12月になると、日中と夜間の寒暖差が大きくなり、それが体調不良を引き起こす原因の1つとなることも。そこで今回は、こういった寒暖差による「冬バテ」に焦点を当てて、女医の筆者が解説していきます。皆さんが快適な冬を過ごせるように、おすすめの対策方法をご紹介しましょう。冬バテの原因寒さによる身体への影響冬になると、屋外と屋内での気温差が激しくなるため、自律神経の働きに負担がかかります。日中と夜間の気温差が大きくなるとともに、室内で暖房器具を使っていると、より一層気温差が生じてしまいます。寒暖差によって自律神経が乱れてしまうことが、体調不良、つまりは“冬バテ”の原因になると考えられます。具体的には、身体が寒さにさらされると、アドレナリンやノルアドレナリン(※1)といった交感神経を活性化させるホルモンが分泌され代謝が活性化。心臓がドキドキする一方で、手足の血管は締まって血流が低下しやすくなり、「手足の冷え」として自覚されやすくなるとされます。さらにストレスホルモンの分泌が増え、食欲が増大したり、太りやすくなったり、免疫力の低下を招く可能性も。また、冬の屋内では暖房を使用することが多いですが、そうすると空気が乾燥するので、さらに風邪をひくなど感染症のリスクも高まるでしょう。日照時間の減少による影響12月は日照時間が短くなるため、紫外線が皮膚にあたることで合成されるビタミンDの不足や、日光に当たる時間が少ないことで季節性感情障害(SAD)のリスクが高まります(※2)。ビタミンDが不足すると骨密度が低下しやすくなるほか、免疫力が低下しやすくなるため、ビタミンDが不足していると感染症の重症化につながる場合もあるのです。季節性感情障害は秋から冬に増悪し、春~夏に改善するうつ病の一種。日光にあたる時間が短くなることでセロトニンの合成が不足することが一因と考えられます。健康な人でも、冬はセロトニンの分泌が少なくなり、気分が落ち込みやすくなる可能性があります。冬バテの対策適切な衣服重ね着や防寒具を活用し、体温の急激な変化に対応できるようにしましょう。屋外では、血流の多い首周りをマフラー等で覆ったり、手足が冷えないように手袋や厚手の靴下を履くなどの冷え対策がおすすめ。暖房の効いた屋内でも暑くなりすぎないように、調整しやすい衣服にすると良いですね。暖房器具の使用適切な室温を保ち、冷えによる体調不良を防ぐようにしましょう。暖房器具を使用すると空気が乾燥しやすくなるため、加湿器を活用するのも有効です。ただし、加湿器を使用する場合は定期的に内部を清掃し、カビの発生を防いでくださいね。バランスの良い食事栄養素をバランス良く摂取し、免疫力を維持するようにしましょう。特に不足しやすいビタミンDは、サケやサバ、イクラなどに多く含まれますので意識的に摂ると良いでしょう。メンタルの不調が気になる方は、体内でセロトニンの原料となるトリプトファンや、セロトニン合成に大切なビタミンB6、B12、葉酸といった栄養素も積極的に摂取したいですね。これらの栄養素を食事から補うのが難しいという人は、サプリメントを併用するのも良いでしょう。適度な運動冬は寒くて動くのが億劫になる人も多いはず。ストレッチやウォーキングなど、取り入れやすい軽い運動で血行を促進できると良いですね。メンタルの不調を改善するのにも、運動は大変有効だと思います。日光を浴びる日照時間が短くなる冬ですが、日光をできるだけ浴びられるような工夫をしてみてください。朝から日光を浴びるようにすることは、自律神経の乱れを調整し、気分を高めることにも役立つでしょう。リラクゼーション日々のストレスを自分でコントロールするために、趣味の時間をしっかり確保するなど、無理をしすぎないようにしましょう。忙しい中でも、瞑想や読書など心を落ち着ける時間をもつことで、副交感神経を優位にしてリラックスすることが大切です。まとめ冬バテは、寒暖差や日照時間の減少などが要因とされますが、適切な対策をとることで防げるはずです。衣服の工夫、栄養と運動のバランス、そして心の健康を保つことが大切。これらのポイントを意識して、快適な冬を過ごしていきましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット ノルアドレナリン / ノルエピネフリン※2 季節性うつ病:用語解説|こころの耳©yamasan/Adobe Stock ©K-Angle/Adobe Stock ©Trickster*/Adobe Stock著者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は15万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年12月08日株式会社アイジーエー出版(所在地:東京都江東区)は、心の専門家「佐藤康行」の最新刊『世界から戦争を消し去る方法』を2023年11月30日(木)に発売いたします。最新刊『世界から戦争を消し去る方法』■世界の戦乱をメンタル面から解決昨年2月、突如開始されたロシアによるウクライナ侵攻、そして本年ではイスラエルとパレスナの紛争激化といった衝撃的な出来事が、今私たちの世界と心を揺るがしています。この混乱の中、心の専門家である佐藤康行は、地球社会が戦争を脱し、平和な世の中にするために、書籍『世界から戦争を消し去る方法』を株式会社アイジーエー出版より刊行いたします。この書籍は人々の心のあり方を見つめなおし、より深く掘り下げることで危機に立ち向かい、メンタル面からのアプローチで戦争によるトラウマを癒し、愛に変える方法をお伝えします。世界から戦争を消すために最も重要なポイントは、人々の心の奥深くにある「無限の愛の力」を引き出すことであると、筆者は考えています。佐藤康行の提唱するこの力を、今こそ日本へ、そして世界へ広げていきます。最新刊『世界から戦争を消し去る方法』 カバー裏■戦争による負の連鎖を断ち切る最近、朝日新聞で報じられたように、戦争によるトラウマは代々にわたり子どもへの虐待の連鎖という形で現れることがあります。本書では、世界から戦争を消し去るのみならず、PTSDといった戦争による心の傷をも癒し、負のループを断ち切る方法論を提示します。現代社会で失われつつある心の本質を取り戻すという意味において、本書は最も重要かつ必要な書籍となります。心の本質はすべての人に備わっています。著者が提唱する「愛の力」の旗のもと、読者様の一人ひとりが新たな歴史を創り上げる力を持っていることを教える、メンタルへの画期的アプローチをとっているのが本書の特徴です。■本書について体裁 : 新書サイズ(単行本)・ソフトカバーページ数 : 144P価格 : 1,000円(税込)Amazon販売ページ : Kindle(電子版)販売ページ: ■佐藤康行(Yasuyuki Sato)プロフィール1951年、北海道美唄市生まれ。YSこころのクリニック創立者心の学校グループ創始者15歳で単身上京、皿洗いからレストランを創業。「世界初の立ち食いステーキ」を考案し、8年で年商50億円(全国70店舗)、アルバイトを含め従業員2,000人を超えるレストランチェーン店のオーナーとなった。その後経営権を譲渡、「心の学校」を創立。約30年にわたり「本当の自分=真我」に目覚めることをグループ全体で52万人以上に伝え続けた。2014年、JR東京駅前に「YSこころのクリニック」を開院、うつ病治療では90日以内の寛解率が90%以上という成果を上げている(現在は東京・門前仲町へ移転)。研修指導は、ノーベル賞候補となった科学者や有名な医師、大企業の経営者、社員教育などでの実績があり、ANA(全日空)ではグループ全社員43,000人を対象に研修が行われている。国会議員を始めとした政治家からの信頼も厚く、文部科学大臣を輩出。政府からの依頼を受け、ひきこもり問題解消で大きな成果を挙げた。また、公立小学校のいじめ・不登校児問題も、多くの事例を解決に導いた。主な著書に『満月の法則』(サンマーク出版)、『仕事で心が折れそうになったら読む本』(PHP研究所)、『太陽の法則』(KADOKAWA)、『真我』100巻 大全集(アイジーエー出版)などがある。著書は350冊以上、著者シリーズ累計で250万部に及ぶ。【会社概要】株式会社アイジーエー出版所在地 : 〒135-0033 東京都江東区深川1丁目5-5 佐藤康行 真我ビル5階設立 : 2002年12月業務内容: 書籍の出版URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月28日アロマテラピーの世界に踏み出そう公益社団法人 日本アロマ環境協会は2024年2月3日(土)、『アロマ大学2023 Vol.4』をオンラインで開催します。今回は、3つの学科を実施。申込期間は2023年11月29日(水)から2024年1月28日(日)までです。1人につき、複数学科を申し込むことができます。11:15から11:45までは、「AEAJグリーンテラスOPEN1周年記念 ~建築家・隈研吾氏インタビュー~」を実施します。アロマの魅力を五感で体験できる「AEAJグリーンテラス」の設計者 隈研吾氏から、建築の視点から考える香りへの思いや、隈氏自身の香りの体験エピソードについて伺います。参加費は無料です。婦人科医に学ぶ「女性の健康とアロマの可能性」13:00から14:30までは、アロマサイエンス学科「女性の健康とアロマの可能性」を行います。講師はウィメンズ・ウェルネス銀座クリニック理事長の対馬ルリ子氏が務めます。参加費はAEAJ会員が1,500円、一般が3,000円です。15:00から16:15までは、メンタルヘルス学科「香りで彩る、幸せな呼吸~禅とマインドフルネスでつくる健やかなこころ~」を実施します。同学科では、臨済宗建長寺派「林香寺」住職で精神科医の川野泰周氏が、マインドフルネスの実践方法とメンタルヘルスについてレクチャーします。参加費はAEAJ会員が0円、一般が500円です。申し込みはアロマ大学のホームページにて受け付けています。(画像はアロマ大学より)【参考】※アロマ大学※AEAJグリーンテラス
2023年11月28日MS&ADインシュアランス グループのMS&ADインターリスク総研株式会社(代表取締役社長:一本木 真史)は、業種や規模にかかわらず多くの企業で重要な経営課題のひとつとされている“メンタルヘルス対策”の必要性や期待される効果、具体的な対策の進め方に関するセミナーを2023年11月21日に開催いたします。「メンタルヘルス対策の効果的な進め方~従業員のウェルビーイング実現に向けて~」詳細URL: ■開催概要(1) 開催日時2023年11月21日(火)15:00~16:30(2) 開催形態Webによるライブ配信(Zoomウェビナー)(3) 主催MS&ADインターリスク総研株式会社三井住友海上火災保険株式会社(4) 対象(おすすめ)・経営層・人事労務、健康づくり担当者・産業保健スタッフ など(5) 参加費視聴無料(通信料、専用サイトにアクセスするための費用は視聴者負担)(6) プログラム(予定)※本セミナーの著作権は登壇者に帰属します。プログラムおよび講演内容については一部変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。<講演1>「人材定着している企業とは?生産性が向上する職場環境を目指して」講師 :社会保険労務士法人 中村・中辻事務所代表社員/特定社会保険労務士 中辻 めぐみ 氏講演内容:・精神障害の労災認定基準の改正を受けて企業が行うべきこと・「ワーク・エンゲイジメント」や「働きがい」を高めることで期待される効果・今さら いえ今だからこそ「健康経営」のススメ<講演2>「健康経営を活用したメンタルヘルス不調者低減に向けた“戦略的”取組」講師 :MS&ADインターリスク総研株式会社リスクマネジメント第四部 人的資本・健康経営グループ上席コンサルタント/公認心理師・臨床心理士 吉田 慎吾講演内容:・「3つの健康」と健康経営におけるメンタルヘルスの位置づけ・健康経営の取組としてのメンタルヘルス対策・メンタルヘルス不調の特性を考慮した対策(7) 申込期限2023年11月20日(月)23時59分まで(8) お申込みページ下記URLよりセミナー申込サイトへアクセスの上、お申込みください。 *お申込み後、視聴用のURLをお送りします。当日は時間になりましたらURLにアクセスしてください。*お客さまのご登録情報やアンケート回答はMS&ADインターリスク総研株式会社および三井住友海上火災保険株式会社にて共有し、今後のイベントやサービス等のご案内に使用することがあります。(9) ご案内チラシ (10) 留意事項*当セミナーの録画・録音・撮影、および資料の二次利用、詳細内容のSNSへの投稿は固くお断りいたします。*個人の方、ご同業の方の参加はお断りさせていただく場合がございます。■お問い合わせについて 上記サイト内「本件に関するお問い合わせ先」より承ります。【MS&ADインターリスク総研株式会社について】本社 : 〒101-0063東京都千代田区神田淡路町2-105 ワテラスアネックス(10~11階)代表者 : 代表取締役社長 一本木 真史設立 : 1993(平成5)年1月4日資本金 : 3億3,000万円URL : 事業概要: コンサルティング、受託調査研究、セミナーの開催/講師派遣、出版 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月07日「いつまでも美しく若々しい肌を保ちたい」という願いを抱いている女性は多いのではないでしょうか。『医者が教えるすごい美肌循環』の著者で、肌年齢26歳のアラフィフアンチエイジングドクターの日比野佐和子先生に肌と環境、メンタルの関係とその改善方法についてうかがいました。乾燥は肌の老化を早める原因に!――前回、美肌を実現するためには、食事、睡眠、運動、環境、メンタルを整えることが大切だというお話をいただきました今回は環境とメンタルについて解説をお願いします。日比野先生環境というのは私たちの生活を取り巻くもので、その中には紫外線や乾燥、スマートフォンやパソコンのブルーライトなど、肌や健康にダメージを与えてしまうものもあります。特に、美肌にとっての一番の敵は乾燥です。乾燥した室内で長時間過ごすと肌がつっぱったりカサカサしたりするのは、肌が乾いているからです。室内の乾燥は肌の老化を早める原因の1つです。乾燥によって肌の表面はハリを失い、目元や口元にシワが増えて老け顔が進行します。また、乾燥は肌や粘膜を覆っているバリアー機能を低下させるので、肌トラブルが起こりやすくなります。――乾燥を防ぐにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?日比野先生理想的な室内の湿度は60~65%ですから、部屋の湿度を適切に保つことは美肌の維持にも有効です。加湿器の活用はもちろん、コップに水を入れて置いたり、洗濯物を室内に干すことでも部屋の湿度は上がります。ちなみに、インフルエンザウイルスは湿度50%以下で繁殖しやすいので、美肌のために湿度を保つことはウイルス対策にも有効です。ネガティブ思考は肌の調子を低下させる――メンタルについても解説をお願いします。日比野先生実は、かつての私はかなりのネガティブ思考でした。例えば、朝に何か悪いことが起きると「これは不幸な一日の始まりだ」と決めつけたりしていたんです。当時の私は結婚していたのですが、結婚生活での嫌なことを全部相手のせいにしていつもイライラしており、結局は離婚しました。肌の調子もすごく悪かったです。――ネガティブ思考をどのようにして改善したのでしょうか?日比野先生きっかけは30代前半の出来事です。仕事で海外に行ったときに空港で置き引きに遭い、パソコンを盗まれてしまったんです。パソコンの中には、書きかけの論文や3カ月かけて調査した内容など、大事なデータがたくさん入っていました。しかも、バックアップを取っていなかったので、それらのデータが全部なくなってしまったんです。「もう、私の人生は終わった……」とがくぜんとしてしまい、日本にいる母に電話をしました。そうしたら、母は「よかったじゃない」って笑い飛ばしたんです。――「よかったじゃない」というのは、どのような意味なのでしょうか?日比野先生そのころの私はいろいろな仕事に携わっており、明らかにオーバーワークでした。母は「あなたはずっと忙しかったから、リセットして休む時間を神様が与えてくれてよかった」という趣旨のことを言ってくれました。「悪いことが起きるのは、それを乗り越える力があるから」という言葉もかけてくれました。母の言葉を聞いて、たしかにそのとおりだなぁと思ったんですね。それ以来、何か悪いことが起きても「これは神様からの注意のサインなのかもしれない」と思うようになりましたし、考え方が少しずつ変わっていきました。日比野先生のメンタル調整術――今の日比野先生がメンタルを保つために心がけていることを教えてください。日比野先生以前の私は、何か気になることがあるとずっと悩んでいたんです。でも、悩んだり落ち込んだりしても、物事や状況は変わらないんですよね。それなら、今よりも少しでも良い状況に持って行くにはどうすればいいか、その改善策を考えようと思えるようになりました。また、日本人は我慢することを美徳としている人が多い印象なのですが、常識的に考えておかしいことまで我慢する必要はないと思うんです。私の場合、常識の範囲内で何か違和感を覚えたならば、我慢せずにきちんと自分の意思を伝えるようにしています。そのほうがストレスがたまらず、心地良い自分でいられます。実際、ポジティブ思考になってイライラやストレスがたまらなくなったことで、肌の調子は上向きに安定しました。――美肌の実現には、イライラやストレスをためこまないことも大切だということなんですね。日比野先生私が考える最大の美容法は、「いつでもご機嫌でいること」です。例えば、アイドルや韓流スターにときめいたり、趣味に熱中したり。自分にとっての楽しい時間を持っていると細胞やホルモンが活性化され、肌の調子も体調も良くなるものなんです。美肌のためにも心身の健康のためにも、すべての女性がご機嫌な毎日を過ごせるようにと願っています。<著書>『医者が教えるすごい美肌循環』日比野佐和子/著アンノーンブックス1300円+税※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/熊谷あづさ(50歳)ライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。著者/日比野 佐和子先生医療法人康梓会Y‘sサイエンスクリニック広尾統括院長、大阪大学大学院 医学系研究科 臨床遺伝子治療学特任准教授、医学博士。内科医、皮膚科医、眼科医、アンチエイジングドクター(日本抗加齢医学会専門医)。同志社大学アンチエイジングリサーチセンター講師、森ノ宮医療大学保健医療学部准教授、(財)ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長などを歴任。現在はアンチエイジング医療における第一人者的な立場として、基礎研究から最新の再生医療の臨床に至るまで幅広く国際的に活躍するとともに、テレビや雑誌等メディアでも注目を集める。プラセンタ療法を含む再生医療においてのパイオニアでもある。『オトナ女子の「美肌」づくり百科』、『つまり、結局何したら免疫力って上がるの?』など著書多数。
