ソニー(SONY)の新ワイヤレススピーカー「SRS-XB32」「SRS-XB22」が登場。2019年5月18日(土)より発売される。「SRS-XB32」「SRS-XB22」は、ソニーの迫力の重低音を実現した“エクストラベース(EXTRA BASS)”シリーズの最新作だ。「SRS-XB32」は直径約48mm、「SRS-XB22」は直径約42mmのフルレングスピーカーユニットに加え、低域を増強するパッシブラジェーターを前後に配置。さらに、改良されたグリルフレームの開口部によって、立ち上がりの良い低域とクリアな中高域を楽しむことが出来る。ボタン1つで起動する「ライブサンド」モードでは、デジタル信号処理で楽曲に収録された音の余韻や歓声、拍手などを拡散。様々な音楽を、自宅にいながらライブ会場にいるような臨場感を味わえる。他にも、本体を叩くとシンバルやスクラッチなどの効果音が出る「パーティーブースター」機能や、本体側面が光るラインライトなどパーティーシーンの雰囲気を盛り上げる仕様が満載。また、長時間再生が出来るバッテリーと、バスルームやキッチンでも安心して使える防水性能を兼ね合わせているので、アウトドアシーンでも活躍してくれる。【詳細】ソニー ワイヤレススピーカー「SRS-XB32」「SRS-XB22」発売日:2019年5月18日(土)市場推定価格:SRS-XB32 19,000円前後、SRS-XB22 13,000円前後<主な仕様>■SRS-XB32サイズ:幅 約238mm、高さ 約85mm、奥行 約83mm電池継続時間:スタンダードモード 約24時間、エクストラベースモード 約14時間質量:約900gラインライト:マルチカラー■SRS-XB22サイズ:幅 約201mm、高さ 約72mm、奥行 約68mm電池継続時間:スタンダードモード 約12時間、エクストラベースモード 約10時間質量:約540gラインライト:固定色【問い合わせ先】ソニーマーケティング(株)買い物相談窓口TEL:0120-777-886
2019年04月27日ソニーは1月27日、Bluetoothスピーカー「SRS-XB3」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格(税別)は、SRS-XB3が18,000円前後。SRS-XB3は、2015年1月に発売されたBluetoothスピーカー「SRS-X33」の後継モデル。EDM (Electric Dance Music)など、音圧や重低音が求められるジャンルの再生を想定し、新開発の48mm径フルレンジスピーカーユニットを搭載している。SRS-X33で注力していた低音域60Hz付近の音作りはそのままに、新たに100Hz付近の音圧を強化。パッシブラジエーターをデュアル搭載するほか、重低音の迫力をさらに増強する「EXTRA BASS」ボタンを装備している。内蔵アンプにはフルデジタルの「S-Master」を採用。MP3などの圧縮音源を音質補完する技術「DSEE」も採り入れている。このほか、ワンタッチでソニー推奨の音質に設定できる「Clear Audio+」も使用できる。容量8,800mAh相当のバッテリーを搭載し、駆動時間は約24時間。Bluetoothのバージョンは3.0+EDRで、コーデックはSBC、AACのほかソニーが開発したLDACをサポート。NFCにも対応する。Speaker Add機能を搭載し、同機能を搭載したBluetoothスピーカー2台でステレオ再生を行える。主な仕様は、再生周波数帯域が60Hz~20kHz、実用最大出力が15W×2、本体サイズがW211×H80×D83mm、重量が約930g。ACアダプターが付属する。
2016年01月27日ソニーは1月27日、Bluetoothスピーカー「SRS-XB2」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格(税別)はSRS-XB2が13,000円前後。SRS-XB2は、2015年5月発売の「SRS-X2」を継ぐモデル。IPX5相当の防水性能を持つ。小型ながら42mm径のフルレンジスピーカーユニットとパッシブラジエーターを内蔵しており、音圧と重低音を強化。また、重低音の迫力をさらに増強する「EXTRA BASS」ボタンを装備している。内蔵アンプにはフルデジタルの「S-Master」を採用。MP3などの圧縮音源を音質補完する技術「DSEE」も採り入れている。このほか、ワンタッチでソニー推奨の音質に設定できる「Clear Audio+」も使用できる。バッテリー駆動時間は約12時間。Bluetoothのバージョンは3.0+EDRで、コーデックはSBC、AAC、LDACをサポート。NFCにも対応する。主な仕様は、再生周波数帯域が80Hz~18kHz、実用最大出力が10W×2、本体サイズがW191×H62×D65mm、重量が約480g。ACアダプターとmicroUSBケーブルが付属する。
