現在配信限定でリリースされているELLEGARDENのトリビュートアルバム『ELLEGARDEN TRIBUTE』が、11月29日(水) にCDリリースされることが決定した。本作は、ELLEGARDENに影響を受けたVaundy、My Hair is Bad、BiSH、マカロニえんぴつ、山本彩、BLUE ENCOUNT、Saucy Dogの7組によるトリビュートアルバム。今回のCD化に際し、タイトルを『OFF THE WALL -ELLEGARDEN TRIBUTE-』と題し、ジャケット写真も一新された。<リリース情報>『OFF THE WALL -ELLEGARDEN TRIBUTE-』11月29日(水) リリース価格:1,980円(税込)『OFF THE WALL -ELLEGARDEN TRIBUTE-』ジャケット【収録内容】1. Vaundy「Missing」2. My Hair is Bad「金星」3. BiSH「ジターバグ」4. マカロニえんぴつ「高架線」5. 山本彩「風の日」6. BLUE ENCOUNT「The Autumn Song」7. Saucy Dog「虹」※配信中の『ELLEGARDEN TRIBUTE』と同一<番組情報>ELLEGARDEN『Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023』10月28日(土) 20:30~WOWOWプライム放送・WOWOWオンデマンド配信予定詳細はこちら:関連リンクOfficial Site::::
2023年10月25日ELLEGARDENが、ワンマンツアー『Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023』の最終公演を8月17日(木) に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催。そのオフィシャルレポートが到着した。ELLEGARDENは人生である。4人にとってはもちろん、私にとっても、それから、彼らに関わる、彼らを愛する、たくさんの人にとっても。大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、この表現がいちばん、あの日の感慨を伝えようとするとしっくりくる。日常で数多に開催されているライブのうちのひとつじゃないか――そう言う人もいるかもしれない。でもね、日常を積み重ねるのが人生だし、あの日は集まった3万5000人、そして会場の外や全国各地、世界各国で彼らに想いを馳せていた人たちの人生が鳴っていた。だからこそ、あんな奇跡的な光景や音像、空気を体感することができたのだ。とは言え、同じ会場=千葉・ZOZOマリンスタジアムのライブとしては、彼らが10年ぶりに活動再開の狼煙をあげた『THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018』のファイナルだった2018年8月15日のライブのほうが、特別な意味合いはあったのかもしれない。今回はあくまで、7月から北海道・熊本・愛知・大阪とまわってきた『Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023』のファイナルという位置づけ。もっと言えば、活動再開してからフェス出演やツアーを重ね、2022年に16年ぶりのニューアルバム『The End of Yesterday』を発表し、今年3月からのリリースツアー『The End of Yesterday Tour 2023』を経て、名実ともに「現在進行形のバンド」となったELLEGARDENの、5年ぶりのZOZOマリンスタジアム公演となる。だからこそ、5年前の「特別感」という魔法を取っ払ったところで、ELLEGARDENの地力や、これまで積み上げてきたものが、どれだけ発揮できるかが試される機会だった。そんなライブで、彼らはいつもと地続きの現在進行形のパフォーマンスを見せながら、たしかに魔法のような、名状しがたい感動を巻き起こしたのだ。そこには、活動再開してから5年間をかけて再会や「初めまして」を交わした人たち、そして、今回のZOZOマリンでやっと会えた人たちの想いも関わっていたと思う。幕開けは『The End of Yesterday』収録の「Breathing」という、5年前にはなかった曲調をオープナーに持ってくるという勝負に出て、完璧なアンサンブルで圧倒。そして、これまでも多くの歌声で「僕らの歌」にしてきた「Space Sonic」「Supernova」を畳みかけたあと、その2曲に負けないくらいのシンガロングを《We get it,get it,go》と沸き起こした『The End of Yesterday』収録の「チーズケーキ・ファクトリー」も素晴らしかった。『The End of Yesterday』収録曲も、多くの人生を彩り始めていることの証だ。Photo:西槇太一細美武士(Vo・G) Photo:三吉ツカサ (Showcase)さらに、セットリストに入っていた楽曲の中でも「Stereoman」は、ELLEGARDENの楽曲が孤独に寄り添ってくれた経験を持つすべての人に染みたと思う。孤独は変わらないかもしれないけれど、仲間はこんなにいる。そんな喜びを、スタジアム・ライブだからこそ噛みしめることができた。スタジアム・ライブは、ライブハウスが主戦場のバンドにとっては課題もあるけれど、この日は距離感もほとんど気にならなかった。強い風も味方につけて、音と想いを乗せて一体感を高めた「風の日」、「サンタクロース」の、プレゼントを手渡されたような温もり。さらには、生々しい歌声とギターのうねりに琴線が震えた「Sliding Door」も、いろいろなライブハウスを思い出すテンションだった「Salamander」も、本当に「すぐそば」に感じられたのだ。楽曲と演奏と、想いがしっかりシンクロしていたところも大きい。生形真一(G)の「ELLEGARDENは誰にも負けないから」という言葉は、次に演奏された「Fire Cracker」の珠玉のアルペジオで体現されていた。さらに細美武士(Vo・G)の「今日が俺たちの人生のピーク」という言葉からはじまった「The Autumn Song」では、限りなくピークが続いていきそうなグルーヴを感じた。また、『The End of Yesterday』収録のテクニカルな四つ打ち曲「Perfect Summer」で、高橋宏貴(Ds)が華麗かつ楽し気にビートを刻み、そこに3人が見事に寄り添う、そのアンサンブルは今のELLEGARDENのムードを表しているようだった。生形真一(G) Photo:西槇太一高橋宏貴(Ds) Photo:三吉ツカサ (Showcase)貫いてきたメッセージも、さらに強固に感じられた。ずっと彼らが歌い続けてきた「自分の道を迷わずに進んでいく」という意思をシンガロングしながら噛みしめた「ジターバグ」や、そんな彼らが歩んできた物語を実感する「虹」などハイライトが続くなか、細美にMCを促された高田雄一(B)。大舞台にも関わらずいつもの調子で「ほんとに言うことがないんですけど……」と戸惑いつつも、「またやりましょう」と宣言!細美も「死ぬまでにもう一回ここでやりたい」と続ける。その後の「Make A Wish」では、再び会うための約束、それまで戦い続ける決意が、シンガロングやジャンプとなって、スタジアム全体にキラキラと輝いていた。続けて「Strawberry Margarita」がピースフルに響いたエンディングも最高だった。高田雄一(B) Photo:三吉ツカサ (Showcase)アンコールでは、現在進行形のELLEGARDENにとって大切な一曲とも言える「Goodbye Los Angeles」を披露。そしてダブルアンコールの「金星」では、ていねいに歌い鳴らされる一言、一音が心に刻まれていった。この《大事な事》を、いつまでも慈しんでいたい――その気持ちを、きっとあの場にいた誰もが感じていたことだろう。自らカメラを持つ雄一、祈るように感謝する生形、両手を広げてありがとうを伝える高橋、掌が千切れそうなほど拍手する細美。それぞれの形で感謝を伝えた4人がステージを降りてから、大輪の花火が夜空を彩るなか頭をよぎった――「生きていてよかった」と。この5年間、さらに彼らと出会ってからの20年の中で自分や世界に起きたこと、そのたびに彼らの楽曲と重ね合わせて生きてきたことを、ライブ中の2時間で思い返していたのだ。なんで彼らの楽曲は、こんなにも人生そのものになるんだろう。きっと彼らが誰よりも人生をかけているからだろうし、それにたくさんの人が呼応しているからなのだと思う。Photo:西槇太一Photo:西槇太一私は、それなりに年齢と経験を重ねた今も、彼らと出会った頃と同じく《最後に笑うのは正直な奴だけだ》と信じている。この日、奇跡が起きたのは、あの場所にいた全員がそう信じていたからだ。音楽の力、ELLEGARDENの力、一人ひとりの力を、ひしひしと感じずにはいられない、奇跡のようで奇跡じゃない、紛れもなく真実しかない夜だった。Text:高橋美穂<公演情報>ELLEGARDEN『Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023』8月17日(木) 千葉・ZOZOマリンスタジアムセットリスト1. Breathing2. Space Sonic3. Supernova4. チーズケーキ・ファクトリー5. Mountain Top6. Fire Cracker7. Stereoman8. 風の日9. The Autumn Song10. No.1311. Missing12. Perfect Summer13. サンタクロース14. Sliding Door15. Salamander16. ジターバグ17. 虹18. スターフィッシュ19. 瓶に入れた手紙20. Make A Wish21. Strawberry Margarita-ENCORE-22. Goodbye Los Angeles23. 高架線24. Pizza Man-DOUBLE ENCORE-25. 金星セットリストプレイリスト:<番組情報>ELLEGARDEN『Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023』10月28日(土) 20:30~WOWOWプライム放送・WOWOWオンデマンド配信予定詳細はこちら:関連リンクOfficial Site::::
2023年08月23日ELLEGARDENが、7月から8月にかけて全国ツアー『Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023』を開催することが決定した。本ツアーは、北海道、熊本、愛知の3都市でのアリーナ公演に加えて、大阪は舞洲スポーツアイランド 特設会場で野外公演、そして2018年の再始動ライブ以来5年ぶりとなる千葉・ZOZOマリンスタジアムにてファイナルを迎える。チケット情報など詳細は後日アナウンスされる。<ツアー情報>ELLEGARDEN『Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023』ELLEGARDEN『Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023』ロゴ7月8日(土) 北海道・ 北海きたえーる7月15日(土) 熊本・グランメッセ熊本8月8日(木) 愛知・日本ガイシホール8月12日(土) 大阪・舞洲スポーツアイランド 特設会場8月17日(木) 千葉・ZOZOマリンスタジアム※チケット販売スケジュールなど詳細は後日発表ELLEGARDEN『The End of Yesterday Tour 2023』※終了分は割愛3月7日(火) 神奈川・F.A.D YOKOHAMAOPEN18:30 / START19:003月12日(日) 福島・郡山HIPSHOT JAPANOPEN18:15 / START19:003月14日(火) 岩手・盛岡CLUBCHANGE WAVEOPEN18:15 / START19:003月16日(木) 青森・QuarterOPEN18:30 / START19:003月18日(土) 宮城・仙台GIGSOPEN18:00 / START19:003月25日(土) 愛媛・松山WstudioREDOPEN18:15 / START19:003月26日(日) 香川・高松festhalleOPEN18:15 / START19:003月29日(水) 鹿児島・CAPARVO HALLOPEN18:15 / START19:003月31日(金) 福岡・Zepp FukuokaOPEN18:00 / START19:004月1日(土) 熊本・DjangoOPEN18:30 / START19:004月5日(水) 愛知・Zepp NagoyaOPEN18:00 / START19:004月6日(木) 静岡・LiveHouse浜松窓枠OPEN18:15 / START19:004月12日(水) 石川・金沢EIGHT HALLOPEN18:15 / START19:004月13日(木) 福井・CHOPOPEN18:30 / START19:004月15日(土) 岐阜・club-GOPEN18:15 / START19:004月18日(火) 長野・CLUB JUNK BOXOPEN18:15 / START19:004月20日(木) 新潟・新潟LOTSOPEN18:15 / START19:004月26日(水) 山梨・甲府CONVICTIONOPEN18:30 / START19:004月27日(木) 栃木・HEAVEN’S ROCK Utsunomiya VJ-2OPEN18:30 / START19:005月9日(火) 茨城・水戸LIGHT HOUSEOPEN18:30 / START19:005月13日(土) 北海道・函館club COCOAOPEN18:30 / START19:005月15日(月) 北海道・帯広MEGA STONEOPEN18:15 / START19:005月17日(水) 北海道・旭川CASINO DRIVEOPEN18:30 / START19:005月19日(金) 北海道・Zepp SapporoOPEN18:00 / START19:005月25日(木) 岩手・KLUB COUNTER ACTION MIYAKOOPEN18:30 / START19:005月27日(土) 岩手・大船渡KESEN ROCK FREAKSOPEN18:30 / START19:005月28日(日) 宮城・石巻BLUE RESISTANCEOPEN18:30 / START19:005月30日(火) 福島・club SONIC iwakiOPEN18:30 / START19:006月4日(日) 京都・KYOTO MUSEOPEN18:30 / START19:006月5日(月) 兵庫・神戸 太陽と虎OPEN18:30 / START19:006月7日(水) 大阪・Zepp Osaka BaysideOPEN18:00 / START19:006月10日(土) 広島・BLUE LIVE HIROSHIMAOPEN18:00 / START19:006月11日(日) 岡山・CRAZYMAMA KINGDOMOPEN18:00 / START19:006月16日(金) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)OPEN18:00 / START19:006月24日(土) 沖縄・ミュージックタウン音市場OPEN18:00 / START19:00チケット料金:2,600円※ドリンク代別途必要<リリース情報>ELLEGARDEN 6th Album『The End of Yesterday』Now On Sale価格:2,860円(税込)ELLEGARDEN『The End of Yesterday』ジャケット【CD収録内容】1. Mountain Top2. Breathing3. ダークファンタジー4. Strawberry Margarita5. Bonnie and Clyde6. 