3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)がブランドを代表するバッグシリーズ「サーティーワン・アワー(31 HOUR)」より、クリスマスに向け日本限定カラーを発売する。サーティーワン・アワーはクラシックかつ遊び心を感じるトートバッグ。素材に柔らかなナップレザーを採用。折り畳みスタイルで大きなジッパーを採用しており、マチが広く収納力は抜群、「まるで一日31時間」あるような充実感をコンセプトにしたデザインで、男女ともに人気のアイテムとなっている。デュアルカラーで前面と背面で表情が違うのもポイント。カラーは写真のOLIVE-WHITEとSKY-BLACKの2色展開で、価格は各9万6,000円。なお、12月25日まで、日本公式オンラインストアでの購入者限定で送料無料サービスも行っている。
2015年12月01日テクトロニクス社は10月22日、MIPI M-PHY 3.1仕様およびCTS(Conformance Test Suite)3.1向けに完全自動物理レイヤ・トランスミッタ・テスト・ソリューションを発表した。同ソリューションは、M-PHY High Speed Gears 1/2/3、PWMモード(G0~G7)、SYSモードをサポート。設計エンジニアが、同社のオシロスコープ「DPO70000SXシリーズ」または「MSO/DPO70000DXシリーズ」とプローブ「P7600シリーズ」を使用することで、コンプライアンスモードや独自のテストモードでのテストを可能とする。また同社はBERTScopeをベースにしたM-PHY RXの完全自動化ソリューションも発表した。同ソリューションは、同社のパートナーであるGranite River Labsによって提供される。これにより、セットアップの複雑さが軽減されるため、時間が短縮でき、デバイスをすばやくテストできるようになるという。さらに11.6Gbpsのデータ・レートによるHS Gear 4がサポートされた次世代規格であるM-PHY 4.0仕様にも、解析ソリューションである「DPOJET」および「SDLA(シリアル・データ・リンク解析)」を用いることで、表示されるすべての軌跡とHS Gear 4のレシーバ・イコライゼーションを使用したジッタとノイズの両方の解析が可能だとしているほか、プロトコル・テストでは、同社のオシロスコープと最新バージョンのUniPro、UFS規格のプロトコルを認識したトリガとプロトコル解析が可能なソフトウェアを組み合わせることで対応できるようになったとしており、これによりエンジニアはプロトコルの動きを物理レイヤまで相関をとり、電気信号とビット・レベルの情報の両方を観測しながらデバッグすることが可能になるという。
2015年10月23日『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』で知られるギレルモ・デル・トロ監督の約3年ぶりとなる最新作『クリムゾン・ピーク』(原題:『CRIMSON PEAK』)の日本公開日が2016年1月8日に決定し、初となる場面写真が19日、公開された。本作は、冬になると地表に露出した赤粘土が雪を赤く染めることから、"クリムゾン・ピーク"(深紅に染まる山頂)と名付けられた山頂にある広大な屋敷を舞台に、恐ろしくも美しい秘密をひもとくダークなミステリー。今年開催されたコミコンで、監督自身が「これまでの中でも大好きな三本の映画のうちの一本。そして個人的に最も美しい映画だと思っている」と話すほどの自信作だという。主人公は、死んだ母親の幽霊を10歳の時に見て以来、幽霊を見ることができるイーディス。父親の不可解な死をきっかけに、恋人のトーマスと結婚したイーディスは、トーマスの姉・ルシールと一緒に屋敷(=クリムゾン・ピーク)で暮らすことになる。そして、イーディスが新たな生活に慣れるにつれ、深紅の亡霊たちが姿を現し、「クリムゾン・ピークに気をつけろ」と彼女に警告する。主人公イーディスを演じるのは、『アリス・イン・ワンダーランド』の主役を演じた若手女優のミア・ワシコウスカ、イーディスの恋人・トーマスには、『アベンジャーズ』のロキ役などで注目を集めたイギリス人俳優のトム・ヒドルストン。そして、トーマスの姉・ルシールを、『ゼロ・ダーク・サーティ』『ヘルプ』でオスカーノミネートに輝いた実力派女優ジェシカ・チャステインが演じている。このたび公開された場面写真では、イーディスが屋敷の中で、ロウソクを片手に不安そうな表情を浮かべている。(C) Universal Pictures.
