えば、高価なロードバランサー専用装置をNGINX Plusで十分に代替できると判断しました」と語る。なお、ネットワーク機器であるロードバランサーについては、サーバー製品よりも一段高いレベルのSLAが求められるが、「商用版であるNGINX Plusであれば、万一の事態でもサイオスのサポートを受けられる安心感がありました」と嶋寺氏は語る。○今後もますます進化していくひかりTVのサービスを支え続ける2014年8月にNTTぷららに導入されたNGINX Plusは、ネットワーク配下の複数の物理サーバーをGUI上でコントロールできる独自開発ツールと組み合わせて運用を開始。動画配信をはじめとする、ひかりTVのさまざまなサービスを支えている。「NGINX Plusは大きなトラブルを起こすことなく、安定稼働を続けています。従来のロードバランサー専用装置に比べると、今回のリプレースに投じた費用は大幅に削減でき、非常に高いROI(投資対効果)を発揮しています」と嶋寺氏は評価する。そして2014年10月、ひかりTVは従来のハイビジョン映像の4倍の画素数(3,840×2,160画素)を持つ4K映像によるVODサービスを国内で初めて開始した。秒間60フレーム(60p)の高品質4K映像を配信する商用サービスとしては世界初の取り組みだ。こうして今後も進化していくひかりTVのサービスを、NGINXPlusが支えていくことになる。そうした中で大橋氏は、「PaceMakerとの連携やコンフィグ同期などの冗長化機能の強化、ロードバランサーとしての運用機能の充実、REST APIへの対応など、さらなるエンハンスを待ち望んでいます」と、NGINX Plusならびにサイオスに対する期待を寄せる。一方でNTTぷららとしても、今回の成果を含めたNginxならびにNGINX Plusの活用ノウハウやベストプラクティスを、最近活動を開始した「Nginxユーザー会」などのコミュニティに向けて積極的に公開していく考えだ。ユーザー企業同士の情報共有や協力を通じて、共に成長していくことを目指すという。
2015年01月19日「AKB48」の大和田南那、川栄李奈、高橋朱里が12月21日(日)、主演ドラマ「セーラーゾンビ」のブルーレイ&DVD発売記念イベントに出席。想いでのシーンや撮影の日々をふり返ると共に、劇中でも3人で歌っている「最初の愛の物語」のパフォーマンスを生で披露した。犬童一心監督が企画を務め、テレビ東京系で深夜ドラマとして放送された本作。世界が崩壊し、人々がゾンビ化した世界で生き残った女子高生たちのドラマが展開する。3月に撮影が行われたが、大和田さんは早くも「懐かしい!」と語り、高橋さんも「なーにゃ(=大和田さん)はまだ幼かったよね(笑)」と同調。ちなみに犬童監督からは「一番、印象が変わったのは高橋さん。初めて会った時はクールに見えるし、(対応も)ひんやりしてるけど、それから血の通った人間として見えるようになった(笑)」という高橋=ゾンビ?発言も飛び出し会場は大いに沸く。大和田さんに関しては、川栄さんから「なーにゃは最初、セリフを覚えてこなかった(笑)」、高橋さんからは「終わりの時間ばかり気にして、時計を見て『もう終わる(予定の)時間だけど終わってないです』とか言ってた」といった主演女優としてあるまじき(?)現場でのふるまいに関する告発も飛び出す。大和田さんは苦笑交じりに「成長しました!」とまさかの自画自賛で会場は笑いに包まれた。大和田さんはお気に入りのシーンとして、自身が演じるマイコが第1話で転校してきて、クラスメイトの前で自己紹介し、アイドルになりたいと宣言して歌って踊るシーンを挙げる。「ホントに緊張してて、アカペラで歌わなくちゃいけないし…(苦笑)。無言の中で歌って踊るんですけど、川栄さんの冷たい視線が本当に怖くて…」とふり返る。川栄さんは役の上ではマイコを冷たく睨まなくてはならなかったが、内心は大和田さんが心配だったようで「震えてて、顔色も悪くてどうしようかと思った!」と語った。この日、3人は事前に集められたファンの質問にも答えたが、憧れや目標としている女優について尋ねられると、大和田さんは「初めて観た映画に出ていたのが吉高由里子さんで、自然な演技に見入ってしまって憧れてます」と明かす。川栄さんは「満島ひかりさんと共演させていただいたことがあり、迫力がある演技も感動的な演技も面白い演技もできる本当にすごい方でした」と憧れを口にした。高橋さんは元々女優が大好きとのことで「榮倉奈々さん、宮崎あおいさん、川口春奈さん、沢尻エリカさん、みなさん好きです!」と語った。ゾンビのシーンに関する質問では、高橋さんは人間を食べる設定で魚肉ソーセージを食べたそうだが「普段、魚肉ソーセージは好きなんですが、血のりがついてて気持ち悪くなって戻す寸前でした…。しかも(放送では)カットされてた…」と述懐。また、もしも本当にゾンビの世界になったら?という問いには川栄さんが「ゾンビと戦って勝つ自信があります!」と堂々と語り、会場は再び笑いに包まれた。ドラマ「セーラーゾンビ」ブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)
2014年12月22日大泉洋が主演し、戸田恵梨香、満島ひかりがヒロインを務める映画『駆込み女と駆出し男』のティザーポスターとチラシが初公開された。本作は、井上ひさしの時代小説『東慶寺花だより』を原案に、江戸時代の離婚事情を描く人情エンタテインメント作品だ。その他の写真映画は、江戸時代の駆込寺である東慶寺を舞台に、離縁を願う女たちの手助けをする医者見習いでありながら駆出しの戯作者でもある男(大泉)と、さまざまな事情を抱えて寺に駆込んでくる女たちの織り成す人間模様を描く時代劇。『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田眞人監督が手がけ、大泉のほか、樹木希林、堤真一、山崎努ら豪華キャストが出演する。このほど公開されたポスターは、戸田演じるじょごと、満島演じるお吟が切羽詰まった様子で、東慶寺に“駆込み”しようとしている姿を捉えたもので、そんなふたりに驚いている信次郎(大泉)の姿も描かれている。また、チラシの裏には、現代の2倍あったといわれる江戸時代の離婚についてのトリビアが劇中写真とともに紹介されている。『駆込み女と駆出し男』2015年5月16日(土) 全国ロードショー
2014年12月17日数々のシェイクスピア作品を手掛けてきた蜷川幸雄。彼が2015年、80歳を迎える歳に、実に8度目となる『ハムレット』に挑戦する。主演は藤原竜也。2003年、日本演劇史上最年少である21歳でタイトルロール(主人公の名がタイトルになっている作品での主役)を演じて以来、実に12年ぶりに同じ役に挑むこととなる藤原に思いを聞いた。「ハムレット」チケット情報「『ハムレット』を演じたいというのは、実は僕から直接蜷川さんにお願いしたんです」という藤原。そのきっかけはさいたまネクスト・シアターの「2012年・蒼白の少年少女たちによる『ハムレット』」を観劇したことだった。蜷川自ら率いる、若手演劇集団の公演だ。決して有名な役者たちが出ているわけではない。しかしその舞台に彼は感銘を受けた。「観ている間、自分の思いが瞬間的にその場から離れて浮かぶような、時空を超えたような感覚になったんです。キャストの若く疾走感あふれる演技もよかったし、唯一の年輩者であるこまどり姉妹さんも素敵でしたし、何よりも演出がすばらしかった」。その勢いのまま、蜷川に「『ハムレット』をやりたい」と願い出たという。「今思えば、なんて大変なことを言ってしまったんだろうという後悔にも近い思いはあります(笑)。けれど、蜷川さんが命を削るようにして作る舞台に自分もあげてもらいたいと思った」藤原といえば、デビュー作である舞台『身毒丸』で蜷川演出を受けて以来、コンスタントに蜷川作品への出演を続けてきた。観客からすれば、蜷川と藤原はすでにツーカーの仲に思えるかもしれない。しかし今年参加した、やはりシェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』で、これまでにないほど絞られたのだという。「蜷川さんに、『生まれ変わった藤原竜也を見せてくれ』と言われたんです。僕はこれまで、自分の感情が動くままに感覚的に演じてきた。それだけでは済まない場所に差し掛かったんだとわかりました」。動きや表情はもちろん、セリフひとつひとつのイントネーション、強弱に至るまで、毎日のように飛ぶ指摘。共演の吉田鋼太郎にお願いをして、自主稽古もつけてもらったという。「デビューしてから、こんなに大変だったことはない。けれどこの経験が、次に『ハムレット』を演じる時に生きてくると思う」と笑う。「感性豊かな満島ひかりさんと共演できるのも大きな楽しみ。キャストもスタッフも場所も整った。あとはもう、全力でやるだけです」公演は、1月22日(木)から2月15日(日)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、2月20日(金)から3月1日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。大阪は2月25日(水)18:00に追加公演が決定しており、チケットぴあでは、プレイガイド独占先行受付を実施。プレリザーブ(先行抽選)が12月15日(月)11:00より受付開始される。一般発売は12月20日(土)より開始。取材・文:釣木文恵
