3月2日にDigital Single「Praying」をリリースしたhirokoが、2013年のmihimaru GT活動休止以降、初の有観客ライブとなる『hirokoの部屋 LIVE TOUR 2022~Super Rainbow~』をスタートさせ、初日の東京公演をduo MUSICEXCHANGEにて開催した。久しぶりにファンを前に歌唱したhirokoは、「こんな時代に沢山のお客さんが会場に集まってくださったことがとても嬉しいです!」とコメントし、緊張しながらもライブを楽しんだ様子。ライブ構成は、活動再開後にリリースした新曲を披露しながら、hiroko自身が影響を受けたアーティストのカバー曲等も歌唱し、充実の内容となった。今後は、名古屋、大阪公演が予定されている。なお、3月24日公演は3月27日までアーカイブでの視聴が可能となっている。<配信情報>『hirokoの部屋 LIVE TOUR 2022~Super Rainbow~』3月24日(木) 開催配信チケット(アーカイブ3/27まで視聴可能):3,000円(税込)■【ZAIKO販売ページ】 ■【ローチケWEB】 <ライブ情報>3月27日(日) 名古屋・SPADEBOX4月15日(金) 大阪・梅田 BananaHall【受付URL】チケットぴあ: Linktree:
2022年03月25日アディダス(adidas)と日本人アーティスト高橋理子が初コラボレーション。「ヒロコタカハシ コレクション(HIROKO TAKAHASHI COLLECTION)」を、2021年6月11日(金)よりアディダス ブランドセンター全店などで発売する。アディダスと日本人アーティスト・高橋理子が初コラボ「制約から生まれる無限の可能性」をテーマに、正円と直線によるソリッドなグラフィックや着物を表現媒体としたアートワークを手掛けるアーティスト・高橋理子。自身が主催するアートとファッションの融合を目指すオリジナルブランド「ヒロコレッジ(HIROCOLEDGE)」では、日本各地のメーカーや職人とともに様々なもの作りも行っている。今回のコラボレーションでは、ウェアからシューズまで、全89種類のアイテムを展開。その全てに高橋理子を象徴する円のみで構成された力強いグラフィックがあしらわれている。“円型グラフィック”入りスーパースター&ウルトラブーストアディダスを象徴するスニーカー「スーパースター」は、つま先のパーツとソールに円型グラフィックを施した。また、グラフィック入りのソールにブラックのアッパーを組み合わせた「ウルトラブースト」も用意する。アディダス初の法被や浴衣もウェアには、アディダスでは初となる法被ジャケットが登場。また、グラフィックを全面に配したウィメンズ向けの浴衣ジャケットも展開する。さらに、アディダスのロゴに高橋理子のグラフィックをのせたオリジナルロゴ入りTシャツのほか、キャップやタオルといった小物類もラインナップする。【詳細】ヒロコタカハシ コレクション発売日:2021年6月11日(金)販売店舗:アディダス ブランドセンター全店、アディダス ブランドコアストア全店・アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア全店、アディダス オリジナルスショップ全店、アディダス ファクトリーアウトレット、その他全国のアディダス取り扱い店舗、adidas アプリ、アディダス オンラインショップ価格例:・法被ジャケット 8,789円・浴衣ジャケット 8,789円・甚平 7,689円・ウルトラブースト S.RDY TYO 22,000円・スーパースター HTC 14,300円・キャップ 3,839円・タオル 2,739円【問い合わせ先】アディダスお客様窓口TEL:0570-033-033(土日祝除く9:30~18:00)
2021年06月14日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2021年秋冬コレクションが、2021年3月16日(火)に発表された。オーソドックスを自由な心で再構築シーズンテーマは、「BREAKTHROUGH:正統派の崩し」。オーソドックスを崩し、壊して、自由な心で組み立て直すことで、遊び心あふれるクリエーションに仕上げている。テーラードジャケットの襟は、裏地がちらりと覗くようなアシンメトリーデザインに。ワンピースのショルダー部分には、生地をツイストさせたかのような立体ディテールを施して、ひねりの効いたシルエットへ導いている。スタイリングも臆することなく自由に“正統派を崩す”というアプローチは1つのアイテムの中だけでなく、スタイリングにも及んでいる。温かみのある素材感のチェック柄×アニマル柄ジャケットには、フラワーモチーフを施したシースルースカートをレイヤード。既存のルールに捉われない自由なスピリットで、臆することなく異素材ミックスを楽しんでいる。ふっくらとしたキルティングのスカートには、ふんわりとボリューミーなファーコートをスタイリング。マテリアルのコントラストが、森の中で心地よいそよ風を受けているかのように軽やかなムードを運んでくる。にじみ出るような自然のエネルギーカラーパレットは、オフホワイトやブラウン、グレーといった温かみのあるニュートラルカラーをベースに、こっくりとしたレッドやグリーン、ナチュラルなピンクなど。ヒロコ コシノが得意とするグラフィカルな模様や、極彩色のコンビネーションはやや控えめだ。しかしながら、内側からあふれ出てくるようなエネルギーが感じ取れるのは、自然からインスピレーションを得たモチーフを散りばめているからかもしれない。ヒョウのイラストを大胆に配したドレスや、ボタニカルパターンを刺繍したジャケットなどが目を惹いた。なお、今シーズンは、東京ファッションウィークの期間中、オンライン上でコレクションを発表。優雅なピアノの音色とともに、森の中をモデルたちが思いのままに歩いたり、踊ったり...既成概念に縛られることなく、自らのスタイルを楽しむ自由で力強い女性像を映し出しているように感じられた。
2021年03月19日さまざまな変化が起こった今年は、贈り物の渡し方や選び方にも一味違った気遣いが必要に。実践すると喜ばれること間違いなしの、新しいギフトマナーを紹介します。相手のことを想像して渡し方&選び方を決めて。「今年は手みやげのマナーにも大きな変化がありました」と話す、マナー専門家の西出ひろ子さん。「カラダのことを意識する人が多い今、大事なのはストレスを溜めないコミュニケーションです。贈り物も手渡しにこだわるのではなく、郵送やオンラインギフトを活用するなどして、相手に安心してもらう気遣いをすることが何よりも大事。“相手がこのギフトを、こういうふうに渡されてどう思うか”ということを、これまで以上に想像することが求められる時代になったといえます」また、喜ばれるアイテムにも変化があったという。「家にいる時間が増えたからこそ、お花やルームフレグランスといったおうち時間が楽しくなるもの、また、調味料など自分では買わない値段の、ちょっといい生活必需品が人気です。特に今年になって喜ばれているのが、おしぼりとして使えるハンドタオルのセットです。このように、その時どきによって求められるものは変わります。そもそも贈り物は、相手の好みや状況をきちんと調べて選ぶことが心に響く秘訣ですが、これまで以上に重視されます」(ギフトコンシェルジュ・裏地桂子さん)ニューノーマル時代に守りたい5つの新しいマナーを紹介!Manners 2020/01相手のことをしっかりとリサーチ一番大切なのが、相手について考えること。特に今は、相手の状況が変わっている場合もあるので念入りに。「好みはもちろん、家族構成を考慮して分量を決めたり、一人暮らしの人であればお米でも小分けになったものを選ぶなど、負担にならない選び方が大切です」(裏地さん)Manners 2020/02対面で渡す時は一度テーブルに置く面と向かって渡す時には、ひと工夫を。「手渡しするのではなく、一度テーブルの上などに置き、それを相手に取ってもらう方法がおすすめです。『こちらに置かせていただきますね』と一言添えることで印象が良くなります。手袋をはめて渡すのもいいでしょう」(西出さん)Manners 2020/03さりげない無言の気遣いを同封「贈り物に、小さな消毒スプレーやマスク、お手拭きなどを一枚入れると、相手へのさりげない気遣いになり、喜ばれます」(裏地さん)。「ギフトパッケージを消毒液で拭き発送すると、開けた時に消毒の香りがして思いやりが伝わることも」(西出さん)。相手への配慮が見える工夫を。Manners 2020/04送る相手の名前や情報を間違えない「意外と多いのが、情報の入力や変換ミスです」と西出さん。「特にオンラインギフトの場合は、送り先の情報を登録するため、間違ったままの名前や住所で何度も送ることになりかねません。また、取引先に送る時は、社名、部署、肩書にも注意して」。名刺などを見ながら慎重に。Manners 2020/05相手の在宅状況をチェックサプライズ的に届く突然のギフトは嬉しいもの。ただ、「冷凍や冷蔵のものを贈る場合や、年末など相手が長期にわたって家を空ける可能性がある時は、事前に送ることを伝え、スケジュールを確認するようにしましょう。食品の場合は賞味期限もあるため注意が必要」(西出さん)にしで・ひろこマナーコンサルタント、美道家。NHK大河ドラマなどのマナー指導、講演を行う。オンラインサロン「HIROKO’s BAR」も人気。著作多数。うらじ・けいこギフトコンシェルジュ。ギフトアイテムのセレクトや企画、商品開発を行う。『最上級のプチプラギフト100』(光文社)をはじめ著作多数。※『anan』2020年11月18日号より。写真・土佐麻理子イラスト・佐久間 薫取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2020年11月17日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO) 2021年春夏コレクションが、2020年10月15日(木)に発表された。テーマは、“Surreal inhabitants(シュールな住人たち)”。プレイフルなカラーパレット“シュールな住人達のファンタジー”を描いたという今シーズンは、実に楽し気で、プレイフルなムードに満ちている。イエローやピンク、ブルーなど、自由でカラフルなカラーメイクを楽しむ“住人”たち同様、コレクションに行き交うのは、まるで規則のない多彩なカラーパレット。好きな絵の具を大胆にミックスしたようなドレスには、丸く繰り抜いた図形的な袖口を組み合わせることで、“どこか違う世界”の洋服を見ているかのような、ファンタジックなムードを纏っている。ニットを主役にそんな自由なパレットと呼応するように、様々な素材も散見された。透け感のあるシフォンのトップスや、レースを贅沢にあしらったジャケット、春夏らしいコットンのTシャツなど。そんな中でも特に印象的だったのが、“ニット”を使用したワードローブ。さらりと羽織ったタンクトップやビキニといった、春夏ならではのスタイルは、カラフルなニットで再解釈。また足の“半分”まで覆ったユニークなソックスも、鮮やかなニット共に提案された。生命力溢れるモチーフ自然界の生命が息づく春夏の訪れを祝して、植物や動物といったモチーフもコレクションに彩りを添えている。ショート丈のニットウェアのショルダー部分には、鮮やかな羽根を持つ不思議なインコをデコレーション。またメッシュのような、網目模様が目を惹くミニドレスには、カラフルな木を生い茂らすことで、森を彷彿させる生き生きとしたビジュアルに仕上げた。ドラマティックなドレスラストに現れたのは、胸元に大きなリボンを飾ったロマンティックなドレス。床をなぞるほど長いプリーツ入りのスカートは、しっとりとした落ち感のある生地も相まって、エレガントな佇まいをみせている。しかしひとたびモデルがぐるりと回ると、その豊かな布地は命を得たように広がり、ドラマティックな表情をみせる。そのシルエットは、フェミニンな要素の中に潜む、力強さを感じさせてくれるものだった。
