公私を問わず、いまやコミュニケーションの中心となっているSNS。トラブルが生じやすい原因とその対処法について、本を通して検証!感情を推し量れない短文のやり取りが誤解のもと。現代のコミュニケーションに欠かせないSNSはトラブルも勃発しがち。その大きな原因に、やり取りする文章の短さを挙げるのは、『ソーシャルメディア中毒』の著者でITジャーナリストの高橋暁子さん。「一言単位でのやり取りが繰り返され、しかも文字中心で表情や口調など相手の感情を読み取る情報が少ないため、誤読が生じやすいのです。発信時は、最大限相手を慮ること。そして、受けたメッセージには脊髄反射的に反応せず、ひと呼吸おき冷静さを保って」投稿をネガティブに捉えられてしまったり、他人と比べて嫉妬したり、SNSで人間関係をこじらせる危険も。「SNSは、100%好意的に受け取られることはないと覚悟して使うほうが、傷つきません。また、SNSは義務ではないので、やらないのも一手」『ソーシャルメディア中毒つながりに溺れる人たち』高橋暁子問題が後を絶たないSNSの闇と解決法に迫る。依存やいじめ、鬱を引き起こす危険をはらむ一方で、インフラと化した便利なSNS。どうすれば適切な距離が保て、上手に付き合えるか考える。幻冬舎エデュケーション新書778円SNSお悩み相談Q. 知り合いの裏アカがひどいのですが、どうしたら?A. スルーするのが大人の対応です。気持ちの上で距離をとり、表面的には、知らないふりをするのが無難でしょう。仕事関係の人ならなおさらです。Q. SNSが楽しかった時期は過ぎ、ストレスに…。A. 疲れてまでやることか問いかけてみて。一日の利用時間や休む日を決めましょう。あくまでSNSはリアルの補完。現実の人間関係を重視したほうが人生は豊かです。高橋暁子さんおすすめのもう1冊『何者』朝井リョウ就活生を描いた直木賞受賞作。就職活動を通じて、自分が何者か模索する若者たち。励まし合う友人関係だったはずが、SNSによって変わっていく。「Twitterで友人の悪口を書いていたり、検索履歴から本心を知られたり。素性は隠せても、その人の本心がリアルに表れるのがSNS。登場人物の行動を反面教師に、自らの使い方を顧みては」。新潮文庫630円高橋暁子さんITジャーナリスト。SNS黎明期からその便利さと問題点を取材し、テレビや雑誌、Webなど多媒体で発信する。著書も多数。教育出版の令和3年度中学校国語の教科書にコラムが掲載される。※『anan』2020年6月3日号より。写真・大内香織取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年05月30日子どもは親の目が届かないところで、SNSやインターネットを使いこなしているもの。実際にNTTドコモが13歳~18歳の現役中高生に行った「SNS利用について」の調査では、親世代に思いもよらぬ、驚きの結果が……!スマホと共に成長し、「インターネットはキケン」という意識が薄れつつある現代の中高生世代。この調査では、子どもたちが被害者になるだけではなく、加害者になりかねないようなSNSの使い方が見えてきました。■何気ない行動がリスクの種に!▼警戒心が薄いゆえ、SNSのキケンな使い方もまずSNS投稿についてあてはまるものを質問したところ、個人情報の特定につながるような顔写真・制服姿の投稿をしていることが明らかに。特に全体の約半数の42%が「SNSに顔や制服のうつった写真・動画を投稿したことがある」と回答しており、多くの中高生が個人情報流出への危機感がないまま、SNS投稿をしていることがわかります。さらに、投稿したことがある人の割合を見ると、中学生は45%、高校生は38%という結果に。高校生よりもSNS歴が短くて慣れていないと考えられる中学生のほうが、リスクにつながる投稿を行っている割合が高いことが分かっています。それだけでなく、SNSでつながった人と実際に会うケースも多く、37%の人が「友人がSNSでつながった人と実際に会った」という話を聞いたことがあることが分かりました。「同じ趣味を持つ仲間だと思って会ったら、まったく違う人が現れた」……なんてケースを想像するだけで、恐ろしいですよね。中高生はSNSへの警戒心が大人よりも低いゆえに、個人情報につながる情報を投稿してしまったり、リスクを深く考えずにSNS上で交友関係を築いてしまったりしているといえそうです。▼あわやトラブルに!?約3割が「SNSで他者への批判コメントを発信」また、ちょっとしたきっかけから、加害者になってしまうリスクもあります。「自分自身のSNS 投稿・コメント」についての質問では、約3割がSNSで他者を批判したことがある」という結果に。中高生自身がSNSで批判コメントをして、誹謗中傷などの加害者となるリスクもあると言えそうです。▼子どもが取るトラブル解決法、「親」よりも「ネット検索」が1位にさらに、トラブルのリスクにさらされながらも、なかなか親に相談できる環境にない子どもも多いようです。ネットショッピング・フリマアプリでの売買など、金銭が発生するやりとりでは、大人と同じ土俵で取引することになるため、詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性は否定できません。90%とほとんどの中高生が「インターネット上で買い物をしたことがある」と回答した一方で、うち半数以上の約6割の中高生が、インターネット上で買い物をするときに親に相談や共有を「いつもしていない」、もしくは「しないこともある」と答えています。そして、もし自分がトラブルに遭った際にまず行うこととしても、「親に相談する」は55%にとどまっており、「ネットで調べる」が76%と最多となる結果に。