窪田正孝や「Mr.Children」などを撮影してきた“ろう”の写真家・齋藤陽道のドキュメンタリー映画『うたのはじまり』の公開が決定。特報映像とポスタービジュアル、場面写真も到着した。齋藤さんは、現在配信中デジタルカレンダーなどで窪田さんとタッグを組み、先日は2020年カレンダーでコラボ5弾が決定。ほかにも、「Mr.Children」「クラムボン」などのアーティスト写真も手掛けている。20歳で補聴器を捨て、カメラを持ち、「聞く」ことよりも「見る」ことを選んだ齋藤さん。そして同じく“ろう”の写真家で妻・盛山麻奈美との間に息子を授かり、「うた」を嫌いになってしまった彼が、自分の口からふとこぼれた子守歌をきっかけに、ある変化が訪れる。本作は、生後間もない息子の育児を通して、嫌いだった「うた」と出会うまでを切り取った記録。到着した特報映像では、「ただの振動」と音楽について語る部分や、息子を抱きしめる姿などが映し出されている。今回監督を務めた河合宏樹は、劇場公開に寄せて「うた、音楽、の本来の役割とは何だったのか。齋藤陽道と共に考えた数年間。誰しもが持つ歌心に対して、または、現在の音楽との接し方について、今一度、その根源を思い出して欲しいと思いこの映画を制作しました」と映画への思いをコメントしている。『うたのはじまり』は2020年2月22日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか順次公開。(cinemacafe.net)
2019年11月21日「Mr.Children」が、シリーズ40作目『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の主題歌を担当することが決定。その楽曲「Birthday」を使用した特報映像、本ポスタービジュアルも到着した。発表された主題歌「Birthday」は、本作のために書き下ろされた楽曲。出会いと冒険を描く物語に寄り添うような、明るく壮大なメロディーでのび太たちを勇気づけ、応援するような楽曲となっている。今回のタッグは、「ドラえもん」の連載開始から50周年&映画40作目となるメモリアルな年に、製作陣がかねてより念願であった「Mr.Children」へ熱烈なアプローチをしたことがきっかけとなった。テーマとなるさらなる未来へ向けた「進化」、この想いが合致した「Mr.Children」側が快諾し、今回のタッグが実現したという。「Mr.Children」メンバーの桜井和寿は、全く勉強しなかったという少年時代をふり返り、その際に経験したドラえもんとの出会いに触れ「僕にとってはじめての読書。はじめて好きになった本。はじめて感動で泣いた本。それ以来、背表紙の数字は増えていき、棚に入りきらないくらいのドラえもんが並んだ。中2の夏に音楽と出会うまで」と明かし、さらに「その後も、僕の人格形成に関わるドラえもんとのエピソードがあるのですが」とドラえもんには多くの思いがあるそう。さらに、共に1970年生まれで同い年のドラえもんと桜井さん。「ドラえもん50周年、そして僕も50歳となる年に、運命の再会ができた事に心から感謝です。のび太にとってのドラえもんのように、『ドラえもんという存在が、ストーリーが、プロジェクトそのもの』が、弱く情けない自分に寄り添ってくれているのだと、改めて噛み締めながら、音楽でドラえもんに携わらせてもらいました」とコメントしている。そんな“ドラえもん×ミスチル”の念願のタッグとなった主題歌「Birthday」を使用した本編映像が公開。11月23日(土)のレギュラー放送では、90秒の予告映像も初解禁される。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は2020年3月6日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画ドラえもん のび太の新恐竜 2020年3月6日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
2019年11月19日『映画ドラえもん』シリーズ40作目『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が2020年3月6日(金)に公開される。この度、本作の主題歌が、Mr.Childrenが本作のために書き下ろした『Birthday』に決定。あわせてMr.Childrenの桜井和寿より、コメントが寄せられた。本作は、のび太が双子の恐竜キューとミューに出会って始まる物語で、伝説の映画1作目『映画ドラえもん のび太の恐竜』とは異なる、全く新しいオリジナルストーリー。キューとミューの仲間の恐竜たちを探して、6600万年前の白亜紀を舞台にのび太たちが大冒険を繰り広げる。『のび太の宝島』でシリーズ史上最高興行収入53.7億という大ヒットを打ち立てたコンビの監督・今井一暁と脚本・川村元気が本作を手がける。ドラえもん×Mr.Childrenのタッグは、50周年&映画40作目となるメモリアルな年に、制作陣がかねてより念願であったMr.Childrenへ熱烈なアプローチをしたことがきっかけ。40作目の映画ドラえもんが掲げたテーマは、さらなる未来へ向けた「進化」。その想いが合致したMr.Children側が快諾したことにより、今回のタッグが実現し、ともに1970年生まれで同い年のドラえもんと桜井和寿が運命の再会を果たした。主題歌『Birthday』は、出会いと冒険を描く物語に寄り添うような明るく壮大なメロディーで、のび太たちを勇気づけ応援するような楽曲に仕上がっている。また、タイトル『Birthday』は、誕生から50年の節目を迎える『ドラえもん』の歴史、そしてさらに続く未来、そして「進化」を感じさせる。また、11月23日(土)の『ドラえもん』レギュラー放送では、90秒の予告映像が初公開される。今回の発表に際して、桜井から寄せられたコメントは下記の通り。●桜井和寿(Mr.Children)コメントハッキリと覚えている。小学4年生の時、両親が僕にドラえもんを買ってきてくれた。家に帰り、自分の部屋のベットに寝転ぶと、頭上にある小さな棚に1巻から5巻がきれいに並んで置かれていた。そしてそれを僕は複雑な思いで受け取った。なぜなら、当時僕は勉強を全くしない子供だった。宿題なんかした事がない。漢字も書けなければ、読書もした事がなかった。当然、通知表に刻まれる数字は体育以外は1と2で埋まった。それを見兼ねた両親はきっと「しっかり勉強しなさい」そう言いたかっただろう。でも、そう言ったところで、素直に勉強するはずがない事をわかっていて、「宿題しなさい」でも、「読書しなさい」でもなく、「まずはここから始めましょうね。はい、ドラえもん」そんな気持ちで買ってきたのだろう。そして、その複雑な親の心情を子供ながらにキャッチした僕は、逃げ場をなくした気持ちになって、しばらく読みも開きもせず、並んだ背表紙の1から5の数字を眺めていた。警戒心の強い猫にオモチャを与えた時のそれのように、僕は3日後くらいにドラえもんを恐る恐る開き、その後、我を忘れ夢中で読みふけった。僕にとってはじめての読書。はじめて好きになった本。はじめて感動で泣いた本。それ以来、背表紙の数字は増えていき、棚に入りきらないくらいのドラえもんが並んだ。中2の夏に音楽と出会うまで。本当はその後も、僕の人格形成に関わるドラえもんとのエピソードがあるのですが、長くなるのでこの辺でやめておきます。ドラえもん50周年、そして僕も50歳となる年に、運命の再会ができた事に心から感謝です。のび太にとってのドラえもんのように、「ドラえもんという存在が、ストーリーが、プロジェクトそのもの」が、弱く情けない自分に寄り添ってくれているのだと、改めて噛み締めながら、音楽でドラえもんに携わらせてもらいました。絶対観てくださいね。聴いてくださいね。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』2020年3月6日(金)全国公開
2019年11月19日ロックバンド・Mr.Childrenが、ライブDVD&Blu-ray『Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”』を12月25日に発売する。「“Against All GRAVITY”=すべての重力に対峙する」をテーマに、全国5大ドーム・沖縄での全11公演で約40万人を動員した同ツアー。今回の映像作品では、ファイナルのナゴヤドーム公演が完全収録される。さらに、スペシャル特典として、5月20日に行われた東京ドーム公演のライブ音源が、CD2枚組で同梱される。また、本作のトレーラー映像も公開された。『Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”』収録内容01. OPENING02. Your Song03. Starting Over04. himawari05.<S.MC>06. everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~07. <MC>08. HANABI09. Sign10. <MC>11. 名もなき詩12. <MC>13. CANDY14. 旅立ちの唄15.<MC>16. ロードムービー17. addiction18. Dance Dance Dance19. Monster20. SUNRISE21. Tomorrow never knows22. Prelude23. innocent world24. 海にて心は裸になりたがる25. SINGLES26. Worlds end27. <MC>28. 皮膚呼吸29. END ROLL
2019年10月30日フジテレビ系情報番組『Mr.サンデー』(毎週日曜22:00~)発のドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』が、文化庁映画賞の文化記録映画部門で大賞を受賞することが決定した。信友直子監督が、アルツハイマー型認知症の診断を受けた母を抱えた家族の内側を、娘だからこその視点で丁寧に描く同作。昨年11月3日から東京・ポレポレ東中野ほかで上映されると、瞬く間に口コミで評判となり、延べ観客動員数は9月30日現在で93,000人、上映館数は99館と、ドキュメンタリー映画としては大ヒットとなっている。今回の受賞に、信友監督は「公開から1年、何よりのご褒美です。この映画を愛し育ててくださったお客様一人一人に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びをコメント。家族に受賞を報告すると、「父は“そりゃあえらいことじゃ”と、欣喜雀躍(きんきじゃくやく)というのはこういうのを言うんだな、と思うくらい喜んでいます。親孝行ができたと思うと私もうれしいです」とのことだ。大島新プロデューサーは「信友直子監督のご両親への果てしない愛が、この映画を望外の受賞に導いてくれました。映画に携わった全スタッフと、応援してくださった観客のみなさまに感謝申し上げます」と話している。授賞式は28日に東京・六本木のグランドハイアット東京で開催。また、映画では描ききれなかったさまざまなエピソードが書かれている書籍『ぼけますから、よろしくお願いします。』(信友直子著)が、22日に新潮社から発売されることも決定した。そして、今回の受賞を受けて、ポレポレ東中野(10月26日~終了日未定)、横川シネマ(広島・11月8日~12月4日)、シネマ尾道(広島・11月9日~11月22日)、名古屋シネマテーク(愛知・11月9日~11月15日)、呉ポポロシアター(広島・12月1日~12月19日)でのアンコール上映も決定。ポレポレ東中野では、初日の26日に信友監督の舞台あいさつも行われる予定となっている。(C)「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会
