現在、16才の現役高校生ながら、目覚ましい活躍をみせるアーティスト、SASUKEが8月28日に新曲「夏ぼっち」と、自身が作詞・作曲を担当したVtuber「カミナリアイ(ヤッターマン2号)」とのコラボ楽曲「ウラオモテ(Veil Real)」を同時に配信リリースした。トラックメイカー、シンガー、ダンサーといった多面的な顔を持ち、そのどれもが大人顔負けのスキルでありながら、同時に人懐っこさを感じさせるポップネスも擁した楽曲で、すでに幅広い層からの支持を得ているSASUKE。先日行われたサマソニにも飛び入りで出演。また今年のSpotifyが注目のニューカマーを年間を通じて応援するプログラム「Early Noise」にも選出されている。無邪気な少年の顔と、思慮深い大人の表情を持つ彼は、新時代を迎えたこの日本において、日々何を感じ、アーティスト活動を行っているのだろうか。連載企画「音色が映す新時代」の第4弾は、フレッシュな才能溢れるSASUKEにフィーチャー。目まぐるしく移り変わる新時代を築くアーティストたちの、現代を生きるスタンスやマインドに迫る同企画。16歳のアーティストが語る、リアルな本音に耳を傾けてほしい。(編集部)——SASUKEさんは作曲、ダンス、DJ、フィンガー・ドラムなど、自分が好きなことをとことん突きつめてきたと思うんですけど、これまでの歩みを振り返ってみてどう感じますか?振り返ってみると、意外といろいろやってきたなと思います。普段は振り返ることをまったくしないし、先のこともほぼ考えないんですよ。今だけを見ているというか。元からやりたいことが多すぎたのもあってか、緊張もクヨクヨもしない性格のせいか、テンションはずっと高いままで。たぶん感覚がおかしくなっているんです(笑)。いきなりメジャーで曲をリリースするのも想定外で、MVも本格的に撮影して、気付いたら「めっちゃプロっぽいな」って。テレビに出させてもらったり、楽曲提供やリミックスができたり。今は作曲がいちばん楽しいですね。——新しい地図 join ミュージック(稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾)に「#SINGING」を提供したのも印象深かったです。僕、音楽ばかりをやっていて、テレビもあまり観ていなかったので、昔の活動のこともそこまで詳しいわけではなかったんですけど、もちろんビッグな方々じゃないですか。だから、そのお話をいただけたときは光栄でした。これまでの楽曲をあらためて聴いた上で一生懸命作った曲を、3人に喜んでもらえたのが何より嬉しかったですね。——やれることがどんどん広がっている感じですよね。何も考えず「やってみたい! 」って気持ちだけで、衝動的に歌とラップで曲を出してしまったものの、発声にもだいぶ慣れてきました。歌い始めたのは小6あたりなんですけど、そこからは時間が過ぎるのが早かったですね。——小〜中学時代はどんな子どもでしたか?小学校のときは周りから見たらやんちゃというか、迷惑だったと思います(笑)。昼休みに運動場の真ん中でずっと踊ってたり、休み時間に友達を廊下に連れ出して勝手にレッスンを始めてダンスを覚えさせたり。でも、みんな成長してくるじゃないですか。そんな中で僕だけはしゃいでいて成長していないみたいな、取り残された感じがあったので、中学ですごく変わりました。自分を抑えて何もしないほうが楽で、教室で本を読んでいるしゃべらないキャラになって。家で本当の自分を出すスタンスでしたね。——今は地元・愛媛で、通信制の高校に通っているんでしたっけ?はい。学校に行くのは年に5日くらい。だいぶ慣れてきましたけど、レポートの期限に追い込まれてたり。夏休みもあまり関係ない感じです。——今年の夏はフジロックに行って、公開収録もされていましたね。「フジロックで聞こえてくる音」縛りで、1日目にフィールド・レコーディングをして、その日中に1曲仕上げるっていうのをやって。レコーダーを持って、たぶん誰よりも歩いて、誰よりもいろんな場所へ行って録ってきて、ホテルで朝4時くらいまでかけて作りました。次の日にInterFMさんのブースでその曲をパフォーマンスしたんですけど、天気が大雨で「自分は濡れても機材は守らなきゃ」みたいな(笑)。初めてのフジロックは何かと思い出になりました。——SASUKEさんはファッションも好きなイメージがあります。ダンスをやっていたので、ストリート系のファッションが好きなんです。今まではネットで買うことが多かったんですけど、東京に来るようになってからは原宿のお店も行きます。モンキータイム(monkey time)とかビリオネアボーイズクラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)とか。その日の気分で服は変えますね。——シングルを数作リリースしてきての感触はどうですか?想像以上に「いい! 」と言ってもらえて嬉しかったです。僕、小6くらいまでは「自分すごい! 」みたいな感情が強すぎて、その頃にはもう今のように、テレビに出たりインタビューを受けたりするもんだと思い込んでいたんですよ。でも、実際はぜんぜんイケてない状況だったんで、当時かなりショックを受けまして。あと、地元の中学に行くのもショックで、それを知ったときはめちゃくちゃ泣きましたね。音楽の才能とかで、東京の中学へ通えると勝手に思っていたんです。だけど、よくよく考えたらまともな曲も作っていないし、「まあ、そうだよな……」って。そこで「自分はまだ何もできていない」という意識が付いたから、今こうやって素直に喜べる気がします。もし、自惚れたままだったら危なかった(笑)。——時代や用語的なものがモチーフの曲が多いですよね。僕は自分のことがけっこう他人事なんですよ。自分がどう見られているかもどうでもよくて、あまり興味がないので、どっちかと言うと世間や時代について考えちゃうんだと思います。——そんなSASUKEさんにとって、いい曲の基準というのは?わかりやすいメロディーで、なんとなくお洒落で、聴いていてただ気分がいいような曲ができることもあるんですけど、そういうのは「なんかダメだな」「おもしろくないな」って思っちゃいますね。なんだろう……「まだヘンにできるでしょ! 」みたいな。僕の中でのいい曲って、どこか気持ち悪いところがあるヘンな曲なんです。——「平成終わるってよ」の1番と2番の間のブリッジのような?そうです! あんなふうにいきなりマヌケになるというか(笑)。MVでヘンなダンスをしたいイメージがもう浮かんでいたので、あの部分ができたときはめっちゃテンション上がりましたね。——曲名の通り、平成が終わり、元号も新たになった今の時代に対して、何か感じることはありますか?16歳の僕が言っていいかわからないですが、いろいろ変わらなきゃいけない状況になってきていて、元号にしても、嫌な事件が起こったあともそうで。そういうときに、ネットで「ここから時代が変わってよくなるといいな」とつぶやく方ってけっこう多いんですよ。でも、言うだけじゃなくて、本当によくするために自分もしっかり参加してほしいなって思います。「◯◯、動きます」じゃないですけど、動かないよりも動く方がいいですよね。——そうですね。あとはSNSが社会的にも中心になってきて、ああいうのってグンと進化して慣れてきた頃に悪い点が見えてくるものじゃないですか。それが今なのかなって思います。SNSが発端で始まる問題や事件もよく目にするので。炎上にしたって、悪いのが本人だけじゃない場合もありますし、当人を必要以上に傷つけることになったり、その間にもっと注目すべきことを見逃していたり。声高に反対したいわけじゃないけど、「何やっているんだろうな」「やめたらいいのに」って感じる自分はいますね。——「J-POPは終わらない」では「日本人はまだ終わらない」とも歌っています。日本の音楽について書こうとしていたんですけど、書いていたタイミングでやっぱり日々いろいろ起こるので、日本全体のことを歌うようになっていったんですよね。——新曲の「夏ぼっち」はどんな作品になりましたか?「J-POPは終わらない」を時間かけて作り込んでいたので、その反動もあって一日でパッとできちゃった曲なんです。あれこれ考えずに自由に作ったら、今思っていたことがまんま曲になった感じで。「夏らしいことを何もやってないな」「ひとりぼっちの夏でも楽しいって自分に言い聞かせてる」っていう曲になりました(笑)。家で録音したセミの鳴き声が入っていたり、ウクレレを弾いたり、買ってきた風鈴の音を入れたり、あまり使ったことがないコードを試したり、久々に歌よりもラップに重点を置いてみたり、歌詞を読むだけでもおもしろみが出るようにストーリーっぽくしてみたり、新鮮な部分は多いですね。——今後やってみたいことは?自分で曲を作って、歌って、演奏して、ダンスもやるっていう、やりたい放題なパフォーマンスを世界の大きなステージで実現させたいです。フェスではなく、イメージしているのはワンマンですね。昔の考えのまま言うと、日本ではドーム・ツアーを通過点としてやっておきたいです。新しい音楽のジャンルも作りたい。——新しい音楽のジャンルはどう作っていきたいと考えていますか?教授(坂本龍一)といっしょにやりたいという希望はあります。音楽を研究するために何日間か籠るとか、新しいジャンルの定義からお話していきたい。実現できるかわからないですけど。今いちばんお会いしたい人です。SASUKEのニュー・シングル「夏ぼっち」、Vtuber・カミナリアイ(ヤッターマン2号)とのコラボ曲「ウラオモテ(Veil Real)」同時リリース!SASUKE『夏ぼっち』Release Date:2019年8月28日(水)Label:WARNER MUSIC JAPANTracklist:1. 夏ぼっちカミナリアイ feat.ボヤッキー『ウラオモテ(Veil Real)』Release Date:2019年8月28日(水)Label:YattermanVTracklist:1. ウラオモテ(Veil Real)
2019年09月02日『レ・ミゼラブル』や『エリザベート』など数々のミュージカルで活躍しつづける石川禅。仕事は多岐に渡り、初の連続ドラマレギュラー出演となる日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)も放送中だ。そんな石川のコンサートが、9月2日(月)・3日(火)によみうり大手町ホールで開催される。5回目となる今回は初めて、ミュージカルの楽曲だけでなくJ-POPも数曲ラインナップに入れた。【チケット情報はこちら】「ミュージカルを歌うかのように感情を込めてJ-POPを歌ったらどうなるんだろう?俳優が歌うと、歌手の方とはまったく違うものになるんじゃないか?」という期待があると言う。また「このJ-POPにはこのミュージカル曲がアンサーソングになるな、世界観がリンクしているなという構成になっています」と、背景の重なるJ-POPとミュージカル楽曲の並びも楽しめそうだ。「J-POPを歌うことでミュージカルコンサートの可能性を広げられたらなと思うんです。とはいえ「豪語してたわりにはこれ?」と思うお客さんもいるかもしれない。なぜならお芝居は人によって良いと感じるものが違うから。コンサートでそういったナンバーを歌うことは安易な挑戦ではないけれど、ミュージカル俳優として生きていくなら必要だと思います」。ミュージカルやJ-POPなどジャンルを問わず、石川の解釈で表現される楽曲があるのもソロコンサートの魅力のひとつだ。「自分だったらどう歌うかな、しかもコンサートだったらどうするかなと考えています。たとえば今回『レベッカ』の劇中歌「レベッカⅢ」を歌いますが、オリジナルのアレンジでよりドラマが伝わるような構成を考えています。僕なりに考えたことで、新しい表現になったりしています!」嬉々と語る石川だが、もともとはコンサートに対して違和感があったと言う。「僕はもとは青年座という新劇系の劇団出身の役者。そんな僕がコンサート!?」。けれども、年齢を重ねると役のイメージ、そして俳優としてのイメージで演じる役が限られてしまう。「50歳を迎えて「私の武器はなんだろう?自分の価値はなんだろう?これからどうしていこう?」と考えた時に、歌だ、歌を発表できる場所がほしい、と思いました」。しかも石川の歌声の音色は、年齢を重ねても若者の歌が歌える声だ。「コンサートなら青年も女性も歌える。自分の持つ音色と、俳優という武器を活かして発表できる場所をつくろう、とコンサートに取り組んでいます。歌の世界ではいろんな冒険ができる」柔らかい語り口で、熱く言葉を重ねる石川。けれども最後に目を輝かせ、少し声をひそめた。「……でもね、理由は後づけ。ただやってみたかったことを怖がらずに自由にやってみようとワクワクしているんです」取材:河野桃子/撮影:宮川舞子/写真提供:ホリプロ