2016年01月27日●多様化する入力ソースに対応ソニーの最新ワイヤレススピーカーのなかでも、「SRS-X99」「SRS-X88」「SRS-X77」の3機種は、BluetoothだけでなくWi-FiやUSB接続も可能とした、より高品位な音楽再生を目指した製品だ。さらに、今回取り上げるSRS-X99はハイレゾ音源の再生にも対応している(SRS-X88もハイレゾ対応)。○多様化するソースに対応する入力のバリエーションリスニング環境をどのように構築しているのかは、人によって異なる。アナログ時代のアンプでは、LINE入力とPHONO入力ぐらいを備えていればなんとかなったのだが、スマートフォンやPCを音楽ソースとして使用することが一般化した現在、それらに対応する入力方法も必要になってくる。手軽さを優先するならBluetooth接続で、音質を重視するならWi-Fi接続で、より安定感を求めるなら有線LANやUSB接続で。ひと口にデジタル接続といっても、大まかにこれら4種類の接続方法がある。そして、そのすべてをサポートし、なおかつハイレゾ音源の再生能力も併せ持つのが、ソニーの一体型ワイヤレススピーカーにおいて最上位機種となる「SRS-X99」だ。SRS-X99は、IEEE802.11a/b/g/n対応の無線LAN(Wi-Fi)機能を搭載。無線LANルーターと接続設定を完了させれば、Windows PCではWindows Media Playerなどを使って音楽を再生できる。MacやiPhone、iPadからはアップルの「AirPlay」機能を使って、より手軽に接続機器を切り替えながら利用できる。一方、Android端末では専用アプリ「SongPal」を使用したほうが圧倒的に便利だ。筆者の環境ではIEEE802.11gでの接続だったが、USB接続時と比べて音質的な差は感じられなかった。IEEE802.11a/g以上の環境であれば、ハイレゾ音源の伝送でも速度的に不足することはないだろう。Bluetoothのバージョンは3.0で、NFCも利用できる。対応している音声コーデックはSBC、AAC、LDAC。aptXはサポートしていない。LDACは最大990bpsの伝送速度を持つソニー独自の音声コーデックだ。Bluetoothの標準オーディオコーデックSBC(328kbps)の約3倍のビットレートで、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源も低劣化で伝送できる。なお、SongPalは、Wi-Fi接続時にスマートフォン内の音楽ファイルを再生可能だが、Bluetooth接続時にこのプレーヤー機能を利用できない。●ワンボディでもハイレゾサウンドを楽しめる○ワンボディでもハイレゾサウンドを楽しめるスピーカーユニットは、φ94mmサブウーファー×1と、φ50mmフルレンジ×2、φ19mmスーパーツイーター×4の計7本を使用している。φ50mmフルレンジユニットは磁性流体サスペンション構造スピーカーだ。キャビネットはパッシブラジエター式を採用。再生周波数帯域は45Hz~40kHzだ。アンプはフルデジタルアンプの「S-Master HX」で、実用最大出力は154W。各スピーカーにそれぞれ1台ずつデジタルアンプを割りあてたバイアンプ構成を採用している。「ClearAudio+」や「DSEE HX」などの高音質化技術も採用されている。ClearAudio+はユーザーが細かな設定をしなくても、自動的に最適な音質にカスタマイズしてくれる機能。DSEE HXはCD音源や圧縮音源で失われた音楽成分を補い、ハイレゾ音源相当にアップコンバートする機能だ。ハイレゾ音源も増えてきてはいるが、それでも音楽ライブラリーの大半がノーマル音源という人が多数派だろう。そんないままでの音楽ライブラリーもDSEE HXを使用することで、より高品位に再生できる。実際にSRS-X99でハイレゾ音源ファイルを聴いてみると、ノーマル音源に比べて、楽曲の雰囲気がより明確に伝わるという印象だ。