FC東京のファン・サポーターにとって、きらぼし銀行は馴染み深い存在だろう。旧東京都民銀行がFC東京との連携に合意したのは2010年12月のこと。2018年に東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京の3行が合併し、きらぼし銀行となってからも協賛を続け、今もなおクラブスポンサーに名を連ねる。FC東京だけではない。きらぼし銀行は同じサッカー競技、J2を戦うFC町田ゼルビア、J3のSC相模原、関東1部に属すアマチュアチームの東京23FCもサポートする。サッカーだけではない。バスケットボールのBリーグ・サンロッカーズ渋谷にラグビーのリーグワン・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、野球の独立リーグ・BCリーグの神奈川フューチャードリームスもスポンサードしているのだ。さらに東都大学野球連盟、夏季東西東京都高等学校野球大会の中継番組、アスリートの価値向上によるキャリア支援を実施するAPOLLO PROJECT、夢を持つことの大切さをこどもたちに伝えるJFAこころのプロジェクト「夢の教室」、スポーツビジネスの原理原則を講義と実践を通して学ぶぴあスポーツビジネスプログラムなどにも協賛。また2名のトップアスリートを社員として雇用するとともに地域の小学生の少女サッカー大会・バレーボール大会も応援する。きらぼし銀行のスポーツ振興は多岐にわたるのだ。なぜ、きらぼし銀行はありとあらゆるスポーツ振興に協力するのか。きらぼし銀行の執行役員で、FC東京の社外取締役も務める大和田健二氏は次のように答えた。「スポーツは地域を盛り上げる強いコンテンツだと思います。我々地域金融機関には地域を活性化させる、元気づけるというミッションがありますので、スポーツ支援に関してはできる限り継続的に支援していきたいと思っています」FC東京とのクラブスポンサー契約を開始したのはJ2降格となった2011シーズンだった。「昔から『銀行は晴れている時に傘を貸して、雨が降っている時に傘を貸さない』と皮肉を言われますが、お困りの企業や苦しんでいる企業に対してどれだけ力になれるかが我々の存在意義です。我々は地方銀行なので、そこで存在意義を出さないといけません。地元のお客さまに『困った時こそファーストコールをください』という姿勢で業務に当たっています。スポーツ支援においても、通常の業務と同じです。だからこそFC東京さんとは長くいい関係を築けているのだと考えています」当たり前の話だが、スポーツでは勝ち負けが付いて回る。いい時ばかりが続かない不安定さもあるが、負けた時にこそ学びがあると語る。「もちろん勝った方がいいですが、スポーツは勝ち負けだけではありません。負けた時こそ学びが多いものです。負けた時に次の勝利のための課題が見つかります。商売も同じで、なかなか上手くいかないことがありますが、それをいかに支援するかが大事なのではないかと思います。きらぼしグループにはさまざまなネットワークがありますので、我々がハブとなり、企業と企業をつなげることで課題を解決できればと思っております」「地域金融機関は地域を未来へつないでいく活動をしていかないといけません」クボタスピアーズ船橋・東京ベイ公式戦「きらぼし銀行スペシャルマッチマッチ」のMVP表彰トップカテゴリーのチームの支援だけではなく、草の根の活動も大事だと言う。「これからを担う子どもたちが元気になれば地域も元気になりますし、世の中も元気になります。我々がベンチャー企業を支援していることにも通じるところがあると思います。これからを担う人や企業を支援し、地域の未来を守ることが地域金融機関として一番大事です。地域金融機関は地域を未来へつないでいく活動をしていかないといけません」8月21日・府中市で行った車いすラグビーの体験イベントで感じた手応えを大和田氏は口にした。「当初は子どもたちの参加を想定していましたが、高齢の方や主婦の方など男女問わず幅広い層の方に喜んでいただけました。スポーツには人をつなぐ力、人を笑顔にさせる力があります。イベントをやることを目的にするのではなく、イベントを通じて地域の皆さんが笑顔になることを目指していきたいです」クボタスピアーズ船橋・東京ベイとの連携においても、地域への貢献をポイントに挙げた。「クボタスピアーズは江戸川区とSDGs推進に係る連携と協力に関する協定を結び、密接に連携活動をしておられますので、私たちも一緒に地域を盛り上げたいと考えています」APOLLO PROJECTではアスリートに対する教育、キャリア支援事業にも協力するとともに、棒高跳び選手の澤慎吾とスピードスケート選手の岩佐暖のふたりを行員として採用している。「一生安泰のアスリートはごくごく一部です。我々はアスリートのキャリアについてお手伝いしたいと思っています。その一つとして、ぴあさんのスポーツビジネスプログラムにも協力させいただいています」スポーツビジネスにおける即戦力人材の育成を目指すビジネススクール・ぴあスポーツビジネスプログラムについて「まだスタートして間もないですが、続けていくことが大事だと思います。実績を積み上げていくことでスポーツ界も活性化していくのではないでしょうか」引退後のキャリアを求めるアスリートと中小企業のマッチングなど、大和田氏の夢は広がる。「アスリートは礼儀がしっかりしていて、ルール・規律を守ることができます。そして何より努力ができる。そのような人材を求める取引先の声は多くありますので、応えていきたいと思います」9月18日(日)にはFC東京公式戦での冠試合が控える。国立競技場での2022明治安田生命J1リーグ 第30節 vs 京都サンガF.C.(19:00キックオフ)が『きらぼし銀行 Day』として開催されるのだ。「9月18日(日)は大いに盛り上げたいと思います。国立競技場はきらぼし銀行の本店からも近いですし、多くのお客さまにご来場いただける場所だと思うので我々も楽しみにしています。せっかくの機会ですので、きらぼし銀行だけではなく、1月に開業したデジタルバンクのUI銀行やデジタルマネーの決済サービス「ララPay」、「ララPay」を備えたアプリの「ララQ」など、きらぼしグループのことを知ってもらいたいと思っています」2022明治安田生命J1リーグ 第30節 vs 京都サンガF.C.は9月18日(日)19時・国立競技場にてキックオフ。当日は来場者先着2万名にオリジナルコラボ手ぬぐいをプレゼント。『FIREWORKS NIGHT』も行われ、スタジアム屋根上から約1500発の特殊効果花火の打ち上げを行うと同時に、計28台のムービングライトやレーザーによる照明の演出を実施。また特別ゲストとしてLittle Glee Monsterも登場、ミニライブを披露する。チケットはチケットFC東京(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年09月14日8月下旬に行われた、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ。大会2日目に、イタリアの名門ユベントスと対戦したのが、神奈川県川崎市で活動する少年団・中野島FCです。彼らは「アイリスオーヤマプレミアリーグU-11チャンピオンシップ」で優勝し、ワールドチャレンジへの出場権を獲得しました。中野島FCは、体格に優れるユベントスを相手に先制点を奪うなど高いテクニックとインテリジェンスが光るプレーを見せてくれました。試合後、中野島FCの岡本一輝監督(以下、岡本)に指導についての話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)対角に勝るユベントス相手に判断力を武器に善戦した中野島FC(C)新井賢一<<関連記事:バルサのPKを3連続ストップで勝ち上がったヴィッセル神戸を制し、malvaスクール選抜が優勝■ユベントスと対戦して球際の強さ、ボールへの執着などサッカーの本質を感じられた――ユベントス戦は1対2での敗戦でした。試合の感想を聞かせてください。岡本前半はボールを持つことのできる時間があったので、良いペースで進んだのですが、後半になると、相手にセカンドボールやルーズボールを拾われることが多くなりました。選手たちは、普段であれば通るようなパスが通らなかったり、外国人選手のリーチの長さ、球際の強さ、ボールをどちらが奪うかなど、サッカーの本質的なところを感じたと思います。今後はそこにこだわれる選手になってほしいです。■頭の中を変えると、選手たちの動きも変わる――体格に勝るユベントスに対し、良い判断をベースにプレーする姿が印象的でした。トレーニングで大切にしていることはなんでしょうか?岡本選手たちには「サッカーに必要なことは3つある」と言っています。それが見る、判断する、実行するです。この3つが備わっていないと、たとえばドリブルが上手くても、周りを見て判断するところが欠けていたら良いプレーはできないし、判断力が優れていても、正確に実行する技術がないと試合では活躍できません。なので、この3つは同じぐらい力を入れて練習しています。――選手たちのプレーから考えてプレーしている様子が伝わってきました。どのような指導で「考える力」を伸ばしているのでしょうか?岡本考える力は特に身につけてほしいので、頭の中を鍛えることは意識的にやってます。午前中に試合があったら、午後は振り返る時間に当てたりと、試合をして終わりにしないようにしています。コロナで長期間活動ができなかったときは、毎日Zoomでサッカーの勉強をしていました。「アタッキングサード」や「5レーン」などのサッカー用語を覚えたり、「どのエリアからゴールが生まれやすい?」などのお題を出して、子どもたちに答えてもらう活動を、3、4か月しました。――子どもたちの頭の中は変わってきましたか?岡本はい。試合の映像を切り取って思ったことを発言してもらったのですが、最初は「ドリブルがうまくてシュートすごかったです」などの感想だったのが、何回か続けていくと「逆サイドの選手が裏抜けをしたから相手のマーカーが食いついて、ドリブルがしやすくなった」など、ボールの周辺以外にも目を向けるようになってきました。それを3、4か月続けていざ活動を再開したときに、周囲を見ることのできる子が増えてきました。それまではボールしか見ていなかった子が、「このときはこうすればいいんだ」と、考えて動けるようになったんです。頭の中を変えると、選手たちの動きも変わるんだと感じました。サカイク公式LINEアカウントでイベントや最新情報などをお届け!■返事はタメ口でもいい、わかってないのに「はい」と言うのはやめようと伝えている――選手の考えを引き出すために、工夫していることはありますか?岡本ミーティングのときに、僕だけが話すのではなく選手たちに質問をして、発言を促すようにしています。僕が一方的に話をして「わかった?」「はい!」というのだと、本当に理解しているかどうかがわかりません。試合中も僕の指示でわからないことがあったら、とりあえずうなずくのではなく、タメ口でもいいので「なんて言った?」「なに?」みたいに聞き返そうと伝えています。「わかっていないのに、はいと返事するのは絶対にやめよう」と言っています。■ワーチャレの4日間を通じて「見て判断する」部分が伸びている子が増えた普段から選手たちにアイデアを与えて、考えさせるように指導していると語ってくれた岡本監督(C)新井賢一――ワールドチャレンジを振り返って、選手たちの成長を感じられたのはどのようなところでしょうか?岡本技術的な部分はもちろんですが、見て判断するところが伸びている子が増えたように感じます。試合を見ていても、ワンテンポ、ツーテンポ速くボールを回せるようになってきました。トレーニングでもそこは意識していて、体が大きい子、足が速い子の場合、判断がおろそかになっていても、身体能力でプレーできてしまいます。そういう子には厳し目に「こっちのスペース見えていた?」「その選択肢じゃなくて、こっちもあったよ」など、いろんなアイデアを与えて、状況に適したプレーを選べるように心がけています。――中野島FCは少年団で、近隣には川崎フロンターレや東京ヴェルディなどのJクラブがあります。そのような地域に位置するクラブとして、どのような考えで育成をしているのでしょうか?岡本中野島は父が代表をしていて、僕もOBです。僕自身、ジュニアユース、ユースは川崎フロンターレでプレーしました。ちなみに中野島の1学年下に、三好康児がいます。小学生で上手な選手は、Jリーグの育成組織に流れる傾向がありますが、そこに負けないぐらい「中野島も良い育成しているよね」と言われるチームを目指しています。中野島FC出身の三好康児選手が語るサッカーが上手くなるサッカーノートの書き方>>ワールドチャレンジ2022決勝戦の動画はこちら>>サッカーにおける認知・判断を高める賢いサッカー選手を育てるトレーニング
2022年09月08日次が大事だ。前節、柏レイソルを相手に大勝を飾ったFC東京は7位に浮上。25試合を戦い11勝5分9敗・勝点38としたのだ。3位・サンフレッチェ広島は勝点47だが、消化ゲームはFC東京よりも2試合多い。4位・鹿島アントラーズも5位・柏も27試合と踏まえると、『AFCチャンピオンズリーグ(ACL)』出場圏内の3位を諦めるのはまだまだ早い。それにしても前節は見事だった。8月27日『明治安田生命J1リーグ』第27節の三協フロンテア柏スタジアムで、先制点が生まれたのは40分だった。ゴール前でボールを受けたCFディエゴ・オリヴェイラが個の力でペナルティエリア右を突破、グラウンダーの速いクロスにインサイドハーフ松木玖生が滑り込んでゴールネットを揺らした。すると5分後には右ウイング紺野和也がボールを受け前進すると、ゴール前の左ウイング渡邊凌磨へ。渡邊がボールを左へはたくと、走り込んだ左SBバングーナガンデ佳史扶がダイレクトで左足を振り抜き追加点をマーク。2-0の前半から一転、後半は乱打戦の様相を呈した。54分FWドウグラスのヘディングは不発に終わるも、こぼれ球をMFドッジに決められて1点返されると、3分後に右SB長友佑都のクロスを途中出場のFWアダイウトンがドンピシャヘッド。シュートは惜しくもクロスバーを叩くと、跳ね返りを同じく途中出場のMF安部柊斗が頭で押し込んだ。62分に柏がFW武藤雄樹の作り直しのクロスにドウグラスが飛び込むと、6分後にFC東京は自陣ゴール前でボールを確保した松木がハーフウェイライン手前まで進み、58分にピッチに入ったFWルイス・フェリッピへパス。フェリッピはすぐさまアダイウトンへボールを託すと、そのままゴールへ一直線。再び2点差とした。諦めない柏は74分、左サイドを突破したドウグラスのクロスにファーサイドへ走り込んだMF大南拓磨がダイレクトで右足一閃、強烈な股抜きシュートをズバリ。三たび1点差に迫った。ホームの声援を受け、大逆転勝利へテンションを上げた柏だったが、81分DF上島拓巳が2枚目の警告を受けて退場。FC東京が数的有利をきっちり生かす形となった。84分アダイウトンのロングパスにフェリッピが巧みに抜け出し移籍後初ゴールを決めると、89分にはアダイウトンが安部とのワンツーからとどめの一撃。FC東京が6-3で打ち合いを制したのだった。試合後、アルベル・プッチ・オルトネダ監督は「前後半で明確に異なった試合展開だった。前半は我々の期待する試合展開だった。後半は期待していない試合展開だった。前半の内容はとても満足している。試合とボールをコントロールしながら、しっかりとゴールを目指す意図的なプレーができていた」と手応えを口にしつつ、「後半は立ち上がりからミスがいくつか重なってコントロールを失う展開になった。後半の最初の10分のプレーが課題に残る。その後はコントロールできた時間と試合をコントロールできなかった時間が交互に訪れた。簡単にボールを失ってしまうと相手にチャンスを作られてしまうのがサッカー。けれど、今日の試合は、前半にチームが成長している証を示したことにフォーカスして、いい気分でこの場を去りたい。今日、勝ててホッとしている部分は正直ある(笑)」と課題を挙げることも忘れなかった。さらに54分の失点直後にアダイウトンと安部を投入した意図を問われると、指揮官は「最大の守備とはボールを保持すること。サッカーはボールひとつでプレーするもの。そのボールを支配するということは最高の守備をしているということ。それをあの交代でチームに求めた」と返答した。次が重要なのはFC東京だけではない。対戦相手の横浜FMも同じだ。首位川崎フロンターレより1試合消化ゲームが少ない横浜FMは24試合を戦い14勝6分4敗・勝点48の勝点1差で追う。リーグ戦は1試合だけだが、公式戦4連敗中。8月は4戦全敗である。8月3日『JリーグYBCルヴァンカップ』プライムステージ準々決勝第1戦・広島戦では14分に先制点を献上。43分にマルコス・ジュニオールが抜け出しGKと1対1となるも、大迫敬介に阻まれ前半の内に追い付けなかった横浜FMだが、46分右ウイング水沼宏太のクロスをCFレオ・セアラが詰めて後半早々に同点とする。しかし、その後は広島がスコアを重ねた。71分左CKが流れて作り直しのクロスからヘッドで失点すると、戦線復帰したドウグラス・ヴィエイラにも決められた。ドウグラスのゴールはVARによってオフサイドの判定で取り消しとなったが、試合終了間際にもFKの跳ね返りを蹴り込まれて1-3。力負けを喫した。7日『明治安田J1』第24節では川崎Fとインテンシティの高い手に汗握る好ゲームを披露。互いに勝点1を分け合う1-1に終わるかと思われた試合終了ラストプレーで劇的ゴールを決められて1-2。3連覇へ黄色信号が点ろうとしていた川崎Fを勢い付けてしまった。10日の広島との『ルヴァンカップ』準々決勝第2戦では立ち上がりに失点を喫し、さらにCB角田涼太朗が一発退場……。数的不利の中1点返すも1-2で逆転4強は叶わなかった。続く18日の『ACL 2022』ラウンド16・ヴィッセル神戸戦も相手に先制された。それでも失点した3分後の10分、右ウイング仲川輝人のクロスをトップ下の西村拓真がヘッドを叩き込み、すぐさま試合を振り出しに戻した。しかし、神戸ペースで試合は進み、31分にはPKを献上し、再び1点ビハインドに。後半、横浜FMが猛攻を仕掛けるも、ゴールには至らず。自分たちの時間帯に決められなかった横浜FMは代償を払うこととなった。80分、神戸に勝負を決める3点目を決められたのだった。90分、CFアンデルソン・ロペスがゴールをマークするも、反撃はここまで。『明治安田J1』で首位に立っていた横浜FMは残留争いに甘んじている神戸に敗退。またしても『ACL』をラウンド16で去ることになった。ケヴィン・マスカット監督は「悔しい気持ちでいっぱい。前半は自分たちがアプローチをしようとしたことがピッチで表現できなかった。後半はアプローチをしようとしたことが表現でき、アグレッシブさ、最後まであきらめない姿勢も見せられた。でも、終わってみれば敗退。やはり悔しい気持ちでいっぱい」と悔しさを露わにした。また失意の中でも「この試合で得たもの、学んだものを次に向けての糧にしないといけない」と先を睨んだ。早期敗退により、横浜FMは真夏の過密日程から解放された。『ACL』ラウンド16から半月、横浜FMは何を学び、リーグ戦にどう生かしてくるのか。次節・FC東京戦で問われることになるだろう。直接対決の通算成績を見ると、FC東京の18勝8分17敗とほぼ互角の展開だが、ここ最近のゲームでは横浜FMが4連勝。昨年11月の第35節、衝撃的な8-0は両軍サポーターに強烈な印象を残していることだろう。『明治安田J1』第28節・FC東京×横浜FMは9月3日(土)・味の素スタジアムにてキックオフ。当日は『ぴあ Day』として開催。来場者先着3万名に無線制御型ライトFreFlow(フリフラ)が配布。『FIREWORKS NIGHT』も行われ、選手紹介や選手入場時に味スタ屋根上より450発もの特殊効果花火が打ち上がる。またスペシャルゲストとして『東京五輪』スケートボード・男子ストリート金メダリストの堀米雄斗が来場。石川直宏クラブコミュニケーターとのトークショーやスケートボードのデモンストレーションなどを実施する。チケットはチケットFC東京(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年09月02日ひらかたパーク(枚方市枚方公園町1-1)は、日本フットボールリーグ(以下、JFL)に所属する「FCティアモ枚方」のホームゲーム、JFL第22節FC大阪戦が行われる9月18日(日)に、コラボ応援イベント「ひらパーDay」を開催いたします。表1: ■開催概要■【開催日】2022年9月18日(日)【場 所】たまゆら陸上競技場(大阪府枚方市中宮大池4丁目10−1)、ひらかたパーク【時 間】開場13:00、キックオフ14:30【料 金】<前売券>1.ひらパー入園券付き観戦チケット(100枚限定)おとな(高校生以上) 2,400円、中学生 1,800円、小学生 1,000円<セット内容>ひらかたパーク入園券(2023/3/31まで有効)、観戦チケット(9/18限り有効)、オリジナルフォールディングファン(折りたたみうちわ)<当日券>2.枚方市民招待者対象入園割引チケットおとな(高校生以上) 1,400円、2歳〜小学生 700円※枚方市民招待当選メールと身分証を、ひらかたパークチケットうりばで呈示。