2019年08月28日「#010 MUSIC IN THE PARK 〜東京スカパラダイスオ ーケストラと作る音楽の森〜」が、東京・銀座ソニーパーク(Ginza Sony Park)で開催。期間は、2019年9月6日(金)から9月29日(日)まで。スカパラの楽曲と共に発掘!新たな音楽の魅力「#010 MUSIC IN THE PARK 〜東京スカパラダイスオ ーケストラと作る音楽の森〜」は、今年でデビュー30周年を迎える日本のスカバンド・東京スカパラダイスオーケストラ(以後略称:スカパラ)の楽曲と共に、新たな音楽の楽しさを提案する期間限定イベント。30年の歴史を彩る約120曲が聞き放題メインコンテンツとなるのは、フロアに展示される数十本の“音楽の樹々”を通して、スカパラの楽曲を試聴できる体験型展示「ミュージックファミリーツリー」。90年代より携わってきた小沢健二から、2019年にタッグを組んだ最新アーティスト・桜井和寿に至るまで、スカパラがコラボレーションや演奏参加としてた携わった約120曲もの楽曲を楽しむことができる。30年という時間の中で紡がれたスカパラの楽曲を通して、J-POPの歴史を振り返ってみてはいかがだろう。メンバーの思入れのあるレコード&限定アイテムも販売また会場には、様々なジャンルのレコードを揃える限定ショップ「ginza paradise records」が登場。ラインナップとして並ぶのは、メンバーひとりひとりの想い出の一枚や、人生を変えた作品など。またTシャツやトートといったファン必見の限定アイテムも展開される。メンバーを迎えた特別イベントもさらに期間中には、スカパラのメンバーを迎えたワークショップやトークイベントも開催。銀座ソニーパークに広がる「音楽の森」を散策して、音楽との素敵な出会いや発見を楽しんでみてはいかがだろう。【詳細】#010 MUSIC IN THE PARK 〜東京スカパラダイスオーケストラと作る音楽の森〜開催期間:2019年9月6日(金)〜9月29日(日)開催時間:10:00〜20:00 ※9月6日(金)は18:00~一般公開会場:銀座ソニーパーク B2/ 地下2階〜 PARK B4/ 地下4階住所:東京都中央区銀座5-3-1料金:入場無料<関連イベント>■スカパラメンバー・NARGOと北原雅彦によるワークショップ内容:金管楽器を学ぶ小中高生を対象に、楽器演奏や課題曲のポイントを直接指導。日時:9月21日(土)小学生の部 13:00〜14:30/中高生の部 15:30〜17:00参加費:無料参加人数:小学生の部 15名/中高生の部 30名(抽選)参加方法:9月9日(月)24:00申し込み締め切り後の抽選※詳細・申し込みは、銀座ソニーパーク公式HPの専用サイトまで■スカパラメンバー・川上つよしによるオープンカレッジ内容:「Ska Music」をテーマに、スカ発祥の歴史や世界のスカなどについてトーク日時:9月18日(水)20:00〜21:30参加費:500円(ワンドリンク、シート付予約券)参加人数:50名(抽選)参加方法:9月9日(月)24:00申し込み締め切り後の抽選※詳細・申し込みは、銀座ソニーパーク公式HPの専用サイトまで
2019年08月26日歌舞伎や日本舞踊など伝統芸能と言われる舞台で活躍する「邦楽囃子(ほうがくはやし)」を軸に、ラテンパーカッションやアコーディオン、ウッドベースなど多様な楽器とセッションする「お囃子プロジェクト」のvol.14が、9月3日(火)・4日(水)に東京・ヤマハ銀座スタジオで上演される。主宰で邦楽囃子演奏家の望月秀幸と望月左太寿郎に話を聞いた。【チケット情報はこちら】普段演奏されるのが伝統芸能の場ということもあってどこか“キチンとした”印象がある邦楽囃子だが、彼らのつくるステージはフレンドリーで賑やか。そこにはvol.1での経験が影響しているといい「古典の世界では、シーンとしたなかで幕が開き、演奏をして、終わったら拍手をいただく。僕らはそういうものしかやったことがありませんでした。でも、vol.1のゲスト・ニトロン虎の巻(2011年にNITRONに改名/バンド)のパフォーマンスでお客さんが全員スタンディングになったのが印象的で」(秀幸)、「(お囃子を聴きに来たお客様ばかりで)誰も彼らのことを知らないような状況だったのですが、みんなの心を掴んでいったんです」(左太寿郎)ある意味ショックも受けたそうで「僕たちは“お客様を喜ばせる”ということをひとつもしてきてないね、という話になって」(秀幸)、「古典の演奏会というのは、お客様に向けてというよりは、演奏者が自分と向き合っているのを鑑賞してもらうという側面が強い。逆に『お囃子プロジェクト』はみんなが単純に楽しめたり、お囃子に興味を持ってもらうためのツールにしたい」(左太寿郎)と今のスタイルで進み出した。最近はその魅力が伝わり始め、動員が増えたほか、「お囃子プロジェクト」としてテレビ番組や公演に呼ばれる機会も増えたという。邦楽囃子は、主に締太鼓(しめだいこ)、大鼓(おおつづみ)、小鼓(こつづみ)、笛を使った演奏のこと。そこに毎回ゲストプレイヤーがさまざまな楽器を携えて参加する。演奏する楽曲も、J-POPや、秀幸の趣味であるプロレスの曲(!)など親しみやすい。「ただ自分たちの意識はそんなに変わらないです。常に自分たちのジャンルの音楽としてやっている」(左太寿郎)、「お囃子のカタチを崩さずにミックスすることにはこだわっています」(秀幸)と、邦楽囃子そのものを生かしたアレンジ。だからこそ、ここでしか聴けない音が味わえる。今回はオリジナル曲も作曲。「尺八をメインにしたラテンの曲になります。お囃子の演奏家が作るラテンの曲…寿司屋が作るラーメンみたいな感じです(笑)」と秀幸。「お囃子プロジェクト」vol.14は、9月3日(火)・4日(水)に東京・ヤマハ銀座スタジオにて上演。チケット発売中。取材・文:中川實穗
2019年08月16日●月1開催で定着「ようやく根付いてきた」お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、服を脱いでいく過程の“じらし”をショーとして楽しむパフォーマンス「バーレスク」の男性版「ボーイレスク」に力を注いでいる。吉本芸人によるボーイレスクショー「Butterfly Tokyo」を2017年に立ち上げ、今年で3年目に突入。ともに活動しているイシバシハザマのハザマ陽平、てのりタイガーのムラジュンらと共にインタビューに応えてくれた吉村は、「少しずつ根付いてきた」と手応えを語る。昨年9月には、ニューヨークで行われた世界3大バーレスクイベント「NewYork BurlesqueFestival」に参加し、エンターテインメントに対する桁違いの思いに刺激を受けたそう。発想も広がったようで、8月16日に東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで開催するスペシャル公演「Butterfly Tokyo ~Premium~」では、公演前から観客をもてなす新たな試みにも挑戦する。そんな吉村の将来的な目標は、常設の会場で毎日のように開催すること。「もう1回バブルを作りたい」と意気込んでいる。――はじめにボーイレスクショーを始めた経緯を教えてください。吉村:2017年に始めたんですが、バーレスクのショーを観に行って面白いなと思ったんです。僕はチップを渡すのもすごい好きで、昔ラスベガスに行ったときにチップの渡し方が“ファンタジスタ”と言われて、“チップ芸”ってあるんだなって。忍者っぽい動きで渡したり、メガネに挟んで渡したり、いろんな渡し方をしたら喜んでくれて、そういう盛り上がり方ができるのもいいなと思いました。今は月1くらいで開催しています。――会場はずっと同じですか?吉村:はじめは新宿2丁目で2年間くらいやって、今年の6月から銀座でやるようになりました。8月は渋谷でやりますが、ホームは銀座になる予定です。――新宿2丁目から銀座に変えた理由は?吉村:2丁目もすごくよかったんですが、今後メンバーを増やしたいと思っていて、そのためには踊るスペースが狭かったんです。また、2丁目だとなかなか足を運びにくいという人も、銀座だと入りやすいかなと。もう1つ、2丁目だと早い時間帯しかとれなかったので、夜お酒が飲める時間にやりたいと思いました。――メンバーはどうやって決めたのでしょうか?吉村:僕はもともとプレゼンターという役割だったので、パフォーマンスはハザマをメインに、踊りがうまい人、顔がいい人、筋肉がある人など、いろんな人を集めたんです。僕はスケジュールが合えばMCをやっていたんですけど、いつの間にか毎回出て踊るように。やっぱ契約って口じゃダメなんだなって(笑)ハザマ:ダメですよ!――これまでボーイレスクショーを3年やってきて、やりがいをどう感じていますか?吉村:3年間、月1で物事をやるというのは、けっこうなことだと思う。今ではお客さんも練習に入れて公開稽古を週3くらいでしていて、お客さんも一緒に身体を動かしています。ゆくゆくはそこからパフォーマーを出していけたらとも思っているんです。3年でようやく根付いてきたなと。まだまだ小さな根付きですけど、もっと深く根を張れば大きくなるのかなという最中。発芽したかしてないくらいですね!――週3回くらい稽古ということですが、吉村さんはどれくらい参加されているんですか?吉村:僕はあまり参加できていなくて、個別練習をしています。映像をもらって深夜にやったりしています。ハザマ:いやいや、個別練習も(笑)吉村:実際はほとんど練習はやってないですね。渋谷のイベントで新作をやるので、それは3回くらい練習して本番を迎えますけど。――体を鍛えられているのかなと思ったのですが、肉体改造はしているんですか?吉村:全然鍛えてないです(笑)。でも体型はそんなに関係ないんです。海外でも、太っている男の人もスーパーパフォーマーとして活躍していますし。●世界3大バーレスクイベント出演で「度胸がついた」――昨年9月に、「NewYork BurlesqueFestival」に出演されましたが、どういう経緯で出演が決まったのでしょうか?吉村:予選が映像審査なんです。本戦ではなく前夜祭のステージでしたが、こっちで映像を撮って送ったら受かったんです。ハザマ:通過する確率はむちゃくちゃ低くて、奇跡なんです。振り付けの先生が大会に出られた経験があって、審査が通るように計算して演目を作ってくれて、受かることができました。――海外でのステージはどんな経験になりましたか?吉村:ニューヨークで、しかも初めて外で公演をやったので、すごくいい経験になりました。信じられないくらい緊張もしましたし、芸歴も18、19年くらいですけど、久しぶりに公演でネタ合わせしたみたいな、それくらいの緊張感でやったのは久しぶりでした。ハザマ:会場の大きさもお客さんのリアクションもショーの受け入れ方も、日本と全然違うなと感じました。ムラジュン:出演前後のリアクションが真逆で、アメリカはいいものはちゃんといいって手のひら返して称賛してくれるだなと。僕たちは最初「I LOVE NEWYORK」ってデザインされたお揃いのパーカーを着ていたんですけど、それが逆効果で、日本人がなめた態度で来ているって捉え方をしている方もいたと思うんですけど、パフォーマンスが終わると「すごかったよ」「よかったよ」ってみんな声をかけてくれました。吉村:別の機会にまたニューヨークに行ったらその評判が広まっていて、外国人もそうですけど、向こうで働いて日本人の方が「みんな話してましたよ」って話していて、たった1回出ただけでもこんなに広がるし、すごい興味を持ってくれるという意味では、エンターテインメントに対する思いが桁違いだなと感じました。――海外での経験によって成長したなと感じていることはありますか?吉村:度胸がつきました。初めての経験をしたというのもありますし、外国の人を盛り上げることができるんだと思ったら、度胸がついた気がします。――ニューヨークのステージはピースの綾部祐二さんは見に来られましたか?吉村:綾部さんは亡くなったんじゃないかな?(笑)ハザマ:ご存命ですよ!吉村:探したんですけど、そのときは会えなかったんです(笑)――吉村さんがニューヨークでパフォーマンスしたというのは、綾部さんとしてはすごく刺激を受けたんじゃないですか?吉村:どうでしょうかね。表には出さない人ですから。でもそこからインスタのアップは激しくなったというか、意識しているなというのはありますね(笑)●目標は常設会場で毎日開催! 日本で大会開催も――8月16日の渋谷でのショーはどのような内容に?吉村:もともと年に1回は大きいところでやろうと思っていて、去年も同じ場所でやったんですが、今回は金額が一律ではなく2万円、4万円の席も作って、近い遠いだけではないサービスをやるんです。4万円の席は、東京タワーで集合してリムジンで巡って、メンバーがお酒をついだりしながら会場に向かい、みんながエスコートするという内容で、こういった仕組みは初めてです。ハザマ:やることがだんだんゴージャスになっています。吉村さんの発想が、日本のお笑いのネタライブではなく、すべてがショーという風になっていますね。――それは、ニューヨークでの経験が影響しているのでしょうか?吉村:それはあると思います。向こうでショーを見たり、ベガスに行ってショーを見たりしたときの圧倒的な格差というか、でも後ろの人も前の人たちを見てすごい楽しんでいて面白いなって。こういうショーをやって、もう1回バブルを作りたい。政治とかに任せるのではなく、こっちでノリでやっちゃおうぜっていう感じです(笑)――今後の目標は?吉村:チップ文化を根付かせたいというのがありますし、今は月1ですけど、常設のクラブみたいなところで毎日のようにできるお客さんの数、タレントの数、それを実現したいですね。――常設はいつ頃目標に考えていますか?吉村:東京オリンピックが終わったくらいですかね。オリンピックのために建てたけど、終わったら使いようがないっていうような施設があるかもしれないじゃないですか。そういうところでできたらいいなと思います。――メンバーの人数を増やすというのはどれくらい?吉村:来てくれれば来てくれるだけいいと思います。なぜかというと、こっちから支払うギャラより、いただいたチップで食べていければいいわけですから、直接お客様が育ててくれるというか、SHOWROOMの投げ銭みたいなシステムですよね。それのもっと原始的なことをやっているだけなんで、やりたい人は吉本じゃなくても、芸人じゃなくてもいいです。門戸は広く!――常に募集している形ですか?吉村:ずっと募集しているんですけど、±0です。たまに抜けたり、僕がたまに強引につれてきたり、ほぼほぼ変動ないです(笑)――来年のオリンピックにあわせて海外の方も日本に来ますが、海外の人に日本のボーイレスクを見せたいという思いも?吉村:見せたいですね。だからちょっと和のテイストというか、忍者だったり侍だったり、J-POPとかも入れていけたらいいなと思っています。あと、日本でも大会ができたらいいなと。ベガス、ニューヨーク、ロンドンで3大大会が行われていますが、東京でもできたらいいなと思っています。
