フジテレビ系で毎週水曜日に放送されている「おじゃMAP!!」の5月17日(水)今夜放送回に俳優の山本耕史が登場。3月以来のゲストとなる山本さんは親友の香取慎吾、「アンタッチャブル」山崎弘也、そしてもう1人のゲスト・叶美香と共に新潟ロケに繰り出す。今回のロケは絶景を見ながら新潟の旬を食べ絶品グルメを味わう「レストランバスツアー」。新潟駅を出発した一行はレストランバスのなかで地元産のワイン「シャルドネ」を楽しみ日本海の絶景を味わえる青山海岸で休憩。最初の目的地のワイナリーでは醸造の現場を見学、新潟ならではのワインを飲み比べる。バスではおいしいワイナリーの赤ワインと新潟産の牛すね肉を使った料理や、新潟産の自然栽培コシヒカリと、そのコシヒカリを食べて育てられた鶏卵を使用したリゾットなどが登場。その後もカブの収穫を体験するなど、最後まで思わぬ出会いやハプニングの連続に溢れた旅を満喫する。今回ゲストとして出演した山本さんは、現在公演されている舞台“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season花”に出演中。同作は「劇団☆新感線」の代表作のひとつ。1990年に古田新太主演で初演されると市川染五郎、小栗旬など様々なキャストで再演が繰り返されてきた。今回は“花・鳥・風・月”の4シーズンに分かれてのロングラン公演となり、小栗旬がかつて織田信長の影武者だった捨之介を演じるほか、山本さんがかつて森蘭丸だった蘭兵衛を演じ、成河、りょう、青木崇高、近藤芳正、古田新太らも出演。豊洲に新しく誕生した客席が回転する新趣向の劇場「IHIステージアラウンド東京」で上演されており、そのステージを生かした演出も見どころ。“Season花”は6月12日(月)までの公演となり、その後は“Season鳥”が阿部サダヲ、森山未來、早乙女太一、松雪泰子らのキャストで6月27日(火)から上演開始となる。ドラマ、映画、そして舞台と幅広い活躍をみせる山本さんと親友の香取さんらが新潟の“旬”を味わい楽しむ「おじゃMAP!!」は5月17日(水)19時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2017年05月17日好評放送中のドラマ「人は見た目が100パーセント」に出演している俳優の成田凌が、4月19日(水)今夜オンエアされる「おじゃMAP!!」2時間スペシャルにゲストとして登場。長崎ハウステンボスの最新アトラクションなどを楽しむ。「おじゃMAP!!」は香取慎吾とアンタッチャブルの山崎弘也がゲストとともにロケで様々な街を訪れる旅バラエティ。今回のスペシャルは「おニューMAP!!」ということで出演者は2チームに分かれて「名古屋レゴランドツアー」と「長崎ハウステンボスツアー」へ繰り出す。名古屋レゴランドツアーには香取さんと山崎さんにくわばた親子、いとうあさこが加わった4名が参加。成田さんはヒロミ、松野明美、室井滋と共に1泊2日でハウステンボス25周年リニューアル記念ツアーへ繰り出す。カメラが趣味だという成田さんは持参のカメラで旅の思い出を撮影。一行はフェリーでハウステンボスへ。世界初のVRアトラクションをはじめ、激レアチーズ試食&重さ当てクイズやオランダ木靴型貯金箱への絵付け体験。またパレードナイトクルーズツアーに乗船し、仮面舞踏会パーティーにも参加。オリジナルハイブリッドちゃんぽんなど食事も含め25周年を迎えたハウステンボスを堪能する。一方、レゴランドにいった名古屋チームも「子どもたちも楽しそうだったけれど僕たちも楽しい」と子ども以上に思いっきりレゴランドを楽しむ。今回ゲストで登場した成田さんが出演する木曜劇場「人は見た目が100パーセント」は、桐谷美玲、水川あさみ、ブルゾンちえみが演じる“リケジョ”の3人が、自分たちの会社が丸の内にあるおしゃれな化粧品会社と合併することをきっかけに、「女子力」を磨くべく、メーク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始めるという物語。製紙会社に務める真面目で見た目はさえない研究員・城之内純役を桐谷さんが、その同僚の一人で同じく女子力ゼロの理系女子・前田満子役を水川さんが、自分に圧倒的な自信があるが男性と付き合った経験がない佐藤聖良役をブルゾンさんが演じ、成田さんは純が運命的に出会い恋に落ていくイケメン美容師・榊圭一役で出演。さえない理系男子・丸尾拓馬役で「劇団EXILE」の町田啓太、庶務課の「ステキ女子」として足立梨花と岡崎紗絵らも出演する。木曜劇場「人は見た目が100パーセント」は毎週木曜22時~放送中。「おじゃMAP!!」2時間スペシャルは4月19日(水)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年04月19日香取慎吾と「アンタッチャブル」の山崎弘也がゲストと共に様々な場所をロケする旅バラエティ「おじゃMAP!!」。今夜3月29日(水)の放送回にはゲストとして香取さんの親友、山本耕史が久々に出演するほか、女優の永野芽郁も登場。春の鎌倉と房総を堪能する。2004年放送の大河ドラマ「新選組!」で香取さんと共演して以来、親友だという山本さん。一昨年に元女優の堀北真希と結婚、昨年末には第1子の誕生と私生活も順風満帆の山本さんは今回、元女子プロレスラーでタレントの北斗晶と共に俳句を学びながら鎌倉を旅する。現在年齢を問わず俳句作りにはまる人が急増中ということで、ツアーに同行した星野高士先生の明るいキャラクターもあってかどんどん俳句の魅力にひきこまれる一行。旅の合間には香取さんが山本さんから最近生まれたばかりの子どものメールが送られてくることを明らかにするなど、香取さんと山本さんの“親友トーク”も必見。さらに今回は女優、永野芽郁と大久保佳代子、渡辺直美の3人が千葉へ料理を学ぶ旅に。料理が苦手だったりしなかったり、反対に得意だという3人が“太巻き寿司”作りやお刺身の舟盛り作りに挑むほか、養蜂場ではハチミツ料理作りにも参加。甘酒作りにもトライするなど、それぞれの楽しみ方で料理作りを満喫する。今回のゲスト、山本さんは舞台“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season花”が3月30日(木)から公演開始。同作は「劇団☆新感線」の代表作のひとつで、1990年に古田新太主演で初演されると市川染五郎、小栗旬など様々なキャストで再演が繰り返されてきた。今回は“花・鳥・風・月”の4シーズンに分かれてのロングラン公演となり、山本さんはかつて森蘭丸だった蘭兵衛を演じる。今回は豊洲に新しく誕生した客席が回転する新趣向の劇場「IHIステージアラウンド東京」での公演となるので、そのステージを生かした演出にも注目だ。また永野さんはヒロイン役を演じる映画『ひるなかの流星』が現在全国公開中。「マーガレット」(集英社)で連載されていた人気コミックを原作に、永野さんが両親の海外転勤を機に東京に住む叔父のもとに預けられることになった主人公の女子高生・与謝野すずめを、「EXILE/GENERATIONS」白濱亜嵐がすずめの転校先の高校のクラスメイト・馬村を、三浦翔平がイケメン担任教師・獅子尾をそれぞれ演じる。鎌倉、房総を舞台に豪華なメンバーが旅する「おじゃMAP!!」は3月29日(水)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年03月29日フジテレビにて毎週水曜日放送中の人気番組「おじゃMAP!!」の3月29日(水)放送回に、俳優・山本耕史が久々に登場することが分かった。親友・香取慎吾と共に俳句作りに挑戦し、子どもができてからの家庭での一面についても語られる。今回は、鎌倉・千葉に分かれてツアーに参加。鎌倉には、香取さんと「アンタッチャブル」山崎弘也に加えて、山本さんと北斗晶を迎えいつもとは全く違う視点で鎌倉を満喫。また千葉では、大久保佳代子、永野芽郁、渡辺直美の女3人旅が繰り広げられる。鎌倉チームが参加したのは、いま人気の俳句を学べるツアー。俳句の先生として星野高士もツアーに同行し、俳句を学んでいく。俳句を作るためまず訪れたのは、鎌倉五山第1位の建長寺。春のぽかぽか陽気の中、梅も香る晴天の空の下、皆感じたことを言葉にしていく。旅の合間では、親交を深めてきた2人だからこそのとっておきのトークが展開。香取さんは、山本さんから最近生まれたばかりの子どものメールが送られてくることを明かし、妻・堀北真希との意外な家庭での一面が垣間見えるトークも展開。