手荒れに尿素入りはNG!? ハンドクリームの正しい選び方
乾燥が進むいまの時期、手や指のケアに欠かせないのがハンドクリームです。手指のうるおいを守り、乾燥を防ぐ働きをしてくれますが、タイプによってその効能はことなります。
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ハンドクリームのタイプは大きくわけて、保湿系、ビタミン、尿素の3つ。手指の状態と合わないハンドクリームを使っていると、手荒れが悪化してしまうこともあるので注意が必要です。
■カサつきが気になるときには保湿系
乾燥して手の皮膚がつっぱったように感じたり、手の表面が粉っぽくなったり…そんなときには、保湿系ハンドクリームがオススメです。
保湿系ハンドクリームとは、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリン、シアバターなどの保湿成分が多く含まれているものをいいます。これらの保湿成分が肌の水分の蒸発を防ぎ、手や指をしっとりなめらかにしてくれます。
なかでもセラミドにはメラニンの合成をおさえてシミやシワを防ぐ働きがあるとか。
シアバターには美肌効果のあるビタミンAやB、Eが豊富に含まれています。水に触れる機会が多い人などは、普段から保湿系クリームでケアをしておくとよいでしょう。
■ヒビやあかぎれにはビタミン系
冬になると起こりやすい、ぱっくりと痛いヒビやあかぎれ。このような手荒れには、ビタミンE・A・B・Cなどが配合された、ビタミン系ハンドクリームを使いましょう。クリームに含まれるビタミンが血行を促進し、肌のターンオーバーに働きかけてくれます。
ビタミン系ハンドクリームは軽いしもやけができてしまったときにもオススメです。クリームをぬるときには、手や指先をていねいにマッサージするようにしましょう。
手のひらで反対側の手の甲を包みこむようにクリームを塗ったら、指先をつまむように刺激したり、指と指の間を親指で押したりしてマッサージをします。
血行がよりアップし、手や指だけでなく、冷えやくすみ改善も期待できそうです。