2019年08月14日彼の浮気が発覚するのは、携帯を盗み見たり、他の女と手を繋いで歩くのを見かけるからとは限りません。ちょっとした言動の違和感のカゲに、深刻な心変わりが隠れていることも。彼氏の浮気に彼女が気づいたのはどんな時?聞いてみました。■ 彼らしくない優しさ「マンネリでそっけなかった彼氏が急に優しくなった時は浮気してましたね。LINEなんて既読=了解って意味だったのに可愛いスタンプを返してくるようになったし、同棲してても食事はそれぞれで食べてたのに、突然、インスタで見るようなケーキを私の分も買ってきたり。スタンプは浮気相手が使ってるもので、ケーキもその子に教わったけど『自分の分だけだと怪しまれるかも』って思ったんだって。バカじゃないかと思いました」(30歳・女性)彼氏が急に優しくなったと思ったらこっそり浮気していた……。よくあるケースのようです。心からの優しさと違い、浮気をカモフラージュするための優しさには違和感が生まれます。浮気のやましさを誤魔化したいけど、いまさら本命彼女に優しくしようとしても、これまでの塩対応がたたってわからない!そんな時、浮気相手から受けた影響が出てしまうようです。「こんなの知ってたっけ?」は浮気のサインかも。■ 慌てて帰ってくる「半同棲の彼氏に『今日行くね』と連絡すると、断られることはないんだけど、私が着く直前に帰ってきている感じじがするんです。残業とか会社の飲みとか言うけど、そんな時は私が先に着いて合鍵で入ることが多かったのに……。なんか変だと思ってたらやっぱり浮気。『どこ行ってたの?』って聞かれてやましいから、私がくる前に必死で帰ってたんだって」(29歳・女性)浮気相手に会いたいけれど、「どこ行ってたの?」と本命彼女に聞かれるのも嫌。なぜならうまくごまかせる自信がないから!こんな時、同棲・半同棲をしている男性は「彼女が帰ってくるまでに帰ればOK」と考えがち。でも今までは残業の時も飲み会の時も「仕事なんだからしょうがないじゃん」と開き直って帰ってくるし、もし、自分が彼女より早くても「今日はたまたまね」なんて言ってたくせに……。目先のことばかり見て、自分の態度が不自然なことに気がつかない浮気者もいるようですね。■ 趣味が変わった「今までは洋楽しか聴かなかった彼氏が、急にJ-POPや、邦ロックを聴いたり、カラオケで歌うようになりました。それも、ドラマの主題歌やCMソングじゃないし、ランキングに入るようなものでもなく、全体的にマニアックなセレクトなんです。おかしいな……と思ってたら、音楽好きの浮気相手がいました。一緒にフェスに行く約束してたんだって!バーカ!」(26歳・女性)ぱっと見生活に変化がなく、嘘をついている様子がなくても、突然音楽などの好みが変わった場合は、浮気相手の影響を受けていることも。「好きな子の好きなものは俺も知りたい」状態になっていると見られ、浮気とはいえ結構深刻な状態です。ただ単に関心の幅が広がっただけのこともありますが、「よく見るといつも上機嫌」「特定のアーティストの曲をしつこく聴くが、購入・レンタルなどお金のかかるやり方はしない」。こんな場合はただ他の女子と話を合わせたいだけなのかも。■ どこかに不自然さが3つのケースの女性は全員、彼氏に「他に好きな人ができた」と振られてしまったと言います。彼女に優しくするのも、早く帰るのも、趣味が変わるのも、特に不思議なことじゃありません。でも、浮気が原因の場合はどこかに不自然さが見えるもの。「今までの彼はこういうことはしないはず」と感じたら要注意です!(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年08月06日シャネル(CHANEL)の今年リニューアルしたアイコンウォッチ「J12」から、フルブラック、フルホワイトのモデル「J12 ファントム」が8月8日より発売。「J12 ファントム」38mm(65万5,000円)2000年、メゾン初の本格的機械式腕時計として誕生したシャネルのアイコンウォッチ、「J12」。セーリングとレーシングカーの世界にインスパイアされ誕生した黒一色のウォッチは、タイムレスなデザインと、セラミックを素材に採用した斬新さで、時計界にスタイルの革命をもたらした。2003年にはホワイトモデルが登場。マドモアゼルシャネルが愛したブラックと完璧な調和を織りなすピュアなホワイトは、以来、時計の世界において重要なカラーとなった。2019年、誕生から20年目の幕開けとともに、何一つ変わることなく、新しく生まれ変わった「J12」。そのアイデンティティを維持したまま新たな息吹を与えられた「J12」は、一見何も変わっていないようだが、構成要素の7割以上を刷新。ベゼルの幅やリュウズサイズの縮小、ブレスレットのリンクの伸長、時分秒針のサイズやダイヤル上の数字の書体の変更など、デザインは細部まで見直され、より洗練されエレガントになった。さらに、新しい38㎜の「J12」は、サファイアクリスタルのケースバックからCOSC(スイス公認クロノメーター検査協会)の認定を受けたキャリバー12.1の動きを楽しむことができる。「J12 ファントム」33mm(53万5,000円)新しい「J12」から今回登場する「J12 ファントム」は、J12のシグネチャーカラーを全面に纏ったフルブラック、もしくはフルホワイトのタイムピース。ベゼルやダイヤルの数字のカラーはケースと同色で統一され、時分秒針はそれぞれのカラーのロジウム仕上げを施し、ワントーンの世界観を表現している。ブラック、ホワイト共に38mm(65万5,000円)と33mm(53万5,000円)の2サイズを展開し、計4モデルがラインアップする。
2019年08月06日SASUKEの新曲「J-POPは終わらない」が、2019年8月7日(水)にリリースされる。SASUKEの新曲は80〜90年代J-POPへのリスペクトソング2019年3月にリリースされた2ndシングル「平成終わるってよ」が各配信サイトの主要プレイリストにピックアップ、ミュージックビデオも早々に100万再生を突破したほか、日テレ「しゃべくり007」など地上波の人気番組にも出演するなど、16歳にして圧倒的な存在感を放つ次世代トラックメーカーSASUKE。今回リリースされる「J-POPは終わらない」は、2019年5月に発表された「新元号覚え歌」に続く4thシングルだ。80〜90年代における邦楽ポップス=J-POPのキラキラした曲調をSASUKE流にアップデートし再構築。SASUKEならではの独特の歌詞の世界観と歌い回しで、音楽界の先人たちが作り上げた80〜90年代邦楽ポップスへのリスペクトをポジティブに表現した1曲となっている。プロフィールわずか5歳で父親のMacを使い、音楽制作ソフト「ガレージバンド」で作曲を開始。10歳の時にはアメリカで最も著名なクラブの一つであるアポロ・シアターが開催する「アマチュアナイト」で優勝するという偉業を達成、これを機に、現在も愛用するネイティブ・インストゥルメンツ社製の音楽制作システム「MASCHINE」で本格的にトラック制作をスタートする。その後、原宿での路上パフォーマンスや渋谷eggmanでの初主催イベント「Electric Fun」などを経て、2018年12月に作詞・作曲を担当した「新しい地図 join ミュージック」の楽曲「#SINGING」がリリース。2018年12月に自身初となるシングル「インフルエンザー」を発売すると、2019年3月に2ndシングル「平成終わるってよ」、同年5月に3rdシングル「新元号覚え歌」と立て続けに新曲を発表。その間にも雑誌・WEB・TVなど各メディアへの出演を重ねるなど、16歳にして圧倒的な存在感を放つ次世代トラックメーカー。作品情報SASUKE 新シングル「J-POPは終わらない」リリース日:2019年8月7日(水) 各種音楽ストリーミングサービスで配信開始
2019年08月05日ポルノグラフィティが本日7月31日、ニューシングル『VS』をリリースする。デビュー曲『アポロ』から20年。ドキッとするような名前のバンドは突然チャートに現れ、こ今ではJ-POPを代表するグループとなった。ボーカル・岡野昭仁とギター・新藤晴一の2人が生み出す楽曲は、ポップなものからエキゾティックものまで数多く、今なおヒット曲を生み出し続けている。アニバーサリーを目前に控えた彼らは、これまでの足跡についての展示会「ポルノ展 20 YEARS EXHIBITION」の開催や、コラボカフェ「喫茶ポルノ」のオープン、メジャー進出の記念日に合わせた東京ドーム2デイズ「20th Anniversary Special LIVE “NIPPONロマンスポルノ’19 ~神vs神~”」など勢力的な活動を展開中だ。今作は通算50枚目のシングル。タイトル曲には節目の年らしく「過去と現在との対比」という意味が込められている。そのテーマのとおり、さわやかさを感じさせるサウンドと今の自分が過去に問いかけるような歌詞が印象的な曲に仕上がった。さらに2人が下北沢の街を歩き回るユニークなミュージック・ビデオがYouTubeで公開中。なお、同曲はテレビアニメ『MIX』の7月期オープニングテーマに決定している。■リリース情報ポルノグラフィティ『VS』7月31日リリース収録曲:M1:『VS』 読売テレビ/日本テレビ系テレビアニメ『MIX』7月期オープニングテーマ作曲:新藤晴一/ 作詞:新藤晴一/ 編曲:近藤隆史、田中ユウスケ、Porno GraffittiM2:『プリズム』作曲:岡野昭仁/ 作詞:岡野昭仁/ 編曲:近藤隆史、田中ユウスケ、Porno GraffittiM3:『一雫』作曲:新藤晴一/ 作詞:新藤晴一/ 編曲:篤志、Porno Graffitti
2019年07月31日ロックバンド「セカイ ノ オワリ(SEKAI NO OWARI)」がグローバル展開を目的に取り組む新プロジェクト「エンド・オブ・ザ・ワールド(End of the World)」から、2019年7月26日(金)に新曲「LOST/ロスト」がリリースされる。本楽曲は、英国出身の「クリーン・バンディット(CLEAN BANDIT)」とのコラボレーションによるもの。クラシックをベースにベースミュージックを融合させた独自の音楽性を武器にする彼らは、2015年にシングル「ラザー・ビー」でグラミー賞最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞したほか、数多くのチャートにランクイン。累計3,500万枚のシングル売上と46億回のYouTube再生回数を誇る、気鋭の3人組エレクトロユニットだ。歌うようなベースラインとFukaseの強力なヴォーカルの相乗効果が印象的な新曲「LOST/ロスト」は、クリーン・バンディットらしいエレクトロ・ポップ・サウンドに、エンド・オブ・ザ・ワールドのJ-POPの要素をミックスした楽曲。USツアーを共にし、約3年にわたる複数のスタジオセッションを経て交流を続けてきたという両者。その音楽的才能が自然に融合した本楽曲は、新プロジェクト「エンド・オブ・ザ・ワールド」のはじまりを象徴するような一曲となりそうだ。【リリース情報】エンド・オブ・ザ・ワールド feat. クリーン・バンディット「LOST/ロスト」リリース日:2019年7月26日(金)
2019年07月26日笑福亭鶴瓶が7kgの減量を経て『ディア・ドクター』以来10年ぶりの主演をつとめ、綾野剛、小松菜奈と共演する映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』。この度、韓国出身のアーティスト・Kが“日本語の師匠”である鶴瓶さんのために本作の主題歌を書き下ろし、その主題歌入り予告編と本ポスタービジュアルが解禁となった。主題歌「光るソラ蒼く」が登場人物を優しく包み込む予告編今回解禁となった予告編の冒頭は、法廷シーン。そこでみせる秀丸(笑福亭鶴瓶)の表情は観る側に哀しさと虚しさを与えるもの。さらに秀丸と心を通わせるチュウさん(綾野剛)や父親からDVを受け入院した由紀(小松菜奈)ら、閉鎖病棟で暮らす人々を映し出されていく。病棟での日々の描写、そこから繰り広げられる数々の出来事。主題歌「光るソラ蒼く」を歌うKの“天使の歌声”は患者たちの“葛藤”や“決意”を優しく包み込むが、最後のシーンでは…。Kにとって、鶴瓶さんは日本語教師2004年に来日したKさんは、独学で日本語を猛勉強。お笑いのTV番組を見て、日本語を勉強したという。その中でも、特に鶴瓶さんの番組を好んでよく見ていたそうで、鶴瓶さんが話す落ち着いたトーンで、はっきりとした関西弁と笑いを伴う会話は、Kさんにとって最適な日本語の教材となっていたとか。その後、TVの収録で偶然、鶴瓶に会ったKさんは、普通に日本語で挨拶をした後、雑談を繰り広げ意気投合。この出会いをきっかけに交友が始まり、2017年には鶴瓶さんのレギュラーラジオ番組「ヤングタウン日曜日」にゲスト出演し、生歌を2曲披露したことも。Kさんは鶴瓶さんの人柄に感激し、いつか、鶴瓶さんが出演する作品で歌を歌いたいと思っていた矢先に、本作の主題歌に抜擢され、2年越しで夢が叶ったことになった。9年ぶりに映画主題歌を担当!韓国・ソウル出身のJ-POPシンガーソングライターであるKさんは、その並外れた歌唱能力を活かし、2005年3月、TBSドラマ「H2」の主題歌「over...」でデビュー。同年のフジテレビドラマ「1リットルの涙」の主題歌に起用された「Only Human」は初登場から7週連続10位チャートインを記録、日本中に彼の名が広がるきっかけとなった。