三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスは、共同で開発に取り組んできたクレジットカード・銀聯カード・Suicaを含む交通系電子マネーに対応したクラウド型マルチ決済システムを完成させ、名称を「J-Mups(ジェイマップス)」(Joint Multi Payment Processing System)とし、10日から専用決済端末の設置を開始した。両社は2011年5月の共同開発の基本合意以降、システムの詳細設計や運用方法の策定、店舗での試行導入などに注力してきた。今般、決済端末の開発及びクラウド型のサーバを有する「J-Mupsセンター」の立ち上げ準備を完了させ本稼働にこぎ着けた。なお、三菱UFJニコスは2012年5月24日付けで、「J-Mupsセンター」においてクレジットカード情報保護の国際基準「PCIDSS」の準拠認定を取得し、情報セキュリティ強化に向けた安全対策を講じている。本システムは、サーバーに集約した各決済などの機能を、加盟店設置の決済端末やPOSからインターネット経由で利用(決済)できる仕組み。特長は、各種規格の電子マネーや販路サービス(ポイントプログラム、電子クーポンなど)などのアプリケーションを追加できる(1)「拡張性」、決済端末の(2)「低価格化」、(3)「高セキュリティ化」、クレジットカードの(4)「高速処理化」を実現したこととなっている。また、加盟店は申し込みから(5)「約2週間で端末設置」を完了でき、(6)「24時間365日対応のヘルプデスク」が利用できる。なお、クレジットカード・銀聯カード・交通系電子マネー対応の”クラウド型マルチ決済システム”の商用化はわが国初となるとのこと。両社では、他カード会社や電子マネー事業者にも本システムの採用を呼びかけ、多彩なアプリケーションを用意し、加盟店の多様なニーズに的確に対応できるクラウド型の次世代決済基盤の実現を目指していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日JR東日本は9月29日、東北・上越・山形新幹線を中心にダイヤ改正を実施する。東北新幹線「はやて」にE5系が追加投入される一方、初代「Max」E1系の定期列車での運転が終了し、E4系も東北新幹線での営業運転を終える。E1系は1994年7月、日本初のオール2階建て新幹線車両としてデビュー。「Max(Multi Amenity Express)」の愛称で18年間にわたり活躍してきた。2003年には大幅なリニューアルが行われ、外装に朱鷺(とき)色を採用。現在は上越新幹線の「Maxとき」4往復、「Maxたにがわ」2往復で使用されている。E1系12両編成で運転されているこれらの列車は、9月29日のダイヤ改正以降、オール2階建てのE4系車両を2編成つないだ16両編成で運転されることに。各列車とも定員は1,634席(405席増)となり、着席機会が向上する。山形新幹線「つばさ」と連結する東北新幹線「Maxやまびこ」(E4系8両編成)は現在、7往復が運転されているが、ダイヤ改正ですべてE2系車両に変更。E4系による東北新幹線での定期運転は終了となる。「つばさ」全列車において、最高速度が240km/hから275km/hに向上し、下り最速達列車は東京~山形間を2時間26分(現在より3分短縮)で結ぶ。東北新幹線では、「はやぶさ」などに使用されるE5系車両が5編成追加投入され、新たに「はやて」4往復(東京~新青森間3往復、東京~盛岡間1往復)がE5系に。これで東京発着「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」のうち、E5系を使用する列車は現在の16往復から20往復に増え、グランクラスを連結した同車両への乗車機会が拡大する。なお、9月29日以降の最終的な列車時刻については、「JR時刻表8月号」(7月20日発売)にて告知するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月07日JR東日本高崎支社は6日、高崎線にてE233系電車の運転を順次開始すると発表した。運転開始日は9月1日で、現在、高崎線で運転されている211系を置き換えるとのこと。E233系は2006年度に中央快速線へ投入されたのを皮切りに、京浜東北線、京葉線などに投入され、活躍している通勤・近郊形車両。東海道線ではグリーン車を組み込んだ編成などが本格的に投入され、同線で活躍してきた211系を置き換えた。今後は高崎線や宇都宮線をはじめ、埼京線と横浜線でもE233系が投入される予定となっている。高崎線に投入されるE233系は、将来的に東北縦貫線(2014年度開業予定)で結ばれる東海道線の車両と同様、グリーン車を組み込んだ10両編成と増結用の5両編成。運転初日の9月1日、上野駅発着の高崎線の電車9往復がE233系で運転される。翌2日以降の土休日は、上野駅発着の電車16往復がE233系での運転に。9月3日以降の平日については、上野駅発着の電車17往復がE233系となる。なお、3ドアの車両である211系は9月1日以降も引き続き使用されるが、その後は順次E233系に置き換えられる予定。E233系の運転開始日が決まり次第、JR東日本高崎支社のホームページなどで告知するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月07日JR東日本は3日、中央線神田~御茶ノ水間にある旧万世橋駅の遺構を整備し、公開することを発表した。旧ホーム部では展望カフェや屋外デッキを整備し、高架下のアーチ内部空間では商業施設を展開。2013年夏の開業を予定している。万世橋駅はいまから100年前の1912(明治45)年に開業。