2020年10月18日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO) 2020年秋冬コレクションが発表された。“Being Punky”をテーマに“Being Punky”をテーマにした今シーズン。ヒロコ コシノが描き出したのは、従来のパンクが意味する、既存のものへのアンチテーゼではなく、“混沌と整然”が両立する新しい領域だ。ブラックのレザーシューズに、エッジをきかせたワードローブという、どことなくパンキッシュな表情を映し出しながらも、洗練された美しさを同時に宿したコレクションが幕を開けた。フォーマルウェアをベースにフォマールウェアをベースにしたショーの序盤は、端正なシルエットはそのままに、アームや肩にカッティングをいれることで、パンキッシュなムードをプラスする。またうねるようなフリルが横断するパンチのきいたワンピースには、クラシカルなグレンチェックを起用。チェック柄=パンクのコードではあるものの、禁欲的なモチーフを採用することで、本来とは相反するシックな表情へと引き寄せているのが面白い。計算されたカラーショーの中盤に差し掛かると、イエロー、ピンク、グリーン、レッド、ブルー…と鮮やかなカラーがランウェイの上へと姿を現す。本来ノイジーな印象をもたらす、こうしたカラーのドッキングも、計算された色構成によって、バランスのとれた表情に仕上げているのが印象的。グリーン×レッド×ネイビーを合わせた一見エキセントリックな絵柄のスカートも、同じカラーで構築されたニットとスタイリングすることで、統一感のあるスタイリングに仕上げている。シルエット×柄で遊んで既存のルールにとらわれない、自由な精神で溢れた今季のコレクションは、シルエット×柄の組合せにも一捻り。モデルの体躯を無視したかのような、ユニークなラウンド型のシルエットのカラージャケットやトップスには、その布端に黒のステッチをほどこすことで、独特なフォルムを強調。一方でアウターに差し込んだストライプ柄のニットは、身体のラインを美しく整える対照的な役割を担っているのだ。クチュールとミックスブラックで染め上げたショーの終盤は、クチュール的要素とパンクを組み合わせたスタイリングが散見された。フロントに上品なキルティングをあしらったレザージャケットは、パンツの上にチュールスカートをレイヤードさせることでドレッシーな表情へと引き寄せる。また大ぶりなボーダー柄のグラフィックドレスには、センシュアルなレースを重ねることで、フェミニンなムードをプラスしていた。
2020年04月24日美肌のために、家の中でもUVケアは欠かせない!2020年4月9日(木)、美道研究家のHIROKOは「お家の中でもUVケア」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。お家の中でも日焼け止めは必須だとし、HACCIの『アクアUV P (Perfume)』を愛用していることを明かした。パフュームデザインの『アクアUV P (Perfume)』は数量限定。『アクアUV R (Recipe)』は通年販売されている。いずれも販売価格は5,280円(税込み)。SPF50+、PA++++。高いUVカット効果とみずみずしく心地良い使用感を両立。メイク下地としても使用することができる。1年中使える日焼け止めアイテムを探している人や、ベースメイクを美しく仕上げたい人などにオススメだ。元フジテレビアナウンサーのHIROKOHIROKOは1972年4月7日生まれ。兵庫県出身。フジテレビアナウンサーとして情報・ニュース番組などを担当。現在はオスカープロモーションに所属して美道研究家として活躍している。ダイエットアドバイザー、美肌食マイスター、ソイフードマイスターなど数多くの資格を保有。確かな知識で、女性の美と幸せを応援している。instagramのフォロワー数は2万人以上。(画像は美道研究家 HIROKO’S official blogより)【参考】※美道研究家 HIROKO’S official blog※美道研究家 HIROKO official instagram※オスカープロモーション※HACCI公式サイト
2020年04月12日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2020年春夏コレクションが、2019年10月15日(火)、東京都現代美術館にて発表された。インスピレーションは"楽器"から今季、コシノヒロコがインスピレーションを得たのは、“楽器”。鋭い直線、優美な流線形など"楽器"の持つ美しいシルエットを洋服たちに落とし込んだ。そんな着想源をベースにした洋服たちの中でも特に目を惹くのが“ピアノ”のモチーフ。モノクロカラーの鍵盤を滑らかな生地感のドレスやスカート、ジャケットなど様々なアイテムに描いた。直接的に鍵盤を表現したものから、モノクロカラーで鍵盤を想起させるパターンなど、その取り入れ方は様々。まるで一つのコラージュアートのようなワンピースドレスには、体躯を斜めに大きく横断するモノクロのボーダーを配した。絵画と音楽という2つの芸術的要素をミックスしたシャツのインパクトも大きい。水彩画タッチのパターンを総柄で描き、スタイリングの主役となるアイテムを生み出した。楽器が奏でる優美な音はフォルムに“楽器”そのものだけでなく、それらが奏でる美しい音たちも重要な着想源となった。コレクション内に散見される、直線と曲線を組み合わせ、ゆったりとなだらかなフォルムを描くピースはその好例。直線と曲線を組み合わせることで、一つの楽曲の中に共存する異なったリズムを表現しているように思える。平面と立体の交差“楽器”以外にも、コシノが注目した要素が“平面と立体の交差”だ。テキスタイルの平面に描く、立体的な造形物のモチーフ。本来相対する性質を持つ2つの要素を掛け合わせることで、コシノが思い描く美学を表現している。蛇腹状に構築し、本物の鍵盤の様に立体感を演出したスカートや、裾だけレイヤードで仕上げたシャツなど“立体×平面”はあらゆる部分に反映されている。絶妙なバランス感覚でミックスした相対する2つの性質が、より表情豊かなスタイリングを作り上げる。ビビッドなカラーがアクセントモデルたちが纏ったエレガンスな雰囲気の中にアクセントとして取り入れたのが、ビビッドなネオンカラー。バッグやシューズといったアクセサリーを中心に、ウェアのパーツの一部など様々な箇所にワンポイントでグリーンやイエロー、ピンクのカラーを挿した。
2019年10月18日高野山金剛峯寺 襖絵完成記念「千住博展」が、2019年9月14日(土)から11月4日(月・振休)まで、神戸ゆかりの美術館、神戸ファッション美術館で同時開催される。高野山金剛峯寺 襖絵完成記念「千住博展」は、千住博が手掛けてきたこれまでの主要作品や初期作品など約30点を一堂に集めた展覧会。神戸ゆかりの美術館、神戸ファッション美術館による初の合同展となる。展示のメインとなるのは、世界遺産・高野山金剛峯寺の依頼を受けて、千住博が描き上げた新作の障壁画「断崖図」と「瀧図」。奉納に先駆けて公開される「断崖図」と「瀧図」は、2作品を合わせると襖約40面、総延長は40メートル以上にも及ぶ大作だ。千住博自身も、画業40余年の集大成と位置付けている。また、ブラックライトの光によって表情を変える「龍神Ⅰ・Ⅱ」など、ユニークな演出を加えた作品にも注目したい。高野山金剛峯寺 襖絵完成記念「千住博展」の開催を記念したプレイベントとして、ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)のデザイナーであり、神戸ファッション美術館名誉館長でもあるコシノヒロコと、千住博による対談イベントを、9月13日(金)に実施。対談終了後は、開幕に先駆けて展示を観賞することもできる。【詳細】高野山金剛峯寺 襖絵完成記念「千住博展」会期:2019年9月14日(土)~11月4日(月・振休)開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜日(ただし9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)会場:・第1会場 神戸ゆかりの美術館・第2会場 神戸ファッション美術館住所:いずれも神戸市東灘区向洋町中2-9-1入館料:第1会場、第2会場の共通券一般1,300円(1,100円)、大学生650円(500円)、高校生以下無料※( )内は20名以上の団体料金 ※65歳以上の方は当日一般料金の半額※小磯記念美術館の当日入館券(半券)を持参者は割引を受けられる。■イベント(事前申し込みが必要)1.千住博氏×コシノヒロコ氏 スペシャル対談(開幕プレイベント)日時:9月13日(金)14:00~15:30会場:神戸ファッション美術館 オルビスホール(建物5階)定員:250人参加料:2000円2.千住博氏スペシャルトーク日時:9月14日(土)14:00~15:30会場:神戸ファッション美術館 オルビスホール(建物5階)定員:250人参加料:無料 ※展覧会入館券(入館済半券も可)が必要申込方法:1.イベント名 2.参加者全員の名前(ふりがな) 3.年齢 4.住所 5.電話番号 を記入し、往復はがき、または神戸ファッション美術館メールアドレスに送付宛先:〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2-9-1 神戸ファッション美術館メールアドレス:workshop@fashionmuseum.or.jp申込締切:先着順。定員に達し次第、締め切り。【問い合わせ先】神戸ゆかりの美術館TEL:078-858-1520神戸ファッション美術館TEL:078-858-0050
