12時間継続、塗るビタミンCパウダーヒュンダイIBT株式会社は、塗るビタミンCパウダー「ビタブリッドC」を、2015年1月より中国全域で販売開始することを発表した。中国の新華錦グループと業務提携し、中国市場への進出を果たす。新華錦グループは、中国国内において有力な貿易商社だ。ヒュンダイIBT株式会社は、「ビタブリッドC」を韓国で販売している。「ビタブリッドC」は、2014年に日本でも販売開始された。日本では、株式会社ビタブリッドジャパンが「ビタブリッドC」の販売会社となっている。「ビタブリッドC」について「ビタブリッドC」は、ビタミンCを継続して約12時間、肌に供給してくれるパウダーだ。韓国梨花女子大学の崔珍鎬(チェ・ジンホ)教授により、2003年に開発された成分「ハイブリッドビタミンC」が応用されたもの。ヒュンダイIBTによって商品化されたのは、2013年12月のこと。日本では、頭皮や毛髪のハリ、コシが気になる人向け「ビタブリッドC ヘアー」、皮膚の状態が気になる人向け「ビタブリッド C スキン」、ハリ、透明感のある美肌を目指す人向け「ビタブリッド C フェイス」の3つのラインで展開されている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ビタブリッドジャパンのプレスリリース(PR TIMES)・ビタブリッドジャパン
2014年12月19日オンキヨーは12月4日、同社が運営するハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」で使用できるプリペイドカード「e-onkyo musicハイレゾプリペイドカード」を、12月5日よりビックカメラなどで発売すると発表した。販売価格は5,000円(消費税対象外)。e-onkyo musicでは、2005年のサービス開始当初より、決済手段はクレジットカードのみとなっていた。2014年10月よりスマートフォンやタブレットでの決済も可能となったが、これらも実質的にクレジットカードに紐付けされている。e-onkyo musicハイレゾプリペイドカードは、ユーザーのアカウントに5,000円分のチャージを行うもの。クレジットカードを持たない人でも、ハイレゾ楽曲を購入できるようになる。なお、カードの利用には、購入から6カ月間の有効期限が設けられている。また、同社は、ハイレゾ導入をワンストップでサポートするサポートカード『「教えて!ホットライン」e-onkyo musicハイレゾおまかせカード』も、12月5日より発売する。販売価格は5,000円(消費税対象外)。サポートカードを購入すると、e-onkyo musicでのハイレゾ音源のダウンロードから再生までの一連の手順のサポートを、電話とリモート操作で受けることができる。なお、サポートカードには、ハイレゾ音源を3曲ダウンロードできるクーポンも付属している。2種類のカードが購入できるのは、ビックカメラ22店舗とソフマップ3店舗。なお、2015年2月をめどに、その他のビックカメラ、ソフマップ、コジマの各店舗で取り扱いを開始する予定となっている。カード購入が可能なビックカメラ22店舗(2014年12月4日時点)渋谷ハチ公口店、池袋本店、池袋東口店、立川店、なんば店、有楽町店、札幌店、新宿西口店、池袋西口店、天神2号館、名古屋駅西店、大宮西口そごう店、柏店、藤沢店、ラゾーナ川崎店、JR京都駅店、岡山駅前店、新横浜店、JR八王子駅店、ビックロ新宿東口店、赤坂見附駅店、新潟店カード購入が可能なソフマップ3店舗(同)秋葉原本館、なんばザウルス2、神戸ハーバーランド店
2014年12月04日富士重工業は26日、フルモデルチェンジして10月24日に発売したスバル「レガシィ アウトバック」「レガシィ B4」の受注状況を発表した。それによると、発売後約1カ月時点(11月24日まで)で両車種合わせて4,308台の受注があり、レガシィシリーズ月販目標1,200台の約3.6倍となる好調なスタートとなった。受注台数の内訳は、アウトバックが67%の2,898台、B4が33%の1,410台。グレード構成比を見ると、アウトバックではベースグレードが29%、Limitedが71%、B4ではベースグレードが31%、Limitedが69%となっている。最も売れている外装色は、アウトバックが「タングステン・メタリック」(36%)、B4が「クリスタルホワイト・パール」(31%)。購入者の世代別構成比も発表されており、アウトバックは40代台が30%で最も多く、その次が50代の24%。B4は60代以上が33%で最も多く、その次が50代の33%となっている。同社によると、新型レガシィから採用したデザインコンセプト「DYNAMIC×SOLID」によって進化した質感の高いデザインや、ずっと乗っていたくなるスムーズで滑らかな上質さを感じる走り味など、新型レガシィの特長である「デザイン」と「動的質感」について高く評価されているとのこと。
2014年11月26日富士フイルムは20日、レンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-E2」、「FUJIFILM X-Pro1」、「FUJIFILM X-E1」用の最新ファームウェアを発表した。12月18日より無料で提供を開始する。今回発表された最新ファームは、最新機種「X-T1」の機能の一部を「X-E2」などでも利用できるようにするもの。ファームウェアのバージョンは「FUJIFILM X-E2」がVer.3.00、「FUJIFILM X-Pro1」がVer.3.40、「FUJIFILM X-E1」がVer.2.40となる。「FUJIFILM X-E2」に追加されるのは、深みのある色合いと豊かな陰影の写真表現が可能な「クラシッククローム」モードと、インターバルタイマー機能、スマートフォンなどからリモート撮影が行えるワイヤレス通信機能など。「FUJIFILM X-Pro1」と「FUJIFILM X-E1」には、オートフォーカス時にフォーカスリングを使ってフォーカスの微調整が行える機能などを追加している。
2014年11月20日「B.C.A.D.ウォームクレンジングジェルバーム」12月19日発売2014年11月12日、ユーグレナは化粧品ブランドB.C.A.D.(ビー・シー・エー・ディー)の新商品として「B.C.A.D.ウォームクレンジングジェルバーム」を2014年12月19日から発売する。B.C.A.D.ユーグレナは微細藻類ユーグレナから抽出した加水分解エキス「リジューナ(R)」に肌のターンオーバーを改善する作用があることを発見し、肌のエイジングケア効果(肌にハリとツヤ)がある化粧品ブランドとしてB.C.A.D.を展開。2013年から洗顔料、化粧水、美容液、クリームの販売を開始している。B.C.A.D.ウォームクレンジングジェルバーム加水分解エキス「リジューナ(R)」を配合したクレンジング。肌の上でなじませるとほのかにあたたまり、毛穴の奥のメイクや汚れを包み込んで洗い流す、質感はなめらかなジェル。ほのかにあたたまるのは、水とグリセリンで起こる反応を応用。そのあたたかさが、一時的に毛穴を開いて、毛穴の奥につまったメイクや皮脂・汗などの汚れを包み込んで落とす。イソノナン酸イソノニル、トリエチルヘキサノイン、パルミチン酸エチルヘキシルとグリセリンが複合的に、汚れの種類に応じてそれぞれに働く「ターゲットクレンジング処方」を採用。肌を整える加水分解ユーグレナエキス、加水分解ローヤルゼリータンパクと保湿成分であるスクワランなどのスキンケア成分を配合。メイクオフ後のお肌を整え、保湿を行う。商品詳細内容量は120ml、価格は3,300円(税抜き)、販売は全国の百貨店、美容サロン、バラエティショップ、また公式サイト。(画像はプレスリリースより)【参考】・ユーグレナプレスリリース