またランチには、おいしい春の旬たっぷりのご飯を食し、鎌倉名物のおいしいスイーツのお店がずらりと並ぶ小町通りを散策しながら、目についたこと、感じたことをどんどん五・七・五にしていく。一方、千葉へ向かった3人は、新鮮な食材を使って、現地の人からご当地ならではの料理を楽しみながら学ぶツアーに参加。開口一番「けっこうなんでもある程度できてしまう女です」と語る大久保さんに対し、いま人気の若手女優・永野さんはというと、「卵をつくるくらい」というおかしな発言が…。まずは、房総のふるさと料理「太巻き寿司」作りに挑戦し、ランチには「お刺身の舟盛り」作りにもチャレンジ。さらに、養蜂場でのハチミツを食べ比べやハチミツを使ったおいしいレシピを学ぶ。果たして、3人の珍道中は無事成功するのか…?最後には、互いにお土産を披露する2チーム。永野さんが料理教室で作った手作りの太巻きに感激し、「食べたい!」と飛びつく香取さんや山崎さんだったが、一方、大久保さんが作った太巻きを見た香取さんらの反応とは…。また渡辺さんのお土産にも驚きおののく…。一体何を持ってきたのか?最後の瞬間まで何が起こるか分からない今回の旅。ぜひ最後までお楽しみに。「おじゃMAP!!」は毎週水曜日19時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月22日野田秀樹が故・十八代目中村勘三郎へのオマージュの意を込めて書いたNODA・MAP『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』が開幕。公演に先立って、17日に公開舞台稽古が行われた。NODA・MAP『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』チケット情報物語の時代は江戸。幕府から御法度とされている女カブキが、河原で上演されている。三、四代目出雲阿国座の看板踊り子、三、四代目出雲阿国(宮沢りえ)と、踊り子ヤワハダ(鈴木杏)が妖艶な踊りを見せるこの女カブキを、歌舞伎の『伊達の十役』ならぬ、“伊達の十役人”(中村扇雀)は様々に役を変えながら取り締まろうとする。阿国の弟、淋しがり屋サルワカ(妻夫木聡)ら男たちが踊り子達にすり替わり難を逃れるが、サルワカは一座の座長、万歳三唱太夫(池谷のぶえ)の逆鱗にふれ、一座に紛れ込んだ、腑分けもの(野田秀樹)、戯けもの(佐藤隆太)ら、さらには阿国までが、一座を追い出されそうになってしまう。そこで弟の窮地を救い、一座に残るべく、阿国は座長に嘆願し、出雲阿国座の再興の夢を託して、サルワカに女カブキの「筋」となる台本を書かせる。しかし、大衆をあっと言わせる「筋」など書くことができないサルワカの前に、売れない幽霊小説家(古田新太)が現れ、サルワカの台本に手を加え、その「筋」が、座長に気に入られて、新作「足跡姫」が上演されることに……。舞台には、花道やスッポン、下座音楽や大向こうなど、歌舞伎の趣向がたっぷり。その中に野田流のテンポの良い言葉遊びが混じり、さらに、幕府への謀反を企てた由井正雪、歌舞伎の創始者である出雲の阿国ら、実在の人物の名が虚構と溶け合って、重層的な世界を作っていく。そこには、芸術への情熱や、冒険心、反骨精神などが溢れている。これらは全て、十八代目勘三郎が目指したもの、あるいは、勘三郎という存在に人々が求め託したものだ。つまり、彼は直接的には登場しないが、舞台のそこここにその面影が、足跡がある。観客は、ひたむきな阿国を鮮やかに演じる宮沢、無邪気なサルワカを瑞々しく演じる妻夫木、コミカルな演技と共に能風の所作や殺陣でも魅せる古田、出演者中唯一の歌舞伎俳優である扇雀ら俳優達の生き生きとした演技に引き込まれ、やがて、野田の舞台芸術への強い想いを目の当たりにするだろう。人は皆、辛い現実を前にした時、これは虚構であってほしいと願う。一方で舞台人は常に、虚構を現実であるかのように演じたいと願う。野田は戦友の死を通して、今回の『足跡姫』に、先人の肉体が滅びても残った者が連綿と継いでいく芸能や精神と、一回毎に終わってはまた始まる舞台そのものを重ねた。野田が舞台を通して描く、死と再生という無限の物語は、観た後も私達の胸にどこまでも響き続ける。まるで足跡のように。取材・文:高橋彩子
2017年01月24日現在放送中の「嘘の戦争」で主演を務める草なぎ剛が、香取慎吾と「アンタッチャブル」山崎弘也の人気番組「おじゃMAP!!」に出演することが分かった。「SMAP」解散後、香取さんと草なぎさんが揃ってテレビに出演するのは今回が初となる。香取さんと山崎さんが、日本中のあちこちにいきなりおじゃまする人気ロケバラエティ番組「おじゃMAP!!」。今回は、番組内の大人気企画“最新の「バスツアー」を体験企画”を放送。東京から日帰りで家族や友達、カップルでも楽しめ、かつ予算1万円を切った低コストで旬な食&スポットを存分に楽しむことができる静岡と新潟のバスツアーを紹介する。静岡を回るのは、香取さんと山崎さんに加え、ゲストの草なぎさん。3人は「いちご狩り」や、富士山も駿河湾を一望できる絶景、黄金色のウニしゃぶしゃぶ、美しいイルミネーションが有名な伊豆ぐらんぱる公園などを堪能!いちご狩りでは、「すべてが新鮮!」と大感激した草なぎさん。最初は3粒しか食べられないといっていたものの、そんないちごに手がすすむ。また、香取さんもパックで食べるのと全然違う!と感激。そして、いちごに食らいつく3人の前に一般のツアー参加者の中から手強い“いちご狩りが得意なお父さん”が出現。お父さんと3人のどちらが多くイチゴを獲得できるのか!?また、昼食のウニしゃぶしゃぶには、おいしい食べ方を紹介され3人そろってどんどん箸が進む。まだまだ食べたがる山崎さんを一人置いて、香取さんと草なぎさんの2人だけで沼津港を散策する時間も。一方、新潟に向かったのは、「嘘の戦争」で草なぎさんと共演する安田顕、菊池風磨、さらに彦摩呂、黒沢かずこの4人。新潟のおいしい食&雪景色を大いに堪能。江戸時代の宿場町の風情を楽しめる「三国街道塩沢宿」では餅つき体験を楽しんだり、昼食には「黒毛和牛サーロイン牛カツ&ローストビーフ丼」または「特上海鮮北海丼」のどちらか好きなどんぶりを選ぶという幸せを味わい新潟の絶品グルメに舌鼓を打ったり。また、菊池さんのリードのもとまさかのスキー場へ。雪振りしきるスキー場でバナナボートに挑戦するが、安田さんに大変なことが起こってしまう!?それぞれのバスツアーが珍道中!笑って楽しめる、バスツアーならではの温かい交流にあふれた旅の様子をぜひお楽しみに。「おじゃMAP!!」は1月18日(水)19時~フジテレビにて放送。「嘘の戦争」は毎週火曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年01月12日出自もタイプも違うものの、俳優として同じ方向を向く魅力的なふたりの初共演が、遂に実現する。しかもそれぞれが強い想いを持つNODA・MAPで。野田秀樹が公私共に深い親交を結んだ親友・十八代目中村勘三郎丈へのオマージュとして歌舞伎を題材にする新作『足跡姫~時代錯誤(ときあやまって)冬(ふゆの)幽霊(ゆうれい)~』で、待望のタッグを組む妻夫木聡と古田新太に話を聞いた。NODA・MAP第21回公演『足跡姫』~時代錯誤冬幽霊~ チケット情報妻夫木「野田さんが書く物語を全部理解することは僕には不可能なんですけど、圧倒的な説得力があるじゃないですか。舞台でしかできないことを次々と見せてくれて、気が付くと大きな渦に巻き込まれている。古田さんが出演されていた『ザ・キャラクター』(2010年)なんて、ほんと興奮して、お茶くみでもいいから参加したかったって思いましたもん(笑)」古田「夢の遊眠社時代と比べると、最近の野田さんの作品はテーマがわかりやすくなっていると思う。それでも一筋縄では行かないけどね。オイラは問題提起がはっきりし過ぎた作品は、やっても観ても“恥ずっ!”となるから(笑)、笑いで混ぜ返して、ちょっとわかりにくくしたいんだよね。ブッキーやミリエ(宮沢りえ)みたいに直接テーマを背負う人は、そこを邁進しなきゃいけないだろうけど」妻夫木「いや、僕も背負い過ぎないようにしているかもしれません。特に前回の『エッグ』は、背景に第二次大戦や731部隊があったので、そこを意識すると知らず知らずのうちにテーマを匂わせてしまう。でも古田さんがおっしゃったように、そういうのはないほうがいいんですよね。だってそれは、ストーリーを全部知っている役者の気持ちであって、その日に初めて観るお客さんにはまったく関係ない。初演、再演(2012年、2015年)とやらせていただいて、再演の時はいい意味で何も考えずに臨めました」古田「そうだね。せっかく野田さんのレトリックで、すぐにはわからない内容になっていても、役者のテンションとかで背景が見えてしまうのは楽しくない。複雑な話を複雑なまま見せるためには、俳優は刹那刹那を、お客さんに喜んでもらう方向に行ったほうがいいと思うんだ」話題に上った宮沢りえ、歌舞伎界から中村扇雀ら、華やかさと実力、緊張感と遊び心を兼ね備えた他の出演者も楽しみだ。古田「ブッキーとミリエに突っ走っていただければ、あとはどうとでもなるのが今回のメンバーなんで。……あ、ひとり、野田秀樹さんという役者がなー。あの人、後先考えずに無茶するところがあるから、そこは注意しつつ、頑張ってもらいましょう(笑)」とんでもなく長い時間と大きな空間を生身の俳優が立ち上げるこの作品に、ひとりでも多くの人が手を伸ばしてほしい。公演は1月18日(水)から3月12日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて。チケットの一般発売は12月10日(土)午前10時より。取材・文:徳永京子