入園料料金を割引販売。※前売券は完売した場合、当日券の販売はございません。※詳細や販売方法、試合のライブ配信視聴方法などはFCティアモ枚方のホームページをご確認ください。■ひらパーDay連動企画 ひらパーPR動画対決■ひらパーDay開催を記念して、選手5名がひらパーの “いいところ”をPRする動画で対決。ひらかたパーク公式Twitterで投稿し、「いいね」「リツイート」「コメント」の合計数を競います。合計数が最も多い選手に投票した方には抽選で、豪華賞品をプレゼントします。<投稿日時>2022年9月5日(月)~9日(金)に毎日1本ずつ投稿<投票期間>初回投稿時~9月18日(日)14時<結果発表>9月18日(日)に、たまゆら競技場でハーフタイム中に発表※詳細は後日、ひらかたパークWEBサイトにて行います。■ひらかたパーク 来園者対象企画■1.オリジナルフォールディングファン「ひらパー入園券付き観戦チケット」購入者を対象に、ノームショップでチケットをご呈示いただくと、選手の直筆サインが入った、オリジナルフォールディングファン(折りたたみうちわ)をプレゼントします。本イベント限定の貴重なアイテムです。オリジナルフォールディングファン※画像はイメージです。2.ひらパーDay限定特別出店枚方の魅力を感じていただくグルメメニューなどが、ひらかたパークに登場します。購入特典として、商品1点をお買い上げにつきオリジナルグッズを1つプレゼント。FCティアモ枚方ファンはもちろん、一般のお客さまもご利用いただけます。詳細は後日、ひらかたパークWEBサイトにて発表いたします。※購入特典は数に限りがあります。3.FCティアモ枚方応援スポットお土産ショップ「フロドの森」にミニパブリックビューイングスペースを設置。動画配信サイト「REIBOLA」で配信される試合の模様を、どなたでも気軽に観戦いただけます。またフォトスポットとして、選手・監督の集合写真パネルも登場予定です。【REIBOLA WEBサイト】 ■たまゆら陸上競技場 来場者対象企画■試合会場となる、たまゆら陸上競技場にご来場いただいた方を対象に、ハーフタイム抽選会、MVP選手へのプレゼンター抽選会の実施など、様々な企画をご用意しています。また好評販売中の“FCティアモ枚方×ひらかたパーク”のオリジナルTシャツの販売も致します。詳しくはFC ティアモ枚方WEBサイトをご確認ください。【WEBサイト】 <オリジナルコラボTシャツ>FCティアモ枚方とひらかたパークのコラボロゴが胸元に大きくデザインされた、オリジナルコラボTシャツ。▲FCティアモ枚方×ひらかたパークコラボロゴ■「FCティアモ枚方」とは■枚方・寝屋川・交野を中心とした北河内地域をホームタウンとする社会人サッカーのクラブチーム。2020年、全国地域チャンピオンズリーグを制覇して悲願のJFL昇格を成し遂げました。優勝を決めた試合では、ひらかたパークでパブリックビューイングをおこない、地元のサポーターとその喜びを共有するなど、地域密着での活動を強化しています。さらに枚方市のPR大使に任命され、枚方市の地域活性化にも貢献しています。ティアモ(TIAMO)とは、イタリア語で「愛している」を意味し、地域を愛し、そして地域から愛されるチームに、という想いに由来しています。【WEBサイト】 以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月12日2022年3月、横浜FCのシニアフットボールエグゼクティブ・テクニカルアドバイザーに就任したリチャード・アレン氏。イングランドでフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)やジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド)といったタレントを生み出す育成システムの基盤を作った人物です。日本という国で育成年代を育むために必要なことはなにか、フットボールに必要な要素を育成年代で見出すために必要なことを、詳しく伺いました。(取材・文:KEI IMAI)横浜FCのアドバイザーに就任したリチャード・アレンさんイングランドではタレントを生み出す育成基盤を作った■日本サッカーの課題、日本らしいサッカーとは――日本人の特性を踏まえて、どのようなアプローチが必要と考えていますか?また、日本サッカーの課題についてご意見を伺いたいです。サッカーには原理原則というものがあります。それは国や社会に関係なく存在します。もちろん日本人とイングランド人の特性はそれぞれあります。それらを踏まえて最適なプレースタイルを模索していかなければなりません。イングランドの場合は、育成年代では個の技術力を重点的に高めることを重要視しています。そのための育成プログラムが確立されています。日本はまだこれからですね。そこを構築していく段階だと思います。――個人の能力は日本も上がってきていると思います。東京五輪の時に、田中碧選手が「2対2だったり3対3だったりになったときに相手はパワーアップするけれど、自分たちは何も変わらない」というコメントをしました。つまり、個人では戦えるようになってきたけれど、グループになるとまだ勝てないという趣旨だと思います。個人よりもグループでのプレーに課題があるかと思うのですがいかがでしょうか?(出典:2021年8月7日配信GOAL.com「世界では「自分たちのサッカーが選べない」。U-24日本代表MF田中碧が東京オリンピックで実感した"11人対11人"で勝つという意味」)もちろん、日本の選手たちの個人技術は上がってきています。しかしながら、チームのルールに縛られて、その能力を発揮できないことが多いように思います。育成年代で何のための個人技術なのかが整理しきれていないこと、適切な状況で個人技術が表現できるような指導ができていないように思います。例えばボールポゼッションのための技術は上がったかもしれません、でも個人がリスクを追ってチャレンジし、状況を打開するための技術はまだまだ高められます。リスクを負ってチャレンジできるようにしないと、自由を与えられてもチャレンジするべき時に判断できません。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■どんなに才能があっても、試合に出ないと成長しない――日本の育成年代をどのように見ていますか?育成システムは改善されてきていると思いますが、ファシリティ、コーチングの部分はまだまだ発展させていかなければならないと思います。つまり指導者のレベル向上です。また、日本は島国ということもあって、海外での経験が足りていません。異国のチームとの試合経験だけではなく、異文化を知る経験です。選手だけでなく指導者もそういった意味でも経験が足りていない。自分達のサッカーを知るためには、海外のサッカーを知る必要があります。世界で戦っていくには、そのような経験を通じて成長していく必要があるということです。また、日本ではサッカーがNo. 1スポーツではではありません。イングランドやドイツではサッカーはNo. 1スポーツです。なぜかというとサッカーに親しみやすい環境があるからです。お金を払わないとサッカーができなかったり、サッカーをプレーするハードルが高いのはとてももったいないことです。ここから変えていかなければならないと思います。そして18歳からトップチームに上がるまでの期間をどうするかということも考える必要があります。日本の場合は大学サッカーもありますが、高いレベルでプレーできる環境は限られます。ユース以降の環境を整備していくことが重要です。若くポテンシャルのある選手が適切なレベルでプレーする機会があれば、もっと若いタレントが出てきます。Jリーグを見ていると、年齢が高い選手が多いですよね。もっと若くていい選手が出てこなければいけませんし、伸び代のある選手をもっと起用する機会をつくる必要があると思います。どんなに才能がある若手も試合に出ないと成長しません。イングランドでもマーカス・ラシュフォードなどは、マンチェスターユナイテッドで若くしてデビューしてから数試合後にはすぐに代表に呼ばれてプレーしました。その他、若い将来有望な選手たちは、所属チームが強すぎて出場機会が得られなければ、欧州5大リーグの中堅クラブで試合に出る機会を模索します。日本だと久保建英選手のように、レアル・マドリードで試合に出ることは難しいけれど、スペインリーグの中堅クラブで試合に出て成長を求めるなど、クラブとして積極的に行っています。レベルの高いリーグで、試合に出ることがとても重要なのです。――どうすれば、若い選手が出場機会を得られるようになったのですか?当然、若手を起用しても結果を出さないといけません。3連敗もすれば監督も立場が危うくなる世界です。そんな厳しい環境の中でも結果を出せる若い選手の育成が重要になります。だからこそ育成システムに投資が必要なんです。若手の育成には、ハード面の環境、仕組み以外にも優秀な指導者の育成も重要になります。フランク・ランパードなどは選手引退後に指導者としてすぐにトップレベルで指導する一人ですが、良い選手が生まれるためには、良い指導者が必要です。そのための指導者育成の仕組みも非常に重要なのです。日本も同様にこのようなサイクルが生まれるための仕組みが必要でしょう。後編は、その仕組みについて伺います。リチャード・アレン氏プロフィール2005年~2012年トッテナム・ホットスパーFCアカデミー部門採用最高責任者2012年~2014年QPR FC アカデミー統括最高責任者2014年~2017年FA(イングランドサッカー協会)タレントID(才能発掘及び育成)最高責任者2018年~2021年ラフバラ大学フットボール統括ダイレクター2022年~横浜FCシニアフットボールエグゼクティブ テクニカルアドバイザーサッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年08月04日2022年の夏休み、サカイクとFC東京がコラボしたキャンプを行います。その名も「FC東京×サカイクSummer Camp」。なぜFC東京がサカイクとコラボし、子ども向けのキャンプを行うのでしょうか?FC東京サッカースクールのクリニックマスター・中村淳コーチに話をうかがいました。キーワードは「ライフスキル」です。(取材・文鈴木智之)■ライフスキルの向上を目指してFC東京はこれまで、東京都内で短期キャンプを行ってきました。今回、サカイクとは初のコラボになります。その理由を、中村コーチは次のように説明します。「これまで我々は、サッカーのスキルアップを中心に、短期キャンプを行ってきました。当然ですが、サッカー選手として成長するためには、サッカーの技術戦術に加えて、人間性の部分も大切になります。その考えのもと、サカイクさんと話をする中で、ライフスキルの向上にも力を入れているとのことでしたので、ぜひ一緒にできないかということで、今回のキャンプが実現しました」サカイクキャンプでは「5つのライフスキル」をテーマに、サッカーのトレーニングに加えて、自ら進んで考え、行動するといった自立心を大切にしています。その源となるのが、5つのライフスキル「考える力」「リーダーシップ」「感謝の心」「チャレンジ」「コミュニケーション」です。<サカイクライフスキル>・考える力・リーダーシップ・感謝の心・チャレンジ・コミュニケーションFC東京とサカイクのコラボキャンプでは、サッカー面に加えて、これらのライフスキルを身につけることができます。中村コーチはサカイクが大切にするライフスキルについて、次のように考えているそうです。・考える力「サッカーは試合が始まると、ピッチの中で自ら考えて判断し、決断しなくてはいけません。監督やコーチに指示を受けてプレーするのではなく、自分で考え、状況に応じたベストな選択をすることは、とても大切な能力です。(中村コーチ。以下同)・リーダーシップ「リーダーシップというと、周囲を引っ張るイメージがありますが、それだけではなく自分で自分を鼓舞することや、率先して行動することも含まれます。考える力と同じで、誰かの指示を待っているだけでは、良いプレーをすることはできません。自らリーダーシップを持ち、物事に取り組む力は、成長する上で欠かすことができないものだと思います」・感謝の心「サッカーに限らず、すべてのものに感謝の気持ちを持つことは、人としてとても大切なことです。日頃から子どもたちには『サッカーができることは、当たり前ではないんだよ』という話をしています。保護者はもちろん、チームメイトやコーチに感謝しながらサッカーに取り組む気持ちは、普段から持っておいてほしいです」・チャレンジ「チャレンジのないところに成功はない。私はそう思っています。できるかできないか、ぎりぎりのことにチャレンジし、成功したときに成長につながります。簡単なこと、できることだけやっていても成長にはつながりませんよね。子どもたちには、常にチャレンジ精神を持って、サッカーや日常生活に取り組んでほしいです」・コミュニケーション「サッカーは仲間と一緒にプレーする、コミュニケーションがとても大切なスポーツです。周りの仲間と関わって、コミュニケーションをとることが、結果的には自分や仲間の良いプレーにつながっていきます。これは社会に出たときにも同じことが言えるので、サッカーを通じて、今のうちにどんどん高めていってほしいです」【2022夏休み通い開催】FC東京×サカイクSummer Camp>>■サカイクライフスキルと青赤キッズの心得中村コーチは「5つのライフスキルは、サッカーだけでなく、学校生活や社会生活、人間形成にも通じることですよね」と話し、こう続けます。「FC東京には『青赤キッズの心得』というスローガンがあります。FC東京のチームカラー、青赤(あおあか)に当てはめて、『あいさつ』『おもいやり』『あきらめない』『かんしゃ』の4つを大切にしています。サカイクライフスキルは青赤キッズの心得に通じるものがあるので、一緒にやることで、より良いものができるのではないかと思っています」<青赤キッズの心得>・あ...あいさつ・お...思いやり・あ...諦めない・か...感謝FC東京とサカイクのコラボキャンプ。指導はサカイクキャンプのコーチに加えて、FC東京のコーチ陣も参加します。FC東京のメインコーチは大島翼コーチです。プロサッカー選手として4つのクラブでプレーし、昨年はベトナムのサイゴンFCでも指導をするなど、豊富な経験を持っています。中村コーチは指導スタッフについて「プロ選手としてJクラブでプレーしていた人や、FC東京のアカデミー出身で、大学を経てコーチになった人など、様々な経歴を持つ人がいます」と話します。さらには、「FC東京のトレーニングとサカイクさんのライフスキル、両方に刺激を受けることで、夏休み明けには、自チームの監督さんやチームメイトに『夏休みに大きく成長したね』と言ってもらえるだけの成果が得られる場にしたいです」と、充実した内容になることを約束してくれました。いつもとは違うコーチ、チームメイトと触れ合うことで、サッカーの知識や経験が増えるとともに、新たな仲間ができるのも、短期キャンプの醍醐味です。サカイク×FC東京キャンプはサッカー選手として、人として成長するため、普段とは違った刺激を得られる場になるでしょう。コーチ、スタッフ一同、キミの参加を楽しみに待っています!【2022夏休み通い開催】FC東京×サカイクSummer Camp>>
2022年05月14日J1リーグ所属のFC東京は、トップチームの強化に加えて、サッカーの普及や育成に力を入れています。幼児から小学6年生(一部会場で中学3年生まで)までのスクールが都内に23箇所あり、通常スクールと、セレクション合格者のみが入会できるアドバンスクラスがあります。そして2022年4月、「スクール選抜クラス」が開校しました。このクラスはスクール生の中からコーチの推薦を受けた方のみが参加することができるもので、通常スクールとアドバンスクラスの中間に位置し、レベルに応じたプレー環境を提供することを目的に作られました。様々な形で子どもたちの育成、サッカーの普及を行うFC東京。今回はクリニックマスターの中村淳コーチに、FC東京が考える「サッカーの普及と育成」について話を聞きました。(取材・文鈴木智之)■『サッカーをしたい!』と思ったときに、受け入れられる場所でありたい昨今、子どもたちを取り巻くサッカー環境は変化しつつあります。公園や路地でボールを蹴る機会は減り、小学校の体育において、サッカーは必修ではなくなりました。中村コーチは「サッカーと出会う機会が減少する中で、子どもたちが『サッカーをしたい!』と思ったときに、受け入れられる場所でありたい。『サッカーって楽しいんだ』と思える場を提供したいです」と、優しいまなざしで話します。「スクールの目的は、サッカーの楽しさを知ってもらうことです。当然、サッカーが上手くなってほしいですし、人間性の向上も目的としていますが、まずは楽しさを感じてもらうことが大切だと考えています」サッカーと出会い、サッカーの楽しさを知る場として、スクールを活用してほしいと話す中村コーチ。スクール生の中には、「周りの子と比べて、サッカーを始めたのが遅いので、うまくできない」などの理由から、一歩を踏み出せない子もます。そのようなスクール生、保護者に対して、中村コーチは次のように語りかけます。「保護者の方にサッカー経験があり、サッカーを小さい頃から始める子が増えています。そのような状況で、『うちの子は小学3年生なのですが、今からでも間に合いますか?』と聞かれることがあります。そのときは『まだこれからですよ。お子さん、9歳じゃないですか。このタイミングでサッカーを始めなければ、一生サッカーに出会えないで終わってしまうかもしれません。それはすごくもったいないことですよ』という話はさせてもらっています」サッカーを始めたばかりの頃は、レベルに差が出やすいです。そのことからFC東京のスクールでは、レベルに応じたグループ分けや要求する内容を調節するなどして、その子の成長段階にあった指導を心がけているそうです。「子どもたちの成長段階を見ながらグループ分けなどもしているので、保護者の方には『ご安心ください』とお伝えしています。同じ年齢でも、その時点での技術や習得しているレベルは違いますからね。個々の成長段階に応じた声かけを心がけています」■子どもが『できた!』と思った瞬間を見逃さないように中村コーチは、サッカーを楽しみながら上達する上で「成功と失敗のバランスが重要だと考えています」と話してくれました。「その子にとって、できるかできないか、ぎりぎりの要求をすることで、それができたときに成長につながります。その為には拮抗したレベルの中で切磋琢磨できる環境が必要と考えております。今回の選抜クラスの新設についてもその様な考えに基づいております。また我々指導者として大切なのは、子どもが『できた!』と思った瞬間を見逃さず、褒めてあげること。褒められると実感が2倍、3倍になるので記憶に残りやすく『またチャレンジしよう』という気持ちになってくれます」スクールでサッカーを始める子が多い昨今。FC東京のスクールには幼児から小学生・中学生でのカテゴリーがあり、最初はボールと触れ合うことや体を動かすことなど、将来的にサッカーを続ける上で必要な、動きの土台づくりからスタートするそうです。「スクールは人工芝のグラウンドと、一部は天然芝で行っています。芝の場合、転んでも痛くないし、ウェアも汚れません。その意味で、いまの子たちは恵まれた環境ですよね」FC東京のスクールでは、子どもたちが楽しそうにボールを追いかけ、その様子を保護者が見守っています。中村コーチは保護者に対して「温かい目で見守ってあげてください」と語りかけます。「上手くできたか、できなかったかは、子ども自身が一番よくわかっています。だから、『どうだった?』と聞いてあげて、できたことをまず褒めてあげてほしいと思います。そうすると『あの場面が上手くいかなかった』など、子どもの方から話すようになるので、しっかり聞いて、寄り添ってあげるのがいいのかなと思います」■「青赤キッズの心得」とは?サッカーを通じて、子どもたちの自立を始め、心の成長にも重点を置いており、スクールでは、子どもたちにわかりやすいように「青赤キッズの心得」を掲げているそうです。「FC東京のチームカラー、青赤(あおあか)に当てはめて、「あいさつ」、「おもいやり」、「あきらめない」、「かんしゃ」の4つを大切にしています。まずは、あいさつがしっかりできているか。そして、相手の立場に立って考えるなど、思いやりの心を持てているか。最後まであきらめずにプレーしているか。サッカーができることに感謝しているか。これらはアカデミーも含めて、大切にしていることです」FC東京のスクールを経てプロになった選手は多く、波多野豪、安部柊斗、橋本拳人、武藤嘉紀、三田啓貴、権田修一など、日本代表を経験した選手もたくさんいます。彼らをめざし、競技力向上にフォーカスした「アドバンスクラス」に加え、「スクール選抜」を新設することで、アドバンスクラスに入ることができない子達にも、高いレベルで切磋琢磨できる環境を用意するなど、普及と育成の両輪でサッカーを楽しむ環境づくりを進める、FC東京サッカースクール。随時、体験会を行っているので、興味を持った方はこちらにアクセスしてみてください。きっと、新たなサッカーの楽しさに出会えることでしょう!