2015年10月19日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が10月28日、ブランドの創立10周年を記念した特別なバッグコレクションを伊勢丹新宿店本館1階=ハンドバッグスペースにて先行発売する。ホリデーシーズンに向けて製作された同コレクションでは、パーティーシーンにぴったりのバッグがそろえられた。中でも注目なのが、14年秋コレクションで初めて紹介された、デザイナー、フィリップ・リムの想像上のミューズである“ソレイユ”をイメージしたきらびやかなバッグ「ソレイユ(SOLEIL)」。ユーモアを持ち、文化的興味を持った“ソレイユ”のような女性がパーティーシーンに持つのにふさわしいバッグに仕上げられている。「ソレイユ」は、チャコール(14万8,000円)、パープル×ブラック(14万8,000円)に加え、日本限定色としてホワイト×ブラック(14万5,000円)のカラーを用意。その他、「サーティワン・セカンド(31 SECOND)」ポーチのシルバー×ブラック(5万2,000円)、「サーティワン・ミニッツ(31 MINUTE)」クラッチのブルーメタル×ブラック(9万8,000円)が登場する。なお、同コレクションは10月28日より伊勢丹新宿店本館にて先行発売された後、11月11日よりブランドの直営店でも順次販売される。また、10月14日より全店舗にて、15年秋シーズンから展開をスタートしたネクストアイコンバッグ「アリックス(ALIX)」も発売。ハードウエアは、日常に溢れるペーパークリップやステープラーなどからインスピレーションを得てデザインされている。
2015年10月14日アメリカのファーストレディこと、ミシェル・オバマ大統領夫人が9月25日(金)の公の場でカスタムメイドの「3.1 フィリップ リム」を着用した華麗なるファッションを披露した。今回、オバマ大統領夫人のファッションが注目されたには、中国の習近平国家主席と彭麗媛夫人が国賓としてアメリカへ初めて訪れた際にホワイトハウスで行われた歓迎のセレモニーでのこと。オバマ大統領夫人に着用された「3.1 フィリップ リム」のドレスとジャケットは、9月14日にニューヨークファッションウィーク中に発表されたばかりの2016 Springコレクションからインスピレーションを得て創った、メタリックのフローラルの刺繍を施したカスタムメイドのセットアップ。国賓をもてなすフォーマルなシーンにおいても、最旬ファッションを上手にコーディネートしてみせた夫人のセンスに脱帽。「3.1 フィリップ リム」は、新進気鋭のNY発のモダンラグジュアリーブランド。2005年にNYコレクションでデビューし、たちまち業界人や批評家、ファッショニスタの間で知名度を上げ、カリスマブランドとなった。日本には2008年4月に、東京・青山に路面店をオープン。現在、世界各地50か国、400以上のブティックや大手百貨店で取り扱われている。(text:Miwa Ogata)
2015年10月01日“ノースリーブ”は3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)を象徴するアイテムのひとつだが、今季はミリタリー調の“コート”(28万8,000円)が登場。身頃はダウンを詰めたナイロン、首回りをコヨーテファーで覆った。まるでN-3Bジャケットの裾を取り去ったようなデザインで、アーミーテイストの中にブランドらしいスポーティなムードを差し込んだ。首回りのファーはかなりボリュームを持たせてあり、ゴージャスに首元を彩る。また、首や腰に配した垂れ下がるベルトも、モードなニュアンスをプラスしてくれる。カラバリはご覧のカーキの他にネイビーを展開する。<問い合わせ先>3.1 フィリップ リム ジャパンTEL:03-5411-2870
2015年09月28日今秋冬の3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)は「秩序に対する挑戦」というワードを掲げた。これまでにブランドが積み上げてきたデザインの特徴(=秩序)を新たに解釈し直している(=挑戦)。持ち味である“モノトーン”や”スポーティ”といった要素の中に、繊細な織りで表現された素材やフェミニンなファーなどを巧みに取り入れた。ブランドの象徴的なアイテムであるノースリーブカットソー(5万8,000円)も、断片を繋ぎ合わせたようなデザインにテーマを強く感じることができる。裾は巻きスカート風のディテールが付与された。ショート丈のブルゾンなどを羽織れば、装いを’90sライクな今季風レイヤードスタイルへと導いてくれる。<問い合わせ先>3.1 フィリップ リム ジャパンTEL:03-5411-2870
2015年09月18日9月14日、3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が2016春夏コレクションを発表した。今回はブランド10周年にあたる節目のコレクションで、コンセプトは「足をとめて、花を愛でる(Stop and Smell the Flowers)」。そこに込められた想いは、めまぐるしく入れ替わる現在のファッション界で、10年間インディペンダントを貫いてきた誇りと感謝。デザイナー曰く「いつも咲いている花の美しさに目を留め、その香りを味わうように、いま目の前にあるものの美しさや奇跡を、人生そのものを楽しみ感謝する」 。花といえば、欠かせないのが土。会場には、アーティスト兼環境問題研究家のマヤ・リンとのコラボレーションにより200トンのオーガニックの土が運び込まれ、巨大な円錐ピラミッドを制作。そしてフローラルプリントや端切れによる花の刺繍などが散りばめられた美しいルックが、会場で花開いた。カラーパレットは優しいアースカラーで構成され、白、ベージュやブラウンをベースに、グリーン、カーキや水色がアクセントに。また、ベーシックなスポーツウエアにシルクなどのフォーマル素材や繊細なディテールを取り入れることで、相反する要素の「共存」を表現。例えば、ブルゾンなどのスポーティなアイテムに繊細なチュール、ニット素材や切りっぱなしのラッフルディテールをあわせるなど、全体的にポエティックなロマンティシズムも感じさせる。さらに、女性の体を美しくみせるカッティングや甘すぎないフェミニズムなど、フィリップ・リムが得意とする世界観も存分に発揮されていた。フィッリップ・リムは、今回のコレクションで単にトレンドを生むという行為を超えてトラディショナルな洋服のあり方を見直し、より共感しやすい新しいラグジュアリーの価値観を提起。ラグジュアリーそのものの価値観が変わりつつある現代において、トレンドのさらに先にある価値の創造を行うことができる稀有なデザイナーであることを証明した素晴らしいコレクションだった。