2023年10月14日青春出版社は9月19日、『「シンプル」な選択が自律神経を整える理由』を発売しました。自律神経には、活動するときに働く交感神経と、休息するときに働く副交感神経があり、その2つがバランスを取りながら、心と体の安定を保っています。ところが、迷うと「決めなければいけない」という行為がストレスになって、交感神経が優位になり、そのバランスが崩れてしまうのです。決めたら決めたで、迷った末の選択なので、「本当にこれでよかったのだろうか」と不安になって、さらにストレスがかかり、自律神経を乱すという悪循環に陥ります。同書では、自律神経を整え、体も心もベストコンディションで過ごすには「シンプル」が一番とし、自律神経研究の第一人者が伝える“毎日をいい流れに変えていくヒント”を紹介しています。■書誌概要書誌名:「シンプル」な選択が自律神経を整える理由著者:小林弘幸発売日:2023年9月19日定価:1,100円(フォルサ)
2023年09月30日ありのままの自分を好きになりたいけれど、受け入れられない……そんな方も多いのではないでしょうか?「ボディポジティブ」という言葉がありますが、体現するのはそんなに簡単なことじゃありません。だけど、ありのままの自分を受け入れて、堂々と生きている女性はかっこいい!そんな輝く女性は、どんなことを大切に過ごししているのでしょうか?第9回は、イラストレーターで漫画家のharaさんに、“自分のカラダ”を好きでいるためのメソッドを教えてもらいました。プラスサイズの女の子のイラストで人気のイラストレーターの彼女は、自身の体験をベースに「ボディポジティブ」についての考えを描いたコミックエッセイを発刊。そんなharaさんが考える自分の身体との向き合い方について伺いました。■心にも身体にも健康的な選択肢をharaさん1993年生まれ、大阪府在住。中学生の頃のダイエットをきっかけに摂食障害を患うが、社会人の頃に『プラスサイズファッション』『ボディポジティブ』という考え方に出会い、徐々に回復。現在はイラストレーター・漫画家として活動をしている。趣味は絵を描くこと、ゲーム、展示を見に行くこと。.自分のカラダのチャームポイントを教えてください!どこだろうと思って考えてみましたが、利き手かも?仕事や趣味で絵を描くとき、いつもお世話になっています。Q2.自分のカラダを好きでいるためのマイルールはありますか?顔の大きさとか体型とかパーツとか、人と比べて違うところはいろいろあるのですが、「違いはただの違い」とフラットに捉えるようにしています。それを「良い・悪い」のジャッジに展開させなくてもいいんだ、というのを忘れずにいたいなと思います。Q3.食事で気をつけていることはありますか?野菜が好きなのでなるべく取り入れようとはしていますが、そのくらいかも?あまり気をつけていません。過去に極端な食事制限をしたこともありますが、いろいろな経験を経て「そのときに食べたいものを食べたほうが心にも身体にも良いな」と思うようになりました。Q4.普段から運動はしていますか?ここ最近で「どうやら、私はメンタルケアのためにワークアウトをした方がよさそう……!」と気づいた瞬間があり、それからは積極的に行うようにしています。ちょっとでも外に出て散歩するとか、リングフィットをやるとか。在宅ワークの気分転換にもなっているので、これからも無理なく楽しめる範囲で続けられたらなと思います。Q5.もっと自分のことを好きになるために、今後挑戦したいことがあれば教えてください!睡眠時間を増やすことです!なんだか心や身体の調子が良くないな……と思うときは、大体睡眠不足なことが多いと気づきました。自分を好きになるための手段や考え方っていろいろあるかと思いますが、実践する自分自身がヘトヘトだと、そもそも疲れて行動に移せないなんてこともあるので……。そういう意味でも、まず疲れを取ろう!なるべく寝よう!と心がけたいです。■自分を好きになるためにも「心と身体も健康に」食べたいものを食べたい時に食べる、メンタルケアのためのワークアウト、疲れを取るためになるべく寝る……。haraさんのライフスタイルは、自分の心と身体の健康と向き合った上で、導き出した答えの一つ。色んな人の意見を聞きつつも、自分の心と身体としっかり向き合い、自分なりの答えを見つけ出すことが大切です。そして、健康的な心と身体になった上で、やっと“自分を好きになる”ための第一歩が踏み出せるのではないでしょうか。(協力:hara、編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)
2023年09月26日「暑さ寒さも彼岸まで」を実感する今日このごろ。涼しくなってお出かけする機会が増え、暴飲、暴食なんて人も多いかもしれません。日ごろのストレス発散のはずが、逆に体調不良に…それでは意味がありませんよね。そこで、中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、この時期に多い頭痛、肩こりの原因となるNG習慣と対策を教えてくれます!飲み会の後に頭痛、肩こりが悪化していませんか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 232涼しくなったら、食事しようね、お出かけしようねと、猛暑を避けるように親しい人たちとの予定を組む話をしていた人は多いのではないでしょうか。秋分の日を境に気候は一気に夏を忘れさせるように落ち着いていきます。そろそろ、真夏に約束した外食が増え始めるという方もちらほら出てくるころだと思います。今まで積もり積もった出来事をみんなで共有し、ストレス解消するということもありますよね。それだけ、ストレスをため込んでいる人も多いことでしょう。そして、なかなかストレス発散ができない場合には、甘いものを暴食したり、お酒を飲んだり、夜更かししたりと、心のためにとる行動が、体に対してダメージを与えているということが多々あります。そんなときに増えるのが、頭痛や肩こりなどの痛み症状ではないでしょうか。ということで、今週は頭痛や肩こりなど痛みの対策となる食薬習慣を紹介していきます。今週は、頭痛や肩こりなど痛みの対策となる食薬習慣ようやく寝苦しい夜、外を歩くとエネルギーが吸い取られていくような毎日から徐々に解放されてきましたね。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋など秋の代名詞はいろいろありますが、これから冬本番の寒さが訪れるまで、束の間の気候的な休憩を満喫したいですよね。そこで、大切になってくるのが夏の疲れをいち早く取り除き、季節の変わり目に適合することです。今まで、体のことを後回しに考えていた人は、じわじわと自律神経が乱れた際の症状を感じることもあるかもしれません。特にストレスが多いと感じやすいのが、頭痛や肩こりです。知らず知らずに、肩や首、顎などに力が入っていたり、寝ている間に歯ぎしりをしていることもあるかもしれません。これによって、血流が悪くなったり、コリが強くなることで不調が現れます。漢方医学では、このような状態を『気滞血瘀』とよんでいます。そこで、『肝気』と『血』を巡らせることで対策する食薬がおすすめです。今週食べるとよい食薬は、【アボカド納豆】です。逆にNGな習慣は、『血熱』を生じることで頭痛を誘発する【ビール・ワイン・日本酒】などのアルコールです。食薬ごはん【アボカド納豆】アボカドには、ビタミンEが含まれ、納豆にはナットウキナーゼが含まれ、ブラックペッパーにはピぺリンが含まれるため、血流を促し『瘀血』の改善に役立ちます。また、アボカドには、肝臓の解毒を助け『肝気』の巡りを促すグルタチオンが豊富です。混ぜ合わせるだけの簡単レシピで肩こり頭痛対策をしていきましょう。<材料>アボカド1個(半分に切り種をとる)納豆1パック醤油・酢・オリーブオイル適量<作り方>納豆に醤油とお酢を入れよく混ぜる。アボカドのタネが入っていたくぼみに納豆を入れる。オリーブオイルと大量のブラックペッパーをかけて完成。NG行動【ビール・ワイン・日本酒などの飲酒】ストレスが多い日こそお酒が好きな人は、飲む量が増えてしまうと思います。ですが、アルコールは調子が良い時に飲むドリンクです。調子が悪い日には、アルコールのデメリットを露骨に感じてしまうこともあるでしょう。アルコールを飲むことをきっかけとして片頭痛を起こしてしまうこともあります。アルコールには、脳の血管を拡張する働きがあるので、それによって周りの三叉神経が刺激されたり、その刺激で炎症物質が発生しさらに痛みを生じさせてしまうこともあります。また、肝臓への負担もかかり、『肝気』の巡りを滞らせてしまったり、アルコールを分解するときに生じるアセトアルデヒドが『血熱』を生じさせ頭痛を感じさせてしまうことがあります。ストレスが多かったり、頭痛や肩こりを感じていたりするときには、夜更かしをして自分の時間を謳歌するのではなく、一刻も早く寝ることが体に良いということは皆さんご存じだと思います。自分の行動を振り返り、修正すべきことが見つかったという人は、過ごしやすい10月に思いっきり楽しむことができるように、今から元気な体を準備しておきたいですね。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©saa/Adobe Stock文・大久保愛
2023年09月22日私は大学生のころから、シミに悩んでいます。顔中シミだらけで肌の色から唇の色までどす黒い……。若いころから美白やスキンケアを頑張っていたけれど、悩みを抱えたまま40代に突入。まったく改善しない肌に諦めかけたそのとき、出合ったのです。コスパ最高の、誰にでもできる身近なシミ対策に!20代からシミだらけで40代でさらに濃くなり…若いころから、顔のシミに悩まされてきました。大小さまざまな大きさのシミが顔中にあるのです。子どものころから「色白美人だね」なんて言われていた私。元々は色白のはずなのに、22歳くらいから、顔がなんだかどす黒く見えるように……。仕事の合間にトイレの鏡を見ると、自分でビクッと驚くくらいドス黒いんです。周囲の人からもよく「体調悪いの?」と心配されていました。今までさまざまな化粧品やサプリを試しました。子どものころから褒められていた色白を保ちたくて、高校時代から毎日日焼け止めを欠かさず、バイト代をつぎ込んで高めの美白スキンケアをライン使いしていました。大人になってからも、スキンケアといえば「美白コスメ」一択。プチプラ系から、デパ地下コスメまでいろいろ試しました。サプリメントも、「美白」というキーワードにすぐ飛びついてはたくさん試しました。 それでも、私のしぶといシミはうんともすんとも言わず。諦めてはまた違う化粧品を試すのでした。そうやって毎日頑張っていたのに、悩みを抱えたまま気が付けば40歳。それどころか加齢によりさらにシミが濃くなって、顔色も表情も悪くなっていく一方なのでした。肌の悩みは消えず、外出自粛で気分も落ち込み私が40歳に差し掛かるころ、コロナ禍で自粛生活が始まりました。同時に1人息子の不登校と引きこもりが始まり、私もいや応なしに引きこもることに。そのころ離婚も経験し、自分の見た目に気を配らなくなりました。たまに買い物に出ても、マスク着用でノーメイク。遠出のお出かけはしないし、人と話すこともない。会食も自粛でしたから、マスクを人前で外すことも皆無。おしゃれをする機会もめっきり減りました。そんなさまざまな要素が重なり、私は「女」の部分をすっかり放り投げたのです。髪はボサボサのまま、1日中パジャマで毎日家にこもっていました。すると、1カ月もたたないうちに気持ちがどんより沈み、すぐにイライラしている自分に気が付きました。自分のメンタルがどんどん病んでいくのがわかったのです。「これではいけない!」と思いました。もともとInstagramでメンタルヘルスについてのアカウントをフォローしていて、そこでよく見かけたのが、1.早起き 2.運動 3.本を読む 4.よく笑う 5.今ある幸せを見る 6.お酒をやめるなどという内容でした。そこからヒントを得て、私は気持ちを上げるための行動を始めました。メンタルのために始めたことでシミも改善!私が始めたのはランニングでした。体力をつけるためではなく、気持ちを上げるためです。そして、これもInstagramの受け売りですが、日の光を浴びると幸せホルモンであるセロトニンが活発になるらしいのです。これは一石二鳥!継続するために私が気を付けたのが、緩~くおこない「毎日走る!」とか「隣町まで走る!」とか目標を決めないこと。家の近くの川沿いを走っていると遠くに山並みが見えます。その景色に癒やされ、元気付けられ、 気持ちが上向きになっていくのを感じました。走れなかった日も気にしない。目標を設定しないことで、楽しい気持ちを大事にしながら取り組むことができました。また、ノーメイクでも寝起きでも、キャップとマスクで顔が隠れるので気軽でした。気付けば週6日、1日30分以上は走っていました。2カ月くらいたったある日、久しぶりに鏡の中の自分を見ると、なんだか顔色が良い? 頬がピンクだし、目もキラキラしている! 走ることによって、血流が良くなったのか、基礎体温も上がり、顔色が良くなりました。肌も以前より化粧水が良く染み込むようになり、シミも目立たなくなった気がします。本当、棚からぼた餅の体験でした。まとめ思えば、私は就職してからずっと座り仕事でした 。コロナ禍と子どもの引きこもりで、さらに完全在宅ワークになりました。血行が滞り、顔もドス黒くなるのも今ならうなずけます。私に必要だったのは、血流を良くして基礎体温を上げること。40歳で気付くことができました。今でも緩く続けていますが、どんどん肌も心もデトックスされ、一時は放り投げた「女」の部分も、また頑張りたいと思えてきました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。イラスト/きびのあやとら著者/こんにゃく(40歳)40歳のシングルマザー。フリーランス。発達障害の一人息子は現在不登校真っ最中。毎日毎時間、いかに幸せに暮らすかを模索することが趣味。東京から大阪に移住し、山の風景に心癒やされる日々。
