KDDIは11月17日、KDDI研究所が開発した「ブラウザ同期技術」を活用したサポート技術のトライアルを実施し、その結果を発表した。ブラウザ同期技術は、離れたユーザ同士がスマートフォンのWebブラウザーの表示画面を同期するというもの。Webブラウザーでのクリックや文字入力などの操作内容のみを相手に転送するため、ネットワークへの負荷が少なく、スムーズに同期できる。トライアルは4月28日~5月20日まで実施。ブラウザ同期技術を活用し、利用者がブラウザー上で操作する設定作業「スマートフォンのEメール初期設定」「迷惑メールフィルタ設定」「au IDパスワード設定」をサポートセンターのオペレータが遠隔で支援した。トライアル後のアンケートの結果では、94%の利用者から「次回も利用したい」との回答を得られた。その理由は「簡単」「便利」「安心」などが挙がったという。今回は設定作業のサポートに絞ったが、今後も「買い物支援」「健康支援」「営業技術支援」「Web予約」などの支援も検討するとしている。
2014年11月18日KDDIとKDDI研究所は11月13日、従来より通信性能を2倍に高めたLTE-Advanced基地局向け小型アンテナの開発に成功したと発表した。同社によると従来と同等サイズで、これまでと比較して2倍の通信速度を実現可能にした4MIMO方式アンテナ開発は、世界初だという。このアンテナは、基地局の設置条件が厳しい都市部において、従来と同等のスペースを活用して通信の高速化を実現するために開発した。4つの信号を同時に送受信できる4MIMO方式に対応し、今後本格普及が見込まれるLTE-Advancedおよび3.5GHz帯を活用した第4世代移動通信システム等での活用が期待できる。これにより、景観を損ねることなく、通信需要の増加に応える次世代通信網の構築が可能となる。KDDIとKDDI研究所は、アンテナの効果を検証するため、東京都千代田区、大阪府大阪市、宮崎県日南市でのフィールド実験を実施し、従来の2MIMO方式アンテナ2本分相当の通信性能を確認した。両者は今後、このアンテナの実用化検討を進めるとともに、快適な通信環境の整備に向けて最新技術の研究・開発に取り組んでいく。
2014年11月14日KDDIは11月12日、KDDI(旧 KDD)と米AT&T、米ハワイアンテレコムが1964年に運用を開始した、世界初の太平洋横断電話ケーブルである第一太平洋横断ケーブル「TPC-1」が、電気・電子・情報関連の分野での歴史的偉業を認定する「IEEEマイルストーン」に認定されたと発表した。TPC-1は、1964年6月19日に運用が開始され、日本~グアム~ハワイ間の約1万kmに渡って敷設。東海道新幹線開通等と並び、1964年10月に開催された東京オリンピックを控え、国家的規模のプロジェクトとして開通したものであり、当時の池田首相とジョンソン米大統領が記念通話も行った。1964年当時、国際電話で一般的だった短波通信では、接続時間が長く、雑音も多く、相互に同時に会話ができない等の問題があったが、TPC-1によりこれらの問題が解消。また、TPC-1の技術は、その後の光ファイバー海底ケーブル建設技術の基礎となり、現在のインターネット時代の主要な通信インフラ技術に大きく貢献した事が認められ、今回の認定に至った。なお、KDDIのIEEEマイルストーン認定は、2009年11月の「太平洋横断衛星TV中継(茨城衛星通信センター)」、2012年4月の「G3ファクシミリの国際標準化」に続き3度目となり、同一の個人・団体で3件の認定は、国内最多。KDDIは、2020年の東京オリンピックに向けて、放送分野での8K動画の商用化や通信分野では10Gbpsを目指す第5世代移動通信技術の開発等による通信サービスの高度化、多様化に向けた取り組みを進め、今後もユーザーの生活を豊かにする高品質な通信基盤を創造していく。
2014年11月13日KDDI、沖縄セルラー電話は、独立して動作する曲面型ディスプレイ「エッジスクリーン」搭載のAndroidスマートフォン「GALAXY Note Edge SCL24」のフロストホワイトモデルを13日より発売する。端末価格は税込み91,800円。なお、同機種のチャコールブラックモデルはすでに発売している。「GALAXY Note Edge SCL24」は、スーパー有機EL(Super AMOLED)ディスプレイを搭載した約5.6インチサイズのスマートフォン。メインディスプレイのほかに、独立して動く曲面ディスプレイの「エッジスクリーン」も搭載したのが特徴。エッジスクリーンを通じてアプリや音楽プレイヤーの素早い切り替え、時刻、天気、ニュース、メジャーなどの各種情報を表示し、スマートフォンの新しいスタイルを提供する。au限定の機能として、au Eメール(@ezweb.ne.jp)やSMS受信時のアニメーション通知や本文表示も可能。GALAXY Noteシリーズの特徴となるSペン機能も進化。ペンの感度がGALAXY Note 3の2倍の2,048レベルに向上し、筆記感を改善したほか、Sペンで線を引くことでPCマウスのように範囲選択やイメージ、テキストの一括選択も行える。また、2.7GHzのクアッドコアCPUを搭載し、処理速度も向上。1画面にアプリを2つ同時操作するマルチウィンドウ機能が快適になったという。カメラ機能では、自分撮りを意味する"セルフィ"への対応強化を図った。サブカメラにF値1.9のレンズを採用し、最大120度の広角撮影に対応し、ワイド自分撮りが可能になった。サブカメラで集合写真も撮影できる。通信面では、LTEの最新技術「キャリアアグリゲーション」や「WiMAX 2+」の高速データ通信に対応する。上記以外の主な仕様は以下のとおり。OSはAndroid 4.4、RAMは約3GB、ROMは約32GB。サイズ/重量は、約82(W)x151(H)x8.5(D)mm、最厚部約10.1mm/約177g。カメラはメインが約1600万画素、サブが約370万画素。