2015年09月17日3.1 リップ リム(3.1 Phillip Lim)15-16AWシーズに新作アンクルブーツ「ハーリス(HARLETH)」が登場。エレガントなフォルムにワークテイストのシューレースがアクセントになったデザイン。緩やかな曲線を描く11.5cmの高ヒールでセクシーな存在感をアピール。ランウェイでもカラーや素材のバリエーションを変え様々なルックにコーディネートされた。カーフレザー×カーフヘアのコンビネーションのタイプ(11万8,000円)は、エキゾチックな力強さを感じさせるタイガーのようなアニマル柄がエッジィな印象。スパイスのきいた足元が、深いカラーでまとめがちな秋冬ファッションに刺激をプラスする。その他同型で、質感の異なる牛革を配したタイプ(9万8,000円)も展開される。カラーはブラックとベージュの2色。<問い合わせ先>3.1 フィリップ リム ジャパンTEL:03-5411-2870
2015年08月17日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)の15-16AWコレクションに、新作のバッグシリーズ「アリックス(ALIX)」が誕生した。“日常品をラグジュアリーにアップデートする”という意味を込め、普段何気なく使用しているペーパークリップやステープラーをイメージソースに。構築的なシルエット、ディテール、インダストリアルな付属品などが特徴的なシリーズとなっている。カーフレザー仕立ての円形のボディをベースに、クリップのようなフォルムのハンドルが付いた「アリックス(ALIX) サークルクラッチ」(H13×W15×D5cm 6万4,000円)は、15-16AWコレクションのランウェイにも登場。手のひらにおさまりそうなほど小振りのサイズながら、中にはカードホルダーが備えられており、機能面も配慮されている。カラーは写真のブラックとルビーの2色がそろう。同「アリックス」シリーズからはその他、「ポートフォリオポーチ」(H23×W28×D3cm 9万6,000円)、「メッセンジャーバッグ」(H21×W30×D11cm 20万5,000円)、「フラップショルダーバッグ」(H18×W26×D8cm 16万8,000円)がラインアップする。<問い合わせ先>3.1 フィリップ リム ジャパンTEL:03-5411-2870
2015年08月16日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が15-16AWコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。3.1 フィリップ リムのデザインの根源でもある“Romancing Reality(ロマンシング・リアリティ)”がコンセプトとなった同キャンペーンでは、先シーズンに引き続き、フォトグラファーにヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)を起用。15-16AWコレクションのテーマである“秩序に対する挑戦”を基に、 “幸福への挑戦”をし続ける国・ブータンにて撮影された。今回の撮影ではヘアやメイクアップアーティスト、スタイリストなどは起用しておらず、モデルもすべてストリートキャスティングで、これまでにモデル経験のないローカルモデルが起用された。ブータンの人と風土のありのままの姿が、ヴィヴィアン・サッセンのレンズを通すことでロマンチックに解釈されたビジュアルとなっている。
2015年07月31日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が7月31日に大丸京都2階のインターナショナルブティックに、8月26日に日本橋三越本店本館3階、それぞれ2店舗にニューショップをオープンする。店内空間は、ニューヨークのグレートジョーンズ・ストリートにある旗艦店と同じく、“ストゥーディオ/ラグジュアリー”をコンセプトにデザインされる。壁には、未仕上げの素材から作られたキャンバスを並べて設置。大理石や真鍮の象嵌細工などのラグジュアリーな素材や、コンクリートなどを幾何学的に組み合わせた什器が、クラシックと型破りな発想の融合を表現している。展開されるアイテムは、ウェア、バッグ、シューズにアイウェアまで、ウィメンズウェアがフルラインアップで揃えられる。また、オープンを記念して、5万円以上購入するとポーチギフトをプレゼントするサービスも実施される。【店舗情報】「3.1 フィリップ リム 大丸京都店」オープン日:7月31日住所:京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地大丸京都店 2階インターナショナルブティック「3.1 フィリップ リム 日本橋三越本店」オープン日:8月26日住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店 本館3階
2015年07月21日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が7月1日から7日まで伊勢丹新宿店本館3階のザ・ステージ#3で、プレフォールコレクションにフォーカスしたポップアップショップをオープンしている。“アメリカンスポーツウエア”がテーマの15年プレフォールコレクションでは、美しさと機能性を兼ね備えたハイブリッドなワードローブが展開される。シルエットは王道ながら、自然に生まれた折りやウェーブなどのディテールで新鮮さをプラス。素材のレイヤードや、多目的に使える機能性により、洗練されたリアルクローズに仕上がっている。国境を越えた様々なモチーフや柄、色彩、テクスチャーなどの要素をミックスし、スポーツウエアを一段上のグローバルシティズンの為のワードローブに昇華させている。
