1年のうちで、もっともヘアスタイリングに苦労するのが梅雨の時期。「朝、出かける前にキレイにセットしたはずなのに、湿気のせいで台無しになってしまう」というのは、この時期よくある悩みです。湿気のせいで髪が収拾つかなくなってしまったときでも、すぐに解決できるワザを覚えておきましょう。
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■湿気で髪が広がったら、まずは基本のブラッシング湿気で髪が広がったりうねったりする原因は、キューティクルの傷んだ髪が水分を吸収し、髪内部の水分バランスが偏ってしまうから。水分量の多い部分が膨張し、髪全体をまるで爆発状態にしてしまうのです。
これを防ぐためには、日頃のお手入れで髪のダメージを減らすのが一番なのですが、朝出かける前や外出先の時間がない中で、念入りなケアをするわけにもいきません。「髪が広がってしまった」というときには、まずブラッシングをして、髪と髪の間にたまった湿気を追い出すようにしましょう。
ブラッシングには、髪内部で偏ってしまった水分を広げる効果もあります。
摩擦で髪を傷めないように、力を入れずに丁寧にとかしてください。
■オイルで髪の広がりをおさえる髪が広がりやすい人には、髪の表面をコーティングして水分の吸収を防ぐ、オイル系のトリートメントやスタイリング剤がおすすめ。雨の日の髪の広がり対策には、サラッとした使い心地のヘアオイルを、ミストタイプのボトルに入れて持ち歩くとよいでしょう。
外出先で髪が広がったと感じたら、オイルをシュッと軽く吹きつけて。髪をコーティングすると同時に広がりやうねりをおさえてくれます。外側だけでなく、髪の内側にもつけるのがポイント。ミストタイプでないと髪にオイルがつきすぎて、ベタベタした仕上がりになってしまうので注意しましょう。
オイルをつけたあとにブラッシングをすれば、一度広がってしまった髪もまとまりを取り戻すことができます。