2022年04月15日2022年3月 有限会社オフィスひめの(本社:東京都品川区、代表取締役社長:北山弥栄奈)は、Jリーグ/レノファ山口FC 山瀬功治選手とスポンサーシップ契約を締結致しました。今後、提携クリニックである「ひめのともみクリニック」姫野友美医師監修のスポーツ栄養プログラムを通じ、競技でのパフォーマンスを高めるためのヘルスケアサポートを行ないます。■Jリーグ/レノファ山口FC 山瀬功治(やませこうじ)選手プロフィールレノファ山口FC 山瀬功治選手所属 :Jリーグ/レノファ山口FC競技種目:サッカー生年月日:1981年9月22日出身 :北海道主な経歴:・札幌SSSジュニア・札幌SSSジュニアユース・1997年 - 1999年 北海高校・1999年 コンサドーレ札幌(強化指定選手)・2000年 - 2002年 コンサドーレ札幌・2003年 - 2004年 浦和レッドダイヤモンズ・2005年 - 2010年 横浜F・マリノス・2011年 - 2012年 川崎フロンターレ・2013年 - 2016年 京都サンガF.C.・2017年 - 2018年 アビスパ福岡・2019年 - 2021年 愛媛FC・2022年 - レノファ山口FC【受賞歴】・Jリーグ新人王:(2001年)・東アジアサッカー選手権得点王:(2008年)・Jリーグ月間MVP(2013年7月)【実績】(個人)2000年 AFCユース選手権2000(準優勝)2003年 ナビスコカップ(優勝)2008年 東アジアサッカー選手権2008(準優勝)Jリーグ通算600試合出場(2022年3月時点)Jリーグ23年連続ゴール(2022年3月時点)(日本代表)国際Aマッチ 13試合 5得点(2006年 - 2010年)【SNS】山瀬功治Twitter: ■山瀬理恵子夫人について山瀬理恵子夫人は、料理研究家で、株式会社アスリートフードマイスター公認「アスリートフードマイスター3級」、日本食育インストラクター協会認定「食育インストラクター」などの資格取得、アスリート向け栄養レシピ「アス飯レシピ」を考案。2020年 一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定「ONE第4期(オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート)」を取得し、オーソモレキュラー栄養医学に基づいたレシピを実践中。■山瀬功治選手へのサポート内容・定期的なメディカルサプリメントのご提供・栄養に関するコンサルティング■山瀬功治選手コメントこの度「オフィスひめの」様とスポンサーシップ契約を結ばせていただくことになりました。姫野先生とは、2020年コロナウイルスによってJリーグが一時中断した際、コンディションがなかなか上がらず試行錯誤していた時に代理人を通じて知り合いました。若い頃から妻が栄養に関する勉強とサポートをしてくれていたので、それなりのケアはできていたと思いますが、とはいえ、自分の体がどのような状態なのか僕らには調べることができません。ですから、血液検査をしてそれを分析することで何が足りて何が不足しているのかということを客観視できることや、データを基にターゲットを絞り、パフォーマンスアップにつながる効果的なアドバイスをしていただけることが非常にプラスになっています。実際、そこではじめてわかったこともありましたし、アドバイスを受けてからコンディションが戻ってきたことも実感できました。40歳を迎え肉体的に衰えが進んでいることは間違いありませんが、「ひめのともみクリニック」様の力を借りて、少しでも良いパフォーマンスでプレーしていきたいと思っています。■ひめのともみクリニック 姫野友美医師監修スポーツ栄養プログラムとはひめのともみクリニック 姫野友美医師【ひめのともみクリニック 姫野友美医師プロフィール】医学博士、心療内科医、前日本薬科大学薬学部教授2005年に、心療内科領域において日本で初めて、栄養療法を治療のベースとしたクリニック「ひめのともみクリニック」を開業。新聞、雑誌などでも、ストレスによる病気・症候群やオーソモレキュラー栄養医学に基づいた栄養療法などに関するコメンテーターとして活躍中。テレビ東京系『主治医が見つかる診療所』 レギュラー出演の他、書籍も多数出版。最新刊は、『心療内科医が教える 疲れとストレスからの回復ごはん』(大和書房)【姫野友美医師監修スポーツ栄養プログラムとは】日頃のトレーニング効果をいかに試合で最大限に発揮させるか。一人ひとりの選手が、普段のトレーニングと併せて本番に備えた身体的・精神的ケアができるよう開発されたオーソモレキュラー栄養医学に基づいた医療機関専用の栄養プログラムです。特徴は、血液検査に基づいた栄養解析をベースとした医師及び管理栄養士による個別指導と、ケガの予防から疾病の発見と治療、そしてアフターケアまでの一貫体制である事です。【スポーツ栄養プログラムを開発した背景】スポーツ科学の普及に伴い、アスリートの体力、技術向上のためのスポーツ栄養に関する情報も増え、食事指導も様々な角度から行われるようになりました。しかしながら多くの現場では、選手や指導者、また保護者も栄養の基礎知識に乏しく、日常の中で正しく実践されていなかったり、結果に結びついていなかったりする場面が多く見られます。選手の数だけ必要な栄養学があります。「結果」を残せるアスリートになるために、一人ひとりの身体や心、目的に沿った的確なアプローチが今後もより必要になると考え、開発したのが、スポーツ栄養プログラムです。■有限会社オフィスひめのに関して医療機関専売サプリメントの販売や姫野友美医師を始めとした医療現場の第一線で活躍する医師や管理栄養士のメディア向けマネージメント業務、健康経営サポート事業、スポーツ栄養プログラム事業を行なう。【会社概要】名称 :有限会社オフィスひめの代表者:代表取締役社長 北山 弥栄奈所在地:東京都品川区大崎4-1-2 ウィン第2五反田ビル4F設立 :2004年8月3日■オフィスひめのHP■ ■オフィスひめのInstagram■ ■姫野友美Instagram■ ■姫野友美Facebook■ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月24日「ストレッチ専門店ストレチックス」のフランチャイズ(FC)本部である株式会社バリード・ジャパン(本社:東京都文京区、代表取締役:山口 晃二)は、2022年3月1日に滋賀県東近江市に滋賀県内2号店となる「八日市店」と、2022年3月15日に東京都江戸川区に初出店、東京都内9号店となる「西葛西店」を、グランドオープンいたします。※「ストレッチ専門店ストレチックス」ホームページ: オーダーメイド・ストレッチ(1)「ストレッチ専門店ストレチックス」は“ラジオ体操発祥の地”として知られる東京都文京区大塚に、直営1号店の「新大塚店」を2014年8月に開業、現在までに東京・関西・九州で11店舗(直営5・FC6)展開中です。主に運動不足な中高年者を主要客層として、生活習慣病予防による動脈硬化改善に貢献する「予防医療」と、可動域向上による転倒予防等に貢献する「介護予防」に役立つ「ストレッチ専門店」として全国展開しています。滋賀県東近江市で、八日市ICより車で5分の立地に「八日市店」をオープンする株式会社ライフロングスポーツしが(代表取締役:川並 進)は、2018年11月より「草津店」を開業しておりますが、滋賀県内2号店となる「八日市店」を増店いたします。草津店が遠方で通いにくいというお客様に「より通いやすい環境を」との考えで、同社では今後も滋賀県内での多店舗展開を進めていく計画です。東京都江戸川区で、西葛西駅高架下テナントに「西葛西店」をオープンするのは、音楽演奏・レッスン事業を主業とする株式会社マウントフジミュージック(代表取締役:藤井 裕樹)です。同社代表の藤井氏が自身のボディメンテナンスとして長らく「ストレチックス」を利用しており、その施術効果やストレッチ専門店の有益性を実感していたことや、FC本部の店舗運営の考え方への共感を経て、FC加盟店として開業いたしました。「音楽家こそ、定期的なボディメンテナンスが必要」と考え、西葛西店は自社業態として新設する多目的スタジオ「音ラク(おんらく)空間」内に出店、併設で音楽スタジオを開業する予定で、顧客の相互利用を図っていきます。ストレッチ専門店ストレチックスFC本部では、2021年7月に著書「70歳からのゆる~い筋トレ&ストレッチ」(出版:家の光協会)を全国書店で出版したことを機に「ストレッチ専門店ストレチックス」の全国都道府県での出店を進めていますが、出店済の関西(滋賀県)・九州(長崎県)に加え、東北某県での開業準備が進められており、今後も未出店エリアへの出店を進めていきます。ストレチックスの地方FC店舗モデルは「10~15坪の物件+駐車場6台以上」となりますが、駅至近や繁華街の立地では駐車場が足りない、ロードサイド立地では小型の物件が少ないなど、物件確保に苦慮することがあります。そのためFC本部では、全国300~500店舗を有するナショナルチェーン店本部 数社の協力で「既存大型店舗のshop in shop(店内の一部分を借り開業する店舗内店舗)情報」をFC加盟検討者へ情報提供を行っております。「shop in shop」とは、大手チェーンが営業する100坪超のフリースタンディング店舗等の一部を、ストレチックスFC加盟店が借り、既設建物・入口・看板や同店敷地内の大型駐車場を共有する出店形態です。全国展開するナショナルチェーン店の多くは、その地域で最も交通量の多い幹線道路沿いや昼間人口の多い目抜き通りに開業していますが、そのような立地で多数出店しているチェーン店本部数社から「shop in shop」が可能な物件情報を収集し、FC加盟検討者に提供しています。これにより「“なかなか空かない”好立地でローコスト開業」が可能となるため、賃料相場の高い大都市圏を除く地方都市では、積極的に「shop in shop」出店を推奨しております。引き続き全国的にFC加盟店の募集を加速化していき、「ワタシの街にもストレッチ専門店を!」の声にお応えしていくことで「中高年者の健康増進」に広く貢献していきます。オーダーメイド・ストレッチ(2)【“疲れにくい・太りにくいカラダ”をストレッチの習慣化で取り戻す!『ストレッチ専門店ストレチックス』について】ストレッチ専門店は現在、主にターミナル駅周辺や繁華街立地、商業施設等での出店がほとんどで、住宅地にお住まいの方々が日常利用しやすい立地ではあまり見らません。その点、ストレチックスは積極的に住宅街立地への出店を進め、お客様の「利用継続性」の確保に努めています。ストレチックスのご利用者層は、住宅が近い高齢者の徒歩来店、住宅周辺を活動エリアとする主婦の自転車来店が多く「普段使いのストレッチ専門店」として認知拡大をしていますが、いままでストレッチ専門店を利用したことのない方々に対し、より身近な立場で「ストレッチの習慣化による健康増進」に貢献していきます。ストレチックスのストレッチ施術プログラムは、痛み・コリ・疲れ・生活習慣改善・姿勢改善・ダイエットなどのお悩みの解消につながる、より効果的なストレッチを最適な組み合わせでご提供するよう設計されています。本部研修にて技術習得したスタッフが施術致しますので、高いレベルで標準化されたストレッチを受けることができます。お客様はベッドに「寝たまま」、終始気楽な状態でストレッチを受けられます。<『ストレッチ専門店ストレチックス』サービス内容・料金>●【高い専門性+高い個別性】オーダーメイド・ストレッチ【料金(税込)】30分:4,900円/50分:6,600円/70分:8,400円 ※初回限定50%OFF・大手チェーン店にありがちな未経験者を早期育成・登用する方式はとらず、施術や運動指導などボディワークの経験者を積極登用する「高い専門性」と、指名料無しの完全担当制による「高い個別性」が特徴。・本格的なストレッチが“はじめて”の方に対して「ほぐし」や「筋膜リリース」(筋肉の深層部まで“押し伸ばす”手技)を織り交ぜて行なうことで、イタ気持ちいい刺激と高い柔軟性の回復を得られます。・iPadを活用し、写真による「姿勢診断」を行い、コリや疲れの根本改善に向けたアドバイスを行います。・いつでも「着替ジャージの無料レンタル」。仕事やお出かけの帰りでも、気軽に利用できます。・自分1人でもできる「セルフストレッチ」を適宜お伝えいたします。ストレッチ専門店ストレチックス外観 ※写真は系列店ストレッチ専門店ストレチックス内観 ※写真は系列店<『ストレッチ専門店ストレチックス』フランチャイズ加盟店 募集概要>事業概要、加盟条件等の詳細は、FC募集専用サイト からご確認ください。●「ストレッチ専門店ストレチックス」フランチャイズ(FC)募集対象者・異業種企業:地域密着で事業展開しており、健康サービス事業で早期多店舗展開を目指す企業・独立起業者:ストレッチ専門トレーナーとして独立起業したい個人●「ストレッチ専門店ストレチックス」フランチャイズ(FC)募集パッケージの特徴・業界初の「ベッド数連動型加盟金」制度:店舗規模にあわせて1ベッド50万円~開業が可能・複数店優遇制度:加盟店社員の研修は加盟店にて行うことが可能/2号店以降の加盟保証金不要等・低投資店舗を早期ドミナント展開する出店戦略を推奨:店舗投資総額約500万円(2ベッドの場合)■ストレッチ専門店ストレチックス「八日市店」店舗概要 ※2022.3.1オープン所在地 :滋賀県東近江市妙法寺町875-1 アーバンリバティ104(八日市ICから車で5分)営業時間:10時~20時 ※定休:毎週月・金曜日■ストレッチ専門店ストレチックス「西葛西店」店舗概要 ※2022.3.15オープン所在地 :東京都江戸川区西葛西6丁目7-1 東西線メトロセンター西葛西4番街1F音ラク空間(おんらくくうかん)内(東京メトロ東西線・西葛西駅より徒歩5分)営業時間:平日11時~21時/土日10時~20時 ※定休:毎週月曜日■「ストレッチ専門店ストレチックス」本部会社概要運営会社 :株式会社バリード・ジャパン( )事業内容 :フランチャイズコンサルティング事業、ストレッチ専門店チェーン本部事業 等代表者 :代表取締役 山口 晃二会社所在地:東京都文京区小石川3-27-16-103店舗数 :11店舗(直営店5・FC加盟店6)著書 :「70歳からのゆる~い筋トレ&ストレッチ」(出版:家の光協会) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月28日U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2021の2日目に首位で予選突破を決めたあざみ野FC。あざみ野FCは横浜市青葉区に1980年創設のクラブ。子どもたちだけでなく家族一緒にサッカーを楽しめるクラブとして活動しています。現在はU-6からU-12の7つのカテゴリーに約160人が毎週末サッカーを楽しんでいます。OBにJリーガーとなった選手が多数いるクラブとしても知られています。(取材・文:貞永晃二、写真:浅尾心祐)2日目あざみ野FC(青)対エスフェローザ八千代(写真:浅尾心祐)■週末と祝日しか活動していない――この大会への過去の出場は?林和泉監督(以下、林)初めてです。街クラブの関東予選を勝ってきました。選手たちがよく頑張りました。――OBにJリーガーが多いことが知られていますね。林そうですね。今一番頑張っているのは山根視来ですね。それから高木3兄弟、水沼宏太、金井貢史、高丘陽平ですかね。――彼らが育った理由をどう思われていますか?林われわれは週末と祝日しか活動していないんですが、サッカーを好きにさせること、あとは親子で週末を楽しむというのがクラブの理念です。指導はわれわれ勤め人だから週末の活動になるんです。いわゆる街クラブで、「負けず嫌いな街クラブ」という感じです。■プロにならないと入れないスタジアムで試合がしたい――今大会にはどんな思いで参加されていますか?勝ちにはこだわらない?林いやこの大会は最後の思い出として勝ちたいです。(ベスト4進出で)パナソニック吹田スタジアムでやりたいです。プロにならないと入れないスペースですからね。――選手起用は全員出すお考えでしょうか?林初戦は全員出しました。第2戦は全員だそうとしたけれど、プレーが切れなくて2人出せなかったです。状況的にそれは仕方ないと、みんな納得してくれました。■出場チームみんな個人個人が上手いキャプテンの小田浩資くんにもお話を伺いました。――大会に参加した印象は?小田浩資(以下、小田)全国から強豪が勝ち上がってきていて、自分たちは関東代表という立場で出ていますが、みんな予想通り個人個人が上手いなという印象です。――ポジションと身長は?小田センターバックで、158か159cmです。林チームで3、4番目ですかね。――身長や体格で難しい時期ですね。林体のバランスが崩れますからね。ただ11人制なので、体のちっちゃい子も、テクニックはあるけどスピードがない子も8人制だと使いづらいんですが、11人制だと生かせる道があるので。8人、11人どちらも良さがあるんですけどね。日頃はもちろん8人制ですが、この大会の出場にあたり付け焼刃ですが近隣の(年上の)ジュニアユースと11人制でやらせてもらったりしてきました。■8人制とはスペースと広さ、走る量も違う――小田君、11人制は全然違いますか?小田スペースと広さが大きくて、ゴールの大きさも違って、走る量も違うので結構最初は戸惑いました。林それでもよく2試合無失点でね。――ロングシュートを打てという指示は?小田はい、出ています。林でもなかなか入らないね(笑)――大会の目標と将来について教えてください小田優勝しか狙っていません。将来はもちろんプロサッカー選手になって、プレミアリーグでセンターバックとして活躍したいと思っています。プレミアはDAZNでいつも見ています(笑)。林彼は川崎フロンターレのジュニアユースに進みます。川崎は近いんです。横浜といっても北の方なので、横浜よりも渋谷が近い地域ですから。小田主将は話し方もしっかりしていて一言一言を考えながら話せる選手でした。3試合目を小田君に注意しながら観戦しましたが、カバーリングとラインコントロールに長けていて、リーダーとして周りの選手への指示の声掛けがしっかりできていた印象です。勝ち上がってパナスタでのプレーを経験できれば最高の経験になるでしょう。ワールドチャレンジ2021日程と結果はこちら>>