2015年07月01日フィリップモリスジャパンは、LARKの新商品「ラーク・トロピカル・アイス・メンソール」の5月発売に伴い、その特徴をより実感できるデコレーショントラックでキャラバンを行っている。○ミントとトロピカルアロマが特長「ラーク・トロピカル・アイス・メンソール」は、マイナス22度の氷結製法でミントの旨みを最大限に引き出した氷冷メンソールと、華やかなトロピカルアロマが詰まったカプセルがフィルタ部分に挿入されていることが特徴。カプセルを潰すとトロピカルな香りが鼻腔に抜ける。また、価格も420円と他商品よりも安めに設定されているのもポイントだ。今回は、そんな新商品の特徴をより実感できるというデコレーショントラックでの体験コンテンツに参加してみた。○新感覚の3Dホログラム映像コンテンツデコレーショントラックでは、キャンペーンレディがお出迎え。全体は氷をイメージしたクリアブルーの爽やかなカラー。そこに、トロピカルな印象を与えるイエローとオレンジのパッケージも目に鮮やかだ。トラックに乗り込むと、まずキャンペーンレディから、「ラーク・トロピカル・アイス・メンソール」のカプセルをイメージしたボールが手渡される。ピラミッドを逆さまにしたようなスクリーンに浮かび上がったのは、カプセルをイメージしたアイスキューブ。映像は360度どの方向から見ても違和感がないよう表示されている。映像の向こう側の景色も透けて見えるので、まるで映像が空中に浮かんで表示されているように感じられる。キャンペーンレディと一緒に「トロピクラッシュ!」の掛け声をかけると、ボールの中でライトが点灯。さらに、3Dホログラム映像のアイスキューブがクラッシュし、商品の特徴を視覚的に実感することができる。その後も、商品の説明やパッケージなどが投影され、宙に浮かぶ新感覚の映像につい見入ってしまった。氷冷メンソールとトロピカルフレーバーが楽しめる新商品と、空中に映像が浮かんだような新感覚の3Dホログラム。新しいもの同士が出合った体験イベントとなった。なお、この3D映像コンテンツは、キャンペーンレディによるサンプリングイベントなどで実施されるそうなので、ぜひ見かけた際は新商品を試すとともに、じっくり映像も楽しんでみてはいかがだろう。
2015年06月09日目のくらむような太陽と砂浜に濃く落ちる影。3.1 フィリップ リムのサンダル&バッグは“光と影”が生み出すコントラストを表現したもの。ナイロンメッシュが涼しげな「ARIA」ハイヒールサンダル(ヒール10.5cm 7万8,000円)は、カーフのカッティングの描く曲線がアーティで官能的。透け感とユニークなフォルムが描くフィールの対比を楽しんで。写真の黄色×ベージュ以外のカラーバリエーションは黒×ベージュ、黒×ネイビー、黒×黒。「QUILL」トライアングルバッグ(H28×W31×D8cm 18万8,000円)もサンダルと同じく“光と影”を表現しており、多角形のパンチングが個性的。パウダーカラーが夏の光を優しく取り込む。他にカラー違いでブラックも展開。ハンドルを引き上げてストラップのように持つと、トライアングルの巾着型になるのが特徴で、その丸みのあるシルエットはピローケースやマットレスからインスピレーションを得ている。<問い合わせ先>3.1 フィリップ リム ジャパンTEL:03-5411-2870
2015年06月05日ディラックは27日、SHARKOON製となるUSB 3.1増設インタフェースカード「SHA-HCC3.1」と、USB 3.1対応の2.5インチHDD/SSD用ポータブル外付けケース「SHA-QSP3.1」を発表した。5月28日から発売し、店頭想定価格(税別)はSHA-HCC3.1が4,980円、SHA-QSP3.1が4,280円。「SHA-HCC3.1」は、PCにUSB 3.1ポートを増設するインタフェースカード。ポート数はUSB 3.1(Type A)×2基で、PCとの接続インタフェースはPCI Express x2。USB 3.0の転送速度が5Gbpsであるのに対し、USB 3.1の転送速度は10Gbpsと2倍の速さになっている(いずれも規格値)。本体サイズはW70×H120×D18mm、重量は40g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。「SHA-QSP-U3.1」は、USB 3.1ポートを備えた2.5インチHDD/SSD用の外付けケース。ツールレスでデバイスを装着できる。また、ケース表面はアルミ加工風のデザインになっている。本体サイズはW85×H135×D14mm、重量は65g(本体ケースのみ)。インタフェースはUSB 3.1(Type Micro-B仕様)、内蔵デバイス側はSATA3.0(6Gbps)。対応ドライブは、7mm厚または9mm厚の2.5インチ SATA HDD/SSD、対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。USB 3.1ケーブルが付属する。
2015年05月27日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)の14SSコレクションに誕生した「PL11」シリーズに新作サングラス(3万8,000円)が登場。クラシカルなライドタイプをベースにしており、ラウンドシェープに独自のカラーリングを掛け合わせてアップデート。同ブランドのエッセンスであるクラシックにツイストを利かた、モダンなスタイルをサングラスにも踏襲した。フロントはシャンパンゴールドのメタル枠をグリーンでサンドしたようなデザイン。テンプルまでミルキーなグリーンワントーンで統一されている。遊び心溢れるカラーは、写真のMIDORI GREEN、ライトグレーのCLEAR TO GREY、オレンジがかったAPRICOT、WHITE、FROST KHAKI(ブラウン) 、BLACKの全6色。左側のヒンジ辺りのメタルパーツの上部に、さりげなくブランドロゴが刻まれている。<問い合わせ先>3.1 フィリッ プ リム ジャパンTEL:03-5411-2870
2015年05月07日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が、伊勢丹新宿店にポップアップショップをオープンする。会場は本館3階のザ・ステージ#3で、期間は5月6日から10日まで。会場では4年ぶりの復活となった、ブランドの15年サマーコレクションが展開される。“バケーション”をテーマとする同コレクションは、日本の庶民に根付いた“襤褸文化”にインスピレーションを得たもの。イージーかつ原始的な機能美が、コーディネートにロマンチックなフィールを与える。ベースカラーには落ち着いた白、インディゴが用いられた。なお、このコレクションでフィリップは、空想上におけるミューズ「ソレイユ」を紹介。インスタントポップとカルチャーの狭間に世界観を持ち、文化的な出来事に関心が深く、それでいてユーモラスな彼女にふさわしい装いを完成させている。会場ではモード誌を中心に活躍する、スタイリストの丸山佑香によるディスプレイを設置。都会のリゾートをイメージした空間で、バカンスにも似合いそうな、エッセンシャルな装いを探したい。
2015年04月21日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)15SSシーズンに、スパイシーなパイソン柄のハイカットスニーカー「MORGAN」(6万円)が登場。パイソンスキンが全面にプリントされた牛革仕立てのアッパーは、大胆なカッティングやステッチングによって、幾何学的でユニークな表情に。凹型に貼られたソールも独創的だ。履き口と一体化したシュータンはネオプレンのような素材を使っており、どこか未来的。また、シューレースに代わり、ゴム仕様になっているためスリッポンのようなスムーズに着脱とフィット感のある履き心地も新しい。デザイン性だけでなく、実用性も兼ね備えたハイブリットシューズだ。サイズ展開は35から38。<問い合わせ先>3.1 フィリップ リム ジャパンTEL:03-5411-2870