2016年12月06日「SMAP」香取慎吾と「アンタッチャブル」山崎弘也がゲストとともにロケで様々な街を訪れる「おじゃMAP!!」の11月16日(水)放送回に、俳優の松山ケンイチとタレントでモデルのりゅうちぇるがゲストとして登場。様々な“○○放題”の旅に挑む。今回は「激安!コスパ最強!!詰め放題&盛り放題におじゃMAP!!」と題し、都内~東京近郊のいろいろな“○○放題”のお店にロケに繰り出す。1000円で“松茸詰め放題”のお店や、100円で制限時間内に着せられた洋服を獲得できるという“着せ放題”のお店。唐揚げ“詰め放題”、高騰中の野菜が“詰め放題”など、驚きの“○○放題”が人気のお店が続々登場。香取さん、山崎さんはもちろん、番組初登場となる2人も主婦にもみくちゃにされながら「○○放題」に挑戦、松山さんの負けず嫌いな一面も明らかになっていくほか、移動中には「聞き放題」ということで、香取さんが2人に普段聞けない質問をぶつけていく。今回ゲストで登場した松山さんの主演最新作となる映画『聖の青春』は11月19日(土)から丸の内・新宿ピカデリーほかで全国公開。29歳でこの世を去ったプロ棋士・村山聖の、病と闘いながら将棋に全人生を懸け、全力で駆け抜けた生涯を描いた感動のノンフィクション作品で、主人公の村山聖を松山さんが、聖の最大のライバルである羽生善治を東出昌大がそれぞれ演じるほか、聖の弟弟子・江川貢に染谷将太、聖の師匠・森信雄にリリー・フランキー、母・村山トミコに竹下景子、安田顕、柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆らが出演する。幼少期から腎臓の難病・ネフローゼを患いながら将棋に人生を賭けていた村山聖。そんな中、同世代の棋士・羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成、聖は強烈に羽生を意識し、ライバルでありながら憧れの想いも抱く。そして聖は、将棋の最高峰であるタイトル「名人」になるため、いっそう将棋に没頭し、並居る上位の先輩棋士たちを下して、快進撃を続ける。やがて、聖の身体にがんが見つかる。聖は将棋を指し続けることを決意するが――。松山さんの私生活トークや、りゅうちぇるさんの意外なプライベートなども語られる「おじゃMAP!!」は11月16日(水)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月16日11月11日(金)より全国にて公開される映画『オケ老人!』に出演している俳優の坂口健太郎が、11月2日(水)今夜放送の「おじゃMAP!!」2時間スペシャルにゲストとして登場。「はとバスツアー」に参加し東京の夜を楽しむ。「おじゃMAP!!」はSMAPの香取慎吾と“ザキヤマ”こと山崎弘也がゲストとともにロケで様々な街を訪れる旅バラエティ。今回の企画は2016年新発売されたおニューなものを楽しむ「おニューMAP!!」ということで、坂口さんのほか中西学、速水もこみち、ぺえ、松野明美、山下真司、山村紅葉をゲストに迎え、出演者は3チームに分かれ、山梨、茨城、千葉の日帰りツアーと東京の夜景ツアーの計4つの人気の「はとバスツアー」を楽しむ。香取さんと山崎さんは山梨の味覚&アトラクション満載の山梨ツアーを堪能。また海の幸・山の幸が豊富な「茨城お買いものツアー」には速水さん、山村さん、松野さんが参加。山下さん、中西さん、ぺえさんは「千葉房総ツアー」で食べ放題グルメや絶景スポットを満喫する。そして初登場の坂口さんは香取さん、山崎さんと共に東京ナイトツアーへ。二階建てバスから東京の夜景に感動し、最後の締めくくりに向かった浅草ビューホテルではビュッフェスタイルで食事しながら語り合う。そこでみせた坂口さんの素顔とは!? 放送をお楽しみに。今回ゲストで登場した坂口さんが出演している『オケ老人!』は、映画初主演となる杏が高校教師を演じ、間違えて入った楽団で老人たちを率いて指揮者として奮闘するという新感覚クラシックエンタテインメント。原作は『ちょんまげぷりん』『探検隊の栄光』など映像化が相次ぐ荒木源の同名小説。数学教師の千鶴(杏さん)は、プロ並みのアマオケ「梅が丘フィルハーモニー」の演奏に魅せられ、入団したつもりがそこは素人丸出し・お年寄りばかりが集う「梅が丘交響楽団」だった。楽団を間違えた千鶴の入団を大喜びする老人たちを前に本当のことを言い出せず、ついには指揮棒を振るはめに…!個性豊かな老人たちに振り回され、なかなか思うようにいかない状況の中、ライバルのエリート楽団も現れ、仲間の病気もあり、「梅響」存続の危機が訪れる。果たして、彼らはさまざまなトラブルを乗り越え、演奏会を成し遂げられるのか!?…という物語。本作で坂口さんは杏演じる千鶴の同僚で後輩の英語教師を演じている。出演は杏さん、坂口さんの他、黒島結菜、坂口健太郎、笹野高史、左とん平、小松政夫、石倉三郎、藤田弓子、茅島成美ら。“塩顔男子”として大人気の坂口さんの新たな素顔が垣間見られる「おじゃMAP!!」2時間SPは11月2日(水)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月02日野田秀樹作・演出のNODA・MAP第21回公演 『足跡姫 ~時代錯誤冬幽霊~』(あしあとひめ ときあやまってふゆのゆうれい)が1月18日(水)より東京・東京芸術劇場で上演されることが決定した。【チケット情報はこちら】出演は宮沢りえ、妻夫木聡、古田新太、佐藤隆太、鈴木杏、池谷のぶえ、中村扇雀、野田秀樹。同作の舞台は江戸。さらに作品は中村勘三郎へのオマージュであることが発表されている。野田は、「彼(勘三郎)から最後の病床で“俺が治ったら、この姿(医療器具でがんじがらめの彼の姿)を舞台にしてよ”と言われた。それを彼の遺言とも思ってないし、彼は冗談半分のつもりだったように思うのだけれども、ずっと気になっていた」とコメント。さらに「彼の葬式の時に坂東三津五郎が弔辞で語ったコトバ、“肉体の芸術ってつらいね、死んだら何にも残らないんだものな”が、私の脳裏に残り続けています。その三津五郎も、後を追うように他界してしまいました。あれから「肉体を使う芸術、残ることのない形態の芸術」について、いつか書いてみたいと思い続けていました」と製作に至った経緯を明かした。「本来はオマージュなんていうのは、“しゃらくせえや”と思う方なんですが、こうして臆面もなく「勘三郎へのオマージュ」と書くことで、自分へのプレッシャーにもなるし、勘三郎の名前と思いが、少しでも長く人の心に残っていくための、私の本など微力だとは思いながらも、書かないよりはいいな…と、そんなわけで『足跡姫』です」とコメントを寄せている。NODA・MAP第21回公演 『足跡姫 ~時代錯誤冬幽霊~』は1月18日(水)から3月12日(日)まで、東京・東京芸術劇場で上演。チケットの一般発売は12月10日(土)より。