連続通話時間は約1300分、待受時間は3Gで約470時間、LTEで約440時間。通信面はWi-FiがIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1、NFC、Wi-Fiテザリング(最大10台接続)、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2+、WIN HIGH SPEED、グローバルバスポート(LTE/GSM/UMTS)に対応。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月11日KDDIは11日、Androidスマートフォン「GALAXY S5 SCL23」(サムスン電子製)向けの最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新により、カメラアプリ起動中にフリーズする不具合、伝言メモの録音メッセージを再生中にVolumeキーで音量変更ができない不具合が修正される。新しいソフトウェアには、ホーム画面から「アプリ」⇒「設定」⇒「端末情報」⇒「ソフトウェア更新」⇒「今すぐ更新」の順にタップすることで更新できる。ソフト更新後の最新ベースバンドバージョンは「SCL23KDU1BNJ1」。更新時間は、Wi-Fi利用時なら約7分、4G(LTE/WiMAX 2+)利用時なら約10分、3G利用時なら約12分。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月11日KDDIは5日、Androidスマートフォン「AQUOS SERIE SHL25」(シャープ製)向けの最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新により、音声発信時に電源が再起動する不具合が修正される。新しいソフトウェアには、ホーム画面から「設定」⇒「端末情報」⇒「ソフトウェア更新」⇒「ソフトウェア更新」⇒「はい」の順に選択することで更新できる。ソフト更新後の最新ビルド番号は「01.00.02」。更新時間は約5分。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月05日KDDIの田中孝司社長は31日、ドコモのネットワークを利用したMVNO市場における現状について「ドコモさんのネットワークを利用したものがほとんど。既にauからもドコモさんにある程度流出していると思う。あまり健全な競争環境ではない」と所感を述べた。同社の2015年3月期第2四半期の決算発表会後の囲み取材でコメントした。同社では、MVNO市場でKDDIネットワーク利用者を拡大することを目的に「KDDIバリューイネイブラー(KVE)」を創設しているが、この進捗状況について聞かれると、田中社長は「いまMVNOに参入したいというお客さんに説明しているところ。これからですね。サービスインの時期については分からない。相手がいることなので」とコメントするにとどまった。そして「MVNOは低価格が魅力。それがドコモさんばかりになると、あまりよろしくない。いまMVNOのSIMは、ドコモさんのネットワークを利用したものがほとんど。既にauからもドコモさんにある程度流出していると思う。あまり健全な競争環境ではない。遅ればせながら頑張らなくてはいかん、と思っている」と述べた。VoLTE同士の相互接続については「目処がたっていない。グローバルでも韓国が接続にむけて動き出したというくらい。VoLTEはデータなのか、音声なのかという定義すらグローバルでは食い違っている。詰めていかないといけないことが多い」との認識を示した。
2014年10月31日KDDIが31日に開催した2015年3月期第2四半期の決算発表会で、NTTドコモが開始する光回線と携帯電話回線のセット割について、田中孝司社長は「脱法的な行為だと思っています」などと怒りを押し殺した静かな口調でコメントした。質疑応答の段で「NTT東西の光卸しについて、透明性をどう担保するのか議論している段階で、NTTドコモがセット割をやると発表した。これについてどう思われているか」とコメントを求める一幕があった。これに対し、田中社長は、「NTTさんの固定系の設備というのは、ボトルネック設備と言いまして、大昔に電話を設置する際にできたネットワークです。必要不可欠な設備を独占して、卸しという形でセット割をやると。これは脱法的な行為だと思っています」と述べた。同氏は続けて「これはいったいなんだ、というのが本音。最低限、公平性は確保しなければいけないのに、議論の最中にサービスの開始を発表した。いかがなものか。こういったことが起こらないように、我々は10月20日に236社の連名で、総務大臣に要望書を出している。しかし、そんなことが関係ないかのように、ドコモさんは我が道を行かれている。そもそも、日本にイノベーションを起こそうという目的で今回の議論は始まった。懸念していたのは、ただドコモグループがセット割をやるためだけのものになること。ドコモさんが契約をすべて巻き取っていく戦略なのではないか、と疑っていた。案の定、そんな形でやると公表された。何とも言えない気持ちでございます。引き続き、いろんな場を通してコメントさせていただきたい」と話した。最後に、田中社長は「記者の皆さん、しっかり書いてください」と念を押していた。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月31日KDDIは10月28日、法人ユーザーがM2Mの活用を容易にするクラウドサービス「KDDI M2Mクラウドサービス」の提供を12月1日より開始すると発表した。同サービスは、通信機器からのデータ収集・蓄積、データのレポート表示などの、M2M活用を行なう上で必要な機能をワンストップで利用できるクラウドサービス。煩雑なシステム構築が不要で多額の初期投資を行なう必要がなく、月額2000円(税別)で利用できる。なお、センサーや通信モジュール、通信料金は別途必要となる。データ表示機能については、顧客ニーズに沿ったテンプレート画面が用意されている。データ自体は、モバイル網からKDDIの閉域網を経由してクラウド上に蓄積されるため、「安心・安全な環境で利用できる」としている。ほかにも、通知機能としてしきい値によるアラートを自動音声電話やEメールで通知する「アラート判定通知」、位置情報取得や任意メッセージのSMS送信による通信機器の遠隔操作を行なう「SMS送信」といった機能が用意されている。システム構築の必要がないため、初期費用がかからず、契約事務手数料の1万円のみとなる。月額料金の内訳は、サービスID(データ表示画面ログイン用ID)利用料が1IDあたり1500円、機器接続料が1台あたり500円。また、従量料金として、アラート判定通知の電話通話料が1回につき30円、SMS受信・送信料が1回1円かかる。
