パーク24は2月9日、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「ICカードの所有と駐車場利用」に関する調査結果を発表した。○ICカードの所有率は85%タイムズクラブ会員のうち、ICカードを所有している人は85%で、うち約6割は2枚以上所有していた。年代別にみると、「ICカードを持っていない」と答えた割合は40代で16%、60代以上で19%と全体の15%をやや上回ったが、年代による大きな差はみられなかった。利用しているICカードは、「nanaco」「WAON」などの流通系が45%、「Suica」「PASMO」などの交通系が55%と、交通系の割合がやや多かった。カード種別では、交通系ICカードの「Suica」が22%で最も多く、次いでセブン&アイ・ホールディングスの「nanaco」が18%、イオンの「WAON」が15%と続いた。地域別にみると、流通系ICカードの「nanaco」「WAON」「楽天Edy」は全エリアで5位以内にランクイン。一方、交通系ICカードは地域特性が出る結果となった。時間貸駐車場で駐車料金を支払う際に「ICカードを利用する」人は30%。利用頻度の内訳は、「金額により利用する」が23%、「ほぼ毎日利用する」が7%となった。調査期間は2015年12月7~13日、有効回答者数は8,021人。
2016年02月11日新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は1月25日、印刷で製造可能な有機半導体デジタル回路の高速化に成功し、商用ICカード規格で動作する温度センシングデジタル回路の開発に成功したと発表した。同成果は、NEDOプロジェクトとして、トッパン・フォームズ、富士フイルム、大阪府産業技術総合研究所、JNC、デンソー、田中貴金属工業、日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース、パイクリスタルなどの研究グループによるもの。同プロジェクトチームはこれまでにも塗布により半導体回路を形成できる有機半導体製造技術を開発して、13.56MHzの商用周波数による電波でのデジタル信号の伝送を実現していたが、今回は新たに商用ICカード規格に対応し、かつNFCの処理が可能な26.5kHzの動作周波数で駆動するフィルム上の温度センシング電子回路を開発することに成功したという。具体的には、従来、ガラス基板上でしかできなかった塗布結晶化法をフイルム上で実現したほか、プロセスの最適化を図ることで、チャネル長5μmの有機CMOS回路を集積することに成功。これによりこれまでのキャリア移動度10cm2/Vsよりも高速な16cm2/Vsを実現。これにより、26.5kHzの3ビットDFF(D-Flip-Flap)回路を構成することを可能とし、NFCへの対応を果たしたという。また、同DFFを3段構成とすることで8ビットの演算処理を実現したほか、温度センサの回路構成を見直し、2ビットの逐次型A/Dコンバータ(ADC)も開発し、高分子伝導体の抵抗温度センサと組み合わせることで、1℃刻みでの温度測定を実現した。開発を進めてきた東京大学 新領域創成科学研究所の竹谷純一 教授は、「トッパン・フォームズの事業家の目標が物流の温度管理ということで、薄いフィルム上に製造された温度センサは応答性が早いことから、そうしたニーズへの適用が可能」とし、HF帯の読み取り機を用いて、表示機にその情報を転送するデモを実現してみせた。なおトッパン・フォームズでは、今後、事業化に向けた取り組みを進めていくとしており、現状、シリコンベースの半導体を用いたトレースタグの生産コスト100円の半分となる50円での量産を2018年2月ころまでには実現したいとしており、引き続き、大面積プラスチック基盤プロセスの構築、めっき配線や低コスト化技術の開発などを進めていくとしている。
2016年01月25日リンクスインターナショナルは、24bit/48kHzデジタル信号に対応するDAC&ポータブルアンプ機能内蔵したLightningコネクタ接続イヤホン「IC-Earphone」を発売する。発売日は1月30日。価格は税抜9,980円。同製品は、正規MFi認証取得したLightningコネクタ接続のイヤホン。内蔵された24bit/48kHzデジタル信号に対応するDAC&ポータブルアンプ機能で、iOSデバイスからダイレクトにハイレゾオーディオを楽しむことができる。また、密閉ダイナミック型ドライバーユニットは9mm、6Nグレードの超高純度無酸素銅(OFC)フラットケーブル、軽量で丈夫なアルミニウム合金シェル設計を採用するなど、高音質を追求した仕様となっている。一般的なボリューム調整、再生、停止、曲送り、曲戻しのほかに、電話に出る、電話を切るといった機能を備えた多機能コントローラーも付属。カラーは、ホワイト(ICEP-LT-04 WH)、レッド(ICEP-LT-04 RE)、グリーン(ICEP-LT-04 GR)、ブルー(ICEP-LT-04 BL)の4種類。
2016年01月22日ライカカメラは1月21日、アウトドア仕様のコンパクトデジタルカメラ「ライカ X-U」を発表した。発売は2月13日で、価格は税込432,000円。ライカ X-Uは、IP68相当の防塵・防水性能をはじめ、耐衝撃性能、耐寒性能を持つコンパクトデジタルカメラ。耐久性を重視したアウトドア仕様のカメラはライカ初となる。有効1,620万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載し、レンズには「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」(35mm判換算で35mmの画角に相当)を採用。自然な色再現でディテールまで鮮鋭に描写するという。水中では水深15m以内で60分までの撮影が可能で、水中での撮影に適した設定にできる「水中スナップボタン」を備える。デザインはアウディ社のデザインチームが手がけ、ミニマルな外観に仕上がっている。トップカバーにはアルミニウム、外装にはTPE素材を使用し、設定ダイヤルはアルマイト仕上げとなっている。フラッシュはレンズの上部に内蔵。主な仕様は、撮像素子が有効1,620万画素のAPS-Cサイズ(23.6×15.7mm)CMOSセンサー、レンズの開放F値がF1.7、対応感度がISO100~ISO12500。静止画の記録形式はJPEG、DNG。動画はフルHD(1,920×1,080ドット)またはHD(1,280×720ドット)で撮影可能だ。フレームレートは30fps、記録形式はMP4となる。背面のモニターは3型・約92万ドットの液晶方式で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード、マルチメディアカードが使用できる。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約450枚。サイズは約W140×D79×H88mm、重量はバッテリーを含まない状態で約600g、バッテリーを含む状態で約635gとなっている。