2014年12月15日●ラインナップ続々 - NTTぷららの4K映像配信サービス「ひかりTV 4K」シャープの4K対応テレビ「AQUOS(アクオス)」が、10月27日から「ひかりTV 4K」のVOD(ビデオ・オンデマンド)サービスに対応し、国内初の商用4K映像配信サービスがスタートしている。12月3日にシャープは、ひかりTV 4Kをアピールする説明会を開催。4K映像のVODサービスの詳細を紹介した。NTTぷららが提供するひかりTV 4Kは、NTT東西のフレッツ回線を利用した映像サービスで、会員数は293万人に達し、年度内に300万人を目指している。サービスの1つとしてビデオ・オン・デマンドサービスがあり、3万タイトル以上の映像を配信しているが、10月27日から国内初の商用サービスとして4K映像サービスを提供。映画やドラマ、ドキュメンタリーなど120タイトルを提供し、2014年度内に200タイトル以上に拡充する。映像はH.265/HEVC・60pのエンコードされ、ビットレートは25Mbps。フレッツ光の閉域網で配信するため、インターネット経由の配信に比べて安定した映像配信が可能になっており、ISPに縛られずに受信できる。今回、4K映像配信にあたっては、まず4Kの普及を目指し、特別な追加料金不要で視聴できるようにしており、既存のプラン利用者は、そのまま4KのVODを利用できる。国内では、総務省を初め、放送・通信・メーカーといった業界が4K/8Kの推進をしており、テレビ自体はプレミアムモデルを中心に4K対応モデルが増えてきた。4K放送はまだ開始されていないが、ぷららでは4Kが「光ブロードバンドの優位性をいかせるキラーサービス」と見ており、いち早くVODとしてサービスの提供を開始した。●ひかりTV 4Kはどんな機器を揃えれば見られる?今回、シャープの4K対応AQUOSは、フラッグシップの「UD20」シリーズの70/60V型、52V型、10月発売の「US20」シリーズ(60/52V型)、9月発売の「U20」シリーズ(50V/40V型)の7機種が、ソフトウェアアップデートによってひかりTV 4Kに対応。初めての対応機種として4K映像の配信を受信できるようになった。基本的にはHEVCデコーダーを内蔵したひかりTV対応テレビであれば利用でき、2015年前半から春以降に、ソニーのBRAVIA、東芝のREGZA、パナソニックのVIERA、LGの各社テレビ22機種以上が対応していく。また、12月下旬にはぷららからひかりTV 4K対応STBをレンタル提供する予定だ。4K映像は、新しいHEVCコーデックを採用したことで実用的な容量で高画質配信が可能になっており、ひかりTV 4Kでも100MbpsのBフレッツなどでも視聴可能になった。水しぶきなどのブロックノイズが出やすい細かい被写体も高画質で表示でき、従来のフルHD映像に比べて解像度以上の高画質を実現した。ぷららでは、自社内に4K映像の制作舞台も抱えてコンテンツの拡充を図っていくとともに、順次コンテンツを追加していく。今後は映像品質を極力維持しつつ、ビットレートを10Mbps台後半まで下げて容量を削減していき、2番組同時録画もできるような環境を目指していく。シャープでは、いち早く4KのVODサービスに対応することで、4K映像の高画質をアピール。テレビCMや交通広告なども積極的に展開して、4K環境の訴求を図っていきたい考えだ。
2014年12月04日季節はいよいよ秋から冬へと移り変わろうとしています。明日、11月22日(土)~12月21日(日)は、 射手座生まれの方々の誕生日です。おめでとうございます!(※星座は生まれ時間によってズレることがあります。)さっぱりしたタイプの射手座男性は、あちこちに恋のワナを仕掛けるのが得意。ただし、興味を失えばさっさと次のターゲットに行ってしまう可能性も。いつまでも、彼を惹きつけておくには、どうしたらいいの?そのテクニックをご紹介します♪≪射手座の基本傾向は?≫・冒険心が人一倍強い。・様々な分野の知識に長けている。≪射手座の恋愛傾向は?≫・熱しやすく、冷めやすい。・追いかけられるより、自分から追いかけていたい。・自由な恋愛観を持つ。・束縛してくる女性は苦手。ここで著名人を例に、射手座男性の恋愛傾向について、もう少し掘り下げていこうと思います!◆プレイボーイも結婚後は落ち着いた!?恋愛傾向でも触れたように、射手座男性は恋に冒険を求めるタイプ。芸能界屈指のモテ男と言われたロンドンブーツ1号2号の田村淳さんは、独身時代は、有名女優のHさん、Yさん、Nさん、歌手のAさんなど、女性関係の噂が絶えませんでしたね。しかし、昨年、結婚してからは特に浮ついた話もなく、すっかり落ち着いた様子。癒し系の奥さんに尽くされ、満ち足りた日々を過ごしているのでしょうか?梨園のプレイボーイ・市川海老蔵さんも以前はお騒がせ有名人の一人でしたが、お子さんが生まれてからは良きパパに。射手座男性はこのように、結婚前は遊んでいても、最後はしっかりと落ち着く傾向があると言えます。ただし、結婚生活に不満を感じると、また浮気心が芽生える可能性もあるでしょう。◆一緒に仕事をすると恋が始まりやすい?同じく、射手座生まれの俳優・妻夫木聡さんも恋の噂が多い方ですよね。これまで女優のSさんやYさんと熱愛報道され、現在はマイコさんと真剣交際中と言われています。彼の出会いのパターンは、ほぼ、ドラマや映画での共演によるもののようですが、これも射手座男性の特徴の一つ。仕事や遊びのグループで共に過ごしているうちに、特定の異性に惹かれたらアプローチを仕掛けていきます。やはり射手座生まれで、妻夫木さんとプライベートでも仲良しの俳優・瑛太さんと、奥さまの木村カエラさんの出会いも仕事でした。映画『嫌われ松子の一生』で共演したお2人はその後、共通の友人を介して再会。交際からほぼ1年で結婚したそうです。ちなみに、この夏、妻夫木さんと瑛太さんが出演していたドラマ『若者たち2014』(フジテレビ系)の共演者は、満島ひかりさん、柄本佑さんも射手座生まれ。5人兄弟のお話で、なんと4人が射手座だったのです(末っ子の野村周平さんは蠍座)。射手座はみんなで何かを成し遂げることにやりがいを見出すので、現場は団結力バッチリ、みごとなチームワークで乗り越えたことでしょう。≪射手座女性も、恋のハンター≫射手座生まれは、男女ともに恋愛に積極的な性質です。例えば、セクシータレントとして活躍する壇蜜さんは、過去の恋愛について「本命にはとことん尽くして、ダメ男にしてしまう」と語っていました。一方、女優の桐谷美玲さんは若手ながら、これまで何人もの芸能人との交際が報じられていますね。それもやはりハンター気質ゆえ?次々と好きな男性を狙い、別れても懲りずにまた次の恋を求めて奔走しているのかもしれません。≪射手座男性へのNG言動って?≫束縛が激しいのはとにかくNG。お互いに自由を尊重できるようにしましょう。≪射手座男性が喜ぶのは?≫未体験のことでも物怖じせず、2人で何でも楽しもうとする姿勢を持つと、喜びます。≪射手座男性の前ではこんな服装を≫女性らしさ全開よりも、スポーティーなファッションを好みます。~最後に…射手座男性のまとめ~追われる恋がしたい人には、射手座男性はオススメです。ただし、嫉妬心が強いと逆に逃げて行ってしまうので、注意しましょう!射手座の方とお付き合いしたいときには、ぜひ参考にしてみてくださいね♪みなさんの恋を応援しています!(文=夢実マナ)恋愛専門・タロット占いカウンセラー/占いライター10代の頃からタロットカードに親しみ、いつしかプロの道へ。現在、メール占い、イベントでの対面鑑定を主に活動している。夢実マナの恋愛メール占いセッション!太陽星座×月星座×血液型でわかるカレの裏表性格診断【無料占い】