2023年09月16日9月後半になり、朝夕は過ごしやすい日も増えてきていますが、夏からなんだか眠りが浅くて朝スッキリしない、日中眠い…そんな人も多いかもしれません。しっかり眠れていなければ、日中のパフォーマンスも下がってしまいますよね。そこで、中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、自律神経を乱し、睡眠の質を低下させるNG習慣と対策を教えてくれます!夏以降、睡眠の質が低下していませんか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 231最近、集中力がない、日中眠気がある、やる気がでないと感じることはないでしょうか。そんな人は、ちょっと振り返ってみてください。夏になってから寝つきが悪くなったり、朝方何度も起きたり、寝た気がしないというような睡眠の質の低下に心当たりはないでしょうか。毎日しっかり眠れていなければ、当然日中のパフォーマンスは下がってしまいますよね。夏の環境は、自律神経を乱しやすいことが特徴となっていますが、それにより睡眠の質が低下してしまいます。さらに、睡眠不足は自律神経を乱しやすくし、負のスパイラルへと突入していきます。8月の真夏と比べると過ごしやすくなってきているので、そろそろ対策をとってみてはいかがでしょか。ということで、今週は自律神経を整え、睡眠の質向上につながる食薬習慣を紹介していきます。今週は、自律神経を整え睡眠の質向上につながる食薬習慣皆さん、朝起きてスッキリしていますか?爽やかな朝を毎日迎えられたら、毎日ちょっと得した気分になるほど、嬉しいことではないでしょうか。午前中から、元気はつらつに過ごすことができたら、一日が有意義になりますよね。ですが、きちんと睡眠の質を向上するような対策をとっている人は少ないと思います。眠りが浅いときには、食事や運動、ストレス管理、夜の強い光、入浴、空調管理などの生活スタイルを見直すことはとても大切です。睡眠の質が低下している人は、夜のタイミングだけ眠れるかどうか気にするのではなく、一日を通して改善点がないかチェックみましょうね。また、自律神経が乱れ、睡眠の質が低下しているときには、漢方医学で考える『血』を補い、神経が高ぶっているときの『熱』を鎮めることを目指します。そこで、今週食べるとよい食材は、『血』を補い、『湿熱』を取り除く【こんにゃくの豚バラ巻】です。逆にNGな習慣は、摂る時間や量によっては『肝熱や心熱』を生じ、興奮状態になったり、不安感を感じたりすることで睡眠の質が低下する【カフェオレ、カプチーノ】などのカフェインです。食薬ごはん【こんにゃくの豚バラ巻】自律神経が乱れていると感じた時には、お腹の張り、便の状態、おならの頻度やニオイなどをチェックしてみましょう。もし、気になるポイントがあれば、まずはメンタルを整えるように精神論を唱えるのではなく、快腸を取り戻すことで、腸から自律神経を整える対策をとっていきましょう。腸内環境が整えば、自律神経も安定しやすくなり、睡眠の質も向上することが期待できます。今回のレシピには、腸を整え『湿熱』を取り除くこんにゃくと神経伝達物質の材料となる鉄やタンパク質、ビタミンB群などを含み『補血』できる豚肉を合わせました。<材料>こんにゃく1枚(250gくらい)(細長く切る)豚バラ10枚くらいにんにく1片(スライス)醤油・みりん各小さじ2<作り方>こんにゃくを豚バラでまく。ニンニクを炒め、豚バラで巻いたこんにゃくを両面焼く。調味料を加え、炒め煮して両面に味をしみこせて、ゴマをあえたら完成。NG行動【16時以降のカフェオレ、カフェラテ】きちんとした睡眠がとれていないと、当然日中眠くなりますが、その都度カフェインを多く含むカフェラテやカプチーノ、コーヒーなどのカフェインを摂り入れてはいないでしょうか。カフェインは、高ぶった神経を鎮静するアデノシンという物質に構造が似ているため、体内のアデノシンがアデノシン受容体へ結合するのを阻害し、神経を興奮させてしまいます。中枢神経が過剰に刺激されることで、睡眠障害や不安感、胃腸障害などを起こすことがあります。個人差はありますが、寝つきが悪い、自律神経が乱れていると感じるときには、なるべく16時以降のカフェインの摂取は控えるのがベターです。日中のだるさをとるために、カフェインをたっぷり摂って寝つきが悪くなり、翌日疲れが残り、また日中カフェインをたっぷり摂り…と、毎日繰り返していては元気になるタイミングを損ねてしまうかもしれません。なんとかしたいという人は、睡眠の質を上げる行動を選択していきましょう。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©natsu/Adobe Stock文・大久保愛
2023年09月15日残暑厳しい日が続き、夏風邪や夏バテなど体調不良が起きやすい。加えて、なんだかやる気が出ない、気分が落ち込むといった症状も見られたら、それはもしかして“夏季うつ”かもしれない。「夏季うつとは、季節性感情障害の一種で、不眠、倦怠感、だるさ、食欲不振など、夏バテに似た症状が現れます。しかし、夏バテが食欲不振や睡眠不足による体力低下だけなのに対し、夏季うつは外出がおっくうになる、不安感を伴うなど、メンタルにもその兆候が現れるという特徴があります」こう話すのは、精神科医でゆうメンタルクリニック総院長のゆうきゆう先生だ。■気分の落ち込みや不安感が特徴の「夏季うつ」季節性感情障害とは、病気の発症時期に季節性があり、特に思い当たるストレスの原因がないのに、暑い季節、または寒い季節になると落ち込みやすくなったり、うつ状態を繰り返すというもの。たとえば、日照時間が短く、気温も下がる寒い季節になると、食べすぎ、寝すぎ、体重増加といった身体的な変化が現れ、意欲低下、倦怠感も伴う“冬季うつ”があるが、これは副交感神経が優位になりすぎて、自律神経が乱れることで起こると考えられている。一方、夏の場合は日照時間が長く、気温が上がることで、私たちの体は自然と交感神経が活発になるが、それが過剰になることで自律神経が乱れて、夏季うつにつながる。「“季節性”と呼ばれるだけあって、毎年その季節になると現れたり、体調が気候に影響を受けるといった特徴が見受けられます。夏季うつは女性に多く出る傾向がありますが、それはもともとうつ病患者に女性が多いことから、夏季うつも同様なようです。仕事や家事など、女性は男性より負担が大きいことが多く、暑いときに休んだり手を抜いたりしないでいると、過緊張状態が続き、自律神経のバランスを崩してしまうケースが少なくありません」(ゆうき先生・以下同)女性は30代以降、うつになる人が急増する。それだけに、単なる夏バテと軽く考えずに、精神的な異変を感じたら、夏季うつを疑ってみる必要があるかもしれない。まずは、次のチェックリストで確認してみよう。どれも日々の生活の中で起こりうる。【「夏季うつ」チェックリスト】□ 食欲がなくなった□ 不眠など睡眠障害がある□ 以前は楽しいと感じていたことが楽しくなくなった□ 仕事や勉強のやる気がなくなった□ 特に思い当たるストレスや理由がないのに、毎年、暑い時季になると不調になる□ 急に体重が減った□ だるさ、倦怠感が激しい□ 感情の起伏が激しい□ 洗顔、歯磨き、入浴など生活全般の動作をするのが面倒だ3つ以上該当すると「夏季うつ」の可能性あり。■「夏季うつ」にならないためにできること夏季うつを予防するために注意すべきことをゆうき先生に挙げてもらった。【1】日光の浴びすぎを避ける「ある程度、日差しを浴びることは大切ですが、日中の直射日光を浴びすぎると、疲労が蓄積されるようになります。外出時は帽子をかぶる、サングラスをかける、日傘をさすなどして、直射日光の浴びすぎには注意しましょう。どうしても外での作業が必要な場合は、早朝、あるいは夕方といった時間帯を選ぶことも大切です」日光を浴びすぎて体温が上がりすぎた場合、手首や首、ひざの裏などにぬらしたタオルや保冷剤を当てると体温が下がりやすくなる。【2】室温の設定を適切に「冷房が体によくないという考え方から、冷房を使わないで暑さを我慢したり、逆に冷房の使いすぎで体を冷やしてしまうというのも、自律神経が乱れやすい原因です。室温は睡眠にも影響を及ぼします。暑さで寝苦しい場合は、エアコンをつけて布団で温度を調節するなど、自分の体に合った適切な温度を知り、それに合わせた調節をしましょう。自分で温度調節のできない場合は、重ね着をするなどして調節してください」【3】栄養不足に注意「暑いと、冷たいものを食べたり飲んだりすることが増えます。特に夏場はさっぱりしたものばかり食べているとタンパク質が不足しがちです。タンパク質はセロトニンという、精神の安定を促す神経伝達物質の材料となる栄養素です。肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などタンパク質をしっかりととるように心がけることで、改善が見込めます」また、糖分をとりすぎると、感情の不安定さが強くなるので注意が必要だそう。「暑いからと冷たいジュースやアイスクリームなどをたくさん食べていると、食べた直後は気持ちが落ち着きますが、最終的には血糖値の変動の幅が大きくなり、気分を不安定にさせることにつながります」【4】就寝前のスマホはやめる「スマホ画面から出るブルーライトが網膜を通じて脳に刺激を与えて興奮状態にし、睡眠を妨げてしまいます。寝る前1~2時間はスマホやパソコンから離れるようにしましょう」【5】我慢をしすぎない「一般的にうつになる人は真面目で我慢をしてしまう傾向のある人が多いです。女性は責任感から仕事に加えて家事もきちんとこなそうとする人が多くいると思いますが、疲れやしんどさを感じたら、きちんと休息をとって体調を整えることを優先しましょう」■ホルモンバランスが乱れる更年期世代は注意季節の変化による体への影響を完全に防ぐことは難しいが、さらに更年期世代になると、ホルモンバランスの乱れもあり、身体の不調に関連してメンタルの不調を招くといったリスクも増える。「季節性感情障害は、季節が過ぎれば自然と改善する場合もありますが、ほうっておいたために、季節が変わってもうつ状態が続く場合もあります」女性は特に、中高年期からタンパク質が不足する傾向にある。体力づくり、健康なメンタルづくりのためにも、ぜひタンパク質をしっかりとることを心掛けてほしいとゆうき先生は強調する。こうした対処法を実践しつつ、自分の状態を観察しながら、必要があれば、医療機関へ相談しよう。「医療機関での治療は心理療法と、薬物療法(抗うつ薬)が考えられます。心理療法は、うつ病になる方の性格的な特徴であるストレスを受けやすい思考を少しずつ変えていくような治療法です」思いつめず、完璧主義にならず、“適当”を知って、自分の健康を第一に考えよう。
2023年09月15日株式会社NTTデータ経営研究所(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:山口 重樹、以下 当社)は、メンタルヘルス関連の課題を抱える当事者(以下 当事者)が製品・サービス開発に参画する「当事者参画型製品・サービス開発プログラム(以下 本プログラム)」を実施します。本プログラムは、当事者の日常生活や職場における課題・ニーズに対応する製品・サービスの開発プロセスに、当事者自身が主体的な協力の意思をもって参画することで、共生社会実現に資する質の高いソリューションの創出を目指すものです。本プログラムを通じて当事者の課題・ニーズに対応する製品・サービスを生み出し、当事者が自分らしく生活することができる社会にしていくこと、そして、当事者の具体的な声をより重視したインクルーシブデザイン(*1)を取り入れた製品・サービスへの発展を通じた新たな市場を創出していくことを目指します。なお、本取り組みは経済産業省「令和5年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(サステナブルな高齢化社会実現及び当事者参画型開発普及に向けた関連事業)」の一環として実施するものです。1. 背景と目的我が国においては少子高齢化とともに人手不足が深刻化する中、メンタルヘルスの影響により仕事や社会参加ができなくなることは社会的な損失であり、働く世代のメンタルヘルスを支えることが重要です。一方、メンタルヘルスの課題を抱える当事者は自身の不調や不安等についての声を挙げにくく、生活や仕事における具体的な支障やニーズの内容が見えにくいことが課題となっています。そこで、当事者が製品・サービス開発のプロセスに参画し、生活・仕事における障壁や課題・ニーズに対応する製品・サービスを創出することで、当事者の生活・仕事における課題・ニーズを解決し、仕事や社会への参加などの本人の希望の実現につなげていくことを目指します。2. 当事者参画型開発とは当事者参画型開発とは、製品やサービスの開発において、直接的な利用者や影響を受けるものの、積極的に声をあげづらい人々、すなわち当事者が主体的に参加し、意見や経験を反映させながら共同でプロジェクトを進める手法です。当事者参画型開発は、製品の使いやすさを向上させるだけでなく、様々なバックグランドや経験をもつ当事者の参加によって、多様なニーズを尊重した社会的包摂が促進されること、当事者の体験や視点が取り込まれることにより、従来の枠を越えた解決策が生まれることが期待されます。また、当事者が製品開発のプロセスに主体的に参画することで、当事者の社会参加や復帰につながることが期待されます。なお、認知症領域で行った先行事例では、当事者の声を踏まえたサービス開発につながることに加え、当事者本人の社会とのつながりの実感や自己肯定感を高める効果が見られています(*2)。3. 具体的な取り組み方法本プログラムの実施にあたり、当社は複数の当事者コミュニティや当事者研究の専門家と連携して当事者参画の環境を構築し、今後、製品・サービスを開発したい企業とともに本プログラムを実施します。図1. メンタルヘルス領域における当事者参画型開発のイメージ<連携する当事者コミュニティの例>現時点で連携している当事者コミュニティは以下の通りです。表1. 連携する当事者コミュニティ<想定される当事者と課題・ニーズの例>メンタルヘルス領域の当事者としては、うつや不安障害、統合失調症、また発達障害を持つ人などを主な対象者と想定しています。発達障害を持つ人は、タスク整理の困難さ、特定の言葉に囚われる、感情理解や共感的コミュニケーションが難しい、得意と不得意の差が大きく周囲の理解や支援が重要などといった課題やニーズがあると想定されます。また、うつや不安症状がある人は、パニック症状や予期不安により外出が困難、動きたくても家から出られない、日常生活の行動(例:入浴、メイク、調理、掃除)へのやる気が起きないなどの課題があると想定されます。また双極性障害がある人は、躁うつの症状で休職や転職を繰り返す、躁状態のイライラや怒りで周囲との関係が悪化しやすい、うつ状態になると仕事を休みがちになる、といった課題があると想定されます。統合失調症の人々は、社会的な孤立感や幻覚や妄想の出現、情緒のコントロールが難しくなることもあり、社会とのつながりが損なわれる課題があると想定されます。こうした課題やニーズを支援する具体的なプロダクト開発を当事者と開発企業が共同で実施します。<開発企業について>当事者の課題やニーズに対応する業種例として、生活用品メーカー、IT企業(ソフトウェア開発など)、寝具メーカーなどが想定されます。当社では、開発企業が当事者と円滑に連携し、開発を進めるための伴走支援を実施します。主な支援内容は(1)当事者および当事者コミュニティのコーディネート、(2)有識者との連携支援、(3)当事者参画の場づくり、(4)開発プロセスへの伴走、(5)取り組み・成果のとりまとめ・発信となります。<有識者について>本プログラムにおける意見収集手法や、当事者との関わり方に関しては有識者の監修を受けます。東京大学先端科学技術研究センター熊谷 晋一郎准教授とは、当事者研究の観点から、学術的手法にのっとった当事者の意見や価値観の収集手法、また当事者の参画促進方法などについて連携して取り組む予定です。また、日本医療政策機構(HGPI)メンタルヘルス政策PJTチームからは、これまでの当事者とのネットワーク構築における知見や、本領域の政策提言経験を踏まえ、当事者の体験や生活に基づくプロダクト開発のあり方について連携して取り組む予定です。4. 令和5年度のスケジュール令和5年度は、経済産業省が実施してきた認知症分野の先行取組も踏まえ、メンタルヘルス分野(発達障害を含む)において当事者が参画することにより生活・仕事面での具体的な障壁やニーズを顕在化させられる可能性、およびそれに対応する製品・サービスの開発に寄与する可能性を検証することを目的として、以下のとおり当事者参画型開発の実証を通じた調査を行います。2023年9月 :本プログラムに参加する開発企業を決定2023年10月~11月 :連携する当事者コミュニティとプログラムの詳細を検討2023年12月~2024年2月上旬:プログラムを実施し、検証5. 今後について当社では、本年度の取り組みの成果を踏まえ、本プログラムに関わる当事者コミュニティや開発企業を増やし、当事者参画型開発の更なる普及を通じた共生社会の実現に寄与してまいります。*1 インクルーシブデザイン:実際に利用するユーザ側の意見が反映された製品・サービスを指す。参照:University of Cambridge: What is inclusive design ? *2 経済産業省:認知症イノベーションアライアンスWG令和4年度第1回事務局資料より。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月13日女性であれば、一度は「PMS」という言葉を聞いたことがあるでしょう。PMSとは「月経前症候群」のことで、女性ホルモンの変動によって身体に様々な不調が現れる症状を言います。投薬などによる治療法がありますが、なかなか改善が見られないまま、長年続く症状に悩んでいる女性もいるようです。身体の根本的な部分からこれを改善する方法はないものでしょうか。そこで今回、腸活サプリ『CHONY(チョーニイ)』( )を販売するANCHORパートナー株式会社は、腸活経験者の女性を対象に、「PMSと腸活」に関する調査を実施しました。腸活によってPMSの症状にどのような変化が起こり得るのか、探ってみましょう。調査概要:「PMSと腸活」に関する調査【調査期間】2023年7月2日(日)〜2023年7月3日(月)【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査【調査人数】1,003人【調査対象】調査回答時に 腸活経験者の女性 と回答した女性モニター【モニター提供元】ゼネラルリサーチ■ PMSに悩んだことがある腸活経験者は約半数最も多い症状は【イライラ】はじめに、PMSの症状に悩んだことがある方がどのくらいいるのか調査しました。「PMSと診断された経験はありますか?」と質問したところ、『診断を受け、現在も治療中である(9.0%)』『診断を受けたが、既に治療は終えている(4.4%)』『診断はされていないが、近い症状がある(あった)(37.5%)』と続きました。半数以上の方が、PMSの診断を受けたまたは近い経験があることが明らかになりました。PMSによりどのような症状があったのか伺いました。「PMSによりどのような症状がありましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『イライラ(62.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『倦怠感、眠気(50.8%)』『不安、気分の落ち込み(46.7%)』『腹痛(45.3%)』『頭痛(41.2%)』と続きました。