エトロ(ETRO)は、2021年春夏ウィメンズコレクションを、ミラノ・ファッションウィークにて発表した。果てしないイタリアの夏を探検今季は、果てしなく続くイタリアの夏を探検。クリエイティブ・ディレクターのヴェロニカ・エトロは、魅惑的なムードに満ちた夏の美しい光景や生き生きとしたライフスタイルにアイディアを得て、フレッシュで明るい、タイムレスな魅力を携えた海辺のスタイルを表現した。“航海”をキーモチーフにロープモチーフやマリンチェーン、アンカー、貝殻、セイルボートといったマリンテイストのモチーフを描いた、“航海”を思わせるルックが登場。1992年のアーカイブプリントを採用したブラトップとショートパンツをはじめ、フラッグやロープモチーフを描いたシャツドレスやスカート、ブラウス、タイトなフィットのカプリパンツなどが展開された。また、ホワイトやネイビーのジャケットやショートパンツにはゴールドのボタンを並べ、ユニフォームライクなデザインに仕上げている。ペガサス&トリトンをハイブリッドしたシンボルクロップド丈のニットベストやシンプルな白Tシャツ、ボーダーニットにはペガサス-トリトンといった2つの象徴的なアイコンをハイブリッドした新たなシンボルマークをオン。バケットハットに白のスーベニアTシャツ、ショートパンツのコーディネートは90年代の雰囲気を漂わせ、クロップド丈のニットベストにはブラウスを重ねることでトラッドな要素を取り入れている。イエローやターコイズなどトロピカルな色彩ライムイエローやターコイズ、オレンジなど、トロピカルな雰囲気を演出する色彩も目を引く。軽やかなシフォンのロングドレスやケープ、上品な光沢感のサテン地で仕立てたカフタン、シャツドレスには、ターコイズカラーでスカーフ柄をあしらい、清涼感のある佇まいに。コンフォートなシフォンドレスにはバケットバッグを組み合わせることで、90年代のエッセンスを添えた。光を受けてより明るさを増す、柔らかなライムイエローは、空気を含む軽やかな生地のビスチェドレスや、プリントを配したコンパクトなニットのセットアップなどに採用し、軽快さを演出。総柄のビキニには、連動したテキスタイルのフロントオープンスカート、足首に紐を巻き付けたフラットサンダルを組み合わせ、リラクシングなリゾートスタイルを展開した。また、ゴールドのような輝きを放つイエローのペイズリー柄ドレスや、裏地にイエローを採用した総柄シルクのガウンも登場。鮮烈な色の強さと、精巧に描かれた柄の華やかさによって、エネルギッシュな存在感を放つ。
2020年10月03日ヴァレンティノ(VALENTINO)は、2021年春夏ウィメンズコレクションを、メンズとともにミラノ・ファッションウィークにて発表した。個々の進化したアイデンティティを探求感受性や主観に重きを置く「ロマンティシズム」は“物事や人生に対する最初のまなざし”であり、そこに基準はない。今季のヴァレンティノは、画一的な美ではなく個々の足並み、パーソナルなスピリットに着目。それぞれの“本来の姿に気付く”ことによって形作られる、より進化したアイデンティティの探求がコレクションのテーマになっている。ショート/ロングの両極端なシルエット象徴的なのは、両極端なシルエット。ミニドレスやタイトなショートパンツといった、コンパクトなスタイルと、ロングシルエットかつ分量感のあるドレスの両方が登場。ブラックやホワイト1色のミニドレスやホットパンツのルックはミニマルなムードを際立たせ、総レースの装飾的なミニドレスは軽快な華やかさを見せる。細やかなカットワークで植物を表現したレースのワンピースやトップス、ショーツにはカラフルな花の装飾を施し、快活さをプラスしている。一方、流れるような仕立てのロングドレスには、そのダイナミックな布地の動きを活かすようにして、フラワーモチーフを大胆にオン。イエロー、グリーン、レッドといったはっきりとした鮮やかな色彩が、躍動する布地と呼応しながら生き生きと個性を発揮する。鮮やかな色の存在感コレクション終盤に登場したシフォン地のシースルードレスも、1つ1つの色彩が余韻を残していく。ヴィヴィッドなフューシャピンクや、植物を思わせるグリーン、繊細なパープル、エネルギッシュなオレンジ、レッドなど、フリルとドレープによってロマンティックに演出された“色”の存在感が目を引いた。アーシーな色彩鮮やかな色彩に加えて、アーシーな色使いも印象的だ。柔らかな色味のブラウンに彩られたクロシェ編みのドレスには立体的な花の装飾をあしらい、オパール加工を施したロングドレスには、淡いベージュを採用することで身体との境界を曖昧に見せた。また、プリーツやスパンコール、フリルを駆使して動きのあるデザインに仕上げたピースも展開。細やかなクラフトとクチュールをアースカラーに組み合わせることで、表情豊かな佇まいを生み出している。リーバイスとコラボレーションまた、リーバイス(Levi’s)とのコラボレーションも発表された。1960年代に誕生したリーバイスのアイコニックな「クラシック 1969 リーバイス 517」ブーツカットジーンズを再解釈したデニムパンツが登場。ウィメンズのルックにおいては、ボリューム感のあるシフォンブラウスやテーラードジャケットといったマスキュリンなスタイリングにコラボレーションジーンズが用いられた。
2020年10月02日アンテプリマ(ANTEPRIMA)の2021年春夏コレクションが発表された。新しい日常を“自分らしく”生きる女性たちにアンテプリマの今シーズンのテーマは、「DEAR WONDER WOMEN」。身体的、精神的、社会的に豊かな状態を意味する“ウェルビーイング”を意識し、日常生活の中で小さな喜びを見つけること、自分の感性に忠実であることを重視しながら、“新しい日常”を自分らしく生きる女性たちに向けたコレクションを作り上げた。キーワードとなるのは、“媚びることのない女性らしさ”。アンテプリマが得意とするエレガントなムードはそのままに、自分の感性を大切にする女性たちがデイリーに着こなせる、エフォートレスな雰囲気のウェアが揃う。ルーズシルエットが主流ウェアは、毎日気負わず纏うことができるルーズシルエットが主流。ブラウスは肩をぐっと落としたオフショルダーのオーバーサイズで。ざっくりと開いた胸元も相まって、リラクシングなムードを醸し出している。ノースリーブのジャケットは、クラシカルな趣を残しつつも、さらりと羽織れるゆったりとしたシルエットに仕立てている。プレイフルなパターンや自由な着こなし“好きなものは好き”に楽しむ女性たちを応援するかのような、プレイフルな提案も。カモフラージュ柄×ストライプという意外性のある掛け合わせのブラウスや、フェイスモチーフ&ドット柄を大胆に落とし込んだトップスなどがその好例だ。遊び心溢れる提案は、アイテムだけでなくスタイリングにも及び、パンツにスカートをレイヤードするなど自由な着こなしを披露している。ワイヤーバッグにも多様な選択肢をブランドを象徴するワイヤーバッグも、自分らしい毎日を生き抜く女性たちに向けて、多様な選択肢を用意。驚くほど小さなミニサイズバッグがあるかと思えば、荷物がたっぷりと入る実用的なトートバッグや、イブニングシーンにもぴったりのクラッチバッグも揃う。