駅舎は辰野金吾氏の設計(辰野氏は東京駅丸の内駅舎の設計に携ったことでも知られる)で、当時は中央線の一大ターミナルとしてにぎわったという。同駅は中央線が東京駅まで延伸された後、1943年に営業を休止したが、赤レンガ高架橋や旧ホーム部、階段は現在も残っている。JR東日本は現在、旧万世橋駅付近の交通博物館(鉄道博物館への移転にともない2006年に閉館)跡地にて、「JR神田万世橋ビル」の建設工事を進めており、街のさらなる魅力向上をめざして同駅の遺構を整備・公開することに。旧ホーム部に屋外デッキと展望カフェを設置し、2カ所ある階段の遺構を活用することで回遊性のある施設になるという。高架下においては遺構と一体となった商業施設を展開するほか、神田川沿いに親水デッキを設置し、新たな水辺の風景を創出。周辺環境との調和も図る。「JR神田万世橋ビル」の竣工は2013年1月、続いて春以降に万世橋高架下開発が完成、夏に旧万世橋駅遺構整備が完成する予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日列車の旅の醍醐味ともいえる駅弁。車窓の綺麗な景色を見ながら食べる駅弁は最高で、それだけでテンションが上がるという人も多いのではないだろうか。今回は東日本に地域を限定して、食べてみたい駅弁をマイナビニュース会員1,000名に質問。皆さんが知っている駅弁はいくつあるだろうか。Q. 食べてみたい駅弁(東日本)はどれですか?(複数回答)1位 「うにいくら弁当」(北海道) 29.5%2位 「前沢牛ローストビーフ弁当」(岩手) 25.8%3位 「大間のマグロづけ炙り丼」(青森) 25.2%4位 「石狩鮭めし」(北海道) 24.6%5位 「かにめし」(北海道) 22.3%・「豪華だから」(30歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)「うにいくら弁当」(北海道)・「新鮮な魚貝類を使用してるから」(24歳女性/医療・福祉/専門職)・「北海道でうにといくらといったら間違いない」(29歳女性/学生)「前沢牛ローストビーフ弁当」(岩手)・「ローストビーフの弁当は珍しいのでぜひ食べてみたいから」(29歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「間違いなさそう。おいしそう。牛肉のうまみが味わえてしあわせになれそう」(50歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「前沢牛を食べたことがなく、その味わいを手軽に弁当で楽しめるのが面白いので」(26歳女性/自動車関連/事務系専門職)「大間のマグロづけ炙り丼」(青森)・「大間というブランドが良いから」(27歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「日本でも超有名な食材を使っているので、是非食べてみたい。あと震災の復興につながればとも思う」(29歳男性/学校・教育関連/その他)・「大間のマグロを食べた事が無いから。有名で高級品だから、一度は食べてみたいです」(29歳女性/その他/その他)「石狩鮭めし」(北海道)・「地元だけど食べたことがなく、鮭が美味しいときいたことがあるので」(26歳男性/電機/事務系専門職)・「サケが好きだから、本場の味を食べてみたい」(25歳女性/金融・証券/専門職)・「美味しそうだから。石狩の鮭はどんな味がするのかわくわくする」(28歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)「かにめし」(北海道)・「写真で見ておいしそうだったから」(25歳男性/建設・土木/技術職)・「テレビで見たとき美味しそうだったから」(27歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「長万部で食べたかにめしが忘れられない」(39歳男性/建設・土木/事務系専門職)総評1位は「うにいくら弁当」は、うにといくらの豪華な組み合わせで、北海道の新鮮な食材を食べたいという意見が目立った。2位のは「前沢牛ローストビーフ弁当」は、名前のインパクトで高級感や豪華さを連想して選んだ人が多かったようだ。3位は「大間のマグロづけ炙り丼」。有名な大間のマグロを一度食べてみたい、マグロが好き、というコメントが目立ち、国民食のマグロということで高い人気を獲得している。4位は「石狩鮭めし」で、本場の石狩鮭を堪能したいという意見が多かった。秋に開催される「石狩さけまつり」も有名で、一度は食べてみたい駅弁だ。そして5位は「かにめし」。写真やテレビで見ておいしそうだったから、という意見が多く、見た目の華やかさも人気の要素のようだ。このようにトップ5の全てが東北で、そのうち3つが北海道の駅弁という結果になった。さすが食の宝庫、北海道。圧倒的な人気を誇っている。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年6月19日~2012年6月21日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性420名 女性580名 合計1,000名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日北洋銀行とJCBとJR北海道は、北洋銀行の「clover」(キャッシュカード機能+クレジットカード機能)に、JR北海道の発行するICカード「Kitaca」の機能(IC乗車券機能+電子マネー機能)を搭載した『clover Kitaca』の募集を、6月28日より北洋銀行の各本支店にて開始すると発表した。