2014年11月21日大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかりが出演する『駆込み女と駆出し男』の特報映像と場面写真が公開になった。本作は江戸時代を舞台に、駆け出しの医者で戯作者見習いの男と、さまざまな事情を抱えて寺に駆込んでくる女たちの姿を描いたエンターテインメント作品だ。その他の写真本作は故・井上ひさしの小説『東慶寺花だより』を原案に、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田眞人監督が初めて時代劇に挑んだ作品。舞台は幕府公認の駆け込み寺・東慶寺。そこは離縁を求める女たちにとって“最後の砦”だが、寺に駆け込むためにはその手前の御用宿と呼ばれるところで聞き込み調査が行われていた。映画は、御用宿の主人、源兵衛と共に駆け込み女の人生の再出発を手伝うことになった中村信次郎(大泉)と女たちの悲喜こもごもを描いており、戸田は顔にやけどの痣を持つ鉄練りの達人・じょごを、満島は惚れた男のもとをなぜか離れて寺に駆け込んできた女・お吟を演じる。このほど公開された特報は、女たちが寺を目指して一心不乱に駆け込んでくる迫力のあるシーンから始まり、大泉、戸田、満島をはじめ、樹木希林、堤真一、山崎努ら豪華キャストの出演シーンが登場。細部の演出や美術にまで徹底的にこだわる原田監督らしく、美しい紅葉やしっかりと作りこまれた東慶寺の門前の風景も楽しむことができる。『駆込み女と駆出し男』2015年5月16日(土) 全国ロードショー
2014年11月19日大泉洋が駆出しの医者でありながら戯作者に憧れる、“どっちつかず”の主人公を演じ、夫との離縁を願う“駆込み女”たちのために奮闘する、人情エンタテインメント『駆込み女と駆出し男』。このたび、初披露となる特報映像と場面写真が解禁された。本作の舞台は、現代のおよそ2倍の離婚率があったという江戸時代、女性たちが夫との離縁を求め最後の望みを託して駆込む、鎌倉にある幕府公認の縁切寺・東慶寺。医者見習いの主人公・中村信次郎(大泉洋)は江戸を追われ、離婚の聞き取り調査を行う場である“御用宿”に居候の身だ。宿の主・源兵衛とともに、放蕩三昧の亭主に愛想をつかした女・じょご(戸田恵梨香)、惚れぬいた男の元から何故か離れてきたお吟(満島ひかり)といった駆込み女たちの、人生のリセットを手伝うことになる。今回の特報映像では、そんな“駆込み女”の戸田さん、満島さんと、“駆出し男”の大泉さんが登場するのはもちろんのこと、樹木希林、堤真一、山崎努など、日本を代表する名優たちの姿も続々とお披露目。大泉さんが彼女たちを何とか助けようと大奮闘を見せており、コミカルでありながら優しさに満ちた映像となっている。また、初公開となった場面写真には、大泉さん演じる信次郎の凛々しい(?)姿や、医者見習いだけに、顔に火傷を負った戸田さん演じるじょごを手当する姿も。また、満島さん演じるお吟がじょごを大八車に乗せ、大急ぎで駆込み寺へと向かう緊迫した様子も見て取れる。本作は、国民的作家・井上ひさしが、晩年の11年もの歳月をかけ紡いだ小説「東慶寺花だより」を原案に、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』で知られる原田眞人監督が手掛けた初の時代劇という点でも注目を集めている。様々な事情を抱え縁切寺に集まる女たちと、それを取り巻く男たちの姿を温かく描く本作。果たして、信次郎は首尾よく男と女のもつれた愛の糸を解き、“ワケあり”女たちの新しい出発を手助けすることができるのか?そして、信次郎が恋心を抱く“駆込み女”とは?今後の続報にも期待が高まるところだ。『駆込み女と駆出し男』は2015年5月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月19日最新作『神さまの言うとおり』の公開を控える三池崇史監督が11月6日(木)、自身が主催するトークイベント「三池崇史 presents 大人だけの空間」を東京・六本木のビルボードライブ東京で行い、同作にホームレス役で出演するリリー・フランキーと語り合った。過去にも妻夫木聡、伊藤英明、大沢たかお、伊勢谷友介、山田孝之、満島ひかりら豪華ゲストが登場したこのイベントも今回で13回目。喫煙OK、来場者はアルコールを味わいながら至近距離でトークを楽しむという、文字通り“大人だけの空間”で毎回、三池監督による「台本なし!」の暴走ぶっちゃけトークが注目を集めている。映画は平凡な日常を過ごしていたはずの高校生が、不気味なダルマや招き猫、コケシ、シロクマ、マトリョーシカらが仕掛ける「命を賭けた謎のゲーム」に巻き込まれる不条理を描いたサスペンスアクション。福士蒼汰、神木隆之介、染谷将太ら活きのいい若手俳優が勢揃いするなか、リリーさんは謎めいた長髪のホームレスを演じており、「事務所の人間から『三池さんの作品で、どうやらホームレス役らしい』と言われて、すぐ『やる!』と決めた」と出演は即決だったのだとか。エクステ&付けひげを装着し、ホームレスに変身するには「準備に2時間半はかかる」(リリーさん)と言い、「初日、午前2時に現場入りしたら、雨でロケが中止になって(笑)。こんな無益な徹夜は久しぶり」と苦労話を明かしていた。そんなリリーさんといえば、本業のイラストや俳優業に加えて、エッセイスト、小説家、絵本作家、ミュージシャン、演出家、番組MC、写真家と幅広いジャンルでその多才ぶりを発揮中。三池監督から「いま、本業って何なの?」と聞かれると、「一応、確定申告では本業をイラストレーターにしているけど、イラストの収入は減っていて、税理士もその辺に気づき始めている」と話していた。三池監督が“俳優”リリーさんを起用するのは本作、そして2015年公開の『極道大戦争』と早くも2回目で、「『そして父になる』のお芝居と存在感には、思わずため息が出たし、『凶悪』のリリーさんにはシビれた。リリーさんが演じると、台本から生まれたキャラクターじゃなくなる」と絶賛。当のリリーさんは「演じている間?たぶん何も考えていない」と涼しい顔だった。『神さまの言うとおり』は11月15日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:神さまの言うとおり 2014年11月15日より全国東宝系にて公開(C) 2014「神さまの言うとおり」製作委員会
2014年11月07日女優の満島ひかりと石原さとみが10月23日(木)に開催された「東京ドラマアウォード2014」において、それぞれ「主演女優賞」「助演女優賞」に輝いた。昨年7月から今年6月の1年に放送されたTVドラマを対象に、優れた作品、個人を表彰するもので、満島さんは夫を亡くし、2人の子どもを抱えたシングルマザーとして生きる女性を力強く演じたドラマ「Woman」、石原さんは魔性のヒロインを演じた月9ドラマ「失恋ショコラティエ」における演技が評価されての受賞となった。満島さんと共に、娘役を演じた鈴木梨央、息子役を演じた高橋來も登場し「おめでとうございます」と満島さんを祝福。満島さんは満面の笑みを浮かべ、子どもたちと手をつなぎ「1年ちょっとぶりに会ったけど、すぐに(母子の関係に)戻れました」と語った。初の母親役に関しても「2人の母親になれるのか?最初は不安でしたが監督が『あの2人が“お母さん”と呼んだり、甘えてきたりすることで母親にさせてもらえるから大丈夫』とおっしゃって下さって、本当に2人のおかげで母親になれたと思います」とふり返る。また、母親役を経験したことでの変化を問われると「誰かのために生きるってすごくいいことだなと改めて実感しました。2人が現場にいてくれてすごく楽しかったです」と愛情たっぷりの表情で語っていた。石原さんは「失恋ショコラティエ」で人妻でありながら松本潤演じる主人公を魅了し、惑わすヒロインを演じ、大きな話題を呼んだ。「オンエアのとき、オンタイムで見てくれる友達が多くてリアクションも大きかったです」と当時から手応えや反響を感じていたよう。小悪魔的な役柄に関しては「そういう役をやったことがなくて新鮮でした。事前に勉強で女性誌を読んだり、活躍しているかわいらしい女性タレントの方はアナウンサーの方のメイクや仕種、ファッションを観察しました」と明かす。撮影に入って「最初は難しくて『もっとブリッコで!』『もっとキャピキャピと!』『もっと声を高く』と言われ続けていました」とふり返るが、演じながら「楽しめるようになりました」と充実した表情を見せていた。(text:cinemacafe.net)