この行動を受けてさらに調査すると、トラブルに巻き込まれた時に気軽に相談できる相手が「身近にいない」と回答した人が4人に1人という状況に。身近に相談できる人が「いない」中高生たちが多く、インターネットに頼りがちな様子がうかがえます。ネット上の不正確な情報をもとに、自分でトラブルを解決しようとしてしまう可能性もあるため、注意が必要そうですね。▼トラブルに遭ったら?専門家が語る“親子の関係づくりの重要性”これらの結果を受けてITジャーナリストの鈴木朋子さんは、普段から親子でネットの使い方について話しやすい雰囲気づくりをすることが大切だとしています。鈴木朋子さんITの知見と2人の娘の子育て経験を活かし、子どもの安全なIT活用をサポートする「スマホ安全アドバイザー」として活動中。中高生はネットやスマホの使い方には長けていますが、社会の常識はまだ培われていない年齢です。ネット詐欺は少しずつ姿を変え、多くのトラブルを生んでいます。ネットマナーに関しては、学校での指導に任せるだけでなく、親が子どもと話し合うことが大切です。また、ネットは悪い人とも簡単に繋がってしまう危険性があります。早めに相談があれば対応できたケースでも、親に心配をかけたくないと考えて打ち明けてくれないことがあります。普段からスマホやネットに関してオープンに話せる雰囲気作りが大切です。 子どものネット利用状況をなるべくキャッチし、トラブルになる前に、普段からSNSなどについて会話をすることが大切です。また、親に相談しづらいケースを考えると、第三者へ相談できる環境を整えることも重要と言えそうです。[調査概要]調査名:「中高生のスマートフォン事情」に関する調査調査対象:13歳~18歳 中高生200名 スマートフォンを所有している方 調査期間:2020年2月7日~2月10日調査方法:インターネット調査■万が一のために、サポートサービスを活用しようそこで活用したいのが、ドコモならではの手厚い対応が魅力の 『ネットトラブルあんしんサポート』 。トラブルの予防・相談から、被害を受けたときの対応まで、ワンストップで対応・補償してくれるサービスです。月額500円(税抜)で、専門スタッフへの電話相談、最新のトラブル事例のチェック、不正利用補償を利用することができます。▼1.専門スタッフへの電話相談が無料家族や友人には言いにくいことでも、第三者であれば、相談がしやすいこともあるかもしれません。このサービスの最大のポイントである「電話相談」では、トラブルや困りごとがあったときに、対処方法を専門スタッフへ相談することができます。なんでもインターネットで調べられる時代だからこそ、小さなことでも直接会話ができるのは安心できますよね。▼2.最大100万円まで不正利用を補償 「不正決済補償」では、QRコードやクレジットカードなどのキャッシュレス決済において、万が一不正利用の被害に遭った場合、最大100万円を補償。不正決済などの金銭トラブルも多いなか、決済事業者の補償範囲を超えたサポートを受けることができます。▼3.ネットトラブル事例集で事前学習も「うちの子は大丈夫」と思わずに、トラブルに遭った場合に慌てないように親子で知識を持っておくことも大切です。「ネットトラブル事例集」では、高額請求・ネット詐欺・SNSトラブル等、カテゴリごとに様々なトラブル事例新着記事のお知らせ通知が届きます。※専用アプリの利用が必要最新の情報を取り入れて、常にトラブルへのアンテナを張りましょう。▼1,000ポイントがもれなくもらえる!2020年3月31日までのお申込みで、dポイントがもれなく1,000ポイント分もらえるキャンペーンも開催されているので、要チェックです。 キャンペーンについてチェックする! ■親子でトラブルの芽を意識しようネットトラブルは、意外にも身近に潜んでいます。我が子が被害を受けるだけでなく、ちょっとしたことから、加害者になってしまうかも……。親ができることとして、このようなサービスを積極的に取り入れてあげることで、子どももトラブルの芽を意識でき、インターネットの使い方も変わりそうですね。『ネットトラブルあんしんサポート』は、初回31日間は無料で利用できるので、下のリンクから詳細をぜひチェックしてみてください。 『ネットトラブルあんしんサポート』詳細 (文:ソーシャルトレンドニュース編集部)■提供NTTドコモ
2020年03月19日誰かと繋がっていたくて始めたはずなのに、相手の投稿に劣等感を抱いたり、トラブルになったり…。SNSにおける人と人との距離感を考察!SNSでの絆こそ時間をかけて醸成させるべし。SNSが身近になるほど、こじれる人間関係。漫画家のJamさんは以前、相談した友人に、こっちが悩んでても相手は気にもせず、「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」と言われて吹っ切れ、本書のタイトルにしたそう。そして、SNSが縁で親友と呼べる人にも出会えた。「現実の友達作り以上に時間はかかりますが、理性や思いやりを持って接すれば、顔の見えない相手と絆を結ぶことも不可能ではありません!」そのための心得とJamさんによる新作漫画を2作公開!【Jamさんと考える】“あるある”SNS CASEスタディ人といる時もSNSが気になる…。目の前にいる人と、明日会えるとは限りません。SNSが気になって視線はスマホにばかり。相手の顔を見ず、会話も上の空。「人と一緒にいる時、その場にいないことにされたように感じて、とても悲しくなります。四六時中、SNSが気になる人がそこから離れるのは難しいと思いますが、SNSは一人の時にも見られるけど、今、目の前にいる人は、明日はもう会えないかもしれません。それでも見なければいけないのか。