2014年11月16日グリーンハウスは10日、USB 3.0に対応した4ポートハブ「GH-UH304B-BK」と「GH-UH304C-BK」を発表した。いずれも11月下旬より発売し、価格はオープン。「GH-UH304B-BK」と「GH-UH304C-BK」は、厚さ10mmと薄型のUSBハブ。USBポートはフロントの3ポートに加え、サイドに幅広のUSB機器を接続する際や頻繁な抜き差し用途向けの1ポートを備える。「GH-UH304B-BK」はバスパワー駆動、もう一方の「GH-UH304C-BK」は、バスパワーとACアダプタによるセルフパワーでの駆動に対応し、消費電力の大きなポータブルSSDやHDD、外付けDVDドライブなどのUSB機器の利用も可能となっている。供給可能電流は「GH-UH304B-BK」が、4ポート合計で最大900mA、「GH-UH304C-BK」のバスパワー時が4ポート合計で最大900mA、セルフパワー時が4ポート合計3,600mA(1ポートあたり900mA)。本体サイズはW76×D38×H10mm、重量は約35g。
2014年11月11日Spansionは11月11日、民生/通信/産業機器向けe.MMC NAND型フラッシュメモリ製品ファミリ「S4041-1B1」を発表した。同ファミリは8GBならびに16GBの2種類の容量ならびに153 BGA(0.5mmボールピッチ)および100 BGA(1.0mmボールピッチ)と、-25~+85℃および-45~+85℃の動作温度範囲で分けられた合計8製品がラインアップされている。プロセスは19nmを採用しており、1ダイ当たり8GBのMLC品を採用。今後のロードマップとして4GB品と32GB品も提供する予定だとしている。いずれの製品もJEDEC e.MMC 4.51コマンドセットをサポートしているほか、フィールドファームウェアのアップデート、健全性診断レポート、自動バックグランド処理などのe.MMC 5.0で選定された機能サポートも含んでいる。またe.MMCモジュールにはPHISON Electronicsのコントローラを搭載することで、パフォーマンス管理やバッドブロック管理、ウェアレベリングなども可能となっており、組込機器など長期間での使用時に求められる品質の要件に対応を可能としたとする。さらに同社では、組み込み市場向けにメモリソリューションの検証作業を支援する「Memory Diagnostics Toolkit(メモリ診断ツールキット)」も提供しており、これによりエンジニアリング診断、解析、構成、書き込みを可能とし、メモリの検証・品質認定プロセスを迅速化することを可能にしたとする。なお、同ファミリはすでに量産出荷を開始しており、主に産業機器や医療機器、通信機器などに向けて提供を行っていく予定とするほか、2015年には自動車分野の要求に対応した製品の提供も行っていく計画としている。
2014年11月11日スバルのフラッグシップモデルとなる新型「レガシィ アウトバック」「レガシィ B4」が発売された。これに先立ち、9月末から10月にかけて同車の事前撮影会も行われた。新型レガシィの第一印象はとにかく「デカい!」。かつて5ナンバーサイズだった「レガシィ」も代を追うごとにボディサイズが拡大し、新型「アウトバック」の全長は4,815mm、新型「B4」も全長4,795mmという、堂々たる体躯となった。○レガシィの主要市場は北米へ - 高級志向とは一線を画すクルマに衝撃的といえるのが、1,840mmという全幅のサイズだ。とくにセダンの「B4」が1,800mmを超えてしまったということにインパクトがある。なにら現行型のトヨタ「クラウン ロイヤルサルーン」「クラウン アスリート」よりも幅が広いのだ。日産「フーガ」と比べても、わずか4mmしか差がない。もちろん、このボディサイズ拡大志向には、現在のレガシィの主要市場である北米からの要望が大いに影響していることは想像に難くない。だが日本の道路環境では、このサイズは持て余してしまいそうにさえ思える。「アウトバック」ならキャンプやサーフィンなどのアウトドア、「B4」ならゴルフというように、高速道路での移動が主体となる用途の決まったユーザーに最も適したクルマといえるかもしれない。ただし、ボディサイズが「クラウン」「フーガ」に近いとはいっても、そうした高級志向のモデルとは明らかに毛色が違う。エクステリアデザインは風格や迫力よりも、精悍さやシャープさを強調した顔立ちだ。室内はレザーシートを採用し、各部への加飾も見られるものの、高級感を演出するという方向には向かっていない。メーターパネルのイルミネーションやスポーツペダルなど、むしろ若さを演出する傾向が見られる。機能面では、その傾向がより顕著だ。カーナビはスマートフォン感覚で操作できるのがウリで、おそらく今後、スバルのモデルに続々と搭載されていくだろうと予感させる操作性の高さとなった。もっと若い年代をターゲットとしたベーシックカーに初採用されても良さそうなところだが、先進性の高い機能をいち早く取り入れるのが、フラッグシップたるレガシィの役目ということなのだろう。新たに採用された「herman / kardon サウンドシステム」は、全音域を比較的クリアに聴かせる印象だ。レガシィのプレミアムオーディオといえば、長らく「McIntosh」ブランドが採用されていたが、再生する曲のジャンルによって大幅に聴き応えが変わる印象だった。新型レガシィでは幅広いジャンルを高いレベルで楽しめるほか、MP3などの圧縮音源もリカバーするチューニングが施され、スマートフォンからの再生でも音楽を十分に楽しめる。走行性能は本格的に走ってみないとなんともわからないが、事前撮影会にてごく近距離の移動と車庫入れなどを繰り返した感想としては、基本的な部分をじつに真面目に作っているという印象だった。ただ、いうまでもなく取回しは良いといえない。大きすぎるボディサイズと長すぎるホイールベースが影響していることは明らかで、こればかりは致し方のないところだろう。その分、直進安定性は非常に高そうだ。室内空間は非常にゆったりしていて、大柄な男性でも窮屈な思いをすることなく過ごせるだろう。ラゲッジスペースは特段に広いというイメージは抱かなかったが、新型「レガシィ アウトバック」に関しては、ステーションワゴンが絶滅危惧状態に陥っている昨今において、希少な「荷物車」として重宝されるかもしれないと感じた。
2014年11月01日恋愛に対して人一倍ロマンティストで、決断力のあるB型彼氏と、受け身でB型彼氏のリードにすんなりと従うことができる女子力の高さが自慢のA型彼女の組み合わせは、慎ましく古風な主従関係を築くことができるカップルです。A型彼女は本音の部分では現実主義者なので、B型彼氏の「胸キュン主義」についていけないこともしばしば・・・。すれ違いも乗り越えて、一緒に胸キュンできる時間を積み重ねていけるかどうかが最大のポイントです。ではそのコツを「B型男の取扱説明書」・「A型女の取扱説明書」の著者、神田和花がご紹介します。■意見を求められた時だけ、希望を伝えようB型彼氏は悪く言うと自己中心的な面もあるのですが、良く言えば即断即決の決断力を持つ、今時珍しい男らしさと頼もしさを兼ね備えた彼氏です。食事をするのに何屋さんに入るか、そして何を注文するかまで、ビシビシと決めてくれるB型彼氏に、優柔不断で決断力に乏しいA型彼女はうっとりすることでしょう。そんなB型彼氏が「これはどっちにする?」とA型彼女に意見を求めてきた時は、素直に好きな方を選ぶといいでしょう。意見を求められていない時に口出しするのはNGです。実は結構、亭主関白なB型彼氏ですから、後からついていくスタンスがベストです。■主従関係の明確なカップルになろうここだけの話ですが、B型男子は自分のことを「偉い」と思っています。このちょっとした勘違いが、B型男を「お殿様」風情を漂わせ、マイペースな性格もチャーミングに感じさせる最大のポイントです。B型彼氏は自分のことを「偉い」と思っているので、A型女子は一歩下がってB型彼氏に従う素振りを見せたり、丁寧な言葉使いで話をしたり、何か意見する時は遠慮がちに物を言ったりすることで、B型彼氏は想像以上に満足し、A型女子を愛するようになります。■「暑い」「寒い」「面倒臭い」は禁句!夜景の綺麗な展望ラウンジや、海辺カフェのテラス席。ムーディでロマンティックな雰囲気ですが、実は暑かったり寒かったりして女子には耐えがたいことも稀にあります。多少、居心地が悪くてもB型彼氏は自分の思い描いたロマンティックな情景の中に二人で溶け込みたいと本気で思っています。ここで現実的なA型女子が「暑い」「寒い」「面倒臭い」「私、高所恐怖症なの!」などと拒絶してしまうとB型彼氏はがっかりです。B型彼氏がロマンティックなデートをしたいと願っていることを受け止めて、暑さや寒さ、高い所もしばらく我慢しましょう。■B型彼氏について行けないと感じた時は、待っていよう自己中心的でロマンティストなB型男子は、理想の恋愛をしたいと夢を見るあまり、時として、目の前の彼女を置いてけぼりにして、自分の空想の世界や、前の彼女との思い出に浸ってしまいます。「さすがにこれはついて行けないな・・・」と絶望した時は、その場で待っていましょう。しばらくすればB型彼氏の方が気付いて戻って来てくれます。「連れていってもらえない時は、その場で待っている」という、根気強さが求められます。■おわりにいかがでしたか?マイペースに自分の世界に籠ってしまうのはB型彼氏の魅力のひとつです。恋愛に対しては人一倍ピュアだから許してあげてください。彼が自分の世界に籠ってしまった時は、そっと見守ってあげましょう。A型彼女の冷静な観察眼なら、そのタイミングを見極めることができるはず。ぜひ参考にしてください。(神田和花/ハウコレ)