2014年10月23日優れたTVドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2014」が10月23日(木)に開催され、昨年、最高視聴率42.2%を記録し「倍返し」という流行語を生んだ「半沢直樹」がグランプリに輝き、同作に出演した堺雅人が主演男優賞に輝いた。対象となる作品は昨年7月から今年6月までの1年で放送されたTVドラマで、1次審査を経て残った34作品の中から、新聞やTV誌のドラマ担当者、TVプロデューサーら15名の審査員の投票により作品および個人賞が決定する。池井戸潤の小説を原作に、バブル入社の主人公が、失敗すれば即出向で出世レースから脱落という状況で、理不尽な戦いに勝利していくさまが視聴者の喝采を浴びた「半沢直樹」。見事、満票でグランプリに輝いた。主演の堺さんは「監督、スタッフ、キャストの熱意にあてられて、夢中になって暑い夏を過ごしました」と述懐。撮影中も視聴者の反響の大きさを現場は感じていたようで「視聴率が知らされると現場がどよめいて『やるぞ!』と戦う男たちの集団になっていった」と語る。さらに堺さんは「日本のあちこちで、似た戦いがあり、小さな半沢直樹がたくさんいて、熱い、クサイことをやっていて、そのおかげで僕らもできたんだと思います」と働く人々へのエールを口にしていた。演出の福澤克雄は個人部門の「演出賞」も受賞したが「ホントに全くヒットするつもりじゃなかった(笑)。TVのヒットの常識から全てが外れていて、企画も通りにくかった。ヒットや視聴率といったことを無視して作ったのが良かったと思います」と述懐。「ハズレを覚悟で出てくださったキャストのみなさんに感謝です」と語った。このほか、個人賞では主演女優賞に「Woman」で子ども2人を抱えたシングルマザーを演じた満島ひかり、助演男優賞はNHKの連続テレビ小説「花子とアン」の伝助役でお茶の間の人気を獲得し、「MOZU」では全く違うタイプの殺し屋を熱演した吉田鋼太郎に贈られた。また「失恋ショコラティエ」でキュートな魅力に満ち溢れた魔性のヒロインを好演した石原さとみが助演女優賞を受賞した。また特別賞が「三匹のおっさん~正義の味方、見参!」で主演を務めた北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎と「MOZU」のロケ地となった北九州フィルム・コミッションに贈られたが、泉谷さんは「特別賞だろ?同情か?」と壇上で悪態をつき、会場は笑いに包まれた。【主要賞一覧】<作品賞(連続ドラマ部門)グランプリ>・「半沢直樹」<作品賞(連続ドラマ部門)優秀賞>・「ごちそうさん」・「Woman」・「BORDER」・「MOZU」(Seazon1 ~百舌の叫ぶ夜~/Season2 ~幻の翼~)・「ファーストクラス」<作品賞(単発ドラマ部門)グランプリ>・「時は立ち止まらない」<作品賞(単発ドラマ部門)優秀賞>・「足尾から来た女」・「今日の日はさようなら」・「最高の離婚Special 2014」・「チキンレース」<個人賞>主演男優賞:堺雅人「半沢直樹」主演女優賞:満島ひかり「Woman」助演男優賞:吉田鋼太郎「花子とアン」「MOZU」助演女優賞:石原さとみ「失恋ショコラティエ」脚本賞:岡田惠和「続・最後から二番目の恋」演出賞:福澤克雄「半沢直樹」<特別賞>「三匹のおっさん~正義の味方、見参!」主演:北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎と北九州フィルム・コミッション(text:cinemacafe.net)
2014年10月23日NTTぷららは同社が運営する「ひかりTV」において、4K映像のVOD(ビデオオンデマンド)サービスを10月27日より開始すると発表した。提供する4K映像コンテンツにはNHKオンデマンドのドキュメンタリーや、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの映画などが含まれる。同サービスを利用するには、ひかりTVとの契約、NTT東日本の光回線「フレッツ、光ネクスト」「B フレッツ」もしくはNTT西日本の光回線「フレッツ・光プレミアム」、ひかりTVチューナーを内蔵した4Kテレビが必要となる。ひかりTVチューナーを持たない4Kテレビでも、12月下旬より同社がレンタル提供を開始する「ひかりTV」4Kチューナーや、ソニーの4Kメディアプレーヤー「FMP-X7」を利用すれば視聴できる(要HDMI2.0/HDCP2.2対応)。ひかりTVチューナーを内蔵した4Kテレビは、シャープのアクオス UD20/US20/U20シリーズが10月27日から対応するほか、2015年春には東芝のレグザ Z10X/J10Xシリーズ、ソニーのBRAVIA X9500B/X9200B/X8500Bシリーズなどが対応する予定となっている。サービス開始時の4K映像コンテンツとして、NHKオンデマンドなどテレビ局が制作したドキュメンタリーのほか、映画、ドラマ、スポーツ、音楽など110本以上のラインアップを提供する。4K映像の商用サービス提供は国内初、4K/60pの商用VOD提供は世界初となる(2014年10月2日時点、同社調べ)。(c) 2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation. All Rights Reserved. Marvel, Spider-Man and all related character names and their distinctive likenesses & (c) 2014 Marvel Entertainment, LLC and its subsidiaries. All Rights Reserved.(c) BBC Earth Productions (Africa) Limited and Reliance Prodco EK LLC 2014
2014年10月03日「AKB48」グループの指原莉乃(HKT48)がトヨタの「プリウスPHV」の新CM出演に合わせて「AKB48 Team 8」のメンバーと共に「指原莉乃 with AKB48 Team 8」を結成。6月16日(月)のCMお披露目会見に出席した。堺雅人、満島ひかりらが出演し“TOYOTOWN”を舞台に繰り広げられる同社のCMの新バージョンで、自宅で充電可能なプリウスPHVを扱った同CM。阿部寛演じる郵便配達人の妹にして、カリスマ・セールスウーマンとしてマツコ・デラックスが出演する。CMではマツコが住民にプリウスPHVを強烈にプッシュするが、そこで兄の郵便配達人が持って来たトランクを開けると、中で「「指原莉乃 with AKB48 Team 8」が「恋するフォーチュンクッキー」の公式替え歌である「恋する充電プリウス ~恋するフォーチュンクッキー2~」を歌って踊っている。「Team 8」は“会いに行けるアイドル”である「AKB48」が、逆に「会いに行く」というコンセプトでオーディションで47都道府県ごとに一人のメンバーを選出し、47名で結成したフレッシュなチーム。実際、同CMに出演するメンバー15名にとってはこうした会見に出席するのもこれが初めてで、それぞれの表情からは緊張している様子がうかがえる。指原さんは、会見で自ら司会を務め、メンバーをひとりずつ紹介。最年少メンバーは12歳ということで「フレッシュでかわいい!(HKT48でのポジションと同様に)こっちでもオバサンキャラか!」と自虐的に語っていた。指原さんは、アドリブでそれぞれのメンバーの特徴を踏まえてイジるなどして笑いを誘っていたが、途中、茨城県代表の岡部麟の自己紹介を聞くとすぐさま「声があっちゃんに似てる!」と驚愕。何度も岡部さんに声を出させ、しまいには「『前田敦子です』って言ってみて!」と命令。戸惑う岡部さんをよそに「なんかこっちが緊張してきた」と卒業した“先輩”の影を感じ(?)苦笑いを浮かべていた。ちなみに先日の総選挙では惜しくも2位となった指原さん。「時間が経って、まゆゆちゃん(渡辺麻友/総選挙1位)は尊敬できるところをいっぱい知っているので納得しています」と落ち着いた様子でふり返る。一方で、選挙前には1位になれなかったら「滝に打たれて修行する」と公言しており、この点について報道陣から問われると「大きく書かないでくださいね(苦笑)」と懇願しつつ、「秋元(康)さんからメールが来ました。『スケジュール合わせてやるぞ』と…。いつかどこかでやることになると思います」とため息交じりに明かした。「プリウスPHV」新CMは6月17日(火)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2014年06月16日のび太を演じる妻夫木聡を始め、ドラえもん役のジャン・レノ、“イケメン”スネ夫な山下智久、ジャイ子を演じる前田敦子――と豪華すぎるキャストで注目を集めてきた「実写版・ドラえもんCM」シリーズ。このほど5月9日(金)より、同シリーズでしずかちゃん役の水川あさみを起用したトヨタの新CMが放送されることが明らかとなった。今回の新CMは、4月14日より発売されたトヨタの「ハートを磨け!PASSO」キャンペーンの第2弾CM。高熱効率・低燃費のエンジンを搭載し、ガソリンエンジン登録車トップ(※1)の低燃費27,6km/l(※2)のエンジンを始めとした多数の燃費向上技術の改良を「ハートを磨け!」と題し、様々なキャンペーンが展開されていくこととなる。新たに放送される新CMでは、水川さんに加えて、“TOYOTOWN”の住人である満島ひかり、吉高由里子ら共演したTOYOTOWN PASSO「しずかの選択」篇、「しずかと低燃費」篇の2種類。ストーリーは、しずかちゃん(水川さん)が友人である吉高さんと、エステを受け、自分に磨きをかけているところから始まる。吉高さんが「しずかさんって、なんであの人と付き合ってるんですか?なんか頼りないっていうか…」とガールズトークが始まる。続いて2人は、ホットヨガへ。