2020年10月02日ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA) 2021年春夏コレクションが、イタリア現地時間9月23日(水)に発表された。「シチリアのパッチワーク」をテーマに今シーズンのテーマは、「シチリアのパッチワーク」。ブランドと深い絆がある場所としても知られるシチリアは、その長い歴史の中で、スペインやアラブ、ノルマン、フランスなど、様々な国の文化にも影響を受けてきた土地。今なお息づくその多様な物語を、様々な生地を繋ぎ合わせる“パッチワーク”を通して表現した、シチリアへの愛に溢れるコレクションに仕上げている。コレクションに溢れる、多彩なモチーフ毎シーズン、豪華絢爛なレディ・トゥ・ウェアで人々を魅了するドルチェ&ガッバーナのショー。“パッチワーク”という手法で、あらゆるモチーフを繋げた今季は、より一層その華やかさが増しているように感じられる。例えば、さらりと纏った一枚のドレスに広がるのは、レオ―パ―ドやストライプ、ポルカドット、複数のフローラル…といったムードの異なるモチーフ。頭にも、リップと同じ“真っ赤”なヘッドピースを飾って、高揚感溢れる春夏のムードを盛り上げている。異素材が導く、エレガントなルックシフォンや、ブロケード、シアー素材、コットン。ひとつのルックには、こうした異素材がミックスされることで、より一層パッチワークが生み出す多彩な表情が引き立てられていく。中でも印象的だったのは、シフォンブラウス×ブロケードのパンツを合わせたルック。首元に大きなリボンが揺らめくシフォンブラウスは、その軽やかな質感によって、生地に広がるポップなパッチワークを幻想的な表情へとチェンジ。そこに色柄を計算した、艶めくブロケードのパンツをスタイリングすることで、柄×柄でありながらも、“奇抜さ”を一切感じさせないエレガントな女性像を描き出しているのだ。リアルクローズもミックス一方で今シーズンは、カジュアルな“リアルクローズ”を取り入れたスタイリングも散見された。優美なガウンの下に纏ったのは、白Tシャツ×デニムパンツというラフな組み合わせ。また高い職人技が伺えるテーラードジャケットにも、パッチワークを加えたデニムパンツを合わせることで、モダンなムードへとアップデートさせている。新たな価値を宿して本コレクションを製作している際、70年代にインスパイアされた1993年のコレクションとも、類似点を見出したというデザイナー。しかしながら、アーカイブから新たに作り出されたジャケットやスカート、パンツ、シャツといったアイテムは、“スタイル”であり、確固とした新しいビジョンを持っている。そして熟練した技術を活かし、伝統的な手作業によって作られたアイテムひとつひとつは、現代に通じる新たな価値を宿しているのだ。
2020年10月02日マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi )の2021年春夏コレクションが、2020年9月29日(火)にパリ・ファッションウィークにて発表される。“窓”から考える記憶の物語デザイナーである黒河内の服作りには、日常の何気ない瞬間や、旅で出会った風景が欠かせないことだ。旅で見た一瞬の景色と感情を慈しみ、それを服に落とし込む。今季はそんなブランドの創作の原点を改めて振り返るようなシーズンとなった。テーマには、日常生活に欠かせない存在である“窓(Window)”を掲げている。「どうしたことか、自分の撮った写真の中には昔から窓の写真ばかりがある。」そう話す黒河内は、どうしてこんなにも窓が気になる存在なのか考えてみた。特に気になったのがカーテンの存在だ。カーテンは引っ越してから誰もが真っ先に決めるものである一方、引っ越し後に忘れ去られるものでもある。誰もいなくなった部屋につるされた哀愁漂うカーテンに、黒河内は、一緒に過ごしてきた人の“記憶の色”があるのではと考える。ひとりぼっちのカーテンには、その部屋で過ごしてきた人との時間がしみ込んでいるはずだと。今季を俯瞰してみると、“黒河内が見た窓”の世界が広がっている。“黒河内が見た窓”のはずなのに、なぜかそれは懐かしくて、自分の思い出に触れるような感覚に陥る。カラーパレットは、新品の真っ白なレースカーテンを想わせるピュアホワイト、長く時を過ごし日に焼けたカーテンを想わせるエクリュ、窓に差し込む太陽の光を感じられるイエロー、夕暮れ時の空色のような淡いグレイッシュブルー。そこにあるのは、どこか懐かしく、温もりのある風景だ。ドレスやスカートは、ぐるりと身体にレースカーテンを巻き付けるかのような、ふくよかなシルエットで構成されている。プリーツスカートはタックの入り方がランダムで、風にそよぐカーテンの不規則な動きを再現するかのよう。ブラウスは、カーテンをレイヤードした窓そのもので、カーテンタッセルでまとめるかのように、ギャザーが寄せられている。カーテンを選ぶように服を選んでもらえたら、という気持ちを込めて製作した多彩なファブリックは、窓に見る物語を一層膨らませてくれるもの。和風の建具によく見る乳白色の磨りガラスからヒントを得たデザインは、まさに今季のテーマを如実に表す。ニットジャカードを薄く立体的に編んだワンピースのトップは、パイピングのディテールを窓枠に見立てることで、窓を体現している。この窓枠からの着想も今季のポイントで、小さな四角が並ぶチェック柄はそれを起点としている。
2020年10月02日フェンディ(FENDI) 2021年春夏ウィメンズコレクションが、ミラノファッションウィークにて発表された。フェンディのルーツを辿る旅今シーズンのイメージソースとなったのは、フェンディ一族にまつわる“思い出”。ローマにある生家に訪れた、フェンディ創業家の3代目にあたるシルヴィア・フェンディは、大切にしまっていた家族の物語をコレクションで表現することを決意した。シルヴィアの瞳に映し出される光景、そして胸に秘めるパーソナルな想い。そんな大切な思い出を、パッチワークのように繋ぐようにして、繊細に表現していく。“窓”を表現した透かし素材今シーズンの大きな鍵を握るのは、モデルの肌を幻想的に透かせるシアー素材。実は“窓(ウィンドウ)”をメタファーとしたというこのテクスチャーは、実際に窓のモチーフをプリントしているのが印象的。ヌーディーカラーのワンピースには、光を浴びて窓に映し出された“シャドウ”が、真っ白なランウェイの上でより一層引き立てられている。インテリアを着想源に家の“窓”を通し映し出される、寝具や食器、そして母から子供へと伝えられるメモリアルな品々。そういったシルヴィアにとっての大切なアイテムは、フェザーの装飾や刺繍といったディテールで、抽象的に表現されていく。例えば最高級のダウンといわれる“アイダーダウン”をガウンのようにして纏ったルックには、刺繍入りのシアートップスに、いかにも柔らかなそうなフェザースカートを組み合わせ。そのソフトなイメージとは対照的に、足元は無機質なブラックのパンプスで、アクセントを加えているのも、ブランドならではのユニークさを感じられる。伝統的な高いクラフトマンシップコレクション全体を通して感じられるのは、フェンディの伝統を突き詰めた、高いクラフトマンシップ。直線的なラインが特徴のはしご刺繍や、花が乱れる透かし模様、繊細に紡いだニットが、春夏のレディ・トゥ・ウェアへと姿を現している。しかしながら同時にフォーマルな要素を和らげたアプローチも印象的で、シャツの袖やコートの背中のボタンは外したラフな着こなしが登場。さらにハウスコートやフレアーチュニックといった、家庭的なウェアでコンフォートなムードも導いている。カラーパレットカラーは、ホワイトやブラック、ベージュといったベーシックカラーを基調に、鮮やかなレッドや淡いブルー、明るいイエローなどを差し色として取り入れて。時折登場したブラックやブラウンのグラデーションカラーのアイテムからは、1色では伝えきれないエモーショナルな記憶を表現しているようだった。
2020年10月01日スポーツマックス(SPORTMAX)の2021年春夏コレクションが発表された。肉体の魅惑を引き立てる「肉体が魂でないのなら、魂とは一体何なのだろう?」──今季のスポーツマックスは、アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンの一篇の詩“I Sing the Body Electric”の言葉に着想を得た。自らの肉体を通して純粋な魂を物語るように、流麗なフォルムでもって身体のラインを際立たせる、軽やかで官能的なスタイルを披露した。軽やかに素材を重ねて身体の官能を引き立てるのは、透けるように薄く柔らかな素材感だ。ハイテクな素材と柔らかな肌触りの生地をアシンメトリックに重ねたドレスは、歩みを進めるごとにたおやかにたなびき、動きに富んだ表情を生みだす。とりわけ、ニュートラルな色合いに重ねられたヴィヴィッドカラーのワンピースやトップスなどは、遊び心あふれるコントラストが織りなしている。構築と流麗アシンメトリーなデザインと深い切り込みが素肌を露わにするドレスは、なるほど身体を隠しては見せる戯れにより、その魅惑を直接的に表現するものだ。他方、テーラードジャケットには、ゆったりとしたダブルブレストジャケットや、ウエストを絞りつつも袖や丈の長さを際立たせたものが揃い、エレガントな構築性と身体のラインとがせめぎ合うようにして互いを引き立てている。身体とのコントラスト艶やかに身体に寄り添うドレスやジャケットなどに対して、アウターはそれらを包み込むかのようにゆったりと仕上げた。足元にまで達するほどの丈感に仕立てたロングコートは、シアーなハイテク素材を使用し、その下に透かしてみせる身体とのコントラストを情熱的に表現している。ニュートラルな色彩に鮮烈さを色彩の中心軸は、柔らかくニュートラルなベージュやホワイト、ブラックなどである。他方で、ブルーやミントグリーン、イエロー、オレンジなどのヴィヴィッドなカラーは、シアーな素材や光沢を放つテキスタイルにのせられ、色彩がもつ多彩な表情が引き出されている。また、虹色にきらめきを放つパンツや、サイケデリックなタイダイ柄をプリントしたスカートなども、シックさのなかに強烈な個性を接ぎ木している。
