食べて良し、塗って良しのスーパーフード 「ヘンプオイル」に大注目
ココナッツオイルやエゴマ油など、体に良いといわれるオイルが続々とブームになりましたね。最近では新たに「ヘンプオイル」がスーパーフードとして注目されているのだとか。食べるだけでなく、化粧オイルとしても高い効果が期待できるヘンプオイルの魅力を紹介します。
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肌を内側から若返らせる
「ヘンプ」とは大麻のことで、麻の実(種子)からとれる油をヘンプオイル(ヘンプシードオイル)といいます。大麻と聞くと違法なのでは? と思うかもしれませんが、麻薬として使われるのは葉や穂の部分で、種子は問題ありません。
この種子は栄養価に優れていて、とくに注目したいのが“必須脂肪酸”をバランスよく含んでいることです。必須脂肪酸は細胞膜やホルモンを作るなど、とても重要な役割を果たしていますが、体内で合成することはできません。そのため、食品から摂取する必要があります。
ヘンプオイルには必須脂肪酸であるリノール酸、α-リノレン酸、さらにγ-リノレン酸が含まれているのだとか。このうち、γ-リノレン酸の含有量は食用油の中でもトップクラスだそう。このγ-リノレン酸は肌を細胞から若返らせるといわれており、アンチエイジングの面でも注目されています。