するとそこでも吉高さんは、ドラえもんを指し「それにタヌキみたいなロボット飼ってますよね」とぼそり。しずかちゃんは「猫なんですけど…」とプチ反論も心の中はモヤモヤ。ところ変わって、今度は同じく友人・満島さんとボクササイズにて。激しくパンチする満島さん。すると、ふと「でも優しい人なんじゃないですか?人って結局、ハートですもんね」と。しずかちゃんは、その一言で何かに気付いくのだが、そんな時、のび太(妻夫木さん)から電話がかかってきて――。意外にも水川さんと、吉高さん・満島さんはそれぞれ仕事では初共演。撮影中は和気あいあいの雰囲気だったそうで、スタッフには「初共演だけど、どう?ドヤ?ドラマみたい!?」と自由全開の“吉高節”も炸裂したそう。さらに、エステのシーンでは実際にプロのエステティシャンがマッサージを施したそうだが、水川さんと吉高さんは「やばーい!」「昇天しちゃう…」と思わずうめきっぱなしで笑顔が止まらなかったとか。一方、ボクササイズの撮影では、妙に腰の入ったパンチを放つ、満島さんの姿が印象的だったそう。多少の心得があったとのことで、撮影が進むにつれ、体も温まってくると、息遣いも本格的に。それを見ていた水川さん、「(満島さんが)シュッ、シュッって言い出した(笑)」とツッコミを入れ、現場は大いに笑いに包まれたそうだ。そんな豪華女優たちの“自分磨き”も見どころのこの新CM。周囲に流されることなく、 自分の価値観で突き進む。賢くて、ちょっと“男前”な女の子・しずかちゃんが、時に迷い、揺れ動きながらもまっすぐに生きていく。女を磨きながら、心を磨いていく。そんな“しずかちゃん的生き方”に注目してみて。また、スマホサイト「TOYOTOWN」では、アミダくじで“しずかちゃん的生き方”を占うことができる「PASSO AMIDA DRIVE」も公開中。トヨタの新CM、TOYOTOWN PASSO「しずかの選択」篇&「しずかと低燃費」篇は5月9日(金)より放送開始。※1:2014年4月現在。ガソリンエンジン登録車(除くハイブリッド車・プラグインハイブリッド車)。トヨタ自動車(株)調べ。※2:JC08モード燃料消費率(国土交通省審査値)、1.0L(2WD)車の場合。燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて異なる。(text:cinemacafe.net)
2014年05月08日女優の満島ひかりが11月27日(水)、主演作『ハロー!純一』(石井克人監督)の完成報告会見に出席。主演ドラマ「Woman」が高く評価された満島さんは、本作で教育実習生役に。「子どもとの共演は楽しい」と語る満島さんに、「ご自身のお子さんは?」と質問が飛ぶと…。東京・世田谷ものづくり学校で行われた会見には満島さんを始め、共演する森下能幸と森岡龍、そして約200人のオーディションから選ばれた加部亜門くん、大嶋康太くん、椙杜翔馬くん、堀田燿平くん、西田光貴くん、佐々木りおちゃん、芽奈ちゃんが勢揃い。2012年春に行われたロケ以降も、「メールをしたり、お互いの舞台を見に行ったりしている」(満島さん)と子どもたちとの交流が続いているのだとか。そんな満島さんも、自身の子どもについて質問されると「まあ、考えていますけど。授かりものですし。もう、こういうことニュースにしないでくださいね…」と苦笑しきり。石井監督とは『スマグラーおまえの未来を運べ』以来の再タッグで、「私のことより、ぜひ映画のことを盛り上げてください!石井組が大好きだし、今回は自主映画という厳しい環境で、みんな一丸となって頑張ったので」と本作への思い入れは格別だ。映画は初恋に揺れる主人公・純一と、個性豊かな仲良しグループが織りなすにぎやかな日常と、突然彼らの前に現れた教育実習生・アンナ(満島さん)との交流を爽やかに描いた“子どもたちによる、子どもたちのための、青春ラブコメディ”に仕上がった。メガホンをとるのは石井監督に加えて、そして石井監督が主宰したワークショップの卒業生で、俳優としても活躍する川口花乃子と吉岡篤史。3人は共同監督と共に、脚本も手がけている。会見では、映画業界初の試みとして、小学生以下の劇場料金が0円になることも明らかになった(※成人以上の保護者同伴が必要)。満島さんは単位取得だけを目的に、小学校にやって来る“イケイケ”な教育実習生を演じている。とても教師とは思えない劇中衣装に、「石井監督の作品に出ると、いつも巻き髪にミニスカ、それにピンヒールなんですけど(笑)」と満島さん。ド派手な外見とは裏腹に、人情味あふれるナチュラルな性格という設定で、満島さんの新たな魅力が発揮されそうだ。『ハロー!純一』は2014年2月15日(土)からイオンシネマ幕張新都心、新宿バルト9など全国のイオンシネマ、ティ・ジョイ系列で全国にて公開。(内田涼(cinema名義))
2013年11月27日古希(70歳)、傘寿(80歳)を過ぎてもなお、年に複数本の映画やドラマに出演し、日本映画界に欠かせない存在感を放つ八千草薫(82歳)と樹木希林(70歳)が揃って「VOGUE JAPAN Women of the Year 2013」を受賞。11月26日(火)の授賞式に出席した。各分野で活躍する女性を称える同賞だが、今年は受賞者の9人中に4人が女優となった。27歳にして高い演技力で高い評価を集める満島ひかり、モデルとして活躍し、今年ハリウッド大作『ウルヴァリン:SAMURAI』で女優デビューを果たした福島リラと共に八千草さん、樹木さんという2人のベテラン女優が選出された。八千草さんは現在公開中の『くじけないで』に今年亡くなった実在の詩人・柴田トヨさん役で主演しているほか、アカデミー賞「外国語映画部門」の日本代表の『舟を編む』、ドラマ「最高の離婚」などに出演し存在感を発揮した。受賞に際し「若い人ばかりの中で少々照れますが」と言いつつ、「『VOGUE』は若い頃から読んでました」とも。今年1年を「次から次へと仕事が来て、ありがたいのですが少し疲れました」とふり返り、「若いときと違って頑張らず、いまを生きていければいいかなと思います」と来年に向けた抱負を口にした。八千草さんが落ち着いた着物姿で登場したのと対照的に、樹木さんは色鮮やかな花柄のワンピースで来場。今年3月に日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」を受賞した際、スピーチにおいて、“全身がん”であることを告白したが、この1年を「療養の1年でした」と述懐。体調については「ずっと同じ。いいんじゃない?悪くはないので」と語った。一見、対照的な2人だが、昨年公開の映画『ツナグ』で一緒のシーンはないものの共演を果たしており、この日も肩を並べて笑顔で報道陣の取材に応じた。樹木さんは体調管理について問われ「整形と化粧ですかね?」とユーモアたっぷりに答え、さらに「皇潤です(笑)」と八千草さんがCM出演する健康食品の商品名を挙げ、笑いを誘う一幕も。会場に展示されている「レクサス」のスーパーカー「LFA]のボディに“女性として輝く秘訣”を書くようにと求められると、八千草さんは「いつも楽しく」、樹木さんは「相手を照らし、その反射でチョッと光る」と書き込んだ。(黒豆直樹(cinema名義))
2013年11月27日今年、最も輝いた女性たちを表彰する「VOGUE JAPAN Women of the Year 2013」の授賞式が11月26日(火)、都内で開催され、樹木希林に八千草薫、満島ひかり、タレントの大久保佳代子、壇蜜ら受賞者が一堂に会した。スタイルや生き方、美において読者をインスパイアした各分野で活躍する女性を表彰するもので、今年で9回目を迎える「VOGUE JAPAN Women of the Year」。女優の樹木希林、八千草薫、満島ひかりに、今年『ウルヴァリン:SAMURAI』で女優デビューを果たした福島リラ、タレントの大久保佳代子に壇蜜、モデルのCHIHARU、東京五輪招致のプレゼンテーションを行い注目を集めたアスリートの佐藤真海、アーティストのスプツニ子!の9名が受賞した。ドラマ「Woman」では強く生きるシングルマザーを映画『夏の終り』では抗しきれない愛に生きる女性を演じるなど多彩な役柄で高い評価を受けた満島さん。テレビと映画の仕事の合間を縫って出演した舞台の仕事に触れ「今年は3本の舞台に出て充実した1年でした。お客さんの前でお芝居することで学びもあり、ライブを味わいました」とニッコリ。この日はドレスではなくカジュアルで活動的で力強い印象をもたらすショートパンツ姿だったが、輝く女性に贈られる賞を受賞したとあって「もうすぐ28ですが、女性に生まれたことをもっと大切に、化粧やファッションにももっと興味を持って楽しくやっていきたい!」と女性ならではの魅力のアップを誓っていた。八千草さんは「若い人の中で少々照れくさいですが…ありがたく思います」と受賞の喜びを語る。樹木さんは「70になって、ひとつずつ持っているものを削いで、省略する――そんな時間になっているのですが、にもかかわらずこのような賞をいただき戸惑っています」と語る。五輪招致のプレゼンテーションでの活躍で注目を浴びた佐藤さんだが、競技者としても今年7月の世界選手権で銅メダルに輝くなど充実の1年となった。「普段はOLアスリートなので場違いで…」と緊張気味に笑っていたが「女性として外からも中からも輝いていけたら」と挨拶した。大久保さんは「普段やっていることからかなり遠い」と受賞に戸惑いを覚えているようだが、それでもしっかりとドレスアップして登場。展示されている「レクサス」のスーパーカー「LFA」のボディにメッセージを書くように求められると「程欲(ほどよく)」と記入。「ほどほどに欲をもって」と女性として輝く秘訣を明かした。壇蜜さんは「良くも悪くもみなさんの世界をにぎやかすことができた、そのご褒美としてここにいると思っています。みなさんあっての壇蜜です」とファンや仕事の関係者への感謝を口にしていた。各界から選ばれた今年もっとも輝きを放った9名に会場からは温かい拍手が送られていた。(黒豆直樹(cinema名義))