2020年10月01日ディオール(DIOR) 2021年春夏コレクションが発表された。原点の破壊的な変革モードの起源である“カット”の意義を追求した今シーズン。マリア・グラツィア・キウリは、メゾンのヘリテージに敬意を示しながら、ディオールの伝統的なシルエットを逆説的に変形させた、革新的なコレクションを発表した。象徴的なバージャケットその象徴的なアイテムとなるのが、かつて女性のための“ニュールック”として誕生したアイコニックなバージャケット。そのシンボリックな“フェミニン”な強調を抑え、無駄のないシンプルなカッティングで仕上げた一着は、1957年の秋冬コレクションで、日本のためにデザインされたというシルエットを再解釈したもの。素材には麻のような涼し気なファブリックを使用することで、春夏らしい軽やかな表情に仕上げているのが印象的だ。女性作家の装いをインスピレーションにまた今季のスタイリングの着想源となったのは、ヴァージニア・ウルフやスーザン・ソンタグといった女性作家たちの装い。中でもスーザン・ソンタグが好むホワイトシャツを、マリアのクリエーションに欠かせないメンズシャツと重ねることで、新たなアプローチを試みた。時にはシャツドレス、ある時にはチュニックとして姿を変え、ストライプ入りのワイドパンツやショートパンツとコーディネートした、リラクシングな着こなしを提案している。華やかなモチーフ全体を俯瞰してみても、ゆったりとしたシルエットが主流となる今シーズンは、その豊かな布地を引き立てるように、ペイズリーやフローラルといった華やかなモチーフをあしらっているのも印象的。また時折、繊細なレースを差し込むことで、上品かつロマンティックなムードもプラスしている。優雅なシフォンのロングドレスまたマリアが好むシースルーは、シルクシフォンのロングドレスとなって登場。カラーは、明るいマットブルー、深みのあるオークル―、ペールオレンジといった柔らかな色彩が揃う。ウエスト部分はスモックのように絞ったり、もしくは緩めることが可能なようで、モデルたちはそれぞれの個性に合わせたスタイリングを披露してくれた。ルチア・マルクッチが手掛けるショー会場なおショー会場を手掛けたのは、イタリアのアバンギャルドな実験芸術を象徴するひとりであるアーティスト、ルチア・マルクッチ。“雑誌の画像”でコラージュした現代風のステンドグラスを主役にした空間には、古い弔歌を引用した合唱曲「Sequenza 9.3」が12人の女性歌手によって合唱された。
2020年10月01日マックスマーラ(Max Mara)の2021年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで発表された。ルネサンス期や女性アーティストの作品から着想今シーズンのインスピレーション源になったのは、女性アーティスト、コリン・スウォーンによる、マルチメディアを駆使したインスタレーション作品「サイレントスティック」。ルネサンス期にイタリアで生まれた演劇「コメディア・デラルテ」に着想しており、2013年から2015年のマックスマーラ・アート・プライズ・フォー・ウィメンを受賞した作品だ。今季のコレクションは、そんなコリン・スウォーンの美学や、ルネサンス期のムードを落とし込んだもの。それと同時に、マックスマーラは今シーズンの洋服を、ルネサンス期に人々が文化の再生や復活を目指したのと同じように、今まさに“世界の再構築”に取り組んでいる現代女性たちのコスチュームとして据えている。胸元にたっぷりのギャザー特徴的なディテールは、大きく開いた胸元に入れたギャザー。ルネサンス期を生き抜く人々が纏っていたであろう装束からインスパイアされて、ブラウスやドレス、オールインワンといったアイテムの胸元に、たっぷりのギャザーを寄せている。大胆な切込みを入れたケープ風シルエット袖に大胆に切り込みを入れたケープのようなシルエットも印象的。このダイナミックなフォルムは、ピークドラペルのロングコートやトレンチコート、ストライプ地のシャツなどあらゆるアイテムに採用されており、力強い女性像を浮かび上がらせる。ルネサンス期の絵画を思わせる淡いカラーリングカラーパレットは、ルネサンス期のフレスコ画をイメージ。パステルカラーのように淡いベージュやブルーをメインに、複雑なダマスク織のパターンでアクセントを加えている。
2020年10月01日プラダ(PRADA) 2021年春夏ウィメンズコレクションが、イタリア現地時間2020年9月24日(木)に発表された。今シーズンは、ミウッチャ・プラダとラフ・シモンズが共同クリエティブディレクターとして手掛けるデビューコレクションとなる。ふたりが見つめる“プラダらしさ”これまでディオール(DIOR)やカルバン・クライン(Calvin Klein)を手掛けてきたことで知られるラフ・シモンズ。彼がプラダに加わることが発表された2020年2月から、ファッション界ではそのデビューコレクションにひと際熱い視線が注がれていた。ラフとミウッチャという、ふたりの才能あふれるクリエイティブディレクターをもとに始まる、新しい“プラダの物語”。それは、両者の異なる視点から“プラダらしさ”を見つめなおすこと。そしてふたりの個性を融合しながら、「人類とテクノロジーの関係性」に迫るコレクションに仕上げている。洗練されたミニマルなパレットの中でコレクションに溢れるのは、際立つデコレーションが見当たらない、クリーンな色使い。ホワイトやブラックといったシンプルなカラーを基調に、淡いピンクやイエローやオレンジ、ブルーといった春夏らしいパレットを交えた、洗練されたムードが漂っている。そしてそんなミニマルなカラーの中だからこそ、存在感を放っているのは、アイコニックなプラダのロゴ。トップスやドレスの首元のアクセントとして、やや大胆にあしらわれているのが印象的だ。多彩な素材使い“テクニック”を駆使したという今シーズンは、様々な素材を使用していることも大きな特徴のひとつといえるだろう。中でもブランドの核となるナイロン素材は、環境に配慮した再生ナイロンを多く採用。コレクションの中では、オーバーコートやシェルトップ、ストレッチパンツといったアイテムへと蘇らせた。“穴開き”トップスのレイヤードショーの中盤から登場したのは、ランダムに生地が繰り抜かれた“穴あき”トップス。同じようなカッティングを施したニットを重ねてみたり、ロング丈のモダンなコートと合わせてみたり。それぞれのモデル達は、自分たちの個性を引き立てるかのように、様々なスタイリングをランウェイの上で披露している。中には、そんなトップスの上に、大きなガーメントをぐるりと巻き付けたようなルックも登場した。胸元で、余った“生地”をしっかりと握るモデルのジェスチャーも印象的で、その手を離した途端、洋服はどのような姿に変わるのだろう?と、観る者の想像力を駆り立てていく。グラフィカルなアートワークミニマルなカラーで溢れるコレクションに、リズムをもたらしていたのが、グラフィカルなアートワーク。実はこのモチーフは、ラフの長年のコラボレーターとして知られるアーティスト、ピーター・デ・ポッターが手掛けたものだ。コレクションの中では、オーバーシルエットのパーカー×プリーツスカートのルックや、シャツ風アウターなどにあしらわれ、“ラフらしい”若々しくフレッシュな空気が添えられていた。