瓶に入れた手紙7. Firestarter Song8. チーズケーキ・ファクトリー9. 10am10. Perfect Summer11. Goodbye Los Angeles購入リンク(特典:ELLEGARDENロゴステッカー):配信リンク:歌詞対訳サイト:トリビュートアルバム『ELLEGARDEN TRIBUTE(Amazon Original)』配信中【収録内容】1. Vaundy「Missing」2. My Hair is Bad「金星」3. BiSH「ジターバグ」4. マカロニえんぴつ「高架線」5. 山本彩「風の日」6. BLUE ENCOUNT「The Autumn Song」7. Saucy Dog「虹」特設サイト:配信リンク:<配信情報>ELLEGARDEN 長編ドキュメンタリー映画『ELLEGARDEN : Lost & Found』Amazon Prime Videoで独占配信中【あらすじ】2000年代よりインディーズから音楽シーンを席巻し、活動休止中もその存在が伝説的に口承されたロックバンド”ELLEGARDEN”。16年ぶりとなるニューアルバムの制作拠点のLos Angelesから始まる本作は、これまで語られる事がなかった結成前夜から、人気絶頂の中で突如発表された活動休止、日本中が歓喜した10年ぶりの再始動の舞台裏を、膨大な映像群と多くのインタビューを元に、ELLEGARDENの過去、現在、そして未来を描く初の長編ドキュメンタリー映画。Amazon Music Original, Directed by Taichi Kimura,(C)2022 UNIVERSAL MUSIC LLC配信リンク:関連リンクオフィシャルサイト::::
2023年03月06日ELLEGARDENが、全国のライブハウスを巡るワンマンツアー『The End of Yesterday Tour 2023』を開催することを発表した。本ツアーは、昨年12月に発売された16年ぶりのフルアルバム『The End of Yesterday』を引っ提げて行われる。このたびアナウンスされたのは、3月5日(日) の千葉・千葉LOOKから、6月24日(土) の沖縄・ミュージックタウン音市場までの全36公演で、今後も追加発表される予定だ。<ツアー情報>ELLEGARDEN『The End of Yesterday Tour 2023』3月5日(日) 千葉・千葉LOOKOPEN18:30 / START19:003月7日(火) 神奈川・F.A.D YOKOHAMAOPEN18:30 / START19:003月12日(日) 福島・郡山HIPSHOT JAPANOPEN18:15 / START19:003月14日(火) 岩手・盛岡CLUBCHANGE WAVEOPEN18:15 / START19:003月16日(木) 青森・QuarterOPEN18:30 / START19:003月18日(土) 宮城・仙台GIGSOPEN18:00 / START19:003月25日(土) 愛媛・松山WstudioREDOPEN18:15 / START19:003月26日(日) 香川・高松festhalleOPEN18:15 / START19:003月29日(水) 鹿児島・CAPARVO HALLOPEN18:15 / START19:003月31日(金) 福岡・Zepp FukuokaOPEN18:00 / START19:004月1日(土) 熊本・DjangoOPEN18:30 / START19:004月5日(水) 愛知・Zepp NagoyaOPEN18:00 / START19:004月6日(木) 静岡・LiveHouse浜松窓枠OPEN18:15 / START19:004月12日(水) 石川・金沢EIGHT HALLOPEN18:15 / START19:004月13日(木) 福井・CHOPOPEN18:30 / START19:004月15日(土) 岐阜・club-GOPEN18:15 / START19:004月18日(火) 長野・CLUB JUNK BOXOPEN18:15 / START19:004月20日(木) 新潟・新潟LOTSOPEN18:15 / START19:004月26日(水) 山梨・甲府CONVICTIONOPEN18:30 / START19:004月27日(木) 栃木・HEAVEN’S ROCK Utsunomiya VJ-2OPEN18:30 / START19:005月9日(火) 茨城・水戸LIGHT HOUSEOPEN18:30 / START19:005月13日(土) 北海道・函館club COCOAOPEN18:30 / START19:005月15日(月) 北海道・帯広MEGA STONEOPEN18:15 / START19:005月17日(水) 北海道・旭川CASINO DRIVEOPEN18:30 / START19:005月19日(金) 北海道・Zepp SapporoOPEN18:00 / START19:005月25日(木) 岩手・KLUB COUNTER ACTION MIYAKOOPEN18:30 / START19:005月27日(土) 岩手・大船渡KESEN ROCK FREAKSOPEN18:30 / START19:005月28日(日) 宮城・石巻BLUE RESISTANCEOPEN18:30 / START19:005月30日(火) 福島・club SONIC iwakiOPEN18:30 / START19:006月4日(日) 京都・KYOTO MUSEOPEN18:30 / START19:006月5日(月) 兵庫・神戸 太陽と虎OPEN18:30 / START19:006月7日(水) 大阪・Zepp Osaka BaysideOPEN18:00 / START19:006月10日(土) 広島・BLUE LIVE HIROSHIMAOPEN18:00 / START19:006月11日(日) 岡山・CRAZYMAMA KINGDOMOPEN18:00 / START19:006月16日(金) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)OPEN18:00 / START19:006月24日(土) 沖縄・ミュージックタウン音市場OPEN18:00 / START19:00and more……チケット料金:2,600円※ドリンク代別途必要<リリース情報>ELLEGARDEN 6th Album『The End of Yesterday』Now On Sale価格:2,860円(税込)ELLEGARDEN『The End of Yesterday』ジャケット【CD収録内容】1. Mountain Top2. Breathing3. ダークファンタジー4. Strawberry Margarita5. Bonnie and Clyde6. 瓶に入れた手紙7. Firestarter Song8. チーズケーキ・ファクトリー9. 10am10. Perfect Summer11. Goodbye Los Angeles購入リンク(特典:ELLEGARDENロゴステッカー):配信リンク:歌詞対訳サイト:<配信情報>ELLEGARDEN 長編ドキュメンタリー映画『ELLEGARDEN : Lost & Found』Amazon Prime Videoで独占配信中【あらすじ】2000年代よりインディーズから音楽シーンを席巻し、活動休止中もその存在が伝説的に口承されたロックバンド”ELLEGARDEN”。16年ぶりとなるニューアルバムの制作拠点のLos Angelesから始まる本作は、これまで語られる事がなかった結成前夜から、人気絶頂の中で突如発表された活動休止、日本中が歓喜した10年ぶりの再始動の舞台裏を、膨大な映像群と多くのインタビューを元に、ELLEGARDENの過去、現在、そして未来を描く初の長編ドキュメンタリー映画。Amazon Music Original, Directed by Taichi Kimura,(C)2022 UNIVERSAL MUSIC LLC配信リンク:トリビュートアルバム『ELLEGARDEN TRIBUTE(Amazon Original)』Amazon Musicで配信中【収録内容】1. Vaundy「Missing」2. My Hair is Bad「金星」3. BiSH「ジターバグ」4. マカロニえんぴつ「高架線」5. 山本彩「風の日」6. BLUE ENCOUNT「The Autumn Song」7. Saucy Dog「虹」特設サイト:配信リンク:関連リンクオフィシャルサイト::::
2023年01月11日昨年末に開催されたELLEGARDEN、10-FEET、マキシマム ザ ホルモンによる3マンツアー「Reunion TOUR 2021 〜Eat music in the same LIVE HOUSE〜」ファイナル公演の映像が公開された。本ツアーは、2000年代初頭に全国を機材車1台で駆け巡り、地道にキャリアを積んできた3バンドによって約20年越しに実現したもの。タイトルには、同じ釜の飯を食ってきた(=Eat rice in the same kettle)3バンド、同じライブハウスの音楽で育ってきた(=Eat music in the same LIVE HOUSE)3バンド、2021年12月にライブハウスで再会(=Reunion)、という意味が込められている。公開されたのは2021年12月に開催されたZepp Haneda公演より、10-FEET「ヒトリセカイ」、マキシマム ザ ホルモン「恋のスペルマ」、ELLEGARDEN「Salamander」のライブ映像。ライブハウスで直接音を鳴らして届けるということにこだわってきた3バンドによる熱演をぜひ追体験してほしい。■配信情報「Reunion TOUR 2021 ~Eat music in the same LIVE HOUSE~」Final at Zepp HanedaYouTubeにて公開中特設サイト:
2022年03月01日ELLEGARDEN、10-FEET、マキシマム ザ ホルモンの3組が、12月にスリーマンツアーを開催することが決定した。『Reunion TOUR 2021 〜Eat music in the same LIVE HOUSE〜』と題したツアータイトルには、機材車1台で全国各地のライブハウスを駆け回り、同じライブハウスの音楽で育ってきた(= Eat music in the same LIVE HOUSE)3バンドが約20年の月日を経て集まること、そして会場で直接音を鳴らして届けるということにこだわりファンと再会(= Reunion)したいという思いが込められている。ツアー日程は、12月1日東京・USEN STUDIO COASTを皮切りに福岡、札幌、仙台、名古屋、大阪と全国6都市のライブハウスを回り、12月21日東京・Zepp Hanedaでファイナルを迎える。また同ツアーロゴと集合アーティスト写真が公開され、ツアー特設サイトもオープン。合わせてそれぞれの公式SNSアカウントではツアーのトレーラー映像が公開されている。『Reunion TOUR 2021 〜Eat music in the same LIVE HOUSE〜』特設サイト:<ライブ情報>『Reunion TOUR 2021 〜Eat music in the same LIVE HOUSE〜』『Reunion TOUR 2021 〜Eat music in the same LIVE HOUSE〜』ツアーロゴ【日程】12月1日(水) USEN STUDIO COAST12月3日(金) Zepp Fukuoka12月8日(水) Zepp Sapporo12月10日(金) SENDAI GIGS12月13日(月) Zepp Nagoya12月15日(水) Zepp Osaka Bayside12月21日(火) Zepp Haneda各会場 OPEN 16:45 / START17:45(SENDAI GIGS公演のみOPEN 15:45 / START16:45)【先行受付】■オフィシャル1次先行受付期間:10月4日(月) 18:00〜10月10日(日) 23:59当落発表:10月16日(土) 13:00※入金期間:10月20日(水) 21:00まで■オフィシャル2次受付受付期間:10月16日(土) 18:00〜10月24日(日) 23:59当落発表:10月30日(土) 13:00※入金期間:11月3日(水・祝) 21:00までチケット窓口:※受付は抽選となります。申し込みページの注意事項をよく読んでからお申込みください。関連リンクELLEGARDEN HP Instagram Twitter YouTube HP Instagram Twitter YouTubeマキシマム ザ ホルモン HPマキシマム ザ ホルモン Instagramマキシマム ザ ホルモン Twitterマキシマム ザ ホルモン YouTube