2013年11月26日満島真之介、佐々木希が出演する映画『風俗行ったら人生変わったwww』が間もなく公開になる。タイトルは刺激的だが、とてもユニークなラブストーリーに仕上がっている。そこで満島と佐々木に本作の観賞ポイントを語ってもらった。その他の画像本作は心優しい風俗嬢に恋した童貞青年の胸中をユーモラスに綴ったラブストーリー。満島が主人公の遼太郎を、佐々木が風俗嬢のかよを演じている。繰り返すが本作のタイトルは刺激的だ。しかし、満島は完成した脚本を読んで「驚きしかなかった」と振り返る。「一般の人が思っている童貞や風俗嬢、吃音を持っている人のイメージを完全に覆していて驚きましたし、男女の成長を描いた脚本になっていたので、読み終わった後にはすごく腑に落ちましたね」。脚本と監督を手がけたのは飯塚健。映像だけでなく演劇も手がけており、キャラクターをしっかりと掘り下げる監督だ。佐々木は「原作には描かれていなかった“かよの過去”が脚本にはちゃんと描かれていたので演じる上でもとても想像しやすかったですし、何よりうれしかった」と笑顔を見せる。現場でも監督と俳優が密に話し合って撮影が進められたようだ。「監督はすごく波長の合う人だから、自分が素直でいられるんですよね。撮影中はキャスト・スタッフのひらめきがカタチになっていったので、“ひらめき”にフタをしないでいることができた現場でした」(満島)。「過去と現在のシーンを一連の流れの中で撮ったり、監督の空間の捉え方はとても独特なんです。だから撮影に行く前も、撮影中もずっとかよのことを考えてましたね。でも最後の方は監督の目を見るだけで『あ、これは違うんだな』ってわかるようになった。本当に大きいものを得たな、という気がします」(佐々木)。本作で遼太郎とかよは“店”を通じて出会うが、多くの恋人たちと同じように一緒に食事をして、お互いを理解しようと試み、不要な想像で気をもみながら、様々な局面を乗り越えて、自身の感情を表に出していく。満島は「遼太郎は吃音に悩んでいてゆっくり喋ることしか出来ないけど、そのことが、かよを安心させる。自分がコンプレックスだと思っていることが相手にとってはプラスかもしれない。そんな瞬間がこの映画にはたくさん描かれています」と言い、佐々木は「タイトルで少し引いてしまう人もいるかもしれないけど、観るときっと考え方も変わると思う」と語る。ふたりが「とても純粋なラブストーリー」だと分析する本作。少し風変わりな出会いをしたふたりの普遍的な恋のドラマを観客はどう楽しむのか? 公開が楽しみだ。『風俗行ったら人生変わったwww』ネット先行配信中11月9日(土)より109シネマズほか全国ロードショー
2013年11月08日10月25日、東京芸術劇場・シアターイーストにてL’Equipe(レキップ) vol.1『秋のソナタ』が開幕。世界中にたくさんのファンをもつスウェーデンの監督・演出家、イングマール・ベルイマンの名作映画を舞台化する試みで、佐藤オリエと満島ひかりのふたり芝居。開幕前日のゲネプロに潜入した。『秋のソナタ』チケット情報ノルウェーの田舎町にある静かな牧師館。ここで夫と暮らすエヴァ(満島)は、7年間会っていなかった母親を招待する。国際的に活躍するピアニストの母・シャルロッテ(佐藤)は、長年共に暮らした恋人を亡くしたばかりだった。再会を喜び合うふたりだが、もうひとりの娘・重病のヘレナがいることを知り苛立つ母。次第にエヴァと母親の思いがむき出しになっていく……。寒い地方の質素な牧師館をあらわすように、舞台上には大きなガラス窓とドア、そしてたくさんのろうそくが置かれたミニテーブル。中央には白い布で覆われた大きな物体が。暗闇にぼんやりと薄明りが見えると、奥からエヴァを演じる満島がゆっくりと歩いてくる。黒く地味なワンピースに厚手のタイツ。ひっつめ髪でいかにも静かに暮らしている様子が伺える。彼女が真ん中の布をめくるとそこは大きなテーブル。落ち着いた声音の満島自身のナレーションは、母に宛てた手紙を読み上げる。すると、そこに佐藤演じる母・シャルロッテが。エヴァとは対照的な鮮やかな緑のツーピース、ヒールのある靴に赤い口紅。一気に劇場の空気が変わり、明るいけれどもどこか空疎な言葉がシャルロッテの口から次々に出てくる。お互いの気持ちを探りながら表面では再会を喜び合うふたりの声音・表情にぐっとひきつけられる客席。舞台上にたったふたり。エヴァが世界的なピアニストである母の前で緊張しながらたどたどしくピアノを弾く場面はとくに印象に残る。無音でふたりのレベルの差を、それによって巻き起こるふたりの胸の中の嵐を見せつける演出。やがて深夜、お互いの思いをぶちまけるシーンではまさにふたりの女優ががっぷりと組み合い、火花を散らしあう姿に、恐れすら感じた。1時間半の芝居の間、満島が演じるエヴァは数えきれないほど母親に「ママ」と呼びかける。愛しているのに愛されない、愛と憎しみが同居した悲痛な「ママ」が耳に残って離れない。劇場を出て外の寒さが頬を突き刺すとき、観客は再びあの母娘に思いを馳せる。公演は10月25日(金)から11月3日(日・祝)まで。チケット発売中。取材・文:釣木文恵
2013年10月25日映画やドラマなどの映像配信サービス「ひかりTV」が初めて制作したオリジナルドラマ「24時間女優」が、10月25日(金)よりビデオ・オン・デマンドで配信されることが決定。夏帆や橋本愛といった若手実力派女優たちが、気鋭の映像監督とそれぞれタッグを組み、わずか24時間で1本の短編ドラマを撮影する。ドラマ「24時間女優」は、毎回キャスティングが異なる女優と監督が、「待つ女」という与えられたテーマに沿って、24時間以内に短編ドラマを撮りきるという、かつてない試みだ。女優たちが現場に入ってから撮影終了するまでに完全密着したメイキング・ドキュメンタリー(前編)と、完成した約8分の短編ドラマ(後編)の2部構成とし、ドラマだけではなく、限られたわずかな時間の中で苦悩しながら役に入り込む、彼女たちの素顔も垣間見ることができる。初回は、『箱入り息子の恋』など数多くの映画やテレビドラマで活躍する夏帆と、『男子高校生の日常』『アフロ田中』の松井大悟監督が初タッグ。そして、第2回は長澤まさみ&岡田将生主演の『潔く柔く きよくやわく』に出演する波瑠、第3回は『シャニダールの花』『中学生円山』など話題作への出演が続く刈谷友衣子、第4回以降にはNHK「あまちゃん」でさらにブレイクした橋本愛ほか、いまをときめく若手女優が続く。「おはようございます」から「お疲れさまでした」まで、一瞬たりとも気が抜けない異色ドラマとその舞台裏。彼女たちが「待つ女」でどんな素顔を見せてくれるのか、楽しみだ。「24時間女優」(全8回)は10月25日(金)より「ひかりTV」のビデオサービスおよびテレビサービスにて配信。第1回~第8回の前編は無料。第1回前編を無料で先行配信中。(上原礼子(cinema名義))
