成長ホルモンとは、その名の通り、筋肉や骨の成長を促す成長作用を有していることから、筋肉量と骨量のアップにつなげることができます。
成長ホルモンを分泌させるには「乳酸」が必要となります。血中に乳酸が蓄積されると、脳下垂体前葉から成長ホルモンが分泌されるようになるからです。
そのためには中程度の強度で、セット数多めでセット間の休憩時間を短めにとるようにします。セット数が少ないと乳酸を十分に蓄積させることができず、またセット間の休憩時間が長すぎてしまうと酸素の供給が回復するため、血中の乳酸濃度が低下してしまうからです。
具体的には、10回前後反復可能な強度で、合間に1分間の休憩を入れながら、3~5セットの強度設定で筋トレを行うようにします。
筋肉量を増やす目的で筋トレを行う場合、筋肉に大きな刺激を与えているので、合間に2~3日の休養日を設けるようにしましょう。
お勧めのやり方は、上半身の日と下半身の日に分けて行うやり方です。
例えば月曜日に上半身を行ったら、火曜日は下半身の筋トレを行います。水曜日は筋トレを休みにして木曜日に上半身、金曜日に下半身というローテーションを組むようにするのがお勧めです。