ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)が3月6日、パリで2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。今シーズンのステラ マッカートニーは、シグネチャーである“ステラクラシック”を探る旅路へと向かう。より明確でエフォートレスな方法によって、マスキュリンな装いに隠されたフェミニティーに思いを馳せる。そこには、ステラが愛する乗馬のエッセンスと、英国の歴史を感じさせるトラディショナルなディテールが溢れていた。乗馬のスタイルにインスパイアされたアイデアは、強調された肩のライン、手が隠れるほど長く引き伸ばした膨らみのある袖、スリムシェイプのトルソーに見て取れる。英国紳士を象徴するフォーマルな千鳥格子のダブルブレストジャケットやトレンチコート、チェスターコートなどは曲線が強調されたモダンなシルエットに生まれ変わり、クラシカルな雰囲気を纏った現代のハンサムウーマンが体現されている。全身を覆うハニー、サンド、ハバナ、ビスケット、グレーなどの柔らかいカラーパレットの中で存在感を放ったのは、18世紀の英国人画家ジョージ・スタッブスの名画「ライオンに怯える馬(Horse Frightened by a Lion)」を全面にプリントしたシルクのドレスやセットアップ。その鮮やかな色彩からは力強い英国の伝統や美しさが感じられた。一貫した英国調のテイラリングの中には、ユニークな第二のラペルや円すい形の立体的なブラカップなど、プリコラージュのような遊びも取り入れられている。さらに、太めのプリーツが施されたオーガンザや花刺繍のシアーなチュールドレスなどのセンシュアルなルック、実用的なオーガニックローデニムやジャンプスーツ、キルティングのナイロンコートなども登場した。一見すると散らばったかのようにも思える個々のエレメンツが、つま先をカットしたメタルトゥキャップシューズやポンプアップスニーカー、ナッパ風素材のグローブバッグなど、ミニマルで硬派なアイテムが組み合わさることにより、リラックスしたステラらしいスタイルへと変化しているのは不思議な感覚だ。
2017年03月21日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)は、2017-18年秋ウィメンズコレクションをフランス・パリで発表した。今シーズンは、ステラクラシックへの探求の旅。女性的でありながら男性性も秘めていて、タイムレスでリラクシング。そんなブランドのスタンダードを構築するのは、デザイナーのステラ・マッカートニーの縁の深い、乗馬のエッセンス、英国トラディショナル、そしてフェミニンなディテールだ。ハウンドトゥース、チェック柄で作られたテーラードジャケット。ショルダーからアームにかけてはかっちりとした印象で、中にはアーム部分だけの羽織もある。乗馬ジャケットからインスピレーションを得たものはウエストシェイプされ、より肩から腕周りの構築的なシルエットを強調してみせる。馬ばかりを好んで描いたと言われる、18世紀の英国人画家ジョージ・スタッブスの作品『ライオンに怯える馬』は乗馬スピリットとの象徴として現れる。青空と白馬のコントラストは鮮やかで、ドレスやシャツ、パンツは絵画のような美しさを纏っている。マスキュリンな世界に投じられるフェミニニティ。それを表現するのは、レース・オーガンザのドレスたちだ。上にはビーズと刺繍でボタニカルモチーフが描かれ、刺繍した生地を2重にして3Dのように見せている。また、先端がとがったモダンなブラもポイントに。バスト部分にダーツを入れニットウェアの下に隠したり、トップスやドレスに縫い付け立体的なカップをあしらわれている。また、ショーには登場していないが、英国らしいフェアアイル セーターにも今季はチャレンジしている。コットンとプリーツを合わせてプリーツ加工を施す、新しい手法にも取り組んでおり、こちらは軽やかな表情をランウェイで見せている。
2017年03月12日1974年にニューヨークで誕生し、世界中で愛され続けてきたレスポートサック(LeSportsac)が、2017年に日本上陸30周年を迎える。この記念すべき年に、レスポートサックはデザイナーとのコラボレーションアイテムや過去に人気のあったモデルの復刻などを提案する。レスポートサックの誕生はじまりは1974年、ニューヨークの小さな工場。グリニッジヴィレッジの専門店で販売がスタートした。ポリエステル・ナイロン素材を用いる、シンプルかつ軽量な利便性の高いバッグは、瞬く間に人気を呼んだ。その後、1980年代にはニューヨークとロサンゼルスに店舗を構え、レスポート サックのアイテムはさらに広がりを見せる。小さなポーチから、大型のボストンバッグまで広く取り揃えるラインナップの豊富さにも人気の理由があった。