「clover Kitaca」とは、キャッシュカードやクレジットカードとして、サービスや特典付き「clover」に、ICカードとしての「Kitaca」機能を加えることで、JRの列車への乗車やJR北海道の駅構内の店舗、主要コンビニエンスストア等の Kitaca電子マネー加盟店での買い物にも利用できる。『clover Kitaca』は、「キャッシュカード・クレジットカード一体型」と「クレジット専用型」の2種類がある。また、募集開始に合わせて、8月31日までの期間にて新規入会キャンペーンを実施する。キャンペーン対象期間6月28日から8月31日実施店舗北洋銀行各本支店内容新規入会した人はもれなく「JCBギフトカード1000円分」がもらえる【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日全労済は8日、東日本大震災復興支援(社会貢献)の一環として、「子どもの健全育成活動」の観点から、東京都江東区で長期にわたり避難生活を送る子どもたちとその家族を対象に、7月に有明で開催される『2012年国立ボリショイ動物サーカス東京公演』への招待を企画し、チケットを贈呈したと発表した。招待者東日本大震災により江東区で避難している子どもとその家族招待先2012年国立ボリショイ動物サーカス 東京公演招待数600席【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日鉄道友の会はこのほど、2012年ブルーリボン賞が東日本旅客鉄道(JR東日本)E5系に、ローレル賞が日本貨物鉄道(JR貨物)HD300形式900番代に決定したことを発表した。ブルーリボン賞・ローレル賞は、鉄道友の会が毎年1回、前年度中に営業運転に就いた車両の中から選定している。ブルーリボン賞は会員の投票をもとに、選考委員会が優秀と認めた車両が選ばれる。今年は10車種がノミネートされ、その中から東北新幹線「はやぶさ」などで活躍中のE5系が選出された。日本で初めて時速300km以上での営業運転をめざし開発されたこと、本年度末までに国内最高となる時速320kmでの営業運転開始を見込んでいることなどを理由に、多くの会員の支持を集めたという。ローレル賞は製造企画・車両性能・外形・室内のデザインなど、いずれかに卓越したものがあると認められた車両を選定している。31車種の中から選ばれたHD300形式900番代は、既存のDE10形に代わる機関車として開発が進められ、国内のディーゼル機関車では初めてハイブリッド方式を実用化。入換用の機関車と位置づけられ、おもに貨物駅で使用されるため、表舞台に登場する機会は少ないが、あらゆる環境に配慮し、日本の機関車技術の発展に寄与したことが評価された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日はるやま商事はジェイアール東日本企画の協力の下、JR東日本が推進するさまざまな環境保全技術(エコメニュー)を駅に導入する取り組み「エコステ」のモデル駅第1号であるJR四ツ谷駅へ、盛夏用ユニフォームを製作し提供する。今回提供するユニフォームは、はるやま商事が「エコステ」の取り組みをサポートするため、新素材生地を採用したクールビズ対応シャツをオリジナルデザインで製作した。この新生地素材は、接触冷感・高通気性・吸水速乾・ストレッチ性・手入れが簡単といった特徴を持つ。男性用デザインは、ブルーのボタンダウンシャツ。袖口にJRロゴを刺しゅうし、青色のパイピングラインを配置。右胸部に「ecoste YOTSUYA」の文字を緑色で刺しゅうした。女性用デザインは、ピンクのボタンダウンシャツで、パイピングがピンク色、刺しゅうが緑色となっている。着用は6月1日から始まっており、夏の期間、省エネ環境の中でも働きやすく、駅利用者の見た目にも涼しいユニフォームにより、エコ活動を推進する。はるやま商事は夏期、JR四ツ谷駅へ「エコステ×はるやま」の広告を掲出することで、エコに向けた取り組みの告知とともにエコ意識の啓発を図る。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日関東エリアの鉄道事業者19社局は6月4日より、共同で痴漢撲滅キャンペーンを実施する。実施期間は6月15日まで。参加する鉄道事業者は、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東武鉄道、西武鉄道、京成電鉄、京王電鉄、小田急電鉄、東京急行電鉄、京浜急行電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、相模鉄道、新京成電鉄、東京都交通局、北総鉄道、東京臨海高速鉄道、東京モノレール、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、多摩都市モノレール、ゆりかもめ、横浜高速鉄道の計19社局。同キャンペーンは警察庁や警視庁、埼玉県・千葉県・神奈川県の各県警と連携して行うもので、期間中は首都圏の主要な駅にて、警察官と鉄道事業者社員などによる痴漢撲滅を呼びかけるイベントを実施。鉄道事業者による統一ポスターの掲出や車内・駅構内での放送も行い、被害者と周囲の乗客に痴漢の通報を呼びかける。なお、警察もキャンペーン期間中の6月4~8日を、「痴漢対策強化期間」に設定。痴漢に対する警戒を特に強化するとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月04日フォートラベルが運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル」は、会員を対象に「2012年GWの旅行動向調査」を実施した。