2020年10月01日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)の2021年春夏ウィメンズコレクションが発表された。軽やかにしてエネルギッシュ『鳥』や『マーニー』といったヒッチコックの映画に着想を得た今季のサルヴァトーレ フェラガモ。その佇まいは、風に乗るように軽くしなやかだ。なかでも『めまい』に見られるヴィヴィッドな色彩をのせた、エネルギッシュなスタイルが提案されている。鮮やかな色彩鮮やかにして爽やかな色彩が目を惹く。すっきりとしたハニカムニットドレスのイエロー、リサイクルジャージーを使用したドレスのスカイブルー、身体のラインにしなやかに寄り添うノーカラージャケットのミントグリーン、そしてナッパ製ジャンプスーツのパープルなど、いずれも軽やかな活気に満ちている。緻密なデザインフェザーの刺繍を施したスカートやニットのジレなどに見るように、緻密な職人技が光るウェアも特徴的だ。手織りのストリングスカートは、1本1本の糸が柔らかく波打つように動き、タイトながらも流麗な印象を強めている。いずれもすっきりとしたシルエットが、緻密ながらも動きのあるデザインを引き立てているといえよう。『マーニ ー』に着想を得たバッグもヒッチコックの映画作品は、とりわけ鮮やかで豊かな色彩で表現される一方で、曲線的なフォルムの新型バッグのように、『マーニ ー』のひと幕に着想を得たアイテムも登場した。
2020年10月01日エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)は、2021年春夏ウィメンズコレクションを、メンズとともにミラノ・ファッションウィークにて発表。スタイル、個性、都市の対話オンライン上でムービー形式での発表を行ったエンポリオ アルマーニ。アルマーニ本社「アルマーニ / テアトロ」の建築を舞台に、躍動感にあふれたモデルの動き、映像演出によって、コンテンポラリーでダイナミックなイメージを表現した。今季のテーマは“Building Dialogues”「対話の構築」。スタイル、個性、都市が対話することで生まれる新たなバランスに焦点を当てている。軽やかで繊細な佇まい印象的に映し出されるのは、軽やかな素材とニュートラルな色彩、コンパクトでミニマルなフォルムが織り成す繊細な佇まいだ。ペールトーンのベージュのブラウスとショートパンツのセットアップや、ペプラムを配したシアーなピンクのノースリーブトップス、シースルーのフーデッドコート、淡く花柄をあしらったグレーのカットソーなど、しなやかな質感と柔らかな色彩、透明感を組み合わせ、要素の1つ1つが相互に呼応することで、重力を感じさせない軽快さと洗練を生み出した。加えて、薄いライトブルーのセットアップやミニドレスは繊細さに清涼感をプラスし、オールホワイトで仕立てたシースルーのコートやドレープを効かせたパンツ、ふわりと空気を含むようなワンピースは、イノセントな魅力を際立たせている。ソフト×シャープ、対称的な要素をリンクまた、柔らかさとシャープさをリンクさせたスタイルも特徴の1つ。流れるような仕立てのスタンドカラージャケットには、幾何学的な模様を刻んだ立体的なミニスカートをコーディネート。分量感のあるワイドパンツには、フロントに大胆なプリーツを配した構築的なトップスを、裾にノットのディテールを配したエレガントなパンツには凛とした表情のテーラードジャケットを組み合わせた。一見対照的に見える要素同士を対話させることで、何者にもとらわれない自由な雰囲気や何にも属しない個性を感じさせる。神秘的なブラックのイブニングウェアイブニングウェアは、ブラックを用いて神秘的に。布地の流れに沿うようにして、規則的にきらびやかな装飾を配したブラックのミニドレスや、光を受けて上品な輝きを携えたシースルーのジャンプスーツなど、静かでシックな空気感の中に確かな華やかさを存在させている。細やかな装飾を配したレースのノースリーブには大きなカットワークが目を引くレザーパンツを組み合わせ、テクスチャーのコントラストによって優雅さを際立たせた。
2020年10月01日トッズ(TOD’S)は2021年春夏ウィメンズコレクションを発表した。“ノンシャラン”に旅を楽しむ今季のトッズは“ノンシャラン(=無頓着さ)”がキーワード。カジュアルかつアウトドアな雰囲気を重視し、ゆったりとしたシェイプ、ヴィンテージの風合いを取り入れたウェアたちは、旅のシーンを想定して作られた。ウェアはベーシックで気負わずにコレクション内では、オーセンティックなサファリジャケットやダスタージャケット、ブルゾンなどをラインナップ。サファリジャケットとショーツのセットアップは素材にスエードを採用し、“ノンシャラン”なムードのシルエットである一方でトッズらしい上品さも漂う。他にも同様に、カジュアルとフォーマルが共存するようなアイテムが散見される。本来かっちりとしてマニッシュな印象のジャケット類は、フォルムを大き目にすることで緊張感を抑えながら、ゆったりとしたリラックス感を増幅させている。色使いの中で目を惹くのは、鮮やかなラベンダー。ジャケット、ドレス、タンクトップ、パンツなど幅広いアイテムに取り入れた。複雑で独創的なシューズやバッグベーシックさが際立つウェアの一方で、トッズが得意とするシューズやバッグのアクセサリー類はとことん独創的。中でもシューレースが足首まで届く「ゴンミーニ サンダル」は、インパクトのあるアイテムの一つ。シューレースが足首に至るデザインは他シューズにおいても複数登場し、今季のトッズのアイキャッチなディテールの一部となっている。そしてバッグは、ビビッドなカラーやホルスタイン柄などを纏ったユニークな表情で登場。トッズのアーカイブから復刻した“Tタイムレス”のモチーフをあしらったり、異素材をコンビネーションさせたりと、それぞれ捻りを効かせたトートバッグやバケツバッグなどが揃う。また、新たに登場するソフトなフォルムが特徴的なハンドバッグ「トッズ オーボエ バッグ」も注目。豊富な柄とカラーによる豊かな表情は、スタイリングにおいて存在感を発揮するトッズの新たなアイコンバッグとなりそうだ。
2020年10月01日エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)の2021年春夏コレクションが、ミラノファッションウィークにて、ショートフィルム形式で発表された。“カプリ島”から着想エミリオ・プッチの2021年春夏コレクションは、「岸辺で(Sulla Riva)」がテーマ。“カプリ島への旅”からインスピレーション源に、女性が持つ優雅さや柔らかさを表現するコレクションを発表した。ショートフィルムは、“湖畔の別荘”を舞台に描かれており、コレクションの雰囲気を反映させたロマンティックなムードが漂っている。アーカイブプリントをベースにコレクションのベースにあるのは、カプリ島の広場を表現した「Piazzetta di Capri」やマーメイドを描いた「La Canzone del Mare」、貝殻をモチーフにした「Conchiglie」という3つのアーカイブプリント。いずれも複雑な模様を描いた華やかなプリントでありながら、模様の美しさを引きたてる純白のテキスタイルに落とし込むことで、洗練されたモダンな印象に仕上げている。また花柄の「Tropicana」や「Ortensia」は、時にはプリントとして、時には刺繍として施し、リズミカルな雰囲気に導いた。ラグジュアリーなリラクシングウェアコレクション全体に流れているのは、カプリ島のような高級リゾート地を彷彿とさせるリラクシングでラグジュアリーなムード。アーカイブプリントをあしらったブラトップやパジャマ風パラッツォパンツなど、ビーチサイドにぴったりのウェアがあるかと思えば、シルクジャージの細やかなプリーツドレス、透け感のあるシルクオーガンザのワンピースなど、上質な生地で仕立てたナイトシーンに相応しいアイテムも揃う。トモ コイズミ手掛けるカプセルコレクションも同時発表また、日本人デザイナー 小泉智貴が手掛けるトモ コイズミ(Tomo Koizumi)とコラボレーションした2021年春夏カプセルコレクションも同ショートフィルム内で同時発表。アーカイブプリント「Vetrate」からインスピレーションを得たカラーパレットを用いて、トモ コイズミならではのダイナミックで立体的なシェイプが光るオーガンザのドレスなどを披露した。