2015年03月20日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)からブランド初のメンズスニーカー「PL31」が登場。このアイテムは15SSコレクションのランウエイショーで発表されたもの。デザインはシンプルなワントーンで、ラバーソール際までアッパーの牛革と同じレザーで覆われている。このためスニーカーでありながらスポーティ過ぎず、コーディネートを落ち着いた雰囲気にまとめてくれる。バリエーションは白と黒(各5万8,000円)にパイソン柄(7万2,000円)を加えた全3種を用意。シューレースの代わりにゴム素材が使われており、スリッポンのようにスムーズな着脱を実現した。
2015年03月12日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)が15年リゾート、及びプレスプリングのフットウエアをフィーチャーしたムービーを発表した。このムービーは、同ブランドの10周年記念プロジェクトの第一弾として制作されたもの。制作はオランダ出身のビデオアーティストデュオ「ラーナート・アンド・サンダー(Lernert& Sander)」が手掛けた。ムービーは“PEEP SHOW”(のぞきからくり)をコンセプトに、知らない世界をのぞいてみたいという心理を刺激する作品となった。足のみをアップで映した映像とともに、4人のフットモデルがそれぞれの実体験を語っている。遊び心を感じるドキュメンタリー形式の映像の中で、アーティストデュオが得意とするシンプルな映像がブランドの世界観を鮮明に表現した。ムービーはインスタレーションとして店舗でのみ公開。日本では旗艦店である青山店、伊勢丹本館シューズ売り場で3月4日から展示される。
2015年02月25日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)より、デザイナー フィリップ・リムの愛犬、フレンチブルドッグの「オリバー・リム」主演の、ホリデームービーが届いた。デザイナーはオリバーのことを“ブランドアンバサダーとも言えるわれらが スター”と呼ぶほどの溺愛ぶり。クール、イージー、シック…そしてほんの少しのウィットを。そんなブランドのスタイルを体現する存在なんだとか。オリバーがこちらのムービーで着用したのは、なんと当ブランドのホリデーコレクションのルック20番をドッグウェアにアレンジしたもの。残念ながらこちらのドレスは商品化はされていないということ。ブランド創立10周年を迎える2015年を迎える3.1 フィリップ リムらしい、ユーモアと遊び心あふれるグリーティングムービーに仕上がっている。
2014年12月22日2015スプリングコレクションが表現するのは、ベッドルームの官能的な親密さ。解放と防御、実用性と華やかさ、光と影といった相反する意味合いの中で繰り広げられる世界。ファブリックは、ベッドルームの華やかさとテクスチャー。幾つもに重ねられた寝具やマットレス、そしてしなやかなシルエット。揺れ動くカーテンの間からそっと差し込む、繊細な朝の光。そこからインスピレーションを得た、立体的な曲線と機能性のコレクションとなっている。また、リゾートコレクションは70年代のムードが投影され、オールドスクールのアスレチックやサファリのディテーリングなど当時のフリー・スピリット・カルチャーを体現している。 2015年にはブランド設立10周年を迎える「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」。人生を楽しみながら、今日から明日へ、昼から夜へ、国から国へといつでも軽やかに着こなせるワードローブを必要としているグローバル・シチズンのためのブランドとして、これからも目が離せない。元の記事を読む
2014年12月04日「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」は、デザイナーのフィリップ・リムによる写真展を開催する。このイベントは銀座三越によるイベント「New York Week」の開催に合わせて行われるもの。フィリップが自らキュレーションしたという、ニューヨークのトレンドを追った写真の数々から、彼のライフスタイルやお気に入りスポットなどが垣間見られる。なお、イベント期間中には人気バッグシリーズ「パシュリー(PASHLI)」から、特別カラーモデルが先行販売される。カラーバリエーションはシルバー、イエロー、フューシャピンク、コバルトブルー、フェザーの全5色で、価格はシルバーが10万7,000円、それ以外の4色が8万5,000円となる。その他、フェザーモデルについてはバックパック(11万5,000円)が、フューシャピンクからはミディアムサッチェル(10万5,000円)が、それぞれ発売される予定。また、ジップウォレット(4万5,000円)とセルウォレット(3万2,000円)についても、これら2色のモデルが展開される。写真展は3.1 フィリップ リム銀座三越店で、11月5日から11日まで開催。先着順でポストカードがプレゼントされる他、「PASHLI」バッグを購入するとオリジナルクッキーが提供される。
2014年10月30日「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」のデザイナー、フィリップ・リムが自らキュレーションしたライフスタイルやお気に入りのスポット、最旬のニューヨークをデザイナーの視点から堪能できるスペシャルな機会。「PASHLI」ミニサッチェル 画像左から:シルバー107,000円、イエロー、フューシャピンク、コバルトブルー、フェザー各85,000円(全て税抜)銀座三越では、2014年11月5日(水)~11日(火)の期間、ファッションやアート、フードなどあらゆる分野で最先端をいくニューヨークの最旬の魅力をたっぷりと紹介する”New York Week”を開催。4階のフィーチャーブランドである「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」では、初の試みとして、デザイナー、フィリップ・リム氏が自らキュレーションしたニューヨークのお気に入りスポットの写真展を開催。そして、イベント当日から人気バッグシリーズ「PASHLI」を特別なカラーバリエーションで先行発売する。また、期間中ご来店の方に先着で写真展を記念したポストカード、「PASHLI」バッグ購入の方に先着でオリジナルクッキーを特別にプレゼント。この機会にぜひ足を運んでみてはいかがだろう。 左上:「PASHLI」バックパック フェザー115,000円、「PASHLI」ミディアムサッチェル フューシャピンク105,000円左下:「PASHLI」ジップウォレット フューシャピンク、フェザー45,000円、「PASHLI」セルウォレット フューシャピンク、フェザー32,000円(全て税抜)【概要】3.1 フィリップ リム銀座三越店開催日時:11月5日(水)~11月11日(火)所在地:〒104-8212東京都中央区銀座4-6-16銀座三越4階ソフィスティケイトコレクション元の記事を読む