カラフルなプリントは世界のファンを虜に今では定番であるレスポートサックのカラフルなバッグ。しかし、実は1985年までは無地が主流であったのだ。以降、続々と登場したカラフルなプリントは、時代と共に進化を重ねていった。2002年にはアメリカ人クリエイターのジョナサン アドラーによるデザイン「レキュート」を発表し、アーティストとの初コラボレーションを果たす。翌年にはデザイナーコレクションで、グウェン ステファニーL.A.M.B.によるプリントを展開し、その後も注目度の高いコラボレーションを発信していった。ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)(2008年)やオランピア ル タン(Olympia Le-Tan)(2015年)などの有名デザイナーはもとより、ディズニーやスヌーピーなどのキャラクターを用いたアイテムも提案するなど、毎月、新柄オリジナルプリントの商品を発表し、その種類は年間で約100種類に及ぶと言われる。レスポートサックの実用性の高いアイテムはベースがシンプルだからこそ、あらゆるコラボレーションが実現する。そして、飽きのこない提案が、どれだけ時を経ても変わらずファンの心をつかんできた理由の一つである。30周年記念の第1弾モデル30周年記念の第一弾となるスペシャルアイテムは、まるでブランドの歴史をおさらいするかのようなクラシカルなモデルだ。レスポートサックの名作シリーズのひとつとして挙げられる“スぺクテイタ―シリーズ”より「ガナシェ」が登場する。上品なブラウンカラーはどんな洋服にも合わせやすい。持ち手のストラップに配さたラインには、ゴールドラメが織り込まれており、ほのかに輝きを放つことでよりエレガントな装いへ。大きなポケットが配されたショルダーバッグソフィー」、横長でコンパクトなサイズ感ながらしっかりと容量のある「ローラ」など、用途によって自分に合ったフォルムを選べる全19種類が揃う。【詳細】レスポートサック 30周年記念 第1弾発売日:2017年3月1日(水)販売場所:全国レスポートサックストア・公式オンライン価格:ソフィー(H27×W42×D16) 18,000円+税ローラ(H16×W30×D10) 12,500円+税ダブルジップベルトバッグ(H10×W30×D6) 9,000円+税スモールリバーシブルトート(H23×W31×D10) 12,000円+税
2017年03月09日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)が、メンズ・ウィメンズコレクションにフィーチャーしたポップアップストアを伊勢丹新宿メンズ館と阪急うめだ本店にてそれぞれ開催する。伊勢丹新宿メンズ館2階では、2017年春夏のデビューを記念したメンズウェアのポップアップストアを3月8日より14日まで開催。ウェアやアクセサリーが豊富にそろい、会期中数量限定でスペシャルなギブアウェイが用意される。(※無くなり次第終了)また、阪急うめだ本店1階のコトコトステージ#11では、3月15日から21日までウィメンズコレクションのポップアップストアを開催。メッセージやソフトクリームモチーフを中心とするシグニチャーバッグであるファベラシリーズ、ウェア、シューズといったラインアップがそろう。さらに、期間中は税抜10万円以上の購入者に先着でギフトが用意される。(※無くなり次第終了)
2017年03月07日アディダス(adidas)が展開しているランニングシューズ「ウルトラブースト(UltraBOOST)」シリーズから、女性専用モデル「ウルトラブースト エックス(UltraBOOST X)」が誕生。2017年2月9日(木)より、アディダス オンラインショップ にて先行発売、2月23日(木)より全国のアディダス 直営店などでも発売される。女性ランナーに特化した「ウルトラブースト」「ウルトラブースト エックス」の開発にあたって、女性ランナーの身体の動きを3Dのモーションでトラッキングできる機能を活用し、女性ランナーが最もサポートを必要とするポイントや、走行時の足の拡張レベルなどをあらゆる観点から調査。シューズのミッド ソールには、相反する二つの要素である“クッション性と“反発力”を兼ね備えた素材「BOOST フォーム」を100%使用。さらにプライムニットアッパーとミッドソールを大胆に切り離し、土踏まずを気持ちよく包み込むアーチサポートシステム構造を採用することで、女性特有の足の形を美しくサポートすると共に、走行時の足の形状変化への適応や通気性の向上も実現している。ステラ マッカートニーとのコラボレーションモデルもまた、ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)とのコラボレーションによるアディダス・バイ・ステラ マッカートニー(adidas by Stella McCartney)からも同モデルが登場。