2020年10月01日Netflixオリジナルアニメシリーズ『BIOHAZARD:Infinite Darkness(バイオハザード:インフィニット ダークネス)』が2021年に配信されることが発表になり、ビジュアルと映像が公開になった。『バイオハザード』は全世界でシリーズ累計出荷本数が1億本以上を超える超人気ゲーム。これまでも繰り返し映画化され、フルCG映画や、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の実写映画シリーズは大ヒットを記録した。来年はシリーズ開始から25周年を迎える記念すべき年で、シリーズ初の連続CGドラマの制作が決定。人気キャラクターのレオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドを主軸にした物語で、アクションだけでなくサスペンス要素も加わったドラマになるという。カプコンの小林裕幸プロデューサーが製作と原作監修を、トムス・エンタテインメントが制作プロデュースを担当。『バイオハザード:ヴェンデッタ』で制作プロデューサーを務めた宮本佳が率いるQuebicoがフル3DCGアニメーション制作を担当する。このほど公開になったティザー映像は約1分ほどで、クレアが廃屋の闇を小さな明かりで照らしながら進んでいく場面から始まる。さらに後半にはレオンが何者かを救出する場面が登場。細部まで作り込まれた映像、暗闇で何かヒントが見えるか見えないか目をこらしたくなるライティング、緊迫感を高める音響、そしてショッキングな展開……“バイオ”好きにはたまらない、来年に向けて期待値が高まる内容になっている。『BIOHAZARD:Infinite Darkness』Netflixにて2021年より全世界独占配信(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年09月27日JR東日本が2021年春のダイヤ改定で、山手線を含む首都圏の複数の路線で終電を繰り上げる方針を固めたことが、2020年9月3日に判明しました。産経ニュースによると、終電時間の繰り上げ内容は以下のとおりです。終着駅への到着時刻が遅くとも午前1時ごろになるよう調整する。山手線は1周に約1時間かかるため、午前0時ごろが終電の発車時間になるとみられる。産経ニュースーより引用また、電車の始発時間を遅くすることも検討されているとのこと。最終電車の時間を変更する理由としては、終電から始発までの間に実施する線路のメンテナンス作業を確保するなど、作業員の労働環境の改善を図るのだそうです。これまでは、終電から始発までの時間が短い理由で機械を使えず、人力でメンテナンスをしていたといいます。しかし、今後は路線の作業効率を上げることで、作業員が休暇を取りやすくなったり、人手を確保しやすくなったりすることが期待できるとのことです。ネット上では、さまざまな声が上がっています。・運転士さんも早く帰れるようになるのかな。だとしたらいいことかも。・遊ぶ時間は減りそうだけど、そういうことなら仕方ないか。・いい動きですね!日本全体のライフスタイルが見直されるかも…!ちなみに、JR西日本も同様の理由により、来春のダイヤ改定で最終電車を10〜30分程度繰り上げることを発表しています。終電や始発の時間が変更になると、通勤や通学の時間が変更になる人もいるでしょう。ダイヤ改定に合わせて、多くの企業や学校は、従業員や生徒にヒアリングをしたり、始業や授業を行う時間を変更したりする必要がありそうです。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、今後もさまざまな場面で新しい生活様式に変化していくのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月03日BiSやBiSHのアイドルプロデューサー、渡辺淳之介が手がけるネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)は、2021年春夏コレクションを2020年8月24日(月)に渋谷パルコの屋上「ROOFTOP PARK」にて発表した。ランウェイには、BiSHのアイナ・ジ・エンドやセントチヒロ・チッチ、リンリン、アユニ・D、BiSのチャントモンキーなどが登場した。大人になりきれなかった大人による“制服スタイル”夜風の吹き抜ける屋上。ライトアップされたランウェイに現れたのは、高校生の制服を思わせるスタイルのモデル達だ。「CONSERVATiVE COLLECTiON」と名付けられた今季、大人になりきれなかった大人のフィルターを通した“制服スタイル”の様式美を見せつつ、アナーキーな姿勢を提示した。“ギャル”系着こなしやパーカースタイル一口に“制服スタイル”といっても、そのスタイルの在り方は多様だ。カーディガンにミニスカートを組み合わせ、スクールバッグのハンドルをリュックのようにして両肩にかけた“ギャル”風の着こなしや、スカートをほとんど覆ってしまうほどのゆったりとしたオーバーサイズパーカーにリュック、大ぶりなヘッドフォンを組み合わせたカジュアルなコーディネート、超ミニ丈のスカートの下にジャージを履いたスタイルなど、どこか学生時代の記憶に心当たりのある“制服スタイル”が続々と登場した。焼きそばやタピオカを片手にちなみに、ショーで麺類が登場するのはネグレクトアダルトペイシェンツおなじみの演出だが、今回登場したのはカップ焼きそば。ブラウスの上からビッグTシャツを重ね、ふくらはぎまで覆うひざ下丈のスカートを組み合わせた、抜け感のある着崩し“制服スタイル”の緩やかな奔放さを焼きそばが引き立てていた。さらに、ギャル系のコーディネートを身に着けたモデルの手にはタピオカドリンクが。小物や手に取る食べ物まで含めた、それぞれの“制服スタイル”が、個人のキャラクターや姿勢を象徴する記号になっていることにふと気が付く。制服然とした佇まいと独自性のあるディテール1つ1つのピースを細かく見ていくと、制服を意識したデザインではあるが、パターンメイキングやディテールに独自性が見て取れる。従来パリッとした生地でジャストなフィット感に仕立てられるブレザーには風になびくようにしなやかな素材を採用し、袖口や裾にはリブの切り替えを配した。カーディガンやニットベストは、ネオングリーンやネオンピンクでヴィヴィッドにカラーリングしてエッジを効かせる。一見オーセンティックに見えるタータンチェックのパンツは、ファスナーを配してボンデージパンツに仕立て、パンクな佇まいに仕上げた。また、制服だけでなく、ジャージスタイルも登場。体操着のジャージを連想させるトラックジャケットやパンツは、サイドにロゴを並べてポップに。グラデーションカラーのソールを配した、スニーカーのようなスライドサンダルとともにスタイリッシュなジャージスタイルを提示した。制服やユニフォーム然としていながら、制服では叶えられないデザインを組み込むことで、そこはかとなく反骨精神を漂わせた。ディーゼル&GR8とコラボレーションコレクションの中で、ひときわ目を引いたのがディーゼル(DIESEL)と、セレクトショップ・GR8とのコラボレーションウェアだ。フロントや袖に大きくディーゼルロゴをあしらったスウェットや、コピーライト表記を袖ロゴに用いたカットソー、ネグレクトアダルトペイシェンツのボックスロゴをシールのように剥がしたグラフィックにディーゼルロゴを重ねたフーディーなど、遊び心に溢れたロゴアイテムが展開された。また、サブスクリプション型家具ブランド・カマルク(KAMARQ)ともコラボレーションを行っている。