2013年10月17日堺雅人と満島ひかりが初の夫婦役に挑戦し話題を集めた、トヨタのハイブリッド車をテーマにした新たなキャンペーン「TOYOTOWN(トヨタウン)」シリーズのTV-CM。このたび、阿部寛、西尾由佳理を起用した新CM「TOYOTOWN・郵便配達」篇が、本日(10月1日)よりオンエアされる。この「TOYOTOWN」シリーズは、15年前に植えられた世界初の「ハイブリッド」という樹の周りに生まれた「TOYOTOWN」という街を舞台に、トヨタのCMに出演している様々な人物たちの物語が展開する。街に新たに引っ越してきた夫婦役を演じる堺さんと満島さん、街の中心にそびえる“ハイブリッドの樹”を演じる樹木希林らをメインキャストに、豪華な顔ぶれが登場し、不思議な世界観が描かれる。“ジーンズ姿の市長“として木村拓哉(SMAP)も登場し、ますます注目を集める本シリーズに今回、新たに阿部さんと西尾さんが住人として加わることに。阿部さんは自転車と革鞄という昔ながらのスタイルに身を包んだ街の郵便配達員として、西尾さんは街のトヨタのお店に勤める店員として登場する。今回のストーリーは、これまで以上にコミカル。自転車というエコな乗り物で仕事に励む阿部さんが、ある日、トヨタのお店で「プリウスPHV」に出会うことから始まる。西尾さんが「プリウスPHVはリッター61キロ。“プリウス61(ロクイチ)”と覚えてください」と説明すると、何かに気付いた阿部さんは愕然と膝をつく。そして、彼の首の後ろには「61」と記されたプレートが…。実は、阿部さん演じる郵便配達員は、PHVと同様に、電気を充電する「61号」と呼ばれるアンドロイドだった、というもの。『テルマエ・ロマエ』で古代ローマ人を演じるなど多彩なキャラクターを演じてきた阿部さんだが、今回の出演について「いままでいろいろな役柄を演じさせていただきましたけど、たぶん、アンドロイドというのは初めてじゃないかな、と思います」と明かす。さらに、本シリーズのテーマである“ハイブリッド”にちなんで、阿部さん自身は何と何のハイブリッドなのか?と聞いてみると、「僕の仕事は、常に何かしらの“役”に“自分”を投影すること。そういう意味では、(役者そのものが)ハイブリッドな仕事と言えるのかもしれません。いままでの自分と過去の歴代の偉人だとか、融合するという意味で、いろいろな役を演じてきましたね。今回は、アンドロイドという異色の役ですけれど、(役とのハイブリッドを)楽しんでやっています」と役者道についても語ってくれた。新TV-CM「TOYOTOWN・郵便配達」篇は全国にてオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2013年10月01日スティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作にして、“最後の”劇場映画『サイド・エフェクト』で、薬の副作用に翻弄される女性を演じたルーニー・マーラ。さらに、出演作が続く、元祖“ドラゴン・タトゥーの女”のノオミ・ラパス、そして日本人女優では満島ひかり。作品ごとに役柄を切り替えるだけでなく、1本の映画の中でさえ、まるで違った“顔”を魅せる彼女たちに注目した。現在公開中の『サイド・エフェクト』では、最愛の夫・マーティン(チャニング・テイタム)がインサイダー取引の罪で収監されたことで、うつ病を再発してしまう女性・エミリーを演じたルーニー。だが、ある薬の副作用によって起きた殺人事件が、薬を処方した精神科医・バンクス(ジュード・ロウ)や、エミリーの以前の主治医・シーバート(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)をも巻き込み、それぞれの人生の歯車を狂わせていく。一見、可憐でキュートなルックスのルーニーは、本作では、病いのせいなのか、薬の副作用か、感情の不安定さだけでなく、時には相手を惑わすかのような大胆な振る舞いを見せる。鬼才ソダーバーグが惚れ込んだだけあり、シーンによっても、対峙する相手によっても表情や仕草がまるで違い、“魔性”という言葉だけでは物足りないほどの妖しさを放っている。また、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』で世界的に注目を集め、今やハリウッドでも引く手あまたのノオミも、作品ごとにガラリと印象を変える女優の1人だ。レイチェル・マクアダムス共演、ブライアン・デ・パルマ監督作『パッション』(10月4日公開)も控えており、10月26日公開の『デッドマン・ダウン』は『ミレニアム』を手がけたニールス・アルデン・オプレブ監督のハリウッドデビュー作にあたる。『デッドマン・ダウン』でノオミは、妻子を惨殺された犯罪組織のヒットマン、ヴィクター(コリン・ファレル)と出会う、交通事故で一生消せない傷を負った女性ベアトリスに扮した。互いに“復讐”という共通の目的を持つ二人は、お互いの胸の内を隠したまま、恋に落ちていく……。恋といえば、瀬戸内寂聴の私小説の映画化『夏の終り』(公開中)で、年上の男と年下の男の間で揺れる女性を熱演した満島さんも印象的だ。放送中のTVドラマ「Woman」とはまったく逆ともいえる役柄で、その演技力を実証している。知子(満島さん)は、一回り上の作家・慎吾(小林薫)の愛人として、週の半分を同じ家で夫婦のように暮らし、8年の月日が過ぎていた。ある日、かつて夫と子どもを捨てて駆け落ちした涼太(綾野剛)と再会したことで、涼太のもとにも通い始めるように。不倫とはいえ平穏を感じる恋か、身を焦がすほど情熱的な恋か。満島さんがそれぞれの場面で見せる“女の業”は、心のままに生き、何者にも染まらない女の真の性(さが)を思わせている。スクリーンの中であらゆる“顔”を見せる、確かな演技力を持った彼女たちは、世の男性ばかりか、多くの女性たちも魅了する。『サイド・エフェクト』はTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開中。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:夏の終り 2013年8月31日より有楽町スバル座ほか全国にて公開(C) 2012年映画「夏の終り」製作委員会サイド・エフェクト 2013年9月6日より、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開(C) 2013 Happy Pill Distribution, LLC. All rights reserved.
2013年09月07日8月10日(土)公開の、ブラッド・ピット主演作『ワールド・ウォーZ』で、主人公ジェリー・レインの愛娘レイチェルとコニーの日本語吹替版声優に、注目の子役、鈴木梨央と佐藤芽が抜擢された。その他の画像本作は、人間を凶暴化させる“謎のウイルス”の発生により人類滅亡の危機にさらされた世界で、元国連捜査官のジェリーが、世界を救うべき使命と、愛する家族を守りたいという思いの間で葛藤する姿が描かれる。長女・レイチェルを演じる鈴木は、大河ドラマ『八重の桜』で八重の少女時代や、放映中のドラマ『Woman』で満島ひかり演じる青柳小春の娘・望海を熱演するなど、演技派子役として注目を集めている。次女・コニーを演じる佐藤は、2011年にクレラップのCM“お姉ちゃんと勝負篇”に出演しその愛らしさが話題になった。2人は「セリフを合わせるのが難しかった」と話すも、ジェリーのようなお父さんを「カッコイイ!」と大絶賛。また、「(レイチェルも)私も少しこわがりなので、そこは似ている」(鈴木)、「(コニーと似ているところは)おねえちゃんとなかよしのところ!」(佐藤)と語るなど、それぞれの役に自分を重ね合わせた部分もあったようだ。ブラッド・ピットの日本語版声優としてお馴染みで、本作でもジェリーの声を務める堀内賢雄は、「この作品のテーマは家族。レイチェルやコニーの演技も含め、レイン一家の演技の絆はバッチリ」とアピール。先日、ジェリーの妻で娘たちの母カリン役の声優に、女優・篠原涼子が抜擢されたことも話題となったが、吹替版で見られる“家族”の絆にも注目だ。『ワールド・ウォーZ』8月10日(土)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2013年07月26日女流作家、尼僧として活躍する瀬戸内寂聴が自身の不倫体験を元に描き、女流文学賞を受賞した著書「夏の終り」(新潮文庫刊)が、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』の熊切和嘉監督により映画化される。このほど満島ひかり、綾野剛らを収めた本作のビジュアルが到着した。妻子ある年上の男性・慎吾(小林薫)と同棲する主人公・知子(満島ひかり)、そこにある日彼女の元を訪ねてきた年下の男・涼太(綾野剛)の三角関係が描かれる。不倫相手の慎吾との平穏な生活に満足していると思っていた知子だが、かつて夫と子供を捨てて駆け落ちした男・涼太の出現により、微妙に狂い始める生活。知子は慎吾との生活を続けながら、涼太と再び関係をもってしまい…。今回、解禁となったのは満島さん扮する知子が慎吾に寄り添うかたちで肩に寄りかかっている。小林さんは優しく支えるように肩を貸しているように見えるが、奥には年下の男・涼太を演じる綾野さんの姿が!2人から少し距離を置いて、どこか切ない表情で知子を見つめる。まさに年上の男と年下の男との三角関係が確認できる。寛容さとずるさを併せ持つ年上の男、女を求め嫉妬と孤独に苦しむ年下の男。そして自身の女の業に苦悩しながらも一途に独自の愛を生きようとする女性。この三角関係がどのように絡んでいくのだろうか。公開を楽しみに待ちたい。『夏の終り』は8月31日(土)、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夏の終り 2013年8月31日より有楽町スバル座ほか全国にて公開(C) 2012年映画「夏の終り」製作委員会