2014年10月30日A.B.C-Zの橋本良亮と河合郁人が10月24日、出演する「音楽劇『ルードウィヒ・B』~ベートーヴェン 歓喜のうた~」の製作発表会見を都内で行った。原作は不世出の音楽家ベートーヴェンの生涯を描いた、故手塚治虫の未完の同名コミック。今作が外部舞台初出演となる橋本が主役のベートーヴェンを、河合はベートーヴェンが敬愛する友人、天才音楽家モーツァルトを演じる。ふたりは劇中、ピアノの生演奏があり、1か月前から猛特訓中という。橋本は「最初は“ド”の位置がどこなのかさえわからなくて」と笑いながら、それでも「まだぎこちないですけど、まるまる1曲弾けるようになった。本番ではうまく弾けるように頑張りたい」と話す。河合は「僕は『女の子を落とすにはこの曲だよ』なんてしゃべりながらピアノを弾くシーンがあるんです。ピアノをやっているジュニアの後輩に『1か月の練習で、それは無理』と言われたが、絶対やってやろうと猛練習しています」と意気込んだ。会見には他に、ベートーヴェンが思いを寄せるヒロイン役の知念里奈、父母役の里見浩太朗、浅野温子、舞台音楽を手がける千住明が出席した。公演は11月27日(木)から12月6(土)まで東京国際フォーラム ホールC、12月11日(木)から14日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて。チケットは、東京公演、大阪公演ともにチケットぴあで10月28日(火)昼12:00から特別電話番号(東京公演は0570-02-9593、大阪公演は0570-02-9512)にて先着先行販売。
2014年10月27日富士重工業はこのほど、スバル「レガシィ アウトバック」「レガシィ B4」をフルモデルチェンジして発売した。スポーティな走行性能や安全性能を含む機能面での進化はもちろん、バランスの取れた美しいデザインで、スバルのフラッグシップモデルにふさわしい質感と機能性を表現している。「レガシィ アウトバック」は、乗用車の快適性、SUVの走破性、ステーションワゴンの積載性をあわせ持つ「スバルクロスオーバーモデルの最上級車種」。エクステリアはボディ下部を取り巻くプロテクションパネルをはじめ、フロントフォグランプや質感高い金属調ルーフレール、豊かなロードクリアランスなどを備えることで、「アウトバック」特有のスタイリングをさらに進化させている。「レガシィ B4」は安全性と快適性に加え、イメージ通りに楽しく走れるパフォーマンスを提供してきたフラッグシップセダン。走行性能をはじめ、安全性や乗員すべてが快適な室内空間などに磨きをかけ、それらをデザインでも表現して質感を高めている。両車種ともに、パワートレインは従来型のFB25型水平対向エンジンの部品約8割を新設計しており、実用域での扱いやすさや軽快な走りを維持しながら、燃費性能を向上。変速機は、従来型のリニアトロニックを環境性能と動力性能の両面で進化させ、燃費性能の向上と軽快な走りを両立している。安全性能は、より広角かつ遠方まで捕捉し、カラー認識も実現した先進運転支援システム「EyeSight(ver.3)」を搭載したほか、VDC制御の進化により優れた危険回避性能を実現したアクティブセーフティ技術、高張力鋼板の採用を拡大して全方位からの衝突に対して世界トップレベルの安全性を実現したパッシブセーフティ技術などが盛り込まれている。新型「レガシィ アウトバック」の価格は313万2,000~340万2,000円、新型「レガシィ B4」の価格は286万2,000~307万8,000円(ともに税込)。
2014年10月27日富士重工業は24日、スバル「レガシィ アウトバック」「レガシィ B4」をフルモデルチェンジして発売した。同社本社のあるエビススバルビルにて発表会も開催された。スバルのフラッグシップモデル「レガシィ」シリーズはこれまで、「アウトバック」「B4」「ツーリングワゴン」が販売されていた。今年6月、「ツーリングワゴン」の実質的な後継モデルとされる「レヴォーグ」が発売されたことで、同シリーズは「アウトバック」「B4」のラインナップとなった。今回のフルモデルチェンジで、新型「レガシィ アウトバック」は「スバルクロスオーバーモデルの最上級車種に求められるあらゆる進化」を盛り込み、新型「レガシィ B4」も「スバルのセダンとして欠かせない基本性能を磨き込み、それらをデザインによっても表現」したという。エクステリア・インテリアともにフラッグシップモデルらしいデザインや品質を求め、スバル国内初採用の「harman / kardon サウンドシステム」により、臨場感のあるハイクオリティサウンドも楽しめる。スポーティで質感の高い走行性能も追求。「動的質感」を際立たせるため、あえて絞ったという2.5リットル水平対向4気筒DOHCエンジンを搭載している。「レヴォーグ」「WRX S4」で採用された「EyeSight (ver.3)」も搭載するなど、機能面も進化した。加えて、デザインや質感から来る豊かなライフスタイルをイメージするために欠かせない「情緒的価値」も磨き上げることで、市場を超えて満足できる普遍的な魅力を持つクルマに仕上がったという。発表会で登壇した富士重工業代表取締役社長、吉永泰之氏も、「走りや安全という機能的価値にとどまらず、『いつまでも走っていたい』『ずっとこのクルマで過ごしたい』などの情緒的価値を高めました。きっと満足いただけると確信しています」と説明していた。質疑応答では、新型「レガシィ」が北米で先行発表され、日本向けモデルとして「レヴォーグ」が発売される中、現在のスバルにおける「レガシィ」の位置づけに関する質問も。これに吉永氏は、「とくにアウトバックは米国での販売台数が大きく、それで米国から発表という順番になりましたが、レガシィはスバル全体のフラッグシップカーととらえています。日本のお客様からも多くの期待をいただいており、満を持しての発表を経て、これから販売に取り組みたい」と答えていた。価格は、「レガシィ アウトバック」が313万2,000円、「レガシィ アウトバック Limited」が340万2,000円、「レガシィ B4」が286万2,000円、「レガシィ B4 Limited」が307万8,000円。国内における販売計画は、新型「レガシィ アウトバック」が月販800台、新型「レガシィ B4」が月販400台、シリーズ合計で月販1,200台とされている。