2019年10月03日音楽をこよなく愛する、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。【音楽通信】第8回目に登場するのは、Mr.Childrenの桜井和寿さんとGAKU-MCさんのユニット「ウカスカジー」から、ラッパーのGAKU-MCさん!写真・黒川ひろみサッカーから始まった音楽ユニット【音楽通信】vol.8“音楽”と“サッカー”を愛する、Mr.Childrenの桜井和寿さんとラッパーのGAKU-MCさんによって結成されたユニットの「ウカスカジー」。桜井さんとGAKU-MCさんはそれぞれの活動を行いながらも、並行してウカスカジーとしても活躍されています。8月19日に配信限定ミニ・アルバム『金色BITTER』をリリースしたウカスカジーのGAKU-MCさんに、新作のお話をうかがいました。ーー『ananweb』には初登場なので、ウカスカジーさんの結成のときのお話から振り返らせてください。Mr.Childrenの桜井さんとGAKUさんがユニットを結成されたきっかけはなんですか。そもそもは桜井和寿の作る作品が好きでしたし、僕の作品も聴いてくださっていたこともあって、2001年ごろにあるタイミングで出会ったときに、お互いにサッカーをやっているのは知っていたので「サッカーを一緒にやりましょう」と伝えたことがありました。そして定期的にサッカーを一緒にやるようになりまして、彼が別でやっているプロジェクトのBank Bandで、僕の曲をカバーしてもらったことから、音楽の話をよくするようになったんです。そうこうするうちに「音楽を一緒に作ろうよ」という話になって、最初に出したのが2006年の「手を出すな!」という曲。その当時はまだウカスカジー名義ではなく、GAKU-MC / 桜井和寿(Mr.Children)という名前で活動していて、その後定期的にフェスなどで歌うようになりました。2013年になって、翌年に開催されるサッカーのFIFAワールドカップブラジル大会に向けて、以前発表した「手を出すな!」の新しいバージョンを作ってあらためて日本代表を応援しようということで「ウカスカジー」になって、ユニット名で初の楽曲となる「でも、手を出すな!」を出したんです。ーーではあらためて、ウカスカジーというユニット名の意味も教えてください。これはですね、ローマ字で書いていただけるとわかるかと。UKASUKAG。逆から読むと……。ーーガク、サク……! おふたりのお名前からきているのですね。そうですね!最初はローマ字表記で「UKASUKA-G」だったんですけど、そのうちカタカナになって、造語っぽくていいやって。桜井和寿はチームメイトのような存在ーーGAKUさんご自身は、今年、ソロデビュー20周年ですよね。ご自身の活動と、このウカスカジーというユニットの活動、どのように考えていますか。「GAKU-MC」は本業で、これをちゃんとやる。サッカーでいうところの「リーグ戦」みたいなところですね。「ウカスカジー」は、どっちかっていうと「代表戦」みたいな感じ。ちゃんとやっていると、結果を出すと呼ばれる。定期的に試合があるみたいなところですかね。よく我々は「ウカスカジーはバイトです」っていう言い方をすることもあるんですけど、でもぼくは“代表戦”みたいな印象が強いかな。彼は彼で本業がありまして、お互いに本業をちゃんとやっているからこそ、ウカスカジーもあっていいなと。こうしてウカスカジーをこの先も続けていくためには、GAKU-MCとしてもちゃんと闘い続けていかないとと思っています。ソロの20周年ツアーが秋にあって、二十歳だから「ハタチ旅」と題して、キャンピングカーで全国に行くんですよ。みなさんからリクエストを受け付けていて、その中から選んだ曲を歌うぞという旅。ウカスカジーも、ソロのツアーにも、ぜひ来ていただきたいです。ウカスカジーはいまツアーが始まったばっかりなんですけど、すごく楽しい。ふたりだと頼れるところもあるし、ステージもすんごく気楽だし、それは桜井もきっとそう思ってくれていると思っています。「MC、これやってください」って言うと、「えー! 俺、これやるの!?」みたいな感じで、自分のステージだと絶対にそんな気持ちにはならないはずだから。日本代表のメンバーが集まっているようなイメージですから、バンドメンバーは演奏が上手ですし、照明さん、音響さん、すべての人たちが代表クラスなので、ありがたいです。ーー桜井さんは、すでに家族のような存在なのでしょうか。家族というか、チームメイトですよね、完全に。家族同士ももちろん仲良いですし、年に何回一緒にバーベキューをやってるんだって話もありますけど(笑)。サッカーでもしょっちゅう一緒ですし、家族でありチームメイトでもありますし、もちろん尊敬するミュージシャンでもありますし。いい間柄だと思います。甘いけどほろ苦さもある『金色BITTER』ーーでは曲については、ラップのパートはGAKUさん、歌のところは桜井さんということで、どちらかがテーマを持ち込んで共作されているのでしょうか。ケースバイケースですけど、たとえばぼくが「こういう曲が作りたい」というのを投げて、それを桜井が「じゃこういう楽曲にして、トラックはどうするか」というのをふたりきりで作り始めたりすることも。桜井邸にある日、午前中行きまして、午後になってもふたりで「ああでもない、こうでもない」とピザをとりながらずっと曲作りをやるみたいな日が何日間かあるんです。時には「もっと違うやり方でやってみよう」と試みることもあります。今回のアルバムの中にある「雪物語」という曲は、前々回のツアーで行った「20分で曲を作ってみよう」というコーナーから生まれた曲です。このコーナーは、お客さんに、どんな曲がいいかという希望を書いてもらい、その紙が入ったアンケートボックスの中から、無造作にいくつか紙を引くというものです。そこには「テンポはどれくらい」「コードはメジャーか、マイナーか」「歌い出しはGAKUか、SAKUか」みたいなものが書かれていて。それで毎回、お客さんの前で曲を作って、20分で必ず着地しています。ーー大喜利みたいですね。そうそう、そうですね。このコーナーが好評でしたね。何公演かで集まったモチーフから、北海道でできたものを選んで、それをバンドメンバーで清書して歌詞も書き足して、そうやって作った曲が「雪物語」です。ーー「雪物語」は失恋ソングのようですが、基本的には元気をもらえる曲が多い印象です。そのあたりは念頭に置かれて制作されているのでしょうか。ウカスカジーは、ふたりともサッカーが好きなので、日本代表の応援歌を作ったりとか、背中を押すような応援曲というのが今まで多かったんです。今回もそうなるのかなという思いで作業を始めたんですけど、意外と「光があるのは影があるおかげ」「ポジティブなのはネガティブがあるおかげ」という、そういう影の部分にもどんどんフォーカスしていくようになりました。そういう部分にもうちょっと光を照らしてもいいんじゃないかっていうことでね、今回は幅が広がっていったんですよね。アルバムタイトルも、もうちょっとほかのものもあったんですけど、最終的に『金色BITTER』に。甘いんですけど、ほろ苦さもちゃんとある、チョコレートみたいなタイトルになりました。ーージャケ写には、金色のアルミで包まれたコインチョコレートが使われていますね。これわざわざ作ったんですよ。チョコのアルミがちょうどいい破れ加減なんです。破れてなかったら、ただの金貨だから。ーーいま行われているツアーの東京公演として、9月29日に豊洲PITでの追加公演と、「〜MIFA秋祭り〜」のふたつがあるんですね。ツアーのファイナルと同時に、実は豊洲PITの隣りに僕らが立ち上げた「MIFA(Music Interact Football for All)」という団体が運営するサッカー場があるんです。そのサッカー場の5周年運営記念パーティとして「〜MIFA秋祭り〜」をやるんですが、お祭り自体は毎年やっています。サッカー教室があったり、子どもたち相手に縁日みたいな金魚すくいがあったり、サッカー選手みたいに髪の毛を切ってあげる床屋さんが入ったり、盆踊りをやったり。そういう楽しめるコンテンツがあるので、それと一緒にウカスカジーのライブもあると。ライブはチケットがないとだめなんですけど、お祭りは無料で来ていただいても、楽しめるようになっているんですよ。ーーMIFAは、2012年に「音楽とフットボール」を柱に、人と人をつなげていくという目的で立ち上げられた団体ですよね。こういった活動をしたいと考えても、現実ではなかなか実行できない方もいるかもしれません。GAKUさんのように、実際に団体を立ち上げるというパワーがすごいと思います。MIFAを立ち上げることができたのも、いろいろないい出会いがあったからこそです。音楽をやめてしまった同業者はいっぱいいますけれども、ぼくはサッカーを続けているからこそ元気になれて、こうして何年も音楽を続けることができているんじゃないかなと。音楽家だけれど感謝すべきは音楽だけじゃなくて、サッカーにも感謝しなきゃという思いがありまして、そういう「サッカーと音楽でみなさんに還元できるようなものを作りたい」と、MIFAという団体を立ち上げました。音楽だけじゃなく、サッカーを応援するにはどうしたらいいかと考えると「サッカー場の運営」ということになって、不動産屋を巡って、いい土地が見つかってこういう感じになったんです。ラップが好きな人もミスチルが好きな人も楽しめる音楽ーーGAKUさんにとって、音楽以外にサッカーが重要なものなのだと思うのですが、いつ頃からサッカーをされているのですか。小・中・高とやって、挫折してやめて、それで音楽にいきました。ーーいま好きなサッカーチームはいますか。いまは日本代表が好きで、応援することが生きがいですね。ウカスカジーは応援歌に特化した曲もありますし、それこそスタジアムでぼくらの曲をサポーターの人が歌ってくれることもあります。2018 FIFAワールドカップ のロシアの大会にも、ひとりでリュックサックを背負って観に行ってきました。ロシアの会場でもウカスカジーの曲を流してくれていて、自分たちの曲を聴くのは感慨深かったです。ーーそうだったのですね。GAKUさんは音楽活動以外のときは、普段はやはりサッカーをされているのでしょうか。サッカーは週2でちゃんとやる感じですけど、最近は子どもを連れて区民プールに行ったりして、子育てもしています。ーーGAKUさんは以前、家族で世界一周をされたこともありましたよね。子ども2人と妻を連れて、4人で行きましたね。「アフリカ行ってきました」「海外行ってきました」もいいけど、「世界一周行ってきました」のほうがインパクトあるなと思って。関係各所にいろいろ頭下げて、調整には時間がかかりました。ーーご家族で長期間海外に行くことについて、奥さまは反対されなかったのですか。むしろ「絶対行きたいー!」って言ってました。(笑)ーー(笑)そうなんですね。では好きな女性のタイプというと、愛する奥さまのように理解のある人でしょうか。そうですね……そうだと、言っておくべきだと思います(笑)。妻です!ーー奥さまが一番ですよね。では女性全体として考えたときに、魅力的に思える女性像は。健康的な人がいいですよね。なんでも一緒に楽しめるような人かな。ーーたとえば女性も一緒にサッカーをするようなイメージでしょうか。いいと思いますよ! 妻もママさんサッカーを始めましたから。MIFAでやっているイケメンコーチによるママさんサッカー教室に行って、だいぶ僕に対する見方が変わってきました。年がら年中サッカーを観ていると、前は「またサッカー?」と言われていたのに、いまは「このパス、いいわね」と言うようになってますから。そんなふうに、一緒に外に出て、汗を流すことができる女性がいいですね。ーーわかりました。では最後に、あらためてウカスカジーの魅力と、『金色BITTER』をみなさんにこんなふうに聴いてほしいという思いを教えてください。そもそもウカスカジーが、Mr.Chirdlenのひとりと、ひとりのラッパーがかけあわさっているケミストリーだというものを感じてもらえれば。ラップが好きな人も、Mr.Childrenが好きな人も、どちらも楽しんでいただけると思います。アルバムも、金色であり、ビターであると。元気でやってるやつも疲れることがありますし、悪いことが続いたら必ずいいことがありますし。モノにはいろんな側面があるから、みんなそういうような面持ちでいけるように、『金色BITTER』を聴いてほしいなと思います。取材後記「朝からサッカーをしてきました」と、颯爽と取材現場に登場されたGAKUさん。私たち取材陣に握手をされて、まっすぐに澄んだ瞳でインタビューに応えてくださいました。精力的に活動されるポジティブさで、ソロでもユニットでも多くの人たちにその思いが届いていくのでしょう。まずはニュー・ミニ・アルバムをチェックしてみてくださいね。ウカスカジー PROFILE日本を代表するロックバンド、Mr.Childrenのボーカリストの桜井和寿と、アコースティックギターを弾きながらラップする日本ヒップホップ界のリビングレジェンドのGAKU-MCからなるユニット。2006年、GAKU-MC / 桜井和寿(Mr.Children)名義での「手を出すな!」を発表後、フェスなどでも活動。2013年3月、「ウカスカジー」として初の楽曲となる「でも、手を出すな!」を配信リリース。2014年5月、サッカー日本代表公式応援ソング「勝利の笑みを 君と」配信リリース。6月、1st ALBUM「AMIGO」、2016年7月、2nd ALBUM「Tシャツと私たち」リリースなど、ウカスカジーとしてのフェスへの参加や全国ツアーの開催、楽曲発表などを行う。2019年、8月19日リリースの配信限定ミニ・アルバム『金色BITTER』をリリース、さらにリリース同日、福岡から全国ツアー「ウカスカジーTOUR 2019 WE ARE NOT AFRAID!!」を開催。ファイナルとなる9月29日(日)豊洲PITでは、「MIFA Football Park 5th anniversary party 〜MIFA秋祭り〜」も行う。InformationNew Release『金色BITTER』1.We are not afraid2. 敗戦の夜に3. 言葉4.Hi-Five5. 雪物語6. 時代7. また会う日まで8月19日配信ダウンロード単曲:250円(税込み)バンドル価格:1,650円(税込み)
2019年09月11日あのお店の、あの一品。私たちをきっと満たしてくれる、おいしそう、気になる、食べたい! スイーツをご紹介。3時のおやつの参考に、ぜひどうぞ。今回は、伊勢丹新宿店でポップアップストアを開催するMr. CHEESECAKEの、ブランド初にして、限定発売となる見逃せないフィナンシェをご紹介します。今日のスイーツvol.36Mr. CHEESECAKE 「フィナンシェ」 (9月11日〜17日/伊勢丹新宿店)「フィナンシェ」(6個入り 税込2,376円)「Mr. CHEESECAKE」は、オンラインショップのみで日曜日と月曜日の朝10時から数量限定で販売するチーズケーキ。販売開始と同時に数分で完売、SNSでは幻のチーズケーキと称され人気を博している。9月11日から17日まで伊勢丹新宿店で開催するポップアップストアでは、この「Mr. CHEESECAKE」の他、ブランド初となる「フィナンシェ」を伊勢丹新宿店限定で販売。アーモンドパウダーをふんだんに使用し、滑らかでしっとりとした食感を実現。また「Mr. CHEESECAKE」のキー成分であるトンカ豆とバニラを配合し、香り豊かな仕上がりとなっている。「Mr. CHEESECAKE with Box」(税込4,320円)今回初登場の「フィナンシェ」は、「Mr. CHEESECAKE」ゆずりの食感と香りを楽しめる一品となっているそうなので、ぜひこの機会に味わってみては。【イベント情報】Mr. CHEESECAKE ポップアップストア会期:9月11日〜17日会場:伊勢丹新宿店本館地下1階=フードコレクション