一度、自分に聞いてみるといいと思います」返事したり、「いいね!」したり、やることが多い…。SNSの“お返し文化”はスルー。コメントにすぐに返事をしなきゃと焦ったり、フォローされたらフォローバックしなきゃいけなかったりと、“お返し”が暗黙の了解のSNS。「何かを頂いたら返す、日本ならではの“お返し文化”は好きです。でも、SNSのメッセージは、投稿した時点で相手は目的を果たしているし、フォローも見たいからするだけ。優しさや心の余裕として、返せる時や返したい時だけ、お返しも自分の都合でやってもいいと思います」SNSで悪口を言われている気がする…。宛名のないものは自分宛てにしなくてOK。タイムラインに現れた意味深な投稿や愚痴を見て、「私のことかも…」と猜疑心を抱いてしまうことがある。「スマートフォンには、自分宛てのメッセージやメールがいっぱい届きますよね。だから、スマホでSNSを見ていると、誰に対して発してるかわからない投稿も、自分宛てと受け止めやすいそう。相手にしたら『キミの話はしていない』かもしれないのに、わざわざ自分宛てにして気分を害するのはもったいない!」多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。Twitterで累計50万以上RTされた漫画を書籍化。“ここにいない誰か”に傷つかない考え方を提案。名越康文監修。サンクチュアリ出版1100円ジャム漫画家、ゲームグラフィックデザイナー。コミック雑誌『Eleganceイブ』とWebサイト「Souffle」で4コマ漫画「まねきねこのうた」を同時連載中。新著に『にゃんしゃりで心のお片づけ。』(PHP研究所)。※『anan』2019年11月13日号より。写真・内山めぐみ取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年11月11日フェイスブックやインスタグラムなどのSNSで、ママ友と交流している人は多いと思います。楽しくて便利なSNSですが、知り合って日が浅いママ友だと、お互いのことをよく知らないがゆえに、トラブルに発展してしまうことも。SNSをするうえで、気を付けたいマナーをご紹介します。 勝手に他人の写真を投稿しない絶対にやってはいけないのが、自分以外の子どもが写っている写真を勝手に投稿すること。みんなで楽しく遊んだひとコマを悪気なく載せる人はいますが、SNSに子どもの写真を出すのを極端に嫌がる人もいます。 それでなくても、自分の知らないところで勝手に投稿されていたら、決していい気持ちはしませんよね。写真を投稿する際は、「〇〇ちゃんと一緒に撮った写真を載せてもいいかな?」と必ず事前に許可をとることが大事です。 スタンプで隠すのはあり? なし?「写真を載せてもいい」と気持ちのいい返事がもらえればいいですが、問題は「うちの子は顔出しNGで……」と難色を示された場合。自分の子ども以外の顔をスタンプなどで隠して投稿していませんか? 一見ママ友に配慮しているように思えますが、わが子の顔を塗りつぶされた写真を見て決していい気分はしないはず。それに服装や背景などから、個人が特定されることもあります。ママ友から「写真を載せるのはNG」と言われたら、一切載せないようにしたほうがトラブル防止になります。 自宅周辺の写真にも注意して写真だけじゃなく、個人情報にも注意したいもの。たとえば、SNSに投稿した写真には位置情報が含まれている場合があります。それを使って第三者が撮影した場所を特定できるので、ママ友といつも遊んでいる公園やママ友の自宅などがわかるような投稿は極力控えたほうがいいでしょう。 位置情報サービスをOFFにしたとしても、背景などから地域がわかってしまう恐れもあるので要注意です。 あと注意したいのは「今日は〇〇ちゃんのママと遊びました」など、勝手に名前を出してしまうこと。その日遊んでいたことをSNSでつながっているほかの友だちには知られたくない場合もあるかもしれません。一緒にいたことを投稿する際には、断りを入れておくべきでしょう。 嫌なことはきちんとNOと伝えようだけど、なんでもかんでもSNSに投稿してしまうママ友はたまにいます。自分の子どもの写真や名前を載せるのをやめてほしい場合は、うやむやにしないでハッキリと伝えるべき。なるべく角が立たないように、「うちはパパがすごく厳しくて、SNSには子どもの写真も名前も一切ダメだって言われてるの」など、夫のせいにしてもいいかもしれません。 公園や児童館などで新しいママ友と出会う機会もあると思います。せっかくの楽しいSNSでトラブルにならないよう、マナーを守りながらお付き合いしていけたらいいですね。 著者:ライター 妹尾香雪女性誌・書籍・WEBなどで、女性のライフスタイルについて執筆。プライベートでは一児の母として子育ての真っ只中。ワーキングマザーとして自身の育児体験に基づいた記事を提供している。
