「どうもTikTokの皆さん、桐谷広人です」渡辺美里の名曲『My Revolution』にのせてTikTokでこう淡々と挨拶したのは、桐谷広人さん(71)。バラエティ番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)に何度も出演し、絶大な人気を誇る“名物キャラ”だ。そんな桐谷さんが、実はTikTokに“参戦”していたのだ。昨年12月28日に桐谷さんは、自身が長年応援している女性歌手・山口かおるさんの歌に合わせて居酒屋の店内で踊る動画を初投稿。しばらく更新はなかったが、3月1日に冒頭の動画を投稿し、自身が得意とする株主優待についての質問を募集。3月9日にも再び動画を投稿し、多数の質問に対してどのように返答していくかこれから考えていくことを明かしていた。13年に『夜ふかし』で、“株主優待だけで生活する人”として紹介された桐谷さん。自転車を爆走させて、株主優待券を使うために各地を回る桐谷さんの姿が話題となり、たちまちブレイク。番組を代表する人気キャラとなり、株主優待についての著書も執筆するなどその活躍は多岐にわたる。その飾らない人柄は若い世代からも人気を集め、“かわいい”と支持する人も。そんな桐谷さんだけに、若者を中心に人気を集めるTikTokへの参戦も大成功。動画の投稿数は3本ながら、フォロワー数はすでに97,000人。冒頭の動画にも約18万件ものいいね!が集まるなど、人気を証明している。TikTokと桐谷さんという“予想外”の組み合わせにSNS上では、驚きの声が相次いだ。《桐谷さんがTikTok?!!》《あの桐谷さんがTikTokデビューしてて笑った》《桐谷さんがTikTokやる時代かぁ……すごいなぁ》
2021年03月10日女優の広瀬すずが、CMキャラクターを務めるAGCの新企画「#AGCチャレンジ」(2月26日~5月3日)に参加し、TikTok動画に初挑戦した。9日から放送されている、「Aで始まりCで終わる素材の会社はAGC」というメロディが印象的なAGCのCM。広瀬がAGCの文字を上げ下げする姿が「癖になる」「かわいい」とSNSで話題になった。そんなCMにちなみ、自分なりのアルファベット3文字を使った動画をTikTokに投稿しようという今回の企画。広瀬自身がチャレンジに参加している公式動画が、TikTokとAGC公式サイトに公開された。「AGCチャレンジ始まるよ!」という呼びかけで始まる動画では、広瀬がCMのように体を横に揺らし、ノリノリでリズムに乗りながらAGCのアルファベットをアピール。終始絶やすことのないキュートな笑顔と、最後に見せるうさぎのような決めポーズに注目だ。
2021年02月26日インタビュー中に「人生どうなってるの?」と何度も口にした瑛人さん。昨年大ヒットを記録した「香水」によってあっという間に有名人になり、大きく変わった人生に一番驚いているのは、ご本人のようで。――気づいたらすでにTikTokでバズっていて、芸人さんなどがMVのパロディをYouTubeに次々に公開しはじめて…。昨年は、瑛人さんのお名前と「香水」という楽曲名がセットであっという間に広まった感じがします。ありがとうございます。僕インスタをやっているんですが、急に知らない人から僕の名前がメンションされるようになって、そのお知らせが1日に何十件も届きはじめたんですよ。何でだろうと思いながら、ある日、母ちゃんと電器屋さんに買い物に行ってマッサージチェアで寝てたら、母ちゃんが慌てながら「瑛人~っ!LINE MUSIC見て」って言うから見たら、98位にランクインされていた。死ぬほど嬉しかったです。だって今まで聴いてきた、有名アーティストたちが名を連ねる中に“瑛人「香水」”があるって意味がわからない!(笑)――当時はインディーズで活動していたんですよね。はい。自分で作った楽曲を配信販売できる「TuneCore」というサイトに「香水」を登録していたので、主要な配信サイトで聴けるようになっていたんですが、誰かが見つけてマネしてくれたんでしょうね、そのうちTikTokでバズりはじめて、気がついたらApple MusicやSpotify、Billboard JAPANなどで1位になって。ミュージックビデオの総再生回数は1億3000万回を超えて、なんと紅白にも出場できちゃった。「やったー!人生どうなってんの?」って感じです(笑)。――いきなり有名人になった実感はどんなところに感じますか?マネージャーさんがつくようになったとかたくさんあるんですが、中学の卒業式で森山直太朗さんの「さくら」を歌って号泣しながら卒業した僕が、そこから10年も経たないうちに直太朗さんと同じ事務所に入ることになり本人にもお会いできたし、詞を共作された御徒町(凧)さんとは今ではめっちゃ仲良し。ほかにもシンガーとして尊敬している清水翔太さんや平井大さんにお会いできたのも嬉しかったです。忙しすぎて朝早いとか眠いとかが続くと「香水」のせいだよ…と思うこともあるけど(笑)、「香水」ありがとう!――生放送で歌う様子も何度か目にしました。緊張しましたか?『MUSIC STATION』に出ると決まった時は、出演日が刻一刻と迫るのが怖くて、緊張で声が出なくなって歌えなかったらやだよって思ってたんだけど、本番までに緊張し終わっちゃったみたい。ここにいるのはいつもの僕で、隣でギターを弾いているのはよく知ってる同級生のジュンちゃん(小野寺淳之介)で、目の前にタモリさんがいるという状況がいざ本番を迎えたら逆に面白くなったんです。それに「香水」はずっと歌ってきた自分の曲だから間違えないし、って。それよりも『HEY!HEY!NEO!』でダウンタウンさんとトークした方がガクガク。「収録5分前」と言われて、トイレに行くかタバコを吸いに行くかで迷ってタバコを選んじゃったから、ずっとトイレを我慢しながらトークしなければいけなくなって、おふたりに散々いじられました(笑)。えいと1997年6月3日生まれ、神奈川県出身。高校卒業後に1年間アルバイト生活をしたのち音楽学校へ入学。1年で中退するも、その後も歌うことは続けてシンガーソングライターに。TikTokをはじめSNSで、作詞作曲を手がけた「香水」が大ヒットし、主要な配信サイトのランキング1位を独占。昨年末は『NHK紅白歌合戦』にも出場を果たした。