2019年09月10日ロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿とラッパーのGAKU-MCによるユニット・ウカスカジーの配信限定ミニアルバム『金色 BITTER』が、9月2日付の「オリコン週間デジタルアルバムランキング」で初登場1位(初週売上8,055DL)を獲得した。『金色 BITTER』は8月19日にリリース。同ミニアルバムには、今年3月から菅田将暉と小松菜奈が出演するライフブランド・「niko and …」によるムービー『あ、ハル』テレビCMソング「言葉」、昨年の全国ツアーで初披露した新曲「敗戦の夜に」と「Hi-Five」などが収録されている。ウカスカジーとしては、アルバム『AMIGO』(最高2位)、『Tシャツと私たち』(最高5位)を通じ、自身初のランキング1位獲得となった。
2019年08月28日ロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿とラッパーのGAKU-MCによるユニット・ウカスカジーの新曲「We are not afraid」のMVが完成し、YouTubeで公開された。ウカスカジーは19日から全国ツアー「ウカスカジーTOUR 2019 WE ARE NOT AFRAID!!」を開催し、同日に配信限定ミニアルバム『金色BITTER』の配信をスタートさせた。公開となった「We are not afraid」のMVでは、19日に行われた福岡サンパレスホテル&ホール公演のアンコールでの模様が収録されている。配信限定ミニアルバム『金色BITTER』は、 菅田将暉と小松菜奈が出演するCMソング「言葉」をはじめ、昨年の全国ツアーで初披露した新曲「敗戦の夜に」「Hi-Five」の初音源化、さらには新曲4曲が収録された。
2019年08月20日ロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿が、17日に開催される「サマーソニック 2019」の東京公演に出演することが決定した。桜井はMARINE STAGEのトップバッターを務める東京スカパラダイスオーケストラのステージに登場する。東京スカパラダイスオーケストラが8月7日にリリースした「リボン feat. 桜井和寿(Mr.Children)」では、ゲストボーカルとして桜井が迎えられた。リリース後、スカパラと桜井の両者が共演するのは、今回が初となる。
2019年08月16日東京スカパラダイスオーケストラの新曲「リボン feat. 桜井和寿(Mr.Children)」が、2019年8月7日(水)に発売される。スカパラ30周年を記念した“歌モノ”新シングル、ゲストに桜井和寿デビュー30周年を記念した“歌モノ”シングルとしてリリースされる本楽曲のゲストボーカルは、Mr.Childrenの桜井和寿だ。両者は「ap bank fes’18」で共演しており、桜井はその縁もあってスカパラ側からのオファーに「スカパラ30周年のために何かやらせて欲しい」と快諾、今回のコラボレーションが実現したという。また、M2に日本テレビドラマ「遊戯(ゲーム)みたいにいかない。」の主題歌となった「遊戯みたいにGO」、M3に30th Anniversary Tour「Traveling Ska JAMboree」の広島クラブクアトロでのライブ音源「トーキョースカメドレー Spring 2019 Live at HIROSHIMA CLUB QUATTRO」、M4に「リボン」のインストゥルメンタルバージョンを収録。なお、DVD同梱版には「リボン feat. 桜井和寿(Mr.Children)」と「遊戯みたいにGO」の2本のミュージックビデオが収録されている。サマソニでの共演が決定2019年8月17日(土)に実施されるサマーソニック2019東京公演の東京スカパラダイスオーケストラのステージに桜井和寿が出演することが決定した。登場するのはMARINE STAGEのトップバッター。同曲発売すぐの共演、どのようなステージになるのか楽しみだ。■桜井和寿コメント1度アクセルを踏み込んだらスピードはそのまま、急なカーブを何度も右へ左へと、そのG(重力加速度)に耐えながら走り続け、それでもブレーキを踏むことなく、壊れる寸前でギリギリでゴールへと滑り込む。車を静かに停車させた後、ゴールの先で響くファンファーレを浴びながらこう思う。「最高、あぁ生きてて良かった。」そう、それがこの曲。哀しみはデタラメに塗り潰せそのために来たんだ大騒ぎしようスカパラさんだから説得力がある音と言葉。そこに自分の声で、身体ごと飛び込んでいけた!最高。音楽やってて良かった(^-^)■谷中 敦コメント十数年前に何故かMr.Childrenの打ち上げに誘って貰った自分は、全員で一緒になって盛り上がったのち、翌朝起きたときは見覚えのない長袖のTシャツを着ていました。こないだお話しした時それが桜井くんのTシャツだったのだと、やっと確認出来たのですが、その夜自分と桜井くんはスポーツ選手のユニフォーム交換のようにお互いのTシャツを交換していたのでした。時は経ち、去年のap bank fesへのスカパラの出演のあと、暫くして『桜井さんがスカパラ三十周年のために何かさせて欲しいと言ってくれています。』と聞いて、みんなで飛び上がって喜びました。自分たちの三十周年に勿体ないほどの大きなプレゼント、本当に本当にありがとうございます。今回の楽曲は頑張って音楽を続けてきて良かった、と心の底から思える制作過程でした。桜井くんとのメールでの歌詞のやりとりも!(^-^)その幸せを皆さんに聴いて貰えるのを自分は今から心待ちにしています。とっても桜井くんで、物凄くスカパラな曲に仕上がってます 笑。是非楽しみにしていて下さい。そして、桜井くんほんとにほんとにありがとう!作品情報東京スカパラダイスオーケストラ ニューシングル「リボン feat. 桜井和寿(Mr.Children)」リリース日:2019年8月7日(水)価格:[CD+DVD]2,300円+税/[CD only]1,000円+税※初回生産分は紙ジャケット仕様。無くなり次第、通常仕様となる。<収録内容>-CD-01. リボン feat.桜井和寿(Mr.Children)02. 遊戯みたいにGO03. トーキョースカメドレー Spring 2019 Live at HIROSHIMA CLUB QUATTRO(from 30th Anniversary Tour「Traveling Ska JAMboree」)STROKE OF FATE / セサミストリート / Wild Cat / A Quick Drunkard / Sweet G04. リボン-Instrumental--DVD-01. リボン feat.桜井和寿(Mr.Children)-Music Video-02. 遊戯みたいにGO -Music Video-<店舗別購入者特典情報>タワーレコード オリジナル特典「ラバーバンド」TSUTAYA オリジナル特典「チケットホルダー」セブンネット限定特典「オリジナルリボンしおり」楽天ブックス 限定特典「オリジナルリボンしおり」Amazon 限定特典「オリジナルリボンしおり」その他法人特典「リボンしおり」※各特典は、無くなり次第終了となる。
2019年08月03日ロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿とラッパーのGAKU-MCによるユニット・ウカスカジーが、8月19日に配信限定ミニアルバム『金色 BITTER』をリリースすることが決定した。同ミニアルバムは、今年3月から菅田将暉と小松菜奈が出演するライフブランド・「niko and …」によるムービー『あ、ハル』テレビCMソング「言葉」、昨年の全国ツアーで初披露した新曲「敗戦の夜に」と「Hi-Five」が収録される。そして発売日の8月19日からスタートする全国ツアー「WE ARE NOT AFRAID!!」に向けて新たに制作した新曲4曲を含む、全7曲となる。『金色 BITTER』のダウンロード、サブスク配信リリースにあわせて、過去に発売された『AMIGO』『Tシャツと私たち』のサブスク配信もスタートする。さらに9月29日には、東京・豊洲PITにおいて、「ウカスカジー TOUR 2019 WE ARE NOT AFRAID!!」の東京追加公演が決定した。『金色 BITTER』1.We are not afraid2. 敗戦の夜に3. 言葉4.Hi-Five5. 雪物語6. 時代7. また会う日まで
2019年07月26日東京スカパラダイスオーケストラがデビュー30周年記念の“歌モノ”シングルを8月7日にリリースすることが決定し、ゲストボーカルにロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿を迎えることを発表した。作詞は谷中敦(Baritone Sax)、作曲はNARGO(Trumpet)が担当し、タイトルは「リボン feat. 桜井和寿(Mr.Children)」。同時にスカパラと桜井の10人が、淡いブルーのそろいのスーツを着たビジュアルも公開された。桜井は「『最高、あぁ生きてて良かった。』そう、それがこの曲」「スカパラさんだから説得力がある音と言葉。そこに自分の声で、身体ごと飛び込んでいけた! 最高。音楽やってて良かった」などとコメントしている。谷中は「十数年前に何故かMr.Childrenの打ち上げに誘ってもらった自分は、全員で一緒になって盛り上がったのち、翌朝起きたときは見覚えのない長袖のTシャツを着ていました。こないだお話しした時それが桜井くんのTシャツだったのだと、やっと確認出来たのですが、その夜自分と桜井くんはスポーツ選手のユニフォーム交換のようにお互いのTシャツを交換していたのでした」と明かした。そして、「時は経ち、去年のap bank fesへのスカパラの出演のあと、暫くして『桜井さんがスカパラ三十周年のために何かさせて欲しいと言ってくれています。』と聞いて、みんなで飛び上がって喜びました」と話した。続けて、「桜井くんとのメールでの歌詞のやりとりも! その幸せを皆さんに聴いてもらえるのを自分は今から心待ちにしています。とっても桜井くんで、ものすごくスカパラな曲に仕上がってます 笑」とした。NARGOは「桜井さんからいくつかのアイデアをいただいて曲が完成に近づいた頃、これでアクセルを踏み込む事ができると言っていただき非常にうれしい思いでした」と振り返り、「桜井さんの歌はもちろん、メンバーのアレンジ、谷中さんの歌詞、どれをとっても最高の出来上がりになったと思います」と語った。【桜井和寿コメント】1度アクセルを踏み込んだらスピードはそのまま、急なカーブを何度も右へ左へと、そのG(重力加速度)に耐えながら走り続け、それでもブレーキを踏むことなく、壊れる寸前でギリギリでゴールへと滑り込む。車を静かに停車させた後、ゴールの先で響くファンファーレを浴びながらこう思う。「最高、あぁ生きてて良かった。」そう、それがこの曲。哀しみはデタラメに塗り潰せそのために来たんだ大騒ぎしようスカパラさんだから説得力がある音と言葉。そこに自分の声で、身体ごと飛び込んでいけた!最高。音楽やってて良かった(^-^)
2019年07月02日トッズ(TOD’S)から、“ユニコーン”チャームがセットになった新作バッグ「トッズ&Mr. Bags ユニコーン D スタイリング」が登場。2019年6月26日(水)より、トッズ 表参道、伊勢丹新宿店、銀座三越、阪急うめだ本店より発売される。「トッズ&Mr. Bags ユニコーン D スタイリング」は、中国のファッションブロガーMr. Bagsとの最新コラボレーションバッグ。Mr. Bagsお気に入りのスカイブルーで彩ったアイコンバッグ「D スタイリング」に、彼がデザインした“ユニコーン”チャームをセットにしている。「D スタイリング」は1997年に発表された「D バッグ」を、独特なカーブを描くクラシカルなハンドルと共に、モダンなシルエットにアップデートしたバッグ。“モカシンステッチ”と呼ばれる特徴的な縫製技術やトッズの伝統的なレザー製作技術はそのままに、今シーズンはより柔らかなレザー素材を用いて仕上げている。コラボレーションバッグはそんな「D スタイリング」のマイクロサイズをスカイブルーに染め上げ、丁寧にハンドペイントしたホワイトのエッジでアクセントを効かせたデザインだ。【詳細】トッズ&Mr. Bags ユニコーン D スタイリング発売日:2019年6月26日(水)販売店舗:トッズ 表参道、伊勢丹新宿店、銀座三越、阪急うめだ本店価格:263,000円+税サイズ:H14×W22×D10.5(cm)素材:カーフレザー【問い合わせ先】トッズ / トッズ・ジャパンTEL:0120-102-578