2019年09月13日「Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S」が、2019年10月14日(月・祝)から20日(日)までの期間で開催される。ハイク(HYKE)やショーヘイ(SHOHEI)、ティート トウキョウ(tiit tokyo)、チノ(CINOH)、ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)、レインメーカー(RAINMAKER)など全32ブランドの参加が決定。その内、バルムング(BALMUNG)やリト(RITO)など7ブランドが東京コレクション初参加となる。さらに、X JAPANのYOSHIKI(ヨシキ)が手掛ける着物ブランド「ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)」が、初日オープニングステージを飾ることが決定した。過去のコレクションでは、モデルがランウェイを歩く中、YOSHIKIによるピアノの生演奏に加え、大量の雨がステージに注がれるという奇抜な演出で観客を魅了した。3年振りのコレクション披露となる今回では、どのようなデザインの着物と演出がなされるのか注目したい。また、今シーズンから、メインスポンサーがアマゾンから日本企業である楽天にチェンジ。会場は前シーズンから継続し、渋谷ヒカリエや表参道がメインとなる予定だ。【詳細】Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S開催期間:2019年10月14日(月・祝)~20日(日)<参加ブランド>バルムングボディソング(bodysong.)チルドレン・オブ・ザ・ディスコーダンス(Children of the discordance)チノディーベック(D-VEC)ダイエットブッチャースリムスキン(DIET BUTCHER SLIM SKIN)ディスカバード(DISCOVERED)ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)グローバル ファッション コレクティブ(Global Fashion Collective)ガッツダイナマイトキャバレーズ(GUT’S DYNAMITE CABARETS)ハレ(HARE)ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)ハイクイルイット(ILL IT)ミスター・ジェントルマンミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI)ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)ノブユキ マツイ(Nobuyuki Matsui)ノントーキョー(NON TOKYO)アール エー ビー ディー(RABD)レインメーカーリトシンヤ コヅカ(SHINYA KOZUKA)ショーヘイステア(STAIR)タエ アシダ(TAE ASHIDA)タチアナ マルフェノフ(TATYANA PARFINOVA)スリュー(the SREU)ティート トウキョウトクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1er Vol)ウィシャラウィッシュ(WISHARAWISH)ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)ヨシキモノ
2019年08月25日ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)の2019-20年秋冬コレクションが、3月22日、恵比寿ガーデンホール行われた。
2019年04月06日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2019年秋冬コレクションが、2019年3月22日(金)に恵比寿ガーデンプレイス内 ガーデンホールにて発表された。ファッション、音楽、アートがクロスする、今ここにしかないひと時ファッションと音楽、アートが混ざり合う今季のコレクション。コシノヒロコは、デザイナーとして、そしてアーティストとしてあらゆる創造性をクロスして、ショーの創作に挑んだ。音楽はピアニスト横山幸雄による即興的インスピレーションの生演奏。今、この時にしかない音とシンクロする服のカタチを披露した。今季は、3Dの構想を2Dで練り直し、その後3Dに戻すという作業から製作している。完成した服は、途中過程の2Dの名残がある。平面的部分が多く、中には折り紙のように折り重なるディテールも見受けられる。ワンピースは一枚の布を巻きつけたようなものもあれば、すっぽりかぶるようなものもある。袖の部分は、敢えて縫い合わせることをせず2D要素を残したままだ。ストールはわざと平面を強調するかのようなスタイリング。立体と平面が混ざり合う構造は、体にまとう服の概念を超越する。そこに乗せられていく、コシノヒロコ流の絵画。俯瞰して見るとまるで美術館を巡っているかのようなショーだった。油絵のように濃厚な色味から柔らかな水彩画の色味まで、すべてが存在する。現代アートのような奇抜な表現も、モダンなグラフィックも、印象派のように優しい表現も、時代を超えて並列されているみたいだ。金色の糸がとびでた、和の要素を匂わせるトップスやチュニック、オブジェのような、赤色の立体的ジャケットは、シアー素材やニットなど滑らかなテクスチャーのファブリックとともに合わせられた。その異素材の組み合わせから生まれるデザインやフォルムは、前衛的なニュアンスを醸し出している。
2019年03月25日「Amazon Fashion Week TOKYO 2019 A/W」が2019年3月18日(月)から23日(土)まで開催される。2019年1月24日(木)時点で、ハイク(HYKE)、コシェ(KOCHÉ)、ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)など45ブランドの参加が決定。うち12ブランドが東京コレクション初参加となり、初参加ブランドには、オーラリー(AURALEE)や、ザ・リラクス(THE RERACS)、ジエダ(JieDa)など注目の国内ブランドが名を連ねるほか、中国やインドネシアなどからアジア気鋭のファッションブランドが東京に集結する。ランウェイやインスタレーションは渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズを主会場として、他会場でも開催。会期中のスケジュールなどは追って発表される予定だ。【詳細】Amazon Fashion Week TOKYO 2019 S/S開催期間:2019年3月18日(月)~23日(土)<参加ブランド>アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)アカリ ミヤヅ(AKARI MIYAZU)アオイワナカ(AOI WANAKA)アジアンファッションミーツ トウキョウ(Asian Fashion Meets TOKYO)オーラリーチルドレン・オブ・ザ・ディスコ―ダンス(Children of the discordance)ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)エマリーエ(EMarie)フクシマ プライド バイ ジュンコ コシノ(FUKUSHIMA PRIDE by JUNKO KOSHINO)ハハ(ha ha)ハレ(HARE)ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)ハイクジェニー ファックス(Jenny Fax)ジエダジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)ケイスケヨシダ(KEISUKE YOSHIDA)コシェコトハヨコザワ(kotohayokozawa)マラミュート(malamute)マトフ(matohu)ミスター・ジェントルマンミューズ(MUZE)ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)ノブユキマツイ(Nobuyuki Matsui)ノーマティーディー(NOMA t.d.)ピーアールディーエックス パラドックストーキョー(PRDX PARADOX TOKYO)レインメーカー(RAINMAKER)リエカ イノウエ ヌー(RIEKA INOUE GNU)リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)シュシュ/トン(SHUSHU/TONG)サポートサーフェス(support surface)タエ アシダ(TAE ASHIDA)ザ・ダラス(THE Dallas)ザ・リラクスティート トウキョウ(tiit tokyo)トクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1er Vol)ウィシャラウィッシュ(WISHARAWISH)ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)ユキヒーロープロレス(YUKIHERO PRO-WRESTLING)