2013年04月12日映画『北のカナリアたち』の阪本順治監督が10月16日(火)、東京・銀座のApple Store銀座店で行われたトークイベントに出席。自らの映画づくりのルーツから本作の撮影についてまでたっぷりと語った。子供時代を過ごした生家の真向かいが、本作の配給会社でもある東映の映画館だったという阪本監督。「近所のよしみでいつもタダで入れてもらったし、映写室を覗いたりしてた。任侠映画の看板が変わるのをいつも見てました。これがが松竹の映画館だったら、僕は『どついたるねん』(’89)でデビューせず、アットホームな映画を作ってたかも。今回、東映の60周年映画を託されることになるとは…縁を感じるし意表を突かれました」とふり返る。小学4年生で8ミリ映画を撮影し、中学で映研、高校では文化祭で自主映画を制作。大学に進んだのち、石井聰互(現・岳龍)監督のプロダクションで美術スタッフなどを経験し、映画監督としてデビューを果たした。「30歳で監督になると決めてて、周りに『(助監督を)辞めます』と言ってたんです。わずかにためた貯金でボクシングという題材を選んで、赤井(英和/主演)くんを口説きました」と懐かしそうに語る。この作品が高い評価を浴び、一躍注目を浴びることになったが「天狗になってました」と述懐。「東京で僕が顔を振ると鼻の先が大阪でぶつかるって言われました(笑)。一緒に付いてきたスタッフに叱られ、殴られたこともありました」と意外な一面を明かした。デビュー作品、それに続く作品で原田芳雄、麿赤兒、若山富三郎など邦画界の重鎮たちと仕事を共にしたが「怖いもの知らずだったし、撮影所への憧れもあって、自分の演出が通じるかというスリルを感じる大御所の方にどんどん声を掛けてました。いま思うと若気の至りです」と少し照れに語る。本作は湊かなえの小説を原案に、ひとりの女教師と彼女の6人の生徒らの間に起きたある事件の真実が20年もの時を経て明らかになっていく。21作品目の監督作で、吉永小百合を主演に迎えることになったが「僕は(邦画の)黄金期のスターの方々への純粋な憧れを持ってる。ましてや吉永さんですからね。自分にやれるものではないと思ってました。何で僕の名前が(監督として)挙がったのか?いまだに怖くて聞けないんですよ」と畏敬の念を込めて吉永さんへの特別な思いを語る。撮影現場での吉永さんについては「みなさんが思っているように清楚で可憐なイメージは一緒に仕事をさせていただいても変わらないんですが、それに加えて勇ましい方だなと思いました。決断するときや吹雪の中でスタンバイしているときの虚無僧のように耐える姿もそう。あの勇ましい感じは、少しずつ培われてきたものではなく、『キューポラのある町』(’62)の頃から持ってる根っこの変わらない部分なのかなと思います」と印象を明かした。吉永さん以外にも撮影監督の木村大作や生徒役の松田龍平、森山未來、満島ひかり、小池栄子らとは初めて仕事を共にしたが、「今回に限らず、自分にやれるのか?という恐れがあった方が面白い。恐れがあるからこそ強く出ていける」と常に新たな挑戦を続ける自らのスタイルを説明。「キャスティングに関しても、台本のイメージは大事だけど、ピッタリなのは嫌なんです。適材適所を目指し過ぎるとつまらなくなる。吉永さんはこれまでずっと主演をやられてきて、どんな俳優が目の前に現れても芝居を返してきた。そんな吉永さんに対し、彼ら(※生徒役のキャスト)は、自分らしさを出してやってくれたし、吉永さんと一緒にいる中で自分でも見えなかった部分が出てきたんだと思います」と満足そうに頷いた。『北のカナリアたち』は11月3日(祝)より公開。■関連作品:北のカナリアたち 2012年11月3日より全国にて公開© 2012『北のカナリアたち』製作委員会
2012年10月16日「告白」などで知られるベストセラー作家・湊かなえの小説を原作に、吉永小百合を主演に迎えて贈る東映創立60周年記念作品『北のカナリアたち』。北の大地での過酷な撮影の最中に、シネマコンプレックス「MOVIX」のためだけに収録された貴重な特別映像がシネマカフェに一足早く到着!湊かなえの短編集「往復書簡」(幻冬舎文庫)に収録の一遍「二十年後の宿題」を原案に、ひとりの女性教師と6人の教え子たちの運命の再会、20年前に起きたある事件の真相を描き出す。主演の吉永さんを始め、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮﨑あおい、小池栄子、松田龍平など豪華なキャスト陣の共演でも話題の本作。吉永さんのコメント、さらに20年前の生徒役の子供たち6人が歌う「MOVIX」のテーマソングをバックに、本作の劇中映像と未公開メイキングシーンで構成されたこの映像。子供たちによる牧歌的なメロディの美しいコーラスと、そこに映し出される劇中のサスペンスフルな映像のコラボレーションは何とも形容しがたい緊張感がある。映像冒頭のほのぼのとした雰囲気に油断していると、森山さんや満島さんらが演じる20年後の子供たちのこれまで抱えてきた葛藤や不安が次々に映し出され、観るものを釘付けにする。しかし、何よりも驚かされるのが映像の冒頭から流れるこの子供たちの“天使の歌声”。本作でも重要な役割を果たすこの歌声は、3,100人の中から選ばれた子供たちによるものなんだとか。“日本最後の秘境”と言われる利尻・礼文島で、天使たちの歌声はどのように響き渡るのか?まずは、こちらの映像から注目の特別映像をチェック!『北のカナリアたち』は11月3日(土)より全国にて公開。※こちらの特別コラボ映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:北のカナリアたち 2012年11月3日より全国にて公開© 2012『北のカナリアたち』製作委員会
2012年09月14日森山未來と満島ひかりが共演するミュージカル『100万回生きたねこ』の制作発表会見が8月14日行われ、森山と満島と共に、演出・振付・美術を手がけるインバル・ピントとアブシャロム・ポラックが登壇した。『100万回生きたねこ』チケット情報佐野洋子のベストセラー絵本『100万回生きたねこ』を基に、2013年1月にミュージカルとして上演する本作。1996年に『DORA~100万回生きたねこ』のタイトルで上演されたものをリメイクする。今回は、イスラエルでの活動をベースに世界で活躍しているインバル・ピントとアブシャロム・ポラックが、原作絵本の圧倒的な美しさに共鳴し、演出・振付・美術を担当。また、戯曲は演劇界で注目を集めている若き劇作家、FUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介、鉄割アルバトロスケットの戌井昭人、柿喰う客の中屋敷法仁の3名が執筆し、これを東京芸術劇場の芸術監督・野田秀樹の監修により1本の戯曲にまとめる。森山はタイトルロールの100万回生き返るトラ猫を、満島はトラ猫が初めて愛する白猫を演じる。会見で森山は「みなさんがイメージするミュージカルではないかもしれませんが、間違いなく楽しんでもらえる作品になると思う」と自信を見せる。ミュージカル初挑戦の満島は「小さいころからこの絵本が大好きで、何度も読んだ記憶があります。(出演者として)こういう形でこの絵本にまた出会えたのは嬉しいです」と本作に参加できる喜びを語った。既に4度目の共演となるふたり。お互いの印象を訊かれると森山は「映画、ドラマ、ストレートの芝居、ミュージカルを一緒にやる人は初めて!すごく信頼している人です」と話し、「本の中では“100万回生きた”とは言わない“死んだんだ”と言うんですよ。最後に、白猫と一緒にやっと死ぬことができる。どういう風に満島に殺してもらえるのか楽しみ」と期待を寄せる。これを受けて満島は「最近森山さんの顔が変わったなって思うんですよ。最初に出会った頃と違うんですね。久しぶりに会ったら素敵な男性になられていて。舞台は大先輩なので頼っていきたい。最終的には白猫になってこうできる感じになれればいいな」と抱きかかえるゼスチャーを交えつつ抱負を語った。既にワークショップを行っているアブシャロム・ポラックは「とても大きなチャレンジになると思っています。インバルと私は科学者がとても難しい実験を試みるような立場にあると思います。作品を創るレシピはまだ決まっていませんが、素晴らしい俳優とダンサー、ミュージシャンたちと一緒に創った作品をご覧いただいて、(観客を)あっと驚かせたい」とコメント。インバル・ピントは「原作を初めて読んだ時、感銘を受けました。この絵本の中には人生の中で非常に重要なメッセージが書いてあります。愛が何よりも大切であり、愛にたどり着くことが大切であると。直感を大事にして創っていきたい」と語った。公演は2013年1月8日(火)から27日(日)まで東京芸術劇場・プレイハウスにて上演。その後、大阪、北九州、広島で巡演する。チケットは9月1日(土)より一般発売開始。
2012年08月15日