2014年10月30日2014年2月、46歳の若さで急逝した、オスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作『誰よりも狙われた男』が、まもなく10月17日(金)より全国公開となる。当代最高の名優であり、同業の映画人たちからも絶大な尊敬と信頼を得ていた彼が、遺した本作から貴重なインタビュー映像が到着した。9.11から10年以上がたったドイツの港湾都市ハンブルク。かつてテロリストたちが住みつき、悪事を画策していたこの町で、極秘のテロ対策チームを率いるギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア)は、密入国したひとりの若者に目をつける。彼は、チェチェン出身のイッサ。イスラム過激派の容疑をかけられ国際指名手配されている男だ。イッサは人権団体の若手弁護士の女性アナベル・リヒター(レイチェル・マクアダムス)を介して、銀行家のトミー・ブルー(ウィレム・デフォー)と接触。彼の経営する銀行に、イッサの秘密口座があるという。一方、CIAベルリン支局マーサ・サリヴァン(ロビン・ライト)の介入も得たドイツの諜報界は、イッサの逮捕を計画。しかし、バッハマンはイッサをあえて泳がせ、さらなる“ある大物”を狙おうとしていた…。『カポーティ』(’05)でアカデミー賞「主演男優賞」を受賞し、『ザ・マスター』(’12)では、ヴェネツィア国際映画祭「男優賞」をホアキン・フェニックスと共同受賞したフィリップ・シーモア。映画界を代表する演技派として地位を確立していた彼が、期せずして最後に選んだ役柄は、『裏切りのサーカス』(’11)などで知られるスパイ小説の大家ジョン・ル・カレがあぶり出した、9.11以後のリアル諜報戦を生き抜く熟練スパイ、ギュンター・バッハマン。酒とタバコを手離さず、CIAのみならず自国の諜報組織とも闘いながら、己の信念を貫こうとする孤高の男、バッハマンの哀愁や、人間臭さ、秘めた正義をこれ以上ない深みで披露している。「もし、この映画を観て何も感じないのであれば…視野が固まっているね」と語るフィリップ・シーモア。彼の渾身の作品を、まずはこちらの映像から受け止めてみて。『誰よりも狙われた男』は10月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:誰よりも狙われた男 2014年10月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) A Most Wanted Man Limited / Amusement Park Film GmbH (C)Kerry Brown
2014年10月10日映画ファンのみならず、同業者である多くの映画人たちから絶大な尊敬と信頼を得ていた名優、フィリップ・シーモア・ホフマン。『カポーティ』(’05)ではアカデミー賞「主演男優賞」に輝き、近年もポール・トーマス・アンダーソン監督作『ザ・マスター』で鬼気迫る演技を見せた彼が、2月、46歳の若さで急逝したことは、世界中に大きな衝撃が走った。このほど、そのホフマンが最後に遺した主演作『A MOST WANTED MAN』(原題)が、『誰よりも狙われた男』として10月より日本公開されることが決まった。舞台はドイツの港湾都市ハンブルク。諜報機関でテロ対策チームを率いるスパイ、ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、密入国したひとりの若者に目をつける。彼の名前はイッサ。体中に拷問の傷跡があり、イスラム過激派の容疑をかけられ国際指名手配されている男だ。イッサは人権団体の若手弁護士アナベル・リヒター(レイチェル・マクアダムス)を介し、秘密口座を巡って銀行家のトミー・ブルー(ウィレム・デフォー)と接触するのだが…。原作は、ゲーリー・オールドマン、ベネディクト・カンバーバッチら豪華キャストで映画化された『裏切りのサーカス』で知られるスパイ小説の大家、ジョン・ル・カレの2008年発表の傑作ミステリー。冷戦時代の東西対立といった構図ではなく、“9.11”以降の混沌とした複雑な時代を象徴するスパイものとして、テロ対策を軸にした現代の諜報戦をリアルに描き出している。本作でホフマンが演じたのは、ドイツ・ハンブルクの小さなテロ対策スパイチームを率いる男、バッハマン。酒とタバコを手離さず、組織との軋轢と闘いながらも、己の信念を貫こうとする孤高の男が持つ凄みや哀愁、人間臭さを、ホフマンはこれ以上ない深みで演じ切っている。そして、ハンブルクの国際金融界を代表する、英国人銀行家トミー・ブルーには、アカデミー賞に2度のノミネート経験を持つウィレム・デフォー。また、ホフマンが「女性版バッハマンのようなところがある」と語るCIAエージェント、マーサ・サリヴァンに、『美しい絵の崩壊』のロビン・ライト。さらに人気女優レイチェル・マクアダムスが、理想主義の人権派弁護士アナベル・リヒターを演じるなど、ハリウッドきっての実力派俳優たちが集結。さらに、本作の展開の鍵を握るイッサ・カルポフには、監督が「彼は掘り出し物だった。無名の素晴らしい俳優を見つけ出せたことは幸運だった」と語る、ロシア出身のグレゴリー・ドブリギンが抜擢。そのほか、『東ベルリンから来た女』の名女優ニーナ・ホスが、バッハマンの忠実な右腕イルナ・フライ役、『ラッシュ/プライドと友情』での好演が記憶に新しいドイツのスター俳優ダニエル・ブリュールが、バッハマンのチームに欠くことのできないマキシミリアン役を演じている。監督は『コントロール』『ラスト・ターゲット』のアントン・コービン。スタイリッシュな映像と、伏線に伏線を重ねた繊細なストーリーテリングで、ル・カレの世界観を見事に映像化。ハイクオリティな知的エンターテイメントに仕立てあげた。コービンは、この素晴らしい仕事を一緒に成し遂げた亡きホフマンに、「彼はこの映画を本当に誇りにしていたことを僕は知っている」と明かし、熱烈な賛辞を捧げている。