1月31日(日)に渋谷duo MUSIC EXCHANGEで1stアルバム『すっからかん』発売記念ライブ~トゥゲザーすっからかん~を開催予定。地元横浜で“仲間と音楽を奏で続けてきたただのピース野郎”が、すっからかんになるまで自分のすべてを詰め込んだ、オリジナルフルアルバム『すっからかん』(¥2,700/エイベックス)が発売中。「香水」や人気曲「HIPHOPは歌えない」、CMタイアップ曲「ハピネス」「ライナウ」などボーナストラックを含む全14曲入り。※『anan』2021年1月20日号より。写真・倉本ゴリ(Pygmycompany)ヘア&メイク・森本英梨(FIORISTA)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年01月19日2018年にリリースした「魔法の絨毯」がTikTokで話題に。一貫して「愛」を歌い続けてきた楽曲が多くのファンにより支持されている川崎鷹也さん。近頃はラジオにも出演。活躍の場を広げている注目のアーティスト。昨年、「魔法の絨毯」が大ヒットした川崎さん。一般ユーザーが本作を使った動画をTikTokにアップしたことがきっかけだった。「インターネットが普及した今は、誰でも手軽に、無料で音楽が聴ける時代。大事なのは、曲を聴いていいと感じた人が誰かに薦めて、拡散していくことだと思っています。その点でいうと『魔法の絨毯』の広まり方は、まさに現代ならではでした。どんな形であっても自分の曲が届くことはありがたいもの。SNSで“好きなアーティストは川崎鷹也”と言ってくださる方を見ると、すごく嬉しいです」楽曲の誕生からヒットまで約2年半。その期間は長く、もどかしいものだった。「『魔法の絨毯』は、できた当時から“最強の曲ができた”と思っていたので、なんで広がらないんだろうと考えたし、正直、やさぐれていました(笑)。それが、昨年の8月に親や友だちから『えらいことになってるぞ!』と連絡が来て、今までとはまったく違う状況になったんです。僕が大事にしているのは自分の感覚に嘘をつかないこと。人に左右されず、自分が信じたものを最後まで信じ切ることです。それが未来を切り拓くことにつながっている可能性はあるかもしれない。音楽の専門学校に通っていた時も、僕がアコースティックギター一本で弾き語りする姿を見て笑う人がいたけれど、絶対にスタイルを変えませんでした。時代が回り、自分のスタイルや楽曲のメッセージ性で注目を浴びることを信じていたからです。反骨心や悔しさも、音楽へのパッションになっていましたね」川崎さんの楽曲は、自身の体験や気持ちがもとになって生まれたものばかり。「嬉しい、悲しい、怒りなど何かしら感情が動いた時の自分のメッセージが楽曲に変わります。ほとんどの曲はメロディと歌詞が一緒に出てきているし、フルコーラスの骨組みは約30分くらいで書きます。ただ、パッと感情が動いた瞬間は曲になるけれど、逆に、“なんでムカついたのだろう”などと考え込んでしまうと、曲にならないんですよね。書こうと思って書くことはできないんです」誕生した楽曲の中でも多いのが、愛を歌った作品たち。「魔法の絨毯」もそのひとつだ。「奥さんとまだ恋人同士だった時に劇団四季のミュージカル『アラジン』を観に行きました。お金がないのに愛するジャスミンに真摯に向き合い、最終的に結ばれるアラジンのストーリーが当時の自分とリンクしたことで生まれた楽曲です。僕にとって愛は、作品作りに不可欠なもの。恋人だけじゃなく、友だちや仕事で出会う人に対してもそうですが、“この人のためなら頑張れる”という気持ちが楽曲作りの活力になっていますね」そんな彼が今ハマっているものは温泉。「近所にあるスパや、このあいだは伊香保温泉に行きました。というのも、お湯に浸かっている時に曲が生まれることが多いんです。リラックスしているからなんですかね?」「魔法の絨毯」のバンドアレンジを行うなど、新しいことにも積極的に挑戦している川崎さん。今後の目標を訪ねてみると。「ライブでフェイストゥフェイスでメッセージを受け取ってもらうことが大前提です。テクノロジーが進んだ今の時代だからこそ、温もりを大事にしたいですね。そして、僕の音楽を聴いた人が、“好きって伝えよう!”とか“もうちょっと頑張ろう”と未来を切り拓いてくれたら嬉しいです。それが今の僕がやるべきことなのかなって思っています」かわさき・たかや1995年5月16日生まれ、栃木県出身。ギターの弾き語りと伸びやかな歌声でメッセージを届ける。3年前にリリースした楽曲「魔法の絨毯」が昨年8月にTikTokで人気となり、本作を使った動画が現在2億2000万回以上再生されたことで話題に。Spotifyの「バイラルTop50」チャートの1位にランクインしたことでも注目を集める。2020年10月にEP『Magic』をリリース。今月、卒業をテーマにした新曲「サクラウサギ」をリリース予定。※『anan』2021年1月13日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・髙徳洋史取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2021年01月10日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はTikTokクリエイター、女優の景井ひなさんです。「暇な時間は常にTikTokを見ています!」と語る景井さんの素顔に迫りました。TikTokを始めて1年半でフォロワー数500万人突破。「TikTokを始めたのは去年の春。ある日すっぴんからメイクする動画をあげて、朝起きたらバズっていてびっくり(笑)。毎日投稿し、どうしたら再生回数が伸びるか、みなさんに楽しんでいただけるか、模索しながら続けてきました」。芸能界からのスカウトが殺到し、女優活動も開始。「私の動画で少しでも楽しい気分になってもらえたら、と思ってTikTokをやっているんですが、実際“嫌なことを忘れられる”というコメントを頂けて嬉しいです。これからは女優として、もっともっと笑顔を届けたい!」ヘビロテしている超~ロングブーツ。街で注目されます(笑)。大好きなショップ『THE FOUR-EYED』で購入。ファッション大好き!デザインもしています。