2014年10月29日KDDIフィナンシャルサービスは28日、じぶん銀行を所属銀行とする銀行代理業者として、じぶん銀行の「円普通預金口座」の契約締結の媒介を開始した。KDDIフィナンシャルサービスは、KDDIグループ会社として、auの各種ネットワークサービス(以下au)を利用の顧客ニーズに対応した先端性・利便性・安全性の高い金融・決済サービスを提供することを目的に設立された会社だという。また、じぶん銀行は、KDDI・沖縄セルラー電話との連携による、auを利用の顧客を対象とした便利でお得な特典プログラム「プレミアムバンクfor au」の提供を通じて、auを利用の顧客にとって最も魅力的な銀行になることを目指しているという。KDDIフィナンシャルサービスが28日より募集を開始する「au WALLET クレジットカード」の入会時や会員専用サイトにて、じぶん銀行口座を紹介する。顧客がじぶん銀行口座の開設を希望する際に、KDDIフィナンシャルサービスが顧客の情報をじぶん銀行に提供することに同意することで、必要事項の入力や本人確認書類提出の手続きが簡略化され、最短5日で口座開設できる。また、au WALLET クレジットカード利用代金の支払い口座として、じぶん銀行口座を簡単に設定できるという。このたびの銀行代理業開始に伴い、「もれなくWALLETポイント500Pプレゼント!」キャンペーンを開始する。28日から2015年3月31日までの期間中にじぶん銀行口座を新規開設の上、au WALLET クレジットカードの支払い口座にじぶん銀行口座を設定すると。もれなくWALLETポイント500Pをプレゼントする。
2014年10月28日KDDIは27日、電子マネーカード「au WALLET」と連携した携帯電話「MARVERA2」を発表した。「au WALLET」へのチャージやポイントの確認が行える。使いやすさにも配慮し、様々な機能も搭載されている。同端末は12月上旬より発売される。「MARVERA2」は約3.2インチサイズのディスプレイを搭載した携帯電話。前モデルのMARVERAの使いやすさを継承しつつ、新たにアドレス帳登録件数が最大2000件まで拡張したほか、雑踏の中でも聞きやすい京セラの「スマートソニックレシーバー」や省電力設定が可能な「長持ちモード」も搭載する。また、フィーチャーフォンで最大級の1020mAhの大容量バッテリーを搭載する。連続通話、待受時間については、現在非公開。主な仕様は以下のとおり。サイズ/重量は、約49(W)x112(H)x16.8(D)mm(暫定値)/約126g(暫定値)。外部メモリは最大32GBのmicroSDHCに対応。カメラは約808万画素。カラーはブラック、ホワイト、ピンクの3色。機能面では以下のサービス・機能に対応する。Eメール(@ezweb.ne.jp)、Cメール、ワンセグ、おサイフケータイ、緊急速報メール、グローバルパスポート(CDMA/GSM)、Bluetooth 2.1+EDR、赤外線通信、IP5/8等級の防水、IP5X等級の防塵、MIL規格準拠の耐衝撃。
2014年10月27日KDDI、沖縄セルラーは27日、同社のVoLTEサービス「au VoLTE」に対応したスマートフォンとして「isai VL」(LG Electronics製)と「URBANO」(京セラ製)の2機種を発表した。12月初旬より発売する。○isai VL「isai VL」は、約5.5インチサイズのAndroidスマートフォン。フルHDの約1.8倍の解像度を持った高精細なWQHDディスプレイを搭載し、広視野角で高輝度のAH-IPS液晶パネルも採用する。VoLTEのほか下り最大150Mbpsのキャリアアグリゲーション、下り最大110MbpsのWiMAX 2+にも対応する。また、本体を振るだけで現在地周辺のau WALLETポイントアップ店やグルメ、イベント等の情報が得られるユーザインターフェース「isaiモーション」も備える。「isai FL」で好評だった本体を振るだけで使える機能も継承する。本体を振ることで、au WALLETポイントアップ店やグルメ、イベントなどの情報が入手できたり、壁紙とアイコンを切り替えたり、よく使うアプリが起動できたりする。主な仕様は以下のとおり。OSはAndroid 4.4、メモリはROMが約32GB、RAMが約3GB。外部メモリは最大128GBのmicroSDXC。カメラはメインが約1320万画素、サブが約130万画素、バッテリ容量は3000mAh、連続通話時間は約1300分、連続待受時間はLTEで約580時間。サイズ/重量は、約76(W)x145(H)x10.5(D)m/約154g。カラーは、アクア、ブラック、ピンクゴールドの3色。○URBANO最新機種「URBANO」最新機種は、強化ガラス「Dragontrail X」を搭載し、落下してもディスプレイが割れにくい耐衝撃性能に対応。また、同梱の急速充電対応卓上ホルダ(最大3.1A)で、30分で満充電の約半分の充電が行える。さらに、本体側面のサイドキーや本体裏面のカメラリングなどにメタル素材を使い、URBANOシリーズの質感を進化させた。