2021年10月01日【音楽通信】第62回目に登場するのは、結成15年を迎えたアコースティックバンド「OAU(オーエーユー)」のフロントマン、TOSHI-LOWさん!【音楽通信】vol.62BRAHMANもOAUも、もう1回はやりたくないTOSHI-LOWさんは、1995年に結成された日本が誇るライブバンドでもある、ハードコアパンクバンド「BRAHMAN(ブラフマン)」のボーカリストとして、そのカリスマ性で多くのロックファンから支持されています。2005年には、TOSHI-LOWさん(Vo, A.G)、KOHKIさん(A.G)、MAKOTOさん(Cb)、RONZIさん(Dr)からなるBRAHMANの全メンバー4人に、ヴァイオリニストでフロントマンも務めるMARTINさん(Vo, Violin, A.G)とパーカッショニストのKAKUEIさん(Perc)の2人を加えた6人からなる、アコースティックバンド「OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND」を結成(その後の名称は「OAU(オーエーユー)」)。そんなOAUが、2020年12月9日にオールタイムベストアルバム『Re:New Acoustic Life』をリリースされるということで、バンドを代表してフロントマンのTOSHI-LOWさんに、お話をうかがいました。ーー1995年にBRAHMANを結成されてから今年で25年となりますが、これまでを振り返るといかがでしょうか。あっという間でしたね。でも、BRAHMANを最初から「もう1回やれ」と言われたら、絶対イヤですね(笑)。ーーそれはなぜですか?苦しい思い出しかないから。ただ、BRAHMANを続けてきたことに対してのご褒美として、いい思い出もたくさんもらっているので、それはありがたいです。でも、もう1回はしたくない。ーーその一方で、2005年にはOAUを結成されて、今年で15年となります。OAUも「もう1回やれ」と言われたらイヤですが(笑)、15年経ちましたね。いまの時代は、けっこうアコースティック音楽の理解が深い。自分ではジャンルで隔てたことはなく、ロックの人がアコースティックを歌ってもいいと思うし、弾き語りをやってもいいと思うし。でも、15年前はそうじゃなかった。「なんでロックの世界の人がアコースティックをやるのか、よくわからない」ということや「やるべきじゃないんじゃない?」という意見も多かったんです。それに加えて、自分たちもうまく演奏ができていないということもあって、苦しいこともありましたね。アルバムは「サラッと聴いても何か心に残ったら」ーー2020年12月9日に、オールタイムベストアルバム『Re:New Acoustic Life』をリリースされます。タイアップ曲やライブでの人気曲など、15年間のさまざまな楽曲が収録されていますが、もともとリリースのご予定があったのですか。予定はありました。コロナ禍になってもずっと、最低限の人数でレコーディングしていたんですが、スタジオにキャンセルが相次いで他の方が入らないので、予定より早くできちゃいました(笑)。だからコロナの影響も悪いことばかりじゃなく、作業がしやすい面もありました。ーー1曲目「世界の地図」は、NHK『みんなのうた』2020年6、7月の曲ですね。この曲はどんなお気持ちで書かれましたか。これは『みんなのうた』のために曲を書き下ろしました。コロナ禍の前に作った曲ですが、歌っている内容は、いま実際に起きていることにもつながってしまったところもあるので、説得力のある曲にはなっていると思っています。ーー映画『新聞記者』(2019年公開)主題歌「Where have you gone」、ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系 2019年放送)のオープニング曲「帰り道」など、映画ファンやテレビ視聴者といった、より多くの人に曲が届く機会もありましたね。どれもお話をいただいてから提供した曲ですが、“何食べ”は、作って出したら「テンポ感が違う」と言われて。次の日はもう業界の方向けの試写会があって、そこから「1日で作らなきゃいけない」となって、試写会用の1分間のところのみですが1日で作りました。ーー1日で曲作りができるものなのですか、すごいお話です。いや、本来は作れないですね(笑)。でもなぜか作れるときもある。この曲は、深く考えなかったからこそ素直にあふれでるメロディと、素朴なんだけどある意味、人によっては深くとらえてもらえるような歌詞が書けて。どれも偶然の産物なんです。そうなってくると、タイアップものというのは、すごくおもしろいなと思いました。先ほどお話しした「世界の地図」ではお子さんが聴くとか、“何食べ”では男性同士のカップルの方が聴くとか、さまざまな層の方が聴くということは、悪くないなと。いままではどうしても、自分に近いところから出るものしかなかったから。ーー『新聞記者』の主題歌「Where have you gone」も、映画をイメージしたのですか。当初そういうことではなく曲を作っていたんですが、その頃からすでに映画のお話があって、ちょうどいいんじゃないかと。映画にすり寄るわけではなく、自然と曲がはまっていくので、映画のエンディングにはふさわしかったんじゃないかと思っています。ーーこの曲は(ELLEGARDEN、the HIATUS、MONOEYES、the LOW-ATUSのギターボーカルとして活動中の)細美武士さんがゲストコーラスで参加されていますね。はい。MARTINが「こういうコーラスがほしい」と言ってきたキーが、俺が全然出ないキーなので、「高い曲が歌えるいい声の人は誰だ?」という話になりました。そこで「これは細美武士しかいない」となって、連絡したら「すぐやる」と言ってくれて。そういったコーラスも含めてひとつの楽曲なので、よかったですね。ーータイアップ曲だと、音楽ファンの方以外のお茶の間の方からも反応があったのでは。そうですね、反響は大きかったんじゃないかな。いままでライブに来る方はバンドファン、音楽ファンの方が多かったのが、明らかにテレビや映画を観てからいらっしゃったような方も増えました。しかもそれが、性別も年齢もバラバラ。ちっちゃいお子さんもいるし、おじいさんもいるし、OLさんもいるので、とてもいいことだと思っています。ーー17曲目「最後のニュース」のみオリジナル曲ではなく、井上陽水さんのカバー曲を収録されていますね。10月に放送された音楽番組『The Covers』(NHK BSプレミアム)で、OAUさんが披露されていました。番組でカバーさせてもらったことがきっかけですね。これは30年前の歌なんですが、いまのことをすごく当てている歌というか、予言のような歌です。井上陽水のように優れた音楽家の方は預言者でもあるというか、いま一番響く歌なのではないかなと。歌は、自分の歌だけではなくて、歌を誰かが引き継ぐことによって、自分の歌を違う人が歌ってくれたらうれしいと思うんですよね。時代が移り変わっても、歌はそのまま引き継がれていく。「最後のニュース」は、そんな歌い続けられることに値する歌だと思いますね。ーーもともとこの曲を聴かれていたんですか。これが新曲だった当時に聴いていたんです。報道番組『筑紫哲也NEWS23』(1989年〜2008年 TBS系列)の初代エンディングテーマでした。そのときはまだ自分がガキだったので、「おじさんがなんか言ってるなあ」っていう感じでしか観てなかったんですよね。でも、そうやって子どもなりに社会現象を見ようとしていたんじゃないかなと。ーーTOSHI-LOWさんが歌うこの曲を聴いて、『The Cover』司会の池田エライザさんが感涙され、同じ司会のリリー・フランキーさんに「番組で初めて泣いたんじゃない?」と声をかけられていた場面も印象的でした。最初はウソ泣きかと思ったんですよね(笑)。でも、エライザが「自分でもびっくりした」と言っていて、歌を聴いていたら「泣いてしまった」と。だから、インパクトがある曲なんだろうなと思いますし、そんなふうに思ってもらえることを自分たちがやれたんだったら、とても曲にもバンドにもいいことですし、うれしかったです。ーーやはりTOSHI-LOWさんの本物の歌の力に、エライザさんが感動したのだと思います。エライザは、自分でも感情にならない部分を話していたから、だから涙が出たのかなと。音楽をやっていて、望んでいることって、そういうことなのかもしれない。なんか「うまいですよね」と褒められたいわけじゃなく、説明できないけれど、心にドンッ! と深く刺さったり、「なんなんだろう、この気分」「涙が出てしまった」というのは、すごい話で。逆に、「イヤな歌です」という反応でもいいんですが、そういう何か、心にひっかかるものがやれたんだったら、音楽家としてとてもうれしいこと。それがべつに自分たちの作った曲じゃなくてもいいんですよね。ーーでは、いまのOAUを表現しているという、今回のアルバムで唯一の新曲となる16曲目「Change」はどのように生まれた曲でしょうか。今年、コロナ禍になってから作りました。「BALMUDA The Speaker」というライトが光るスピーカーとコラボの話があって、暗闇のなかの灯りをイメージしています。コロナ禍では何かが変わっていくんだけれども、変わった先に絶望ばかりじゃなくて、希望の光が見えるような意味合いの曲になればいいなあと思って作りました。ーーボリュームのあるアルバムですが、どんなふうに聴き手に届いてほしいでしょうか。どんなかたちでもいいので、サラッと聴いてほしいですね。それでも、何か心にひっかかるものがあるんじゃないかな。というのも、ものすごく「このジャンル」というように偏らない音楽性なので、聴きやすいと思います。普段はCDを買ってまでは曲を聴かないけれど、たとえば「テレビで流れている曲が好き」といった方も含めて、すべて音楽ファンだと思っているので、OAUはそういう人たちに聴いてもらえればいいなと思っているから。OAUのことも「なんだっけ? 英語の短いあのバンド」のように(笑)、名前を覚えていなくても、なんか鼻歌みたいな感じでも、心に残ってくれたらいいなと思っています。そういうなかで、「帰り道」はとくにいろいろな方に歌ってもらえているから、そういう存在でありたいですね。「心を開いて、おもしろく生きていきたい」ーー本日は東京都渋谷区にある幡ヶ谷で取材させていただいており、私自身も11年住んでいたことがあるのですが、TOSHI-LOWさんにとって幡ヶ谷はなじみのある場所なんですよね。いまもご飯を食べるなら、幡ヶ谷ですね。昨日も、子どもを連れて、幡ヶ谷にご飯を食べに来ました。このあたりは便利なんですよね。渋谷の田舎というか。気取っていないし、お店も庶民的なところばかりです。ーー普段のご趣味といえば、おうちでは何をされていますか。普段は体を動かしています。格闘技をしているので、蹴ったり殴ったり締め上げたりする練習ですね(笑)。ジムに行くこともありますし、家で鍛えたりも。子どもも、上の子は中3で下の子は小2という男ふたりですが、一緒に格闘技をしています。ーー東日本大震災の復興支援活動を行うNPO法人「幡ヶ谷再生大学 復興再生部」の代表も務めていらっしゃいますね。私は阪神・淡路大震災を経験した後に大阪から上京しまして、震災の大変さや影響を思うことがあります。TOSHI-LOWさんは震災がご自身にとって、大きな影響があったのでしょうか。阪神・淡路大震災のときは何もしなかったんですが、自分のなかで何かひっかかりがありました。何もしなかったからこそ、ボランティアをする人を偽善だと思っていたし、そういうときにできた歌をどちらかというと否定的に見ていたんです。でも、いざ東日本大震災のときに自分がボランティアをやったときに、以前の自分が思っていたようなことを人から言われました。でも、とてもその気持ちもわかるんです。過去は変えられないですが、未来は選べるわけですから、自分が「じゃあどっち側に行きたいか」と思ったら、偽善だ売名だと言われようが、大変な人に寄り添う活動がしたいと思って、いまでも復興支援の活動を続けさせてもらっています。今後もまだ何かあるかもしれない。「どうやったら未来によりよく生きられるか」と考えています。それは、お金を稼ぎたいとか、ラクをしたいわけじゃなく、「自分がどれだけ充実感を持って生きられるか」ということ。自分らしく生きるために、活動の場や活動の仲間というものを自分で作り上げるベースに、幡ヶ谷という街があります。ーーバンドも長く活動されていると、見えてくることもあるのでしょうか。長くやると、黒歴史みたいなものも変えられるんですよね。もし途中でバンドをやめていたら、最初の拙い音楽で失敗して終わっていたところも、長く続ければ「そっか、15年前にあんな失敗があったから、いまはこうしてみんなで仲良くやれるんだな」となる。「変わることができる」ことが、続けてよかったと感じるひとつです。だから、もしも「やらなきゃよかった」という失敗をした人がいたとしても、「続けていけばそれが変わるかもしれないよ」と伝えたいですね。過去は変えられないわけじゃない。以前の悔しい気持ちを書き直せるという感覚。ーーところで、TOSHI-LOWさんが息子さんへ作り続けたお弁当を紹介された書籍「鬼弁〜強面パンクロッカーの弁当奮闘記〜」が、4度の重版を記録して、さらに「中学生編」を追加して11月に発売されました。TOSHI-LOWさんがまさかお弁当エッセイを発売するとは当初驚いたロックファンは多いと思います。望んでいたことじゃないんですが、まさかです。出版のオファーをされてからも、3年間ぐらい渋っていたし、本を出そうと思っていなかったんですよ。ーーご自身でも、もともとお料理されていたんですか。していましたね、基本的に何でもできます(笑)。料理だけじゃなく、雑誌『クロワッサン』(マガジンハウス刊)も買って、生活の参考にしていたりしますよ(笑)。ーーおうちでは、奥さま(女優のりょうさん)もお料理されますよね。りょうちゃんも、もちろんやります。いまは舞台『両国花錦闘士』に入っているので、そういうときの食事は朝も夜も自分が担当して作っています。子どもも、気を遣ってなんですが、「おいしい」と言ってくれて。まあ、俺のほうが料理がうまいと思い込んで作っています(笑)。ーーTOSHI-LOWさんもりょうさんもご活躍されていると、なかなか食事の支度も大変だと思うのですが、普段は交代でされているのですか。りょうちゃんはけっこう家が好きなので、家にいるときはもちろん家事は何でもやってくれるんです。夫婦それぞれのバランスがあっていいですし、家庭はひとつひとつ違っていていいと思うので、たまたまうちはこういう感じですね。子どもたちが大人になったときに、「うちの親こうだったなあ」と、笑い話になればいいだけの話で、おもしろい家庭なんじゃないですかね。ーーすてきなご家庭のお話をありがとうございます。主題歌のお話もそうでしたが、「鬼弁」でも、音楽ファン以外のママ層の方などからも支持を集めたのではないですか。支持があるかはわからないですが(笑)、「鬼弁」を見てから来てくれても全然いいですよね。この本のサイン会があったんですが、俺の本を読んで、「コレしか知らないけど来ました!」という方もいたんですよ。俺が歌っていることはまったく関係なく。なんだろうと思いつつ(笑)、でも、それでいいかなと思います。ーーいろいろな方に、TOSHI-LOWさんの活動が届くのはいいことですよね。そうですね、以前はそういうことを否定して生きてきたんですが、もうそうじゃないなって。何かのきっかけでしか、どうせ出会えないし、それがドラマの主題歌でも、弁当の話でもいい。これからも音楽人生はもちろん、いろいろな人生が続いていくわけだから、できるだけオープンにさまざまな方と話したり交流したりしていきたいですね。ーー以前は否定していたことを肯定できるようになったというのは、そんなふうに意識が変わったきっかけは何だったのでしょうか。意識が変わったきっかけは、震災です。とくに印象に残っているのは、被災地に行ったときに、おじさんがギターを渡してきて「なんか歌ってよ」と言ってきたんですが、俺そんなんじゃないからと「いいです」と断ったら、残念そうな顔になって……。それを見て、「そんなちっぽけなプライドなんか要らなかった」とつくづく思ったから。ーーバンドのお話に戻りますと、2021年にはツアーもありますが、有観客ですか。もちろん。そのときの規制にあわせて、開催するかたちになりますね。OAUは、音楽的にもあまり密を生み出さないですし、ノリノリで大きい声で騒ぐというのも少ないです。