2019年01月31日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2019年春夏コレクションが、2018年10月18日(木)、東京・恵比寿ガーデンプレイス内「ザ・ガーデンホール」にて発表された。テーマは「変幻自在」今シーズンのテーマは「変幻自在」。表と裏、平面と立体、といった相反する属性のものを同居・調和させ、全く新しい世界へと誘う。異柄を組み合わせたシャツスタイルロングシャツにショートパンツを合わせたシンプルなスタイルだが、シャツ前面は同柄を縦・横と異なる位置に、背面には異なるシャツをボタンで合わせた。ボタン部分を開けて右腕を出した状態が、まるで半袖シャツを着ているようにも見えるユニークなルックだ。ジャケットをアシンメトリーなトップスにオレンジとホワイトのストライプが鮮やかなセットアップ。ジャケットは、袖をデコルテ部分で結び、肩出しアシンメトリーなトップスへと変貌を遂げた。ジャケットを結んだことで生じるトップスのストライプ柄の"歪み"が、ルックをよりポップで印象深いものにした。"創造の空間"へと誘うセットアップ今までは服の構造で立体的に"変幻自在"を表現したものを紹介したが、本ルックは平面的、つまり柄でもって創造性の高さを表した。深海のようにも、宇宙のようにも見える空間には、魚や目玉を持つリップマークが描かれている。また、ボトムス部分は黒のシフォンレースをベールのように覆い、シュールリアリスティックな柄に夢想的な雰囲気を纏わせた。軽やかな風を吹き込むリゾートスタイル最後に紹介する山水画柄のロングドレスは、"荘厳な風景を描いた山水画"とはかけ離れた、リゾートスタイルに相応しいキッチュなタッチに。これには「閉塞した時代に軽やかな風を吹き込みたい」というコシノヒロコの想いが込められている。"違和感"という言葉に「違いを"和"にする感性」という新しい解釈を与え、新しい始まりには異なる"何か"が必要だというコシノヒロコ。本コレクションにて、後者の"違和感"が「ヒロコ コシノ」というブランドに新しい風をもたらしたのかもしれない。
2018年10月21日「Amazon Fashion Week TOKYO 2019 S/S」が2018年10月15日(月)から21日(日)の期間で開催。2018年9月5日(水)時点で、ハイク(HYKE)、まとふ(matohu)、ミントデザインズ(mintdesigns)、ハレ(HARE)など48ブランドの参加が決定。うち15ブランドが東京コレクション初参加となる。なお、海外コレクション参加ブランドが登場する「Amazon Fashion“AT TOKYO”」も開催される。アンリアレイジ(ANREALAGE)、ラウタシー(Lautashi)、N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)、スコロクト(SKOLOCT)が参加する他、ベッドフォード(BED J.W. FORD)とクリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)が合同ショーを実施。計6ブランドが参加する。アンリアレイジは、サカナクションの山口一郎が率いるプロジェクトやライゾマティクスリサーチとコラボレーション。ラウタシーもメディアアーティストの落合陽一やサウンドアーティストのKAITO SAKUMA a.k.a BATICとコラボレーションするなど、テクノロジーやミュージックを取り入れた新たなファッションショーを提示する。【詳細】Amazon Fashion Week TOKYO 2019 S/S開催期間:2018年10月15日(月)~21日(日)<参加ブランド>アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)アカリ ミヤヅ(AKARI MIYAZU)アレハンドラ レンドン フェリクス×ミラノ モーダ グラデュエイト イン トーキョー(Alejandra Rendon Felix × MILANO MODA GRADUATE IN TOKYO)アンリアレイジアオイ ワカナ(AOI WAKANA)アジアンファッションミーツ トウキョウ(Asian Fashion Meets TOKYO)ベッドフォードクリスチャンダダドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)ディーベック(D-VEC)フォー・エグザンプル・ショールーム・ファッション・フロム・ビエナ―(For Example Showroom...Fashion from Vienna)フミク(Fumiku)グローバル ファッション コレクティブ(Global Fashion Collective)ハオリ ドゥ ティティ(haori de TiTi)(haori de TiTi)ハレヘッド イエロー レーベル(HEAD YELLOW LABEL)ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)ハイクイン(IHNN)ジェニー ファックス(Jenny Fax)ヨハン クー ゴールドレーベル(Johan Ku GoLd Label)コトハ ヨコザワ(kotohayokozawa)ラウタシーマラミュート(malamute)マンウーマントーキョー(MAN/WOMAN Tokyo)マトフメアグラーティア(meagratia)メミューズ(MEMUSE)ミドラ(MIDDLA)ミントデザインズミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI )ミューラル(MURRAL)ミューズ(MUZE)N.ハリウッドネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)ナード ユニット(NERD UNIT)パラドックストーキョー(PARADOX TOKYO)アールエービーディー(RABD)スコロクトショーヘイ(SHOHEI)ステア(STAIR)タエ アシダ(TAE ASHIDA)ティート トウキョウ(tiit tokyo)(tiit tokyo)トクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1er Vol)ヴィヴィアンノ スー(VIVIANO SUE)(VIVIANO SUE)ウィーウィル(WEWILL)(WEWILL)ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)ユキヒーロープロレス(YUKIHERO PRO-WRESTLING)
2018年08月26日展覧会「KIRE・KIRE・TEN -現代の民族衣装-」が2018年4月6日(金)から4月23日(月)の期間で池袋・パルコミュージアムにて開催される。「KIRE・KIRE・TEN -現代の民族衣装-」は、ファッションデザイナーと繊維企業、工場のコラボレーションによって展開される展覧会。モード・ファッションの分野で活躍するブランドや、本企画でデビューする新進ブランドまで20ブランドが参加する。参加するブランドは、ハトラ(HATRA)や、ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)、パーミニット(PERMINIUTE)、リョウタムラカミ(RYOTA MURAKAMI)など。デザイナーたちは、日本国内の産地工場の協力を得て、素材そのものに深くフォーカスした「現代の民族衣装」を制作。絞り染め、ニードルパンチ、プリント、横編みなど様々な手法によって素材の持ち味を活かした個性的な作品が展示される。また、会場内ショップでは、作品制作に使用された布地を用いたバッグなど、展覧会オリジナルグッズの販売も予定している。【詳細】「KIRE・KIRE・TEN -現代の民族衣装-」開催期間:2018年4月6日(金)~4月23日(月)開催時間:10:00~21:00会場:池袋パルコ 本館7階 パルコミュージアム住所:東京都豊島区南池袋1-28-2入場料:一般 500円、学生 400円※入場は閉場の30分前まで。※最終日は18:00閉場。※小学生以下入場無料<参加ブランド>ハトラ(HATRA)、コトナ(KOTONA)、ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)、パーミニット(PERMINIUTE)、リョウタムラカミ(RYOTA MURAKAMI)、ソウシオオツキ(SOSHI OTSUKI)、アンナコジマ(ANNA KOJIMA)、アヤツネミ(ayatsunemi)、バードマン(BIRDMAN)、チハルエガミ(CHIHARU EGAMI)、フミク(Fumiku)、ヒロコハセガワ(HIROKO HASEGAWA)、イムトゥエ(LIMTWEA)、マイモリ(maimori)、メデタシー(medetasy)、ナツコエンドウ(natsucoendo)、ピテカン トロプス(PITECAN THROPUS)、リコール(Re:quaL≡)、セイランツノ(Seiran Tsuno)、渡辺未来
2018年03月26日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2018-19年秋冬コレクションが、2018年3月22日(木)、東京・恵比寿ガーデンプレイス内「ザ・ガーデンホール」にて発表された。テーマは「ZEN GRAFFITTI」ヒロコ コシノが掲げたシーズンテーマは「ZEN GRAFFITTI」。"禅"の教えは、シンプルで豊かな人生を送るためのヒントをくれるもの。そんな禅の思想に基づいて心を開放し、自由に手を動かしたかのような縦横無尽なグラフィティがコレクションの鍵となる。グラフィカルなプリントまず初めに目を惹いたのは、スクエアの波紋が広がっていくようなパターン。ブラックやグレーをベースに、ビビッドカラーが大胆に配された。この模様はニットのワンピース、カーディガン、そしてタイツにまで施されている。エスニックなニュアンスを纏った柄は、モダンアートのような表情でジャケットやパンツに描かれた。素材の組み合わせで柄を表現グラフィカルなパターンは、カラーリングだけでなく、異素材を組み合わせることによっても表現されている。ライダースジャケットでは、レザーと柔らかな風わいのテキスタイルを掛け合わせて。ニットのロングドレスには、鱗のようなモチーフを重ねている。リラックスしたシルエットシルエットは、ゆったりとしたオーバーサイズが主流。ドロップショルダーのコート、たっぷりとした分量感のドレープスカート、アームホールを大きくとったスリーブニットなど、リラックスしたムードが流れていた。スニーカーでエレガンスを中和足元のスタイリングは、エレガントな雰囲気を中和させるメタリックなフラットシューズや、ハードなレザーブーツ。毎シーズン目を惹くスニーカーは、すっきりとした近未来的なデザインのものを合わせている点が印象的に残った。