主な仕様は以下のとおり。OSはAndroid 4.4、ROMは約16GB、RAMは約2GB、外部メモリは最大128GBのmicroSDXC、カメラはメインが約1300万画素、サブが約97万画素、サイズ/重量は約70(W)x141(H)x9.9(D)mm/約155g。バッテリー容量は3000mAh、連続通話時間は約1510分、連続待受時間はLTEで約750時間、カラーはロイヤルブルー、プラチナホワイト、フォレストグリーンの3色。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月27日KDDI、沖縄セルラーは27日、高音質通話が可能なサービス「au VoLTE」を12月初旬に提供すると発表した。2014年冬モデル「isai VL LGV31」「URBANO V01」から対応し、利用可能端末を順次増やしていく。VoLTEは、LTEの高速データ通信ネットワーク上で音声通話を実現する技術。au VoLTEの特徴として、高音質な音声通話、シンクコールなどがある。音声通話では、音声周波数帯域が広く、高音域がよりクリアに表現でき、高音質通話通話が可能となる。音声パケットの優先制御を行うことで、安定した通信も利用できるという。また、通話を行う際に3Gネットワークに切り替えないため、従来の4G LTE対応スマートフォンに比べて短時間で発着信が行える。さらに、音声通話と同時にウェブ閲覧などデータ通信を同時に利用できる。シンクコールでは、VoLTEでの通話中に、スマートフォンの画面を相手のスマートフォンに表示する「画面シンク」、カメラで映している映像をリアルタイムに相手のスマートフォン意表示する「カメラシンク」の機能を持つ。このほか、お互いの位置情報を地図上に表示する「位置シンク」、画面上で手書き文字を共有する「手書きシンク」といった機能も備える。au VoLTEの利用料は、新料金プラン「カケホとデジラ」、従来からの料金プラン「LTEプラン」と同じ料金を適用する。なお、au VoLTEで新しく利用可能となるボイスパーティーを含む、新しいオプションサービス「電話きほんパック(v)」も提供する。ボイスパーティーは、発信者含めて最大30人同時に音声通話が可能となるサービス。オフィスの電話会議等に使うことができる。電話きほんパック(V)では、ボイスパーティー、お留守番サーイスEXなど6つのサービスをパックにしたもので、サービス単体での利用に比べて800円安く利用可能になる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月27日KDDI研究所は、SNSや掲示板に投稿されたコメントを解析することで、ネット上で話題のコンテンツを自動で検索し、ユーザ主観のコメントを表示するキュレーション技術を開発したと発表した。このキュレーション技術は、オンラインニュースやテレビ番組、映画、音楽、アプリなどへのコメントを抽出し、その中からユーザーの主観が強いコメントのみを自動的に抽出するもの。例えば、コメントに含まれる顔文字(「欲しい(σ´囗`。)」)や文字列の連続出現(「誰得wwwww」)などの記号表現や文体などが該当する。KDDI研究所は、コンテンツ提供元へのキュレーション技術の提供をトライアルで実施する。トライアル用のWebサイトでは、話題のコンテンツに対してのユーザ主観のコメントがリアルタイムで表示され、既存サービスとの違いを体験できるとしている。
2014年10月22日KDDIとKDDI研究所は10月20日、スマートフォン向けアプリをより安心・安全に利用できるよう、位置情報や電話帳などの利用者情報へのアプリによるアクセスを制御する「プライバシーデータ設定」機能を提供すると発表した。10月以降に発売するauのAndroidスマートフォンから利用できる。スマートフォンの普及に伴い、利用者の承諾なく利用者情報を外部に送信するアプリの存在がプライバシー保護の観点から懸念されている。総務省は2012年に「スマートフォンプライバシーイニシアティブ(以下、SPI)」 を公表し、アプリの開発者に対して、情報送信機能を備える場合の適切なアプリ向けプライバシーポリシーの開示および利用者の承諾を得ることを求めている。KDDI、KDDI研究所は、この問題を改善するため、2012年10月より、au Marketで提供するアプリに対して、SPI提唱項目に準拠したアプリプラポリの開示を必須化し、利用者情報の送信に関する透明性の確保に努めてきた。今回、両社が提供を開始する機能は、アプリが電話帳などの利用者情報にアクセスした際に、ダイアログボックスにて知らせる機能で、利用者情報のアクセス設定(許可・拒否)を選択できるほか、管理画面より、アプリ、利用者情報種別(電話帳、位置情報、電話番号)ごとのアクセス設定を変更できる。アクセス設定を行なうアプリは、プリインストールアプリだけでなく、Google Playなど、au Market以外の経路からダウンロードされたアプリであっても、利用者情報にアクセスした場合に、ダイアログボックスで通知する。これにより、利用者情報の送信に関する透明性を図り、安心・安全なアプリ利用を実現する。なお、同機能は、デフォルト設定ではOFFになっているため、利用に際しては設定画面から利用設定を行う必要がある。
