2016年6月28日 16:26
清涼飲料水の過剰摂取は危険? 突然発症する「ペットボトル症候群」とは
サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「夏の水分補給に要注意! 突然発症するペットボトル症候群」を公開した。
「ペットボトル症候群」は、ジュースや甘い炭酸飲料、スポーツドリンク、缶コーヒーなど、糖分の入った清涼飲料水を多く摂取することで発症する病気のこと。正しくは「ソフトドリンク(清涼飲料水)ケトーシス」と呼ばれている。糖分の摂(と)り過ぎにより体が糖を正常に代謝できなくなる「糖尿病性ケトアシドーシス」という急性代謝失調で、突然発症するという。
のどが渇いた際に水やお茶ではなくソフトドリンクを飲むと、飲料中の糖質によって血糖値が上がる。ジュースや炭酸飲料には多量の糖分が含まれており、コーラなら500mlのペットボトル1本で角砂糖約15個分、スポーツドリンクも、角砂糖9個分程度の糖分が含まれている。
血糖値が上がるとのどが渇くため、さらにソフトドリンクを飲んでしまい、高血糖を引き起こすという悪循環になる。そして、血糖値をコントロールするホルモンであるインスリンが不足しその働きが低下。
糖の代謝がうまくいかず余計に血糖値が上がってしまうという。