2019年06月02日最近では、「SNSをしないママさんはグループから排除されることもある!」のだとか。“親の行動が子どもに影響するのが嫌で、常にSNSチェックをせざるをえない状況”だと、嘆いているママさんもいるようです。どうやら、ママ友会で話についていけない、話題の共有ができていない――グループでの行動を好む女性にとって、そういう行為は、つまり“足並みを乱す身勝手な行動(存在)である”ということなのかもしれませんね。聞いたところによると、SNSの投稿にコメントしないこともNGなのだとか。そこで、SNSをめぐるママさんたちのトラブルについてリサーチをしてみました。Greyscale / PIXTA(ピクスタ)■ 子どもの個人情報に敏感なママ友。コメントにも細心の配慮を!現在は、インターネットによる個人情報漏洩などのトラブルが多くなってきているにもかかわらず、個人のSNSではその感覚が薄くなってしまうこともあります。投稿をしている人が、どこまで個人情報をさらしているのかを確認してから行動を起こさないと、それがママ友トラブルにつながることもあるようです。HIME&HINA / PIXTA(ピクスタ)「コメント欄に子どもの実名を出してしまい、それについて怒られた」(30歳/パート)「うちの子どもが写っている運動会の写真をSNSにあげたら、勝手に娘の友だちと連携されてしまって、相手のママから写真を消すよう怒られてしまいました」(35歳/パート)「子どもがピースしている写真はかわいいけれど、最近では指紋まで判別されてしまうっていうから怖いですね。ママ友でSNSで写真共有する人がいるのだけれど、はっきり言ってやめてほしいな~」(30歳/専業主婦)■ いつまでも上がったままのSNSの画像データ!その手軽な感覚が仇となる!?最近は、ブログよりももっと手軽に続けられるSNS。まわりと繋がっている安心感や、投稿がメモ代わりにもなると考えているママさんも。だから、スマートフォンが壊れてもSNSにあげた画像データがあれば安心と考えるママさんもいるでしょう。その手軽さがトラブルを招くきっかけとなることもあるのかもしれません。ocsa / PIXTA(ピクスタ)「子どもが習い事に行く日をSNSに投稿しているママ友。うちの子と一緒に通ってるんだけど、不審者とかもいるかもしれないし、できれば距離をとりたい。うちの子が巻き込まれたらと思うと怖いです」(38歳/フルタイム)「◯歳の誕生日とか、子どもの成長がわかる写真を全体公開しているママ友がいるけど、私はやりたくないな。いくら子どもでも、肖像権とかあるんじゃない?」(34歳/専業主婦)Graphs / PIXTA(ピクスタ)また、LINEアプリを入れていないから連絡が取りにくい、そんな理由で半強制的にアプリのダウンロードを余儀なくさせられた人もいます。どんなに便利なアプリでも、”強制的に”というのはイヤなものですからね……。たまたま皆が使っていて、かつ利害が一致するのであれば、SNSというのは非常に便利なものです。しかしそれが強制的になってしまったり、モラルが守られなくなることで憔悴気味になってしまうというのも“ママ友SNSあるある”なのかもしれませんね。
2018年05月24日手軽ゆえに、トラブルも少なくないSNS。もっと楽しく、好感度を上げるには?「SNSは、コミュニケーション手段であり、必ず相手がいます。その人は、あなたと同じように、感情を持った生身の人間。アカウントの設定にもよりますが、不特定多数の人が見ていることを忘れず、その人たちを不快にさせないことが、好感度アップの大前提となります」(マナー講師・金森たかこさん)「SNSだからと、考えすぎて、身構えなくても大丈夫!LINEでも相手と会話のテンションやテンポを合わせるとか、基本的なコミュニケーション方法ができていれば、好感度はおのずと上がりますよ」(『SNS入門』の漫画家・かっぴーさん)ここでは、SNSで最低限守りたいマナー4箇条をご紹介します!業務上知り得たことはアップしない!仕事絡みでSNSを使う機会も多くなり、公私のボーダーが曖昧になってきている人も少なくない。「実名でも匿名でも、個人アカウントで業務上知り得た情報を外部に漏らせば就業規則違反です。そのつもりはなくても、職場で撮影した写真に資料がうっかり写り込む可能性などもありますので注意を」(金森さん)。明言しない“匂わせ”も特定される危険があると心得て。拡散する際は、きちんと内容の見極めを!SNSには、デマやフェイクニュースも交ざっている。「あなた自身の投稿でなくても、内容によってはRTや『いいね!』したことで、信頼が失われることも。むやみに拡散しないように」(金森さん)。知人が明らかに間違った情報を拡散していたら?「たしなめるのも愛情。『あなたの価値を下げてしまいもったいない』などと伝えると角が立たないでしょう」タグ付けは相手の許可を取ってから!勝手なタグ付けは、相手の私生活を晒すことに。「SNSでも“親しき仲にも礼儀あり”。『タグ付けしていい?』のひと言は必須です」(かっぴーさん)。「無許可のタグ付けは完全なマナー違反!むげに断れない時は、『きれいに撮ってくれたのに申し訳ないけど、顔出ししたくなくて』『親戚も見てるから』などと告げると納得してもらいやすいでしょう」(金森さん)位置情報は基本OFF!位置情報は、自宅の住所や勤務地など個人情報を自らダダ漏れさせているようなもので、リスクは大きい。「地図、天気、SNSと、サービスごとに位置情報をON/OFFが選べるにもかかわらず、意外とSNSでも位置情報がONのままの人がいます。いま一度確認を」(かっぴーさん)。もし、意図せずONになっている知り合いがいたら、今すぐやめるよう教えてあげて。かっぴーさん広告代理店クリエイティブ職を経て、2015年、漫画「フェイスブックポリス」をWebで公開し人気に。以降、『左ききのエレン』『バズマン』などを発表。金森たかこさんフリーアナウンサーから、マナー講師に。話す現場での経験を活かした言葉遣いや話し方指導に定評あり。著書に『入社1年目ビジネスマナーの教科書』など。※『anan』2018年4月18日号より。イラスト・菜々子取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2018年04月11日子どもが通う学校や幼稚園の親同士が連絡先を交換するというのは珍しくありませんが、SNSとなるとちょっと事情が変わってきます。