これがBRAHMANだったら、無理ですね(笑)。今回はOAUだったから良かった。OAUだから、やれることもあります。ーーでは最後に、今後の抱負をお聞かせください。今後のことは、コロナ次第じゃないですか。ただ、いろいろなことをやってみたいですけどね。前はまさか自分の本が出るとは思わなかったんですが、いまも本のお話をいただいています。どっちにしろ、すごくいいものはできないので、なんでも中途半端だし(笑)。でも、やっぱり自分なりに出せることのおもしろさもあると思っているので、おもしろく生きていたいですよね。おもしろく生きていくためには、自分で心を閉ざしていてもダメだし。心を開いて、新しいものを求めて、生きていかなきゃと。でもコロナ禍になって思ったのは、成長しなきゃいけないと思い続けるのは、みんな疲れるじゃないですか、ずっと頑張らなきゃいけないなんて。だから、「いいんじゃない? 自分のペースで」って最近、思いますね。取材後記刹那的なBRAHMAN、そして温もりのあるOAUと、一見まったく別のものに思える音楽が共存して良い変化を遂げているのも、TOSHI-LOWさんをはじめとしたメンバーのみなさんの思いがあるからこそ。バンドシーンのみならず、さまざまなフィールドでもご活躍されているTOSHI-LOWさんの姿は、前を向く力強さを放っていました。そんなTOSHI-LOWさんのバンド、OAUのアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・大内香織取材、文・かわむらあみりOAUPROFILE1974年、茨城県出身。1995年、ハードコアパンクバンドのBRAHMANをTOSHI-LOW(Vo, A.G)、KOHKI(A.G)、MAKOTO(Cb)、RONZI(Dr)の4人で結成。1996年、初のミニアルバム『Grope Our Way』をリリースし、1999年にメジャーデビュー。TOSHI-LOW は、2003年に女優のりょうと結婚。2006年から発足し、現在は東日本大震災の復興支援活動を行うNPO(特定非営利活動)法人「幡ヶ谷再生大学 復興再生部」の代表としても活動。また、“鬼”の愛称で知られながらも、息子へ作り続けたお弁当を紹介した書籍『鬼弁〜強面パンクロッカーの弁当奮闘記〜』(ぴあ)が好評発売中。OAUは、2005年結成。BRAHMANの全メンバー4人に、ヴァイオリニストでフロントマンも務めるMARTIN(Vo, Violin, A.G)とパーカッショニストのKAKUEI(Perc)の2人を加えた6人からなる、アコースティックバンド。欧米をはじめとしたトラッドやルーツミュージックを巧みに織り込んだ有機的な音楽性に、繊細さとダイナミズムとを併せ持ったパフォーマンスで多くのオーディエンスを魅了。国内最大級のフェスをはじめ海外でもライブを重ねるほか、2010年からは、すべてのアーティストがアコースティック限定の編成で出演するキャンプフェス「New Acoustic Camp」のオーガナイザーを務めている。2020年12月9日、オールタイムベストアルバム『Re:New Acoustic Life』をリリース。2021年1月9日からはリリースの全国ツアー「OAU TOUR 2021 -Re:New Acoustic Life-」を開催。InformationNew Release『Re:New Acoustic Life』(収録曲)01.世界の地図02.Thank You03.New Tale04.夢の跡05.Dissonant Melody06.朝焼けの歌07.Making Time08.帰り道09.Where have you gone10.all the way11.Memories12.Pilgrimage〜聖地巡礼〜13.The Rain14.Black and Blue Morning15.Freight Train16.Change17.最後のニュース2020年12月9日発売(通常盤)TFCC-86746(CD)¥3,000(税別)(初回生産限定盤)TFCC-86745(CD+DVD)¥3,800(税別)(完全生産限定盤)TFCC-86744(CD + DVD + リニューライフセット)¥6,800(税別)[特典]OAU結成15周年記念かまわぬ特製「ご縁をつなげる」てぬぐいセット ※OAU×七宝(赤) / OAU×あられ(紺)鬼オリジナルお弁当レシピBOOK『oniben』
2020年12月08日8月の21~23日に新潟・苗場スキー場にて行われる「FUJI ROCK FESTIVAL ’20」。その出演アーティストの第2弾と日割りが、このたび発表された。3月17日には第1弾アーティストとして、ヘッドライナーに2000年代のロックンロールリバイバルムーヴメントの立役者The Strokesと2010年代を代表するサイケデリックロックバンドTame Impala、それに加えてDisclosureやMajor Lazerの英米プロデューサー勢、新時代の歌姫FKA twigsや若手DJ/ビートメイカー/プロデューサーMura Masaの若手勢、シンガーソングライターJackson Browne等のレジェンドを始めジャンルやキャリアも多岐な33組の出演が発表された。そして本日第2弾アーティスト29組と早くも日割りを発表。第1弾の海外アーティストの発表に対し、今回は国内アーティストの出演決定アナウンスが中心となった。中でも特筆すべきは、23日のヘッドライナーを務める、忌野清志郎 Rock’n’Roll FOREVERと電気グルーヴの2組。おりしも今年は故・忌野がRCサクセションにてデビュー50周年。元々この苗場に移って以来のフジロックのテーマ曲「田舎へ行こう!」も忌野作詞/作曲/歌唱のものであった。そんな古くから、この苗場とゆかりの深い忌野を冠にした、この忌野清志郎 Rock’n’Roll FOREVER。朋友・仲井戸”CHABO”麗市を始め、そうそうたるボーカリストやROUTE 17 Rock’’n’’Roll ORCHESTRAと共にどんな曲が苗場に響き渡るのか?今から楽しみだ。そして、この2人でのライヴを心待ちにしていた方々も多いであろう電気グルーヴ。満を持して、このフジロックからの復活を感じさせる彼ら。その復活の地としてはこのフジロックはまさに申し分ない。そして、かつてはROOKIE A GO-GOに出演。今や紅白歌合戦やアリーナアーティストにまで駆け上がったKing Gnu。前回グリーンステージでプレイした際にオーディエンスと交わした乾杯も心強かった、再結成のNUMBER GIRLも19年ぶりのフジロック出場となる。また、初期よりこちらも最多出場の部類に入るKEMURI、苗場初期よりなじみ深い人力トランス・バンドの先駆者ROVOや、昨年7年ぶりの新作を発表したTHA BLUE HERB、きっと会場をそのシャウトでシェイクさせるであろうTHE BAWDIESや、昨年は復活ELLEGARDENとして出演した細美武士も今年はMONOEYESでの出演が決まった。レジェンド系では、昨年デビュー45周年記念全国ツアーを成功させたカルメン・マキ&OZ、トーキョースカのオリジネイターTHE SKA FLAMES、レゲエ/ロックステディの光風&Green Massive、新作『いいね!』を発表したサニーデイ・サービスや、手嶌葵もあの澄んだ歌声を野外というロケーションにて思いきり響き渡らせそうだ。対して若手も新進の抜擢や音楽的な幅が目立つ。TENDOUJI、YOGEE NEW WAVES、羊文学、MONO NO AWARE、DENIMSのバンド勢、折坂悠太、milet、ReNのシンガーソングライター勢は、各位自身の音楽観へと誘ってくれそうだし、ジャパニーズ・ラッパーズ・オールスターSUMMIT (PUNPEE, GAPPER, OMSB, MARIA, SIMI LAB, DyyPRIDE, BIM, VaVa, in-d, C.O.S.A. × KID FRESINO, BLYY, TWINKLE+)がジャパニーズラップならではの自由さとフレキシブルさを楽しませてくれそうだ。対して海外勢は。全14カ国約100公演のワールドツアーを経て今年初めの東名阪ワンマンツアーを大成功させた台湾のElephant Gym、スペインのガールズ・バンド Hinds、UKの新世代ピアノ・トリオ、GOGO PENGUIN、UKのポストロックアーティストF Four Tet、また、この冬の来日公演も成功させたグレイトフル・デッド・ファミリーのギタリスト、スティーヴ・キモック率いるVOODOO DEADはデッドヘッズを始め多くの人をサイケデリックな世界へと誘ってくれそうだ。加えて先日の来日公演が残念ながら延期になったBruno Majorも先にこのフジロックで観られることに。また日割りの方も、21日のヘッドライナーをTame Imparaが、22日はThe Strokesが飾ることも決定。そして、21日にはDisclosure、Mura Masa、22日はMajor Lazerが躍らせ、23日には歌姫FKA twigsがその厳かな歌声にて多くの人を魅了することだろう。今回、国内アーティストの出演も多数発表され、ますます幅、裾野的にも広がった「FUJI ROCK FESTIVAL ’20」。本日4月3日(金)11:00〜には2次先行販売もスタート。是非この機会にお求めを。文 / 池田スカオ和宏() FUJI ROCK FESTIVAL ’20会場:新潟県 苗場スキー場2020年8月21日(金)<出演者>Tame Impala / Disclosure / Mura Masa / Clairo / CORY WONG / Jackson Browne / Tom Misch / Black Pumas / Derrick May / Donavon Frankenreiter / Elephant Gym / Future Islands / Georgia / Hinds / Lindstrom (LIVE) / MEN I TRUST / Metronomy / milet / Neal Francis / ROMY / TENDOUJI / 手嶌葵 / YOGEE NEW WAVES2020年8月22日(土)<出演者>The Strokes / Major Lazer / Four Tet / King Gnu / NUMBER GIRL / ROVO / THE BAWDIES / CELESTE / DENIMS / FANTASTIC NEGRITO / Fontaines D.C. / FRENTE CUMBIERO / Gryffin / KEMURI / 光風&Green Massive / MONOEYES / ReN / THE SKA FLAMES / Yumi Zouma2020年8月23日(日)<出演者>忌野清志郎 Rock’n’Roll FOREVER / 電気グルーヴ / FKA twigs / Floating Points (LIVE) / Rufus Wainwright / VOODOO DEAD / Altın Gün / Blackbear / THA BLUE HERB / Bruno Major / カルメン・マキ&OZ / Colin Benders / Emotional Oranges / GOGO PENGUIN / 羊文学 / MONO NO AWARE / MUSCLE SHOALS SOUL REVUE featuring Willie Hightower, Charles Hodges & Scott Sharrard / 折坂悠太 / SUMMIT (PUNPEE, GAPPER, OMSB, MARIA, SIMI LAB, DyyPRIDE, BIM, VaVa, in-d, C.O.S.A. × KID FRESINO, BLYY, TWINKLE+) / サニーデイ・サービス
2020年04月03日音楽をこよなく愛する、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。【音楽通信】第16回目に登場するのは、ライブでの熱いパフォーマンスが話題の4人組ロックバンド、BLUE ENCOUNT(ブルーエンカウント)!写真・大内香織学生時代から続く4人でバンド結成15年&デビュー5周年写真左から江口雄也(G)、田邊駿一(Vo、G)、高村佳秀(Dr)、辻村勇太(B)。【音楽通信】vol.16BLUE ENCOUNT は、2004年にバンドを結成、2014年9月にメジャーデビュー、ライブでの熱いパフォーマンスが話題を集めている4人組。今年、メジャーデビュー5周年、バンド結成15周年というアニバーサリーイヤーを迎え、作品リリースとライブ活動も活発に展開しています。9月にリリースしたシングル「バッドパラドックス」は、ドラマ『ボイス110緊急司令室』(日本テレビ系)の主題歌としてオンエアされ、今もなお注目を集めるなか、11月20日にニュー・シングル「ポラリス」をリリース。今回、田邊駿一さん(Vo、G)、江口雄也さん(G)、辻村勇太さん(B)、高村佳秀さん(Dr)のメンバー全員にお話をうかがいました。ーー今年はバンド結成15周年ですが、みなさんの出会いを教えてください。田邊もともとこの3人(田邊、高村、江口)は高校の同級生です。僕らが20歳のときに上京して、音楽専門学校に入学後、辻村と出会いました。辻村とも今年で10年の付き合いになります。ボーカル&ギターの田邊駿一。熊本県出身。高村バンドとしては15年ですが、友人としてはもっと長いですね。僕と江口は高校1年生のときに同じクラスでした。江口付き合いは長いですね。ーーみなさんそれぞれ、学生時代はどんな音楽を聴いていたのですか。田邊当時はそれぞれバンドをやっていたので、それぞれの持つカルチャーがあって、好きな音楽も違いましたね。僕はELLEGARDENが好きで、バンドサウンドが大好きなんです。学生時代は、そういうライブバンドをやりたいと思って、音楽をやっていました。ベースの辻村勇太。神奈川県出身。辻村学生時代はずっと洋楽を聴いていましたね。3人と出会った頃は洋楽のカントリーやR&B、クラブ系のEDMといったさまざまなジャンルを聴きあさっていました。アメリカのバンド、フーバスタンクやスリップノットが好きでよくアルバムを聴いていたんです。ドラムの高村佳秀。熊本県出身。高村僕はブルエン(BLUE ENCOUNTの愛称)を結成するまで、ジャズオルガンをやっていたので、ジャズばかり聴いていましたね。それからヒップホップ、R&Bを好きになって、バイト代全額をR&BのCDのジャケ買いに注ぎ込んで、よく聴いていました。ギターの江口雄也。熊本県出身。江口ブルエンを始めてからは、175RやJUDY AND MARYがクラスですごくはやっていたので、ひたすら聴いていましたね。ーーそれぞれまったく違う系統の音楽を聴いていて、どうやってブルエンの音楽に集約されていったのでしょうか。高村4人の共通する好きなバンドが、ELLEGARDENなんです。その存在をお手本にして、自分たちのバンド像を描きながら、でもそれぞれ好きな音楽は違っていて、それを集約していきました。だから、僕らの音楽にはいろいろなタイプの曲がありますし、ジャンルを絞らずにやるというスタイルになっています。