2014年10月25日○X-37B、宇宙へ計画の始まりから10年以上を経て、ついにX-37Bが宇宙へ飛び立つときがきた。2010年4月22日、X-37Bの1号機を載せたアトラスVロケットは、フロリダ州にあるケープ・カナヴェラル空軍ステーションを離昇した。このとき使われたアトラスVは501という構成で、この機体はロケットの直径よりも一回り太い衛星フェアリングを装備しているうえに、固体ロケット・ブースターを持たないため、頭でっかちな形をした機体が長大な炎をなびかせつつ、ゆっくりと上昇していくという少し不思議な光景が見られる。このあたりも、盛大に煙を吐き出しながら豪快に飛んでいくスペースシャトルと対照的だ。その後、打ち上げを担当したユナイテッド・ローンチ・アライアンスと米空軍は、打ち上げは成功したという声明を発表した。しかし、X-37Bは機密扱いになっているため、投入された軌道については明らかにされなかった。だが世の中には、地球周辺を飛び交う人工衛星を日夜、自宅の望遠鏡を使って観測している愛好家が存在する。そして彼らの世界的なネットワークによって、X-37Bの軌道はおおよそ特定されることとなった。もっとも、彼らによって軌道が特定されてしまうことは、米空軍らにとっても織り込み済みであっただろうし、また特定されたからといって、何か具体的な影響ができるわけでもなかった。彼らの観測によれば、近地点高度(地球にもっとも近い点)が約403km、遠地点高度(地球からもっとも遠い点)が約420km、そして赤道からの傾き(軌道傾斜角)は約40度であった。またその後の観測で、少なくとも4回の軌道変更を行っていることが確認されている。そして打ち上げから224日後の、同年12月3日に、カリフォルニア州にあるヴァンデンバーグ空軍基地の滑走路に着陸した。なお、この最初のミッションにはOTV-1という名前が与えられた。OTVとはOrbital Test Vehicleの頭文字を取ったもので、直訳すると「軌道試験機」という意味になる。そのあとの数字はミッション回数を意味している。ちなみにスペースシャトルのミッションでも、毎回「STS-数字」という名前が与えられており、STSとはスペースシャトルの正式名称であるSpace Transportation System(宇宙輸送システム)の頭文字から取られたものだ。X-37BのOTVもこれと同じものと考えて良いだろう。続いて2011年3月5日に、再びX-37BはアトラスVに載せられ、ケープ・カナヴェラル空軍ステーションから打ち上げられた。ミッション名はOTV-2で、X-37Bの2号機 -誤解のないように別の言い方をすると2番機- の初飛行でもあった。このときも地上からの観測によって、近地点高度317km、遠地点高度319km、傾斜角41.9度の軌道に乗っていることが確認された。また軌道変更も逐一観測された。このOTV-2ミッションは興味深いことに、カタログスペック上の軌道上滞在期間である270日を大幅に超えて宇宙に滞在し続けた。最終的に468日後の2012年6月16日に、ヴァンデンバーグ空軍基地に着陸した。そして今回行われたOTV-3ミッションは、1号機の2回目の飛行、すなわちOTV-1の飛行後に、メンテナンスを行ったうえでの再飛行であった。X-37Bが宇宙からの帰還後に再使用されるのは、もちろん初めてことだ。OTV-3を載せたアトラスVは、米国東部標準時間2012年12月11日13時3分(日本時間2012年12月12日3時3分)、ケープ・カナヴェラル空軍ステーションから離昇した。ロケットは順調に飛行し、その後打ち上げは成功したとの声明が発表された。そしてやはり今回も、その軌道は地上からの観測で特定され、飛行中の軌道変更もその都度再捕捉された。OTV-3ミッションはOTV-2をさらに上回る、674日もの間宇宙に滞在し続けたのち、2014年10月17日にヴァンデンバーグ空軍基地に着陸した。この3回のミッションで、2機のX-37Bによる総飛行日数は1,367日にもなった。ちなみにスペースシャトルのSTS-1からSTS-135までの総飛行日数は1,334日であり、それを超えたことになる。OTV-3ミッション完了後、ボーイングは声明の中で、「このX-37Bは、航空機と宇宙機のそれぞれの長所を組み合わせ、手ごろで即応性が高い革新的な機体だ。そして再使用可能な宇宙機が、重要なミッションを支援するための手ごろなオプションであることを実証し続けている」と誇らしげに語っている。ボーイングと米空軍では、2015年にもOTV-4ミッションを行うことを計画している。これはおそらく2号機の2回目の飛行となるはずだ。またOTV-3の帰還直前の10月8日、NASAは米空軍との間で、NASAのケネディ宇宙センター内に3カ所あるオービター整備施設(OPF:Orbiter Processing Facility)のうち、OPF 1、2の2カ所を、X-37Bのために提供することで合意したと発表した。OPFはかつてスペースシャトルの点検や修理、次のミッションの準備などに使われていた施設で、シャトル引退後は使われていなかった。現在すでにボーイングが改修工事を行っており、今年12月にも完成するという。米空軍は今後も長期にわたり、X-37Bの運用を続けていく意思があるようだ。また、現在OTV-1から3まではすべて、米国東海岸のフロリダ州にあるケープ・カナヴェラル空軍ステーションから打ち上げられ、西海岸のカリフォルニア州にあるヴァンデンバーグ空軍基地に着陸しているが、今後はケネディ宇宙センターの滑走路に帰還することになる可能性もある。この滑走路はかつてスペースシャトルが着陸していた場所でもある。ケープ・カナヴェラル空軍ステーションとケネディ宇宙センターは隣接しているため、より効率よく運用することができよう。一方でボーイングは2011年に、X-37Bのサイズを160から180%ほど拡大させ、さらに宇宙飛行士が乗れるようにしたX-37Cの開発構想を発表している。打ち上げは引き続きアトラスVで可能で、最大6人までの宇宙飛行士を乗せることができるという。実際に開発が始まったという話はまだないが、スペースシャトル用だった施設を使うことは、X-37Cへの布石と取ることもできよう。(次回は10月24日に掲載します)
2014年10月23日Beckman Coulterの日本法人であるベックマン・コールターは10月21日、200nmの粒子をカウントできる精密粒度分布測定装置「Multisizer 4e」を発表した。コールターカウンタは、粒子の色、形状、組成、屈折率などの影響を受けずに粒子径を測定できる非常にユニークで信頼性の高い粒度分布測定装置である。具体的には、粒子が検知帯(アパチャ感応領域)を通過する際に生じる2電極間の電気抵抗の変化を測定する。そして、電解質溶液中に懸濁させた粒子が、バキュームによりアパチャの検知帯を通過する際に、粒子体積分の電解液が排除される。この排除された電解液の体積を電圧パルスとして測定し、このパルスの大きさを粒子体積、パルスの発生数を粒子数として記録する。この粒子一つ一つを測れる特徴を生かし、目的産物以外の粗大粒子や微小粒子の測定を行うことができるという。しかし、微細、微小な製品開発が活発な昨今、多くの分野でサブミクロン粒子の測定ニーズが高まっていたが、小さい粒子を測定する場合、電気ノイズの影響が大きくなり、コールターカウンタで測定することができなかった。同製品は、新型微小10μmアパチャの開発、および装置部品の変換、新型プリアンプの開発により、従来測定できなかったサブミクロン粒子の測定を可能にした。このことは、「Multisizer 4e」が粒子物性の研究開発のみならず、幅広い製造分野のクオリティーコントロールに活用できることを意味し、これまでコールターカウンタを使用していないさまざまな分野のユーザーの期待にも応えられる製品であるとコメントしている。なお、価格は875万円(税抜き)。11月1日より発売する。
2014年10月22日プジョー・シトロエン・ジャポンは25日、シトロエンのラインアップに「グランド C4 ピカソ」「C4 ピカソ」の2モデルを追加して発売する。7年ぶりのフルモデルチェンジであり、日本初導入の5シーターモデルも発売する。従来の「C4 ピカソ」は3列シートの7人乗りのみラインアップされていたが、新型では7人乗りモデルが「グランド C4 ピカソ」となり、2列シートの5人乗りモデルが「C4 ピカソ」としてラインアップに加わった。両モデルとも、「テクノスペース」をコンセプトに、シトロエンらしい独創的なモデルとしている。エクステリアは横に広がるダブルシェブロンと、そこから連続的につながる薄型のLEDヘッドライトが特徴。「グランド C4 ピカソ」「C4 ピカソ」でヘッドライトの形状やリアクォーターの処理が大きく異なるなど、それぞれ特徴的なデザインで差別化を図った。インテリアはパノラミックフロントウィンドウのガラスルーフなどにより、クラス最大レベルのガラス面積を確保。明るく開放的な室内とした。新プラットフォームEMP2を採用し、室内スペースはより広くなっている。シートアレンジも進化し、「グランド C4 ピカソ」では2列目・3列目シートを、ヘッドレストを外すことなくワンタッチで収納できる。エンジンは1.6リットルのターボエンジンで、165PSを発揮。6速オートマチックトランスミッションとの組み合わせで、優れた燃費性能を発揮する。価格は、「グランド C4 ピカソ セダクション」が347万円(税込)、「グランド C4 ピカソ エクスクルーシブ」が378万円(税込)、「C4 ピカソ エクスクルーシブ」が357万円(税込)。