2020年08月28日ニードルズ(NEEDLES)は、2021年春夏ウィメンズ&メンズコレクションを発表した。ヴィンテージ感×モダンな佇まいの“ネオトラ”スタイル今季も前シーズンに引き続き、「ネオトラ」スタイルを提案。1975年前後に流行した「ニュートラ」を現代的に更新した「ネオトラ」スタイルを軸に、ヴィンテージ感溢れる素材や、ノスタルジックでスモーキーな色彩を採用したウェアを展開。肌なじみの良いレトロな雰囲気を漂わせつつ、モダンな佇まいを提示している。豊富なシャツのバリエーション中でも、豊富なシャツのバリエーションに注目だ。安全ピンで襟を留めるスタイルのブリティッシュシャツやタイブラウスをはじめ、花モチーフを刺繍したシャツや泡のような模様のジャカードシャツ、アイコニックな蝶のマークを配したワークシャツなどが揃う。ウォーミングな色彩また、ゴールドのパイピングを配したオレンジのウエスタンジャケットやパンツ、ブラウンを基調としたドット柄ポリエステルジャカード地で仕立てたジャケット、フレアパンツなど、温もりのある暖色系のウェアが目を引く。オレンジの艶やかなペイズリージャカードブラウスや、鮮やかなレッドのカーディガン、ウエスタンシャツなども登場する。レッドをベースにしたダイナミックなペイズリー模様のベルベットジャケットと、空気を含むようなギャザースカートのセットアップには、真っ赤なシフォンのベストとブラウスを重ねて。色彩には統一感を持たせる一方で、透明感のあるシアーなシフォンと、しっとりとした光沢を備えたベルベットの対照的な質感がコントラストを描いている。ハイネックを用いたレイヤードスタイルハイネックを使ったレイヤードスタイルも印象的だ。抽象的な模様を落とし込んだレッドのベルベットジャケットには、白のハイネック、チェッカーフラッグ柄のシャツを重ねてグラフィカルに。穏やかなミントグリーンのスリムフィットパンツが爽やかなアクセントを加える。また、ベージュのジャケット、チェックシャツを合わせたトラッドスタイルにも白いハイネックを差し込み、ボトムスにきらびやかなレオパードジャカードのペンシルスカートをセレクトすることでエッジを効かせた。落ち着いたトーンのテキスタイルテキスタイルのトーンは、全体的に落ち着いた雰囲気が漂う。深みのあるグリーンとホワイトを組み合わせた唐草模様のコーチジャケットとショートパンツ、影が浮かぶような模様のジャカードローブ、エキゾチックな幾何学模様を織り込んだバーガンディの開襟ブラウスなど、奥行きのあるテキスタイルが採用されている。定番のトラックジャケットやトラックパンツには、ランダムな毛並みのクラッシュベロアを用いて表情豊かに仕上げた。ラングラーやドクターマーチンコラボもまた、今季はラングラー(Wrangler)とコラボレーションしたデニムシャツやジャケット、ブーツカットパンツ、ストレートパンツが登場する他、2020年秋冬に続いてドクターマーチン(Dr.Martens)ともコラボレーション。スイコック(SUICOKE)とタッグを組んだサンダルも登場する。
2020年08月12日バーバリーは、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのリカルド・ティッシが手がけた2021年春夏プレコレクションを発表しました。コレクションのルックブックは、バーバリーの創業者であるトーマス・バーバリーの探検の軌跡から着想を得て、バーバリー・コミュニティーを讃え制作されたものです。撮影はイギリスにあるそれぞれの自宅の前で行われました。「このコレクションで私は基本に立ち返り、心地よく自分に力を与えてくれるものを作りたいと考えました。バーバリーで最初にインスピレーションを受けた、チェック、アイコンストライプやユニコーンのエンブレムなど、バーバリーのヘリテージのハウスコードを改めて振り返りました。今回はそこにアウトドアというレンズを通して、洗練とストリートの両方の要素を組み込んだのです。イギリスには世界で最も美しい数々のアンティークガーデンがあります。そこに咲く薔薇をコレクションのアイテムにプリントしたかったのです。ルックブックでは、バーバリーの有能なスタッフを集め、それぞれの個性でコレクションを体現してもらいました。ブランドの唯一無二のハウスコードだけではなく、我々のバーバリー・コミュニティーが持つダイバーシティーを表現し、その世界観にマジックをかけ生を与えているかのようなこのコレクションに私は誇りを持っています。」バーバリー チーフ・クリエイティブ・オフィサー、リカルド・ティッシウィメンズバーバリーの象徴的なギャバジン製のアウターがアップデイトされました。トレンチコートは本社住所のホースフェリープリントが施され、オーバーサイズのポケットが付着しています。カーコートはオーガニックコットンを使用したギャバジン素材に、ポケットと取り外し可能なウォーマーが付けられています。新しいモチーフとしてヴィンテージチェックのシャツにラブプリント、ストライプのウール製バーンジャケットやサテンのボンバージャケットには多様なグラフィックのアップリケを付けてアクセントに。テーラリングは格子縞に、千鳥格子チェックのウールスーツはウエストがスポーツストライプで絞り込まれ、マリーゴールドイエローのチェックのウールスーツはヴィンテージチェックのシャツと合わせて。シルククレープのパフスリーブが特徴的なシャツドレスにはイングリッシュローズがプリントされ、ウールのテーラードトラウザーと合わせました。メンズダブルブレストのウールジャケットとトラウザーはシーズナルチェックでエネルギッシュに。ウエストミンスター トレンチコートは非構造的なフーディーとドローコードのショーツに合わせて。ホースフェリープリントのカーコートはフード付きジャケットとウールモヘアのトラウザーと。ダイヤモンドキルトのバーンジャケットにはストライプが施され、日本製のローデニムとカシミアのトラックパンツを合わせています。ブライトイエローのチェックのカシミアセーターにはファネルネックのトップスとアーカイブベージュチェックのドローコードショーツでコントラストをつけています。バッグホースフェリープリントが施されたポケットバッグとソフトキューブ。バスケットバッグはストライプウールが、Eキャンバスのビーチトートにはフローラルプリントがあしらわれています。オリンピアバッグはブラックのラムスキンで再登場しました。シューズウィメンズは彫刻のようなレザーパンプスやアンクルストラップのサンダル。メンズはロゴプリントのレザーサンダルやアーサースニーカーがギンガムチェックとモノグラムプリントで刷新されました。キーカラー、キーパターン & プリントバーバリーのハウスカラーであるベージュや、バーチブラウン、ブラックやグレーにレッド、マリーゴールドイエロー、そしてシトラスでアクセントを付けて。リカルドのモチーフとなりつつある、ラブプリント、ディアプリント、イングリッシュローズと”Don’t believe everything you think”というスローガンのプリント。シーズナルチェックやストライプ、千鳥格子とアーガイル柄がバーバリーのアーカイブにモダニティを与えています。バーバリー公式サイトBurberry.comLINE @burberry_jpInstagram @BurberryTwitter @Burberry_JapanFacebook @BurberryJP企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月28日マックスマーラは7月20日(現地時間)、イタリア ミラノにてスポーツマックス2021年リゾートコレクションを発表いたしました。1969年ジャック・ドレー監督が手掛けたフランス映画 『太陽が知っている』 に出演したロミー・シュナイダーの輝くような美しさ、そしてあらゆるシーンで彼女から醸し出される 『je ne sais quoi(何とも表現できない魅力)』 の雰囲気からインスパイアされたスポーツマックス2021年リゾートコレクション。なめらかなライン、大胆なカラー、さわやかでやわらかな素材がスリットやネックラインの幾何学的な制約から抜け出し素肌と戯れ、スポーツマックスの新しい官能の世界観を表現します。新しいスポーツマックスのセクシーさは、女性の体を包み込むシルエットによって作られた言語のよう。