一口にPMSと言っても、その症状はさまざまなようですね。具体的な症状や悩みも伺ってみました。■具体的な症状やその悩みについて教えてください・精神的なバランスが悪くなり、情緒不安定になる(40代/茨城県/会社員)・睡眠時間を増やしても眠気が取れない(40代/東京都/会社員)・頭痛と虚無感のような沈んだ気持ちになる(40代/埼玉県/専業主婦)・いつもなら気にならないことにイライラする(40代/大阪府/会社員)などの回答が寄せられました。情緒不安定やイライラなど、メンタル的な不調を感じる方が多いことがわかりました。他にも、頭や足、お腹などに痛みを感じるという方も少なくないようです。■ 腸活経験者の約46%がPMSの改善を実感!先程の調査で、半数以上の方が、PMSに悩んだ経験があることが明らかになりました。次に、腸活を始めてからPMSの症状に変化があったのか伺いました。「腸活を始めてからPMSの症状はどうなりましたか?」と質問したところ、『かなり改善された(7.3%)』『多少は改善された(39.2%)』と半数近くの方が、腸活を始めてからPMSの症状が改善されたと回答しています。では、最も辛かった時期からどの程度まで改善されたと感じているのでしょうか。「最も辛かった時期のPMSの程度を100とすると、腸活を始めてからはどの程度まで下がりましたか?」と質問したところ、『60~79(41.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『40~59(33.8%)』『20~39(12.2%)』『80~99(11.0%)』『0~19(1.3%)』と続きました。半数以上の方が、60%以上の改善が見られたと回答しました。症状にどのような変化があったのか具体的に伺いました。■腸活を始めてから感じたPMSの変化とは?・イライラする頻度が減ったような気がする(30代/岩手県/パート・アルバイト)・肌の調子が良くなった(40代/茨城県/会社員)・腹痛がなくなった気がします(40代/愛知県/会社員)・心の安定(50代/京都府/自営業・自由業)などの回答が寄せられました。メンタル的な不調が軽減されたという方が多いことがわかりました。また、腹痛が減り便通が良くなったという回答も見られました。■ 腸活はPMSの改善に効果アリ?半数近くの方が、腸活を始めてからPMSの症状が改善されたことが明らかになりました。腸活はPMSの改善に効果的だと感じている方が多いのではないでしょうか。「腸活はPMSの改善に効果があったと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(7.1%)』『多少はそう思う(49.6%)』と6割近くの方が、腸活はPMSの改善に効果的だと思うと回答しています。腸活はPMSの改善におすすめだと言えるのではないでしょうか。「PMSに悩む女性へ、腸活を勧めたいと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(15.3%)』『多少はそう思う(56.1%)』と7割以上の方が、PMSの改善には腸活がお勧めだと回答しました。特にどのような腸活が効果的なのかが気になりますね。■ 効果を実感しやすい腸活方法は?継続のためのポイントも紹介ここまでの調査で、腸活経験者の7割以上が、PMSの改善のために腸活を勧めていることが明らかになりました。そこで、どのような腸活が効果的だったのかを伺いました。「腸活として取り組み、実際に効果を実感できたものは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『腸活に良いといわれる食品を積極的に摂取する(55.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『食生活の改善(53.0%)』『水分の摂取(45.6%)』『サプリメント、健康食品の活用(28.4%)』『睡眠時間の確保(27.3%)』と続きました。食事や水分、サプリメントなど、直接口にするもので効果を実感した方が多いことがわかりました。最後に、腸活を継続するコツについて具体的に伺っていきましょう。■腸活経験者に聞く!腸活を継続するために重要なこととは?・サプリをとる(20代/東京都/会社員)・無理なく自分に合ったやり方をする(30代/長崎県/無職)・やはり継続が一番大切だと思います。継続するために、続けやすい方法、自分がストレスなくできる方法を考えることが重要だと思います(30代/東京都/会社員)・無理をすると続かないので、苦にならずに出来る事から始めるのが良いと思う(30代/北海道/パート・アルバイト)などの回答が寄せられました。腸活を継続させるためには、自分に合ったものから無理なくはじめることが重要だという回答が多く見られました。■ 【まとめ】PMSは腸活に有効?経験者が実感した改善効果今回の調査で、腸活経験者の半数近くがPMSの改善を実感していることが明らかになりました。また、6割近くの方が、腸活はPMSの改善に効果的だと思うと回答しています。さらに、7割以上の方が、PMSの改善には腸活がお勧めだと感じていることもわかりました。腸活を継続するコツとしては、無理なく自分ができることからはじめる、という回答が多く寄せられています。PMSに悩んでいるという方は、腸活を始めてみるのはいかがでしょうか?■ CHONYは腸活にぴったりなサプリメント今回、「PMSと腸活」に関する調査を実施した、ANCHORパートナー株式会社 Sainnatul事業部は、腸活サプリ『CHONY(チョーニイ)』( )を販売しています。CHONY(チョー二イ)は腸にフォーカスし、従来の16種類の乳酸菌生産物質に追加して6種類の菌(ビフィズス菌、ラクリス菌、植物性乳酸菌、納豆菌、酪酸菌、ガセリ菌)配合し、合計22種類の菌が入ったサプリメントとして新たに誕生しました。私たちの体内にある免疫細胞の70%は、なんと!腸内に存在していると言われています。また、腸内には何兆〜1,000兆個ともいわれる菌が住んでおり、その中には善玉菌と悪玉菌、どちらにも属さない日和見菌が住んでいます。これら3種類の菌のバランスが崩れ、悪玉菌が増えると、腸内環境は乱れ、腸の機能が低下して様々な体の不調につながりやすいと言われています。また、昨今では「腸は第二の脳」と言われるくらい大切な臓器であり、腸内環境を整えて腸が持つ本来の力を取り戻すことが、健康への近道と言われています。腸内環境を整えるには、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らすことが重要です。CHONY(チョー二イ)に配合されている22種類の菌、乳酸菌やビフィズス菌などの“菌“は、体に必要なエネルギーを作り出してくれると言われています。そして、善玉菌(プロバイオティクス)だけではなく、菌の重要なエサとなるオリゴ糖などの成分(プレバイオティクス)も配合しているため、善玉菌がそのエサを食べて多様な腸内フローラへの適応をしやすく、また大腸の奥まで行きわたりやすいサプリメントになっています。22種類の菌を配合したCHONY(チョー二イ)を試して、あなたの身体に合う菌を見つけて下さい。■CHONY(チョーニイ): ■お問い合わせ先メールアドレス: sainnatul.info@gmail.com ■Instagram( @sainnatul_official ): ■TikTok(@sainnatul_official): 動画1: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月12日夏の暑さがやわらいで過ごしやすくなる秋は、いろいろな楽しみがあるシーズンですよね。そこで今回は、好きな髪の色から「あなたにピッタリな秋の楽しみ方」がわかる心理テストをご紹介します。Q.次のうち、好きな髪色はどれですか?A:赤髪B:金髪C:黒髪D:茶髪あなたはどれを選びましたか?さっそく結果を見てみましょう。この心理テストでわかるのは?あなたに「ピッタリな秋の楽しみ方」深層心理において“秋”は、センチメンタルになったり、感情を揺さぶられたりしやすい季節です。それはメンタルと密接な関わりがある“髪”とリンクするもの。そのため、どの髪型が好きかによって、あなたに「ピッタリな秋の楽しみ方」を探ることができるのです。A:「赤髪」を選んだあなた……読書で知的好奇心を満たすこの答えを選んだ人は、繊細な性格の持ち主と言えそう。人と交流することでストレスを感じたり、傷ついたりしたくないという気持ちから、一人で行動することも多いかもしれません。あなたにピッタリな秋の楽しみ方は、読書。とりわけ普段あまり読まないジャンルの本を乱読するのがおすすめです。意外な気づきや発見が多くて、人間的に成長できるはず。苦手意識を感じていたことにも、積極的に取り組めるようになるでしょう。B:「金髪」を選んだあなた……グルメの秋を堪能する独創的で負けず嫌いなところがあるあなた。自分にしかない魅力や個性を打ち出し、周囲をリードしたいという気持ちが強いようです。あなたにピッタリな秋の過ごし方は、グルメを堪能すること。特にさつまいもや栗など、秋の味覚を使ったスイーツはラッキーフード。必要以上に頑張りすぎるあなたを優しい甘みが癒してくれて、フッと肩の力が抜けるでしょう。その結果、自然体で過ごせるようになり、仕事も恋もうまくいくといった好展開を引き寄せられそうです。C:「黒髪」を選んだあなた……スポーツで体を動かすこの答えを選んだ人は、慎重で安定志向が強いタイプと言えます。日々の暮らしに退屈していても、リスクのあることに挑む勇気や元気はないかもしれません。あなたにピッタリな秋の楽しみ方は、スポーツをして体を動かすこと。いきなりハードな種目にチャレンジするのが無理なら、ヨガやストレッチでもOKです。あるいは、頑張るアスリートの活躍を応援するのもいいでしょう。心身の新陳代謝が促されることで、マンネリ化しがちな人生にも何か変化があるはずです。D:「茶髪」を選んだあなた……芸術の世界に浸るあなたは、社交的で人当たりがマイルドなタイプと言えます。誰とでも合わせられるノリの良さと頭の回転の速さが強みで、いつもみんなでワイワイ楽しく過ごしているでしょう。あなたにピッタリな秋の楽しみ方は、芸術の世界に浸ること。名作と呼ばれる絵画や演劇を鑑賞したり、コンサートに行ったり……。心を震わせる体験をすることで、眠っていた才能や能力が覚醒!今までとは一風違った活躍を見せられる可能性があります。おわりに秋の楽しみ方はいろいろありますが、自分に合った過ごし方をすれば、幸福感も充実感も爆上がりするはず。診断結果を参考に、楽しい秋を過ごしましょう。©jultash/shutterstock筆者情報月風うさぎ占術研究家&心理テストクリエイター。西洋占星術、心理学、干支など、様々な占術をコラボさせたオリジナル占いが得意。古来幸運をもたらすと言われている“うさぎ”のように、読んだ人たちに幸せを届けることを目標に、日々占い&心理テストを発信しています。twitter:@usagitukikaze01文/月風うさぎ
2023年09月09日7月、8月に比べると過ごしやすくなってきたものの、夏の疲れがどっとでてくる時期。気候の変化や自律神経の乱れから、疲れを感じたり、やる気喪失してしまう人が多いそう。中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、必要な栄養素を消耗させ、自律神経を乱してしまうNG習慣と対策を教えてくれます!真夏の後遺症でぐったりしていませんか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 230まだまだ暑いですが、灼熱の夏と比べると外を歩くのも少しずつ楽になってきましたね。エネルギーを吸い取られるような日差しを見上げる回数は減ってきましたが、今度は真夏の後遺症が少しずつ表面化し始めている人も多いのではないでしょうか。カップ麺やレトルトなどインスタント食品に頼りきりになったり、暑苦しくて睡眠が十分にとれなかったり、運動量が減ったりという行動が習慣となっている人はとくに注意が必要です。夏バテだと言い訳してだらだらと過ごし続けていると疲労感、だるさ、やる気喪失、風邪の後の長引く咳、自律神経の乱れなどを感じてしまうこともあるかもしれません。数週間前と比べると、体を動かしやすい環境になっているので、今週はぐったりしてしまう疲労感の対策となる食薬習慣を紹介していきます。今週は、疲労感の対策となる食薬習慣あー疲れた、あーだるい、めんどくさい…などの言葉、クセになっていませんか?本当は、やることはたくさんあるはずなのに、心と身体はついていかず、楽なほうへとどんどん現実逃避してしまい、最終的に自分で未来の自分を追い込むことになっているということもあるかもしれません。過酷な7、8月の生活環境を乗り越えてきた今、私たちの体が疲弊し、疲れを感じてしまうことは、仕方ないことです。自分に「お疲れ様!」と応援の言葉を投げかけながら、気持ちを切り替えていくことも大切。夏の疲れに対して、そっぽを向いていられる時間はもうおしまいです。疲れを解消したい人は、今週から早速食薬を実践してみてくださいね。漢方医学では、疲れがたまりやすい人を『気虚』といいます。そして、慢性疲労で、横になりたいくらいだるいという状態を『腎虚』といいます。そこで今週は、『気虚』や『腎虚』にならないよう、『補気』する食材を取り入れつつ、『気』を消耗してしまう食材を控えてみましょう。今週食べるとよい食材は、『気』を補う【キムチと納豆の玉子焼き】。逆にNGな習慣は、『気』の材料にもなるビタミンBを消耗してしまう【カップ麺などインスタント食品】です。食薬ごはん【キムチと納豆の玉子焼き】今回のレシピに使う食材は、コンビニで買うことのできるもの。材料を全部まぜて、単純にチヂミのように焼き上げたら完成という、超絶簡単レシピです。購入から調理して食べるまで時間は、インスタント食品と大きな差はないかと思います。少しだけ意識を変えることで、インスタント食品で不足しがちなタンパク質や食物繊維もしっかりと摂ることができるので、寝不足ぎみで疲労がとれないという人はぜひお試しください。<材料>納豆1パック玉子2個キムチ50g醤油小さじ1あれば大葉6枚(刻む)<作り方>全部混ぜて焼いたら完成。盛り付けるときにキムチと大葉を添えてもキレイ。NG行動【疲労感MAXなときのインスタント食品】疲れた、気力がない、面倒…という日には、すぐに味覚とお腹を満足させてくれる、カップ麺などのインスタント食品を手にする機会が増えますよね。おいしい食事を瞬時に食べることができる画期的な食品です。ですが、疲労感がMAXなときこそ、体がエネルギーを作り出すことができるようにさまざまな食材を取り入れることが大切。また、インスタント食品は糖質が多く、必要な栄養の補給は不十分、さらには代謝ビタミンとも呼ばれるビタミンBを消耗してしまいます。必要な栄養を補えず、消耗されてしまうのは死活問題。疲れたときだけでも気をつけてみてくださいね。夏の終わりが見えてきましたが、今まで暑さで睡眠の質が落ちていた人は、夏の疲れを強く感じていることだと思います。異常で強烈な暑さは収まりつつあるので、そろそろ重い腰をあげ、食事内容の見直しを始めても良い時期だと思います。元気になるための第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方がぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©VectorRocket/Adobe Stock文・大久保愛