2018年03月25日大学時代、北海道で結成されてから20年余り。メンバーそれぞれに、さらなる進化を続けているTEAM NACS。そんな5人に、それぞれのナックス愛を語っていただきました!森崎博之りんと通る声に、熱いまでのリアクション。言葉の端々には、裏表のないキャラクターがにじみ出る。個性的な面々が集まるチームナックスのリーダーを務める、森崎博之さん。「まとめない、引っ張らない、すごくない、の“3ない”リーダーですよ」と、自身を茶化しつつ、「でも、誰よりもナックスを愛しているんです」。そう、言い切る。メンバーの中でひとり北海道に拠点を置き続けるのも、「そこが僕たちの原点だから。フィールドに出る仲間の後ろで陣地を守る、ゴールキーパーのような存在でありたいんです」原案と6年ぶりの演出を手がける今回の公演にも、故郷への深い思いが。終戦の混乱時、北海道で実際にあった戦いを元にした物語は、「10年以上前から形にしたいと思っていたもの。骨太なテーマですが、みんな40代になった今、全員で向かい合うことに。もちろん、チームナックスらしさも忘れていません。誰もが観たいナックスを演出します」結成20年を過ぎ、ひと区切りの意味も?「とんでもない。一番年下の音尾が80歳になるまで全員続けますから!これ僕だけが言ってますが(笑)、でも、あいつらならできる気がするんです」安田 顕5人でいるときの安田顕さんは、賑やかなメンバーの中で一歩引いているような雰囲気。「主張しないほうだと思いますよ。僕がやいのやいの言っても、誰かしら何か言ってくるから(笑)。それに、たとえば稽古で煮詰まっても、本番までに何とかするやつらだってことは長年の付き合いでわかっているし。信頼しているんです、口には出しませんけどね」そんな安田さんにとって、チームナックスは“素”に戻れる場所なのだそう。「個人で他のカンパニーに行くときは、毎回、新しい自分と出会える感覚。でもここ(ナックス)では、変わらない自分でいられる。ナックスの舞台は、3年に一度くらいのペースでやっていますが、ちょうどいいサイクルで根本に立ち返ることができるんです」ファンも心待ちにしている今回の舞台では、壮絶な戦争体験により、泣くことができなくなってしまった男・桜庭仁平を演じる。「いつもそうあるべきだと思うんですけど、とくにこの作品は、『“いたこ”になりたい』という思いが強い。これまであまり知られていなかった史実を、自分の体をとおして、エンターテインメントという形でお客様にきちんと届けたい。やる意義は大きいと思います」戸次重幸結成して21年目となる今年。「チームナックスにとって、すごくいい時期がきたと思っています」と笑顔で明言する、戸次重幸さん。「メンバー全員が男40代。人生にはいろんな時期があるけれど、今はみんな、川の下流にある石みたい。角が取れ、丸く、ツルツルとした状態になっています。発破直後の岩石のように尖っていた頃は、“自分と合わない”とかメンバーの嫌な部分に目がいっていたけど、最近は、いいところを見るようになりました。“こいつのここが好きだ”と思いながら過ごすほうが、やっぱり、いいですよね」一緒に仕事をするのも安心感があるそう。「一人のときは“いい評価は自分のおかげ、悪いのは自分のせい”という、わかりやすい方程式がありますよね。それが、チームの場合には“評価がよかったらこいつらのおかげ、悪かったらこいつらがなんとかしてくれる”となる。野球と一緒で、たとえ自分が打てなくても、誰かが打てば勝てるんです」チームだからこその目標も胸に抱いている。「いつか、ナックスで映画を撮りたいんです。多くの人の目につかなくてもいい。登場人物は5人だけ。観た後には何も残らないけど、面白かったと思えるコメディがいいですね」大泉 洋大泉洋さんは、かつて、“ナックスの客寄せパンダ”だという自覚でいたのだそう。「でもそれでよかったし、ナックスが大きくなるためだったら、できることをいくらでもやろうと思っていました。ナックスというのは、僕が大学に入って、“腐っていてはいけない!”と踏み出したときに出会った、特別な仲間なんです。しかもとにかく面白く魅力的な奴らなので、その魅力を世の中の人にわかってほしいという思いがあったんですよね。だから、“『水曜どうでしょう』の大泉洋”というキャラで客が呼べるなら、という感じでした。でも今やナックスは、全員がパンダ状態(笑)。ナックスとして認められたいと思っていた僕的には、本当に嬉しい限りです」公演中の舞台は、第二次大戦後の北海道で起きた史実を元にした作品。これまでの彼らにはない、シリアスな内容となっている。「数年前だったら、“そんなテーマ、重いんじゃない?”って断っていたかもしれないですが、僕らも40代半ばに差し掛かり、下の世代に何かを残したいと考えるようになったんですかね。楽しく笑ってもらう芝居もいいですが、今回は、観てくれた人の心に何かを残せるような舞台になるよう、頑張ります」音尾琢真学生時代の先輩後輩で結成されたチームナックスで、一番若い音尾琢真さん。「何年経っても、学年の上下関係は変わらないんでしょうね。良くも悪くも(笑)」と苦笑するが、強烈な個性で突き進んでいく4人を静かに見守る、穏やかで冷静な、調和の人だ。「もともと受け身なんだと思います。ただ、納得しないことには首を縦に振らない。芯は頑固で、それを囲むようにして、柔軟な素材をいろいろ取り揃えている感じです」その芯にあるものとは、芝居への情熱だ。「演出家の飴屋法水さんや小川絵梨子さんを筆頭に、芸術のために人生のすべてを注いでいるような方々と一緒に仕事をして、自分もそっちに行きたいと思ってしまったんですよね。ただ、そこについていくためには、一切の嘘も妥協も許されない。生半可な覚悟はダメなんだと学ばせてもらいました」目前に迫った3年ぶりとなるナックスの公演も同様。相応の覚悟をもって臨んでいる。「他の作品と違うのは、メンバーやスタッフに対しての評価も全部ひっくるめて、自分のこととして感じるんです。それだけに覚悟の度合いは強まりますよね。21年かけて培ってきたものを見せられたらと思っています」チームナックス北海学園大学時代に結成された演劇ユニット。第16回公演『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて』は4月1日まで全国6か所を回り、上演中。もりさき・ひろゆき1971年生まれ。北海学園大学時代にチームナックスを結成。リーダーを務め、多くの作品の脚本・演出を担当。2008年よりHBC『あぐり王国北海道NEXT』に出演。やすだ・けん1973年生まれ。2008年放送のNHK連続テレビ小説『瞳』に出演し、注目を集める。今年は映画『不能犯』や『北の桜守』『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』などに出演。とつぎ・しげゆき1973年生まれ。映画やドラマ、バラエティ番組を中心に活躍。現在、『電影少女‐VIDEO GIRL AI 2018‐』(テレビ東京)に出演中。映画『恋は雨上がりのように』は5月25日に公開。おおいずみ・よう1973年生まれ。3月には海賊船船長役で声の出演をした『映画ドラえもん のび太の宝島』が、5月には主演映画『恋は雨上がりのように』が公開。他、多数映画の公開が控えている。おとお・たくま1976年生まれ。大学在学中にチームナックスに最年少メンバーとして参加。昨年末のドラマ『陸王』や公開中の映画『祈りの幕が下りる時』など話題作に次々出演している。写真左から、安田さん・スリーピーススーツ¥94,000(麻布テーラー/麻布テーラープレスルーム TEL:03・3401・5788)森崎さん・すべてスタイリスト私物大泉さん・ジャケット¥57,000パンツ¥28,000(共にCalvin Klein Platinum/オンワード樫山 お客様相談室 TEL:0120・586・300)戸次さん・スーツ 参考商品(HIROKO KOSHINO homme collection/RENOWN PRESS PORT TEL:03・4521・8190 )音尾さん・スーツ¥82,000(サイコバニー/ジョイックスコーポレーション TEL:03・3486・1573)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年3月7日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・西岡達也(ラインヴァント)白石義人(ima.)横山雷志郎(Yolken)文・新田草子保手濱奈美重信 綾河野友紀望月リサ(by anan編集部)
2018年03月03日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)のコシノ ヒロコがデザイナーを務めるブランド「リ エディション プロジェクト 165(re:edition project 165)」が、2018年春夏コレクションよりデビューする。「リ エディション プロジェクト 165」は、コシノ ヒロコがデザイナーを、ジル・サンダー(JIL SANDER)やダナ キャラン(DONNA KARAN)といったラグジュアリーブランドのチーフデザイナーを経てきた竹腰名生がプロデューサーを務める新ブランド。コンセプトは、ヒロコ コシノのアーカイブ作品からインスパイアされたデザインを、スポーティでリラックス感のあるムードにアレンジしたスタイルだ。休日にスポーツウェアのままジムや街中へ繰り出していくような"アスレジャーライフスタイル"をヒントに、着飾りすぎないが上質なウェアを展開していく。素材には、厳選されたオリジナル素材や、日本やイタリア製のラグジュアリーブランドも使用する布地を使用。ブラックやホワイト、グレーといったナチュラルトーンを中心に、ビビットなプリントをアクセントにしたテキスタイルも取り入れられる。また、体型をカバーするシルエットや、動きやすさを追求した着心地にもこだわっている。登場するアイテムは、軽量のタフタを使用したサルエルパンツや、オーバーサイズのレザージャケット、サテンの光沢を活かしたパジャマパンツなど。高級素材を用いた快適に着こなせるウェアがラインナップする。なお、「リ エディション プロジェクト 165」のアイテムを展開する期間限定ショップが、2018年3月14日(水)から3月20日(火)まで伊勢丹新宿店にて、4月4日(水)から4月10日(火)まで阪急うめだ本店にてオープンする。【詳細】リ エディション プロジェクト 165(re:edition project 165)取扱店舗:ヒロコ コシノ銀座店 ※2018年5月より展開開始。アイテム例:・サテンパジャマパンツ 56,000円+税・サルエルパンツ 39,000円+税・レザージャケット 286,000円+税■期間限定ショップ<伊勢丹新宿店>期間:2018年3月14日(水)~3月20日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館4階=センターパーク/ザ・ステージ4住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1<阪急うめだ本店>期間:4月4日(水)~4月10日(火)場所:阪急うめだ本店 6階 プロモーションスペース住所:大阪府大阪市北区角田町8−7