調査の結果、旅行需要は東日本大震災前の状況に戻り、東日本への旅行が回復傾向にあることがわかった。調査は、4月26日から5月7日の12日間、フォートラベルの会員を対象にインターネットで実施。1211件の有効回答が得られた。GWの過ごし方についての質問では、「自宅中心で過ごした」と回答した人が37.1%、続いて「国内旅行」(19.7%)、「海外旅行」(16.7%)、「日帰り旅行」(10.6%)、「帰省」(6.9%)の順となった。昨年同時期と比較すると、旅行や帰省など宿泊を伴うレジャーが増え、旅行意欲は比較的高い傾向に。旅行需要は震災前に戻ったと考えられる。特に海外旅行は好調。長期化する円高で旅行費用や現地での支出が抑えられることや、昨年に海外旅行を断念した人の反動などもあり、燃油サーチャージが高騰する中でも堅調だという。また、国内旅行の行き先についての質問では、昨年は東日本の都道府県は2位の「北海道」を除き、ベスト5に入らなかったが、今回の調査では「東京都」が1位に。その他にも、ベスト5(同率含む)に、「千葉県」、「栃木県」もランクインした。テーマパークへの客足の戻りや、東京スカイツリーのオープンが影響していると考えられる。なお、桜の見頃とGWが重なった東北地方へは、国内旅行をした人の1割強が訪れた。震災から一年がたち、東北への旅を検討している人が増える傾向にあるという。現在開催中の東北博覧会をはじめ、この夏にかけて東北地方の観光復興のターニングポイントになると同社はみている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日JR東日本は7月1日、外国人観光客を対象に、富士山観光を目的とした割引乗車券「Mt.Fuji Round Trip Ticket」を発売する。富士急行線と富士登山バスがフリーエリアで2日間乗り降り自由になるほか、東京都区内からフリーエリアまでの往復に中央本線の特急列車が利用できる。同乗車券では、東京都区内と大月駅の往復に特急・快速・普通列車の普通車指定席が利用でき、富士急行線大月~河口湖駅間では、「フジサン特急」(自由席)や快速・普通列車が2日間乗り降り自由に。富士登山バス(富士急山梨バス)も富士山駅・河口湖駅~富士山五合目間が2日間乗り降り自由となる。一例として、新宿駅から富士山五合目まで往復する場合、同乗車券の利用で通常運賃に比べて約半額になる計算とのこと。価格は5,500円(こども半額)で、7月1日より10月30日まで発売。外国籍で、かつ外国のパスポートを所持していることが購入条件。JR EAST Travel Service Center、東京駅(八重洲北口)、成田空港駅、空港第2ビル駅の各駅、および品川駅、新宿駅、渋谷駅、池袋駅、上野駅のびゅうプラザにて取扱う。なお、購入時にはパスポートの提示が必要となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日JR東日本上野駅と品川駅の二駅で6月2日から資生堂は、JR東日本の協力のもと、上野駅と品川駅の二駅で、写真展「資生堂ヘア・メーキャップアーティストによる、色とりどりのラブレター展」を開催する。写真展は、今年1月、東日本大震災で被害を受けた仙台で開催したものを中心に構成、3月に開催した大阪に続いて、東京で開催するもの。開催概要【JR東日本 上野駅】会期:2012年6月2日~28日の27日間会場:JR東日本 上野駅 Breakステーションギャラリー【JR東日本 品川駅】会期:2012年7月16日~22日の7日間会場:JR東日本 品川駅 東西自由通路 J・ADビジョン*画像はニュースリリースより「東北の明日が、もっと明るく、色と光に満ちたものであるように」「資生堂ビューティークリエーション研究センター」は、1989年より、所属するプロのヘア・メーキャップアーティストの創作力や技術力の高さを一般に広く情報発信することを目的に、ヘア・メーキャップ作品を写真パネルにするなど、展示会を東京で開催。17回目を数える2012年度の開催は、東日本大震災後、復興へ向かう東北地方を応援したいというアーティストたちの強い気持ちより、1月13日~17日までの5日間、せんだいメディアテーク(宮城県仙台市)にて初めて地方開催された。今回、JR東日本の協力により、東北への玄関口でもある上野駅と、品川駅にて展示スペースの提供を受け、開催。本展示のタイトルは、震災から1年、「東北の明日が、もっと明るく、色と光に満ちたものであるように」という思いを込め、当社アーティスト一人ひとりが、ラブレターを送るような気持ちで創作に取り組んだことから、「色とりどりのラブレター展」としたという。元の記事を読む
2012年05月22日野村アセットマネジメントは、東日本大震災の被災地の復興支援を目的の一つとした投資信託「東日本復興支援債券ファンド1105」の第2期決算における寄付金を、野村證券などと合意の上決定した。寄付額は、第2期に受け取った信託報酬のうち、ファンドの日々の純資産総額の0.2%(年率)に相当する4752万4781円に、第1期からの繰越分を加えた合計金額は5158万8730円となった。このうち4900万円を東日本大震災からの復興支援の目的で寄付する。寄付先は青森県、岩手県、宮城県、福島県の5県および仙台市に「寄付金」として、震災孤児などの生活や学業を支援する目的で「いわての学び希望基金」、「東日本大震災みやぎこども育英募金」、「東日本大震災ふくしまこども寄付金」で、各地方公共団体への手続きが整い次第、寄付を行うとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日JR東日本は8日、東北新幹線の開業30周年をはじめ、同社の新幹線にとって節目の年となることにちなみ、「新幹線YEAR2012」と銘打ったキャンペーンを展開していくと発表した。