2014年10月22日Texas Instruments(TI)は10月20日、SAR(逐次比較型)A/Dコンバータ(ADC)に高耐圧製品ファミリとして、8チャネルの「ADS8688」、4チャネルの「ADS8684」を追加したと発表した。同製品は、電源電圧が単一5V、入力電圧範囲が±10.24Vで、システムの電源要件を簡素化する。また、ゲインドリフト、オフセット電圧、オフセットドリフトが業界最小クラスで、最高精度クラスの内部リファレンスを提供し、産業機器向けの温度範囲で、高いレベルの精度を実現する。さらに、「ADS8688」ファミリは、システムレベルの性能の向上により、校正なしで99.9%を超える精度を実現する他、ゲインドリフトは4ppm/℃、オフセットドリフトは3ppm/℃で、全温度範囲でシステム校正を不要にし、開発期間を短縮する。加えて、高精度リファレンスとリファレンスバッファの内蔵により、温度ドリフトをさらに低減。産業機器向けの-40℃~+125℃の温度範囲で、外部回路なしで高い精度を実現している。この他、PGA(プログラマブルゲインアンプ)やドライバアンプ、マルチプレクサ、電圧リファレンス、リファレンスバッファ、SAR型ADCなど、20個もの機能ブロックを1チップに集積しているのに加え、ADCとの直接インタフェースのための外部入力チャネルを提供する。こうした高集積化により、シグナルコンディショニング回路なしで多様な型式のセンサとの直接接続が可能となっている。これらにより、パワーオートメーション、低/中電圧リレー保護、監視、ファクトリオートメーション、PLCなどの、広範なマルチチャネル産業機器のシステム精度を向上させるとしている。なお、「ADS8688」ファミリは、9.7×4.4mmの38ピンTSSOPパッケージで供給される。現在、16ビット品が供給中で、12/14ビット品は2015年に供給開始の予定。
2014年10月21日ASUSTeK Computerは15日、8型Windows 8.1タブレット「ASUS VivoTab 8(M81C)」を発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。10月18日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格(税別)は34,250円前後。約330gと軽量のWindows 8.1タブレット。プロセッサにIntel Atom Z3745を搭載するほか、オフィスソフトとして「Office Home and Business 2013」をプリインストールし、ビジネス / プライベートのどちらでも活用できる。また、ASUS独自のオーディオテクノロジー「ASUS SonicMaster」を搭載。高品位なサウンド環境を提供する。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3745 (1.33GHz)、メモリがLPDDR3-1066 2GB、ストレージがeMMC 32GB、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。ディスプレイは8型ワイドのIPS液晶で、静電容量方式の10点マルチタッチに対応。解像度は1,280×800ドット(WXGA)。OSはWindows 8.1 with Bing。主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、microUSB×1、microSDXCメモリーカードスロット、イン / アウト約200万画素WEBカメラ、マイク入力 / ヘッドホンコンボジャックなど。GPS / 電子コンパス / 加速度 / 磁気 / ジャイロセンサを内蔵。1.5W+1.5Wのスピーカーを搭載。バッテリ駆動時間は約8.3時間で充電時間は約3時間、本体サイズは約W124.9×D8.8×H211.7mm、重量は約330g。
2014年10月15日フォルクスワーゲン グループ ジャパンは14日、電気自動車「e-up!」「e-Golf」の日本導入を発表した。東京・秋葉原で発表会も行われ、ゲストに持田香織さんが登壇した。「e-up!」は、国内の電気自動車(EV)市場において唯一の5ナンバーサイズとなる4ドアハッチバック。運転しやすさとシンプルでバランスの取れたデザインを特徴とし、エネルギー容量18.7kWhのリチウムイオン電池を床下に配置。12.4秒で時速100kmに到達し、最高速度は時速130km。満充電時の航続可能距離はJC08モードで185kmとされている。「e-Golf」では、ベースとなった「ゴルフ」に採用されたフォルクスワーゲンの生産モジュール「MQB」にもとづき開発された。「e-up!」と同様、床下にバランスよくリチウムイオン電池を配置している。10.4秒で時速100kmに到達、最高速度は時速140km、満充電時の航続可能距離はJC08モードで215kmとされた。○「電気自動車を"特別なクルマ"と位置づけていない」発表会では、フォルクスワーゲン グループ ジャパン代表取締役社長、庄司茂氏がプレゼンテーションを行った。「フォルクスワーゲンは電気自動車を、"特別なクルマ"と位置づけてはいません。ひと目で電気自動車とわかるような専用デザインも、あえて作りませんでした」と庄司氏。フォルクスワーゲンはEVに関して、「e-drive for everyone.」を掲げ、「決して未来のクルマではなく、条件さえあれば誰もが日常的に乗れる時代が近づいている」としている。「e-up!」「e-Golf」のベースとなる「up!」「ゴルフ」も、もともとEV化を視野に開発されたという。「7代目ゴルフで採用したMQBも、現在考えられるすべてのパワートレインを搭載できるように開発され、EV化もMQBによって実現しました。可能な限り多岐にわたるパワートレインを提供することで、ライフスタイルに最もフィットするクルマを選んでいただきたい」と庄司氏は説明した。ゲストで登壇した持田香織さんはフォルクスワーゲン車のオーナー。発表会では、「e-up!」の試乗レポートも上映された。「室内空間が心地良いし、外観も室内もデザインがすごくかわいい。電気自動車に特別なイメージがあったけど、違和感なく乗れて楽しい気分になれました」と持田さん。運転時の静粛性にも優れた「e-up!」を気に入った様子で、「どこへ行くにも乗りたいし、今日乗って帰りたいくらい(笑)」と話していた。「e-up!」は2015年2月1日から、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで受注開始(納車は年央の予定)し、価格は366万9,000円(税込)。「e-Golf」については2015年年央の発売を予定し、価格は後日改めて発表するとしている。