2014年10月21日KDDIおよび沖縄セルラー電話は20日、新型iPad「iPad Air 2」(Wi-Fi+Cellular)、「iPad mini 3」(Wi-Fi+Cellular)を24日より発売すると発表した。「iPad Air 2」の端末一括価格は、16GBモデルが税別(以下同)73,200円、64GBモデルが85,080円、128GBモデルが96,960円。「iPad mini 3」の端末一括価格は、16GBモデルが61,320円、64GBモデルが73,200円、128GBモデルが85,080円となっている。「iPad Air 2」は、前機種である「iPad Air」から約1.4mm薄くなった、極薄設計が特長だ。また薄くなったことで、音量ボタンやスピーカーなどの配置やデザインが若干変化している。メインカメラとなるiSightカメラも、前機種が500万画素だったのに対し、「iPad Air 2」では800万画素まで性能が上がり、新機種として進化を遂げている。「iPad mini 3」は、前機種「iPad mini Retinaディスプレイ(現在はiPad mini 2)」と比べると、外観上はあまり変化がない。しかし、「iPad Air 2」と「iPad mini 3」、両機種ともiPadとして初めて、指紋認証機能「Touch ID」がホームボタンに搭載された。そして、これまでは用意されていなかったゴールドが、新たにカラーバリエーションとして加わっている。これまで、同社は同機種の発売日を「10月下旬」としていたが、24日に発売日が決定した。なお、NTTドコモも同機種を24日より発売する。
2014年10月20日KDDI研究所は20日、ネットで話題のコンテンツを自動検索し、ユーザーの主観が含まれたコメントを合わせて表示するキュレーション技術を開発したと発表した。コンテンツ提供者を対象に本日より、トライアル提供を実施する。今回開発された技術は、オンラインニュースやテレビ番組、映画、音楽、アプリなどの様々なコンテンツに対するSNSや掲示板に投稿されたコメントを解析する技術。ネット上で話題のコンテンツを自動検索し、ユーザー主観のコメントも表示する。これまでコメント表示サービスには、ユーザーの主観が反映されていないものものも多く含まれていたが、今回の技術では、コメントに含まれる顔文字や文字列、記号表現、文体から感情があらわれやすい言葉の特徴を捉えることで、ユーザーの主観度合いを測定するという。同技術は既存サービスで、すでに集められたコンテンツに対しても適用可能。想定利用シーンとして、業務に関連する情報収集アプリでは、ユーザー主観の自社製品に関する情報収集が可能となり、また、エンタメアプリにおいては、主観コメントにもとづく、ユーザーの反応を知ることができるとしている。なお、トライアル利用希望者はこちらを参照いただきたい。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月20日KDDIおよびKDDI研究所は20日、10月以降に発売するauのAndroidスマートフォンにおいて、位置情報や電話帳などの利用者情報へのアプリによるアクセスを制御する「プライバシーデータ設定」機能を提供すると発表した。利用料金は無料。「プライバシーデータ設定」機能は、アプリによる利用者情報へのアクセスを制御する機能。au Market以外の経路からダウンロードされたアプリが利用者情報にアクセスした場合に、ダイアログボックスで通知する。また、アプリごと、利用者情報種別(電話帳、位置情報、電話番号)ごとのアクセス可否の設定および変更をすることができる。なお、「プライバシーデータ設定」機能は、デフォルト設定ではOFFになっているため、設定画面から利用設定を行う必要がある。同社では2012年より「スマートフォンプライバシーイニシアティブ」(SPI)を公表し、アプリの開発者に対して、情報送信機能を備える場合の適切なアプリ向けプライバシーポリシーの開示および利用者の承諾を得ることを求めている。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月20日KDDIおよび沖縄セルラー電話は20日、Androidスマートフォン「Xperia Z3 SOL26」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を24日より発売すると発表した。端末一括価格は79,920円。「Xperia Z3 SOL26」は、5.2インチフルHDディスプレイ搭載のAndroidスマートフォン。同社は、同端末の発売日について、これまでは「10月下旬」としていたが、24日に発売日が決定した。発売にあわせて、「Xperia Z3 SOL26」を購入した先着25,000名を対象に、音楽ダウンロードサービス「mora」で使用できるクーポン4,200円分をプレゼントするキャンペーンも実施する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月20日KDDI、沖縄セルラー電話は現在使っている機種を下取りする「下取りプログラム」に「iPad Air」、「iPad mini Retinaディスプレイモデル」を対象機種として追加すると発表した。「iPad Air」(Wi-Fi+Cellular 128GBモデル)が最も高く、22,000円相当のWALLETポイントにて下取りされる。下取り対象となる機種は、Wi-Fi+Cellularモデルが「iPad Air」、「iPad mini Retinaディスプレイモデル」、「iPad」(第4世代)、「iPad mini」。Wi-Fiモデルは、「iPad Air」、「iPad mini Retina ディスプレイモデル」、「iPad mini」、「iPad」(全世代)。なお、Wi-Fi+Cellularモデルはauの端末に限られ、他キャリアの端末は受け付けていない。下取り額は、Wi-Fi+CellularモデルはWALLETポイントへの還元となり、Wi-Fiモデルは機種代金の値引きのみに利用できるポイントでの還元となる。「下取りプログラム」の適用には、新型iPad「iPad Air 2」(Wi-Fi+Cellular)、「iPad mini 3」(Wi-Fi+Cellular)を購入することが条件となる。また、下取りに出す端末は故障がなく正常に動作するものに限られる。最も下取り額が高いのは、「iPad Air」(Wi-Fi+Cellular 128GBモデル)で22,000円相当で下取りされる。ただし、今回アナウンスされた下取り額は、11月30日までのものとしている。