JR東日本の新幹線は、東北新幹線大宮~盛岡間が6月23日で開業30周年となるほか、7月1日に山形新幹線福島~山形間開業20周年、10月1日に長野新幹線高崎~長野間開業15周年、11月15日に上越新幹線大宮~新潟間開業30周年、12月1日に東北新幹線盛岡~八戸間開業10周年を迎える。また、秋田新幹線も今年3月23日に盛岡~秋田間開業15周年を迎えており、来年春には新型車両E6系がデビューする予定だ。「新幹線YEAR2012」キャンペーンは5月下旬にスタートし、来年3月まで開催。「MOVE YOUR HEART これからも新幹線は、あなたの夢を乗せて走りたい」をコンセプトとし、キャンペーンを盛り上げるべく共通ロゴマークが作成され、3~4月に実施した「JR東日本の新幹線の思い出写真募集」の応募写真によるキャンペーンポスターも製作される。6月下旬には、Suicaペンギンをモチーフにした”ご当地ラッピング新幹線”第1弾も登場。東北新幹線E2系と山形新幹線E3系にラッピングが施され、E2系に関しては東京都(2号車)、埼玉県(3号車)、栃木県(4号車)、福島県(5号車)、宮城県(6号車)、岩手県(7号車)、青森県(8号車)などの観光素材とSuicaペンギンのイラストがデザインされる。また、新幹線の旅が楽しくなるスマートフォン・アプリの第1弾「車窓ガイド(東北新幹線編)」が6月上旬に公開される予定。記念グッズや弁当も順次発売されるほか、鉄道博物館、ホテルメトロポリタンとのタイアップ企画も行われる。6月23日には、東北新幹線大宮~盛岡間にて旧塗色の200系による「東北新幹線大宮開業30周年記念号」が運転され、大宮駅など13駅で「東北新幹線開業30周年記念入場券」も発売されるとのことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日日本マクドナルドはこのほど、東北地方初となる「新世代デザイン店舗」の「マクドナルド仙台沖野店」をオープンした。同店は東日本大震災で被災し閉店していた店舗で、このオープンにより、震災により閉店していた店舗は全店オープンしたことになる。店内は、鮮やかな壁面グラフィックやイス、テーブルなどでコーディネート。ドライブスルーには、マクドナルドが展開する新世代のドライブスルーシステム「ドライブスルー 並列タイプ(サイドバイサイド)」を導入。注文口を並列に2カ所設置し、2台同時に注文できる設計になっている。また、子供が遊ぶことにできる大型プレイランドを屋外に設置。この試みは日本初になるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月02日JR東日本の子会社であるJR東日本ウォータービジネスは24日、Suicaなどの交通系電子マネーに対応した自動販売機の設置についてサッポロ飲料と提携したと発表した。同社は自動販売機を運営する各社との連携を進めており、電子マネー対応自販機の設置を従来の「エキナカ」から「マチナカ」に広げる取り組みを進めている。サッポロ飲料はこれまで、試験的に電子マネー対応自販機を設置してきたが、今回の提携により、設置場所を「マチナカ」各所へさらに拡大するという。電子マネー対応自販機は、SuicaのほかにKitaca、PASMO、TOICA、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんの各電子マネーが使用可能となる。なお、JR東日本ウォータービジネスが設置する自動販売機のうち、サッポロ飲料のほかにアサヒ飲料、伊藤園、大塚食品、キリンビバレッジ、サントリーフーズ、ジャパンビバレッジホールディングス、ダイドードリンコ、ナショナル・ベンディング、ネオス、八洋、ポッカコーポレーション、ユカも電子マネー対応自販機を採用している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)は、2月13日から15日にかけて東日本地域(当社の営業エリア)の1都1道14県に住む1,000名を対象に、「高速道路のマナーに関する意識調査」を実施した。最も気になるマナー違反の第1位は「急な車線変更」という結果になった。最も気になるマナー違反についての質問では、「急な車線変更」と回答した人が26.2%で第1位。その後「無理な追越」(22.7%)、「あおり運転」(22.5%)と続く。性別と年齢別で詳しく見ると、男性では全年齢層で「急な車線変更」と「あおり運転」をあげる人が多く、「無理な追越」については60歳以上の方が35.5%と、他の年齢層を15ポイント近く上回った。女性では、「急な車線変更」が男性を10ポイント以上上回り、特に50歳代では44.2%と性別、年齢層別でも高くなっている。他人の行動ではなく、自分自身の行動について「思わずしてしまったマナー違反」についての質問では、第1位は「追越車線を走り続ける」の28.4%。この答えを選択した人の性別ごとの年齢構成をみると、男性の50歳代では43.1%、30歳代で38.5%の方が追越車線を走り続けるということが明らかに。女性では、「追越車線を走り続ける」を上げた人は男性と同様に各年齢ともに多いが、男性ほど顕著な傾向ではないという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日JR東日本は12日、本年度の設備投資計画について発表した。設備投資額(単体)は昨年度と比べて1,000億円増の3,950億円。災害に強い鉄道をめざし、東日本大震災を踏まえた新たな課題に重点に取り組むほか、新型車両や駅施設などへの設備投資も推進する。