2018年02月27日美容家が語るオーガニックコスメオーガニックコスメブランド「素肌レシピ」が、美容の専門家を集めオーガニックコスメミーティングを開催。その様子を自身の公式サイトにて公開した。参加者は美容エディターや、美道研究家、タレントなど蒼々たる6人の美容家たち。普段より数多くのコスメに触れている専門家の目線から、最新のオーガニックコスメについて語られた。オーガニックは守りから攻めの時代へ「オーガニックは"守り"のイメージがあったが、最近では"攻め"に変化している」と語るのは、美道研究家のHIROKOさん。他にも「妊娠中でも安心して使用できる」「以前と比べて感触が良くなっている」などの意見が挙げられた。「素肌レシピ」のオーガニックコスメアイテム「素肌レシピ」で展開する天然由来のオーガニックコスメは、肌モニターテストを重ねて開発されてきたもの。モニターの9割以上が肌の変化を実感している。合成界面活性剤、シリコーン、合成着色料等は無添加。添加物には厳しい基準を設けている。それでいてリーズナブルな価格帯で、ケアを続けやすいのも嬉しいポイントだ。公開されたミーティングでは、実際に「素肌レシピ」のオイルを使ったオイルパックや、アイクリーム等の使い心地も紹介されている。オーガニック美容に興味のある方は参考にしてみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※太陽油脂株式会社のプレスリリース(@Press)※素肌レシピ公式サイト
2018年02月04日「Amazon Fashion Week TOKYO 2018 A/W」が、2018年3月19日(月)から24日(土)まで開催される。2018年1月25日(木)現在で、ハイク(HYKE)、G.V.G.V.(ジーヴィージーヴィー)、ケイスケ ヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)、まとふ(matohu)など全50ブランドの参加が予定されている。中でもザ ダラス(THE Dallas)やディガウェル(DIGAWEL)、クオン(KUON)、ミドラ(MIDDLA)などの14ブランドが「Amazon Fashion Week TOKYO」初参加となる。また特別プログラムの"AT TOKYO"にて、アンブッシュ(AMBUSH)、mame(マメ)、ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)、TTT_MSW(ティー)がいずれも東京で初のファッションショーを実施する。【イベント詳細】「Amazon Fashion Week TOKYO 2018 A/W」開催期間:2018年3月19日(月)~24日(土)【参加ブランド一覧(予定)】※スケジュールは現時点で未定(X).S.M.L(エックス エスエムエル)※初参加5-knot(ファイブノット)ACUOD by CHANU(アクオド バイ チャヌ)AKIKOAOKI(アキコアオキ)AMBUSH(アンブッシュ)Asian Fashion Meets TOKYO(アジアンファッションミーツトウキョウ)BODYSONG.(ボディソング)※初参加Children of the discordance(チルドレン オブ ザ ディスコーダンス)※初参加DIGAWEL(ディガウェル)※初参加DRESSEDUNDRESSED(ドレスドアンドレスド)ENHANCE(エンハンス)F/CE.(エフ シーイー)※初参加FREIKNOCK(フライノック)※初参加G.V.G.V.(ジーヴィージーヴィー)GLOBAL WORK(グローバルワーク)ha-ha(ハハ)Hanae Mori manuscrit(ハナエモリ マニュスクリ)HARE(ハレ)HIROKO KOSHINO(ヒロココシノ)HYKE(ハイク)JENNYFAX(ジェニーファックス)Johan Ku Gold Label(ヨハン・クー ゴールド レーベル)JOTARO SAITO(サイトウ ジョウタロウ)KEISUKEYOSHIDA(ケイスケヨシダ)KUON(クオン)※初参加liroto(リロト)※初参加matohu(マトフ)mame(マメ)MEMUSE(メミューズ)MIDDLA(ミドラ)※初参加mintdesigns(ミントデザインズ)MISTERGENTLEMAN(ミスター・ジェントルマン)MITSURU OKAZAKI(ミツル オカザキ)※初参加MURRAL(ミューラル)MUZE(ミューズ)NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)PARADOX TOKYO(パラドックス トーキョー)Patrick Owen(パトリック オウエン)※初参加PERMINUTE(パーミニット)RBTXCO(アールビーティ)※初参加RYOTAMURAKAMI(リョウタムラカミ)SISE(シセ)soe(ソーイ)support surface(サポートサーフェス)TAE ASHIDA(タエ アシダ)THE Dallas(ザ・ダラス)※初参加tiit tokyo(ティート トウキョウ)TOKUKO 1er VOL(トクコ・プルミエヴォル)TTT_MSW(ティー)WEWILL(ウィーウィル)※初参加YOHEI OHNO(ヨウヘイ オオノ)YUKI TORII INTERNATIONAL(ユキ トリヰ インターナショナル)YUKIHERO PRO-WRESTLING(ユキヒーロープロレス)YUMA KOSHINO(ユマコシノ)※アルファベット順
2018年01月28日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2018年春夏コレクションが、2017年10月19日(木)に東京・恵比寿にて発表された。「リバース」というテーマの下にクリエイトされた今シーズンのコレクション。終わりを常に新たな始まりと捉え、古いものや過去を見つめ直すことで湧いてくる、新たな創造の喜びを表現している。冒頭はストライプをキーワードに、この非常に単純な幾何学模様を、様々な形態に変幻させた。縦のストライプと横のストライプを混ぜたり、斜めのストライプをずらして配置したりして生まれる、リズミカルな視覚体験。やがてストライプは単に柄としての次元を飛び出し、ヘムスカートのプリーツや、ニットの立体的な編地模様などのストライプとして3次元化した。ウェアのシルエットはワイドが中心。生地をふんだんに使用して、歩くたびに揺れ動く豊かなドレープを生み出している。さらに特徴的なのは、服のパーツの一つ一つを、誇張したサイズ感で表現している点だ。ショルダーを横に大きく張り出させ、衿とラペルを普通の何倍にも拡大したロングコートや、袖ぐりやカフスをオーバーサイズにデザインしたシャツ、ジャケットなどがその例だ。しかし、シャープなストライプ模様が、膨張したシルエットとのバランスをとることで、すっきりとした印象は壊さない。会場の雰囲気が変わり、コレクションは次のパートへと移行した。ストライプ模様の余韻を残しながら次の主役として登場したのは“タンポポ”のモチーフだ。フルレングスのドレスに大きく描かれたり、幾何学的なパターンに変化したりと、様々なバリエーションがウェアを彩る。気付けば、あんなにも中心的な存在感を放っていたストライプは影を潜め、代わりに、たくさんの星を散りばめた幻想的なパターンが出現している。タンポポに寄り添うように輝くその星は、夜空の星というよりも、タンポポが産んだ無数の種子のよう。終わりを迎えたタンポポは、その種子によって新たな命をつないでいく。新たな創造もまた、過去と現在を通過した先にしか見えてこないのだろう。なお、本コレクションにはコンバース(CONVERSE)のスニーカーが登場。厚底のモデルや、サンダルのようにアッパーが空いているもの、キーテーマのストライプ模様をのせたものなど、スニーカーの雰囲気を残しつつもユニークなアレンジが加えられたシューズだ。さらに、メンズモデルが登場し、オーバーなサイズ感が魅力のメンズウェアも提案された。
2017年10月22日デザイナー歴60周年を迎えるコシノヒロコ(KOSHINO HIROKO)による書籍『HIROKO KOSHINO 〜it is as it is あるがまま なすがまま〜』が、2017年12月1日(金)より全国の書店で発売される。コシノヒロコは自身のブランドを通して、「真の豊かさ」を問い続けてきた。ファッションやアートに、衣・食・住・遊・休・知・美といった日本文化を重ね、さらに他国の文化も柔軟に受け入れることで、独自の世界を作り続けている。本書は、そんな彼女の理念を表現し、モノづくりにおいて日々心がけている「真の豊かさとは何か」を示していく。空、然、素、組、耕、遊、色の7章から構成されており、1978年から2017年秋冬コレクションまでの約40年間に渡るコレクションルックと、長年書き溜めてきた絵画を一挙掲載。モードとアートを自由に往来する、コシノヒロコの集大成本となっている。アートディレクションはグラフィックデザイナー/アートディレクターの三木健が担当。また、巻頭には建築家・安藤忠雄と蓑豊が言葉が綴られている。【詳細】『HIROKO KOSHINO 〜it is as it is あるがまま なすがまま〜』発売日:2017年12月1日(金)価格:22,000円+税判型:天地297mm × 左右297mm頁数:252頁ISBN:978-4-86345-345-6 C0070