2022年01月05日「ストレッチ専門店ストレチックス」のフランチャイズ(FC)本部である株式会社バリード・ジャパン(本社:東京都文京区、代表取締役:山口 晃二)は、東京都中央区に初出店、全国9号店の「ストレッチ専門店ストレチックス東日本橋edone店」を、12月9日にグランドオープンいたします。※「ストレッチ専門店ストレチックス」ホームページ: ストレッチ専門店ストレチックス東日本橋edone店 外観ストレッチ専門店ストレチックス東日本橋edone店 内観「ストレッチ専門店ストレチックス」は“ラジオ体操発祥の地”として知られる東京都文京区大塚に、直営1号店の「新大塚店」を2014年8月に開業、現在までに東京・関西・九州で9店舗(直営5・FC4)展開中です。主に中高年者を主要客層として、動脈硬化改善等の生活習慣病予防に貢献する「予防医療」と、可動域向上による転倒予防等に貢献する「介護予防」に役立つ「ストレッチ専門店」として全国展開しています。東京都中央区で「ストレッチ専門店ストレチックス東日本橋edone店」をオープンしたのは、産業用太陽光発電所の開発と分譲事業等の「再生可能エネルギー事業」を主業とする株式会社e-flat(本社:東京都中央区、代表取締役:東平 豊三)です。同社グループでは、新規事業である「生活に密着した人々の暮らし応援事業」に取り組んでおりますが「ストレッチ専門店ストレチックス」は、同社e-beauty 事業部「人の心と体をケアする美容と健康を応援する」の位置づけでFC加盟店として開業いたしました。「ストレッチ専門店ストレチックス東日本橋edone店」は7階建てのビル一棟を同社が賃借し全フロアを開発、商業ビル「edone(エドネ)」の3階にあります。「edone(エドネ)」は、粋できっちりした仕事をこなす「江戸の心意気」をもって、皆さまの心と体の健康を支えることをテーマに、「Cafe&Bar、health&beauty、studio」が複合した商業ビルとなります。「edone(エドネ)」は「江戸の音(エドのネ)」の意味で、その想いを施設名といたしました。同店は11月18日よりプレオープンとして、会社取引先等の関係者に加えて、近隣商店の従業員を招き限定営業を開始しています。「馬喰横山駅・馬喰町駅・東日本橋駅の3駅から徒歩1分以内でアクセス至便」「近隣にはカフェや飲食店が少ないため、ストレッチ利用の延長で軽食をとることができて便利」「同施設内にエステサロンもあり、ストレッチと併用しやすい」「近隣に気軽に利用できる運動施設ができて嬉しい」などのお声を頂戴しています。12月9日のグランドオープン以降は、一般のお客様へも認知拡大を図っていきます。本部では本年7月に著書「70歳からのゆる~い筋トレ&ストレッチ」(出版:家の光協会)を全国書店で出版したことを機に「ストレッチ専門店ストレチックス」の全国都道府県での出店を進めていますが、東京都内では複数店のFC出店が準備中、地方でも東北某県での開業準備が進められており、月1~2店舗の出店が順次予定されています。今後も全国的にFC加盟店の募集を加速化していき、「ワタシの街にもストレッチ専門店を!」の声にお応えしていくことで「中高年者の健康増進」に広く貢献していきます。【“疲れにくい・太りにくいカラダ”をストレッチの習慣化で取り戻す!『ストレッチ専門店ストレチックス』について】ストレッチ専門店は現在、主にターミナル駅周辺や繁華街立地、商業施設等での出店がほとんどで、住宅地にお住まいの方々が日常利用しやすい立地ではあまり見らません。その点、ストレチックスは積極的に住宅街立地への出店を進め、お客様の「利用継続性」の確保に努めています。ストレチックスのご利用者層は、住宅が近い高齢者の徒歩来店、住宅周辺を活動エリアとする主婦の自転車来店が多く「普段使いのストレッチ専門店」として認知拡大をしていますが、いままでストレッチ専門店を利用したことのない方々に対し、より身近な立場で「ストレッチの習慣化による健康増進」に貢献していきます。ストレチックスのストレッチ施術プログラムは、痛み・コリ・疲れ・生活習慣改善・姿勢改善・ダイエットなどのお悩みの解消につながる、より効果的なストレッチを最適な組み合わせでご提供するよう設計されています。本部研修にて技術習得したスタッフが施術致しますので、高いレベルで標準化されたストレッチを受けることができます。お客様はベッドに「寝たまま」、終始気楽な状態でストレッチを受けられます。ストレチックスは【オーダーメイド・ストレッチ】ストレチックスは【オーダーメイド・ストレッチ】<『ストレッチ専門店ストレチックス』サービス内容・料金>●【高い専門性+高い個別性】オーダーメイド・ストレッチ【料金(税込)】30分:4,900円/50分:6,600円/70分:8,400円※初回限定50%OFF・チェーン店にありがちな20代の未経験者を登用する方式はとらず、施術や運動指導などボディワークの経験者を積極登用する「高い専門性」と、指名料無しの完全担当制による「高い個別性」が特徴。・本格的なストレッチが“はじめて”の方に対して「ほぐし」や「筋膜リリース」(筋肉の深層部まで“押し伸ばす”手技)を織り交ぜて行なうことで、イタ気持ちいい刺激と高い柔軟性の回復を得られます。・iPadを活用し「姿勢写真の撮影解説」を行い、コリや疲れの根本改善に向けたアドバイスを行います。・いつでも「着替ジャージの無料レンタル」。仕事やお出かけの帰りでも、気軽に利用できます。・自分1人でもできる「セルフストレッチ」を適宜お伝えいたします。<『ストレッチ専門店ストレチックス』フランチャイズ加盟店 募集概要>事業概要、加盟条件等の詳細は、FC募集専用サイト からご確認ください。●「ストレッチ専門店ストレチックス」フランチャイズ(FC)募集対象者・異業種企業:地域密着で事業展開しており、健康サービス事業で早期多店舗展開を目指す企業・独立起業者:ストレッチ専門トレーナーとして独立起業したい個人●「ストレッチ専門店ストレチックス」フランチャイズ(FC)募集パッケージの特徴・業界初の「ベッド数連動型加盟金」制度:店舗規模にあわせて1ベッド50万円~開業が可能・複数店優遇制度:加盟店社員の研修は加盟店にて行うことが可能/2号店以降の加盟保証金不要等・低投資店舗を早期ドミナント展開する出店戦略を推奨:店舗投資総額約500万円(2ベッドの場合)■「ストレッチ専門店ストレチックス東日本橋edone店」店舗概要※2021.12.9オープン所在地 :東京都中央区日本橋横山町6-2 edoneビル3F(都営浅草線「東日本橋駅」・都営新宿線「馬喰横山駅」A1出口より徒歩30秒総武本線「馬喰町駅」3番出口より徒歩1分)営業時間:平日11時~21時/土日10時~20時 ※定休:毎週月曜日店舗TEL :03-6661-9846■「ストレッチ専門店ストレチックス」本部会社概要運営会社 :株式会社バリード・ジャパン( )事業内容 :フランチャイズコンサルティング事業、ストレッチ専門店チェーン本部事業 等代表者 :代表取締役 山口 晃二会社所在地:東京都文京区小石川3-27-16-103店舗数 :9店舗(直営店5・加盟店4)著書 :「70歳からのゆる~い筋トレ&ストレッチ」(出版:家の光協会) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月08日「ストレッチ専門店ストレチックス」のフランチャイズ(FC)本部である株式会社バリード・ジャパン(本社:東京都文京区、代表取締役:山口 晃二)は、九州エリア・長崎県で初出店となる「西諌早店」を、2021年11月1日に新規オープンいたします。※「ストレッチ専門店ストレチックス」ホームページ: ストレッチ専門店ストレチックス西諌早店 外観「ストレッチ専門店ストレチックス」は“ラジオ体操発祥の地”として知られる東京都文京区大塚に、直営1号店の「新大塚店」を2014年8月に開業、現在までに8店舗(直営5・FC3)展開中です。主に中高年者を主要客層として、動脈硬化改善等の生活習慣病予防に貢献する「予防医療」と、可動域向上による転倒予防等に貢献する「介護予防」に役立つ「ストレッチ専門店」として全国展開しています。九州エリア・長崎県でFC1号店をオープンしたのは、長崎県諫早市で学習塾FC加盟店を3店舗経営する株式会社大貴(本社:長崎県諫早市、代表取締役:矢加部 ハツヨ)です。事業責任者で同社の取締役、渡邊 静一氏は「ストレッチ専門店ストレチックス」の諫早市での多店舗展開を計画しています。渡邊取締役は長年、少年野球クラブチームでの活動に参加しており、運動能力の向上やケガの予防にストレッチが有効であることを実感していました。「九州でも福岡等の都市部にしかないストレッチ専門店が諫早市にも必要」と考えているなかで、偶然「ストレチックス」の地方FC店募集の情報をインターネットで見つけ、資料請求したことが開業のきっかけでした。本部からは「人口14万人の滋賀県・草津市のFC店が東京店舗並みの結果を出している」ということを聞き、人口13万人の諫早市でも再現性が図れると確信を持ったとのことです。加えて、既存事業の学習塾との相乗効果を見込んでいます。「学習塾生徒の保護者様の多くは40歳以上の中高年者層となり、ストレチックスの主要顧客層と合致しています。そのため弊社が展開中の学習塾の至近に出店することで、相乗効果が見込めます。」と今回出店した「西諌早店」は、同社運営の学習塾のすぐ隣の物件での開業となりました。「西諌早店」は10月25日よりプレオープンとして限定営業を開始していますが、その多くは学習塾の保護者様のご利用です。「子供の迎えに来たついでに利用した」「ストレッチ専門店は近隣になかったので開店してうれしい。運動習慣のひとつして続けていきたい」「旦那さんや両親などにも紹介し、家族中で利用したい」「子供には勉強だけではなく、運動も頑張ってほしいので通わせたい」などのお声を頂戴しています。11月1日のグランドオープン以降は、一般のお客様へも認知拡大を図っていきます。本部では本年7月に著書「70歳からのゆる~い筋トレ&ストレッチ」(出版:家の光協会)を全国書店で出版したことを機に「ストレッチ専門店ストレチックス」の全国都道府県での出店を目指していますが、九州エリアでの出店が実現したことで、今後同エリア内での加盟検討者への事例紹介、見学案内等の対応も可能となりました。FC加盟店と連携しながら、より速やかに九州エリアでのFC加盟店出店を進めていく計画です。今後も全国的にFC加盟店の募集を加速化していき、「ワタシの街にもストレッチ専門店を!」の声にお応えしていくことで「中高年者の健康増進」に広く貢献していきます。【“疲れにくい・太りにくいカラダ”をストレッチの習慣化で取り戻す!『ストレッチ専門店ストレチックス』について】ストレッチ専門店は現在、主にターミナル駅周辺や繁華街立地、商業施設等での出店がほとんどで、住宅地にお住まいの方々が日常利用しやすい立地ではあまり見らません。その点、ストレチックスは積極的に住宅街立地への出店を進め、お客様の「利用継続性」の確保に努めています。ストレチックスのご利用者層は、住宅が近い高齢者の徒歩来店、住宅周辺を活動エリアとする主婦の自転車来店が多く「普段使いのストレッチ専門店」として認知拡大をしていますが、いままでストレッチ専門店を利用したことのない方々に対し、より身近な立場で「ストレッチの習慣化による健康増進」に貢献していきます。ストレチックスのストレッチ施術プログラムは、痛み・コリ・疲れ・生活習慣改善・姿勢改善・ダイエットなどのお悩みの解消につながる、より効果的なストレッチを最適な組み合わせでご提供するよう設計されています。本部研修にて技術習得したスタッフが施術致しますので、高いレベルで標準化されたストレッチを受けることができます。お客様はベッドに「寝たまま」、終始気楽な状態でストレッチを受けられます。<『ストレッチ専門店ストレチックス』サービス内容・料金>●【高い専門性+高い個別性】オーダーメイド・ストレッチ【料金(税込)】30分:4,900円/50分:6,600円/70分:8,400円 ※初回限定50%OFF・チェーン店にありがちな20代の未経験者を登用する方式はとらず、施術や運動指導などボディワークの経験者を積極登用する「高い専門性」と、指名料無しの完全担当制による「高い個別性」が特徴。・本格的なストレッチが“はじめて”の方に対して「ほぐし」や「筋膜リリース」(筋肉の深層部まで“押し伸ばす”手技)を織り交ぜて行なうことで、イタ気持ちいい刺激と高い柔軟性の回復を得られます。・iPadを活用し「姿勢写真の撮影解説」を行い、コリや疲れの根本改善に向けたアドバイスを行います。・いつでも「着替ジャージの無料レンタル」。仕事やお出かけの帰りでも、気軽に利用できます。・自分1人でもできる「セルフストレッチ」を適宜お伝えいたします。<『ストレッチ専門店ストレチックス』フランチャイズ加盟店 募集概要>事業概要、加盟条件等の詳細は、FC募集専用サイト からご確認ください。●「ストレッチ専門店ストレチックス」フランチャイズ(FC)募集対象者・異業種企業:地域密着で事業展開しており、健康サービス事業で早期多店舗展開を目指す企業・独立起業者:ストレッチ専門トレーナーとして独立起業したい個人●「ストレッチ専門店ストレチックス」フランチャイズ(FC)募集パッケージの特徴・業界初の「ベッド数連動型加盟金」制度:店舗規模にあわせて1ベッド50万円~開業が可能・複数店優遇制度:加盟店社員の研修は加盟店にて行うことが可能/2号店以降の加盟保証金不要等・低投資店舗を早期ドミナント展開する出店戦略を推奨:店舗投資総額約500万円(2ベッドの場合)■ストレッチ専門店ストレチックス「西諌早店」店舗概要 ※2021年11月1日オープン店舗名 :ストレッチ専門店ストレチックス 西諌早店所在地 :長崎県諫早市馬渡町9-5 (長崎本線・西諌早駅より北に徒歩2分)営業時間:9時~20時 ※定休:毎週 火曜・日曜店舗TEL :0957-47-8585■「ストレッチ専門店ストレチックス」本部会社概要運営会社 :株式会社バリード・ジャパン( )事業内容 :フランチャイズコンサルティング事業、ストレッチ専門店チェーン本部事業 等代表者 :代表取締役 山口 晃二会社所在地:東京都文京区小石川3-27-16 103店舗数 :8店舗(直営店5・加盟店3)著書 :「70歳からのゆる~い筋トレ&ストレッチ」(出版:家の光協会) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月29日FC市川GUNNERSでは、夏休み期間中にFC市川GUNNERSのコーチによる、短期集中サッカーキャンプを開催します。コロナ対策として今年は全てのキャンプは泊まりではなく日帰りで設定しています。ドリブル、シュートなど基礎的なテクニックの向上から、シュートブロック、チャレンジ&カバーやクロスの攻防など実践的なトレーニングまで学べるキャンプです。ストライカーキャンプGKキャンプ小学1年生から中学3年生までの男女を対象とした各種キャンプがありますので、下記より詳細をご覧いただき、お申し込みください。開催スケジュールチャイルドキャンプ日時:8月10日(火)~11日(水) 通い2日間対象:小学1年生~2年生(男女)定員:30名参加費:1セッション3,000円(税別)、4セッション10,000円(税別)ジュニアキャンプ日時:8月10日(火)~11日(水) 通い2日間対象:小学3年生~4年生(男女)定員:30名参加費:1セッション3,000円(税別)、4セッション10,000円(税別)GKキャンプ日時:8月2日(月)~3日(火)通い2日間対象:小学4年生~6年生(男女)、中学1年生~3年生(男女)定員各10名参加費: 7,000円(税別)、1日のみ4,000円(税別)ストライカーキャンプ日時:8月2日(月)~3日(火)通い2日間対象:小学4年生~6年生(男女)、中学1年生~3年生(男女)定員:各10名参加費:7,000円(税別)、1日のみ4,000円(税別)開催場所:北市川フットボールフィールド(千葉県市川市柏井町4-294-5)TEL:047-712-0070各キャンプの詳細は「ニュース&イベント情報」にて詳しい内容&申し込み先はこちら>>
2021年07月15日7月8・9日(木・金)2夜連続での三浦大知FC限定配信ライブ「DAICHI MIURA FAN CLUB ONLINE EVENT 2021 TOP 10」の開催が決定!2017年以来、4年ぶりの開催となるファンクラブイベントは、ファン投票でセットリストが決定するリクエストライブ!7月8日(木)は「DAICHI MIURA FAN CLUB ONLINE EVENT 2021 TOP 10 Day1」として三浦大知の全楽曲から7月9日(金)は「DAICHI MIURA FAN CLUB ONLINE EVENT 2021 TOP 10 Day2 ~Covers~」として三浦大知にカバーしてほしい楽曲からそれぞれ異なるセットリストを披露!また、ファンクラブサイトでは、セットリストを決定するリクエスト受付を6月6日(日)まで受付中!ぜひご投票ください!!チケットの発売は2021年6月1日(火)15:00〜スタートこの機会にご入会をご検討ください!>>三浦大知オフィシャルファンクラブ『大知識』■DAICHI MIURA FAN CLUB ONLINE EVENT 2021 TOP 10■▼公演日程:Day1 7月8日(木) 19:30OPEN/20:00STARTDay2 ~Covers~ 7月9日(金) 19:30OPEN/20:00START▼見逃し(アーカイブ)配信Day1 2021年7月9日(金)21:30~7月12日(月)23:59※チケットをお持ちの方は上記期間中、見逃し配信をご利用いただけます。※Day2 ~Covers~の見逃し(アーカイブ)配信はございません。▼チケット料金(税込):Day1 ¥3,500Day2 ~Covers~ ¥3,500※システム利用料・決済手数料が発生いたします。(コンビニ店頭決済は、視聴可能となるまでにお時間を頂く場合がございます。)ご購入の際にご確認いただきました上で、決済方法をお選びください。▼チケット販売期間Day1 6月1日(火)15:00〜7月12日(月)21:00Day2 ~Covers~ 6月1日(火)15:00〜7月9日(金)20:30▼配信メディア・購入先チケットの販売はオフィシャルファンクラブ『大知識』会員専用ページ<Ticket>、配信は、PIA LIVE STREAMにて行います。配信メディアに記載の注意事項をよくお読みいただき、視聴可能な環境をお持ちかどうか、必ずご確認いただいた上でご購入くださいますようお願いいたします。▼注意事項・本公演はお手持ちのパソコンやスマートフォンなどから、インターネットでの配信公演動画をご覧いただくものです。ライブをご覧いただくには事前にチケット(視聴券)のご購入が必要です。・ご購入の前に、PIA LIVE STREAMにて記載の注意事項をよくお読みいただき、配信ライブ視聴に適したインターネット環境・推奨環境をお持ちかどうか必ずご確認ください。視聴にあたってのお問い合わせは各配信プラットフォームまでご連絡ください。・配信には機材・回線等を準備の上で実施いたしますが、配信の特性上、不慮の一時停止や映像の乱れなどが起こる可能性がございます。・開演後途中から視聴された場合には、その時点からのライブ配信となります。巻き戻しての再生はできません。・通信環境、動画視聴には高速で安定したインターネット回線が必要です。大容量のデータ通信を消費する為、WI-FI環境で視聴することを推奨いたします。・ご視聴に関するインターネット通信費用はお客様のご負担となります。・電波状況、周囲の環境などにより映像が乱れる場合がございます。なお、お客様のインターネット環境、視聴環境に伴う不具合に関しては、責任を負いかねます。・チケットご購入後の公演延期、中止以外の理由に伴うキャンセル・変更・払戻は出来ません。・インターネット回線やシステム上のトラブルにより、配信映像や音声の乱れ、公演の一時中断・途中終了の可能性がございます。その場合もチケット代の払戻はいたしかねますことを予めご了承ください。・有料配信のため、本公演の動画の画面録画、撮影、録音は全て禁止いたします。また、インターネットへのアップロードは一切禁止とさせていただきます。・大勢の方が集まっての視聴は、新型コロナウィルス感染防止の観点からご遠慮くださいますようご協力をよろしくお願いいたします。▼問い合わせ先三浦大知オフィシャルファンクラブ『大知識』support@daichi-miura.jp※問い合わせの際にはお名前・会員番号(会員の方のみ)・お問い合わせ内容を必ず記入してお問い合わせください。
2021年06月01日ニューバランス(New Balance)から、プロサッカークラブ・FC東京とのコラボレーションによる新作スニーカーが登場。2021年5月28日(金)より、ニューバランス原宿などで一部店舗にて数量限定で発売される。ニューバランス×FC東京の「574」ベースモデルに採用されたのは、世界中で愛されるニューバランスの定番「574」。アッパーは東京の都会的なイメージを落とし込んだライトグレーに染め、踵やヒールパッチ部分のパーツに鮮やかなブルー&レッドを配色。シュータン部分はクラブの1stユニフォームを思わせるブルー×レッドのストライプ柄に変更、ダブルネームのキーチャームが付属するなど、コラボレーションならではのスペシャルな一足に仕上がっている。立体エンブレムをデザインしたサンダルもまた、柔らかな感触のフットベッドとミッドソールの縁を高く設計したウォール構造により安定した履き心地を実現したスポーツサンダル「SMF200 」も同時発売。こちらは3rdユニフォームのブラックでシューズ全体を仕上げ、トップにFC東京のエンブレムを立体的にデザインしている。商品情報ニューバランス×FC東京発売日:2021年5月28日(金)販売店舗:・ニューバランス原宿、ニューバランス公式オンラインストア・FC東京オフィシャルオンラインショップユーロスポーツ味の素スタジアム店GALLERY・2新宿店GALLERY・2渋谷店GALLERY・2吉祥寺店サッカーショップKAMO新宿店サッカーショップKAMO原宿店サッカーショップKAMO渋谷店サッカーショップKAMO池袋店■ML574価格:13,200円(税込)ウィズ/サイズ:D/23.0~28.0, 29.0cm■SMF200価格:3,850円(税込)ウィズ/サイズ:D/23.0~29.0cm ※ハーフサイズなし【問い合わせ先】株式会社ニューバランスジャパンお客様相談室TEL:0120-85-0997