ーー今年は6月にミニアルバム、9月にドラマ主題歌となったシングルをリリース、ホールツアーやライブハウスツアーも実施されています。15周年を意識されているのでしょうか。田邊そうですね。僕らを支えてくれるチームのみなさんのご尽力があって、いろいろなタイアップ曲をやらせていただいていて、さらに今、新作も水面下で作っているものがあるんです。楽曲制作においても、今年は一番忙しいですね。メジャーデビューしたときが一番忙しいと思っていたし、レコード会社の人たちもそう言う人は多いんですが、それを超えるぐらい精力的に活動させていただいています。前は忙しいと疲弊して終わっていたのに、今は「ありがたい」と思うようになれましたし、4人でも「ここからさらに気持ちを引き締めていこう」と話し合いました。ーーインディーズ時代が約10年続いた後、2014年にメジャーデビューされました。今年はデビュー5周年でもありますが、現在、実感されていることはなんでしょうか。田邊アーティストとして、ひとつ何かをレベルアップしなければいけないと感じています。もちろんインディーズを10年経たからこその地力があってメジャーでやれているとは思うのですが、今年は初めてホールツアーをやらせてもらって、そしてライブハウスツアーもやらせてもらって、全国をまわったときに予想外のことがありました。毎回、MCで「初めて来た人、手をあげて」とお客さんにたずねるんですが、どの会場も半分ぐらいは新しく来てくれた人たちだったんです。今年は新作をたくさんリリースしているので、今年、僕らの音楽を知った人が多かったということ。今まではライブ活動で僕らを知ってくれた人が多いと思っていたんですが、今年はドラマ主題歌から知ったという人も多くて、2階席には今までなら来てくれなかった層の年配の方もいらっしゃっていて、楽曲先行でライブに来てくれたお客さんが多くてびっくりしました。目の前の状況を打破するために勢いだけで、ライブというプラットフォームをメインに活動してきたんですが、ずっとやみくもにライブばかりしていろいろなものに迎合したものをやり続けると、僕たちは終わってしまう。これからは“誰もが納得できるアーティストとしてのライブショーをして、作品を世の中に提示していかないといけない”と思っています。辻村今まで培ってきたことが、当たり前のようで、それが当たり前じゃないと思えるような何かをしなきゃないけないと実感しています。毎年ツアーをしてアルバムを出して、自分たちがどういう状況かを見つめ直すんですが、よりいっそうメンバーそれぞれ、バンドの未来を見極めていかなくてはいけないと思っています。4人の意識が形になって、曲になっていかないと、ブルエンが進化していかないから。やっぱり聴き手に飽きられたくないとも思いますし、また新たなスタート地点に立っている気がします。高村年々、バンドに向き合う意識は変わっています。好きなものも年々変わっていて、僕の中ではそれを肯定的にとらえています。以前好きだったものを嫌いになるわけではなく、「これも好き」「あれも好き」と好きなものが年々増えていくので、「これ面白そう」「あれやってみたい」と、今が1番いろいろなものに興味を持っていますね。そういった意識は、バンドにも前向きに取り組める一因になっていると実感しています。江口デビューしてから変わってきた心境の変化は、みんなが言ったこととだいたい同じです。でも、変わらないものは、常に綱渡りする感覚でバンドを続けていることですね。自分たちもそうですし、まわりのバンドも、いつ音楽で飯が食えなくなるかという心配はあります。デビューしてから5年経つ今も、安心して、太い柱を渡っているという感覚はありません。最初は、デビューして3年、5年と経っていけば、安心してバンドを続けていられるのかなと思っていたんですが、そんなことはありませんでした。でも、そういう気持ちが変わらないからこそ、作る音楽は尊い。危機感を持つ人たちが作る音楽をみんなが聴いてくれていて、逆に安心感を持っていると輝けなくなるのかなと思って、日々を大事に生きているんです。危機感があることが、悪いことだとは思わない。それが当たり前なのかなと感じています。ニューシングル「ポラリス」は約30曲から選んだ曲ーー11月20日にシングル「ポラリス」をリリースされます。コミックスのシリーズ累計発行部数が2300万部を突破した大人気コミックが原作のアニメ『僕のヒーローアカデミア』(日本テレビ系 毎週土曜日17:30)の第4期オープニングテーマでもありますね。田邊アニメの主題歌になることがきっかけで作った曲です。春にそのお話をいただきまして、そのときはドラマ主題歌の楽曲制作が佳境になっていて、さらにホールツアーが始まったタイミングでした。僕らの中では、音楽にどっぷりはまって走り続けている時期にお話をいただいたので、脳が音楽にシフトされていて「ポラリス」の制作ははかどりましたね。すぐにアイデアもわいてきましたし、メンバーともスムーズにやりとりできました。歌詞に関しては、アニメの世界観を踏襲したうえで書いたのですが、内容自体はブルエン15年を経た集大成の意味合いが強いんです。ずっとブルエンを聴いてくれている人、これからブルエンを聴く人に聴いてもらえたら、その人が安心して過ごせるだろうなという言葉を詰め込みました。ーー曲を作るにあたって、アニメの製作側からのリクエストはあったのですか。田邊それがなかったんです。自分の書きたいように書かせてもらって、一発OKをいただきました。でも、メンバーも原作は読んでいますし、僕も大好きですし、曲とアニメが逸脱しない方向で作りました。ーーいつも作詞作曲を田邊さんが担当されているようですが、メンバーのみなさんとはどのように曲を完成させていくのでしょうか。田邊まず僕がギターの弾き語りなどで曲を作りまして、それをデータでみんなに送り、曲出しをするんですね。僕、1回の曲出しにつき、候補曲を20~30曲作るんです。ーー例えば「ポラリス」だったら、「ポラリス」候補になる曲を20~30曲も作るのですか。田邊そうです。これだけ作りましたと、20、30曲をみんなに送りまして、仮タイトルは「ポラリス」と書き出していって。それから「江口はどれがいい?よっちゃん(高村さん)はどれがいい?」という感じで、1曲聴くごとに「正」の字をつけていって、多かった曲に決まります。あとは、僕の意向を少しプラスして、そこから肉付けをメンバーがしていって、最終的に全部のオケができあがってから、僕が歌詞を書くんです。ーーそんなに多くの曲を一度に作るのは昔からなのですか。田邊はい。高校生の頃から、誰にやれといわれたわけでもなく、ずっとそうしています。好きなんです、曲作りが単純に。同じようなやり方で作曲をする人は、あまりいないみたいなんですが。メンバー一同(深くうなずく)ーー田邊さん以外のみなさんは、「ポラリス」についてはどのような印象で、どうサウンド面で肉付けされていったのでしょうか。辻村サビを聴いたときに、ストレートな曲だと思いました。例えば、前作「バッドパラドックス」は、4人の線をタテにパッと引いたイメージがあって、だから各々の楽器の絡み方も前面に出てくる多彩な曲なんです。一方、「ポラリス」は、4人の色を出すのではなく、ひとつにまとまって太い線でボンと音を出すイメージ。それだけ歌詞に伝えたい言葉が多かったし、メロディも刺さるし、メロディやボーカルが最大限に活きるようなアレンジにしたいと思ってベースラインを組みましたね。高村僕もそうですね。あとで「やりすぎたな」と思うフレーズはやりたくないと思っていたんです。最近、過去曲を聴いていて、ボーカルがわからなくなる瞬間があって、やりすぎたと思ったときも。ただ、その曲はそれも良さではあったんですが、今回「ボーカルをちゃんと聴きたい」と思うようになりました。もちろんサウンド面での柱となるギターやベースのアレンジを聴いたうえでの、ドラムの差し引きはありますが、後々やりすぎた後悔をしないよう、自分がやりたいことよりも、その楽曲の中でドラムとして縫える隙間を探しました。江口僕は高村とは逆で、ドラムをどっしりと響かせてくれているので、そのぶんギターで攻められるところをひたすらに攻めました。でもやっぱり、聴かせなくちゃいけない大事なサビの部分は控えめに。曲の第一印象となるイントロは、ガッツリとブルエンの色が出て名刺がわりになるようにということも、意識して曲を作りました。ーーカップリング曲の「girl」はどのようにできた曲なのでしょうか。田邊「girl」は、6月に出した『SICK(S)』というミニアルバムを制作しているときにできた曲です。そのときは40、50曲作ったんですが、ミニアルバムの制作に熱心になりすぎていたので、いったんデトックスしたいと思って、ストレスを解消したくてまた曲を作ったんですね。そのときにスタジオで高村と一緒に作業していたのですが、「ちょっとドラム叩いて」と頼んで、全体構成が10分でできた曲です。次のアルバムに入れないとしても、しかるべきときにやろうと話していたら、早くもそのタイミングが来て。「ポラリス」はアニメの世界観のあるポップな楽曲で、「girl」は洋楽らしさがほしくて作った曲です。ーーこれまでも日本語詞の曲と英語詞の曲がありますが、今回は洋楽らしさを意識されたから「girl」は英語詞なのですね。田邊そうです。「ポラリス」とは真逆のものを作りたいと思ったんですね。もちろん日本語を入れることもできたのですが、あえて英語にしました。みんなで夢を叶える“青春”をやっていくーー曲の中にはいろいろなタイプの人物が登場しますが、例えば女性の場合、みなさんはどのような女性が魅力的だと思いますか。田邊2時間ぐらいかかるな〜、カフェのテラス席で話したいです(笑)。この前、ちょうどシンガーソングライターの高橋優くんと「どんなタイプが好き?」という話をしていたのですが、ふたりとも同じだったのが、“僕のことを自分のことのように喜んでくれる女性”がいいということ。僕にうれしいことがあって、相手に話したら、一緒に喜んでくれるような人が好きですね。例えば「ライブでこういうことがあって」とか、「仕事でこうだったよ」と話して、その喜びを分かち合える人。高橋優くんとは、「こちらが女性にサプライズをしたら、素直に喜んでほしいよね」という話もしていました。あと家にふたりでいるようなときに、「今日、洗い物するよ」と僕が言ったときに、「いいよ、それ私がやるから」と言わない人がいいです。「じゃあ、お願い」と言ってくれる人がいいですね。そうじゃないと、僕は「じゃあ、やれば」ってふてくされちゃうから。プレゼントをあげる場合も、「いいよ、いいよ」と遠慮しない人がいいですね(笑)。辻村あるね。ご飯に行って支払おうとしたら、「私、払うから〜」と言わない女性がいいかも(笑)。田邊そうだね。もし女性から支払うと言われたら、「この店の全員分の支払うんだったら、出してね」と言うと思います(笑)。辻村僕は、イエスマンすぎない子が好きですね。イエスマンの子は正直、一緒にいてつまらなくなってしまいます。例えば、女性が年下だったり、女性側が男性を尊敬していたりすると、なんでも言うことを聞いてしまうんですよね。僕としては、等身大の意見をなんでもいいから聞きたいなと思ってしまいます。時には、イエスばかりではなく、イレギュラーな意見を言うような女性がいいです。ーーでも、反発ばかりする女性もいやですよね。辻村そうなんですよ、そこが難しいところなんです(笑)。田邊洗い物をしているときに、「私がやるからいいよ、いいよ」みたいなこともね。辻村そこは大丈夫(笑)。高村僕は甘えてくれる女性が好きです。辻村僕らとは逆だね。高村うん。甘えられたら、「ありがとう」と思うタイプだから(笑)。田邊そうだよね、我が強い女性は苦手だよね。高村苦手ですね。別に僕を転がしてもいいから、上手に甘えてほしい。江口僕は、襟付きのシャツワンピースが似合う女性が好きです。田邊性格じゃなくて、外見の好みだね(笑)。江口うん(笑)。昔はそんなに思わなかったんですが、最近はシャツワンピースが似合う女性が一番いいと思っています。ーーそれはファッションセンスの良い女性ということでもありますか。江口そうとも言えますね。自分の好きな服を相手も好きだといいなという意味もあります。こちらが強要して好きになってもらうのは違うと思うのですが、自分と相手のセンスが自然と合っていて、僕の好きな服を自分で選んで着てくれるのが一番いいですね。ーーでは最後に、今後の抱負を教えてください。田邊4人のマインドとしては、「来年1年、青春しようぜ!」ということですね。僕たち、デビューしてからの5年間、この4人で経験を積んできたなかでできることも増えてきたし、できなかったこともあるからこそ、できないことの先読みの能力もついてきたんです。だからなのか、今年は頭でっかちになって活動していたところが多かったかもしれません。でも、最初に頭で決めつけてしまうと、もう楽しくないんですよね。ライブ中も「あ、今、頭で考えてる」と気づいて、するともう楽しくなくなってしまう。振り返ると、僕らが音楽を始めたときは、楽しくないこと、楽しいことは関係なしに、「やべえ今が最高!」って音楽をやっていたんです。だから、4人で「ちゃんと全員で無垢な音楽の楽しみ方をしよう」と話し合いました。ライブ会場も、アリーナ公演をやりたいですし、地元の九州に向けて新しいことができないかと考えることもあります。自分たちの夢をチームのみんなで共有して、みんなで夢を叶えていくという“青春”をやらなきゃなって、話し合ったんです。とにかく今は計画を立ててやるというよりも、やみくもに青春しようという話に落ち着いて、いい意味でみんな肩が軽くなった気がしましたね。このデビュー5周年、バンド結成15周年という大事な年を経て、みんなで青春した先に、新たな一歩が待っているんだと思っています。取材後記エモーショナルなバンドサウンドを放つBLUE ENCOUNTさんは、学生時代からの友情を音楽に紡ぎ、アニバーサリーイヤーを迎えました。取材中も和気あいあいとした仲の良さを見せてくださった彼らの音楽は、これからも勢いよく全国に発進していくことでしょう。まずは、ニューシングルをチェックしてみてくださいね。BLUE ENCOUNT PROFILE田邊駿一(Vo、G)、江口雄也(G)、辻村勇太(B)、高村佳秀(Dr)からなる4人組ロックバンド。2014年9月にEP『TIMELESS ROOKIE』でメジャーデビュー。2015年1月にリリースしたファーストシングル「もっと光を」は、新人ながら全国35局でのパワープレイを獲得。5月にはアニメ『銀魂(第3期)』(テレビ東京系)のオープニングテーマとなるシングル「DAY×DAY」、7月に1stフルアルバム『≒』をリリース。2016年1月、第94回全国高校サッカー選手権大会の応援歌にもなった「はじまり」、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(日本テレビ系)のオープニングテーマ「Survivor」、「だいじょうぶ」、ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系)の主題歌「LAST HERO」と4枚のシングルをリリース。10月には日本武道館ワンマン公演を開催。2017年1月には2ndアルバム『THE END』をリリースし、幕張メッセ公演を含む全国ツアーを実施。2018年3月、3rdアルバム『VECTOR』、11月にはTVアニメ『BANANA FISH』(フジテレビ系)第2クール オープニング・テーマとなったシングル「FREEDOM」を発表。2019年、6月から初の全国ホールツアーを開催。6月にミニアルバム『SICK(S)』、9月にドラマ「ボイス110緊急司令室」(日本テレビ系)の主題歌となったシングル「バッドパラドックス」を発表。9月から全国ライブハウスツアーを実施。11月、シングル「ポラリス」をリリース。InformationNew Release「ポラリス」01.ポラリス02.girl11月20日発売KSCL-3202(通常盤)¥1,100(税別)