2019年06月29日みはる「新婚だし、とにかく1人は寂しいから、どんなに遠方の仕事でも、2人とも日帰りすることが多いよね」Mr.シャチホコ(以下・シャチホコ)「明日の仕事は北海道で、スタッフさんには『おいしいお店がある』と言われたけど、『妻が待っているので日帰りで』って」そんな仲むつまじいやり取りをみせるのは、ものまね芸人のMr.シャチホコ(26)とみはる(49)。シャチホコは和田アキ子、みはるは天童よしみのものまねを得意とし、互いに“クオリティが高すぎる”と話題になっている。2人は、’18年の10月17日に結婚した“年の差夫婦”。交際がはじまったきっかけは’16年5月。ものまね界の大御所・コロッケから「得意のネタでデュエットしてみては?」という提案があった。シャチホコがMr.Childrenの桜井和寿、みはるが中島みゆきになりきり、『糸』を歌うことに。その後「お付き合いしましょう」と告白することなく、自然と同棲がはじまったという2人。当時、シャチホコは仕事が全くなく、バイト生活を送る日々だった。友達や両親からも「お前はヒモ状態だ」と言われ続けるなかで、シャチホコは“結婚”への意思を固めていく。シャチホコ「警備員のバイトをしているとき、ぼくは朝の4時半起きだったけど、みはるさんは毎朝、僕よりも30分早く起きて、お弁当を作ってくれた。みはるさんもステージ仕事で忙しかったのに」みはる「ある日、『バイトをやめさせてくれ。1年間ものまねやって、全く芽が出なかったら芸人をやめて、普通に働くから結婚してくれ』とプロポーズされて」シャチホコ「『芸で成功したい』という思いと、『みはるさんと一緒にいたい』という気持ちを天秤にかけたときに、後者が勝った。でも、ものまねもめちゃくちゃ好きだったから、この芸だけでみはるさんを幸せにするためには、“人生でいちばんの本気でものまねに打ち込まなきゃ”と思って。プロポーズの言葉は、自分にプレッシャーをかけるためのものだったのかもしれない」みはる「でも、そこからの集中力はものすごかった。食事と睡眠以外は、ずーっとドラマやバラエティ番組のDVD見て、高橋克典さんとか所ジョージさんのものまねを研究して」シャチホコ「思えば、和田アキ子さんのネタも、2人でDVDを見ているときに思いついたネタだった。アッコさんにめちゃめちゃ詳しい先輩芸人さんに、アドバイスをもらったりして」研究に明け暮れた成果もあって、’18年5月『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)に出演。「君は何をされてる方なの?」と、和田アキ子の語り口の特徴を見事に捉えたものまねを披露したところ、大ウケ。これをきっかけに番組出演も増え、今年に入ってのテレビ出演数は150本以上に、多忙を極めるシャチホコだが、夫婦のすれ違いは全く感じさせないラブラブな会話を繰り広げる。みはる「ケンカも、付き合っていたときから全くしていないもんね」シャチホコ「僕は服を脱ぎっぱなしにするから、それで怒られるいっぽうだけど……。あるとすれば、芸についてのことくらいかな。自分で“これはいいかも!”と思ってみはるさんにネタを見せたら、『しっくりこないなあ』なんて」みはる「ハハハ。でも、『ダメだよ』とか否定はしないでしょ。『私の経験を踏まえて、こういうふうにしたらどうですか?』と、たまに言っちゃうけど(笑)」シャチホコ「でも、みはるさんは、僕のネタが似てるときは『あっ、いいじゃん』、似てないときは『うん。なるほど』って言うことに最近気づいたよ」みはる「バレバレだね(笑)。それにしても、シャチホコのものまね研究は“イマドキ”だよね。ユーチューブで桜井さんが歌っているのをスロー再生にしたりして。私たちの世代はビデオを再生しては戻して、の繰り返しだもん」シャチホコ「スロー再生すると、その人の特徴もわかりやすいからオススメだよ。ステージ音楽も、僕はパソコンで編集してUSBメモリに保存するけど、みはるさんはいまだにMDを持ち歩いているよね。MDって、もう絶滅したものだと思っていたよ(笑)」みはる「ベテランの音響さんは『MDのほうがわかりやすい』と言ってくれるからいいの!」シャチホコの活躍は和田アキ子の耳にも届き、’18年9月『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)にて初共演。以来、“本人公認”として、和田主催の飲み会にも参加するなど、プライベートでも付き合いがあるようだ。みはる「入籍は、アッコさんの50周年イベントの『WADA fes』当日、会場に向かう前に手続きしたんだよね。終演後、アッコさんに挨拶にうかがったときは緊張して、『今日入籍したんです!』とは言えなかったけど」シャチホコ「でも、その日にアッコさんから靴をいただいて、“結婚祝い”として重宝してますよ。ヒロミさんとフットボールアワーの後藤輝基さんに婚姻届の保証人になってもらったことがアッコさんの耳に入ったのか、ラジオで『ヒロミと後藤に書いてもらっておまえ、それ、絶対に浮気できへんで。ほんまに』って(和田アキ子の声をまねながら)」売れっ子になったいまでも、和田になりきるときに着る白いジャケットは1着のみ。毎日、みはるが洗濯しているという。シャチホコ「夜中に帰ってくると、近所迷惑なので洗濯機を回せないから、そうすると手洗いしてくれて……ありがたいなぁ。アッコさんも、僕に、衣装をあげようとおっしゃってくださるんだけど」みはる「でも、体がデカすぎて入らないよ。アッコさん、めちゃめちゃ細いもん。20キロくらいは痩せないと入らないかも」シャチホコ「アッコさんのドレスをいただけるように、ダイエット企画をどこかでやってくれないかな!?でも、みはるさんの料理がおいしいから食べちゃうんだよ」みはる「忙しくなって、家でご飯を食べる時間も遅くなってきたから、それで太っちゃったのかな?ダイエット、がんばろうね!」終始みはるに“ベタぼれ”状態だったシャチホコ。ものまねではなく、“ホンモノ”の愛であふれていました。
2019年06月21日「君は何をされている方なの?」。和田アキ子の“口癖”を見事にとらえ、大ブレークしたMr.シャチホコ。大活躍の原動力は、23歳離れた姉さん女房への無限大の愛情だった!Mr.シャチホコ(以下・シャチホコ)「今日はみはるさんの故郷の茨城県で、ものまねショーの仕事だった。みはるさんのご両親が、いちばん前の席で見てくれていたよ」みはる「あら!驚かせようと、私に内緒でチケットを買ったのかしら?」シャチホコ「楽屋にも挨拶に来てくださって。『これ、持って行って』と、渡されたのがまさかのお米5キロ(笑)。ぶっちゃけ重かったけど、ありがたいね」みはる「ハハハ、次は送ってもらおうか。明日からさっそく食べようね!」そんな仲むつまじいやり取りをみせるのは、ものまね芸人のMr.シャチホコ(26)とみはる(49)。シャチホコは和田アキ子、みはるは天童よしみのものまねを得意とし、互いに“クオリティが高すぎる”と話題になっている。2人は、’18年の10月17日に結婚した“年の差夫婦”。交際がはじまったきっかけは’16年5月。ものまね界の大御所・コロッケから「得意のネタでデュエットしてみては?」という提案があった。シャチホコがMr.Childrenの桜井和寿、みはるが中島みゆきになりきり、『糸』を歌うことに。シャチホコ「2人でカラオケボックスに練習しに行ってから仲よくなったのを覚えてる」みはる「何回か会うたびに、『あ、ちょっと好きかも』と思うようになって。何かと、“好き好きビーム”を出していたの(笑)」シャチホコ「初めて“大先輩”からの好意に気づいたのは、ショーパブでのステージからの帰り。急に雨が降ってきて、傘を持っていない僕に『私の傘を、持っていって大丈夫だから』って渡してくれたんだよね」みはる「『私は、そこのコンビニで買うから。じゃ!』って」シャチホコ「大学時代(日本体育大学出身)の友達に“これって好かれてるのかな?”と相談したら、『大先輩の女性をぬれたまま帰らせるなんて、ありえないぞ!』とむしろ怒られたけど(笑)」みはる「東京で家を探しているあなたに『ないんだったら、決まるまでウチにいたら』と、話したのがダメ押しだったかな」「お付き合いしましょう」と告白することなく、自然と同棲がはじまったという2人。当時、シャチホコは仕事が全くなく、バイト生活を送る日々だった。友達や両親からも「お前はヒモ状態だ」と言われ続けるなかで、シャチホコは“結婚”への意思を固めていく。シャチホコ「警備員のバイトをしているとき、ぼくは朝の4時半起きだったけど、みはるさんは毎朝、僕よりも30分早く起きて、お弁当を作ってくれた。みはるさんもステージ仕事で忙しかったのに」みはる「ある日、『バイトをやめさせてくれ。1年間ものまねやって、全く芽が出なかったら芸人をやめて、普通に働くから結婚してくれ』とプロポーズされて」シャチホコ「『芸で成功したい』という思いと、『みはるさんと一緒にいたい』という気持ちを天秤にかけたときに、後者が勝った。でも、ものまねもめちゃくちゃ好きだったから、この芸だけでみはるさんを幸せにするためには、“人生でいちばんの本気でものまねに打ち込まなきゃ”と思って。プロポーズの言葉は、自分にプレッシャーをかけるためのものだったのかもしれない」みはる「でも、そこからの集中力はものすごかった。食事と睡眠以外は、ずーっとドラマやバラエティ番組のDVD見て、高橋克典さんとか所ジョージさんのものまねを研究して」シャチホコ「思えば、和田アキ子さんのネタも、2人でDVDを見ているときに思いついたネタだった。アッコさんにめちゃめちゃ詳しい先輩芸人さんに、アドバイスをもらったりして」
2019年06月21日ロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿とラッパーのGAKU-MCによるユニット・ウカスカジーが、8月に全国ツアー「WE ARE NOT AFRAID!!」を開催することが決定した。ウカスカジーはサッカーが縁となり、桜井とGAKU-MCが結成したユニット。2014年には日本サッカー協会公認 日本代表応援ソング「勝利の笑みを 君と」を発表し、2大会連続で公認応援ソングに採用されている。3月から放送されている、菅田将暉と小松菜奈が出演するCMソング「言葉」をはじめ、ツアー開催に向けて新曲を制作中とのことだ。■「ウカスカジー TOUR 2019WE ARE NOT AFRAID!!」8/19(月)福岡サンパレスホテル&ホール8/23(金)仙台サンプラザホール8/26(月)大阪フェスティバルホール8/27(火)名古屋国際会議場センチュリーホール8/29(木)広島上野学園ホール
2019年06月09日ロックバンド・Mr.Childrenのライブツアー「Mr.Children Dome Tour 2019 "Against All GRAVITY"」が、6月1日、2日の沖縄公演で終わりを迎えた。ここでは、5月19日に行われた東京ドーム1日目のライブをレポートする。オープニングでは、田原健一によるギターから始まり、続けてサポートメンバーのSUNNYと世武裕子、そして鈴木英哉(JEN)、中川敬輔といったメンバーも登場。しかしまだ桜井和寿の姿はステージにはない。スクリーンには、桜井がステージへと歩いていく後ろ姿が映し出され、そのままステージ前方に伸びた花道から登場すると、会場からは大きな歓声があがった。1曲目は「Your Song」。前回のツアー「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」では、大トリを飾った曲がいきなり演奏され、会場のボルテージはさらに高まった。続いては、「Starting Over」。イントロで桜井は「さあ、行くよ! 東京ドーム!」と呼びかけ、スクリーンにはMr.Childrenメンバー4人の姿が大きく映された。「himawari」では桜井が鬼気迫る表情を見せ、さらにはステージの端から端までダッシュするなど、序盤からトップギアのパフォーマンスを見せる。続いてJENのドラムが鳴る中、桜井が「いいぞー、その感じ! もっとちょうだい! サイコー、東京ドーム! 準備はいいですか、ついてきて!」とファンを煽り、「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」のイントロが鳴らされる。MCでは、桜井が「どうもありがとう」と感謝を述べた後、「元気そうじゃないか、東京ドーム! 5万人だぞー! 広いからね、後ろの人はすごい遠いでしょ。だけどちゃんとそこまで届くようにやりますから」と宣言。そして「平成のヒット曲をやります。もう1回、もう1回、もう1回!」と叫び、「HANABI」を演奏。さらには、こちらも"平成のヒット曲"である「Sign」を続けて披露した。「Sign」が終わると、メンバー全員がいったんステージを降り、その後桜井だけが登場した。今回のツアータイトル「Against All GRAVITY」について、「すべての重力に抵抗していこう」という意味で、ここで言う"重力"はただの重力のことではなく、願っているものと逆に働くエネルギーのこと。それと闘っていこうという意味だと説明した。「年はとりたくないわよねー(笑)。そう思っている人はたくさんいると思いますけど、その場合は、時間というものが"重力"なんです」とも話していた。「令和になりました。変わっていった方がいいものと変わらない方がいいものがありますが、Mr.Childrenはそのどちらなんでしょう。そういったことを自問自答しながら、この曲をお届けします」と言い、「名もなき詩」をアコースティックギター1本で演奏し、歌い始めた。曲の途中からJEN、中川、田原が登場し、花道へと歩いていき、1番のサビから3人のドラム、ベース、ギターの音も加わった。2番に入ると、メンバー 4人がお互い向き合って演奏する様子が印象的だった。