2021年05月28日包囲網もどこ吹く風。研究されようが徹底マークに遭おうが、さらに上を行く川崎フロンターレ。落とし穴が潜んでいるリーグ戦再開となる大分トリニータ戦をクリアし、川崎Fは7勝1分・勝点22で1位をキープしている。ただここからも気の抜けない戦いが続く。『2021明治安田生命J1リーグ』第8節では、昨季唯一勝点3を奪えなかった相手・サガン鳥栖を迎え撃つ。第9節では『2020JリーグYBCルヴァンカップ』準決勝で0-2でしてやられたFC東京との多摩川クラシコがラインナップ。そして4月29日(木)・5月4日(火)には変則日程でホーム&アウェイ戦となる2位・名古屋グランパスとの首位攻防2連戦が待っている。ただ、あまり先を見ても仕方がない。まず重要なのは次節だ。鳥栖の開幕6試合連続無失点は、4月2日・第7節のセレッソ大阪戦で途絶えたが、厄介な相手なのは間違いない。キム・ミョンヒ体制実質3季目の今季はハードワークとスプリントのベースはそのままにポゼッションを高めている。パク・イルギュ(サガン鳥栖)(C)J.LEAGUEGKパク・イルギュがペナルティエリアを大きく飛び出しビルドアップに参加するとともに、アンカー・松岡大起も最終ラインへ落ちて、常に数的有利を作る。インサイドハーフの仙頭啓矢&樋口雄太もポジションを1列下げてパスを回しリズムを作り、左・小屋松知哉、右・飯野七聖の両ワイドが突破力を生かしている。特に17歳のストッパー・中野伸哉を含めた左サイドの攻撃は秀逸である。相手のプレスによってボール回しがままならなければ、GKパクから一気に前線へボールを送る。フォーメーションも攻撃時は3-5-2だが、守備時は4バックに変わる。ボールポゼッションを標榜しながらも、ボールを握れなければ4-4-2でブロックを敷く。そもそも左ストッパーの中野は攻撃時には左サイドを駆け上がったかと思えば、中へも侵入する。どちらかと言えば偽SBである。システムは左右非対称の可変システムとなっている。上々のスタートにも監督・選手も満足していない。スコアレスドローに終わった第6節・アビスパ福岡との九州ダービー後には無失点を喜ぶよりも引き分けを嘆いた。キム監督が「どの試合も勝点3を目指しているので悔しい。6試合無失点についてはまったく興味がない。勝ちたいです」と悔しさを滲ませれば、パクも「(6試合無失点は)正直なんとも思わない。引き分けが続いて記録を更新してもうれしくないし、今日は失点してでも勝ちにいかないといけないゲーム」と振り返った。C大阪戦では後半早々にボランチ奥埜博亮のビューティフルミドルにやられた。相手は引いて守り、敢えてボールも持たされた。自陣では自由にボールを動かすも、ゴール前に近付くと中央を固めたC大阪守備陣が強度を高く保ち跳ね返すとともにすぐさまカウンターにつなげて来た。今季初黒星にもキム監督は「そんな簡単に点が取れるものでもないし、クロスを上げれば取れるものでもない。ペナ角を取れば点が入るわけでもない。そこから質を上げるのが永遠の課題。そこをしっかり高めていくしかない」と冷静に課題を挙げた。レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)(C)J.LEAGUE詰まるところ、サッカーは決めるか決めないかである。そして決め切るのが川崎Fだ。CFレアンドロ・ダミアンが得点ランキングトップタイの6ゴールをマークすれば、出場機会が限られているFW小林悠が4ゴール、家長昭博と三笘薫の両ウイングが3ゴール、左サイドバックとして躍動する旗手怜央が2得点で続く。前節も決めるべきところで決めた。4月3日の大分トリニータ戦で左SBに登里享平が戦線復帰すると、旗手がインサイドハーフへ戻った。GKには腰痛のチョン・ソンリョンに代わって丹野研太が入った。一方の大分は十分な準備期間で川崎F対策を施し、フォーメーションを3-4-2-1から4-4-2に変えて来た。後ろの枚数を少なくし前線からプレッシャーをかけて、川崎Fのボール回しに制限を加えようとしたのだ。だが、しかし、前線からの猛烈プレスを披露したのは川崎Fだった。レアンドロ・ダミアンが凄まじい形相でのチェイシングを見せると2列目以降の選手も続き大分の攻撃に制限をかける。切り替えの速さと強度の高さから主導権を握り、パスを回しながら好機を伺う川崎Fだが、大分の粘り強い守備をなかなか破れずにいた。それでも39分にフリーキックのこぼれ球に三笘が反応、コースを切って来た相手の股をワンバウンドで抜く、右ボレーをズバリ。66分には後方からのビルドアップでMF小林裕紀のトラップが大きくなったのを見逃さずに三笘はボールを奪取、シュートコースにはダミアンが入っていたのも構わず後ろからスピードアップし、右アウトサイドで流し込んだのだった。その後も王者はFW遠野大弥、MF田中碧、小林らを投入し、強度を保ってペースを渡さずに2-0でゲームを締めたのだった。普段クールな三笘は試合後、「アルゼンチンを相手になかなか自分のプレーができず、ほかの選手はできていた中、悔しい思いがあった。相手は違うがJリーグで結果を出すしかないと思ってやった」と胸中を明かした。三笘は3月26日の『SAISON CARD CUP 2021』初戦ではU-24アルゼンチン代表に果敢にドリブルを何度も仕掛けるも止められ、29日の2戦目は終盤にピッチに登場するもアルゼンチンを相手に3点奪ったチームメートたちの躍動をベンチから見届けるほかなかった。久々のU-24日本代表で三笘は課題を持ち帰ったのだった。さらに三笘は「チームメートとの距離感は五輪代表とフロンターレではまったく別。選択肢がある中でうまく仕掛けられているのは大きい。今日とアルゼンチン戦ではコンディションの差もある。アルゼンチンとJリーグでは足の出るスピードも違うので、やりやすさは感じる。いい時は、周りが見えているのでうまく使える。結果を出したい時は、アルゼンチン戦のように仕掛ける回数が増える。今日はうまく周りを使えたと思うが、うまく仕掛けられた回数は多くない。いいところと悪いところがあるので、いいところをもっと出していきたい」と続けた。そんな三笘を鬼木達監督は「気負い過ぎずに、自分で行くところ、人を使うところで周りを使えばもう1回自分にチャンスが回ってくるという話をした。自分で行く、また相手を引きつけて味方を使える選手。そこで目線が変わってチャンスもできる。守備においても、彼のスピードが得点につながった」と評価した。また指揮官は負傷から帰って来た登里について「ゲームの中で、いい声がけをしながら、ノボリらしいプレーもしてくれた。久々の試合で緊張と不安があったと思うが、ゲームを進める中でいい感覚をつかみながらやってくれた。失点ゼロで抑えたのもポジティブ」、丹野について「タンちゃんは普段からずっと声を出し続け、トレーニングで日々出してくれていたものが出たのではないか。再開後という難しい試合で、タンちゃん自身も久しぶりの試合だったが、落ち着いてやってくれた」とコメント。そして鬼木監督は「チームとして勝つというのが一番の目標、選手がよくやってくれた。再開というのはどのゲームも難しくなるが、前半、相手の狙いがある中でもアグレッシブに点を取りにいってくれたこと、最後までゼロに抑えてくれたことは非常に評価できる」と選手たちを称えた。川崎F×鳥栖のJ1リーグ戦での通算対戦成績を見ると、川崎Fが8勝6分4敗と引き分けの多さが気になる。川崎Fは直近8試合で負けなしも3戦連続ドロー、3勝5分となっている。誰が出ても、自分たちのサッカーを展開する川崎Fはノルマである「1試合3得点」に近い得点を量産しつつ、5試合のクリーンシートをマーク。一向に隙を見せない。一方の鳥栖は4勝2分1敗・勝点14の4位と好発進しながらもフィニッシュの精度を欠き、ここ2試合は1分1敗とやや停滞気味。川崎Fにはホームの利があり、鳥栖には中4日という日程の追い風が吹く。ただ鳥栖はDFファン・ソッコを出場停止で欠くのが気がかりである。果たして、川崎Fが2年ぶりに勝点3を獲得するのか、鳥栖がまたしても勝点1を持ち帰るのか。それとも2016年8月以来の白星を飾るのか。『明治安田J1』第8節・川崎F×鳥栖は4月7日(水)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケットはJリーグチケットにて残りわずか。試合の模様はDAZNにて生配信。
2021年04月06日前節、ともにリーグ戦初勝利を挙げたチーム同士の対決だ。アウェイに乗り込んだ横浜F・マリノスはアビスパ福岡に3-1で勝利し、ホームで横浜FCを迎え撃った浦和レッズは2-0で勝点3を手繰り寄せた。これで両チームとも五分の星に戻した。だからこそ次のゲームが大事になる。横浜FMにとっても、浦和にとっても『明治安田生命J1リーグ』第4節は今後の試金石となる重要な一戦だ。横浜FMは開幕戦で王者・川崎フロンターレに前半は一方的に攻められて0-2の黒星を喫した。『JリーグYBCルヴァンカップ』グループステージ第1節・ベガルタ仙台戦での1-0の勝利を挟んで行われた第2節・サンフレッチェ広島戦は前半の内にPK2本を献上し1-3のビハインドを負う苦しい展開に。だが後半早々に渡辺皓太を投入し、ボランチを2枚から1枚へ変更すると、攻勢に出る。54分にCFオナイウ阿道が技ありシュートを決めれば、67分には左ウイング前田大然が2得点目をマークし3-3。さらに開幕スタメンを果たした高卒ルーキー・樺山諒乃介、新助っ人・エウベルを投入し、ゴールへの圧力を強めた。得点には至らなかったが、試合後にアンジェ・ポステコグルー監督は「ホントにいいゲームだった。素晴らしいサッカーをして、ほとんどの時間を自分たちが支配した。選手たちも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」と選手たちを称えた。第3節はPKが追い風となった。アビスパ福岡の積極的なプレスに後塵を拝した横浜FMだが、38分に初スタメンとなったエウベルがPKを得ると、2019年得点王マルコス・ジュニオールが沈めて先制。62分には右SBで今季初先発した小池龍太が狙い澄ましたミドルシュートをズバリ。74分に1点返した福岡が息を吹き返すが、90分に途中出場の水沼宏太が右サイドからクロスを放ち、ニアサイドに走り込んだCF前田が頭でねじ込んで勝負あり。3-1でリーグ戦初勝利を手にしたのだ。リーグ戦3戦目にして初勝利となった今季の出だしを指揮官は「勝つことによって自信につながって来るし、自分たちのサッカーを信じる気持ちも強くなるはず。広島戦はいい部分があった中で勝ち切ることができなかったが、カップ戦の仙台戦ではしっかり勝った。開幕戦の川崎F戦は試合の入りが良くなかったが、徐々に良くなっていった。この試合だけではなく、継続していくことが重要」と評価した。広島戦、福岡戦で結果を残した前田と小池はそれぞれの試合後、このように今季へかける思いを口にした。「今年はトップとワイドの両方をやると思っている。どちらで出てもいいように準備はしていたので、こういう結果につながって良かった。左ウイングはマリノスでは張ることを求められるが、僕は張るのがあまり得意ではない。去年と同じようにやっていたらうまくいかないと思っていたので、中に入りながら自分の良さを出そうと考えた」(前田)「出られない試合が続いている中、よりハードワークをして試合に臨んだので、結果を残すことができてうれしい。自分がこの試合を勝たせる気持ちで入り、それがゴールにつながった。ただ、納得のいく出来ではなかった。ミスが多く、反省点の方がゴールよりも大きい。その中でゴールというご褒美がついてきた感覚」(小池)13日間で4試合を戦うタイトなスケジュールな中、出てきた選手がチャンスをつかむ好循環が生まれつつある。メンバーを固定する傾向の強い横浜FMにあって、序列を変えようとポジション争いが展開されようとしているのだ。杉本健勇(浦和レッズ)(C)J.LEAGUE対する浦和は開幕戦でFC東京とホームで激突。浦和はボランチに大卒ルーキーの伊藤敦樹、2列目にも栃木SCから加入した明本考浩、FC琉球からやって来た小泉佳穂という新戦力3人を並べた。終盤FC東京に追い付かれて1-1に終わったが、今季の変化を感じさせるポジティブなドロー発進となった。初陣を終えたリカルド・ロドリゲス監督が「ボールを長く持って試合を支配できた。内容はすごく良かったと思うが、もう少し相手にダメージを与える、決定的な場面を作れれば」と前向きなコメントを発すれば、先制弾をマークした阿部勇樹主将も「監督が代わって最初の開幕戦だったので、まず自分たちがやってきたことをピッチで出そうと。やってきたことを出せたシーンが多くあったかなと思う」と手応えを口にした。まずまずの滑り出しを見せた浦和だが、次の『ルヴァンカップ』湘南ベルマーレ戦はスコアレスドロー、第2節・サガン鳥栖戦もフィニッシュへ持って行くまでのわずかなズレを解消できずに0-2で終えた。公式戦3試合で1得点とゴールが遠い浦和であったが、第3節・横浜FC戦で結果を出した。試合は横浜FCペースで始まるが、37分にVARでPKを得ると、CF杉本健勇が落ち着いてGKの逆を突き先制。40分には小泉がボール奪取、こぼれ球を伊藤敦が拾い、小泉へパス。小泉がドリブルで進入しながらマイナスのラストパスを送ると、伊藤がペナルティエリア中央からダイレクトで右足を振り抜いた。見事なカウンターが炸裂したと思いきや、VARでオフサイド判定となりノーゴール。しかし45分にもカウンターから左MF汰木康也がドリブルで抜け出すとペナルティエリアで倒されて再びPKを獲得、阿部が冷静に蹴り込んで2-0とした。後半は浦和がペースを握った。3点目こそ奪えなかったが、77分に関根貴大、82分には興梠慎三と攻撃のキーマンがピッチに帰って来た。J1での初勝利を味わった指揮官は「まず素直に最初の勝利はうれしい。前半はボールを持つことがなかなかできずに苦戦した。そこが反省点。後半は少し修正をして、相手を押し込んでよりボールを持てるようになった。しっかりボールを握ってゴール前に迫って、自分たちがやりたい形に近かったと思う。ディフェンスに関してはビッグチャンスを作られなかった。理想を言えばより得点を取っていけるよう改善していきたいが、いい感覚で続けられているので、積み重ねていきたい」と前を向いた。2年連続リーグ戦2得点と勝負の移籍3年目を迎える杉本は「チームコンセプトとして全員で守備をしたり攻撃をする、FWもプレスバックをサボらないなど、ディフェンスの面でもチームに貢献し続けていかないといけない。PKはオマケみたいなもの。今日もチャンスはあったので、流れの中でも得点を重ねていけるようにしたい」と次戦を睨んだ。リーグ戦での通算対戦成績を振り返ってみると、横浜FMが32勝7分21敗とリード。直近10試合の結果となると、6勝3分1敗と横浜FMがさらに圧倒する。昨年11月の『明治安田J1』第27節も記憶に新しいことだろう。ジュニオール・サントスのハットトリックとともに前田、小池、水沼がゴールをマーク。26本ものシュートの雨を降らした横浜FMが6-2でホームラストゲームを大勝で締め括った。浦和は横浜FMを向こうに回し、ボールを保持することができるのか、横浜FMが年季の違いを見せ付けてゲームを支配するのか。そして、連勝を飾るのは横浜FMか、浦和か。『明治安田J1』第4節は3月14日(日)・日産スタジアムにてキックオフ。チケットは予定枚数終了。試合の模様はDAZNにて生配信。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年03月13日ニューバランス(New Balance)から、新アパレルライン「MET24(メットトゥエンティフォー)」が登場。2021年2月19日(金)から、ニューバランスオフィシャルストアなどにて発売される。ニューバランスの新アパレルライン「MET24」「MET24」は、「テーラードライン」「アクティブライン」といった2つのラインから構成されるアパレルライン。2019年に登場したパンツコレクション「ウエスト トゥ トウ(WAIST TO TOE)」を進化させ、新たなラインを加えた。どんな場面でもスタイルと快適さを追求する新しい時代に向けて、ウェアを提案する。テーラードライン「テーラードライン」では、元々「ウエスト トゥ トウ」で展開していた、ニューバランスシューズを最も美しく見せるための5つのシルエットのパンツと、セットアップで着られる5種類のジャケットをラインナップ。いずれも、ストレッチ性、撥水性に優れたブラックの「ソロテックス(SOLOTEX)」素材を採用。黒の美しさが長く持続するのも嬉しいポイントだ。パンツは一部シルエットを微調整し、さらにバランスよく着られるように仕上げた。シンプルなストレートフィットをはじめ、スキニーフィット、スリムテーパードといったすっきりとしたシルエット、深めのサイドタックからテーパードをかけたワイドテーパード、深いタックを施しゆったりと仕上げたワイドフィットの5シルエットが揃う。ジャケットは、ノッチドラペルのシングルジャケットやボックスシルエットのダブルジャケットといったきれいめな着こなしに使えるジャケットから、コーチジャケット、ハリントンジャケット、オーバーサイズのショートコートといったカジュアルなものまで勢揃い。装飾の無いミニマルなデザインは、幅広い着こなしで活躍しそう。アクティブライン「アクティブライン」は、ニューバランスが提案するスポーツのエッセンスを取り入れたライン。スポーツシーン、タウンユースともに着用できるウェアを揃える。今季は“フットボール”をテーマにしたジャケットやパンツ、Tシャツ、ポロシャツなど全12型、16アイテムが登場する。通気性、透湿性、耐久性、軽量性を備えた高密度ポリエチレン100%の「タイベック」素材で仕立てたジップアップパーカは、袖やフードに配したロゴがアイキャッチ。付属ポーチに収納して持ち運ぶこともできる。2021シーズンからニューバランスがオフィシャルサプライヤーとなった、FC東京の選手がアンセムジャケットとして着用するモデルだ。柔らかくストレッチ性に優れていながらもハリのある「ソロテックス」を採用したトラックジャケット、トラックパンツも登場。スリムなシルエットに仕立てたブラックのジャケットやパンツに、ゴールドのパイピングがアクセントを効かせる。【詳細】ニューバランス 新アパレルライン「MET24]発売日:2021年2月19日(金)展開店舗:ニューバランスオフィシャルストア、ニューバランス公式オンラインストアアイテム例:■テーラードライン・ジャケット 20,900円~28,600円サイズ: S、M、L、XL・パンツ 14,190円サイズ: S、M、L、XL■アクティブライン・タイベック パーカ 17,600円サイズ: S、M、L、XL・チーム トラックジャケット 14,300円サイズ: S、M、L、XL・チーム トラックパンツ 12,100円サイズ: S、M、L、XL※価格は全て税込。【問い合わせ先】株式会社ニューバランス ジャパンお客様相談室TEL:0120-85-0997
2021年02月22日本日1月27日に発売された『FOOTBALL PEOPLE 川崎フロンターレ 中村憲剛特集号』では、中村憲剛氏とつながりが深い方々にインタビュー。誌面の都合で泣く泣くカットせざるを得なかった盟友・伊藤宏樹氏(現・川崎フロンターレ強化部)との対談の未公開部分を昨日に続き掲載。後編は長年、兄と弟のような関係で切磋琢磨してきたふたりが、印象に残っている試合やゴールについて語り合う。――印象に残っているゴールを教えてください。中村憲剛(以下、中村)「俺は2007年のナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)で、宏樹さんがアウトサイドに(巻いて)かけて、サイドネットに突き刺さったゴール。あれは、宏樹さんのゴールのなかでもすごく覚えてる」伊藤宏樹(以下、伊藤)「あれ?その試合に憲剛いたんだっけ?」中村「いましたよ」伊藤「いたか」中村「あれはいました(笑)」伊藤「憲剛はいつもカップ戦にあると、代表でいないイメージだったから」中村「あのときはいたんですよ、なぜか」伊藤「(チョン・)テセのゴール、アシストした?」中村「した、した。俺、意外と宏樹さんの生涯ゴールの半分ぐらいはアシストしていると思う。セットプレーも含めて」伊藤「少ないからな(笑)」中村「たぶん5点、6点くらいでしょ?そのうち3点ぐらいは俺がアシストしているよ」伊藤「もうちょっと(点は)多いわ!」――宏樹さんは憲剛さんのゴールで印象深いものはありますか?伊藤「ゴールでいうと、プロ1年目のアウグストからのボレー。まだ憲剛が26番のとき。引退セレモニーの『ThanksVTR』のなかでも流れていたけど」中村「あれね」伊藤「あとは、アシストは熊谷での大宮アルディージャ戦。ジュニーニョに出したロングスルーパス、かな」中村「それもう、だいたい世に出ているやつじゃないですか。……別のやつもらってもいいですか?(笑)」伊藤「じゃあ、やめようか?(笑)」中村「大丈夫、大丈夫、それでいい(笑)」伊藤「まだ、いっぱいあるけど、憲剛とジュニーニョの“翼くん・岬くんゴールデンコンビ”みたいに決めたやつも好きだけどね。あれはFC東京戦だっけ」中村「FC東京戦のやつね。あれもすごかった」伊藤「あれは本当にすごかった」中村「宏樹さん、ほとんど俺のゴールを後ろから見ているからね。確か、宏樹さんが俺と一番試合に出ていたんだよね?この間、誰かとその話をした覚えがある」伊藤「この間、タニ(谷口博之)が言っていたな」(写真左より)中村憲剛、伊藤宏樹――ふたりのなかで一番印象深い試合は?伊藤「ふたりのなかでか。俺が悲しかったのは、2004年に昇格して、2005年にいざ念願のJ1開幕戦を迎えた柏レイソル戦。憲剛が前日に熱を出して、いないという。あれは悲しかった」中村「それを挙げるのは、よくないなあ(苦笑)」伊藤「本当、そこを楽しみにめっちゃ(練習して)きていたのね。そしたら、前日のホテルで知らされて」中村「俺もそうだよ。飯を食って、部屋に戻ったらもう急に寒気がしちゃって」伊藤「39℃くらいあったよね?」中村「ああーってなった」伊藤「『何してんだよ!』と思った。あれが本当に残念だった」中村「現役最初のJ1の試合と最後のJ1の試合が柏戦で、両方とも行っていないという……(苦笑)」――なるほど。