SNSではタイムラインなどにプライベートの情報がたくさん公開さてていたりして、あまり親しくない人に見せるのは抵抗があるけれども、かといってSNS申請を断るのも感じが悪いし…。そんな一筋縄ではいかないママ友とのSNS事情について調べました。●7割がママ友とSNSでつながっているママテナが独自に行ったアンケート「ママ友とのSNSについて」の結果によると、子どもの同級生のママ友・パパ友とSNSでつながっている人は、68.6%でかなり多くの人が、ママ友、パパ友からのSNS申請に応じ、つながっているようです。SNSでつながっているとなると、SNS上でなんらかのトラブルが起きることが懸念されますが、実際にトラブルに遭遇したことがあると答えた人は、9.3%という結果に。多いというほどではないですが、決してレアとは言い切れない程度には、ママ友同士でSNS上のトラブルが起きているようです。●使用しているSNSはLINEが圧倒的一方で、使用しているSNSについての質問に対しては、LINEと回答した人が93.6%と、圧倒的な支持を受けていました。LINEはTwitterなどと違い、意図せず個人情報が拡散されてしまうといったリスクが少ないですが、招待されていないグループで陰口をたたかれるなどの、他のSNSとは違ったトラブルが起きてニュースなどでも取り上げられています。続いて人気だったのがFacebookで、回答者の38.4%が利用していました。Facebookはプロフィールに登録した経歴から、同級生を見つけたりしやすく、つながりを広げやすいため人気と思われますが、逆につながりたくない人に見つかってしまうリスクも高いツールですね。3番目に多かったのはmixiで9.4%という結果に。SNSの先駆けだったmixiは、大きくシェアは落としつつも、いまだにその存在感を示しています。昔からmixiでつながった人たちとの連絡手段として、いまだに使い続けられているのでしょうか。多くのママが、ママ友、パパ友とSNSでつながっているようですが、その結果、SNSに起因するトラブルもそれなりに起きているようです。自分は大丈夫と過信することなく、さほど親しくない人とつながる際には、SNSのトラブル対策などを心がけたほうがいいのかもしれません。(文・姉崎マリオ)
2018年03月25日わが子の晴れ舞台には、たくさん写真に収めたくなるのが親心。いつもよりおめかしした子どもたちの姿は、思わずいろんな人に自慢をしたくなってしまうほど可愛いものですよね。しかし、SNSに勝手に写真を投稿することは、法律上問題はないのでしょうか?■勝手に子どもの写真を投稿したらSNSに写真を勝手に投稿する行為が、「肖像権侵害」として違法となるかどうかについて、明確な基準があるわけではありません。一般的には、撮影された人の社会的地位、撮影された内容や目的、撮影する必要性などを総合的に判断することになります。ケースバイケースですが、肖像権は「プライバシー権」の側面があるため、写真の内容が個人として特定できる可能性が高ければ高いほど、肖像権侵害と判断される可能性は高まります。つまり、ほかの事情にもよりますが、写真に子どもの顔がアップで写っているほど肖像権侵害と判断される可能性は高くなります。逆に、メインではなく背景に小さく写っている場合には肖像権侵害と判断される可能性は相対的に低くなるということです。■写真の投稿で気をつけたいこと肖像権については、先ほども説明したとおり、プライバシー権の側面があります。だから他人が写っている写真を、個人が特定されやすい形で投稿してしまうと、違法となり損害賠償義務を負う可能性が高まります。また、子どもが裸で水遊びをしている写真は、「児童ポルノ」として処罰の対象となる可能性もあります。もちろん、それだけで必ず児童ポルノ禁止法違反となるとはいえませんが、すくなくとも疑いをかけられる可能性が出てきます。また撮影した本人とは、まったく知らないところで犯罪に利用される可能性もあるので、そういった写真の投稿はなるべく控えるべきでしょう。一般的には、恥ずかしい姿態が写っている場合には、「名誉毀損」や「プライバシー権の侵害」など問題になる可能性も十分考えられます。また、他人が写っている写真の場合には、のちにトラブルとなる可能性があるので、その写真を相手に見せた上でSNSに投稿することの同意をもらうべきでしょう。■消してもらうことはできる?法律的に言えば、裁判所を通じて写真の公開差し止めを求めることもあり得ますが、弁護士費用・手続きの煩雑さを考えると現実的ではありません。また、裁判所を通じて差し止めを求めてしまえば、お互いの関係性は崩れてしまうでしょう。そこで、まずは角が立たないように、「個人として特定されるとまずい」ということをやんわりと伝えた上で削除してもらうように、相手に伝えた方がよいかと思います。■まとめネット上にアップされた情報は完全に削除することは難しいのが現実です。自分は限られた範囲でアップしたつもりでも、知らぬ間に拡散され、自分の手に負えない事態になってしまうことも少なくありません。したがって、たくさんの人に見てほしいという思いから、子どもの晴れの姿の写真を投稿したところ、しばらくしてから、大ごとになり、損害賠償を求められるなんてことも考えられます。他人が写っている写真を載せる際は慎重に行うようこころがけましょう。