2019年11月29日the HIATUSが本日10月1日、東京国際フォーラム ホールAで「the HIATUS 10th Anniversary Show at Tokyo International Forum」を開催する。the HIATUSは細美武士、ウエノコウジ、masasucks、柏倉隆史、伊澤一葉によるロックバンド。2009年にELLEGARDENらのメンバーとしても活動する細美武士を中心に活動をスタートさせた。彼らにとって今年は結成10周年。7月には細身自身が「目的の場所に着地できた実感がある」と語った6thアルバム『Our Secret Spot』の発売、9月には過去作品のサブスクリプション解禁など話題に事欠かない。本公演はその名の通り、バンドにとってのアニバーサリーライブとなる。これまでを振り返る内容となるのか、現在の彼らを見せるステージとなるのか、ぜひ現場で目撃してほしい。■公演情報the HIATUS「10th Anniversary Show at Tokyo International Forum」日時:10月1日(火)開場18:00/開演19:00場所:東京国際フォーラム ホールA
2019年10月01日ELLEGARDEN/THE PREDATORSの高橋宏貴(ds)が結成したインストゥルメンタル・バンド、PAMが9月4日(水)に1stフル・アルバム『How have you lived?』をリリースする。PAMは、高橋と北海道を中心に活動しているバンド、トリコンドルの久米優佑(g)の2人組で、2018年に結成された。ふたりに新作やツアーに向けて話を聞いた。【チケット情報はこちら】在籍してきたバンドのジャンルが異なるふたりが出会ったきっかけを聞くと「(ELLEGARDEN休止中に高橋が在籍していた)Scars Boroughで活動している頃に、縁あってよく北海道に行ってて。久米がやっていたトリコンドルと対バンする機会が何度かあって仲良くなったんです。久米のステージ観たときに“あっ、一緒にやりたいな”って思いましたね」(高橋)。「純粋に嬉しかったです。今30歳なんですけどバッチバチのELLEGARDEN世代だったんで(笑)」(久米)トリコンドルはインスト・バンドだが、高橋がこの音楽性を展開することは意外な印象を受ける。「te’というバンドのサポートをやらせてもらって、それでインストに興味を持ったというのも大きいですけど、トリコンドルがすごい刺激的なんですね。いろんな要素が重なって久米とやってみたいと思ったんです。本来、歌を殺すドラムがだいっ嫌いで絶対に立てていきたいんですけど、ボーカルが居ないとオレの感性がどうなるんだろう、とか興味深かった」(高橋)。本作に収録された全10曲は、実に幅広い音楽性を巧みに飲み込んでいて、ギターとドラムのセッション感、せめぎ合いに圧倒される。8月21日千葉からスタートしたツアーは、11月3日(日)恵比寿club aimまで全国各地を廻る。ライブもベースやギターの音源は同期させるものの、ふたりだけで演奏される。「久米が作ってくる曲が速いのが多くて、この歳になってくるともうちょっと休める音楽をやるのかなと思ってたらまたさらに速くなる、みたいな(笑)。エキサイティングですね、歌がなくて自分がしゃしゃり出て良いところも結構あるんで」(高橋)PAMの将来について想いを聞くと「海外に行ってみたい。アメリカとかイギリスとか行ってどういう化学反応が起こり、受け入れてもらえるかなという興味はあります。それからインストというカテゴリーだけじゃなくて普通のバンドとも日本でいっぱい対バンしたいな。そういうの考えるとワクワクしますね」(高橋)インストは1番間口が広い音楽に感じるというふたり。言葉もないからその“自由さ”を楽しんで欲しいし、“ライブをすごく大事にしている”というこだわりをぜひとも生で体感して欲しい。取材・文:浅野保志(ぴあ)
2019年09月03日アジアン・カンフー・ジェネレーション(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、エルレガーデン(ELLEGARDEN)、ストレイテナー(STRAIGHTENER)の3バンドによる対バンツアー「ナナイロエレクトリックツアー(NANA-IRO ELECTRIC TOUR)」が、2019年10月18日(金)の大阪・インテックス大阪公演を皮切りに、愛知・愛知県国際展示場、神奈川・横浜アリーナの全3公演が開催される。アジカン&エルレ&テナーの対バンツアー「ナナイロエレクトリックツアー」は元々、2003〜2004年にアジアン・カンフー・ジェネレーションが中心となってストレイテナーと共に開催していた対バンツアー。今回は2003年の仙台公演と2004年の北陸2公演のツアーに帯同したエルレガーデンを加えた3バンドのツアーとして復活を果たす。出演順は各会場で入れ替えバンドの出演順は会場毎に入れ替え。大阪はエルレガーデン、愛知はストレイテナー、神奈川はアジアン・カンフー・ジェネレーションと、各公演でそれぞれ異なるバンドがトリを務める。出演者コメントGotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION)もう一度、この3バンドでライブができるなんて言葉にならない。魂まで千切れそうだったゼロ年代と震災からの数年をそれぞれに生き抜いて、今こうして最高の形で再会できることを嬉しく思う。でも、まあ、感動的な再会も通過点だと思ってる。まだまだ、俺たちはやれる。そういうことを証明する夜になるはず。で、また夜明けに虹を見るんだと思うよ。おかえり、エルレガーデン。細美武士(ELLEGARDEN)ゴッチとホリエアツシと俺は3人とも性格も嗜好も面白いぐらいにバラバラなんだけど、なぜかずっと仲が良い。この10年ほんとうにたくさんの人に支えてもらって、俺たち4人はまたELLEGARDENを動かすことができたんだけど、もちろんこの二人にもずっと支えてもらってた。ていうか、心配かけてたんだろうな。だから今回のナナイロでああ、こいつらもう心配いらねえんだな、じゃあ今度は逆にちょっとぐらい頼ってもいいのかな、なんて風に、絶対に思わせてやるつもりです。:-)ホリエアツシ(STRAIGHTENER)エルレおかえりなさい!ってことで、2004年のナナイロエレクトリックツアー以来、この3バンドで再びツアーができることを嬉しく思います。一昨年、細美君から活動再開を告げられた時に、何かしらの形でまた対バンできたらと願っていたことが、最高の形で実現します。昨年のマリンスタジアムのライブを観て、10年前に動きを止めたエルレガーデンの音楽が、10年前に止まったままではなく、僕にとってはその後の10年のためにあったような気がしました。4人がそれぞれの音楽を鳴らしてきた10年があって今があるエルレガーデン、止まらずに新しい音楽を作り続けてきたアジカンとストレイテナー、この3バンドが今鳴らす音が、15年の時を経て、僕らを含めそこに集まるみんなにとって、どんな思いの上に響き合うのだろうとワクワクしています。ちなみに、昨年末にゴッチと細美君と3人で食事に行った時に、ファンのみんなが予感し期待してくれた通り、このツアーが決まったんだよ!楽しみにしててください!開催概要「ナナイロエレクトリックツアー(NANA-IRO ELECTRIC TOUR)」■大阪日程:2019年10月18日(金)会場:インテックス大阪・6号館時間:OPEN 17:00 / START 18:30出演順:1.ストレイテナー/2.アジアン・カンフー・ジェネレーション/3.エルレガーデン■愛知日程:2019年10月23日(水)会場:Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホ―ルA時間:OPEN 17:00 / START 18:30出演順:1.アジアン・カンフー・ジェネレーション/2.エルレガーデン/3.ストレイテナー■神奈川日程:2019年11月1日(金)会場:横浜アリーナ時間:OPEN 17:00 / START 18:30出演順:1.エルレガーデン/2.ストレイテナー/3.アジアン・カンフー・ジェネレーション<チケット>[オフィシャル先行1次予約受付(チケットぴあ)]受付期間:8月5日(月)18:00〜8月12日(月)23:59※チケットに関する詳細は公式WEBサイト(www.nana-iroelectric.com)より。価格:・スタンディング(ブロック指定/整理番号付) 7,000円(税込)※小学生以上チケット必要。※未就学児童入場不可。・指定席(横浜アリーナのみ) 7,000円(税込)※小学生以上チケット必要。※高校生以下対象学割あり。小学生は年齢を証明できるものを、中学生/高校生は学生証を持参すると、当日会場で2,000円をキャッシュバック。※本公演は、「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券(特定チケット)」での発売となり、チケット購入に関する確認事項がある。申し込みの際は、事前の詳細確認を推奨。
2019年08月08日7月26(金)・27日(土)・28日(日)に新潟・湯沢町苗場スキー場にて開催される「FUJI ROCK FESTIVAL’19」の出演アーティスト第2弾が発表された。出演が決まったのは昨年10年ぶりの復活ライブツアーを行い、話題となったELLEGARDENのほか、ASIAN KUNG-FU GENERATION、Superfly、BIGYUKI、ANNA LUNOE、THE COMET IS COMING、電気グルーヴ、KID FRESINO(BAND SET)、clammbon、COURTNEY BARNETT、KOHHなど28組。第2弾発表にあわせて、各アーティストの出演日も決定。詳細は下記特設ページでご確認を。チケットは本日11時より2次先行を実施中。■FUJI ROCK FESTIVAL’19日程:7月26日(金)27日(土)28日(日)会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場★★以下のリンクより「FUJI ROCK FESTIVAL」をお気に入り登録して、情報をゲットしよう!
2019年03月08日音楽フェス「ライジングサンロックフェスティバル(RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO)」が、2019年8月16日(金)・17日(土)の2日間、北海道小樽市の石狩湾新港樽川ふ頭横 野外特設ステージにて開催される。なお、8月16(金)公演は台風10号の接近に伴う悪天候の予想から開催中止。野外フェス「ライジングサンロックフェスティバル」「ライジングサンロックフェスティバル」、通称RSRは、日本初の本格的オールナイト野外ロックフェス。豊かな自然に囲まれた広大な土地で、思う存分ロックに浸ることができる。また、北海道の味覚が味わえる飲食店や、自然を満喫できるアトラクション、環境問題について学べるブースなども用意。ライブの合間に楽しめる要素も満載だ。ナンバーガール再結成2019年で開催21回目を迎える同フェスでは、向井秀徳が率いるナンバーガールが再結成。結果的にラストライブとなってしまった札幌・ペニーレーンと同じ北海道の地で、向井秀徳、田渕ひさ子、中尾憲太郎、アヒト・イナザワのオリジナルメンバーで復活を遂げる。なお、ナンバーガールは8月16日(金)の出演が決定している。2019年出演アーティスト1日目の8月16日(金)には、2018年にクロージングアクトを務めた東京スカパラダイスオーケストラや、4人組ミクスチャーロックバンドKing Gnu、夜の本気ダンス、SHISHAMOといったアーティストが登場。エレファントカシマシのボーカリストで2019年にソロデビューを果たした宮本浩次、3年ぶりのアルバムをリリースしたスガ シカオなど、ソロアーティストも参戦する。「ホッカイカンタビレ/奥田民生ほか(未定)」と銘打ち、16日(金)・17日(土)の2日にわたり出演する奥田民生にも注目。出演ミュージシャン達と一緒に、「ライジングサンロックフェスティバル」のイメージソングをレコーディングする。また、その場で完成した曲は2日目に披露される予定だ。その他、仲井戶”CHABO“麗市やTOSHI-LOWなどをゲストに迎え、奈良美智のライブドローイングとともに「ARABAKI ROCK FEST」とセッションをシェアする特別企画「FRIDAY NIGHT SESSION」が行われる。2日目の8月17日(土)は、復活を遂げたELLEGARDENは12年ぶりの出演。Dragon Ashをはじめ、3人組パンクバンドWANIMAや、ライブメインで活動するUVERworldといった人気ロックバンドも同日参戦する。また、デビュー35周年を迎えた吉川晃司、“ミスターRSR”増子直純率いる怒髪天の他、初登場のAimerとゴスペラーズもパフォーマンスを披露。真心ブラザーズは、奥田民生や銀杏BOYZの峯田和伸、フジファブリックの山内総一郎、GLIM SPANKYの松尾レミをゲストに迎え、イベントならではの特別なステージを見せる。なお、2日目には、金沢で活動するインディーズレーベル「RALLYE LABEL」所属のLUCKY TAPES、DATS、TENDREの3組によるイベント限定のスペシャルセッションも開催。会場でしか聞くことのできない特別なセッションにも注目したい。タイムテーブル今後も随時、出演アーティストが発表される予定だ。【詳細】「ライジングサンロックフェスティバル(RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO)」開催日:2019年8月16日(金)・17日(土)会場:石狩湾新港樽川ふ頭横 野外特設ステージ※2019年8月16日(金)台風10号の影響で開催中止。■チケット情報<券種>通し入場券:22,000円16日入場券:11,000円17日入場券:15,000円<申込期間>7月17日(水)12:00~7月21日(日)23:59※チケット申込に関する詳細は公式ウェブサイト(より。※出演者等は変更の場合あり。出演者の変更・キャンセルに伴う払い戻し不可。