2023年09月08日●9月10日(日)〜10月10日(火)の1ヶ月間で「ステップアップチャレンジ」を実施●10月14日(土)に「東京タワークライミング」を開催1973年より日本における外国語コミュニティに対してメンタルヘルスに関連するサービス(英語による電話、チャットによる相談やカウンセリングなど)を提供する、特定非営利活動法人 東京英語いのちの電話(以下TELL)は、メンタルヘルスと自殺予防に関する認知の向上と、TELLの活動に対する支援を目的に、9月から10月にかけて「Move for Mental Health キャンペーン」を実施します。日本では、自殺者数は増加傾向にあり、2022年においては実に21,881人に達しています。そのうち小・中・高校生における自殺者が過去最高の514人を占めました。日本では、15歳から39歳までの死因の第1位が依然として自殺であり、毎年53万5,000件以上の自殺未遂があると推定されています。世の中のストレス要因や不確実性が増すにつれ、うつ病や不安症の有病率も上昇しているといわれています。しかし、日本の多くのコミュニティでは、メンタルヘルスや自殺予防などのテーマに関して、積極的に語り合う機会は多くはありません。また、日本語が不自由な外国語話者のコミュニティにおいては、相談すべき場所もわからないという課題もあります。こうした状況を打開するために、TELLは「Move for Mental Health キャンペーン」として2つの施策を実施します。1つ目の施策は、世界自殺予防デーである9月10日(日)から、世界メンタルヘルスデーである10月10日(火)の約1ヶ月の期間に実施する「ステップアップチャレンジ」です。2022年に自殺によって失われた21,881人もの命を尊び、1日に21,881歩を歩くなどのアクションを取ることを通じて、メンタルヘルスや自殺予防についての認知向上のきっかけとなることを目的としています。2つ目の施策として、10月14日(土)に、第5回目となるチャリティイベント「東京タワークライミング」を開催します。東京タワーの大展望台まで続く約600段の階段を駆け上がるレースに参加いただくことで、メンタルヘルスの問題に対する意識を高め、自殺予防やTELLの活動支援に繋げます。なお、両イベントにおける収益は、TELLの自殺予防やメンタルヘルス支援活動に使用されます。TELLは、2023年で日本におけるメンタルヘルス支援活動の50周年を迎え、さらに活動を広げていきます。TELLは、メンタルヘルスの問題を取り巻く偏見を軽減し、悩みを抱えている人々に対してより協力的で理解のあるコミュニティの構築を心がけています。そして、メンタルヘルスの向上と自殺予防という差し迫った問題に対峙することは、私たち一人ひとりのアクションから始まります。サポートを求めることに、時として戸惑いを感じるかも知れませんが、勇気を持って気持ちを打ち明けて助けを求めましょう。誰だってサポートを受けて良いのです。一人で悩む必要はないのです。「Move for Mental Health キャンペーン」の詳細は、ウェブサイトをご覧ください。 また、ご質問は以下の「よくある質問」をご参照ください(英語)。 【ステップアップチャレンジ イベント概要】期間:2023年9月10日(土)~10月10日(月)場所:日本国内・国外を問わず、どこからでも参加可能定員:なし(個人もしくは4人までのチームにて参加可能)チャレンジ内容:日本で自殺により失われた21,881名の命を尊び、個人またはグループで21,881歩を歩く。もしくは、21,881の数字に関連した活動を行う(例:21,881秒(6時間8分)間何か好きな活動を行う、21,881文字の日記を書くなど。)参加費:大人1,500円/小人(12歳以下)無料参加方法:ウェブサイトからイベント詳細及びお申し込みはウェブサイトを参照ください。 【東京タワークライミング イベント概要】日時:2023年10月14日(土)午前7時から午前9時30分会場:東京タワー定員:500人レース内容:展望台までの600段(150m)のタイムトライアル参加費:一般 4,000円 / 小人(4〜12歳)2,500円 / 幼児(0〜3歳)スクール・コミュニティーチーム (4名まで) 16,000円法人チーム 50,000円イベント詳細及びお申し込みはウェブサイトを参照ください。 TELLについて東京英語いのちの電話(TELL)は1973年に設立され、日本の国際社会と地域社会に、世界最高水準のメンタルヘルスサポートとカウンセリングサービスを提供する非営利団体です。TELLのサービスは、電話やチャットによるサポートと情報提供、専門家による対面カウンセリング、コーポレートウェルネス、教育ワークショップなど多岐にわたります。ライフラインサービスにより、2022年には、日本全国のサポートを必要とする方から寄せられた8,326件の相談に対応し、また、3,050件の自殺予防のサポートを実施しました。TELLサービスの詳細については、 をご覧ください。【相談窓口】あなたまたは周りの人が悩みを抱えている場合は下記にご相談ください。TELL Japan(英語): 電話相談:03-5774-0992(年中無休)オンラインチャット: (チャットご利用時間はこちらよりご確認ください: )よりそいホットライン(多言語): 電話相談:0120-279-338(外国語をご希望の方は2を押してください)まもろうよ、こころ(厚生労働省・日本語): 【緊急の場合】自分や他人に危険が及ぶ場合 110番通報し、オペレーターが応答するまで電話を切らないでください。救急車や救急医療を要請する場合は119番へ連絡してください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月07日9月といっても、まだまだ続く暑さ。室内外の気温差や寝苦しい熱帯夜、突然の気象変化などから、自律神経の乱れや喉の不調を訴える人が多いそう。そこで中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、つい取り入れがちだけど実は自律神経を乱すNG習慣と対策を教えてくれます!気温差や気象の変化で体調を崩していませんか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 229体温と変わらないくらいの暑さが強烈な毎日、目が痛くなるような強い紫外線、睡眠の質が低下する熱帯夜、そして突然の雨、雷。気分屋な夏はいつまで続くのでしょうか。起きているときも、寝ているときも常にエアコン完備がスタンダードであるこのシーズンは、自律神経の乱れや喉のトラブルなどに悩まされる人が激増します。何かしら、不調を抱えている人は多いのではないでしょうか。とくに、些細なことで傷ついたり、イラっとしてしまったり、やる気が喪失してしまったりと、プチストレスが積み重なり、なんとなく感じる不調が強固なものへと進化していくこともあるかもしれないですね。自律神経の乱れに伴い月経前の胸やお腹の張り、便秘、イライラ、過食、頭痛などの不調もいつもより強く感じる人もでてくることでしょう。ということで、今週は自律神経を整え、気候や空調が作り出す環境に負けない食薬習慣を紹介していきます。今週は、自律神経を整える食薬習慣いよいよ9月。9月といえば、もう少し過ごしやすかった印象がありますが、現実は大きくかけ離れ、体温に近い気温を観測する地域もいまだに多いですよね。ということは、室内と屋外の気温差を強く感じることにもなり、睡眠時の空調管理にも難しさを感じる人が多いと思います。そろそろ、睡眠不足、疲労感、ふらつき、月経不順、イライラ、気分の落ち込み、注意力散漫、頭痛などの自律神経にまつわる不調で悩む人が増えてくることでしょう。漢方では、自律神経が乱れやすいときの状態を『肝血虚』と呼び、実際に自律神経が乱れた状態を『肝気鬱結』、気分が落ち込みやすくなっている状態を『胆虚』などと呼んでいます。そこで、今週は、気候変化や空調による影響に負けずに自律神経を整えるために『肝血』を補い、『肝胆』を支えることで『気』の巡りを改善する食薬を紹介します。今週食べるとよい食材は、【モロヘイヤと舞茸の玉子炒め】。逆にNGな習慣は、気分転換に取り入れがちな【コーヒーとクッキーでのひと休み】です。食薬ごはん【モロヘイヤと舞茸の玉子炒め】モロヘイヤは、自律神経を安定させるうえで欠かせない腸内環境のケアに役立つペクチンやマンナンなどの食物繊維を多く含み、ネバネバした特徴があります。腸内環境が悪化している状態は、肝臓や胆のうへも悪影響を与えてしまうため、『肝胆』を支えるために、胆汁の分泌を促し、腸内環境を整える水溶性食物繊維をとるのがおすすめです。また、βカロテンやビタミンC、ビタミンE、葉酸なども豊富で、その栄養価の高さから王様の野菜とも呼ばれているほどです。さらに、キノコ類には、心を落ち着かせるGABAが含まれているので、自律神経が乱れがちなときにおすすめな食材です。これらの食材をアミノ酸スコアが100で『肝血』を補うことのできる玉子と炒めることで、心の安定をサポートしていきましょう。<材料>Aマイタケ1パック(ちぎる)モロヘイヤ1束(3センチくらいに切る)ニンニク1片(スライス)B溶き玉子2個醤油小さじ2みりん小さじ1水大さじ1<作り方>フライパンでAを炒める。Bをまぜあわせ、フライパンに加える。玉子が固まるまで炒めたら完成。NG行動【コーヒーとクッキーでひと休み】イライラしたり、だるくなったり、気分が落ち込んだり、やる気がなくなったりと気分が乗らないときには、コーヒーとクッキーなどの甘いもので気分転換をする頻度が増えてしまうことがあるかもしれません。もしくは、休憩ではなく、コーヒーと甘いものを口にしながら仕事を続けることもあるかもしれませんね。ですが、いつの間にかカフェインや糖質をとりすぎてしまうと、自律神経が乱れているときには逆効果となってしまうことも。カフェインで交感神経が優位になったり、甘いものでビタミンB群が消耗したり、血糖値が乱高下することで、心が不安定になることもあるのです。ながら食べによる食べ過ぎ、飲み過ぎのないようにコントロールしたり、調子の悪いときだけでも、おやつを小魚アーモンドやミックスナッツに変更するなど、おやつの内容の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。今の時期、何かしら不調を感じる方は多いと思います。ですが、暑さや気圧の大きな変化は、9月後半の秋分の日あたりまで続くことが予想されます。途中でギブアップしないようにコツコツメンテナンスをして、健康維持をしていきたいですね。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©ayakono/Adobe Stock文・大久保愛
2023年09月01日企業や個人のウェルビーイング向上を目的としたメンタルスキルアップセミナーを開催するメディラボ研究所(運営:株式会社インテグリティ、所在地:千葉県市川市、代表:福澤 友裕)では、残暑時期に質の高い睡眠を効果的に得られる新しい睡眠アプローチである『寝る瞑想』のメソッドを、特別に一般公開するYouTubeライブ配信を公式「瞑想チャンネル」( )にて2023年9月5日(火)20時から行います。過去のYouTubeライブ配信の様子■概要メディラボ研究所が運営する公式YouTubeチャンネル「瞑想チャンネル」では、現在企業へ導入されている瞑想・マインドフルネスを実践した、ビジネスや日常生活で役立つメソッドの一部を、講師である福澤が、一般向けに無料で公開しています。世界的な猛暑となった今夏、メディラボ研究所では、睡眠不足による夏バテや仕事の集中力低下で悩む声が多く寄せられました。「寝る瞑想」とは、瞑想を取り入れることで、より質の高い眠りをサポートする、誰にでも実践できる手法です。当日は、「寝る瞑想」の実践方法と、その背後にある瞑想と睡眠のメカニズムについての詳しい解説をライブで配信。後日アーカイブとしてご視聴もいただけます。これから長引くとも予測されている残暑に向け、質の高い睡眠で疲れた体を整え、日常のエネルギーを高めていく「寝る瞑想」。ライブ配信では、睡眠や瞑想に関する疑問や質問をリアルタイムでお聞きいただける他、参加者の皆様と一緒に「眠る瞑想」を実践します。■配信詳細配信日時 : 2023年9月5日(火)20:00~20:30ライブ視聴URL: ■メディラボ研究所について過去の講座の様子企業のウェルビーイング向上を目的に、瞑想・マインドフルネスのメソッドを企業向けにメンタルスキルアップセミナーとして導入する、株式会社インテグリティが運営する研修事業。社員向けに瞑想やマインドフルネスをビジネスや日常で活用するための実践方法や環境整備を独自のメソッドで提供しています。講師の福澤の講座は毎年1,000人以上が参加しています。■会社概要ブランド名:メディラボ研究所運営会社 :株式会社インテグリティ所在地 :千葉県市川市南八幡4-2-5代表者 :福澤 友裕設立 :2007年2月TEL :047-393-4193【お客様からのお問い合わせ先/本プレスリリースに関するお問い合わせ】メディラボ研究所(株式会社インテグリティ内)TEL : 047-393-4193お問い合せ: contact@meditationlabri.com URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月01日指導歴20年以上の経験を持つフィジカル&メンタルトレーナー 永野 真治は、2023年4月に出版した『「新しいことを始める」のに気力が湧かない人が読む本』の電子書籍が好評につきこの度、より本の内容が学びやすくなった「ペーパーバック」を2023年8月14日に発売いたしました。~Amazonランキング5部門で1位を獲得~■本書をPRする理由本書は、「新しいことを始めたい」けど、なかなか気力が湧かずに「理想の人生」を手に入れることが出来ずに困っている人の悩みを解決するために書かれています。このような問題に対して、心理学(メンタル)の面からアプローチする本は多数ありますが、著者はフィジカル&メンタルトレーナーで、自らの経験を踏まえて、身体的な面とメンタル的な面の両方から独自のメソッド(サンクスエナジー)で、問題解決のアプローチをしている点が他の類書と一線を画しています。【読者レビューより一部を抜粋】☆不安になりやすく気力が湧いてこない状態でしたが、読書後はメリットだらけのサンクスエナジーを身につけて元気に楽しく生きたいと思っています。☆人間は感情が物事を左右しますから、サンクスエナジーは感情の波を整える最良の方法のひとつです。☆フィジカル&メンタルトレーナーならではの「やる気を引き出す智慧」が凝縮されています。☆「自分を大切にするとはどういうことなのか?」その本質が見えてきたような気がします。☆よく言われている「感謝が大切」の意味を新たな切り口で見直すきっかけにもなりました。☆感謝がエネルギーだと気付けました。☆人間が忘れかけている力を取り戻せる本。☆メソッドを具体的に身に付ける方法が書いてあり、初心者にとても親切設計な本でした。■書籍概要タイトル : 「新しいことを始める」のに気力が湧かない人が読む本サブタイトル: 無限のエネルギー「サンクスエナジー」を手に入れる方法感謝で、人生は全てうまく行く!著者 : 永野 真治発売日 : 2023年8月14日仕様 : 電子書籍&ペーパーバック(紙の本)体裁 : 縦書き 168ページ価格 : 電子書籍880円 ペーパーバック1,320円URL : ■著者プロフィールフィジカル&メンタルトレーナー 整体師 エナジークリエイターフィットネストレーニング歴40年 フィットネストレーナー歴20年 メンタルトレーナー歴10年40歳を目前にして、サラリーマン生活に区切りをつけ、趣味で20年近く続けていたフィットネストレーニングの経験を活かして、フィットネストレーナーになる。クライアントの「健康づくり」に貢献するため、自己のフィットネストレーニング経験以外にマッサージ、ストレッチ、整形外科でのリハビリテーションテクニック、整体などのスキルを身に付け、身体の状態を整えるコンディショニングを得意とするトレーナーとして活動。現場で指導経験を重ねていくうちに、人間の「真の健康づくり」には、フィジカル(カラダ)からのアプローチだけでは限界があると感じ、メンタル(ココロ)の研究も始める。そして、いまではフィジカルとメンタルの両方からアプローチできるトレーナーとしてクライアントの方を見ることが出来るようになり、一人でも多くの人の人生をより良い方向へ導くことをライフワークとして活動中。《所有資格》健康運動指導士、NSCA-CSCS(ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)■Amazonランキング7部門で1位を獲得『慢性疲労 将来の不安を解消させて これからの人生を豊かにしたい人が読む本』 ■Facebook 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月29日数年ぶりにアクティブな夏を過ごした人は多いでしょう。そこに強烈な紫外線に室内外の気温差、台風や低気圧による気圧の変化等も加わって、8月終盤のいま、疲れやだるさ、めまいなど、自律神経の乱れによる心身の不調を感じている人も増えているよう。中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、自律神経の乱れを長引かせるNG習慣と対策を教えてくれます!最近、心身の調子が乱れていませんか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 228だるい、眠い、何もやりたくない…と夏の元気はつらつのイメージとは真逆の境地へと陥っている人は多いのではないでしょうか。例年、お盆がすぎると秋分の日まで、7月や8月前半に比べ台風やゲリラ豪雨の頻度が増える傾向があります。酷暑に耐えていたと思えば、激しい雨がやってきて、外に出ることすら危うい状況になることもありますよね。室内外の温度変化、高い湿度、強い紫外線など、地球がもたらす大きな変化は、心とカラダの平和を保つ自律神経を乱す要因となることでしょう。自然の極端な変化は年々その激しさを増し、頻度高くやってくるようになってきています。自然界に存在する私たちは、その変化を許容できるくらいの体力と柔軟性を備えておくことを求められています。そんななか、日ごろの食事、運動、睡眠などの習慣が、私たちのカラダを頑丈に構築するうえで必要なものだと思いますが、とくに食習慣の改善がもっとも初歩的で、重要なものです。そこで、今週は夏の気候に負けないように自律神経をサポートし、シャキッとした自分を取り戻す食薬紹介していきます。今週は、自律神経を整え、シャキッとした自分を取り戻す食薬習慣8月も終盤ですが、今年の夏にやり残したことはないでしょうか?夏祭りや花火大会は、もうしばらく各地で開催されることだと思います。やりたいこと、行きたいところなど夢と希望であふれる夏ですが、それを全部実現するためには、どうしても健康な心とカラダが必要となります。また、気分が高まり、いつも以上にアクティブに動き回ったあとには、ヘビーな疲労感、頭痛、めまい、睡眠の質の低下など、複数の不調が同時多発的におこり横になりたいと感じることもあるかもしれません。漢方医学では、このように変化が多いため自律神経が乱れている状態を『肝気鬱結』と呼びます。また、紫外線や多汗による疲労感なども感じることもあると思いますが、その状態を『気陰』が消耗していると考えます。そこで、今週は『肝気』の巡りを改善する香の高い野菜と、紫外線や汗による後遺症をサポートするミネラルやβカロテン、ビタミンCを含む野菜、エネルギー代謝をサポートするクエン酸を含む野菜などをミックスしたサラダをおすすめします。