2017年10月22日「Amazon Fashion Week TOKYO 2018 S/S」が、2017年10月16日(月)から10月21日(土)まで開催される。参加するブランドが発表された。2017年9月22日(金)現在で、ハイク(HYKE)、G.V.G.V.(ジーヴィージーヴィー)、ユナイテッドトウキョウ(UNITED TOKYO) 、ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)など53ブランドの参加が決定している。前シーズンより約10ブランドが増え、より盛り上がりを見せてくれそうだ。なお、今回は海外コレクション参加ブランドも“AT TOKYO”として参加。タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)、 TOGA(トーガ)が参加するほか、sacai(サカイ)とアンダーカバー(UNDERCOVER)は、合同ショーを披露する予定だ。【イベント詳細】「Amazon Fashion Week TOKYO 2018 S/S」開催期間:2017年10月16日(月)~10月21日(土)【参加ブランド一覧&スケジュール】■10月16日(月)10:30 ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)11:00 ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)12:00 ユマ コシノ(YUMA KOSHINO)13:30 ブルーサクラ/ブルーサクラバイヨシダロベルト(BLUE SAKURA / BLUE SAKURA BY YOSHIDAROBERTOWEB)14:00 ジュンハシモト(junhashimoto)15:00 G.V.G.V.(ジーヴィージーヴィー)15:30 パーミニット(PERMINUTE)16:00 ティート トウキョウ(tiit tokyo)18:00 リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)19:00 グローイング ペインズ(GROWING PAINS)20:00 タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.) / Amazon Fashion “AT TOKYO”20:30 ヘンリック ヴィブスコフ(HENRIK VIBSKOV)21:00 ポプロ バティック(POPULO Batik)■10月17日(火)12:00 ケイスケ ヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)15:00 ティボー(thibaut)16:00 アキコアオキ(AKIKOAOKI)18:00 ファッション・ホンコン(Fashion Hong Kong)19:00 ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)20:00 TOGA(トーガ) / Amazon Fashion “AT TOKYO”20:45 モト ゴー(MOTO GUO)■10月18日(水)10:30 アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)14:00 ハオリ ドゥ ティティ(haori de TiTi)15:00 バナナチップス(BANANA CHIPS)15:30 エルザ・ウィンクラー(ELZA WINKLER)16:30 タエ アシダ(TAE ASHIDA)18:00 コートメール(COTE MER)19:00 ブラックアイパッチ(BlackEyePatch) / Amazon Fashion “AT TOKYO”20:30 リヒトステール(Licht Ster)21:00 ディスカバード(DISCOVERED)■10月19日(木)10:30 ファイブノット(5-knot.....)11:00 アジアンファッションミーツトーキョー(タイ)(Asian Fashion Meets TOKYO (Thailand))15:30 ヴィヴィアンノ スー(VIVIANO SUE)16:00 アジアンファッションミーツトーキョー(フィリピン)(Asian Fashion Meets TOKYO (Philippines))17:00 ハナエモリ マニュスクリ(Hanae Mori manuscrit)18:00 ハイク(HYKE)19:00 ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)20:30 ミューズ(MUZE) / パラドックス トーキョー(PARADOX TOKYO)21:00 ハレ(HARE)■10月20日(金)10:30 ナードユニット(NERDUNIT)14:00 トクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1er Vol)15:30 グローバル ファッション コレクティブ プレゼンティッド バイ ヴィーエフダブリュー(Global Fashion Collective presented by VFW)17:00 フォーチュナトウキョウ(FORTUNA Tokyo)18:00 ディーベック(D-VEC)18:30 ヨハン・クー ゴールド レーベル(Johan Ku Gold Label)19:00 sacai(サカイ) / アンダーカバー(UNDERCOVER) / Amazon Fashion “AT TOKYO”20:30 グローバル ファッション コレクティブ プレゼンティッド バイ ヴィーエフダブリュー(Global Fashion Collective presented by VFW)21:00 エンハンス(ENHANCE)■10月21日(土)10:30 ユキヒーロープロレス(YUKIHERO PRO-WRESTLING)11:00 ジン カトー(ZIN KATO)15:30 メミューズ(MEMUSE)16:00 グローバルワーク(GLOBAL WORK)17:00 ユナイテッドトウキョウ(UNITED TOKYO) 20:30 ミューラル(MURRAL)21:00 ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)
2017年09月25日美道研究家 HIROKOのオススメ!「こんぶ水ダイエット」美道研究家 HIROKOは、日本人が昔から慣れ親しんできた「こんぶ」のダイエット効果に注目。うま味を味方につけて、味覚をコントロールし、ダイエットにつなげることを推奨している。HIROKO曰く、うま味がダイエットの強い味方になることは、イギリス・サセックス大学による実験で判明しているという。さらに、東北大学の笹野高嗣教授は、科学雑誌「NATURE. 9 JUNE 2016. Vol 534. No.7606.」において、うま味が病気を治癒することを発表していることも明かした。「こんぶ水」の作り方東北大学の笹野高嗣教授オススメの「うま味ドリンク」に使う材料は、水とこんぶの2つだけ。40gのこんぶを小さく切り刻み、500mlの水に入れるだけで完成するという。ただし、笹野教授が推奨しているレシピは、ドライマウスの治療向けの量。HIROKO流の「こんぶ水」は、2から3切れの小さなこんぶを手で割り、200から250cc程度のミネラルウォーターを注ぐだけ。一晩寝かせることで完成し、旅行中の体重増加を防ぐのに効果があったと、自身のオフィシャルブログの中で報告している。(画像は美道研究家 HIROKO’Sofficial blogより)【参考】※美道研究家 HIROKO’Sofficial blog
2017年06月24日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2017年秋冬コレクションが、2017年3月21日(火)恵比寿ガーデンホールにて発表された。テーマは、”デカダンス”。「退廃」とも訳されるその言葉は、現実の価値から離れ、時には不協和音を奏でるような脆さを垣間見せながら、象徴的で美しいものを追求する精神を表す。そんなテーマの通り、コレクションは独創的な造形と色彩が幻想的な世界を作り出し、夢の中のように少し不思議で美しい物語を紡いだ。会場の緊張感を煽るようにドラマチックなピアノの音色が鳴り響き、ショーが幕を開けた。まず繰り広げられたのは、灰色や白、黒などの禁欲的なカラーパレットで構成されるルックだ。ニットからパンツ、コートまでグレー1色でまとめたスタイルや、三角やドット柄を全身に細かく敷き詰めたモノクロのドレスが視線を奪う。時折、ディテールに鮮やかなオレンジやブルーを忍ばせ、ハッとするような色彩の効果を誘う。シルエットは、ゆったりとエフォートレスに。ドレープなどが織りなすグニャリとうねるようなフォルムが不安定さを感じさせる。グレーのニットは、肩をカットし、切り口にだらりとドレープを施し、裾はアシンメトリーに仕上げた。また、そんなフォルムと共鳴するように、重ねられたシルバーのネックレスやイヤリングが波打つようなユニークな線を描く。突然、曲調が生き生きとリズミカルなものに変化し、今までの退廃的なムードを覆すような鮮やかな色彩のルックが展開。グリーンやブルー、オレンジといったエネルギッシュなカラーが大胆に組み合わされ、現実離れしたような神秘的な印象を与える。爽やかなグリーンのトップスに大きくあしらわれたフリルは、先ほどまでのダラリと崩れるようなものとは打って変わり、それ自体が自立しているような立体的で有機的なものに。ヒダの内側から異なるカラーを使用し、それがちらりと覗くことで、よりリズミカルさを際立たせる。そしてショーの終盤は、まるで星が輝く夜空を想起させるようなロマンチックなルックが登場した。テーラードが美しいジャケットには、真っ黒の生地に、ストーンを散りばめたゴールドのラインが浮かぶ。裾からはキラキラとグリッターがきらめくチュールをなびかせ、かっちりとしたスーツとのコントラストを生み出した。
