10月からスタートしたaikoのライブハウスツアー「Love Like Rock vol.5」が、Zepp Tokyo公演でファイナルを迎えた。他のライブ画像を見るオープニングの『恋愛ジャンキー』からロック色を強めたアレンジのナンバーを立て続けに披露し、最初の4曲が終わった時点で満員の観客もaikoも汗だく。終始クライマックスのようなテンションと盛り上がりでライブは続いていった。紅白出場の話題などで笑顔を咲かせたMCや、客席中央まで延びる花道の先に用意されたサブステージでのコミュニケーションにより、会場は圧倒的な一体感に包まれる。新アレンジで聴かせたミディアムナンバー『寒いね...』、アコースティックスタイルでの『悪口』『ぬけがら』などライブならではのシー ンを挟みつつ、後半では『be master of life』や『二人』といったキラーチューンでふたたび疾走。そして「みんなにどうしても聴いてほしい1曲です」という言葉とともに歌われた新曲『ずっと』で本編を終えた。アンコールでは『小鳥公園』『愛の病』『ボーイフレンド』の3曲を熱唱。その途中でaikoは全18公演のツアーを終えるにあたっての心境を真っ直ぐ言葉にした。震災から9ヵ月たった今の気持ち。ライブができることの喜び。ファンのみんなと笑いあえることの尊さ――そんな彼女の 熱い想いに大きな拍手が巻き起こった。その後はファイナルにふさわしいダブルアンコールとして『カブトムシ』も披露され、約3時間に渡るライブは幕を閉じた。デビュー13周年を迎えた今年は、初のベスト『まとめⅠ』『まとめⅡ』のリリースではじまり、4月からのホールツアー「Love Like Pop vol.14」と今回の「Love Like Rock vol.5」という2本のツアーで休みなく全国を駆け巡ったaiko。12月23日(金)には「MUSIC STATION SUPER LIVE 2011」、そして12月31日(土)は「第62回 NHK紅白歌合戦」への出演を控えている。■「aiko Live Tour Love Like Rock vol.5」12月18日(日) Zepp Tokyo公演 セットリストM01.恋愛ジャンキーM02.鏡M03.心日和M04.milkM05.ヒカリM06.密かなさよならの仕方M07.桃色M08.寒いね...M09.ふれていたいM10.悪口M11.ぬけがらM12.陽と陰M13.キスする前にM14.be master of lifeM15.二人M16.ラインM17.ずっと<ENCORE>EN1.小鳥公園EN2.愛の病EN3.ボーイフレンド<DOUBLEENCORE>EN4.カブトムシ
2011年12月19日