<出演アーティスト>※2019年7月19日(金)現在・8月16日(金)Attractions / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / AWESOME City Club / THE ORAL CIGARETTES / 勝手にしやがれ / 9mm Parabellum Bullet(通し入場券のみ) 15th Anniversary~RISING SUN SONGS~ GUEST:アフロ(MOROHA)、タブゾンビ(SOIL&”PIMP”SESSIONS)、栗原健、yui& mura☆jun(FLOWER FLOWER)/ King Gnu / QUEENESS(通し入場券のみ) / Saucy Dog / 佐野元春&THE COYOTE BAND / SHISHAMO / SHANK / ズーカラデル / ストレイテナー /DYGL / T字路s / TENDRE / 東京スカパラダイスオーケストラ / tricot / ドレスコーズ / Nulbarich / NUMBER GIRL / ネクライトーキー / the BONEDZ / 夜の本気ダンス / Rei / FRIDAY NIGHT SESSION「北のまほろばを行く-石狩編- powered by ARABAKI ROCK FEST」BAND:山口洋(G)・細海魚(key) and more, GUEST:仲井戶”CHABO“麗市、TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)、Leyona、Rei、奈良美智(ライブドローイング)(通し入場券のみ) / 宮本浩次 / Très Joyeux(⾦原千恵⼦×笠原あやの ) / ホッカイカンタビレ/奥田民生ほか(未定) / スガ シカオ / ライブシネマ「怪獣の教え」(for CAMPERS) Performed by TWIN TAIL 映像:豊⽥利晃、演奏:中村達也(Dr)・大野由美子(B)・勝井祐⼆(Vn)・Sally#Cinnamon(G)・Tomoya.S(G)・ヤマジカズヒデ(G)・⻘⽊ケイタ(Sax)・GOMA(didgeridoo) Special Guest:窪塚洋介 / Signals(for CAMPERS) / 中村佳穂(for CAMPERS) / 他・8月17日(土)赤い公園 / ASA-CHANG エマーソン北村 / アシュラシンドローム / 吾妻光良&The Swinging Boppers(GUEST:松竹谷清) / 亜無亜危異 / UVERworld / 打首獄門同好会 / H ZETTRIO / Aimer / ELLEGARDEN / オメでたい頭でなにより / 感覚ピエロ / 吉川晃司 / キュウソネコカミ / 銀杏BOYZ / クリープハイプ / GLIM SPANKY / ゴスペラーズ / 崎山蒼志 / SOIL&"PIMP"SESSIONS / DMBQ / DEPAPEKO(押尾コータロー×DEPAPEPE) / toe / 怒髪天 / 七尾旅人 / never young beach / ハルカミライ / HEA / BEGIN / the pillows / FINLANDS / ブギ連 / フジファブリック / HEY-SMITH / Homecomings / My Hair is Bad / マカロニえんぴつ / 真心ブラザーズ~石狩フォーク村~ GUEST:奥田民生、松尾レミ(GLIM SPANKY)、峯⽥和伸(銀杏BOYZ)、山内総⼀郎(フジファブリック) / MOROHA / RALLYEʼS JAM / LiSA / ROTTENGRAFFTY / WANIMA / Dragon Ash / the telephones / フレデリック / ハルカトミユキ / KAN / THA BLUE HERB / <sonixtation>DJ:TAKKYU ISHINO VJ:DEVICEGIRLS LASER:YAMACHANG / OGRE YOU ASSHOLE / 神聖かまってちゃん / a flood of circle / mol-74 / THE KEBABS / 緑黄色社会 / Heavenstamp(Sally#Cinnamon・Tomoya.S) / yaiko(⽮井⽥瞳)×takataka
2019年02月18日「フジロック・フェスティバル’19(FUJI ROCK FESTIVAL’19)」、通称"フジロック"が、2019年7月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間、新潟県湯沢町・苗場スキー場で開催される。フジロックは、毎年7月下旬から8月上旬に開催されるロックフェスティバル。国内外より、約200組ほどのミュージシャンが集結する日本最大規模の野外音楽イベントだ。広大な会場の中で、自然と音楽を共に楽しむことができる。ケミカル・ブラザーズが8年ぶり出演!シーアは初登場ケミカル・ブラザーズダンス・ミュージック界を代表するデュオ、ケミカル・ブラザーズ(THE CHEMICAL BROTHERS)。4月リリースの新作を引っ提げ、8年ぶりにフジロックへ帰ってくる。ザ・キュアー2019年に結成40周年のアニバーサリーイヤーを迎えるイギリスのロックバンド、ザ・キュアー(THE CURE)。前回出演したフジロック’13では、約3時間で全36もの楽曲を披露しただけに、今回のパフォーマンスにも注目が集まる。シーアポップ・シーンに欠かせない存在である、オーストラリア出身のシンガーソングライター、シーア(SIA)。2014年にリリースされたアルバム「1000 Forms of Fear」ではグラミー賞4部門、2016年にリリースのアルバム「This Is Acting」ではグラミー賞3部門ノミネートという記録を持つシーアが、日本初来日、フジロック初登場となる。デス・キャブ・フォー・キュー(DEATH CAB FOR CUTIE)、ジェイムス・ブレイク(JAMES BLAKE)、ジェイソン・ムラーズ(JASON MRAZ)らの出演が明らかになっている。復活したエルレガーデンがフジロック参戦エルレガーデン10年の活動休止期間をおいて2018年に復活を遂げたエルレガーデンがフジロック参戦へ。単独ライブチケットは即完売するなど、その人気は継続。今回のフジロックではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。アジアン・カンフー・ジェネレーション後藤が描くリアルな焦燥感、絶望さえ推進力に昇華する圧倒的なエモーション、勢いだけにとどまらない「日本語で鳴らすロック」でシーンを牽引し続けるアジアン・カンフー・ジェネレーション。2019年3月から5ヶ月に渡る35本の全国ツアー開催を予定している彼らが、苗場でも熱いステージをみせる。銀杏BOYZ、KOHHらも出演へその他日本勢では、ファッションシーンでも活躍するKOHH、2019年1月に日本武道館単独公演を行った銀杏BOYZ、Superfly、オリジナル・ラブ、七尾旅人らが出演する。池袋パルコでプレイベント開催毎年開催され、好評を得ているフジロックのプレイベント「FUJI ROCK DAYS」。2019年は池袋P’パルコ正面玄関「フジロック特設ブース」にて実施する。会場では、オフィシャルグッズの先行販売、過去のグッズのアウトレットセールを開催するほか、過去のフジロックの貴重な映像の上映、大抽選会、入場券・キャンプサイト券・駐車券の販売などを行う。【詳細】■FUJI ROCK FESTIVAL’19期間:2019年7月26日(金)、27日(土)、28日(日)会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場時間:9:00 開場 11:00 開演 23:00 終演予定出演:国内外約200アーティスト■入場券<第2次先行> ※限定枚数価格:1日券 19,000円 / 2日券 34,000円 / 3日通し券 42,000円発売日:「e+」「岩盤」「チケットぴあ」「ローソンチケット」2019年3月8日(金)〜<一般発売>価格:1日券 20,000円 / 2日券 36,000円 / 3日通し券 45,000円発売日:2019年6月1日(土)〜※中学生以下は保護者の同伴に限り入場無料。■キャンプサイト券価格:3,000円(1名/開催期間中有効)■駐車券価格:3,000円(1日/1台)※2名より受付。※駐車券のみ受付不可。■ムーンキャラバンチケットオートキャンプ施設「MOON CARAVAN」専用チケット価格:・4輪専用駐車券¥12,000(1台)+専用キャンプサイト券 3,000円(1名)+3日通し券・2輪専用駐車券¥6,000(1台)+専用キャンプサイト券 3,000円(1名)+3日通し券※その他チケットに関する詳細は公式ウェブサイト(より【出演者一覧】■第1弾発表アーティストTHE CHEMICAL BROTHERS、THE CURE、SIA、DEATH CAB FOR CUTIE、JAMES BLAKE、JASON MRAZ、MARTIN GARRIX、THOM YORKE TOMORROW’S MODERN BOXES、ALVVAYS、AMERICAN FOOTBALL、ANNE-MARIE、BANDA BASSOTTI、CAKE、CALPURNIA、CHON、DANIEL CAESAR、GARY CLARK JR.、GEORGE PORTER JR & FRIENDS、INTERACTIVO、JANELLE MONAE、KAYTRANADA、KHRUANGBIN、KING GIZZARD & THE LIZARD WIZARD、THE LUMINEERS、MATADOR! SOUL SOUNDS、MITSKI、NICOLA CRUZ、RED HOT CHILLI PIPERS、SHAME、STELLA DONNELLY、TORO Y MOI、UNKNOWN MORTAL ORCHESTRA、THE WATERBOYS、YAEJI■第2弾発表アーティストELLEGARDEN、ASIAN KUNG-FU GENERATION、Superfly、BIGYUKI、ANNA LUNOE、THE COMET IS COMING、KID FRESINO (BAND SET)、KOHH、clammbon、COURTNEY BARNETT、never young beach、ORIGINAL LOVE、DYGL、スカート、SABRINA CLAUDIO、TENDRE、銀杏BOYZ、toe、VAUDOU GAME、スガ シカオ、JONAS BLUE、Tempalay、TYCHO、ZOO■第2弾発表アーティストLUCKY TAPES、中村佳穂、七尾旅人、okadada、思い出野郎Aチーム、渋さ知らズオーケストラ、SUNSET ROLLERCOASTER、GEZAN、HANGGAI、蓮沼執太フィル、平沢進+会人(EJIN)、HYUKOH、キセル、竹原ピストル、TAKKYU ISHINO、ずっと真夜中でいいのに。※電気グルーヴは出演キャンセル。※出演者のキャンセルや変更に伴う払戻はなし。【プレイベント詳細】FUJI ROCK DAYS 〜 池袋P’PARCO開催日時:4月6日(土)・7日(日) 各日11:00〜20:00開催場所:池袋P’パルコ正面玄関「フジロック特設ブース」
2018年12月20日検索数が急上昇した人物や作品を表彰する「Yahoo!検索大賞2018」の中間発表が2日に行われ、木村拓哉と工藤静香の次女・Koki,がモデル部門にランクインした。「Yahoo!検索」のデータをもとに毎年12月に発表している同賞。中間発表では、2018年1月1日~2018年6月30日を対象期間として、前年と比べ検索数が急上昇した人物、作品、製品を、各部門の上位3点ずつ公表した(部門名、発表順は五十音順)。モデル部門には、5月発売のファッション誌『ELLE JAPON』の表紙で鮮烈のモデルデビューを飾り、インスタグラムの投稿も注目を集めている木村拓哉と工藤静香の次女Koki,がランクイン。Koki,のほか、女優としても活躍している中村アン、初の写真集『HIKARI MORI』でのセミヌード披露が大きな反響を呼んだ森星が入った。なお、最終結果は、2018年1月1日~11月1日を対象期間として集計のうえ、2018年12月5日に発表予定となっている。○パーソンカテゴリー(9部門)中間発表■アイドル部門King & Prince、平野紫耀、松井珠理奈■アスリート部門大谷翔平、女子カーリング 日本代表チーム、羽生結弦■お笑い芸人部門アキラ100%、濱田祐太郎、ひょっこりはん■作家部門海堂尊、辻村深月、矢部太郎■女優部門今田美桜、浜辺美波、松本まりか■声優部門小林由美子、久川綾、古谷徹■俳優部門新田真剣佑、中川大志、中村倫也■ミュージシャン部門安室奈美恵、ELLEGARDEN、米津玄師■モデル部門Koki, 、中村アン、森星○カルチャーカテゴリー(6部門)中間発表■アニメ部門ダーリン・イン・ザ・フランキス、七つの大罪 戒めの復活、ポプテピピック■映画部門グレイテスト・ショーマン、万引き家族、リメンバー・ミー■ゲーム部門荒野行動、ドラゴンボール レジェンズ、モンスターハンター:ワールド■小説部門夫のちんぽが入らない、おらおらでひとりいぐも、かがみの孤城■ドラマ部門花のち晴れ~花男 Next Season~、半分、青い。、ブラックペアン■流行語部門大迫半端ないって 、そだねー、まじ卍○プロダクトカテゴリー(7部門)中間発表■飲料部門ストロベリーベリーマッチフラペチーノ、本麒麟、-196℃ ストロングゼロ■お取り寄せ部門赤いサイロ、ねこぶだし、ルタオ チーズケーキ■家電部門iPhone 8、iPhone X、プルームテック■クルマ部門クラウン、クロスビー、ジムニー■コスメ部門OPERA リップティント、the SAEM コンシーラー、ソフィーナ プリマヴィスタ 化粧下地■食品部門銀座あけぼの チーズおかき、乃が美「生」食パン、ユーチューバーチップス■スイーツ部門赤いサイロ、ステラおばさんのクッキー、たべる牧場ミルク