2017年03月24日「Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/W」が、2017年3月20日(月・祝)から3月25日(土)まで開催される。2017年秋冬コレクションに参加するブランドが発表された。発表された2017年1月17日(火)時点で、参加予定ブランドは44ブランド。井野将之によるダブレット(doublet)、森川拓野のターク(TAAKK)、大野陽平が手掛けるヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)といった日本のメンズブランドを含む12ブランドが初参戦となる。同じく初参加となるハレ(HARE)は、公式オンラインストア[.st]でショーを生中継し、開催中に一部商品をその場で販売する新しい取り組みに挑むそうだ。なお、渋谷ヒカリエ・表参道ヒルズが主会場となる予定だ。【イベント詳細】 Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/W開催期間:2017年3月20日(月・祝)~3月25日(土)【参加ブランド一覧&スケジュール】■3/20(月・祝)10:30 ファイブノット(5-knot)11:00 ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)12:00 ブー パラ(BOO PALA)※ウェブサイトでの発表15:30 ミュージアム バイ エイチフラクタル(MUSEUM by H>FRACTAL)16:00 ティート トウキョウ(tiit tokyo)16:30 ジュンハシモト(junhashimoto)18:00 ハレ(HARE)19:00 GROWING PAINS / Amazon Fashion “AT TOKYO”20:30 アジアンファッションミーツトーキョー(タイ)21:00 ウジョー(Ujoh)■3/21(火)10:30 モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji )12:30 HOUSE_COMMUNE / Amazon Fashion “AT TOKYO"15:30 ハハ(ha-ha )16:00 アジアンファッションミーツトーキョー(ベトナム)18:00 ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)19:00 マトフ(matohu)20:00 ネーム(Name.)20:30 シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)※ウェブサイトでの発表■3/22(水)10:30 アクオドバイチャヌ(ACUOD by CHANU )13:00 プリフェイス: イメージ・ポリティクス・イン・ファッション・アンド・アート(PREFACE: Image Politics in Fashion and Art )※インスタレーション15:00 アジアンファッションミーツトーキョー(インドネシア)16:30 タエ アシダ(TAE ASHIDA)19:00 サポートサーフェス(support surface )19:45 BEDWIN & THE HEARTBREAKERS / Amazon Fashion “AT TOKYO"20:30 コートメール(COTE MER)21:00 ディスカバード(DISCOVERED)■3/23(木)10:30 ヴィヴィアンノ スー(VIVIANO SUE) / イイミサ(IIMISA)15:30 モト ゴー(MOTO GUO)16:00 トクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1er VOL)17:00 ハナエモリ マニュスクリ(Hanae Mori manuscrit)18:00 ケイスケ ヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)19:00 ディーベック(D-VEC)20:30 アキコアオキ(AKIKOAOKI)21:00 ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ(1piu1uguale3)■3/24(金)15:30 ミューラル(MURRAL)16:00 ユマコシノ(YUMA KOSHINO)18:00 ハイク(HYKE)※インスタレーション19:00 ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)20:00 ヨハン・クー ゴールド レーベル(Johan Ku Gold Label)※ウェブサイトでの発表21:00 リチウム(LITHIUM )※ミントデザインズ(mintdesigns)■3/25(土)10:30 ターク(TAAKK)11:30 ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)15:30 ロギーケイ(ROGGYKEI)16:00 チカ キサダ(Chika Kisada)17:00 エトセンス(ETHOSENS)19:00 ユキヒーロープロレス(YUKIHERO PRO-WRESTLING)19:45 サルバム(sulvam)20:30 ダブレット(doublet)21:00 ベッドフォード (BED j.w. FORD)
2017年01月20日質問:夫の父親が昨年夏に心臓のけいれんを起こして入院。遺伝の有無と予防策について教えてください。夫の父親に心疾患の持病があり、昨年夏に心臓のけいれんを起こして入院し、今はペースメーカーをつけて生活しています。現在、夫は健康体で、年一回の健康診断でも心電図に異常があったことはありません。しかし、夫の父親が患った病気が遺伝するのではないかと、とても心配しております。遺伝の有無と予防策について教えてください。島根県:トマトマさん(38)回答:心臓のけいれんの遺伝と予防策についてお答えします。――「心房細動」について義理のお父さまが昨年心臓のけいれんを起こされ、現在ペースメーカーをお使いになっているということですね。心臓のけいれんは一般に、心房細動に関して使われることの多い表現ですので、ここからは「心房細動」といい換えてお話ししたいと思います。心房細動は、心臓にある心房と呼ばれる部分がまるでけいれんのように細かく不規則に震える病気です。高齢者に多いことから、心房の筋肉の老化が原因の一つとして考えられています。心房筋に異常があると、そこから本来はないはずの電気活動が発生したり、異常な電気が伝わる回路ができてしまったりします。左心房の中にある肺静脈の周囲からは特に強い電気が発生しやすいことが知られていて、その部分から出た電気が心房の中に異常な電気の流れを起こして、1分間に300~500回にも及ぶ細かい不規則な震えを発生させると考えられています。ただ、この心房の異常な興奮(震え)は房室結節である程度調節されてから心室に伝えられますので、心室に伝えられる興奮は不規則に毎分60~200回程度となります。心室の興奮を伝える心拍数もやはり、不規則で速い脈になってしまうと考えられます。心房細動の治療はお薬によって行われることが多いのですが、効果が不十分であると考えられるときなどに非薬物治療として、高周波カテーテルアブレーション(心筋焼灼術=しんきんしょうしゃくじゅつ)やペースメーカー治療、心臓外科治療が選択されることもあります。ペースメーカーは心房細動とともに徐脈性(脈が遅くなる)の不整脈がある場合に用いられることがある治療法です。<「心房細動」の遺伝について>また、心房細動の遺伝については、心房細動は発症に遺伝子の関連もあると考えられていますが、原因遺伝子の多くははっきりしておらず、多因子遺伝も多いと考えられています。加えて、遺伝以外の因子として高齢や高血圧、虚血性心疾患のある方は心房細動になりやすいと考えられています。これらの点から、適正な体重を保ち、糖尿病・高脂血症などに気をつけ、動脈硬化を防ぐことは心房細動の予防にも役に立つといえるでしょう。ご参考になれば幸いです。お大事にしてください。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日銀座に自身のギャラリー、KHギャラリーを2012年にオープンして以降、アーティスト小篠弘子としての活動と、デザイナーヒロココシノとしてのアーカイブは、シーズンを重ねるごとにその距離を縮めている。10月20日、東京・恵比寿ガーデンホールで発表された17SSコレクションは「BOUNDARY~あたりまえへの挑戦~」をテーマに、キュビズムをスポーティで表現した。ショーはお決まりの花道スタイルのランウェイを設けず、シアター風に中央にスクエアの平面のステージをライティングで描き出す。光のインスタレーションは昨年京都、今年は芦屋でコラボレーションしているアーティスト集団サークルサイド(circle side)の作品。現在、滋賀県近江八幡市で行われている展覧会「BIWAKOビエンナーレ2016 見果てぬ夢」で「Resonance」という作品を発表している。コレクションは大胆な曲線とアシンメトリーな表現で、ジャージー素材をドレスやスキニーなパンツスタイルなどでラインナップ。デニムやメッシュ、ビッグシルエットといったシーズントレンドをさらりと取り入れながら、アートとの境界線をモードで遊んだゆとりのコレクション。アートモチーフは自らの絵画からのカットアップ、表面変化のあるニットやオプティカルプリント、ストライプやチェックを幾何学的に組み合わせることで、二次元と三次元を揺蕩う。なお、ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)は9月1日付けで代表取締役社長に長女の小篠由佳が就任。前社長の小篠弘子は代表取締役会長となり、アーティストワークに専念できる体制が新たにスタートした。Text: 野田達哉
2016年10月28日ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)の2017年春夏コレクションが、2016年10月20日(木)に恵比寿ガーデンホールにて発表。“BOUNDARY(境界)~あたりまえへの挑戦~”と題された今季のコレクションは一体どのようなものなのか、会場は期待に包まれた。登場したファーストルックは、サイドにラインが入ったスキニーパンツにタンクトップを合わせたシンプルなデザイン。素材はジャージのようなもので、伸縮しながらドレープを作る。続く数ルックも同素材だが、スポーティな印象を与えるそのラインはやがて曲線となり、デザインにユニークさをプラスしていった。突然、曲調の変化と同時に、ワードローブも変化。赤や青、黒がぶつかり合うキュビスム絵画のような柄が現れた。キュビスムを創始したピカソ風の描写を取り入れたモデルのメイクが、このユニークな柄と共鳴する。写実的な絵画を捨て、自らが考えるリアリズムをキュビスムによって獲得しようとしたピカソは、コレクションのテーマである“あたりまえへの挑戦”をした代表的人物といえるだろうか。多彩な素材のうちいくつかは、スポーツへの関連を想像させた。メッシュのタンクトップや、ダンボールニットのように厚みと柔らかさを持った生地。アクティブな要素を保ちつつも、曲線を描く絶妙なカッティングによって優雅さを損なわない。常に前へ、先へと挑戦しようとするスポーツが、“あたりまえへの挑戦”というテーマの元に、キュビスムと一つになっていく。終盤は、オールホワイトとオールブラックのルックのみだ。メッシュやカッティング、ジャカードといったマテリアルの多様性を生かし、それらを重ね、ワードローブに変化をもたらす。当たり前のカラーに限定された中での表現の挑戦には、崇高ささえ感じることができた。
2016年10月23日