こちらも同様の日程で発売される。女性限定の無料ランニングステーションがオープンさらに、「ウルトラブースト エックス」の発売を記念して、女性限定の無料ランニングステーション「ラウンジエックス(LOUNGE X)」が、2月18日(土)から26日(日)までの期間限定で東京・表参道にオープン。「ラウンジエックス」では、手ぶらでもランニングを楽しめるよう、更衣室の提供、ウェアやシューズの貸出などを無料で行う。ステーション内では「ウルトラブースト エックス」の展示が行わるるほか、シューズの試し履きも可能となっている。【概要】■ウルトラブースト エックス発売日:2017年2月9日(木) アディダス オンラインショップ にて先行発売2017年2月23日(木) 全国のアディダス 直営店、adidas RUNBASEなどで一斉発売価格:20,000円+税カラー展開:・BA8278(コアブラック/イージーブルー/グローオレンジ)・BB1696(コアブラック/ソリッドグレー/オニキス)・BA8005(ミッドグレー/ソリッドグレー/シルバーメット) ※2/23発売サイズ:22.0〜26.0cm■ウルトラブースト エックス(adidas by Stella McCartney仕様)発売日:2017年2月9日(木) アディダス オンラインショップ にて先行発売2017年2月23日(木) 全国のアディダス 直営店、adidas by Stella McCartney取り扱い店舗などで一斉発売価格:28,000円+税カラー展開:・BB5512ブラック-ホワイト/ブラック-ホワイト/ランニングホワイトサイズ:22.0〜27.5cm■女性限定無料ランニングステーション「ラウンジエックス」オープン期間:2017年2月18日(土)〜2月26日(日)時間:10:00〜21:00(受付終了 20:30)場所:SO-CAL LINK OMOTESANDO(東京都渋谷区神宮前 4-9-8)施設利用料:無料【問い合わせ先】アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033 (土日祝除く、9:30〜18:00)
2017年02月10日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)のブランド初となるメンズコレクションを扱う期間限定ショップが、東京・白金台ビオトープ(BIOTOP)にて2017年1月20日(金)から2月5日(日)まで開催される。ステラ マッカートニーは、2017年春夏シーズンよりブランド初となるメンズコレクションの展開をスタートした。シャープなテーラリングによるフォーマルと、スポーティな要素が共存するスタイルは、メンズ・レディースに共通する特徴。今シーズンのメンズウェアには、さらに、60~70年代のアメリカ文化を想起させるようなテイストを加え、ストリート感のあるコレクションに仕上げた。ビオトープでは、ブランドの世界観を演出した空間で、メンズとレディース両方のアイテムを、幅広いラインナップで展開する。【詳細】ステラ マッカートニー期間限定ショップ期間:2017年1月20日(金)~2月5日(日)時間:11:00~20:00場所:ビオトープ住所:東京都港区白金台4-6-44TEL:03-3444-2421
2017年01月17日一概にモードといっても、そこには経済的、社会的、科学的、文化的な背景があり、それが作用しながら新しいコレクションは誕生していく。モードは世の中の現象と連動しながら進化しているといえるのだ。世の中で起きている事象や人々の思考がどちらを向いているかを察知する力がデザイナーは求められる。デザイナーは自分のアンテナが示す方向に従い、クリエーションを行い新作に昇華していく。それを繰り返しながら、時代が求めるモードは形作られるのだ。今シーズンのコレクションにも、社会的な動きが反映した「デジタル」「オーガニック」「エコフレンドリー」「女性活躍」4つのキーワードが浮かび上がってきた。世の中の動きと連動しながらモードはどこへ向かおうとしているのか考えてみた。◇クチュール・ミーツ・デジタル■CHANEL(シャネル)クチュールメゾンには、フランスの伝統工芸を文化として継承する役目がある。現にシャネルは、フェザー、帽子、ボタン、靴などの工房を傘下に置き、その工房の職人の技を途絶えさせることなくメチエダールコレクションとして新作を発表している。これはシャネルによる社会貢献、文化貢献の形といえる。そうしてクチュールメゾンは伝統を継承するだけではなく、新素材の開発やハイテク技術の革新が、今後の存続には欠かせないことを熟知し、常に新しい時代の職人を育てているのだ。