「『Only Human』を聞いて以来、その優しく、透き通った歌声に注目していました。彼が歌い上げるバラードは包容力を感じさせ、様々な事情を抱えた登場人物が繰り広げるヒューマンドラマのエンドロールを彩るのにふさわしいと思い、オファーしました」と、製作にあたった東映の企画調整部長・村松秀信は起用理由をコメント。Kさんが映画主題歌を手掛けるのは、9年ぶり、3度目となるが、今回の主題歌制作にあたり、初めて撮影現場に何度も訪問。長野県小諸市にある小諸高原病院でロケが行われた際は、作品の雰囲気を肌で感じ取ることに加えて、実際に入棟している患者たちの生の声を聞き、曲作りのヒントを模索したという。また、長野県上田市でロケ撮影されたラストシーンを見学した際は、鶴瓶さん演じる秀丸が希望を見出す重要なシーンということもあり、雪がちらつく1月の寒空の中、4時間以上も真剣な眼差しで鶴瓶の熱演を見守っていたとか。曲を書き上げた後も、映画製作サイドと詳細なやり取りを重ね、曲をブラッシュアップ、平山秀幸監督の“素朴に力強く”という要望通りに、「光るソラ蒼く」を完成させた。「『ええ曲作れよ!』と暖かく背中を押してもらいました」とK「人は必ず自分じゃない誰かの支えがあって生きてる事を強く信じて欲しいという思いで作りました。だからこそなるべくシンプルで素直に歌う事に気をつけました」とKさん。現場で対面した鶴瓶さんに、「秀丸さんの役を演じる瞬間だけは僕が今まで知っていた鶴瓶さんとは全く別人に見えました。役のために体重を落としてその人に成り切る職人魂に胸が震えたことを覚えてます」と強烈な印象を抱いたといい、「『この映画はほんまにええ作品やからええ曲作れよ!』と暖かく背中を押してもらいました」と明かす。また、鶴瓶さんは撮影現場を訪れたKさんに、「こんなに素晴らしい曲を作ってくれて嬉しかったです。この映画は本当に人にやさしい映画でその『やさしい』がこの曲に全て入っています。Kに感謝します」とコメントを寄せている。『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』は11月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:閉鎖病棟―それぞれの朝― 2019年11月1日より全国にて公開©2019「閉鎖病棟」製作委員会
2019年07月23日歌手・ASKAのライブアルバム『ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA -40年のありったけ- in 日本武道館』のハイレゾ音源が、3日から音源配信サイト「e-onkyo music」で独占配信をスタートした。今回の企画は、アーティストのための音楽配信サイト「Weare」とハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」のコレボレーションにより実現。約6年ぶりとなるバンドツアー「ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA -40年のありったけ-」追加公演初日、日本武道館公演のライブ音源がハイレゾバージョンで蘇る。「LOVE SONG」や「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」、アンコールで披露された「YAH YAH YAH」などの楽曲のほか、「今がいちばんいい」や未発表曲「歌になりたい」など、多数の新曲を織り交ぜた内容となっている。「e-onkyo music」は、2005年のサービス開始以降、ジャズでは渡辺香津美やビル・エヴァンス、クラシックではヘルベルト・フォン・カラヤンや小澤征爾といった国内外トップ・アーティスト、J-POPでは宇多田ヒカルやRADWIMPSなどの最新ヒット曲やアニメ・ゲームソングの高音質配信を行うハイレゾ音源配信サイトで、国内最大級の約53万曲を配信。2015年2月9日からは海外向けサイトも開設し、アメリカ、イギリス、ドイツでも配信している。
2019年07月03日6月16日(日)のTOKYO MX「キネマ麹町」では世界的スペースオペラの金字塔として長らく紡がれてきたストーリーを、J.J.エイブラムスの手によってリブート。2009年に公開された『スター・トレック』をオンエアする。1966年にジーン・ロッデンベリーのプロデュースで誕生した最初のTVドラマから始まった“スタトレ”ワールドは、その後1979年に劇場版第一作が公開。そのヒットを受け91年までの間に初期ドラマキャストをメインとした劇場版シリーズ全6作が公開された。一方1987年からはキャストを一新、旧ドラマより未来を舞台にした「新スタートレック」が放送開始。7シーズンに及ぶ放送の後には4作の劇場版が製作される長大なシリーズとなったのと並行し、この“新”シリーズと同時期の世界を舞台にした「スタートレック:ディープ・スペース・ナイン」「スタートレック:ヴォイジャー」の2つのドラマも展開。その後には1作目の過去を舞台とした「スタートレック:エンタープライズ」が制作されるなど、長大な未来の歴史を描き出す一大シリーズへと成長。現在「スタートレック:ディスカバリー」が放送中である。そんな1作目から続く世界とは別の“歴史”を舞台に、キャストも一新、装いも新たにリブートされたのが本作『スター・トレック』である。自らを犠牲に、800人の乗員の命を救った伝説のキャプテンを父に持つ若者ジェームズ・T・カーク。偉大な父親の道をたどることを決意した彼は、一士官候補生としてU.S.S.エンタープライズ号に乗船する。ところが、宇宙へ出航した連邦艦隊の前に、父を亡き者にしたロミュラン人の巨大宇宙艦が現れ、エンタープライズ号をはじめとする艦隊は莫大な被害を受けてしまう。惑星連邦に異常な憎しみを燃やすロミュラン人の目的とは…という物語。新たなるカーク役には『エージェント:ライアン』『ワンダーウーマン』などのクリス・パイン。印象的なキャラクターであるスポック役にはドラマ「HEROES」や『スノーデン』のザッカリー・クイント。また前シリーズのスポック役で知られるレナード・ニモイも出演。監督は『ミッション:インポッシブル』シリーズや『スター・ウォーズ』シリーズなどで知られるJ.J.エイブラムスがメガホンを取った。キネマ麹町『スター・トレック』は6月16日(日)19時~TOKYO MXでオンエア。(笠緒)■関連作品:スター・トレック (2009) 2009年5月29日より丸の内ルーブルほか全国にて公開Star Trek (2009) Directed by: J.J. Abrams Photo Credit: Industrial Light and MagicTM & Copyright ©2009 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2019年06月16日「PENTAGON」「TWICE」「IZ*ONE」などなど…韓国のK-POPアイドルグループに、日本人メンバーがいることが珍しくなくなってきました。では韓国の事務所に入って練習生になるにはどうすればいいの?大人気ボーイズグループ「NU’EST」「SEVENTEEN」などが所属するプレディスエンターテインメントに、そのあたりの事情を聞いてみました!【ペンになってもいいですか!?特別編】vol. 100韓国の芸能事務所のオーディションって?K-POPファン(ペン)は、コンサートやイベントに行くだけでなく、K-POPダンスを習ったり、カラオケで歌ったりする人がかなり増えているようです。K-POPアイドルとして成功している人達を見て「自分もなりたい」と思う人も増えているけれど、それは、なれる可能性があるから、その環境が整ってきているからでしょう。いま人気爆発中のボーイズグループ「SEVENTEEN」を擁する韓国の芸能事務所「プレディスエンターテインメント」が、日本で練習生のオーディションをしているとのこと。なぜ日本に来てオーディションをするのか、聞いてみました!Q.K-POPアイドル、アーティストになるためには、韓国の芸能事務所に入って練習生としてレッスンを受けることが一般的なんですよね。練習生になるためには、どうすればよいのでしょうか。A.スカウトもしていますし、オーディションも行っています。今回は日本でオーディションをしているんですよ。Q.日本のオーディションについて教えてください。A.「2019リトルセブンティーンオーディション」を日本で開催しています。応募資格男性2000年以降に生まれた方国籍は不問ボーカル・ラップ・・・1分以内のアカペラ曲を準備するモデル・・・ポージングを3種類準備するダンス・・・1分以内で演技する(音源を準備する、チームでも可能)日程6月23日(日)場所東京都江戸川区西葛西3-14-8東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校現地集合受付時間13:00~16:00現在公開されている東京でのオーディション日程以外にも、今年の下半期には日本各地でオーディションが開催される予定です。詳しい内容は、今後オープンされる公示を確認してください。Q.日本でオーディションをする理由を教えてください。A.全世界を舞台として活躍するアーティストを発掘するために、日本国内で無限の可能性を持つ人材を探すオーディションを開催することになりました。Q.今回は男性だけの募集ですが、今後、女性も応募することができますか?A.現在プレディスエンターテインメントで行われている「リトルセブンティーンオーディション」と「ワンダーティーンズオーディション」は男性限定オーディションですが、韓国、日本を含めた各国でのアカデミー/スクールで行われるオーディションの場合、女性も参加可能です。今後行われる公開オーディションの応募資格につきましては、これから公開される公示をお待ちください。Q.オーディションではどのようなところをチェックしますか?A.ボーカルやダンスについて、現在の時点での実力を確認し、潜在力と発展する可能性を判断します。Q.合格したら、韓国で練習生になるということでしょうか。韓国に行くことになるんでしょうか?A.オーディションに合格した場合、プレディスエンターテインメントの練習生としての資格が与えられ、トレーニングを受けられる機会が与えられます。韓国と日本の両国でトレーニングが行われるので、練習生生活と学業等のバランス調整は練習生と会社側が十分な相談を経た上で行われます。Q.日本のオーディションに期待することは何ですか?A.日本でのオーディションのタイトルが「リトルセブンティーン」であるように、舞台の上で一番輝いてエナジーを披露する「セブンティーン」のように、素晴らしいアーティストに成長する可能性をもつ志願者に会えることを期待しています。最高のパフォーマンスを自慢するセブンティーンの後輩になれる機会に挑戦してみてください!ワールドワイドな活躍ができるチャンスがもう目の前に来ているんですね!©PLEDIS
2019年05月31日ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)によるパンケーキショップ「J.S. パンケーキ カフェ(J.S. PANCAKE CAFE)」より、瀬戸内レモンを使用したパンケーキやパフェなど4つの新作メニューが登場。2019年5月10日(金)から6月30日(日)までの期間、J.S. パン ケーキ カフェ 全店で販売される。レモンパブロバのパンケーキは、メレンゲを焼き上げたパブロバを使用したスイーツ。サクサク食感のパプロバを割ると、中から酸味の効いたレモンカードがとろりと溢れ出す。はちみつでマリネをしたレモンと絡めて食べるのもおすすめだ。また、フレンチパンケーキとカラメリゼしたレモンを添えたレモンフレンチパンケーキや、レモンと黄金しょうがを使ったジェラート、レモンのジュレやカスタードなどレモンをふんだんに使用したパフェ、アールグレイの香りづけをした緑茶と炭酸を組み合わせたレモネードなども用意する。【詳細】Lemon State of Mind-レモンの気分-販売期間:2019年5月10日(金)~6月30日(日)販売店舗:J.S. パン ケーキ カフェ 全店メニュー:・レモンパブロバのパンケーキ 1,180円+税・レモンフレンチパンケーキ 1,280円+税・瀬戸内レモンパフェ 1,000円+税・グリーンティーレモネード 580円+税
2019年05月11日MISIAが、本日4月26日から28日(日)まで東京・日本武道館にてライブ「MISIA 平成武道館 LIFE IS GOING ON AND ON」を開催する。昨年、デビュー20周年を迎え、約3年ぶりのオリジナルアルバム『Life is going on and on』を発売したMISIA。1998年にデビュー曲『つつみ込むように…』で、そのグルーヴ感抜群の歌唱力で日本の音楽シーンに衝撃を与え、大ヒットを記録した。2000年にはバラードナンバー『Everything』により、国民的人気歌手となる。その後、J-POPの枠にとらわれることなくチャレンジを続け、日本にクラブカルチャーを根付かせた。同時に、世界基準のサウンドクオリティとポピュラリティの両立を果たし、2004年には女性アーティストとして初めて5大ドームツアーを敢行。アジアにも進出するなど、デビュー以降、数々の成功を収め、常に女性シンガーのトップを走り続けている。そんなMISIAが本日から3日間に渡り開催する「MISIA 平成武道館 LIFE IS GOING ON AND ON」は、タイトル通り平成最後の日本武道館公演。平成にデビューして20年間日本の音楽シーンの最前線で活躍してきたMISIAは、この日本武道館という場所でどのような歌声を届けてくれるのだろうか。きっとこれまでの集大成、そして平成最後の日本武道館アーティストにふさわしいパフォーマンスを見せてくれるに違いない。またMISIAは、4月10日に行われた「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」祝賀コンサートに出演したばかり。そんな日本を代表する歌手・MISIAが自身の歌声で、平成を締めくくる素敵な3日間にしてくれることだろう。公演情報「MISIA 平成武道館 LIFE IS GOING ON AND ON」会場:日本武道館4月26日(金)開場:17:30/開演:18:304月27日(土)開場:17:30/開演:18:304月28日(日)開場:17:30/開演:18:30