食べるとよい食材は、【夏野菜の簡単レモンサラダ】。逆にNGな習慣は、心底疲れ切っているときにでも、元気の前借をすることで動けてしまっているかもしれないカフェインの摂り過ぎです。疲れたなと感じたら、【エナジードリンクやコーヒー】とパターン化してしまっている人はビタミンB群やミネラル、タンパク質を補い、根本的に元気になれるような対策も一緒に取り入れるのが得策ですね。食薬ごはん【夏野菜の簡単レモンサラダ】香り成分、色の成分などは、抗酸化作用が強い成分でファイトケミカルといいます。特に強い太陽を浴びて育った旬の野菜に含まれるファイトケミカルは、私たちが元気に過ごすために取り入れると良いものとされています。また、セロリやバジル、大葉など香りに特徴のある野菜には、『肝気』の巡りを促す働きがあるため、今回はセロリを活用しました。また、クエン酸やビタミンCの多いレモンは、皮をむいて粗みじん切りくらいに細かくすることで、刺激物ではなく、アクセントとして丸ごと食べることができます。オリーブオイルと塩、刻んだレモンを混ぜるだけで、疲労対策で『補気陰』できるおしゃれなドレッシングが完成しますよ。<材料>トマト1個(さいの目)アボカド1/2個(さいの目)セロリ1/2本(葉も一緒に小さく刻む)レモン1/2個(皮をむいてさいの目)すりゴマ・オリーブオイル大さじ1塩適量<作り方>材料を和えたら完成。NG行動【エナジードリンクやコーヒー】だるい、眠い、何もしたくない、横になりたいというときには、食事がおろそかになり、エナジードリンクやコーヒーで元気を補給し、空元気のまま活動する人も少なくありません。ですが、夏バテのなか麺類やパンなど手軽な食事が増え、自律神経が乱れることで、夜には目が冴えて、暑いから運動量は激減しやすい今の気候の中で、頻繁にカフェインを多く含むものばかりに元気をもらってばかりいたら、朝から元気はつらつで、日中の眠気も少なく、集中力も抜群といった本来私たちがもつ快適さからは、かけ離れてしまうかもしれません。エナジードリンクやコーヒーなどのカフェインに適度に頼りつつも、食生活をはじめとした生活習慣の見直しもできる部分から整えることも同時に行うようにすると良いと思います。もうすぐ9月です。そして、あっという間に今年も終わっていくのだと思います。自分の思い描く未来へと近づくことができるように、カラダを作っている食事への意識を今よりちょっと良いものへとシフトしていけるよう簡単な食薬を取り入れてみてくださいね。そのほかにも心とカラダを強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©Vadim Pogrebetskiy /Getty Images文・大久保愛
2023年08月25日Gakkenは8月3日、書籍『やる気1%から始めるやせる養生』を発売しました。■体だけでなく、心も整える健康的なダイエット同書は、SNSでも人気の漢方家の櫻井大典さんと、美容家の本島彩帆里さんの共著によるダイエット本。2人には「かつては太っていて、“無理しない・がんばらない”方法でやせた」という共通点があります。櫻井さんは漢方家になるために働きながら学んでいた期間中、不規則な生活や勉強のストレスなどによる食事の乱れが原因で太っていましたが、ゆるい「食養生」の実践で1年間で10kgのダイエットに成功。本島さんは、「無理してがんばるダイエットを実践してはリバウンド」を繰り返す万年ダイエッターでしたが、自身の妊娠・出産をきっかけに心と体の声を聞く「無理なくできることをやる」ようにしたところ、1年3か月で20kgやせることができました。同書では、ダイエットを成功させた2人が、これまでの経験と知見を活かして考案した「やせる養生」を紹介しています。心と体がととのって、誰でも無理なくやせられるダイエット法です。「やせる養生」は、まず自分の体質をチェックすることからスタート。さらに、メンタルの状態も知り、“やせにくいメンタル”を“やせメンタル”に育みます。自分の体質と現在の体と心の状態に合った食養生(食事)とボディケア(マッサージやストレッチ)を実践。つらい食事制限や、きついエクササイズはなく、心と体をととのえながらやせる方法なので、ストレスなく取り組めます。リバウンドはダイエット中に無理したことの反動で起きやすくなりますが、「やせる養生」は無理をする必要がないので、リバウンドの可能性が低くなるのもポイントです。しかし、どんなに簡単な方法だとしても、全然やる気が出ない日もあることでしょう。同書では「そんな日は休んでいい」としています。心と体が疲れているときに「休む」のも、大事な「やせる養生」。やる気がないなりに(やる気1%でも)できることも、同書では紹介しています。同書の主な内容は下記のとおり。PART1:「やせる養生」は体と心の状態を知ることからPART2:もう挫折しないための やせるメンタルのつくり方PART3:体と心を内側からととのえる食養生PART4:体と心を外側からととのえるボディケアPART5:日常生活でできる 生きてるだけで「やせる養生」「やせたい気持ちはあるけれど、やる気が湧かない」「流行りのダイエット法にチャレンジしても、なぜかやせない」「食事制限するとストレスが溜まって、ついドカ食いして後悔してしまう」「食べることに罪悪感を持っている」「一時的にやせることができても、すぐリバウンドしてしまう」「やせられないのは自分の意志が弱いからと思っている」という人に「やせる養生」はおすすめです。■商品概要書名:やる気1%から始めるやせる養生副書名:10kgやせた漢方家と20kgやせた美容家が考えた著者:櫻井大典、本島彩帆里定価:1,650円発売日:2023年8月3日(木)学研出版サイト:(フォルサ)
2023年08月24日暑さは当分続くかもしれませんが季節的には夏ももうすぐ終わり。中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生によると、室内外の気温差や気圧の変化により自律神経が乱れ、なんとなく憂うつになったり、調子が悪くなったりする人が増えているそう。愛先生がメンタル不調になるNG習慣と対策を教えてくれます!最近、心が不安定になっていませんか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 227例年お盆が明けると、夏の本気な熱烈なパワーが9月末の秋分の日ころを目途に少しずつ和らいでいく傾向があります。ですが、今年の夏はまだまだ暑さが続きそうですよね。さらにこれからの時期は、台風やゲリラ豪雨などが頻発し、低気圧がたくさんやってきています。私たちは、お盆明けとともに日常の生活へと戻っていきますが、やはりどうしても楽しかった、ゆっくりできたという思い出が強いと、日常のルーティンを憂うつに感じてしまうことがあります。急にイライラしたり、落ち込んだり、憂鬱になったり、悲しくなったりすることもあるかもしれません。気温が高い日は室内の設定温度が低くなりがちなので、室内外の寒暖差によって自律神経が乱れたり、気温が低い雨の日には低気圧が来ているので自律神経が乱れたり…どちらにせよ自律神経が乱れ、メンタルが安定しづらい時期であることは確かです。ということで、今週は長期休暇明けのこれからの時期、精神的に強くいられるように食薬習慣を紹介していきます。今週は、気分が憂うつなときの食薬習慣楽しかったなという思い出があるほど、現実に戻ることに憂うつさを感じることがあります。嫌だなと感じると同時に、それだけ心が休まったり、楽しかったんだなと思い出を振り返ることができると良いですよね。そして、このタイミングに月経前のタイミングが重なってしまった場合には、憂うつさが倍増されてしまうことになるかもしれません。いつもよりさまざまな環境に敏感に反応し、怒ったり、傷ついたり、落ち込んでいるなと感じる人は、よりメンタルのコントロールが難しくなると思います。漢方では、この状況を『肝気鬱結』といいます。この状態になると、寝ている間にもカラダに力が入り、歯ぎしりをしたり、朝から肩こり、頭痛を感じたり、カラダの不調が現れてしまうことがあります。そこで今週は、『肝気』の巡りを解消する食薬を取り入れることがおすすめです。食べるとよい食薬は、【魚介入りラタトゥイユ】。逆にNGな習慣は、【つまみ食い】です。食薬ごはん【魚介入りラタトゥイユ】ストレスが多く自律神経が乱れているときには、色や香りに特徴のある野菜がおすすめ。特に、漢方医学では、セロリやバジルなどの香りが高い野菜は、『理気』作用が強いといわれています。また、海老、イカ、アサリなどが入ったシーフードミックスを使うことで『肝』の働きを支えるタウリン、ストレスで消耗するミネラルなども補うことができるためおすすめです。<材料>aトマト1個ナス1個玉ねぎ1/4個カボチャ1/8個セロリ1本ニンニク1片(みじん切り)bシーフードミックス100g(解凍しておく)バジル10枚塩適量<作り方>aをさいの目切りして、フライパンに入れ塩を加え、オリーブオイルでしんなりするまで炒める。味が整ったらバジルを加えて完成。(野菜はお好みで好きなものを加えてください)NG行動【つまみ食い】甘くて美味しいいただきものが増えるこの時期。家にいるときは特に、暇なとき、集中できない時、イライラしたときなど、ふとした瞬間にすぐに食べ物を手に取ることができてしまいます。冷蔵庫や戸棚の前を通るたびに、頻繁につまみ食いしてはいないでしょうか。普段の自分の生活と比較して、過剰に甘いものを食べていると実感する場合には、甘いものを冷凍庫など、取り出しにくいところにしまっておくのが得策。甘いものは、血糖値の乱高下や腸内環境の乱れを招きます。この状態は、メンタルに直結してしまいます。心の状態が不安定なときには、なるべく甘いものは控えて、食物繊維やタンパク質、ビタミンB群、ミネラルの摂取を心がけましょうね。長かった夏も後半戦突入です。最後まで心とカラダの元気を保ったまま最後まで走り抜けたいものですよね。そのためにも、カラダを構成するための食事管理は重大な役割を担っています。なんとなく調子が悪いなと感じた時には、食薬を取り入れてみてくださいね。そのほかにも心とカラダを強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方がぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。© ILLUSTRATION * STORE /Adobe Stock© andromedicus /Adobe Stock文・大久保愛
2023年08月16日株式会社アハハナ(東京都文京区)は、米国統合心理学協会(AIP)認定のNLPマスタープラクティショナー講座を12日間、2024年4月27日~5月9日(5月3日は休み)にわたって一般開催いたします。申し込みは2023年9月18日より開始いたします。この講座では、話題の心理学技術や神経言語プログラミング(NLP)を本格的に学ぶことができます。米国統合心理学協会AIP-NLPとは?統合心理学協会(Association of Integrative Psychology, AIP、エーアイピー)は、心理学とその関連分野での専門的な研究と研修を提供する組織です。統合心理学は精神、思考、感情、物理的な健康と問題にフォーカスを当て、どうやって専門家同士が共同でより効率よく問題解決ができるかをテーマにしています。特に、神経言語プログラミング(NLP)、タイムラインセラピー(R)、メンタル&エモーショナルリリース(R)(MER(R))および催眠療法のような特定の心理療法技法の研修や認定に焦点を当てています。AIPは、これらの技法の専門家や実践者を対象としたさまざまなレベルのトレーニングプログラムを提供しており、参加者は特定の認定を取得することができます。このようなトレーニングや認定は、プロフェッショナルなコーチ、セラピスト、カウンセラー、教育者などのスキルや専門知識の向上をサポートすることを目的としています。AIPの提供するトレーニングは、特定の技法や手法を効果的に学び、実践することを目的としています。これにより、参加者は自分自身や他者の生活の質を向上させるためのツールやスキルを習得することができます。神経言語プログラミング、通称NLP(エヌエルピー)は、思考、コミュニケーション、行動のパターンを最適化する技術として、ビジネスから日常生活まで幅広い分野で活用されています。この講座では、AIP-NLPの高度な技術と実践を体系的に学ぶことができます。NLPは三つの要素から構成されています。・ニューロ(Neuro)は「神経系」を意味し、私たちが経験を通じて感じる、思考するためのプロセスを指します。・リングイスティック(Linguistic)は「言語」を意味し、私たちが経験を表現し、理解するための言語や他の非言語的な通信手段を指します。・プログラミング(Programming)は「パターン」または「戦略」を意味し、私たちが世界を理解し、行動するための思考と行動のパターンを指します。誰のためなのか?講座の対象者は、NLPの基本的なプラクティショナーコースを修了した方やNLPの基礎知識を有している方を想定しています。AIPはAIP認定でなくても、過去に別団体や日本国外でプラクティショナーを受けた人であっても、過去受けたプラクティショナーの認定証を保有しているなら、マスタープラクティショナー講座を受講することができます。株式会社アハハナのこの12日間プログラムは、実際のシチュエーションを想定した演習や実践的な内容に重点を置いており、受講者が即時にスキルを活用できるような形式となっています。他の心理学やNLP団体とどう違うのか?過去の心理学理論を使うと問題を特定の思考パターンまたは感情にあるとしました。しかし、その仮説に基づかない問題を持っている人、例えば栄養不足やポジティブストレスからくるうつ病などが考慮されてないために、結果を得られない場合も多くありました。他NLP団体の中には伝統を守ることを目的に、伝統的70年代や80年代のNLPを教え続ける所もあります。AIP-NLPは2023年の研究や報告と統合心理学の健康モデルに基づき、問題のフォーカスよりも、健康へのフォーカスがあり、問題が精神、思考、感情、物理から来ることを念頭に置き結果を得ることを重要視しています。何より、協会内外で専門家のサポートをもとに90%以下の成功率を持つ技術、技法は切り捨てられ、99%以上の成功を目指し、日々改善され続けています。講座の目的この講座は、NLPのプラクティショナーコースで基礎を学んだ受講生がより高度な技術と実践を体系的に学ぶことを目的としています。最初の6日間で20世紀までのNLPマスタープラクティショナーコースの内容を網羅し、後半6日間で21世紀に入ってからの知識、技術とプロセスを学び、実践し、体得します。対象者:AIP-NLPの基本的なプラクティショナーコースを修了した方、または同等の講座を別団体で修了している方。講座の特徴・内容:以下のコンテンツを12日間通し学び、鍛錬し、実践します。・メンタル&エモーショナルリリース(R)(ME(R))・感情の掃除と癒す手法の上級編・会話での変化、言語パターンの上級編・やる気と決断力の向上と変化・素晴らしい成果の再構成とモデリング・価値観とビリーフを自己エンパワメントのために整える・交渉スキルの上級編・成功者の考え方、前提の上級編・アドバンス臨床催眠テクニック・エリクソン、エスタブルック、エルマン催眠の技術・身体の治癒、健康、心理と身体の関係についての知識向上・根深い自己の矛盾、大きな問題、主な不安を取り除く技術・問題を根本から解決するセッションのやり方株式会社アハハナからのコメント:「今回のマスタープラクティショナー講座は、一般公開に向けてNLPをより深く、実践的に学びつつも中学生でもわかりやすく、受講者の皆様が真のスキルアップを実感していただける内容となっております」株式会社アハハナ 代表取締役社長 遠藤 貴則申し込み方法・期間:申込期間は2023年9月18日~2024年4月9日詳細や申し込みに関する情報は、 info@ahahanainc.com に「AIP-NLPマスタープラクティショナー詳細希望」とご連絡ください。■会社概要会社名: 株式会社アハハナ所在地: 東京都文京区水道2-9-14連絡先: info@ahahanainc.com URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月14日広範囲で異常な暑さが続いていますが、胃腸の調子は悪くなっていませんか。中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生によると、今の時期は旅行や帰省などの環境の変化による生活の乱れや、屋内外の気温差で胃腸が疲労したり自律神経が乱れ不調を感じたりする人が多いそう。愛先生がNG習慣と対策を教えてくれます!最近、さらに疲れていませんか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 226皆さん、夏は楽しめていますか?お盆休みが始まり、ゆっくり過ごしたり、渋滞にはまったり、キャンプにでかけたり、実家に帰省したり…思い思いのスタイルで過ごすこの時期、皆さんいかがお過ごしでしょうか。旅先や実家などで親しい人との食事やレジャーなどを楽しむ方も多いと思います。ただ、楽しい時間は、食べ過ぎたり、飲みすぎたり、偏食になったり、夜更かししたり、カラダにとってはさまざまな方向からダメージを受ける確率が高まります。お盆休みまでのラストスパートで仕事がてんこ盛りだった人は、休まる暇がなく疲労感満載になることもあるかもしれません。