先ほども説明したように、濡れてふやけてセラミドが流れ出した肌は大変デリケートです。その状態でゴシゴシとこすってしまうと、かなりのダメージになります。
そうならないよう、湯船に浸かる前に、優しく洗うのがベストです。
優しく手で洗う
肌が乾燥していたり、荒れている場合に、ボディタオルなどを使用すると、それだけで刺激になってしまうことがあります。最近では、優しい肌あたりのボディタオルなども多く販売されていますが、一番安心なのは手です。
しっかりと石鹸やボディソープをあわ立てて、手で肌を包み込むように優しく洗いましょう。どんな肌状態でも、ゴシゴシこするのはNGなので注意してくださいね。
髪を洗ってから体を洗う
シャンプーやトリートメントをしてから、体を洗うことも大切です。
しっかり体を洗った後に、シャンプーやトリートメントを流してしまうと、背中などに、シャンプーなどの成分が残ってしまうことがあります。そうなると、毛穴が詰まって背中ニキビや肌荒れの原因になってしまいます。
順番でいうと、髪を洗う→体を洗う→湯船に浸かる、という順番が正しい順番です。先に体を洗っていた!という方は、この順番に直すだけでも、背中の肌荒れなどが改善しますよ。