2016年2月20日 21:00|ウーマンエキサイト

重病を知らせるサイン? 見逃してはいけない足のむくみ

女性に多い悩みの一つ、足のむくみ。

目次

・そもそも「むくみ」って何?
・まずやめたい、塩分の取り過ぎ
・「カリウム」と「水分」の不足はむくみの大敵
・運動、睡眠、ストレスなどの生活習慣も影響


ハイヒールを履いた女性の足

(c)ivan kmit - Fotolia.com



冬場は特にむくみやすい季節ですが、デスクワークや立ち仕事では仕方が無いと諦める前に、食生活を見直してみませんか?

■そもそも「むくみ」って何?

重力に逆らって二足歩行する人間にとっては、必然ともいえる足のむくみ。

血管・リンパ管と組織との間で血液や水分のやりとりがうまくいかないと、組織中に水分がたまり、むくみの原因となります。

足の皮膚の下に水分がたまってむくみが進むと、外側に膨張して足が太くなっていくわけです。

皮膚が硬ければ、筋肉のポンプ作用が有効に働いて下半身の血液を含む水分を上方へ流すことができるのですが、女性は男性と比べて皮膚が柔らかいため、むくみやすいのです。


■まずやめたい、塩分の取り過ぎ

塩分を多く含むものを食べると、喉が渇きます。

体内のナトリウム(塩分の主成分)の濃度を下げようとする調節機能が働き、体が水分を取りこもうとするため。

塩分を多く取れば取るほど、この働きによって水分が排泄(はいせつ)されにくくなり体内に水分がたまって、むくみへとつながります。

塩分が多くなりがちな外食や加工食品を多く利用する人は特に注意しましょう。

ただし、塩分が少なすぎてもミネラルバランスが悪くなり、逆にむくみが生じやすくなる場合もあります。

塩分をやみくもに制限するのではなく、取り過ぎないようにすることが大切です。

■「カリウム」と「水分」の不足はむくみの大敵

カリウムは、ナトリウムの排泄(はいせつ)を促して、体内の水分量を一定に保とうとします。

塩分を過剰摂取しがちな現代の食生活では、カリウムの豊富な食材を積極的に取りたいもの。


例えば、サツマイモなどのいも類、大豆をはじめとした豆類や豆腐などの大豆製品、バナナ、アボカド、ほうれん草、干し柿、ウリ科の野菜などです。

特に、きゅうりやとうがんなどのウリ科の野菜はカリウムを豊富に含むので、むくみ予防にはおすすめ。

また、水分不足もむくみの大敵。「むくむから」と水分の摂取を控えるのは逆効果。

水分が不足すると脱水症状を起こし、水を体にため込もうとして尿量を減らすホルモンが分泌され、余計にむくみやすくなるからです。

ただし、腎機能が低下している場合などは摂取すべき水分量が通常と異なることもあるため、かかりつけの医師に相談しましょう。

■運動、睡眠、ストレスなどの生活習慣も影響

むくみには、食生活以外の生活習慣も関わっています。例えば、むくみの大敵「冷え」。


夏でも冷たいものはひかえるなど、冷えないようにする工夫は必要です。


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