2016年01月21日ビー・ユー・ジーSSTは1月20日、タッチパネル搭載のネットワーク対応非接触ICリーダーライター「ピットタッチ・プロ」をバージョンアップした新モデル「ピットタッチ・プロ2」の受注を開始した。出荷は2月中旬の予定となっている。「ピットタッチ・プロ」は、Webブラウザベースの実行環境を提供し、HTMLやCSS、JavascriptといったHTML5関連技術を使って同製品に組み込むウェブアプリ(コンテンツセット)を開発できるようになっている。比較的簡単なプログラミング言語を使用するため、アプリ開発のコストや工数を大幅に低減でき、すでに多くのコンテンツセットが開発されているという。「ピットタッチ・プロ2」では、さらに最新の技術に対応するとともに、既存ユーザーに対しても互換性を提供するとしている。また、従来製品よりもタッチパネルの感度が向上し、対応するネットワークモジュールが追加されているという。勤怠打刻機能がプリインストールされた「ピットタッチ・プロ2勤怠パッケージ」は、画面デザインが刷新された。同社は、ピットタッチシリーズ全体で2016年度に1万台以上の販売を見込んでいる。
2016年01月20日ソニーは1月19日、ハイレゾ音源の録音に対応したICレコーダー「ICD-SX2000」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格は税別30,000円前後。ICD-SX2000は、2013年2月に発売されたICレコーダー「ICD-SX1000」の後継モデル。ICD-SX1000と同様に、リニアPCM 96kHz/24bitの録音とリニアPCM 192kHz/24bitの再生に対応。また、新たにFLAC 192kHz/24bitを再生できるようになった。録音シーンに応じて内蔵マイクの周波数特性を最適化するMFO(Microphone frequency Optimizer)を搭載した新開発マイクを採用。音楽再生用アンプは、ハイレゾ対応ウォークマンに搭載している「S-Master HX」を使用した。このほか、幅広いダイナミックレンジと高いS/N比を実現する「Dual ADコンバーター」、入力音声がより自然に聞こえるようチューニングする「インテリジェントAGC」、ノイズを低減し会話の録音をクリアに聴こえるようにする「クリアボイス機能」を採り入れている。マイクは可動式で、講演会やセミナーなどの録音に適した「ズームポジション」、フィールド録音や会議の議事録などに適した「ワイドステレオポジション」、楽器演奏の録音に向いた「X-Yポジション」の3種類にポジションを切り替えられる。マイクを守るガード部分は、内部に金属を使用し、剛性を高めた。また、操作用アプリとの連携もサポート。iOS・Android用アプリ「REC Remote」に対応し、録音開始、一時停止、停止のほか録音モードやフォーマットなどの設定、トラックマーク(4種類)の付与などをスマートフォンから遠隔操作できる。内蔵メモリは16GBで、microSDカードスロット(microSDXCカードで64GB以上、microSDHCカードで最大32GB対応)×1を搭載。ネットワーク機能はBluetoothを内蔵し、NFC機能もサポートしている。バッテリー駆動時間はリニアPCM 96kHz/24bit録音時で約15時間、再生時で約12時間となっている。主な仕様は、スピーカー径が16mm、実用最大出力が200mW、対応ファイル形式がFLAC/MP3/WMA/AAC、サイズがW44×H120×D14.5mm、重量が約98g。
2016年01月19日東芝は1月18日、最大で15Wの送電が可能なワイヤレス給電送電用IC「TC7718FTG」を開発したと発表した。同日よりサンプル出荷を開始し、2016年春に量産開始となる予定。同製品をマイクロコントローラと接続して使用することで、WPCが策定するQi規格に準拠したワイヤレス給電送電システムを構築することが可能。同社独自のアナログプロセス(CD-0.13プロセス)を用いて小型化・高効率化を実現している。有線充電と比較しても同等以下の時間で急速充電を実現できるため、同社はスマートフォン、タブレットなどのモバイル機器や産業機器向けなどのアプリケーションへの活用を想定している。同製品を使用した送電システムは、量産中のワイヤレス給電受電用コントロールIC「TC7764WBG」を用いた5W、および「TC7765WBG」10W受電システムとの組み合わせが可能であり、Qi v1.2に準拠した15W受電用コントロールIC「TC7766WBG」との組み合わせでは、15Wまでのワイヤレス給電が可能となる。
2016年01月19日日本ユニシスは1月18日、埼玉縣信用金庫に提供している勘定系システム「SBI21」に「ICキャッシュカード店頭即時発行機能」が採用され、2016年度中に全96営業店での稼働を目指して開発に着手したことを発表した。同機能は、営業店に設置したICカード発行機でICキャッシュカードを発行し、その場で顧客に渡す機能。これまで、ICキャッシュカードの申し込みから郵送で顧客の手元に届くまで2週間程度の日数を要していたが、同機能の利用により、申し込み後すぐにICキャッシュカードの利用が可能となる。また、同機能は新規口座開設時だけでなくカードの紛失や破損、磁気情報消失などによる再発行の場合にも対応。生体情報の登録についてもその場で可能となる。埼玉縣信用金庫では、ICキャッシュカードの店頭即時発行によって生体情報登録率の向上を推進し、印鑑の代わりに生体情報による本人確認を行う印鑑レス取引を計画しており、この対応についても、日本ユニシスが提供している営業店システム「BANK_FIT-NE」と連携して対応を進めているという。日本ユニシスは今後、「SBI21」、「BANK_FIT-NE」を利用する信用金庫を中心に、店頭即時発行機能・印鑑レス機能の拡販を積極的に行っていく構えだ。