『MIKASA STAR』とコラボしました。自分のブランドを持つのが夢。家ではもっぱらゲームばかりのインドア派。1日4時間くらいやっているかも…。今は『Apex Legends』にハマり中!かげい・ひな1999年生まれ。『LARME』(徳間書店)レギュラーモデル。『カバーガールTVネクスト』(TBSチャンネル1)MC担当。スタイルブック『かげとひなた』(KADOKAWA)発売中。※『anan』2020年12月23日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2020年12月24日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優のいわたまありさんです。「3年前に鷹爪拳(ようそうけん)の世界大会で優勝しました!」と語るいわたさんの素顔に迫りました。現代女性の“あるある”を演じた、個性派モノマネで注目度急上昇。アパレル店員や二日酔い女など、リアルな一般人モノマネが人気。「アパレル店員さんが言うてるの、“いらっしゃいませ”じゃなく“らっせー”や、と小さい頃思っていて。人間観察して、人の特徴を捉えてマネするのが子供の頃から得意でした」。お笑いセンス抜群で、特技のカンフーでは世界チャンピオンになったこともあり、とにかく多才。そして本業は女優。「自分じゃない誰かになることに快感を覚えます。夢はひな壇に座れる女優。私の話で人が笑ってくれる瞬間が、本当に幸せなんです!」ブラックコーヒーのおいしさに開眼!断然加糖派だったのに、最近無糖派に。オトナの階段駆け上がりました!麻辣湯にハマり、めっちゃ食べてます。よく行くお店ではトッピングが選べるので、きくらげをダブルで入れます。マイベスト漫画は『ガラスの仮面』。叔母に「女優になるならこれを」と薦められて。何度読み返したことか!1998年生まれ。ミュージカル『ズボン船長』で女優デビュー。今年スタートしたTikTokは、半年で60万フォロワーを獲得。最新情報はTwitter(@iwatamaari)でチェック!※『anan』2020年11月25日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2020年11月23日現在TikTokのテレビCMで楽曲「Myra」がフューチャーされ、次世代シンガーの筆頭として注目のシンガーソングライター・Tani Yuuki初のワンマンライブの開催が決定した。関連記事:Tani Yuukiが見つめる今の音楽シーンと自身の可能性【次世代シンガー・リレーインタビュー】()テレビCM【TikTok】 じいちゃんとMyra篇30秒なお、今回のライブは観客を60名に限定し、バンド編成で行われる予定。Tani YuukiのYouTubeチャンネルでは未発表曲やカバー曲など多数の曲がアップされているので、併せてチェックを。Tani Yuukiコメント新しいTani Yuukiのはじまりとして武道館という夢のはじまりへの門出としてこれから先何度も迎えるであろう新たなはじまりの原点という意味を込めて「Tani Yuuki 1st live はじまりのはじまり」というタイトルにしました。新しいアレンジやまだ聴くことができない曲もあるので、楽しみにしていてくださいね。一緒にステージを作り上げてくれるスタッフさん、バンドメンバー達、そして来ていただいたお客様達と楽しい思い出を作りたいので、是非遊びに来てください!よろしくお願いします!最新配信シングル「Life is beautiful」公演概要「Tani Yuuki 1st LIVE 2020〜はじまりのはじまり〜」日程:12月22日(火) 18:30OPEN / 19:00START会場:代官山LOOPチケット発売日:11月21日(土) 正午〜 Yuuki YouTubeチャンネル Yuuki Twitter
2020年11月18日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「SNSからメジャーへ」です。このところCDデビューやリリースをせず、YouTubeやTikTokなどSNSでの発信から話題になるミュージシャンが増えています。それをひとくくりに「SNSから生まれた」と言うのはもはやナンセンスなくらい、当たり前のことになってきていると思います。10代、20代からしてみたら、この時代、自己表現したかったらそりゃ誰でもSNSで発信するやろ、と思うので、「SNSから生まれる」というのはもうごく普通のこと。それをことさら強調するのは、単純に「若者に人気がある」ということの言い換えでしかないと思います。確かに20~30年前と比べると、音楽の流行の仕方ってまったく違うのではないかと思います。従来、ミュージシャンはレコード会社がオーディションやライブ、ストリートなどでスカウトCDデビューTVやCM出演ヒットが順当な流れでしたが、今はSNSなどでのミュージシャンの発信が、直接リスナーに届いています。そこで多く反響のあったもの、話題になっているものをレコード会社があとから追って契約し、CDリリースしたりTVに出たりする。レコード会社とリスナーの順番が逆になっているんです。リスナーは、これまではTVで見たり、CDを買ったりという受け身でしかなかったけれど、今はSNSやサブスクで、自分でいいと思うものを能動的に探して、見て、聴ける時代。それがリツイートやコメントなど口コミで広がってムーブメントになっている。これは、レコード会社の在り方が問われることだと思います。だって、リスナーより耳の遅いレコード会社ってどういうことやねん、と思いますから。そして、それはレコード会社だけでなくミュージシャン自身にも言えることです。レコード会社におんぶに抱っこでは売れない時代。自分で考えて、発信をしていかないと置いていかれる。これは、前からこの連載でも言っていることですが念押しで、“今はミュージシャンが自分で自分の売り方を考える時代”になっているんです。…と、偉そうに言ってる僕ですが、僕自身は今のマネージャーの松下にライブハウスでスカウトされてレコード会社に入ったので、古い方のスタイルにギリギリいた世代。だけど、ゲーム配信やインスタライブなどSNS発信は、デビュー以降も僕が勝手に考えて自由にやらせてもらってます!