2019年04月26日ベイクルーズが手掛けるハンバーガーショップJ.S. バーガーズ カフェ(J.S. BURGERS CAFE)は、日本料理に着想を得たメニューを展開するフェアを、2019年4月17日(水)から6月25日(火)まで全店で開催する。「お江戸×AMERICAN」と題された今回のフェアでは、江戸に因んだ日本料理「すき焼き」「寿司」「天ぷら」を、アメリカの定番フード「ハンバーガー」「サンドイッチ」「ポップコーンシュリンプ」でユニークに再現したメニューを展開。中でも注目の一品は、口の中でほどける柔らかさの牛バラ肉で作ったオリジナルのパティに、すき焼きを思わせる甘辛い醤油ダレと特製黄身ソースを合わせた「“スキヤキ”ベーコンチーズバーガー」。また、野菜にはソテーした春菊とグリルしたネギを使用し、ハンバーガーらしくスモークベーコンとゴーダチーズも挟み込んだ、正真正銘の日米コラボレーションバーガーだ。その他のメニューも、肉寿司をイメージして脂の乗ったローストビーフを和素材と合わせた「ローストビーフ“スシ”サンド」、特製の衣で揚げたエビを、梅肉とハチミツの甘酸っぱいマヨソースにディップしていただく「“テンプラ”シュリンプフリッター〜ハニー梅タルタル〜」、隠し味に味噌を加え、ネギと生姜でアクセントを加えた「“ミソ”クラムチャウダー」と、日本料理を独自に解釈したユニークなメニューが揃っている。【商品情報】J.S. バーガーズ カフェ「お江戸×AMERICANフェア」販売期間:2019年4月17日(水)〜6月25日(火)販売店舗:J.S. バーガーズ カフェ全店販売メニュー:・”スキヤキ”ベーコンチーズバーガー 1,380円+税・ローストビーフ“スシ”サンド 1,280円+税・“テンプラ”シュリンプフリッター〜ハニー梅タルタル〜 780円+税・“ミソ”クラムチャウダー 350円+税
2019年04月15日映画『オーヴァーロード』が、2019年5月10日(金)、全国の劇場で公開される。J.J.エイブラムス手掛けるサバイバル・アクション大作映画『オーヴァーロード』は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などを手掛けたJ.J.エイブラムスらが製作するサバイバル・アクション大作。監督にはロンドン映画祭・最優秀作品賞にノミネートされたクライムサスペンス映画『ガンズ&ゴールド』のジュリアス・エイヴァリー、脚本には『ハンガーゲーム』や『キャプテン・フィリップス』のビリー・レイと『レヴェナント:蘇りし者』のマーク・L・スミスを迎えた。ナチスの要塞で遭遇する"未知の敵"『オーヴァーロード』の舞台となるのは、1944年、第二次世界大戦下。ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに、落下傘部隊が送り込まれる。決死の激戦の末、生き残った兵士たちはナチスにより要塞化した教会に潜りこむが、地下の謎めいた研究所で彼らが遭遇したのは、誰も見たことのない敵だった…。解禁となった場面写真には、大迫力の爆発シーンが写されており、本格ミリタリーアクションを予感させる。また、J.J.エイブラムスの過去作『クローバーフィールド』や『SUPER8/スーパーエイト』を連想させる不穏な生物も登場するようだ。ジョヴァン・アデポらが出演主人公の米軍二等兵・ボイスを演じるのは、第89回アカデミー賞作品賞にもノミネートされた『フェンス』で長編映画デビューを飾ったジョヴァン・アデポ。世界中で議論を巻き起こしたサイコ・ミステリー『マザー!』などにも出演している。寄せ集めの部隊の指揮を執る伍長・フォード役は、様々な映画やTVドラマで活躍するワイアット・ラッセル、ナチス占領下の村で自らの危険を顧みず、米兵たちを匿う娘・クロエ役は、『オーヴァーロード』がデビュー作となる新人女優マティルド・オリヴィエが担当。また『ゴースト・イン・ザ・シェル』や TVドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」などに出演するピルー・アスベックが、ナチス親衛隊将校・ワフナーを演じ、脇を固める。ストーリー1944年6月、第二次世界大戦下。ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに、侵攻作戦の成功を担う重要な使命を帯びた米軍・落下傘部隊が送り込まれる。決死の激戦を経て生き残った兵士たちは、ナチスの要塞となった教会の塔に潜り込むが、地下にある謎めいたナチスの研究所で彼らが遭遇したのは、これまで誰もみたことのない敵だった―。【詳細】映画『オーヴァーロード』公開日:2019年5月10日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー製作:J.J.エイブラムス、リンジー・ウェバー監督:ジュリアス・エイヴァリー脚本:ビリー・レイ、マーク・L・スミス原案:ビリー・レイ製作総指揮:ジョー・バーン、ジョン・コーエン、コリー・ベネット・ルイス出演:ジョヴァン・アデポ、ワイアット・ラッセル、ピルー・アスベック、マティルド・オリヴィエ、ジョン・マガロ、イアン・デ・カーステッカー配給:プレシディオ
2019年03月29日日本を代表する音楽アーティストのひとりである桑田佳祐が昭和、平成の歌謡曲をふり返り、その魅力を語り尽くす特別番組「桑田佳祐 大衆音楽史『ひとり紅白歌合戦』~昭和・平成、そして新たな時代へ~」が3月20日(水)今夜オンエアされる。大学時代に「サザンオールスターズ」を結成、1978年にデビューすると「いとしのエリー」「TSUNAMI」など数々のヒット曲を輩出。87年からはソロ活動も開始し2017年には朝ドラ「ひよっこ」の主題歌「若い広場」をヒットさせるなど日本音楽史に数々の輝かしい記録を残してきた桑田さん。90年には映画監督として『稲村ジェーン』でメガホンを取ったことでも知られる。洋楽に影響を受けて音楽を始めた桑田さんだが、キャリアを重ねる過程で改めて日本の大衆音楽の素晴らしさを再発見したといい、昭和の歌謡曲やグループサウンズ、フォークやニューミュージック、そして平成のJ-POPまで170曲余りをカバーし、ひとりで「紅白歌合戦」を再現する「ひとり紅白歌合戦」という企画をこれまで過去3回にわたり行ってきた。今回は桑田さんが「ひとり紅白」の活動を通じて再発見した歌謡曲の魅力や先達たちへの思い、そしてその系譜に連なる「サザンオールスターズ」の知られざるエピソードから桑田さん自身の新時代に向けた抱負まで、余すところなく語ったスペシャルインタビューを収録。このインタビューと「ひとり紅白歌合戦」の映像を組み合わせて番組を構成、桑田さんの世界観をお届けする。昨年デビュー40周年を迎えた桑田さんは本家の「紅白歌合戦」にも「サザンオールスターズ」として35年ぶりに出場。番組で北島三郎や松任谷由実と共演し大きな話題をさらったが、当日の「サザンオールスターズ」に密着した貴重な映像も紹介。昭和から平成の2つの時代を熱狂させ続け、次の新たな時代に足を踏み出そうとしている桑田さんの音楽の原点と未来を存分に感じられる「桑田佳祐 大衆音楽史『ひとり紅白歌合戦』~昭和・平成、そして新たな時代へ~」は3月20日(水)22時~NHK総合でオンエア。(笠緒)
2019年03月20日今月初め、ギレルモ・デル・トロが監督・脚本、J・J・エイブラムスがプロデューサーを担当し、アクション映画『Zanbato』(原題、“斬馬刀”の意とみられる)を企画中であることが報じられた。「Collide」によれば、主役は10歳から15歳くらいで破壊的な攻撃力を持つ、『キック・アス』のヒットガールや『アリータ:バトル・エンジェル』のアリータのような強い少女で忍者だという。デル・トロ監督は、「Collider」のこの記事をリツイートするとともに、「この映画を6年ちょっとかけて企画しているんだ。J・Jの超厳重なセキュリティシステムに感謝だよ。情報が流出しなかったんだから。企画は着実に進んでいるよ。次にどの企画の撮影が始まるかっていうニュースを待っていてね」とファンに伝えた。デル・トロ監督は多くの企画を抱えており、現在はストップモーション・アニメの『Pinocchio』(原題)の製作に入る直前であることも明かしている。また、追加ツイートで『Zanbato』は「忍者モノではない」と忍者映画であることは否定したが、「忍者は出てくるけどね…」と気になるコメントも残した。(Hiromi Kaku)
2019年03月06日世界のカジュアルフードが楽しめるカフェレストラン「J.S. フーディーズ(J.S. FOODIES)」が2019年3月1日(金)、大阪の天王寺MIOにオープンする。「J.S. フーディーズ(J.S. FOODIES)」は、国内をはじめ香港や台湾でも人気の”食のセレクトショップ“として展開。アメリカンテイストのジューシーなハンバーガー、苺などフルーツが愛らしいパンケーキやパフェを専門店の味で楽しめる。その他のメニューとしては、低温で長時間仕立てたメキシカンスタイルのプルドポークや、スパイシーなチキンと一緒に味わうライスプレート、ボリューミーで色鮮やかなサラダボウルなども注目したい。天王寺MIO店のオープンを記念して、2019年3月1日(金)から3月3日(日)までの3日間限定で、「メンチカツバーガー」を注文した各日先着20名に、非売品の限定オリジナルポーチがプレゼントされる。【店舗情報】J.S. フーディーズ(J.S. FOODIES) 天王寺MIO店オープン日:2019年3月1日(金)住所:大阪府大阪市天王寺区悲田院町10-48 天王寺ミオプラザ館2FTEL:06-6773-3016営業時間:10:00〜21:00(L.O. 20:30)定休日:不定休(館に準じる)
2019年02月28日韓国・日本・中国出身者からなるグローバルグループPENTAGON。昨年、韓国で発表した「Shine」はMV総再生回数1億2千万回を突破! 世界で人気を拡大しつつある彼らが2月13日に日本メジャーデビューを果たしました。GLAYのTERUさん提供のデビューシングル「COSMO」はオリコンデイリーランキング&iTunesアルバムチャートで1位を獲得! そんな彼らのパーソナルに迫るQ&Aや、大盛り上がりのグループインタビューをお届けします。写真・小笠原真紀(スチール)、千葉 諭(ムービー) 文・小泉咲子【ペンになってもいいですか!?】vol. 91まずはメンバーのプライベートに迫るQ&A!作詞・作曲、ダンスの振り付けまで自分たちでこなすセルフプロデュースアイドル、PENTAGON。プライベートではどんなことに興味があるのか、3つの共通質問でお聞きしました。ホンソク1994年4月17日生まれ。韓国出身。ボーカル。Q1. 好きな日本カルチャーは?漫画が好きで、とくに『ONE PIECE』や『NARUTO』。大好きなキャラクターは、ルフィー、ゾロ、ナルト、サスケ、カカシ…いっぱいいます。もし僕がなれるなら、4代目火影のミナト! ナルトのお父さんなんですけど、すごく速く動ける忍術がカッコいいんです。Q2. 携帯の待ち受け&ホーム画面は?待ち受け画面は『アイアンマン』。黒バックで目が光っているやつです。『アイアンマン』はフィギュアもたくさん持っています。ホーム画面は、デフォルトの波の画像を使ってます。Q3. カラオケの十八番は?行くたびにいろんなジャンルの曲を歌います。安全地帯さんの「ショコラ」やX JAPANさんの「Tears」を歌うこともあります。フイ1993年8月28日生まれ。韓国出身。リーダー/メインボーカル。Q1. 好きな日本カルチャーは?ファッション、とくに古着です。独特の味があって、韓国でも好んで着ていますが、今回の来日中もたくさん買いました。古着は新品とミックスしてポイント使いしています。Q2. 携帯の待ち受け&ホーム画面は?待ち受けもホーム画面も、韓国の本『착한 리더의 생각(優しいリーダーの考え)』の表紙画像。2年半くらい使い続けています。僕らはひとつのチームですが、当たり前ですけど、メンバーそれぞれがそれぞれの考えを持っています。そんななか、PENTAGONのリーダーとして、どのメンバーにも僕が何だってしてあげたいし、応援もしてあげたい。一方で、チームとしてまとめなくてもいけない。それには、真心で接することが、本当の優しさなんだと、この本を読んで感じました。Q3. カラオケの十八番は?カラオケは年に1回くらいしか行かないですけど、チョン・スンファンさんのバラード曲を歌うことが多いです。ジンホ1992年4月17日生まれ。韓国出身。メインボーカル。Q1. 好きな日本カルチャーは?アニメ。最近『テニプリ(正式名:テニスの王子様)』を全話観ました。手塚部長のワザがスゴいんです。本人は動かず、相手を動かして疲れさせる「手塚ゾーン」というんですけど、カッコいい! 僕は、テニスはまったくできません(笑)。Q2. 