おいしく痩せられる? 噂のバターコーヒーダイエット
毎朝の習慣として飲んでいる人も多いコーヒー。そのコーヒーにバターを加えた「バターコーヒー」が、ダイエットに効果的だとじわじわと人気を集めています。
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混ぜて飲むだけという手軽なバターコーヒーダイエット。「油分が多くて太りやすい」というイメージのあるバターが、なぜダイエットに効くのでしょうか。
■バターコーヒーで痩せられる理由とは
「脂肪分が多い」「カロリーが高い」と、ダイエット中は避けがちなバター。しかし、良質なバターには、魚や大豆などと同じ不飽和脂肪酸が含まれています。
この不飽和脂肪酸には、中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させる働きが。炭水化物を含まないため、血糖値の上昇をおさえる効果も期待できます。
また、コーヒーに含まれるカフェインは脂肪の分解を促してくれるほか、食欲の抑制や代謝アップにも効果的。
バターとコーヒーの相乗効果で、痩せやすい体に変えていくことができるといわれています。
■ダイエット成功のコツはバター選び
バターコーヒーをダイエットに取り入れるときに注意すべきなのがバター選びです。
コーヒーに入れるバターは、グラスフェッドの無塩バターを使用するようにしましょう。
グラスフェッドバターというのは、牧草だけで育てられた牛の乳から作られたバターのこと。
一般的なバターとは違い、グラスフェッドバターには、ダイエットにも有効な不飽和脂肪酸が多く含まれているのです。
グラスフェッドバターは一般的なスーパーなどでは売られていませんが、海外の食品を扱っているショップや、通販などで探してみてください。
■混ぜて飲むだけ! バターコーヒーダイエットの方法とは
バターコーヒーの作り方はとても簡単。カップ1杯のホットコーヒーに大さじ1杯のバターを加え、よく混ぜたら出来上がりです。砂糖やミルクは入れないようにしてください。
このときのポイントは、しっかりと撹拌(かくはん)してバターとコーヒーを混ぜ合わせること。
撹拌(かくはん)することによりバターが分解され、脂肪をエネルギーに変えやすくなるのだそう。
ブレンダーを使うのがベストですが、ない場合は、100円均一ショップでも売っているミルクホイッパーなどで代用してみてください。