コレクション会場のグランパレは、あたかもコンピュータの中に入り込んだかのように「データ・センター・シャネル」が設えてあった。コレクションの冒頭は、ベーシックなシャネルのスーツを纏ったAIロボットを思わせる二体(?)が登場した。その後はシャネルのスーツにキャップをかぶったモデルたちが、今っぽいストリート感を漂わせた。デジタルのコードをイメージしたテクニカルなプリントのドレス、LED電球が点滅するバッグやパンチングされた白いシューズが浮遊感を醸し出し、バーチャルな世界を表現。クチュール・ミーツ・デジタルの時代到来を告げた。エコフレンドリーを楽しもう!■ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)ステラ マッカートニーは自身のブランドを立ち上げたときから、リアルレザー、リアルファーを使用していない。ステラのファンには当たり前のこととして受け入れられている。コレクションを重ねるごとに素材のレベルも上がり、その区別がつかないほどだ。ラグジュアリーなモードと環境問題は相反関係にあると見なされ、ステラの考えに賛同するデザイナーはまだ少ない。素材を限定することは、デザイナーが明確なビジョンを持ってこそ実現することだからだ。ステラは「我関せず」とばかりに環境にも人道的にも優しいコレクションを発表し続けている。ショーの最後にモデルたちがダンスを始めたのは、サスティナブルだから、アニマルフリーだからオーガニックだからと声高に叫ぶより、ファッションを楽しむことが問題解決につながるというステラの心を察してのことだろう。リラックスしたムードはボリューム感で、ボディフィットのウエアは得意のスポーツマインドが生かされていた。ウエアに記された「NO LEATHER NO FUR」、「THANKS GIRLS」、 「ALL IS LOVE」というメッセージに、思わず頷いた人も多いのではないだろうか。ムードとしてのオーガニック■ロエベ(LOEWE)ロエベの展示会を訪れたとき、ブリーフィング(説明会)でジョナサン・アンダーソン(J.W.ANDERSON)はオーガニックという単語を多用したという話を耳にした。ロエベのコレクション速報には登場しない言葉だが、ジョナサン・アンダーソンにとって「オーガニック」は、シーズンの気分を表し、デザインや色や素材表現で、一番しっくりくる言葉だったのだろう。特にオーガニック・コットンや、オーガニック製法のウエアを発表したわけではなさそうだった。コレクションは、天然素材、ローエッジのヘムは手作りの風合い、リラックスしたシルエットとどれもオーガニックなムードを醸し出している。先シーズンまでの都会で暮らす女性のイメージから、自然と触れ合うライフスタイルの女性が描かれていた。効率を重視するあまりにファスト化するファッションの流れに、スローな感覚を呼び戻そうとするかのようだ。モード界の中心にいる若手デザイナーの提案であることに意味があるような気がすらしてならない。女性活躍の時代はこんなところにも■ディオール(DIOR)1910年代ファッションデザイナーという職業を得た、ジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)、マドレーヌ・ヴィオネ(Madeleine Vionnet)、そうしてココ・シャネル(Coco Chanel)は、女性の社会進出の先駆けとなった。第2次世界大戦が終結すると、今度は男性デザイナーの時代が始まり、クリスチャン・ディオール、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)がオートクチュールをおおいに賑あわせた。リアルクローズの90年代には、再びミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)、ステラ マッカートニー、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)と女性デザイナーが注目を集め活躍する時代がやってきた。しかし、これはプレタポルテの世界の話だ。老舗のクチュールメゾンでは、戦後がまだ続いているかのように、旧態然として男性デザイナーの独壇場で、女性の出る幕はないと思っていた。ところが、2017年春夏よりディオールのアーティスティック ディレクターにマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)が就任するとの一報が入り、モード界は騒然とした。来年70周年を迎えるメゾンは、ムッシュ以来7人目にして、初めての女性デザイナーを迎え入れたのだ。ディオールのメゾンには、女性を礼賛するDNAが受け継がれている。男性デザイナーたちは夢想しながら、受け継いだ DNAで新しい時代の女性を描いてきた。マリア・グラツィアは、女性の目線でリアルにモダンでたおやかなディオールの女性を表現することができる。モードを牽引するクチュールメゾンに新しい風が吹き始めた。Tシャツには“WE SHOULD ALL BE FEMINISTS”とメッセージが書かれていた。女性による、女性のための、ディオールが誕生した。