とくに音場の広がりを強く感じる。これは天面に設置されたスーパーツイーターの効果もあるのだろう。音が上下方向に広がり、高域の雑味が解消されクリアになったように感じる。○SongPalやAirPlayでシンプルに使いたい高音質システム音楽を聴くのなら、なるべく良い音質で楽しみたいが、大掛かりなシステムを設置したくない。SRS-X99は、そういった人に向けた製品だといえるだろう。スマートフォンユーザーの中には、Bluetooth接続においてaptXコーデックに非対応である点が気になる人もいるかもしれない。しかし、スマートフォンの場合でもより伝送能力の高いWi-Fiで接続してしまえば、Bluetooth接続時のコーデックについて気をもむ必要はなくなる。さらに、SRS-X99はバッテリーを搭載しておらず、AC駆動のみの対応となるので、ホームネットワーク外で使用する機会も多くはないだろう。SRS-X99自体は非常に多くの機能を持った製品だ。Android端末との組み合わせにおいては、SongPalから使用するという前提ならば、シンプルなBluetoothスピーカーとほとんど変わらない手軽さで使えるはずだ。
2015年06月29日ソニーは5月12日、ワイヤレススピーカー「SRS-X99」「SRS-X88」「SRS-X77」を発表した。発売は5月23日。価格はオープンで、推定市場価格はSES-X99が72,000円前後、SRS-X88が46,000円前後、SRS-X77が35,000円前後(いずれも税別)。SRS-X99、SRS-X88、SRS-X77の3製品は、Wi-FiとBluetoothに対応したワイヤレススピーカーだ。Wi-Fiの規格は従来までのIEEE802.11a/b/g/に加えて、IEEE802.11nにも新たに対応した。ホームネットワーク内でDLNAとAirplayを利用できるほか、専用アプリの「SongPal」からインターネットラジオなども再生できる。また、複数のソニー製ワイヤレススピーカーをコントロールする「SongPal Link」にも対応した。Bluetoothの音声コーデックでは、SBCとAACに加えて、新たにLDACもサポート。LDACはソニーが開発した高音質コーデックで、SBC(328kbps)の3倍超となる990kbpsの最大ビットレートを実現している。NFCを搭載しており、スマートフォンとの接続に利用できる。Googleが提供するプラットフォーム「Google Cast」にも対応。同じくGoogle Castに対応している音楽サービス・アプリから、再生するスピーカーとしてSRS-X99、SRS-X88、SRS-X77をチョイスすることが可能だ。3モデルのうち、SRS-X99とSRS-X88はハイレゾ音源対応モデルで、SRS-X77は非対応モデル。SRS-X99とSRS-X88では、192kHz/24bitまでのWAV/AIFF/FLAC/ALACと2.8MHzまでのDSD(LPCM変換)の再生が可能だ。○SRS-X99SRS-X99はφ50mm磁性流体スピーカー×2本、φ19mmスーパーツイーター×4本、φ94mmサブウーファー×1本を搭載する2.1ch構成。2本のパッシブラジエターも装備している。実用最大出力は145Wだ。本体サイズは約W430×D125×H133mm、質量は約4.7kg。電源はACのみ対応。○SRS-X88SRS-X88はφ40mm磁性流体スピーカー×2本、φ20mmスーパーツイーター×2本、φ69mmサブウーファー×1本を搭載する2.1ch構成。2本のパッシブラジエターも装備している。実用最大出力は90Wだ。本体サイズは約W359×D103×H111mm、質量は約2.7kg。電源はACのみ対応。○SRX-X77SRX-X77はφ46mmフルレンジスピーカー×2本とφ62mmサブウーファー×1本を搭載する2.1ch構成。実用最大出力は40Wだ。本体サイズは約W300×D60×H132mm、質量は約1.9kg。電源はリチウムイオンバッテリーもしくはAC。最長で約10時間のバッテリー駆動が可能だ。