2014年10月20日KDDIは18日、iPad Air 2およびiPad mini 3のWi-Fi+Cellularモデルの販売価格を発表した。iPad Air 2の最安モデルとなる16GB版は、毎月割の24回適用で実質負担額は12,120円、同様にiPad mini 3の16GB版は実質負担額が0円となる。iPad Air 2 Wi-Fi+Cellularモデルの一括購入価格は、16GBが73,200円、64GBが85,080円、128GBが96,960円。毎月割が24回適用されることで、実質負担額は16GBが12,120円、64GBが23,280円、128GBが34,320円となる。iPad mini 3 Wi-Fi+Cellularモデルの一括購入価格は、16GBが61,320円、64GBが73,200円、128GBが85,080円。毎月割が24回適用されることで、実質負担額は16GBが0円、64GBが12,840円、128GBが24,120円となる。
2014年10月19日米Appleは16日(現地時間)、米クパチーノにて開催されたスペシャルイベントにて「iPad Air 2」と「iPad mini 3」を発表した。NTTドコモ、KDDIと沖縄セルラー、ソフトバンクモバイルが両機種を国内で取り扱うと発表。発売は10月下旬。米Appleによる、世界最薄タブレット「iPad Air 2」と、指紋認識機能のTouch IDを搭載した「iPad mini 3」の発表をうけて、NTTドコモ、KDDIと沖縄セルラー、ソフトバンクモバイルは両機種の国内取り扱いを発表した。Wi-Fi+Cellularモデルはいずれのキャリアも、Wi-Fiモデルはソフトバンクモバイルのみが取り扱う。3キャリアとも本体価格や料金プランなどの詳細は決まり次第公開するとしている。ただし、NTTドコモは新料金プランでの取り扱いを表明している。NTTドコモとソフトバンクモバイルは予約受付の開始日時を発表した。NTTドコモは、店舗では10月18日の営業開始時間から、Webページ上では同日の午前9時から予約を受け付ける。ソフトバンクモバイルはオンラインショップで10月18日の午前0時からWi-Fi+Cellularモデルの予約受付を開始。Wi-Fiモデルは店舗でのみ予約可能だ。店舗での受付開始時間は店舗によって異なる。2014年10月17日午後6時20分現在、KDDIと沖縄セルラーでの予約受付の開始日時は発表されていない。
2014年10月17日KDDIなどインターネットサービス企業12社は10月16日、Syn. (シンドット)」構想の実現を目指す連合体「Syn.alliance (シンドットアライアンス)」を設立すると発表した。スマートフォンは普及が進み、各社がさまざまな独自アプリやサービスを展開している。しかし、ユーザーごとに利用するアプリが限られているのが現状だった。「Syn.」構想では、各社のサービスの枠を超えて連携させることで、スマートフォンの新たな利便性・価値を創出する。これまでPCを中心としたインタネット環境は、GoogleやYahoo!などのポータルサイトがユーザーの入り口となっていた。「Syn.」構想では、アクセスを1カ所に集中させるのではなく、サービスの画面上から別のサービスを利用するといった「中心のないポータル」を目指す。参加企業は、アイスタイル、AppBroadCast、ウェザーニューズ、KDDI、ジョルテ、ナターシャ、nanapi、ナビタイムジャパン、はてな、VASILY、ビットセラー、ルクサ。各社サービスを合計した月間利用者数は4,100万を超えるという。Syn.allianceの取り組みとして、メンバーの13のサービス(アプリ・Webサービス)に共通のサイドメニュー「Syn.menu」を設置。これにより、メニューを通じて各サービス間をシームレスに行き来できるほか、新広告メニュー「Syn.ad(シンドットアド)」を利用できる。また、各サービスの新着情報をユーザーに通知する「Syn.notification」機能を提供する。
2014年10月17日米Appleの「iPad Air 2」と「iPad mini 3」発表をうけて、NTTドコモ、KDDIと沖縄セルラー、ソフトバンクモバイルが両機種を取り扱うと発表した。発売は10月下旬。米Appleは16日(現地時間)、世界最薄を謳う「iPad Air 2」と、指紋認識機能のTouch IDを搭載した「iPad mini 3」を発表した。それにともない、NTTドコモ、KDDIと沖縄セルラー、ソフトバンクモバイルが「iPad Air 2」と「iPad mini 3」の取り扱いを発表。Wi-Fi+Cellularモデルはいずれのキャリアも、Wi-Fiモデルはソフトバンクモバイルのみが取り扱う。本体価格や料金プランなどの詳細は明らかにされていないが、NTTドコモは新料金プランでの取り扱いを表明している。
2014年10月17日KDDIおよび沖縄セルラー電話は17日、16日(米国時間)にAppleが発表した「iPad Air 2」と「iPad mini 3」を10月下旬より発売すると発表した。なお、どちらの機種もWi-Fi+Cellularモデルのみとなる。価格等の詳細は未定で後日アナウンスされる。「iPad Air 2」は、9.7インチRetinaディスプレイ搭載のタブレット。厚さ約6.1mmという薄型設計が特長となっている。また、前機種の「iPad Air」にはなかった機能として。指紋認証機能「Touch ID」が搭載された。「iPad mini 3」は、7.9インチRetinaディスプレイ搭載のタブレット。前機種の「iPad mini Retinaディスプレイモデル(現在はiPad mini 2)」に「iPad Air 2」同様、指紋認証機能「Touch ID」が搭載されたモデルとなっている。どちらの機種もストレージが16/64/128GBの3モデルを用意する。また、カラーバリエーションはどちらもシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。Appleのオンラインストアでの価格は以下の通り。なお、以下の価格表記は全て税別。
