痩せるつもりが逆に夏太り! 間違いだらけの危険なダイエット法
薄着になる夏は、1年の中でもっとも体型が気になる季節。理想のスタイルを目指して、ダイエットを頑張っている人も多いのではないでしょうか。
でもじつは、痩せやすいイメージのある夏は、基礎代謝が落ちて体重が落ちにくい時期。ダイエット法を間違えると、逆に夏太りや夏バテを招いてしまうこともあるから注意が必要です。
■多量&冷たい水を飲む
熱中症予防のためにも大切な水分補給。水を飲むことは、血液の巡りをよくして代謝をアップしたり、老廃物の排出を促したりと、ダイエットにもつながります。美容のために、積極的に水分をとるようにしている人も多いのではないでしょうか。
でも、水分補給がダイエットや美容に効果的なのは、その飲む量が適切である場合。
多量の水を飲みすぎると、体内の水分バランスが崩れて体のむくみを引き起こしてしまいます。
さらには、疲労感や頭痛、嘔吐などの症状を伴う「水中毒」になってしまう危険性も。
特に運動などを行わない場合は、1日に飲む水の量は、2Lまでを目安に。また冷たい水は逆に代謝を低下させてしまうので、できるだけ常温で飲むように心がけましょう。
■置き換えダイエット
ダイエットの定番ともいえる、置き換えダイエット。かつてはバナナや卵といった食品への置き換えが流行しましたが、現在では、栄養面にも配慮したさまざまなダイエット食品が販売されています。
でも夏は、暑さのせいで、ただでさえ食欲が落ちやすい時期。食事の代わりにダイエット食品で置き換えることで、どうしても栄養が偏りがちになり、夏バテを引き起こしてしまう可能性が。
健康的に痩せたいならば、できるだけ置き換えダイエットは夏に行わない方がベター。もし行う場合は、3食のうち1食だけを置き換えて残りの2食はしっかり食べるなど、栄養バランスに十分注意しましょう。