中村「実は2005年にJ1に昇格したときの試合日程が柏、続いて浦和レッズだったんです」伊藤「ああ」中村「しかもアウェイ柏、ホーム浦和で。それで、自分の現役最後のリーグ戦は、ホーム浦和、アウェイ柏!」伊藤「すごい偶然だね」中村「2020年のスケジュールが出たときにもう、ゾゾゾってなったよ。それで始まって、それで終わるの?という日程だったので。だからその2試合は絶対に出なきゃいけないって思ってた」伊藤「でも、最後、出ていないからちょうど良かったのかもしれないね(笑)」中村「というか、(伊藤が挙げた)一番悔しかった試合、印象に残っている試合に、俺がいないことが問題です(笑)」伊藤「印象に残っている試合……他は……」中村「何ですかね。もう、あり過ぎて…」伊藤「個人的にはあれかもしれない。俺の引退試合になった(2013年の)横浜F・マリノス戦。あの試合は憲剛がめっちゃめちゃパフォーマンスが良かったから。あれにはびっくりしましたよ」中村「俺ね、最初で最後だと思う。人のために頑張ったの」伊藤「結構、神がかっていた」中村「神がかっていましたね。『宏樹さんの等々力ラストゲームを負けて見送るわけには、絶対にダメだ』と思っていた」伊藤「しかも、相手は優勝のかかっていた大きな試合。大舞台ですよ」中村「あの試合は、もう本当に心震えましたね。それにこの人、引退すると言ったのが、その週の初めなんですよ。F・マリノス戦の週のオフの日に、電話がかかってきて、あり得ないよ、本当に」伊藤「(笑)」中村「それもあったから、俺は2カ月前に言ったんです。だって、さみしい。1週間前に言われて、気持ちの整理がつかないじゃないですか。だから自分は、引退するときは絶対に先に言いたいと思っていたんです。そうしたら、たまたまチームの調子も良くて言いやすかった。やっぱり、唐突なお別れになっちゃうのはダメだなというのは、宏樹さんから学びました(笑)」伊藤「あはは(笑)」中村「残される方はさみしいからね。俺、今回は去っていくほうの気持ちが初めてわかったけど、意外と去っていくほうは、さっぱりいけるんですよ」伊藤「うん」中村「ただ残された方は、キツいから」伊藤「俺の場合は、フロンターレだけで、憲剛の場合は背負っているものが違うから。俺はあれで良かったんだよ」中村「いやいや、そんなことないでしょ」伊藤「でも、改めて、憲剛のこの終わり方は本当にすごいよね。リーグ優勝を決めたことを考えても、最後に天皇杯決勝の舞台まで整ったことも含めて。普通のスポーツ選手では、なかなかできないことだと思います」取材・文:林遼平撮影:佐野美樹FOOTBALL PEOPLE 川崎フロンターレ 中村憲剛特集号FOOTBALL PEOPLE 川崎フロンターレ 中村憲剛特集号川崎フロンターレとサッカー人生を歩んできた中村憲剛のバンディエラの矜持に迫ります。1万文字にもおよぶ本人のロングインタビューはもちろん、ピッチの外から見届けた天皇杯決勝のラストゲームにも密着。小林悠、家長昭博、大島僚太、谷口彰悟、登里亨平らチームメイト、恩師、クラブスタッフにもインタビュー。サッカー漫画『GIANT KILLING』の漫画家・ツジトモによる中村憲剛の描き下ろしイラストやスキマスイッチ・常田真太郎からのメッセージ、よき理解者である伊藤宏樹との対談も掲載。タイトル:FOOTBALL PEOPLE 川崎フロンターレ 中村憲剛特集号発行:ぴあ株式会社発売:2021年1月27日定価:1,500円(本体1,364円)判型:B5判・96ページAmazon: 楽天ブックス: 書店、ほかネット書店にて詳細はこちら:
2021年01月27日1月12日、今季の『明治安田生命J1リーグ』のホーム開幕戦のカードが発表された。昨季は1月4日に『JリーグYBCルヴァンカップ』決勝・柏レイソル×FC東京を終えたばかり。これから各クラブとも補強も活発化していくが、まずは1月12日発表の『2021明治安田生命J1リーグ』ホーム開幕戦の対戦カードを振り返ってみたい。【第1節】2月26日(金)川崎フロンターレ×横浜F・マリノス等々力陸上競技場2月27日(土)北海道コンサドーレ札幌×横浜FC札幌ドーム2月27日(土)鹿島アントラーズ×清水エスパルス 県立カシマサッカースタジアム2月27日(土)浦和レッズ×FC東京 埼玉スタジアム20022月27日(土)湘南ベルマーレ×サガン鳥栖レモンガススタジアム平塚2月27日(土)セレッソ大阪×柏レイソルヤンマースタジアム長居2月27日(土)ヴィッセル神戸×ガンバ大阪ノエビアスタジアム神戸2月27日(土)サンフレッチェ広島×ベガルタ仙台エディオンスタジアム広島2月27日(土)大分トリニータ×徳島ヴォルティス昭和電工ドーム大分2月28日(日)アビスパ福岡×名古屋グランパスベスト電器スタジアム三浦知良(横浜FC)(c)J.LEAGUE【第11節】3月3日(水) 名古屋グランパス×ガンバ大阪豊田スタジアム※AFCチャンピオンズリーグ2021の大会日程との調整が見込まれるため、第11節の一部を3月に開催。【第2節】3月6日(土)ベガルタ仙台×川崎フロンターレユアテックスタジアム仙台3月6日(土)柏レイソル×湘南ベルマーレ三協フロンテア柏スタジアム3月6日(土)FC東京×セレッソ大阪味の素スタジアム3月6日(土)横浜FC×大分トリニータニッパツ三ツ沢球技場3月6日(土)清水エスパルス×アビスパ福岡IAIスタジアム日本平3月6日(土)ガンバ大阪×鹿島アントラーズパナソニック スタジアム 吹田3月6日(土)徳島ヴォルティス×ヴィッセル神戸鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム3月6日(土)サガン鳥栖×浦和レッズ駅前不動産スタジアム3月7日(日)横浜F・マリノス×サンフレッチェ広島日産スタジアム(写真左より)喜田拓也(横浜F・マリノス)、大島僚太(川崎フロンターレ)(c)J.LEAGUE今季のJリーグは昨年の王者・川崎Fと一昨年の覇者・横浜FMによる『フライデーナイトJリーグ』で幕を開ける。1月12日のメディアブリーフィングで村井満チェアマンは「土日に観戦ができない人にサッカーをお届けするのに『フライデーナイト』というのは貴重な機会。昨年は平日と週末のスケジュールがほぼ埋まっていたため、金曜日に開催ができなかったが、今シーズンはその可能性も許容できる。フライデーナイトで安全な環境で楽しんでもらいたい」とファン・サポーターへ向けて語った。神奈川ダービーだけではない。札幌×横浜FCでのカズと小野伸二の再会や神戸×G大阪の関西ダービー、浦和×FC東京、福岡×名古屋と大分×徳島の昇格組の一戦などなど、開幕戦の見どころは尽きないが、ここで今季のレギュレーションを確認したい。アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)(c)J.LEAGUE今季は20チームによるホーム&アウェイのリーグ戦で順位を争いJ1の下位4チームが自動降格し、J2の上位2チームが自動昇格するサバイバルとなる。試合開催可否の基準は昨季より1人少ない13人登録、13人揃わなければ責を負うチームが代替日を探さなくてはならない。代替日を決められなかった場合は「みなし開催」とし、0-3の敗戦となることが昨年末のJリーグ理事会で決まった。1月12日のJリーグ実行委員会では、昨季のコロナ禍での特別ルールの継続にも言及。昨季に続き、「交代枠5人」と「飲水タイム」を継続する方向で話し合われた。原博実専務理事は「交代枠5人」について「監督が思い切った采配ができ、若い選手の出場時間が多くなったデータもある。多くのクラブから継続の希望が上がった」として、「飲水タイム」については「飲水タイムがあればお客さんもトイレに行ける。リスクを下げるためには『継続した方がいいのではないか』と提案した」とメリットを口にした。「交代枠5人」がもたらすメリットは若手の出場機会の増加だけではなく、選手の疲労軽減や故障リスク減少、さらに総ゴール数が『2019明治安田J1』が797得点だったのに対し、『2020明治安田J1』は866得点に伸びたことも挙げられる。「交代枠5人」と「飲水タイム」の継続は次回の実行委員会で正式に決定する運びとなった。埼玉スタジアム2002(c)J.LEAGUEまた、この日にはNPB、専門家チームとの『第23回新型コロナウイルス対策連絡会議』もウェブ会議システムで行われた。2021年最初の会議では、『ルヴァンカップ』決勝で実施された感染予防の調査データが共有されるとともに、Jリーグ、プロ野球のキャンプでの感染予防対策が話し合われた。専門家チームの3人は以下のようにコメントした。「今一番大切なことは各地域がどのような状況にあるかをしっかり確認し、キャンプを張れるかどうかを理解すること。受け入れ側が『難しい』と言うのであれば、それは避けるべき」(東北医科薬科大学・賀来満夫教授)「キャンプ地は宮崎、沖縄が多いが、どこで開催するにしても、地元の理解がないといけない。大きな問題は地元の医療がひっ迫している地域があること。医療体制をひっ迫させないためにどうすればいいかが今回の議論の中心になった」(愛知医科大学・三鴨廣繁教授)「沖縄や宮崎がウェルカムでなければ実現は難しい。ただ、まだ時間が少しあるので感染を下火にさせて、できるだけ予定通りできる方向を探っていくのが大事」(東邦大学・舘田一博教授)昨季2週間に一度行ってきたPCR検査の頻度をキャンプ中は増やしていくことや無観客を含めたキャンプ見学のファンへの対応なども議論された。村井チェアマンは「行政、知事からの中止要請があれば、リーグが判断することもあるが、現状ではキャンプが行われる前提で万全の対応をしていく。全クラブがPCRを実施してからキャンプ地に入るのを前提としている。ウイルスを持ち込まないのは当然の話。ファンには申し訳ないが、現地でのファンサービスは、今回は一切できないと考えている。無観客かどうかは協議が必要だが、まずは感染防止第一でしっかりキャンプを行いたい」と現時点で方針を明かした。村井チェアマンが覚悟している通り、今季も困難なシーズンとなるだろう。それでもJリーグは昨季の知見と経験、新たなエビデンスをもとに難しい舵取りを担っていく。村井満チェアマン(c)J.LEAGUE1月4日・国立競技場でFC東京の2009年以来となる3度目の優勝を見届けた村井チェアマンは、次のようにコメントを寄せた。「2021年も引き続き困難な状況は続くことでしょう。それでも私たちは歩みを止めず、国民の皆さまの健康を第一にしながらも、スポーツの持つ可能性を信じ、サッカーを届け続けます」と。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年01月14日いよいよ、『2020明治安田生命J1リーグ』が最終節を迎えようとしている。今週末、コロナ禍の特別なシーズンが終わろうとしているのだ。シャーレの行方は決している。ご存じのように11月25日、すでに川崎フロンターレがJ1史上最速優勝を決めている。『天皇杯』出場権を手にする2位も12月16日にガンバ大阪で確定した。新型コロナウイルスによって公平性が担保できないため、J2降格はない。ヒリヒリした緊張感がスタジアムを包むJ1残留の崖っぷちの戦いはない。言わば今季の『明治安田J1』最終戦は無風である。上田綺世(鹿島アントラーズ)(c)J.LEAGUE無風だが、12月19日(土)の話題は尽きない。勝点60の3位・名古屋グランパスは8位に位置するサンフレッチェ広島と豊田スタジアムで対峙し、勝点58の5位・鹿島アントラーズは勝点59の4位・セレッソ大阪を茨城県立カシマサッカースタジアムで迎え撃つ。『ACL 2021』の出場枠は3位まで。順当に川崎F、G大阪の『天皇杯』優勝、逆にJ1相当ではないクラブがジャイアントキリングを起こせば、アジアへの道は4位まで広がる。名古屋とC大阪か、名古屋と鹿島か、はたまた『明治安田J1』3位と『明治安田J2』優勝か。答えは早くて12月27日(日)、遅くとも元日に出る。味の素スタジアムでは『ACL 2020』ラウンド16のFC東京とベスト4のヴィッセル神戸が激突し、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜FCと横浜F・マリノスの横浜ダービーが実現する。ダービーと言えば、駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖×大分トリニータの九州ダービーがキックオフ。西澤健太(清水エスパルス)(c)J.LEAGUEJ2降格がないとは言え、17位、ましてや最下位に沈むのはご免である。ユアテックスタジアム仙台で勝点27の16位・ベガルタ仙台と勝点26の17位・湘南ベルマーレが直接対決、勝点25の18位・清水エスパルスは『天皇杯』を睨むG大阪の本拠地パナソニック スタジアム 吹田へ乗り込む。埼玉スタジアム2002で顔を合わせる浦和レッズと北海道コンサドーレ札幌もシーズン最後の戦いを白星で締め括ろうとしている。そして、三協フロンテア柏スタジアムで行われる柏レイソル×川崎フロンターレである。川崎Fがどこまで記録を伸ばすのかに注目される。G大阪を5-0で粉砕し、2年ぶり3度目の『明治安田J1』制覇を果たした川崎Fだが、第31節は清水に2-2、第32節も鳥栖に1-1と下位を相手に足踏みを余儀なくされた。だが、このままズルズルと後退しないのは、さすがチャンピオン。12月16日・等々力陸上競技場でのホーム最終戦で本来の姿を取り戻した。興梠慎三(浦和レッズ)(c)J.LEAGUE11分にPKを興梠慎三に決められ浦和レッズに先制を許すも、試合は完全な川崎Fペース。ボールを握り、隙を伺い、ゴールに迫る。相手ボールになってもすぐさま奪い返し、攻撃を作り直す。決定機も次々と生まれる。31分にMF中村憲剛のコーナーキック(CK)をCBジェジエウがヘッドで叩き込むもポストに嫌われ、43分にはウイング三苫薫のシュートをGK西川周作がはじき、FW小林悠が詰め同点と思われたが、エースのシュートは倒れ込んだCB岩波拓也に当たってしまう。前半45分で川崎Fのシュートは打ちも打ったり14本、対する浦和はPKの1本のみ。川崎Fはゲームを支配しながら0-1で折り返した。守田英正(川崎フロンターレ)(c)J.LEAGUE後半に入っても攻める川崎F、耐える浦和の構図は変わらない。そんな中、ついに川崎Fが追い付く。53分、アンカーの守田英正が見事にコントロールされたミドルシュート一閃。中村憲剛(川崎フロンターレ)(c)J.LEAGUE王者はここから一気に畳み掛ける。前節、決定機でヘディングシュートを外し悔しい思いをした三笘が59分、右SB山根視来のクロスをきっちり頭で合わせて逆転。61分には流れるようなパスワークから中村のノールッククロスに小林が反応、走り込みながら右ボレーをズバリ。試合後、鬼木達監督が「分かり合っているふたりでしかなかなかできない得点。長年やっている研ぎ澄まされた部分が出た。クロスを上げた憲剛もそうだし、あそこのタイミングで入っていった悠もそう。試合の中で互いに感じてやれたのは素晴らしいこと」と絶賛する一撃だった。三笘薫(川崎フロンターレ)(c)J.LEAGUEベテランだけではない。若きスコアラーたちのコメントも、今季の川崎Fの強さを雄弁に語っていた。3年目にしてうれしいプロ初ゴールを決めた守田が「ずっと取りたかったけど、なかなか取れないで来てしまった。やっと数字でチームに貢献できた」と安堵の表情を見せれば、J1新人最多得点記録に並ぶ13ゴールをマークした三笘も「前戦(のヘディングシュート)では上へ行ってしまったので、当てるところを気を付けた」と前戦の反省を口にした。これまでチームになくてはならない活躍をしているふたりであっても、活躍し続けなければポジションを奪われる危機感を抱えているのだ。だからこそ、川崎Fは最多25勝を挙げ、最多勝点80をマークし、最多85ゴールを叩き出してなお、上を目指すのだ。最多記録を更新した直後の指揮官は「優勝したあとに記録を作ろうと選手に言ってきた中、超えられてよかった。選手たちがもう一度記録というものにチャレンジしてくれたことをうれしく思う。ただ、まだもう1試合あるので、もっといい記録を作りたい」とキッパリ。もちろん、ホームの柏も勝点3を譲るつもりはさらさらない。27ゴールと得点ランキングを独走するオルンガがチームを勝利へ導くシュートを虎視眈々と狙う。1月4日(火)には国立競技場での『JリーグYBCルヴァンカップ』決勝が控える。FC東京との決勝を前に、王者相手であっても下手な試合はできない。7月4日、無観客で再開した2020明治安田生命J1リーグ(c)J.LEAGUEコロナ禍の特別なシーズンは、サッカーに関わる全ての人々の尽力なくして、この週末を迎えられなかったのではないだろうか。選手・監督・コーチとその家族はもちろん、Jリーグやクラブ、レフェリーやスタジアム関係者、ファン・サポーターにボランティア、スポンサー、マスコミ、ホームタウンの地方自治体とその住民などなど、それぞれが試行錯誤に紆余曲折、トライ&エラーを繰り返しながらも、初めて尽くしの特別なシーズンを完走しようとしているのだ。言わば、サッカー界の勝利である。12月19日(土)はそれぞれが勝利の味を噛み締めつつ、『明治安田J1リーグ』を見届けてはいかがだろうか?文:碧山緒里摩(ぴあ)チケット情報
2020年12月18日サカイクには、読者のみなさんからの声がたくさんの寄せられます。その中で多かったのが「Jクラブのセレクションについて知りたい!」というもの。いろんなチームでセレクションやスカウト活動がありますが、実際Jリーグの育成組織ではどんなポイントに注目しているのか気になる方は多いようです。そこで今回は川崎フロンターレのアカデミースカウト担当の大田和直哉さんに協力していただき、フロンターレのセレクション事情について伺いました。前編では、コロナの影響で始まった、オンラインスカウト『F活』や、セレクションでの評価ポイントなどをお伝えします。(取材・文:鈴木智之)日本独自の制度「トレセン」の意義とは(写真は少年サッカーのイメージ)■リモートスカウト活動「F活」とは――大田和さんの肩書は「アカデミー スカウト担当」とありますが、普段はどのような活動をしているのでしょうか?川崎フロンターレアカデミーのスカウト担当として、Jrユースに入る選手、ユースに入る選手に対するスカウト活動をしています。小学6年生と中学3年生をターゲットとしていますが、小学生は2年生から、中学生は1年生の大会から視察に行っています。クラブには、アカデミー担当のスカウトが私ひとりしかいないので、コロナの前は、土日は一日3、4会場回って、試合を見ていました。――コロナで選手を見る機会が減ってきていることもあり、『F活』というリモートスカウト活動を始めたそうですね。はい。今年の6月末から、『F活』というリモートスカウトをしています。企画当初、8月末までは小学5年生を対象にしていたのですが、9月中旬から小学4年生、5年生に広げています。内容としては、最大5分の自己紹介を含めた、自由な動画と、編集していない試合の動画を送ってもらっています。――『F活』で対象としているのは、現小学4、5年生なので、2022年にJrユースに入る選手ですね。はい。2021年に入学する選手(現小学校6年生)のスカウトとセレクションは、9月に実施しましたので、その次の学年の選手を対象にしています。――『F活』の応募条件に「エリートクラスに通うことができる範囲に住んでいること」とありますが、遠方から通っている子は、どのあたりから来ているのでしょうか?クラブとして1番は川崎市の選手がたくさん来てくれる事を願っていますが、実際には神奈川県内各地や東京の多摩川沿いの地域の選手も多く在籍していて、アカデミーの選手では千葉や埼玉から通っている子もいます。川崎は交通の便が良いので、遠方からも通いやすいと思います。――フロンターレのトップチームは、2017、18シーズンを連覇していますし、アカデミーからトップに昇格して活躍する選手も増えてきているので、子どもたちからの反応も良いのではないですか?トップチームは素晴らしいサッカーをしていて、スカウト活動に行くと、たくさんの指導者様にそう言ってもらえます。ですが、アカデミー組織を見ると、FC東京さんや(横浜F・)マリノスさんは、ユース年代でプレミアリーグに所属しています。我々はひとつ下のプリンスリーグなので、追いつき、追い越せを目標に活動しています。――フロンターレジュニアには、U-10とU-12のカテゴリーがあります。U-10に入るのにも、セレクションがありますよね。はい。U-10は小学4年生を中心に、3年生も数名いるので、セレクション自体はU-8、U-9の子が受けるもので、毎年9月中旬に行われます。6年生が受ける、Jrユース(U-13)のセレクションは、夏休み明けの9月初旬から始まります。セレクションは1次、2次とあり、それ以降は3次や練習参加といった形になります。――何人ぐらい受けに来るのですが?U-10の場合、今年は2日間、3部に分けて行ったのですが、1回60人なので、全部で180人ほどになります。