おかざきたいいく『よなよなラボ』(NHK総合 毎月1回土曜24:05~)が好評放送中。YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の新コンテンツ「THE FIRST TAKE FES」への出演が話題に!※『anan』2020年10月7日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2020年10月03日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「TikTok買収」です。モバイル向け動画のプラットフォーム、TikTokが急成長。ダウンロード数は世界で20億件を超えました。TikTokの親会社は中国企業のバイトダンス。個人情報が中国政府に流出するのではという懸念から、インドは6月に国内でのTikTokの使用を禁止。トランプ大統領も「安全保障上の理由から、閉鎖されるか売却されるかだ」と述べ、TikTokのアメリカ事業の買収に、マイクロソフトほか数々の企業が興味を示しました。最終的には、オラクルとの提携が決定。TikTokやWeiboなど、中国のSNSを運営する企業の真の目的は、利用者のスマホのなかに、どれだけ自分たちのビジネスインフラを入れ込めるかということです。利用者のモバイルに入り込み、利用者の情報をコントロールし、嗜好にぴったりのモノを売るインフラを世界に広げていこうとしています。中国は5月に「デジタル人民元」の試験運用を開始。中国当局が発行するデジタル通貨がアプリを介して世界に流通する日も遠くないでしょう。すると、中国系のアプリサービスや通貨を使用しなければ、世界の商売に参画できなくなる可能性も出てきます。アメリカやEU諸国は、そうして世界の貿易地図が中国に塗り替えられることを最も恐れています。日本や欧米諸国からすればそんな中国は脅威ですが、世界に照らしてみれば、中国に親和性のある国のほうが多数。一帯一路構想が広がり、東南アジアやアフリカ、東欧、中欧諸国などは、経済的に強く結びついている中国との共存共栄を望んでいるのです。独自のITインフラを持っていない日本は、すでにアメリカ系のインフラを使用しています。EUも独自のインフラはありませんが、自衛のために、個人情報を企業に握らせないルールづくりを徹底し、制裁金を課すなどのプレッシャーをかけています。日本政府は国民に何のリスクも知らせないまま、行政までもが海外のプラットフォームを使っています。これは、危機感が少し足りないのではないでしょうか。自国の商売や国民の情報を守るのが国の役割。それができないのなら、自衛の策を直ちに打つべきだと思います。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年10月7日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年10月02日女優の深田恭子(ふかだ・きょうこ)さんが、2020年7月27日に動画アプリ『TikTok』を更新。『夏休み動画企画』の第1弾として、ベッドの上でサーフィンをする様子を公開しています。深田恭子、水着姿で見事な波乗りを披露深田恭子さんは2020年7月10日に『TikTok』のアカウントを開設。予告動画を公開し、大きな話題になりました。深田恭子がついに『TikTok』を開設!「最高」「待ってました」のコメント相次ぐそしてついに、『おうちでサーフィン気分』と題した動画を公開!早くも人気になっています。@kyokofukada_officialおうちでサーフィン気分♀️空撮 @balisatoshi ##kyokofukada ##brandnewme ##キャンペーン##tiktok夏祭り♬ Satisfied #2 - Galantis,MAX深田恭子さんは動画内で、ベットの上で飛び跳ねたり、手で水を漕ぎ進む『パドリング』の真似をしたりなど無邪気な一面を見せます。その後、場面が変わってビキニ姿で本物の波に乗り、見事なライディングを披露。動画を見たファンは「かわいい」「サーフィン、上手!」と絶賛。セクシーな水着姿にも多くの反響が寄せられています。・ビキニ姿、たまりません…。最高!・サーフィン、うますぎでしょ。一緒に海に行きたい…。・ノリノリでかわいい。第2弾も待ちきれない!!多くのファンを魅了した深田恭子さん。次回はどんな動画を投稿してくれるのか、気になりますね![文・構成/grape編集部]
2020年07月27日女優の深田恭子(ふかだ・きょうこ)さんが、2020年7月10日に動画アプリ『TikTok』のアカウントを開設。ベッドの上で無邪気にはしゃぐ姿や、愛犬とたわむれる様子などを公開しています。深田恭子の『TikTok』に「待ってました!」深田恭子さんは、TikTokで近日公開予定の動画の予告映像を投稿。ポップな音楽に合わせ、ベッドの上で泳ぐまねをする深田恭子さんの姿が見られます。@kyokofukada_officialTikTok撮影の様子を一部公開します!動画は楽しみにお待ち下さい##Brandnewme♬ The Weekend - Funk Wav Remix - SZA & Calvin Harrisさらに愛犬とのスリーショットやセクシーなドレス姿で手を振る姿がおさめられており、「かわいすぎる」と話題に。・深キョンが『TikTok』!?かわいいの極み…。・待ってました!すぐにフォローした!!・めちゃくちゃかわいい。本編も楽しみだなぁ。今回の映像はほんの一部ということで、フルバージョンの公開が今から待ちきれません!深田恭子さんの魅力がふんだんに詰めこまれた『TikTok』に今後も注目ですね。深田恭子の今の彼氏は誰?インスタで見せる水着や衣装に「素敵すぎ…」の声[文・構成/grape編集部]