2017年03月29日毎日の生活の中で、SNSはもはやなくてはならないツールになっている人も多いかと思います。しかし、自由に発信できる場なだけに、彼の思うままにさせていると良からぬ情報をさらされてしまうことも・・・。今回は、そんなSNSが引き起こした恋愛トラブルをご紹介します。みなさんもぜひ気をつけて!■◆個人情報を勝手にさらされる「まだ付き合ってもいないのに、食事に行った時に勝手に写真をとって勝手にSNSに写真をあげられていました。しかも顔丸出し。本当にやめてほしい」(24歳/院生)「『〇〇ちゃんの通っている〇〇大学の文化祭にきた!』と思いっきり個人情報をSNSでさらされたことがある。他にも『最寄り駅でお茶したよ』と完全に駅名が特定できるお店の写真をアップしたり無防備すぎる」(21歳/学生)デートをした際に撮った写真や彼が知っていることから、個人情報が特定できてしまう内容を無防備にSNSにあげられてしまうこともあるかもしれません。たとえ見ている人が少なくても、トラブルの原因になる可能性は十分にありますよ。写真などを撮られたら事前に「アップはしないで」と伝えるなど、予防しておくことが必要でしょう。■◆デートの内容をさらされる「大学で同じゼミだった男子が私のことを好きだったらしくて、そのことをSNSでみんなに広めまくっていることがわかりました。『明日デートに誘う』『〇〇って言われた』『趣味は〇〇らしい』とか私のことをいちいち仲間にSNSで相談。すごく嫌な気持ちでした」(22歳/学生)「付き合っていた彼氏が私とのデート内容を詳細にツイッターにあげていて、さらにはプレゼントとか言った言葉をポエミーにつぶやいていることが発覚しました。気持ち悪すぎて別れました」(23歳/学生)大きなトラブルにはつながらないかもしれませんが、デート内容まで事細かに報告されたら恥ずかしすぎますよね。本人はつい盛り上がってSNSにあげただけかもしれませんが、不特定多数の人に自分と彼しか知り得ない情報や大切な思い出を勝手にあげるのはマナー違反でしょう。そのような彼氏にはきちんと「ふたりの思い出がシェアされたら嫌だ」という気持ちを伝えるべきです。■◆SNSで嫌がらせをされる「告白されてフった男子に、SNSで悪口を広められました。いろんな人が見ているSNSで『男好きのクソビッチ』と言われました。さらにはありもしない噂まで流されました。言い返すのも嫌なので黙っていますがストレスです」(28歳/出版)「『ご飯に行こう』とか『デートしよう』と誘われたので、彼氏がいるから無理ということをきちんと言ったら、彼氏を調べ上げられました。そして彼氏のSNSにいやがらせのメールが届くように。匿名だけどタイミングから考えて犯人はそいつしかいない」(21歳/学生)恋愛自体で何かトラブル担った場合、その相手からSNSを通じた嫌がらせをされるということも。恋愛で生じたイライラをSNSで解消しようとする男子は最低ですし器も小さすぎますよね・・・!こうした相手に言い返してしまうと火に油を注ぐことになるので、静かに無視するのが一番です。誰もそんな相手の言うことなんて信用していないはずですよ。■◆プロフィールだけ付き合ったまま「元彼がいつまでたっても、SNSで彼女として私の名前を残しています。いい加減変更してほしいです。紛らわしいし、知り合いに見られるのが嫌」(21歳/学生)相手も情報を載せたことを忘れてしまっているのかもしれませんが、こちらからしたら迷惑な話ですよね。とはいえ、そのためだけにわざわざ元彼と連絡を取るのも手間でしょう。そんな場合には、共通の友達がいればさりげなく伝えるなどして修正してもらいましょう。■おわりに便利な反面、トラブルになるとややこしいのがSNSです。こんなトラブルに巻き込まれないように、恋愛も円滑に進められると良いですね。(夏目英実/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月14日歌手のアデルが、15日にロサンゼルスで行われたグラミー賞授賞式でのパフォーマンス中に、音声トラブルに見舞われた。『オール・アイ・アスク』を披露するためにステージに立ったアデルだったが、数秒間に渡って音声が流れず、その後はボリュームが安定していなかったほか、バックバンドの一部にはアデルが歌っている音程ではないキーで演奏しているミュージシャンもいたようだった。そのトラブルはテレビの視聴者にも明らかで、ソーシャルネットワーク上には苦情が殺到した。そんな苦境の中でも、アデルはパフォーマンスを止めず最後まで歌い切り、その後ツイッターで、ピアノのマイクが弦の間に落ちてしまったことが原因だったと説明。そんな不運に見舞われたアデルは、式典後はハンバーガーで元気を出したそうだ。このトラブルに対して放送局のCBS側は「5から8秒間に渡ってどうしようもできない技術的問題が発生しました」とコメントしている。同式典ではほかにもジャスティン・ビーバーやザ・ウィークエンド、デヴィッド・ボウイのトリビュートを行ったレディー・ガガとナイル・ロジャースなどがステージに立った。(C)BANG Media International
2016年02月17日みなさん、こんにちは。ライターの神野悠です。今や毎日のニュースを手に入れるためにSNSを使う時代かと思いますが、便利だからこそトラブルも大変多いツールです。ついついリア充アピールしたくなっちゃうSNSですが、使い方によってはウザがられて非モテになっちゃうことも・・・。今回は、SNSの非モテ行動をご紹介したいと思います。■1.Instagram:ハッシュタグつけすぎ!「ハッシュタグって、同じタグを使った人と繋がるためにつけて投稿するものなのに、ハッシュタグで区切りながら長文の投稿する人って、何がしたいのか分からないですね」(20歳/大学生)「インスタで何で一つ一つの投稿があんなに長くなるのか・・・(笑)。その上連投となると読まずにスクロールしてます」(22歳/大学生)旅の思い出や、彼氏との記念日など、気に入った写真をコメント共にシェアすることができるのが手軽でいいですが、そのコメントの仕方に注意です。