2014年10月15日フォルクスワーゲン グループ ジャパンは10月14日、5ナンバーサイズとなる4ドアハッチバックの電気自動車「e-up!」と「ゴルフ」のEV仕様である「e-Golf」の2モデルを来年国内に導入すると発表した。「e-up!」は、全長3.54mのシティコミューター「up!」をベースに電動化したEVで、特徴は、運転のしやすさとシンプルでバランスの取れたデザインにある。204個のセルで構成されるバッテリーは、最大出力60kW(82ps)、最大トルク210Nmの性能を持つ小型モーターに最大374Vの電圧を供給し、12.4秒で時速100km、最高速度の時速130kmまで力強くかつスムーズに加速させる。満充電時の航続可能距離は、走行・気象条件などによって異なるが、JC08モードでは185kmとなっている。また、4段階の回生ブレーキシステムを搭載するほか、200Vの普通充電ポートと外出時の急を要する充電にも対応できるよう、日本の急速充電規格「CHAdeMO」用の充電ポートを標準装備する。充電量がゼロの状態から満充電までに要する時間は、200Vの普通充電で約8時間、急速充電の場合は約30分で約80%充電できる。「e-Golf」は7世代目の「ゴルフ」をベースに電動化したもの。最大出力85kW(116ps)、最大トルク270Nmの小型モーターには、最大323Vの電圧が供給され、車重1.5トンの「e-Golf」を10.4秒で時速100キロ、最高速度の時速140kmhまで加速させることができる。満充電時の航続可能距離は、走行・気象条件などにより異なるが、JC08モードで215kmとなっている。充電ポートも2個(普通充電200V+急速充電CHAdeMO)標準装着しており、充電量がゼロの状態から満充電までにかかる時間は、200Vの普通充電で約9時間、急速充電では約30分で約80%充電できる。安全を確保するための機能としては、昨年6月から販売開始した日本仕様の「ゴルフ」に標準装備するプリクラッシュブレーキシステム「Front Assist Plus」と追突時の二次被害を軽減するためのマルチコリジョンブレーキシステムに加え、事故発生の直前に、自動的にシートベルトを巻き上げたり、開いている窓やスライディングルーフを閉めたりする「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」などが搭載されている。「e-up!」の全国希望小売価格は366万9,000円(税込)で、2015年2月1日から全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで受注を開始する(納車は年央の予定)。「e-Golf」の発売は2015年年央の予定で、価格は後日発表される。
2014年10月15日フォルクスワーゲン グループ ジャパンは14日、国内の電気自動車では唯一、5ナンバーサイズとなる4ドアハッチバック「e-up!(イー・アップ!)」と、世界のベンチマークカーである「ゴルフ」のEV仕様「e-Golf(イー・ゴルフ)」の2モデルを日本に導入すると発表した。両モデルはともに、日本でもすでに発売されている「up!」「Golf」をベースにEV化したモデル。バッテリーは床下にバランスよく配置して搭載されているため、高い安定感と上質な乗り心地を実現した。バッテリーはともにリチウムイオンで、容量は「e-up!」が18.7kWh、「e-Golf」が24.2kwh。モーターは、「e-up!」が最大出力82PSで、0-100km/h加速は12.4秒。最高速度は時速130kmで、航続可能距離はJC08モードで185kmを確保した。「e-Golf」は最大出力116PSのモーターにより、0-100km/h加速は10.4秒に。最高速度は時速140kmで、航続距離は215kmとなっている。両モデルともにドライブモードを「Normal」「ECO」「ECO+」から選択可能で、これにより航続距離を伸ばすことができる。充電については、200Vの普通充電ポートと日本の急速充電規格である「CHAdeMO(チャデモ)」用の充電ポートを両モデルともに標準装備。充電量がゼロの状態から満充電までに要する時間は、普通充電で「e-up!」が約8時間、「e-Golf」が約9時間。急速充電では両モデルとも約30分で約80%まで充電することができるという。「e-Golf」はインフォテイメントシステム「Discover Pro」により、航続可能距離をわかりやすく表示。車両のセッティングによる電力消費も計算して、バッテリーを再充電しなくても往復できる可能性があるエリアを360度で表示することができる。日本仕様には、冬季の暖房による電力消費を抑えるためのヒートポンプも標準搭載している。「e-up!」にはディスプレイ「touch+more」が装備されており、バッテリーの充放電などエネルギーフローの状況をリアルタイムに表示する。ドライバーの運転状況もつねに監視し、より最適なエコドライブができるようにアドバイスする「Think Blue. トレーニング」機能も搭載している。「e-up!」「e-Golf」に搭載される電気モーター、ギアボックス、バッテリーシステム、付属電子装置、制御ソフトなどは、すべてフォルクスワーゲンが自社で開発、製造しているとのこと。価格と発売時期は、「e-up!」が366万9,000円(税込)で、2015年2月1日から受注開始し、納車は年央の予定。「e-Golf」は2015年の年央の発売予定とされ、価格は「後日あらためて発表します」としている。なお、フォルクスワーゲンでは、両モデルの発表を記念し、星野リゾートとのコラボレーションを実施する。リゾナーレ小浜島とリゾナーレ西面島でそれぞれ、「e-up!」「e-Golf」に試乗できる1泊2食付きの宿泊プランを用意。自然と触れ合えるリゾートで環境負荷の低いEVの魅力を体験できるという。
2014年10月15日フォルクスワーゲン グループ ジャパンは14日、電気自動車「e-up!(イー・アップ!)」と「e-Golf(イー・ゴルフ)」の2モデルを日本へ導入すると発表した。「e-up!」は2015年2月1日から全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで受注を開始し、納車は2015年中頃を予定している。「e-Golf」は2015年中頃の発売予定とのこと。「e-up!」は、全長3.54mのシティーコミューター「up!」をベースとした5ナンバーサイズの4ドアハッチバックEVで、運転のしやすさと、シンプルでバランスの取れたデザインが特徴。エネルギー容量18.7kWhのリチウムイオン電池を床下にバランスよく配置したことで、高い安定感と上質な乗り心地を実現している。加速性能は12.4秒で時速100kmに到達し、最高速度は時速130km。満充電時の航続可能距離はJC08モードで185km。充電量がゼロの状態から満充電までの時間は、200Vの普通充電で約8時間、急速充電では約30分で約80%の充電が可能。「Normal」「ECO」「ECO+」という3つの走行モードを自由に選択できるドライビングプロファイル機能を採用し、4段階の回生ブレーキシステムを搭載。日本の急速充電規格「CHAdeMO」用充電ポートも標準装備とされた。「e-up!」の価格は366万9,000円(税込)。「e-Golf」は7代目「ゴルフ」がベースの電気自動車。「e-up!」と同様、エネルギー容量24.2kWhのリチウムイオン電池を床下にバランスよく配置したことで、電動化との相乗効果も加わり、さらなる静粛性と重厚感、安定した乗り心地を実現した。安全技術として、日本仕様の「ゴルフ」に標準装備されるプリクラッシュブレーキシステム、マルチコリジョンブレーキシステム、プロアクティブ・オキュパント・プロテクションを採用している。加速性能は10.4秒で時速100kmに到達し、最高速度は時速140km。満充電時の航続可能距離はJC08モードで215km。充電量がゼロの状態から満充電までの時間は、200Vの普通充電で約9時間、急速充電では約30分で約80%の充電が可能。電力消費やエネルギー回生状況をモニタリングして航続可能距離などを表示するインフォテイメントシステム「Discover Pro」のほか、「e-up!」と同様のドライビングプロファイル機能、4段階の回生ブレーキシステム、「CHAdeMO」用充電ポートを搭載する。なお、「e-Golf」の価格については、後日改めて発表するとのこと。