2016年01月18日ロームは1月15日、Intelの最新世代Coreプロセッサ「Skylake」向けパワーマネジメントIC(PMIC)「BD99991GW」「BD99992GW」の量産出荷を開始したと発表した。「BD99991GW」はIntelが定めるIMVP8に準拠しており、Skylakeで必要とされるコアの電源をサポートする。一方の「BD99992GW」はその他のプラットフォームに必要な10系統の各種電源をサポートする。また、両PMICは超小型パッケージWL-CSPを採用することで従来製品と比べて44%の面積削減を実現。さらに、電源機能だけでなく、コイン電池のバッテリチャージャーや各種クロックジェネレータ、ADコンバータ、GPIOsやLEDインディケータドライバなど、アプリケーション上必要となる機能を多数内蔵し、設計負荷の軽減に貢献する。同社は、複数電源系統を個々のディスクリート部品で構成した場合と比べ、両PMICを使う事により周辺部品点数を18%、実装面積を33%削減できるとしている。
2016年01月15日1月7日(木)に閉館した渋谷の映画館シネマライズの歴史を振り返る特集「ありがとう、シネマライズ」が、映像配信サービス「U-NEXT」にてスタートした。シネマライズは、建築家・北川原温が「機械」をイメージしてデザインを行い、昭和61年6月に東京・渋谷のスペイン坂にて開館。ミニシアターブームの隆盛と共に数々のヒット作や話題作を紹介し、文化の発信地として多くのファンからの支持を得てきたが、渋谷パルコの建て替えに伴い周辺環境が「激変する」ことなどから、1月7日に約30年の歴史に幕を閉じることとなった。「U-NEXT」での特集「ありがとう、シネマライズ」では、80年代から2010年代まで、10年区切りでシネマライズの歴史を紹介。「おしゃれで刺激的な劇場」として知られるようになったデヴィット・リンチ監督作『ブルーベルベット』のヒットや、『トレインスポッティング』の33週のロングラン、「アーティスティックで先鋭的」なイメージを全国区で確立した『アメリ』のスマッシュヒットなど、それぞれの年代を彩った作品と同館の歴史が記されている。また、「U-NEXT」では特集ページ内で同館にて上映された作品を配信。カルト的な人気を誇る『ロッキー・ホラー・ショー』や『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』といったミュージカルをはじめ、『キャロル』の公開を控えるトット・ヘインズ監督作『ベルベット・ゴールドマイン』や、『恋人たち』が公開中の橋口亮輔監督作『ぐるりのこと。』、『リリーのすべて』の公開を控えるトム・フーパー監督作『英国王のスピーチ』など、数多くの作品がラインナップ。名作と共に、シネマライズが辿ってきた歴史に思いを馳せてみては。特集「ありがとう、シネマライズ」はU-NEXTにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月08日オリンパスは1月6日、ICレコーダー「Voice-Trek(ボイストレック)」シリーズの新製品として「Voice-Trek DM-720」を発表した。発売は1月22日。価格はオープンで、推定市場価格は13,000円前後。DM-720は、3マイクシステム「TRESMIC(トレスミック)」を採用したICレコーダー。TRESMICは指向性ステレオマイクと無指向性のセンターマイクを組み合わせたシステムで、幅広い音域を自然なサウンドで録音できるという特徴を持つ。離れた場所や騒音の多い場所での録音に役立つ10段階の「ズームマイク」機能、録音環境の広さや発言者の人数を判断して録音レベルを自動調整する「ボイスチェイサー」機能も搭載している。再生機能では、音声のない部分をスキップして音声部分のみを再生する「声だけ再生」モードを利用可能だ。また、同じ箇所を繰り返して再生することが多い文字起こし作業において、再生時に頭切れを起こさないよう自動で3秒前から再生をスタートする「文字起こし」モードも搭載している。録音形式はリニアPCMとMP3。4GBの内蔵メモリーのほか、microSDカードスロット(2GB~32GBに対応)を装備する。電源は単4形アルカリ乾電池もしくはニッケル水素充電池×1本。アルカリ乾電池を使用した場合、最長で約52時間の連続録音が可能だ。本体サイズはW39.6×D14.4×H105.9mmで、質量は72g(電池含む)。
2016年01月06日バンダイより、『妖怪ウォッチ』の玩具「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」(別売り)に装着して遊ぶ「DX妖怪ウォッチU 進化キット Version E」が発売されている。価格は1,728円(税込)。ゲームソフトやアニメ、玩具などレベルファイブがクロスメディア展開している人気コンテンツ『妖怪ウォッチ』。12月19日には女優の長澤まさみや武田鉄矢をゲスト声優に迎えた劇場アニメ第2弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』が公開され、12月19・20日の2日間成績で観客動員数97万4,557人を記録し、初週末動員ランキングにおいて邦画・洋画の大作を抑えて1位となるなど大ヒットとなった。「DX妖怪ウォッチU 進化キット Version E」は、次世代更新型の妖怪ウォッチ「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」(別売り)にEベルトとEカバーを装着することで映画に登場するエンマ大王仕様の「DX妖怪ウォッチE」に進化させることができるキット。赤を主体としたカラーリングに、ベルトに刻印された「王」の文字が印象的なモデルになっている。特に注目なのが付属するメダルで、紫色の「エンマ大王(覚醒前)Eメダル」と、「レッド ホット オニ バッカーズ うたメダル」が同梱される。「DX妖怪ウォッチU 進化キット Version E」と組み合わせて遊ぶ「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」は、8月にバンダイから発売された『妖怪ウォッチ』の玩具(4,536円/税込)。本商品は、召喚ソングを収録した「召喚モード」や、妖怪を探す際に使用するサーチ機能のなりきり遊びが楽しめる「サーチライト機能」を搭載している。また更新サイト「Yo tunes(ヨー チューンズ)」と連動しており、スロットにデータがDLされたSDカードを挿入することで、「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」がどんどん進化していくという新機能が話題を呼んだ。(C)L5/YWP・TX