携帯の待ち受け&ホーム画面は?待ち受けもホーム画面も、デフォルトの波の画像です。そういうことに関心がなくて……。ケースは、ファンの方からいただいたものを使っています。Q3. カラオケの十八番は?Eaglesの「desperado」。みんなが集中して聴いてくれる静かな曲なんですけど、ラストの「let somebody love you」のところで「Say!」とか合いの手を入れられて、カラオケ向き。全員一緒に歌っている気分になれます!キノ1998年1月27日生まれ。韓国出身。ボーカル&メインダンサー。Q1. 好きな日本カルチャーは?80~90年代のJ-POP。特に杏里さんが好きです。映画では『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』。日本の恋愛映画には夢が詰まってます! まったくジャンルは違いますが、『告白』『渇き』も素晴らしかった。中島哲也監督の感性が、僕と合うみたいです。Q2. 携帯の待ち受け&ホーム画面は?どちらも、アンディ・ウォーホルが、アトリエでマリリンモンローのシルクスクリーンを持っている画像を6年使い続けてます。Q3. カラオケの十八番は?カラオケにはほとんど行きません。事務所に高性能のスピーカーとマイクがあるので(笑)。PENTAGON以外の曲だと、清水翔太さんの「君が好き」「HOME」を事務所で歌ったことがあります。シンウォン1995年12月11日生まれ。韓国出身。ボーカル。Q1. 好きな日本カルチャーは?どの国の作品も、ドラマより映画派で、日本映画では『クローズZERO』『バトルロワイヤル』『寄生獣』『DEATH NOTE』がおもしろかったです。『DEATH NOTE』は漫画も子どもの頃に全巻読破しました!Q2. 携帯の待ち受け&ホーム画面は?ファンの方がプレゼントしてくれた携帯ケースが、僕の顔写真でデザインされたものなんですけど、それを撮影した画像を待ち受け&ホーム画面にしています。ぜ~んぶ、同じ僕の写真(笑)。Q3. カラオケの十八番は?毎日のように練習室で歌うので、カラオケにはめったに行きません。1回、友達と行って「Shine」を歌いました。1曲通して、僕ひとりで。メインボーカルのパートは高いし、ラップはいっぱいあるし、め~っちゃ難しかった(笑)。ウソク1998年1月31日生まれ。韓国出身。ラップ。Q1. 好きな日本カルチャーは?『ONE PIECE』。好きなキャラクターはゾロです。『Naughty boy』で活動していた時、短髪で緑に染めていたんですけど、ファンのみなさんが「ゾロそっくり」と言ってくれました。映画『四月は君の嘘』にはとても感動!Q2. 携帯の待ち受け&ホーム画面は?待ち受けもホーム画面もモネの『睡蓮』。韓国で展覧会があったんですが行けなかったから、気分だけでも味わいたいと思って。絵は印象派も超現実主義も、流派を問わず、幅広い作品を鑑賞するんですが、モネの『睡蓮』は、見ていると、別の世界を覗いているような感覚がして特に好き。Q3. カラオケの十八番は?ずいぶん行ってないですけど、Tim先輩の「사랑합니다」を歌った記憶があります。イェンアン1996年10月25日生まれ。中国出身。ボーカル。Q1. 好きな日本カルチャーは?ジャニーズの方々は中国でもすごく有名で、僕もよく曲を聴いたり映像を見ていました。お名前を知っているのは、山下智久さんと亀梨和也さん。修二と彰として活動してましたよね。カッコいい!Q2. 携帯の待ち受け&ホーム画面は?待ち受けもホーム画面も、無難なデフォルトの地球画像。前の携帯は、UNIVERSE(PENTAGONのファン総称)だったけど、変える時間がなくて……。Q3. カラオケの十八番は?カラオケは、撮影で行ったことがあるけど、プライベートでは、生まれてから1回も行ったことがないです。人前で歌うのが恥ずかしくて……。こうしてPENTAGONのメンバーとして歌ってることが自分でも不思議。でも、なぜかステージに上がると、自信がわいてきて歌えるんです。あ、中学の時、学校帰りに行こうと誘われたことが。でも、「まっすぐ家に帰るように」という母の教えを守って断りました。良い子なんです、僕(笑)。ヨウォン1996年3月27日生まれ。韓国出身。ボーカル。Q1. 好きな日本カルチャーは?久石譲さんが作る音楽。叙情的で、聴いていると物語が広がっていく感じがして好き。普段から、聴くのはニューエイジとかクラシックとか歌詞のない音楽ばかりです。Q2. 携帯の待ち受け&ホーム画面は?待ち受けもホーム画面も、潔くデフォルトの色彩グラデーション画像。きれいさっぱり、基本のモノが僕の性格に合います。性格もそう。きれい好きだった祖母を見習って、寮に戻ったらすぐ服を掛け、食べ終わった食器も溜めずに洗ってます!Q3. カラオケの十八番は?ジットゥン先輩の「チャルチネ チャウリ」。ジットゥン先輩は、あまりテレビに出ず、韓国でも知る人ぞ知る方なんですが、とても素敵なバラードを歌われるので、いつかステージをご一緒できたらと思っています。ユウト1998年1月23日生まれ。日本出身。ラップ。Q1. 好きな日本カルチャーは?映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』。3回観て泣きました。そのうち1回は、キノくんと一緒に。その時だけは「絶対に泣かない」って決めてたんで、普通を装って鑑賞(笑)。Q2. 携帯の待ち受け&ホーム画面は?待ち受けもホーム画面も、デフォルトの地球。パソコンもタブレットも、デフォルトの画像です。替えるのが面倒なんで、買った時のままでいいかなと(笑)。Q3. カラオケの十八番は?中学の時は、アニメの『銀魂』の主題歌だった『桃源郷エイリアン』を歌ったのを覚えてます。韓国では行かないんですよ。もし行ったら、Super Junior先輩の「Sorry, Sorry」になると思います。唯一、通して歌える曲で、振り付けも入ってるので。メンバー間で鋭い質問が続出のグループインタビュー―――日本メジャーデビューの知らせを聞いた時の心境は?ヨウォン 日本のみなさんにお会いするチャンスが増えて、PENTAGONのさまざまな姿をお見せできるということで、すごくワクワクしました。ウソク これまでは、韓国で発表した曲に日本語の歌詞をつけてパフォーマンスしてきましたが、日本オリジナルの曲を持ててすごく嬉しいですし、自信もあります。――日本オリジナルの曲というのは、GLAYのTERUさん提供の「COSMO」ですね。ユウト はい。レコーディングにはTERUさんも参加してくださって、その時、メンバーには「TERUさんは、GLAYという伝説のバンドのボーカリスト」としっかり説明しました。TERUさんは、ボーカルのアドバイスをしてくださり、日本語の発音は、僕がチェックして作り上げました。発音は、どのメンバーも問題なかったです。ジンホ 最初は、僕たちが今まで歌ってきたのとは違うスタイルだと思ったんですが、GLAYさんの曲を聴いてみたら、バンドのカラーが反映された曲なんだなって。そうした曲を歌えて光栄です。――PENTAGONの楽曲をほぼすべて手掛けているフイさんは、どう感じましたか?フイ 今、僕らの年代が作る曲には、“枠” のようなものが存在すると自分で作ってても思うんです。でも、大先輩であるTERUさんの曲は、そうした “枠” を超えていました。だからこそ、最初は聴き慣れないんですが、何度聴いても新鮮ですし、メロディも美しくて、勉強になる点がとても多かったです。――カップリング曲「Dear Friend」のタイトルにかけて、「Dear ○○」と隣のメンバーに呼びかけ、聞いてみたいことや、改善してほしいことを伝えて!キノ Dear ヨウォン、「COSMO」で成し遂げたい目標は?ヨウォン 日本メジャーデビューシングルということで、日本のみなさんのPENTAGONはカッコいいグループなんだという認識を植え付けたい! Dearジンホ兄さん、僕は自分をおもしろいと思ってるんだけど、コンサートでのジンホ兄さんはもっともっとおもしろいです。どうしたら、そんなにおもしろい人になれるんですか?ジンホ 僕らから「つまらない」と言われてたことが気になってるんだね(笑)。今は、僕から見てもすごくおもしろいし、そうやって自画自賛するくらい図々しくもなって(笑)。そのまま自信を持って突き進めばいい!ヨウォン ありがとうございます。ジンホ 褒めてはない(笑)。Dear フイ、今朝から「お腹が痛い」って言ってるけど、大丈夫?フイ シンウォンと朝食を食べ過ぎちゃったから…。今はもう大丈夫!ジンホ よかった~。フイ Dear ウソク、今もだけど、お風呂に入る時も肌身離さずつけてるそのネックレス、いつまでつけ続けるつもり?全員 (爆笑)ウソク アクセサリーをつけてこなかったけど、一回つけ始めたら、はずすのがおっくうになっちゃって。ファンからの大切なプレゼントだから、このまま、はずさないかも。Dear ユウト、お好み焼きとかたこ焼きとか定番じゃない、おすすめの日本の食べ物は?ユウト 僕の出身地、長野の名物、おやきかな。ジンホ おやじ(笑)。ユウト じゃなくて、おやき! 野沢菜が入ってておいしいよ。Dear シンウォンくん、爪を噛むのをやめてほしいんだけど。全員 (爆笑)シンウォン 噛んでるんじゃなくて、セルフケア!フイ 子どもの頃からのクセなんだよね。シンウォン Dear ホンソク、この前、ホンソクが買った靴がカッコよかったんだけど、僕に売る気はない?ホンソク まだダメ。シンウォン 「まだ」ってことは、いつかは…?!ホンソク (スルーして)Dear イェンアン、そのホットボディをファンのみなさんに公開するつもりはある? するならいつ?イェンアン それについては、いつも考えてる。シンウォン お~!イェンアン 機会があったら、お見せします。Dear キノ、早く足を治して、ダンスを踊ろう!キノ ありがとう。――「&YOU」のような感傷的な曲を歌う時、どんなことを思い浮かべてますか?シンウォン 歌う直前に上を見て、映画の悲しいシーンを思い浮かべ、心に焼き付けて歌います。胸が苦しくなって、気持ちをこめて歌えます。ヨウォン 「僕は(メインボーカルの)ジンホくんなんだ。フイくんだ!」と自分に言い聞かせてます。そうすると、うまく歌えるんです。――Zepp Tourが終了しましたが、いかがでしたか?シンウォン 今回のツアーもそうですが、コンサートは、UNIVERSEと僕らしかいない特別な空間と時間。いつもいつも幸せです。PENTAGONの質問動画はこちら!Information公式ファンクラブサイト日本メジャーデビューシングル「COSMO」が発売中!『U & CUBE FESTIVAL 2019 IN JAPAN』に出演PENTAGONをはじめ、韓国事務所CUBE ENTERTAINMENTの所属アーティストが集結する3月23日(土)@武蔵野の森総合スポーツプラザ開場:15時 開演:17時
2019年02月27日ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)が手掛けるパンケーキショップ・J.S. パンケーキカフェ(J.S. PANCAKE CAFE)から、苺づくしの限定メニュー「ストロベリー ラバーズ(STRAWBERRY LOVERS)」が登場。2019年3月1日(金)から5月6日(月)の期間、J.S. パンケーキカフェ全店及び、J.S. フーディーズ(J.S. FOODIES)エスパル仙台店にて展開される。ストロベリーミルフィーユパンケーキ「ストロベリー ラバーズ」の注目は、苺を増量して復活させる歴代1番人気メニュー「ストロベリーミルフィーユパンケーキ」。マスカルポーネのクリームとイチゴをサクサクのパイとパンケーキで挟んだ、ミルフィーユ風のパンケーキだ。国産苺がふんだんにトッピングされたパンケーキには、たっぷりとメープルシロップをかけるのがおすすめ。また、提供期間中毎月1日・5日・15日の3日間限定で、苺を150%増量した「モアストロベリーミルフィーユパンケーキ」に無料でアップグレードすることが出来る。パフェ&ドリンクも登場パンケーキ以外には、フレッシュな苺を贅沢に盛り付けた「ストロベリーパフェ」をはじめ、苺とミルクの風味豊かな「ストロベリーミルク」、ストロベリージュレとフレッシュミントの相性が抜群の「ストロベリーモヒート」の2種類のドリンクが登場。苺好きには堪らないメニューが揃うスペシャルな期間に、是非店頭に足を運んでみて。【詳細】ストロベリー ラバーズ提供期間:2019年3月1日(金)~5月6日(月)提供店舗:J.S. パンケーキカフェ全店及びJ.S. フーディーズエスパル仙台店メニュー:ストロベリーミルフィーユパンケーキ 1,480円+税、ストロベリーパフェ 1,000円+税、ストロベリーミルク 580円+税、ストロベリーモヒート 580円+税