その中で合格するのは、学年によって違うのですが、1学年10人程度で運営しているので、3年生の場合、現U-10カテゴリーに3年生が4人いるので、セレクションで合格する子は4~6名程になります。■U-10とU-12では評価ポイントが変わる!?――セレクションでは、どのようなことをするのですか?走力テスト(30m走)をして、一次セレクションはミニゲーム。二次セレクションから8人制に近づいていきます。一次セレクションは参加者が多いので、見逃しがないように、アカデミースタッフだけではなく、スクールコーチの力を借り多くのスタッフでチェックをしています。――評価ポイントはどこでしょうか?U-10に関しては、抽象的になってしまうのですが「何かを持っている選手」です。それが技術、スピード、身体的な特徴、声を出して指示が出せる(リーダーシップ)など、こうでなければいけないと型にはめるのではなく、その選手を見ていて「この部分がいいな」と感じるものがあるかどうかですね。――U-12になると、評価のポイントが変わってくるのですか?フロンターレではジュニアやエリートクラスなどの内部選手を1番に考えているので、Jrユースに向けて、足りないポジション、強化したいポジションの選手を選ぶこともあります。また、Jrユースは11人制になるので、身体能力の高さなどもチェックしています。――U-12は何人所属しているのですか?今年の6年生は16人います。その中からU-13に上がるのは16人中10人、昨年は13人中12人、上がりました。この数字からもジュニアで預かった選手を大事に育成し、上のカテゴリーにつなげる指導が出来ていると思っています。エリートクラスにも選手がたくさんいるので、そこからU-13に入る子もいますし、スカウトで入る子もいます。――12歳の時点で、将来を見極めるのは非常に難しいですよね。うちのクラブでJrユースに上がれなかった子が、別のJクラブに行って、1学年上のカテゴリーで試合に出て、活躍したケースもあります。Jrユースからユースに上がれなかったけど、高校サッカー選手権で活躍した、浅倉廉(静岡学園→拓殖大学)のような選手もいます。横浜FCさんでプロになった安永玲央は、フロンターレのJrユースからユースに上がれず、横浜FCユースに入ってプロになりました。セレクションでは全てを見ることが出来ないので非常に難しい決断をしなくてはいけません。先に述べたように選手の成長時期は人それぞれで、セレクションで合格しなかったり昇格できなかった選手が活躍している例もたくさんあります。「セレクションに落ちた=サッカー選手になれない」と思うような認識にならないで欲しいです。■昇格できなかった子たちの「その後」も追っている――ジュニアからJrユース、Jrユースからユースと、上のカテゴリーに昇格できなかった選手を継続してチェックしているのですか?はい。チェックしています。これまではいませんが、ジュニアからJrユースに昇格できなかった選手が他のクラブに行って、ユースに上がるときに戻ってくるケースも考えられます。ただし、Jクラブに行きたい子が多いので、別のJクラブのJrユースに入ると、そこからうちのユースに戻ってくるのは現実的ではないのですが......。最近はジュニアからJrユースに上がれなかった子に、近隣の街クラブを紹介して、そこで成長して、ユースの段階でフロンターレに戻ってくればいいなという考えも持っています。エリートクラスに入っている子でも、Jrユースに入れない場合もあるので、進路先をサポートしてあげて、Jrユースは街クラブでプレーして、ユースからうちに来るという流れも少しずつでき始めています。――リソース的にすべてを自分のクラブで賄うのではなく、近隣に良い育成をするクラブがあれば、そこと協力しながら選手を育てるのは、理にかなっていますね。中学生年代で試合に出ることはすごく大切です。親御さんが、お子さんをJクラブに入れたい気持ちもわかりますが、僕としては、その子がチームの中心としてプレーできる環境にいた方が、今後の成長につながると思っているので、クラブとしてもそのような取り組みをしていますし、より多くの選手を育成できる方法を検討しております。大田和直哉(おおたわ・なおや)神奈川県出身。少年時代には川崎フロンターレ U-15に所属。2008年から2016年まで川崎フロンターレスクール・普及コーチを務め、2009年には3種神奈川県トレセン川崎北地区コーチも兼務。2017年広州富力足球倶楽部U-10監督に就任。2018年からアカデミー部門のスカウト兼コーチを務めている。所有ライセンス:日本サッカー協会公認B級ライセンス
2020年10月19日9月11日、テレビ朝日はサッカー番組『やべっちFC』が9月27日の放送をもって終了することを発表した。『やべっちFC』は日韓ワールドカップ開幕約2カ月前の2002年4月にスタート。18年半の歴史に幕を閉じることとなる。各メディアの報道によると、同局の榊原誠志総合編成部長は同番組の終了理由を「総合的な判断により」と説明。MCの矢部浩之(48)へは「テレビ朝日を代表するサッカー番組として日本代表戦をはじめ、Jリーグ、海外サッカー、女子サッカーと多岐にわたって伝えていただき、心から感謝しております」と労いの言葉を贈っていた。Jリーグや海外リーグのダイジェストをはじめ、サッカー選手本人ならではの詳しいプレー解説や選手同士のトークコーナーが、「普段みられない姿が見られる!」とサッカーファンから好評だった本番組。サッカー選手からの支持も厚く、8月30日の放送では元日本代表でもあった内田篤人(32)が『やべっちFC』のサッカー界に対する貢献の大きさをこう語っていた。「(やべっちFCは)サッカー界を本当に盛り上げてくれているんで。サッカー番組がサッカーの人気とか日本のレベルをね。高くしてくれたり維持してくれたりしているっていうのはたぶんテレビ局の人よりもJリーガーの方が感じていることなんじゃないかなと思っています」そんな矢先の放送終了だけに、Twitterでは悲鳴をあげるファンが。《えっ…やべっちFC終わるの?ガチ?ずっと見てたのに…終わっちゃうのか…》《これは日本サッカー界の損失だよ》《残念過ぎる…試合だけやなく、選手の素顔も伝えてくれる、素晴らしい番組でした。ありがとう!!》現役のサッカー選手からも次々と惜別の声が届いた。番組にもたびたび出演した浦和レッズの槙野智章選手(33)はTwitterでこう綴った。《寂しいなぁ…でも感謝しかない!この番組を見てサッカー選手になりたいと思った。この番組に出たいと思って頑張った!この番組のお陰で成長できた!本当にありがとうございました》2011年の女子W杯優勝メンバーでもある川澄奈穂美選手(34)も《まだ矢部さんに焼肉奢ってもらってないです、、、番組終了寂しい》と、惜しんでいた。9月27日の最終回を多くのファンが感謝とともに見守ることだろう。
2020年09月15日日本の選手は指導者のいう事を素直に「ハイ」と聞く子が多いと言われますが、試合では常に指示を待って動くわけにはいきません。試合中自分で判断して動けるようになるには何が大事なのか。サンフレッチェ広島ユースで長年指導にあたり槙野智章選手や柏木陽介選手(ともに浦和)ら日本代表選手を育て、U-15/U-16日本代表コーチを経て、2015年からはU-17日本代表指揮官として久保建英選手らを見てきた森山佳郎監督に、思考力や決断力、自己判断力を養うことの重要性についてお伺いしました。(取材・文:元川悦子)取材当日練習に参加していた昌平高校の選手たち■試合では決断の連続だから自己判断力を養うことが大事新型コロナウイルスの感染拡大で、日本代表活動が休止状態になってしまいましたが、7月から年代別代表強化が再スタートしました。U‐16日本代表は7・8月に1回ずつ千葉・幕張のJFA夢フィールドで合宿を実施。9月は静岡で行われる「2020SBSカップ・ドリームサッカー」に参戦する予定になっています。「2004年以降生まれの今のU‐16代表はまだ核になる選手がいないんです。加えてこのコロナ禍で試合に出始めた選手の発掘ができていない。通常の年だと3月や8月はフェスティバルがあったりして、高校1年生を中心に新戦力が出てくるんですけど、今年はそのほとんどが中止になってしまって見つけられていない。海外で強烈な経験をさせる機会も作れませんし、なかなか厳しいですね。それでも選手には45分のミーティング映像4本を配信して見てもらったり、テクニカル面やフィジカル面強化のための発信をしたりしていました。こういう時は自分で考えて行動する力をつける大きなチャンス。日本の選手は指導者の言うことを素直に『ハイ』と聞く子が多いですけど、実際の試合では決断の連続。大人になって生きていくうえでもそうです。思考力や決断力、自己判断力を養うことの重要性に気付いて、やってくれる選手が増えてくれたらいいと思っています」と話すのは森山佳郎監督。サンフレッチェ広島ユースを長年率いて槙野智章選手や柏木陽介選手(ともに浦和)ら日本代表選手を育て、2015年からはU‐17日本代表指揮官に転身し、今は3世代目に突入しています。■久保建英の注目度が高かったことで反骨精神が養われた過去2世代には、2000‐2001年生まれの菅原由勢選手(AZアルクマール/オランダ)や中村敬斗選手(シントトロイデン/ベルギー)、久保建英選手(ビジャレアル/スペイン)ら2017年U‐17ワールドカップ参戦組、2002‐2003年生まれの西川潤選手(C大阪)、若月大和選手(シオン/スイス)、中野伸哉選手(サガン鳥栖)ら2019年U‐17ワールドカップ参戦組がいて、メンタル的に成熟している選手が少なくなかったようです。「2000年世代は自己主張する子が異常に多かったんです。由勢、敬斗、建英だけじゃなく、瀬古歩夢(C大阪)や鈴木冬一(湘南)らも要求が凄かったですね。彼らにとってプラスだったのは、久保の注目度が高かったことで競争心と反骨精神が養われた点。『1学年下の建英ばっかり』という悔しさが募って、『絶対に負けないぞ』というギラギラ、メラメラした感情がつねに感じられました。ハーフタイムに戻ってきてケンカになることもあった。僕が『静かにしろ。落ち着け』と諭したくらい。選手ミーティングを30~40分もやっていて、僕が呼びに行っても『選手だけで話し合ってるから来ないでください』と言われたこともありました(苦笑)。2000年世代はそれに比べると大人しかったですけど、世界大会直前に入ってきた若月や藤田譲瑠チマ(東京V)など自分の意見を持っている選手が入ってきて引っ張ってくれたので、すごくいいグループになりました。最近も西川がJ初ゴールを決め、唐山翔自(G大阪)や田中聡(湘南)や成岡輝瑠(清水)も試合に出始めるなど、お互いに刺激を与えあっています。特に大きいのは16歳の中野伸哉がJリーグに出場したこと。彼は今の2004年の選手と1つしか変わらない。小学校高学年や中学生から見てもほんの少し上です。そういう意味でもインパクトが大きいと思います」■久保建英が他の選手と大きく違った点このように森山監督の教え子からは10代のうちからプロデビューする選手が次々と出ています。その筆頭が久保建英選手ではないでしょうか。バルセロナのカンテラで育ち、14~18歳までFC東京で過ごした彼の成長率の高さは目を引くものがあります。「彼の強みはつねに物怖じせず、つねに自己主張するところ。2015年4月のU‐15代表の立ち上げだったインドネシア合宿の時から先輩を差し置いてFKを蹴ってましたからね。本人に聞いたら『バルサでは3~4人集まってきて<俺だ俺だ>と奪い合うのが普通』と言っていました。槙野などもブレないメンタルを持った選手でしたけど、14歳くらいで初めてきた代表の遠征でそこまで自信を持って主張できる子は見たことはないです。バルサで少年時代を過ごしたことも追い風でしょうけど、彼はもともとそれだけの自己判断力や決断力、責任感がある人間に育ってきていた。そこは改めて強調しておきたいですね」久保選手のように自らアクションを起こせる人間になるには、ある物事に対して自分なりにどうすべきかを考える作業を繰り返すことが大切です。指導者や保護者などの意見を聞くことも大切ですが、それだけでは「言われた通りにしておこう」と受け身になりがち。コロナ感染拡大でこれまで通りの活動ができなくなった今こそ、何事にも自立心を持って自発的に取り組む重要性を子どもたちに再認識してもらうこと。そう仕向けるべきだと森山監督は考えます。■ミスをした時他責にするか、自己反省するかでその後の成果が変わる「実を言うと、僕は中学校1年生の時にバスケットボール部に入ってしまい、1年間サッカーができなかったんです。サッカーから離れてみて『自分はこんなに好きだったのか』と痛感した。その気持ちが40年経った今も続いていますし、それ以来一度もサッカーをやめようと思ったことはありません。仲間と汗を流せる幸せに気づいたことは本当に大きなプラスになっています。今回のコロナ禍にそんな気持ちを強めた育成年代の選手も多かったと思います。それを大事にしてほしいんです。僕は代表活動を始めるに当たって、『意識を変える』『取り組む姿勢を変える』の2つを必ず選手に伝えるんですが、世界を目指そうと思うなら普段の生活を変えないといけない。日常の生活習慣から食事や休息、練習の準備やフィードバックなど全てです。ピッチ上でも何かミスした時に人のせいにするのと、自分に問題があると受け止め、改善していくための策を考え積極的にチャレンジしていくのでは、その後の成果は大きく違ってきます。僕はチャレンジするミスは大歓迎。今年の困難をそうやって自分を変える好機にしてほしいと願っています」ここでアクションを起こすか起こさないか。自分が大きな岐路に立っていることを多くの子どもたちに気づいてほしいものです。森山佳郎(もりやま・よしろう)筑波大学卒業後、マツダに入社しマツダサッカークラブ(現サンフレッチェ広島)に入団。横浜フリューゲルス、ジュビロ磐田、ベルマーレ平塚でプレーした後引退。引退後はサンフレッチェ広島ユースのコーチに就任。広島ユース監督を退任後、U-15/U-16日本代表コーチを経て、2015年にU-15日本代表監督に就任。現在はU-16日本代表監督を務める。広島ユースを高円宮杯4度優勝に導くなど強豪チームに成長させ、トップチームで活躍し日本代表に選ばれる選手を育て上げるなど、高校年代の指導者として高い評価を得ている。
2020年09月14日ヒュンメル(hummel)は、J3の福島ユナイテッドFCとともに、福島の名産品の一つである“お米”をモチーフにした4thユニフォームを発表。8月29日正午より、福島ユナイテッドFCオフィシャル通販サイトで発売中だ。2011年3月11日に発生した東日本大震災・福島第一原発事故に伴う、福島県産品への風評の払しょくに繋げようという想いから、秋季限定でチームが着用するお米ユニフォームを企画。実は今回のお米ユニフォーム以前にも、2017年より、“桃ユニフォーム”を発表してきた福島ユナイテッドFCとヒュンメル。今年は、実りの秋にも何かできる企画はないかと考え、福島ユナイテッドFC農業部で、2018年より取り組むお米をモチーフにした“米ユニフォーム”を制作した。全国に誇るふくしまのお米をPR 福島県は、コシヒカリや天のつぶ、ひとめぼれ、里山のつぶなどを栽培し、生産量は36.8万トンで全国6位(公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構)。日本穀物検定協会による令和元年産米食味ランキングでは、福島県産米4銘柄が最高位を獲得し、3年連続獲得数日本一になるほど、美味しさでも定評がある。J3リーグ公式戦にて、この“米ユニフォーム”を着用し、福島が全国に誇る「ふくしまの米」を広くPRしていく。ユニフォームは、イエローをベースカラーに、稲刈りの時期に福島の田園地帯に広がる美しい黄金色をボディとシェブロンラインに採用。たわわに実る稲穂のイラストを入れ、収穫を迎えられた喜びと感謝の気持ちを表したデザインに。橋本拓門選手は、「初めてお米のユニフォームを着用できるということで、今からとてもワクワクしています。桃ユニと同様、米ユニを着用できる機会を作ってくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。また、実際に農業をして、農家の皆様の苦労や大変さが身に染みて分かります。僕たち選手にできることは、この米ユニを着て、福島の農業やお米の魅力を少しでも伝えることです。全力で勝利を目指し、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います」と、新ユニフォームを着用への決意を語る。ふくしまの米ユニフォームは、お米の収穫時期に合わせて秋から着用予定。着用試合日については、後日発表となる。なお、同ユニフォームの取り扱いは、福島ユナイテッドFC公式オンラインショップにて。5サイズ展開、合計60着限定での販売となる。【販売概要】ヒュンメル×福島ユナイテッドFC「米ユニフォーム」サイズ:M、L、O、XO、XO2価格:各 税込 1万2,100円(背番号は+税込 1,380円)URL:(福島ユナイテッドFC農業部 公式オンラインショップ) (福島ユナイテッドFCオフィシャル通販サイト)>>その他のヒュンメルの記事はこちらから
2020年08月31日編集部:学研キッズネット編集部株式会社こうゆうが運営する花まる学習会と進学塾部門スクールFCは、新型コロナウイルス感染拡大によって休校や自宅待機を余儀なくされる現状の中、子どもたちが、一日も早く“安全”に、そして“楽しく”学習できることを目指し、会員向けオンライン授業の提供を本格的に開始したことを発表しました。オンライン授業本格化の背景昨今の状勢を受け、株式会社こうゆうは「まずは子どもたちと保護者の皆さまに“安心”をお届けする」ことを最優先に、2020年4月13日よりオンライン授業を推進してきました。オンライン授業の最も大きな特長は、動画配信だけにとどまらず、オンライン上で子どもたちと向き合い、一人ひとりの顔を見ながら授業を進める『双方向のライブ形式』をとっていることです。これは、花まる学習会だけでなく、スクールFCにおいても同様です。スクールFCでは、3月上旬から「ZOOM自学室」というオンライン自習室を実施。この実施における試行錯誤と積み上げてきた経験値があったからこそ、いち早く全社をあげたオンライン授業化に踏み切ることができました。新型コロナウイルスによる自粛によって、今まさに、教育の在り方自体が大きな変革を求められています。開始から約半月、オンラインで授業を行うことで得た大きな気づきは、動画配信であっても、動画を観た後に子どもたちが自ら勉強したくなる、子どもたちの行動が変わるような工夫を凝らした授業内容であること、そして、画面越しであっても教える側の子どもに対する愛情が伝わるような、双方向のコミュニケーションを持つことが必須だということです。まずは既存会員の皆さまに向けたサービスの充実、そして新規入会希望者に向けた対応を順次推進していく予定です。これからの花まる学習会、スクールFCの取り組みにどうぞご期待ください。※現在、新規の申し込みはお受付けしておりませんが、下記にて「新規申し込み受付開始」の通知を希望される方への登録フォームをご用意しております。▼花まる学習会|体験授業再開通知登録▼スクールFC|体験授業申込(受付中)花まるオンラインについて「花まるオンライン」は、従来の授業カリキュラムを進める週5日の動画配信(まいにち花まる)と、これまで通塾していた曜日に教室長と子どもたちがオンラインでコミュニケーションを図る時間(花まるスタディ―ルーム)の2本立てで授業を提供しています。1.「まいにち花まる」休校期間中も学習習慣を維持できるよう、週1回行っていた従来の授業を5日にわけて行います。ライフスタイルに応じて好きな時間帯に動画を視聴することで、学習面・生活面のペースメーカーの役割を担いながら、学習の積み重ねを図ります。<授業内容>●年中コース音読、言葉、数理、運筆、立体図形、思考実験●年長コース音読、言葉、文字、数理、運筆、思考力、迷路、立体図形、平面図形、思考実験●低学年コース四字熟語、古文の素読、立体図形、平面図形、発想力教材、精読力教材、転写教材・計算の反復練習・思考力教材●高学年コース計算の反復練習・算数・国語・思考力教材算数と国語については、別途、それぞれ学年ごとの動画を視聴2.「花まるスタディルーム(花スタ)」花スタは、Zoomを使ったライブ配信で、これまで通塾していた曜日に、教室のクラスごとに開催しています(年中・年長・低学年・高学年)。教室で行っていた授業のテンポ感と楽しさをそのままに、“子どもたちと講師が顔を合わせ、コミュニケーションを図りながら学びを深める”場です。講師は、オンライン上でも子どもたちの意欲・主体性を引き出し、子どもたちは安心感のなかで学びを楽しめる花まるらしい空間を大切にしています。その他の特長としては、花スタの授業後に、毎回保護者の方に学習意図をお伝えしている点です。オンライン授業というと、どうしても「子どもには難しい」「インターネット越しでは…」というイメージを持たれる保護者の方もいらっしゃいますが、オンラインでの時間がご家庭でのアナログな取り組みにつながるような仕組みを取り入れています。