左から田原健一、鈴木英哉、中川敬輔その後のMCで、「続いての曲は2005年にリリースしたアルバムに入っている曲です」と桜井。「2004年にBank Bandという、Mr.Childrenとは違うバンドで演奏、ライブをしました。素晴らしいミュージシャンたちのすごい実力、演奏技術に圧倒されました」とリスペクトを込めた前置きの後で、「でもなんかちょっと違う。サッカーで例えるなら、僕は1個のボールに10人ぐらいがぐちゃぐちゃ集まっている小学校のサッカーが好きなんです。技術よりも思いの方が強くなりすぎて、うまく伝えられない。そんな様が大好き」と明かした後、「CANDY」を歌った。「旅立ちの唄」の後、「ロードムービー」を披露したのだが、桜井は「ロードムービー」が「僕が1番好きな曲」という。その理由を、ミレニアム問題で揺れていた2000年の元旦にできた曲で、明け方、頭の中に歌詞がパーッと浮かんできて目が覚めたという。浮かんだ歌詞を書いていくと、新しい世紀に歓迎された気分で、「まだまだ21世紀も音楽を続けていていいぞ」と言われたような気分になったから、とMCで明かした。「addiction」では、花道がせり上がり、JEN、中川、田原が一段高いところから演奏。「Dance Dance Dance」の後の「Monster」でも、花道が上がり、その上で桜井が熱唱していた。次は、Mr.Childrenの大規模ツアーでの演奏は初となる「SUNRISE」。「Sunrise brightens up」と歌う後ろのスクリーンには、地平線から太陽が昇る映像が映し出された。Mr.Children史上最大のヒット曲である「Tomorrow never knows」が歌われた後、桜井は「いつもステージ上で思っていること。音楽という船に乗せて、悲しみや苦しみ、退屈から、みんなをできるだけ遠い場所に運んで行きたい」と語りかけ、「Prelude」を奏でた。ライブ終盤だが、「さあいくぞ!まだまだ!まだエネルギーはあまってますか?」と観客を煽り、「innocent world」を。そして「海にて、心は裸になりたがる」で締めくくった。「innocent world」の大サビでは、スクリーンに観客の顔が映し出されたが、みな歌詞を口ずさんでいた。改めて、Mr.Childrenの残し続けた曲の知名度、影響度を感じる。アンコールで再びステージに現れたのち、「SINGLES」「Worlds end」を届けた。桜井は「最後の曲の前に、少しだけ話をさせてください」と切り出し、最近の朝起きた後の日課がネットニュースを見ることだと明かす。そして「『あの人、お亡くなりになったんだ』、『あの人、大きい病気にかかっちゃったんだ、闘っているんだ』、『あの選手、ちょっと前までめちゃくちゃカッコ良くプレーしてたのに、引退してしまったんだ』とか、そういうニュースが目に飛び込んできて、ついつい自分もいったいあとどのくらいできるのかなと考えたりします」と心境を吐露した。続けて「でも結論は、もし明日声が出なくなっても、バンドがどうにかなっても、きっと後悔はしないだろうなと思っています。なぜなら、こんなに長くやっているのに、いまだにこんなに多くのリスナーが足を会場に運んでくれて、一緒に歌を歌ってくれて、こんなに幸せなことはないと思っています。日本一幸せなバンドじゃないかと思っています」と語ると、会場からは大きな拍手が起きた。さらに桜井は、「だから、これ以上多くのことを求めるとバチが当たるんじゃないかと思っています。でも、バチが当たるかもしれないけど、歌えなく、続けられなくなる前に、少なくともあと10曲は、この5万人を1つにできるようなすげえ歌をつくりたい」と思いを語った。「僕らはこのツアーが終わったら、ロンドンにレコーディングに行ってきます」と明かし、「みなさんに再会できることを心から願って最後にこの曲を送ります」と言い、「皮膚呼吸」を最後に歌い上げた。時代は平成から令和へと変わった。平成を彩ったスーパースターの中には、平成の終わりとともに現役を退いた者もいる。Mr.Childrenもまた、平成を代表するスーパースターであるが、平成の時代の終わりとともに、総括される気はさらさらなさそうだ。Mr.Childrenにとっての"重力"は「年齢」や「時間」といったものであり、だからこそ桜井もMCで「自分もいったいあとどのくらいできるのかなと考えたりします」という心境を明かしたのだろう。しかしMr.Childrenは、これからもすべての"重力"に抗い、さらなる新しい音楽を追求し続けるのだろう。「Mr.Children Dome Tour 2019 "Against All GRAVITY"」は、ロックバンド・Mr.Childrenが、令和になっても第一線で闘い続ける決意表明であると感じたライブだった。(撮影:渡部伸)
2019年06月07日全国のミスターキャンパスの頂点を決める「Mr. of Mr. CAMPUS CONTEST 2019」が28日、都内で開催され、明治学院大2年の草地稜之さんがグランプリに輝いた。草地さんは「グランプリが決まった瞬間とてもうれしかったです」と喜び、「応援してくれた皆さんのおかげで受賞できたので、期待に応えることができてよかったと思いました」と感謝。賞金50万円の使い道については「家族を叙々苑に連れいこうと思います!」「家族との叙々苑以外は、もっとファッションセンスを磨きたいので洋服とかを買おうかなと思っています。今回の賞金でさらに上を目指せるようになりたいと思います」と明かした。草地さんは俳優志望で、将来の夢は「『仮面ライダー』に出演できたらうれしいなと思っています」。憧れの芸能人として仮面ライダー出身の竹内涼真を挙げ、「バラエティーなどで見せる、飾らない素に近い姿を拝見して、自分もそういう俳優になりたいと思います」と語った。また、特技のものまねも披露し、くまのプーさん、藤原竜也、福山雅治になりきって笑いを誘った。なお、準グランプリは、佛教大学2年の兵頭海地さん、慶應義塾大学2年の高橋航大さんが受賞。また、同日開催された「Miss of Miss CAMPUS QUEEN CONTEST 2019」では、元SKE48で南山大学2年の中村優花さんがグランプリに輝き、準グランプリは日本大学3年の藤井あみさん、龍谷大学3年の嘉部志音さんに決定した。撮影:仲西マティアス
2019年03月29日フジテレビ系情報番組『Mr.サンデー』(毎週日曜22:00~)発のドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』が、興行収入1億円を突破した。信友直子監督が、アルツハイマー型認知症の診断を受けた母を抱えた家族の内側を、娘だからこその視点で丁寧に描く同作。昨年11月3日から東京・ポレポレ東中野ほかで上映されると、瞬く間に口コミで評判となり、上映館数もどんどん広まった。3月24日現在で86館で上映され、84,683人を動員、興行収入は1億31万円となっている。特に映画の舞台となった広島県の興業収入が3,300万と全体の3分の1を占めている状況。第43回日本カトリック映画賞(SIGNIS JAPAN=カトリックメディア協議会)、2018年度全国映連賞特別賞(映画鑑賞団体全国連絡会議)、第92回キネマ旬報ベスト・テン文化映画3位を受賞している。興収1億突破に、信友監督は「地方のつましい老夫婦の物語が、これほど多くの方に受け入れられたのは、娘を信じて何も取り繕うことなく全てをさらけ出してくれた両親の覚悟と深い愛があったからこそだと、改めて親への感謝の思いを強く感じています」と感想。映画にも登場した父親が「わしがおっかあを『死にたきゃ死ね!』と怒ったところが『仁義なき戦い』みたいでカッコよかったんかのう」と言っていたため、「そういうことじゃないと思うよ」とツッコミを入れたそうだが、「今まで、口にはしませんでしたが50代独身のひとり娘の将来をかなり心配していたようで、これで少しは安心したらしく、私もやっと少し親孝行ができたかな?とうれしく思っています」と本音をのぞかせた。制作会社・ネツゲンの大島新プロデューサーは「ドキュメンタリーの持つ力が多くの人に届いたことが、何よりもうれしいです。この映画は口コミの力がすごく大きかったので、観てくださった方みなさんが、心強い応援団だと思っています」とコメントを寄せている。(C)「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会(C)フジテレビ
2019年03月27日ロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿とラッパーのGAKU-MCによるユニット・ウカスカジーの新曲「言葉」が、8日より新CMソングとして起用されることが明らかになった。菅田将暉と小松菜奈が出演し、アートディレクションを森本千絵氏が務める、ライフブランド・「niko and …」によるムービー『あ、ハル』を公開され、「言葉」が使用される。また、3 パターンあるテレビCMも同日より放送される。「言葉」はウカスカジーのライブで披露されたことがあるものの、発売は未定となっている。ムービー内で菅田と小松が演じる2人は、何でも話せる同志。そんな2人は小さなころ、秘密基地にしていた丘で、宝物を小さなカプセルに入れたりと楽しい時間を過ごしていた。大人になりそんな日々のことも忘れかけていましたが、何かに呼ばれたかのように、小さなカプセルを握り締めた2人は秘密基地にたどり着く。そこには自分たちと同じように、時を経て成長した巨大なカプセルマシーン『Space Time Capsule』があった、というストーリーだ。タイムカプセルをやったことがないと話す菅田に、小松は「え!?小学生のころとかやったことないの?」と驚き、「(私は学校でやったことがあって)成人式のときに開けてみたら、手紙とかが入っていて、書いてあったことがちょっと恥ずかしかったです。(その恥ずかしい手紙の内容は)好きな人のこととか…。結構楽しいですよ」と語っていた。
2019年03月08日藤沢文翁が原作・脚本・演出を手がける、オリジナル音楽創作劇シリーズ「VOICARION(ヴォイサリオン)」。その第1弾として上演された『Mr.Prisoner(ミスター・プリズナー)』が、初演時のキャストそのままに、3年ぶりに再演。3月3日(日)より東京・シアタークリエで上演中だ。そこでキャストのひとりである上川隆也に話を聞いた。【チケット情報はこちら】このシリーズの3つの柱となっているのが、超豪華キャスト、生演奏による美しい音楽、上質な演出。中でも上川が着目するのは、演出も手がける藤沢の台本だ。「僕らが普段手渡される台本というのは、映像化することを最終的な目的にしているんです。でも文翁さんの台本は、最初からそれを見越していない。役者が演じ、そこに音楽、照明、舞台美術がひとつになることで、お客さまの脳の中に画を描くことを想定して書かれているんです。どこか抽象的な領域を出ない“声”を用いているにも関わらず、それがお客さまに届いた瞬間に具象になる。そこが大きな魅力ですし、演者としてはその難しさも含め、向き合えば向き合うほど多くの発見がある台本だと思います」物語の舞台は19世紀の英国。ロンドン塔の地下にひとりの囚人が幽閉されており、彼は「絶対に声を聞いてはならない囚人」と呼ばれていた――。上川が演じるのは、その囚人に興味を抱き、取材を試みる作家のチャールズ・ディケンズと、囚人の正体を知る謎の男、クライヴ・ヘイスティングス卿の二役。「ありがたいことにそれぞれキャラクターが相当違うので、演じ分けるということには難渋しませんでした。ただこれが声だけの表現となった途端に、僕は自分自身の手駒のなさに愕然として……。この隔たりのある人物を、いかに声だけで色分け出来るのか。それは今回も課題のひとつになっていくと思います」共演者は、ともに日本の声優界でトップを走り続ける林原めぐみと山寺宏一。「おふた方に共通するのは、しぐさや距離感などト書きにあるようなことを、声だけでこちらに喚起させてしまうということ。その実に巧みな表現には本当に驚かされましたし、自分がその領域にどう踏み込んでいけるのか。今回またイチから摸索していきたいと思っています」作品の内容にちなみに、最後はこんな言葉で締めくくってくれた。「他では絶対に観ることが出来ない、上質なエンタテインメントがここにはあると思います。それは何より信じていただいていいことだと思いますので、初演をご覧になった方も、初めての方も、ぜひ劇場まで収監されに来てください(笑)」東京公演は3月10日(日)まで。大阪公演は3月16日(土)・17日(日)大阪・サンケイホールブリーゼにて。取材・文:野上瑠美子