そこで、今週は夏の思い出を楽しくて充実したものとなるよう、夏バテの原因のひとつでもある胃腸の疲れを癒し、元気の浪費を防ぐ食薬習慣を紹介していきます。今週は、夏の疲れが気になるときの食薬習慣衝撃的な暑さをもたらす夏ですが、多くの人が大半の時間を過ごす場所は、エアコン完備の環境だと思います。それなのに、私たちが服装や食事を選ぶときには、外界の環境に合わせて行動することが多いと思います。基本冷えている環境にいるのに、外界に合わせて生活するとカラダを外と中から冷やすような行動をとることが増えてしまいます。内臓が冷えると食欲不振、膨満感、疲労感などを感じることがあります。これを漢方では、食事からの栄養の消化吸収能力が低下し、持久力が低下している『脾腎陽虚』といいます。それに加え、夏の気候で自律神経は乱され、さらに精神状態も落ち着かなくなることも。そこで、今週はこれから夏休みを謳歌するためにも『脾腎』を強化することで、胃腸の働きをサポートし、体力を取り戻していきましょう。今週食べるとよい食薬は、【なめこと長芋の生姜味噌汁】。逆にNG習慣は、胃腸と肝臓に負担を与え『肝脾不調』を生じさせる【偏食、寝不足、飲酒の常習化】です。食薬ごはん【なめこと長芋の生姜味噌汁】消化を助け、体力をつける食材の代表食薬ジアスターゼとDHEAを含む長芋、そして腸内環境を整えたり、胆汁の分泌を促す食物繊維が豊富ななめこを具材として、たっぷりの生姜とともに味噌汁にしたメニューが冷えて疲れたカラダには最適です。<材料>Aオクラ4本生姜2かけ(みじん切り)味噌大さじ1-2水400mlB長芋5cm(ポリ袋にいれ瓶底で荒くつぶす)ブラックペッパーお好みで<作り方>Aを加熱し、最後にBをのせたら完成。NG行動【偏食、寝不足、飲酒の常習化】今の時期、全国的に偏食、寝不足、飲酒が常習化する人が増え始めることが予想されます。それによって、肝臓が疲れてしまうことがあります。そうすると、油の消化吸収に関わる胆汁の生成が少なくなり、食欲不振や脂溶性ビタミン、CoQ10やオメガ3脂肪酸などの脂溶性の栄養素の吸収が低下するため、元気を作るミトコンドリア、ストレスや紫外線の対策に欠かせない抗酸化力、炎症関連などに影響を及ぼし、疲労感をもたらします。胃もたれや膨満感があり、疲れやすい人は生活スタイルにも注意しましょう。カラダの土台を作る胃腸機能、睡眠の質、ストレス耐性などが一気に低下しがちな夏。胃腸からお腹を温める生姜とブラックペッパーを入れた味噌汁を飲む習慣をつけたり、室内では腹巻やひざ掛け、カーディガンなど羽織りものを携帯し、状況に応じて防寒対策ができるようにしておくことも大切です。そのほかにも心とカラダを強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©hisa nishiya/Gettyimages文・大久保愛
2023年08月09日不動産管理会社の株式会社D2(ディーツー:東京都港区東新橋1-9-2、代表取締役:櫻井 淳子)は、運営している「リラコラ銀座・酸素生活」(中央区銀座)にてプレ期間を設け提供していた「コラーゲンマシン」と「酸素カプセル」を、年会費33万円で全従業員が無制限で利用できる法人サービスを2023年8月より本格的にスタートいたしました。【コラーゲン(ライト)マシンとは】肌に光線を照射してコラーゲンの生成を促進し、肌の若返りや美容効果を期待する美容機器。寝ているだけで若返り効果のあるコラーゲンマシン●コラーゲンマシンの効果肌の弾力性やハリ、肌の透明感や滑らかさを向上させる。しわやたるみを軽減。乾燥や乾燥による小ジワの軽減。赤ら顔の改善。【酸素カプセル(ルーム)とは】内部を高気圧に保つことで血中の酸素濃度を高め、身体のすみずみまで酸素を行き渡らせることのできる機器で、体内の代謝を促進し、ダイエットやリフレッシュに役立つとされています。男性の朝活でも人気の酸素カプセル●酸素カプセルの効果疲労回復やストレス緩和、体力回復、肌のツヤやハリが改善される。静かな空間でのリラックス効果。【法人サービス開設の背景】厚生労働省の労働安全衛生調査(※1)によると、メンタルヘルス不調により1カ月以上職場を休業した労働者がいた事業所の割合はおよそ10社に1社だと判明しました。休職・離職対策を早急に対応しなくてはならない事業者が、手軽に福利厚生として導入できるのが、「コラーゲンマシン」と「酸素カプセル」入り放題です。酸素とメンタル不調には密接な関係があり、十分な酸素吸収は心身のリラックスに必要な副交感神経を優位にします。また、メディアや社会の美の基準に合わせようとするプレッシャーにより、肌質改善を望む社会人にとっては、コラーゲンも食事や化粧品以外で生成できるのは興味深いところです。また、「リラコラ銀座・酸素生活」のスタッフは、お客様の感情を受け止め、安心感を提供する、心に寄り添う研修を受けているので、全員が「聞き上手」です。スタッフとの会話で「元気を取り戻した」というお客様の声もいただいており、当社の特長として、「カウンセリング」効果もサービスとしてご満足いただいています。【リラコラ酸素生活 法人定額制サービス】年会費:33万円(税込)内容 :加入された企業様にサブスクリプション法人会員カード(無記名)を3枚発行します。【推奨利用頻度】酸素カプセルは、1度の利用で血中の酸素濃度が高い状態が72時間ほど続くため、効率よく無駄を省き、3日に1度が最適です。コラーゲンマシンは、最初の1カ月は週に2、3回の利用が最適です。法人サブスクは、個人のお客様に提供しているラグジュアリーコース(コラーゲンマシンと酸素カプセル入り放題) 月額22,000円よりも、月額が1万円以上もお得!【店舗情報】・店舗名 : リラコラ銀座・酸素生活・所在地 : 東京都中央区銀座2-2-19 藤間ビル 2F・営業時間: 火~金曜日 7時半~22時(最終20時50分)金曜は朝までの深夜営業あり・電話番号: 03-3535-7077・店舗URL : 【リラコラ マネージャー 田中 加代子のコメント】コラーゲンマシンと酸素カプセルを、なぜセットにしているかというと、コラーゲンの元であるアミノ酸を生成するには、大量の酸素が必要なのです。すなわち、コラーゲンマシンと酸素カプセルを組み合わせる相乗効果により、肌の保湿や修復をさらに高めることが期待できます。健康にも、美しさにも妥協のない女性には、セットのラグュジュアリーコースをご好評いただいています。ストレスや疲れは溜まっているけれども、上手い対処法が見つからない。そんな、働く方々を応援する制度として、ぜひ企業の皆様には導入をご検討いただきたいと思っています。【株式会社D2について】商業施設「マルイ」などに「住まいの情報館 ダヴィンチ」を全国展開する不動産管理会社です。社名 : 株式会社D2本社 : 東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル設立 : 1996年5月1日代表者 : 代表取締役 櫻井 淳子事業内容: 建物管理業務 リノベーション業 原状回復立会 設備機器販売メンテナンス業URL : ※1 厚生労働省 労働安全衛生調査(令和3年、最新実態調査 )※本プレスリリースに記載の会社名、サービス名は、各社の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月09日公式アカウント名が「X」に正式に切り替わったTwitterがまたなにかと話題となっている。ほかにもLINE、TikTok、Instagramと、オンラインで他者と繋がり交流しやすい、便利なSNS。しかし一方で、青少年たちは夏休みなどの長期休みに入るとSNSにアクセスする時間も増え、それをきっかけにいじめや誹謗中傷、性犯罪や誘拐事件の被害にあったり、闇バイトをはじめ詐欺・強盗等に巻き込まれてしまうことなども、問題となっている。米国でも青少年へのSNSの影響は深刻な問題で、アメリカの公衆衛生を統括する立場である厚生省のマーシー医務総監は、今年5月に「SNSと子どものメンタルヘルス」に関する報告書を公開し、10代の子供のメンタルヘルスに与える悪影響について「SNSを1日3時間以上利用する青年は、うつや不安といったメンタルヘルスの悪化リスクが2倍」などと報告書で指摘した。日本における子どもや青少年のSNS利用率は、6~12歳で36.8%、13~19歳で90.7%と報告されており(参照:総務省 情報流通行政局 令和3年通信利用動向調査報告書[世帯編])、13歳を越えるとほぼすべての青少年がSNSによる影響を受ける。そんな現状に対し、「SNSをやっている場合は、“テキトー”を心がけましょう。まじめな人ほど、自分がつくったルールに縛られて悩みをつくってしまう。毎日チェックして返信は必ずするなどのルールをつくってしまうと、やりたくないときに無理したり、逆にしばらく更新していないと心配されたり、余計なトラブルの元にもなります。SNSは、ひまつぶし程度!“テキトー”に、顔を出してのぞいたりしていると、周りも誰も期待せずに、テキトーなんだと思ってもらえて、気楽につきあえます」とアドバイスするのは、Tomyさん。オネエキャラで’19年からTwitter(現X)でのつぶやきが「金言!」「癒される」と話題となり、現在は38万人のフォロワーがいる精神科医だ。8月には著書『精神科医Tomyの人に振り回されない魔法の言葉』も上梓。そんなTomyさんには10代のフォロワーも多いという。これから夏休みを過ごす青少年たちに向けて、ネット社会でのSNSとの上手なつきあい方や、傷ついたとき、疲れたときの心の処方箋を聞いた。■処方箋(1)《嫌な気分になったらすぐその画面は消して、すぐに離れること》ネガティブなニュースもしらずしらずのうちに目に入ってくることもある。「嫌な気分になるなら、その情報を追いかけないで。好奇心が起きても抑えましょう」SNSでの誹謗中傷は、目には見えないけれど、言葉の暴力となり心が切り裂かれる。「自分のやることは自分がルールでいい。王様気分でやるといいと思う。中途半端に相手に気をつかうと、はっきりとは傷つけてこないけど、嫌な内容を送ってくる人もいる。ネガティブなコメント、罵詈雑言のレスポンスや変なリンクをつけてくる相手は、すぐ、ブロックを。そして、イラっとはするけど自分に害悪がない相手なら、ミュートにしてはどうかしら」■処方箋(2)《仲間はずれにした人と仲良くしようなんて思わなくていい》「SNSで炎上したとしても、SNSでのことはSNSでしか起きていないので、リアルな現実では何も変わっていないの。だから気にしないでいいんです。大丈夫!あと、人は忘れるもの。私もかつて嫌なこともあったけど、もう忘れました(笑)。もし、SNSで仲間外れにされたと思ったら、そこと関わる必要はないって、向こうから教えてくれたようなもの。仲間外れにした人と、仲良くしたいと思わないでしょう?」■処方箋(3)《気にしなければ、幸せ。幸せになりたいから、絶対気にしてあげない》「もし、あなたのことをわかっている人なら、誤解なんてしないし、誤解したとしても、勝手に修正してくれるはず。誤解をする人は、そもそもアナタのことをわかろうとしていないの。だから誤解をとく労力なんて必要ないわ」■処方箋(4)《心が軽くなる魔法。毎日1度は「ま、いっか」》「嫌なことがあっても、それは過去。どんどん後ろに流れていきます。「ま、いっか」で受け流して、振り返らないこと」■処方箋(5)《話が通じないと思ったら、説得はせずにあきらめたほうがいい。話が通じないという前提で対策しましょ》「人を悪く言う人って、だいたい自信がないのよ。だから周りを下げようとするの。それをやめるように言ったところで通じない、そもそも分かり合えないんだから、無理しないこと」もしも自分の子や、周りになんとなく元気がなかったり、疲れている子どもがいたら、次のことを心がけて、とTomyさん。「子どもはSNSの中での『いいね』のアクションを楽しみにしすぎる傾向がありますが、『いいね』への期待はやがて、必ず苦痛に変わります。お子さんには、リアルなお友達との交流を勧めてあげてくださいね」
2023年08月05日暑い日が続き水分摂取を意識している人は多いでしょう。中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、やってはいけない水分の摂り方と脱水対策を教えてくれます!最近、水分を適切に摂っていますか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 225とろけそうなほど暑い日が続きますね。外出時には、太陽が低い位置に降りた夕方に、ようやく本来の自分を取り戻すかのように元気がでてきます。真夏の紫外線、高温多湿の気候には、圧倒的なパワフルさを感じますよね。カラダにこもった熱をさまし、干からびそうなカラダを潤すように水分摂取を行うことが必須となります。そんな環境の中、少しでもすぐに楽になろうと一目散にジュースをがぶのみしたり、アイスを食べたり、キンキンに冷えたビールを一気飲みすることもあるかもしれません。ただ、飲み方や内容も水分を補充するうえで大切な部分となるため、キンキンに冷えた甘い飲み物をがぶ飲みして、糖質過多になってしまうような飲み方は良いとは言えません。適切に水分を補うことができなければ、脱水症をおこしてしまうこともあります。頭痛、足がつりやすくなる、だるさなどを感じることがあり、ひどい場合には意識障害を起こしてしまうこともあります。ということで今週は、脱水の予防となる食薬習慣を紹介していきます。今週は、脱水の予防となる食薬習慣突然ですが、直近の尿の色はどんな色でしたか?いつもより色が濃いなと感じたり、頻度が減ったと感じることはないでしょうか。トイレの回数が減ったり、尿の色が濃くなっていたりする場合には、かくれ脱水を起こしている可能性も。尿の色を一つの指標にしつつ、喉が渇かなくとも頻繁に少しずつ水分を摂るようにすると対策になります。また、喉が渇いたときには、がぶ飲みしたくなりますが、大量に水分を摂るとカラダの電解質のバランスが乱れてしまうことがあったり、キンキンに冷えた飲料で臓器の働きを低下させることもあるので、常温程度の水分を喉が渇く前に小まめにとることが理想。また、熱中症になりやすい人には根本的に脱水しやすい特徴を持っていることがあります。血液検査で“アルブミン”という名前を見たことはないでしょうか。アルブミンは、たんぱく質が不足していると低い値となりますが、アルブミンは水分を血管内に保持するために必要な物質です。そのため、夏に麺類やスイカやアイスなど糖質ばかり食べて、その分タンパク質の摂取が減ってしまっている人も注意が必要です。漢方では、水分を保持できない状態を『陰虚』とよび、見た目としては、舌の状態が赤みが強くなったり、亀裂が入っている状態であることが多いです。そこで、今週はタンパク質やミネラル、水分摂取に気を配ることで『補陰』することがすすめです。今週食べるとよい食薬は、【梅肉入り豚の生姜焼き】。逆にNGな習慣は、『内熱』を生じさせる【スポーツ飲料のがぶ飲み】です。食薬ごはん【梅肉入り豚の生姜焼き】タンパク質やビタミンB群、ミネラルを多く含む豚肉にニンニクと玉ねぎのアリシンを合わせることで『陰』を補う効率をアップ。また、生姜焼きのアクセントに梅干しを使うことで、クエン酸やミネラル、抗酸化物質も一緒に補うことができるので、夏の不調におすすめです。<材料>豚肉200g生姜2片(みじん切り)玉ねぎ1/2個(スライス)梅干し1個(包丁でたたく)大葉4枚(刻む)酒・みりん・醤油各大さじ1<作り方>生姜と玉ねぎと梅干しを炒める。そこに、豚肉と調味料を加え、全体が絡まりあうように炒める。大葉をちらしたら完成。NG行動【スポーツ飲料のがぶ飲み】夏はそうめんや冷やし中華、スイカなどを食べて糖質過多になりやすい時期。そのため、水分補給としてスポーツ飲料など甘い飲み物を過剰に摂ってしまうことは、血糖値を上昇させ、それによってさらに喉が渇きやすくなり、再び甘い飲み物を飲むというサイクルに入り、糖質過多でだるさをより強調させるペットボトル症候群とういう健康障害に該当してしまうことも。スポーツ飲料は適切な量を取り入れましょう。また、飲み物の量、頻度、内容にも気をつけて摂取していきましょうね。これからお盆休みもあり、楽しいことがたくさんあると思います。真夏の日差しの中でも疲れを引きずらずに楽しむことができるように日ごろから食薬をとりいれていきましょう。そのほかにも心とカラダを強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©Kagehito/Gettyimages文・大久保愛