2015年12月26日バンダイより、『妖怪ウォッチ』の玩具「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」(別売り)と合わせて遊べる「DX妖怪ウォッチU 進化キット Version U2」が発売されている。価格は1,728円(税込)。ゲームソフトやアニメ、玩具などレベルファイブがクロスメディア展開している人気コンテンツ『妖怪ウォッチ』。劇場アニメ第2弾となる『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』が公開され、初週末動員ランキングにおいて邦画・洋画の大作を抑えて1位となるなど大ヒットを記録している。「DX妖怪ウォッチU 進化キット Version U2」は、次世代更新型の妖怪ウォッチ「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」(別売り)にU2ベルトとU2カバーを装着することで「DX妖怪ウォッチU2」に進化させることができるキット。同商品は、発売中の「DX妖怪ウォッチU 進化キット Version U1」とは異なる黄色のカラーリングで、映画の主人公の一人でもある未空イナホバージョンとなる。また、オプションとして「エジソン Uメダル」「アメコメ倶楽部 うたメダル」の2枚のメダルが付属する。「DX妖怪ウォッチU 進化キット Version U2」と組み合わせて遊ぶ「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」は、8月にバンダイから発売された『妖怪ウォッチ』の玩具(4,536円/税込)。本商品は、妖怪の種族ごとに新たな召喚ソングがあり、例えばプリチー族では「Ladies&Gentlemen! プリチー! プリチー! Oh My Lovely! Yes! プリチー!」といった音声を収録した「召喚モード」や、これまで発売されてきた「DX妖怪ウォッチ」や「DX妖怪ウォッチ タイプ零式」にも搭載されていた、妖怪を探す際に使用するサーチ機能のなりきり遊びが楽しめる「サーチライト機能」を搭載している。本商品は更新サイト「Yo tunes(ヨー チューンズ)」と連動しており、スロットにデータがDLされたSDカードを挿入することで、「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」がどんどん進化していくという新機能が話題を呼んだ。(C)L5/YWP・TX
2015年12月23日バンダイより、『妖怪ウォッチ』の玩具「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」(別売り)と合わせて遊べる「DX妖怪ウォッチU 進化キット Version U1」が発売されている。価格は1,728円(税込)。ゲームソフトやアニメ、玩具などレベルファイブがクロスメディア展開している人気コンテンツ『妖怪ウォッチ』。12月19日には女優の長澤まさみや武田鉄矢、堀ちえみ、博多華丸・大吉らをゲスト声優に迎えた劇場アニメ第2弾となる『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』の公開を控えている。「DX妖怪ウォッチU 進化キット Version U1」は、次世代更新型の妖怪ウォッチ「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」(別売り)にU1ベルトとU1カバーを装着することで「DX妖怪ウォッチU1」に進化させることができるキット。さらに「エジソン Uメダル」と「ニャニャンオールスターズ うたメダル」が付属する。「DX妖怪ウォッチU 進化キット Version U1」と組み合わせて遊ぶ「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」は、8月にバンダイから発売された『妖怪ウォッチ』の玩具(4,536円/税込)。本商品は、妖怪の種族ごとに新たな召喚ソングがあり、例えばプリチー族では「Ladies&Gentlemen! プリチー! プリチー! Oh My Lovely! Yes! プリチー!」といった音声を収録した「召喚モード」や、これまで発売されてきた「DX妖怪ウォッチ」や「DX妖怪ウォッチ タイプ零式」にも搭載されていた、妖怪を探す際に使用するサーチ機能のなりきり遊びが楽しめる「サーチライト機能」を搭載している。本商品は更新サイト「Yo tunes(ヨー チューンズ)」と連動しており、スロットにデータがDLされたSDカードを挿入することで、「DX妖怪ウォッチU プロトタイプ」がどんどん進化していくという新機能が話題を呼んだ。(C)L5/YWP・TX
2015年12月13日産業技術総合研究所(産総研)は12月7日、半導体ICチップの偽造を防ぐ「ICの指紋」を低コスト、高信頼性、コンパクトに実現できる素子とそれを用いた回路技術を開発したと発表した。同成果は、同研究所 ナノエレクトロニクス研究部門 ナノCMOS集積グループ 大内真一 主任研究員、柳永勛 上級主任研究員、松川貴 研究グループ長、エレクトロインフォマティクスグループ 堀洋平 主任研究員らによる研究グループによるもので、12月9日(現地時間)にワシントンD.C.にて行われる「国際電子デバイス会議(2015 International Electron Devices Meeting:IEDM)」にて発表される予定。今回開発された「指紋」発生回路は、「指紋」となるICチップの固有番号を、「多結晶シリコンFinFET」で構成したSRAM回路によって発生するもの。このSRAM回路の起動時の初期値が0になるか1になるかは、製造時の素子性能のばらつきを反映して決まり、起動ごとに同じ値を示す。「指紋」発生回路には複数のSRAM回路が用いられ、SRAM回路数のビット数の番号を発生させることができる。個々のSRAM回路の初期値は製造工程でランダムに決まるため、発生した番号はICチップに固有の番号となる。