ビューティ情報『日本人の95%を占める2型糖尿病の対処策に新見解 ‐ 「現体重の5%減量を」』

2016年7月22日 17:24

日本人の95%を占める2型糖尿病の対処策に新見解 ‐ 「現体重の5%減量を」

近年は、糖質(炭水化物)の摂取量が減っている一方で肥満性の糖尿病が増加しているという。予防には糖質制限ではなく、食事のエネルギー総量を制限することが有効とのこと。

摂取する食品は、食塩やコレステロール、飽和脂肪酸を含む食品を避け、食物繊維を多く摂取するよう心がけることが必要だという。食物繊維には、便通の改善や血糖値の上昇を防ぐなどの効果があり、特に水溶性食物繊維は血中コレステロールの上昇を防ぐ働きがあるため、動脈硬化の予防にも有効であるとのこと。

中でも、β-グルカンという水溶性の食物繊維が多い「大麦」は、食後の血糖値を是正する機能を持つ食材として注目されている。近年の研究では、大麦β-グルカンを含む食品を摂取すると、糖質の吸収が53%の抑制されることも明らかになっている。

また、朝食に大麦を食べると、朝食の直後だけでなく、昼食や夕食の糖質の吸収も抑制することもわかったとしている。ある調査では、朝食として糖質の含有量が50gになるよう調整した大麦(または白小麦パン)を摂取した被験者に、昼食に同じ食事(標準昼食)を摂取させた。
その結果、朝食で大麦を食べた場合では、昼食後の糖質の吸収が44%抑制されていたという。

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