2020年07月10日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル・女優の莉子さんです。「高校卒業前に制服でディズニーに行きた~い!」と語る莉子さんの素顔に迫りました。SNSの総フォロワー数200万人超え!同世代から注目の的の現役高校生。TikTokの動画がバズり、一躍有名に。その他のSNSもフル活用し、自宅で撮影したYouTube企画も次々にアップして注目を集める。「YouTubeの企画は、年齢が近いスタッフさんとの雑談がヒントになっていて、素の自分を出せていると思います。今ハマっているゲームや、10分間メイク動画もアップしていきたいな」。モデルとして活躍する一方、女優活動にも意欲的。「映像のお仕事もすごく楽しいので、ドラマや映画で演技にもっと挑戦したいです!現役高校生のうちに学園ものに出れたらいいな」時間を忘れちゃうほど『あつ森』に夢中!ゲーム『どうぶつの森』で遠くの友達とも繋がれるのが楽しいんです簡単でおいしいいちご飴にハマり中。YouTubeをきっかけに頻繁に作るように。ぶどうやリンゴもおすすめ。おうち時間でスムージーを飲み始めました!最近は早起きするので、朝ごはんにスムージー。イチゴバナナが好き!りこ2002年生まれ。雑誌『Popteen』専属モデル。出演映画『小説の神様 君としか描けない物語』の公開を控える。SNSの総フォロワー数は200万人以上。Instagramは@riko_riko1204※『anan』2020年6月10日号より。文・松下侑衣花(by anan編集部)
2020年06月09日志尊淳と水原希子出演でTikTok配信ドラマ「リモートな恋」を制作。6月8日(月)より1話90秒×7話予定で公開される。本作は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、外出自粛をするカップルの“いまだからこそ”リモートでつながる恋模様を描くショートラブストーリー。カップルなのに、2人一緒にいる姿は映らない斬新な映像になっている。今回初共演でカップル役を務めるのは、連続テレビ小説「半分、青い。」、「潤一」、『ドルメンX』などに出演する志尊さんと、モデルで女優の水原さん。演出では、2人それぞれの実際の自宅で収録し、私物の衣装で登場しているのも見どころのひとつだ。志尊さんは「オール自宅で、オール私服で、恋愛もので、素の志尊淳として、自分の全てがさらけ出されそうで恥ずかしい反面、どんな作品になるかのワクワクも強いです」と自身も期待。「彼女役は水原希子さん。リモート上ではじめましてをする不思議な感覚。それでも本読みをすると、はじめましてではないような空気感と距離感が生まれ、撮影が楽しみになりました」とコメントしている。また水原さんは「志尊君と一度zoomで打ち合わせした時に、とても気さくな方で、一緒に楽しく作品が作れるんじゃないかなと思っています」と、志尊さんとオンライン対面した感想を明かし、「90秒の尺で、今自粛期間中会えない恋人たちの日常を演じていきます。みなさんに楽しんで頂けて、みなさんの時間が少しでも充実して、ちょっとでもほっこりした気持ちになってくれたらとても嬉しく思います」と話している。なお監督は、CMディレクターで映画監督としても活動する森ガキ侑大、脚本はお笑い芸人・中村涼子が担当している。TikTok配信ドラマ「リモートな恋」は6月8日(月)~14日(日) 毎日19時配信(90秒×7話予定)(cinemacafe.net)
2020年05月29日ショートムービープラットフォーム「TikTok (ティックトック)」は、外出自粛が続くなか、自宅で過ごす休日に音楽でリラックスしてもらいたいと、4月26日(日)にライブ音楽プログラム「Living room live (リビングルームライブ)」を開催する。「Living room live」の配信には、まだ正式リリース前のTikTokのライブストリーミング機能、“TikTok LIVE”が用いられることも合わせて発表された。出演アーティストには片平里菜、COLOR CREATION、たつや◎(ACE COLLECTION)、Novelbright、橋口洋平(wacci)、Beverly、まらしぃ、みきなつみ(50音順)といった、TikTokでも楽曲が親しまれ流ている、様々なフィールドで活躍する面々がラインナップされ、それぞれ自宅などの室内から30分程度のライブを配信する予定。「Living room live」は4月26日(日)の17:00から、各アーティストのTikTok公式アカウントから視聴することができる。出演アーティストのTikTok公式アカウントACE COLLECTION()片平里菜()COLOR CREATION()Novelbright()橋口洋平(wacci)()Beverly()まらしぃ()みきなつみ()配信情報『TikTok Living room live』日時:2020年4月26日 (日) 17:00~予定出演:片平里菜、COLOR CREATION、たつや◎(ACE COLLECTION)、Novelbright、橋口洋平(wacci)、Beverly、まらしぃ、みきなつみ※タイムテーブルは後日発表※「TikTok LIVE」はまだ正式に実装されていない機能です。今回の「Living room live」限定での仕様となるためご注意ください。
2020年04月20日歌手の浜崎あゆみ(はまさき・あゆみ)さんが、2020年4月8日にショートビデオアプリ『TikTok』内でオフィシャルチャンネルを開設。自身が歌う人気曲『MY ALL』のダンス振り付け動画2本を投稿し、自宅の豪華さとあわせて話題になっています。浜崎あゆみが『TikTok』をスタート自宅に「豪華すぎ」この日、デビュー22周年を迎えた浜崎あゆみさんは、2008年にリリースしたアルバム『GUILTY』に収録されている人気曲『MY ALL』に合わせて踊る2本の動画を投稿しています。1本目の動画では、自宅の庭と思われる広い場所でマスクをつけて踊る浜崎あゆみさんの姿が。@ayu_19980408##おうちダンス ##ハッシュタグつけて踊ってみてね ##ayu22ndanniversary ##ayusongchallenge ##ayu22周年 ##ayuソングチャレンジ♬ MY ALL - 浜崎あゆみ南国のような木々と豪邸をバックに、ピンクのパーカーという格好がよりセレブ感を際立たせていますね。動画のラストには『Thank you for 22years...』とハートマーク付きのテロップが登場。