2016年08月25日現在全国公開中の『オオカミ少女と黒王子』に出演している二階堂ふみと山崎賢人が、8日(水)放送の「おじゃMAP!!」にゲストとして登場。「SMAP」の香取慎吾と「アンタッチャブル」の山崎弘也と共に“東大生”のナゾを探る。「おじゃMAP!!」は香取さんと“ザキヤマ”こと山崎さんがゲストとともにロケで様々な街を訪れる旅バラエティ。今回は番組初企画として場所のナゾではなく東大生のナゾに迫るべく、東大生に事前にインタビュー調査を行いウワサを解明したいという依頼に応える。ロケでは東大に“マツモトジュン”という名前の学生がいる…というウワサについて「本当にいるのか、いるとしたらどんな人なのか」など東大生にまつわる多岐にわたるナゾについて、東大周辺を散策しながら調べていく。東大の赤門前に登場した一行。香取さんが早速中に入ろうとするとザキヤマさんが止めに入る。学校内に入る許可が取れていないということで、校門前で道行く東大生から情報収集。「ここに行くといいらしい」「このカフェには東大生が多くいるらしい」といった情報を得てそこへ向かう。途中、香取さんが単独行動をとって二階堂さん、山崎さんと別行動になってしまったり、ザキヤマさんが山崎さんをおなじ“ザキヤマ族”として勝手に親近感を抱いてを接する場面も。さらに、“大学生しか入れない”という場所では東大生の友人もいるという現役大学生の二階堂さんが活躍、山崎さんもナゾの解明のため汗をかいて奮闘するという。気になる東大生のナゾは、放送をお楽しみに。二階堂さんと山崎さんがW主演を務め、現在公開中の映画『オオカミ少女と黒王子』は、「別冊マーガレット」(集英社)連載中の八田鮎子による人気同名コミックの映画化作品。二階堂さんと山崎さんのほか、鈴木伸之、門脇麦、横浜流星、池田エライザ、玉城ティナ、吉沢亮、菜々緒ら旬なキャストが共演している。二階堂さん演じる見栄っ張りの“オオカミ少女”篠原エリカと、見た目は王子だが中身は超ドSな“黒王子”の同級生・恭也の甘酸っぱいラブストーリーは全国の女子たちのハートを掴み、公開初日の5月28日からの土日2日間で19万2,506人を動員し、興行収入は2億3,362万円を記録した。「おじゃMAP!!」は6月8日(水)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月08日香取慎吾と山崎弘也がゲストと共に様々な場所をロケする旅バラエティー「おじゃMAP!!」の2時間スペシャルが4日(水)に放送され、観月ありさ、広瀬すず、阿部サダヲが番組内企画「ナゾMAP!!」に登場する。「ナゾMAP!!」は街の人が常々不思議に思っていた“街のナゾ”を解決する番組の人気企画で、香取さんや山崎さんのほか、ゲストも自ら“ガチ”な取材交渉を行うところが見どころ。今回のスペシャル、まずは“「ナゾMAP!!」芸能人編”ということで観月さんと広瀬さんが下北沢へ。2人が常日頃から気になっているナゾのスポット、人、お店などに自ら直談判。取材交渉を行うのだが、なんと観月さんは「宣伝はありません!」とキッパリ。バラエティーに俳優や女優が出演する場合、何かの宣伝や告知のために…というのがよくあるパターンだが今回の出演、なんと観月さんが香取さんに「番組に出演したい」と言ったことがきっかけで実現したものだそう。そしてもうひとりのゲストである広瀬さんは、下北沢にある不思議な絵と言葉が書かれているナゾの看板のお店が前からとても気になっているという。広瀬さんのナゾを解決すべく香取さん、山崎さん、観月さんは気合いを入れてロケに向かう。また広瀬さんが以前フジテレビ系ドラマ「幽かな彼女」で香取さんと共演した際のエピソードなども紹介される。そして阿部さんは出身地でもある松戸へ。1000人の松戸市民に聞き取り調査を行い集まったナゾの中には、“あるビッグサイズの食べ物が売り”というお店や不思議なスポットなどが。多くのナゾのなかでも選りすぐりに迫ろうとするも、取材交渉から始めなければならないということで尻込みしてしまう阿部さん。思い出とゆかりのある松戸のナゾは明らかになるのか!?今回ゲスト出演する広瀬さんは、ヒロイン・綾瀬千早を演じた映画『ちはやふる 下の句』が4月29日から全国公開中。同作は競技カルタに情熱を注ぐ高校生の青春を2部作で映画化した後編にあたり、広瀬さんのほか野村周平や上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、松岡茉優らが出演。29日の初日舞台挨拶では“続編”製作がサプライズ発表された。また阿部さんが主演の映画『殿、利息でござる!』は、5月14日(土)から公開の予定。同作は江戸中期を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため阿部さん演じる主人公の穀田屋十三郎や瑛太演じる茶師・菅原屋篤平治、妻夫木聡演じる造り酒屋“浅野屋”の主・浅野屋甚内ら庶民9人が、「藩に金を貸し利子を住民に配る」という禁じ手を使って宿場町を蘇らせるため奔走する姿を描く。“殿”役でフィギュアスケーター・羽生結弦が出演することも話題を呼んでいる。「おじゃMAP!!スペシャル」は4日(水)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年05月04日今年、放送5年目に入った「SMAP」香取慎吾と「アンタッチャブル」山崎弘也が出演する旅バラエティー番組「おじゃMAP!!」。本日27日(水)放送の番組内企画「解決! ナゾMAP!!」にて、俳優・佐藤健と芸人・カンニング竹山がゲストとして登場する。街の人が常々不思議に思っていたナゾを解決する大好評企画「解決!ナゾMAP!!」。香取さん、山崎さんとゲストが自ら取材交渉を行い、出演者たち自らの力で解決していくという“ガチ”なロケが話題を呼んでいる。そして今回は、日暮里に向かい、街のナゾに迫る。今回ゲストで主演映画『世界から猫が消えたなら』が公開を控える佐藤さんは、これまで様々なバラエティー番組に出演してきたものの、取材交渉といったアポなしのロケは初めて。「スタッフとの打合せもほとんどなく今日これから何をするか説明も何も受けてません。こういうロケは初めてです」と、香取さんにすがるが、香取さんは「僕も(今日のロケについて)何も聞いてない」の一言。未知の状況に置かれていることに気づく佐藤さんだったが、時すでに遅し…。ロケはスタートしてしまう。ナゾの解決を依頼した女性は、子どもが佐藤さんの大ファンということでテンションが非常に高く、遠慮なく佐藤さんにボディータッチ! そんな佐藤さんは、一般人の怖いもの知らずな迫力に押されっぱなし…。そんな一幕もありつつ、今回のナゾは日暮里には「非常に安いのに品質の良い洋服店がある」ということ。そこで香取さんは、洋服店への取材交渉を佐藤さんに依頼。CCDカメラを首にさげ、1人店に向かう佐藤さん。果たして人生初の挑戦を佐藤さんはやりきることができるのか!?また洋服店では、“香取慎吾vs佐藤健”による依頼人女性のファッションコーディネート対決が急遽行われることに。女性はどちらを選ぶのか?次々に降りかかる佐藤さんの試練はこれだけに終わらず。さらに「あんなに怒っている人の顔を見たのは久しぶり」と落ち込んでしまうような悲劇も…。そして、「不思議な絵が描かれたマンションのナゾを知りたい」という依頼や、「真っ赤な外装の建物のナゾを解明したい」など様々なナゾが今回も寄せられる。途中、もう手がかりがないとあきらめそうになることもしばしばだが、日暮里住民による思いがけない手助けがあったり、ある1人の人物との出会いがさらに別の出会いを生むなど、意外な人脈によって奇跡が数珠つなぎになっていく。また、ラーメン店への取材交渉に始まり、無理な依頼を次々と竹山さんに出していく香取さん。香取さんの自由奔放な立ち居振る舞いに、竹山さんも「この人なんなんだ!こんな人見たことない!」と悲鳴をあげる。日暮里で予想外の事態が次々と巻き起こるうえに、出演者も予想もできない行動をとったり…果たして今回も無事ロケは終了できるのだろうか?「おじゃMAP!!」は毎週水曜日19時~フジテレビにて放送。佐藤さんの主演映画『世界から猫が消えたなら』は、5月14日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月27日「SMAP」の香取慎吾、「アンタッチャブル」の山崎弘也がゲストと共に様々な場所をロケする旅バラエティ「おじゃMAP!!」のスペシャル番組「おじゃMAP!!スペシャル」が13日(水)19時から放送となる。今回は「解決! ナゾマップ!!」として中目黒でロケを敢行。今、“日本一芸能人に出会える街”と言われる中目黒を行き交う人たちから寄せられた「さすが中目黒! 」と思わず唸ってしまうような芸能人にまつわる“ナゾ”に迫る。中目黒といえば「EXILE」の所属事務所「LDH」の所在地としても知られており、今回は街にゆかりのゲストとして「EXILE」から松本利夫がゲストとして参戦。