設備投資額の内訳は、交通サービス部門が3,420億円、生活サービス部門が530億円。大規模地震対策として、高架橋柱や橋脚、駅の耐震補強の整備対象を拡大するとともに、首都直下地震に備えた盛土の補強や電化柱倒壊対策なども新たに着手する。ATS-P・Ps整備、踏切事故対策などの安全対策も着実に進めるとしている。山手線で整備が進むホームドアに関しては、新たに大崎駅と池袋駅で使用開始するという。新型車両などによる鉄道ネットワークの整備も推進する。東北新幹線用E5系車両を引き続き投入し、本年度末までに一部列車の最高速度を時速320kmに引き上げる。秋田新幹線用の新型車両E6系も投入し、東北新幹線の高速化を図る。在来線では、今春デビューした常磐線の新型特急車両E657系のほか、通勤型電車E233系の東海道線、宇都宮線、高崎線への投入も進める。埼京線と横浜線へのE233系投入も決まっており、本年度はそれに向けた準備を進めることに。房総地区では、久留里線に新型車両キハE130系気動車がデビューし、電化区間では引き続き209系車両投入が進む。東京~上野間で建設中の東北縦貫線は2013年度開業に向けて工事を進めてきたが、震災などの影響により工事計画が一部変更され、2014年度開業をめざすとのこと。東京圏における鉄道ネットワーク向上の一環として、品川駅の折り返し設備の整備や車両基地の整備も行われる。生活サービス事業も充実させる予定で、東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事の完成を受け、東京ステーションホテルと東京ステーションギャラリーが今年10月に開業。東京ステーションシティ(ノースタワーII期)も今年8月に竣工予定となっている。その他、東中野駅西口駅ビル(仮称)が今年夏に、鶴見駅ビル(シァル鶴見)が今年秋に開業予定。京葉線海浜幕張駅については、環境保全技術を取り入れた省エネルギー型の駅「エコステ」のモデル駅として整備することが発表されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日JR東日本は11日、スマートフォン向け情報提供サービス「東京駅JR×AR(ジェイアールエイアール)」の実証実験を東京駅構内にて実施すると発表した。同サービスは、スマートフォンに無料の専用アプリをダウンロードすることで、運行情報や経路検索、時刻表、駅構内図など鉄道に関する情報のほか、ショップリストやおすすめ情報といったエキナカ情報も閲覧できるというもの。AR(拡張現実)技術を取り入れており、東京駅の柱や床面27カ所に設置したAR識別マーカーにスマートフォンをかざすと、駅構内の店舗情報や立体的な駅構内地図などが表示される。利用は無料だが、一部コンテンツの閲覧には通信費用がかかる。JR東日本は2010年、ソフトバンクテレコム、DNPデジタルコム、ブックマークとの4社共同で開発した「床面サインとスマートフォンを利用した駅空間案内システム」にてグッドデザイン・フロンティアデザイン賞を受賞。そのノウハウをさらに活用するべく、今回の実証実験を行うとのこと。その結果を踏まえてサービス内容の評価や検証を進め、実用化に向けた取り組みを進めるとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日JR東日本は10日、秋田新幹線用車両と埼京線・横浜線用車両の新造について発表した。秋田新幹線用E6系は2013年春から運転予定。埼京線と横浜線にはE233系通勤形車両が投入される。秋田新幹線用E6系は現在、量産先行車1編成(7両)による走行試験が行われている。新造車両は今年11月以降、2014年春までに計23編成(161両)落成予定。運転開始時期は2013年春とされ、E5系と併結し、東北新幹線宇都宮~盛岡間で時速300km運転を行う(2013年度末からは時速320kmに)。量産先行車も走行試験を終え次第、営業列車に投入するとのこと。首都圏では通勤・近郊形電車の取替えが進められており、埼京線・横浜線用にE233系通勤形車両が新造されることに。これにより、埼京線、横浜線とも現在の車両と比べて定員が約1割増加する。また、車内照明をオールLED化するなど消費電力量の削減にも努め、現在の車両の約7割程度の消費電力量で走行できるという。設計最高速度は時速120km(従来の車両は時速100km)で、VVVF制御・交流誘導電動機を採用している。埼京線用E233系は10両編成で、定員は1,564名(現行の埼京線用205系は1,424名)。計31編成(310両)が新造され、2013年度から順次運転開始。りんかい線にも乗り入れ、新木場~川越間を走行する。横浜線用E233系は8両編成で、定員は1,244名(現行の横浜線用205系は1,136名)。2014年度から順次運転開始し、横浜線のほか京浜東北・根岸線の東神奈川~大船間も走行する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日JR東日本の子会社であるJR東日本ウォータービジネスは5日より、ミネラルウォーター「フロムアクア」を3本購入すると、無料でもう1本プレゼントするキャンペーンを開始した。JR東日本の駅構内に設置してある次世代自販機にて、Suicaなどの交通系電子マネーを利用して購入することが条件。一度に3本購入する必要はなく、累計3本に達した時点で1本プレゼントの権利が得られる。ミネラルウォーター「フロムアクア」は、谷川連峰で採水した硬度約20度の軟水。落ちないキャップを採用した国産初のペットボトル入りミネラルウォーターとして3月にリニューアル発売された。自動販売機での価格は、500mlが110円、280mlが100円。