2023年08月03日コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA(横浜)では、2023年8月30日(水)に『AWAKEME ~満月の瞑想とサウンドバス~』を開催します。ヨガ、瞑想、音楽&ダンスで心と身体を整え解放するウェルネスイベント「AWAKEME」とプラネタリアTOKYO(有楽町)が共催し、毎回完売する大人気イベントが、初めてプラネタリア YOKOHAMA(横浜)で実現します。プラネタリウムドームに映し出された満天の星が作り出す非日常的な空間で、ここでしか出会えないマインドフルネス体験を。満天の星の下、自分がすでに幸せに満ちていることを感じる時間を「AWAKEME ~満月の瞑想とサウンドバス~ 」今年の8月は特別な月。スタージョンムーンとブルームーンの2つの満月があり、どちらもスーパームーンで夏の夜空に明るく輝く月を観ることができます。そんな月を眺める私たちの心も、本当は満月のように欠けることなく輝いていて、至福に満ちています。今回のAWAKEMEでは、瞑想とサウンドバスで、私たちの心が満月のように輝いていること、そして、自分はすでに幸せであることを「許し」ていきます。瞑想を担当いただくのは、マインドフルネス講師でメンタルヘルスの在り方を研究している児玉美保さん。サウンドバスはNYで音楽療法 / サウンドヒーリングを学び多方面で活躍するHIKOKONAMIさん。満天の星の下、心と身体を緩めて、すでにある幸せを感じてみましょう。★サウンドバスとは心と身体を癒すために穏やかでありながら強力な治療的および修復的プロセスを誘うために、クリスタルボウルをはじめとした様々な倍音を持つ音を使用する、深い没入型の全身リスニング体験です。宇宙の輝きを詰め込んだドリンクがセットに本イベントは、AWAKEME限定ドリンク「スターリーボトル デトックスウォーター」がセットになっています。宇宙で出会った鮮やかな惑星たちを詰め込んだスターリーボトルで、手の中に広がる小さな宇宙を楽しんで。特別メニューで素敵な夜を。 *ドリンクはドーム内へもお持ち込みいただけます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「AWAKEME ~満月の瞑想とサウンドバス~ 」◆日程:2023年8月30日(水)◆時間:開場 19:00 / 開演 19:30 / 終了 21:00(予定)◆料金:5,000円(1ドリンク付き)◆開催場所:コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA(横浜) ◆お問い合わせ: info@russellme.com ◆チケット販売URL: ◆キャンセルについて:8/25(金)23:59までにお申し出があった場合はキャンセル手続きを承ります。それ以降のキャンセルにつきましてはお受け出来かねますので、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。◆備考:・ヨガマットの持参は不要です。・イベント開催時の様子を撮影致します(動画・静止画)。SNSやHPなどに掲載させていただくことを予めご了承ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★出演者■児玉美保神奈川県生まれ。ラジオパーソナリティ、スポーツ中継 実況アナウンサー・リポーター、マインドフルネス瞑想・ヨガ講師、マインドフルネス絵画鑑賞コーチ。マインドフルネス専門スタジオ「zuci yoga(シュチ ヨガ)」主宰。Hugger Mugger Japanアンバサダー。伝え手。Zen2.0スタッフ。対象者の魅力を引き出すインタビューを得意とし、主にスポーツ、音楽の分野で27年間取材中。メディアを通し広く”人”の魅力を伝え続けている。一方で20代後半に仕事のストレスによりうつとパニック障害を発症。マインドフルネスで快復した経緯から、日常のストレスシーンにおけるメンタルヘルスの在り方を自己研究。フリーランスという働き方に反映するとストレスレスな働き方ができ幸福度も格段に上昇。現在はサッカー実況などの他、湘南エリアを中心に、マインドフルネスプログラムや対話型絵画鑑賞コーチングなどを提供している。YouTube「マインドフルネス瞑想ch. 児玉美保」にて瞑想会のLIVE配信も不定期に開催中。趣味は仏教研究、ひとり旅、お笑い鑑賞。座右の銘は自灯明。Instagram: ■HIKOKONAMI幼い時から仏教の教えを受けて育つ。2005年に渡米、NY 大学でボランティアとして音楽療法に携わったことをきっかけに教育、実践、ヒーリングの観点から音楽を学び直す。New York Open Center 『Sound and Music Institute』 にてサウンドヒーリングを体系的に学び、その後はNYを中心にサウンドセラピストとして活動。数々のメディテーションイベントや音楽・アートのイベントに登壇する。 2019年に拠点を日本へ移し、イベントや企業にてサウンドバス、 マインドフルネス、インナーサスティナビリティの講義を提供。音を使ったリラクゼーション商品のプロディースやアートプロジェクトなど活動は多岐にわたる。帰国後は日本の伝統文化や芸能、民俗学的な観点から日本独自のスピリチュアリティを研究。大阪芸大にてクラスを受け持つなどアカデミックにも活躍中。 ★コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA(横浜)■名称 コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA■所在地 神奈川県横浜市西区高島一丁目2-5横濱ゲートタワー2階■営業日 定休日なし(作品入替期間は休館)■営業時間 平日10:30~21:00/土日祝10:00~21:40公式ウェブサイト: instagram: ★AWAKEME2022年1月にスタートしたヨガ、瞑想、音楽&ダンスで心と身体を整え解放する ウェルネス・パーティ。これまで、O-EAST SHIBUYA、CE LA VI TOKYO、 TRUNK(HOTEL)、W OSAKAなどで開催。イベントを通して、固定観念や思い込 みを手放して、ありのままの自分を受け入れることの大切さをメッセージとして発信してきました。メンタルヘルス(心の健康状態)の重要性がより一層高まっている今、AWAKEMEではヨガ、そして、心と脳の筋トレと呼ばれるマインドフルネス瞑想を誰もが楽しく実践できる場を広げる活動を行なっています。instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月03日毎日、お通じはありますか。中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生によると、夏は汗をかくことでの水分不足や、暑さにより食事を簡単に済ますことでの食物繊維不足などで便秘になりやすいのだそう。愛先生がNG習慣と対策を教えてくれます!最近、お腹の調子はどうですか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 224便がコロコロしたり、残便感があったり、お腹が張ったりとスッキリしない毎日を過ごししてはいませんか?夏の環境は、便秘を助長する原因をたくさん秘めています。今、腸の調子があまりよくないなと感じている人は、夏はまだまだ続くので、何か工夫をして少しでも快腸、快適な時間を過ごしていきたいですよね。夏は汗をたくさんかく毎日になりますが、水分補給が単純に足りず、カラダが水不足になっていることもあるかもしれません。料理するのも面倒になり、サンドイッチや総菜パン、レトルトなどで食事をすませ、食物繊維が不足することもあるかもしれません。これらの習慣は、腸に対してマイナス習慣となってしまいます。便秘は、非常にメジャーなお悩みの一つだと思いますが、メジャーだから軽視していいというわけではありません。腸の状態は、お肌、免疫、メンタル、解毒システムなどさまざまな部分に影響してくるので、元気でキレイで若々しく過ごしたい人にとっては、絶対に整えておきたい部分でもあります。ということで、今週は腸内環境を整えコロコロ便対策となる食薬習慣を紹介していきます。今週は、コロコロ便対策となる食薬習慣夏本番ですね。夏祭り、花火、バーベキュー、フェスなど燦々と降り注ぐ太陽パワーを浴びながら、満喫している人も多いのではないでしょうか。夏しかできない楽しみは、できるだけたくさん経験しておきたいですよね。ですが、楽しい時間が終わると、どっとだるさを感じ、ヘロヘロになってしまうこともあると思います。そうすると、面倒な作業は避けたくなりますよね。食事を準備するのも、食べるのも億劫になり、栄養状態が悪くなってしまうこともあるかもしれません。また、暑苦しい状況から一瞬で脱したいときには、アイスクリームやキンキンに冷えたジュースなどを飲むことで解放される人も多いかもしれませんね。胃腸から冷えて機能が低下してしまうこともあると思います。油断していると水分補給の量が足りていないときもあると思います。漢方では、このような状態を便秘の原因となる「脾気虚」や「陰虚燥結」などと表現します。そこで、今週は「気陰」を補うことで胃腸を潤し、腸の動きをサポートする食薬を紹介します。今週食べるとよい食薬は、【リンゴとカボチャの腸活ソテー】。逆にNGな習慣は、「痰湿・湿熱」を生じ腸壁にダメージを与える【ランチのサンドイッチ】です。食薬ごはん【リンゴとカボチャの腸活ソテー】ポリフェノールやペクチンを含むリンゴとβカロテンを含むカボチャは、抗酸化しながら腸を整えてくれる組み合わせです。この2つの食材を腸の働きをサポートする生姜やお酢、オリーブオイル、シナモンで味を整えることで、腸へのアプローチを強化したレシピです。<材料>カボチャ100g(スライス)リンゴ1/2個(スライス)オリーブオイル適量お酢(レモン汁)大さじ1生姜1片(みじん切り)シナモン適量<作り方>カボチャとリンゴ、生姜をソテーして、お酢を加える。お好みでシナモンをかけて完成。NG行動【ランチのサンドイッチ】時間がないとき、作業をしながら食事をとりたいときなど、どこでもすぐに手に入り、ラインナップも充実しているサンドイッチをチョイスすることはあると思います。動画を見ながら、SNSを見ながら、パソコン作業をしながら片手で食べられるサンドイッチはすごくコスパもタイパも高い魅力的なランチだと思います。ですが、腸の調子を整えたいと考えている人にとっては注意が必要です。小麦粉に含まれるグルテンには、腸にダメージを与える“ゾヌリン”を増やしてしまう作用があるからです。また、依存性もあるためパン食や麺類などの小麦製品をチョイスする傾向が高まるので、腸へ負担がかかる食習慣を定着させてしまう可能性があります。腸を元気にしたいなと考える人は、忙しいときにはサンドイッチではなくてお握りのチョイスがおすすめです。腸のコンディションを整えておくことは、健康や美容のために必ずしておくべき初歩的な行動です。便秘は女性によくあるものだから仕方ないとあきらめてしまったり、便秘薬に頼る日々を送っている人は、腸だけではなく全身的に体調がゆらぎやすくなっているかもしれません。ちょっと腸の調子がおかしいなと感じている人は、今日から美腸生活を始めてみてくださいね。そのほかにも心とカラダを強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©Rudzhan Nagiev/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・大久保愛
2023年07月28日「あ〜あ、マジで私って本当にしょうもない」仕事も恋も、人並みに頑張っているはずなのに、些細なことで簡単に傷つけられる私の自己肯定感。SNSを見ていると、私だけが周りと比べて劣っている気がする。土日に養った英気も、週の真ん中には枯れ果てて、いつか生きることすらも嫌になるんじゃないかなんて、不安に押しつぶされそうになりながら眠りにつく。それでも寝つけない長い夜に「自己肯定感低い」なんて、人には言いづらい検索ワードを検索窓に入れてみる。そんなこと、インターネットに聞いてみたって解決するわけない、そう思っていた。だけど、眠れないのをいいことに色々なページを見ていくうちに、あるワードにたどり着く。「セルフラブ」ができるようになると、自分自身を肯定的に捉え、ありのままを受け入れることができるようになるのだという。■「我慢ばっかしてた」私が出会ったセルフラブ色々調べてみたところ、セルフラブとは、その名の通り自分に愛を向けることなんだとか。日常的に「自分らしく生きられていない」「我慢が多い」と感じる人は、自分に対する愛が希薄になっている可能性があるらしい。たしかに、自分のことをどれくらい好きかと聞かれれば、不満もあるなと感じる。もっと痩せていればとか、もっと頭が良ければとか、周囲と比べてしまっては、ないものねだり。だけど社会に出れば、それなりに順応して生きていくしかない。我慢せずに生きることができる人なんて、一握りの人だけなんじゃないか。最初は、そう思ってしまった。「セルフラブ」の本質が分からなかった私は、とある人物に話を聞くことにした。セルフラブに関するセミナーやプロダクト開発を行う、クリエイティブデザイナーでセルフラブガイドのMutsumi Leeさん。彼女に話を聞いてみて、はじめて「自分を愛すること」がどういうことなのか分かった。『SELF LOVE CARD』開発者と考える「自分と世界の愛し方」今の自分が苦痛に感じることには、何かしらの原体験がある。私は何が嫌で、なぜそのことを嫌と思うのか。自分を深く知らなければ、自分を受け入れることもできないのだという。自分に問いかけを繰り返していくと、意外にも、自分のことを知ろうとしていなかったのは、他でもない自分自身なんだと知ることになる。セルフラブなんて考えたこともなく、なんとなく自分を否定し続けていた私。そんな私がセルフラブを始められたきっかけは、Lim Loveのプロダクトである「SELF LOVE CARD」との出会いだった。■セルフラブ習慣で、初めて知る今までの“偽りの自分”“世界から不必要な痛みをなくす”をコンセプトに設立されたLim Loveが作った「SELF LOVE CARD」には、自己肯定を促すきっかけを作る、50の質問が書かれている。カードの質問は、自分のパーソナリティを掘り下げるようなものが多い。幼少期や思春期に心に残っていることはどんなことか、最近悲しかったこと、人生でつらかったことは何かなど、人生を振り返るような内容も。説明書によれば、質問に対しては素直な気持ちで回答を考えるだけでいいという。善悪をジャッジする必要はなく、ただ自身がこれまで生きてきた中で培ってきた価値観を、見つめ直すだけでいい。まずは、1日1枚カードを引くことから始めた。最初は、カードに書かれている内容を重く受け止めてしまい、つらいと感じることもあった。「人にかけてほしいと感じる言葉を、自分にかけてあげられているか」。「育った環境は、自分を愛することにどんな影響を与えていると思うか」。自己否定と一緒に、蓋をして自分の奥底に閉まっておきたくなるような深い質問。SELF LOVE CARDを日常に取り入れてみるまで、自分の深いところに潜ることは、むしろ自分を傷つけるだけだと思っていた。自分のダメさを思い知ることになるだけだと……。けれど、1日1枚カードを引き続けるうちに、私の中にある感情が芽生えるようになっていった。自分の価値観や、これまでの人生と向き合ってみると、自分に対する捉え方が変わった。「なぜこうじゃないんだろう」という考えが少なくなっていき、「もともとこうだったのだから、しかたない」と考えられるようになったのだ。しかたないというのは、自分に対する諦めじゃない。「あ〜、私って、こういうの昔から嫌だったもんね」と、自分に対して客観的な視点が芽生えた感覚。SELF LOVE CARDを引き続けてみたら、質問に対して明確な経験やエピソードを引っ張り出せるようになっていった。最初はぼんやりとしていた答えが、何度か同じカードを引いて、同じ質問に対し考えを深めていくうちに、どんどんと鮮明になっていった。逆に、こんなに何度も真剣に問いかけないと、自分の本当の性質に気づけなかったことに驚きも感じた。そして、今まで私が自己否定していた自分は、よそ行きの自分だったことに気がついた。今までの私の価値観は「社会人なんだからちゃんとしなきゃ」とか「仕事なんだから我慢しなきゃ」とか、わがままな自分に言い聞かせてどうにか大人ぶってみせるようなものばかりだった。我慢してでもちゃんとして見せることができる自分が、自分なのだと思っていた。けれど、そうじゃない。本当は、我慢できない自分もいる。だから、涙があふれて止まらなくなる夜だってあったはずなのに。私は、そんな私の「本当の気持ち」を、ずっと無視し続けてきたのだ。■セルフラブは「頑張っている私」を認めてあげるための習慣SELF LOVE CARDを引くようになってから、私は少しだけ生きやすくなった。そりゃ生きていれば、嫌なことはあるし、我慢をすることもある。けれど「我慢している私って偉い」とは思わなくなった。急に涙があふれて止まらなくなることがあったあの頃は、なぜ自分がこんなにも苦しいのか分からなかった。だけど今は、その理由が分かる。だから、本当に苦しいことからは「逃げちゃえ!」と思える気楽さが生まれたし、我慢をする時はそんな自分を「おうおう、頑張ってるねえ」と客観視するようになった。社会人として生きていれば、面の皮を厚くして、本当に思っていることと違うことを言う時もある。だけど、そういう自分は「本当の自分」とは違う、社会人モードの自分なのだと割り切れるようになった。だから、仕事が終われば甘いものだって食べちゃうし、ベッドで動画を見て終わる休日もある。だってしょうがない、社会人モードの自分は、頑張っているんだから。自分に対して常に厳しく「ダメなやつめ」と責め立てることもなくなった。自分を受け入れて愛するということがどういうことなのか、言葉で説明するのは難しい。けれど、SELF LOVE CARDを生活に取り入れてみれば、人生に対する捉え方はきっと変わる。1日10分の瞑想ルーティン。今では、出張先にカードを持っていくほど大切な、私の習慣。(文:ミクニシオリ、写真:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)◇Information「SELF LOVE CARD」自分との対話のきっかけ、セルフラブへのヒントや気づき、日々の自己肯定をうながす50の質問が書かれたおしゃれなカード。一人でふとした時に引いてみたり、友人やパートナーと引き合って楽しむこともできます。
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