2015年05月12日ソニーが2015年1月22日に発表した「SRS-X55」は、ワンボックススタイルのBluetoothスピーカー。2014年1月発表の上位モデル「SRS-X9」のようにハイレゾ対応ではなく、あくまでもスタンダードな環境での高音質再生を目指したものだ。推定市場価格は税別25,000円前後。SRS-X55の外観は従来モデル「SRS-X5」とそっくりだ。本体サイズもW221×D51×H118mmで、SRS-X5とまったく変わらない。しかし、パワーと音質面ではブラッシュアップが図られた。特に最大30Wという出力は、家庭用スピーカーとしては十分すぎるほどハイパワーだ。○まずはSRS-X55の外観をチェックSRS-X55を正面から見ると、前面にはパンチングメタルのグリルが取り付けられている。グリルは取り外せないためユーザー自身が中を確認することはできないが、フロントバッフルにはφ38mmフルレンジ×2本、φ58mmのサブウーファー×1本のユニットが配置されている。背面にもパンチングメタルのグリルを装備。こちらはグリル越しに2本のパッシブラジエーターを確認することができる。パッシブラジエーターはスクエアタイプで、サイズは公開されていないが、実測で1辺60mm弱といったところだ。天面にはタッチ式の操作パネルが配置されている。ボタンは、上段が「ボリュームアップ/ダウン」と「電源」、下段が「SOUND」「Bluetooth」「AUDIO IN」「電話」となっている。SOUNDボタンは、音の広がりを加える「SOUND機能」のオン・オフを切り替えるためのもの。また、NFCは天面左手に用意されている。背面には、ACアダプター端子やφ3.5mmステレオミニジャックのAUDIO IN端子、RESETボタン、USBポートが配置されている。USBポートは外部機器への「おすそわけ充電」用だ。SRS-X55の売りのひとつが新コーデック「LDAC」だ。SBCの約3倍の帯域を持つ高音質コーデックで、2015年1月時点での対応プレーヤーはウォークマン「NW-ZX2」シリーズのみ。しかし、4月には「ウォークマン A」シリーズでもソフトウェアアップデートによって使用可能になると予告されている。LDACでの再生については後日あらためて試してみたい。○低域重視だがユニット間のつながりがよく自然なサウンドSRS-X55でLDAC以外に利用できる音声コーデックはSBCとAACで、Androidスマートフォンで多く採用されているaptXには非対応となっている。筆者が使用しているAndroidスマートフォンとSRS-X55との接続においては、残念ながらSBCしか利用できない。SBC接続で実際にSRS-X55のサウンドを聴いてみると、コンパクトなサイズながら思ったよりも豊かな低域だ。スピーカーに触れると低域の振動が指に伝わってくる。SRS-X55はR&Bやhip hopジャンルに合わせて音のチューニングを行っているそうなので、そういった音楽にマッチするバランスになっているのだろう。厚みがあっても決して低域のみが分離しているわけではなく、全体として一体感を感じられるサウンドだ。DSPの設定が見直されたことで、フロントスピーカーとサブウーファーのバランスがSRS-X5から改善されている。ユニット間のつながりのよさは、この改善によるものだろう。SRS-X55はSRS-X5に比べて、フルボリュームに近い状態での低音のふらつきも抑えられているとのことだ。可能な限り大ボリュームで聴いてみたのだが(出力30Wのスピーカーをフルボリュームで鳴らすのは、なかなか大変……)、低域のふらつきはとくに感じられなかった。○立体的なサウンドを実現する「SOUND」機能SRS-X55には「SOUND」ボタンが装備されている。SOUND機能とは音の広がりを拡張するためのもの。左右のユニットが近接しているコンパクトなワンボックススピーカーでステレオ感を得るのは難しいのだが、この機能を使用することで、より立体的なサウンドを実現している。ただし、SOUND機能をオンにすると筆者には若干フォーカスが甘くなるように感じられる。聞くソースによってはオン・オフを切り替えた方がよいだろう。○ハイレゾまでは必要ないが、高音質な再生環境を手軽に実現したい人にピッタリSRS-X55はワンボックススタイルのBluetoothスピーカーでありながら、サウンドのバランスはそのコンパクトさをあまり感じさせないモデルだ。このところ、ハイレゾ環境が何かと話題だ。ハイレゾ環境を準備するほどのめり込むつもりはなく、手軽にある程度の高音質な再生環境を手に入れたい、という人にピッタリなプロダクトだといえるだろう。