2017年01月02日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)から、人気バッグ「ファラベラ」の2017年春の新作をまとめて紹介。今季は、スクエア型の新モデル「ファラベラ Box」が新登場。また「Thanks Girls」「Animal Free」などスローガンプリントをあしらったバックパック「ファラベラGO バックパック」も仲間入りしている。「ファラベラ」の特徴は?ステラ マッカートニーを代表するアイテムの一つとなった「ファラベラ」。サステナビリティの考えに基づき、すべてエコレザーを使用して制作されている。特徴的なのは、ダイヤモンドカットされたチェーンの縁取りだ。新モデルはスクエア型の「ファラベラ Box」2017年夏からは、ボックスシルエットの「ファラベラ Box」が初展開。紹介するのはエコレザーのストラップが付いたショルダーバッグで、ブラックモデルとレザーの編み込みモデルの2型が揃う。シンプルで洗練されたデザインながら、フロントのフラップポケットを開ければ内ポケットが付いているほど機能性は抜群。スローガンメッセージ入り「ファラベラGO バックパック」も同じく「ファラベラ」シリーズから、「ファラベラGO バックパック」の新モデルも発売される。アイコニックなチェーンは、ジップポケットとハンドル、ショルダーストラップにあしらわれている。新作は、生き方と愛のスピリットをキーワードに陽気な夏を表現したコレクションウェアとも連動。トラウザーやセットアップなどに用いられていた、スローガンメッセージプリントをデザインとして採り入れている。真っ赤な下地に描かれた「Thanks Girls」や「All Is Love」の文字は、見るだけで元気がもらえるアグレッシブな仕上がりだ。【アイテム詳細】ステラ マッカートニー 2017年春夏コレクション発売時期:2017年春取扱い店舗:全国のステラ マッカートニー直営店【問い合わせ先】ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03-6427-3507
2016年12月29日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)2017年春夏コレクションから、新作靴10足を一挙まとめて紹介する。2017年春夏の新シューズは、スターモチーフやメタリックカラーを用いてハッピーなムードに仕上げた。人気シリーズ「エリス」は、レースアップタイプ・サンダルタイプなど形違いでバリエーション豊富に揃うのが特徴だ。アイコン「エリス」に星モチーフの新作ステラ マッカートニー シューズラインのアイコン「エリス」は、サステイナブルウッドを使用した厚いソールがポイント。ボリューム感のあるシルエットに反して軽量なため歩きやすく、纏うだけですっと足を長くみせてくれるのも嬉しい。レースアップの新モデルは、ジオメトリック柄が特徴的。アッパーに配した星柄にも、このジオメトリック柄を取り入れた。つま先はスクエア型に整え、ラバーソールはホワイトを選んでコントラストを効かせた。また、サンダルタイプのニューモデルは、シルバーカラーで登場。サイドにはスターモチーフを添えて陽気な印象に。重量感のあるソールに対して、ストラップは華奢なものを選んだ。ソックスとの相性も良いので、カラーソックスなどと組み合わせたコーディネートもオススメだ。新作サンダルは星柄ソールサンダルラインからは、ボリューミーな新作が登場。ヒールは15cmとかなり高いが、幅広のストラップが体を支えてくれるので履き心地は抜群。ストラップ部分は、サイズ調整可能なバックルも付属する。ポインテッドトゥパンプスの新モデルもパンプスラインからは、ポインテッドトゥの新モデルが仲間入り。滑らかなエコレザーは包み込むように甲を支え、スリムなヒールを感じさせない。カラーは、馴染みのよいベージュ、煌びやかなゴールドの2色がラインナップする。【アイテム詳細】ステラ マッカートニー 2017年春夏コレクション発売時期:2016年12月取扱い店舗:全国のステラ マッカートニー直営店【問い合わせ先】ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03-6427-3507