2019年03月05日●モノマネ誕生秘話「ひどいなと思いながらも…」2018年に歌手・和田アキ子のモノマネで大ブレイクしたお笑い芸人・Mr.シャチホコ。和田の"歌モノマネ"ではなく、「何をされてる方なの?」などといったフレーズが印象的な"しゃべりモノマネ"で、数多くの番組に出演した。そんなシャチホコの、ブレイクに至るまでの経緯や和田本人との交流、そして2018年に印象的だった仕事などについて明かした。○■YouTube投稿がきっかけだった初テレビ出演――経歴を拝見しましたら、日本体育大学を卒業されているんですね。中高はバレーボールや水泳、テニス、柔道など色々とやっていました。体育教師を目指していたので、日体大に進学し、大学ではボクシング部に入りましたね。――それでは、大学入学までは芸人さんになりたいと思ってなかったのですね。まったく考えてなかったです。大学のボクシング部を途中で辞めて、バレーボールのサークルに入ったんですが、部活と比べると味気ないなと思って、YouTubeへの投稿を始めました(笑)。1本目にアップしたのが、Mr.Childrenと桑田(佳祐)さんの「奇跡の地球」を1人2役でモノマネして歌う動画だったんですが、それがきっかけで日本テレビの特番に呼ばれました。モノマネをやっている素人を集め、『ニコ生』のユーザーが似ているかどうか審査するという内容だったんですが、本気でモノマネ芸人をやりたいと思ったのはその番組がきっかけでしたね。――その番組に出演された後、プロとして活動されるまでどのような経緯があったのですか。大学4年生になった頃に、(ものまねショーパブの)『そっくり館キサラ』のオーディションを受けたんですが、落ちてしまいました。どうやったらプロになれるのかと考えた結果、音響のアルバイトを始めたんです。モノマネ芸人さんが営業でネタをするときに、照明やマイクの手助けしながら、ネタを見て勉強していました。その後、大学卒業してすぐに、『キサラ』のオーディションに合格して、ミスチルの歌モノマネをずっとしていました。「Mr.シャチホコ」の"Mr."はMr.Childrenからですし、"シャチホコ"は「Tomorrow never knows」の仮タイトルである「金のシャチホコ」からとっています。――そうなんですね。プロになってからの初テレビ出演はいつだったんですか。1年後の2016年春、『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』(フジテレビ系)ですね。当時は今より20kgくらい痩せていたので、ミスチルの桜井(和寿)さんに見た目もかなり寄せて出演したんです。今は嫁のみはるの料理が美味しいこともあり、幸せ太りの限度を超えてしまっています(笑)。○■"しゃべりモノマネ"誕生の影にあった想い――Mr.Childrenのモノマネが中心だったわけですが、現在の代名詞ともいえる和田アキ子さんのモノマネをやり始めたのは何がきっかけだったんですか。みはるとは昨年に結婚しましたが、それ以前もずっと婚約状態が続いていました。桜井さんのモノマネでモノマネ番組には呼んでもらっていましたが、歌モノマネだったので、バラエティ番組には呼ばれるわけではなく…。そういった状況で、「俺はこのままだったら収入も少ないし、この先、みはるを支えていけるのかな」と。そこで「売れたい」という気持ちがさらに強くなり、しゃべりのモノマネを極めて、その人でずっとトークができる状況を作りたいと思ったんです。だから、根底には誰かのしゃべりモノマネをやりたいという理想があって、「アッコさんのモノマネをしよう」という決め打ちではなかったんですよ。2017年の年末にSNSで「結婚します」という発表をしたこともあって、2018年は自分の中で新しいMr.シャチホコの年にしたいと思いました。――実際に2018年に大ブレイクされたのですから、その言葉通りになりましたね。2018年は殻を破りたいという思いが強かったです。そんな折に『アッコにおまかせ!』(TBS系)を見ていたら、確かガンバレルーヤさんがゲスト出演したときに「ちょっとごめんなさいね、君らってさ、そもそも何をされてる方なの?」とアッコさんがおっしゃって、ネタをやらせた後に「あーはいはい。それは見たことあるから分かってんねんけど」と(笑)。そのときにひどいなと思いながらも、これを取り上げてモノマネしたら面白いんじゃないかなと思いました。――では和田さんのモノマネはたまたま生まれたんですね。そうですね。そして、まちゃまちゃさんのお店によく飲みに行くんですが、まちゃまちゃさんがアッコさんにすごく詳しくて、昔のCDを貸していただいたり、「番組でこういうことを言ってたよ」と教えていただきました。――そこから本格的に和田さんのモノマネをスタートされたんですね。まずは『キサラ』などで試したんですが、実は最初は反応があまり良くなかったんです。そんなウケないので、「やっぱり違うのかな」と思っていたところ、ステージに一緒になった芸人の皆さんが「普段のアッコさんのモノマネをする面白いヤツがいる」とすごく広めてくれて。そういう口コミのおかげもあり、『ものまねグランプリ』(日本テレビ系)に出させていただき、そこから『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)に出させていただきました。『ウチガヤ』で披露したところ、共演した芸人さんにめちゃくちゃウケましたね。――芸人さんは一般の方よりも和田さんに関する前提知識があるので、より面白さが伝わったんでしょうね。そうだと思います。あとはスタッフさんも面白がってくれましたね。アッコさんの芸能界における繋がりのすごさが今の自分を作り上げてくれたと言いますか、周りの芸人さんが面白がってくれたのが、自分にとっては1番大きいです。○■和田アキ子との初共演はドッキリ「泣いちゃいました」――その後、多くの番組に出演されることになりますが、印象に残っている番組はありますか。やはり9月に『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)でアッコさんと共演したことですね。収録後にはアッコさんが僕との2ショット写真をインスタにあげてくれて、周りも「公認になったんだ」と。それ以降は、ありがたいことに出演オファーがさらに増えました。――『初耳学!』では、シャチホコさんは「和田さんがモノマネを認めずに怒っている」というドッキリを掛けられていましたね(笑)。いや~、怖かったですよ、あれは(笑)。まさか初対面でドッキリだとは思いませんでしたし。アッコさんが振り切って、「お前、テレビ出さへんからな!」と言ってくだされば、おかしいなと気づいたかもしれませんが、僕があまりに怯えすぎてしまって。アッコさんは本当はすごく優しい方なので、そんな僕の表情を見て、怒りながらも「でも優しそうな顔してるよね」などとちょくちょく挟んできたんですよ(笑)。――(笑)。和田さんも心の葛藤があったんでしょうね(笑)。ネタばらしの後、アッコさんからは「せやから私、やりたくないって言うたんや。ホンマごめんな」と言っていただきましたが、怖すぎて泣いちゃいました。●和田アキ子からのプレゼント――そんな和田さんから言われてうれしかった言葉はありますか。22日に放送される『ウチガヤ』の収録の際に、攻めたネタをやったんです。収録後に「わたし、あんなこと言う?」とおっしゃったので、「ヤバい、怒られる」と思って謝ったところ、「いやいや、めっちゃおもろいわ」と褒められて、ホッとしましたし、うれしかったですね。最初の頃はアッコさんに「シャチホコ、ちょっと惜しいのはイントネーションがね、違うんですよ。ずっと聴いてたら、私は大阪にいましたから、分かるんですよね」と言われていましたから(笑)。――モノマネも快く認められていますし、和田さんはやはり器が大きいんですね。「モノマネをやっていいよ」と認めてもらえているのが、自分にとってすごく後押しになっていますし、本当にありがたいです。10月の『WADA fes』(和田フェス)で館内放送を担当させていただいたのですが、そのときに靴をいただきました。「サイズ合わへんかったやろ。無理して履かんでいいからね。ちっちゃいと思うから」とおっしゃっていたんですが、ピッタリでした。ただ、そのオーダーメイドの靴には26.5cmと書かれていたのですが、僕の足のサイズは27cm。アッコさんは女性ですので、もしかしたらサイズを小さく書いていたのではと思ってます(笑)。――とはいえ、足のサイズがピッタリというのも何かのご縁ですよね。アッコさんも照れ隠しで「別に私、あげようと思って用意したとかじゃなくて、見てみたら私が履かへんタイプの靴やったから。あんた、靴ださかったからさ、ちょっとあげるわ」とおっしゃって。本当に大事に履かせていただいています。○■手ごたえがあった『サンジャポ』『脱力タイムズ』――その他に、2018年のお仕事で手ごたえがあったものはありますか。いくつかありますが、まず1つは『サンデー・ジャポン』(TBS系)が大きいですね。アッコさんに自分の存在を知ってもらったきっかけとなった番組です。アッコさんいわく、普段テレビを見られないそうですが、『サンジャポ』は『おまかせ!』前ということもあり、楽屋で絶対にご覧になっていて。『サンジャポ』のスタッフさんは、アッコさんをよく知る方が多かったので、ワードの引き出しもそこで増えました。――ワードの引き出しというと、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)でのよゐこ・濱口(優)さんとの掛け合いも印象的でした。「ずっとしゃべることもできるんだ」と他の芸人さん方からの評価も上がったので、この回も自分の中では印象に残っていますね。濱口さんも途中で「いつまでやってるんだよ」ということもなく、ずっと最後までアッコさんとして接してくださって、ありがたかったです。――シャチホコさんを見ていて感じることですが、その場のアドリブにもかかわらず、和田さんが言いそうなことでずっと会話を続けられるのがすごいですよね。題材がアッコさんじゃなかったら、アドリブであそこまでしゃべれないと思います。毎日研究していく中で、アッコさんの要素が自分の中に潜在的に入っていて、自然と出ているような感じです。○■先輩芸人とのやり取りは「いまだに緊張」――そういったやり取りの中では、シャチホコさんは"和田アキ子"として接するため、先輩にもひどいことを言う場面もありますよね(笑)。その点についてはいかがですか。やはり不安やドキドキはあります。でも僕がものすごく若いということもあってか、先輩方にはすごく可愛がっていただいていますし、面白がってくれていますね。――確かにシャチホコさんはまだ25歳ですので、共演するほとんどの芸人さんは年上ですよね。いまだに緊張はしますが、大前提として「振り切ってやらないと面白くならない」という覚悟があります。初めてお会いする方に対しては、嫌な気持ちになるんじゃないか、「アッコさんになりきって調子に乗ってる」って思われたらどうしようと頭をよぎることもあります。でも自分が折れてしまったら、芸人さん方にも救ってもらえないだろうし、実力ある方だらけなので、せめて振り切ってやっちゃおうと。そこで変な空気になってしまっても、本当に皆さんに救っていただいています。○■妻・みはるとの"掛け合い"で「応用力がついた」――プライベートでは昨年、みはるさんと結婚されました。みはるさんはモノマネ芸人の大先輩でもありますが、やはり助けられている点はありますか。それこそアッコさんのしゃべりモノマネも、最初はどういう風にやっていくかのイメージもわかず、自分1人でしゃべって完結させるという"自己完結型"の枠しかありませんでした。誰かとの掛け合いでの面白さというのは、家で僕とみはるがモノマネの掛け合いをするなかで応用力がつき、身についたものです。――それでは、自宅での掛け合いが練習となり、テレビ等の実践の場で活かされたんですね。そうですね。みはるはこれまでに何度もテレビにも出ていたこともあり、教えてもらって助けられた部分はかなり大きいです。――それでは最後に、2019年の抱負をお聞かせください。まずは、アッコさんのモノマネをさらに掘り下げて追求したいと思います。それに加えて、アッコさん以外で、新しい形でのモノマネの出し方、「これとこれを組み合わせたら、こういう出し方ができるんだ」という実験を重ねていきたいですね。アッコさんのしゃべりモノマネのように、王道のネタの中でも新しい着眼点で出していくことをMr.シャチホコのカラーにしたいです。■『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系 毎週火曜23:59~)22日の放送では、「芸能生活51年! 和田アキ子のTV初体験SP!」と題して、和田アキ子のテレビ初体験をガヤ芸人が奪う。「アッコとシャチホコが入れ替わり!和田アキ子ひな壇初体験でまさかのモノマネ披露!」「ガヤ恒例ビリビリマシンvs和田アキ子人生初体験」など。