『誰よりも狙われた男』は10月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月14日太平洋(パシフィック)の深海から突如出現し、地球を絶滅の危機に陥れる未知なる“KAIJU”と、人類の英知を結集し生み出された人型巨大兵器“イェーガー”との壮絶な戦いを、ハリウッド最先端のVFXを駆使して描いたSFスペクタクル超大作、『パシフィック・リム』。人類滅亡の危機から救うべく“イェーガー”に乗り込む、女性パイロット・森マコ役を迫力のアクションとともに演じる菊地凛子にインタビューを行った。■アクションシーンがとても格好良くかつ迫力ありました。今回のアクションシーンのためにどんな準備をされたのでしょうか? 撮影に入る約2ヶ月前にウエイトリフティングやビーチでのブートキャンプ、マーシャルアーツなどパイロットになるためにやらなければならないトレーニングはぜんぶやらせてもらいました。そのなかでも一番大変だったのはブートキャンプですね。軍隊の人がやるようなプログラムだったんですが、季節は夏のLAのビーチ! 砂浜を走るだけで「死ぬ……」って思うような状況でした(苦笑)。たとえば、ビーチで「あのポールまで走ってこい」って言われるんですけど、そのポールがどこにあるのか全然見えない(苦笑)。蜃気楼なんじゃないかって思うほど遠かったり。いままで経験したことのないことをたくさん経験させてもらいました。あんなに大変なトレーニングは生まれて初めての経験でした。また、トレーナーの先生が厳しくて、毎日体重をはかるだけでなく、筋肉がどれだけ増えたか、何を食べたのかもチェックされるんです。■その2ヶ月間のトレーニングの成果は、撮影に入ったときにどんなふうに役立ったのでしょうか?(この役を演じるにあたって)撮影自体よりも撮影に入る前の準備、トレーニングの方が大変だと思っていたので、実際に撮影に入ったら楽になれると思っていたんですね。でも、大きな間違いでした……。撮影の方が全然大変だったという(笑)。ロボットの操縦席はリアルサイズのロボットの頭を作っていて、建物の5階ぐらいの高さから1階に突き落とされるようなこと(衝撃)もありました。そんな大変な撮影が待っているので「準備をしっかりして下さいね」という2ヶ月だったんです。でも、いま思えばあれほどの達成感はなくて。嬉しかったのは、(マコがローリー・ベケットと操縦する)ジプシー・デンジャーの頭の操縦席での撮影が終わったとき、ギレルモ監督がロボットの型をしたゴールドの像をプレゼントしてくれて。その像には「(あなたは)生き残りました」的なメッセージが入っていて。嬉しかったですね。■遊び心あふれる素敵なはからいですね。そんなギレルモ監督の演出はどんなものだったんでしょうか?操縦席での撮影のときはヘルメットをかぶっていて、その内側にマイクがセットされているんです。で、撮影が続いて中集中力が切れてくるとマイク越しに監督がトトロの歌をうたってくれたりとか(笑)。あと、トレーナーからは食べちゃいけないって言われているのに「チョコレート食べるか?」って言ってきたり。とてもいたずら好きでとてもチャーミングな監督です。■KAIJUと戦うため、イェーガーに乗り込むパイロットは心をシンクロさせるという設定が、人と人との絆を描くドラマにつながっていきます。アクションだけじゃない人間ドラマとしてのこの映画の魅力、菊地さんはどう捉えていますか?ロボットを操縦するのは2人以上で、しかもその2人が信じ合わないと動かない。世界を救う、戦いに挑むためにはまずお互いを信用しあわないとならないんです。そういうコンセプトって人生にも置き換えられるなって思うんですよね。この映画はロボットを動かすというのがテーマだけれど、人が誰かと関わり合おうと覚悟して、その人に良いところや悪いところ受け止めて前に進んでいこうという人生にも言えると思う。そこが魅力でもありますね。■ということは、この映画に出たい、マコ役を演じたいと思ったベースには、そういうストーリーやテーマに惚れたのも理由ですか?そうですね。あとは、ギレルモ監督がキャストを信用してくれる方というのも大きいです。監督が絶対的な信頼をしてくれるからこそ、2ヶ月の準備期間中、相手役のチャーリー・ハナムとのスティックファイティングのシーンであるとかブートキャンプであるとか、2人で一緒に乗り越えることができた。そして、その期間を経てはじめてあの操縦席に立って、お互いをシンクロさせることができたんです。2人のうちのどちらかの集中力が切れたら「大丈夫だよ、頑張ろう!」って励まし合いました。それが、この映画の核になっていると思うんです。互いを信じ合うことによって大事なものを守ることができる、そこには深い愛、広い愛があると思いました。■アクションと演技の両方をこなす、とても難しい役だったと思うのですが……。(c)2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCCギレルモ監督は、演技や役作りは心配していなかったようで、とにかく(キャストの)体力を心配していました。けれど、ハリウッドの長い制作期間(今回は2ヶ月間の準備期間)は役作りを助けてくれます。ある程度の時間を与えてもらうことで監督やキャストとの間に信用も生まれますし、何よりも体作りは時間が必要。今回は有難い準備期間をいただきました。■撮影現場には大掛かりなセットが組まれていたと聞きました。撮影を通して一番驚いたことは何ですか?どのセットにも驚かされたんですが、やっぱりさっきの話しにも出てきたロボットの頭部、操縦席のセットですね。本当にリアルサイズのロボットの頭がスタジオにあるんです。それがすごく大きくて、ウィーンウィーン、ガンガンッて動いているのを見て「わあ、すごいな〜」って思っていたら、ギレルモ監督が「凜子はあそこに乗るんだよ!」って。「えっ!? あんな高いところに?」って驚きましたね(笑)。あとはスタジオのなかに大雨を降らせたりヘリコプターがあったり、規模が大きすぎました。■最初にオファーを受けたときは、実物大のロボットのなかで操縦するとは思っていなかった?全然、想像していなかったです。グリーンスクリーンで撮影するのかなって思っていましたから。でも、ギレルモ監督はできるかぎりリアルサイズのセットを作って撮影していました。さすがにKAIJUが動いたのは見たことがなかったですけどね。■そういう監督のこだわりひとつとっても、作品への愛、映画への愛を感じますね。(c)2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCCすごく感じます。監督のためにみんなが頑張ろうって思っていたというか。そういう想いが映画にも現れていて。監督の日本に対する愛、オマージュ、尊敬もこの映画の端々から伝わってきます。