梅宮アンナ、ヒロミと共に中目黒を探検する。ロケでは、多くの大物芸能人がお忍びで集まるという噂のパチンコ店で、あきらめずに粘った結果、超意外な展開が!?また、芸人が集まりすぎて予約も取れないという美容院に潜入。一見なんの変哲も無い美容院だが中へ入ってみると、なんとあの大物芸能人に2人も遭遇するという。梅宮さんも「どうして!なんで!」と絶叫するほどの大物とはいったい!?これまで同番組で数多くのロケをこなしてきた香取さん、山崎さんも驚愕の劇的展開が巻き起こる。「マジの芸能人のプライベートだ!」と感動しきりの一行にさらに続く奇跡。その全貌は放送で確かめよう。そして「スペシャル」らしい困難が立ちはだかる。看板もない、場所も分からない、入店には指紋認証が必要な完全会員制のバーがあると聞いた一行。解決法が分からずあきらめかけたその時、山崎さんが思わず「これぞEXILEミラクル!」と叫んだ松本さんが起こす奇跡とは。さらに「解決! ナゾマップ芸能人の街のナゾ」と題してゲストに、4月スタートのドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」に出演の貫地谷しほり、タレントの益若つばさを招いて、芸能人がガチで気になっている街のナゾにも迫る。益若さんは「ある日、高級住宅街を息子と一緒に散歩していたら街中に突如、狭くて小さな家がたくさん集まった“異質な集落”を発見した」という。日本でも有数なセレブタウンに突如現れたナゾの異質な空間。その秘密に今回は迫るほか、貫地谷さんも以前から気になっていた街のナゾを解決したいと意気込みをみせる。香取さんと山崎さんは貫地谷さんのナゾを解決できるのか。こちらも放送をお楽しみに。今回ゲストで出演する貫地谷さん出演のドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」は松下奈緒演じるのは34歳独身の小学校教師・立木早子が、父の病気をきっかけにそれまで意識してなかった結婚に向けて動き出し、時に傷つきながらも運命の人と巡り会おうと奮闘するストーリー。貫地谷さんは早子の同僚教師で結婚願望が強い久我山ミカを演じており、フジテレビ系で14日(木)22:00から放送開始となる。中目黒を舞台に数多くの奇跡とナゾが連発する「おじゃMAP!!スペシャル」はフジテレビ系で13日(水)19:00~放送。(笠緒)
2016年04月06日野田秀樹作・演出のNODA・MAP第20回公演 『逆鱗』が1月29日、東京芸術劇場で開幕。公演に先立ち、28日にゲネプロが行われた。NODA・MAP第20回公演『逆鱗』チケット情報物語の主な舞台は、とある水族館と、深い海の底。水族館では、館長の鵜飼綱元(池田成志)、館員のイルカ・モノノウ(満島真之介)、警備員のサキモリ・オモウ(阿部サダヲ)らがせわしなく働いている。そこに現れたのが、電報配達人のモガリ・サマヨウ(瑛太)。電報を届けようとするモガリを、館長の娘で人魚学の若き研究者である鵜飼ザコ(井上真央)が留め置く。ザコはある企みを胸に秘め、人魚学教授の柿本魚麻呂(野田秀樹)と共に水族館で“人魚ショウ”を開こうとしていた。一方、海の底では、NINGYO(松たか子)をはじめとする人魚らと、彼女達の母である逆八百比丘尼(銀粉蝶)が、神秘的な雰囲気で佇んでいる。表層的にコミカルに物事が動く水族館と、時の流れが止まったかのような海の底。舞台では、対照的なふたつの世界が、入れ替わり立ち替わり現れる。ほとんど何もない白い美術の中、舞台上を横切るアンサンブルキャストや数枚の透明パネルだけで、場所や時代が瞬時に移るさまはマジカルだ。このふたつの世界は奇妙に繋がっている。逆八百比丘尼は水族館では鰯ババアとしてお馴染みの存在だし、モガリやサキモリは夢か現かわからぬまま海中を彷徨って人魚達に出会う。そうかと思えば、人魚ショウの出演者オーディションに、本物の人魚であるはずのNINGYOが応募する場面も。時に登場人物自身も混乱しながら、水族館と海底とを往還する。やがて、重要な任務を負う“潜水鵜”として海に潜るサキモリ、モガリ、イルカらと共に、劇は怒涛の展開へ。果たして、人魚の正体とは、届けるはずの電報とは、逆さについた鱗=逆鱗とは……?無数のピースが合わさって迎えるクライマックスには息を飲む。劇中、モガリが“誰もいない海”を見ることができる人はいないと指摘する台詞があるが、そうしたものを観客が目撃し得る演劇の特性、そして観客としての責務にも、思いを巡らさずにはいられない。現実と非現実を行き交いつつ、圧倒的な真実を浮かび上がらせる、野田秀樹流ファンタジー。主要俳優陣の生き生きとした確かな演技と、アンサンブルキャスト達による息の合った動きが、独特の世界に命を吹き込んでいた。公演は2016年1月29日(金)から3月13日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、3月18日(金)から3月27日(日)まで大阪・シアターBRAVA!、3月31日(木)から4月3日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 大ホールでも上演。取材・文:高橋彩子
2016年02月05日松たか子さんに瑛太さん、井上真央さん、阿部サダヲさんという豪華キャストが揃うNODA・MAPの新作舞台『逆鱗』。野田秀樹さんの舞台といえば、“キル→着る→KILL(殺す)→生きる”だったり、“オイル→老いる”など、単なるダジャレかと思いきや、そこから思いもよらない壮大な世界を見せてくれる。今回は、水族館に現れた人魚の物語ということだけれど…一体どんな舞台に?そして12年ぶりに野田作品に出演する阿部さんの心境は?***野田:前回、出てもらった『透明人間の蒸気(ゆげ)』から12年も経ってるんだね。まあこの間にも、何回か声は掛けていたんだけれど、台本が気に入らなかったみたいで…(笑)。阿部:いや…単にタイミングが合わなかっただけです。この12年の間にNODA・MAPの舞台も観に行ってますし!野田:そうそう『THE BEE』の時、長野まで観に来てくれたんだった。いつか俺の役をサダヲにやってほしいって言ったんだよね。阿部:(恐縮して)…ああ、はい。野田:僕が阿部さんを初めて認識したのは20年くらい前なんだけれど、その時、こういうすごい人が出てきたんだなって、とても印象に残ったんだ。それで『透明人間~』に出てもらったら、やっぱりすごく上手くて、また絶対にお願いしたいと思っていました。今回久しぶりだったけど、全然落ちぶれてなくて安心した。阿部:よかったです。野田:まあそれは冗談として、今回、阿部さんが出てくれることになって、どんなセリフを書いても、噛み砕いてもっと面白くしてくれるから大丈夫っていう安心感があったのよ。もし他の人だったら、こんなに長々書かないよなっていう昭和ギャグを連発したり…ほんとすみません(笑)。阿部:最初、半分だけいただいた台本では、ガチャガチャしたシーンばっかりで、ここからもっとふざけていくのかと思っていたんですよ。メンバー的にふざける人が多いですし。野田:確かにそうだね(笑)。阿部:でも、後半の台本を読んだらどんどん思いもよらない展開になっていって、読み終わったときには言葉が出なかったです。野田:うん。この作品に限らずだけど、ガチャガチャした芝居だと思って観ていると、いつの間にか引き返せないところにいるというか。知らず知らずのうちに作品の中に引きずり込みたいとは、いつも思ってる。阿部:ただ、台本のト書きに、でっかい水槽が運ばれてくるって書いてあるから期待してたんですけど…。野田:スタッフからも「水を使うんですか?」って聞かれたりしたからね(笑)。ただ、舞台に本物の水槽や水を出すよりも、僕は演劇のアナログ感でできることってあると思ってるからさ。演劇って言ったもん勝ちで、ここは海の底だって言ったら海の底になる。そういうリアリティって演劇ならではで、演劇をやってる身としては、やっぱり演劇でしかできない世界を作りたいし、劇場に来た人にしか感じられない衝撃を見せたいというのはあるかな。阿部:それにしても、文字を使った言葉遊びが出てきますけれど、あんなにたくさん考えるんですね。あまりの数に、じつは野田さん、暇なのかなって(笑)。野田暇なんでしょうね(笑)。◇右/のだ・ひでき劇団「夢の遊眠社」を解散後、‘93年にNODA・MAP設立。『THE BEE』『エッグ』など、国内のみならず海外でも作品を上演し、高い評価を得ている。左/あべ・さだを’92年より大人計画に参加。