食べる量の目安はグー・パー・両手で判断するだけでOK?! 糖質コントロールダイエット【2】
ダイエットとなると、カロリーを計算したり、同じものばかりを食べたりすることが多く、面倒だったり、飽きてしまったりした経験はありませんか。けれども、「糖質コントロールダイエット」では、食事のときに意識するのは糖質。今回は、簡単に糖質の量をコントロールする方法をご紹介します。
内科医の関由佳先生が考案したやり方は、食品の「見た目の量」で判断するだけ。それも量を決める目安は自分の手の大きさだから簡単ですね。自分の手の「グー」「パー」「両手に山盛り」の量が目安になるそう。
■グーの食材糖質が多い主食などのごはん類を1食に食べる量は、自分のこぶしの大きさ程度に。ごはんなどの「主食」のほか、糖質を多く含む野菜や果物もごはん類と考えるそう。
食材例としては、ごはん、パン、めん類、いも類、かぼちゃ、とうもろこしなど。おにぎりなら2分の1個、食パン(ライ麦パン)なら8枚切り3分の2枚、スパゲティ(全粒粉)なら50g、じゃがいもなら100g(中2分の1個、または小1個)。果物では、リンゴなら1/2個、バナナなら1/2本、キウイやみかんなら1個が目安量。
■パーの食材たんぱく質が多いおかずなどのお肉・魚類を1食に食べる量は、自分の手のひらの大きさ・厚さ程度に。食材例としては、お肉類、魚介類、卵、牛乳・乳製品、豆、豆腐・大豆製品など。グラム数なら100gぐらいなので、鶏ささみなら2本、切り身魚なら1切れ、卵なら1個が目安量。
■両手の食材食物繊維が多いおかずなどの野菜を1食に食べる量は、両手に山盛りになる程度に。1種類ではなく、いろいろな種類の野菜を合わせて目安量に。食材例としては、いも類、かぼちゃ、とうもろこし以外の野菜。