2014年10月17日KDDIは、2014年冬モデルのスマートフォンとして23日より発売する、Androidスマートフォン「GALAXY Note Edge SCL24」(Samsung製)の価格を明らかにした。端末一括価格は、税込み(以下同)91,800円となっている。「GALAXY Note Edge SCL24」は、KDDIおよび沖縄セルラー電話が23日より販売を開始する5.6インチAndroidスマートフォン。同端末発表当時、価格は未定となっていたがau Online shopの情報が更新され価格が発表されている。価格の詳細は以下の通り。価格の詳細は以下の通り。なお、以下の価格は「新規契約」、「機種変更」の場合は「誰でも割」に加入していることが前提となっており、「誰でも割」が適用された価格となる。一括支払い、分割支払い、いずれも基本料金が割引になる「毎月割」も適用させることができる。なお、「毎月割」は、「データ定額2/3/5/8/10」もしくは「LTEフラット」に加入することが条件になる。「毎月割」適用時の実質負担額は以下の通り。また、他社からの乗り換え(MNP)の場合、「毎月割」、「誰でも割」の適用条件を満たすことで、さらに割引きを受けることができる。これにより、新規契約、機種変更よりも大きな割引きが受けられるようになり、実質負担額は0円となる。なお「誰でも割」に加入するには、auの携帯電話を2年間継続利用することが条件となる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月14日KDDIは、2014年冬モデルのスマートフォンとして10月下旬に発売する、Androidスマートフォン「Xperia Z3 SOL26」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)の価格を明らかにした。端末一括価格は、税込み(以下同)79,920円となっている。「Xperia Z3 SOL26」は、KDDIおよび沖縄セルラー電話が10月下旬より販売を開始する5.2インチAndroidスマートフォン。同端末発表当時、価格は未定となっていたがau Online shopの情報が更新され価格が発表されている。価格の詳細は以下の通り。なお、以下の価格は「新規契約」、「機種変更」の場合は「誰でも割」に加入していることが前提となっており、「誰でも割」が適用された価格となる。一括支払い、分割支払い、いずれも基本料金が割引になる「毎月割」も適用させることができる。なお、「毎月割」は、「データ定額2/3/5/8/10」もしくは「LTEフラット」に加入することが条件になる。「毎月割」適用時の実質負担額は以下の通り。また、他社からの乗り換え(MNP)の場合、「毎月割」、「誰でも割」の適用条件を満たすことで、さらに割引きを受けることができる。これにより、新規契約、機種変更よりも大きな割引きが受けられ、実質負担額は0円となる。なお「誰でも割」に加入するには、auの携帯電話を2年間継続利用することが条件となる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月14日KDDI、沖縄セルラーは8日、独立して動作する曲面ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「GALAXY Note Edge」を発売すると発表した。同端末のチャコールブラックモデルを10月23日より全国一斉に販売する。フロストホワイトモデルは11月中旬以降を予定。ドコモからも同一の端末が発売されるが、au限定機能も備えている。GALAXY Note Edgは、スーパー有機EL(Super AMOLED)ディスプレイを搭載した約5.6インチサイズのスマートフォン。メインディスプレイのほかに、独立して動く曲面ディスプレイの「エッジスクリーン」も搭載したのが特徴。エッジスクリーンを通じてアプリや音楽プレイヤーの素早い切り替え、時刻、天気、ニュース、メジャーなどの各種情報を表示し、スマートフォンの新しいスタイルを提供する。au限定の機能として、au Eメール(@ezweb.ne.jp)やSMS受信時のアニメーション通知や本文表示も可能。GALAXY Noteシリーズの特徴となるSペン機能も進化。ペンの感度がGALAXY Note 3の2倍の2,048レベルに向上し、筆記感を改善したほか、Sペンで線を引くことでPCマウスのように範囲選択やイメージ、テキストの一括選択も行える。また、2.7GHzのクアッドコアCPUを搭載し、処理速度も向上。1画面にアプリを2つ同時操作するマルチウィンドウ機能が快適になったという。カメラ機能では、自分撮りを意味する"セルフィ"への対応強化を図った。サブカメラにF値1.9のレンズを採用し、最大120度の広角撮影に対応し、ワイド自分撮りが可能になった。サブカメラで集合写真も撮影できる。通信面では、LTEの最新技術「キャリアアグリゲーション」や「WiMAX 2+」の高速データ通信に対応する。上記以外の主な仕様は以下のとおり。OSはAndroid 4.4、RAMは約3GB、ROMは約32GB。サイズ/重量は、約82(W)x151(H)x8.5(D)mm、最厚部約10.1mm/約177g。カメラはメインが約1600万画素、サブが約370万画素。連続通話時間は約1300分、待受時間は3Gで約470時間、LTEで約440時間。通信面はWi-FiがIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1、NFC、Wi-Fiテザリング(最大10台接続)、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2+、WIN HIGH SPEED、グローバルバスポート(LTE/GSM/UMTS)に対応。