2019年02月23日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ウィンターソング」です。冬の歌というと「雪」だったり「クリスマス」だったり、まず歌詞のイメージが思い浮かぶと思いますが、僕がウィンターソングを聴いていて気になるのは、冬らしさを表現するためにどんな音選びをしているかですね。これは作り手側のこだわりになりますが、使っている楽器や音のイメージで冬の感じを出すことができるんです。以前、いきものがかりやback numberなどを手がけられているサウンド・プロデューサーの島田昌典さんの密着取材番組を見たことがあります。そのときに、いきものがかりの「SNOW AGAIN」というウィンターソングのアレンジを手がけていて、シンセサイザーで冬を連想させるリズムの音をずっと探されていたんです。僕も楽曲に合う音はどれだろうと音選びの作業で1日費やすことがあるので、一流のアレンジャーの方でも、ひとつひとつの音を聞きながら同じように探すんだ…と感動しました。また、そのとき島田さんが「これだ!」と選んだシンセの音は、ひんやりと冷たい音色で完全に冬の音だったんです。的確に響く音を見極める才能、センスに感服したことを覚えています。J-POPを代表する名曲を数多く生み出すアレンジャーの凄さを垣間見た瞬間でした。季節感をイメージできる音というのは、なにも冬に限ったものではなくて、それぞれの季節に連想させる音があると思います。クリスマスの歌なら鈴の音が鳴っているだとか、夏ならスチールドラムやホイッスルのような音が似合う。季節のイメージを出すために、どんな音色が使われているか注意して聴いてみると新しい発見があるかもしれません。今シーズンの冬だとビッケブランカさんの「まっしろ」という曲が印象的ですよね。ピアノや鐘の透明な音色、そしてビッケさんの感情が乗った歌声で冬のなんともいえない切なさや冷たさが表現されている。あと、僕の最新アルバム『SAITAMA』に収録している「Jack Frost」もウィンターソングです。ジャックフロストとは冬の寒さや冷たさを司る精霊のこと。この曲の中では、やはり寒さやクリアな印象をイメージさせるシンセの響きを入れていますが、僕はあえて薄く海の波の音を入れています。より厳しい寒さを引き出すために、夏のイメージがある波の音を実験的に入れてみました。甘さをより引き立てる、スイカに塩みたいな効果を期待しましたが、みなさん気づいてました?おかざき・たいいくオリジナルサードアルバム『SAITAMA』発売中。6/9(日)、さいたまスーパーアリーナにて、単独公演「JINRO presents 岡崎体育ワンマンコンサート『BASIN TECHNO』」を開催。※『anan』2019年2月20日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年02月16日ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)が提案するパンケーキショップ「J.S. パンケーキカフェ(J.S. PANCAKE CAFE)」は、“キュート or クール”をテーマに「ピンクベリーパンケーキ」と「ブラックベリーパンケーキ」を2019年2月4日(月)から2月28日(金)までの期間限定で発売する。甘酸っぱいストロベリーソースが、5枚重ねたビーツのピンクカラーに染まったパンケーキからあふれ出す「ピンクベリーパンケーキ」。ホワイトチョコレートを混ぜ込んだホイップクリームやクリームチーズソース、ベリー、マシュマロをトッピングしてホワイト×ピンクのキュートな一皿に仕上げた。対照的に、ブラック×ネイビーのクールなイメージで展開するのは「ブラックベリーパンケーキ」。竹炭を練り込んだ生地を5層に重ね、ブルーベリーソースをイン。ザクザクとした食感が楽しいココアビスケットやホイップクリーム、砕いたチョコレート、フレッシュなブルーベリー&ブラックベリーをトップに飾った。ほどよい甘さのチョコレートソースを仕上げにかけて召し上がれ。【詳細】ピンクベリーパンケーキ、ブラックベリーパンケーキ 各1,280円+税提供期間:2019年2月4日(月)~2月28日(金)展開店舗:J.S. パンケーキカフェ全店
2019年01月26日星野源が29日に放送されるTBSラジオ『アフター6ジャンクション』(毎週月曜~金曜 18:00~)に出演することが決定した。昨年12月19日にアルバム『POP VIRUS』をリリースした星野。前作『YELLOW DANCER』からテーマに掲げていた「ブラックミュージックとJ-POPの融合」という点については一体どのような手応えを得たのか。毎回、アルバムを聴いては「星野め…!」と嫉妬を隠せない、パーソナリティのRHYMESTER・宇多丸が星野と対談する。星野は20:00~20:45頃の「ビヨンド・ザ・カルチャー」枠に出演する。企画タイトルは「星野源最新アルバム『POP VIRUS』とはいったいどんな作品なのか? 真正面からじっくり尋ねてみる特集 feat.星野源!」。
2019年01月23日気になる彼とカラオケに行けたら、それだけでも嬉しいもの。テンションも相当高くなるのではないでしょうか。でも、自分だけが楽しくなって、彼の印象がマイナスになってしまうのは考えもの。チャンスを活かして彼をドキッとさせましょう。そこで今回は、12星座別に「カラオケで彼をときめかせちゃう方法」をご紹介いたします。■ 牡羊座の彼……ノリのいい曲で歌合戦を牡羊座男子は、燃え上がるような曲を高らかに歌い上げるのが好きなタイプ。たとえばSuperflyやONE OK ROCK、あるいはJAM Projectのような熱血系のアニメソングを選ぶ人もいるでしょう。どちらかというとあなたもそういったノリのいい曲を歌って歌合戦すると良いかも。■ 牡牛座の彼……趣味や感性が合うと思われるように牡牛座男子は、無理に盛り上がる曲を歌ったりはしません。自分が落ち着いて歌える、歌い慣れた曲を選びます。静かに楽しみたいので、どちらかと言えばバラードが多そう。あなたも彼が知っている曲やしっとりした歌をチョイスするとGood。趣味が合うと思われそう。■ 双子座の彼……彼のうんちくに耳を傾ける双子座男子は知識の幅が広いので、あまりメジャーではないけれど、知る人ぞ知る良い曲を選んで歌います。「このバンドは解散したけど名曲が多くて」と、うんちくも一緒に語ってくれそうです。そこで彼の会話に耳を傾けながら歌ってみて。■ 蟹座の彼……皆で楽しめる曲を提案してみて蟹座男子は自分で歌いたい曲に迷ったら、他の人に「何歌えばいいかな」と聞き出します。自分だけで盛り上がるのはつまらないので、一緒に楽しめる曲にしたいのです。そこであなたが「これ歌おうよ!」と提案してみましょう。「世界に一つだけの花」などメジャーどころなら◎。■ 獅子座の彼……拍手やほめ言葉を忘れずに獅子座男子は目立ちたい欲が強いので、自分が一番うまく聞かせられる曲を慎重に選びます。それでいて全体の空気を壊さないよう、履歴をじっくりと眺めているでしょう。そんな彼に必須なのは拍手や「上手~」の一言。聴きに回るのが無難かも。■ 乙女座の彼……場の空気を読んだ選曲を乙女座男子は、基本的に自分の持ち歌を歌いますが、そのジャンルは幅が広いです。ロックやポップス、バラードから演歌・アニソンまで、どんな曲でもひと通りは歌えるようにしているのです。その場の空気を読むため、あなた自身も場の空気を読んだ選曲を心がければ好感度UPに。■ 天秤座の彼……デュエットできればしめたもの天秤座男子は、仲間内で歌を知らなくてついていけない人を作りたくないので、流れを読んで全員が知っている曲をチョイスします。そのため、必然的にメジャーソングを選ぶ傾向になります。可能ならデュエットに持ち込めればしめたもの。■ 蠍座の彼……彼の歌い方・選曲を肯定して蠍座男子は、周りのことをほぼ気にしません。J-POPの流れでSound Horizonを朗々と披露したり、アニソンの流れで洋楽を入れたり。当人は「好きな曲を歌うべき」と素直に思っているだけなのです。そんな彼を肯定してあげましょう。「いい歌だね」の一言でOKです。■ 射手座の彼……“合いの手”でかれについていく射手座男子は、流行りの曲はとりあえず歌いたいので、最新曲を片っ端から歌います。ただし“うろおぼえ”なので、ワンコーラスで終わったり、途中鼻歌交じりで乗り切ったりすることが多いのではないでしょうか。そんな彼には“合いの手”を忘れずに。ついていってあげましょう。■ 山羊座の彼……自分から積極的に歌いにいく山羊座男子は、あまりカラオケに行きません。歌が嫌いなわけではなく、自分がわざわざ歌う必要を感じていないのではないでしょうか。どちらかと言えば聴き専門になりそうです。そのため、あなたの方から積極的に歌いましょう。歌はひと昔前のヒット曲がベター。■ 水瓶座の彼……彼が知らない曲で驚かせて水瓶座男子は、選曲センスが普通の人とは異なっています。ボカロの曲を歌い出したかと思えば、突然力強い軍歌を選んだり、急にオペラが始まったりします。何が一番すごいかといえば、それら全てを完璧に歌いこなすこと。あなたも彼が知らないような曲で攻めて、驚かせてみましょう。■ 魚座の彼……少し大げさにノッてあげる魚座男子は、とにかくみんなが盛り上がれる曲をチョイスしがち。ゴールデンボンバーや「アナと雪の女王」のテーマや「ようかい体操」といった、誰でもわかる曲で楽しませようとします。サービス精神が豊富な反面、落ちこみやすいので必要以上にノッてあげましょう。安心するはず。■ おわりに自分が歌うばかりがカラオケの楽しみではありません。彼が歌う意外な曲に驚いたり、知らなかった名曲に耳を傾けたり、合いの手を入れて曲に参加したり……。さまざまなアクションを起こすことができます。だからこそ、彼がどんなスタイルを好むかをチェックしておくことで、ときめかせることもできるはずです。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年01月19日SHINeeのKEY を愛するイラストレーター・えるたまさんに、K-POPの聖地についてお話を伺いました。アイドルに会える、存分に語れる場所。ファン目線のイラストルポ漫画が大人気のえるたまさん。そんな彼女がK-POP沼にハマったのは、2009年のこと。「ひょんなことから、SUPER JUNIORのライブに行ったんですが、そこでK-POPアイドルってすごい!となって。次に好きになったのが、SHINee。彼らのファンミに初参加した思い出の地が『中野サンプラザ』。ハロプロヲタでもあるので、尊い場所です」アーティストの本拠地・韓国に遠征に行くことも多いけれど、日本で韓国を感じられるのはやっぱり新大久保だそう。「『焼肉ヘラン』は、ファン仲間とチーズダッカルビを食べながらワイワイ楽しんだ思い出のお店。K-POPアイドルたちのパフォーマンスを間近で感じたい時は、『SHOWBOX』へ。アイドルたちとの距離感が驚くほど近く、たまりません」推しメンの魅力を初めて知った場所。【中野サンプラザ】●東京都中野区中野4-1-1TEL:03・3388・11519:00~18:00(電話受付時間、営業時間は施設によって異なる)休館日は施設によって異なるファン仲間と通ったおいしい焼肉屋。【焼肉へラン】「チーズダッカルビが名物になった大人気店」。●東京都新宿区大久保1-15-18みゆきビル1FTEL:03・3204・084111:30~24:00(ランチ~16:00、23:30LO)無休将来有望なアイドルに出会えるかも!?【SHOWBOX】韓国人アーティストに特化したライブハウス。●東京都新宿区大久保1-17-8TEL:03・6457・3668スケジュールはHPで確認を無休えるたまSHINeeのKEY を愛するイラストレーター。ニュースサイト「サイゾーウーマン」で、「えるたまのアイドル自由帳」を連載中。※『anan』2019年1月16日号より。取材、文・ 神武春菜野村紀沙枝保手濱奈美©Natalya Yan(by anan編集部)
2019年01月12日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。出張版となる今回のテーマは「平成元年生まれが振り返る、僕の平成ソング6選。」です。小さいころから洋楽に浸かっていた僕ですが、そんな自分でも胸に刺さった平成のJ-POPがあります。まず思い出すのは母親がカーステで流していたサザンオールスターズや米米CLUB…。中学生時代はJ-POPは女子とのコミュニケーションツールに。当時、女子人気がえぐかったSPEEDやゆずのCDを貸し借りした甘酸っぱい思い出があります。‘00年代に入るとランキングのTOP10をはなれ、“聴き方”が多様化していく。僕なんかはフェスで新しい音楽と出合う機会が一気に増えました。プロデュースやタイアップ重視の時代で曲単体が話題になることって難しい。だからこそSMAPの「世界に一つだけの花」なんかは、強い曲やったな~と改めて思いますね。昨年もっとも刺さったのは米津くん。楽曲は尖っていながらヒットしていて。これはかっこいいしうらやましい限りです。『真夏の果実』サザンオールスターズ桑田佳祐が監督した映画『稲村ジェーン』主題歌としてリリース。「母親がいやがる僕にボディボードさせたくて夏は海へ。その時の車のBGMはサザン。なかでも記憶に残っているのがこの曲です」(タイシタレーベル)『ガッツだぜ!!』ウルフルズウルフルズをメジャーシーンに押し上げた代表曲。続く「バンザイ ~好きでよかった~」でミリオンヒットを記録。「小1のころ運動会で踊った曲。クラス中みんなで盛り上がりました」(EMIミュージック・ジャパン)『my graduation』SPEEDSPEED6枚目のシングルで150万枚に迫る売り上げを記録。卒業曲の定番に。「小4で初めて買ったシングル。女子が教室で歌っていて“何その曲?”って教えてもらった一曲。めっちゃええ曲やんって買いに走りました」『世界に一つだけの花』SMAPトリプルミリオンを達成したSMAPを象徴する一曲。「ヒットする要素が詰まった一曲ですよね。王道のコード進行とキャッチーなメロディ、前向きな歌詞。お見事なヒット曲だと思います」(ビクターエンタテインメント)『男の子と女の子』くるりファン投票によりアルバムからシングルカットされた一曲。「高1のころ初めてサマソニでくるりをみて、同じ京都出身で親近感が湧きました。琴線に触れる柔らかな歌詞が好きです」(SPEEDSTAR RECORDS)『Lemon』米津玄師TVドラマ主題歌として書き下ろされ、ミュージックビデオは現在2億回を超える再生数を記録。「現在のSNS世代を代表するおひとり。