ダイエットには糖質も必要! 糖質コントロールダイエット【4】
ダイエットをしようと思ったとき、まずやらなければいけないと考えることはカロリーを制限することではないでしょうか? カロリーの高いものや甘いものなどを控えたり、食べる量そのものを極端に減らしたり。中には、ひとつのものだけを食べ続けるというダイエット法もありますね。
「糖質コントロールダイエット」では、内科医の関由佳先生の方法をこれまで紹介してきたように、糖質をコントロールしながら、食べるもののバランスをとることが大切でしたね。どんな栄養素もバランスよく体に摂取する必要があるのです。
けれども、糖質をコントロールすると聞いて、糖質を全く摂らないほうが早く痩せられるのでは? と考える人も。これは第一回目の記事でお伝えしたとおり、やってはいけないこと。なぜなら、糖質は即効性のあるエネルギー源として体に必要な栄養素だから、全く摂らないでいると、かえって痩せにくくなる可能性もあるからです。
関由佳先生の提唱する「糖質コントロールダイエット」では、基本的に食べてはいけないものはありません。以前の記事で紹介したように「ごはん類:お肉・魚類:野菜=1:2:3」のバランスがとれていれば、好きなものを食べてかまわないそう。
ただし、食べる量や順序とともに注意したいのが、白米、白砂糖、小麦粉といった「白く精製されたもの」。これらは糖質が多いうえ、食物繊維も少ないので、摂りすぎると血糖値を急上昇させてしまうのだとか。適量を守ることが大切です。
そして甘いものを食べるときにも注意が必要。甘いものにたくさん含まれる砂糖は成分のほとんどが糖質。食事から摂る糖質の量をコントロールするためには、甘いものを食べすぎないのが基本です。