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月08日KDDIは5日、都内で開催されたMozilla Japan主催のイベントにて、Firefox OS搭載スマートフォンを年内に発売すると発表した。価格や、デザイン、サイズなどは明かされていない。KDDIの代表取締役社長田中孝司氏は、Mozilla Japanが開催した「Mozilla Open Web Day in Tokyo」にビデオ出演し、Firefox OS搭載のスマートフォンをKDDIより発売すると発表した。ビデオにはモザイク処理が施されており、端末の詳細などについては明かされていない。デザインについて田中氏は、「ちょっとギークっぽく作った」と語るなど、デザインにこだわりを持っているようだった。また、同端末の発売時期については、「年内」と明言。田中氏は、「クリスマスプレゼントとして提供したい」としていることから12月頃と予想される。
2014年10月06日KDDIとスマートフォンセキュリティのベンチャーである米Lookoutは10月2日、戦略的提携を行なうと発表した。KDDIは、秋以降に発売するAndroid端末に「Lookout for au」をプリインストールするほか、auスマートパス加入者に対して端末を紛失した際に電話サポートによる位置検索サービスを提供する。米Lookoutは、2007年にカリフォルニア州サンタクララバレーのシリコンバレーで設立されたモバイルセキュリティソフト開発会社。世界170カ国で5000万ユーザーを獲得しており、日本でも200万ユーザーが利用するなど、既存セキュリティ企業に知名度は及ばないものの、多くのユーザーを獲得している。(関連記事:「日本語版リリースから1年で100万DL - スマホセキュリティソフトのLookout」)世界400を越えるキャリアと協力関係を構築しているが、日本国内ではKDDIが初めて。KDDIは一定期間、Lookoutと独占的に取引を結ぶ契約を交わしているという。特に今回、KDDIと独占的な契約を結んだ理由は「携帯キャリアによる電話サポートとの連携」がある。今回提供される「Lookout for au」では、iPhone向けにもアプリが提供されるが、iPhoneでは世界初となる「電話サポートによる携帯電話の位置検索サービス」の提供がある。これまでもAndroid向けには、KDDIが2011年から提供している「3LM」アプリによって、ユーザーがスマートフォンを紛失した場合でも、サポートセンターに電話するだけで端末の位置を検索するサービスを提供していた。しかし、iPhone向けについては、サードパーティー製アプリをプリインストールできないほか、OS標準機能として位置情報をWebから確認できる機能があったことから、サービスは提供されてこなかった。KDDI 代表取締役執行役員 専務の高橋 誠氏は、「スマートフォン浸透率が約半数にまで到達し、レイトマジョリティ層にまで広がりつつある」と現状を分析した上で、「これからは、スマートフォンを理解しきれないユーザーの方々にも広がっていく」と話し、使い方がわからないユーザーに対して「簡単に紛失した端末を探せる機能」を提供することが重要と語る。「日本は諸外国に比べてモバイルの世界が進んでいる。スマートフォンしか持っていないという人も多いからこそ、PCを持っていない場合でも、簡単にキャリアが位置情報を検索できるようにしたかった」(高橋氏)Lookoutについて高橋氏は「シリコンバレーで(良いテクノロジーを持つ)ベンチャー企業を探しているが、それだけではなく、KDDI研究所も、その技術力に目を付けていたのがLookoutだ」と語り、先進的なモバイルに特化したセキュリティソフトに魅力を感じ、今回の提携に至ったようだ。位置情報の検索サービス以外にも、セキュリティソフトの根幹であるマルウェアアプリの検知や、電池が切れる直前に位置情報を記録する「シグナルフレア」、端末の遠隔ロック、遠隔データ消去などの機能が利用できる。auスマートパス加入者に対して提供されるサポートセンターによる位置検索と遠隔ロック(ロックはAndroidのみ)サービスだが、スマートパス加入状況はサポートセンター側で確認するため、ユーザーが個別にアプリ側で設定する必要はない。機能の中には、個別にLookoutの利用登録が必要になるものもある。○MNPは好調 - KDDI 高橋氏会見後に記者質問に応じたKDDI 高橋氏は、iPhone 6発売後の状況について「MNPは凄く良い調子」と話した。「今期(4月以降)で9月の数が一番良く出ている。(世間的に料金などが横並びでキャリア感の差別化が難しいのでは?との問いに)WiMAX 2+といった部分が評価されていると思う」(高橋氏)各キャリアはiPhoneの下取りキャンペーンで競争を行なっており、かつてのキャッシュバック競争の二の舞ではないかと見る趣もあるが、こうした問いに対して高橋氏は「下取りキャンペーンの競争が望ましいとは思っていない」と語る。その一方で、下取りキャンペーン自体には「これまでの機種を使っていただいたことに対するキャンペーンであり、顧客満足度を狙っている」とのことで、MNPを対象にした下取りキャンペーンが特に望ましくないと考えているようだ。また、今回の提携はセキュリティ分野に対する取り組みが、今後差別化要素に繋がるとKDDIでは考えているようで「こういうレイヤーで顧客に対する取り組みを進めていくことは、地道な活動が必要だ。安心安全を求めるならauというブランド構築を図っていくことが重要。(他社も後追いするのではとの問いに)追随してくるとは思うものの、少なくともLookoutと手を組むことはできない。サービスの利用状況は、半年から1年、じっくりと様子を見ていきたい」と高橋氏は語っていた。
2014年10月03日