何かある人だなと楽曲を聴くたびに思います」(ソニー・ミュージックレコーズ)おかざき・たいいく3枚目となる最新アルバム『SAITAMA』が発売中。6/9には念願のさいたまスーパーアリーナでの単独公演も決定!※『anan』2019年1月16日号より。写真・小笠原真紀取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年01月12日●あまり語られてこなかったMr.Children昨年発売された書籍『日本代表とMr.Children』(2018年11月28日発売/ソル・メディア)。この本は、1998年のワールドカップ初出場を機に国民的コンテンツとなったサッカー日本代表と、モンスターバンドとして90年代から席巻し桜井和寿が大のサッカー好きでもあるMr.Childrenの関係性を、音楽・映画ジャーナリストの宇野維正氏と音楽ブロガー・ライターのレジー氏が読み解くという内容だ。共著者の1人であるレジー氏に、桜井和寿とサッカーとの出会いや、ミスチルの楽曲がサッカー選手に支持される理由などについて聞いた。○■『日本代表とMr.Children』書籍化の経緯は――まず、書籍化の経緯をお聞かせください。『日本代表とMr.Children』というタイトル通り、サッカー日本代表とMr.Childrenの関係性を分析する内容となっています。ロシアワールドカップのベルギー戦が終わり、キャプテンを務めてきた長谷部(誠)が代表引退を表明して、あの世代の日本代表が一区切りついた感がありました。そして、大のミスチルファンでもある長谷部がキャプテンに就任した2010年くらいから「自分たちのサッカー」というのが日本代表を取り巻くキーワードになっていて、それがミスチルの歌ってきた「自分らしさ」とつながる部分があるなと。そんな話をツイッターでつぶやいたところ、共著者の宇野(維正)さんと話が広がり、そのやり取りを見ていたソル・メディアの方からお声がけがあって、結果的に書籍化に至りました。――本書では、長谷部キャプテンを中心とした日本代表を「ミスチル世代」と呼んでいますね。レジーさんご自身もミスチルがお好きとのことですが、ミスチル好きになったきっかけをお聞かせください。最初は小学生のときに聴いた「CROSS ROAD」ですね。今まで自分が聴いてきた音楽とは雰囲気の違うことをやっているバンドが出てきたなと思いました。決定的だったのは、「innocent world」です。中学校のクラスの友達もみんな聞いていましたね。それに関連して言うと、今回の本を書く上でのモチベーションとして、90年代に世間の人が最も接しているコンテンツのひとつとしてミスチルがあるはずなのに語られることが少ない、そういう状況に風穴をあけたいという思いが個人的にはありました。――確かに「小室ファミリー」などについてはよく語られていますが、ミスチルについてはあまり語られてこなかった印象です。人気が落ちておらず、いまだに"現役"であるがゆえに、振り返られないんでしょうね。今回の本の大きなテーマでもある「自分探し」に関連する文脈だと、『エヴァンゲリオン』が90年代の精神性を語るうえでよく話題に挙がるじゃないですか。でも僕の体感としては、『エヴァ』を見ていた人より、ミスチルを聴いて影響を受けていた人の方がたくさんいるような気がするんです。○■重要だった桜井和寿とサッカーの出会い――書籍化にあたり、過去のインタビューなども多く調べたそうですが、なにか発見はありましたか。桜井(和寿)さんがサッカー好きであることはもちろん知っていましたが、こんなにいろんなところでサッカーの話をしてるんだ!というのは改めて驚きました。本の作業を始めた当初は長谷部や名波(浩)といった代表選手がミスチルから影響を受けている、いう話が中心になるのかなと思っていたんです。でも、今まで思っていた以上に桜井さんのサッカーへの思い入れは強烈でしたね。桜井さんのインタビューでは、「サッカーをやっているときは色んなことから解放され、普通の人になれる」という話題がたびたび出ていました。周りが考えるよりもずっと、ご本人の中ではサッカーが大事なものなんだなと。アルバム『深海』『BOLERO』を経て、ミスチルが活動休止したタイミング、ある意味で1人の人間としての"桜井和寿"をやり直そうというタイミングでサッカーと出会ったのは、すごく重要だったんだろうなと思います。――その一方で、サッカー選手をはじめとしたアスリートには、ミスチル好きが多い印象です。レジーさんはその理由をどのように分析されますか。いろいろ理由はあると思いますが、特にアスリートがよく好きな曲に挙げる「終わりなき旅」の「高ければ高い壁の方が登ったとき気持ちいいもんな」という歌詞への共感が強いんだろうなと思います。実際はミスチルはあの時点で高い壁に登った後であり、上に上に目指していこうという歌ではないのですが、アスリートの多くが競技を極めるうえで必要な上昇志向に読み替えて受け取っているのではないでしょうか。また、「終わりなき旅」の本来のメッセージは上昇志向というよりも「自分の中にあるものに対して打ち勝っていく」という話だと思うんですが、それもアスリートの「最大の敵は自分」という考え方とリンクして鼓舞されるんでしょうね。――特にサッカー選手はミスチル好きが多いですよね。これまでの日本代表選手のなかで、桜井さんと似ている面があると感じる方はいますか。やはり長谷部じゃないですかね。一見すると、良い人そうで真面目そうだけど、強烈なエゴのようなものがあり、どちらも天才的というよりはバランスの良さを感じます。桜井さんもすごいソングライターであり、ボーカリストですけど、たとえば宇多田ヒカルのようなアーティストと比べると“天才”というよりも“普通感”があるなと。長谷部も天才肌のプレーヤーというよりは「バランス」「努力」といった言葉が似合うと思うので、そういう部分が共通しているかなと思います。○■2010年以降のMr.Children――確かに桜井さんは、『モヤモヤさまぁ~ず』や『ゴッドタン』を見ていることを明かしたりと、“普通感”がありますよね。そんな長谷部選手は2010年から日本代表キャプテンを務めていましたが、レジーさんは2010年以降のミスチルをどうとらえていますか。桜井さんはあるインタビューで、「『彩り』はあの歌詞があるからあの曲になるけど、『エソラ』はあの歌詞じゃなくても曲のメッセージが伝わるはずだ」というようなことを言っていました。この発言が象徴的だと思いますが、2010年代のミスチルは言葉と音楽の融合について試行錯誤していたフェーズだと思うんです。歌われるテーマについても、「自分探し」は終わり、大量消費されるスーパーマーケットであっても良い(=アルバム『SUPERMARKET FANTASY』)というレベルまでいった後に震災があったりして、ミスチルとして何を歌うかというピントが定まり切らない時期だったんだろうなと。――桜井さんも雑誌『MUSICA 2015年1月号』のインタビューでは「(曲を)当てにはいっているが、難しい」「投げてもすり抜けていく感覚がある」と告白していましたね。そうですね。ただ、10年代の後半の楽曲、「ヒカリノアトリエ」や「himawari」からは何かを掴んだのかなという印象も受けました。今はバンドとして過渡期だと思うので、まだまだもっとすごいのが来るんじゃないかなと期待しています。――最近、Mr.ChildrenはRADWIMPSやくるりなどと対バンをやったり、ホールツアーを行ったりしましたよね。そういった活動でなにか掴んだものがあったんでしょうね。きっとそうなんでしょうね。「大会場で弾けるミスチルが見たいのに何で今さらホールツアーなんてやるんだろう?」とか文句を言ったりもしたんですけど(笑)、ミスチルにとって必要なプロセスだったんだなと思います。●批評することの難しさと重要性○■プロデューサー・小林武史から離れたMr.Children――そして2010年以降のミスチルで大きな出来事といえば、ブレイク前からの関係であるプロデューサー・小林武史から離れたことだったと思います。その点についてはいかがでしょうか。もちろん良し悪しあるんでしょうけど、バンドとして新しい一歩を踏み出すきっかけにはなったんだと思います。個人的には、今のような状況だからこそ「小林武史っぽい曲」をセルフプロデュースでやってみてほしいなと。ちょっと話が逸れますが、最近サザンオールスターズのアルバムをすべて聴いたんですけど、世の中の人が「サザンっぽい」と思っている音の多くは80年代後半~90年代前半に作られていて、それらの楽曲をプロデュースしていたのが小林武史なんですよね。つまり、世の中の人が「サザンっぽい」と思っている音は「小林武史っぽい音」でもあると言えると思います。――「真夏の果実」「希望の轍」「涙のキッス」などは小林武史プロデュースですね。歌謡曲からJ-POPに時代が移り変わるタイミングを小林武史と乗り切ったのは、サザンとしても本当に大きかったんだなと実感しました。小林武史は、桑田佳祐のブルース的というか、土着的な感覚を華やかなものに落とし込むのが得意だったんだと思います。それと同じように、浜田省吾や甲斐バンドに影響を受けていた桜井さんの音楽性をよりポップな方向に開花させたのが小林武史と言えるのかなと。――確かに小林武史はミスチルの初期には、桜井さんに楽曲制作のイロハをマンツーマンで教えていたそうですしね。はい。今のミスチルはそういう「小林武史的なもの」ではない、より生々しいバンドサウンドをやりたいんだと思うんですけど、桜井さんの根底には小林武史とともに培ってきた「ポップソングを作るセンス」みたいなものが今もあると思います。バンドとして身軽になった今だからこそ、僕としては「エソラ」とか「Marshmallow day」のような、ストリングスやホーンががっつり入ってメロディも派手な曲、いわゆる「小林武史っぽい曲」であり「ミスチルっぽい曲」をやったらどうなるのか聴いてみたいです。――色んな経験を積んだ今、改めての「ミスチルっぽい」ですね。そうですね。きっとまたこれまでのミスチルとは違う、でもミスチルらしい、素晴らしい曲ができるんじゃないかなと。桜井さんは『MUSICA』(2018年11月号)のインタビューで、「2020年の東京オリンピックの時に日本を代表するミュージシャンとしてもし僕らの名前が挙がった時に…」と、東京オリンピックに関する話をしていました。五輪のことを挙げるということは、時代の真ん中で色んなものを背負うことに対して自覚的なはずなので、またそういうモードが前面に出てきたときにミスチルがどういう曲を生み出すのか楽しみです。○■ワールドカップ直前に監督交代したサッカー日本代表――2月にミスチルは台湾で初の海外単独公演も予定していますし、新たなステージに進もうとしているのではという感じはありますよね。そして本書のもう1つのテーマ、日本代表の話題でいいますと、今年はワールドカップ直前で監督が交代するというゴタゴタがありました。しかし決勝トーナメント進出を果たしたことで「結果良ければすべて良し」となっている感もありますが、こちらについてはいかがでしょうか。一言でいうと、ちゃんと引き継いでほしいなと思っています。ポジティブな面では、森保一監督は西野ジャパンでコーチをしていた人なので、ワールドカップ後の監督人事としては今までで一番継続性がある人選になっていると思います。ロシアワールドカップでは結果を残して、日本はこういうサッカーをやれば良いんだと見えたものもあったので、それを森保監督がさらに発展させてくれるといいなと思っています。その一方で、大会直前という意味の分からないタイミングでハリルホジッチをクビにして、本来は監督を評価すべき西野(朗)技術委員長が監督になるというおかしなことが起きました。にもかかわらず、16強に進出したことで、そういった経緯が不問になってしまっているようにも思います。その点については、「森保ジャパンいいよね」という話とは別に、引き続きウォッチして何かあれば声をあげなければ、また同じことが起きてもおかしくないなと思います。――「声をあげる」ということはすなわち、「批評する」ということだと思います。しかし、レジーさんは宇野さんとの対談で、「(世の中が)批評が機能しない構造にどんどんなっている」と話していました。「批評が機能しない構造」というのをもう少しかみ砕くと、「本人の発言以外は興味ない」というような風潮、そして何かについて掘り下げて語ること自体への忌避感ということになると思います。前者については、当事者がSNS等で直接発信できるから、当事者の言葉が教典化してしまう。後者は脊髄反射的に反応しがちなツイッターと考察という行為の相性の悪さを感じます。「何難しいこと言ってるの、感じることが一番だよね」とか「本人が話してないから考えても仕方ないよね」というような意見はよく目にしますし、一方でそういうことを言う人たちのことを考察する側の人たちがバカにするような構造もあると思います。そういった分断を少しでもつなぐことはできないものか、というのは文章を書くうえでいつも考えていることです。テーマがメジャーで多くの人にとって自分ごと化しやすい本書を通して、いくつかの出来事を結びつけて考察を深めることって面白いんだなと感じてくれる人が1人でもいればいいなと思っています。いわゆる「批評」を読んだことがなかった人が、論じるって楽しいと思ってくれたらうれしいですね。■レジー1981年生まれ。会社員兼音楽ブロガー・ライター。2012年に立ち上げた「レジーのブログ」での音楽シーン分析が話題となり、その後は一般企業勤めと並行して複数の雑誌やウェブメディアに寄稿。著書に『夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー』。
2019年01月09日