舞台、ドラマ、映画と幅広く活躍。バンド“グループ魂”では、ボーカルを務める。映画『殿、利息でござる!』が5/14公開予定。◇1月29日(金)~3月13日(日)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス作・演出・出演/野田秀樹出演/松たか子、瑛太、井上真央、阿部サダヲ、池田成志、満島真之介、銀粉蝶S席9800円A席7800円サイドシート5500円当日券あり。NODA・MAPTEL:03・6802・6681www.nodamap.com大阪、北九州公演あり※『anan』2016年2月3日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2016年01月27日2016年1月末から上演されるNODA・MAP第20回公演のタイトルは『逆鱗』。魚や水族館が登場する“人魚”をモチーフにした新作だ。「すごく楽しみで、ドキドキします」と話すのは、NODA・MAPへの2度目の参戦となる瑛太。「どんな話になって、それを読んで自分はどんな気持ちになるのか? これは絶対に楽しくなるだろうなという顔ぶれですし、まずは稽古で自分から出てきたものをどんどんぶつけていきたいです」NODA・MAP『逆鱗』チケット情報美輪明宏の半生を題材にした前作『MIWA』(2013年)では、どこか孤独が漂う颯爽とした佇まいで、主人公の“思い人”たちを好演した瑛太。全公演が終わった後、「胸にぽっかり穴が開いたような気持ちになってしまった」という。「野田さんには“目一杯エネルギーを放出する日々がいきなり終わったら、そんな気持ちにもなるよ。毎日顔を合わせていた人たちに会えなくなったことが寂しいんだね”と言われました。確かに、ここまで長い公演を経験したのは初めでしたからね。なるほど、そういうことかと納得しました」その言葉には、「すごいですよね、野田さんて。話を聞いていると、この人は答えを何でも知っているんじゃないか? と思えてくるし、それでいて、どこか子どもっぽい部分を感じる瞬間も好きです」と話す野田への全幅の信頼と、舞台への思いが滲んでいる。「自分の芝居に満足したことはないんですが、舞台では演じることの醍醐味を実感できる。毎回、全身全霊でお芝居をぶつけていける感覚、出し切れる感覚が、僕はすごく好きなんです。もちろん不安や恐怖もすごくあって、『MIWA』でも毎回、舞台袖でズボンのチャックが開いてないか何度も確認してました。緊張すると、なぜかそうする癖があるんですよね(苦笑)」今回の自身の課題のひとつは体調管理だという。「実は僕、『MIWA』のときに太ったんです。たくさん体を動かして汗をかくと、お酒も食べ物もおいしく感じるから、つい食が進んじゃって(笑)。特に地方公演はおいしいものがたくさんあって、時間がちょっと空くとみんなで出かけちゃったりするので、気をつけなきゃと思ってます。僕が“逆鱗”という言葉から勝手に想像しているのは、爆発的な感情や死んでしまうんじゃないかというくらいの危うさ。お芝居が固まっていって形で芝居をすることがないように、消耗したエネルギーを回復する時間をちゃんと確保しつつ、全ステージ新鮮な気持ちで心をしっかり動かして演じたいと思っています」公演は2016年1月29日(金)から3月13日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、大阪、福岡でも公演。チケットの一般発売は12月12日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行も受付中。取材・文/岡﨑 香
2015年11月10日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)によるプロデュース企画「KERA・MAP」が7年ぶりに始動、太宰治の未完小説『グッド・バイ』を舞台化する。入水自殺によって絶筆となってしまった太宰の作品のその先を、KERAはいかに綴っていくのか。また、主人公の田島を演じる仲村トオルと、彼の妻を偽るキヌ子役の小池栄子は、KERAにどう応えていくのか。ビジュアル撮影の現場に潜入して、舞台『グッドバイ』の構想を探った。KERA・MAP『グッドバイ』チケット情報物語の舞台は戦後の昭和。雑誌編集の傍ら闇商売で儲け、10人もの愛人を抱える田島が、田舎に暮らす妻子を呼び寄せるため、キヌ子を偽の妻に仕立てて、愛人たちと別れようとするところから話は始まる。ビジュアル撮影では和服姿で登場した仲村。どこか色っぽさが漂うその姿に、小池は「愛人がいるのも納得(笑)」と絶賛する。一方、小池が演じるキヌ子は、絶世の美女でありながら怪力で強欲で大食漢という役どころ。底力を感じさせるモンペ姿の小池に、仲村もまた、「キヌ子のイメージ通り」と太鼓判を押す。KERAがイメージしたビジュアルは、昭和を静かにリアルに切り取った植田正治のモノクロ写真。仲村と小池はその世界に違和感なく溶け込んでいた。KERAが『グッド・バイ』の舞台化を思いついたのは、「小説で描かれているのは、これから愛人一人ひとりと別れていくという冒頭の部分のみ。これはまさに秀逸なシチュエーション・コメディの設定だと思った」からだという。実際この小説には、退廃的な匂いのするそれまでの作品とは異なり、ユーモラスな描写も多い。「『人間失格』のあとでこんな軽やかな作品を書き、途中でやめて死んだという不可解さも、書いていくうちに深く追求したくなるかもしれませんけど、とにかく今回は、このお膳立ての上で、スピード感ある軽いコメディをやりたいと思っているんです」。そのコメディの真ん中に立つ仲村は、女たちに振り回されることになる。「KERAさんが僕のなかに、愚かで、振り回されるという部分を見ているんだと思いますが(笑)。今回も、僕という素材の新しい使い方を発見してもらえたらいいなと思っています」。そして、振り回す女を演じる小池。「キヌ子っていう名前がまずいいし(笑)、本音をズバッと言える面白い女なんです。きっとみんな舞台上でのたうち回ることになると思うので、面白おかしく見ていただければ」。太宰が、KERAが、味わい深い役者たちが見せる喜劇。軽やかさのなかにこそ真実が見えるかもしれない。公演は9月12日(土)から27日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、10月10日(土)・11日(日)大阪・シアターBRAVA!、10月17日(土)・18日(日)KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。チケットの一般発売は東京・大阪公演が7月5日(日)午前10時より。なお、チケットぴあでは大阪公演のインターネット先行を実施中、神奈川公演のインターネット先行は7月4日(土)午前11時より。取材・文:大内弓子
2015年07月03日野田秀樹作・演出による、NODA・MAP第19回公演『エッグ』が公演中だ。本作は、好評を博した2012年初演作の再演。公演初日前の2月2日、ゲネプロが行われた。NODA・MAP第19回公演『エッグ』チケット情報野田作品らしく、時空間がマジカルに錯綜する本作。ドラマの発端は、改修工事中の劇場で、劇場案内係(野田秀樹)がみつけた、歌人で作家の寺山修司の未発表戯曲だ。これを、案内係と愛人関係にあるという劇場の芸術監督(野田の2役)が手に入れたことから、舞台上で、戯曲に綴られていた世界が展開する。それは、天才アスリート・安倍比羅夫(妻夫木聡)やベテランアスリート・粒来幸吉(仲村トオル)や平川(大倉孝二)ら、卵を用いた架空のスポーツ “エッグ”に情熱を傾ける男達と、彼らのチームのオーナー(秋山菜津子)、消田監督(橋爪功)、人気シンガーソングライター・苺イチエ(深津絵里)、苺の振付師・お床山(藤井隆)らの物語だ。軽妙でエッジの利いた野田の台詞、どこか切ない椎名林檎の音楽、カーテンやロッカーを効果的に用いた堀尾幸男の美術、洗練されたひびのこづえの衣裳、そして、初演以来変わらない個性豊かな豪華俳優陣の熱演によって、舞台はカラフルに躍動。彼らを通して、20世紀の大衆を熱狂させた“音楽”と“スポーツ”が、美しく輝かしい人生の応援歌であると同時に、洗脳や根性論やナショナリズムと隣り合わせであるという事実も、あぶり出される。物語はそれだけでは終わらない。芸術監督が「読み違えていた」と言い出すことから、ドラマの途中で何度も新たな情報が加わり、変更が施される。それは、人間の先入観への皮肉であり、また、改ざんが行われ続ける歴史への痛烈な眼差しでもある。