2018年08月02日検索数が急上昇した人物や作品を表彰する「Yahoo!検索大賞2018」の中間結果が2日、発表された。「Yahoo!検索」のデータをもとに毎年12月に発表している同賞。中間発表では、2018年1月1日~2018年6月30日を対象期間として、前年と比べ検索数が急上昇した人物、作品、製品を、各部門の上位3点ずつ公表した(部門名、発表順は五十音順)。アイドル部門は、King & Prince、平野紫耀、松井珠理奈となり、King & Princeが存在感。また、ドラマ部門には、平野が出演したTBSドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』が入り、そのほか、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、TBSドラマ『ブラックペアン』となった。ミュージシャン部門では、「Yahoo!検索大賞 2017 ミュージシャン部門」でも受賞した安室奈美恵が今年も急上昇。モデル部門では、5月発売のファッション誌『ELLE JAPON』の表紙で鮮烈のモデルデビューを飾った木村拓哉と工藤静香の次女であるKoki,が入った。そして、流行語部門は「大迫半端ないって」「そだねー」「まじ卍」の3つ。「そだねー」を生んだ女子カーリング 日本代表チームは、アスリート部門にも入っている。なお、最終結果は、2018年1月1日~11月1日を対象期間として集計のうえ、2018年12月5日に発表予定となっている。○パーソンカテゴリー(9部門)中間発表■アイドル部門King & Prince、平野紫耀、松井珠理奈■アスリート部門大谷翔平、女子カーリング 日本代表チーム、羽生結弦■お笑い芸人部門アキラ100%、濱田祐太郎、ひょっこりはん■作家部門海堂尊、辻村深月、矢部太郎■女優部門今田美桜、浜辺美波、松本まりか■声優部門小林由美子、久川綾、古谷徹■俳優部門新田真剣佑、中川大志、中村倫也■ミュージシャン部門安室奈美恵、ELLEGARDEN、米津玄師■モデル部門Koki, 、中村アン、森星○カルチャーカテゴリー(6部門)中間発表■アニメ部門ダーリン・イン・ザ・フランキス、七つの大罪 戒めの復活、ポプテピピック■映画部門グレイテスト・ショーマン、万引き家族、リメンバー・ミー■ゲーム部門荒野行動、ドラゴンボール レジェンズ、モンスターハンター:ワールド■小説部門夫のちんぽが入らない、おらおらでひとりいぐも、かがみの孤城■ドラマ部門花のち晴れ~花男 Next Season~、半分、青い。、ブラックペアン■流行語部門大迫半端ないって 、そだねー、まじ卍○プロダクトカテゴリー(7部門)中間発表■飲料部門ストロベリーベリーマッチフラペチーノ、本麒麟、-196℃ ストロングゼロ■お取り寄せ部門赤いサイロ、ねこぶだし、ルタオ チーズケーキ■家電部門iPhone 8、iPhone X、プルームテック■クルマ部門クラウン、クロスビー、ジムニー■コスメ部門OPERA リップティント、the SAEM コンシーラー、ソフィーナ プリマヴィスタ 化粧下地■食品部門銀座あけぼの チーズおかき、乃が美「生」食パン、ユーチューバーチップス■スイーツ部門赤いサイロ、ステラおばさんのクッキー、たべる牧場ミルク
2018年08月02日メンバー5人中、4人がメインボーカルという脅威の5人組ボーカルバンド、DAY6。3月に日本デビューした彼らが6月にはベスト・アルバム『THE BEST DAY』、7月にはセカンド・シングル「Stop The Rain」をリリースし、日本での活動を本格的にスタートします。そして6月には待望の日本初単独ライブも!今回はその直前の彼らにインタビューしました。写真・小笠原真紀 動画・千葉 諭 文・尹秀姫【ペンになってもいいですか!?】vol. 62メンバー4人がボーカルを左から、ジェイ、ソンジン、ドウン、ウォンピル、ヨンケイ。--まず、DAY6はどんなバンドですか?ソンジン DAY6のメンバーはそれぞれ好きな音楽のジャンルが違うので、それらのジャンルを1曲に混ぜることもできるし、ひとつのジャンルをディープに突き詰めて表現することもできるのが強みのバンドだと思います。ジェイ 長所は、メンバー全員が歌えること。それにいろいろなジャンルの音楽を消化してきたので、曲によって多様なカラーを見せることができるんです。ヨンケイ みんなが歌えるっていうのは、声そのものが楽器になるっていうことだと思うので、これは他のバンドにはない特徴だと思います。ウォンピル それに、同世代の人たちに共感してもらえるような歌詞の曲が多いのも僕たちの特徴ですね。ドウン 個人的にいいなと思うのは、メンバーみんなが素直なところ(笑)。まるで生まれた時から家族みたいに仲良しなんですよ。ソンジン。リーダーで、ボーカル、ギター担当。--6月には早くもベスト・アルバム『THE BEST DAY』をリリースします。今回のアルバムについて聴きどころを教えてください。ジェイ 日本でデビューしたばかりなので、まずは僕たちDAY6がどんなバンドなのかを知ってもらうために、今まで僕たちがリリースしたタイトル曲を集めてみました。韓国でのファースト・アルバムに収録されている「Congratulations」と、2017年に僕たちがやったプロジェクト「EVERY DAY6」で1月と2月に発表したタイトル曲の「I Wait」と「You Were Beautiful」を、日本語と英語バージョンで収録しています。--これまでのDAY6を一気に知ることができるのがベスト・アルバムのよさだと思いますが、1曲ずつお気に入りの曲を教えてください。ヨンケイ 僕は「I Like You」ですね。ファンのみなさんに一番歌ってあげたい曲です。なにせこの曲のメッセージは「I Like You」ですから(笑)。ソンジン 僕は「When you love someone」をオススメしたいです! 誰かを心から愛したことがある方には、特に共感していただけるんじゃないかと思います。ウォンピル 僕はこのアルバムに入っている曲は全部大好きなので、どれか1曲を選ぶのはすごく忍びないんですけど、あえて1曲だけ選ぶとしたら「I Smile」です。個人的にすごく好きな曲なんですよ。曲の雰囲気が好きです。ジェイ 僕もソンジンさんと同じで「When you love someone」ですね。ギターのリフや全体的なサウンドがきれいで、歌詞ともよく合ってると思うし、個人的にも大好きな曲です。ドウン 僕も「I Smile」です。この曲はドラムのラインがダイナミックなので、ぜひそこにも注目してほしいです!ジェイ。ギター、ボーカル、ラップ担当。--7月にはセカンド・シングル「Stop The Rain」のリリースも決定しています。こちらはプロデューサーとして生形真一さんをお迎えしていますが、レコーディングはどうでしたか?ドウン 生形さんに最初に会った時は「この方がELLEGARDENのギタリストだ!」と夢のようでした(笑)。一緒に仕事をしていくなかで、音楽好きな身近な先輩といった感じで接してくれたので、ご一緒させてもらって本当に楽しかったですね。僕はドラムなので、ドラムのラインについて相談することが多かったんですけど、この箇所はハイハットでいこうか、それともライドでいこうか、みたいな具体的なサウンドの話をたくさんしました。ウォンピル 生形さんと一緒に作業する日でとても緊張していましたが、レコーディングしている時に僕が他のブースでひとりキーボードのセッティングをしていたら、生形さんができあがった音を褒めてくれて、すごくうれしかったです。生形さんのほうから僕たちに気安く接してくれたから、僕たちも安心してご一緒することができましたね。ヨンケイ そうそう、生形さんはとにかくナチュラルにカッコいい人なんですよ。だから僕たちも気負わずガンガン話しかけることができたし、レコーディングをしながらたびたび「これどうですか?」って聞くと、いつも「バッチリ!」って言ってくれて(笑)。僕たちの意見を尊重してくれて、一緒に仕事をする場を明るく楽しいものにしてくれました。ジェイ 生形さんのギターは本当に素晴らしいので、デモを聴いても「こういうふうに弾くのか!」って勉強になることが多かったですね。みんなも言ってるように、生形さんがすごく親身に接してくれたので、僕たちもレコーディングしやすかったです。僕たちが質問を投げかけるといつでも真剣に考えて答えてくれて、いい時はいいと言ってくれるし、もっとこうしたほうがいいって思った時は正直にアドバイスしてくれて、スムーズかつ円滑にレコーディングできました。今までは自分たちのやり方しか知らなかったけど、今回のレコーディングで生形さんにたくさんのことを学んで、こういうやり方もあるんだ! ってことにたくさん気づけたのがよかったですね。ソンジン 本当にそうだよね。生形さんには日本の音楽のいいところをたくさん学んだし、僕たちもたくさん吸収できたと思います。生形さんのサウンドにDAY6のカラーを融合させて一緒に作らさせていただきました。それに生形さんならではの、ギターの弾き方についてもいろいろ教えていただきました。ヨンケイ。ベース、ボーカル、ラップ担当。--セカンド・シングルの発売に先駆けて、6月には東京と大阪でのライブも決まっています。単独ライブは初となりますが、どんなライブにしたいですか?ジェイ 初めての単独ライブなので緊張もすると思いますけど、僕は海外に行ったら、その国のパワーを感じることが好きなんですよ。日本ではこれまでイベントに参加したことはあったけど、そんなに長く公演したわけではないので、そのパワーが湧き上がってくる前に出番が終わっちゃったんですよね。だから今回の単独ライブでは日本の観客のパワーを感じられるんじゃないかと個人的にワクワクしています。やっぱり20曲はやらないとね!ヨンケイ そうだね。イベントで数曲やるのと、単独でライブをやるのはまったく違うものだと思うんですよ。単独ライブではきっともっとファンの方と深く共感できるんじゃないかと期待してます。特に日本での単独公演は初なので、一からスタートする気持ちで一生懸命がんばります!ジェイ 僕たち、去年は毎月ライブしてたんですよ。でもそのライブは時間も短かったし、例えるならデパ地下でひと口だけ食べさせてもらえる試食みたいな感じで(笑)。今回は単独ライブなので、いよいよ1皿まるっと味わってもらえますよ!ウォンピル。キーボード、シンセサイザー、ボーカル担当。--これからの日本活動に期待したいのですが、日本ではどんな活動をしていきたいですか?ドウン もっと日本語を勉強して、会話に問題がなくなるくらい上達したら、日本のいろいろなところを歩いて回りたいです。ヨンケイ 僕は秋葉原に行きたいです。ジェイさんも一緒に行く?ジェイ いや、僕はひとりで行くよ。ヨンケイ じゃあ僕もひとりで行きます(笑)。僕は日本のアニメが好きなので、いつかアニメのOSTとかを歌ってみたいです!ジェイ 僕も秋葉原には行きたいけど、用事が多すぎてたぶん一緒には行けないと思う、ごめん(笑)。僕は子どもの頃から日本のアニメが大好きなので、秋葉原で部屋に飾るポスターを買いたいです!ソンジン 僕は日本武道館で公演してみたいです。その前に、とにかく日本でライブをたくさんやりたいですね。ウォンピル 僕も武道館でライブをするのが夢ですね。それと、日本のアーティストの方とコラボレーションしてみたいです。例えば星野源さんとか、歌声がすごく素敵ですよね。米津玄師さんも最近よく聴いてます。ドウン。ドラム担当。--せっかくなので、他のメンバーも日本で一緒に仕事してみたいアーティストはいますか?ヨンケイ 僕はMr.Childrenさん! 昔から大ファンで、仕事じゃなくてもお会いできることがあったらすごくうれしいです! Mr.Childrenさんは歌詞がすごく美しいんですよ。なので、もしお会いできたらこの素晴らしい歌詞を書いたのはどんな人で、どんな考えで歌詞を書いたのか聞いてみたいです。ジェイ 子どもの頃によく観てた『NARUTO-ナルト-』のEDを歌っていたNo Regret Lifeというバンドの曲がすごく好きだったので、お会いしてみたいです。だいぶ昔の曲なんですけど、今聴いても新しくて、洗練されてるんですよ。ソンジン 僕はONE OK ROCKさんですね。韓国でもライブを観たことがあるんですけど、メロディラインが洗練されていて、ロックの中にポップさもあって、そこにすごく魅力を感じます。ドウン 僕はRADWIMPSさん。ファンだから(笑)!--みなさん、それぞれ音楽のジャンルの好みが違うという話がありましたが、それぞれ好きなアーティスト、影響を受けたと思うアーティストは?ソンジン 僕はモダンロックというか、感性的なメロディラインとボーカルが際立つ曲が好きですね。最近だとエド・シーランが好きです。ウォンピル バンドの曲を書く時に影響を受けているのはONE DIRECTIONのサウンドですね。それとBEATLESのセンスも僕たちの音楽に合うと思ってよく聴いています。最近はEDMもよく聴きます。僕たちの音楽にとって大切なのはオリジナリティとトレンドの両立だと思うので、これからもいろんな音楽を聴いて、吸収していきたいです。ジェイ 僕は聴いた時に直感的に本物だ!って思う人が好きですね。最近はダニエル・シーザーとかカリッドをよく聴いてます。ドウン 僕はバンドのSting。韓国ではイ・ナレさんというシンガーが好きです。歌詞が特徴的で、歌声もすごくいいんですよ。ヨンケイ 僕はもともとヒップホップとかポップスが好きだったのに、最近は好きなジャンルというものがなくなってしまいました。今までで一番好きだったアーティストはMaroon5で、僕に大きな影響を与えてくれたバンドです。でも今はいろんな曲をジャンルにこだわりなく聴いているので、これからの僕がどんなアーティストから影響をもらうかはわかりませんが、僕自身も楽しみです。DAY6の日本語コメント動画はこちら!Information日本公式サイト
2018年06月06日山中さわお(vo&g)、JIRO(b)、高橋宏貴(ds)が在籍するスーパー・バンド、THE PREDATORSが始動する。2018年1月18日(木)渋谷CLUB QUATTROから全国8か所を回るツアー「Arabian Dance Tour」がスタート、そして1月10日(水)からライブ会場と通販限定のシングル『Arabian dance』がリリースされることも決定。活動に向けた想いを3人に聞いた。【チケット情報はこちら】THE PREDATORSは、2005年にthe pillowsの山中さわおとGLAYのJIROが“ニルヴァーナのようなオルタナ・バンドを演ろう”と意気投合して結成された。初代ドラマーのナカヤマシンペイ(ストレイテナー)の脱退を受けて、ELLEGARDEN、Scars Boroughのドラマー、高橋宏貴が2010年に加入し、本体のバンド・スケジュールの隙間を縫って定期的に活動し、これまでに5枚のアルバムをリリースしている。結成10周年、2015年10月のツアーを終了してから約2年半。今回の再始動のきっかけを尋ねると、「誰が言い出したんだっけ。俺が『そろそろやる?』って言ったのかな。THE PREDATORSは続けていくこと前提でいるので、なんとなく1年半とか2年経ったら、“そろそろどうする”みたいな会話をするので」(山中)前作『ROCK’N’ROLL PANDEMIC』では、“ラモーンズのようなロックンロール、パンク・ロック”というテーマが掲げられたが、今回制作されている新曲はどんな音楽性なのだろう。表題曲『Arabian dance』を作曲したのはJIROだ。「『ROCK’N’ROLL PANDEMIC』のときから“ニルヴァーナ”っていうキーワードは無しにしてやってましたけど、僕はシンプルなロックンロールをTHE PREDATORSで追求したかったので、昔よりもさらに洗練されてきたと思うんです」(JIRO)そして前作で“自分が作った曲が初めてCDになった”と語っていた高橋は、今回のシングルでも自作曲が採用された。作曲経験の浅い彼がTHE PREDATORSで曲を生み出す過程を聞くと、「自分で作ったデモ・テープのクオリティが、たぶん俺が知ってるミュージシャンの中で一番低いので(笑)、デモのクオリティが化けていく過程は俺が一番知ってる訳じゃないですか。それがもう凄いことだなぁと思って。こんなにカッコよくなるんだって」(高橋)仲のよい3人が奏でる痛快でスリリングなロックが堪能できるステージは、活動スケジュールが限られているだけに実に貴重だ。現在、THE PREDATORSのホームページで、ツアーの2次先行を実施中。受付は11月14日(火)午後11時までなので、彼らのライブを体感できるこのチャンスを見逃すな。取材・文:浅野保志(ぴあ)
2017年11月10日