固有番号ビット数を多くすれば同じ固有番号を持つ確率は小さくなるので、そのICチップを複製や偽造することはできない。今回の研究では、多結晶シリコンFinFETを用いた「指紋」発生回路が、通常型FinFETの回路の3倍以上の安定性で固有番号を発生でき、高い確度でICチップを認証や同定できることが明らかになった。通常型FinFETの回路で128ビットの固有番号を同等の安定性で発生させる場合に比べ、多結晶シリコンFinFETの導入によって、少なくとも約15000トランジスタ分の回路を省略できると見積もられる。同技術で用いられる多結晶シリコンFinFETは、作製工程の初期段階にIC基板の一部に多結晶シリコン薄膜を堆積させた後、標準的なFinFET素子と同一の製造工程で同時に形成されるため、短工程で終了することができる。また、製造工程の条件が変化した場合でも発生される固有番号に偏りは生じないという。同研究所は今後、製造工程の後工程で認証用回路のトランジスタを挿入する、デバイスレベル三次元構造への適用を検討していくとしている。
2015年12月07日イオン銀行は4日、2014年1月に発行を開始した「イオンデビットカード(VISAデビット)」に続き、2016年春、「イオン銀行ICキャッシュカード」に電子マネーWAONとジェーシービー(以下JCB)が提供する「JCBデビットカード」の機能を搭載した3機能一体型の「JCBデビット付ICキャッシュカード」の発行を行うと発表した。○イオン銀行で初めて15歳以上からの申し込みが可能このたび発行する「JCBデビット付ICキャッシュカード」は、イオン銀行初という15歳以上(中学生を除く)から申し込むことができる、国際ブランド付キャッシュカード。デビットは、カード利用時に代金が顧客の口座から即時引き落としされることから、現金感覚での利用が可能で、利用金額をメールで知らせるサービスやあらかじめ利用限度額を設定できる機能と合わせて、安心して利用できるという。イオン銀行によると「イオンをはじめとする国内のJCB加盟店(インターネット上のオンラインショップを含む)での利用に加え、海外でのショッピングや海外ATMでも利用できる。さらに、デビットを利用するごとにイオンカードと同様のポイント特典が受けられるほか、前払いで利用できる電子マネーWAON機能も搭載している」としている。
2015年12月07日バッファローは2日、「ICカードロック解除」機能搭載のポータブルSSD「SSD-PZNU3」シリーズを発表した。250GBと480GBのモデルを用意。12月下旬から発売する。価格は240GBが51,200円(税別)、480GBが80,300円(税別)。ロック解除キーをかざすとセキュリティ解除となる「ICカードロック解除」機能に対応したポータブルSSD。非接触型ICカードが同梱されており、これを使うことでロックを解除できる。加えて、交通系のICカードや、おサイフケータイ対応スマートフォンをロック解除キーとして登録可能。保存するデータは「自動暗号化モード」で自動的に暗号化される(AES 256bit方式)。米国のMIL規格「MIL-STD-810G 516.6 Procedure IV」に準拠。堅牢なケースと内部の衝撃吸収シリコンゴムによって高い耐衝撃性能を持つ。IPX3相当の防雨性能と、埃などの侵入を防ぐIP5X相当の防塵性能もある。ファイル転送効率化ソフト「ターボPC EX2」にも対応。データを圧縮保存して容量を節約するセーブモードや、コピー時間を短縮するスピードモードを利用できる。インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー。ケーブルは直付けで側面に収納しておける。転送速度はリード/ライトともに360MB/s。本体サイズはW90×D21×H141mm、重量は約240g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10 / RT / RT 8.1、Mac OS X 10.8~10.11。
2015年12月02日マイボイスコムは26日、「非接触IC型電子マネー」に関する調査結果を発表した。調査期間は10月1日~5日、有効回答数は10,231件。「非接触IC型電子マネー(以下、電子マネー)の所有率」は8割弱、そのうち所有率が最も高いのは「WAON」(イオン/30.8%)だった。以下「nanaco」(セブン-イレブン/30.3%)、「Suica」(JR東日本/29.7%)、「楽天Edy」(楽天/25.0%)、「PASMO」(東京メトロ/17.9%)が続く。「買い物で電子マネーを利用する人のチャージ方法」は、「レジ、サービスカウンター」が41.7%で最多。以下「電子マネーのチャージ専用機」「駅の券売機・チャージ機、バス車内」「オートチャージ」が続く。それぞれの電子マネーを使う理由を具体的に聞いたところ、「WAON」では「商品によってはボーナスポイントが付与されるので」(男性48歳)、「いつも利用するお店だから、ポイントが貯まるとお得だと思うから」(女性43歳)といった声があがった。「nanaco」では「ポイントも貯まり、小銭も嵩張らなくなり、短時間で決済が終わるから」(男性45歳)、「近所のコンビニで利用する機会が多いので、ポイントを貰わないのは損だなと思って」(女性42歳)。「Suica」では「現金と同じ割合で店独自のポイントがつくから」(男性54歳)、「クレジットカードのポイントを貯めるためにオートチャージ設定してあるのでよく使用します。導入が早く普及しており、交通機関を利用する際1枚で済むのが便利でずっと使ってきました」(女性32歳)。「楽天Edy」では「近所ではその電子マネーが非常に利便性が高くかつポイントもたまるから」(女性47歳)、「楽天カードを使っていたので、そこに付加機能を付けることができた」(男性56歳)などだった。
2015年11月27日ロームは11月25日、高効率カーオーディオ用システム電源IC「BD49101AEFS-M」を開発したと発表した。「BD49101AEFS-M」は同社従来品で13.3W消費していた動作電力を4.66Wまで低減し、約65%減の低消費電力化に成功。また、発熱を抑えたことで放射板が不要な面実装パッケージの採用が可能になり、熱設計での大幅な簡略化や省スペース化を実現した。さらに、ケーブルインピーダンス機能付きUSB電源も内蔵し、カーオーディオに必要なシステム電源をワンチップ化したことで設計負荷の軽減に貢献するとしている。同製品は2015年8月より当面月産50万個の体制で量産(サンプル価格:700円/個 税抜)を開始している。