2016年12月25日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)の2017年春コレクションより、新作ウェアをピックアップして紹介する。今季よりメンズコレクションの展開もスタートした、ステラ マッカートニー。クラシックスタイルに、アートやサブカルチャーの発想を盛り込み、エネルギッシュなデビューシーズンを迎えた。それと呼応するステラ ウーマンの新作ウェアは、シェイプとテクスチャーに遊びを加え、生意気なスピリットを表現。視聴室やDJブースなどレコーディングスタジオを舞台に行われたプレゼンテーションでは、緩やかな動線を描く素材の個性にあわせて、モデルたちも様々なポージングを披露。風に舞うロングドレスや大きく円を描いて動き回るスカートがフィーチャーされ、自由なスタイルが体現された。そんな2017年春コレクションの中には、2016年秋シーズンより引き続きアニマルたちが登場している。大きな目の猫シリーズに続くのは、ドッグモチーフの装い。凛とした佇まいで前を向くさまざまな犬たちが、軽やかなシルク素材の上から顔を出している。犬モチーフのシャツやパンツは、あたたかな春の訪れにぜひ纏いたいアイテムだ。【アイテム詳細】ステラ マッカートニー 2017年春コレクション※現在店頭にて発売中・シャツ 135,000円+税・パンツ 118,000円+税取り扱い店舗:全国のステラ マッカートニー 直営店【問い合わせ先】ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03-6427-3507
2016年12月23日ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン(UNITED COLORS OF BENETTON)が、ローマを拠点とするデザイナーのステラ・ジャン(STELLA JEAN)とのコラボレーションによるカプセルコレクションを発売した。ステラ・ジャンは、ファッション界で最も独創的なデザイナーの一人。これまでに、魅惑的で民俗的な要素と古典的でありながら洗練された要素を融合させることで、大胆かつカラフルなデザインを生み出してきた。今回のコレクションでは、ユナイテッド カラーズ オブ ベネトンの持ち味であるニットウエアとカラーバリエーションはそのままに、エスノ・フォーク(民族・民芸的)なモチーフを加えたニット製品を展開。モチーフには、自分のルーツや生まれた場所、文化を存分に表現することに対する誇りなどの意味を込めて、「natal(出生)」と「native(出自)」という言葉が使用された。ニットコートやニットドレス、セーター、ニットパンツ、ニットスカートなどのウィメンズウエアと、シューズやキーチャーム、バッグなどのアクセアリーが展開される。また、一部のアクセサリーは「社会文化的な融合と伝統工芸の復活」というユナイテッド カラーズ オブ ベネトンとステラ・ジャンが共有する哲学のもと、ハイチやエチオピアの職人とコラボレートして製作された。
2016年12月14日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)の2017年春コレクションは、自由とエネルギーで作り出す“生意気”なスタイルをイメージ。意外な素材感・シルエット掛け合わせが、表情豊かなワードローブを生み出す。デニムやカーキといった、マスキュリンなカラーリングのファブリックを使いながら、上下のバランスをあえてずらしたり、スポーツの要素をドレッシーなコーディネートに挿し込んだり、ワントーンでクールに引き締めたりと、多彩なスタイリングを実現。一貫したテーマをぶつけるのではなく、あらゆる着想源から1つのアティテュードをフィルターにしてメッセージを伝えている。ニットウェアは、ミニマリズムとストリートウェアを融合。全身を包むまろやかな表情と、長めに設定された袖や裾、ネックがモードな気配をも醸し出している。また随所に登場するレースのアイテムは、体のラインの寄り添うことがあれば、その透け感を活かしたゆったりとしたシルエットで使用されていることも。他素材とのミックスのメリハリだけでなく、同素材の中でも自由な使いこなしが美しい。プレーンなテキスタイルだけでなく、プリーツなどに“具体的”なプリントや刺繍を施した布地も採用。森林や山、滝などの田園風景をミックスしたものや、ゼブラや魚のカーブボールモチーフを用い、あらゆる立体感を演出した。