2014年10月14日A10ネットワークスは10月14日、アプリケーションデリバリーコントローラー(ADC)「Thunder ADC製品ライン」向けに、エンタープライズ向けセキュリティ機能を強化した最新OS「ACOS 4.0」を2014年第四四半期中(10月~12月)に提供開始すると発表した。「ACOS 4.0」では、SSL通信を可視化するSSLインターセプト機能にWebrootのWeb分類機能を搭載する。SSL通信のURLバイパス機能はADC製品として初めての実装となる。また、PFS(Perfect Forward Secrecy)およびECDH(Elliptic Curve Diffie-Hellman)暗号によりSSLオフロード機能を強化。Forward secrecy(前方秘匿性)や強力な新しい暗号化によりデータが事後に復号化されないようにし、一時的な鍵を生成し、セッション終了後に鍵を破棄する。さらに、Webアプリケーションファイアウォールのセキュリティの精度と範囲を改善し、組織をWeb攻撃から守り、コンプライアンス要件を満たせるようする。また、XMLおよびJSON保護、オープンリダイレクト攻撃緩和、詳細なHTTPプロトコルコンプライアンスルール、aFleX スクリプト言語によるWAFセキュリティポリシー連携など複数の機能拡張を行う。そのほか、iDP連携による業界標準のSAML認証を新たにサポートし、信頼された識別管理システムを使用したアプリケーションアクセス管理機能によりユーザー認証を一元化する。
2014年10月14日手塚治虫原作の音楽劇『ルードウィヒ・B ~ベートーヴェン 歓喜のうた~』が11月27日(木)より東京国際フォーラム ホールCにて上演決定。橋本良亮(A.B.C-Z)が主演を務めるほか、河合郁人(A.B.C-Z)、知念里奈、姜暢雄、浅野温子、里見浩太郎/他が出演する。本作は、クラシック音楽をこよなく愛した漫画家・手塚治虫が、音楽家ルードウィヒ・ヴァン・ベートーヴェンを主人公に、その生涯を作者の観点を加え描いた漫画『ルードウィヒ・B』が原作。同作は手塚の逝去により絶筆となっている部分に、新たに“第九“の「歓喜の歌」の制作エピソードを付けくわえ、ベートーヴェンの音楽家を志す若き日から晩年までを描く。劇中音楽はクラシック界の鬼才音楽家、千住明が担当。舞台上では、「のだめカンタービレ」にて演奏指導も行うピアニスト川田健太郎がピアノを演奏する。また、橋本や河合も歌以外に舞台上でピアノを生演奏するとのこと。同公演の上演に際し、ベートーヴェン役の橋本良亮は「ルードウィヒ・Bの舞台に立てる事を今からものすごく楽しみにしております。主役でものすごく不安がありますがこの緊張感をうまくステージ上で表現出来たらと思っております。ベートーヴェンのファンの方々にも失礼のないよう、精一杯頑張っていきたいと思いますので応援宜しくお願いします」とコメント。またモーツァルト役を務める河合郁人は「素晴らしい作品に出会えて演じる事を誇りに思います!この作品で新たな河合郁人が生まれるように楽しんで頑張りたいと思います!」と意気込みを語っている。「手塚治虫原作 音楽劇『ルードウィヒ・B』~ベートーヴェン 歓喜のうた~」は11月27日(木)から12月6日(土)まで東京・東京国際フォーラム ホールC、12月11日(木)から14日(日)まで大阪・シアターBRAVA!で上演。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて、先行電話抽選を受付中。受付は10月16日(木)午後11時59分まで。■手塚治虫原作音楽劇ルードウィヒ・B~ベートーヴェン 歓喜のうた~11月27日(木)~12月6日(土)東京国際フォーラム ホールC(東京都)12月11日(木)~14日(日)シアターBRAVA!(大阪府)特別電話番号:東京公演0570-02-9922大阪公演0570-02-9930
2014年10月13日Analog Devices(ADI)は10月9日、従来の2倍を超える高速性能を実現しながら、最高175℃の周辺温度で誤差のない動作を提供する16ビットA/Dコンバータ(ADC)「AD7981」を発表した。同製品は、サンプルレートが最高600kSPSで、広帯域幅の音波や振動の測定から、狭帯域幅の圧力や温度のセンシングまで、幅広いアプリケーションに最適となっている。また、消費電力はサンプルレートによって線形にスケーリングすると、600kSPSのフルスピード時で4.65mW、10kSPSでは70µWと低消費電力を実現している。そのため、過酷な環境でもバッテリ寿命を最大限に延長することができる。さらに、INLが±0.7LSB(typ)、SNRが91dB(typ)であり、高いダイナミックレンジとより優れた精度および確度を提供する。この優れた性能の組み合わせは、ダウンホール(垂直坑)石油掘削や天然ガス掘削、高温対応が必要な測定器、さらに産業用や航空電子機器といった、過酷な高温環境で高精度測定が求められるアプリケーションに不可欠な性能基準を満たしているとしている。なお、パッケージは10ピンMSOP。すでに量産出荷を開始している。
2014年10月10日JR南武線武蔵中原駅で4日、E233系の運行開始にともなう出発セレモニーが開催された。同駅9時40分発の川崎行電車から、E233系による営業運転が開始された。武蔵中原駅では、出発セレモニーが開催された1・2番線だけでなく、線路を挟んだ反対側の3・4番線も多くの鉄道ファンで埋め尽くされた。9時10分すぎ、2番線にオリジナルのヘッドマークを掲出したE233系(N1編成)が入線。報道陣や鉄道ファンの多くが真新しい車両にカメラを向けていた。出発セレモニーには、JR東日本横浜支社長の平野邦彦氏、川崎市長の福田紀彦氏らが出席。「南武線の全線開通から今年で85年を迎えます。国鉄時代より、他から車両を譲り受けて運行する状況が続いていましたが、今回は新たにE233系を順次投入し、基本的にはすべて置き換える方向で考えています。新型車両の他にもさまざまな施策を進め、サービス向上に努めて地域の皆様に愛される路線にしたいと考えています」と平野氏は述べた。続いて福田氏が挨拶。「川崎市の発展は南武線とともにあったと言っても過言でありません。市の南北を結ぶ唯一の路線である南武線は、まさに川崎市の背骨のような鉄道です」とした上で、「南武線は朝夕の通勤時間帯が非常に混雑するため、『混雑緩和してほしい』と市民から要望をいただくこともありました。新型車両は乗降客数が1割程度多く収容できるとのことで、混雑緩和に大きく寄与するのではないかと考えています」と述べ、E233系の活躍に期待を寄せていた。その後、平野氏や福田氏、JR東日本横浜支社のマスコットキャラクター「ハマの電ちゃん」らが参加してのテープカットが行われ、9時40分、武蔵中原駅長の出発合図とともにE233系最初の営業列車が川崎駅へ発車した。南武線のE233系は今後、計35編成を投入して従来車両の置換えを進めるとしている。
2014年10月04日○JR南武線が新車に置き換えられる!?JR東日本が首都圏の通勤路線などで投入を進めているE233系。10月4日から南武線でも営業運転を開始する予定になっている。筆者が知る限り、新車を投入して南武線の車両を全面的に置き換えるという話は過去に例がない。1970年代初頭、当時走っていた17m車を関東各地の73系で置き換えて以降、首都圏の主要路線で使い古された車両が南武線へやって来て、廃車になるまで走り続ける……、これが今日まで続けられている。現在走行している205系の一部車両も、製造当初は山手線や京浜東北線に配置されたものなのだ。ついでにいえば、「73系によって置き換えられた17m車」も、その生い立ちはさまざま。新製時から南武線に配属されたわけではなく、ほとんどが他の路線から転入されたものと推測される。とはいえ、筆者の生まれる以前の話になるから、断定はできない。旧国鉄時代から数少ない黒字路線だっただけに、もう少し早く新車が配置されても良さそうなものだが、結局のところ現在、すなわち2014年まで持ち越されたことになる。南武線でE233系による車両置換えが進められることで、「旧式」となりつつある205系・209系の走る路線がまたひとつ減ることになる。もっとも、それらの車両は一気に消滅するわけではなく、半年から1年くらいかけて徐々に置き換えていく予定という情報もあるので、むしろ10月以降、E233系の営業運転が開始されてからのほうが、車両のバリエーションも増加し、見る人は楽しめるかもしれない。南武線では205系ひとつとっても変化に富んでいて、目立つところでは行先表示が方向幕かLED式かの違いがある。方向幕の車両は0番台。LED式の車両はサハ205を先頭車化改造した1200番台で、クハ205・クハ204が存在し、中間車に0番台が組み込まれている。