アシンメトリー、レイヤード、ドレープによって、より一層その魅力が際立ちます。イエロー、ブルー、オレンジなど、目が覚めるような鮮やかな色使い、また洗練されたストレッチコットン、無地やプリントのジャージー、ラッカーで コーティングした光沢のあるハイテクな生地がコレクションにモダンな感覚を吹き込みます。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月22日高橋盾によるアンダーカバー(UNDERCOVER)が、2021年春夏メンズコレクションを発表。今回発表したコレクションのテーマは、“2020”。アンダーカバー2021年春夏のメンズコレクションは、COVID-19の影響で、パリファッションウィークにおける従来の形式での発表が困難だったことから、ルックを3D形式で発表した。この新たなアプローチとなる「3Dルックブック」は、現在、アンダーカバーの公式サイト(undercoverism.com)にて公開されており、ユーザーが自宅やオフィスなどにいながらも、画像内のモデルを回転させたり動かすことにより、コレクションのルック全体を360度にわたって細部まで見ることができる。COVID-19は、コレクションのプレゼンテーション方法だけでなく、デザイナーの高橋盾自身にも影響を与えた。緊急事態宣言の中、自宅にてデザインに着手しはじめた彼は、予想外の恩恵を得ることができたという。以下、デザイナーからの声明では、「2020」というタイトルが付けられたコレクションの背景が詳しく述べられている。“2020” コロナウィルスが猛威を振るい始めた3月、テーマ、アイデア出しからスタートし、4月の自粛期間中全てのデザインを自宅で行いました。自粛によって日々変わっていく世の中の流れ、今までの生活様式への疑問や仕事への向き合い方を含め様々な事柄に対しての大きな考え方の変化を実感し、この自粛期間を過ごしました。未だ収束の道は見えず大変な日々は続きますが、皆様も同じように大きな変化を実感していることと思います。そんな中初めて自宅でデザインした今回のコレクションですが、あやふやな頭のまま今まで通りの思考で作業を進めていたため、自分の中の変化とは全く別のものに仕上がりました。大きな変化の過程故、それはそれで良いのでは? と自分なりのデザインを進めた結果です。ですが今後は世の中や自分に起きた大きな変化をポジティブに捉え、元の生活に戻ることなくUNDERCOVERらしい独自の道を突き進もうと考えています。新たな生活のスタート、新たなノイズを出していこうと思います。高橋盾>>その他のアンダーカバーの記事はこちらから
2020年07月15日落合宏理によるファセッタズム(FACETASM)が、7月12日にパリファッションウィークのデジタルプラットフォームにて、2021年春夏メンズ&ウィメンズコレクションを発表。今回発表したコレクションのテーマは、“More memories.”。たくさんの変化と挑戦にあふれ、すでに誰もが忘れられない年となった、2020年。これを踏まえ、ファセッタズムが、2021年春夏コレクションで表現したいことは、生み出し続けることだという。(前略)一番重要なのは幸せの記憶です。私は4歳になる息子が描いた絵をみて、心が動きました。子供の頃の記憶、もしくは昨日の夕食、そして明日の記憶。思い出には幸せも不幸せも同時に混在しますが、願わくは、我々のコレクションであなたの楽しい思い出に引き戻し、また、明日からの新しい記憶をあなたと共に歩み、より良い世界をつくりあげることを望んでいます。この場を借りて、協力してくださった工場の方々、FHCM、家族、FACETASMを愛しサポートしてくださっている全てのみなさまに感謝の意を表し、ここにコレクションを発表させていただきます。落合宏理 & FACETASM Team>>その他のファセッタズムの記事はこちらから
2020年07月13日マックスマーラは7月6日(現地時間)、イタリア ミラノにて2021年リゾートコレクションを発表しました。「理性とロマンス」をテーマに、ロシア・サンクトペテルブルクにインスパイアされたコレクション。プーシキンやトルストイ、チャイコフスキーを生み出した都市であるサンクトペテルブルクから着想を得、また 国立エルミタージュ美術館が所蔵する皇族や貴族が身に着けた数々の衣装に触れ、マックスマーラの秩序のある優れたデザインと抒情的なロマンティックな側面を解き放ちます。モダニスト感覚が際立つダブル フェイスのチュニックと組み合わされたハンカチーフヘムスカートや、ミルキーホワイトのテディベアコートを上に重ねてコントラストを効かせ透けたドロップウエストが特徴的なドレスなど、マックスマーラの非常に合理的なテーラリングを引き立てるロマンティックな要素になっています。コレクションのストーリーの中心をなす様々なコントラストをつなぎ合わせながら、新構成主義を感じさせる融合をもたらしています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月09日2019年の映画『蜜蜂と遠雷』の舞台として大きな話題となった「浜松国際ピアノコンクール」の次回2021年の開催概要が発表された。第11回目となる次回の開催期間は、2021年11月12日(金)〜11月29日(月)の18日間。1991年の浜松市市政80周年を記念してスタートしたこのコンクールは、楽器と音楽の街として世界的に名高い浜松市における文化事業として定着し、着実に進化を遂げているようだ。今や世界を目指す多くの若いピアニストにとっての登竜門。日頃の研鑽の成果を披露する重要なステージとなっている。2021年といえば延期された「東京オリンピック」の開催年。スポーツと文化の祭典が無事開催され、長く記憶に残る年となることを期待したい。●開催期日・オープニングコンサート:2021年11月7日(日)・出場者抽選会:2021年11月12日(金)・第1次予選:2021年11月13日(土)~ 11月17日(水)・第2次予選:2021年11月19日(金)~ 11月21日(日)・第3次予 選:2021年11月23日(火)~ 11月24日(水)・本選:2021年11月27日(土)~ 11月28日(日)・表彰式:2021年11月28日(日)・入賞者披露演奏会:2021年11月29日(月)●審査委員審査委員長:小川 典子(日本)審査委員:ダン・タイ・ソン(べトナム):イングリット・フリッター(アルゼンチン):アレクサンダー・ガブリリュク(オーストラリア): ポール・ヒューズ(イギリス): キム・ヨンホー(韓国):エヴァ・クピーク(ポーランド): ペジャ・ムジイェヴィッチ(アメリカ): ロナン・オホラ(イギリス): 迫 昭嘉(日本): ナターリア・トゥルーリ(ロシア)●出場資格1991年1月1日以降に出生した者●申込期間2021年2月1日(月)〜2021年3月31日(水)24:00(日本時間)
2020年07月03日GAP(ギャップ)とカニエ・ウエストのブランド「イージー(YEEZY)」がコラボレーションしたコレクション「イージー ギャップ(YEEZY Gap)」が、2021年に誕生する。GAPは、世界的ミュージシャン・音楽プロデューサーであり、幅広く活躍するカニエ・ウエストとパートナーシップを締結。カニエ・ウエストは、アメリカ・シカゴで過ごした10代の頃にGAPのストアで働いていた経験もあるという。「イージー ギャップ」では、カニエ・ウエスト率いるイージーの高いクリエイティビティやファッションにおけるリーダーシップ性と、GAPが51年間積み上げてきた専門知識やノウハウ、認知度など、双方の強いを最大限に活かしたコレクションを展開。メンズ・ウィメンズ・キッズのアイテムを手の届きやすい価格帯で販売する。【詳細】イージー ギャップ展開時期:2021年