■CGが加わった、完成した映画をご覧になった感想も聞かせてください。子供の頃から怪獣やロボット映画を見て育ったんですが、この映画はただの怪獣映画じゃない、ただのロボット映画じゃないというか──自分が出演しているのを忘れて見入ってしまうほど夢中になれたんですね。そういう意味では、いままで見たことのない作品でした。SF映画ではあるけれどそれだけじゃない、家族の絆や愛、友情、国を問わず人々が信じ合って戦う姿があって、それを多くの人に見てほしいと思いました。■もう何度も映画を観ているそうですが、何度観てもこのシーン好きだなと思うのはどのシーンですか?たくさんあるんですけど……やっぱり、ジプシー・デンジャーの動きがふつうのロボットの動きじゃないことですね。ハートもあるし、何よりも刀を持っているというロボットは初めてだったので、刀を出してきたときは「すてき!」って思いました。あと、マコが初めて登場するシーンに関して、監督がすごくこだわりを持っていてくれていたこともあって、その登場シーンも好きです。■最後に、演じたマコのキャラクターについて、マコのこういうところが好き、気に入っているところを聞かせてください。マコは「凜子に近いキャラクターなんだよ」と言われていたので、頭で考えずに自分らしく演じた方がキャラクターに寄り添えるのかなと思って演じていました。マコはものすごく芯が強くてタフかと思えば繊細な一面も持っている女性。男性に対して奥手だというのも可愛らしくて(笑)。育ててくれた父に対する尊敬や愛も彼女の言動からにじみ出ている、とても大好きなキャラクターです。『パシフィック・リム』2013年8月9日(金)新宿ピカデリー 丸の内ピカデリー他 3D/2D同時公開配給:ワーナー・ブラザース映画・ 公式サイト
2013年08月09日“ハリウッドNo.1の日本オタク”としても知られているデル・トロ監督が、2億ドルを超える驚愕の製作費をかけて贈る超大作『パシフィック・リム』から、2種類の予告映像が解禁!人型巨大兵器“イェーガー”と巨大怪獣の壮絶なバトルシーンを惜しみなく公開している。さらに、日本語吹き替え版には、人気声優の杉田智和(アニメ「銀魂」)が抜擢されたことも明らかとなった。本作は、太平洋の深海から“怪獣”が現れ、人類は滅亡の危機に瀕しているという地球が舞台。政府が最終手段として開発していた、パイロットと神経を接続して動く2人乗りの人型巨大ロボット“イェーガー”に搭乗することとなった元エリート・パイロットのラリーと、落ちこぼれの研修生・マコが、大暴れする“怪獣”に戦いを挑む姿を描く…。インターネット上では、すでに大きな反響を呼んでいる本作。先立ってオンライン上で公開された日本版予告編映像では、たった1日で本作に関する呟きが2,163ツイート(5月1日時点/Yahoo!リアルタイム検索調べ)!新映像が解禁されるたびに、本国のFacebookページの「いいね!」数は跳ね上がり、現在21万「いいね!」(6月6日時点/facebook調べ)と大変な盛り上がりを見せている。今回解禁となった本予告映像では、太平洋から出現したとされる怪獣の巣窟と思われる海底の裂け目が怪しく映し出され、怪獣の侵略を食い止めるため、人類の英知を結集し創られた最終兵器・イェーガー誕生の裏側の解説と共に、貨物船を武器に未知の怪獣と壮絶な戦いを繰り広げる圧倒的なバトルシーンなどこれまで入手できなかった映像が満載。豪快な戦闘シーンの数々に、目が釘付けとなること間違いなし。さらには国際派女優の菊地凛子、本作にてハリウッドデビューを果たした天才子役・芦田愛菜の活躍も必見だ。さらに、本作で人類絶滅の危機を救うために人型巨大兵器“イェーガー”に乗り込むチャーリー・ハナム演じる主人公ローリー・ベケット役の吹き替えを、人気アニメ「銀魂」の“銀さん”こと坂田銀時役を担当している実力派声優・杉田智和が担当することも決定した。“声優問題”が時折叫ばれる吹き替え版も、盤石の布陣となりそうだ。『パシフィック・リム』は8月9日(金)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて3D/2D同時公開。※『パシフィック・リム』予告編映像(2種)はcinemacafe.net記事ページよりご覧いただけます。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パシフィック・リム 2013年夏、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC
2013年06月12日舞台の魔術師、フィリップ・ジャンティ率いるカンパニーによる公演『動かぬ旅人』が5月22日、東京・PARCO劇場で開幕した。ジャンティの作品は不思議な魅力を持った人形、ダンス、マイム、マジックを駆使して舞台空間に生命を吹き込む、他に類を見ないステージアート。上演作は、「カンパニー最高傑作のひとつ」と絶賛された舞台で、日本では1996年に公演しているが、今回の来日公演では完全リニューアル版を上演する。カンパニー・フィリップ・ジャンティ『動かぬ旅人』気がつくと、周りを青い海に囲まれ、人々は漂う台の上。台はしだいに小さくなり人々は箱の中に押し込められたかと思うと、再び頭に箱をかぶせられて登場する。箱の中の顔はみんな同じ顔。どこからか赤ん坊の「パパ?」という声がする。作品冒頭のシーンだ。赤ん坊は何を問いかけているのか。観客はかすかな疑問を抱えながら、フィリップ・ジャンティが繰り出すイメージの洪水の中で溺れていく。時に心地よく、時に心の奥をゆさぶられながら。青い布や白いビニールで表現される海。紙で作られた荒野や砂漠。そんな風景の中で、人々と人形が不思議な旅を繰り返す。今作でもジャンティの美学が隅々までいきわたる幻惑の世界をたっぷりと堪能できる。ジャンティは言う。「今作のタイトルは砂漠を走る「不動の旅人たち」を指します。「永遠」の一部を占める砂漠に流れる、非日常的な時間のなか、旅人たちは「不動のレース」に挑む自分たちの姿に気づきます。妄想、争い、恥、怖れ、癖、夢、禁欲など理性を超えた性質がふくらんでいき、縦横無尽に時空を駆け回ります」。とは言え、難しく考える必要はない。「シュールレアリズム的に見える景色を旅してください。みなさんはそれぞれが自分に呼応する意味を感じ取り、パーソナルな心象風景を反映させた解釈をしてくださっていいのです」、ジャンティはそう言い添えている。公演は6月4日(火)まで、東京・PARCO劇場にて。その後、6月6日(木)北海道・札幌市教育文化会館大ホール、6月8日(土) ・ 6月9日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールをまわる。いずれもチケット発売中。
2013年05月23日