長年支えてくれたファンたちに感謝の思いを伝えています。2本目の動画は自宅内で撮影されており、浜崎あゆみさんは座った状態でダンスを披露。@ayu_19980408##おうちダンス ##ハッシュタグつけて踊ってみてね ##ayu22ndanniversary ##ayusongchallenge ##ayu22周年 ##ayuソングチャレンジ♬ MY ALL (Chinese version) - 浜崎あゆみここで注目すべきは室内の豪華な内装。床や壁には大理石が使用されているのでしょうか。棚には数々のトロフィーや盾が並び、浜崎あゆみさんの輝かしい歴史を物語っています。この動画を見た人からは浜崎あゆみさんへの称賛と、自宅の豪華さに対する驚きの声が寄せられました。・動画最高でした!あゆちゃん、22周年おめでとう!・あゆのためにTikTokダウンロードしたよ〜。家が広すぎ!・こんな時に楽しい動画ありがとう!これからも応援するね。また、2本目の動画では中国語バージョンの音源が使用されていたことから、海外ファンからの喜びの声も殺到しています。22周年という大きな節目を迎えた浜崎あゆみさん。今後もいろいろな企画を展開し、ファンを楽しませてほしいですね。浜崎あゆみが『倖田來未』との意外なツーショットを公開!過去の自分に贈った言葉は?[文・構成/grape編集部]
2020年04月09日女優の桐谷美玲と、TikTokフォロワー数51万人を超える山之内すずがコラボした、ブルボン濃厚チョコブラウニーのTikTok動画が6日より公開された。今回の動画では、ブルボンのCMキャラクターとして活躍する桐谷が、TikTokに初挑戦。山之内とともに、「チョコすぎるダンス」を踊る。オリジナル制作された「チョコすぎるミュージック」の音源はTikTokにアップロードされており、ダンスに挑戦することも可能となっている。また、ブランドサイトには本動画以外にも、桐谷と高杉真宙が出演している「ミニ濃厚チョコブラウニー」TVCM、ラジオCM、メイキングのほか、山之内が踊る「濃厚チョコブラウニーいちご」のTikTok動画等のコンテンツが用意された。○桐谷美玲コメント・初めてのTikTok挑戦の感想は?TikTokのダンスってすっごく早いイメージがあったんで、できるかな〜とちょっと不安でしたが、監督からダンスの振付意図などを丁寧に教えていただいたら、意外と踊れてうれしかったです! 個人的には「チョココーティング」の振り付けが好きです。・今回のCMの感想は?TikTokだけじゃなくて、今回はTVCMもダンスというか、ちょっと変わったポージングだったので楽しかったですね。衣装や音楽もオシャレに仕上げていただいて...。オールバックのクールな感じで演技するのも新鮮でした。濃厚チョコブラウニーのとにかくリッチなチョコ感が表現できていたらいいな、と思います。○山之内すず コメント・桐谷に初めて会った感想は?モデルとしての大・大・先輩なので実際にお会いできてものすごく興奮しました...! 心の準備ができてないままご本人とお会いしてしまったことがとても心残りです...。一緒に「チョコすぎるダンス」で共演できて、めちゃくちゃうれしいです! TikTokやってて心底よかったです!!!!!!・商品のおいしさをPRチョコ生地、チョコチップ、チョココーティングと、とにかくチョコすぎるブルボンの濃厚チョコブラウニーは、本当においしすぎるし幸せすぎちゃう魔法のお菓子です!!みなさんもぜひ小腹が空いたな~ってときや、ちょっと疲れたな~ってときなんかに、この濃厚チョコブラウニーをぜひ!堪能して元気になってください!
2020年03月06日YouTubeやTikTokで活躍する“発信系男子”は、今の時代が生んだ人気者として注目の存在。そんないまどき男子である彼らの人気の理由やその未来について、SHOWROOM代表の前田裕二さんに解説してもらいました。発信系男子とは…YouTubeやSHOWROOMなどのネットサービスを中心に、作成した動画の投稿やライブ配信を行うクリエイター。歌やゲーム実況、日常を切り取ったVlogなど、その内容は多岐にわたる。トップクリエイターの影響力はすさまじく、企画・撮影・編集など、ほぼ全ての工程を自身で行うため、マルチな能力の持ち主が多い。発信系男子誕生の契機はスマホの登場にあり。発信系男子の人気の背景には、ハードとソフトの2つの側面があります。ハード面はスマホの登場。スマホが定着する中で、多くの人が外出時だけでなく家の中でも使用し、多くの時間をスマホに割くように。そのため、小さい画面でも見やすいコンテンツの人気が上昇。画面に登場するのが1~2人で、スマホで見ても個が立つ作りになっている動画が支持されるようになっていきました。スマホ画面に合う個が立つスタイルの動画の人気が加速。次にソフト面。すなわち、コンテンツの内容です。ネット動画で人気を博すには親しみやすさや極端さが大事だといわれており、なかでもカギを握るのが“身近さ”。身近さとは偶像性の度合い。見る人にとっての“手に届きそうな度合い”です。マスメディアの人気者が100%偶像であるのに対し、発信系男子の偶像度は少し低くなります。実際には会えないけれど、動画で素がのぞけたり、コメントに“いいね”をくれたりと友達のようなリアリティを感じるのです。実はこの“偶像性”に対するファンの意識は男女によって異なり、男性の方がより“身近さ”を求める傾向があります。アイドルの握手会などがそれにあたり、男性のファン心理には“近くで触れ合いたい”という願望がある。一方、女性はどちらかといえば偶像派で好きな人には遠くで輝いていてほしいと願う特徴があると感じます。あまりに遠いと寂しいけれど、身近になりすぎると憧れの対象になり得ない。発信系男子の“程よい身近さ”は女性ファンにとって絶妙な距離感といえます。発信するプラットフォームによっても身近さは変わり、SHOWROOMなどでライブ配信をする場合はリアルタイムでファンが交流できるため、さらに身近度が上がります。一方、YouTubeはいつでもアクセスできるけれど、リアルタイムではなくファンとの交流も少ない分、身近でありながらも偶像度はやや高めに。更新頻度も重要で、テレビは多くても週1ペースですが、YouTuberは毎日動画をあげる人が多く、接触密度が濃厚になる。