2019年01月21日●あまり語られてこなかったMr.Children昨年発売された書籍『日本代表とMr.Children』(2018年11月28日発売/ソル・メディア)。この本は、1998年のワールドカップ初出場を機に国民的コンテンツとなったサッカー日本代表と、モンスターバンドとして90年代から席巻し桜井和寿が大のサッカー好きでもあるMr.Childrenの関係性を、音楽・映画ジャーナリストの宇野維正氏と音楽ブロガー・ライターのレジー氏が読み解くという内容だ。共著者の1人であるレジー氏に、桜井和寿とサッカーとの出会いや、ミスチルの楽曲がサッカー選手に支持される理由などについて聞いた。○■『日本代表とMr.Children』書籍化の経緯は――まず、書籍化の経緯をお聞かせください。『日本代表とMr.Children』というタイトル通り、サッカー日本代表とMr.Childrenの関係性を分析する内容となっています。ロシアワールドカップのベルギー戦が終わり、キャプテンを務めてきた長谷部(誠)が代表引退を表明して、あの世代の日本代表が一区切りついた感がありました。そして、大のミスチルファンでもある長谷部がキャプテンに就任した2010年くらいから「自分たちのサッカー」というのが日本代表を取り巻くキーワードになっていて、それがミスチルの歌ってきた「自分らしさ」とつながる部分があるなと。そんな話をツイッターでつぶやいたところ、共著者の宇野(維正)さんと話が広がり、そのやり取りを見ていたソル・メディアの方からお声がけがあって、結果的に書籍化に至りました。――本書では、長谷部キャプテンを中心とした日本代表を「ミスチル世代」と呼んでいますね。レジーさんご自身もミスチルがお好きとのことですが、ミスチル好きになったきっかけをお聞かせください。最初は小学生のときに聴いた「CROSS ROAD」ですね。今まで自分が聴いてきた音楽とは雰囲気の違うことをやっているバンドが出てきたなと思いました。決定的だったのは、「innocent world」です。中学校のクラスの友達もみんな聞いていましたね。それに関連して言うと、今回の本を書く上でのモチベーションとして、90年代に世間の人が最も接しているコンテンツのひとつとしてミスチルがあるはずなのに語られることが少ない、そういう状況に風穴をあけたいという思いが個人的にはありました。――確かに「小室ファミリー」などについてはよく語られていますが、ミスチルについてはあまり語られてこなかった印象です。人気が落ちておらず、いまだに"現役"であるがゆえに、振り返られないんでしょうね。今回の本の大きなテーマでもある「自分探し」に関連する文脈だと、『エヴァンゲリオン』が90年代の精神性を語るうえでよく話題に挙がるじゃないですか。でも僕の体感としては、『エヴァ』を見ていた人より、ミスチルを聴いて影響を受けていた人の方がたくさんいるような気がするんです。○■重要だった桜井和寿とサッカーの出会い――書籍化にあたり、過去のインタビューなども多く調べたそうですが、なにか発見はありましたか。桜井(和寿)さんがサッカー好きであることはもちろん知っていましたが、こんなにいろんなところでサッカーの話をしてるんだ!というのは改めて驚きました。本の作業を始めた当初は長谷部や名波(浩)といった代表選手がミスチルから影響を受けている、いう話が中心になるのかなと思っていたんです。でも、今まで思っていた以上に桜井さんのサッカーへの思い入れは強烈でしたね。桜井さんのインタビューでは、「サッカーをやっているときは色んなことから解放され、普通の人になれる」という話題がたびたび出ていました。周りが考えるよりもずっと、ご本人の中ではサッカーが大事なものなんだなと。アルバム『深海』『BOLERO』を経て、ミスチルが活動休止したタイミング、ある意味で1人の人間としての"桜井和寿"をやり直そうというタイミングでサッカーと出会ったのは、すごく重要だったんだろうなと思います。――その一方で、サッカー選手をはじめとしたアスリートには、ミスチル好きが多い印象です。レジーさんはその理由をどのように分析されますか。いろいろ理由はあると思いますが、特にアスリートがよく好きな曲に挙げる「終わりなき旅」の「高ければ高い壁の方が登ったとき気持ちいいもんな」という歌詞への共感が強いんだろうなと思います。実際はミスチルはあの時点で高い壁に登った後であり、上に上に目指していこうという歌ではないのですが、アスリートの多くが競技を極めるうえで必要な上昇志向に読み替えて受け取っているのではないでしょうか。また、「終わりなき旅」の本来のメッセージは上昇志向というよりも「自分の中にあるものに対して打ち勝っていく」という話だと思うんですが、それもアスリートの「最大の敵は自分」という考え方とリンクして鼓舞されるんでしょうね。――特にサッカー選手はミスチル好きが多いですよね。これまでの日本代表選手のなかで、桜井さんと似ている面があると感じる方はいますか。やはり長谷部じゃないですかね。一見すると、良い人そうで真面目そうだけど、強烈なエゴのようなものがあり、どちらも天才的というよりはバランスの良さを感じます。桜井さんもすごいソングライターであり、ボーカリストですけど、たとえば宇多田ヒカルのようなアーティストと比べると“天才”というよりも“普通感”があるなと。長谷部も天才肌のプレーヤーというよりは「バランス」「努力」といった言葉が似合うと思うので、そういう部分が共通しているかなと思います。○■2010年以降のMr.Children――確かに桜井さんは、『モヤモヤさまぁ~ず』や『ゴッドタン』を見ていることを明かしたりと、“普通感”がありますよね。そんな長谷部選手は2010年から日本代表キャプテンを務めていましたが、レジーさんは2010年以降のミスチルをどうとらえていますか。桜井さんはあるインタビューで、「『彩り』はあの歌詞があるからあの曲になるけど、『エソラ』はあの歌詞じゃなくても曲のメッセージが伝わるはずだ」というようなことを言っていました。この発言が象徴的だと思いますが、2010年代のミスチルは言葉と音楽の融合について試行錯誤していたフェーズだと思うんです。歌われるテーマについても、「自分探し」は終わり、大量消費されるスーパーマーケットであっても良い(=アルバム『SUPERMARKET FANTASY』)というレベルまでいった後に震災があったりして、ミスチルとして何を歌うかというピントが定まり切らない時期だったんだろうなと。――桜井さんも雑誌『MUSICA 2015年1月号』のインタビューでは「(曲を)当てにはいっているが、難しい」「投げてもすり抜けていく感覚がある」と告白していましたね。そうですね。ただ、10年代の後半の楽曲、「ヒカリノアトリエ」や「himawari」からは何かを掴んだのかなという印象も受けました。今はバンドとして過渡期だと思うので、まだまだもっとすごいのが来るんじゃないかなと期待しています。――最近、Mr.ChildrenはRADWIMPSやくるりなどと対バンをやったり、ホールツアーを行ったりしましたよね。そういった活動でなにか掴んだものがあったんでしょうね。きっとそうなんでしょうね。「大会場で弾けるミスチルが見たいのに何で今さらホールツアーなんてやるんだろう?」とか文句を言ったりもしたんですけど(笑)、ミスチルにとって必要なプロセスだったんだなと思います。●批評することの難しさと重要性○■プロデューサー・小林武史から離れたMr.Children――そして2010年以降のミスチルで大きな出来事といえば、ブレイク前からの関係であるプロデューサー・小林武史から離れたことだったと思います。その点についてはいかがでしょうか。もちろん良し悪しあるんでしょうけど、バンドとして新しい一歩を踏み出すきっかけにはなったんだと思います。個人的には、今のような状況だからこそ「小林武史っぽい曲」をセルフプロデュースでやってみてほしいなと。ちょっと話が逸れますが、最近サザンオールスターズのアルバムをすべて聴いたんですけど、世の中の人が「サザンっぽい」と思っている音の多くは80年代後半~90年代前半に作られていて、それらの楽曲をプロデュースしていたのが小林武史なんですよね。つまり、世の中の人が「サザンっぽい」と思っている音は「小林武史っぽい音」でもあると言えると思います。――「真夏の果実」「希望の轍」「涙のキッス」などは小林武史プロデュースですね。歌謡曲からJ-POPに時代が移り変わるタイミングを小林武史と乗り切ったのは、サザンとしても本当に大きかったんだなと実感しました。小林武史は、桑田佳祐のブルース的というか、土着的な感覚を華やかなものに落とし込むのが得意だったんだと思います。それと同じように、浜田省吾や甲斐バンドに影響を受けていた桜井さんの音楽性をよりポップな方向に開花させたのが小林武史と言えるのかなと。――確かに小林武史はミスチルの初期には、桜井さんに楽曲制作のイロハをマンツーマンで教えていたそうですしね。はい。今のミスチルはそういう「小林武史的なもの」ではない、より生々しいバンドサウンドをやりたいんだと思うんですけど、桜井さんの根底には小林武史とともに培ってきた「ポップソングを作るセンス」みたいなものが今もあると思います。バンドとして身軽になった今だからこそ、僕としては「エソラ」とか「Marshmallow day」のような、ストリングスやホーンががっつり入ってメロディも派手な曲、いわゆる「小林武史っぽい曲」であり「ミスチルっぽい曲」をやったらどうなるのか聴いてみたいです。――色んな経験を積んだ今、改めての「ミスチルっぽい」ですね。そうですね。きっとまたこれまでのミスチルとは違う、でもミスチルらしい、素晴らしい曲ができるんじゃないかなと。桜井さんは『MUSICA』(2018年11月号)のインタビューで、「2020年の東京オリンピックの時に日本を代表するミュージシャンとしてもし僕らの名前が挙がった時に…」と、東京オリンピックに関する話をしていました。五輪のことを挙げるということは、時代の真ん中で色んなものを背負うことに対して自覚的なはずなので、またそういうモードが前面に出てきたときにミスチルがどういう曲を生み出すのか楽しみです。○■ワールドカップ直前に監督交代したサッカー日本代表――2月にミスチルは台湾で初の海外単独公演も予定していますし、新たなステージに進もうとしているのではという感じはありますよね。そして本書のもう1つのテーマ、日本代表の話題でいいますと、今年はワールドカップ直前で監督が交代するというゴタゴタがありました。しかし決勝トーナメント進出を果たしたことで「結果良ければすべて良し」となっている感もありますが、こちらについてはいかがでしょうか。一言でいうと、ちゃんと引き継いでほしいなと思っています。ポジティブな面では、森保一監督は西野ジャパンでコーチをしていた人なので、ワールドカップ後の監督人事としては今までで一番継続性がある人選になっていると思います。ロシアワールドカップでは結果を残して、日本はこういうサッカーをやれば良いんだと見えたものもあったので、それを森保監督がさらに発展させてくれるといいなと思っています。その一方で、大会直前という意味の分からないタイミングでハリルホジッチをクビにして、本来は監督を評価すべき西野(朗)技術委員長が監督になるというおかしなことが起きました。にもかかわらず、16強に進出したことで、そういった経緯が不問になってしまっているようにも思います。その点については、「森保ジャパンいいよね」という話とは別に、引き続きウォッチして何かあれば声をあげなければ、また同じことが起きてもおかしくないなと思います。――「声をあげる」ということはすなわち、「批評する」ということだと思います。しかし、レジーさんは宇野さんとの対談で、「(世の中が)批評が機能しない構造にどんどんなっている」と話していました。「批評が機能しない構造」というのをもう少しかみ砕くと、「本人の発言以外は興味ない」というような風潮、そして何かについて掘り下げて語ること自体への忌避感ということになると思います。前者については、当事者がSNS等で直接発信できるから、当事者の言葉が教典化してしまう。後者は脊髄反射的に反応しがちなツイッターと考察という行為の相性の悪さを感じます。「何難しいこと言ってるの、感じることが一番だよね」とか「本人が話してないから考えても仕方ないよね」というような意見はよく目にしますし、一方でそういうことを言う人たちのことを考察する側の人たちがバカにするような構造もあると思います。そういった分断を少しでもつなぐことはできないものか、というのは文章を書くうえでいつも考えていることです。テーマがメジャーで多くの人にとって自分ごと化しやすい本書を通して、いくつかの出来事を結びつけて考察を深めることって面白いんだなと感じてくれる人が1人でもいればいいなと思っています。いわゆる「批評」を読んだことがなかった人が、論じるって楽しいと思ってくれたらうれしいですね。■レジー1981年生まれ。会社員兼音楽ブロガー・ライター。2012年に立ち上げた「レジーのブログ」での音楽シーン分析が話題となり、その後は一般企業勤めと並行して複数の雑誌やウェブメディアに寄稿。著書に『夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー』。
2019年01月09日ロックバンド・Mr.Childrenは今年10月、アルバム『重力と呼吸』をリリースし、10月6日から『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』と題したツアーを実施している。12月23日の大阪城ホールがアリーナツアー国内最終公演となり、来年2月にはバンド初の海外単独公演となる台湾公演も予定している。(総動員数は約20万人を予定)。ここでは、11月29日に行われた神奈川・横浜アリーナ2日目のライブをレポートする。Mr.Childrenのライブオープニングでは、ビジョンに趣向を凝らした映像が流れることが多い。しかし今回はシンプルなSEが流れる中、サポートメンバーのSUNNYと世武裕子、そして鈴木英哉、中川敬輔、田原健一に続いて桜井和寿が登場し、会場から大きな歓声があがった。1曲目の「SINGLES」のイントロが流れると、会場のボルテージはさらに高まり、それにつられるかのように、桜井も手を上に広げ、「来い来い」という仕草で煽っていった。2曲目の「Monster」の後、早くも「himawari」を披露。荒々しいサウンドと桜井の熱唱に、会場は聴き入っていた。そして「幻聴」のイントロが流れると、桜井は「さあ始まったぞ、横浜アリーナ! ついてきて! Mr.Childrenです!」と叫び、そして「さあ、横浜アリーナ! でっかい声を聴かせて」と桜井が呼びかけると、会場は「オーーオーー!」の大合唱となった。MCでは、桜井は会場の横浜アリーナについて「Mr.Childrenが1番、ライブをしている会場です。なので、ホームグラウンドだと思っています」と明かす。そして「(Mr.Childrenのライブに来たのが)初めての人いる?」と問い、手が挙がると、「そういう人を大事にしていきますよ」と話した。そして「何回も来ている人も初めての人も、僕らと皆さんの出会いを祝してこの曲を送ります」と「HANABI」が演奏された。映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の影響もあり、改めて注目された同曲。