2015年11月25日マネーフォワードは20日、交通系ICカードをスマートフォンにタッチするだけで、残高や利用履歴を取得することができるAndroidアプリ「ICカードリーダー by マネーフォワード」の提供を開始した。対応機種はAndroid 4.0.3以降、料金は無料。○カードをタッチするだけで乗降記録を自動取得同アプリは、Webで利用履歴が確認できない交通系ICカードでも、スマートフォンにタッチするだけで簡単に移動や買い物の履歴を取得し、自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」に自動で記録することができる。これにより、時間や場所を問わず残高確認が可能になるという。SUICAやPASMOなど46種類の交通系ICカードに対応(2015年11月現在)。読み取ったデータはCSVファイルで出力可能で、メールでの送信やEvernoteなどのクラウドサービスへ保存することができる。同社によると、「『マネーフォワード』では、これまでWeb明細がない交通系ICカードに対応していなかったが、多くのユーザーから要望を受けたため、今回のサービスを開始した。特に経費清算については交通費を清算する人が多いと思われるため、ICカードリーダーがあれば"ラク"に清算できると考えた」と話している。また、12月初旬に提供開始予定のクラウド型経費清算・経費管理サービス「MFクラウド経費」(β版)と連携し、ビジネスマンの経費精算や事業者の経費管理、会計処理をサポートする。同サービスでは、クレジットカードやモバイルSUICAなど電子マネーでの利用履歴の自動取得を行うほか、同アプリと連携することで交通系ICカードでの利用履歴も取得し、経費精算や経費管理をスムーズにするという。
2015年11月20日STマイクロエレクトロニクス(ST)は11月9日、待機時消費電力の低減に貢献する電源用IC「VIPer0P」を発表した。VIPer0Pは、フライバック、バック、またはバックブーストのスイッチング電源として構成可能なオフラインの電源用ICで、アイドルモード中でもシステムのホストマイクロコントローラに待機電力を供給できるため、衣類乾燥機、洗濯機、食器洗い機、コーヒーメーカー、電子レンジなどといった生活家電のユーザインタフェースからのシステム起動が可能となっている。また、生活家電のスタンバイモードからの復帰に使われる専用の高耐圧メカニカルスイッチが不要になる。アイドルモード時(230Vac供給時)の消費電力は5mW未満で、この値は生活家電およびOA機器に関するIEC(国際電気標準会議) 62301規格の4.5項において、消費電力ゼロに分類されるという。同製品は、表面実装型パワーパッケージ(SO16N)で提供される。単価は、1000個購入時で約0.54ドルとなっている。
2015年11月09日半導体市場調査会社の米IC Insightsは10月末、統計上半導体集積回路(IC)分野に属さない、その他のカテゴリである「オプトエレクトロニクス」、「センサ/アクチュエータ」、「ディスクリート半導体」といった3分野(O-S-D)の世界市場実績および予測を発表した。これによると、照明用デバイス、赤外線回路、CMOSイメージセンサ(いずれもオプトエレクトロニクス分野に分類)などごく一部の主要デバイスが2桁成長を続ける一方で、ダイオード、整流器、パワートランジスタなど(ディスクリ―トに分類)やほとんどのセンサ市場は1桁縮少する。この結果、2015年にこれらの市場全体としては3%成長し、史上最高となる664億ドルに達する見込みであるとする。2014年は前年比9%増しの644億円で史上最高としていたが、今年はこれを更新することとなる(図1)。2015年の世界市場における半導体全体の売上高は、前年比0.5%かそれよりわずかな低下で3541億ドルに留まると予測される。O-S-Dは、その半導体売上全体の19%を占める見込みだ。ちなみに今年、世界市場での集積回路の売上高は前年比1%低下しそうだ。多くのセンサ製品カテゴリで著しい価格低下が続いているため、今年は101億ドルと、2%の成長しか見込めないセンサ/アクチュエータ市場は、2016年は4%成長し105億ドルに達する見込みである。コモディティ化しているディスクリ―ト半導体は、それを使った装置製造のスローダウンと今年下半期の弱含みの世界経済の影響がもろに出たため、2015年は前年に6%低下し215億ドルとなるが、2016年には3%成長し222億ドルまで戻す。オプトエレクトロニクスは、O-S-D市場のなかで2010年代後半(2015-19年)に最も成長が期待されている分野である。これは、CMOSイメージセンサが、車載、医学用、ビデオ監視網、画像認識などの分野で広く使われるため需要が伸び、高効率LEDを採用した固体照明器具がさらに普及し、高速光通信網でレーザー送信機の需要が増すためである。他の2つのO-S-Dセグメント、センサ/アクチュエータとディスクリートは、2012年および2013年の落ち込みから2014年に回復して以来、なんとか成長しようともがいている。ディスクリートの販売は、経済見通しの変化やエンドユーザーの需要の変化によって乱高下する購買のボラティリティに悩まされ続けている。パワー半導体は、ディスクリートの売り上げの過半を占めているが、その需要は2010年以降、大きく揺れうごいている。
2015年11月05日オリンパスは10月28日、ICレコーダー「Voice-Trek(ボイストレック)」シリーズの新製品「Voice-Trek V-843」と「Voice-Trek V-842」を発表した。発売は11月6日。価格はオープンで、推定市場価格はV-843が8,500円前後、V-842が6,500円前後だ(いずれも税別)。○Voice-Trek V-843V-843は、本体内に2つの指向性マイクを最適な角度で配置する「トゥルーステレオマイク」システム搭載のICレコーダー。録音時の環境や音声の大小に合わせてマイク感度を自動調整する「ボイスチェイサー」機能を備える。そのほか、録音時に余計な音を拾わない「ローカットフィルター」など、高音質で録音することを主眼に開発されている。再生機能として、音声以外の低音域と高音域をカットしてクリアに再生する「音声フィルター」のほか、複数の発言者が混在していても、一定の聞きやすい音量で再生する「ボイスバランサー」機能、空調ノイズといった雑音を低減する「ノイズキャンセル」機能などを持つ。