この身近さと密度の濃さが見る側の熱量につながって、ファンという限られた範囲の中で熱狂的支持につながります。“ファンの数×熱量=影響力”であることから次第に大きな影響力を生み出すようになり、今までになかった新しい人気者の形を構築していったのです。テレビにはできない濃厚なコンテンツで熱狂的な支持を獲得。発信系男子の中でもトップといえる存在には、様々な共通点があります。それが、熱意やモチベーションの高さであり、ストーリーの共有。視聴者は猛烈な更新頻度や動画内の空気感から熱量を感じ、その背景にあるストーリーや成長していく姿に惹かれます。複数人で発信している場合は関係性もストーリーの重要な要素であり、特に女性はその部分に心を動かされやすい傾向があります。互いに支え合う男同士の友情や共に目標へと進んでいく過程で生まれる絆に女性ファンは尊さを感じ、熱量を上げていきます。人気YouTuberであるスカイピースの二人も、まさにそれらを備えたクリエイターだと感じます。毎日更新を続けている誠実さに加えて、一緒に暮らしているという仲の良さ。動画の内容だけでなく、彼らの特性そのものが発信者としての魅力に繋がっていると思います。動画の裏側にある物語や関係性が人の心を動かす。さらに、セルフプロデュースや戦略性も発信系男子にとって重要な要素に。例えば、あるユーチューバーは再生回数で視聴者が好む髪型や衣装を研究し、キャラを設定しているそう。また、人気クリエイターの多くは市場の動向をチェックしながら動画を制作しているといいます。YouTubeのような群雄割拠の世界でトップを狙うのであれば、全体把握と個別戦略の構築を高いレベルで遂行できる、卓越した戦略性が必要です。彼らがこういった綿密な戦略立てや検証を実践できるようになった理由には、発信コストがほぼゼロであるという背景があります。今の時代は基本的にスマホさえあれば動画の作成も発信もできてしまうので、様々な可能性を気軽に検証することができるのです。マーケティングから動画制作までを基本的に自身でやっているわけですから、トップクリエイターは本当に頭のいい人が多いと感じます。ただし、戦略やストーリーはビジュアル要素があってこそ。テレビの人気者のように圧倒的である必要はないけれど、やはり何らかの方向性で“見心地”が良い方が好まれ、影響力もそれに比例します。そういったビジュアル面を含む様々な制約を取り払うものとして誕生したのがバーチャルキャラクターです。キャラを乗せることで表現の自由度が広がることから、今では発信系男子に様々な可能性を与える技術として注目されるように。僕らが取り組んでいるバーチャルジャニーズというプロジェクトがありますが、これもキャラがあることで成立しているもの。本人ではなくキャラクターを通して発信することで、ジャニーズとして革新的な挑戦である“身近さ”を取り入れながらも、適切な距離感を保つことができるのです。コスト不要の手軽さから綿密な検証が可能。発信系男子は新しい形の人気者ですが、今後さらに影響力を強めるカギとなるのが“身近と偶像の行き来”。最近はHIKAKINさんのようにテレビ出演する人や、東京ドーム公演が決定したまふまふさんのように偶像側で活躍する人も増加。彼らのようにネットの枠を超えた活動をすることで、クリエイターとしての偶像性やステイタスは高まっていきます。とはいえ、そこにとどまってしまうと、今までのファンは“遠くに行ってしまった”と感じて離れてしまうことも。だからこそ、テレビなどの活動をしつつファンとの交流を続けることが必要です。双方を行き来することで“テレビに出ている人なのに、身近に感じる”というプレミア感が生まれてファンが熱量をさらに高めていくのです。また、今後は発信者だけでなくコンテンツの面でも“身近と偶像”というキーワードが重要に。現状ではネット=身近、テレビ=偶像に偏りすぎているため、それぞれが逆側の挑戦(今、身近にいるなら偶像、偶像なら身近)の比重をますます増やしていく時代がくるのではないでしょうか。まえだ・ゆうじ1987年6月23日生まれ、東京都出身。SHOWROOM代表として、同名のライブ配信サービスを主宰。著書に『メモの魔力』(幻冬舎)など。※『anan』2019年11月6日号より。写真・小笠原真紀取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2019年11月01日メジャーデビュー5周年を迎え、5枚目となるアルバム『濡れゆく私小説』をリリースする、indigo la End。川谷絵音(Vo/Gt)、長田カーティス(Gt)、後鳥亮介(Ba)、佐藤栄太郎(Dr)からなる4人組だ。音楽は基本、湿った私小説だと思う。叙情的な風景の中で描かれる繊細な心情がバンドサウンドの中で美しく鳴り響く――そんな音楽世界を貫いてきたindigo la Endはこの5年を振り返ってこう語る。「indigo la Endはこういうバンドだ、みたいな部分をあまり出さずに活動をしてきました。その分、音楽の純度の高さが持ち味な気もしています。今回のアルバム『濡れゆく私小説』ではようやく自分たちの形がわかったというか、気負わず曲単位で良いものを作れた。バンドとしてすごく健康な状態です」(川谷)今作は切ないラブソング「通り恋」など、エモーショナルに心情を吐露する曲たちが何度もドラマを生む。かと思いきやシティ・ポップ風のサウンドが心地よい「心の実」など、新たなポップ感も備えている。「確かに今作では、絵音くんの詞やメロディの感じも昔とはまた違う段階に行ってると思います」(長田)「今回の制作において『心の実』は仮タイトルが『ヤマタツ(仮)』で、『花傘』は『ユーミン(仮)』(笑)。そういうテーマ設定は最初からありました。でも僕ら、こういう音楽性はずっとやってきたことでもあるんですよね。4年前に出した『夏夜のマジック』が今になって再評価されたりしてますけど。今までやってきたことを、あらためてちゃんとやってみようと」(川谷)そう、最近ではTikTokで4年前にリリースされた「夏夜のマジック」が人気を集め、YouTubeでは780万回再生を突破した。「ツイッターで『夏夜のマジック』がTikTokで使われてますと書かれてて、見たら女の子の映像に俺らの曲が流れてた。