イベント名や地名毎にハッシュタグをつけるのはまだしも、「#が」「#だった」のように文章を細かく区切ってハッシュタグをつけるのは使いこなしている感を出しつつも本来の目的を無視していて、非常に不評です。■2.Twitter:ホーム画面「ホームの位置情報のところに、彼氏彼女の名前を入力してる人はアホなんじゃないかって話はよくしてます。大学生にもなって何してんの?って(笑)」(19歳/専門学生)「ホーム画面に自分の情報全部書いてる人。あそこは公開・非公開にかかわらず全ての人が見る事できるのに不用心だなって思います」(20歳/大学生)簡単な自己紹介や、住んでいる場所の位置情報、ホームページのリンク等を貼ることのできるホーム画面。色々な使い方があるようですが、想定された用途から離れた形だと、「なぜ?」という感情を抱かせてしまうので気を付けましょう。■3.Twitter:リツイート内容「今の時期、ミスコンの候補者が更新するんですけど、知り合いでもないのに、キャーキャー騒いでリツイートばっかりするの、一体ミスコンに何を求めてんだって(笑)」(21歳/大学生)ミスコンや有名人との交流もSNSを通じてより身近にできるようになりました。ですが、その人たちに興味がない人たちにとってはどうでしょうか。呟きすぎるのが良くないように、宣伝botのようにリツイートのし過ぎも評価は低いです。注意しましょう。■4.Facebook:頑張る宣言「Facebookにいちいち報告をする人いるじゃないですか。近況報告はまだしも、まだ何にも成し遂げてないのに『~始めます』っていちいち投稿するのはどうかと思いますよ。頻度が高ければ高いほど、頑張ってないんじゃないかと思ってしまいます」(23歳/大学生)「『辛い事たくさんあったけど、また一から頑張ります!』っていう感じに何があったのか聞いて欲しくてたまらない投稿する人はリアルもやばいです、確定です」(18歳/大学生)連絡先を交換するときに、Facebookのアカウントでつながる大学生は多いはずですが、リアルな友達と繋がるからこそ、その投稿内容には気をつかうべきですね。「みんなに公開することで自分を追い込んで頑張る」という目的かもしれませんが、あまりにもそれが多いと「口ばっかりじゃん!」となってしまうことも。特に「構って欲しい」アピールが過ぎる投稿は非モテ行動の代表格です。■おわりにいかがでしたか?学年が上がれば上がるほど、ネット上で繋がる人も増えてきます。便利だからこそ、使い方次第で良くも悪くも自分のイメージに関わってくるということを、きちんと認識しておきたいところです。(神野悠/ライター)(ハウコレ編集部)(伊東亜梨沙/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年11月21日メールやSNSでのコミュニケーションは、なかなか難しいもの。ちょっとした誤解が、思わぬトラブルに発展することも決して珍しくありません。そこで参考にしたいのが、『だから、読み手に伝わらない!(もう失敗しない文章コミュニケーションの技術)』(山口拓朗著、実務教育出版)。「モメない」「誤解させない」「伝わる」コミュニケーション技術について解説された書籍です。きょうは第3章「だから、モメないメールのコツ」から、「2つの質問技法を使い分けよう」を引き出してみます。■2つの質問技法質問には「クローズド・クエスチョン(以下CQ)」と「オープン・クエスチョン(以下OQ)があり、メールを書く際には、この2つの質問技法を上手に使い分ける必要があると著者。では、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか?(1)クローズド・クエスチョンCQは、「はい/いいえ」「A/B」という具合に、相手に択一で答えさせるかたちの質問。回答範囲に制限を設けることにより、考えや都合、事実、話題などを絞り込むことが可能になるわけです。(2)オープン・クエスチョン一方のOQは、回答に制約がなく、相手が自由に答えられるかたちの質問。話題やアイデアなどを広げたいとき、あるいは意見や情報を引き出したいときなどに有効だといいます。■CQとOQの実例CQ:和食と中華なら、どちらがお好きですか?OQ:どんな食べものがお好きですか?CQの場合、答えは和食か中華のどちらか。対するOQの場合は、好きな食べものについてより自由に答えられるということ。ただし優劣をつけられるものではなく、どちらが適しているかは状況によるといいます。CQでは、相手が「イエス/ノー」や「A/B」を答えやすい反面、TPOを間違えると、「どうしてこの選択肢しかないの?」「こちらの意見を聞く気はないの?」といぶかしがられる危険性も。同じようにOQでは、相手が自由に回答できる反面、TPOを間違えると、「こちらの都合など聞かずに、そちらでまず候補を挙げてほしい」と思われてしまうかもしれません。つまり、大切なのは「使い分け」。メールの目的や相手との関係性、その場の状況などを見極めながら、CQとOQのどちらがふさわしいか、その都度、よく考えて使うべきだということです。(文/印南敦史)【参考】※山口拓朗(2015)『だから、読み手に伝わらない!(もう失敗しない文章コミュニケーションの技術)』実務教育出版