なお、今回のキャンペーンでは、500mlと280mlいずれを購入しても「1本」とカウントされる。無料プレゼントはその場で受け取ってもよく、期間内なら後日の受け取りも可能。期間を過ぎると権利は無効になる。キャンペーン期間は25日まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日七十七銀行では、東日本大震災からの復旧・復興の支援を継続するため、被災した顧客向けの融資商品「七十七東日本大震災復興支援ローン」の取扱期間を延長するとともに、商品内容を拡充した。取扱期間は当初平成24年3月30日までであったが、それを平成25年3月31日までに延長。同期間に申込みを受付したものを対象とする。なお、取扱期間は延長する場合がある。主な拡充内容 は、事業者向け融資として融資限度額を3億円とする「有担保口」を新たに追加。「無担保口」の融資限度額を2,000万円から5,000万円へ引上げる。また、農業者向け融資として宮城県農業信用基金協会の保証付で、金利を引下げた「農信基口」を新たに追加。個人向け融資としては「リフォーム口」を「無担保住宅口」に名称を変更し、使いみちに「他金融機関等からの借換え資金」を追加したほか、融資限度額を700万円から1,000万円に引上げた。「マイカー口」の使いみちにも「他金融機関からの借換え資金」を追加した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日JR東日本は30日、列車脱線事故により全線で運転を見合わせていた岩泉線(茂市~岩泉間)について、鉄道としての復旧を断念することを発表した。今後は同社の責任において、バスによる地域の交通を確保したいとしている。同路線では一昨年7月31日に、押角~岩手大川間で崩壊した土砂に列車が乗り上げ、脱線する事故が発生。8月2日より代行バス輸送が行われた。このときの土砂崩壊は先行降雨が少ない中で発生しており、有識者を交えた「岩泉線土砂崩壊災害原因調査検討委員会」によって、発生原因とメカニズムの解明、全線における安全性の評価、災害防止対策の検討などが行われてきた。調査の結果、大規模な岩盤崩壊のおそれのある場所が23カ所、大きな落石のおそれのある場所が88カ所あることが判明。列車の安全運行に必要な対策費用は少なくとも約130億円とされ、列車の安全を確保するためには、多額の費用と長期にわたる工事が必要とされていた。一方、岩泉線の平均通過人員(1日1kmあたりの通過人員)は、JR東日本発足時の1987年度は180人だったのに対し、2009年度は46人。JR線の中でも最も利用者の少ない路線となっていた。こうした状況を考慮し、「岩泉線につきまして、誠に残念ながら鉄道での復旧を断念せざるをえないという結論に立ち至りました」とJR東日本。鉄道に代わる交通手段は同社が責任をもって確保し、岩手県、宮古市、岩泉町などの関係者に十分な説明と協議を行っていくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月31日JR東日本はこのほど、同社の新幹線(東北・上越・山形・秋田・長野新幹線)と一緒に写った思い出写真の募集を開始した。今年は3月22日に秋田新幹線が開業15周年を迎えたのを皮切りに、6月23日に東北新幹線開業30周年(大宮~盛岡間)、7月1日に山形新幹線開業20周年(福島~山形間)、10月1日に長野新幹線開業15周年、11月15日に上越新幹線開業30周年(大宮~新潟間)と、各新幹線が節目の年を迎える。これを受けて、「お客さまとともに歩んできた歴史を、新幹線の未来に活かしたい」(JR東日本)との思いを込め、同社の新幹線と一緒に写った思い出写真を募集することに。採用された写真は、同社が今後展開するポスターなどの広告に使われる。採用者には謝礼として、グランクラスのシート革を使用したオリジナルフォトフレームが贈呈されるという。応募の際はプリント写真または写真のカラーコピーに加え、応募票(専用ホームページまたは専用チラシなどで入手可能)も必要に。写真は何点でも応募可能だが、応募写真1点につき、応募票1枚を貼付しなければならない。応募期間は4月20日(当日消印有効)まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月28日JR東日本はこのほど、同社管内の無人駅に「名誉駅長」を配置すると発表した。4月1日以降、約120の無人駅に1名ずつ配置されるとのこと。「名誉駅長」は無人駅の近くに住むJR東日本のOB(60~80歳代)に委嘱され、駅や駅周辺の環境美化など中心に活動する。「駅でお見かけになったときは、どうぞお気軽に声をおかけください」と同社。なお、「名誉駅長」は同社OBによるボランティア活動であり、駅に常勤するのではなく、不定期的に活動が行われる。同社管内には1,689駅あり、うち600駅以上が無人駅となっているという。「名誉駅長」が配置される無人駅は約120駅。どの駅が選ばれるかも注目される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月25日JR東日本新潟支社は4月14~15日、北越急行(ほくほく線)に乗り入れる快速「ほくほくぐるり一周号」を運転する。ハイブリッドシステムを導入した車両「リゾートビューふるさと」が使用される予定で、ほくほく線を走るのは初となるという。快速「ほくほくぐるり一周号」の往路は、朝7時34分に新潟駅を発車。信越本線と上越線を経由し、六日町駅からほくほく線に入り、まつだい駅まで運転される。復路はほくほく線の十日町駅から発車。犀潟駅より信越本線(柏崎方面)に入る。日本海を眺められるルートを通り、柿崎駅、柏崎駅、長岡駅などに停車しながら、19時21分に新潟駅に到着する。