再生速度は早聞き10段階(2倍速まで)、遅聞き5段階(0.5倍まで)で変更可能だ。スキップ再生 / 逆スキップ再生にも対応する。設定した音声起動レベルよりも大きな音声を感知すると自動的に録音を開始し、小さくなると自動で録音を一時停止するVCVA(音声起動録音)も搭載。無音部分の録音を省ける。細かい設定も行える「ノーマルモード」以外に、大きい文字で必要な情報を表示する「シンプルモード」を搭載。スライド式のUSB端子を備えるので、パソコンとダイレクトに接続でき、録音データの転送・保存が可能だ。電源用に単4形ニッケル水素充電池×2本が付属し、USB充電できる。なお、付属の電池以外に単4形乾電池×2本も使用できる。最長録音時間は約110時間。本体には8GBのメモリを内蔵。最大32GBまでに対応したmicroSDHCメモリーカードスロットを備える。主な仕様は、録音方式がMP3形式、総合周波数特性が最大44.1KHz / 128kbpsの40Hz~17kHz、記録時間が44.1KHz / 128Mbpsで約130時間(内蔵メモリ使用時)、最大録音件数が5フォルダ(各フォルダ200件)。実用最大出力250mWの直径20mm丸形ダイナミックスピーカーを内蔵し、イヤホンジャック(3.5mm)も装備。接地面を浮かせて録音時の雑音を低減するスタンドを装備。本体サイズはW39×D18×H111.5mm、重量は77g(電池含む)。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5~10.10。カラーはピアノブラックとシャンパンゴールド。○Voice-Trek V-842V-842は、V-843からUSB充電機能やボイスバランサー機能を省略したモデル。内蔵メモリが4GBになっているが、そのほかの機能や仕様はV-843とほぼ共通。V-843と異なり、単4形アルカリ乾電池×2本が付属する。カラーはシルバーとブルー、ライムグリーン。
2015年10月28日ソニーは10月22日、ICレコーダーの新製品として、内蔵メモリが8GBの「ICD-UX565F」と、4GBの「ICD-UX560F」を発表した。発売は11月7日。価格はオープンで、推定市場価格はICD-UX565Fが14,880円、ICD-UX560Fが11,880円(いずれも税別)。カラーバリエーションは、8GBモデルのICD-UX565Fがシルバー、ブラックの2色。4GBモデルのICD-UX560Fがシルバー、ブラック、ゴールド、ピンクの4色。ICD-UX565FとICD-UX560Fは、ソニーのICレコーダー「UXシリーズ」の新モデル。録音範囲を狭め、講演会の話者など前方向からの声をしっかり録る「フォーカス録音」機能を搭載している。また、左右の定位を強調して録音し、複数人の声が重ならないように録音する「ワイド・ステレオ録音」機能も備えた。ワイドFMの受信に対応し、受信周波数は76.0~108.0MHだ。本体側面にはmicroSDメモリカードスロットを搭載し、64GBまでのmicroSD/SDHC/SDXCカードを使用できる。そのほかのインタフェースは、USB×1、マイク(オーディオ兼用)×1、ヘッドホン×1。スピーカー径は16mmで、実用最大出力は150mWとなっている。MP3 192kbps(ステレオ標準)録音時のバッテリー駆動時間は79時間30分で、周波数帯域は50Hz~20,000Hz。本体サイズはW36.6×H101.5×D10.5mm、重量は約52g。8GBモデルのICD-UX565Fのみ、録音用のマイク付きイヤホンが付属する。マイク付きイヤホンを装着すると、例えばスマートフォンや電話機を耳にあてて会話するとき、相手と自分の音声を同時に録音可能。また、クリップを使用して服などに取り付けると、ピンマイクとしても機能する。
2015年10月22日ヤマハは21日、USB DAC機能を搭載したプリメインアンプ「A-U671」を発表した。発売は11月中旬。価格は税別60,000円。A-U671は、USB DAC機能を内蔵したコンパクトなプリメインアンプ。DACチップにESSテクノロジー製のSABRE32こと「ES9010K2M」を搭載し、DSD 5.6MHzやPCM 384kHz/32bitの再生に対応する。XMOS製のUSBコントローラによって非同期転送が可能なほか、最大出力70W×2のPMW方式デジタルアンプを搭載。パワーアンプ後段のローパスフィルターには、低ロス・低歪みのOFC(無酸素銅)線材を使用した大型コイルを採用している。入力インタフェースはRCA×1、USB×1。出力インタフェースはヘッドホン×1、スピーカー×1、サブウーファー×1。フロントパネルはアルミ製で、サイドパネルはグランドピアノと同様に仕上げられている。本体サイズはW314×D342×H70mmで、重量は3.3kg。○A-U671とマッチするブックシェルフスピーカーまた、A-U671やネットワークCDプレーヤー「CD-NT670」との組み合わせを想定したブックシェルフスピーカー「NS-BP401」も発売する。発売は11月中旬。価格は税別35,000円。ハイレゾ音源対応をうたう超高域再生を可能としている。
2015年10月21日パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは10月15日、リアルタイム自動位相制御を搭載した単相ブラシレスDCモータ用ドライバIC「AN44168A」と「AN44169A」を製品化したと発表した。同製品の特長となっているリアルタイム自動位相制御は、ホールセンサからの信号を元に、ホール周期ごとに、モータ電流を検知し、モータ電流と誘起電圧との位相ズレを確認し、補正をかけていく機能。これにより、モータの回転効率を常に最適に自動制御し、モータの省エネに貢献するとしている。また、振動を抑制するソフトスイッチング制御、過剰な電流によるモータの損傷を防止する過電流保護、ショートを検出し動作を停止させてモータを保護するショート防止、モータの異常停止状態を検出し出力を一時停止、一定時間後に再起動するモータ拘束保護などの制御機能を内蔵するため、外付け部品の削減が可能となる。なお、同製品は10月下旬の発売を予定しており、月産台数は80万個を見込んでいる。また、今回発表された単相モータ用ドライバICのほかに、独自の1ホールセンサを採用した三相モータ用ドライバIC「AN44143A」も同時期に発売される予定だ。