2016年11月26日去る10月23日、カシオ計算機とKADOKAWAの音楽レーベル「Mono Creation」に所属するミュージシャン、Stella.J.Cの「Stronger Every Day」リリースパーティーが、Billboard Live Tokyoで行われた。当日は彼女のライブに加え、ゲストのスペシャルライブや国内インディー系レーベルオーナーによるパネルディスカッションなど、盛りだくさんの内容が披露された(以下、敬称略)。第1部はStella.J.Cのライブ。シングル「Stronger Every Day」をともに制作したジャズピアニスト・平戸祐介(P)、元Ovallの関口シンゴ(G)、オランダジャズ界の天才シンガーであるウーター・ヘメル、クラブミュージック界で活躍する鈴木信吾(B)などを迎えたスペシャルバンドでのお披露目だ。クラシックピアノのスキルに、ブラックミュージックを融合させたサウンドメイクを得意とするStella.J.C。クラブミュージックのグルーヴを持つメロディに、透明なウーターの歌声が乗るパフォーマンスは、今後のコラボへの期待と飛躍を感じさせるものだった。第2部は、個性あふれる国内レーベルのプロデューサーによるパネルディスカッション。主催のMono Creationから梶浦氏、関口シンゴ氏やSWING-O氏が所属するorigami PRODUCTIONSから対馬氏、イベント「KAIKOO」を主催するPOP GROUPから坂井田氏、goontraxから寿福氏、GAGLEが所属するJazzy Sportからファンタジスタ雅也氏という5名が、現在の音楽業界や楽しい音楽の聴き方などについて語った。本ライブの開催経緯を「レーベルの横のつながりを強め、コラボレーションも加えたイベントを作りたかった」と語った梶浦氏。それに重ねて「各レーベルが競い合ってきた音楽業界も今は協力が必要になってきた。小さいレーベルでも皆で集まれば楽しい音楽を世界に広げられると思う」(津島氏)、「好きを第一に音楽を作ってきたが、個々の力ではどうにもならなくなってきた。多くの人が聞く音楽=よい音楽では必ずしもないことを伝えるためにも協力していきたい」(坂井田氏)と、他のプロデューサー諸氏も肯く。信念にもとづく音づくりを続けるためには、レーベル側も工夫と変化の必要があると考えていることが伝わってきた。さらに梶浦氏は「1980年のカシオトーン201(編注:電子キーボード)から生まれたものづくりの遺伝子が、レーベルのベースにはある。誰でも楽しめる楽器を提供したいというシンプルな思いから、音楽をアピールしたいと考えた結果がMono Creation。音楽と日本に"CASIO"という視点から一石を投じたい」と、レーベルの方向性を解説した。さて次に、POP GROUPとorigami PRODUCTIONが立ち上げ予定の教室「ロンズルーム」について。津島氏は「情報過多の時代だが、もっと音楽を楽しんで聞ける状況を作りたい。そこで最もハイレベルなリスナーであるアーティストに、解説つきの演奏をしてもらうといいのではと考え付いた」と骨子を説明。この日はギター・ドラム・ベースという3ピースバンドの演奏に関口シンゴ氏が解説をつける形で、J-POPに多い速めのテンポとバラードに多い遅めのテンポの違いをドラムのハイハットの変化から感じる、という例が披露された。会場には若い女性からブラックミュージックのファンまで幅広い層がいたが、珍しくもわかりやすいアプローチに、みな興味深く耳を傾けていた。第3部は、ピアノとラップとヒップホップの融合がモットーであるSWING-Oのライブ。ソロ曲だけでなく、大阪つながりでヒューマンビートボクサーのAFRAがゲストで登場。笑いを交えつつも、きっちりとクールなライブを披露した。日本にヒューマンビートボックスを根づかせた第一人者であるAFRAのオリジナル曲「DayBreak」や、GAGLEのHUNGERとの2MC1DJ…ならぬ2MC1キーボードで奏でる「聞こえるよどこにいても」と、ファンでも見たことがないであろう珍しいコラボレーションが繰り広げられた。第4部は、ヴォーカリスト・Ai Ninomiyaのライブ。Sixpence None The Richer「kiss me」で親しみ、アリシア・キーズ「Enpirestate of Mind」ではノビのある歌声で「これぞディーヴァ!」という迫力、スティービー・ワンダー「Another Star」ではファンキーな楽しさとカラフルな歌声を披露した。○Stella.J.Cが再び聴かせる歌声ラストはStella.J.Cが登場し「Don’t Cry」を。「フラれた女の友達を慰める友情の歌なので一緒にできて嬉しい」という言葉の通り、優しいピアノの旋律にしっとりと力強く響く言葉という、この上ない歌を聞かせてくれた。トリを飾ったGAGLE。「Jazzy Sportsに所属して初めて作った」という曲や、「カシオはものづくりの大切さを知る大先輩。イチから作ることにこだわってきたので、今後も粘り強くやっていきたい」と言葉を添えた曲のほか、初セッションだという平戸祐介と「屍を超えて」を披露した。楽器メーカーが運営する国内では珍しい音楽レーベル「Mono Creation」。バリエーション豊かなライブを体験した観客はもちろんだが、参加したミュージシャンたちも新しいコラボの結果に満足そうな一晩だった。
2015年11月01日