同列車に使用予定の「リゾートビューふるさと」は全車指定席(定員78名)で、春の新緑や日本海の景色を楽しめる列車として運転。ほくほく線への乗り入れも注目される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月19日JR東日本のICカード『Suica』の10周年を記念して、2011年11月に登場した『Suicaのペンギン』のケーキ。2012年3月から、シーズンケーキが春バージョンの「はちみつ&レモン」にリニューアルしたと聞き、早速、チェックに!東京・池袋にあるホテルメトロポリタン1階の「ペストリー&ベーカリーブティック」で、ほかのケーキと並んで販売されている。同じ顔が並ぶ姿が・・・かわいくて、ショップの外から眺めるホテルゲストの姿もチラホラ。「Suicaのペンギン」シーズンケーキ(小・直径7cm)1個¥500※~6月末までの限定。顔のアップがカワイイ、旬の素材を使ったシーズンケーキ。ホームパーティーを開くときに、複数購入して、こんな感じでトレーにずらりと並べると、話題の的に! 1日80個のみの限定だから、午後には売り切れる場合もあるため、予約がオススメ。お皿に移して、「いざ、食べよう!」と思うけれど、かわいすぎて、どこから食べるかしばし迷う・・・。カット断面。センターのレモンクリームをはちみつムースが包み込んだ、優しくクリーミーな味わいを、ムースの下にある、レモンマーマレード、ダクワーズ、ミルクショコラのフィアンティーヌ(クレープをカリッと焼いて、ショコラに混ぜたもの)の3層が、バックアップ。全体を、ぷるんとした食感のグラサーズショコラで包んである。ルックスを、いい意味で裏切る、爽やかな味わいのケーキ。酸味はほのかで、オレンジを思わせる濃厚で、ちょっとビターな香りが漂うレモンマーマレードが初夏を感じさせ、全体的にまろやかで、男性も子供も喜びそうな味に仕上がっている。そして、ぷるんとした外側のグラサージュ、滑らかなクリームとムース、そして、カリカリとしたフィアンティーヌといった、食感の違いも楽しい。「キャラクターのかわいさに負けない味を!」と、開発当初から、パティシェたちの熱の入れようもかなりのもの。今回の「はちみつ&レモン」は、5種類の試作品の中から社内コンペで選ばれたもの。総支配人から、販売担当スタッフまで、性別、年齢、職種の異なるホテルスタッフが試食、審査して、「みんなに愛される初夏の味」を決めたという。大きい顔と全身タイプも用意されている。『Suicaのペンギン シーズンケーキ(大)』(直径15cm)¥3,500『Suicaのペンギン チョコレートケーキ』(縦16×横10cm)¥3,800※ともに、要予約。全身バージョンは、通年、味は変わることなく、ショコラ風味の生クリーム&フレッシュバナナの優しい味わい。こちらも幅広い年齢層に支持されるテイストだ。歓送迎会やお誕生会に揃って登場させれば、いっそう注目を集めること、間違いナシ!お問い合わせ:ホテルメトロポリタン東京都豊島区西池袋1-6-1 電03・3980・1111(ホテル代表) 取材/はまだふくこ
2012年03月08日JR東日本仙台支社は5日、東日本大震災で大きな被害を受けた路線のうち、石巻線渡波~浦宿間と常磐線相馬~亘理間について、復旧に向けた具体的な諸手続きに着手すると発表した。石巻線は現在、小牛田~石巻間で列車が運行され、一部区間で代行バス輸送となる仙石線に代わり、仙台~石巻間を往復する直通快速も運転されている。3月17日には石巻~渡波(わたのは)間も運転再開する。残る区間のうち、渡波~浦宿間に関して、護岸工事などを行った上で、現在の位置で復旧することに。宮城県と石巻市、女川町と調整の上、現場測量調査や設計などの諸手続きに着手する。運転再開までに要する期間は、鉄道工事着手から1年強を見込んでおり、2013年度初め頃の再開をめざす。浦宿~女川間については、女川駅周辺の被害が非常に大きく、運転再開の見込みは立っていない。駅の位置なども含め、協議を続けていくとのこと。常磐線の原ノ町駅以北では、現在、原ノ町~相馬間と亘理~岩沼間で列車が運転されている。震災の被害を受けた相馬~亘理間に関して、駒ヶ嶺駅(相馬駅の隣駅)と浜吉田駅(亘理駅の隣駅)は現在の位置で復旧し、新地駅、坂元駅、山下駅の3駅を含む区間は、「まちづくりと一体となった復旧」を進めるという。そのため、現場調査測量や設計、環境影響評価、線路移設部分の用地確保などの諸手続きのほか、移設部分の造成工事など、まちづくりのための工事も必要に。相馬~亘理間の再開までに要する期間は、鉄道工事着手から3年程度を見込んでいる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月06日JR東日本は24日、東海道線用E217系電車の台車にひびを発見したことを報告した。最初に発見されたひびは160mmにおよび、他にも約5~23mmのひびが5カ所、計6カ所で発見されている。E217系は横須賀・総武線で活躍するほか、2006年には東海道線専用の車両も登場している。同社の発表によれば、23日に東京総合車両センターで定期検査を行った際、東海道線で使用するE217系において、台車のディスクブレーキ装置取付け部にひびが発生しているのを発見したという。ひびの原因については、「現在詳細を調査しています」(JR東日本)としている。ひびの入った部分は補強材などで構成され、ただちにひびの入った部分が落下することなどはなく、安全上は問題ないとのこと。JR東日本は今後、E217系449両の台車(898台)と予備台車(22台)の計920台に関して、一斉点検を行う予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月24日