2015年10月15日映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する宇宙船「MILLENNIUM FALCON(ミレニアム・ファルコン)」をICカードケース化した「CRAZY CASE TOUCH MILLENNIUM FALCON」の二次受注が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にてスタートした。2015年11月発送予定で、価格は4,860円(税込)。こだわりの造形による再現度と遊び心あふれるギミックから、高い人気を集めた「CRAZY CASE TOUCH MILLENNIUM FALCON」。12月18日に公開されるシリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を前に、多くのファンから「復活してほしい!」という熱い要望が寄せられたことから、二次受注が決まったという。バンダイの展開する「CRAZY CASE(クレイジーケース)シリーズ」は、「遊び心を持ち歩く」をコンセプトに「楽しさ」「かっこよさ」をミックスした玩具ケース。本商品は、劇中でハン・ソロとチューバッカが搭乗し、ハイパードライブ起動時には光速の1.5倍の速度を出すことができる"銀河系最速"の宇宙船「MILLENNIUM FALCON」をオフィシャルの設定資料をもとに完全再現したICカードケースで、「ハイパードライブ」をイメージした全3パターンの発光ギミックなどを搭載。ICカードケースとしての携行性も追求し、厚さ約28mm、重量約70gという日常的に使いやすいサイズに落としこんでいる。商品価格は4,860円(税込)で、予約は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2015年11月を予定している。現在、「プレミアムバンダイ」にて予約受付中。なお、同シリーズをモチーフにしたアイテムとして、高性能ジャイロセンサー搭載で安定した飛行が楽しめるフライングトイ「赤外線コントロール キャラファルコン スター・ウォーズ」も「プレミアムバンダイ」にて予約を実施している。映画に登場する「ミレニアム・ファルコン」「Xウイング・スターファイター」「タイ・ファイター」の3モデルが用意され、「プレミアムバンダイ限定版」では、汚し塗装が施された交換用ボディが付属する。価格は6,998円(税込)で、12月発送予定。(C)&TM Lucasfilm Ltd.
2015年10月14日米国の中堅半導体メーカーIntersilは10月13日(米国時間)、近接距離(2m以内)測距のための飛行時間(Time of Flight:ToF)型センサIC「ISL29501」を発表した(図1,2)。同製品の開発を担当した同社Mobile Power Products担当シニア・バイス・プレジデントのAndrew Cowell氏(図3)によれば「(1)暗闇から2万ルックスまで使用可能で、事実上環境光の影響を受けず、(2)小型(4mm×5mm×1mm)で、(3)低消費電力(20mW)であることを3大特徴としており、今話題のドローンやロボット掃除機、コンシューマ・モバイルデバイス、小型低消費電力が必須のIoT端末向けとして最適である」とする。「従来の競合製品は暗闇や2000lux以上の明るい環境では測定しにくかったり、対象物にたいして垂直に投光しないと測距できないなどの欠点があった」と同氏は語るが、同センサはTOF方式の中でも位相差法を用い、投光パルスを高速で点滅させ(変調周波数4.5MHz)、反射光の位相遅れの程度を計測し、オンチップDSPで距離に換算して距離測定を行うことで、そうした課題を解決した。また、エミッタDACの電流を255mAまでプログラム可能なため。顧客が自由にエミッタ(LEDやレーザー)およびフォトダイオードを自由に選ぶことも可能だとする。主な用途としては、家庭用ロボット掃除機の障害物検出、スマートフォンの自動焦点、自動販売機のリアルタイム商品管理、白物家電の安全確保、ビデオゲーム機のプレ―ヤー確認、ドローンの衝突防止およびハ―ドランディング防止(着陸速度制御)などを想定しているという。またCowell氏は「このセンサICをドローンに採用すれば、低消費電力という特徴を生かして、飛行時間を延ばすことができる」と述べ、今後急速に普及することが見込まれるドローン向けの売り込みに意欲を見せている。なお、同センサICの価格は、1000個単位の場合で4.87ドルで、リファレンス・デザイン・キット(図4)も用意されており、そちらは1台250ドルとなっている。
2015年10月14日U-NEXTが運営する映像配信サービス「U-NEXT」では、2015年10月5日より、『ヤング ブラック・ジャック』の配信を見放題にて開始した。『ヤング ブラック・ジャック』は、秋田書店「ヤングチャンピオン」で連載中の、天才外科医ブラック・ジャックの知られざる過去を描いた同名漫画をアニメ化した作品。監督に『最終兵器彼女』を手がけた加瀬充子氏、スーパーバイザーに「装甲騎兵ボトムズ」シリーズの高橋良輔氏を迎え、社会や医療問題を鋭く描写している。『ヤング ブラック・ジャック』は、2015年10月1日からTBSにて放送が開始されているが、本日10月5日よりU-NEXTにて最速配信スタートとなる。詳細については「U-NEXT」の特集ページをチェックしてほしい。
2015年10月05日「U-22プログラミング・コンテスト」を主催するU-22プログラミング・コンテスト実行委員会は10月6日、10月4日に秋葉原UDXで行われた最終審査において、入選作品16作品についての各賞受賞を決定したと発表した。同コンテストは、優れた才能を持ったイノベイティブなIT人材の発掘と育成などを目的として、1980年より経済産業省の主催で開催されてきたが、2014年からは同コンテストの主旨に賛同・協賛する企業から構成された「U-22プログラミング・コンテスト実行委員会」が主催している。各賞の受賞者は以下のとおり。経済産業大臣賞経済産業省商務情報政策局長賞スポンサー企業賞/サイボウズ賞スポンサー企業賞/豆蔵ホールディングス賞スポンサー企業賞/PCA Dream21賞スポンサー企業賞/usefule賞スポンサー企業賞/オービックビジネスコンサルタント賞スポンサー企業賞/さくらインターネット賞スポンサー企業賞/フォーラムエイト賞CSAJ会長賞
2015年10月05日