中間車も含めてシングルアーム式パンタグラフに変更されたのが、従来の0番台とは異なる点だ。○首都圏で貨物列車が走る路線のひとつJR南武線の歴史をざっと記してみると、戦前に開業した南武鉄道が発祥で、1944(昭和19)年に鉄道省によって国有化され、現在の路線となった。戦後になってから、当時の南武鉄道の車両を鉄道省が製造した17m車で置き換えたようで、置き換えられた車両の中には事業用車に改造され、全国各地に配置されたものもあるという。「南武線に新車があまり投入されない」という現象は、国有化直後から現在まで続いていたわけだ。歴史の古い路線なので、高架化された区間は比較的少なく、昭和の昔から変わらない景色の場所もある。沿線に梨畑もあるなど、最近はめっきり少なくなった昔ながらの鉄道風景を感じられるところも多い。南武線では近年、さまざまな変化が訪れている。快速が運転されるようになったことも、大きなトピックのひとつに挙げられるだろう。その他にも、一部区間で立体交差化が進められていることとか、南武線始まって以来の特急列車(臨時列車だったが)が走行したこととか、貨物列車の数が減少していることとか……。そうなのだ。昔の南武線は、貨物列車が数多く走っていた。青梅線から浜川崎操車場までの石灰石輸送列車が多数設定されていたからなのだが、他にも京浜工業地帯から中央本線を通る列車も設定されていた時期があるなど、さまざまな種類の列車が走行していて、機関車マニアにも知られているくらいだったのだ。だが、2014年3月のダイヤ改正で、ついに南武線の貨物列車は上下1本ずつのみに。大半は並行する武蔵野貨物線経由になってしまった。南武線を走る貨物列車といえば、多彩な機関車が歴代の牽引機となっていた。その中でも立川機関区所属のED16形は、いわば「南武線の主」的存在で、おもに青梅線からの石灰石輸送に従事していたため、多くの人々の記憶に残っていると思われる。筆者自身、かつて浜川崎支線から出発するED16形を、カメラを持って待ち構えていたことがある。現在は、ED16形1両が青梅鉄道公園に静態保存されている。尻手駅は、南武線を走行する貨物列車がめっきり少なくなってしまった現在でも、地上で貨物列車を、それも昼間に見ることができる数少ない場所。新鶴見操車場への短絡線が分岐するため、数多くの貨物列車が走っているのだ。退役が近いとうわさされるEF65形、あるいはEF210形あたりがおもな牽引機だが、1998年の石灰石輸送廃止まで、EF64形0番台が走行するシーンもあった。○浜川崎支線205系が「最後まで残る旧国鉄車両」になる!?南武線には支線がある。JR鶴見線に接続する浜川崎駅と、南武線本線の尻手駅を結ぶ浜川崎支線だ。現在では本線と異なるカラーの205系が運行されているが、かつては戦前に製造されたクモハ11形・クハ16形の2両編成が走っていただけではなく、本線の73系よりも長命を保ったため、旧型国電のファンにも知られた場所だった。現在、浜川崎支線用205系の帯色は本線用とは異なり、番号も1000番台と区分され、ワンマン化改造も行われている。余談だが、筆者はこの車両こそ、「最後まで残る205系、すなわち旧国鉄車両」になるのではないかと、ひそかに予測している。JR最後の101系も、浜川崎支線で運用されていたという前例があるからだ。
2014年10月04日Texas Instruments(TI)は10月2日、消費電力が25~160MSPSでピン互換の産業機器向けA/Dコンバータ(ADC)「ADC3k」ファミリを発表した。同ファミリは、サンプリングレートが最大160MSPSで、12/14ビット、2/4チャネル、インタフェースがJESD204B/LVDSの製品で構成されている。-40℃~85℃の産業用周囲温度範囲に対応しており、モータ制御、医療用画像処理、ポータブル試験/計測機器などの産業機器の他、ソフトウェア無線やMIMO通信などの防衛、通信機器に最適という。具体的には、サンプリングレートが最速の160MSPS時にチャネルあたりの消費電力を競合製品に比べて80mW低い200mWに低減しており、電力対性能比を30%向上させている他、25MSPS時のチャネルあたりの消費電力は44mWとなっている。さらに、幅広いピン互換製品で構成されており、サンプリングレートやチャネル数に関する多様なシステム要件に対応できる。また、4チャネル内蔵で160MSPS製品の場合、既存製品と比較してサイズを半減している。そして、JESD204Bインタフェース搭載製品は、サンプリングレートが最大3.2Gbpsで、サブクラス0、1、2に準拠。最大160MSPSのADCの1出力あたり1レーンをサポートし、最大80MSPSの時にはADCの2出力あたり1レーンをサポートする。この他、オプションのディザ機能やチョッパ機能により、SFDR(スプリアスフリーダイナミックレンジ)の向上や、1/fノイズの除去が可能なことから、システム要件に対応した製品性能の最適化が実現する。なお、パッケージは、4チャネル内蔵のLVDSバージョン製品が8mm角のQFN、その他すべての製品は7mm角のQFNで供給される。また、同ファミリは、2015年末までに製品数が32に増える予定。
2014年10月03日小田急電鉄は8日、相模大野駅直結の大型ショッピングセンター「小田急相模大野ステーションスクエア」B館4階のライフスタイルフロアをリニューアルオープンする。既存店舗を改装したほか、店舗構成の見直しにより、バラエティ雑貨やレディスシューズ、輸入食品などを扱う5店舗が新たに出店。既存店舗と合わせて計11店舗が入るフロアとなり、A館・B館全体での回遊性も向上するという。10月8~13日の5日間は、リニューアルオープン記念として、B館4階フロア各店で特典が用意される。今回のリニューアルに続き、11月下旬にはA・B館7階のビューティー&レストランフロアで、開業以来となる全面リニューアルを行う予定だ。
2014年10月03日富士重工業は1日、フルモデルチェンジを10月24日に予定している新型「レガシィ アウトバック」と「レガシィ B4」の専用Webサイトをオープンした。新型レガシィは、これまで培ってきた走行性能、安全性能を中心とした機能的価値だけでなく、スタイリングやインテリアデザイン、走りの質感にまでこだわって上質に仕上げることで、情緒的な感性に訴えて人々の生活を豊かにする「LIFE QUALITY CAR」として提案。コミュニケーションコンセプトを「LEGACY New SUBARU Quality ~そのクルマはあなたの人生を高めていく~」として訴求していくとのこと。専用Webサイトには、海外の著名な建築家によるインプレッションをはじめ、新型レガシィが提供する世界観を美しい写真、映像を交えながら順次紹介していく。また、新型レガシィの発表に先駆け、人生を愉しく豊かに彩る品々をプレゼントするキャンペーンも実施される。
2014年10月01日オンキヨーは9月30日、「e-onkyo music」をはじめとするハイレゾ音源配信サービスをスマートフォンとタブレット端末に向けて拡充していくことを発表した。e-onkyo musicでは10月中旬よりスマホ、タブレットによる視聴や決済、ダウンロードを可能にする。第一の拡充策は、e-onkyo musicのスマホ・タブレット対応だ。NTTドコモの2014-2015年冬春モデル端末全機種がハイレゾ再生に対応したことを受け、e-onkyo musicではスマホ・タブレット最適化サイトを10月中旬予定で開設。スマホ・タブレットによる試聴や決済、ダウンロードを可能にする。次に、ハイレゾ音源再生アプリ「Onkyo HF Player」のAndroid対応版をリリースする。公開予定時期は10月中旬。e-onkyo musicへのリンク機能を備え、e-onkyo musicへのアクセスをより手軽にする。同アプリはこれまでiOS版のみの提供だった。さらに今秋以降、e-onkyo musicで購入したハイレゾ音源をパソコンを使わずにダウンロードできる機器を順次発売していく。先のスマホ・タブレットによる決済対応と合わせて、外出先でハイレゾ音源を購入し、帰宅してすぐに専用機器で再生できる環境が実現する。
2014年09月30日