真実が時に恣意的に歪められ、あるいは忘れられ、新たな神話が形成されていく中、人類は同じ過ちを、そうと気づかずに犯してきた。だが、忘れてはならないこともある、という作者の声が聞こえてくるようだ。「いつもデジャブ~」と歌う苺の声も意味深に響く。そうこうするうち、時代は、(本作初演ではまだ決定していなかった)2020年の東京五輪を見据えた現代、1965年の東京五輪、そして1940年の幻の東京五輪と遡りながら、ある葬り去られた過去へと到達するのだった……。粒来幸吉=円谷幸吉、安倍比羅夫=「裸足のアベベ」ことアベベ・ビキラなど、実在する人物を想わせる名を散りばめながら、野田は近代史の闇に迫る。その近代は、世界の知と富と権力が一部の人間に集中し、不都合な真実には蓋をして進み続けようとする現代と地続きだ。寺山の未発表戯曲の存在を含め、この劇はフィクションだが、だからこそ、そこには幾多の真実が煌めいている。本作は東京公演後の3月、パリ国立シャイヨー劇場で日本の劇団として33年ぶりに公演を行う。33年前に上演された作品は奇しくも寺山修司の『奴婢訓』だという。フランス公演後は3月26日(木)から4月8日(水)まで大阪・シアターBRAVA!、4月16日(木)から19日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 大ホールでも上演。取材・文:高橋彩子
2015年02月09日俳優の躍動的な身体と華やかな音楽に魅せられるうちに、場面はスッと移り変わり、現代にも繋がるズシリとしたテーマが現れる……。そんな2012年のNODA・MAP作品『エッグ』が、パリ公演決定を受け、豪華初演メンバーで国内でも再演される。NODA・MAP第19回公演『エッグ』チケット情報「怖いですよ。同じキャストでの再演だけに、たとえば“妻夫木くん成長してるな”とか“深津さん進化したな”とか、“あれ? 俺、衰えた?”といったことが、クリアに見えるだろうから(苦笑)」と話すのは、粒来幸吉役の仲村トオル。そう思うのも無理はない。なにせ初演では、鍛え上げた見事なボディで、架空のスポーツ“エッグ”でオリンピックを目指す一流アスリートを演じ切ったのだから。「自分の衰えを最も感じやすいのが身体的な表現。本番中にどれだけ激しく動いたかを知っている身としては、ああ、また頑張って準備しなくては……という感じです」物語は“エッグ”のベテラン選手・粒来と新人選手の阿倍比羅夫(妻夫木)、そして人気歌手・苺イチエ(深津)を軸に進む。そこで浮き彫りになるのは、スポーツと歌が持つナショナリズムや大衆の扇動性。さらに入れ子構造を大胆に使った展開で、戦中のある場所を舞台とした日本近現代史の暗部へと斬り込んで行く……。「僕自身、完成台本を読むまで、こんな展開になるとは想像もしませんでした。時間も空間も飛び超えて、もの凄いスピードで、もの凄い情報量のことが表現されているところが、『エッグ』の魅力だと思います」と仲村。粒来が“ある実験”の証拠書類を改ざんする場面での“音”が印象的だと言う彼は「鉄のペンを使った後、机をペイパーウェイトで検閲済みの判のように叩くアイディアは、ある日の本番中に思い付きました。そういった発見が公演中も結構ありましたね」と振り返る。さらに踏み込んでアプローチできる再演でも、新たな発見がありそう。「そこが再演の面白さですよね。ただ“あ、そうか”と気付く瞬間は、“なんで初演の時に気付かなかったんだ”と思う瞬間でもある(苦笑)」と彼は言うが、それは自身の成長を証明する瞬間でもあるはずだ。ストイックな粒来さながらに、「この2年を自分は無駄にしなかったと感じられるようにしなければ」と実直さを滲ませる仲村。「パリ公演も不安ですが、もしも向こうで“だいたい伝わったみたいだぞ”と感じられる瞬間があったとしたら、それは大きな感動だし、楽しみなことですね」公演は、2015年2月3日(火)から22日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウス、2015年3月26日(木)から4月8日(水)まで大阪・シアターBRAVA!、2015年4月16日(木)から19日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 大ホールにて。チケットは12月13日(土)より一般発売開始。取材・文/岡崎 香
2014年12月12日Stand for mothersは12日に、子どもをタバコの煙から守り、受動喫煙を防止しながら外食ができるエリアマップ「親子あんしんレストランMAP~渋谷版~」を発行した。○ママの声を受けて、ママが制作同マップは、「子どもにタバコの煙を吸わせたくないのに、禁煙・分煙レストランが探しにくい」や、「見えない健康リスクから子どもを守りたい」といった"ママの声"を受けて制作。親子の外出における食事環境の改善と、受動喫煙防止活動をサポートするため、渋谷エリア版を協力店舗中心に一斉に無料で配布する。同プロジェクトは、禁煙・分煙レストランをマッピングしたエリアマップの制作を中心に展開する。同法人のママネットワークと、Google+コミュニティーなどで全国のレストラン情報を収集活用。"ボランティアママ"たちによる受動喫煙防止活動を行うものとなる。同法人に所属する総合制作チーム「クリエイティブマムズリンク」を主導に、全国の"ママの声"を参考に、"ママクリエイター"が、"ママ目線"で制作ディレクションしている。今後はクラウドファンディングをはじめとする資金調達を併用しながら継続的に制作・発行。2020年東京オリンピック開催にあたり都市開発が進む各都道府県に向け、禁煙環境整備の一環を担うサービスとして普及を目指すという。
2014年11月13日2012年に東京のみで上演されたNODA・MAP『エッグ』が、2015年、オリジナルキャストで再演される。本作は、架空のスポーツ“エッグ”に情熱を注ぎ、オリンピックで頂点に立つ日を夢見るふたりのアスリートと、ひとりの女性シンガーソングライターを軸に展開する物語。妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルらとともに名を連ねる藤井隆に、心境を訊いた。NODA・MAP第19回公演『エッグ』チケット情報「初演の『エッグ』は本当に“楽しかった!”という記憶しかないくらい、すごく居心地が良くて、アットホーム感があったんですね。橋爪功さんが家庭菜園で作られたお野菜を持ってきてくださったり、大倉孝二さんがサロンみたいに楽屋でレコードをかけてくださったり(笑)。だから、また初演のキャストが揃い、自分もその中に入れていただけたことが本当に嬉しいなと思います」。稽古場でも刺激的な日々を送っていたという藤井。「どの舞台でもそうなんですが、セットがないお稽古場で、どんな風にいたらいいのかなって、みんなで想像しながら作り上げていく作業がすごく楽しいんです!野田さんのアイデアを美術さんが模型にされたのを見て『すごいな~!』ってワクワクしたり。そんな瞬間がお稽古中に何度もあるので、本当に毎日刺激的なんです。今回は再演でどうなるかはわかりませんが、今からとても楽しみです」。演じるのは、深津扮する人気シンガーソングライター、苺イチエの振付師・お床山(おとこやま)。劇中歌をはじめ、すべての音楽は、椎名林檎が書き下ろした楽曲だ。「芸能界やスポーツ界が大衆に与える影響が描かれていて、僕はスターのすぐそばにいる人の役。その中で、気持ちが引き裂かれそうになるくらい苦しい場面もあります。ですが本番中、共演者の皆さんと一緒に走らせていただく快感を味わわせていただきました。それと、深津さんが歌われるシーンが大好きなんです!とにかく可愛いんですよ。あの姿をもう一度近くで観られるのがすごく嬉しいですし、お客様にも味わっていただきたいです」。藤井にとって、同じ作品に同じ役で出演するのは初めての経験だ。しかも今回は大阪、北九州、パリでも上演される。「自分がどう変わるかも含めて、新たな楽しみがありますね。稽古で積み重ねてきても、お客様の反応で気付かされることもありますので、各地域での反応も楽しみにしています」。公演は、2015年2月3日(火)から22日(日)まで東京・東京芸術劇場プレイハウス、2015年3月26日(木)から4月8日(水)まで大阪・シアターBRAVA!、2015年4月16日(木)から19日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 大ホールにて。チケットは12月13日(土)より一般発売開始。なお、11月13日(木)11:00まで東京・大阪公演、11月30日(日)11:00より九州公演の、チケット先行抽選「プレリザーブ」を実施。取材・文:黒石悦子