2015年05月23日皆さんは、彼氏とSNS上で「友達」ですか?「もちろん!」と答える方もいれば、「いや・・・」と答える方もいるでしょう。「いや・・・」と答えた方はひょっとすると、SNSが原因で、彼氏とのトラブルを経験したことがあるのでは?そう、SNSは付き合うまでの期間に相手との距離を縮めるのには効果的ですが、付き合ってからはマイナスに働くことの方が多いようです。今回は、SNSがカップルにもたらすトラブルにはどのようなものがあるのか、ご紹介します。■1.余計な推理を招く「SNSで彼と友達になってからというもの、探偵かってくらい相手の動向が気になっちゃって。たとえどんな他愛もないやりとりだとしても、女とのやり取りの全てが怪しくて。もう嫉妬の嵐。」(24歳/アパレル)SNSは、見たくない情報・見なくて良い情報が、いとも簡単に目に飛び込んできます。彼が誰とどんなやり取りをしているか、そんなことに注目してみるとキリがなく、誰とどんな関係にあるのかを途端に推理してしまうことに。その推理は、カップルにとって不必要。彼が女友達としか思っていない相手との他愛もないやり取りも、疑念の材料となってしまいます。■2.余計な機能により生まれるすれ違い「イケメンな彼氏が出来たもんだから、周りに公表する気満々だったんだけど、Facebookの交際ステータスを更新すること、相手に拒まれちゃって。職場の人も見てるからってのが理由らしいけど、なんか腑に落ちない。」(24歳/専門)Facebookには「交際ステータス」を更新する機能がありますよね。付き合いたてのラブラブカップルは意気込んで「交際中」に!・・・・・・とスムーズに交際ステータスを更新できたのならハッピーですが、そこで相手に更新することを躊躇されてしまったら、良い気分になる人はいないでしょう。「え!どうして!付き合っていること公表したくないの?!」なんて変なすれ違いが生じるかも。また、「オンライン中」や「○分前にコメント」と、相手のログイン時間がわかってしまうことによって、「LINEの返信はまだなのに!」なんて、みみっちいことで相手を責めてしまう可能性も生まれます。■3.SNS上の温度差問題「あたし、彼氏の投稿には即座に『いいね!』を徹底してる!相手からは全っ然『いいね!』こないけどね!その理由には怖くて触れられないけど(笑)」(21歳/学生)彼のことが大好きだから、彼の投稿には全部「いいね!」してしまいますよね。もしくは、自分との写真、自分と行った先の写真には、すかさず「いいね!」するけど、自分関連以外の投稿にはスルー・・・なんてイケズな対応をしちゃう方もいるかもしれません。いずれにせよ、相手のことが好きすぎるが故に、SNS上で偏った対応をしてしまうのはNG。また、相手から全然「いいね!」が無いからといって相手を責めてしまうのも、やってしまいがちですがNGです。■4.事後処理の手間「彼氏と別れた時にSNSにアップした写真を消す作業、辛いんだよね~・・・。『友達』や『フォロー』はもちろん解除するけど、結局別れても『共通の友達』とかから相手の近況が見えちゃって、まぁイイ気分になったことはないよね。」(28歳/受付)彼とうまくいっている間はSNSをハッピーに使いこなせるかもしれませんが、別れたときが厄介さの極み。思い出の写真を消したり、相手との「友達」を解除するか否か・・・などなど、余計な葛藤が待っています。また、スッキリと事後処理が終わったかと思っても、「あなたの友達かも?」と元カレが表示されて、見たくもない元彼の「今カノ」とのハッピーライフを見せつけられてしまうかも。■さいごにいかがでしたか?SNSってカップルにとっては厄介な存在ですよね。SNSがない時代には、目に映る相手だけが全てだったはず・・・と思いますが、SNSが存在していても、目に映る相手だけを信じることが何より大切です。余計な詮索をしちゃいそうなあなたは、彼とSNSで関わるのは避けた方が良さそう。(花岡アリス/ハウコレ)(島村 遥/モデル)(柳内 良仁/カメラマン)
2015年04月20日SNSでコミュニケーションをとったり、友達の投稿を見たりするのは楽しいものですよね。でも、長時間やりすぎると、美容にもよくないと言われています。どんなお肌のトラブルが考えられるのかご紹介します。SNSを通じた出会いが普及総務省『平成25年通信利用動向調査』によると、インターネット利用率は82.8%。前回の統計では79.5%であり、インターネットを利用する人は年々増える傾向にあります。なかにはSNSの利用を通じて、異性との出会いを経験したことがある人もいるようです。「きっかけが違うだけで普通の出会いと違わない」「今の時代、ありだと思う」といった声も。実際、インターネットを使った出会いはスタンダードなものになりつつあります。しかし、SNSに夢中になりすぎると、睡眠と美容に悪影響を与えてしまうので注意が必要です。SNSとブルーライトは美容の大敵SNSを利用していると、他の人とのコミュニケーションに夢中になることがあります。東北公済病院医師の千葉真美氏は、ネット社会での交流が増えることによって現実世界が疎かになり、あせりやイライラから不眠になるのではないかと提唱しています。不眠になった結果、肌トラブルが起こる場合も少なくありません。「寝不足はお肌の大敵」と言うように、睡眠が不十分になることでニキビやくすみなどを招くリスクが高まるんです。また、パソコンやスマートフォンなどから発せられるブルーライトは睡眠によくないうえに、他の光よりも強い光を放ち、目の筋肉を疲れさせてしまうようです。その結果、目の下にクマができてしまうと考えられています。SNSの利用時間を限定して不眠を解消インターネットを通じて異性と出会い、恋愛や結婚に発展するのは珍しいものではなくなりました。でも、ニキビやクマだらけの顔で会うと、印象が悪くなってしまうかもしれません。SNSはコミュニケーション手段として有効ですが、睡眠を疎かにしてしまいがちです。そのせいで、せっかくの出会いが無駄になってしまうこともあります。1日にインターネットを利用する時間を決め、夜は必要以上に画面を見続けないこと。その結果、ぐっすり眠れて肌荒れも解消され、出会いのチャンスもゲットできるかもしれません。
2015年02月17日