2015年01月22日ソニーは1月22日、Bluetoothワイヤレススピーカー「SRS-X55」を発表した。発売は2月21日。価格はオープンで、推定市場価格は25,000円前後(税別)。SRS-X55は、コンパクトなワンボックスタイプのワイヤレススピーカー。2014年1月に発表された「SRS-X5」の後継モデルで、SRS-X5と同様に2.1ch構成を採用している。アンプにはフルデジタルの「S-Master」を採用し、出力は家庭用コンセントに接続した状態で5W×2+20Wの計30W、バッテリー駆動時で3W×2+14Wの計20Wと、SRS-X5より増加した。搭載ユニットは、LとRがφ38mmフルレンジでサブウーファーがφ58mm。背面には2基のパッシブラジエーターを装備している。再生周波数帯域は60Hz~20kHz。MP3など高圧縮音源を再生する際、圧縮時に失われた音声を復元する「DSEE」や、細かな設定をせずにソニー推奨のサウンド設定にできる機能「Clear Audio+」も搭載している。ワイヤレス接続はBluetooth 3.0のみで、Wi-Fiには非対応。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。NFC(近距離無線通信)にも対応しており、スマートフォンなどとワンタッチで接続できる。ハンズフリー通話にも対応。音声コーデックはSBCとAACに加えて、家電関連見本市「2015 International CES」でソニーが発表した独自の高音質コーデック「LDAC」が新たに採用された。LDACを使用するにはプレーヤー側もLDACに対応している必要があり、2015年1月時点での対応プレーヤーはウォークマン「NW-ZX2」のみ。4月以降にはウォークマン「NW-A16」「NW-A17」もソフトウェアアップデートでLDACに対応する。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、最大で約10時間の連続再生が可能(Bluetooth接続時)。他のポータブル機器へ電源を供給できる「おすそ分け充電」機能も持つ。本体サイズはW221×D51×H118mmで、重量は1,200g。カラーはブラックとホワイト。
2015年01月22日ソニーは1月22日、Bluetoothワイヤレススピーカー「SRS-X33」を発表した。発売は3月14日。価格はオープンで、推定市場価格は17,000円前後(税別)。SRS-X33は、2014年6月に発表した「SRS-X3」の後継モデルとなる2ch構成のポータブルワイヤレススピーカー。新スピーカーユニットの搭載により、ボーカル帯域の質感を向上させ、重低域の音質は最新の音楽トレンドに合わせてブラッシュアップした。DSP(Digital Signal Prosessor)の設定を変更することで、MAXボリューム時の音質も改善した。搭載ユニットはφ34mmフルレンジで、キャビネットの前面と背面に対向配置型パッシブラジエーターを装備している。再生周波数帯域は60Hz~16kHz。アンプはフルデジタルの「S-Master」。出力は10W×2だ。家庭用コンセントに接続した状態だけでなく、バッテリー駆動時も最大出力は変わらない。MP3など高圧縮音源を再生する際、圧縮時に失われた音声を復元する「DSEE」や、細かな設定をせずにソニー推奨のサウンド設定にできる機能「Clear Audio+」も搭載している。ワイヤレス接続はBluetooth 3.0のみで、Wi-Fiには非対応。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。NFC(近距離無線通信)にも対応しており、スマートフォンなどとワンタッチで接続できる。ハンズフリー通話にも対応。音声コーデックはSBCとAACに加えて、家電関連見本市「2015 International CES」でソニーが発表した独自の高音質コーデック「LDAC」が新たに採用された。LDACを使用するにはプレーヤー側もLDACに対応している必要があり、2015年1月時点での対応プレーヤーはウォークマン「NW-ZX2」のみ。4月以降にはウォークマン「NW-A16」「NW-A17」もソフトウェアアップデートでLDACに対応する。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、最大で約12時間の連続再生が可能(Bluetooth接続時)。付属のACアダプターだけでなく、microUSBからの充電にも対応。本体サイズはW185×D59×H60mmで、重量は730g。カラーはブラック、ホワイト、レッド、ブルーの計4色を用意する。
2015年01月22日