2014年11月12日最新作であるNODA・MAP第18回公演『MIWA』に続き、今度は、野田秀樹の初期作品が上演されることになった。これは、野田が芸術監督を務める東京芸術劇場の企画で、野田の優れた旧作を気鋭の演出家に託すシリーズの第2弾にあたる。松尾スズキが演出した『農業少女』以来4年ぶりとなる今回は、演目にひとり芝居『障子の国のティンカーベル』が選ばれた。演出は野田と親交の深いイタリア出身のマルチェロ・マーニが手がけ、毬谷友子と奥村佳恵の出演によりダブルキャストで上演する。演出家とキャストに話を訊いた。『障子の国~』は、1984年に刊行された野田の書籍に収められながらも、作者本人の演出では一度も上演されていない。数ある野田作品の中でも珍しい戯曲だ。描かれるのは、『ピーターパン』に登場する妖精ティンカーベルのその後の物語。日本へと旅してきた彼女の口から、ピーターに対する想いが語られていく。「以前から演じたいと思っていた戯曲でした」と毬谷は言う。「最後のページに“一九八一年正月の三日間を返上し、殴り書く”と記されていますが、そうとは思えないほど深い奥行きがあるし、一方で言葉遊びや、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさに満ちている。“天才・野田秀樹”が現実にとらわれず、まさにピーターパンのようにピュアな心で書きたいものを書いた、そんな印象です」。野田から「彼ならアイデアも豊富だし、演出家として適任」という信頼を得て登板することになったマーニは言う。「力強く、複雑で、感動的。戯曲を読んだときは、若い頃の気持ちを思い出して、泣いてしまったほど。人形を使う場面もあるし、歌もふんだんに盛り込まれている。私はフィジカル・シアター(=身体性を活かした演劇表現)出身なので、様々なムーヴメントを取り入れたいと思います」。奥村は、昨年開催されたマーニのワークショップで才能と個性が認められ、今回の出演につながった。「ワークショップでは毎日、うちひしがれては気をとり直しての繰り返しでした。たとえ複雑な作品であっても、演じる側は、ちゃんと分かった上で舞台に立たなければいけないと思うんです。半端じゃない気迫で臨むつもりです」と熱い意気込みを語る。「歌とダンスの素養がある友子と、活き活きとボーイッシュな佳恵。それぞれの持ち味を活かした2バージョンになると思う」とマーニは言う。想像力に富む戯曲が複眼的なアプローチでどう色づくのか、見比べる楽しみを味わいたい。2月13日(木)から東京芸術劇場 シアターイーストにて上演。11月16日(土)の一般発売に先がけ、チケットぴあではインターネット先行抽選「いち早プレリザーブ」を10月26日(土)午前11時より受付スタート。
2013年10月25日NODA・MAP 第17回公演『エッグ』の制作発表が7月20日に行われ、作・演出の野田秀樹と出演の妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルらが登壇した。NODA・MAP 第17回公演『エッグ』チケット情報本作は野田が芸術監督を務める東京・池袋の東京芸術劇場のリニューアルこけら落とし公演。スポーツと音楽というふたつの要素を中心にした作品だ。妻夫木がこの世にないスポーツの新人選手、仲村がベテラン選手を演じ、深津はシンガーソングライター役。重要な要素となる音楽は椎名林檎が担当する。「どのような作品にしたいか」と問われた野田は「不可解にして愉快、爽快で若い、老獪な芝居」と韻を踏んで表現。「この世に存在しないスポーツを描き、見る人が想像するという不可解。見事なキャスティングと自負する役者たちが自在に動く愉快、椎名さんの爽快な音楽。そして最近考え込んだようなものが多かった自分の芝居を壊すという意味の“若い”、とはいえ若い演出家にはつくれない作品をつくるという意味で老獪」と流れるように説明した。そこに共演の橋爪功が「野田作品は奇っ怪。音楽をテーマにするというのでミュージカルだと思って引き受けたら違った。自分が歌うシーンがなさそうなので不愉快」と切り返し笑いを誘った。今回でNODA・MAP3作目となる妻夫木は「野田さんはいつも、終わったあとも未来永劫その舞台の世界について想像し続けられるような作品をつくる方。今回も、自分も観客の方も見たことのない景色を見たいし、見せたいと思います」と意気込んだ。野田作品に初めて参加する仲村は「転校した学校でかくれんぼをしていて、うまく隠れすぎて見つけてもらえなかったところを、日が暮れたころにようやく見つけてもらった気分。泣きながらありがとうと抱きつきたいです」と独特の言い回しでこの作品に参加できる喜びを表現していた。深津はすでに椎名とレコーディングを始めているそうで「才能があるうえにやさしくかわいく、あげくの果てに頭がいい。彼女を通じて役作りが始まっていて、得した気分です」と椎名にべた惚れの様子。そんな椎名から寄せられた「唯一無二と書いてトクベツと読むこの声に、似合わない調べはありません」というコメントが読み上げられると、「この言葉を勇気に頑張りたい」と思いを新たにしていた。最後に振付師を演じる藤井隆がスポーツに掛けて「オリンピックイヤーに、池袋で野田さんのオリンピックが開かれます」ときれいにまとめて会場は笑いに包まれた。出演はほかに秋山菜津子、大倉孝二。公演は9月5日(水)から10月28日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演。チケットは7月21日(土)10:00より一般発売開始。取材・文:釣木文恵
2012年07月20日9月、妻夫木聡が舞台に立つ。NODA・MAPの新作『エッグ』がそれで、妻夫木にとって3度目の舞台であると同時に、3作目の野田秀樹作品でもある。NODA・MAP「エッグ」チケット情報「気が付いたら、続いちゃいました(笑)」と笑うが、「作品を選ぶ時は、かなり直感に身を任せています。野田さんに声をかけてもらったら反射的に“あ、やりたい”と思うんですよね」という言葉が裏付けるのは、自身と野田との相性の良さだろう。昨年の出演作『南へ』は、不二山という架空の火山を舞台に、噂、報道、真実、嘘といった問題がやがて、日本の歴史全体への視線に繋がるような作品だった。「『南へ』での経験は大きかったですね。僕が演じたのは、見方によって幽霊とも人間とも、記憶喪失者とも二重人格者とも言える青年。お客さんが観ながら解釈の可能性を広げていける話なので、自分の役が何者かを決めつけるのは早々にやめました。と同時に、野田さんからは、役の感情や感覚が腑に落ちていることが求められたんです。演じる側にそれがないと、ただ難解なだけの話で終わってしまう。難しくて苦しみましたけど、苦しむことを自分で大切にできた作品でもありました」。『エッグ』は、スポーツと音楽をモチーフにした話になること、妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルが主演であること、音楽を椎名林檎が手がけること以外、詳しいことは明らかにされていない。「どんな作品になるのか、楽しみですよ。さっきの“腑に落ちる”も、野田さんからよく言われる言葉で、わかったような芝居をするな、ということなんですけど、いつもたくさんの刺激をもらっています」。新作でどんな苦しみと喜びが待っているかはわからないが、共演者にも心強い期待を寄せる。「深津さんと一緒にやると、引き出されるものが多いんです。役者としてあれだけいろんな顔を持ってたら、自我を大事にするのかと思いがちですけど、協調性をとても大事にする方で。これは僕の想像ですけど、それは野田さんの舞台に出演されていたことも影響しているんじゃないかな。仲村さんは、子供の頃からずっと拝見しているので、以前から知っているような気がしますが、実は全くの初対面。おそらくがっつり絡むと思うんですが、初めての共演を舞台でできることは、とてもうれしいですね」。取材・文:徳永京子公演は9月5日(水)から10月28日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演。チケットは7月21日(土)10時より一般発売開始。なお、チケットぴあでは7月10日(火)11時まで先行抽選・プレリザーブを受付中。
2012年07月06日