2020年07月02日木曜日(現地時間)、ハリウッド商工会議所から2021年に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」入りする35人のセレブの名前が発表された。「栄誉を受けることになった人たちに会うのが待ちきれません。彼らは世界で最も有名な歩道に埋め込まれた星がお披露目されるとき、ハリウッドの歴史の一部になるのだと実感するでしょう」と主催者はコメントしている。「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」とは、ハリウッドにあるハリウッド大通りとヴァイン通りの道沿いの歩道。セレブの名前が刻まれた2600個以上の星型プレートがずらりと埋め込まれている。プレートには、その人物が活躍している映画、テレビ、音楽、舞台、ラジオの5つの分野のいずれかのマークも記されている。以下は2021年に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」入りする35人のセレブ。映画ジョシュ・ブローリン、ドン・チードル、ベネディクト・カンバーバッチ、ザック・エフロン、シャイア・ラブーフ、ナオミ・ワッツ、モリス・チェスナット、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジミー・スミッツ、アリ・マッグロー、ライアン・オニールテレビニック・キャノン、コートニー・コックス、マーラ・ギブス、ジェニファー・ルイス、ローラ・リニー、グレッグ・マティス、メメット・オズ、サラ・ポールソン、ピーター・ロス、クリスチャン・スレーター音楽ザ・シャイ・ライツ、ケリー・クラークソン、ミッシー・エリオット、アナ・ガブリエル、ジェファーソン・エアプレイン、ザ・ジャッズ、ドン・マクリーン、ソルト・ン・ペパー、トリーシャ・イヤーウッド、チャーリー・パーカー舞台サラ・ブライトマン、ルチアーノ・パヴァロッティ、オーガスト・ウィルソンラジオビッグボーイ(Hiromi Kaku)
2020年06月19日公開延期が発表されていた映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』の公開時期が2021年4月に決定した。4月頭、新型コロナウイルスの影響により、4月17日に公開予定だった本作の公開が延期になると発表されていた。シリーズ24作目となる最新作は、日本で開催される4年に1度の世界最大のスポーツの祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-」と、その開会式にあわせて開発された最高時速1000kmを誇る世界初の「真空超電導リニア」を巻き込んだ未曾有の大事件が描かれ、原作でも絶大な人気を誇るFBI捜査官・赤井秀一をはじめとする赤井一家が登場することでも話題となっている。今回、来年4月公開という形での発表だが、具体的な公開日など今後の情報については、映画公式サイトにて随時、発表していくという。また、公式サイトやTwitterでは原作者・青山剛昌からの直筆メッセージを公開。江戸川コナンに加え、赤井秀一、世良真純の姿も描かれている。ほかにもTwitterでは、日高のり子(世良真純役)、置鮎龍太郎(沖矢昴・綾小路文麿役ほか)ら声優陣が「私も来年を楽しみに頑張ります待っててね!」(日高さん)、「残念ではあるけど、仕方ない。 公開される頃、安全な環境は確保されている事を祈るしかない。 それまで、沢山、何かを作り過ぎておきます♪」(置鮎さん)などとコメントを寄せている。『名探偵コナン 緋色の弾丸』は2021年4月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:名探偵コナン 緋色の弾丸 2021年4月、全国東宝系にて公開予定©2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2020年06月08日5月29日(金)より全国公開を予定していた『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が、来年2021年まで公開延期となることが発表された。世界的大ヒットシリーズの9作目にして、ヴィン・ディーゼルやミシェル・ロドリゲスら、お馴染みのファミリーが再集結、前作の悪役シャーリーズ・セロンの再登場や、韓国系アメリカ人サン・カン演じるハンのまさかの復活などで話題を呼んでいた本作。今回、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全米公開日が2021年4月2日(金)まで延期されたことで、日本公開もそれに準じて調整されることになった。新たな公開日は決定次第、発表されるという。(text:cinemacafe.net)
2020年03月13日クラランス(CLARINS)の2021年春コスメとして、日本の“サクラ”に着想した「コンフォート リップオイル」「フィックス メイクアップ」の限定品が登場。2021年2月12日(金)より発売される。クラランスの人気コスメが“春仕様”に2021年春、クラランスの人気コスメが、可憐な“桜”をイメージしたロマンティックな装いに変身。この時期だけのカラーや香りを詰め込んだ、特別な仕上がりで登場する。ベストセラーリップ「コンフォート リップオイル」の限定色ブランドを代表するベストセラーリップ「コンフォート リップオイル」からは、桜のモチーフのパッケージに似合う、クリーミーペールピンクの限定色がお目見え。これまで同様、美容液のようなリッチな潤いで、“ぷるん”と艶めく唇に仕上げながら、ほんのりと血色感をもたらす“旬な表情”を演出してくれる。桜が香る「フィックス メイクアップ」また化粧崩れ対策として人気を集める「フィックス メイクアップ」には、桜を連想させる香りを詰め込んだ。使い方は、メイクの仕上げにシュっと軽くスプレーするだけ。華やかな香り立ちとともに、微細なシャワーがメイクにぴったり密着して、長時間美しい仕上がりをキープしてくれる。保湿・スキンケア成分もたっぷり配合しているのも、女性に嬉しいポイントだ。4色アイシャドウ「オンブル4」の新作もさらに同日には、2020年にデビューしたばかりの4色アイシャドウ「オンブル4」に、新色が仲間入り。肌に溶け込むような、優しいローズピンク系で、レディライクな目元へと導いてくれる。またアイシャドウは、目元下地を使用したように長時間よれにくく、発色・色持ちが長けているのも特徴。一日中あなたの魅力を引き立たてくれるメイクアップは、春の高まる気分をより一層UPさせてくれるはずだ。詳細クラランスの2021年春コスメ発売日:2021年2月12日(金)アイテム例:・コンフォート リップオイル 14 サクラ 3,200円+税<限定品>・フィックス メイクアップ サクラ 4,000円+税<限定品>・オンブル4 02 ローズウッド 5,200円+税<新色>【問い合わせ先】クラランス お客さま窓口TEL:03-3470-8545
2020年01月31日世界の7都市で開催されてきたシャネル(CHANEL)のメゾンの歴史と、ガブリエル・シャネルの人生を辿る展覧会プロジェクト「CULTURE CHANEL」展が、ついに東京へ上陸。2021年3月20日から、東京都現代美術館にて開催される。ホルスト・P・ホルストによるマドモアゼル シャネルのポートレート (1937年) © Condé Nast / Corbis2007年、モスクワから始動しこれまで世界7都市で開催されてきた「CULTURE CHANEL」展では、キュレーターにジャン=ルイ・フロマン(Jean-Louis Froment)を迎え、都市ごとにテーマを変えて、ガブリエルがどのように人生を伝説に変えたか、そしてシャネルというブランドの永続性についてを解き明かしてきた。8回目となる今回の東京都現代美術館での展示では、これまで取り上げたことのなかったテーマ、“ガブリエル・シャネルのクリエーションの世界”に焦点を当て、シャネルの基礎となっているガブリエルの独特な美的感覚がどのようにして培われたのか、また女性の歴史をも変えた彼女の思想を、様々な芸術品、絵画、書籍、原稿、洋服、ジュエリー、香水といった展示品を通じて、7つの章に渡って描き出す。【イベント情報】CULTURE CHANEL - 伝説会期:2021年3月20日〜6月20日会場:東京都現代美術館住所:東京都江東区三好4-1-1
2020年01月29日