こういうふうに音楽が使われることもあるんだ、って思いました(笑)」(川谷)誰もが物語の主人公になりたいと思うような世界観は、今作『濡れゆく私小説』においてもさらに際立つ。ちなみにこのタイトルに関しては?「音楽は基本、私小説だと思うし、僕の歌詞もそう。湿ってる曲が多いけど、ずぶ濡れってわけでもない。『濡れゆく』という、未来を予想させるような言葉がいいなと」(川谷)『濡れゆく私小説』は「結び様」の<好きにならなきゃよかった>というフレーズで切なく幕を閉じる。「例えばサブスクでたまたまインディゴを聴いた人にも、『何この人たち!?』って良い意味で思ってもらえるような作品だと思います」(佐藤)「親バカかもですが(笑)、長く聴いてもらえたら嬉しいです」(後鳥)映画『ごっこ』の主題歌「ほころびごっこ」やドラマのタイアップ曲など含む全11曲。Major5th Album『濡れゆく私小説』【初回限定盤CD+DVD】¥4,000【通常盤CD】¥3,000(ワーナーミュージック)インディゴ ラ エンド川谷絵音(Vo/Gt)、長田カーティス(Gt)、後鳥亮介(Ba)、佐藤栄太郎(Dr)からなる4人組。2010年に結成され、‘15年に現在の編成に。メロディアスで繊細な楽曲世界でリスナーを魅了し続け、今年12月には中国ツアーも開催。※『anan』2019年10月23日号より。写真・伊藤元気(symphonic)ヘア&メイク・久保純子取材、文・上野三樹(by anan編集部)池田エライザさんのヘルシービューティのヒミツ
2019年10月17日短編動画共有アプリ・TikTokの公式オフ会「TikTok CREATOR’S LAB.2019」が16日、都内で行われ、筧美和子、あべこうじ、おかずクラブ、ガリットチュウの福島善成、とにかく明るい安村、COWCOWらが出席した。短編動画共有アプリ・TikTokが、日本で初めての公式オフ会を開催。昨年12月に同アプリ内で開催した「TikTok総選挙」の表彰式が行われたほか、筧美和子、COWCOWやおかずクラブら吉本所属のお笑いタレントがトークショーなどが行われた。「TikTok総選挙」の表彰式でプレゼンターを務めた筧美和子は、表彰式後にステージ上でトークショー。同イベントの感想を求められて「皆さんが盛り上がっていらっしゃるし楽しまれていて良いな~と思います」と笑顔を見せ、「今日は授与させていただくということもあったので、ドレッシーな感じにちょっとラフな空間でもあるのでカジュアルな感じも出してみました。スカートにはいっぱい動物がプリントされています」とファッション解説した。短編動画共有アプリ・TikTokについては「TikTok初心者なので中々難しいんですが、見ることが多いです。飽きないしずっと見ていられますよね。みんな気軽に何かを作れるツールがあるのはすごく良いなと思うし素敵だなと思います」と好印象の様子。この日は初めてTikTokにチャレンジすることになり、見事なダンスを披露して「楽しいですね~!」とご満悦だった。筧のほかには、吉本所属の芸人たちも登場。COWCOWやあべこうじ、おかずクラブがすでにTikTokをやっている中、ガリットチュウの福島善成とともにTikTok未体験のとにかく明るい安村が得意のネタ"全裸になるポーズ"を交えながらTikTokにチャレンジした。だが、観客のレスポンスは薄く「とにかくウケない安村」と揶揄される場面も。安村は、共演者に動画を撮られた経験はあるようで、「にこるん(藤田ニコル)に撮られたことはありますが、全然投稿してくれないんですよ。撮って保存しただけでボツネタになりました(笑)」と苦笑いを浮かべていた。
2019年02月17日女優の川口春奈が、ショートムービーアプリ「TikTok」に初挑戦。SNSで人気のキャラクター・ブルベアの投稿に登場した。川口春奈がTikTokに初挑戦ブルベアは、以前から“川口春奈好き”を公言しており、そんなブルベアの思いが届き、今回TikTokでの異色コラボが実現。憧れの人と対面して緊張するブルベアを川口がリードする形で、撮影は終始和やかな雰囲気で進行した。投稿されたTikTokでは、川口とブルベアがTikTokで人気の“ポーズシャッター”に挑戦。音にあわせて踊りながら画面いっぱいに大暴れするブルベアと初めてのTikTokを楽しむ川口の表情を見ることができる。
2019年02月13日女優の上戸彩が5日、都内で行われたショートムービーアプリ「TikTok」新CM発表会に出席し、CM撮影エピソードを語ったほか、初のTikTok撮影に挑戦した。上戸は、同事務所の後輩にあたる女優・小芝風花と新CM「グランピング」編に出演。グランピング場での悪天候に落ち込んでいた2人は、一緒にTikTok撮影を始めるといつのまにか憂鬱な気持ちが晴れていくというストーリーだ。現場にはグランピングのセットが組まれ、少人数撮影で2人がリラックスして楽しむ様子を捉えた。上戸は「小芝風花ちゃんがめっちゃかわいい」と絶賛し、お気に入りの場面を「小芝風花ちゃんがベッドの上で踊っているシーンがすごく好きです。めっちゃかわいかったです」とうれしそうに話す。出演が決まってからアプリをダウンロードし、今のところは見る専門だという上戸。「撮影の時からTikTokにハマってしまって。私の娘もハマっていて、『見せて見せて』って言うので取り合いです。撮りたいんですけど、私はこういう機械モノが苦手で、まだ家族は撮れてないので、早く使えるようになりたいです」とすっかりママになった表情を見せる。また、最近の出来事で「記録に残しておきたい」と思ったのは、子供が無邪気に遊んでいる時。ところが、「やり方分かっちゃうとハマっちゃいそうですごく恐ろしい」と慎重なのは、「本当に苦手なんです。観るのは大好きなんですけど、そこから一歩踏み出すのはまだ小心者」と自覚しているからだという。その後、人気TikTokerのSara、キアヌ、フリースタイルフットボールパフォーマンス集団「球舞-CUBE-」が登場。実際に撮影を体験し、TikTokerからも「プロになれます!」と墨付きを得た上戸は、「変な映像を投稿しないように気をつけます」と笑い誘い、「TikTokをやり慣れている友達と一緒に、プライベートな映像を撮れたらと思います」と意気込んでいた。
2018年11月05日