今回、ステージの床にもライトや映像が映っており、ビジョンにはステージ真上からの映像が流れるなど、演出面で新たな試みがあった。続いて桜井が「Mr.Childrenの骨格の音です」と評するJen(鈴木英哉)のドラムソロから、「NOT FOUND」を披露。次にSUNNYのピアノから始まる「忘れ得ぬ人」をしっとりと歌い上げると、会場は水を打ったように静かに。これに対して、桜井は「すごいシーンとしている。なにかの事故かと思いました。楽しんでる? 大丈夫? 聴き入ってたということ? ありがとうございます」といじり、さらに観客について「今日は荒々しい、男の声がすごい飛んでる」と漏らし、「その力をキープしておいて」と呼びかけた。そしてサポートメンバーのSUNNYと世武を紹介。世武はMr.Childrenのツアーに今回から参加しており、「新たなすごい才能を見つけてしまいました。"セビー"と呼んでいます」と桜井から紹介された。「花 -Mémento-Mori-」では、Mr.Childrenのメンバー4人が花道の縦に並んで演奏。さらに花道の中央には幕が降り、そこにも映像が映し出される。MCでは、1994年に大ブレイクした後、人気が"下り坂"になることへの恐怖があったことを告白し、その恐怖を払拭するかのように音楽制作に没頭していた中で完成した曲だと明かされた。「addiction」でJenのドラムと世武のピアノの掛け合いによる、2人の"セッション"で盛り上げたのち、田原のギターフレーズが印象的な「Dance Dance Dance」へ。次の「ハル」では一転して、空中にカーテンのようなものがフワフワと揺れ、桜の吹雪が舞う演出で、幻想的な雰囲気を誘う。さらに「and I love you」「しるし」を、しっとりと歌い上げた。「さっきの男、荒くれ者ども出番だぞ!」という桜井の煽りで始まった「海にて、心は裸になりたがる」は新曲ながら、会場の盛り上がり・一体感はかなりなものになった。曲中の「Oh~! Oh~!」では桜井が中川にマイクを向け叫ばせ、その後の「可愛げのないあなたにも」という歌詞を中川を指さしながら歌って笑顔を浮かべるなど、仲の良さがうかがえる場面も。そして、「擬態」「Worlds end」を演奏後、MCで「僕らはまだまだやりたいこと、憧れ、理想がある。まだたどり着いてないけど、今からでも遅くない。1歩ずつたどり着いていきたい」とアルバム『重力と呼吸』制作の想いを語り、「ティーンエイジャーじゃなくても、まだ伸びしろがあると信じています」と、「皮膚呼吸」で締めくくった。アンコールで再びステージに現れたのち、「here comes my love」「風と星とメビウスの輪」と立て続けに披露。アンコールに感謝しつつ、「この季節(秋)が大好きです。公園のベンチに座るような気持ちでこの曲をお届けします」と「秋がくれた切符」を歌った。「僕らの情熱と愛情をこの歌にのせてお届けします。みんなの、みんなへの歌です!」と最後に演奏されたのは「Your Song」。全曲を終えると、メンバーとサポートメンバーはファンに深々と頭を下げた。そして桜井は「どうもありがとね~~! ちょっと早いけど良いお年を~! バイバイ!」とファンに別れを告げ、去っていった。撮影:渡部伸
2018年12月23日世界のストリートファッションシーンでも話題の「10匣(テンボックス)」のディレクター・Mr.Piguがディレクションする、4日間限りの幻のローラースケート場「4DAYS ROLLERSKATING BY TENBOX」が、伊勢丹新宿店本館7階=催事場に、2019年1月3日から6日までオープンする。百貨を扱い、遊園地などもあり、家族で週末やお休みに出かける場だった百貨店も、いつしか買い物に行くことがメインで、家族や人が集う場が少なくなった。昔のように家族や人が集える百貨店、そんな集いの場として開催する本イベント。2019年1月に誕生2周年を迎える10匣のディレクターである、Mr.Piguによってアメリカのローラースケート場を再現する。ローラースケート場では、売店でのフード販売や物販も楽しめる。会場では、本場アメリカの雰囲気漂うネオンカラー一色のムーディーな雰囲気の中で懐かしのローラースケートの滑走ができる。子供にとっては新鮮で、大人にとってはどこか懐かしい、年代を超えて楽しめる空間となっている。 Mr.Piguまた、初日である1月3日の16時から20時には、ローラースケート場オープンと10匣の2周年を記念したパーティーを開催。LAより人気セレクトショップ「VIRGIL NORMAL」オーナーのShirleyとCharlie、イーストハリウッドのスタジオにてハンドメイドホームグッズやアクセサリーをデザイン製作している「Made Solid」のPeter MaxwellとMiaの2組を招聘し、更に、ポーランドで開催された「IDA WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2013」で世界4位という実績をもつDJ SHOTAという豪華ゲストによるDJが披露される。売店のフードの監修は、表参道などで人気のピザ屋「PIZZA SLICE」がディレクションを手掛ける。オリジナルのアメリカンドックを中心に、手作りのドーナツやコーヒーなどイートインスペースで気軽に食べられるフードとドリンクを提供し、さらには限定の「PIZZA SLICE」特製ピザマンも登場予定。Shirley&Charlie ©Autumn DeWilde物販では、10匣が制作した限定アイテムを展開。ブランドの立ち上げ以前に、Mr.Piguが自分用と友人用のみで製作していたボア付コーチジャケット(税込1万7,064円)から、10匣でも人気のロングスリーブTシャツ(税込1万1,664円)のほかに、クルーネックスウェット(税込1万3,824円)、フーディー(税込1万3,824円)など、ローラースケート場オープンを記念して製作された限定アイテムが多数登場。「VIRGIL NORMAL」とのコラボレーションによる、ロングスリーブTシャツ(1万2,960円)も限定発売する。商品は、12月19日より伊勢丹オンラインストア()で先行販売予定。お正月は、久しぶりに家族で、友人同士で百貨店を訪れてみては。【イベント情報】4DAYS ROLLERSKATING BY TENBOX会期:2019年1月3日〜6日会場:伊勢丹新宿店本館7階=催事場
2018年12月05日ミュージシャンの世武裕子が、29日に都内で行われた『Yahoo!検索大賞2018』プレ・イベントに出席し、ロックバンド・Mr.Childrenに対して感謝の気持ちを述べた。「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年と比べ検索数が急上昇した人物、作品、製品を発表・表彰する同大賞。12月5日の開催に先がけて、プレイベントでは「流行語部門賞」と、検索データから現在のトレンドや今後の傾向を分析した「Yahoo!検索トレンドマップ2018」から「ネクストブレイク」が発表された。ミュージシャン篇の「ネクストブレイク」として選出された世武は、「なんで私が選ばれているんだろうと思ったんですけれど」と本音を漏らしつつ、「映画のサントラを8本やったりとか、Mr.Childrenさんの影響力もあったりとか、広島カープ戦で国歌斉唱したりとか、色々やっていたので、おかげさまでありがとうございます」と感謝した。世武は現在開催中の、Mr.Childrenのツアー「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」にキーボードで参加している。ヤフーの検索トレンドアナリスト・池宮伸次氏は「自身のTwitterをやられていて、Mr.Childrenのツアーに参加される発表をしたタイミングで検索が非常に伸びました。さらに年間通して非常に検索されており、10月のニューアルバム発売の際にも、検索が伸びました」と分析した。また、世武は「普段仕事をやっていく中で、出会う人から影響されるというか、尊敬するところがあります。一緒に仕事していると、立ち振る舞いや哲学など、深いところまで見ることができるので育てられています」と明かし、「ネットとかでは、リスナーの方とコミュニケーションをとれるような場になればと思っていたので、うれしいです」と受賞を喜んだ。「ネクストブレイク」のお笑い芸人篇はジソンシン、アイドル篇はKissBeeが選出され、「流行語部門賞」には「大迫半端ないって」が決定した。
2018年11月29日歌手のナオト・インティライミが、17日に自身のインスタグラムを更新し、事務所の大先輩でもあるMr.Childrenの桜井和寿に感謝の気持ちを述べた。ナオトが12月12日にリリースするアルバム『「7」』では、桜井とのコラボ曲 「Amor y sol with 桜井和寿」が収録される。過去には「ap bank fes ’08」より、Mr.Childrenのライブにコーラスとして参加していたナオト。インスタで「10年越しの夢が叶ったの。いや、コーラスをやらせていただいてた時からは10年だが、 Mr.Childrenを聴き始めてからって考えたら、 25年だ。。 ⠀」と喜びを語った。さらに、コラボの経緯を「誰かが一緒にやったらいいのでは?でもなんでもなく、 ご飯を初めて一緒に食べたお寿司屋さんのときの話しから、 二人の間で自然と進んでいったもの」と明かした。そして桜井を「音楽の大先輩であり心優しい兄貴であり、日本のレジェンドであり」と評し、「光栄すぎます」と振り返った。さらに曲についても、「めちゃいい感じに仕上がったかと。ww」と明かしていた。
2018年11月18日Mr.Childrenが本日11月17日と明日18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナにて『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』を開催する。本ツアーは、10月6〜7日の広島公演を皮切りに、全13カ所25公演を行うアリーナツアー。ツアーが始まる直前の10月3日には、前作『REFLECTION』以来、約3年4カ月ぶりとなるニューアルバム『重力と呼吸』を発売した。本作には、『himawari』(映画『君の膵臓をたべたい』主題歌)、『here comes my love』(フジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』主題歌)、『SINGLES』(テレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』主題歌)を含む全10曲を収められた。昨年のドームツアーをはじめ、ここ数年は毎年ツアーを開催するなど、積極的にライブに取り組んでいるMr.Children。楽曲も、鍵盤やストリングス、ホーンなどのアレンジを取り入れながらも、バンドサウンドを生かした作風が特徴的だ。5月には過去にリリースしたシングル全37枚、アルバム全21枚の収録曲全曲が各配信サイトにてダウンロード配信およびサブスクリプション配信され話題になったMr.Children。また『重力と呼吸』と同時に、詩集『Your Song』(文藝春秋刊)も発売された。この詩集には、1992年のデビューアルバム『EVERYTHING』から最新作まで、すべての楽曲の歌詞を収録。2018年、あらためてMr.Childrenのこれまでの楽曲を振り返ることになり、その魅力に注目が集まった。ツアーは、このあと12月に国内公演を終え、2月には、初の海外単独公演となる台湾公演を開催。アルバム収録曲、そして往年の名曲たちが披露されることにも期待だ。公演情報『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』会場:さいたまスーパーアリーナ11月17日(金)開場/16:00開演/17:0011月18日(土)開場/15:00開演/16:00
2018年11月17日話題のスポットに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、’16年に『Mr.サンデー』で放送され大反響だった、認知症の母を追ったドキュメンタリー『ぼけますから、よろしくお願いします。』の完全版が映画化ということで、高齢の両親を持つ記者は、少しドキドキしながら身に行ってきました。■映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』ポレポレ東中野にて上映中。順次全国公開テレビディレクター信友さんは45歳のとき乳がんが見つかり、明るい母親に支えられていたが、今度は母親が認知症に……。社交的で多才だった母親が変わっていくさまが描かれ、時に涙し、時には笑い、そして感動します。駄々をこねたり、突然怒ったりと困惑させられるのですが、母親の笑顔は少女のように無邪気でかわいい。そんな母を支える95歳の父。耳が遠いながらも初めての家事に挑戦したり、一生懸命奥様をサポートする姿に「夫婦ってこうあるべき」と感心させられます。信友監督も「認知症の介護はつらいことばかりじゃない、ということもわかってもらいたい」と語っているとおり、思わず「認知症になってよかった?」と思ってしまうほど、夫婦の感動的な姿も。誰もが直面する可能性がある高齢社会と認知症。でも、この映画を見たら、「両親が認知症になっても、どうにか対処できるのかも」とも思わせてくれます。高齢の家族がいる人にはぜひ、見てもらいたい作品です。
2018年11月12日