子どもたちにはオンラインでの学びを楽しみ、つながりを実感できる空間を、そして保護者の方には“安心”をお届けしています。■ 花まるオンライン<保護者の皆さまの感想>本取り組みに対して保護者の皆さまから多くの声をお寄せいただきましたので、代表的なもの一部抜粋して掲載させていただきます。●花スタやまいにち花まるのおかげで休校中も学習習慣を保てており、保護者として大変嬉しく思います。(1年生保護者)●幼稚園の習い事はお休みのところばかり、オンラインで学びの機会を絶やさずにしてくださる花まるグループ、本当にさすがだと思いますし、有り難いです。(年中保護者)●オンラインの学習が始まり、最初は恥ずかしそうに小声で復唱していたのですが、今では元気な声を出して楽しそうに学習しています。私も先生たちの元気な姿からパワーをもらっています。ありがとうございます!子どもも私もこれからも楽しみにしています。(1年生保護者)●今年7月に転勤の予定が、コロナの影響で本当に転勤するのか、家族がついていくのかも未定ですが、いずれにしても、まい花・花スタともに、今後地方に住んでいる人向けにもやってほしいです。(2・4年生保護者)オンラインFCについて花まるグループの進学塾部門「スクールFC」では、子どもたちに“机に向かう時間”としてのオンライン授業と、“外の世界とつながる時間”としてオンライン自学室を提供しています。これにより子どもたちは、授業がある日だけでなく、授業の無い日にも決まった時間にオンライン上で集まって仲間とともに学習をすることができます。 「オンラインFC」は、オンライン上であっても楽しく、そして安心して学びを継続していくために、各教科の動画視聴を含むオンライン授業と、自分でPDCAをまわしながら学びを深めるオンライン自学室という二つの枠組みを提供しています。1.オンライン授業以下の構成で、各コース・各クラス毎に通常の曜日・時間帯に合わせて開校しています。■ホームルーム学年・コース毎にコミュニケーションをとる時間。先生や仲間と顔を合わせて挨拶し、アイスブレイクなどを通して学習への前向きな気持ちを整えていきます。■学習タイム担当講師の見守りのもと、学習メニュー表に沿って授業を進める時間。担当講師とサポートスタッフが連携して全体に対しての指示出しや説明をおこない、分からないところの質問に答えながら子どもたちの学習を見守ります。■終わりの会その日に多かった質問などを取り上げて全体で学習内容を補足したり、各自の進捗を確認したりする、次回の授業に向けた備えとコミュニケーションの時間。2.オンライン自学室学校がなくても生活のリズムや学習習慣を維持するために、「オンライン授業」が無い日にも任意で参加できる「オンライン自学室」を開設しています。ここでは従来の自学室と同様、「その日に取り組む課題」を子どもたちが自分で決め、自学に取り組む中で、分からない問題や質問したい事項があれば、担当講師に質問することができます。休校期間中、時間はあるけれどもなかなか机に向かう習慣が定着しないという子も、オンライン上でつながることで、授業のない日も仲間とともに自学を進めることができます。■ オンラインFC(体験授業受付共通URL)<保護者の皆さまの感想>●楽しんでやっています。画面越しですが、友達と会えることも嬉しいようです。●自宅での授業は安全なので安心できます。オンライン授業や自学室を開催してもらい感謝しています。リズムをつかめたようで、自分で時間を決めて自学をするようなりました。●保護者も見られるので、いつも塾でどういう風に授業を受けているのか分かりました。●家ではダラダラしている姿しか見ていなかったけれど、授業となるとこんなに集中できるのだという一面を見られて良かったです。<子どもたちの感想>●友達の顔が見られて嬉しい。●オンラインでも、いつもの授業と分かりやすさは変わらないと思う。●授業が終わってすぐに食事ができたり、お風呂に入れたりできて嬉しい。●一人でやるより、先生の顔を見ながらの方が集中できた。●いつもより気軽に質問できるし、動画を何度も観られて分かりやすい。【株式会社こうゆうについて】「数理的思考力=算数脳」「読書と作文を中心とした国語力」「野外体験」を三本柱として、幼児の本質を見据えた指導を行う学習塾 花まる学習会、そして進学塾部門であるスクールFCを運営。目先の学力にとらわれない、その子が将来大人になったときに社会を生き抜く力をつけ、「あと伸び」するための学習の土台作りを重視。子どもたちが本当に幸せになるために、子どもたちを「メシが食える大人」そして「魅力的な人」に育てることを教育理念としている。代表:高濱 正伸所在地:埼玉県さいたま市浦和区常盤9-19-10設立:1993年2月2日事業内容:学習塾「花まる学習会」「スクール FC」の運営等会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月08日アトモス(atmos)とJリーグチーム・FC東京(F.C.TOKYO)のコラボレーションによるユニセックスアイテムが、2020年3月18日(水)、FC東京オフィシャルショップおよびオンラインショップにて先行発売されたのち、3月20日(金)、アトモス系列店舗にて一般発売される。原宿発のアトモスと、東京都をホームタウンとするFC東京が初のコラボレーション。“東京”をキーワードに、ロゴをあしらったアイテム全3型を取り揃える。ラインナップするのは、グレーのスウェットフーディ、ホワイトやブラックなどで展開するTシャツ、そしてブルーのキャップ。いずれも、FC東京の応援でも街でも着られる、シンプルなデザインに仕上げた。【詳細】アトモス×FC東京 コラボレーションアイテム発売日:2020年3月20日(金)取扱店舗:アトモス系列店舗(一部店舗のぞく)、FC東京オフィシャルショップ6店(ユーロスポーツ 味の素スタジアム店、GALLERY・2新宿店、GALLERY・2渋谷店、サッカーショップKAMO 原宿店、サッカーショップKAMO 新宿店、FC東京パーク 小平天神)、FC東京オフィシャルオンラインショップ※FC東京オフィシャルショップおよびオンラインショップでは、3月18日(水)より先行発売展開アイテム:・アトモス×FC東京 ロゴ ティー 4,000円+税カラー:ホワイト、ブラックサイズ:M / L / XL・アトモス×FC東京 T-ロゴ ティー 4,000円+税カラー:ホワイト、ブラック、ブルーサイズ:M / L / XL・アトモス×FC東京 T-ロゴ スウェット フーディ 9,000円+税サイズ:M / L / XL・アトモス×FC東京 T-ロゴ 6パネル キャップ 4,000円+税【問い合わせ先】アトモス 新宿TEL:03-6457-8755
2020年03月19日サッカーは自分で考えて判断するスポーツ。しかし、長年に渡り日本サッカーの育成年代に携わり、現在はFC市川GUNNERS(ガナーズ)の代表を務める幸野健一さんは「自分で考えられない子どもが増えている」と警笛を鳴らします。少子化に加え、社会の利便性がますます高くなる中、"過保護"な環境下で育ってきた現代の子どもたち。幸野さんは「従来のようにサッカークラブは"サッカーを教えるだけ"ではダメ。クラブの哲学や指導方針について親とコミュニケーションをとり、一体となって子どもが自主・自立できる環境を作っていかなければならない」と話します。そこで今回は、他のチームも参考にしていただきたい、FC市川GUNNERSが取り組む保護者とのコミュニケーション改革についてご紹介します。■サッカーは自立していないと上手くならないスポーツ千葉県市川市にある広大な人工芝グラウンド「北市川フットボールフィールド」をホームとする「FC市川GUNNERS」。スクールをはじめ、U-12、U-15、U-18、レディースのチームを運営し、400名近くの子どもたちがプレーしています。代表の幸野さんは、サッカーというスポーツにおける「自主性・自立性」の重要さを噛みしめるように説きます。「電車はいつも時間通りに動き、タクシーに乗り降りするときには自動ドアが開け閉めしてくれます。喉が乾けばすぐに自動販売機で飲み物を買うこともできる。現代の日本は便利さや快適さを追求するあまり、"適切な競争原理"が排除されつつあるんです」幸野さんは、「考えないこと」が当たり前になってきている日本の現代社会に警鐘を鳴らしつつ、親の子どもに対する関わり方が選手の育成において重要であると話します。「海外の人からよく指摘されるのは、日本では上司や親や先生の言うことを、"分かりました"と素直に聞く子=良い子という文化が昔から定着しているということです。でもサッカーというスポーツは、監督にサインを仰ぐことなく、ピッチに立てば最初から最後まで基本的に自分で判断してプレーしなければいけない。そもそも自立していないと上手くならないスポーツです」「そして戦後70年以上が経過した現代、学歴社会や年功序列の考え方は変わりつつあり、今の子どもたちに求められるものは一人一人の"付加価値"です。"自分にしかできないこと"、"自分にしかない価値"を子どもたちは身につけていかなければいけません。そういう意味では、僕らが子どもだった頃よりはるかに生きていくのが難しい時代になってきました」■クラブと保護者の関係を大きく変えていく必要がある加えて少子化が進む中、日本ではどうしても子どもを大事に大事に育てる傾向が年々強くなってきていると幸野さんは話します。「それはもちろん素晴らしいことですが、それだと子どもたちの自主性や自立性は育まれません。親御さんは、子どもと適切な距離を図りつつ、手を出しすぎず、成長するのを見守っていかなければいけません。だから、うちのクラブでは"ただサッカーを教えます"ではなく、保護者としっかり連携して子どもの自立心を育む環境をつくっていかなければならないと考えています」そのためには、クラブと保護者がお互いの考えを理解し信頼を深めていく必要があります。市川GUNNERSでは、定期的に、保護者向けの説明会や面談を実施し、クラブの哲学や指導方針を保護者に伝える機会を設けているそうです。しかし、市川GUNNERSの選手数は400名近く。現実的には、全員に考えをきちんと伝えるのが難しい部分もあったと言います。「正確な情報とクラブの価値共有を通じて、誤解を減らし、お互いの信頼を築くことで、クラブの考えを理解し、親御さんが安心して子どもを預けられると感じてくれれば、親の過干渉も減らすことができるかもしれません。そうすれば、コーチも安心して子どもの指導に集中でき、子どもたちも自ら成長できる環境を得られる。そういった観点からクラブと保護者のコミュニケーションの方法を大きく変えていく必要があると感じていました」■コミュニケーションを改善する新しいツールの導入では、具体的に市川GUNNERSでは、どのような改革を行ったのでしょう?幸野さんに聞いてみました。「以前は、保護者との情報共有やコミュニケーションはメールやLINEを使っていました。しかし、メールは届いたのか開封されたのか分かりませんし、LINEは情報がどんどん流れていってしまい、後から確認することが大変でコミュニケーションに大きなストレスを感じていました。また、ファイルや画像も保存期限が切れると削除されるので、過去のデータを蓄積することがほとんどできません。そのため、途中から入団してくる選手の親御さんには同じことを共有しなければなりませんでした。そこでよりよい方法を探していたところ紹介されたのが『BAND』でした」市川GUNNERSが導入したのは「BAND」という無料のグループコミュニケーションアプリです。しかし、チームのツールを変えることはとても大変な作業。コーチや保護者の抵抗はなかったのでしょうか?「常により良い、最新のツールを使いながら選手の育成に取り組んできた僕らからすれば、BANDの導入は自然な流れでした。これまではLINEのグループを各チームで作り、連絡を取り合ってきましたが、LINEからの切り替えも親御さんへのアナウンス一回だけで完了できスムーズでした。使い方もLINEに似たようなところがあり、移行には苦労しませんでしたね。無料で使えるという点もメリットでした」■わずか3ヶ月で大きな手ごたえを実感BANDを使い始めてから3ヶ月という市川GUNNERSでは、すでに様々な面での変化を実感しているそうです。「基本的な使い方はBANDもLINEとあまり変わらないのですが、BANDには掲示板機能があり、シェアしたい情報を投稿していくことができます。そこで、クラブが取材された記事を投稿したり、親御さんに読んでほしい情報などをシェアしています。プッシュ通知も届くし、Facebookのタイムラインのようにインターフェイスも見やすいので、親御さんに読んでいただける確率は以前より高くなったと思いますね。加えてBANDの場合だと閲覧の有無を全て把握できるので、普段から誰が読んでくれているかも分かるようになりました(笑)うちのクラブでは全ての試合映像をBANDで共有しているのですが、どの家庭が見ているか、見ていないかも分かるので、サッカーへの取り組み方が既読を通して把握できるようになり、個別にフォローできるようになりました。また、BANDは動画のアルバムも作成できますし、写真や動画を半永久的に残すことができるため、親御さんからも非常に好評です。クラブとして持っている過去のデータをBANDで蓄積していくことができるので、アーカイブとしても今後役立つと思います」さらに、コミュニケーションの改善だけでなく、保護者とやりとりするコーチにとっても大きなメリットだったと幸野さんは話します。「これまでコーチと親御さんのコミュニケーションで最も時間がかかっていたのが、出欠管理でした。バスの送迎有無など個別にLINEで届くメッセージをとりまとめ、集計するだけでも骨の折れる作業でした。しかし、BANDでは、掲示板以外にもカレンダーの共有や出欠確認のツールなどあらゆる機能が揃っているので、コミュニケーションの効率化を図ることができ、本来コーチが時間を割くべきところに力をかけられるようになりました」まだ導入して間もないので、改革はまだまだこれから!と話す幸野さんですが、選手、コーチ、そして保護者が『三位一体』となった育成に力を注げるよう、いろいろな機能を試しながら今後もコミュニケーションの質を高めていきたい! と、力強く語ってくれました。★あなたもクラブ運営の達人に!【BANDを導入すべき理由4選】①掲示板に投稿するだけでメンバーに伝えたい情報が漏れなく届く②情報のやりとりが簡単になり、メンバーとのコミュニケーションロスも解消③クラブの様々なデータ、写真や動画が容量制限・期限切れなく保存できる④カレンダー、出欠確認機能でコーチの負担を減らし、効率的な運営を実現BANDのアプリダウンロードはこちら>BANDの詳しい説明や導入事例を知りたい方はこちら>
2019年11月28日ビームス(BEAMS)は、「大名古屋展」を、2019年7月20日(土)からビームス 名古屋、東京・新宿のビームス ジャパン、ビームス ニューズの3店舗にて開催する。「大名古屋展」では、ビームスと名古屋の地元企業・事業者がタッグを組み、コラボレーションアイテムを通じて名古屋の魅力を紹介。さらに、自動車メーカー・トヨタとコラボレーションし、名古屋のおすすめアドレスが揃う名古屋ガイドや、名古屋巡りが楽しくなるコラムを収録したフリーペーパーも配布する。コラボレーションアイテムとして登場するのはユニセックスのTシャツなど。東海地方のご当地調味料「献立いろいろみそ」で知られる食品メーカー・イチビキの「みそ」をグラフィックで表現したTシャツや、「クッピーラムネ」のポロシャツ、スジャータのイメージキャラクターである「スジャータ坊や」を配したTシャツなどを用意する。「スジャータ坊や」Tシャツは、遊び心に溢れたレトロな「ターャジス」ロゴのバックプリントにも注目だ。さらに、「名古屋グランパス」をフィーチャーしたTシャツや、マスコットキャラクター「グランパスくん」初のソフビ人形、名古屋城の金のシャチホコをオマージュした「まねき金鯱」、英語、中国語、韓国語など、9ヶ国語の苗字をスタンプにした「シヤチハタ 万国Shachihata」など、名古屋発のユニークなアイテムを揃える。また、「大名古屋展」に連動したイベントとして、名古屋グランパス主催の「鯱の大祭典」も7月20日(土)から8月30日(金)まで開催。ビームスデザインのユニフォームを着用して名古屋グランパスが試合を行い、一部試合日程の来場者には、レプリカユニフォームが配布される。その他、ビームス ビューズを除く2店舗では特別企画を実施する。ビームス ジャパンでは名古屋の市章「八」にちなんで先着88名に「名古屋ソフト」を無料配布。ビームス 名古屋では、商品購入者を対象に「クッピーラムネ」のつかみ取りを行うほか、イチビキ「献立いろいろみそ ミニパック150g」の無料配布、イチビキ「献立いろいろみそ」と三ツ山猫ストアのコラボコッペパン無料配布などを実施する。【詳細】大名古屋展期間/場所:・2019年7月20日(土)〜8月12日(月・祝) / ビームス 名古屋(愛知県名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ南館1F)・7月20日(土)〜9月3日(火) / ビームス ジャパン(東京都新宿区新宿3-32-6)・7月20日(土)〜7月31日(水) / ビームス ニューズ(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 ニュウマン 2F エキナカ)・7月20日(土)~9月3日(火) / BEAMS公式オンラインショップ■商品例 ※ウェアはユニセックス・イチビキ Tシャツ 3,500円+税・クッピーラムネ ポロシャツ 4,800円+税・スジャータ 「スジャータ坊や」Tシャツ 4,500円+税・グランパスくん 各4,500円+税 ※ビームス 名古屋、公式オンラインショップにて5月13日(火)14:00~予約受付開始。・グランパスくん × ドアラ × 大名古屋展 Tシャツ 3,500円+税・大人のクッピーラムネ ピュア 30連 550円+税■鯱の大祭典開催期間:7月20日(土)〜8月30日(金)ビームスデザインのユニフォーム着用試合:・7月20日(土) vs ガンバ大阪 @豊田スタジアム・8月10日(土) vs 川崎フロンターレ @豊田スタジアム・8月24日(土) vs 横浜F・マリノス @パロマ瑞穂スタジアム・8月30日(金) vs FC東京 @パロマ瑞穂スタジアム※7月20日(土)、8月24日(土)の試合では来場者へレプリカユニフォームを配布■特別企画・ビームス ジャパン開催日:7月19日(金)内容:名古屋の市章「八」にちなんで先着88名に「名古屋ソフト」を無料配布・ビームス 名古屋開催日:7月21日(日)内容:「クッピーラムネ」のつかみ取り(商品購入者のみ)、イチビキ「献立いろいろみそ ミニパック150g」の無料配布、イチビキ「献立いろいろみそ」と三ツ山猫ストアのコラボコッペパン無料配布、「グランパスくん」グリーティング(実施詳細は特設ページを確認)、名古屋グランパス 秋山選手1日店長(実施詳細は特設ページを確認)
2019年05月16日FC バルセロナに所属するプレイヤーが、2018/2019シーズンのオフィシャルチームポートレートでトム ブラウン(THOM BROWNE)のスーツを着用した。チームポートレートの撮影に際して、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ジェラール・ピケ、サミュエル・ユムティティ、イヴァン・ラキティッチを始めとするFC バルセロナのスタープレイヤー達は、チームのトレーニング場が位置するサント・ジョアン・デスピのシウタエスポティヴァにスーツ姿で集結。クラブの代名詞的な存在であるレッド&ブルーストライプのユニフォームに変わって選手たちが身につけたのは、メード・トゥ・メジャーで制作された、トムブラウンを象徴するミディアムグレーのスーツ。これに、同じくミディアムグレーの4BAR カシミアベスト、ネクタイ、白のオックスフォードシャツ、定番のペブルグレインレザーシューズ、トリコロールのタイピン等を合わせて、完璧なトム ブラウンスタイルを披露した。<プレイヤー>後列(左から右):マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、ジャン=クレール・トディボ、ケヴィン=プリンス・ボアテング、サミュエル・、ユムティティ、クレマン・ラングレ、トーマス・フェルメーレン、ヤスパー・シレッセン中央列:アルトゥール・メロ、ジェイソン・ムリーリョ、イヴァン・ラキティッチ、アルトゥーロ・ヴィダル、ウスマン・デンべレ、カルラス・アレニャ、ラファエル”ラフィーニャ”・アルカンタラ前列:マルコム・シウヴァ、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、リオネル・メッシ、セルジオ・ブスケツ、ジェラール・ピケ、ルイス・スアレス、フィリペ・コウニーチョ
2019年03月29日